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!!
BRZ
手のことでは
...まった
第一7・巻・
中のうち、2018年12月
そういえば
...
そういえば、
C9979¥590E
ISBN4-344-80198-9
雑誌「54241-86白年・土は
結婚定価:「本体500円」十税・
定価..本件のOC!!税発行=幻冬舎コミックス・
先11-400台発売=幻冬舎
BRZ
第
・70人目標
発行幻冬合コミックス
冬目景
第
高城は、幼い頃はほどしくし、日天美のところを
そらしている。ある日、倒れた一砂は、かつての我が家で
姉・千砂と再会、吸血鬼ののように他人の血が欲しくなる
高城家の”病〟のことを聞く。発病し発作に苦しむ一砂に、
亡き父と同じように千砂は自らの血を与えた。〝病〟のこ
とを知る八重樫に対して発作が起こるという一砂に水無
瀬は、一砂の特別な感情が関係しているのではと言う。
砂と千砂は二人で暮らし始めるが、ある日、千砂は一砂
にキスを、一砂をふの代わりにしようとしているーそう告白した千砂に一秒は側にい
ることを言う。再び発作に重われた一秒は、千秒の旦筋に噛みつき、その地によって渇く
きを減す。一体も千秒に血を与えようとするが、千秒はそれを拒み率を飲み続け、何か
てしまう。水無瀬の高城院院に千秒を運ぶね。いいを伝えるが、千秒は「砂のもとへ帰って
いく。そこへ父の死に疑問を抱く元程護婦に風見が訪れた。風見は高城医院に残された
ある奇病についての手配を読み、さらに翌朝開始決める「新年期、「砂は友人・木」で
に。病のことを告げ、千秒を佐崎に心を開くが、LeBの夢に不安を覚え...。
江田夫妻
八重樫楽写光
2017年12月13日
第
CONクINTS
巻
第第第
...
第411年第2013第第45条第463第47条第7号
インタビュー
第41話第犯語第44話第45話第75話インタビ
終わりに
いいじゃー
私はここある
ここまで
話
第
えー...夏休み前に
募集したクラスの
出し物なんですが
この他に
何か案の
ある人ー?
準備とかに
時間がかかる
のはヤでーす
あっオレ
部活の方
あるから
出れないわ
当日忙しく
ないヤツ
なんかさあ
みんなヤル気
ないよねー
実質最後の
文化祭なのに
うちの部活
なんにも企画
無いから
クラスの方
カ入れようと
思ったのに
前の学校でも
文化祭って休ん
でたから.....
今年は
ちゃんと出た
いな...
ホントうちの
クラス結束
弱いよねー
A組みたく
あんま強くても
ウザったい
けどさ
どうしたの
気分悪いの?
うん...ちょっと...
平気...
先行ってて..
健康
38度2分...
けっこうある
わね
これは
帰った方が
いいんじゃ
ないかしら?
お家の人に
迎えに来て
もらう?
家には誰も
居ません
もう少し寝て
いれば熱も
下がると思い
ますので
大丈夫です
いつもの事です
から...
......?
高城さん...
あなた無理して
学校に来ている
んじゃない?
単位の事も
あるでしょうけど
気分が悪かったら
がまんしないで
休みなさいよ
この家の事を
調べている
人間がいるらしい
......?
なに
それ?
だから
うちのクラスは
フリーマーケットやる
ことになったでしょ
みんな持ち寄りだから
持ってくる物を
だいたいでいいから
書いて
高城くん
木ノ下くん
出品する
品物を書いて
なんだよ
みんなマンガと
ゲームソフトばっか
じゃん
そういや
おまえの
姉ちゃんとこの
文化祭は?
うちよが少し
遅いみたいだけど
そろそろ準備始めて
る頃じゃない?
オレ
出す物
無いなあ
じゃうちの
文化祭見に
来るか?
見せろ
さ.....
さあ?
誰か張り器
持ってない?
持ってないや
ゴメン
あたし
持ってるよ
ありがと
八重樫さん
何枚くらい
出すの?
わあ
そんなに
夏休み中
描いてたもんね
5、6枚
かな
人の事
言えない
けど
あ
センパイずるい
それ夏期講習で
描いたヤツじゃ
ないですかー
こんな時だけ
みんな部活に
出るよね
高城くん
もうここへは
来ないだろうな
あ...
あれ...
カッター
無いや...
しょうがない
買って
こよう...
木ノ下くん
みっけー
どちらさま
でしたっけ?
そうなの?
初耳
写真部二年の
辻よキミ確か
うちの部だった
よね
ヒマじゃないのよ
文化祭は
一年分の活動
すんだから
今展示の準備で
猫の手も欲しい
くらいなのよね
いや...ホラ
一年は部活
入んなきゃって
言われてさ
テキトーにヒマ
そうなとこに
したんだと思う
見つけた
からには
強制連行
え~~
あーあ
わりい
先帰って
お...
おう
きゃっ
大丈夫?
いってー...
ヤダもー
わーたいへん
フタ開いちゃったよ
あ...
ごめんなさい
大丈夫
でした?
きゃっ
な...
なんか...
高城くん?
様子が
ヘン
とにかく
雑巾と
バケツ借りて
くるから
......?
発作が
起きたんだ
どうしよう
どうしよう
もし誰かに
見られたら...
どこ?
高城くん
あ...
起きて
平気なの?
少しラクに
なったけど
今日は早退
するわ...
保健の先生にも
そう言ったとこ...
大丈夫?
送っていこうか?
大丈夫よ
ありがとう
待ってて
教室から
カバン取って
来てあげる
ナナ
はぁ
はっ
あっっ
抑えきれない
こんなに強い
発作は初めてだ
こうしていれば
やり過ごせる
だろうか......?
いや...
その前に
気が変に
なりそうだ
やっぱり
無理だったんだ
普通の生活
なんて
俺はやっぱり...
!
高城くんの
カハン?
ここを
通って...
人気の無い
場所...
は
だめだ...
痛みが
強すぎて
気を失う
事もできない
このまま
狂ってしまい
そうだ...
千砂.....
八重樫...
すごい汗...
なんで
ここがわかった
高城くんが
走ってくのが見えた
から.....
カバン...
校舎の裏に
落ちてた
置いたら
向こうに行って
くれ
...ああ.....
ありがとう
そのへんに置いといて
くれ...
やだ
行けよ
俺はあんたに
そんな事を望んじゃ
いない
俺の事を忘れて
欲しいそれだけだ
どうして
わがんないん
だよ
俺は以前の
俺じゃないんだ
わかってくれよ
じゃあ...
もう.....
学校には
来ないつもり
だった
どうして
あたしの前に
姿を見せるの?
ごめん...
だけど...
未練があった
んだ.....
だから甘い事
考えて...
ちっとも
良くなんて
なってなかった
のこのこ
出てきて
このザマ
だ...
触るな!
頼むから
もう俺に
がまわないで
くれ
あんたが
まだ俺の事を
気にしていると
思うと
罪悪感で
いっぱいになって
やりきれないんだ
か.....
勝手な事
言わないでよ
あたしが
どんな思いで
待ってたか
高城くんには
わかんないんだ
いきなり
忘れろって
言われて
つき放されて
あたしには
どうする事も
できなくて
なんにも
約束なんて
してないけど
それでも
ずっと待って
いようって決め
たんだよ
いつかまた
戻ってきて
くれるって
信じようと
してた
”あたしだけは
傷つけたくない!
って言った...
高城くんのその
言葉だけを
支えにしてたのに
ごめん.....
ごめん...
八重樫...
会えなくて辛いのは
高城くんも同じだと
思ってた...
だけど...
違ってたん
だね.....
だから...
謝るんだよね...
どうして?
あのひとが
いるから?
お待ち
してました
風見さん
第
42
話
どうして
ここが?
父の...
病院の書類を
調べたんです
住所が
変わってなくて
良かったわ
少し...
お話
したいんです
けど...
......わかり
ました...
私の部屋で
話しましょう
散らかってて
ごめんなさい
今お茶でも
いれますから
おかまいなく
ええ.....
お引っ越し
なさるん
ですか?
実家に
帰るんです
何故うちの
事をお調べに
なっているのか
お訊きしたいん
ですが?
お話と
いうのは...
高城家の
事を
調べるつもりは
ありませんでした
バチャ
私はただ.....
高城先生の
自殺の原因が
知りたかった
だけなんです
探偵まがいの
事をしたのは
申し訳ないと
思っています
で...
教えて
ください
何か
解ったん
ですか?
......
高城先生の
自殺は
あなたの病気を
苦にしての事
なんでしょうか?
すみません...
調べるつもりは
無かったんですけど
先生の事を
追っているうちに
どんどん色んな事が
解ってきて
止まらなくなって...
わたしが...
何の病気だって
いうんです?
あなたは
生まれつき
心臓が弱い
と.....
それに
血が...欲しく
なる病気......
だけど...
それは...
人に隠す程の
病気なので
しょうか?
調べたところ
確かに少し変わった
病気ですけど
そんなに深刻な
ものだとは
思いません...
教えて
ください
......?
それに...
あなたの体の事を
考えたら
先生はあなたを
置いて自殺なんか
なさらない筈です
先生の自殺の
本当の理由を
なぜ父に
そんなに
こだわるん
ですか?
そ......
それは...
父の事が
好きだったん
でしょう?
前にも
言った通り
お世話になった
から.....
...ち.....
違います
わたしは
純粋に
尊敬して...
あなたの言う通り
父はわたしの
せいで自殺
したんです
だけど...
わたしの病気を
苦にしてでは
ないわ...
父は...
わたしから
逃れる為に
死んだんです
......?
あのひとが
いるから
だから
謝るの?
......
八重樫.....
あのひとの
血じゃないと
ダメなんだね?
あのひとは...
高城くんにとって
必要な人なんだね
わたしの
こんな気持ちは
もう.....
邪魔な
だけなんだね...??
離れろ
八重樫っ
いやっ
離したら
もう二度と
高城くんに
会えないもん
高城くんが
最初から
あたしのこと
本気じゃ
なかったとしても
あのひとの
事が好き
でも
それでも
いいから
待っていたい
八重樫の匂い...
八重樫の
匂い...
微かに
甘い...
初めて
見たのは
放課後の
美術室だった
いつも
誰もいない
美術室で
絵を描いていた
おとなしくて
あまり友達も
いなくて
中2の時
同じクラスに
なるまで
名前も知らな
かった
笑わない
そのこの事が
気になって仕方
なかった
どうしていいか
わからないから
ずっと遠くで
見てた
自分の感情が
何なのかも
よくわからなかった
だけどその時には
もう
気付いた時には
そのこは近くにいて
俺を見ていた
俺はそのこの
近くにいられ
なくなっていた
忘れるなんて
できる
わけない
いいよ...
そ...
それはどういう
意味ですか?
わたしが
父を追い詰め
たんです
わたしの...
存在自体が
父には重荷
だった...
父は...
母を深く
愛していました
だから
母を裏切れ
なかった
そして
自分をごまかし
続ける事にも
疲れ.....
自ら
死を選んだん
です
......
裏切るとか
ごまかすとか
一体何の
事なんです?
わたしの病気は
高城の家にだけ
伝わるものなん
です
意味がよく
わかりません
あなたが調べた
病気と似ている
けど違うものです
決定的に
違うのは
血が欲しくなると
理性が無くなり
人を襲うということ
だから病人は
隔離して
人から遠ざけた
この病気の事は
世間に知られては
ならないから
高城は母の
姓......
父は母のこの
呪われた家系の
事を知りつつ
母と結婚したん
です
その母が
亡くなり...
だんだん母に
似てくるわたしを
父は
身代わりに
したんです
だけどやがて
自分の愚かさに
気づき
結局選んだのは
死でした
.....これが
父の自殺の
真相です
納得して
いただけました?
要するに
父は弱い
人間だったの
です
高城のこの忌まわしい
血はわたしの代で
終わらせる
つもりです
だから...
もうこれ以上
追求しないで...
ロ外もしないで
欲しいんです
......?
あの...
さっき
お母さまが
亡くなったと
言いましたよね
なにか?
それは...
確かな事
なんですか?
どういう
意味
ですか?
あなたの
お母さまは...
亡くなった事に
なっていません
なんか
今日先輩
コワかったね
対抗試合
近いからね
葉ーーっ
終わったよー
あれ
薬は?
あたしたち
もう帰ろうと
思うんだけど
ここカギ閉め
ないといけないから
八重樫さんの
カバン預かって
くれない?
なんか出てった
きりまだ戻って
来ないよ
どこ行ったのよ
もう
わかっていたんだ...
発病したとき
から...
だけど...
本当に俺が
求めているのは
誰の血かを...
ごめん...
俺の気持ちは
変わらない
あたしが
望んでも?
やっぱり
巻き込む事は
できないよ...
今何時頃
かな...?
エミちゃんが
捜してる
かも...
.....見つかったら
まずいよ...
もう行って...
え.....
だけど
その傷...
...
ずっと
待ってる...
大丈夫
痛くない...
エミちゃんには
適当にごまかし
ておく
あたしの
気持ちも
変わらないよ..
母が...
生きている
とでも言うん
ですか?
あなたの
お調べになった
事を話して
ください
全部
本当に...
ご存知ないの?
何か根拠か
あるんでしょう?
わたしには
知る権利が
あります
日、ご依頼頂きますした調査の件で
下のような結果が
で、ここにご報告いたします
報告
ギャッ
いけないと
思いつつ
戸籍を
調べさせて
もらいました
それは抄本の
コピーです
東京都新科谷に
...それは前からより血糖質の
コねえか!??
ごめんね
砂月五日石
...そんな事前なことなど
先生はなぜ
この事をあなたに
最後まで
隠していたん
でしょう?
高城百子
父
母
高城百子さんは
十四年前に失踪
しています
それに...
これが本当なら
先生の自殺も
わからなく
なります
嘘よ...
母は死んだ
んです
自殺
したの
わたし
今でも夢に
見るのよ
わたし
この目で
見たのよ
高城家には
代々のお墓が
砧にありますね
桜の木の下で
手首を
切って...
...お母さまの
お墓がどこに
在るか
ご存知ですか?
!
そちらの方には
お骨は入って
いませんよね?
......
実は...
その事はずっと
気になって
いたんです
知りません
母のお墓には
行った記憶が
無いんです
高城のお墓が
在るのは知って
いましたが
その事は父に
任せきり
でしたし...
あんな形で
父が死んでしまって
詳しい事は
わからないまま
今まできて
しまいました...
父との間で
母の話題は
禁句だったんです
暗黙の了解
というか...
わたしも...
知りたいとは
思わなかった
お母さまは...
どんな方
でしたの?
母は...
優しい人でした
来ないで
千砂...
優しくて
言葉少なで
わたしを
可愛がってくれた
わたしは...
母が大好き
でした
だけど...母も
わたしと同じ
病気だった...
来ちゃだめ
お母さんを
見ないで
だから...
...
どうしました?
今日はかなり
お母さーん
千砂お熱あるの
おふとんで
ご本読んで
お母さん...
あなた
どこの子?
一緒に
遊びたいの?
記憶の底に
千砂さん?
思い出しては
いけない事が
ある
どうしたの?
話
48
第
千砂?
まだ
帰って
ないのか...
八重樫の血で
発作が止んだ...
千砂の血しか
受け入れない
と思っていた
のに...
千砂もそう
言ったのに...
いや...
本当は...
なんとなく
解っていた
あの夢を
見た時から
俺はずっと
八重樫の血を
求めていた
だけど
それは絶対に
認めたくない
事だった
俺は
禁忌を
犯した
千砂さん
どうしたの?
何なの...
この感じ...
千秒...
お母さん
お母さんは
死んだのよ
ち.....
千砂さん?
千砂さん!
発作か...
わたしの
カバンを
とってください
カ...カバンを.....
熱が.....
病院に
行きましょう
触ら
ないで
...ごめん
なさい...
近寄らない方が
身の為ですよ
わたしは
あの病気
なのだから...
発作が起こると
たいていの人は
理性が無く
なってしまうんです
その
薬は.....?
この薬は
発作を抑える
のと引き換えに
看護婦だった
あなたには
ちょっと言えない
ものです
わたしの体を
蝕んでいくん
です
そんな...
血を
吸わなければ
他の何かで
抑えるしか
ないんです
.....その奇病は
治る可能性だって
きっと有ります
然るべき
治療を根気よく
やっていけば...
そんな事
するくらい
なら
死んだ方が
マシです
わたし達一族は
世間にこの病の
事が知られ
ないように
必死で隠して
きた
わたしはもう...
人の血は
吸いたくない
だから
仕方あり
ません
その理由は
あなたにも
わかるでしょう?
わたし達は
畏怖の目で
見られながら
生き長らえるより
普通の人間として
死ぬ事を選んで
きたの
父は
その高城家の
犠牲者です
呪われた血族の
仲間になって
結局その
大きさに負けて
死を選んだ
どうかもう
わたし達の事は
忘れて
これ以上
わたし達の世界に
踏み込んだところで
あなたには何も
無い
そんな愚かな男に
いつまでも縛られて
いるなんて
ばかばかしいと
思いませんか?
あなたは
わたし達を
危険視して
いるのかも
しれないけど
わたし達は
誰にも
危害を
加えないわ
わたし達は...
羊の群れに
潜む狼なんか
じゃない
牙を持って
生まれた
羊なのよ
母さんが
失踪?
母さんは
死んだのよ
桜の樹の下で
死んでいるのを
わたしが見つけ
たのよ
今でも
はっきり覚えて
いるもの
だけど
それ以上
思い出せない
一瞬見たあの
映像は?
まるで
思い出しては
いけないみたい
どうして
発作が
起こったの?
千砂......
遅かったね
...
どうしたの?
千砂?
......?
何か
あったの?
自分の
記憶に自信が
持てないの
何だか
すごくこわい...
わたし...
自分が信じ
られない...
母さんが
失踪?
そんな
今更......
ていうことは
生きているかも
しれないって
こと?
だけど.....
どういうこと
なのかしら...
戸籍の
記述が何年も
間違ったままに
なってるなんて
わたしは
信じてないわ
何かの間違いよ
もし.....
それが本当
だとしたら?
そんなこと
ありえないわ
問題は
どうしてそういう
ことになったかって
いう事と
母さんは一人では
生きていけないもの
父さんが最後まで
わたしに何も
言わなかったって
いう事よ
わからないな...
今まで
その事で何も
問題無かった
わけだし...
でも.....
失踪者は
年月が過ぎれば
死亡者扱いに
なるっていうし
千砂は
父さんに
隠し事を
されたって
いう事の方が
信じられ
ないんだろ?
父さんが言わ
なかったっていう
事はさしたる
問題じゃないのかも
しれない
だって現に俺達の
生活には響かない
し......
千砂......
何かイライラ
してるよ...
ごめん
なさい...
......??
べつに
謝らなくて
いいよ
ごめん...
そんなつもり
じゃ...
そうかも
しれない...
千砂.....
熱いよ
熱あるんじゃ
ないの?
もう
休んだ方が
いいよ
今日は
疲れたから
それでも、そういうことですから、それぞれの
それは...
...
...
それはその結果がありますが、
父は
高城家の
犠牲者です
そんな愚かな
男に縛られて
いるなんて
ばかばかしいと
思いませんか?
ままじい
愛憎...
彼女の
生きてきた
世界は...
彼女の意識は
I7歳の少女とは
思えない程
老成している
彼女の
言う通り
わたしなどが
軽々しく
触れてはならない
ものなんだわ
牙を持って
生まれた
羊なのよ
はい
風見です
うん...
あ...
お母さん
帰る.....
今準備してる
こっちでの用は
もう済んだ
から
言えな
かった
千砂に
今日の事...
やっぱり学校へは
行けないって
事...
それに...
これ以上千砂に
無理はさせられ
ない
母さんを
撮った写真は
これが最後
この後
間も無くして
母さんは死んだ
発作が
起きると
母さんは別人の
ようだった
この時すでに
母さんは死ぬことを
考えていたんだ
ろうか.....
父さんを
残して......?
それとも
発作的な
ものだったの
かもしれない
だめ...
これ以上
思い出そうと
すると
また発作が
起こりそう
来ちゃ
だめ
どうしたの?
眠れなくて...
なんだか
喉が渇いたから
水を飲もうと
思って
一砂.....
まだ起きて
たの?
でも
大丈...
千砂?
千砂!
千砂!
千砂......
千砂!
お母さん...
お母さん....
お母さん...
どうしたの
来ないで!
お母さん...
また千砂のこと
嫌いになったの?
向こうへ
行ってなさい
だめっ
さわら
ないで
ああぁ〜〜っ
泣かないで
千砂
お願いだから
あっちへ行って
はぁ
わあああ
泣かないで
お母さん
ちょっと
疲れた
だけよ...
......
.....そう
疲れたのよ...
もう...
ごめんね
千砂...
お母さ.....?
あなたは
これからわたしと
同じ苦しみを
味わう事に
なるわ
そしたら
あなたはきっと
生まれて来た事を
呪う筈...
大丈夫...
おかあさんも
後から行くから...
あぐっ...
......
いや...
可哀相な子...
お母さ...
話
お母さん
もう
限界
なんだ...
限界って...
そんなに
悪いん
ですか?
はっきり
言って...
そんな.....
後は彼女の
体力がどこまで
もつかだ...
絶対安静にして
どこまで機能が
回復するか...
完全に
回復すると
いう事は
あり得ないん
ですね?
彼女の心臓は
明確な病名が
あるわけではない
からね
お話し中の
ところすみません
403号室の
高城さんの様子が
変なんです
ただ生まれつき
その機能が
弱いんだ...
人によっては歳と
共に体力がついて
普通になるケースも
あるが...
まだ起きちゃ
いけないよ
千砂
どうしたの?
わ.....
わたし...
母さんを......
もしかして
あなたは
知ってたの?
思い出した
のよ...
千砂
知っていて
黙っていたの?
そう
なのね?
父さんから
何を聞いたの?
なぜ
今まで
思い出さ
かったの?
わたしが
母さんのお墓を
思い出せなかった
のは
そんな所に
行ったことが
ないからよ
母さんは
どこに眠って
るの?
どうして
父さんは
わたしを愛する
ことができたの?
どうして...
ごまかさ
ないで
思い出した
のよ
わたしの質問に
答えて
落ちついて...
きみは悪い
夢でも見た
んだ
離して
これ以上
あたしを騙す
つもりなら
ここから飛び降りて
やるわ
千砂!
千砂
いや...
わたしは...
千砂!
とにかく
落ちついて
千砂!
早くベッドに
寝かせて
彼女はその記憶を
自ら封印したんだ
また:父親である
高城先生もそう
仕向けた
愕いたろう
ね.....
母親は自殺
したんだと
そしてそれを発見
したのは
千砂ちゃんだと
繰り返し
幼い彼女の心に
摺り込んだ
そうする事で
彼女の目の当たりに
したであろう
忌まわしい光景は
母親の自殺という
形に置き換え
られたんだ
先生は
百子さんの
遺体を庭に
埋めた
あの...
桜の下にね
そして
百子さんの
失踪届けを
出した
高城家の
秘密と千砂ちゃんを
守るために...
僕がこの事を
高城先生から
聞かされたのは
彼女が
思い出してしまった
以上...
もう隠し通す
事はできない
この事が
彼女の精神に
どんな影響を
与えるかわから
ないが...
彼が亡くなる
一週間程前
だった
良くない方へ
作用すると
思った方が
いいだろう
彼女の支えに
なってやれるのは
きみだけだ
......?
はい...
千砂が弱っていくのを
俺は傍で見ている
しかないのか...
一秒......
千砂...
気分は?
水無瀬さんから
何を聞いたの?
悪くないわ...
起こして
昔...
父方の祖母が
家に来て
こう言ったの
あの人は
わたしのした事を
知っていたのかも
しれない
わたしは
生まれて来ては
いけなかったって...
わたしは...
母さんを殺して
父さんまでも
自殺に追いやった
あの人の
言う通り
わたしは
生まれて来るべき
じゃなかったのよ
わたしは...
何なの......?
もう少し
眠った方がいいよ
安静が必要だって
水無瀬さんも
言ってた
千砂!
眠ったら
また
いやな夢を
見るわ...
こわい...
大丈夫
しばらく
ここに居て
あげるから
この日
から...
千砂の
体力は
目に見えて
衰えていった
お早う
ございます
あ...
お早う
ございます
ねえ
403号室の
高城さん
弟さん
だって
毎日男の子
来てる
よねぇ
親御さんは
どうしたの
かしら?
高校生でしょ
学校行って
ないみたいよ
ずっと
つきっきりで
さあ...
はい
あの...
あ...
ここって
高城千砂さんの
病室ですよね?
佐崎さん?
高城さん...
......?
じゃ...
俺今日は
帰るよ
誰?
ごめんね
急に来ちゃって
弟よ
先生に病院の
場所教えて
もらって
どうしようかと
思ったんだけど...
ううんありがとう
来てくれて
もうすぐ
文化祭なのに
いいの
いいの
どうせ
うちのクラス
ヤル気ないん
だから
学校の
匂いだ...
あ...
ごめんね
疲れてない?
大丈夫よ
来てくれて
うれしかった
暗くなって
きちゃった
もうこんな時間
また来るね
佐崎さん
ありがとう
何言ってんの
今度は
他のコも
連れてくるね
はい...
はい...
何とも...
退院の予定は
まだわかりません
はい...
すみません
おじさん達に
代わってもらう
わけにはいかない
のか?
このままだと
来年の進級は
危ういんだよ
おじさん達には
関係ないです
から
それに...
僕の方が姉も
気がねしないですし...
お姉さんの事も
心配だろうが
お前自身の事も
考えろ
先生...
......?
まあ.....
おまえか
そう言うなら...
しかしな...
この事は
おじさん達には
言わないでください
心配しますから
お願いします
わかった...
美術部っ
てさ.....
また電話する
何かあったら
先生に言うんだぞ
あんなに
部員いたん
だね
で.....
文化祭終わると
また誰も来なく
なっちゃうわけね
人がいない方が
いいよ落ち着いて
描けるー
......?
ちょっと
待ってて
すぐ片付け
るから
葉さぁ...
なんか最近
雰囲気違く
ない?
なんていうか...
さっぱりした
顔してるよ
ちが.....
だってもう
あたし高城くんの
ことは何とも...
高城くんと
何かあった?
ウソ
だね
そんな事
あたしが
信じると
思ってんの?
う.....
うまく言え
ないんだけど...
つきあい
長いんだからさ
待ってる事が
苦痛にならなく
なったのかも...
何も...
約束して
ないけど
ただ...
待っていれば
いい気がして
あれこれ
考えるのは
やめようと
思って...
......?
よく
わかんない
なぁ...
う...
うん...
あたしも
よくわかん
ないや...
じゃあ
あたし先に
下駄箱のとこに
いるから
うん
ふーん.....
まぁ...悩まなく
なったというのは
いいことだよね...
首のバンドエイド
キスマーク隠してる
みたいに見えるよ
いーかげん
はがしたら?
そうか.....
え?
これがある
から.....
寒くなって
きたね
明日
綿入れ
持ってきて
あげるよ
これから
どんどん
寒くなるよ
ありがとう
文化祭も
終わって
そろそろ
中間試験
かな
そう
だね
結局...
文化祭出られ
なかったな...
ねえ
一砂.....
そんなの
気にしなくて
いいよ
来年も
あるよ
だめよ...
わたしの事は
いいから
学校に行って
わたしの方は
とっくに進級の
見込みは無くなって
るけど
今なら
まだ何とか
取り返せる
でしょ
あなたには
頑張って欲しい
のよ...
......?
いいんだよ...
本当に...
別に学校
好きじゃないし...
一砂......
母さんの事を
思い出して
わかった事が
あるの...
わたし...
思うの...
母さんの
精神は最後まで
正常だったのよ
きっと...
発病してから
ずっと
母さんは
死ぬ事を
考えていたん
だわ...
だから...
わたしも
連れて往こう
としたのよ...
一砂......
あなたは...
あの時の
わたしとは
違うわ
自暴自棄に
ならないで
千秒......
自然白菜に
なってるのは
千砂の力だ
そう言い
かけてつまった
どんな
気休めの
言葉も
見つから
なかった
俺は千砂に
何もしてやれない
ただ
こうして
傍に居るだけだ
話
第
失礼します
点滴の
取りかえです
いつもと
変わりません
今朝は
気分はどう
ですか?
今日は
なんか寒い
わね
そうですね
あ
点滴の
種類が変わった
あとでまた
検温に来ますね
検温に来ますね
お早う
外寒い?
読みたいって
言ってた本
持ってきたよ
お早う
ございます
ちょっとね
ありがとう
本を読むこと
くらいしか
する事がなくて
音楽でも
聴く?
退屈だわ
なんか
持ってこようか
......
え...
そ...そう?
一砂あなた
痩せたわね
毎日見てるから
気付かなかったけど
ちゃんと
御飯食べて
ないんでしょ?
いや...
そんなこと
ないけど...
あまり食欲
無いから...
......
高城家の
秘密と
千砂ちゃんを
守る為に...
この家は
狂ってる
わたしも
連れて往こう
としたのよ
俺は...
この異常な
家で
正気を保とう
とした母さん
千砂がいるから
ここに居る
もし...
逆に父さんは
失っていったに
違いない
千砂が
いなくなったら
俺は
どうなるん
だろう...
お早う
ございます
あ...
どうも...
血の
におい...
かすかに...
あと305号室の
鈴木さんですが...
うん.....
熱も下がって
きたし
合併症の心配も
ないだろう...
それと...
ちょっと
失礼
一砂くん
先に戻って
いてくれ
......
水無瀬さん
落ち着いた
かい?
はい...
なんとか...
すみません
でした
油断して
ました
ここは
病院なんだから
血のにおいがしたり
する事もあります
よね...
......?
いや...
痩せたのかな
と思ってね
千砂くんも
心配してたから
何か?
......?
最近は...
軽いものなら
ある程度我慢できる
ようになったんです
食欲が
無いのは
発作を抑えて
いるからかい?
その前に
体を壊すよ
ストレスでね
千砂には...
言わないで
ください
そうやって
段々慣れさせて
いけば
...???
要はきみが
精神的に米ネ白に
強くなれば
いいんだ
いつか
完全に抑制
できるように
なると思うんです
ロで言う程
簡単じゃない
と思うか...
はい...
そうです
よね.....
今きみは
過敏になって
るからね
却って危険
だと思うんだ
......今日は
大事をとって
帰った方がいい
だろう
千砂くんには
うまく言っとく
そうですね...
僕も自信
ないです...
気分は?
不自由で
うっとおしいわ
一秒くんから
連絡があって
今日は学校の
用事で来れない
そうだ
一砂か?
そう
よかった...
学校行って
くれる気に
なって...
お互い無理は
しないって約束したし
一砂は楽しそう
だったわ
一秒くん.....
学校では
大丈夫なのかな?
あのこは
わたしとは
違うのよ
きっとこのまま
順調に回復
するわ
そうだと
いいね...
ねえ...
退院
させて
じゃ...
また
来るよ
家へ帰り
たいのか?
あそこには...
わかって
るわ......
あの時とは...
お父さんの
病院にいた時
とは違うの
それでも
帰りたいの
あの時は
自分の
居場所を
取り上げられた
ような気分
だった
それに...
ここで発作が
起きたら困るわ
だけど今は
ただ...純粋に
帰りたいの
その時は
きみの命に
かかわる
あなたは
もう反対しない
はずよ
だって...
これが
わたしの
最後の
わがままに
なるんだから...
きみをベッドに
縛りつけて
おくのは無理だと
わかっていたよ...
家に帰りたいと
言うなら.....
意志は尊重
しよう
それを
条件に
退院手続きを
しょう
だがきみは
僕の患者た
治療は続ける
僕は
諦めないよ
だって...
僕は...
きみの為に
医者になったん
だからね
今回の退院は
千砂くんの希望に
よるものなんだ
今後は
自宅療養と
いうことで
治療は続ける
病院で管理
するのが安全
なんだが...それを
本人が望まない
事はわかっていた
千砂らしい
ですね...
彼女の望む
環境に置く
事が今はいい
だろう
え?
思い出したく
ないような事が
あっても
負けず
嫌いだからね
強がって
見せるのは
それだけ不安
だからだ
それから
逃げないで
向き合おうと
する...
そのへん
気をつかって
やって欲しい
はい...
水無瀬さんは...
僕なんかに
千砂を任せる
のは不安に
違いない
どうも
本当にここに
蒲団をしいて
いいんだね
おねがい...
寒く
なってきたから
閉めるよ
ごめんね
一秒......
わたしの
ために...
なにか?
でも...
病院はいや
千砂!
これじゃ
学校どころじゃ
ないわよね...
この家で
死にたかった
のよ...
怒らないで
わたしわかる
のよ...
自分の体だもの
でも...
死ぬことは
べつに怖くないの
子供の頃から
そういう事は
考えていたから
気がかりなのは
あなたのこと
わたしが
いなくなったら
あなたは江田家に
戻るべきよ
あなたは
ここ数ヵ月の間
大きな発作は
起こしてない
わたし...
希望を
持ってるの
それから
一月の間に
千砂は食事を
殆どとらなく
なった
......?
点滴だけじゃ
もたないから
少しでも食事を
とらないと
だめだよ...
わかってるけど
食べたく
ないのよ...
ねえ...
あとどれくらい?
あとどれくらい
私は
生きてるの?
一砂くんも
心配してるよ
千砂ちゃん...
......きみが
そんなふうでは
この先保証は
できないよ...
真面目に
答えて
答えて
動かないで
真面目だよ
落ち着いて
どうしたんだ?
........
歯がゆい
のよ...
あ...
水無瀬さん
お帰りですか?
どうですか
千砂の具合は?
今は眠って
るが.....
精神的に
ちょっと
不安定に
なってるようだね
......?
そうかも
しれません
千砂は...
死ぬことばかり
言って...
まるで死ぬのを
待っているような...
そんな気さえ
してくる程です
体の衰弱を感じ
精神も弱っている
んだろう...
彼女の
容態は
着実に
悪くなって
いる
彼女は長年
自分の体を
知りすぎている
からごまかしが
きかないんだ
いざという
時は彼女を
病院に戻すよ
いつ急変
するかも
わからない
どんな事を
してでも
彼女は死なせない
絶対にね
雪が
降ってるの?
え...
うん...寒い?
見たいわ
雪...
見せて
まだあまり
積もって
ないよ
いいよ
背中が
あったかい...
しばらく
こうしていて
いい?
千砂の
体は軽くて
骨が尖っていた
普読んだ
小説の中の
死に選ばれる人は
ことさらやさしく
ことさら繊細に
造られている
さながら死が生に
対して自らの優位を
示そうとするかの
ように”
という一節を
思い出した
千砂の肌は
背白く透き
とおり
日に日に
死の色を
強めていくと
いうのに
それでも
なお美しく
人形のように
無機的な
追り物に変化
してゆくようだ
千砂はやがて
いなくなる
だろう
だけど千砂の
“死”というのが
何故かリアルに
感じられない
そのせいか
悲しみも
湧いてこない
ただ...
千砂が
苦しんでいる
のを見るのは
ひたすら
辛くて
そんな時は
早く終わりに
なってしまえば
いいと
願わずには
いられない
......?
千砂?
何か聞こえる
!
千砂!?
話
第
千砂......
しっかり...
千砂!
水無瀬さんに
連絡を...
いいの♪
一秒!
でも...
いいの...
病院は
イヤ
......
いいの...
寝かせて
あたしは
生まれてきちゃ
いけないい子だった
お父さんも
お母さんも
あたしはか殺した
あたしは
あなたとは
行けない。
どうして死なせて
くれないの?
殺して
何だろう
何だろう
さっきの夢は...
この胸騒ぎは
一砂.....
今夜が
限界かも
しれない...
そこに居て
くれたのね...
居るよ...
だから心配
しないで
一秒......
そこに居てね
千砂.....
だめよ...
お願い...
しないで...
わたしを
見ていてね...
水無瀬さんに
連絡しよう
病院に戻っても
結果は同じ
だもの
一砂.....
ごめんなさい!!
きっと悲しむよ
わたしに
会わなければ
わたしを
許して...
あなたはきっと
苦しみながらも
暖かい人達に支え
られて別の道を
見つけたでしょう...
いずれ
こうなる事は
わかっていた...
でも...
どうしても
あなたが
欲しかったの
あなたに
会えたから
わたしは
父さんの影から
逃れる事が
できた
あなたを...
弟でも...父さんの
代わりでもなく
愛したわ...
本当よ
命をかけて...
ありがとう
今まで
あなたを...
一人占めに
してたけど...
これで...
返せるわね...
俺は...
後悔なんか
していない...
千砂に会えた事も
千砂を愛した事も
八重樫さんに...
傍に居てくれて
ありがとう
同情でも
嬉しかった...
同情なんか
じゃない
あなた...
誰?...
吸血鬼の
家系なのよ
千砂と
居たのは
俺がそうした
かったからだ
二人で
生きていく
のよ
一人の人間として
千砂に
惹かれたからだ
こっちへ来て
同情でも
千砂の血が
欲しかったから
でもない
ずっと
わたしの
傍に居て...
俺は...
千砂を選んだ
......証明しようか
それ以上の
言葉は
無いわ...
千砂......
あの薬
覚えてる?
え?
いつだったか
千砂が俺に
くれた...
それは...
結局
使う事は
無かったけど
使わなかったのは
千砂がいた
からだ
そう...
千砂の言った
通りお守りに
持ってたよ
俺の中で千砂の
存在が大きく
なったから...
だから...
だめっ...
だめよ一砂
千砂がいなく
なったら
これを使う
だ...
あなたは
生きて...
そして普通の
生活に戻るのよ
せっかく治り
かけているんじゃ
ない
それを...
千砂.....
ごめん...
俺...良くなんて
なってないんだ
......
この前も
病院で発作が起きて
水無瀬さんに助けて
もらった
ごめん心配
すると思って
言えなかった
俺は千砂が
いないとだめ
なんだ
千砂の死が
リアルに感じ
られなかったのは
そうだ
無意識の
うちに自分も
その死〟の仲間に
なってたからだ
いつか
やってくる
千砂の“死”を
心のどこかで
覚悟していた
のと同時に
自分も死ぬ
事を考えて
いたんだ
俺も行くよ
最初の血を
千砂にもらった
時から
いつか
こうなる事を
予感していたの
かもしれない
夏子さん?
どうしたの
まだ明け方
だよ?
......なんだか
目が覚めちゃって...
実は
僕もなんだ
コーヒーでも
飲もうか
夢を見たの
どんな?
今頃.....
志砂さんの夢...
彼は背中を
向けてどこかへ
去って行こうと
してるの
わたしは...
彼がもう帰って
来ないとわかって
いてただ黙って
その背中を見送って
いるのよ...
彼の背中を
見ながら
わたしは
千砂ちゃんの事が
気になったの
何故?
でもすぐに
ああそうか...
千砂ちゃんは
連れて行かない
わよ...って納得
してしまったの
わから
ないのよ...
夢の中の
わたしには
わかっていたの
でも夢から
醒めたら
忘れてしまった
ただ一つ
覚えているのは
志砂さんは
千砂ちゃんを恐れて
いたって事...
そんな事は
ないよ...
だってやつは
千砂ちゃんを
溺愛していた
じゃないか
そうね...
ヘンよね
でも...
それは...
千砂ちゃんが
百子さんに似ている
からだけじゃ
ないと思うわ
彼女自身
気付いてないかも
しれないけど
そうかな...
確かに可愛い
子だと思う
けどね
新さんは
銀感なのよ
一砂......
どうしてる
かしら.....
そこが
良いんだけ
どね?
...ごめんなさい
言わない
約束なのに
あのこは
ただ単に
綺麗な女の子
じゃない...
人をひき付けて
破滅に導くような...
...そんな危うさを
持っている娘よ
今は
向こうから
連絡してくる
まで待つしか
ないだろ
心配ないよ
学校にも
行っている
ようだし...
わたしたち...
また前みたいに
一緒に暮らせるの
カしら.....
ーっ
葉ー
どうしたの
今朝は
早いじゃん?
エミちゃん
こそ
あたしは
朝練
なんか...
ゆうべあんまり
眠れなくて
朝になっちゃった
んだ.....
あたしも
ゆうべオヤに
進路のこと
訊かれてさぁ
なんか考えちゃって
眠れなかったん
だよねー
バスケだけ
やっていたい
けどそうも
いかないもんね
葉はいいよね
やりたい事が
はっきりしてる
から
そうだけど
受験はきびし
そうだよ
はよーーっ
あ...
木ノ下くん
三年は受験
真最中か
それが終わると
すぐ卒業式
だもんね
早いよね
いやー
寒いねえ
ちょっと
なんで真中に
入ってくんのよ?
八重樫さん
ちょっと
いい?
あれ
木ノ下くん
部活じゃないの?
いや...なんか
珍しく早く
起きちゃった
から早く来た
だけなんだ
昨日の
放課後さ
担任に
呼ばれてさ
いいよ
あたしも
なんとなく
ぼんやりしてた
だけだから
え?
高城の事...
今度の
学年末試験
受けないと
進級できない
らしいんだ
担任から
ちょっと様子見て
来て欲しいって
言われてさ...まあ..
俺も心配だったから
引き受けた
そう...
あいつの
家庭事情を
考慮して
職員会議で
掛け合うって
言ってたけど
出席日数が
足りないもんね
前回の試験も
受けてないし...
なんつっても
学校来て
ないじゃん
なんか
姉ちゃんが
病気らしいん
だけど
きっと一人で
抱え込んでるん
だよ...
あいつ
休学届けとか
そういう
手続きも
やんないし
あいつ一人で
看病してるん
だって
進級できない
んなら本当に
学校やめちゃうかも
しれないよね...
俺も
そう思う
なんであいつ
急に学校来なく
なっちゃったのかな
ごめん
木ノ下くん
文化祭も
出るって
言ってたのに
誰にも
言いたく
ない
あの事は
誰にも
言わないって
決めたの
あいつ
あんまり
周りから
干渉されるのは
嫌いだろうけど
今回は
仕方ないよな
そういう事なら
八重樫さんも
行く?
あいつん家
言ったら
それだけ
軽いものに
なりそう
だから
わ...
それに
わたし...
いようって
黙って待って
決めたから...
じゃ...
報告
するから
わたしは
行けないよ...
だって...
そっか...
うん
あ...
もうすぐ
予鈴鳴るな
今...
高城くんが
そこにいるような
気がした
どうかしてる
そんなハズ
ないのに...
O3210XX
プレム
プレルル
桜が
花を落とし始め
日差しが
一層明るくなる
春が
終わろうと
している
まあ
わ
話
47
第
えー...
諸君は
二年生になった
わけだが
じゃ時間割表等を
配るから
前列の者
取りに来なさい
この一年は
自分の進路の
事を念頭に
置きながら
学校生活を送って
もらいたい
クラス
分かれちゃった
ねー
うんこっちは
あんま知ってる人
いないんだ
八重樫さん
また
真中入るー
どおよ
新しい
クラス
まだ
よく
わかんない
木ノ下くん
あ...これ
音楽CD
なんだけど
持ってって
もらえる
かな
今日
行くんだろ?
そう
かな...
うん...
たいへん
だなぁ...葉
俺は
良かったと
思うけどな
どうして?
どっかで
茶でも
飲まねぇ?
それよりさ
なによ
それ?
何か
ありましたら
備付の
インターホンで
お呼びください
こんにちは
高城くん......
あ...
その制服...
気分は
どぉ?
悪く
ないよ
今日あたり
入学式
だったっけ?
う...
うん...
そう...
あ...
ごめん
イス無いから
ここ座って
そうか...
本当だったら
俺も今日から
東高生だった
のにな
まぁ.....
もっとも
受かってればの
話だけどな
ここじゃ
聴けないな
殺風景
だろここ...
高城くんなら
受けてれば
ぜったい受かったよ
あ...
これ...
木ノ下くん
から
彼も同じ
学校なんだよ
退院したら
聴くよ
テレビも
ラジオも
無いんだ
時計も無いから
時間もよく
わからない
二日に一度は
検査とかいって
頭いじられるし
自分が
意識不明の
重体だったなんて
のも信じられない
こんなに元気なのに
外には出られないし
窓なんか10センチしか
開かないんだぜ
なんか...
後遺症
だって言ってた
ある薬による
アレルギーで
ショック状態になった
とか医者は説明
してくれたけどよく
わからないし...
大丈夫
だよ
......??
体は回復
したんだし
すぐ良く
なるよ
ありがとう..
大丈夫
だから...
面会の
方...
あ...
じゃあ...
時間
です
え.....
もう.....
また...
来てくれる?
......?
早いな...
うん...
笑った
そ...
そう?
え?
八重樫って
あんま笑わないから
珍しいなと思ってさ
今日は
ありがと
来てくれて
嬉しかった
木ノ下にも
よろしくな
あら
八重樫さん
いらしてたのね
帰る前に
こんにちは
ちょっと
いいかしら
どう?
一砂に
会ってみて...
はい...
おばさまの
言う通り
です...
一命を
取りとめて
病院で気が
付いた時は
わたし達の事も
わからなかったわ
本当に
中学の頃の
屈託の無い
高城くんでした
治る
見込みは
あるんですか?
徐々に戻ったけれど
いまだに中学生
までの記憶しか
持ってないの
医者もわから
ないって
仰ってるわ
本人の努力に
依るところが
大きいとも...
八重樫さん
あなたには
話しておこうと
思うの
だけど...
記憶障害
という点だけ
除けば
あの子は至って
普通なのよ
わたし達は
一砂の記憶を
戻す努力は
しないつもりなの
あの子の失われた部分の
記憶はとり戻せば
また苦しむ事になるわ
だから...いっそ
このままにして
おいた方があの子の
為だと思うの
.....つまり
この一年間を
白紙にする
という事
ですか?
というより
一年前に
戻るの...
わたし達も
一緒にね......
そして
また始めるの
この一年間を
やり直す
のよ
もし...
...
できるで
しょうか?
本人に
気づかれ
ずに...
ずっと......?
そうね.....
難しいと
思うわ...
だけど一砂は
自分がまだ
中学三年生だと
思い込んでるし
そうでないと
知ったら空白の
一年間の記憶を
捜すでしょう
何かの
きっかけで
思い出して
しまったら?
その時は
その時よ
例え一砂の
病気が再発
しても
本当の事を
話すわ
その覚悟は
できている
のよ.....
...ファンディ
本当は...
わたし達は
あの子の事を
何もわかって
なかった...
今度こそ
本当の親子に
なれそうな
気がするのよ
...ファン...?
わたし達が
やり直したい
のかもしれ
ないわ...
きっと...
彼もそう
望んでいます
本人の為とはいえ
一砂を敷く事に
なる...それこそ
一生...
あなたは辛く
ない?
え?
今までに
比べたら
何でもない
事です
そうよね......
それじゃ.....
また来てあげて
ちょうだいね
あ...
それと...
はい
学校は変え
ようと思うの...
夏までに
編入という
ことで一年生
からやり直さ
せるわ
水無瀬さん
久しぶり
あ...今
家族の方が
面会して
いますけど...
いや...
「砂くんじゃ
なくてきみに
会いに来た
んだ
わたしに?
高城くんの
事ですか?
うちの病院から
移って行ってからは
何も情報が
入ってこないんでね
所用で
近くまで来たんで
少し足を延ばして
来てみた
なんだか
きみに
会える気が
してね
容態が
訊きたくてね
直接家族に
訊くのも変
だし...
本人に
会うのも少し
怖い気がした
から.....
会っても
きっと水無瀬
さんの事は
覚えてないと
思います
だから...
まるっきり
一年前に
戻ってしまった
かんじなんです
そうか...
発見が
もう少し遅れて
いたら...
あの日は...
もっと
深刻な
事態に
なっていた
そうです
何だか
胸騒ぎが
したんだ
だけど...
その.....
江田夫妻の
気持ちは僕も
わかるよ
だけどまた
ふとした
きっかけから
再発する
かもしれない
高城のあの病は
肉体的なもの
ではないから
思い出さなけ
れば一生抑え
込めるかも
しれないか...
再発すれば
失われた記憶を
全て思い出して
しまうだろう
その時は
辛い選択を
強いられる事に
なるよ
わたしの血で
彼が救われる
のなら...
わたしは
そう思い
ません
いつだって
その覚悟
でした
高城くんは
今度は素直に
受け入れてくれる
筈です
だって...
千砂さんは
もう
いないの
だから...
そう
だね
相続権は
一砂くんに
あるんだが
彼があの家に
近づく事はもう
ないだろう
高城の...
あの家は
どうなるん
でしょう?
だが僕としては
できれば残したい
いずれ家族の
人と話をする
つもりだ
千砂さんの
思い出が
詰まっている
からですね
一口に
思い出と
言っても...
これから
彼女のいない
人生を生きて
いくのが何だか
信じられないよ
あり過ぎて
丁度良い言葉が
見つからない
な.....
僕達は
他人なのに
兄妹のように
過ごしてきた
からね
そう言えば
今年の高城家の
桜はいつまでも
花を落とさずに
いたよ
......
ちょうど
去年の今頃
だったな
あんなに
きれいな
桜は見たことが
ない...
こんなとこで
寝てると
風邪をひくよ
似合うよ
どお?
この新しい
制服
部屋の中が
花びらだらけ
じゃないか
新しい生活
わたし...
変われる
かしら?
「砂くんの
存在が彼女を
変えた
普通の
女の子にね
彼女の...
短い人生の
終わりに
ここで...
充実した
日々を送れて
良かったと
思ってるよ
水無瀬さんに
とって千砂さんは
ただの妹
だったんですか?
...いや...
彼女にも
相応しい
言葉が
見つから
ない
だけど
愛していた事は
確かだよ
高城くんの
事は気に
ならなかったん
ですか?
彼に会った時から
勝ち目は無いと
感じたよ
誰よりも
ね.....
嫉妬も
起こらな
かった
彼女の
愛した父親に
初くんは
そっくりだった
からね...
でも...
そんな事は
問題じゃ
ないんだ
僕は彼女が
幸せならそれで
良かったんだ
例え僕を
見ていなくても
きみには
解らないかも
しれないが
こういう
のもある
のさ
......
彼女の存在は
僕の人生に
色濃く影を
落としながら
自分の一部を
失ったような
感じと
それと同時に
やっと手に入れた
気がするんだ
実体は
決して手に
入らなかった
そういう生き方を
僕は選んだ
僕は...
それじゃ...
絶対に
消えない影を
手に入れたんだ
はい...
千砂ちゃんは
一砂くんが
生きる事を
望んだ
彼のことを
よろしく
頼むよ
はい...
千砂さんの
死は
きっと
高城くんの
一番深いところに
しまわれたんだ
全てを
彼が思い出した
は...
わたしは彼女に
勝てるだろうか
あれ
八重樫
来てくれ
たの
高城くん
うん
おばさまの
代わり退院
おめでとう
荷物っても
そんな無いんだ
オレ.....
来月編入試験
受けるんだ
どこの?
そう
だね
勉強も
だいぶ遅れちゃった
しな
西陵学院
っていう...
私立の
男子校
なんだ
これから
気合いれて
やんないと...
あそうだ
オレ入院中に
5センチも背が
伸びたんだ
な.....
なんだよ
だって
ロコツに
嫌そうな
カオなんだ
もん
寝てるだけ
なのにフシギ
だよな
あ...
それと...
名字
変わるんだ
戸籍を
おじさんとこに
移すことに
なってさ
そっか...
いつか
そうなると
思ってた...
ほら:今のままだと
入学手続きとかで
面倒みたいだから...
この先
彼が失った
一年間を
思い出す事が
あるかもしれない
その時”を
わたしは
恐れない
ここから
始めれば
いいのだから
...
いうのは前々から持ちっているテーマだっ
冬◎イメージはだいたい固まっていました。
編◎連載を始めようとしたときに、和物と
ても衝撃的でしたが、あのシーンも最初
から決まっていたんですか?
編◎最終話の一つ前のラストシーンは、と
かったなとかありましたけどね。そのへ
んは単行本で描き足ししたりしようと
思っています。
どね。
編◎最終回に向けての準備は十分できまし
たか?
冬の作業的に、もうちよっと時間をかけた
ど。
冬◎もうちょっと短い予定だったんですけ
編◎連載開始から終了子までは、予定通りに
進行した感じですよね。途中、構想が膨
らんで長くはなってきていた感じですけ
まだ今のところはないんですけど、もう
少しすると湧いてくるのかなという感じ
はなんとなくします。
冬目(以下「冬」◎感慨とかはそんなには、
編集部【以下一編】◎6年半に渡る連載、と
うもお疲れさまでした。連載を終えられ
た感想をお願いします。
冬目景
ね。
思っていたんですけど、和物で吸血鬼っ
ていうのは厳密にいうとほかにもいろい
かったんですよ。後っちの話だとコメ
ディでした。
種◎それが全く逆なシリアスペプロットが
でてきて。
冬のあと吸血鬼物もやりたかったからって
これは別の構想として持っていたんですけ
ど、和物と吸血鬼をミックスさせました。
編◎じゃあ最初、吸血鬼物って思ったとき
は、いわゆるドラキュラとか洋物で考えて
てたんですか。
冬のそうですね。そ、れだとすでに結構ある
ので、もうちょっと何か違うことをしない
いとだめだな、どうしようかなとずっと
全然ご。ようするにそういうものが増きた
冬◎そうそう、それも結構そうでしょ。古
い建物と和服の人が出てくるっていう
たんですか?
冬◎日本家屋と着物の出てくる話が描きた
かった。それも時代劇じゃなく現代劇で、
というのは結構前から思っていました。
編◎連載にあたり一番最初に見せてもらっ
たプロットは下宿屋の姉妹ものでしたよ
ところにあるカタルシスを模索していた
ような感じが自分でもなんとなくします。
頼♡不来だったらあえだろう背技的な吸収
シーンなんかが...
冬◎極力ないように...
編◎『長的な吸血のシーンは、1巻最後の
一体が下砂の中に噛み付くシーンまでな
ですよね。
いてすか。そういうものじゃない、別の
◎もうちょっとこうすればよかったか
なっていうのはあげていったらさりがな
いてすね。先駆というのは絶対ありえな
いんで。ただ、自分の持てる時間とか技
量をその時は収入限に使ってやっていて、
それが許される状況だったんで、すごい
ラッキーだったと思っています。
編◎コミックスでまとめて読むとテンポが
計算されたかのようにみえて。
冬回いやあ、そんなには計算はしてないけ
ど、突っただ、ここからここまでのお
ていう最後が「応決まっていたから、お
体的に、だいたいこの辺が山場で「とか
波みたいなものはある程度頭の中に入れ
てやってたんですけど。
みあったのかもしれないですが私はとり
あえず知らなくて見たこと無かったから
どうかなって思って。
編◎もっとアクションホラーテイストなも
のだったらあるんだろうけど。
冬のそうですね。そ、つちのほうがたくさん
あるんじゃないかな。
編◎アクションホラーテイストだと、吸血一編◎ふりかえってみて、自分の思ったとお
鬼を肯定したりしますけど、あくまでも
吸血鬼を肯定するんじゃなく忌まわしい
ものとして扱ってますよね
冬のそのへんがやっぽり根の暗さが出てる
感じが自分でもするんですけど、
ヒーローにはならないみたいな。吸血鬼
物は、普通、吸血シーンだとかそういう
のにカタルシスを持ってくるわけじゃな
りのテンボだったり時間の流れたってり
成功してますか?
冬のないない
編◎それは最初から意図的に?
冬◎最初からそういううものは極力出さない
ようにしていました。4巻のあたりは、
わりと、全体的に見ると山場っぽいとこ
ろだったんで、やっぱそのへんまでとっ
ておこうと思って。
画のイメージだって話になって。
冬◎すごくびっくりした。結構有名な映画
なのかと思ったらそうじゃないんですよ
ねぇ父。私はヒアすで見たんだ。あれっ
てセルゼデオがすぐに絶版になっちゃっ
で、買いそびれたんですよ。DVDには
なったのかな。たぶん、出演者でいちば
ん有名な俳優はランス・ヘンリクセン
じゃないかっていう〈笑〉。吸血鬼のボ
スの後、ランス・ヘンリクセンが好きだ。
から見たんですよ。「ブルースチール」の
監督ですよね。「ブルースチール」を見
編◎ご自分でいちば、ん気に入っているシー
ンは?
冬◎1巻の終わりのほうで、千砂が一砂に
「血を吸って」って手を出しているとこ
ろは割と気に入っています。あれは絵づ
らとして最初からイメージがあったんで
すよ。映画「ニア・ダーク」のイメージ
が結構あった。
編◎最初に吸血鬼の話をやりたいっていう
話を聞いたときに、冬目さんがやりた
って言っていることのビジュアルイ
メージが「ニア・ダーク」に近いなあと
思って、たまたまえう言ったら、その映画
ていて、同じ監督の作品だって思って、
それでランス・へシリクセンが出てたか
ら借りたんだと思う。
編◎主人公の男が、本物の吸血鬼になっ
ちゃって、でも人間の血は吸えないって
葛藤するところとか。
冬のそうですよね。あのイメージですよね、
編◎連載中、冬目さんの周りでなにか変化
はありましたか?
冬の何にもない(笑)。あっ、引っ越しはし
ました。それぐらいですね。
編◎普段はすごく規則的に、ほぼ毎日お仕
事なさっていますよね。
冬◎ある程度ノルマ制みたいにしないと、
どんどん破綻していっちゃうので。
編◎引っ越しは何回しましたが?
冬の羊のうた」連載中に2回ですね。
編◎大変じゃないですか。お仕事しながら
お引っ越しって。
冬のすごい大変ですよ!荷造りしながら
でも仕事道具は出しひとかなきゃなんない
しみたいな〈笑〉。とりあえず仕事に使う
うものだけは荷造りしないで持ってて、
引っ越しの当日も自分で手で持って移動
してました。それからすぐに荷解きもせ
ると結構仕事がはかとるかな、最初のう
ちは〈笑〉。
編◎今のところも慣れたら引っ越しとか?
冬◎純粋に物が増えてっちゃうんで、手狭
になっちゃうから引っっ越しせざるをえな
いみたいな感じですね。
編◎ガラスとかも集めてらっしゃるから。
冬のそうなんですよ、引っ越しのたびに大
変なんですよ。1つ1つガラスを包んで、
紙袋に入れて、手荷物ですよ。紙袋1つ
くらい持ったりして〈笑〉。でもだいた
い近場から近場なんで歩いて荷物移動さ
せたりしてます。
編◎「羊のうた」は最初陽月連載でスタート
して月刊連載になりましたけど、それで
変化したことなどありますか?
冬◎月刊だと、だいたい1月に20P前後く
らいじゃないですか。30Pあるともう
ちょっと演出とかも長めにしたりとか、
ず仕事。締め切り終わるまで荷解きでき
ない。日常道具もずっと梱包されたまま
でね。必要最低限な生活を送ってました。
ね(笑)。
編◎でも気分転換にはなるでしょう?
冬◎なりますね、やっぱり。仕事場が変わ
30Pの中で読み応えを意識するけど、200
Pの場合、その中で読み応えを出さない
といけないので、演出面で変わったかも
しれない。
編◎月刊連載になってからは2回分で1話
というように構成も変わったりしていま
すよね。コミックスのときにはかなり手
をいれて。
冬の描き足ししてかなりのばしたりとかし
てる。時間があればもうちょっと描き足
したいと思ったりするんですけどね。な
かなか。きりがない。車行本だとベージ
の制限もあるから。
編◎カラーもたくさん描いてもらっていま
す。初期からだんだん変わっていってる
と思うんですけど意識的に変えていって
るところは?
冬◎プロになるまでカラーを描いて印刷さ
れるってことはなかったじゃないですか。
学生のときとか。で、印刷するとこうな
るんだっていうのがわかって〈笑〉。印
刷されたときのことを念頭に置きながら、
描くようになりました。自分が見てるも
のと印刷されたものは違うんだっていう
冬目景◆インタビュー
そのがあって、だいたいこういう色を使う
とこうなっちゃうとかそういうことがな
んとなくわかってきて、この絵の具は使
わないようにしようとかそういうことを
勉強させてもらってるっていう感じです。
編◎塗ってみて違っちゃった、っていうの
はどんなときですか。
冬◎肌ですね。やっぱり。自分が見てると
きはそんなでもなかったけど、印刷され
るとすごく青くなっちゃってたりとかそ
ういうことがあったので、なるべく肌に
はあんまり違う色、青とか緑とかそうい
う色は使わないようにしようと思ってます
す。下地の色が、印刷すると出てきちゃ
うんですよ、思ったよりも、内眼で見て
ると気にならないんだけど、西色印刷だ
と下地の色が出てきちゃう。下描きの鉛
本の線を塗っちゃったのもりで、見えた
くなってるって思っていても印刷される
と出てきたりするんですよ。それがすご
いびっくりしてどうしてなんだろうって
思って〈笑〉。顔なんかに鉛筆の線がは
いちゃってても塗っちゃうからわがんな
いやと思って塗りつぶしたつもりでいて
も出てくるからそれがあなどれないと
編◎油絵だと八重樫さんが言っていた赤だ
け消えないっていうことがあるんですね。
冬◎絵の具の種類によってあるんですよ。
『回染まっちゃうとなかなか元通りにな
らないとか。
編◎あれは上からどんな色を塗っても消せ
ないんですか?
冬◎消せないって、いうか浮き上がってき
ちゃうんですよ。アクリル絵の具の場合、
ら(笑)。
思ってます(笑)。とにかく肌とかには
気を使って塗るようにしています。油絵
のときは鉛筆を全然消さなくてOKなん
ですけどね。印刷だとなぜなんだろう
なっていうくらい拾うんですよ。不思議
編◎油絵っぽい厚蛮りと水彩っぽいのとど
ちらが描いていて楽しいですか?
冬の薄塗りをするほどうが緊張しますね
やっぱり、死で決めないといけないみた
いな。重ねていけばいいやみたいのがな
くて。きれいにすっと塗れないとか、
なっちゃう。そういうのが出ちゃうんで
すよ、水彩だと。そうならないようにす
るのにすごい緊張をします。油絵だと失敗
したら上から重ねていけばいいわけだか
とか言ってね。とりあえず封印されちゃ
うんです(笑)。
編◎基本セットに入ってるメジャーな色な
のに〈笑〉。
冬のそう、メジャ1な色。ただ、講師の人
に入ってるヤツ。あの中に犬つてるんで
すよ、クリムソンレンキ。予備校の説明
が「スターターセットみたいの買ってる
人はちょっと見せてごらん」って言った
から見せると「これとこれどこれは他を
ない」って言うんです【笑っインディ
ゴブルーとかクリムソンレンキとか、あ
のへんは染まるから初心者は使っちゃい
けないって言って、「君らには地元早い
血の色にすごく似てるんです、赤黒い
うな感じで。予備校に入ったときに、
絵のセットって売ってるんですよ。水は
あっ、あぁ...ああ、あああぁぁぁっ、はぁっっ、うぅぅぅっ、そうだったんじゃないんだろうなんだからなんてなんでしょうか。そういうことですよね。そんなことはなぁっていうかったらないうだよ。
んなに描いているそばから乾いていかな
ような状態で描いていくんですよ。だか
ら、完全に乾けば混ざらないけど、そう
じゃないと上から塗った色が全部染まって
いから。みんな前に塗った色が混ざった
は渇きが早いからそういうことはないが
もしれないですけど、油総ってのは、そ
種◎冒頭のシーンはそういうことがもとに
なってるんですね。
冬回そうですね、自分でも経験あるし。
真っ赤になっちゃって、講師の人にっと
うしましょう、これ」って言ったら、「
うだめだよ、これ。張り去おせ」とか言
われちゃって笑っ。美大学験の時は、6
時間くらいの短時間で描かなきゃいけな
いので、そうなっちゃったらとりかえし
が付かない。それが何週間もかけられる
ようだったら、絵の見、が完全に乾いてか
ち夢れば、またいい下地になるのかもし
れないけど〈笑〉。
編◎そういう受験期の思い出もエピソード
に入ってるんですね。
冬のペインティングナイフで完全削れるつ
てのもそうなんですよ。ペインティング
ナイフがどんどん刃物化していくみたい
な。キャンバスを撫で付けてるじゃない
ですか。キャンパスは荒い味でできてる
から何回も使っているとだんだんペイン
いわく、スターターセットの色の選び方
はいただけないって、笑っ。もっと来た
的なきれいな色があるのにって言ってま
ないんでしょう。
冬の落ちないですね。防護するならつなぎ
が一番ですよ。動きやすいし。私は白衣
派でしたが。友達のお姉さんが理系の大
いたり。
編◎ジャージ姿の八重樫さんもいたかもし
れないえ空。油絵の真って本当に落ち
ティングナイフの先が細くなって低がれ
ていく。本当にそれで貌葬前ったりします
す。最初は切れないものだったのが、だ
んだん凶器になっていくんですよ〈笑〉。
便い込めば使い込むほど。
編◎トラマなんかでよくあるキャンパスを
切るみたいなことも。
冬のそうそう、切れまずよ。余裕ですよ。
最初は切れないんですげどね。それで結
棒手を切ったりとかもあるし。
編◎八重樫さんのやってることは実体験に
基づいているんですね。
冬のそうですね。実休験に基づいています。
編◎汚れてもいいように白衣を着てるとか。
冬◎最初はエプロンなんですけどエプロン
だと気密性がぜんぜんないので、そのう
ち白衣を着るようになって、人によって
はつなぎとかジャージとかに着替えて描
編◎やっぱり、制服はセーラー服が〈笑〉。
描いてみたかったんで。黒髪ストレート
ロングの吊り目の女の子、そしてセー
ラー服〈笑〉。
編◎理想って感じですか?
冬のそうですね。私はここういう子がずっと
学にいたんですが、その購買で安く白衣
を売ってるんですよ。お姉さんに頼んで、
5校とか10枚とか買ってもらってみんな
でわけて。男物のすごく大きいやつがい
いんです。丈が長くて。制服は長い日本
でできるだけ隠して。
編◎それで描いてると1枚じゃ足りないで
しょう。
冬のどろどろになりますよ。ぱきぱきにな
るっていうか。腿のあたりとか。だんだ
ん汚れてくると最初はそうきんで絵の具、
拭いてたんだけど、面倒くさくなってき
て白衣で拭くようになるから「笑」
編◎八重樫さんのエピソードは、体験に基
づいているんですね。千砂や一砂はどう
ですか?
冬◎ないですね。あのへんはもうファンタ
ジーです〈笑〉。千砂なんか本当に非日
常な人ですよ
冬目景◆インタビュ
冬◎好きですね。かわいいです。最近少な
いですよね。絶対セーラー服がかわいい。
でもセーラー服でミニスカートはやめて
ほしいですね。風俗っぽい。やっぱりス
カートは膝まであったほうがいい。靴下
は黒でも日でもハイソックスでも、でも
ルーズはちょっと:...。ミニスカート
だったらルーズのほうががかわいいかもし
れないけど、セーラー服にかぎりやっぱ
りスカートは膝丈。そしてソックスは普
通の。滅び行くセーラー服に哀悼の意を
込めて、みたいな〈笑〉。
編◎千砂は普段着物じゃないですか。昔か
ら着物には興味があったんですか。
冬◎着物は自分で着るのも好きなんです。
まあ、たまにしか着ませんけど。あと描
くのが好きです。
編◎洋服と違うから難しいですよね
冬の見慣れてないと大変かな。昔の人の方
が着物を描くのはうまいですよね。実際
着てみないとわからない。構造を理解し
ないとしわの入り方とかもぜんぜん違う
から。でも着物は好きですけど柄を描く
このは好きってわけじゃないんです。まあ、
カラーのときは柄描くのも楽しいんです
かね。
けど。着物の形が好きで、あんまり模様
に凝ったりは!しなかったですね。
編◎キャラクターに対する思い入れ。たと
えば自分に一番近いキャラクターとかあ
ります?
冬◎あんまりないですね。誰もが自分を
ちょっとずつ反映している感じでしょう
編◎水無瀬さんも〈笑〉。
冬◎やっぱり水無瀬さんは気の毒な人なの
で〈笑〉、最後にはちゃんと納得しても
らいたいとかそういう感じはちょっと
あったかな。
編◎千砂の友達佐崎さんが読者の間でも人
気が高かったですけど。
冬◎あの子は千砂とは正反対な明るくて快
活で、っていう子にしようと思って。最
初は名前とかもぜんぜん考えてなかった
んですけど。
編◎・他には木ノ下くんみたいなお友達も
いたし。
冬◎木ノ下くんは最初からああいう人にし
ようと思って。友達として結構いろいろ
やってもらおうと思ってましたので、変。
木ノ下見弟っていうのがいるんですよ一編◎画集のDXボックス含めて、グッズは
た。
どね。
編◎スケジュール帳とかは?
冬◎私あんまり外出しないんでね。手帳と
か持ち歩かないんで。お皿がいちばん実
用的でした〈笑〉。
編◎逆にこれだけはやめてほしかったって
ものはあります?
冬の作る前に「こういうものを作ります
す」って聞かれてるから、ないです。
冬◎お皿は使ってます。ちょうど使い勝手
のいい大きさで、うちでは結構活躍して
ますよ(笑)。実用的でOKな感じでし
編◎連載中、キャラクターグッズをいろい
ろ作らせてもらいましたけど、気に入っ
てたものは?
ていう話してる。3人兄弟でみんな同じ
髪型してるんです(笑)。母子家庭でお
母さんも同じ髪型してる〈笑〉。お母さ
んはまだどこにも出てできてないんですけ
ですよ。1巻で、おねえちゃんがいるっ
長男と次男の間におねえちゃんがいるん
ええっ。「平のうた」のが次男で、「イエス
タデイをうたって」に出てくるのが長男。
(笑)?
比較的こ自分の使いたいものを一定で
冬◎私は自分で使いたい人なんで〈笑〉
グッズのコンセプトは自分でほしいもの
編◎DXボックスのFAXシートとかも?
冬の当時はメールもやってなかったんで
結構使ってました。でも周りの人からは
「もうFAX使う人なんかいないよ」と
か言われて〈笑〉。
種◎シールもたってのご存望でしたよね。
冬◎私は結構シールを集めてる人なんで
笑。小学校のときから、シールコレク
ターなんです。シールはうれしい。小学
桜のときから持っているスメーピーの
シールとかありますよ。貼ってませんけ
ど。のりはもうぜんぜんだめになってる
かもしれませんね。
編◎じゃあ、それはコレクターとしての
シール作りだったんですね。
冬のまあ、自分のキャラクターのシールは
あんまり使わないですけどね。シールが
できたってだけでうれしいです。
はれるような...
冬◎でっかいステッカーを、
編◎ボックスに入れたのはスーツケースに
いです。
冬のホッにすばらしいの、日につきます。
編◎腕から血が一筋、流れているものにな
るのですけどそれは冬目さんのご提案で
したよね
冬〇それが実現されるのかと思うとうれし
編◎気になる次回作ですけど、
冬の「幻影博覧会」です。かね。まだ具体的に
は考えてないんですけど。まだ一羊のう
た」の作業も残ってますし。
編◎雑誌連載が終わったといえ、、コミック
スもまだ終わってないし、実感が湧かな
いっていうのはそのへんですかね。
冬のそうですね。そういうことかもしれな
いですね。コミックスの描き足しとかも
終わって、画集も出てそ、それで実感が湧
くかなっていう。
編◎フィギュアもいいですよね。
冬のフィギュアもすごくすばらしいものを「悪い6年よっていうのは長い時間だから
作っていただいて。
編◎最近、立体がお好きだそうですね。
冬◎立体は見るのも好きだし作るのも好き
です。
編◎今回また新しいフィギュアを作ってい
まずが、その原則をご覧になってどうで
すか。
あとから実感が押!七寄せてくるんでしょ
冬のそうですね。いつも毎月描いてたじゃ
ないですか。それがなくなると「あ
そっか」って思うかな。そういえばいい
んだった、描かなくってとか〈笑〉
編◎読者の皆さんに一言。
冬◎6年半もの間ずっと読んでくださって
いた方々には大変感謝しています。どう
もありがとうございました。
コミックバーズ2002年12月号に収録された
インタビューに未収録部分を加筆修正しました。
終わりに
この作品を始めた時とは、なんですか、日本で遊んで来てく
破滅に向かって色んでなおね。描きたいんです」と
打ち合わせで担当さんはまたう「いざすねッし、やりましょう」
こあ、さり決まりました。
第6回分、私の通り家族で子供んな外で一切ションもみと気も
無い世味な作品に仕上ってゆきました。
まぁ、当時みたいな
内心があったら、内心だけの奴でと思いながら、
何故不満だたので、世界の終わりの末でみんな死ねばいい
とスミやニネカティブなのよはっ、ああ、あんた。今思えば、
ただ単に青くてバカだただけだと思うんですけど。
おれげさまでWeb年々おり、ただね。ねえだけ何何何ともしなく、
当初予定についた本当に改札の無いラストなら多少な使いのあるライトへの
変更ねにきゅんは最初の顔先にた、歳と上げるとなできました。
途中が折れる無くてみたり愛んたりえんちな、こうして最後まで
やれて、かなりーとはこれでコトネとレメじゃね。スポリスタ。
最後でマホスペだところあまりみなえま、お肉とう。みりなどう。
冬日を野菜しにしておいてください。男女の担当の嬢。
そして、アジメクトをしてくれたイオリラくん、ナカ休みん、ミジタル、
〈ラデキさん。ダイトムゴを奪いこくんだ。ウカバラさん。感集を作って
くはたし時を手伝えくれたりした。やわあっ。初めとうございました。
この作品が終わらせて時に、「終われたのはみなさんの
お及げです。
2003.1.30
ふーっ
私は10年にも
いいな
どっぽ9岸田森か
ネッコイイ...
連載開始したと草の今日は
よくビデオを借りて映画を
観ていました。
月に2〜3本は観てました。
ジャンルは色々でしたね
主に日本の60170年前TVドラマでした、
たまた水さあ映画、顔でやっている
2本立てやオールナイトの古いハリウットに
映画を観に行、そりもしていました。
近くに住んでいるアーの友達と一致と真似ら
『深夜までしかってたり、自転車でちょっと
速くの町まで行ったりと、やっやろ危険して
日々を送っていたよ。...なんでします。
同じ時期に食引い始めた
次のジャネーくん。
下北沢の花屋さんの片隅で
売られていたのを愛いました。
当時はまだコドモで体見ちゃんセンチだったの本、今ではこのセンチ
その間、同じ知識の水を観ていた友人み叡肩に挫折し、
引き取る事にあり、2匹になりました。
...住民境も2回引っ越し
して少しずっ広くあたものの、なん
増えることや映像ソフト、Nafeこまでに
物に侵飲され生活するパースは、あまり
変わってない気なします。
こまでデカくなるのか、恐怖
連載開始とはお
「月刊コミックバーガー19961月号より
「月刊コミックパーズ]2002年11月号まで掲載
バーズコミックス
羊のうたの
春の目に入ってください。
2018年2月24日-第1開発行
1000年2018年10月10日(日)開催の日本人会社の
!!発行元!
第12回株式会社「幻冬合コミックス・
東京東京大阪東京都市エンジングステロリー東京京都府全区で平城ヶ谷区千葉ヶ谷10年11月16日(日)14日(土)
電話、GoogleAmazonに電話「ORI」「編集」の
発売元
印刷・製本所
株式会社幻冬舎
テー
1316051東京都渋谷区千駄ヶ谷49-7
電話「Goo!未来の時に電話」(2515年11月1622(営業)
振替(8018年11月2012)876年3月
大日本甲刷株式会社
検印廃止
万一、落丁乱丁のある場合は送料当社負担でお取替致しますす。幻冬舎宛にお送り下さい。本書の一部あるいは
全部を無断で複写複製することは、法律で認められた場合を除き、著作権の侵害となります。
定価はカバーに表示してあります。
@Toune_Kai.CENTOSHACOMCS-2018
ISBN4344801989C99799.Prinectin.japan
幻冬舎コミックスホームページhttp//www.gentoshaccomicsnet
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本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには関係ありません。
GENTOSHACOMIC5,2003
ーズコミックス
何故、実行された殺戮のブログラム」「表」「空」と空間で彼らを待つのは
妻、閉ざされた空間で彼らを待つのは
...
新しいのみ...。
>本体価格540D円(税別)●BG判
女子大生です。
ックス,発売=幻冬舎
GENTOSHACOMIC5,2003
金1巻
[新装版]
個性派・冬目景のデビュー1作を含む初期作品集。
景
各社メニュー
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絶賛発売
発行コイ企画コミックス発売・S&Aを
●本体価格540円(税別●Be判
絵顧録
A4判
定価:本体価格3000円
あ
待望の
カバーイラスト他ウェスを描き下ろした。
6年半に及ぶ「平のうた」後半期の
美麗イラストを網羅。
...
3月末発売
同時発売
終日景画集半の
基本的障定価本体価格2500円上税
第11回冬谷コミソス・施術の終合
「新装版
もう、度違える。悲しいから美しい物語。
原作:冬日景
スタッフ監督・脚本絵コンティ杉井ギサブロー
キャラクターデザイン・親兄妹博新監督会社・研究・新艦賞金情報・色影設定・専門作子・撮影監督:名前陽-B-編集され飛土
音響監督:藤山房神、音楽制作...あ...あれね、こんなことのインターコミュニケーションズアニメーション開作マッドハウス
キャスト・高城下砂林原あてみ高城一砂関智一人重整楽雪乃五月:江田新小杉十郎太
今日の月の日、回冬日景灯冬舎コミックスパ羊のうた製作委員会
5月よりリリ
高城千砂・林原めぐみ
高城一砂:関智
八重櫻葉:雪乃五月
待望の
化決定!!
羊のう。
生残る感動もある。
お問い合わせ(株)グループロ・ポレーション・コンテンツ事業部
http://ww.grovic.jp