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Instructions:
松本光司作品
「クーデタークラブ」「全六巻
「サオリ」
「彼岸島」
彼岸島ー手引きー零」〈全一巻
雑誌42535ー45
EBN978-4-06-3616453
C9979¥533E〈O〉
講談社/定価_本体535円(税別)
SBN978-4-06-361645-3
全一巻
一巻〜二十三巻
そういえば、
それは、
そういうのは、
...
絶賛発売由
中松本光司
ひゃんじゃあ
なのがんじま
常に、最後、ニキミ
セキナー
...
GoogleNo.Righongoliphingioneではないと思いますが、このままではございません。
IKC
二十三
...
松本流司を
ニキミ
松本先司
...
「どれじゃ
私のご用意していただけで、
...
COVERILUJSTRANONは、KOHIMMATSUMOTO
CDは、Linghoneです。CD-CO-Fishithineのそのように、美しく楽しんでいますが、
[KC
...
を
はいはい、いいんだよ
9784063616453
19299790053で
雑誌42535-45
15日N978-4-06-3616453
C9979\533E〈O〉
講談社/定価:本体533円(税別)
しかがんじまん
いきなり
が
「松本光司を
ニキミ
講談社
私本光司作品
「クーデタークラブ」、全大巻
「サオリ」
被岸島」
「彼岸島ーチ引青ー富」全一巻
全一巻
一巻〜二十三巻
...
ニ+ミ
絶賛発売中
ひがんじまり
講談社
ニキミ
...
ひゃんじょ
『松本光司人!!
...
松本先司
この
...
ニ+ミ
...
...
...
...
そ、そうだ。あ、あ、は、はっはっ、は
軍身の一撃
投稿日:1000
は、はい。
ホームページに
自分のサイトでは
......
......
第二項目十七条
......
第一二百十十九条
あー、いいっ
現在、2017年
第二百二十一話格子の向こう
そういえば
...
......
第二百二十二話
第二百二十三話
第二百二十四話
私に一太刀でも
当てたら
ここを
通してやる
うおおおぉ
みんな
!!
鉄扇が!!
みんな!!
力を!!
ガッ
ホタッ
ポタッ
入れた!!
雅に一太刀
入れた!!
あ
よろ
なんて奴だ
あのガキ!!
雅様に刀を
当てやがった!!
信じらんねェ!!
明さん...
さぁ雅
一太刀当てたぞ
!
この勝負
俺の勝ちだ
そこをどけっ
みやび
!!
約束通り
通らせてもらう
みんなの
元へ
急がないと!!
明さん...
ふざけんな
クソガキ!!
そんな傷
不死の雅様には
効いてねェよ!!
ハッ
!?
アハハハバハ
貴様ッ!!
何が
可笑しい!!
アハハハかハ
タクククッ
素晴らしいよ
まさか私が
お前の太刀を
受けるとは
想像だに
しなかった
!?
その上
全く私に臆する
事なく
命令までするとは
実に愉快だ
なんとしても
貴様は欲しい
すぐにでも
感染させて
しまいたい
ぞくっ
いいから...
はっ...
...
うるせェ!!
ごたくはいいから
そこをどけっ!!
雅様!!
大丈夫
ですかっ!!
!!
小僧!!
生かしてここから
帰さんぞ!!
お前たち
下がって
いろ
ふざけるな
雅!!
騙しやがった
な!!
えっ
この男を
行かせて
やるんだ
約束
だからな
!!
どのみちコイツは
また私を殺しに来る
今は黙って
通してやるんだ
よし
紅葉さん
行こう
はっはい
助かった
だがコイツの
言う通りだ
外に
出られる
オイ雅
結局俺はまた
雅を殺しに来る
!
待っていろ
ああ
いつでも歓迎
するよ
次は確実にお前の
息の根を止める。
その時こそ
お前を最高の
吸血鬼にしてやろう
フッ
雅様
アイツを行かせて
大丈夫なのですか?
構わん
奴の村に
新たな邪鬼を
投入した
人間どもでは
数分ともつまい
今さら明が
向かった所で
結末は
変わらんよ
オ
よし
外だ!!
急ごう
村へ!!
みんな
持ちこたえて
いてくれ!!
はいっ
紅葉さん
大丈夫?
ここからは
俺がおぶるよ
急げ!!
無理させて
ごめん
けど休んでる
時間はないんだ
みんなの
元へ!!
早く!!
見えてきた
あと
少し!!
みんなが待って
いるんだ!!
もう村だ!!
それではおまえ
うう
...
ああ...
そんな...
そんな...
みんなァ!!
明さん...
ケンちゃん!!
ユキィィ!!
西山ァァ!!
加藤ォォ!!
間に合わな
かった...
俺が..俺が
もたもたしてた
せいで...
そんな...
誰もいない
なんて...
あああ...
酷い...
こんな酷い事を
雅は...
あぁああ...
でも雅様
あのガキ
仲間を失ったら
ショックで
首でもくくっち
まうんじゃ
ないですか?
いや
奴を
みくびるな
絶望が明を
復讐の鬼と変え
獣と化した
男こそ
いずれ全身全霊で
私を殺しに来るはずだ
私の下僕に
ふさわしい
再び私の元に
来るんだ明
第二百十五話
地獄の底から
這い上がって
仲間を助けに
駆け付けたのだが、
時すでに遅く
決意の血
第二百十六話
そこは一面の
焼け野原だった
間に合わな
かった...
誰一人助けられ
なかった...
みんなァ!!
ケンちゃん!!
ユキィィ!!
明さん...
ん
加藤!!
西山ァァ!!
あぁあぁぁぁ
あああ
みんなを
そんな...
そんな
嫌だよ...
みんなを
失っちまった
ごめんよ...
俺がもたもた
してたから...
誰か!!
誰か返事を
してくれよ
ちくしょう
どうすればいい
これから俺は
どうすれば
いいんだ!!
ああぁあ...
あああ...
...
明さん...
!!
明さん!!
!!
あれは!!
えっ?
どうしたん
ですか
いきなり!!
まっ...
ン?
待って...
やっぱりそうだ!!
旗?
赤黒い...
抵抗組織の
旗ですか?
やって
この旗は
死んでいった
この島の戦士たちの
血で染まっておる
明
この旗を勝利の証に
掲げるのじゃ
この村を
人間の手に
取り戻したぞ!!
!!
なっなっ
何やってるん
ですか
明さん!!
師匠
俺の血も
この島の
戦士たちの血に
加えさせてください
オ
オ
オ
誓うよ
俺はみんなの
仇を討つ
ぱた
もうこの島から
生きて出ようなんて
甘い考えは
捨てる
俺は
島で死ぬ
刺し違えてでも
あの男
みやび
雅の命を
絶つ!!
はいこれで
大丈夫です
気持ちはわかりますけど
もうこんな無茶は
しないでくださいね
傷口から感染したら
事ですから
あっ
ありがとう
それに
ごっ
ごめん...
すべての人間が
殺されたとも
限らない
ですよ
え?
逃げ延びた人も
いるかも
しれないし
捕まった人も
いると思う
捕まる?
はい
吸血鬼にとって
人間の血は
貴重ですから
無闇に殺さず
どこかに監禁して
いるかもしれません
確かに!!
まだ誰か
生きてる可能性が
あるかもしれない!!
今からでも
捜せば
一人ぐらいは
助けられるかも
しれない!!
だから
元気出して
一緒に
頑張りましょう
...そうか
この娘
ずっと俺を
励まそうと
してたのか
?
ありがとう
おかげで
ほんの少し
元気が出たよ
へへっ
!!
ああ
さすがにもう
生き残ってる
人間はいねェな
吸血鬼の
残党狩りだ!!
たたっ斬って
やる!!
もう少し
様子を見たほうが
いいわ
何か
わかるかも
しれない
待って
!!
......
さっさと
斬っちまいたい
こんな奴ら!!
!!
戻ろうか
もういねェな
さっき捕まえた奴が
最後だな
おう
この連中に
ついて行けば
捕まった人を
助けられる!!
斬らなくて
よかった
紅葉さん
ありがとう
誰だ!?
コイツら一体
誰を捕まえたんだ!?
早く!!
助け出して
やりたい!!
見えてきた
オラァ
フガーーッ
あの小屋に
向かっているぞ
ふんっ
フガー
麻袋!?
あの中に
誰かが...
へっ
へへっ
フガーーッ
アハハハか
フガーーッ
これだから
人間で遊ぶのは
やめられねェ!!
チャッ
あの麻袋の中に
人間が囚われている
助けないと!!
誰だか
わからない
カ...
フガーーッ
アハハハ
面白ェ!!
フガーーッ
これだから
人間で遊ぶのは
やめられねェ!!
!!
オ
明さん!!
ま、存者
第二百十七話
明さん
危険です!!
一人でこんな大勢に
向かっていくなんて!!
ン?
あ?
オイ見ろよ
コイツ
自ら捕まりに
来やがった
人間の
ガキだ
こりゃ
得したぞ
...
え?
覚悟しろ
吸血鬼ども
お前たちを
狩りに
来た
ポタッ
ふざけんな!!
八つ裂きに
してやる!!
うおおお
ホタッ
ポタッ
強い...
こんなに強い
なんて...
宮本明だな!!
きっ貴様
なんか強ェと
思ったら!!
もしや!!
聞いた事が
あるぞ!!
お前
宮本明だな!!
そうだ
吸血鬼は
一人残らず殺す
くっ
ちくしょう
返り討ちに
してやる!!
さあ
助けようか
はっはいっ
大丈夫か!?
まだ生きて
いてくれよ!!
田中さんっ!!
!!
ちょっと待って
今さるぐつわと
目隠しを外すから
そっ
その声は
明さん!!
明さん...
ぽろ
ぽろー
助かった...
田中さん
だったのか..
助けられて
よかったよ
怖かった...
ほろ
本当に
怖かった...
!!
もっ
?
紅葉様!!
おっ
はっ裸...
お久しぶりです
ありがとう
ございますっ
本当に
ありがとう
ございますっ
明さんと
別れてから
大変だったん
ですよ
?
明さんを天狗岩まで
送って別れたじゃ
ないですか
その後すぐ私は
村へ引き返した
のですが
遠くから村が
邪鬼の襲撃を
受けているのが
見えたんです
大勢の暴れる邪鬼と
逃げまどう人々
何やら芋虫の
ような形をした
おかめみたいな顔の
邪鬼もいました
さながらそこは
此の世の地獄でした
姫だ!!
姫も
いたのか!!
邪鬼が去った後
生き残った人々を
助けようと
村に降りたところ
そうだったのか
さっきの吸血鬼に
捕まってしまった
という訳です
姫まで
いたなんて
それじゃあ
勝てるはず
ないな
吸血鬼たちが
生き残った人間を
捕まえるのを
見ませんでしたか?
見ました
!
えっ!?
結構な人数を
運んでいました
近くにある
吸血鬼の集落に
連れていったの
でしょう
結構な数の
生存者かいる!?
その中に
俺の幼なじみも
一人ぐらいは
いるかもしれない
誰かを
助けられるかも
しれない!!
その集落を
襲いましょう
!
まずはそこを
全滅させて
捕まってる仲間を
助けるんです
明さんの力なら
できるはずです
私たちの目的は
雅を倒す事
今は
捕まった村人を
助け出して
その為には
もっと戦力が
必要です
私たちの仲間を
かき集める
べきです
さすがは
師匠の娘
冷の妹だ
考え方も
しっかりしてる
わかった
紅葉さん
凄いな
この娘
案内してくれ
田中さん
仲間を助けて
戦力に!!
吸血鬼の村に
助けに行く
一体誰が
生き残っている
のだろうか
ずヮ
ザゥ
今日は
大勢の人間がいるから
血に飢えなくていいな
そうだな
最高だ
何やら一人
バカでけェの
捕まえてたよな
ああ暴れて
大変だったらしいぜ
コイツ
これだけ
痛めつけても
まだ生きて
いるのか
くっまだ
声が出せるとは!!
不死身か
この化け物
は!!
ウガーーッ
フウ...
やっと
おとなしく
なりやがった
ワシはまだ...
明と共に
みやび
雅を殺すまで
死ねん...
ワシはまだ
死ねんのじゃ
第二百十七話
数多くの人間が
吸血鬼の集落に
その集落を
襲いましょう
捕まっている
!
私たちの目的は
雅を倒す事
捕まった人間を助け出して
少しでも味方を
増やすべきです
...
わかった
案内してくれ
田中さん
吸血鬼の村を
潰す
第二百十八話を水上の村
はっはい!!
そこに
俺の友達も
明さん
ちょっとだけ
待って
もらえますか?
着替え
たいんです
誰か捕まって
いるのだろうか
は?
...
いいけど
吸血鬼の小屋に
女物の服なんか
あるかなー...
大丈夫です
ありました!!
お
あの...この着物だと
動きづらくて...
何かこの小屋で
適当な服を探してみます
!!
これで
動きやすくなった
さあ
行きましょう
あっああ
行こう
冷の妹だけあって
スカートか
似合うな
田中さんも
何か着たら
どうですか?
いや私はこれが
動きやすいんで
田中さん
結構歩いたけど
吸血鬼の集落って
近くじゃなかったん
ですか?
近いんですが
ただ少し変わった
村なので
丘の上から一度
全体像を
見てもらおうと思って
雨か
川の上に
村が...
橋の上に
家があるし
中州にも
でけェ建物が
あるぞ
この水上の村が
吸血鬼の集落
捕まった人間が
ここにいる
はずです
大勢をまとめて
閉じ込めておく
としたら
あの中州の
大きな建物が
怪しいわね
待っていて
くれ
あそこに
捕まった
人間が!!
すぐに
助け出す!!
行こう
あそこが
入り口か
見張りが七人
これならいける
待って
明さん!!
ン?
まさか
正面から堂々と
入って行く
つもりですか?
ああ
それじゃ
駄目です
吸血鬼に
気づかれて
しまいます
奴らにバレたら
捕まってる仲間が
殺されてしまいます。
でも
どうやって?
気づかれずに
事を進めないと
この雨は夜まで
降り続きそうです。
雨音と
闇に紛れて
侵入しましょう
ポッ
..いい
作戦だ
それでいこう
このまま夜まで
降っててくれよ
ちきしょう
忌ま忌ましい
雨だな
これじゃあ
川が荒れて
しょうがねェ
ン?
なんだ?
何か上流から
流れて来るぞ
あ?
なんだよ
流木じゃねェか
こんな大雨だ
木も流れるさ
三人か
一瞬で
片をつけないと!!
うあ...
...
潜入成功!!
誰にも
気づかれて
いない!!
オープン
合図よ
ふ
私たちも
行きましょ
この建物に
みんな
解放して
やるぞ!!
仲間が
捕まっている
十八話
戦闘開始だ!!
水上の村に
潜入成功!!
誰にも
気づかれてない!!
!!
見張りを
倒した合図よ
私たちも
行きましょ
はい
あの建物に
みんな
解放して
やるぞ!!
仲間が
捕まっている
第二百十九話事中州の議
戦闘開始だ!!
大丈夫か?
ええ
まずはこのまま
こっそりと
この橋の上の
吸血鬼を
一掃しましょう
はぁぁぁ
!!
!!
一人出て
来やがった!!
ちくしょう
眠てェなぁ
あの小屋に
入ったぞ...
なんだあそこ?
多分厠よ
共同便所じゃ
ないかしら
クソして
やがる
川に垂れ流し
じゃねェか
よし
まずはあの
吸血鬼から
ふんっ
気をつけて
奴らに咬まれ
ないように
この小屋には
あと三人
います
一気に
片付けるか
ああ
まかせておけ
それはもうしていましょうか。これは何度も楽しかったんだよ
そういうことですが、
次は
この小屋
ここも
三人か
よし
間!!
貴様ッ!!
ここは
二人よ
よし
強い...
やっぱり明さんは
格段に強い...
よしこの橋は
制圧した
これで逃げ道は
確保できたわね
中州の建物に
捕まっている人間を
助けに行きましょう
よし
行こう
この
建物に
人間が
捕まっている
大きい
ですね
蔵みたい
ふんっ
駄目だ
開きません
鍵がかかって
ます
田中さん
どいて
え?
ハイイイ
凄い
明さん
刀で開ける
なんて
中はまっ暗で
何も見えないな
らちが
明かない
人の気配が
しないですね
誰もいない
のかなぁ
入ってみよう
#
ドキ
何もない
じゃないか
目が
慣れてきた
なんだ
ここは!?
人間たちは
どうしたんだ!?
シュー
!!
なんだ?
変な音が
したぞ
ボタ
ボタ
何かいるぞ!!
シュー
呼吸音が
聞こえる!!
シュー
そこかっ!!
ひいっ
...
ポタッ
ホタッ
ふたしッ
ボタッ
ひいいい
嫌ア
蛇!?
邪鬼!?
シュー
シュー
第二百十九話
俺たちは吸血鬼に
捕らえられた人間を
解放する為
敵の村の建物へと
進入した
だが
その蔵に
いたのは
仲間などでは
なかった
ハッ
嫌っ
第二百二十話幕大蛇
なんだ!?
なんだ
コイツは!?
シャーー
蛇!?
ホタッ
コイツは
新たな邪鬼
なのか!?
ポタ
シャー
アハハハ
!?
なんて
巨大な蛇だ!!
アヘハハハ!!
暗い声!?
ハハハ、
アヘハハハ
くっ
気持ち悪ィ!!
クソ邪鬼めっ!!
ひいいっ
明さんっ
この邪鬼はすぐに
襲って来る気配が
しません!!
逃げましょう!!
今なら
逃げられます
いえ明さん
この蛇の背後に
牢屋の格子が
あったんだけど
お願いはありませんが、おまえのおかげです。
いや、そんなに
奥へ
進むべきよ
そこに人影が
見えたの
よし
行こう
ただこの邪鬼を
刺激しちゃまずい
今襲って
来ないのなら
むしろチャンスよ
助けに
行きましょう
なるべく
距離をとって
端を歩こう
シャーーーッ
...
シャ
ちくしょう
この蛇襲っては
来ないけど
ずっと目は
我々を追って
いますよ
なるほど
紅葉さんの
言う通り
奥に牢がある
あそこに誰かが
閉じ込められてて
この蛇はそれを
見張っているという訳か
シャーーッ
シャー
だとしたら
あんまり奥に行っちゃ
まずいんじゃ
ないんですか
何かの
はずみで
この蛇
襲って来ますよ
かもしれ
ないな
覚悟は
しておこう
!?
ここから床が
濡れてるぞ
!!
しまった!!
水の音に
反応しやがった!!
クエーーッ
クエーーッ
いいいじい、
!!
グケグケケ
やばい!!
紅葉さん!!
ひいいい
くっ
ちくしょう
田中さんは無事か!?
暗くて
よく見えねェ!!
ひいいい
いいいぃ
!!
!!
田中さんの
声だ
よかった
生きてたんだ
尻尾!?
ぐあっ
やばい!!
このまま
放り投げる
つもりか!?
ケケケタケ
ケケケゲケケ
あぁぁあああ
明さん!!
危ねェ!!
よろ
なんとか
張りついたが
ここから
どうすれば!!
!?
上へ!?
天井!!
ぶつける
気か!!
あああ
明さぁぁん
くうっ
この高さから
落ちたら
ひとたまりもない
グケケダケケ
落とされ
たら
第三百二十話
即死だ!!
ソわああぁぁ
ぼおっ
格子の向こう
明さぁぁん
この高さから
落ちたら
即死だ!!
コイツ
俺をぶつけて
振り落とす気だな!!
そうして
ぎゃああぁ
明さん!!
明さん!!
!!
上へ!?
ぐあっ
ケケケンケ
!!
屋根を抜けて
外に!!
ケケケタケ
!!
!!?
グケケケ
ああ、はい...
くっ
こうなりゃ
根競べだ!!
クエエイエ
ケケケ
!!
家!!
まさか
ぶつかる!!
早く!!
外へ!!
明さん...
大丈夫かな...
そんな事言わないで
くださいよ
明さんに何かあったら
この島の人間は
終わりなんだ!!
!!
してて
明さん!!
やられて
たまるか!!
くっ
クソ
邪鬼め!!
!!
二人共!!
!!
コイツは
俺にまかせて!!
一人は蔵の奥の
仲間を助けに行け!!
!!
そんなっ
我々だけじゃ
あんな暗闇で
蔵の牢から
救い出すん
だ!!
できませんよ!!
何もできま
せんよ!!
いや
行きましょう
明さんは
死に物狂いで
戦っている
私たちも
自分たちの
できる事を
やるべきです
紅葉様...
さあ
行くわよ!!
さすがは
お頭の娘
はっ
はいっ
肝が据わって
おられる
気をつけて
二人共!!
改めて
見ると
不気味な
蔵ね
やっぱり
明さんがいないと
心細い
ですね
ザッ
...そうね
私たちだけでは
吸血鬼が一人
現れただけで
ひいいっ
!!
確かに
いくら邪鬼が
いないとはいえ
何かが!!
何かが足に
まとわりついた
一巻の終わり
だわ
明かりを
お願い!!
明かり!?
!!
あった!!
嫌アア
何かないか!?
早くっ!!
ひいぃいいい
うわああ
走りましょう
紅葉様!!
急いで
奥へっ!!
バシャッ
もう大丈夫です
この辺りには
いないみたいです
着いたわ
牢屋に
この奥に
人影が見えたの
その人を
探して
早く助け出して
やらないと
!!
え
嘘...
お父さん...
おっ
...
第二百二十一話
コイツは
俺にまかせて
二人は蔵の奥の
仲間を助けに行け!!
ここよ
嘘...
この牢の向こうに
人影が見えたの
おっ
第二百二十二話
お父さん...
...
ちくしょう
この邪鬼!!
なんて勢いで
暴れやがる!!
ケケケ
!!
蔵が
見える
グケケケ
紅葉さん
田中さん...
二人だけで
行かせて
大丈夫だろうか?
早く!!
早く俺も
合流しないと!!
我々だけじゃ
あんな暗闇で
何も
できませんよ!!
!!
ゲケケケ
ゲケケケ
うわっ!!
森に
突っ込む!!
ぐばぁっ
でう
ボ
Wi-
5.0.3
ゅる
やべェ...
手に力が入らなく
なってきた...
!!
このままじゃ
振り落とされる
窓の明かりが
ついてる!!
この辺りには
吸血鬼がいるんだ!!
ケケケ
ケケケ
くっ
!!
しまった!!
奴らこの騒ぎに
気づいた!!
ちくしょう
見つかっては
まずい!!
かなりの
数だ!!
ざば
!!
手がっ!!
しっ
しまった
クエエェェ
やばい!!
蛇に
襲われる!!
ひいいい
クエエエェェ
誰か
止めてくれェ!!
邪鬼使いは
どこだ!!
よしっ
ついてるぞ!!
蛇の奴
俺を見てねェ!!
この邪鬼
暴走してやが
る!!
この隙に
邪鬼使いを
呼んでくれ!!
蔵へっ!!
二人と
合流だ!!
そんな...
お父さん...
お父さん...
返事をしてよ
お父さん...
お頭...
お頭が
死んでる
なんて...
タッ
いた!!
よかった
二人共
無事だ!!
!!
師匠!!
...どうしたんだ
二人共...
呆然と
立ちつくして...
そうか!!
見えた人影は
師匠だったのか!!!
あっ
明さん...
涙..
泣いてる?
お頭が...
死んじまった...
!!
ハカな!!
そんな事
ある訳ねェだろ!!
だって...
私たちが
どれだけ呼んでも
ピクリとも
動かなくて...
師匠が...
そんな...
師匠...
嘘だ...
せっかく
会えたのに...
師匠なんとか
言ってくれ
師匠...
返事を
してくれ...
ふざけんな!!
一緒に雅を倒すん
じゃねェのかよ!!
先に死ぬなんて
許さねェぞ!!
嘘つき
坊主!!
裏切り者
め!!
!!
約束したじゃ
ねェか!!
その声は
明か...
!!
騒がしい
のお
お前の声は
耳に響く
第二百二十二話
師匠が
死んだだと!?
ふざけんな!!
そんな事
ある訳ねェだろ!!
約束したじゃ
ねェか!!
一緒に雅を倒すん
じゃねェのかよ!!
先に死ぬなんて
許さねェぞ!!
嘘つき
坊主!!
!!
裏切り者
め!!
その声は
明か...
百二十三話
騒がしい
のお
お前の声は
耳に響く
師匠!!
お頭!!
まったく
お前たちの前では
おちおち気も
失ってはおれんな
よかった...
生きてた...
!!
まさか...
紅葉か...
おっ
お父さん...
信じられん
生きておった
のか...
明さんが...
助けて
くれました...
.....
そうか
すまぬ...
明...
すまぬ...
お前の仲間は
誰一人として
残っておらぬのに
ワシだけ
愛娘と再会できる
なんて...
申し訳ない
本当に
申し訳ない
師匠...
!!
なんだ
今の音は!?
クエエエェ、
邪鬼の声!!
近づいて
来る!!
やばいよ
明さん!!
逃げま
しょう!!
わかってるけど
師匠は!?
ワシの事は
気にするな
それよりも
頼みがある
師匠を
助け出さないと!!
えっ
隣の蔵に
村人が閉じ込め
られておる
いやありがとうございました
彼らを助けて
やってほしい
隣の蔵!?
クエエエェ
!!
タケケケッ
いいいぃい
グケケケ
くっ
もう戻って
来やがったか!!
行け明!!
この邪鬼は
ワシの牢の
門番!!
この蔵から出れば
追っては来ん!!
早くみんなを
助け出してやってくれ!!
頼んだぞ!!
ギャー
くっ
行こう
隣の蔵に
でっでも
お父さんは...
囚われた人間たちを
解放するんだ!!
大丈夫だ!!
この邪鬼の役目は
敵を追い払う事
牢の中の師匠には
手を出さない!!
みんなを
助けてから
もう一度ここに
戻るんだ!!
...
待ってください
明さん!!
ケケケ
ケケケ
こっちの
蔵に
よかった
外に出たら
追って来ない
ううう
人間たちが
いるのか!!
あああぁ
ひっ
なっ
何ここっ
吸血椅子だ
ここにも
あったのか
奴らが
血を吸いやすい
ように
ホ
人間を座らせて
固定しているんだ
一度座らせ
られると
ヨボ
息絶えるまで
血を吸われ続ける
ありがとう
ございます...
フウ
これで
すべての椅子から
助けたな
ありがとう...
明さん奥にも
いくつか扉が
あって
そこにも大勢
囚われています
よし
全員
解放しよう
ママアー
助かったー
みんな
嬉しそうで
よかったよ
兄貴ィ
信じらんねェ
生きてまたお前と
会えるなんて!!
これで外に
出られる!!
この人の本当に
会いたい人
マジで
出られるのか?
よろっ
よろ
助けが来た
ってのか?
明さん...
みんな
喜んでいるし
明さんも
笑顔だけど
本当に会いたい
仲間はもういないんだ
!!
アル
加藤!!
え?
!!
お前...
生きてたのか...
明...
お前が助けに
来てくれたのか..?
!
...
遅ェじゃ
ねェか明
腹が
減りすぎて
へっ
これじゃあ俺
クソも出ねェよ
バカ野郎
まる
強がり
やがって
信じらん
ねェよ
ほろ
こんな所で
仲間に会えるなんて
会いたかった
よ...
本当に
会いたかった...
偶然にも助けた
人間たちの中に
加藤がいた
加藤!!
嬉しい再会だ
明...
第二百二十四話
信じらんねェよ
こんな所で
仲間に会えるなんて
会いたかった
よ...
本当に
会いたかった...
明...
明さん...
よし
あとは
師匠だ
師匠を
助けに行こう
え?
これで
この村に
捕まってる人間は
すべて助けた
へ?
師匠?
ここに
いるの?
ああ
隣の蔵に一人で
閉じ込められている
...
さっき
助けそこねた
そうです
明さん
早く助けに
行きましょう
......
無理だよ
身体中
血まみれだった
師匠を
助けるって
マジで?
あの人なら自力で
牢でもなんでも壊して
出られそうだぜ
かなり気丈に
振る舞っては
いたけれど
マジかよ...
本当は
立ち上がるのも相当
きついんじゃないか
だから一刻も早く
助けてあげたいんだ
よし加藤!!
お前はここでみんなを
守っててくれ!!
待ってくれよね
俺も
行くよ!!
紅葉さん
田中さん
助けに行こう!!
いや少人数で
行動したほうが
敵に見つからない
お前は
待っててくれ
!!
敵に
囲まれて
いる!!
ふざけんな
人間ども
お前たちの
考えなど
お見通しだ
しまった!!
見つかって
いたのか!!
我々から
逃げられると
思うなよ
なめんなよっ!!
全員捕まえて
血をしゃぶり
つくしてやる!!
くっ
物凄い数
だ!!
いいいぃい
俺一人で
大丈夫か!?
おおお
えっ
!!
ホイ明!!
加藤!!
動ける奴は
前へ出ろ!!
戦うぞ!!
オーーッ
むざむざ捕まって
たまるか!!
やってやる
!!
こしゃくな!!
返り討ちに
してくれる!!
ふんっ
はい
おうっ
大丈夫です!!
加藤!!
田中さん
紅葉さん
大丈夫か!?
このままここで
戦い続けても
どうすれば
いい!?
らちが
明かない!!
舟だ!!
!!
!!
手漕ぎの
舟だ!!
これで
川を下れば
逃げられる
ぞ!!
よっし!!
乗り込め!!
させるかっ!!
明!!
俺たちも
乗り込んで
逃げよう!!
いや
お前一人で
乗ってくれ
俺はここで
師匠を助ける
!!
!!
何言ってんだよ!!
こんな騒ぎの中じゃ
無理だよ!!
いや
なんとしても
助け出す
あの人は
俺の師匠
なんだぞ
そんなっ!!
困るよ明!!
急げ!!
乗り込め!!
お前がいなかったら
あんな舟
敵に狙われて
あっという間に
転覆させられちまう
頼むよ明!!
お前が乗って
先導してくれよ!!
カ野郎!!
こんなすぐ近くに
師匠がいるんだ!!
見捨てられる訳
ねェだろ!!
いや
明さん
私たちも
逃げましょう
ここは
引くべきです
紅葉さん...
でも
師匠がっ
あの人は
自分が助かる
事よりも
一人でも多くの
村人が助かる事を
望んでいるはずです
お父さんは
村長よ
わがるでしょ
行きましょう
明さん
お父さんは
ここにおいて
ほろっ
そりゃそうだ
彼女にしてみれば
ようやく再会できた
父親をおいていくんだ
紅葉さん...
手が震えて
いる...
こんなに
辛い事はない
わかったよ
舟で
逃げよう
紅葉さん
強い女だな
あんた
へへっ
あのお父さんの
娘だからね
どけっ!!
みんなァ!!
乗り込んだな!!
行くぞ!!
村を
出るんだ!!
第三百二十四話、
岸,
第二十三巻
完
島岸彼
敵陣へと向かった
明は師匠を救う為
リミ
は四時間!
特攻の第二十四巻二〇〇八年
次巻予告
日没までに処刑されるというのだ。
吸血鬼の村に残してきた師匠が
そこに債察報隊から緊急報告が入る
新アジトに移動した明たち
水上の村を脱出し
発売予定!!
予価・五六○円(税込)発行/講談社
五八し円税込発行/講談社
〈ヤングマガジン2007年第45号、第47号〜第32号、
2008年第1号〜第3号の掲載分を収録しました。
淡なお、お送りいただいたお手紙・おハガキは、ご記入
いただいた個人情報を含めて「著者にお渡しすることがあ
リますので、あらかじめご了解のうえ、お送りください。
・ヤンマガKC係
議談社「ヤングマガジン」編集部
東京都文京区音羽2ー12-2
〈郵便番号]12|8001/
あなたは、この本を読んで、どんな
感想をおもちになりましたか。
編集部ではこの本についての読者の
みなさまのご意見をおまちしています。
このつぎには、どんな作家のどん変
漫画を読みたいとごお考えですか。「ヤン
マガKC」にしてほしいと思う作品があ
りましたら、読後の感想にこあわせて、
左記あてに、どしどもしお知らせください。
歳十本-乱十木は購入書店名を明記のうえ、小社業務部にお送りください。送料小
社員担にてお取り替えします(電話)のお5室30。なお、この本についてのお問い
合わせは、ヤングマガジン稲森部あてにお願いいたします。
製茶所株式会社国宝社
◎松本光司2008年
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著者松本光司
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彼岸島お
2008年3月6日、第1刷発行
がんしま
ヤンマガKC
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編集部(03/5395-3461
販売部(o3)53951geng
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