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Instructions:
彼のたびには
【平成28年月
ニキ
これに
ボス
緒・留・
令霍
爺内秘
このような
あ、あ、は、はっはっ...
第一条、第一第一項、お
ご自宅ご自分ご自信につる7月11日の
...あ、あ、は、あ、はっはっ、はいはい。
...
それでも、
あ
それでも、クレジットカードの
モ紅敵
...
...
...
...
...
...
目に
気にして
第一者は十二条
それでも、これまで
第一第一項、第二項の
この村の
吸血鬼は
殲滅した!!
この村を
人間の手に
取り戻し
たぞ!!
こうして我々
抵抗組織は
吸血鬼に対して
初の勝利を
あげたのだった
隼人!!
大丈夫だ!!
息があるぞ!!
こっちも
大丈夫だ!!
我々は
病院に監禁されていた
人間たちを運び出した
よかった!!
また生きてお前と
会えるとは!!
幸運にも
ほとんどの者が
息を吹き返し
一命を取りとめた
なぁケンちゃん
師匠見なかった
か?
何かあっちの
民家の方にいたぞ
ン?
でけェから
すぐ見つかるよ
なんだよ
明の奴
急用か?
サンキュー
いたぞ
師匠だ
やっぱり
目立つな
師匠
なんだ
明
お願いします
対雅用注射器の
在り処まで
案内して
もらえませんか?
!!
?
そうじゃな
それを捜しておるん
じゃったな
よし
連れて行こう
そんな事なら
俺も行く
俺も行く!!
この先の
ワシが住んでいた
寺にある
私も!!
じゃ
俺も!!
懐かしいな
あの頃のままじゃ
2016年10月11日
...
無理です。
大丈夫かな
この場所も
吸血鬼の占領下
だったんだろ
注射器奪われてたり
してねェかな
大丈夫じゃ
ちゃんと
隠しておいた
あそこに
師匠の面が
あったのかな
うん
それくせェな
ン?
アルバム?
冷た
いつの頃だ?
小学生くらいか?
?
この娘誰だ?
いつも冷と
一緒に写ってる
楓じゃ
可愛いな
!!
冷の妹じゃよ
うわぁ
確か師匠の子供は
三姉妹ですよね
もう一人は
どこにいるんです
か?
紅葉か
冷の目の前で
殺されたがの
行方不明に
なっておる
......
師匠...
すみません...
嫌な話をさせて
しまって...
気にするな
この島での
行方不明は
死んだという
事じゃ
ワシは
もう諦めておる
さぁ行くぞ
注射器じゃろ
これは
ワシが世話になった
住職の墓じゃ
ここに注射器を
隠しておる
ついに
対雅用
注射器が
手に入る!!
連続
注射器!!
これで
あの不死の男を
殺す事が
できるんだ!!
あった!!
やったー
注射器だ!!
これが...
これが対雅用
の武器!!
よっ
ホレ明
ついに
ついに
手に入れた!!
これで
雅を
殺れる!!
やったぞ!!これで
五〇一ワクチンと
あわせて
よし!!
くぅ
早く倒しに
行きてェ!!
雅を倒せるぞ!!
慌てるでない
吸血鬼の村は
あと四つ
はい
雅の所を攻めるには
あと三つ集落を
落としてからじゃ
あと三つ
村を取り返せば
雅と戦える!!
待ってろ
!!雅!!
必ずお前を
殺りに行く!!
あと二つ!!
あと
たった三つで
いいんだ!!
三つか...
まだまだ
先は長いなぁ...
そうでも
ないぞ
今回の戦いで
あやつは完全に
ワシらの仲間に
なった
えっ
田中じゃ
それは
ワシらにとって
非常に有利になる
?
雅軍の内情に
かなり詳しい
はずじゃ
!!
忘れたのか
田中は今まで
雅の配下に
いたんじゃぞ
!!
これからは
あやつの情報を元に
戦いを進める事になる
あやつは
使える男よ
これで今までより
かなり楽な戦となる
明日にでも
田中から
話を聞いてみる
......
田中さん...
あの人は
雅の元で
邪鬼使い
だった...
他の邪鬼使いの事も
いろいろと知ってる
だろうし
雅軍の戦力も
把握できるかも
しれない
早くあの人の
話を聞きたい!!
明さん...
!!
!?
この声!!
田中さん!?
貴方だけに
話したい事が
あります
第二百五話
明さん...
!?
この声!?
貴方だけに
!!
田中さん!?
話したい事が
あります
第二
誰も
起こさずに
そっと出て来て
もらえますか?
わざわざ
二人きりになって
話したいなんて
だが田中さん
の事だ
一体どういう
つもりだ!?
この辺りなら
誰にも聞かれない
何か吸血鬼との
戦いに役立つ事を
話してくれるに違いない
一応明さん
誰かに
尾行されていないか
確認してください
はぁ
なんだ
用心深いな
大丈夫
誰もいない
さぁなんの用です?
話してください
......
?
は?
何言ってるんですか!!?
大事な話じゃ
ないんですか!?
やっぱり...
言わないほうが
いいのかもしれない...
話して
ください!!
怖いんだ
雅様が...
こっ..怖いんだ
?
私は雅軍の
邪鬼使いとして
この村を守っていた
そっそうか
今は様を
つけなくていいのか
雅だ...
いわば
この村の長
だった
それゆえ
雅からの指令書は
すべて私の所にきて
なるほど
それを
この村の連中に
伝えていた
さっきまで私は
みんなの役に立つ
情報はないかと
病院内で最近の
雅からの指令書を
あさっていた
そして
驚くべき物を
見つけたんだ
!
あの人は
雅は...
なんですか
それは?
!!
その
指令書の中で
既に
この村での
戦いの行方を
予見していたんだ
五月四日つまり昨日
この村に人間が
攻めて来る事
なっ
そして
人間が勝つ事などを
予測していた
もちろんあの人なりの
状況分析の結果
なんだろうが
すべての戦況を
見通していたんだ
なっ
何言ってんだ!!
アイツにこの戦いが
予測できてただと!!
この村が奪られるのを
わかっていて
放っておいたってのか!?
その指令書ってのは
どこにあるんだ!!
なんだって!?
そんな
バカな話が
あるか!!
見せてくれ!!
確かに...
五月四日に
敗北って...
間違いない...
「ネッタル展」なんて言ったので
いやっちゃダメだよな〜
甘くて
雅!!
なんて奴だ!!
当時の私は
そんな予想が
当たるはずがないと
たかをくくって
ン?
気づかれましたか?
ずっとその存在を
忘れていました
その指令書には宮本明
貴方の名前もあります。
えっ?
ちょっ..
ここに
書かれてる
のって...
!!
「今回攻め入る人間軍に
宮本明なる
中心人物がいる」
「その男に同封の
手紙を渡すべし」
同封の手紙
?
雅から
俺への手紙!?
そんな
バカな...
はい雅から
明さんへの手紙:
それを渡すのが
雅から私への
最後の指令
これです
雅からの
手紙!!
あの男一体
何を書いて
きたんだ!?
娘に逢いたは
天狗系にて待つ
紅葉は生きている
この娘に逢いたくば
独りで来られたし
天狗岩にて
待つ...
郊予
なんだ?
紅葉ってなんだ?
人の名前か?
お頭の
娘の名です
!!
そうか!!
冷の妹の一人!!
吸血鬼に
捕まったまま
行方不明だった
娘だ!!
冷の妹の
命がおしければ
一人で天狗岩の所に
来いという事か...
駄目です!!
!?
行っては
駄目です!!
これは絶対に
罠です!!
人間側で一番
やっかいな貴方を
一人呼び出して
始末しようという
雅の罠です!!
優しい明さんなら
助けに行きかねない!!
だから私は話すのを
躊躇したんだ!!
かといって
お頭に見せる訳
にもいかないし
捨てる訳にも
いかない!!
私は雅が怖い!!
貴方の優しさに
つけこんで
こんな見え見えの
罠で釣ろうという
あの人が怖い!!
行かないで
くれ!!
心配するな
行っては駄目だ!!
田中さん
俺は行く
誰がなんと
言おうと
俺は行く
なっ
何言ってんですか!!
私の話を
聞いてなかったん?
ですか!?
聞いてたよ
確かに罠かも
しれないな
そうですよ!!
紅葉さんが生きている
というのも嘘で
行ったところで誰も
助けられない可能性
だってありますよ!!
そんな事は
関係ない
田中さん
俺の身体が
震えているのが
わかるか?
罠だろうが
なんだろうが
雅が
俺を呼んで
いるんだ
武者震い
だよ
アイツと会う事を
考えると
震えが
止まらねェ
これは
チャンスだ
俺は雅を
殺る
幸い
ワクチンも注射器も
手に入れた
今なら
アイツの不死も
攻略できる
でっ..でも
明さん...
行っても
本当に雅に
会えるかどうか...
ほんの少しでも
可能性があるなら
それでもいい
俺はやる
さあ
田中さん
今すぐ
天狗岩まで
案内してくれ
雅からの手紙
その後、違いなくは
独りてネられた
天狗姦じて待つ
罠かも
しれないが
誰がなんと
言おうと
天狗岩に一人で
来いとの事
これは
雅を殺れる
チャンス!!
俺は行く
幸い俺は
ワクチンも注射器も
手に入れた
今ならアイツの不死も
攻略できる
さあ
田中さん
天狗岩の所まで
案内してくれ
〈百七話〉
俺は
雅を
殺りに
行く
わっ...
わかりました
その代わり
約束です
え?
絶対に
死なないで
ください
貴方は
この島の人間の
希望なんだ
貴方を失ったら
人間は負けて
しまう...
今
誓ってくれ
絶対に
生きて帰って
来ると
誓うよ
絶対に
帰って来る
.....
わかりました
ご案内します
よし
じゃ田中さん
俺ちょっと
準備してくるよ
えっ?
手ぶらじゃ雅は
倒せねェからな
ちょっとここで
待っててくれ
気をつけ
ないと
みんなを
起こして
しまう
こいつらの事だ
起きたら
俺を心配して
ついて来て
しまう!!
みんなを
巻き込んじゃ
駄目だ!!
そろ!!
あそこだ
よし
熟睡して
いるぞ
あの棚だ!!
よし
あった
五〇一
ワクチン
そして
注射器!
これで
戦える!!
これで奴の
不死の力を
封じ込め
此の世から
完全に葬り去る!!
ケンちゃん!!
ユキ!!
加藤!!
行って来るよ
西山!!
必ず雅を殺って
帰って来る!!
よし
内ポケットに
入れておけば
動くのに
たいして邪魔に
ならない
そろり
そろい
んがー
それじゃあ
みんな
さよならだ
ガーーー
あとは
刀か...
確か
この部屋に...
よし
これで
準備は整った
雅と戦いに
行く!!
誓ってくれ
絶対に生きて
帰って来ると
ちきしょう
なんだか
嫌な予感がする
自ら雅の罠に
ひっかかりに行く
本当に俺は
帰って来れるの
だろうか...
そんな危険を冒して
本当に大丈夫
なのだろうか!?
もう一度
みんなの顔を
見て来よう
これが最後の別れに
なるかもしれない
何を弱気な事
言ってんだ!!
俺は絶対に
生きて戻って
来るんだ!!
いや
そんなんじゃ
駄目だ
明
え?
こんな夜中に
刀を持って
どこに行く
つもり?
ユキ!!
トイレに
起きたら
何か物音が
するから
来てみたんだけど
しまった
見つかった!!
よりによって
ユキに!!
いや
眠れないから
剣の練習でも
しようかと
嘘
ユキは先に戻って
寝てろよ
えっ
だって
顔が怖いくらい
殺気だってたもん
あれは
戦いに行く時の
顔よ
また
私たちを
置いて
内緒で戦いに
行くのね
ちくしょう
なんて鋭いんだ
ユキの奴!!
ごまかし
きれねェ!!
うるせェな!!
ほっとけよ
俺が何しようが
勝手だろ!!
いちいち
詮索すんなよ
!!
なんだよっ
寄るんじゃ
ねェよ!!
えっ
う...??!?
...!?
ユキの匂い
ユキの感触
ちょっと待っ
そんな
いきなりっ
明があんまり
怒鳴るから
へっ
へへっ
みんなが
起きちゃうでしょ
私の口で
塞いじゃった
ユキ
ユキ
ユキの呼吸が
とても
温かい...
信じられない
俺は今
この手にユキを
抱いている!!
明...
戦いに
行かないで...
え?
どうしても
行くって
言うなら
私も一緒に
行く
連れて
行って
上百七話
!!
そんなっ
いきなり
キスなんてっ
ユキの匂い
ユキ!!
ユキの感触
ユキ!!
明...
お願い...
戦いに
行かないで
え?
どうしても
行くっていうなら
私も一緒に
行く
連れて
行って
えっ?
ちょっ...
ちょっと待って...
無理だよ!!
危険だって!!
お願い!!
俺は雅と殺り合いに
行くんだよ!!
駄目だ!!
危ないって!!
明と一緒に
いたいのよ!!
えっ?
殺されても
いいから私
明と一緒に
いたい
ユ...
ユキ...
だって...
だって
どうしようも
ないの
明の事
好きになっちゃった
んだもん
だからお願い
いやっ
『おあのっ』
そのっ
私も一緒に
連れて行って!!
うっ
うれしいよ
俺もずっとその
好きだったけど
お願い!!
それは
駄目だ!!
危険なんだ
って!!
一緒に行くって
約束して!!
もう
明のバカ!!
ガンコ者!!
ン?
連れて行くって
約束のキスを
してくれるまで
私
ここを
動かないからね
は?
何言ってんだよ
お前!!
ユキ!!
訳わかんねェよ!!
俺は
行くぞ!!
聞いてんのかよ!!
ユキ!!
無視して
行くぞ!!
明...
約束だよ...
う...
うん...
!!
誰だ!?
えっ?
たっ
田中さん...
すみません
田中さん
ちょっと30分だけ
時間をください
いや..その...
明さんがなかなか
戻って来ないから
何かあったの
かと...
はあ..
思わず約束は
しちゃったけど
なんとか
この30分間で
?
説得
するんだ!!
やっぱりユキを連れて
行く訳にはいかない
ユキ
ちょっとその辺
歩かないか
さて
どうした
ものか...
くぅー
冷たくて気持ちいい
ユキも
顔洗う?
いい
あれ?
ここって
もしかして...
ン?
あァ!
そういえば
そうかもな
場所もこの辺りだし
お師匠さんが
話してた
典子さんと
出会った池?
私たちが
出会ってから
もう結構
たったよね
ああ
ユキが
越して来た時は
まだ小学生
だったからな
あの頃から
俺は
ユキが好き
だったんだよ
ヘへへへ
俺はずっと
ユキを見ていたよ
まさかこんな形で
告白するとは
思わなかったけど
一生懸命
泣いたり笑ったり
はしゃいだり
はにかんだり
ヘへへへ
俺はずっと
そんなユキを
見ていたよ
ずっと
大好きだった
僕らは様々な
思い出話をした
幼なじみだけあって
話題はいくらでも
尽きない
ただ一つ
僕らは決して
ケンちゃんの名前を
口に出さなかった
悲しいかな
今ユキと
付きあっているのは
ケンちゃんで
そのケンちゃんは
僕の一番の
友達でもある
この事は多分
二人はお互いに
その裏切りから
目を逸らそうと
何度も同度も
唇を重ねた
永遠に
二人だけの秘密だ
約束は守るよ
ユキ
戦いに
連れて行くよ
うん
田中さん
ユキも一緒に
連れて行きます
よし
そろそろ
出発だ
戻ろう
はあ
じゃあユキ
用意してこい
うん
お前そっと
動けよ
誰も起こすんじゃ
ないぞ
大丈夫だよ
まかせ
といて
ねェねェ
明
ン?
さあ
田中さん
今のうちに
出発
しましょう
へ?
何言ってるん
ですか!?
一緒に行くんじゃ
ないんですか!?
いや
ユキは
置いていく
なっ
なっ
あの娘は
俺の宝物だ
むぎむざ死なす
訳にはいかない
俺は自ら雅の
誘いにのるんだ
その俺に
ついて来るという
事は
ほぼ殺されると思って
間違いない
でも彼女
明さんに置いて
いかれた事を知ったら
悲しむで
しょうね
大丈夫だよ
あの娘はずっと
笑顔なのに
あの娘も本当は
わかっているよ
涙をこらえて
いた
最後の
キスは
あの娘なりの
別れのキスなんだ
え?
さあ行こう
田中さん
雅が
待っている
それでも、
そういえば、
そういえば、
それでも、
独りで
来られたし
無茶は生きてい
この娘に違いなは
独りて来られた
天狗姦して待っ
待ってろ雅
今
会いに行く!!
天狗岩にて
待つ
見えてきた
あれが
天狗岩です
fi九話率天卵え
この岩のふもと...
あの扉の奥が
これが
天狗岩か...
雅が指定してきた
場所だと思います
あそこか!!
あの奥に
吸血鬼たちが
守っている!!
雅が
いるのか!!
待っていて
くれ!!
ユキ!!
必ずあの男を倒して
帰って来るから!!
明さん
ン?
あの扉の奥に入っても
雅はいないかも
しれません
いいですか
これは明らかに
貴方をおびき出す
罠です
それでも貴方は
行くんですね
ああ
アイツに会える
可能性が
少しでもあれば
俺は行く
それに
何故か
あの男は俺に
興味を持っている
俺に会いたがって
俺には
確信がある
いるはずだ
でなければ
手紙など書くはずが
ない!!
よし
これで準備は
終わった
いつでも
行ける!!
田中さん
ここからは
俺一人で行く
案内は
ここまででいい
引き返して
くれ
!!
わかりました
これ以上は足手まとい
ですからね
戻ります
ああ
約束する
明さんも
絶対帰って
来てくださいよ
くっ
まだまだ
下があるな...
フウ...
着いた
雅
待ってろ
!!
誰だ
貴様!?
宮本明
雅に呼ばれて
ここに来た
お前が
そうか
本当に一人で
来るとはな
いい度胸
してるじゃ
ねェか
しかし強ェのが来ると
聞いてたが
まだ子供じゃ
ねェか
ああ
弱そうだな
こんな奴なら
俺たちで殺って
手柄を
立てられるな
どうした?
雅の所に
早く案内
しないのか?
へっ
ククッ
クッ
わかったよ
ボウヤ
こっちに来な
殺っちまって
いいよな
オイ
死ねっ
おぉおおお
!!
ガッ
お前たちと
遊んでいる
暇はない
早く雅の所へ
案内するんだ
はっ
はひっ
こっ
こっちです
強い...
まったく
動けなかった..
一体どこに
連れて行く気だ?
!!
!?
蛍?
鍾乳洞だ!!
あの扉の奥に
こんな美しい世界が
あったなんて!!
ウウウゥウゥゥゥ
!!
うなり声!?
邪鬼か!?
アアアァ
ウガアアァ
ギキギギギキ
やばい!!
くっ
邪鬼が何匹も
潜んでやがる!!
逃げるか!?
ギャギキギー入り打ちできない!!
勢にこられちゃ
しまった!!
入り口が
塞がれた!!
アハハハ
ひっかかったな!!
くっ
貴様!!
ここがアンタの
墓場だよ!!
やられた!!
閉じ込め
られた!!
ここで邪鬼に
襲われるのか!!
雅に会える事を
俺は
信じきって
いたのに!!
遅かったじゃ
ないか
宮本明
待ちわびたよ
第二百九話終
遅かったじゃ
ないか
!!
上から!?
この声は
まさか!?
第二百十話
!!
やっぱり
奴が
いたのか!!
宮本明
待ちわびたよ
推!!
本物だ!!
来や
がった!!
本物の
雅だ!!
これで雅と
戦える!!
ただこの高さじゃ
奴に届かない!!
落ち着け
どうすれば
いい!!
ここに本当に
いただけでも
もうけものだ
待っていれば
殺るチャンスが
でてくるかも
しれない...
とりあえず
相手の出方を
見るんだ
雅
約束どおり俺は
一人で来た
紅葉さんを
渡して
もらおうか
ン?
ほう
さて
どう出る!?
そうか
そんな約束だった
おい
連れて来い
ひっ
この人が人質の
紅葉さん
師匠の
娘であり
いいっ
冷の妹!!
ふん
えっ
行くぞ明
受け取れ
くっ
約束
だからな
なんだ?
ずいぶん素直に
人質を返して
さたぞ
一応確認して
おかないとな
あっ
ありがとう
ございます
よし
牙がない
人間だ
この娘
冷に似ている
間違いなく
冷の妹だ!!
紅葉さん
俺は宮本明
貴女の姉
冷の友達だ
絶対に
君を守るから
安心してくれ
はっ
はいっ
え?
ここは
危ない
多分
戦場になる
よし
じゃあ
あの辺の鍾乳石の
後ろにでも
避難するんだ
ここで俺は
雅を殺る
つもりだ
そんな...
むっ
無茶です...
だが俺は
諦めない
そうだね
今は奴に
触れる事すら
できない
さあ君は
行ってくれ
なんの為に
アイツは俺を
呼んだのか
奴の目的がわかれば
きっと近付く
チャンスは出てくる!!
雅!!
どういう
つもりだ雅!!
まさか本当に
紅葉さんを
渡す為だけに
ン?
俺をここに
呼んだ訳じゃ
あるまい!!
なんで俺を
呼んだ!!
お前の目的は
なんだ!!
フッ
私の目的か
明さん
危ない!!
!!
邪鬼!!
ガアアアァァ
くっ
いきなり襲って
きやがった!!
!!
くっ雅!!
これが
返事か!?
俺をここで
殺すつもりか!!
!!
鉄扇!?
ウガアア
!!
!!
はしゃぎ
すぎだ
私の客人に
無礼だろ
なんて奴だ
邪鬼を一撃で
倒すなんて!!
明
?
お前を殺す
気はない
なん
だって!?
明
私はお前が
欲しいのだよ
ふんっ
第二百十一話や敵襲
助けた!?
明
お前を殺す
気はない
!?
雅の奴俺を
助けたのか!?
なんだって!?
私は
お前が
欲しいのだよ
明
は?
私はお前を
手に入れる為に
ここまで
呼び出したんだ
なっ
なっ
何言ってんだ
雅!!
ふざけんな!!
フッ
信じられぬか
まあ
無理もない
だが
私は本気だ
お前が
欲しい
どうだ
明
私の配下に
つけ
望む物は
なんでも与えて
やるぞ
ウルセエ!!
!!
!
誰がお前の
仲間になんか
なるものか!!
俺はあんたを
殺しに来たんだ!!
降りて来い
みやび
!!
ここで俺と
戦うんだ!!
ほう
面白い
この私を挑発するとはな
だが
その誘い
断る
あくまで
私の目的は
お前の
引き抜きだ
ふざけんなっ!!
くっ
お前の仲間に
なんて絶対
ならねェよ!!
お前の兄も
そう言って
いたな
篤も同じ事を
言っていたよ
!!
結局
私の言いなりに
なったがな
貴様ァ!!
フッ殺すぞ
アハハハバハ
アハハハかハハ
すぐにお前も
篤と同じく
私の物と
なる
何!?
そろそろ
始まる頃だぞ
お前を手に入れる為の
ちょっとした祭りがな
!!
どういう
事だ!!
どういう事だ
雅!!
一体何を企んで
いるんだ!!
ンガアァァァ
ングーー
!!
敵襲だ
なんだ!?
うるせえなっ
!!
吸血鬼が
攻めて来たぞ
うわあああ
なんて光景だ!!
邪鬼が
むちゃくちゃ
いやがる!!
それはそれだけではありませんが、
そうですから、それではないでしょうか...ありませんが、
ひいいいぃい
ウギー
うわあああ
助けてくれェ!!
やべェよ!!
逃げねェと!!
明は
どこじゃ!!
!!
あれ?
どこだ!?
アイツ
いねェぞ!!
私
知ってるわ
なんだよ
トイレか!?
こんな
最悪な時に!!
夜
起きたら
偶然
会ったのよ
雅からの手紙を
受け取ったから
一人で決着を
つけに行くって
言ってたけど...
そんな...
いねェのかよ...
えっ
どうすんだ
よ!!
俺たちだけじゃ
何もできねェよ!?
やられた...
これは奴の
策略じゃ
我々の
一番の戦力である
明を呼び出して
その隙に
この村の人間を
一掃するつもりじゃ
なっ...
そんな...
アイツ
はめられた
のか...
明なしでは
太刀打ちできん
我々に
打つ手はない
いっ...
嫌っ...
ひいいぃいい
やばいよ!!
早く逃げないと!!
邪鬼が
こっちに
来ちゃうよ!!
明は絶対
帰って来ます
それまで
なんとか戦って
持ちこたえましょう
師匠
戦いましょう
ン?
そうじゃな
あああぁ
いいじい
武器を持て
皆の者!!
覚悟はよいな!!
はい!!
戦うぞ!!
はいっ
明
早く帰って
来い!!
...
これからは、
それでも、
そういうことで、
邪鬼を使って
村を襲って
来やがった!!
明かいない間に
雅の奴
キャッギャッ
助けてェ!!
喰われる!!
クエエエテェェエ
ギギャーー
そういえば、
...
...
...
そういえば
それでも、
...
それでも、
そういえば、
そういえば、
そんなことで、
そういえば
そういうことで、
覚悟はよいな!?
明が帰って
来るまで
持ちこたえ
るんじゃ!!
ひいいい
来たァァ
臆するなっ!!
シに続け!!
行くぞ!!
おうっ
おおわおお
キエエエェ
両目を封じたわ!!
うああぁ
今がチャンスよ!!
喰らえっ!!
みんな!!
どいてくれ!!
よしっ!?
一匹
やったか!?
アイティエイ
くっ
しぶてェ!!
まだ生きて
やがる!!
捕まえたぞ
覚悟せい!!
このまま成仏
させてやる!!
ふんっ
!?
師匠!?
ギイエエエ
キャャーーッ
凄ェ!!
首をひき
ちぎったぞ!!
油断するな
倒したのはまだ
たった一匹だけじゃ
やべェな
こりゃ
明が帰ってくるまで
もたねェかもな...
黙ってろよ
どの道やるしか
ねェんだ
明
我々だけでは
そう長くは
もたん!!
早く帰って
来るんじゃ!!
ワシらの
窮地に
気づいてくれ
明!!
どういう
つもりだ雅!!
何を企んで
いる!!
フッ
たいした事じゃ
ない
言ったはずだ
私はお前が
欲しいと
その為の
ちょっとした
祭りが始まった
だけだ
...
なんの事を言って
いるんだ!!
......
お前は
私を殺しに来たと
言ったな
?
は?
どうした?
お前の目的は
それで終わりか?
殺した後は
どうするつもりだ
あんたを
殺したら
仲間とみんなで
こんな島から
脱出する
そして
本土に戻って
普通に楽しく
暮らすんだ
ほう
こんな腐った
島の事なんか
忘れちまってな
くだらん
!!
実にくだらん
特に仲間との件が
どうしようもなく
くだらん
くっ
貴様!!
やはりお前には
そんな仲間が
いるから
私の配下に
つかないんだ
?
そんな物の
せいだ
もし不幸な事故で
仲間が全員
死んでしまえば
お前が私と戦う
理由はなくなる
!!
こんな
島では
何が起こるか
わからんからな
例えばお前が
ここにいる間に
仲間のいる村が
邪鬼の大群に
襲われているかも
しれん
は?
そっ
そんな...
なっ何
言ってんだ!!
ふざけんなよ
!!
アハハハかハハ
お前が一人のこのこ
出歩いている間に
貴様は
私の策略に
はまったんだよ
明!!
もっ..
今頃村は
火の海だ!!
戻らなきゃ...
えっ
早く
みんなの所に
助けに
戻らないと...
明さん...
手遅れだよ!!
もう間に合わん!!
紅葉さん!!
!!
行こう!!
村に戻るんだ!!
出口へっ!!
バーカ
無理だよ!!
ここは柵が下りてて
出られねェよ!!
邪魔だ!!
どけっ!!
急ぐんだ!!
みんなの
元へ!!
みんなが
いる村が
邪鬼に
襲われている!!
早く!!
助けに
戻らないと!?
紅葉さん!!
バーカ
無理だよ!!
急ごう!!
出口へっ!!
ここは
柵が下りてて
出られねェよ!!
あっ
がっ
さぁ行こう!!
紅葉さん!!
はいっ
誰だ!!
ハーーー
くっ
止めるのは!!
みっ雅!!
いいじいい
残念だが
ここを通す
訳にはいかん
くっ
ひいいい
私の部下から
村を制圧したと
報告が入るまでは
ここにいてもらう
ふっ
ふざけるな!!
どけっ!!
外に出たければ
私を倒すしか
あるまい
殺し合いを
している時間は
ない!!
ちくしょう
こんな形で雅と
戦うなんて!!
なんとか
突破するだけで
いいし!!
どけっ雅!!
どかないと
たたっ斬るぞ!!
面白い
では約束しよう
一太刀でも
私の身体に当てたら
ここを通してやる
ほう
不死の私を
斬るつもりか
さあ
思う存分
かかって
来るがいい
宮本明
斬る!!
雅っ!!
おおぉおおお
ハッ
成長したじゃ
ないか明
太刀が
重くなった
ほざけっ!!
どうした明
かすりもせん
ではないか!!
うあああぁ
ふんっ
おおおぉお
あのガキ
なんて猛攻だ
信じられねェ
雅様が
やばいんじゃ
ねェか
死ねェェ!!
フンッ
ぐっ
くうっ
いい攻撃だ
やはりお前は
欲しい逸材だよ
うるせェ!!
お前を私の物に
する為には
早く
貴様の仲間とやらを
殺すしかない
俺の仲間を
なめんなよ!!
そう簡単に
やられるか!!
ハ
必死に戦って
俺を待ってる
はずだ!!
ありえん
この間
面白い邪鬼を
見つけてな
念の為
そいつも村に
向かわせてる
何!?
さあ
お前の心強い
仲間は
どれくらい
持ちこたえられる
かな...
くっ
ふんがっ
なんとか村を
守りきるんだ
一歩も
退くなっ!!
!!
なっぃ
なんで
この邪鬼が...
エイエェェェ
!!
わあああぁ
いいしい
アアアァァ
みんな
ひるむなっ!!
明が帰って
来るまで
なんとしても
村を守りきるんだ
だ!!
!!
そんな...
なっなんで
コイツが...
エエエェェ
姫だ!!
姫が
現れた!!
なんで
こんな所に
姫がいるんだ!!
やべェよ!!
なんじゃ
お前たち!!
この邪鬼を
知っておるのか!?
知ってるも何も
コイツに炭抗で
襲われた!!
俺の知ってる限り
最強の邪鬼です!!
ちくしょう
この姫も
今や雅に
操られて
いるのか!!
ギ?
ギャッ?
?
なんじゃ
邪鬼どうし
見つめ合っておる
!!
ギギッ
...
ギッ
顔が豹変
した!!
なんて事
だ!!
邪鬼が邪鬼を
喰っておる!!
気をつけてくだ
さい師匠!!
ン?
コイツは
目が合った
生き物を
なんでも
喰うんです!!
絶対に
アイツとは
目を合わせ
ないで
ください!!
エエエェェ
みんな
目をつぶれ!!
目さえ
合わせなければ
襲って来ない!!
できる
はずだ!!
姫をやり過ごす
んだ!!
ひいいい
気づくな...
俺に気づかないで
くれェ...
行ってくれ...
早く遠くへ...
嫌アアア
!!
駄目だ!!
もう遅い
ピキッ
助けてェ!!
やべェ!!
逃げ遅れた村人が
姫に見つかった!!
見殺すしか
ねェよ!!
誰か助けて
ください!!
おっ
お頭...
逃げろっ
お前たち!!
早く!!
ギガーッ
はっ
はいっ
来い!!
化け物!!
ワシが
相手じゃ!!
明
早く!!
急いでくれ
明
そう長くは
もたん
早く
助けに来るんじゃ
明!!
おぉおおお
どうした明
かすりもせんぞ
仲間を助けに
行くんじゃないのか?
くっ
ハッ
言っておるでは
ないか
私に一太刀でも
当てたら
ここを通してやると
強ェ!!
すべてを完全に
見切られてる!!
おおお
おっ
まだ
斬りかかって
くるか
根性だけは
立派だな
なんでだ!!
なんで一太刀も
当たらないんだ!!
お前の
覚悟が
半端
だからだ
!!
お前が
仲間を助けたい
などと
ふぬけた事を
考えているから
全力が出せていない
仲間など
切り捨ててしまえ!!
すべては自分の為に
戦うんだ!!
ふざけるな!!
ハッ
俺はあんたとは
違う!!
仲間がいるから
強くなれるんだ!!
笑わせてくれる
なんとしても
ケンちゃん!!
みんな!!
一太刀
入れる!!
ユキ!!
なんだ
!!
急に太刀が
重く......
鉄扇が!!
おおおぉ
みんな!!
力を!!
パーポート
158
第二十二巻
な、
ボク
じゃぁ
それでも、
〜第二百十四話
次巻予告
間に合
必死で村に戻る明。
いや、それは...
◆仲間の運命は!?
予価:五大○円(税込
発行ノ講談社
早春発売予定!!
彼岸島
忌ま忌ましい雨が
きる☆
新たな戦いの幕が開
雨闇の第二十三巻二〇〇八年
あなたは、この本を読んで、どんな
感想をおもちになりましたか。
編集部ではこの本についての読者の
みなさまのご意見をおまちしています。
このつぎには、どんな作家のどんだよ
漫画を読みたいとお考えですか。「ヤン
マガネCにしてほしいと思う作品がある
りましたら、読後の感想」とあわせて、
左記あてに、どしどしお知らせください。
東京都文京区音羽2ー12-12月
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