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ちょっといけないんじゃないですか
:::...
ENSUNDAYCOMICS、SPECIAI
......
3
カトウ
でもそれはその、それだけで
21
第25話
計画
洗脳
...
CONTRNTS
...
第24話
お兄ちゃん
第29話「第28話
ジュウメン
愛と悲ー
錯乱
...
¢場
っ
の
水遠の
>別れ
動物園というのは
特別な場所だ。
計画
人の社会では触れる
機会の少ない動物の命に
出会う事が出来る。
一度だけ俺を連れて
行ってくれた時、
親父はそんな事を
言っていた。
でもその日以来、
毎日二人で
行く動物園が
特別なものだとは、
意味は
わからなかったけど、
確かにその日は
特別だった。
思った事が
なかった。
俺、日曜
ババとママと
サファリに
連れてって
もらうんだ!
へー、
いいなぁ。
......
ねぇっ
マサトっ♪
何?
土曜日って
サファリ行く?
え、あ...
うん多分...
え?また?
またって何よ!?
いいじゃん
別に!
だって楽しい
じゃん、動物
見るのって!
じゃ、あたしも
行く!!
またあたしに
色々教えてよ!
...うん...
じゃあ
最初は..
象の広場に...
マサト見てっ!
キリン首ながっ!
サルって
あんなジャンプ
するんだ!
カンガルー
寝過ぎ〜!
...
お、マサトくん!
今日はヒトミちゃんも
一緒だね
こんにちは
中田さん!
こんにちは
なんだい?
テートかい?
え!あ、その...
マサトに動物の事、
色々教えてもらおう
かなって。
よしマサトくん
あれやるか!
ふむ...じゃん
色々か...
え?あ!
うん!
はいっ!
って...!
大丈夫なの!?
マサトオォ!
へへー!家の足の
裏は、卵を踏んでも
気付いて避けられる
くらい敏感なんだ!
もうハナヨとは
何回もやってる
もんなー!
......
何が
あった!?
ズルい!
ズルいよ!!
わがったわかった。
次はヒトミちゃん
もね。
違うよ!
マサト:サファリに来ると、
いつも動物とだけ
楽しそうにしてるんだもん!!
私、人間
なのに!
確かにハナヨは
特別だけど、
私だって
友達でしょー!
......
そうだ...
特別だ。
みんな
緒の...
俺にとって
昔から
特別なのは、
こんな
時間だった..
だから
辛かった...
この
場所から
この思い出から
遠ざかる
事が...
・
...
この世界に
出る事が...
...ん.....
あれ...?
なんだこれ...
いつの間にこんな
手が大きく...
留守電...
おい!マサト!
お前勝手に
家から出て
いったな!
転校まで誰がして
いいと言った!
不二学志館なんぞ
行かせんからな!
こんど
連れ戻しに
行...
そうだ...
俺、高校生に
なったんだ。
みんな...
元気..
...か...
...な...
.....夢...
......?
どこだ
ここ...
目が
覚めたか。
中田さん...!
二日は
かかったな...
だが、
起きてよか...
みんなはどこに!?
ここはどこなんだ!?
ヘリは!?
記憶は
失くしてない
様だな。
みんな
は...!?
順を追って
話そう。
なんでそんなに
冷静なんだよ!
やっぱり中田さん
は...!
まず、俺たちの
乗ったあの
リだがな...
...君に、もう俺への
信用がないのは
わかっているが...
一旦落ち着いてくれ。
結局、
飛び立てずに
落ちたよ。
...は?
離陸は出来たん
だがな...
ゴリラのジンメンが
サイのジンメンの背中を走って
へりに飛び乗り、根体を損傷させた...
しかし
不幸中の
幸いだ。
ヘリは不時着に
成功し、乗客は
全員無事だった
様だ...
そして目が覚めると、
みんなこの地下施設に
監禁されていた。
どうやらジンメンが
この場所まで
運んできたらしいん
だが...
そんな...
...事..!
信じられ
るか!
なら、
みんなは
どこに!
どうせ何もかも
中田さんがヤツらと
仕組んでやった事...
中田さん。
メシ。
ジンメンB
...そこに
置いてくれ。
...っ、
くそっ!
やっぱり
裏切って...
だから勘違い
しないでくれ。
俺たちの立場は
コンビニで出会った
寄されていた人間と
変わらないんだから。
じゃあ、コンビニで
していた電話は!
そうだな...
近くにいるのは...
まさか、あの場に
あんなにいるとは
思わなかったが...
...あれは特殊な
無線を使って、
サファリの職員同士で
連絡をとっていた。
そんなの
隠す事じゃ
ないだろ!
でも、なんで!?
...いいや。
君には
知られたく
なかったんだ...
計画...?
あんな
非道な計画に
関わっていた
なんて...
だが、この状況で
もう隠す意味も
なくなった。
ジンメン計画。
言うなれば、
この場所も
その関連施設だ。
ミンと...
黙っ忘られたが...
外に出る
の...!?
...
ここに...
サファリの
職員は全てが
関係者だった。
ヒトミちゃんや
内海さんがいる
部屋に戻るんだ。
本当に
いるのか...!?
...今更君に
信用されようとは
思わないが、
この際君には
事の顕未まで
全て話すつもり
だよ。
ジンメンとは
なんなのかもね
...!
マサトくんは、
人がチーターと
競走して勝てると
思うかい?
じゃ、F1カーに
乗った人は?
...そりゃ...
勝てるだろう
けど..
人は、動物と
競走しても
勝てるんだ。
え?
は...?
いや...
ああ、
その通り。
は...?いきなり
なんだよ、
訳わかんない
屁理屈を...!
いや、屁理屈
なんかじゃ
ないさ。
他にも、人間が身体機能を
自分以外のものに依存して
拡張してきた例なんて
いくらでもある。
人間は知能を
発達させる事で
それらを可能にし、
他の動物を
圧倒していったんだ。
だが人類の
知能の発達は、
コミュニケーション
なくしては
大きく育たなかった。
そのためには
もう一つ、あるものが
必要だった。
それが
顔だよ。
顔...?
君も知っての通り、
動物と人間の
大きな顔の違いの
一つに
黒目と白目がある。
動物は眼の動きで行動を
悟られないようにする
ために黒目が多いが、
その他にも
発声や表情筋等、
人は顔面を通じた
コミュニケーションに
多くを頼っている。
知能と顔による
コミュニケーション:
人間は、この二つの
武器を用いて、今の
生存圏を築いた。
人間は逆...白目を多く
することで人間同士の
コミュニケーションを
活発にし、生存職争を
生き抜いた。
人が人を見る時は
まず顔を窺うだろ?
サファリて
行われた実験は、
その武器を動物に
与えるためのもの
だったんだ
そんな事、
一体なんの
ために...!
「環境の変化と
新世代人類の進化の
多様性の検索」とか
言ってたが...
そんな意味不明な
長い言葉の羅列なんて
すぐにどうでも
よくなった。
二つの武器を持って
生まれたジンメンは、
サファリで暴走を
始めたんだから!!
...!
可能性として予測
されていた事態の
ハズだったんだ。
新しく入った
サファリの職員は、
それを防ぐための
要員として
訓練や特殊な処理も
施されていたんだが
しかし、大量の
ジンメンには
ほとんど
敵わなかった
ようだ。
しかも、
ジンメン化は
血液感染する。
「仲良し健康診断」は
実験のコードネームだ...
人間および動物の血液から
遺伝子を探取し、研究・改良を
する過程で、ある日突然変異の
ウイルスが生まれた
外部への感染を恐れてか、
防災マニュアルには
動物をサファリの外に
出さない事が絶対と
書かれていたが...
それって...!
豆太郎の時
みたいな...!
そのウイルスを再び
動物に投与する事で
ジンメンという感染する
おぞましい生物を
生み出してしまったんだ。
結局それも
大した問題では
なくなった..
溝はそのために
機能したん
だから...
...は?
ちょ、ちょっと
待ってくれよ!
あの溝がその...
ジンメン計画の
為に作られたって
事なのかよ!
わからない...
わからない
って...!?
そのままだ...俺も
訳がわからない...
溝が出来る事なんて
未端の職員が
知る訳もない。
だが...計画の
防衛マニュアルの
最後には、こうも
書かれていたんだ。
ジンメンB
緊急時:ウイルスは
定範囲に張られる
報告は一定範囲に張られる強い電磁波網により減震、拡散を防ぐ。
滅菌、拡散を防ぐ。
じゃあ、
まさか溝の上で
ヘリが墜落したのも
そのウイルス対策の
電磁波のせい...!
その他、物理的
対処も想定済み
...と...
俺の知る限りは
それが一番近い
答えだ...
...っ。
もし、溝の出現が
人の手により
引き起こされた
事なら...
この計画は、
想像も出来ない
大きな何かが
関わっている。
だからこそ、
こんな施設の
存在も許されて
いるんだろう。
...!
ヒ...
ヒトミ...!?
..
ヒトミ...
第2話・洗脳
大丈夫か
ヒトミ!!
ヒト...!
今は寝ている
だけだ...
...っ、
俺のせいで...
大丈夫だ、
命に関わる
怪我じゃない。
中田さん!
ここは一体
どこなんだ!
ヒトミ...
俺がヘリに
乗りさえ
すれば...!
...
こんな所に
いて、ヒトミは
大丈夫なの
点滴を受けて
いるうちは
まだ大丈夫よ。
内海さん!
無事だったん
ですねー
じゃあここは
病院って事!?
...間違っては
いないが
少し違う。
この施設が作られた
目的は..
ここは駐屯地の
真下にある施設
だそうよ。
部外者に
余計な事を
喋るんじゃない!
悪いが彼には
すでに計画の
概要は話してある。
中田!何を
言うつもりだ!
...もう遅い、
日下部君。
何!?
マサトくん
彼は自衛隊の
日下部三尉だ。
サファリの職員の
訓練には自衛隊も
協力していてね...
駐屯地の一部の
幹部も計画の
関係者だったんだ。
待てっ!
そんな事まで
何故お前が話す!?
彼らは計画の
被害者だ。
それにあの生物を
見てしまった以上、
もはや何も隠し立ては
出来ないだろ。
俺は君らの
命令系統には
属していない
からな。
それともこの場で
逮捕でもするか?
そうじゃない!
何故、責様が
その判断を下す!
あなた達は
みんなをヘリて
どこに連れて
いこうとしたの!?
違う!
なっ...!
日下部さん、
話してもらうわよ。
駐屯地で何が
あったのかを...
っ...
え...?
想定も
しない...
あれは...
仲間なんか
じゃない!
俺たちは地震が
起きる前に、既に
ヤツらに制圧されて
いたんだから...!
奇襲を
受けたんだ...
地震の
発生当日の
零時頃だ。
最初は通信が
使用不可に
なったという
報告があり、
すぐに警報が
鳴った。
多分、寝ていた
隊員もだいたいが
動員されていた
ムズだ。
丸く配置につき
フェンス越しに
大型動物の壁を
無数に確認した。
しかし奴らは
フェンスを
揺らすだけで
優入してくる
気配はなかった。
何度か威嚇射撃を
すると
去って行き、
足元から何かが
這い上がって
きたんだ。
すぐに追跡班を
桐成して追うはず
だった。
しかし現場の
緊張が解けた
一瞬を狙った
かのように:
そして俺の
仲間は
暗闇で...
悲鳴を
けた
その混乱に
乗じて大型動物が
仲間を駄躙していった。
戦車や重火器にも
ほぼ触れる事が
出来ず俺たちは
敗走した。
訳もわからず
暗闇に逃げ出し
たんだ...
しかし..
結局駐屯地より
外まで出られた
のは俺だけ...
そこから一度
機を窺って
戻って来た。
見知らぬ隊員を
見て様子を
窺っていたが...
そこからは
君らと同じだ。
フロア全体を
動物が監視に回っていて、
地上に逃げる事も
出来ない。
え?
でもさっき
俺がいた部屋には
メシが運ばれて
きたけど...
もうかれこれ
一日は地下に
監禁されて
いる。
え?
うん...
倒れた人間には
奴らが点滴を
持ってくるが、
それ以外の人間は
飲まず食わずで
ずっとここにいる。
まさか
あなた口付けて
ないでしょうね!
おい...
みんな...
メシ。
ん...あれ、
今度は人と
一緒に...?
配膳...
...あの人たち、
普通にゴリラと
飯食って...!?
もしかして
余った席の
やつって
俺たちの?
している
のか?
それを食べてる
人たちを...
言ってくる
気配もないし...
みんな座ろうと
しない...
その前に..
よく
見なさい。
:つ!
なんか...様子が
おかしい...?
最初にゴリラが
飯を運んで
きてからだ...
今、食卓にいる
人たちは、みんな
捕まってすぐは
あんな表情は
していなかった。
この食べ物
に..
おいおい、
食わず嫌いは
よくみいなぁ...
...!
それって
つまり...
何か
変なものが
入って...!
食べてみたら
案外イケる
ぞぉ?
これはいわば
ここでしか
食べられない
特別な食事なんだ。
腹が減ってる
なら尚更だ。
どうかしてる...!
俺たちは
ここまで
生き泳いて
来たんだ。
...!
その
通りだ。
おまえ達は
ここまで俺たちに
襲われても
逃げて来た。
おまえ達
は特別。
動物公国では
そんな奴は
全員仲間。
だからおんなじ
メシ食う。
生きる力
ある。
...そんな事
言ったって
あれ..
あんな変な物...
そこの
おまえ。
元気か?
おなかに
子供いる。
そんなの
かわいそう。
ここでは
これ以外、
何も食べない
子供産めない。
...っ!
でも、
食べさせ
ない。
それでも
いいの...
嫌よ!
そんなの
絶対食べない
から!
もしそんなの
食べてこの子に
何かあったら...
食べ
よう。
...え?
俺はお前たち
二人には元気に
嫌だよ!
本気で言ってる
の...?
...っ!
なら俺が
先に食べる。
どうせここからは
出られないんだ。
遅かれ早かれ
食べる事になる...
やだ!
テツ君!
だめ!
やめて!
...はぁ...
なぁ...
意外と美味しく
食べられる
もんだ。
わかったら
お前も...
食べ..
おい..
どうした?
嫌っ!
嫌じゃないだろ!
こんな時に好き嫌い
言ってたら...
そういう
問題じゃない
よ!
私はまだ..
人間でいたい
から...
待てよ...
それ...
どういう..
うっ...
もういい
食器だっ
片付ける。
おまえも
手伝え。
......
俺な...
...あぅ。
...勝俣さん!!
奴らが私たちを
残したのは、
ジンメン側の人間へと
極柔する為に、
え?
ここで食事をすると、
皆もれなくゴリラの
声に反応するように
なる..
そうか
...っ!
いや、それどころ
じゃない。
今の勝俣さんを見て
確信した...やはり
この施設での研究の
成果が奴らに利用
されている!
洗脳研究の
成果を。
それ以上は
やめろ!
ちょっと、それ
どういう事!
洗脳研究って!?
違う!
日下部君...
もう明らかだろう。
一般国民の命すら
頼みないこの研究に
国は関わっている...
それでもまだ
命令に従える
のか?
っ.....
現状を見ても
わかるように
ジンメン計画は
極めて非人道的な
行いた。
それ故
無関係に
その存在を
知ってしまった
人間への記憶の
操作もされてきて
もういい
わかった。
俺の口から
説明させろ。
...ここは...
もともとは
ストレスケア研究が
名目の施設だった。
他眠療法、薬物療法等
様々な研究が行われ
LSDに似た
非合法な幻覚剤まで
使用されてきた
その成果は...
二部、人の
記憶の操作まで
可能にしていた...
俺も見てきたが...確かこわれを食べ
確かにあれを食べた
人間はその被験者と同じ
目をしていた。
多分あれには
何かしらの薬品が
混ぜられ...
既に彼らに自我は
ないのかもしれない...
この駐屯地という
立地も...
もしかして奴らの
目的は...
ジンメンB
...閉塞した空間と
空腹は徐々に判断力を
奪っていく
こいつの
処分をして
もらう。
おまえには
まずここで..
いいか。
コリラは
人間に
洗脳を施して、
自らが人間にとって
なくてはならない
存在であると
認識させる事で...
従順な、
ああ。
任せてくれ。
兵士を作ろうと
しているのかも
しれない。
第23話
いや...!
テツ君...
洗脳研究
ですって...!
洗脳薬の研究自体は
旧日本軍の時から
行われていたらしい:
もしかしたら...
溝の規模の事も
考えると、
計画自体...
かなり昔
から...
ふっざけ
ないでよ!
そんな変な計画の
ために、これだけの
犠牲を出したって
いうの!
私の仲間は...
俺だって多くの
仲間を失った!
あんたらの
せいで..
貴様らメディアは
いつもの野次馬根性で
勝手に現場に来て、
勝手に死んだだけだろ!!
野次馬!?それ本気で...
どうもー
えんちょー
でーす!
...?
みなさん
強情ですねー。
生きる意志が
ないんでしょーか
エサは全部
調理して
あるのにー。
エサです
って...!?
人間と動物を
いっしょに
するな!
動物公国では
おんなじ
でーす。
人間が人間と
言えるのは、
人間が作った国の
ルールですー。
「生きたい
というキモチ」
だけが
動物公国では
評価されますー。
シンプルぅ〜
ふざけるな!
貴様らは
人間だけを
殺してるじゃ
ないか!
いやいや、
私たちも
選んでます
よー?駐画場でも
殺したのは
抵抗した人
だけだし~
というかあなた達
甘えすぎでしょ〜!
私たち動物は
飢えたら共食いすら
してさたのに、
そんな私たちが
少しくらい
人間を食べたって
大して減らない
でしょー?
あ...っ!でも
勘違いしないで!
あなた達は
特別だから!
ここに来るよで
いろいろあった
でしょー。
騙し騙され
ふりふられ...
こっちは
頑張って味付け
までして...
あなた達は
私たちと
同じ!
他の人間と
比べてかなりの
VIP待遇よ~?
工夫を凝らして
あなた達は生きて
ここまで辿り着いた。
強い!
それゆえに
生きる権利が
ある!
そして守られる
という事し
ある程生き残る
ための強さです。
あなた達は
全員入国審査で
いいとこまで
来てるんですよー?
だから
こちゃごちゃ
言わずに..
いいから
さっさと、
エサを
食べなさい!!
ってまさか!
食べる姿見られる
のが恥ずかしい
なんて事は...
ないですよねー♪
これからみんな
仲間になるのに。
あっ、ちなみに
地下でしたら
移動は自由です
せいぜい運動して
お腹を空かせて
くださーい!
くそっ!
おちょくり
やがって!
私...
食べよう
かな..
だめだ
そんな
あ!
中田さん!
例の無線で
助けは呼べ
ないの!?
いや...
だめだ...
俺はまだ
逃げ道を探す。
このまま
飢えて死ぬより
マシだ。
...でも、
やっぱり外に出られる
場所は、全部見張られ
てるんじゃ...
この地下は
広い。体力の
ある限り探して
みるんだ
だな!相手は
所詮勤物!
探せば穴は
あるはずだ。
まさかこれ...
食事の材料?
って事は
ここは保管
この
部屋は:?
ちょ...っ!
やだ!
・お風が
違う!
私はこんなの
食べないから!
......
ちょっとくらい
なら...
おいおまえ。
!
大丈夫だ、
魂にも
言わない。
水も飲め。
メシの用意
手伝え...
あれ?あいつ
まさか...!
ただ..
くそ...っ!
俺は絶対
食わねぇぞ...!
おい!何
食ってんだ!
......
半日目
や
ジンメン図
や
一日目
«
二日目
...おまえら
まだ食わない...
ヒトミはまだ
起きないし...
...動かなければ
消費は少ない...
中田さんなら
まだ廊下を
回ってる
みたい..
中田さんは..
くそ...
人が通れる
逃げ道どころか
水道まで抑えるとは...
答...!
少しくらい水が
出ると思ってたん
だかな...
雪の先まで
空っぽか...
そうか!
もしかして..
叩き続ければ
少しでも..
少しでも
...!
おい
朝っぱら
から
うるさい
叩いても水は
落ちてこない。
ジンメンB
メシの時間は
戻ってこい。
中田さん!
大丈夫!?
ああ...たん
多分な...
なぁ!親む!
点滴くらい...
食え。
くそっ!
なぁミヨ!
ほら食え...
意外と
いいるぞっ。
なっ!
.....っ!
...わかって
くれたか!
ちゃんと
噛んで...
よし、きら...
いった
.
どう?
これで目が
覚めた!?
っヤくぅ...
...ん!?
おお...
俺ってンんな
味なのか...
再発見!!
も...っ..
もういやー
おい...食べ物を
粗末に...
食べ物じゃ
ない!
こんなの食べたら...
私までテツ君
みたいになって...
お腹の子まで手を
かけるかも...っ!
いっそこのまま
死んだ方が
マシよ!
...
そんな事になる
くらいなら...!
だめだ
ミヨさん!
わかった。
なら...
いらない。
ベンケイ!
離せ!
せっかく
えんちょー
言ってたのに、
生きる意志
ある奴
殺さない
のに...!
生きる気
ない奴
は..
そ
ね。
入国
不可。
な...っ!
ゴ...ゴリラが
ふっとんで
きた...!
おっ!
いたいた!
にしても、水道管の
管を叩いて
モールス信号とは...
中田も
古風だなぁ。
この人、
駐屯地で
会った...!
ああ...
だがお前らじゃ
なかったら
気付かなかったさ...!
吾郷!
来てくれたか
吾郷!
ジュウメン
第24話
「おうよ」じゃ
ねぇボケ!
おうよ。
さっさと
行くぞ!
印藤も
いたのか..
こ、この人
たちは一体...!?
奥さんいったい
失礼します。
助けに来て
くれた...
...仲間...だ
テツ君...
詳しくは後で。
ヒトミちゃんを
連れて早く出るぞ。
え?あ、
うん!
あ...
待って...
...この
倒れてる
ゴリラ達...
吾郷さんが...
ああ、
それは...
おい!いちいち
振り向いてんじゃ
ねぇ、殺すぞ!!
ただでさえ
このおっさんの
へマのせいで
危ねえ様
渡ってんだ!
.....
ん?
...それに、俺たちの
目的の物はもう
手に入った。
キレんな印藤
中田の合図があったから
いちいち危ねぇドアを
ノックせずにこいつらの
居場所に突っ込めたんだ。
...まぁ...
にしたって
こいつらは
消耗しすぎだな。
ふん...
ほれ。
え!?これっ!
くれる...もが!
食って
ないんだろ?
冗談だ、
さっさと
飲め。
サファリ
特別価格、
一千万だ。
ふぇ?
この先ドライフ
スルーがある訳じゃ
ねぇんだ
ふぃんふぁ!
あたしにも頂戴!
なあ!
俺にも!
ここを
抜けるには
ずっと
走り続けなきゃ
いけねぇ。
おい!お前
そんな事言って
一人占め...
おお!
ま、
待てって...
待て。
まだいたか!
やっぱそう
簡単には
いかねーか
うわあああ!
吾郷!
ああ、
じゃあ段取り
通り...
殿よろしくな...
ジンメンB
え!ちょっ...
印藤。
ちょっと
待って!
女の人を一人で
置いて行くのか!
止まんな
ガキ!
言っただろ、
サファリの職員は
訓練されている
と...!
訓練って!
大丈夫だ
ボウズ。
ここまでの
ゴリラを倒せて
きたのは...
大丈夫だ
マサトくん!
うゥゥ...!
あの女が
いたからだ。
..
...っ!
ゴリ...っ!
ああ、
メスゴリラ
だな。
ああ!?
絡むな
絡むな...
あ.....
あれ何!?
......印藤は..
サファリじゃ
ゴリラ担当の
飼育員だった。
ジンメン計画では
顔の付いた動物の
研究だけじゃなく、
人間に動物の
能力を持たせる
研究もしていた。
飼育員は
担当する動物の
能力付与の
被験者であると
同時に、
ジンメンが暴走した
時にはそれを制圧する
役目もあったんだ。
それってまた
人体実験...!
ああやって
変身するためには
この薬を打つ必要が
あるんだがよ
飼育員の殆どは
ジンメンに殺されたがな。
サファリで奴らが
最初に暴走した時
その在処は既に
抑えられちまってた。
だが、この研究所にも
美は保管されていてな...
それを俺らは取りに
来たって訳だ。
クソ共が...
サファリでは
先手を取られたが
今度はそうは
いかねぇ。
こっからが
反撃だ。
俺たち..
ジュウメンのな。
ジュウメン...?
「獣化改造人間」
とか研究者連中は
呼んでたけどな。
ジンメンB
語感的にも
気に入ってる。
ジンメンに...
ジュウメン...
おい!誰だ
安易とか
言った奴!
特に俺がな。
それ以外
ねーいだろー
っか...
い、いや誰も
そこまでは
そこまで
は!?
お、おい
前見ろ!
あれが出口の
階段だ!
ああ、
だな
やった
...!
やった
ぞ!
よ、
よかった...
あ、
ちょっと...
コラ止まんな。
まだ出てねぇ
っての!
安心して
腰抜かしてん
じゃ...
おい!
避けろ!
え!
はぁ...早く
外出てまともな
飯食いてぇな...
んでもって
一杯...
クソ
が!
なんだこの
銃撃は!
誰が撃って
きやがる...!?
あれ..
まさか...!
洗脳された、
人間たち...
こいつらが
体愛と悲しみ
第25話
洗脳された
人間だと!?
まさかジンメン共が
ここの洗脳研究の技術を
人間に使ってるって事か!?
ああ!
そういう
事だ!
やはり捕まえた後、
洗脳された人間は
奴ら側の兵士に
なっている様だ!
ああ
うわ...
動物に洗脳される
とか、文字通り
人として
終わってんな...
任ぐてくれ。
...
しかし、
こっから
どうするか..
おい!
吾郷!
てめぇなんで
まだここに
いる!
!
お前こそ
何ゴリラ連れて
来てんだ!
階段の
そいつらは
なんだ!
見ての通り
通せんほだ!
洗脳されてクソ共の
言いなりになった
人間共が出口を
暑いてんだよ!
るせっ!
奥にまだ
ゴリラが
大量に
いたんだよ!
しかも...
こっちには
刃物振り回す
バカまでいやがる!
オンライングラフフのダランスの
...か...
勝俣さん...!
そんな...
本当に
ジンメンの
兵士に...!
テツ君!
ヤベーな
こりゃ...
挟み撃ち
だぞ...
もうだめだ...
終わりだ...
こんな事になる
くらいなら
あの食事を口に
していれば...
来直に食べた
奴らの方が
正しかった
んだ...!
ジンメンB
ごめんね
テツ君...
やだ...
こんなお腹が
空いたまま
死にたくない...!
!
何やってんだ
ミヨさん!
だめだ!
奥さん!
...
私が
あの時
一緒に..
その場でご飯を
食べていれば
こんな事には...
ならなかっ
おい女。
おまえは死ね。
生きる意志弱い。
く...
ミヨさん!
おい
おまえ。
そしたら他の
奴も驚いて
言う事聞く。
皆の前で
こいつを
かっ捌く。
そうだ、
そのまま..
でも
私は..
他の人みたいに
いつか自分の事もすら
見失うんじゃ
ないかって怖くて...
お腹の子が
生まれてきた時に
ちゃんと母親でいたくて...
でも、テツ君は
私たちの体を
思って...
そういえば...
変になっちゃった
彼もずっと
食べさせようと
してくれてたん
だって...
許してとは
言わな...
い...けど...
今までも...お互い
意見が...違う事
あった......けど
この...子
の事...だ
け...は...
たす...け...
...て...
パ...パ...
て...!
なんだ
おまえ...
お、俺の
子供...
守ね:っ!
...っ
テツくん!
やるじゃ
ねぇか
パパさん!!
んじゃまぁ
今のうちに::
出口付近の
奴らも
ひるんでるな!
突破だ!
!
お、おい!
待て!
そんな事
言ってる
場合か!
洗脳されてる
とはいえ
民間人だぞ!
ボウス!
早く来い!
でも...!
そこの
夫婦愛が作った
チャンスだ!
マサトくん
行くんだ!
テツ君!
ジンメンに飼い
慣らされた
バカ共は奥まで
掃除した!
もういいから
逃げよう!
俺の:
守ね...!
子供し...!
ミクを...!
痛いな...
...え?
ペンケイの
腕...治ってる?
テツ君!
奥さん...
今は自分
だけても!
だめ!まだ
テツ君が!
いいえ!
もう
だめです!
...っ!
危ない!
もう黙ってくる
奴なんていない
ハズじゃ...っ!
テツ...
君...?
どこ狙ってる...
貸せっ!
ヤツらを殺るには
大量出血か
頭吹っ飛ばすか
しかねーんだよ。
無駄弾
使わせんな
うそ...
なんて...!
逃げ...
ミチ...
俺はもうダイだ...
ごめんなぁ...
その子...
頼むな。
い...
テツ君...
テツ君っ!!
さっ
行くか。
...!
待てよ!
あんたら
一体...
命をなんだと思って...
俺たちの任務にゃ
暴走した動物の
駆除とある。
一度ジンメン側に
堕ちた奴らも同じ
ケダモノなんだよ。
それにいい加減
気付かねぇかっ
人だろうが
獣だろうが...
「命の大切さ」
なんて項目、
俺たちの計画には
ねーんだよ。
待てよ...!
全員...あんたらが
始めた計画の
被害者なんだ...
関係ない人たちを
珊躇無く殺し
続けるなんて...っ!!
...!
ふざけんな
よ...っ
関係ない人たちを
躊躇なく殺し
続けるなんて...
第26話戦場
おい、中田...
聞いてたよリコイツ、
進んでないか?
お前が守って
たんじゃ...
話を
そらすなよ!
......
.....
そうか...
あんたから聞いてた
通り、コイツマジの
動物バカなんだな。
あんたらは..
ジンメンだけじゃなく
人間まで殺す...!
ジンメン達の
怒りだってもともと
そんなあんたらに
向けられたモンじゃ
ないのか...っ!
しかもこの
耳障りな程の
納新さは...
無視すん
な、
待て...
落ち着け。
言っとくがな、
こっちにも事情が
あんたよ。
それに俺たちの
目的の一つは、
お前を救出し
ある場所に
連れて行く事だ。
え...?
それって
どういう...
ま、
待てよ!
痛っ!
...脚.....
痛い...っ!
いいから
俺たちについてこい。
話は外に出てからだ。
...!
ヒトミ!
ジンメント
起きたんだな!
傷は大丈夫か!?
何、ここ
どこ..?
ヘリが...!
...!
...マサトっ!
ああ、そうだ!
みんな無事...
だ、大丈夫だ
ヒトミ!
色々あったけど
今は大丈夫!
ん?
なんで
いるの...!?
なんで
マサト..
生きてるの...?
は...?
だって...
だってあたし
ダメだと思ったん
だもん...
ヤダ...
どうなって
るの...!
ヒトミこそ
何言ってんだよ...
落ち着けって!
マサトがサイに
角で突かれて...
首が...
折れて...
は?首...?
ても俺が起きた
時は何も..
ち、違うんだ
ヒトミちゃん!
あの時は
運良くギリギリ
て...
やっぱりお前
未だに隠して
いたんだな
クク...
バッハッハ!
そうか、
そういう事か!
!
しょうがねぇ、
俺が教えてやるよ。
吾郷...
やめろ吾郷!
ボウズ...もう
お前は人間じゃ
ねぇんだ。
...?
...は?
なに...?
どういう事?
この人...誰?
それに
ここは..
そうかぁ...中田、
あんたずっと
黙ってたんだな?
確かにあんたが唯一
サファリで笑顔になる時は
ポウズの話をする時と
ハナヨの...
貴様...!
はっ、やめとけ..
仲間だろ俺たちは。
中田さん...
どういう事
なんだよ...
違うんだ...
マサトくん...!
...
俺は...
吾郷...
遅いよ...
おー、スマン!
こっちも
色々あってな。
でもすぐ気付いて
こっちに来ると思う。
三美。
奴らはまだ
来てねぇか?
うん。
地下...凄い
うるさかった
し...
吾郷、てめぇが
モタモタした
せいだぞ!
さて
どうする...
しょうがねぇ
だろ。持ってたのは
銃一丁だけだったし。
せっかく一番
手薄な出口
選んだのに...
俺にしては
やんわり
忍び込めたと
思ったんだが...
な、なぁ
中田さん...
さっきのは
どういう意味
なんだ...?
俺が人間じゃ
ない...?
サファリを出てから
傷の治りが早いとは
思ったけど...
もし本当にヒトミの
言った通り俺の
首が折れたなら...
確かに
普通じゃない
けど...っ!
人間じゃ
ないって..
なんだよ!
なか..
ねぇ待って。
なぁっ!
あたしが
寝てる間に
何があったの..
.....
お願い...!!
誰か答えて...
ヘリは?
この場所は?
.....
えんちょー。
どうする?
地下の巣も
覆られた
みたい。
残った飼育員どもは
なんで自分たちが
サファリで私たちに
終されなかったか
わからないん
でしょうね...
浅はかよねぇ...
私たちと同じ姿に
なれたからって
勝てると信じてる...
ふふ...問題
ないわ...
昼も地に行くまでいた
地の飼育員も結構
やっつけたみたいだし。
やっぱり彼女は優秀よ。
ジュウメン...
ほんとに哀れな
存在...
それに駐車地は
今あの子が
狩りに向かった。
そしてなにより
他のジンメンと
比べて~~
覚悟が違うわ。
...って事
なんだ...
そんな...
じゃあ、私たちは
また溝の内側に...
ジンメンB
どうした
三美?
!
吾郷!
ん?
来てる..
まだ500m以上
先だけど、
また動物が
やってくる...
...何体いる?
サイズは?
10:50:
100..
大型だけで
5体以上は
いるよ!
小さいのも
入れたら
数えきれない!
...!
お、おい!
まさかジンメンが
また大群で襲って
くるのか!?
な、なあ!
大型って...
まさかその中に
ハナヨも...
おい、
パンビー共!
お前らは後ろに
下がってろ!
これからここは
戦場になる!!
なにより
お前らが死ぬと...
直倒な事に
なりそうな奴が
いるからな...
それどういう
中田..
!
俺たちはもう
後戻りは
出来ねーんだ。
あんたも
下手な真似
すんなよ...
ちゃんとボウズの
お守りをしてろよ。
...
おい印藤!
弾薬は補給
したのか!?
るせー!
てめーが
指図すんな!
三菱!
敵との距離は?
あと
25m...!
奴らの顔が見え次第、
躊躇せずぶっ放せ!
んな事
わかってるわ
ボケ!
...
来るぞっ!
人数は俺たちの方が
圧倒的に少ないんだ。
確実なチャンス以外
無闇に突っ込むなよ!!
いつでも...
どーぞ...
...っ!
ん!!
ぱおー
!!
ハナ
ヨ...!
人間...
見つけた。
殺す。
いくぞ
お前ら!!
飼育員の
お仕事だ...
ちょ
調教:
開始だ!!
調教
開始だ!
第27話覚醒
ハナヨ...!
パケモン共に
鉛の雨を浴びせて
やれ!
おるあああ
ぁあああ!
潰す...
だせー装備だが
脳天を直接は
ぶちぬけねぇか!
一旦距離を
置くぞ!
...
ちっ、装甲草を
ヘルメット
代わりにして
やがる...!
マサトくん
下がれ!
...っ!
ハナヨ...!
ハナっ!
吾郷の言った通り、
今外に出るのは
危険だ!
待てと
言ってるだろ!!
ここは
あいつらに
任せよう!
お前正気かよ!?
あの化け物共が
人間をどれだけ
殺してきたと
思ってるんだ!!
でも、このまま
だとハナヨは
駆除されるん
だろ...っ!
......
駆除されて
当然だろ!
ても...
あいつは...っ!
危ない!
早く奥に
戻れ!
日下部さん!
ジンメンのほとんどは
あの飼育員たちを
狙っている様だが、
油断するな!
危険
すぎる!!
聞いなっ!
せっかくここまで
生き延びてきたんだ!
飛の外に出るまでは
俺が必ずあんたらを
守る。
俺の
仕事だ!
日下部さん...
...
印藤、
三美!
俺が囮になる!
お前らは回り込んで
側面からデカブツの
頭を狙え!
獣のくせに面倒くせぇ
装備付けてきやがって!!
印藤!人間に
戻って早々だが、
獣化せずに
各個撃破が
目標だったか...
なんだ...?
お前も
もう一度
薬を...
印藤...足下!
ん?
ネズミが
いる...!
ジンメント
...はっ、
それが
どうした!!
最初の駐屯地への
襲撃で、暗闇に
乗じて使った
手らしいが...
首筋に上る前に
掃除してやりゃ
問題...
ねぇ...
止まんな!
...!
あいつら...
手稲弾を
引きずって
きやがったのか!
放せっ!
くそっ!
ドブネズミ共
がっ!
あたしらが
殺れると...
んなもん
一発で...
ちらばれ。
くっ...
お前ら!回り
込まれるな!!
そぉぉぉおおおぉぉ!
振り切るぞ!
こっから
態勢を...
立て直して...
おそい♪
ジンメン図
線魚...
油断して...
過信し見下して...
生きるため
本気出さない。
やっぱり
人間は...
ザコ。
あ?
サバンナでも
同じ事、
誰が雑魚だ...
お前それ、
言えんのか?
...ととめに首元を
狙ってくるのが、
お前ら獣の
常套手段
せっかく武器を
持ったなら、
そいつを使って
慎重にいくべき
だったな...
豚に真珠?
鉛で十分。
そして今度は
人間が暗闇に弱いと
踏んで陰から
俺たちを狙っている...
夜目が利く。
だが...
残念な事に
俺はもう、
はッはっはっ!
おぅし!印藤!
次は家を殺るぞ!
最高だな!
...?
...どうした
印藤?
おい!
何が
あった!?
おい!印藤!
反応しろ!
...
...
第28話錯乱
ぐ...あ..
アツ...い...
まだ戦闘中
だぞ!
ぐぅ...
おい!
だめだよ吾郷...
このままじゃ
みんなやられる!
...っ!
くそぉ!
一体何が...
印藤!!
おい!印藤!!
起きろっ...
死にたいのか!
逃げろっ!!
印藤ォ!
どうだっ...もう
こっちを襲う奴は
いないか...!
た...
多分...
吾郷たちがここに
十分な武器を残して
くれて助かった...
...
よ、
よし!
俺たちも、あの
飼育員に加勢
しようぜ!
何言って
るんだ...?
ジンメンロ
!
どうせ、すぐに
救助が来る訳じゃ
ないんだ...
それまでずっと
怯えて隠れてる
だけだと思って
いたが...
それに、俺たちは
「度ジンメンゴリラを
大最に殺した。
そうだろ!?
待て!勘違い
するな!
今の俺たちには
人数も銃もある。
あの飼育員の人たちが
言うように
こっちから反撃だ!
俺がそんな簡単に
このジンメン達を
殺せたように
見えたか!
そうよ!
ゴリラを殺せたのも
奴らが狭い廊下にいて
一網打尽にてきる
チャンスがあった
からでしょ!
無謀
すぎるわ!
俺たちが
出て行っても
危険なだけだ...
それにさっきから
向こうでする
爆発音だって
聞こえてるでしょ!?
ここは...あの
飼育員三人に
任せるしか...
それが一番..
そ、そうだ...
...なんだ
お前ら...
飼育員三人に
対してジンメンは
大量にいるんだぞ!
このままじゃ
やられちまう!
しかもお前..
さっきも動物の
肩を持つような事
言ってたよな。
そ...
それは...!
、俺は...
テメーは
一体どっちの
味方なんだよ!
!
どっちを...?
そりゃみんな
だって助かって
ほじゅけど...
動物を...
しかも大量に
殺す事だけが
助かる道
なのか...っ
そもそも
あの飼育員たちは
他人の命を
なんとも思わないん
だぞ...!
...そうだ!!
他がこのまま
じっとしてる
だけじゃ...
ハナヨは
どうなる
俺が...
ハナヨを
助けないと...
...行く...
だけなら...
え!
マサト!
あ、あたしも!
俺も行く!
武器をくれ!
待て
マサトくん!
行って君に
何が出来る!?
シンメンとは
直接会話が
出来るんだ...
よし!
他はいないか!
...あの時..
すれ違い様に
見えた
ハナヨの目は
俺に助けを
求めてるように
見えたんだ。
...でも..
...そこまで言う
なら俺も行こう。
ただし可能性が
見えない時は
無理矢理にでも
引き返すぞ。
お互いが
傷つく前に
助かる方法が
あるかも
しれないだろ...!
二人とも
いなくなるのは...
心細から...
危険ならすぐ
引き返すから、
.....
行くぞ!
こっちの
方角だ!
な、なら
あたしも...
...わかった。
戦いの
跡か...
吾郷さん
達は
どこに...
おい!
お前ら
何やってる!!
ジンメンB
あ、吾郷
さ
黙ってろ!!
死にてぇ
のか!
かがんで身を
隠せ!
は、はい!
そっか、まだ
動物がいるん
てすもんね...
一体あいつは...
うるせぇ!
そうじゃねぇ!
印藤だ!
え...?
印藤さんって
確かお仲間の...
くそ...
あの野郎:
...っ!
どうしち
まったんだ...
うはは
ははは
はは!!
このっ...
離れろ...
ちぎ...るっ!!
ころす。
ククク...
死ねぇぇ!!
いやっすっか〜
すげぇ...!
これなら
本当に勝て
妙だ...
薬の効果は
もう切れても
いいはず...なのに
あいつは一向に
戻る気配がねぇ...
それであんな
星走を...?
まさか薬を
余分に打ちでも
したのか...っ!?
ん...あれ?
ちょっと
待って。
そういう吾郷さんも
まだジュウメンの:
いや...しかし
そんな無ぼ...
なこと...を
する意味...が...
まま...
ぁあぁああ
あぁあああ
...っ!
あ、
吾郷さん!?
吾郷...!
どうしたん
てすか!?
俺は味方...
てスッ!
...ほんと...
人間ってとことん
自分たち以外の動物を
ナメてるわよねぇ。
盗りに来ると
わかってる薬に
何もせずに
放っておくわけ
ないでしょう♪
さぁ、
面白くなって
きたじゃない。
顔をもつ獣と、
獣になる人間に...
武器を持つ人間。
一体どれが、
生き残るの
かしら♪
あ...
吾郷...!
第29話・迷い
なんだ
こいつ!?
うわあああっ!
ヤバイぞ!
味方なん
じゃ...
なかっ...
...っ
くそォっ!
ジュウメンに
加勢するどころじゃ
ねぇ!
こいつらも
人間の...
何か薬に
泥ぜたの?
敵だっ!
すごいね
えんちょー。
ちょっと
違うわね
奴らが
研究所に来るの
読んでたんだね。
濃度?
んー?
何工をしたのは
奴らが打つ注射器の
中の梁の源度よ。
ジュウメン達は
私たち同様に
実験の過程で
生まれた変異体よ。
実験のレポートには
ある夜映体が事故により
基本した記録があったので
薬を
長様する事によって
モデルとなった動物に
より近い形態となり、
その能力も人間の
それより飛躍的に
向上するけど...
ジンメンB
濃度相変を誤ると
脳に深刻なダメージを
与える...って記録がね。
だから何言員が
盗みそうな家の
濃度を洞然したの。
かつての事故が起きた時と
同じ温度に。
ふーん...
なんでも
知ってるね。
でも...なんで
そんなもの
使わせたの?
それじゃ
ハナヨが
危ないよ。
でも奴らは私たちを
見下して、そんな事を
してくるとは全く
思わなかったでしょうね。
ええ、そうね
けど見てて!
これからもっと
面白い事が
起こるから。
ひっ!
こっちには
ジンメンも!
もう...
だめっ!
俺たちじゃ
ぬ...?
ぐ...
...っ!
そっか。
ジンメンの
狙いはもう...
なわけ
ねーだろ。
バカ。
...
死ね。
...っ!
おい!
早く引き返せ!
俺は動物だけを
狙い打つ!
ためらわず
走ってこい!
日下部さん!
は、はいっ!
ぬう...
がぁっ!
終わ...
じゅう...
あ...
ぞう...
ん?
つかめな...
がっ...
は...あ...?
ぁ...手..
かたち...
何もつかめな
かわって..
ぐがああ
あああ!
まるは人間が作った
動物に勝つ為の
やーのか...
本当に残念な
生き物っ!
愚か...
ぐ...い
いんど...
ライオンで
いうところの
牙のような
ものでしょ?
それをジュウメン
なんて中途半端な
ものになったせいで
失うなんて...
ごあああ
ああっ!
みみ...
...!
どこ...
いんど...?
みみ...?
ゴリラの女の子は
一人でボロボロに
なっていったし、
あなたの
ハーレムはもう
ないの...
さみしい
ライオンさん。
小さい子は勝ち目が
ないとわかって
そそくさ逃げたわ。
じゃあね...
待て、
ハナヨ。
...なんで
ここに
いるの...
言ったでしょ。
殺すって。
......っ、
ウソだ...
本当にその気
なら、さっきの
すれ違い様でも
出来たハズだ!
おい
マサトくん!
離れろ!!
ジンメンロ
マサト!
でも...俺は
お前の目が...
しかも
お前は...
俺は..
お前を助けて
やりたいけど...
ても...!
助けを求めて
いるように
感じた!
...前に
はっさり口で、
「私は変わった」って
言わなかった?
学校で再会した
時も同じ目を
先着順よ...
.....
聞き分けが
ないのね。
まぁ
待ってて...
先にこの足下の
飼育員を殺したら...
次はあなた:
......
ゴリラのコも
いない...
追いかけ
なくちゃ。
待てよ!
教えてくれ
ハナヨ...!
俺...
わかんないん
だ...!
人間と動物...
どっちを
助けたいのか...!
は?
ジンメンロ
どっちの
味方!?
俺は...人間....
...だけど...っ!
お前たちの味方で
友達ていたいと
思っていた...!
なんでこんな事
するんだ!
お前たちが苦しんで
きたのは伝わる!
でも...動物が
人間を襲い続ける
なら...どっちかが
本当にいなくなるまで
闘いは終わらない!
でも、今はお前たちも
顔がある!
なら言葉で訴える
あたって出来たはず...
話にならないわ。
じゃあね。
待てよ!
な...おい!
マサト!
話は終わって
いないぞ...!
...っ!
俺は...
動物に顔が
付いてから...
俺にはお前たちの
気持ちが全然
聞こえなかったけど、
それでも
ウソをつけば
わかるっ!
お前の本当の
気持ちが
知りたいんだ!
俺は..
第30話本音
お前の
本当の気持ちが
知りたいんだ!
本当の
気持ち...?
前に言ったでしょ?
私たちは人間が
いなくなれば
それでいい
それはあの
ぷたえんちょーが
言った事だ!
お前は
一体...
本当にこんな事を
したいと
思ってんのかっ!?
......
いいから
触れな
さいよ...
ほらっ!
..っ
ほらっ...
今だって...
俺を直接木に
叩きつければ
潰れていたのに...
お前、やっぱり
俺を本気で
殺す気がないん
だ...っ!
教えてくれ
ハナヨっ!
俺は一体
どうしたら
いいっ!
ジンメンロ
.....
ん?
見つけた...!
まぁマサトくんは
一旦そこで
ぶら下がってなさい。
こいつらが
終わったら
次は...
おめおめと
逃げちゃって。
ボロボロになって
よろよろと...
哀れな事ね。
あんたっ!
ち...
ハナヨ!
俺の質問に
答えてくれ
考えたって出てこないから
聞いてるんだろ!
それくらい
自分で考えな!
あなたには
自主性がないの?
何をしたいかを
相手に会ねて
自分で悩まない...
いつだって
あなたは状況に
流されるまま...
目の前の現実を
受けとめされず
逃げてきた
だけなんでしょう。
目的を
持たない生物に、
地上で生きる
資格はないわ。
そんな死んだような
人間に、
何を問われても
ピンとこない
わねっ!
この七年間、あなたは
人間社会の何を
学んでさたの!?
目的...
何を
学んだか...?
ハナヨと離れてから...
七年間..
俺は..
ただ普通に...
生活していた
だけ...
そうだろ...?
.....
マサトくん...
私の今の
目的はね...
えんちょーと同じ。
人が世界から
いなくなることよ。
...!
この顔になって、
王子が読める様になってから
人間が怖い事を知った...
ジンメン&
シカのジュンや
キリンのプリンス:
でもその一方で
仲間が増えた
事を感じた...
顔を手に入れた事で、
そして、えんちょーの一言で、
今まで意識し合って
いなかった動物同士が
種族を超えて一つの
目的を持ったの...
ゴリラのベンケイに
パンダのバンパン...
ライオンの
ガオウまで、
人類の驕りを
正すために、
人類による支配から
解き放たれるために。
檻を出て、この世界を
味わい尽くすために。
必要ならば
私たちは
これからも
殺し続けるわ。
ハナヨ...
お前...っ!
そんなの
嘘だ!
何...?
お前が印藤さんに
最初に攻撃した
時だって...
なんですぐ
踏み潰そうと
しなかったんだ!
当然...
いたぶるためよ。
足で蹴るだけでも
お前なら致命傷を
与えられた!
でも敢えて
鼻で攻撃
したんだ...
ヘルメットまで
用意して、まだ
敵がいるのにか!?
本当は人間を
殺したく
ないんだろ!
顔が付く前は
満たされた時も
あったって自分で
言ってたじゃないか!!
人がいなくなれば
いいなんて..
それはえんちょーだけが
言ってるんじゃないのか!?
俺はお前の
本当の気持ちが
知りたいんだ!!
どうなんだよ
ハナヨ!
私は動物。...
仲間を、種を守り
後世へ残すために
本能のまま生きてきた!!
でも、あなたは
どう!?
.....また...
さっきから
オウムみたい
に...っ!!
そのためなら
自分も犠牲に出来る、
それが生物として
正しいあり方っ!!
人間のくせに
動物動物って...
.....
あなたは...
それでも
人間なの?
...
そんな
事...
そりゃ...
人間をお前たちが
殺すのは...
許せないさっ!
ても...それでも
シンメンか...
動物が死ぬのを
見るのは同じくらい
辛いんだ...っ!
だから
聞いて
るんだ...!
俺にも
わからないん
だよ...っ!
中田さんは..
まだ何か知ってる
はずなんだ...っ!
どうんだ...
マサトくん...
そして多分
ヒトミも...
ジンメンB
人間じゃ
ないって..
わかってるよ...
俺は変なんだろう...
でも...生き物が
死ぬのを
悲しむのが、
そんな変な事
かよ...っ!
しかもそれは
俺の事について...
ても...何も
しゃべって
くれない...
もう...俺の事を
怖がってる...
...
...俺はもう...
...一人きり
なのかな...?
なんで
こんな事に
なっちゃったん
だよ...
.....
俺には..
サファリだけで
よかったのに..
みんな一緒の
あの時間が...
友達と過ごせる
幸せだけが...
全てだったのに::
...久しぶりに
会った時..
お前が初めて
俺に発した言葉...
お前だって
俺に言ってたじゃ
ないか...
タスケテ」
って...!
言ってたじゃ
ないか...っ!
ッン...
ズッ...
あなたは..
本当に
変わらないっ...
何も知らずに
楽しげにやって
さて...
...?
この七年間
ずっと...
でもその笑顔は
何も知らない...
私は...
...ハナヨ?
大丈夫か
ハナヨ!!
う...
...あ...
ても対物狙撃銃の
威力ならすぐには
走れないハズ...
銃声:っ!?
どこからっ...
...っ、
外した...!
衝撃で肩はずれそう...
一体...
位置は把握...
ここはあたしが
やるしか...
次で
仕留める!!
ハナヨ
おい!
お前ジンメン
なんだろ!
う.....く...
それくらい
治らない
のか...!
起きろよ
ハナヨっ...
ハナヨッ!
第3話、永遠の別れ
ハナヨ!
ハナヨ!
くっ...急所を
外した...っ!
おい!
返事しろよ!!
ハナヨォ!
...!
かっ!
ハナヨ...
大丈夫なの
ジンメンB
ハナヨ...
なんで...
俺まで...
全員
殺っ...
...
ぐぅ...
もうっ...
吾郷たち
邪魔...!
まともに
狙えない...っ!
...
ぐ...あ...
う...
うん...
ジンメンロ
...あなた...
何やってん
の...?
ぐ...俺が...
ハナヨの前足を...
支える...っ!
早く逃げるん
だ...っ!
...
バカなの!?
そんな事
人間に出来る訳
ないじゃない!
いい加減離れないと
殺すわよ!
目障りだから遠くに
飛ばしてやったのに
戻って来て...っ!
へ...っ
それくらい
平気だ...っ!
子供の時
だって
さんざん...
...っ、
七年前の
ことでしょ...
じゃれ合って
きただろ...っ!
何を今更...
言ってる..
の...っ!
笑わせるわ...
ヒトミちゃんにすら
守られていた
あの弱虫がっ...
ほんと、
成長したのは
ロだけの
ようね...
私は...っ、
人間にナメられる
程...
弱っては
...っ!
な...い...
ハナヨっ!
早く
立ち上がれ!
一緒に逃げるん
だよ!
ほんとにっ...
バカなの...
...っ
なんでっ...
なんで
逃げないのっ!!
逃げなきゃあたしが
あなたを殺
出来る訳
ないだろ!
ようやく
会えたのに..
こんな別れ方
出来るかっ!
うぉおおお
おおぉお!
今度は俺が...
ナヨを...
守るっ!
ころす...
ハナヨっ!?
ぐ...あ...
何やってん
だよっ!
早く
逃げろよっ!
どけよっ!
なんで...
なんで
こんな弱った
家を助けるの
...っ!
なぜ一人で
逃げようと
しないのっ!
わざわざ
遠くにふっ飛ばした
ってのにっ...
...まさか
お前...っ!
俺を
助けようと..
どけハナヨォ!
...っ!
やめろ...
あなたには
最初から何も
期待して...
ないんだから...
あなたが
去った後、
何にも
期待出来ない
日々を何度
繰り返したか...
ジンメンB
どうせあなたには
わからないっ!!
あのタ暮れが...
開園の
アナウンスが...
何度私の耳に
寂しく響いたか...
なら今度は
俺がお前を
助けるから!
早くどけ
ハナヨ...!
なんで...
ああ...!
中田さん!
あの音...!
なんでこんな
事をする!
...っ!
なんで...
なんでこれだけ
撃ち込まれて
死なないの...っ!?
あんな状態でも
ウイルスが
宿主を生かそうと
しているの...!?
信じられ
ない..
ても再生力にも
限度がある...
いずれは
消耗するはず...
攻撃を
続ければ
殺れるはず!
ハナヨ...
もう
いいからっ!
どうしてここまで
するんだよっ!
最初は俺を
殺そうと
してただろ...っ!
なんで今更...
ええ...最初に
会った時に
殺しておけば
よかった...
え...っ?
ジンメン連は
私を含め皆
最初は動揺
していたわ...
仲間の見え方が
変わり...
えんちょーに
言われた通り
追いつめる
だけじゃ
なくっ...
サファリの
景色が
変わっていき...
知能と知識が
動物の世界を
変えていった...
そして私たちの
前にえんちょーが
現れた...
人間への反抗の
急志は
どんどん育って
いったけど..
彼は動物たちに反人類の
教育を施す事で
「生きる目的」を
新たに与えていった...
でも...
私の「想い」
は...っ
あなたに
会う度に
それが蘇って
さたの...
だからこそそれを
振り切るために、
き...
は...
多分
変わらな
かったのね
かな...らす
..ころ...す・
だけど...
まるで時間が
巻き戻るかの様に、
輝くなっていた
記憶が濃く...
鮮明になって
いった...
見つけた
殺す
私は強い言葉を
使い続けた...
強い言葉を使えば
使う程に思い出すように
なっていったのよ。
自分と違う形の
生き物に、
好奇の眼差しを
向けられて
怯えている中で...
初めて私を
見つめた
あの瞳...
あなたの目だけは
優しくて...切なくて...
不思議な
親しみを感じたの...
その後
マサトくんと
再会した時には、
嬉しくて
抱きしめたなぁ...
ハナヨ...
...!
頼むから
隠れろ...!
このままじゃ
お前...っ!
顔が付いて
初めて
会った時...
確かに私は
錯乱して
いた...
でも...
...すぐに...
気付いたの...
やめろ
よ...っ!
私って足が
敏感だから..
多分...
あれで
思い出したの
かもしれない...
やめろよ
ハナヨ...っ!
ハナヨっ!
人も動物も...
みんな一緒で...
一番...私が.....
幸せだったあの頃...
ほら昔...
足踏みごっこ...
二人でしてた
でしょ...
...あなたは...
髪も伸びて...
ハナヨ...っ!
一見...変わった
ようにも
見えたけど..
七年ぶりに
あのツンツン
したも並みに
触れた時...
思い
出したの...
ああ、本当に
マサトくんに
会えたんだ
なぁって...
ずっと
言えなかった
けど...
今なら言える...
私...
マサトくんに
会えて...
嬉しかった。
......
......ハ..
ハナヨ:?
ージンメンロ・完
決めゼリフ
知りませんよ
そんなの。
はぁー...
夜勤ダリー...
地獄ミミ
ミミッち
誘って
シャワーでも...
うん、
いいよ。
なぁ、やっぱ変身
する時ってのは
決めゼリフが
必要だよなぁ...
なんか
ねぇか...
ほんと
地獄耳だよな、
ミミっちはよ~
!?
な...
340:なんかいいいセリフない?
341:>340これだからゆとりは
342:>34DpRrks
>340
お前それ
サパンナでも
同じ事
同じく言えんの?
343:
にしても
肩がこるぜ~
...
これだ!
なぁミミっち
聞こえない。
肩が
聞こえない
ゴリ。
!?
もっと踏んで
よし、ヒトミちゃんも
踏まれてみるかい?
ごめんな
ハナヨ...
ハナヨ
うん。
えっ?
俺...ここを
離れないと
いけないんだ...
ねぇ、ちゃんと
踏んでよ!
ねぇ!
もっと手前!
踏んで!
はは...
17年後―
お客様を
通す事は
てきません!
ねぇ!踏んで!
もっと踏んでよ!
はっ!?
あー!
来てくれたか!
マサトくん!