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Instructions:
松本光司作品
「クーデタークラブ」「全六巻
「サオリ」
「彼岸島」
「彼岸島ー手引書」第一会一巻
ISBN978-4-06-361759-0
C9979¥552E〈O〉
講談社_定価_本体53円(税別)
雑誌42536-58
一巻〜二十六巻
ニ+六
絶賛発売中
花彼...
少し
二十六
ひかんじ
彼女は、時間の時間に大きな
桜本社会
Googleとしているので、実はここまではないのですが、その時間がありませんが、この
ひ、
しかし、
なんでも...
...
松本尖司
ニキュ
...
...
...
タア840636イフ580
イラスタマスターSoTOSESANの
雑誌42536-58
SEM978-4-05-3617580
c9979\552E〈O〉
講談社/定価:本体552円(税別)
ングマガジ
これからの
世良のかんじまじ
岸本当島
...
二十六
...
変化
年松本光月
国際
たく
ニキュ
講談社
松本北司
お陰
松本光田
...
11
第二百四十七話
第二百四十八話
第二百四十九話
第二十四...
楽しみですね。...
第二百五ヤニ、話
多くは、自分の
あ、ありがとうございますが、
敵、同一士
種植血混
そうだな。あっ、あ、このように、こちらは、自分の
そうだな。...
第二百五十四話
第三者は、...
第二百五十六謡
第二十四四四...
第二百五十八話
仮の相棒
望まぬ戦い
【腰本
・平成斧神の狙い・声・援・
相模引声取引
接官
第二百四十七話
キエイエエ
ハハハ両手とも
穴から
逃げよった
よし
邪鬼退治だ!!
満腹爺の所へ
行こう!!
この鎖玉は
なかなかの
武器じゃないか
斧神となら
奴を倒せる
気がする!!
今度は
俺たちの
反撃開始だ
ようやく
対等に
戦える!!
なんとしても
倒す!!
ギイイィ
アアアァ
ハッ
いやがったな
クソ爺!!
さあ
どう料理して
やろうか
ギギギャ
グキギャ
ヴガア
キキャア
危ない
小僧っ!!
アアア
奴の狙いは
お前だ!!
!!
ガアアアァ
残念だったな
爺
ポタ
近づく者は
ポタッ
刀を持った俺には
もう指一本
触れられないよ
すべて斬る
ヴヴヴ
ヴヴヴ
フンガッ
斧神!!
今度はアンタ
を狙って!!
ハハハバハ
小僧に武器を
持たせると
頼もしいな
!!
アアア
アアア
キャアアア
ふんっ
えっ
フキャアア
凄ェ!!
あのクソ重い
玉を軽々と!!
なんて怪力だ!!
小僧よりも
俺を狙うとは
フン
この斧神様も
甘く見られたものだ
やるじゃねェか
オッサン
このまま一気に
攻めようぜ!!
巨体が
跳んだ!!
ギッ
ガッ
くっ野郎!!
池の中に
入り込みやがった!!
駄目だ!!
シャー
シャー
熱くて
近づけない!!
俺の武器でも
イエエエテ
イエエエ
あそこまでは
届かん!!
どういう
つもりだ!?
熱泉を飲み始め
やがった!!
信じられんな
この強酸性の
熱泉を飲むとは
気持ち悪ィな
どんだけ飲む
つもりだ
アアアァ
イエエエ
危ない
!!
アイツ熱水を
吹いたぞ!!
!!
俺たちを
溶かす気か!!
うわあああ
かなりの量を
ぶちまけ
やがった!!
浴びたら
即死だ!!
!!
危なかった..
少し服が
溶けたが
どうにか身体は
無傷だ...
やべェ!!また
飲み始めた!!
第2波が
来る!!
あんな水量じゃ
何度もかわせないぞ。
だが
打つ手がない!!
次がきたら
やばい!!
ここからでは
刀が届かない!!
小僧
!!
この鎖に
つかまれ
へっ
この鉄球ごと
お前を
奴の近くまで
投げてやる
そこから自力で
飛び移り
奴に止めを
刺すんだ!!
第二百四十七話
やばい熱泉を
飲み始めた!!
第2波が
来る!!
また熱水を吐き出して
俺たちを溶かす気だ!!
次がきたら
危ない!!
ちくしょう!!
この距離じゃ
手も足もでない!!
小僧
この鎖に
つかまれ
!!
この鉄球ごと
お前を
アイツの
近くまで
投げてやる
2001-2016
そこから自力で
飛び移り
奴に止めを
刺すんだ!!
どうだ
小僧
危険だが
できるか?
わかった!!
それでいこう!!
今なら
間に合う
すぐに
投げてくれ!!
いや待て
焦っては
失敗するぞ
お前を投げた所で
奴が逃げてしまえば
元も子もない
!?
アイツが
油断した瞬間を
狙うんだ
そうだな..
わかった
俺が投げる
タイミングを計る
それまで
待つんだ
!!
ちくしょう
早く
奴が第2波を
吐き出す前に!!
キキキギ
もう一つの顔が
急に歯ぎしりを!!
どういう
つもりだ!?
あの顔!!
シンシン
何か仕掛けて
くる気か!?
インジング
ジンジン
様子が変だ!!
顔を真っ赤にして
必死で踏ん張って
やがる!!
ウヴヴヴ
カガカガ
尋常じゃねェ
力み様だ
涙まで流し
やがって...
腰を上げた!?
ポタ
!!
アファアアア
ウウクウウ
ホタ
オオオォォ
エエエェェ
わら
イエエエテ
ししいしい
なんだアレ
爺の腹に小さな顔が
卵みたいに
びっしりと!!
ふんっ
ふんっ
!!
腹にヒビが
入ったぞ!!
ふんっ
ふんっ
!!
アファアアアァ
腹の中の物を
すべて
池に産み落とし
やがった!!
コイツら!!
!!
もう俺の側まで
泳いで来たのか!!
なっ
ゴキブリ!?
!!
シャーーー
シャーー
気持ち悪ィ!!
なんて数だ
コイツら
俺たちを
喰う気か!?
ふんっ
なめるな!!
昆虫ごときの
餌になってたまるか!!
ガーッ
ギャギャッ
くっ
ちきしょうね
キリがねェ!!
斧神!!
!!
伏せろ
小僧!!
っ
おおおぉぉぉ
グギャ
ブギャ
凄ェ!!
気に
蹴散らした!!
小僧!!
キガッ
ガバッ
今の攻撃で
爺は油断
している!!
!!
俺が合図を
したら
このまま
一気に
奴の所まで
投げる!!
鎖につかまる
んだ!!
あのクソ爺を
たたっ斬って
来い!!
俺にできるのは
ここまでだ!!
あとはお前に
すべてを託す!!
今だっ!!
エエエテ
わかった!!
まかせて
おけ!!
つかまれ!!
飛んだ!!
このまま
奴を斬る!!
第二百四十人話
ノおおおぉ
小僧!!
あとはお前に
すべてを託す!!
わかった!!
まかせて
おけ!!
今だっ!!
鎖に
つかまれ!!
ぱっ
ここではトナムは
頼んだぞ!!
あのクソ爺を
たたっ斬って
来い!!
あおおおねおお
!!
しまった
奴に
気づかれた
はっ
熱水の
第2波が
来る!!
小僧!!
なめんな!!
大丈夫だ!!
間に合う!!
かわした!!
このまま
一気に
斬る!!
気をつけろ!!
うあぁあああ
ギガアア
奴はお前を
呑み込む気だ!!
ギアアアァァァ
よし!!
このまま!!
アアア
アアア
いいぞ!!
背中に
着地した
片方の首を
斬り落とした!!
ギガ
なんて素早い動きだ!
動きだ!!
!!
アーーーッ
キャー
捕まる!!
よけろ!!
!!
ギィー
アイツ...
よけずに
斬りやがった
なんて鮮やかな
刀さばきだ...
うおおお
凄いぞ
この小僧は
ここまで強い
男だとは...
強酸性の熱泉の
上で
不安定な足場を
ものともせず、
その上アイツは
今左腕が
使えない
すべて片手で
こなして
いるんだ
ふんっ
ガアアア
ファアアア
なんと恐ろしき
戦闘センスだ
わおおお
キアア
ふんっ
ふんっ
しかし
アイツの戦いを
見ていると
誰かを
思い出す
...うおおお
!!
なんだ!?
今一瞬
小僧の姿が
他の誰かに見えた!!
篤!?
どういう事だ
小僧の姿が
篤とダブるとは!!
この男!!
篤の太刀筋とは
全然違うのに
何故かアイツを
感じさせる!!
止めだ!!
うおおお
ガアッ
あの野郎
まさか...
MT
決着は
つけたぞ
斧神
第二百四十九話
第二百五十話を聞いている。
ギャアアアァ
あの野郎
まさか...
篤と何か
関係が...?
いや単なる
目の錯覚かもしれん
とりあえず
今は考えるな
おのがみ
斧神
決着は
つけたぞ
ああ
ご苦労だった!!
俺の予想よりも
はるかに早く
終わらせたな
?
これで邪魔者は
いなくなった
あとは脱出
するだけだ!!
!!
やばい!!
爺の死体が
沈み始めた!!
このまま
熱泉に落ちたら
焼け死んじ
まう!!
ガッ
ふんっ、
えっ
!!
天井に
鉄球を!!
あああぁぁ
危ねェよ
斧神!!
どういう
つもりだ!!
よっ
くっ
揺れる!!
ふんっ
!!
もう一度
投げる気が!?
ぐっ
!!
うおっ
天井を
落とす...
危ねェ!!
お前俺を
殺す気か!!
お前を助けるには
天井を落とす
しかない!!
!?
今の二発でかなり
亀裂が入った!!
うまくいけば
次の一撃で
崩れる!!
お前は落ちてきた
天井の破片の上を
渡って来るんだ!!
ハ
ずいぶんと
乱暴な作戦だな
もう時間がない!!
お前の身体能力なら
できるはずだ!!
わかったよ!!
あんたを信じる
よ!!
さっさと天井を
落としてくれ!!
よし!!
うおおおねお
行け!!
天井を
たたっ崩せ!!
よし!!
崩れた!!
くうっ
ハンパ
ねェ!!
小僧今だ!!
渡って来い!!
野郎
人事だと思って
簡単に
言いやがる
よし
行くぞ!!
急げっ!!
お前が埋まっち
まうぞ!!
ふんっ
うおっ
あちっ!!
!!
あそこに
大きな塊が!!
ふんっ
はっ
あと
少しだ!!
とっ
!!
しまった!!
斧神
上ッ!!
!!
すまない
助かった
ハッ
借りは
返したぜ
さあ
逃げよう!!
脱出だ!!
第二百五十話
斧神に助けられ
熱泉に落ちずに
渡り切る事ができた
だが
モタモタ
できない
生き埋めに
なっちまう
さあ
逃げよう!!
脱出だ!!
★同士
第二百五十一話
小僧!!
脱出って一体
どうやって!?
しまった!!
斧神!!
!?
来りゃ
わかる...
!!
鎖玉を持って
きてくれ!!
よし!!
ここだ!!
!!
ったく
こんな物
どうする気だ
これは前に
邪鬼に潰された
出口じゃないか
...
7m
そうだ!!
その鎖玉で
出口を塞いでる
岩を壊してくれ!!
!!
なるほど
考えたな
時間がない
よし
急いでくれ!!
いいぞ!!
穴が開いた!!
これで
通れる!!
ようやく
外に出ら
れる!!
ああ
やっとだな。
!!
ちくしょう!!
!!
この先も落石で
塞がれている!!
しまった
閉じ込め
られた!!
落ち着け
!!
もろい岩壁が
一斉に
崩れている
今下手に動くと
危険だ
幸いこの周囲は
岩が堅いようだ
ここでしばらく
様子をみよう
...
そうだな
わかった
仕方ない
ここで少し
待機だ
ヒトネ
よし
音が止んだぞ
行こう
待て
え?
さあ斧神
脱出だ
先へ進むには
あの岩を慎重に
取り除かなきゃ
ならん
焦ると
取り返しのつかん
事になる
何言ってんだよ!!
ならば
知らん
俺は眠る
俺もお前も
戦い続けて
疲れがピークだ
少し休憩して
体力を回復させて
おこう
こんな所で
休めるかよ!!
マジかよ
本当に寝やがった
なんて
のんきな奴だ
わかったよ
休めばいんだろ
休めば
ったく
とんだ相棒だよ
アイツらはみんな
うまく逃げ切ったかな
今頃みんな
どうしてるかな
...
それに
西山も...
ケンちゃん...
ユキ...
二人の消息は
いまだ知れず
ちくしょう..
雅だ...
生きている望みは
かなりうすい
あの男の
せいだ!!
すべてアイツの
せいだ!!
許せない!!
あの男の
息の根は
俺が必ず止める!!
斧神
!!
この男も
雅の手下!!
今は一時的に
手を組んでいるが
この洞穴を抜ければ
お互いまた
敵同士になる
殺す!!
コイツを
斬る!!
くっ
駄目だ
できない...
今まで一緒に
戦ってきたんだ
今さら敵扱い
などできない
刀を置け
小僧
ちくしょう
なんで
この男は
雅なんかの
手下なんだ!!
!!
今日が
覚めた所だ
お前に
聞きたい事が
ある
なんだよ
改まって
斧神...
起きてた
のか...
篤と...
お前は
宮本篤と
!!
どういう
関係だ
一瞬何故か
お前と篤が
ダブって
見えたんだ
兄貴だ
篤は
俺の兄貴だ
やはりか
なるほどな
なんだよ
それ
なんであんたは
兄貴を知ってるんだ!?
俺も吸血鬼に
なる前は
抵抗組織に
いた
その中で篤は
一番信用できる
同志であり
唯一
心の許せる
友だった
コイツ
兄貴と親友
だったってのか!!
アイツは
すばらしい奴だった
仲間思いで
頭もきれる
そういえば
アイツ
弟の話も
よくしてた
それがお前だとは
気づかなかったがな
できの悪い弟だとか
いろいろと
言ってたが
かわいくて
仕方ない
感じだった
兄貴...
コイツは
兄貴の友達...
そうだ!!
コイツは根っからの
悪人ではない!!
もっと信用しても
いいのかも
しれない!!
よし
それなら...
あんたと
殺し合わずに
すむ方法が
?
どうした小僧
何を
笑っている?
一つだけ
あったんだよ
斧神
もう一度
抵抗組織に入れ
俺たちの
仲間に
なるんだ
第二百五十一話、
俺は斧神と
一緒に戦ってきた
敵同士とはいえ
今さら憎む事は
できない
第二百五十二話
そんなコイツと
殺り合わずに
すむ方法が
斧神
!
一つだけ
あった
もう一度
抵抗組織に入れ
俺たちの
仲間に
なるんだ
お前...
吸血鬼である
この俺を
そこまで信用する
というのか
ン?
当たり前だ
じゃなきゃ
誘わないよ
ありがたいな
じゃあ
どうだ
俺たちと一緒に
戦わないか?
だが
残念だが
それは
できない
!!
なっ
なんでだよ!!
元々抵抗組織に
いたんだろ!!
!!
もしかして
あんた
自分が
吸血鬼である事を
気にかけているのが?
大丈夫だ!!
仲間になれるよう
みんなを
うまく説得するよ!!
あんたが人間の為に
活躍すれば
みんなも徐々に
受け入れて
くれるはずだ
だから
頼むよ
仲間に
なってくれよ
駄目だ
くっ
そういう事では
ないんだよ小僧
いいか
俺は
みやび
雅様に
忠誠を
誓ったのだ
!!
あのお方を
お守りし
その理想
実現の為に
すべてを捧げる
覚悟だ
この山羊の
被り物も
あの人に
もらったものだ
ふっ
ふざけんな!!
なんで
あんな奴が
いいんだよ!!
雅なんて平気で人を殺すし
雅なんて
平気で人を
殺すし
自分の事しか考えてねェ最低野郎だろうが!!
自分の事しか
考えてねェ
最低野郎だろうが!!
そうだな
お前の立場からなら
そう見えるだろう
抵抗組織に
いた頃は
俺は戦いの最中
偶然感染して
しまったのだが
俺もそうだった
!!
心底雅様を
憎んでいたよ
吸血鬼化してもなお
あの人を憎み
だったら
なぜ!!
雅軍に入ったのも
雅と刺し違えて
死ぬつもりだったからだ
実際雅様に
会ったんだ
どうも俺は
あの方に気に入られた
らしくてな
俺はあの人を
知れば知るほど
殺意を失い
様々な事を話し
いろいろな物を
見せてもらった
あの人の器の大きさと
未来を見通せる聡明さに
ただ感服するばかりだった
ある夜雅様は俺に
自分の考えのすべてを
語ってくれた
えらく感銘を受けたよ
俺はその実現の為に
生きてみたいと思ったんだ
雅様こそ
我々を導いてくれる
お方なのだよ
ハッ
馬鹿な事
言うな!!
お前は騙され
てんだよ
斧神!!
目を覚まして
くれよ!!
アイツは
ナルシストで
自分勝手な
...
それに...
単なる殺人鬼
じゃねェか!!
それにあんたが
仲間になって
くれないと
俺たちは
この洞穴から出たら、
敵同士に戻ってしまう...
俺はあんたを
殺したくないんだ
俺もお前とは
殺りたくはない
だったら
抵抗組織に
人れよ!!
何度聞いても
同じだ
それは
できない
ちくしょう
この
わからずやめ!!
小僧
混血種という存在を
知っているか?
どうすれば
いい!!
どうやったらコイツを
説得できるんだ!!
?
だがまれに
なんとか生き延びる者がいて
彼らは単なる吸血鬼よりも
すぐれた能力を持っている
我々吸血鬼は
他の吸血鬼の血を
体内に注入すると
身体が
拒否反応を起こし
破裂してしまう
それを我々は
混血種吸血鬼と
呼んでいるんだ
我らが雅様も
がなりの血液を
混合して
あの不死身の
身体を手に入れ
なさった
そうだ我々
吸血鬼の中には
混血種という
吹血鬼以上の吸血鬼が
存在するんだ
確か師匠も
血を混合して
巨大化したって
言ってたな
場合に
よっては
邪鬼よりも
強い生き物となる
...でそれは
わかったけど
今なんの関係が
あるんだよ
まぁ聞くんだ
俺が
雅様の右腕と
呼ばれているのは
知っているか?
ああ
仲間から
聞いた
ただの吸血鬼が
雅様の右腕に
なれると思うか?
?
何が言いた
いんだ?
誰か私の為に
この血を注入して
混血種になろうと
いう奴はいないか?
ある日雅様は
信用できる幹部たちを
集めてこう言ったんだ
混血種と
なって
私に忠誠心を
示す者はいないのか?
私の理想
実現の為
強い仲間が
欲しいのだよ
その血は昔
腹を裂いた坊主から
しばり採ったという
師匠の血!!
それなら確かに
吸血鬼一族の血だ!!
多分
師匠の血だ
どうした
他に誰も
いないのか?
我先にと立候補した
三人が内臓破裂を起こして
息絶えると
ン?
急にみんな
怖じ気づいてしまった
どうした村田
お前はやって
みないのか?
五体満足では
いられんかも
しれないが
いつものように
私に忠誠心を
示しては
くれんのか?
わかりました
仰せの
とおりに
俺は雅様の為に命を
捨てる覚悟をしたよ
混血種になれる確率は
1%にも満たないからな
その結果が
これだ
!!
斧神!?
スイエイエス
ダイエエエェェ
ひっ
ひいいい
この姿と引きかえに
俺は混血種となり
「鋼鉄の身体」という
能力を手に入れた
わかるか
小僧
俺が抵抗組織に
戻る事など
ありえない
この素顔
こそが俺の
みやび
雅様への
忠誠の証なんだ
第二百五十二話
斧神の素顔は
アル
とても言葉が
通じるとは思えない
化け物のようだった
彼女の相手を
第二百五十三話
ひっ
...
ひいいい
わかるか
小僧
雅様の為に
俺は
元の姿を捨て
最強種へと
生まれ変わった
雅様への
忠誠の証なんだ
この素顔
こそが俺の
それは...
それは
あなたの
駄目だ!!
この男が
雅を裏切るなんて
ありえない!!
雅を倒す事が
目的の俺とは
どうあがいても
相容れない!!
俺たちは結局
敵同士なんだ!!
なァ
この洞穴から
出たら
俺はお前を
殺さねばならない
あんたは
敵の将だ
俺はそれを
見逃せない
ここで殺らなければ
何人もの人間が
殺されるだろう
それを許す訳には
いかないんだ
.....
わかるよ
同じ理由で
俺もお前を
見逃す訳にはいかない
この洞穴から出たら
休戦期間が終わる
すぐに俺は
お前と殺し合う
つもりだ
俺はできれば
殺り合いたく
なかった
あんたとずっと
仲間でいたかっ
たんだ
それはもう
どうやっても
不可能なのか?
この洞穴から
出るまでの間だけの
仮の相棒!!
ああ
不可能だよ
そうか...
わかったよ
さあ行こう
体力も
戻った事だし
脱出だ
もう諦める
しかない
俺とコイツは
戦うしかないんだ
そうだな
行くか
外に出たら
ついにこの
息苦しい場所から
抜け出せるのか
最高だな
この相棒と
殺し合う...
なァ
やっぱり
そう急ぐ事も
ないだろう
もう少しここで
話していかないか?
.......
どうした
小僧
気持ちは
わかるが
時間を無駄に
引き延ばしても
意味はないぞ
......
結局は
殺り合うん
だからな
すまん
その通りだ
行こう
確かにこんな所に
ずっといても
仕方ない
みんなの事も
心配だし
早く会いたい
この岩を
一つずつ
どかすんだ
そうすれば
出口にでる
よし
やるか
悪ィな片手だと
たいした岩を
運べないんだ
もうじき
外だ
気にするな
体格的にも
力仕事は俺のほうが
向いている
ようやく
外の
明るい世界に
出られる!!
ちくしょう...
外に出たいけど
でも
出たくない
もうこれ以上
大切な人を
ここにいる
限り
斧神と殺り合わ
なくてすむんだ!!
斬りたくは
ない!!
不思議だな
...
岩を一つ
どかすたびに
!
外の光が
差し込まない事を
願ってしまう
どうやら
俺もお前も
殺り合うのを
なるべく
先送りにしたい
らしいな
こんな出会い方を
したくなかった
お前とは
味方同士だったら
誰よりも仲良く
やれたかもしれん
斧神!!
ン?
どうした小僧
立ち止まって
ポッ
ウルセェよ
黙って岩を
運びやがれ
すまん
ちくしょう
外へ!!
外へ
向かうんだ!!
なっ!!
なんの音だ!?
!!
危ない!!
明ッ!!
斧神!!
いや、
大丈夫か!?
動くなっ!!
くっ
この落石が
終わるまで
じっとしていろ!!
斧神てめェ
もうすぐ
殺し合うってのに
何俺をかばっ
てんだよ!!
今の落石でまた
出口が塞がっちまった
がもしれんな
そうだな
だが
新しい穴が
あいたぞ
えっ
外だ!!
...うおおお
草の香り!!
太陽の光!!
!?
やったァ!!
外に出られた!!
ハハ
まるで子供のような
はしゃぎっぷりだな
もっとも
騒いだ所で
何も変わりは
しないがな
明ァ!!や
なっ
斧神!!
!!
よし
武器を
手に取ったな
さあ人間よ
始めようか
第二百五十三話
ついに
俺たちは
望まぬ戦い
第二百五十四話
洞穴から
外に出た
だがそれは同時に
休戦が終わり
明ァ
よし
!!
二人が
元の敵同士に戻る事も
意味していた
なっ
武器を
手に取ったな
さあ人間よ
殺し合いを
始めようか
ハゲ
ハーーー
ついにこの時が
きてしまった
いくら仲が良かろうと
人間と吸血鬼は
敵同士!!
戦えばどちらかは
確実に死ぬ
アイツはもう
覚悟を決めたようだ
それはこの島に
生きる者の宿命!!
いいだろう
斧神
容赦なく
たたっ斬ってやる
...よし
それでこそ
篤の弟
斧神はもう
仲間ではない
あの敵の村の
首領だ!!
!!
来た!!
速い!!
かわせるか!?
ハッ
!!
なんて
破壊力だよ!!
おおおぉぉ
それでもなんですか?
なお家がお父さんの
こっ小僧
鎖の上を
おおぉぉおおお
斬る!!
ふんっ
!!
しまった!!
ぐっ
!!
上っ!!
!
アイツ
岩の下敷き
に!!
メインエエエ
メイエイエント
ハッ
鋼鉄の身体か
小僧
他人の心配が
できるとは
余裕だな
メエエエェ
メエエエェ
あんたこそ
あれだけの岩に
潰されても
無傷じゃねェか
武者震いが
止まらない
強い!!
やっぱりこの男は
本当に強い!!
明
お前と殺し合うのは
嫌だが
お前との戦いは
本当に楽しめる
...そうだな
俺も同感だ
まあ
欲をいえば
最後くらい
こんなシケた武器
じゃなくて
お互い
一番得意な武器で
殺り合いたかったよ
まったくだ
だが
ない以上
どうしようもない
さあ御託はいいから
さっさとかかって
来い!!
ああ
残念だよ
日が暮れち
まうぜ!!
うん
うおっ
よし
かわした!!
行くぞ!!
斧神様!!
えっ
ム?
斧神様!!
斧神様が
いらっしゃった!!
吸血鬼たち
か!!
くっ
戦いの
邪魔をっ!!
斧神様!!
大変です!!
村が大勢の
人間たちに
襲われて
います!!
!!
?
以前に処刑を
止めに来た連中が
前に来た
連中?
加藤たち
か?
大勢を
引き連れて
来たって事は
大勢の人間を
引き連れて
攻めて来たんです!!
西山率いる
別動隊と合流した
って訳か
私たちは貴方を
捜しに来ました!!
さあ
貴方の斧です。
斧神様のお力が
必要なんです!!
一緒に来て
ください!!
駄目だ
すまないが
まだこの男との
決着がついていない
俺は
この場を離れる
訳にはいかん
...
その斧は
受け取ろう
誰か腰の日本刀を
よこしてくれ
ホレ明
ありがたい
さあ
続けよう
お前の刀だ
これで
全力で戦える
これでお互い
望んだ武器が
手に入った
第二百五十四話
俺は
日本刀!!
斧神は斧
!!
やっとお互いの
望んだ武器が
手に入った!!
これで二人とも
全力で戦える
ようやく
本腰を入れて
殺し合えるな
小僧
へっ
本
さすがは斧神
斧を手にした途端
第二百五十五話
殺気が増し
やがった!!
!!
くっ
速い!!
なんて踏み込みの
速さだ!!
!!
それにこの
破壊力!!
容易には
近づけない!!
やっぱり凄ェ
斧神様...
なんて
迫力だ...
があああぁぁぁ
くっ
なっ
しまった
どうした
小僧
俺の斧には
太刀打ちできんか
ちく
しょう!!
斧を
手にすると
行け!!
斧神様!!
なんて奴だ
斧神!!
まるで別人のように
動きが速くなりやがる
殺せェ!!
斧神様ー
殺せー
人間を
たたっ殺しちまえが
くっ
うるさい
外野だ
!!
ぐっ
ちくしょう
なんて破壊力だ。
砂浜に大きな
穴があいたぞ
落ち着け!!
冷静になれ!!
いいぞー
殺しちまえ!!
俺にはこの男が
斬れるはずだ!!
前に一度
斬れたんだ!!
落ち着け
ハァ
落ち着け
今度もできない
訳がない!!
うおぉおおおぉ
!!
うあああ
ぐっ
あああぁ
殺す!!
殺す!!
ああっ
斧神様ッ!!
駄目だ!!
甘い!!
こんな
太刀では
鋼鉄の身体は
ビクともしない!!
ふんっ
うおおおぉ
ふんっ
ふんっ
あの小僧も
凄ェぞ
斧神様と互角に
戦っている
フおおおねおぉ
明!?
!
なんだ!?
人間の声だ!!
いたよ明だ!!
やったー!!
信じらんねェよ
こんな所で
会えるなんて!!
もうほとんど
あの村を制圧して
逃げた敵を
追ってたんだよ。
今俺は
コイツと戦ってる!!
近寄ると
巻き込んじまう!!
寄るな!!
本当だ!!アイツ
斧神と戦ってる
あの村の
敵の首領だぞ!!
行けー
明ァ!!
ふざけんなっ
そんな事させるか
って事は明が
これに勝ちや
俺たちの勝利
じゃねェか!!
そんな奴
ブッ殺しちまえ
斧神様!!
人間どもを蹴散ら
してください!!
ハァ
斬る!!
次こそ
斬る!!
いろいろなスポジメント
百五十五話
斬る!!
今度こそ
行けー
!!
斧神を
斬る!!
ブッ殺せー!!
負けんな明!!
たたっ斬れ!!
ここでは、「大話
斧神の狙い
!!
明が行った!!
うおおおぉおお
凄ェ明!!
超
猛攻だよ!!
何言ってやがる
斧神様はすべて
受け流している
じゃねェか!!
!!
うわああ
カッ
ブハッ
ぐえっ
ゴッ
なんて...
なんて
破壊力...
明は?
明は
大丈夫か!?
よかった
生きてる
当たり前だ明が
やられる訳ないだろ
ズキッ
ちくしょう
吹っ飛ばされて
スキッ
左腕の傷口が
開いてしまった
この出血じゃ
戦いが長びくと
不利だ
早めに決着を
つけないと!!
ガハハハ八ハハ
じゃあ
!!
ガハハハ!!
ガハハハ
カハハハバハ
さすがだな
小僧
見事に俺の斧を
かわしやがる
じゃあ
ゾクゾク
するぞ
お前のような奴は
初めてだ
アイツ
楽しんでやがる...
なんて
化け物だ...
へっ
笑って
られんのも、
今のうち
だぜ!!
!!
うおおおぉぉ
!?
勢いが
増しおった!!
うおおおぉ
時間がない!!
なんと
しても
くっ
このまま一気に
勝負をつける!!
いかん
ふんっ
ガッ
うおお
おおお
ぐあっ
斧神様ッ!!
やばい!!
斧神様が
おされている
いいぞ明!!
行けー
ああ
斧神様ッ
そんなっ
あんな小僧に
防戦一方だ!!
うおおおぉ
!!!
やったー
ふァ
...
あああぁ!!
斧神様のマスクが
斬られた!!
へっ
うおおおぉおお
斧神め!!
なんて男だ!!
これだけ身体を
傷つけて
いるのに
何ひとつ
手応えを
感じない!!
コイツ
ワザと
俺の刀を
斧神様ー
斧神様ー
ああちくしょう
やられちまう
心配いらん
皮一枚の所で
受けているんじゃ
ないのか!?
?
あれは
斧神様の作戦だ
なっ
俺は昔
見た事が
ある
あの方はワザと
自分の身体を斬らせて
敵の攻撃を
誘っているのだ
そして
攻め疲れた相手の
一瞬の隙を狙って
!!
なんだって
ちくしょう
必殺の一撃を
入れるつもりだ
一体いつまで
攻撃をし続ければ
やばい!!
明が
よろけた!!
ぐっ
!!
斧の
横面で!?
これでは
かわせない!!
明アアァァ
第二百五十六話
斧の横面で!?
これでは
かわせない!!
第二百五「七話
明アアアァァ
ふんっ
明アア
すまんな
小僧
本気で殺らして
もらったよ
あっ...
明...
そんなっ
やられち
まった...
..
やったぞー
斧神様の
勝利だー
人間ごときに
負ける訳がねェ!!
ん
さすが
斧神様!!
あのガキを
たたっ殺して
くれた!!
ざまァ
みやがれ!!
そんな...
明さんが...
もうこの島の
人間たちは...
これで
おしまいだ...
あの人が
殺されて
この島の希望は
尽きちまったんだ
ちくしょう
明!!
嘘だろっ
信じらんねェよ
お前が死んじ
まうなんて
そんなの
嫌だよ!!
そんなの信じ
らんねェよ!!
これより
我々の村を
人間どもから
取り戻すぞ
?
斧神様?
お前たち
はいっ
手始めに
まず
この浜にいる
人間を一掃する
えっ
そんな...
ひいいいぃ
ポタ
うわああ
逃げろォォ!!
ゲッケッケ
蜘蛛の子を散らす
ように逃げてくぜ!!
くっ
やべェよ!!
俺たちも行こう
逃げようぜ
西山!!
いや
へっ
俺は
ここに
いるよ
は?
何言ってんだお前
あの山羊に
殺されちまうぞ!!
俺は
ここに残る
明を置いて
逃げるなんて
できない
バッバカかよ
お前!!
そんなの犬死に
じゃねェか!!
アイツは死んじ
まったんだ!!
置いて逃げるしか
ないんだよ!!
いや
アイツは
生きてるよ
なっ
アイツは俺に
誓ったんだ
必ず一緒に
生きてこの島から
脱出するって
俺はその約束を
疑うくらいなら
ここで自ら
死を選ぶよ
西山...
だからこんな所で
殺される訳がない
明ァー
!!!
何いつまで
ゴロゴロして
んだ!!
さっさと
起きやがれ!!
くっ
お前が死ぬ訳
ねェだろ!!
何やってんだよ
明!!
西山...
お前そこまで
明の事を...
ボケ明!!
早く
起きろ!!
くっ怖ェよ
膝の震えが
止まんねェ!!
でも
逃げねェぞ!!
明ァーー!!
明ァー
!!
俺だって明
お前を信じてるよ
ここにいてやる
からさっさと
起きやがれ!!
加藤...
!!
なんて奴だ
アイツら逃げないぞ
そこまで明さんを
信じているのか...
よしっ
俺たちも
ここに残るぞ
立ち上がれ!!
明ァー
明ァー
明さん
!!
明ァー
ほう
あの男にこんな
人望があったのか
明ァー!!
!!!
だが
無駄な事だ
貴様らも一緒に
あの世へ
逝くがいい
明ァ!!
いつまで見ていても
アイツは動かんよ
!!
!
笑顔!?
まっ
まさか
明ァ!!
第二百五十七話
明ァ!!
明ァー
明さんー
立ち上がれ!!
こ百五十八話
!!
明ァ!!
無駄な事だ
!!
どれだけ
応援しようとも
アイツは死んだんだ
立ち上がった
ぞ!!
明さん!!
やったー
凄ェよ明!!
信じてたよ!!
よかった!!
これで我々も
滅びずに
すんだ!!
まだまだ
戦えるぞ!!
我々人間の
希望の灯は
消えなかったんだ!!
信じられん
俺の斧を喰らって
起き上がれるとは...
さすがは
篤の弟
お前を見くびって
いたようだ
よし!!
では二回戦と
いこうか!!
!!
今度こそ
たたっ殺して
くれるわ!!
やばい!!
明ッ!!
待つんじゃ
村田!!
!!
この声は!!
うおおおぉぉ
師匠!!
......
やったぞ!!
師匠が来たら
百人力だ!!
これで斧神も
怖くねェ!!
このまま一気に
吸血鬼どもを
蹴散らしましょう
また会ったな
村田
いや斧神と
呼ぶべきか
......
体力は
完全に回復した
ようだな
お前は
明と殺り合って
ボロボロのようだが
その身体でワシと
まともに戦えるのか?
師匠!!
早くこの山羊を
倒してくださいよ!
くっ
ちくしょう
斧神よ
ここは
手を引いて
くれないか
もうこの村は
我々が制圧した
人間の勝利だ
は?何言って
るんスか!!
このまま一気に
奴らを全滅...
だがこの場を
立ち去ってくれるなら、
お前たちに手を出さない
事を約束しよう
黙っとけ
加藤
師匠には師匠の
考えがあるんだ
...だっ
だってよ...
どうだ?
条件を
のまんか?
ふざけるなっ!!
......
ふっ
斧神様が
そんな屈辱的な
取引に応じる訳
ねェだろ!!
スッ
黙ってろ
いいだろう
ここは退こう
!!
そんな...
ウム
そうして
もらえると
助かる
左手が
使えないわりに
よく頑張ったと
貴様の回復を
心待ちにしていると
最後に一つ
明にとって
言伝を頼む
わかった
伝えて
おこう
はい!!
マジかよ...
本当に
去って行く...
よし
引きあげるぞ
お前たち!!
行った...
これで
敵はいなく
なった...
しかし師匠
アイツなら
斧神の奴
よく条件を
のみましたね
どちらかが
全滅するまで
戦い続けると
思ったのですが
明じゃよ
へっ
アイツは
明の左手の怪我を
気にしていたからな
...
なるほど
確かに
斧神らしい
選択ですね
そういや
本当はもう一度
お互い万全の状態で
殺り合いたいんじゃよ
アイツなんで
明に言伝なんかを
え?
だって明は
そこにいんじゃんか
師匠
なぜ斧神と
戦わなかったん
ですか?
直接言えば
いいのに
アイツらを
逃がすよりも
この場で
一掃した方が
よかったのでは
...斧神を
なめるでない
戦っていたら
我々の方が全滅して
いたかもしれん
へっ
明が?
よろっ
えっ
特に明が
こんな状態ではな
明!!
大丈夫か!!
オイ明!!
よかった
呼吸はしている
ったく
びびらせやがって
気を失って
いるだけだ
しかし一体
いつから気絶
してたんだ?
斧で殴られた時
からじゃ
ワシはここに
駆けつける時
明がやられた
瞬間を見た
あの一撃で
こやつは
でも
ちょっと待てよ
それじゃ
おかしいじゃんか
その後明は
気を失って
おった
俺たちの声援に
応えるべく
自力で立ち上が
ったんだぞ
明は
意識がないまま
立ち上がった
ってのか
この男は
島の為に
戦っておる
簡単に負ける訳
にはいかんのじゃ
彼岸島を
我々の手に取り戻す。
その日まで
たとえ
気を失っていようとも
こやつは何度でも
立ち上がるじゃろう
明
や
よし我々も
引きあげよう
この戦いは
我々の勝利じゃ
明さん...
貴方って
人は...
はい!!
よし
帰ろう!!
西山!!
着いたら
豚汁だぞ!!
よっしゃ
まかせとけ
ご苦労
だったな
明
第二百五十八話
今は何も考えず
休むがいい
第二
完
次巻予告
凄惨極まる攻血鬼の屍!
だが、そこで目にしたものは
明たちは急ぎ、森一向かう
ケンちゃんの消息が知れた。
行方不明だった
初夏発売予定!!
子価玉八〇円(税込
発行ノ講談社
農農彼
無事友に再会できるのか!?
そして明たちは
体、森で何が起こっているのか!?
は次巻で
捜索の第二十七巻
二〇〇九年
が来た
林示己心のガイドブック
2017年7月7日土曜木!!
本当に、
本光司
ヤングマガジン編集部
発行/講談社定価980円(税込)
主日東京花中!!
ホント
枚示敗めの書のお
封印がついに解けた
今まで、火められていた
島談冬王解明
ここ1万年11月
生者を吸血鬼の
血塗る千日戦を
午の記録
大地は女王に染まり
人々の
お悲鳴がこだまする
国に燃ゆる空の下
絶海。孤島
地図から消えた
鸚た吸血鬼
特別付録
メーのネ真月矢早糸届
『とてましいの、前後編
おねえさん」
完全収録!
今夜は「高島美名物「ハマハラ」と思別先『少想家・明日の芝退劇場』今回の作りにも及ぶ彼女だけど
吸血鬼一族の忌まわしき触り●現実世界の秘密書は日本合間後端スポット・●新たなどはない
「役目立場月日から東京都市議」の「休みから日中早く感染する恐怖に前外部の名前の先生は、海外旅の名...
ンタビュー●血みどこの防災状況は全話論文書これでアナタも迷わなく「WebサイトWerdowsカウントMallenter」の
羞恥の失禁シ
キャーンページのキシーンの現実に生きる吸血鬼伝承〜黒魔子何先家ま、Windowsの計画バタインタビュー
●梅彩カラー24日含む極厚254兵目録!!
●地域から消えた原因で生息する仕き物収録の生き残りだかった
らコレを読め「吸血鬼の殺し方』●復岸島ク吸血鬼ニ関スレ報告
書く万十嵐レポート>◆
●「全てお話しし」ます,松本光,dロングイ
秘蔵の第1話
オープニングを
特別公開!
あなたは、この本を読んで、どんな
感想をおもちになりましたか。
編集部ではこの本についての読者の
みなさまのご意見をおまちしています。
このつぎには、どんな作家のどん女
漫画を読みたいとお考えですか。「ヤン
マガネC」にしてほしいと思う作品がある
りましたら、読後の感想」とあわせて、
左記あてに、どしどもしお知らせください。
東京都文京区音羽2ー12-2
議談社やングマガジン_編集部
〈郵便番号]12|800!
ヤンマガKC係
淡なお、お送りいただいたお手紙・おハガキは、ご記入
いただいた個人情報を含めて「著者にお渡しすることがあ
りますので、あらかじめご立了解のうえ、お送りください。
〈ヤングマガジン2008年第32号〜第4号の掲載分を
収録しました。
ヤンマガKC
彼岸島26
...じま
2009年3月6日、
第1刷発行
定価はカバーに表示してあります。
著者松本光司
発行者五十嵐隆夫
発行所株式会社講談社
東京都文京区音羽2[12]の
郵便番号11218001
印刷所図書印刷株式会社
製所株式会社国宝社
◎松本光司2009年
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