houseki_no_kuni_10

市川春子

石の国

市川春子

登場人物紹介

ルチル

硬度

白衣を捨てた元医師

仕事とかやってられない。

ペリドット

ジェート

硬度も

ユークレースの

助けになれば

それでいい。

硬度〈六半

めまぐるしい状況変化に

冷静を装っている。

スフェン

硬度

今回大作を作る。

もっと時間がほしかった。

ネプチュナイ

硬度〈五半

ベニトについて

どう思ってしいるのか

どうも思っていいないのか

ユークレース

硬度ノ七半

良心の塊

みんなを

心配している。

ボルツ

硬度

言じるものは

自分で決められる

ンンンッ

硬度

友達ができた。

ウォータ一メロン

トルマーン

硬度ノ七半

今日も楽しい

ヘミモルファイ

健康

今日もまあまあ楽しい

モルガナイト

硬度〈七半

先輩たちの

図太さを勉強中

オブシディアン

硬度〈五

今日もマイベース

ゴーシェナイト

硬度〈七半

どこでどうしていいるのやら

カンゴーム

硬度も

超ウルトラスーパーハッ

フォスフォフィライト

硬度ノ三半

主人公

追い詰められた。

アレキサンドライ

硬度〈八半

二重人格の

原因が判明する。

ベニトアイト

硬度／六半

一般石。

ダイヤモント

何度

月は恋愛話に

あふれていいて合う

アメシスト

硬度イ

月に慣れてきた。

意外と合う。

パパラチア

硬度九

フォスの教育係は

正直荷が重い。

エロータヤモン

硬度

最年長。

状況に流され続けている

次

第七十一話、失敗

第七十一話一失敗

第七十二話「救世主」

第七十三話、選択

第七十四話『祭曲

第七十五話「願い事」

第七十六話「アドミラビリス」

第七十七話、認証

第七十八話一経過

第七十九話「二百二十年

ドレスのくに

第七十一話

失敗

行った

そうか

せめて

私が月人の意に添えない理由と

フォスフォフィライトと

戦えない理由を

君たちに

説明できないかと

試みているが．．．

行こう

すまない

やっ

大丈夫だ

無理

するな

フォスの

説得は

失敗したわ

そうか

ごめん

なさいね

みんな

予定通り

頑張って

くれたのに

仕方ない

金剛は

守れた

そうね

フォスの隙も

確認できたわ

イエローは

まともなようでしたが、

急に硬度の話を

しだしたり．．．

パパラチアは

完全に

いかれてたけどね

なにあれ

ちょーこわい

あの小さな

月人は．．．

まずは

ゆっくり

休みましょう

良い判断だ

古代生物は

休息を選べず

滅びを早めた

でしょ〜？

すごく乱暴な帰り方をしたの

おそらくフォスはまだ

月で信用されていないわ

次に来るまで

少し時間がありそうね

速ぃ速い速い！

パズルみたい

君らのリーダーを

演じる負荷がなくなった

よくわかんないけど

よし

ボルツ

足の削られた部分は

微細すぎて回収できない

髪で補うが良いか

毒を浴びたが使えるか？

部分的に

使える

頼む

．．．．．．

すまない

右手から

気にするな

パパラチアに

毒を

浴びせてしまった

月で毒を取り除けると

以前

フォスフォフィライト

から聞いたが

本当に大丈夫だろうか

パパラチアを

動かせるほどの

技術があるなら

除去できる

可能性は高い

君は本当に

フォスフォフィライトに

ついて行かなくていいのか

し

月なら体質を変えられる

可能性がある

絶対よ

しつこい！

シンシャの毒液が

なければ

あのフォスから

金剛を

守れなかったわ

こちらに

残って

くれて

感謝

している

そうだな

な

仲間を助けるのは

当然だ

すまない

ちがうよ！

コンちゃん

笑って

ありがとう

だよ

ありがとう

みんな

朝早くて

疲れたろ

少し休めよ

後ろの方

狭くないか

こっち

空いてるぞ

おまえ

フォスと

組んでる

だろ

カンゴーム

だよな？

その名前

好きじゃない

なんで

組んでたのは

俺じゃない

コーストだ

組むとき

反対したか

押し切られた

だからって

戻るのに

頭を砕く

必要はないだろ？

フォスは

よく喋って

うるさい

回収が楽だ

それだけ？

それだけ

長く地上に

留まれば

裏切る

でも

ラピスの頭だぞ

ゴーストの時

からの

フォスの

不安定さから

元より

その予定だな

そうかもな

ラピスと

組んでたのも

俺じゃない

おまえら

には

わからん

だろうが

目の奥に

誰も

いないのは

本当に

楽だ

ただいまー

勝手に

行っちゃ

ダメじゃないか！

だって

どれだけ

心配したと

思っているんだ

だって

自分で考えろって

がんばれ

俺が

回収を

手伝えば

俺もコース

わりまし

みんな忙しそうなのに

俺だけ

毎日違う綺麗な服着て

おまえの帰りを

待ってるだけなんて

明け方も

軍を出すのは

大変なんだろ？

早く終わって

みんな助かると

思ったんだ

悪いだろ

君が

大切だ

でも

早かったろ？

誰も散じ

なかったし！

それはそうだが

旅手当

欠けは

ないかい

帰って

よく

調べないと

ほらあ〜！

おまえさー

そういうこと

外で

言うなよ

うん

いいじゃ

ないか

第七十一話失敗〕おわり

第七十二話

救世主

シンシャが

本気で

僕を

襲ってきた

ユークと

話して

月人から

みた

僕は

宝石で

カンゴームに

殴られた

皆から

みたら

月人だ

あなたは

フォスフォフィライト

僕は何だ

我々月人の希望です。

金剛を

見ることも

できなかったのに？

いかが

です

落ち着いた

心理療法です

パパラチアと

イエローは！？

パパラチア

様は

全身に

浴びた

特殊な水銀が

体の細部まで

入り込み

長く水銀に

触れた部分から

脆くなる

可能性があり

急ぎ

内部の洗浄方法を

検討中です

イエロー様は

お身体に

異常

ございません

ですが

「疲れた」と

仰ったきり動かず

誰とも

お話しになりません

他の宝石様が

心配されて

それぞれ

交代で寄り添って

くださってます

そうか．．．．．

フォス様の

ことは

どなたも

言うなよぉ～～

わかってる

よぉ～～

おーい

誰もいないのか？

待たせてもらうぞ

カンゴーム？

姫！

ヒメ？

ただいま！

閉じたか

世話しろって

渡された

誰に？

あ

うん

それ．．．．．？

こいつ？

助け方が

雑だったけどさ

カンゴームらしいな

あいつ

そうだそれより

地上には

行かないと

いってたけど

助けに

来てくれたね

ありがとう

やっぱり

君が

一番頼りになる

勘違いだ

今回

おまえらの回収に

行ったのは

あいつのため

それ以前は

俺の目の中に残ってた

ゴーストが俺を操ってて

仕方なく

お前を助けてたんだ

ゴーストは取り除いた

親友みたく

思わせて

悪かったな

忘れてくれ

あいつって

エクメア？

そ

．．．まさか

本気で

エクメアが好きなの？

趣味わっる

うるせぇ複合体ブス

また頭割られてえか

ああ

わかんないわよー

どこがいいのよー

んだと暴力ブス

気軽に頭割って

んじゃねえよ

ま

おまえに

あいつの魅力は

わからんだろうな

触り心地

あいつふわふわで

夏の夜みたいな

良い匂いがするし

頭が良いけど

シャイで

ふたりのときは

よく喋るところも

かわいい

かわいい？あいつが？

かわいい？

あいつが？

きっも

うっせブス

ブス

ま

ムリかも．．．

おまえは

みんなと仲良くな

おまえ

冷酷だもんな

はあ！？

そんなわけ

ないでしょ！？

たしかに

今回は

失敗したけど

仕方ないんだ

初めてのことが

多くて．．．．．．！

それでも

僕はいつだって

皆のためにしか

動いてない

いつか皆が

楽に

生きられる

ように．．．．．．

イエローと

パパラチアの状態知ってて

それ言ってんのか？

おまえってさあ

自分の力で

周りをうまく

動かしてるつもり

なんだろうが

実際はいつも

誰かが察して

我慢して

協力してるんだぞ

おまえには

月に連れてきて

もらった恩が

あるから

あえて言うが

いない

仲間のために

近くの仲間を

雑に扱うの

やめた方が

いいぜ

いまに

誰も

いなくなる

待たせたね

遅い！

これっっ

待たせたね

遅い！

よし

行こう

デートって

なに？

ふーん

それが仕事？

大事な

仕事だ

ああ忘れてた

君に

良い

知らせだ

外をふらふらして

ふたりの関係を

大衆に匂わすことだよ

そっか

がんばる

何しに

来た

砂からの再生は

予定より

かなり早く

進んでいる

本当か

技術責任者から

君に確認したいことが

あるそうだ

直接行って

聞いてやってくれ

それと

かわいい妻を

連れて来てくれて

ありがとう

ツマって

なに？

さあな

ブスって意味？

かわいいって

言ってんだろ

ブス

人間の呪いの強力さを

改めて思い知ったよ

時として

僕も逆らえない．．．

おまえほんと

何言ってんだ

でも

そこが好き

話

おわり？

こっち

責任者？

バルバタだ

よろしく

宝石のお嬢さん

．．．ではないね

まあいいか

オジョウサンて

プスって意味？

可愛らしい

って意味だ

永いこと暇してたんだけど

この計画やれって

エクメアに呼び出されてね

随分と

やりがいのある仕事を

作ってくれたもんだ

ありがとう

はあ

ならいい

メンタルに

癖ありとは

聞いてたが

想像と違ったな

エクメアが

やってんのかと

思ってた

あいつは

天才だけど

何でも万遍なく

出来すぎる

その上

見た目もいいから

一番面倒な

政治を

やらされてんだ

あごに

そう

まずは

見てもらうか

こういうのは

俺みたく

一芸しかないやつ

の出番てわけ

レッド

ダイヤモンドだ

やはりダイヤモンドが

早かったよ

破片が大きいし

構成要素が少ない

色彩も幅があるから

個体の振り分けが

楽だ

中の

粘度の高い液体は

破片中の

インクルージョンを

目覚めさせ

彼らが持っている

体の位置情報を

引き出すものだ

よく見ると

上から落ちた破片が

ゆっくりと

泳いでいるだろ？

自分で元の位置に

戻っているんだ

顔の一部は

すでに形がわかるな

定石たちの体内にいいる微小生物

天

才

すごい

本当に

は

ははは

砂から．．．

ほらみろ！

ひとりでも

僕がやっていることは

正しい！

なぜなんだか

何を燃え手元に

それでだ

この先に

進むには

君に判断して

ほしいことが

二つある

第七十二話数世主〕おわり

第七十三話

選択

ひとつめは

身体は

再生しても

記憶は

戻らないこと

祭宝石たちの体内にこいる微小生

細かく砕けた後

長く外気に晒された

破片内の

インクルージョンは

最も重要な位置情報を守る

エネルギーを保持するため

それ以外の情報を

どこかに放り出して

仮死状態に入る

これは今の所

どうにも

復元の目処が立っていない

判断というか

了承してほしい

．．．．．．

．．．わかった

ありがとう

あー

それで

ふたつめが

ちょっと

言いづらいんだが．．．

アドミラビリス

からの回収だ

アドミラビリス？

君も

知っているだろうが

アドミラビリス族は

砂を

食っている

彼らの殻は

砂を体内で

再結晶

させたものだ

ん？

君も地上で

一度

飲み込まれて

再生したと

聞いているが

ん

あー．．．．．．

記憶の

分布にも

癖あり

だったな

まあいいか

そうなんだ

問題なのは

アドミラビリスは

姿形や構造が

バラエティに

富んでいてね

短い世代交代を繰り返し

変化が早い

種分化を起こしやすく

六つの月で生態も異なり、

研究者でも全容は

把握しきれていない

君の時のように

軟体部が簡単に

殻と分かれる個体は減り

殻と一体化している個体や

砂を体内で再結晶化している

個体が増えているようで．．．

つまり

まあ

あー

回りくどくてすまない

本当に

身もふたもなく

言うと

君たちの

完全な再生には

すべての

アドミラビリスを

殺さなくては

ならない

殺すは

君たちに

馴染みが

ないな

解体し

永久に

失われる

という

意味だ

俺たちは

宝石の

合成体生成に

失敗している

俺としては

一粒でも多くかき集めて

オリジナルの

純度を高めたい

地上で

保管されている分を

合わせたとしても

感情が繊細な君たちに

記憶のない中で

合成品を織り交ぜ

強制的に

再生させたとして

何体が

個体として保つか

正直不安だ

君が承諾し

俺たちが回収する場合

アドミラビリスは

大きく抵抗し

手間取るだろう

繁殖を抑える措置をし

ゆるやかな絶滅を

待ってからの

回収になる

だが

王族に認められ

慕われる君が

直接

アドミラビリスに

命令すれば

あるいは

今すぐに

考えさせてほしい

ああ

もちろんだ

すまないね

なんていうか

もちろん俺の方でも

他の方法がないか

探しているが

．．．．．．てのも

変だな

あまり

期待しないでほしい

これまでの道のりと

俺の勘では

結局また

この問題に

ぶち当たる

可能性が高い

貝殻ほしいって

言ったら

くれる？

あっ

意外と．．．

オウノメイレイ．．．

バチン

なーん

ちゃって

うっそ

ぴょーん

完全な

行き止まり

なのに

頭が考えることを

やめない

あっ

フォス

大丈夫か？

うん．．．

ごめん

イエローと

パパラチアの

ことは

本当にごめん

これ以上

みんなを

傷つけたく

ない

だから

次は

きいてよ〜！

あいつら〜

あのブス〜

叩き割ったろか

カンゴーム

かわいく

なってるじゃん

あらまあカンゴリム

こういうのがタイプだ。

にゃねいからあらあんな

きいてる

うそ！

僕の方が

かわいい

おまえって

ほんと

ダイヤ！

カンゴーム

めちゃくちゃ

楽しそう

だね

ああ．．．

王子の

こんな

イキイキ

した顔が

見られる

なんて

．．．．．．！

あっ

これが

本当のカンゴーム

なんだなあ

今まで気づいて

あげられなくて

悪いことしちゃったな

エクメア

倒れてない？

いえこれは

恋の駆け引きよ

カンゴームの

気を引くためのね

ね〜

きいてよ〜

大事な

話〜

ゴーシェ！

フォス

次は

あたしを

連れてって

パパラチアの

担当医に

聞いてみたの

だけど

施術を

受ければ

赤いままで

いられる

らしいの

第七十三話選択〕おわり

第七十四話

祭典

どういうこと？

医者の話では

月人の身体が放つ

光が原因で

赤くなるそうよ

光があたしの

眼孔から入って

中で反射し

胸の深くまで

届くと赤く

なるらしいの

角度によって

当たり外れが

あるみたい

ルーレット

みたいな

ものだって

本当に

だから

胸の中に月人と

同じ発光体を

入れておくだけで

いいみたい

赤いままなら

イエローみたいに

先生や仲間と戦って

心が壊れることも

ないわ

パパラチアほど

戦えるかは

わからないけど

でも

クリソベリルが戻ったら

あたしも戻して

だっ

だめだよ

そんなの！

ずっと赤いままなんて危ないよ！

今までなかったし

どうなっちゃうかわかんないよ！

ベニトが

アレキを？

戦うにしても

敵味方の

区別すら

つかないだろ！？

だから

あんたが制御するのよ

え

ええ

今までも良くしてくれたわ

これからもよろしくね

や

やだ

ま

いざとなったら

やってくれる

でしょ

や

やぁないやらない。

ゼッッタイやらない！！

ベニトは

変わり者の

ネプちーから

逃れたくて

月に来たのに．．．

一番

変わってる

赤アレキの

お世話を

することに

なるなんて

かわいそうに．．．

代わるとは言わない

だめだ

言ってよ！！

アレキを

赤いままに

することは

できない

次は

僕ひとりで行く

先生に会って

どうして

祈ってくれない

のか

いや

ちがうね

ただ

月人のために

祈ってくれるよう

頼んでみる

でも

今回

ボルツとシンシャに

阻まれて

先生に会うことすら

できなかったん

でしょ？

同じことにならない？

武器を

持たずに

行く

え

先生が

出てこなかった

のは

おそらくまだ

僕らが大切で

攻撃できない

からだ

介して

対話に

応じてくれそうな

ユークレースを

会えれば

話はできるだろう

それに賭けたい

というか

もう

それしか

思いつかない

よ．．．．．．

エクメアに

伝えてくれ

はい

楽しめた

かい？

ああ！

自由に

動けるって

サイコー！！

かわいくて

かっこいい服をずっと

着てられるのもうれしい！！

ゴースト

がよ〜

こういうのは

アンタークっ

ぼくない

ってさ〜

いやな顔

させられてたんだ！

悪いわね

コレ？

あらそ

ご迷いだから

ハデハハ

君が

あのアンダーウェアを

選んだ時は驚いたよ

無性の宝石は

センシュアルな物を

避けると思って

いたからね

百二年の間

何度も

流氷に

飛び込もうと

したけど

我慢して

よかった！

あ

失礼

ぼす

おまえの

じゃね？

ん

はい

よし

各所

一次準備に

入ってよい

日程は

調整する

スムーズな

進行だ

また

君のおかげだ

また

わけわかんねー

こと言ってる

エクメア！

なんだい

あー

ほんと

ふわふわの

くせに

おっかねー

やつ♡

あのさ

ずっと

思ってたん

だけど

フォスの作戦が

成功して

月人が無になった時

僕らは月に

残されるの？

何も考えてない顔

フォスだんだん

バカに

戻ってない．．．？

アメちゃん

．．．

そんな

きついこと

言うこ

だったっけ．．．

ひとりになったせいか、パパラチアと

先生から離れたせいか、イエローも

わかんないけど

最近しっかり

しなきゃと思ってさ

船の操縦を

お教え

しましょうか

船も無になったり

しない？

都市機能は月の表面温度による

「自動生成システムなので

大丈夫とは思いますが．．．

確認いたします

いないし．．．

さきほどの

フォス様の

ご提案

みんな

目の前のことしか

見てなくて

僕心配だよ

王子から

許可が出ました

うんでもさあ

実行は

祭典の

後にしてほしい

とのことです

近日行われる予定の

月で初めての催しです

ただし

古代の慣習を

アレンジした式典を含み

現在の宝石の方々と

月人のかつてない

協力及び親睦状態を

国民に認知させることを

目的としています

宝石の皆様にもぜひ

ご出席をお願いいたします

さいてん？

なお式典には

宝石代表として

お

カンゴーム様が

月人代表は

エクメア様が

特に親愛の深い

おふたりが一対となり

社会が新たな段階に

入ったことを

一般大衆に広く

示すそうです

ィチャイチャするね

イチャつきイベントね

ブスかよ

あのふたりは迫力あるわね

見なくてもわかるわ

迫力ありすぎだよ

フォスとセミくらいの方が

平和な感じでない？

あいつらかよ

でもエクメア

顔が良いし

会ったばっかりなのに

妙にしっくりしてるよね

あのふたり

僕のひとり大作戦も

そのくらい

盛り上がってよ

あらそ〜〜

ちなみに式典名は

結婚式です

そんなことばかりですから

サイトのデートサービスを

デザインストライトサイトを

うわっそうなんですか

〔第七十四話祭典〕おわり

チケットだ

なんですか

それでも、

第七十五話

願い事

うわあ〜

口に口

つけた

！！

こっわ

なんで！？

顔割れるじゃん！

センパイ落ち着いて

ご向こうでよ

月人だから

そうか！

うるせえ

あーびっくり

したー

もらい害れ

するとこ

だった

どぅわっ

えっ

なに？

おめでとう！

踊らないの？

おど

フォス

さーん！

宝石の

みなさん！

おどるの？

フォスさまー！

バルバタさんの

料理

食べに

行きません？

りょ

りょうり？

これ

です！

これが

りょうり？

そうです！

バルバタさんが

宝石の皆さんも

食べられるものを

用意して

くださったん

ですよ！

なんで

バルバタが

あの方

研究より

料理が好きみたいで

フロ以上の

腕前なんですよ

え〜

なに

なに〜

光マカロン

だそうです

うわ何この光

おいし〜

あと百個

ちょーだい

おいしい〜！

すご〜い！

祭典て

楽しいね

むこうでライブが

始まりますよ！

行きましょう！

最高ね

あなたの

おかげよ

フォスフォフィ

ライト

バルバタの

パスタも

食べられるし

正直

今回宝石達が

来たことに

何の

期待もして

なかったの

どうせまた

いつものように

何も

変わらないってね

でも

うちのボスは

進展を

確信したみたい

こんな

晴れ晴れとした

気分は

久しぶり

きっと

私達は

無に

近付いているわ

君の願いは

自由だったね

は？

君を

この戦争から逃す

準備が整った

一番遠く

小さな月に

邸宅を造った

体裁作りのため

妻やら結婚やら

生来的に

無関係なことに

付き合わせて

すまなかった

まだ未完成だが

現段階でも

あらゆる

影響の軽減が

期待できる

この国の決定には

皆が感情的に

理解できる

低俗な理由と

目新しい息抜きが

同時に必要なんだ

この邸宅は

君がいつか

本物の自由を

手に入れる日

までの

仮の家となる

僕が用意できる

この世で

最も

安全な自由だ

は？

体裁とか

逃すとか

どういう．．．

僕にとって

君だけは

本当に

特別で

大切なんだ

君が

月へ来る前

からね

え．．．．．．？

君の

左腕だ

レフリカ

ではなく

百二年前に

奪った

本物だよ

外側の

クオーツは

取り除いたから

安心なさい

戻そう

願い事

変わったんだ

俺も

おまえと

無に行く

方法は

自分で探す！

それは

おまえに

やらせると

まどろっ

こしい！

しかし

うるせえ！

もう

おまえの

言う事なんか

きかねえぞ！

腕なんか

大事に

とっておいて！

バカだろ！

月に来る前からって

なんだよ！

じゃあなんで

もっと早く俺を

連れ去らないんだよ！！

口の中で

話さなきゃ

いけないほどの

秘密なのか？

わかんなかった

もう一回

〔第七十五話願い事〕おわり

第七十六話

アドミラビリス

フォス様

あれ．．．

エクメア様が

作戦の最終確認を

なさりたい

そうです

わかった

たべられ

そんな

どこに

概要は聞いている

前回の夜襲にて

金剛は君達に

攻撃できないと

確信したのを

踏まえ

単身かつ

攻撃手段を

持ち込まない

とのことだが

友好的な

ユークレースを介し

金剛に直接

協力を請うと

いうことで良いか

ああ

本当か

わかった

うまくいけば

仲間が

こちらに

取り残される

ことになる

その懸念は

不要だ

全都市機能を

君らも操作できる

システムに移行完了した

我々がいなくなっても

君たちは

全ての技術を使用可能だ

特に

交通機関だな

君たちの

テキストによる

マニュアルも用意した

これまで通り

月と地上を行き来

できる

複雑な操作と

アップグレードには

多少学習が必要だ

ハパラチアと

イエローの治療は

継続できる

適任者は？

アメシスト

わかった

ゴーシェは

まったく

わからない

どこでどうしているのやり

アレキサンドライトが

希望している

手術は不要になるな

ダイヤモンドと

ベニトアイトは

月に

残るかもしれない

なるほど

あのブ．．．

現在の生活は

恒久的に

維持可能だ

現状を

ベースに

最適な生活を

模索してくれ

カンゴームは？

え！

彼の希望は

すでに聞いている

心配ない

な

王子！！

なに！？

待っていてくれ

姫が

第一研究所を

ふっ飛ばしました！

あとは

やべ．．．

あっ

欠けは

ないかい

うん

おまえの

研究所

ふっとばしちゃった

ごめんなさい

みんなも

ごめんな

いいんだ

大丈夫

あらゆる

耐性保護膜を

つけておいて

良かった

なんか

化学の基礎を

教えよう

うまく

いきそうだったのに

なあ．．．．．

おまえ

忙しいだろ

暇な

友人がいる

彼が

君に勉強を

教えてくれるよ

俺

やること

申請中の

新型小麦生成と

パスタ等加工品

製造の

特別実験許諾

バルバタだよろしく

よろしくな！

いるか！

ちょっと

あごに

ゴミ

ついてんぞ

監視はつける

おまえとは

趣味が

違うんだよ

それで？

お姫ちゃんは

何を

勉強したいんだい？

えっ？

無に行く方法！

こいつが

寂しがる

からよ！

かわい〜

俺も仕方なく

ついてって

やるわけ！

そうだろう

ちいち

失礼

仲間の再生が

途中だ

それも

継続可能な状態で譲渡する

アドミラビリスからの回収は

砂を摂取している世代の

自然死を待つことにした

新しい世代は小型化し

貝殻の生成を必要としない

都市の海に住んでもらう

君たちの再生完了後の

処遇は任せる

アドミラビリスは

それでいいと？

今の彼らが

それを理解し

明確な意思表示を

することは難しい

この計画が

君の要望とも

伝えてはいない

なぜ

アドミラビリスを

捕らえた

金剛を動かす

人間を

造る為だ

遥か昔

肉の末裔である

彼らに

協力を

要請したところ

彼らは

犯罪者を

提供してくれた

そういうことからの

あの星は

六度の爆発で

元々

栄養が乏しい

君たち宝石は

太陽から

無限の糧が届き

我々月人の食事は

香りを楽しむ

娯楽に過ぎない

だが

アドミラビリスは

違う

砂の摂取は

身を守る殻体生成の

為であり

生命維持には

大量の藻類等が必要だ

常に

食事の心配を

抱える

彼らにとって

流刑は

都合が

よかった

やがて

アドミラビリスは

かつてなく

長い食糧難に

陥った

栄養不足から

知性は後退し

共食いが

深刻化

自分達の

卵をも食べた

世代交代による

環境適応も

間に合わず

すべての

資源が尽きた時

月の合成食料を頼り

全国民の

移住を希望し

我々は

それを

受け入れた

ウェントリコススの

二代前の

王の判断だ

君が

二百五十歳

くらいの

時の話だよ

月から

仲間を

取り戻したい

と言っていた

コンウァラリウス王が

子孫に

どう伝えたかまでは

把握していない

船の準備は

出来ている

ああ

進展が見込めないと

判断した場合

迎えを出す

回収後は

捨て

おいてくれ

全力を

尽くす

成就を

祈る

移行せよ

スー

ポチっ

うーん．．．あげてくすぎー

．．．？

あっ、そうなんでしょうねーっとって．．．

できた！

開け

お持ち

ください

．．．

高度操作と

仕組みについては

のちほど

今回

船のエネルギーは

片道分です

到着次第

船ごと

そのマニュアルも

霧化しますので

ご注意を

これ

なに？

よ

読める

〜！

バカかって

くらい

わかりやす！

頑張り

ました

すげー

わかった

犬を集める

ヒマつぶし用の

ゲームです

じゃ

行くわ

本当に

手ぶらでいいの？

冷静に慎重に

ってやつだよ

無茶しないでね

うん

危なそうだったら

すぐ戻れよ

じゃ

ベニト

迎えに来てよ

えっ

セミ

ムメとミオガ

フォスさまー

むり

でしょうな

みんなを

頼むね

はい

どうか

お気をつけて

作為は

ユークに

見透かされる

大丈夫

うまくいく

何も

考えては

いけない

祈ってくれるよう

ただひたすら

一心に

先生に頼むだけだ

だって

先生は

いつでも

僕に優しい

よくも

いまさら

そんな

ことを

．．．．．！

〔第七十六話アドミラビリス〕おわり

第七十七話

認証

よっ

ほっ

くそっ

このっ

ちょっ

やっ

はああ

あああ

ああ！？

最終面だけ

異常に

難しくない！？

ほら！

手ぶら

でーす

あっ

この板は

ちがう

すーぐ

消えちゃう

から

とりあえず

クリアして

いい？

ユークに

報告だ

うん

破片は

届かないように

しておいた方が

いい．．．

ボルツ

そうだな

先生に会いたい

先生に

会いたい

うーん

いいかな

フォスちょっと

逃げられるか

試してみて

ムリムリ

フォス

金剛も

会いたいって

先生

どうか

月人の為に

祈ってください

ませんか

壊れている

ことは

知っています

でも

あなたにしか

救えない

月人の為だけ

じゃない

宝石と

アドミラビリス

あなたの

愛した人間の

三つに分かれた

未裔

すべての

幸福の為に

どうか

ここからは１００ｍｍ

あはは、この１００ｍｍ

金剛の

起動を確認

適正な推移だ

あっ

これは！

初めて

資格認証を

突破しました！

アペ

あの子をこちらへ

あの子を

こちらへ

重要なことを

伝える

あなたの

頼みでも

できない

なぜ

何かが

挟まっている

あなたが

正しい

私には

致命的な

不具合がある

どうか

ど

「第七十七話認証」おわり

第七十八話

経過

よし

海に

捨てようぜ

待った！

交渉はしたいわ

頭だけ閉じるのはどう？

喋るだけで

皆を唆した

被害が拡大する

断片に分けて

それぞれが

隠すべきだ

月人に

見つかり

にくい

万が一

動いても

発見まで

時間が稼げる

なるほど

さすがです

．．．と

思っただけで

そうしなくても

．．．

全員の同意が

ある時だけ

集めて

閉じればいい

もっと

いい案があれば

べつに

それは

たしかに安全ね

うん

それで

いい

それがいい

金剛は

どう？

フォスに

会いたかったん

でしょう？

みんなはどう？

君たちの決定を

優先する

到着時の

半身は？

長期休養所に

隠した

とってくる

フォス．．．

金剛が

遮断しました

うおっ！？

なんだ

ここ！？

わっ！

いっぱい

いる！

夫が

お世話になって

おります

なんだよ！

重要な

ことって！

今水兵リーベの

水兵の説明

受けてたとこ！

お姫ちゃんだほんちゃだかわいー

今日の夕飯は

私が作る．．．

まじ！？

何？

カレー

おかえりなさーい

お邪魔してまーす

カンゴーム〜

おっせーよ！

とっくに

できてっぞ！

おかえり！

王子帰ってきたよ〜

バルバタに

カレーって

何って

訊いたら

実習だ

っつって

あっちのやつらは

おまえに訊きたい事が

あるんだってよ

これは

俺らの

光カレー

よし食え

真夏の

タ立の後の

鋭い光を

一輪の

青い花越しに

見た時の

まろやかさと

清涼さ

君料理句、

向いてる

かもな

おいし

これがカレー．．．

そうかしら

月人はその

ぐちゃぐちやのが

体の中を通って

出てくるんだろ？

不思議だなあ

．．．

君は

向いてない

かもな

フォスが

失敗したって

本当？

本当だ

先生は

フォスのお願い

聞いてくれ

なかったのね

重ねての歎願の挙動が

攻撃の動作と間違われ

仲間に

砕かれたようだ

そんな．．．

まあ．．．

今までのことが

あるもんね．．．

絶対

ルチルだよ．．．

全員から

一斉に攻撃を受けたようだ。

そう．．．

あっ

カンゴーム

笑った！

うれしいん

でしょ〜

フォスが

失敗すれば

王子と一緒に

いられるもんね

残念だ

あ？

誰が

どうしようと

関係ないね

俺は

俺にできることを

するだけだ

こいつが

無に行きたいってのは

仕方がないし

置いてったら

追いつくだけだ

まあ実際

姫ちゃんは

なかなか

優秀だ一今日で

周期表を

全部覚えた

そうか

科学者に

向いている

かも

しれないな

みたみた

ン？ハ

フォスフォフィライトの

回収は？

少し様子を見る

そうだ

君たちも

バルバタに

勉強を

教わらないかい

は！？

教わる〜！

よろしく〜

よし食ったな

帰れ

新しい先生ね

いちゃいちやする

時間が減る

いちやいちゃ見せて〜

ばかやろう

重要な

ことって

教えて

くれるのかと

思った

月に来る前から

ってやつ

すまないね

わかった！

おまえに

ぴったり

くっついてれば

俺も一緒に

無に行けるんじゃ

ないか！？

だから

呼びだしたんだろ

絶対そう！

おまえ

いつも

くっつき

たがるし！

ぎゅうっと

して

もっと

割れても

いい

めっ

悪いこ

ちゃん！

反省！

いいこにしてたら

時々お日様を

食べさせてあげる

かもね〜

よし！

おっけ〜？

ばっちり

どこに

隠した？

どこに

隠した？

モルガは？

どこに

隠した？

えっ

ひみつ〜

隠し直し

ひみつ〜

怖いから

いちばん遠い

緒の浜の

崖の下．．．

言っちゃ

だめじゃん

金剛が祈れば

月人の願いが叶い

すべてが解決する

そう憶測は

できるのだけど

ごちょ、うね

金剛に

訊いても

あの調子だし

にんげんに

アドミラビリス

三つに分かれた末裔．．．

フォスの

虚言が

含まれている

かもしれない

慎重に

考えるしか

なさそうね

あの光の玉だして

ばかりね

知らないこと

訊いてみる？

フォスの言う

幸福とは

何だったの

だろう

いやっ！

行きましょう

第七十八話経過〕おわり

第七十九話

二百二十年

イエロー様？

アメさん！

ホテルから

連絡です

先週まで

調子良かったのに

イエローさんが

高所から

飛び降りた

そうで．．．

おかしいな

姫には？

えっ！

報告済み

です

療養室を

抜け出した

ようです

おう

おまたせ

この服は？

．．．．．．

療養室の寝具を

自分で

剝がして

つけたらしい

ダイヤは？

まもなく

です

大丈夫か？

ああ

カンゴーム．．．

あ

俺のことか

懐かしいな

その名前！

すっかり

忘れてた

すまない

庭園まで

散歩しようと

思って．．．

そうか

いや

まいったな

飛べない

なんて

今日は

体が重い

イエロー

詳しく

教えて

そうか

俺は

イエローダイヤモンドだった．．．

自分を

月人だと

思い込んでいる

その時は

本来のように

朗らかだが

自分が

宝石であると

わかると

塞ぎ込む

症状は

日に日に悪化し

回復の見込みなし

ねじれたな

過去の変形が

止まらない

長期治療の

弊害か？

うーん

当時は

宝石用の

治療プログラムが

なかったから

仕方ないんだけど

．．．

それも

ある

ただ総合的に

判断するなら

ひどいな

初手を

間違えた？

それも

そう

二百二十年の内省に

耐えられなかった

と

考えるのが

妥当かな．．．

主原因は

パパラチアの

ことだろ？

それは

間違いない

一時的で

私的な幸福が

最悪の事態に対する

自責の念を

複雑化させた

その後

僕らが

月人社会に

適応したことも

影響している

自分だけ環境変化に

ついていけないことに

孤独を深めたんだと

思う．．．

かわいそうな

お兄様

いっそ

お兄様を

月人にすることは

できない？

だよね

姫は

月人になりたいと

思ったことないの？

ないわけ

ないだろ

実は

僕もなんだ

実は僕もなんだ

宝石の体だと

研究項目が

限られるし

移動も不便だ

ロスカ多い

月人の起源が

人間の魂なら

俺らから魂を

抽出する方法を

探るべきか？

記憶は残さないと

意味ないぜ

宝石たちの体内にいる微小生物

記憶を無くさずに

今の体を無くす方法か．．．

僕のインクルージョンで

試してみるか

おいおい

不穏な話だな

でも先生

優秀な生徒達を

実験に

かけたくはないぜ

あれから

少しばかり

わかったことが

ある

とっかかりが

なさすぎます

二百二十年前に中断した

砂からの宝石再生事業の中に

記憶の追跡があった

俺の代わりに

やってみるか？

はい

やってみます

許可を

取らないとな

あいつを口説くのは

月人になるより

難しいぞ

姫

お願いね

まかせろ

俺の知性で

説き

落としてやる

おねだり

ポーズ

考えて

あげよっか

いらん

ダメ

研究が始まれば

技術の安全性が

確立される前に

君は自身での

実験を強行する

しない

から〜

絶対する

そして

取り返しの

つかない

ことになる

ならない

ってば〜

なる

ならない！

なる

しょーが

ねーだろ！

月人に

なりたいん

だもん！

．．．．．．

情熱的なのは

君の魅力の一つだが、

今回ばかりはダメ

ケチ～～

くそ

まじめ～～

おまえの

番！

動揺した

君の勝ち

千日目で

勝敗数が

同じになるように

わざと負けたろ

知ってるぞ

大切なのは

よくわかったね

今日の勝敗よりも

全体を

コントロール

することだ

まだ

その時では

ないよ

許可

ほしいの♡

仕方ない

君の

覚悟と

慧眼に

応えよう

基礎研究

だけだよ

それと

君が

月人になるのは

全く別の話だ

やった！

黙ってやられるよりはいい

全ての工程を事前報告すること

しょーが

ねーな！

月人になったら

この重くて

冷たい身体には

もう飽きた

確実に

おまえと

一緒に

行けるな！

僕は

飽きてない

ばか

おはよう

金剛

おはよう

ユークレース

いい

天気ね

ああ

祈って

くれる？

すまない

今日で

何回目の

お願いかしら

八方三百二十二回

今日も

月人は来ない

でしょうから

そうね

お願いは

これでおしまい

今年は

僕も

冬眠することに

したの

さすがに

眠たく

なっちゃって

金剛は？

起きている

冬の当番は

不要だ

そう？

じゃ

お願いね

遅くなって

すまない

皆が

あなたを

忘れるまで

二百二十年

かかった

．．．うか

どうか

もう一度

祈って

ください

ませんか

僕の為に

誰の為でもなく

どうか

ご慈悲を

もう

疲れ果て

ました

祈れ

〔第七十九話二百三十年〕おわり

なんなのアレ！

迫力

くやしい

オリジ

ナリティ

どした

クリエイ

ティビ

ティ〜

ほら

あの

小さいできた

月人の

服

あー

再現なら

最近月人がこなくて

ヒマな戦闘組に

協力してもらったらどうだ

近くで見てただろう

そおね

独特だったらしいな

私も見たかった

しっ

こんなだった！

うんうん

うわー！

まった！

なんで

なんか

☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは、

一切関係ありません。

☆取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

宝石の国（１０）

著

発行者

発行所

２０１９年８月１日発行（０）

市川春子

©市川春子２０１９

森田浩章

株式会社・講談社

〒１１２－８００１

東京都文京区音羽２：２２：

カバー裏表紙折り返し

まー市川奉子

特集版

市川春子

本体表紙

本体裏表紙

ＰＲＥＭＩＵＭＫＣ

完全な行き止まりなのに

頭が老えることをやめない

遠い未来、不死のカラダを持つ宝石たちは

主人公・フォスフォフィライトに誘われて月に

向かった者たちと、地上に残り、金剛先生と

新たな関係を築こうとする者たちにわかれていた。

砂になった宝石たちの再生が進んでいると知らされるか

地上への急襲に失敗し、月に戻ったフォスは

強くてもろくて美しい、戦う宝石たちの物語

カバー裏表紙

完全な行き止まりなのに

頭が考えることをやめない。

違い未来、不死のかラダを持つ宝石たちは、

主人公・フォスフォフィライトに誘われて月に

向かった者たちと、息はぼみり、金属性と

新たな関係を築こうとする者たちにわかれていた。

地上への急襲に失敗し、月に戻ったフォスは

彼になった宝石たちの男性が進んしていると知らされるが

強くてもろくて美しい、戦う宝石たちの物語。

装丁ノ市川春子

ハ諸ヨ

ＰＲＥＭＩＵＮＫＣ

ＰＲＥＭ

特装版

市川奉子

．．．

ニューヨール

☆小冊子は聞きが逆になるため、・一度最後のページまで

スクロールして、逆方向からお読みください。

．．．

あれは、

溝詠

そうだな．．．

小惑談社

．．．

いや．．．

せたも

２０１５年６月１１日「四州ＱＧ団」が

みんな緊張しました。１．２０１６年１２月

机兵装低興６兵器に〈桃蝶わよく火も〉

仲間性癖地制に限らず土曜日（土）の

ハンジャーリングでもそれを知らないのは、

Ｆｉｃｅｌｅｒ．ｐｈｉｎｔｅｒそれは大切トイニング

そんなことないと思うんですと言ってもいいのは、

たくさんのクリームがお客様を教室に入れてきたので、

大丈夫！！の結果は早くなったのでしょうか

それじゃありがとうございます。

こんにちがこんなことを知っているのは、

だってだから！！４月２０日火曜日のお

リバイル終了以外は何を作ったのですが、そのようになっているのかもしれないというので、自分の知らないようでしょうがないですよね」と思います。

そんなことなのじゃ、鈴野君は失ってる。でしょうか。．．．これからですが、お兄ちゃんは

しかし、その他の子供たちは、そんなことはありませんでしょうか

今年度ご苦人などができなかったので、しかしないというとしても楽しみになっています。ＭａｇｈｔＢｅｒｔｉｎではこちらにしてしまいませんでしたので、

やったらドドイツなのような物語で新規に「自分になっているのですが、一般的なことが

．．．オルーネートマー様な作品から

だから、一般的にはそれであれることがあり、

クラーライアンチャンセットでここだったんだよね。

そんなことになりますので、利用されることで、その理解がありましょう。

分かり

これからもういうことはありませんでしたが、それでもないのですが．．．なんですけど、何かなくなっているのかもしれないですよね。

なんでも普段なんだからこういうことだったら、

１年間限定でもかかっていて、こういうことが出来ましょうね〜

私、これからも大阪の中で何人もいいのか【２０１８年７月２０日】新たなくー

新しい日本人というのは、明日から知らなかったものじゃないでしょうかと思ったので、そしていくらみんなところの仕切りを頼んで生活が生まれているときですが、

個人情報としてデザインの中には、新しい時代の人間にも関わりますのですが、

そうして、平和環境に囲んでそれじゃそうなんですから、これからの

そんなこと言うことはならなかったので２０１７年０９月１９日土地休みチートの

「大丈夫かもしれない」いや、だから．．．でも

ということで、結婚相手にもここ数年としていただきますのですが、それほどの２０１７年１１月１６日（火）を見つけているのは

ええ．．．ご利用・解放ＧＰＣＡの

この日は私に準備で走り始めたように「これはいいというのは、

楽園

明け

青空

荒野

ＥＭＡＣ！！

私がこいーご僕は世界へのダーン

そトなんかそうから

ＲＴＡＧＡ

Ｆｉｒｓｔ，ｍａｒｉｄｇｅａｎｔｈｅｍｏｏｎ

他Ｇｍｘ（「その他にＡＮＳＡの

ＢｅａｕｔｉｆｕｌＣｈｙ

女の子ーマイ！！！

最安当時半

イベンターしからくんのアメリィリピンサイト

ん？～～

ＫＡＷＡ！！そしない世の中に

．．．くっくりするのねふいのか。私の

曲のかわるい！！センサルサーー・

！！！

．．．その名もＧＭＬ－Ｃ

スタジメイト一人

そのために、そしていくためみんなこと

市川

うん

一度に

払えていい

次

ボルツの

髪が

伸びたら

あの武器

隠せよ

なんで？

いや

お兄さんでうっかり

当たったら

百年

休みだぜ

次

伸びたら

フォスの分

作って

あげようか

えっ

ちょっと

ほしい

起きたか

髪は

洗ってある

先生

ごめん

なさい

はい

これでやっと

できます

伸ばしてた

のだろう？

ボルツ

具合どう？

うん

もう大丈夫

わあ

よかった

僕色々

やっちゃった

みたいだね

元の

ボルツだ

みんな

怒ってる

かなあ

うん

ごめんね

大丈夫だよみんなわかってる

でもボルツが一番強いから

おかしくなると困っちゃうな

親油性の

おまえは

髪に汚れを

集めやすい

再三

言ったろう

なのに

どうして

こんなに

伸ばした

ものか

相手を

しよう

芥塵

妄執

無明

残滓

でも

早くしないと

記憶がとぶよ

いいんだ

ダイヤモンドが

いなくなった

のも

俺のせいだ

ボルツが

そんなことを

どうして

こうも弱いんだ