今回は少しさかのほって 絶対あいつより目立ってやる 今日は活躍して...藤宮さんにいいところ見せるぞー! 藤宮さん今日は一緒に頑張ろうね なんの競技に出ることになってるんだっけ 今まで何度も運動会や体育祭に出てるはずなのになんだかどきどきしちゃうの 私役にたてるかな... 藤宮さんなら大丈夫だよ! むしろいるだけで大丈夫!! 俺なんの競技が得意そう? 長谷くんはパン食い競争とか似合いそうだよね 誰か騎馬戦とパン食い競争交換してくれる人いませんかー!! いっぱいハチマキ取っていいとこ見せよう あれ九条も上なんだっけ 俺も上が得意だから抜擢されたんだよね でもそれって俺がいる前までの話だろ あれ味方同士で取り合ってるよね なんで全員走らなきゃいけないんだろう しかもバトンを渡す相手が桐生くん... 仲良い人をなるべく前後にした方がバトンの受け渡しが上手くいくかなって って言ってたけど今桐生くんとはあまり仲良くできないよ~ もう疲れちゃった... ほらもう少しなんだから頑張れ 九条から藤宮さん藤宮さんから俺... 全力で頑張るしかない!! 結局いつも通りかっこ悪いとこ見せちゃったなー 大丈夫だよさっき一応水で洗ったし そんな...長谷くんすごく速かったよ! でもなああ俺がっこ悪いよなああ 一生懸命走ってる長谷くんかっこよかったよ! 去年の体育祭休んじゃったの 応援したりされたりっていうのか私には無理だって思って 私は体育がすごく得意ってわけでもないから休んだ私の代わりに得意な人が競技出た方がクラスにとってもいいんじゃないかなって 無理やり思い込もうとしたこともあったの すごく楽しかったし気持ちよかった 精一杯応援して応援してもらって 文化祭のときもそう思ったんだけど 今年はすごく充実した学校生活を送れてる気かするの 藤宮さんが楽しそうにしている そのことが何よりも感じくて 俺は傷の痛みのこともすっかり忘れていた 君のこけたときの写真クラス内で人気らしいよ あのとき長谷がこけてなかたらなー というか操ってくれと言わんばかりにしばらく伝わったしね 長谷くんはすごく明るくていい人で笑顔の素敵な人... 早く会ってお話ししてみたいな 今週も長谷くんの様子がおかしい気がする... 藤宮から話しかけてくるなんて珍しいな 少しお話ししてもいいですか? 長谷くんのことについてなんだけど... 何か悪いことしちゃったのかな... 長谷くんの様子が前と違う気がするの ううん長谷くんの様子がというよりは 私に対してだけなんだか距離がある気かして... ...記憶ないままなんだろ? なんで違うってわかるんだよ でも少し前までの日記に書いてある長谷くんと 実際に会ったときの印象がちょっと違うの... そのことをここ最近の日記でもずっと気にしてて... あんなに秋頃までの日記には繰リ返し繰り返し長谷くんは明るくていい人で 最近私にはあまりその笑顔を見せてくれないの 笑顔も本当に素敵だって書いてあったのに でもなんでそうなってしまったのかどうしてもわからなくて 桐生くんなら何かわかるかもって... 長谷に直接聞いてみればいいんじゃねえの? でももし私が何か長谷くんに悪いことをしてたとしたら そんなんで怒ったりするようなやつじゃねえよあいつは 聞くことで余計に様な気分にさせちゃうんじゃ... 藤宮の事情のことだって一番よく知ってるし お前自身がよくわかってるんじゃねえの? 何よりあいつがそんなやつじゃないってことは 昼休みに聞いてみるね...! もうあいつは大丈夫なんだけどな 国長谷祐樹ただ、女はやったらい今までごめん!俺ちょっと間違ってたみたいもう絶対迷わない! 昨日の九条の話はびっくりしたし俺がなんとかしようって思ったはいいものの 一体これからどうすればいいんだ... 振りすぎるのもよくない気がするし ちゃんと段階を読んで九条と仲直りさせてあげたいけど... よかった来てくれたんだね 私長谷くんに大事なお話があるの なんだろううみする... どどうしたの藤宮さんいきなり... 私長谷くんに何か悪いことしちゃったんじゃないかなって思って 少し前までの日記に書いてある長谷くんと 最近の長谷くんの様子が違う気がするの 長谷くん最近元気ないよね...? そう言えばクリスマスのときにも言われたな... 私ねどうしてだろうって何度も考えたの でもどれだけ目記を読み返してもわからないの 今私が楽しく日々を過ごせてるのは長谷くんのお陰なのに どうしたんだろうってことしか書いてなくて 私は長谷くんのこと全然わかってないんだろうなって思うと悲しくなっちゃって 数年ぶりにできた大切な友達のはずなのに.. 私もうどうしたらいいかわからなくなっちゃって 俺は一体何をやってたんだろう もし私が何かしちゃって嫌われちゃってたらどうしようとか 長谷くんは優しいしもう友達でいたくないのに無理に仲良くしようとしてくれてたとしたらって 謝らなきゃいけないのは俺の方だ! 自分のことでいっぱいいっぽいになっちゃって 藤宮さんの記憶のためにあまり俺は前に出ない方がいいのかなとか 色々考えたつもりでいたけど結局それって自分が逃げていただけだったんだ しかも俺のことすごく心配してくれていたのにそのことにも気付かないでそれどころか藤宮さんを泣かせるようなことしちゃって 藤宮さんの友達でいたいはずなのに!! ...でも藤宮さん俺もう大丈夫だから もう絶対どんなことからも逃げないって 藤宮さんが記憶を保てないのはきっと過去にすごくショックなことがあったんだ だからそれを知ることでもしかしたら記憶が戻るかもしれないって俺は考えてるんだけど でもそうすることでまた藤宮さんが傷付くことになるかもしれない 俺はもうどんなことも逃げずに受け止めるつもりでいるから それでも俺は藤宮さんのために力になりたいんだ 藤宮さんにもついて来て欲しい こんなに私のこと考えてくれてたなんて気付かなかった やっぱり私はまだまだ長谷くんのことわかってないんだね 私もねきっと過去に何かあったんだろうなってことは薄々気付いてたの 九条くんともきっと何かか... ても怖くて自分から踏み出せなかった 今もまだ何があったのかどうして記憶を保てなくなってしまったのか でも長谷くんがそばにいてくれたらきっと大丈夫 その事実を知ることは少し怖いけれど 私一人だけで全てを受け止められる自信はないので 長谷くんも一緒に私の過去を受け止めてくれますか? やっと長谷くんの笑顔を見れた パラバラになりかけていた俺たちはようやくまた近付くことができた 後はもう前に突き進むだけだ ここ最近の中で一番いい天気なんじゃないかな 藤宮さんのお弁当もすっげー美味しいなー そんな...いつもと一緒だよ 藤宮さんのお弁当はいつも美味しいね でもそれが今日はいつも以上に身に沁みるなー 青空の下で藤宮さんの美味しいお弁当を藤宮さんと食べれるなんてほんと俺って幸せ者だなー そうだなほんとお前はおめでたいやつだな つい最近まであんな暗い顔して周りに気遣わせてたくせに戻るときはほんとあっさりしてるんだな 悪かったとは思ってるけどでも俺はやっぱり俺らしくいくべきなんだろうなと思って 藤宮さんもいつも通りの俺の方がいいもんねー ということで久し振りに.. この負けっぷりも懐かしいなあ 俺のブレザー貸してあげるよ でもこうやって思い返してみるとさ... クリスマスもう終わっちゃったんだよね 冬休みも年越しも終わっちゃったんだよね あぁああなんでもったいないことしちゃったんだろう クリスマスはみんなで私の家に来てもらえたし、プレゼントもすごく嬉しかったし 確かに冬休みはもう終わっちゃったけど まだまだ冬は続くからこれからいろんなこと一緒にできるよ この鳥肌は寒いせいなのかどうなのが、 元に戻るとこうなるのはわかってたことだけどもう少しあのままでもよかったかもな そんなこと言っちゃって~ 本当は嬉しいんじゃないんですか? 表には出さないようにしてても私には一番気にかけているように思えましたよ~? ...ほんとお前はそういうの家するのだけは上手いよな そうやってがんばって生きてきました あーあー様子を見に来てみれば すっかり元通りになってやんの こんな真冬に屋上で飯とかほんとよくやるよな 香織は寒いの大丈夫なの? うん...結構寒さには強いの いいなー私は冬の間は屋上ちょっと... 沙希ちゃん無理しちゃだめだよ あんたも油断してたら風邪引くかもよ? そうだね私も気を付けなきゃ 九条は結構いつも通りだな... そうだ長谷ちょっと話があるんだけどいい? 昨日香織んちに電話したんだけど 志桃さんって藤宮さんのお母さんか... ちょっと志穂さんに聞いてみたいことがあって 病院に行ったこととかそのとき何を言われたのか知っておこうと思って それで何かわかったの...? あんたがどこまで知ってるのかは知らないけど 脳に異常があるわけではなくておそらく心因性のものだろうって 香織の記憶が一週間しか保持できないのは事故による後遺症ではないっほいな それで何回かそういう病院とかカウンセラーにも行ったことがあるって 前に藤宮さんのお母さんが俺にも教えてくれたことだ 断言できるものではないらしいんだけど 友達の記憶を保持できないということは自分自身が友達という存在を拒絶している可能性が高いって でもなんで拒絶するようになってしまったかはわからないし 一から友達を作って乗り越えようとしても 一週間で記憶が消えてしまう悲しさが強すぎてもはやハ方塞がりだったみたいだけど ま俺が聞いたのはそんなところかな 九条って意外とちゃんとしてるよね だからモテちゃうんだって 教えてくれてありがとう まあ香織がこうなったのは俺にも責任があるわけだし情報は共有しとかないとな 九条意外と元気なんだなって あんたと一緒にしてもらっちゃ困るね 周りに気ぃ遣わせまくるのはどうかと思うぜ? まあそういう感じだから うん本当にありがとう!! 長谷くんも今度のテストのこと? 私教えてもらう約束しにきたのー やばい俺ここ最近の授業内容全く覚えてない ...そしてそれは、その結婚相談所ですからね。それではないのですが...その時はそういういや...これは せっかく藤宮さんに教えてもらったのになー いつも以上に頭に内容が入ってなかったのか悪かったな 得意げになるような点でもないだろ 長谷くん気を落とさないで 今度また一緒にお勉強しよ? 藤谷さんと二人きりになる口実もできたし追試も悪くないかもな 知りたくもない本音が伝わってくるんだが そういえばさっき九条に追試馬鹿にされてさー あいつなんだかんだちゃんとやってるだろ 駅前の喫茶店でクールにやってるらしくて! しかもその後俺になんて言ったと思う? あんたも喫茶店でやってみれば...あでももしかしてコーヒー飲めないかな?だってさー! ミルクと砂糖入れれば飲めますー! でもたまには気分変えてそういうところで勉強するのもいいかもわ このままだと喫茶店で二人で勉強する流れが生まれてしまうかもしれない たたた確かにそれもいいと思うけど俺結構勉強に時間かかっちゃうしやっぱり教室で二人きりでゆっくり勉強したいなーなんて... じゃあいつも通り一緒に教室で勉強しよっか 長谷くんがんばってね! もしかして今日桐生くんはフリーですか? あいつを待っ気もないし じゃあ今日少し付き合ってもらえませんか! わーい今日追試なくてよかった~ 俺いいなんて一言も言ってないんだが 長谷ーこれから追試とは思えない顔になってるぞー 沙希ちゃんと桐生くんは今日何するのかな? あれあるか見に行ってみよう えっと多分あれはこのあたり... ルーズリーフ用のファイル 長谷くんルーズリーフも使ってるみたいだったけどぼらばらにファイルに入れてたから これがあったら勉強しやすくなるかも お買い上げ有難うございました 長谷くん喜んでくれるといいな ああの喫茶店九条くんがよく行く喫茶店だ 間違ってたら申し訳ないんですけど すみませんどなたでしょう... やっぱり!なんか雰囲気でそんな気がしたんだよね~ あれ...たしかそれって.. でそこに俺もいて一と話してたんだけど君のこと怖がらせちゃったみたいでさー あのときはごめんね悪気はなかったんだけど あっ俺は一のお兄ちゃんね ...って聞こえてる? この人:見覚えある... はじめくん誰といるんだろう? 俺がその子のことちょーっと 今週の復習はこんなもんでいいかな 若干コーヒー余っちまったな だから俺は何もしてないんですって あの子こんなに怖がってるじゃないか ーくん!よかった助かっだー!! すみません道あけてください!! あーびっくりした一くんが来てくれて本当に助かったよー 香織に一体何したんだよ! 謝るだなんて...なんでそんな今更なことを...!! どうしていつもそう余計なことばっかりするんだよ やっぱり小学校一緒だった九条くんと香織ちゃんだよ というかあの二人また付き合ってるのかな まだ...付き合って...? 買い物に付き合わせた禁句 課題を学校に忘れたってどういうことだよ でも桐生くんのおかげで助かったよ~ 新発売の抱き枕三種類どうやって持って帰ろうか悩んでたんだ~ 三つもいらないと思うが だってみんな可愛いんだもんー ねえあれって香織ちゃんと九条くんじゃ... あいつはここにいねーんだよ あいつはここにいねーんだよ さっきからずっと携帯が鳴ってる... さっきからずっと携帯が鳴ってるので誰からかだけでも確認していいですか!! 電源くらい切っておけよなー 緊急の何かかもしれないんでお願いします! カンニングしたらタダではすまねーぞー 向こうから電話が掛かってくることなんて滅多にないし それにこんなにずっと鳴らすなんて... たぶん緊急っぽくて... ごめん追試が長引いちゃって... いいから早く学校から出てこい 何があったの?どこに行けばいい? とりあえずいつもの道を真っ直ぐで 藤田と九条が大変なことになってる えっとこれは...どういう事態なのかな? 悪いんですけど一先ず帰ってもらっていいですか 後はこっちでなんとかするんで えっでも俺なんか悪いことしちゃったのかなーて... すみませんがお願いします ごめんねーくん俺いつも上手くいかないね 兄貴の行動に悪気はないってこと たまには家にも顔出せよ 一体何があったの...? ...長谷...くん.. そんなことがあったんだ.. ごめん長谷...俺がもっとしっかりしてれば... 藤宮さん大丈夫?少しは落ち着いた...? 頭の中にいろんな場面が出てくるの でもどれもはっきりしてなくて苦しくて ...もう藤宮さんも限界なんだ 思い出したい気持ちと思い出したくない気持ちが合わさって 自分でもどうしたらいいかわからなくなってる 今までの俺だったらきっと今すぐ思い出す必要はないって止めてたと思う 私一人だけで全てを受け止められる自信はないので 長谷くんも一緒に私の過去を受け止めてくれますが? だから俺は藤宮さんを支えたい この判断が間違いじゃないことを信じて 俺と九条が知ってる藤宮さんの過去のこと全部話すよ つらいかもしれないけど聞いてもらえないかな やっぱりここが一番落ち着くね他に人もいないし 香織ちゃんたち大丈夫かな... これから話すことすぐ受け止められるかわからないけど聞いてほしいんだ 九条と昔公園で待ち合わせした日のことなんだけど... さっきの人も言ってた! 一体そのとき何があったの? 私なんだか思いだそうとしたらすごく嫌な感じがして... 九条だって本当は自分で話したいんでしょ? あの日俺は香織に公園で会おうって約束したんだ 俺が引っ越す前日だった そういえば九条くんは転校したって言ってた... 最後にゆっくり会って話したいって思ったんだけど そうさっきの金髪の人が俺の兄貴 そこで兄貴俺にこう言ったんだ 杏織をちょっと俺からせてやろうって さっき思い出した場面... うん...大丈夫... あれは...兄貴なりの俺への優しさだったんだ 兄貴はいつも少しずれてていつも的外れな考えしかできないんだけど もともと自分が悪役になって俺をヒーローに見立てるための作戦だったんだ ...でもそんなこと俺は望んでなかったし その作戦を聞いたときも絶対に実行しないって約束させた 香織はきっとそのときの兄貴の作戦を聞いてたんだと思う それで怖くなって逃げ出して だから香織が記憶をなくしたのも ...私が事故に遭ったのは九条くんと待ち合わせしてた日だったんだ... 今までずっとつらい思いをしてきたのも 全部俺のせいだったんだ それなのに俺はずっとあんたを何年も裏切り者だと思い込んで... でもなんだろうこの感じ まだ何か...大事なことを忘れてる気がする 記憶もだいぶ整理できてきたよ... 私はル条くんと待ち合わせをした お兄さんの言葉にショックを受けて公園から逃げた その後すぐ車に...? もしかしてまだ何かあるんじゃ 大丈夫だから藤宮さんは一人じゃないから ...そうだ私は一人じゃない 自分が一人だと勝手に思い込んでいただけ 自分で全部を抱え込んで心の奥底に閉じ込めて 全てを突き放してたのは私自身だったんだ 本当は周りにたくさんの人がいて 私を助けてくれるたくさんの友達がいる 心の底から信じられる友達がー 今...なんて...? 全部思い出したってもしかして 記憶が戻ったってこと...? じゃあ昔のことも... うん...思い出したよ 事故に遭ったときのことも 本当に...!?やっぱり俺のせいで、 公園の中に行けなかったところまではほとんどあってたんだけど 公園での会話を聞いた後私は どうしたらいいかわからなくなって帰ってきちゃったの なんではじめくん... もう会えないかもしれないのに... こんな最後なんていやだよ... まみちゃんときゅりちゃん... 同じクラスだったやつらだ... 友達は信号待ちしてて私には気付いてないみたいだったの それで声かけようと思って近寄って 香織ちゃんとはじめくんのこと 香織ちゃんってはじめくんが引っ越すの知ってたらしいよ 隣のクラスの子が月曜日に話してたの見てたんだって 香織ちゃんはずっと隠してたんだよ 抜け駆けしようとしてたってこと? 香織ちゃんなんかもう友達じゃないよね 香織ちゃんはもうひとりだね このことみんなに言いふらそうよ はじめくんとの約束を守っただけなのに どうしたらよかったのかな 仲良かったのにそう思ってたのは こんな思いをするくらいなら この一週間のできごとが っちゃえばいいのに... 藤宮さんの記憶か... なんで長谷くんが...そんなに泣いてるの...? だって本当に..嬉しくて... 本当に本当!!よかった.. はちょっと長谷くん...いか?退しましたって 俺だけのせいじゃなかったんだ... 本当は一回帰った後また公園に戻るつもりだったんだよ あれで最後にしたくなかったから... まだ待ってくれてたらちゃんと会って話してみようって 自分を責める必要なんてなかったんだよ ...ったくあんたらガキみたいにピーピー泣きすぎ 泣き止むまであっちに行っててやるから 最終話。また、友達になってください。 やっぱり今日月曜日なんだよね!? なんだかまだ信じられなくて... 藤宮さんの記憶が全部戻って リセットもされなくなって 藤宮さんから声かけてもらって... 俺、嬉しすぎて雲なのか現実だのかもしくは妄想だのかもう何もわからなくなっちゃって... ...そうだよね自分でもまだ信じられないもの: でもあのときの長谷くんの泣き顔ちょっとかわいかったなーなんて ちゃんと覚えてるでしょ? 幸せすぎて吐きそう... 泣き顔のこと言われるの嫌だったかな... なんで親しい人との記憶がなくなってしまっていたのか改めて考えてみたの きっと親しければ親しいだけ裏切られたときの苦しさが強いと思ったからだと思うの 友達じゃなくなるのが怖くて だからそんな日がいつか来るのなら 最初から友達なんて作らなくてもいいって心のどこかできっと思ってた... 結局自分を一番苦しめていたのは自分自身だったんだよね そんな私を変えてくれたのは 長谷くんと出会って仲良くなって 本当に心から信じられる友達だって気付いたとき もう怖がる必要はないってことがはっきりとわかったの だから全部長谷くんのおかげ 私と友達になってくれて でもちょっとだけさみしいこともあってね また俺と友達になってくださいって 言ってもらえないんだなあって ...もし俺がまた同じようなことを言うとしたら 今度は友達じゃなくて... ばれちゃった~じゃなくて! いつからそこにいたの!? いつからそこにいたの!? それより長谷くん今なんて言おうとしてたの? あああおおなんでもない!!なんでもないから!! はあ~~~ほんと見てるだけで寒気がするわ お前誰のおかげで井上の許し得られたと思ってんの? 「えはあのとき俺がああでこうですみませんでした まじかよまあ小さにラインは越してたから許してやるけど その前は本当に有難うございました!! これでイーフンになった気もするし俺にも全然チャンスがあるってことだよな な...!ちゃ...っ!? くそーみんな好き勝手言いやがって やっぱりみんな仲がいいね もーかわり香織ちゃんってば まだまだ藤宮さんと今までのこと語り合いたかったのに そんなことこれからいくらでもできるだろ 最後にやっぱりどうしても言っておきたいことがあって!! また友達になってください! これからも歩み続けるのだろう 二度と同じはない一週間を たくさんの思い出を積み重ねていくために 次の一週間も一人にとって かけがえのないものになることを信じて こんにちは最近ようやくコンタクトをつけるという技を身につけた葉月抹茶です。 そんなことはどうでもよく.. 「二週間フレンズ。」終わってしまいました... 台念のあとかきページをなぜかあんな始まり方にしてしまったから どうでしたか?どうでしたでしょうか 今の私はまだ感傷に浸る暇もなく だって最後ってすごく大事ですよね たくさんの方に最終話を読まれてしまうということにただただ緊張しております 今まで読んできてよかったって少しでも思っていただけたなら私は本当にしあわせです... とにかくこの「一週間フレンズ。」という作品には私自身とても感謝をしていて、 ファンブックやアニメ化舞台化など連載当初は全く想像もしていなかった経験を いまだに寄りたたような気もしてる 本当にたくさんさせていただきました こうして最後まで描ききることができたのはたくさんの方々の支えがあったからこそです おかけしてしまいました... 本当にあー終わっちゃったんだなー! どうしようもうゲームやっとねこの これで漫画は終わってしまいますがきっと香織と祐樹は これからもあんな感じで日々を過ごしていくのでしょう ではでは本当に最後になりますが... ここまで読んでくださって有難うございました! 聞かってくださった全ての方々 またとこかでといお会いできますように、 自分がどうどういう人間かとで言えるもん にいい顔ばっかりしてるってコト。 ずっと仲良しで良くない? 雰囲気似てるなーくらいには感じてたけど。 恋人とか、そういう関係は... 「でもさ、自分が自分だ、って俺が俺だ、ってほどこで判断してんだろうな。 発行所株式会社スケウェア・エニックス くページ抜け・誤植・内容についてのお問い合わせ> この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。 本作品は、作品のオリジナリティを尊重し、台詞や表現を発表当時のまま収録しています。 あくまで作品世界の中での表現である二とをご理解ください。 本作品の内容の一部あるいいは全部を、著作権者、出版権者等の許諾なく、転載、複写、複製、公衆送信加送、有線放送、インターネットへのアップロード)、翻訳、翻案等を行うことは、著作権法上の例外を除き、法律で禁じられていますこれらの行為を行った場合、法律により刑事罰が科せられる可能性があります。 ありがとうございました メコミックス発売時のカバ一折り返しを収録 ☆コミックス発売時の表紙表を収録 ☆コミックス発売時の表紙裏を収録 香織と一の過去、そして記憶の問題を引き起こした事件を知り、自分がどう聞わっていけば香純が幸せになれるか。気持ちがハッキリとした祐樹。一方、香織は祐樹の服度が日記に書かれていたものと比べて素っ気ないことに、不安を感じていた。そして、屋上。二人は自分の思っていることを互いに告げるのだがトモダチ以上、友達未満の青春グラフィティ、最終そしてまた、友達になってください ☆コミックス発売時のカバー裏を収録