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JINMに

...

カトウタカヒロ

それを知っているのかもしれません。

ちなみにいろいろな事がないのかもしれません。

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いつでも、

カトゥ々カヒロ

TAKAHIROKATのPRESENTS

マサトの幼馴染。

マサトと共にジンメン

・バニックに巻き込ま

神宮マサト

れた。密かにマサトに

好意を寄せている。

ア年ぶりに故郷へ戻ってきた動物

を愛する少年。幼馴染のヒトミとも

物園にデートに行〈途中でジン〉

ン・バニックに巻き込まれた。数々

のジンメンに襲われるも持ち前の

動物の知識で仲間と共に溢れる

ハナヨの死後、メッセージを受け

取ったマサトは、ジンメン・バニック

を収束させる為再び不ニサファリ

ワールドへと向かう。

ぶた園長

不二サファリワールドの数

された国長の顔をしている

豚のジンメン。ジンズン・バ

ニックの首謀者?あらゆる

ジンメンを構造するジン〆

ン餅のトップ。

ハナヨ

マサトが幼少期から動物園で遊ん

でいたゾウ。ジンメンになってから

マサトの敵となっていたがジンメン

VSジュウメンの戦いいでマサトに自

らの思いと、ジンメン・バニックを収

寒させるヒントを潰し、死亡する

内部チェー

暁テレビ社会部記者。ジ

ンメン・バニックを取材し

ようとへりで向かう途中

に事故に巻き込まれ仲

間を失う。現在はマサト

たちと行動を共にしながら

ちジンメンの歴に迫る。

水長

オニサファリワー

普段。幸、水長らと共に

マサトの護衛をする。

運飼師議員と

安堂

不二サファリワ・

ルド飼育員。水長

安藤らと共にマ

サトの護衛をする。

不三サフアリワールド飼

育費。マサトに対して高圧

的な態度をとる。ジンメン

計画について知っている

事がある様子で、マサトの

秘密についても暴露

吾郷

印藤

不二サファリワールド銅不二サファリワールド類

育児。ライオンのジュウメール

ン。印藤と共に駐屯地で

マサトたちを守るが、園

長が仕組んだ、薬の濃

度を変えられた注射を打

ってしまい数化後、暴走。

以後行方不明に。

背負。ゴリラのジュウメン。

国長が仕組んだ薬の濃

度を変えられた注射を打

ち、人間に戻れず暴走。そ

の後、行方は不明。

三美

不二サファリワールド飼育員。

ジュウメンVSハナヨの秋郷中

遠方から鏡でハナヨを狙撃し

ダメージを与える。ハナヨとの

戦闘後、行方不明に。

田秀俊

不二サファリワールドの飼育員。マ

サトとヒトミを幼いい頃から知っており

二人の兄貴分でもある。ジンメン

バニック後、2人を護度となく助ける

が、時折不可解な行動をする時が

あり...?

NTA

第44

第45話

第43話

第46話

『なれの果て』

LAM。

第17話

第50話

狼狽

幼馴染

ゴヒ

悲しき真実...

しき

紀土蜘蛛

いや...いや

追隠す!!

第53話

覚悟・

俺が..

第13話何者

人造人間...?

...なんだそれ...

どういう事

なんだ...?

いわゆる受精卵の

段階で遺伝子を操作

された個体。

あら、聞いた事

ない?

見た目も中身も

思うがままに

デザインされた

子供って事よ。

ただ..

あなたの場合は

かなり特殊な処理を

されてるらしいん

だけど。

ちょ、ちょっと

待てよ...

意味が...

わからない。

俺には

親も..

家もあって...

北海道で..

学校にも

行ってた...

...あれ...?

それに...

サファリを

出てからは...

マサトくん!

聞いちゃ

だめだ!

中学と...

高校と...

全部嘘だ!

騙されるな!

嘘って!

何それ!

う...

嘘って...

隠したいなら

もっとそれらしい事

言いなさいよ!

子供の

言い訳!?

中田さん...っ。

逆に必死!

必死すぎィ!!

あいつは...

一体、何を

言ってるんだ...

何がそんなに

おかしいんだ

...っ?

俺は...

普通の...

人間...

普通の...

...ヒトミ...?

みんな...?

えっ...

あ...

...

ほら、みーんな

心当たりが

あるみたいね...

にん...げん...

...だろ?

ち、違う!

てもなんて?

誰も彼の

能力について口に

出さなかったの?

ただ利用してた

だけ?

.....

ふふ...ほんとに...

可愛いっ!

あなたは昔の

「動物に愛され、心を

通わせる少年」の

ままなのね。

でも周りの目線に

気付いた?

みんなはマサトくんを

どう見てたのかしら。

...

ほんとに

子供って

純粋...

それとも

やっぱり利用...

ごめんねぇ...

本当は中田さんが

サファリにあなたを

呼んだ後、

でも

もう大丈夫。

だから!

違うって

言ってるでしょ!

ゆっくり

教えてあげるはず

だったんだけど

私が代わりに

教えてあげる。

わっ!

あーっはっは!

もともと自分が

面倒みるって

言ってたくせに。

貴様あああ

あぁああ!

あんたが

悪いんでしょっ!

それに...

もう遅い

わよっ。

ほら...

彼...

気になっちゃってる

みたいだしっ。

どういう

事だ..

サファリに

行けば全部

解決するんじゃ

なかったのか...

俺は...

別に俺は..

...!

な...

中田さん...

中田さん!

...い、いや

サファリに行けば

わかるんだ。

...ち、

違うんだっ!

しかし...

今君に伝えられる

事は断片的な

部分だけで...

...こんな...

状況だ...

まずは..

生き残る事を

優先したかった..

君を混乱させて

動揺させたく

なかったんだ...!

...って事は、

あいつが言ってる

事も全部...

本当の...

......

ああ..

事実だ..

...

...

だが...

さっき言った

通りだ。

永長も含め、

ジンメン計画や

君の正体については

俺達未端の職員は

本当に断片的な事

しか知らないんだ。

そんな状態で

話しても君を混乱

させるだけ...

俺も全ての情報を

繋げてから...

君にはちゃんと

伝えたかった

だからこそ

ハナヨの手紙に...

それまでは君達を

守りたいと本気で

思っていたんだ!

何それ...

ハナヨの

手紙?

サファリに行けば

何かがあるかも

しれないという

メッセージに

希望を持った...

どういう事?

あいつはもう

敵でしょう?

手紙...?

なのに...

...お前には...

関係ないだろっ!

...ふんっ、まぁ

どうでもいいわ。

あんたらが

いくらサファリに

向かう理由を

暑苦しく語った

ところで、

とにかくあなたは

計画の重要人物です。

死なれたら困ります。

さぁ...

私達には

関係ないもの

嫌というなら

力ずくで

保護させて

もらうわよ。

......

こ、これは

くれたの!

ハナヨが

最期にマサトに

渡したものなの!

は...?

ヒトミッ!

ごめん

貸して!

これ、ハナヨが

全部描いたの。

ジンメンのハナヨが

サファリには

何か事態を解明する

糸口があるんだって!

何...それ...?

...本気.....?

信じられま

セン...ケド...

......

イベントでも

描いてたし、

あのゾウなら

てきそう。

...うん...

...でも...

確かに...

ありえなくは

ないわね。

このガキとゾウの仲に

ついては聞いていたし...

あのゾウが最期に遺した

ものなら

有力な情報である

可能性は高いわね。

...このコだから...

...説得できたの

かしら...

なによりジンメンが

ジンメンに戻りった

という事実...!

奴らをこちら側に

喫茶できる

可能性もある...

ワクチンを

探すのもいいけど、

それを差し引いても

利用価値はあるわね

あたし達も

同行するわ。

いいわよ。

は...はぁ?

ごめんなさい...

手紙を見るまでは

疑ってたけど、

あなた達がそれで

動物を信じたのは

飼育員としても

わかる話だわ。

私達だって

任務とはいえ、動物を

駆除する事はそれなりに

ストレスがあるのよ。

別の方法で

根本的な解決の

糸口を探れるなら、

そこに行く価値は

ありそうじゃない

省エネ...

いいと思い

マス。

私たちがいれば

危険も少なく...

待てよ!

お前らが行ったら

また誰かが死ぬ!

そんな事...

させるか!

...

あんた、

やっぱ正気じゃ

ないわね?

あそこが全ての

元凶よ?

どれだけの猛獣が

あの中にいると

思うの?

無理よそんなの。

それを

殺さずになんて...

こっちが死にたく

なければあっちを

殺さなくちゃいけないの

それが摂理よ。

...っ。

...

大丈夫よっ。

まぁまかせて

くだサイ。

こっちには苦労して

手に入れた戦車や

その他諸々の

装備がありマス。

弾が切れても

踏み潰す、

戦車が大破したとて

僕らがいマス。

でもあなた達は...

マサトくんを

保護するのも

目的なんじゃ...

まず地上では

負けまセン。

ね?なーんの

問題もない

わよっ。

そうね、

任務の一つでは

あるわ。

でも、すぐに救助が

来ない以上、私達が

同行してればその件は

半分達成されたような

ものだし。

今サファリに

行く方がメリットが

大きいと思いマス。

私達の任務は、

この事態をジンメンの

駆除という形での収拾。

マサトくんの

正体も、サファリに

行けばきっと

わかりマス。

ジンメント

こんな状況だから、

私の知る事は全て

知った上でついてきて

欲しかったの。

判断ミスね。

でも、ジンメンを

戻すワクチンが

見つかれば

万事解決っ!

大丈夫、

きっと全ての

目的は達成

されるわ。

さっきはごめんね...

確かに少ない情報は

無闇に混乱を招く

だけね

.....

私達があなた達の

盾になって

あげるんだもの♪

さぁ...

わかったら、

ついてきてー♪

覚悟して

臨みなさいよ。

奴らは

ここから

始まった。

何が待っているか

わからない!!

サファリに行けば

全てがわかる。

でも...

俺は一体...

何者なんだ...

着いた...

.....

不ニサファリ

ワールド...

なーんか普通に

着いちゃった

わね。

拍子抜け♪

まだ最初の

時みたいに

動物がいるの

かな...

あんたらもっと

後ろから離れて

ついてきなさい。

どうだろうな...

あれから随分

時間は

経っているが...

...戻って

きちゃった

ね...

ただ、

気を付けて

進むんだ...

ぞ...

...っ!!

なんだ...!?

いきなり

撃って...

だから

離れろって

言ったじゃない。

さぁ、入場よ!

ジンメン

...!

な...

なんで門を

壊すんだよ!

車専用の

入り口も

あったろ!

様子見だって

言ったでしょう?

まずは小手調べよ。

それにサファリから

逃げるって事になったら

出口は多い方が

いいでしょ。

さっ、

行くわよ。

...なんの躊躇も

なく...!

あれが

戦車..

こらー!

ちゃんとついて

きなさーい!

食べられ

ちゃっても

知らないわよー。

すごい威力だけど...

あれじゃ動物園、全部

壊しちゃうんじゃ..

大丈夫かなマサト...

マサト?

え、ああ...

そ、

そうかもな...

.....

...

ねぇ...

マサト...

私は

変わらないよ。

マサトが

どれだけ人と

違っても...

私の中のマサトは

ずっと変わって

ないから...

...

ダンメンB

ありがとう...

あ...

...?

なんだ...

えっう、そうしてもう

これは...

ええ..

なんでこんなに

静かなの..

駐屯地近くでの

肩すかしといい、

本当にあたし達

戦いに縁が

ないのねぇ...

まぁ楽に

越した事もないわ。

だねぇ...

さて、まずは

どこに...

本部に行った後に

園内病院だ。

「なかよし健康診断」

ても入室できない

場所はいくつも

あっただろ。

んー、そうね。

確かに薬品類も

そこから調達

していたみたいだし。

獣化の薬のストックも

そこにあったし、

ワクチン類も

本当にあるのかもね...

ああ、

行ってみよう。

なあ...

中田さん...

「なかよし健康

診断」の正体って

なんなんだ?

...

ジンメンも...

もしかして

ジュウメンも

それがきっかけで

生まれたのか?

ん?

...そうだな...

あれは...

その通りよ。

あれはジンメンを

生み出すために

定期的に行われていた

動物実験...

人間の

獣化研究も

その一部

だったの...

...はぁ...

もう、いちいち

そういう怖い顔

しないでよね。

別に今更

いいでしょ、

それくらい

にしても...

獣化研究...って?

っ...

で、でも...

動物実験が

されていたのは

聞いていたわ。

文字通り、

人に獣の能力が

付与できるか

試していたのよ。

そんな...!

人体実験まで...!

毎回打たれる薬物

身体テスト、

訓練その他諸々...

ジンメンE

園内の職員は

全員がその対象

だったわ。

今更

驚かない

でしょ。

基本的に自分の事を

話したがらない

連中ばかりだし。

実験の中身は

かなり

ハードでね。

そして健康診断の

後には失踪者や

死亡者も

いたみたいね。

それに、みんな

ここに来る前の

職歴は謎が

多くてね...

ただ、知ってる

だけでも元ヤクザや

元服役囚、傭兵等...

なんでもいたわ。

...っ!

そんな実験

許されるの!?

ふっ、知らないわよ。

だってこの仕事、

異常に割りが

いいんだもの...

実験の是非なんて

私達にとっては

どうでもいい事よ。

ど、どうでも

いい事って...

自分達の事

でしょ...!

それをどうでも

いいって...

不二サファリワールド

って所の裏側には

私達でも入れない

無数の扉があんのよ。

そんな人間が...!?

ここにいたら

どうでもいいって

思うようになるのよ。

本来人間にないものが

生えてきたり、

筋肉量が増大し

見た目が変化したりして...

銃器を持って

警備してる人間に

ちょっかい出してでも

知りたいと思う?

ヤバい事やってる

って知ってても

ここ以外に

行く場所がない

奴もいるのよ。

そうすると実験の是非

なんてどうでもいい

って思えるのよ。

ふふ...でもこんな状況。

万が一にも起こるとは

思ってなかった

けどね...

そんな...

.....

...なんなの...

ここって一体...

何を...?

きゃあああっ!

え...あ...?

いや...

...なんだ...?

どうした!

ジンメンか!?

...っ!

なんで人が

檻の中に...

...でも...ひと

この人..

なんか...

...ああ...

様子が

おかしい...

...あらやだ

中田さん...

っ...

この人、恐らく...

ウェルカム!

ようこそ

不二サファリ

ワールドへ!

おめでとう

ございます!

あなた方は当園が

リニューアル

してから初めての

お客様です!

なんだ!?

何が始まった!?

まさか

この園内に

いるのか!?

あれは...

あら、

聞きたい事は

それ?

もっと身近な

疑問が出ると

思ったけど..

ブタ園長...!?

はーい!

当たりでーす!

あんた一体

何者なの!?何が

目的でこんな...

まぁいいわ。

そうね...

目的ね...

まぁまずは;

人類全体の

支配かなっ♪

...っ!?

何...?

だからまずは

人間を集めて

試してるの..

って!今更驚く事じゃ

ないでしょー、

なにも食べる事だけが

目的じゃないんだから!

私達もまずは

人間に理解して

欲しいのよ?

支配される側の

気持ちを!

そして同時に私達も

理解したいの。

なぜ人間がこんな風に、

他の動物を文配

し続ける事を

覚えてしまったのか?

そんな...

動物の様に

扱ってね。

奥にこんなに!

何だ...これ...

本当に人か!?

...っ!

まさか何か

したの!?

あらぁ?

そこにいる

飼育員達は

知ってるはずよ?

きっと今まで何百と

見て来たはずよ?

この檻の中にいるコ達

みたいになって

しまったお友達を...

え...?

どういう事だ

中田さん!

あ、そうだ!

ごめんなさーい。

檻を挟んで

眺める関係を、

お友達とは

言わないかぁ。

せっかく

来たんだし、

まずは

楽しんでって!

お友達との...

ふれあいを!

せっかく

サファリまで

来たんだし、

まずは

楽しんでって。

お友達との...

ふれあいを!

なれの果て

第45話

きゃあああぁあ!

ぐっ、

くそぉっ!

ぐあああぁ!

中田さん!

に...

早く!

逃げるぞ!

今の内...

...っ!?うご

動かない!?

なんてき...

顎の力だ...

がはっ!

っ!

中田さ...

何やってるの!

早く乗りなさい!

そいつらは..

ジュウメンに

なり損ねた

人間っ...

普通の人間なら

バラバラにされて

しまうわよ!

獣化人間を作る実験の

過程で生まれた失敗作の

なれの果てよ!

なっ...

せいかーい!

その人達は

飼育員と違って

獣化の途中で

化け物に

なっちゃったのー!

自我を失って

暴走中!

動物並みの力で本気で

じゃれてくるから

注意してね♡

は...?!

なんだよ...

それ...

...っ!

走る戦車に

追いついて

くるなんて...っ!

うわあああ!

だから

言ったでしょー?

動物並みの能力を

持った化け物だって。

くそっ

放せっ!

おい!

きゃっ!

振り払うから

ちゃんと

つかまっテ!

化け物が

よく言うわ!

みな

サン!

放してっ!

きゃあああぁ!

だめだっ!

離れてっ!

わああ

あ!

...っ!

きゃあああ

あぁああ!!

ブス!

黙りなさい!

な...何!?

なんでこんな...

いいのよ!

どうせもう

人間じゃ

ないんだから!

そうなった

奴は今まで

何人も死んで

きたんだから...!

え...?何!

どういう事!?

いいから

一旦離れるわよ!!

ちゃんと

掴まんなさい!

一体

なんなんだ!

...っ!

ジュウメンを生み出す

過程で、何百人もの

人体実験が行われて

きたのよ

...!

あいつらは

なんで...

獣化実験の話

したてしょ!

な...!

そもそも他の動物の能力を

人間に与えるなんて実験

簡単にできるわけない...

ほとんどリスクしか

ないわ!

そんな危険な実験

だもの、被験者が

集められた理由も

全てバラバラ...

社会に追いつめられ

ここに売り払われた者や

肉体の限界を超えたいと

志願した者、他にも

沢山いたけれど、

そのほとんどが

実験の最中にああなって

私達に危害を加える前に

殺されてきたわ。

...なっ!?

そんな事...!

そんな...!

日本で人を

実験動物みたいに

扱えるわけ

ないじゃない!

じゃあなんで

あいつらは殺されずに

生きてるのよ!!

でも...

見た目から

察するに...

今更何言ってるの!

この計画じゃ隠蔽なんて

簡単にやるし、現に

いくらでもやってきたわ!!

知らないわよ!

だから

逃げてるんでしょ!

......!

彼らは

私達が捕らえた

般市民でーす。

あら、

いい加減

察してるかと

思ったけど。

あんた...なんて

またそんな

事を...

っ...

あら?どうしたの?

嫌な事でも

思い出した?

懐かしいでしょ?

自分達が

モルモットみたいに

扱われてた時代が

何...

なんなの...

そしても獣化実験自体は

私達シンメンを

作る遺伝子研究の過程で

生まれたブロジェクト。

ふふ...いろいろ

知りたい人もいる

みたいだし、

私が教えてあげる。

災害や控病、人類がこれからも

対面する問題に

柔軟かつ迅速に対応する

能力を持つ新人類の開発が

目的だったみたいだけど、

より優良な人類を

作り出すために

ジンメン計画と

並行して進められて

きたの。

実験そのものは

相当悲惨だった

みたいね。

しかも運良く生きてても

皆、何かしら体に異変を

きたしてしまう...

まぁ人と違う

能力と容姿って

意味では新人類を

作り出せたん

だろうけど♡

...なんで...

なんであんたが

そんな事を

知ってるのよ...っ!

...!

えー、だって

えんちょーだもの、

そりゃ知ってますよ。

有事の際に

ジンメンに対抗

するために、

ジュウメンが

第一波として

サファリの飼育員を

任されたって事

らしいけど、

結局、動物達の

暴走も止められない、

中途半端な役立たず。

実は失敗した

研究結果の

掃き溜めだったり

してねー♪

あんた...

言うじゃない...

えー何

こわーい。

っ...

ほんともう

いいじゃない。

私もシンメンに

なった動物を下手に

あんたらに

減らされたくないもの

こうやって

私ができてこないの

獣化人間を用意して

あげたんだから、

てっちはそっちで

潰し合って

ちょうだいっ!

もうあんたらは

お役御免なのよ。

構って

あげて♪

くそっ!

この...っ!

ごめん

さとみ...

ごめん

さと...

ごとごと...

ごめん...さと..

おれだけ...にげ...

ごとさ...とござ..

あら?何?

何か話しかけ

られた?

な...?

また化け物に

なる前の記憶が

あるのかしら

なんで...!

なんで

こんなこ

ウケるでしょ?

ね?

...っ!

最初は人と人を

戦わせたら

面白い

くらいの発想

だったんだけど、

こんな

事...っ

たまに人間だった

時の未練が脳に

焼き付いてるのか、

変にブツブツと

言うのがいるのよね。

だからね?ほら、

ちゃんと構って

あげて?

...たすけ...

...たす...け..

こんな...

なんだこれ...?

離れろっ!

...っ!

言い忘れた

けど...

できそこないちゃん

遥の中には変わり種も

いるからー、

気をつけて

ねー!

...っ!

人間爆弾は

マズいわねっ!!

いつ一体...

...なんだよ...

なんなん

だよ!

こいつ...っ!

たくぅっ!

囲まれたっ...

こういう

泥臭いのは

大嫌いよ!

え...

人類に..

これだけの

恨みがあるんだ...!

このおお

おおお!!!

くそっ!!

今になって

こんなに出て

くるなんて!

そこの赤いシャツ!

今お腹に爆弾が!

こっちね!!

一体どれが

爆弾持ち

なのか...っ!

...っ!

ふぅ...

それよ

お嬢ちゃん。

生きるためには

殺さないとね。

っ!

その調子で

爆弾野郎を

見つけて

ちょうだい!

え...あ

違う...

私、別に

殺せなんて...

だ、大丈夫?

ヒトミちゃ...

バカ女!

いいのよ今ので!

役に立てないなら

黙って耳を

塞いでなさい!

永長!

ここから

どうします!?

目の前にいる

ヤツらは

ぶっ放す!

安堂!

よーい!

変わらないわ!

サファリの本部を

目指すわよ!

おーう!

撃て!

...っ!

ぐが...ぁぁ

耳が...っ!

李!わかったら

本部まで..

全速力よ!

了解!

ほらほら!

どきなさい!

...っ!

惨い...っ..

整っても撃ってる...

ジンメンE

通り道は

全部塞がれて

ますね...

くそっ!

オッケー!

こいつら

一体どこから

湧いてくるの...!?

李!

3時の方向に旋回!

森をつっきるわよ!

...っ

前進!

道なら作って

やろうじゃない!

了解!

このまま

本部まで...

一直線...

バカな...

こんな所に

まで...

カも...

こんなに

大軍で...

ほとんど...

爆弾持ち

じゃないの!

後退

後退!

前方の

ほとんどが

人間爆弾よ!

このおおぉおお!

ぐぅっ...

永長!

大丈夫デスカ!?

いいから

下がれ!

逃げろ!

いっ...

けえええ

えええ!

きゃあああ!

バカ女共は

どっかに死ぬ程

掴まってなさい!

潰れるくらい

耳塞げぇ!

...っ!

安堂!

了解。

撃てぇっ!

...チっ!

ここは

だめだっ!

引いて!

他に道を

探すわ!

ね、ねぇ!

あいつらほとんど

爆弾人間なんでしょ!

なら誘爆とかで...

バカね!

あんた

何見てたの!

奴らはどこから

湧いてくるか

わからない...!

それだけ

数が多いって

事よ!!

敵の数もわからないのに誘爆

なんて実行したら...それこそ

爆発に巻きこまれるわ!!

...っ!

はっ...でも...

ダンメンに

死体の山で

奴らの機動性は

低くなってる。

あの集団にさえ

追いつかれなければ

問題ない!

李!

このままの

状態で

300m下がったら

反転。

一度動物園を

離れて対策を

練るのもアリかもね...

了解。

ったく...

一体園内に

どれだけの...

人間が..

い...

る...

ファミメン...

背中の...

あれは...

う...

ぅおぉおお

おおおぉ!

ジンメンE

...っ。

...側方から

シンメンが...

LAMをっ...

紫ち落としたけど!

な...っ

LAM?!?

ジンメンが

そんなもの

まで!?

永長は

無事デスカ!?

無事...?

...っ

それで済めば...

いいん

だけど...っ!

な...っ!

これはっ...

前方から..

LAMを持った...

一体

なんなのよ...

ジンメンが

多数...っ。

どんだけ

いるのよ...っ!

くそ...

くそォっ...

くっそぉぉおおお!

前方に

ジンメン...

全て..

LAMを装備...!

全力で後退っ!!

逃げろォ!!!

ぐっ!

あんたら!

今のうちに

中に入んなさい!!

え、中って...

わ、わかったわ!!

戦車の中よ!

うわ...

キツ...

みんな

いい!?

サファリの外側に

戻ってもう一度

作戦を練り直す!

李!

出して!!

了解!

くそっ...ワイツは!!

躊躇せずに

突っ込んでも

ちょっとは

様子見くらい:

きゃあああ

あああぁ!

黙れえ

っ!

この戦車は

中空装甲よ...っ!!

当たりどころが

悪くなきゃ簡単に

ブっ壊れない!

前方から

また別に

3発!

避け

わかって...

マスっ!

ぐ...1発

もらっダ!

問題ない!

今の3匹が

次弾を撃ってくる

気配はないわ!!

今のうちに

撒くわよ!!

な...っ!

もう1発!?

どこからっ...

今度は...

お人間...

まだ

追いかけて...

煙が..

煙が出てる!

構うな...

行けよ

クソがあああ!

クソっ...!

クソっ!!

くそぉおおお!

他に道は...!

くそ...こんな...

こんなハズ

じゃ...っ!

この

あたしが、

逃げ続ける事

しかっ...

逃げて...

逃げて...

また隠れてっ...

...っ!

そうだ

中田さん!

っ!

マンホールだ!

目の前の

マンホールを撃て!!

おい永長!

ああ!?

はぁ!?

そんなもの

狙って

どうするのよ!

いいから!

このまま

終わりたいのか!

っ.....

安堂!

了解!!

何...?

うごかなく

なったかぁ...

まぁいい..

これで..

終わり..

...え..

あれ?嘘...

終わり?

えー!もう少し

頑張れない!?

こんな

あっけないの?

本当に

もう...

死ん...

ジンメンE

...じゃっ...た..

そんなぁ...

まだもっと

色々考えてた

のに...

これじゃ...

台無し

じゃない...

全部...

ぐっ...

...っはぁ!

...よし!

誰もいない。

き、奇跡

だわ...

やるじゃない

中田さん...

マンホールを

撃ったのは

戦車の底の

脱出口と

繋げるためね。

よく本部の車庫と

繋がってるって

知ってたわね。

ああ...マサトくんが

以前、リスが小動物ゾーン

から脱走して、マンホールの

先で見つかったって話をした事を

覚えていてくれたんだ。

本部に繋がってる事は

俺も言われてから

気付いたよ。

知らなかったとはいえ

君のお陰だ

ジンメンE

ああ...

え、あ...

だが...

結構歩いたけど...

中はサファリっぽく

ないね...

「不釣り合いな

...

...

...大丈夫か

マサトくん。

ああ、本当に

関係者しか

入れない場所

だからな...

......

ここからが

研究区画に

なっている...

...ここからは何を

見ても驚く事

ばかりだろうが、

...とは

言っても...

凄く長い

廊下に...

まずは

冷静に中を

探索して行くぞ。

一つ一つの

部屋も大きい...

一体

どこから..

あ、これ...

施設内の

地図かしら...

すごい広...

ジメン

地下20階って...

そんな巨大な

施設なの...っ!?

い...?

あ!ねぇ!

あそこ見て

ください!

これ!

資料室って

とこ...!

そ、そうね...

部屋を一つ一つ

行くよりは

よさそうだけど...

あんたらは

この階の出入り口を

見張っておいて!

資料室なら

計画の事も

まとめて

見られるんじゃ

ないかな!?

李、安堂!

了解デス。

私は

あんたらと一緒に

いてあげる

注意して

進むぞ。

マサト

くんも、

あ、ああ...

一度は敵の手に

落ちた施設の

地下だ。

心を強く

保てよ。

さあ、

行くぞ。

資料室まで

なかなか辿り

着かないわね...

第8話、悲しき真実

地図で見るより

ずっと広く

感じますね...

これまでの事態の

発端になった

施設だものね...

そう考えると

この広さも

頷けるわ...

なんだか

不気味...

誰もいないの

かな?

どうだろうな...

ここまでで

ジンメンの

気配もない...

人の姿も

今のところ...

見えない...

とっ散らかってる

わね...

...

入って

大丈夫?

服とか

荷物とか...

なんか相当

慌てていた

様ね...

薬品が

漏れてる

形跡はない。

...これ...

ーDかしら?

あ!ねぇみんな

あれ見て!

資料室って...

ダンメンに

閉まってるな。

さっきのIDは

使えないか?

あ。

開いた...

へえ...

すごい

蔵書量。

やっぱりここも

かなり広いですね。

最新の施設のように

見えて、こんな

アナログな資料を

残してるなんて...

見た感じ、

歴史書が

かなり多いようね。

「聖書とかまである...

ても不思議な

感じね...

そうね

ん、

そのPCは

アーカイブの

閲覧用か...

どうかしら..

ええ!

そのようね!

Sphinx

ジンメン計画

フンスノー画記録サーチエンジン

...ねぇ、何が

見られるの?

ダンメンに

...

ちょっと

待ってね。

んー...

なんか全部実験の

記録だけね...!

えーっと...

この事態を

どう収拾...

...ん...♡

・第2023号_実験記

第203号、実験記録1998年

・第203号、実験記録1999年5

・第2023号、実験結果1999年5

第203号、実験記録1998年5

第2023号実験は

知りたい

のは...もっと...

するかを...

...何これ!

第1927号実験記録1929年01月15

第1927号_実験記録_1929年01月12

第1927号_実験記録_1929年01月07日

第1928号_実験記録_1929年01月03

ジンメン

ちょっと待って...

ファイルの記録が...

第1929号_実験記録_1928年01月03

第1929号_実験記録_1928年12月30日

第1929号_実験記録_1928年12月29日

第1929号_実験記録_1928年12月28日

戦前よりも

ずっと前から

あるわ...!?

そんな前から

ジンメン計画は

あったの...!?

ね、内海さん、

本当に記録しか

出ないの?

これでも...ない...

これでも...

今、検索を

かけてみるわ...

あ、

信じられない...

これ。

ジンメン計画の

概要と理念:

ジンメン計画・概要

本計画ハ今後

予想サレル

未曾有ノ危機ニ対

ソノ解決ヲ¬ジ

及ビ、関係スル研

成果ニ託スモ

計画ヲ遂行スル

後述サレル全テハ

研究、実験ノ性格

社会通念、人権

思想、一部ノ法律ハ

超法規的措置ニヨ

...中田さん...

確か概要は

知ってたって

言ってたけど...

地下で

マサトくんにも

話してた内容よね、

これ。

ジンメンとは

なんなのかもね。

だが...計画の

防衛マニュアルの

最後にはこうも

書かれていたんだ。

同じように

見た事があるの?

いや、どうだろうな...

何分かなり昔に

見聞きした事

だから...

計画ヲ遂行スル上デ

後述サレル全テハ

研究、実験ノ性格上...

...え...?

...ふむ...

本計画ハ今後、人類二

予想サレル

未曾有ノ危機ニ対ジ、

ソノ解決ヲ「ジンメン」

及ビ、関係スル研究ノ

成果二託スモノデアル。

しゃ...社会通念、人権

思想、一部ノ法律ハ...

超法規的措置ニ

依ッテ無視スベキ

事トシテ、

嘘でしょ...

こんな重要な事を

さらっと...!

関係者各位ニハ

理解サセルコト...

人権を...

無視しろ

だなんて...!

...マサト...

ね、ねぇ内海さん

他は?

他はどうなの!?

マサトに

ついては

何か..

...っ。

マサト...

...いや...だめだ..

ここではっきり

させないとっ...

何?

ビビってるの?

自分の事

知りたくないの?

こういうのは

早く終わらせた方が

後が楽

......?

永長、やめろ。

...なぁ...

マサトくん...

別に、今無理に

自分の事を

知る必要はないんだ。

俺達の目標は

ジンメンを元の

動物に戻し、溝の

外に脱出する事だ。

君の事は

全てが終わって

からでも遅くは...

中田さんって

意外とサドなのね。

...

なんだと...

なんだと、って...

そりゃそうでしょ。

彼は今自分の異常な

生い立ちを知りたくて

動揺を隠せないで

いるのよ。

それとも中田さんは

目の前でおしっこを

我慢してる人を見て

楽しめるタイプの

変態なの?

ここはスッキリ

させてあげた方が

今後の彼の

パフォーマンスも

期待できるじゃないの♪

い、いいんだ

中田さん...!

そうだ...

怖い...

けど!

元はと言えば

貴様が...っ!

俺は..

マサトくん...!

俺...

見るよ...

俺は知りたい

...っ!

マサトくん...

本当に...

い、いいんだ。

俺はこの計画に

関わってるんだろ?

頼む...

内海さん

...っ!

...いいのね。

...待って...

今検索を...

だったら

俺は...

知らなくちゃ...

だから...

だから

早く...!

「マサト」で

引っかかったのは...

結構あるけど...

...っ!

マサト...

何かあった!?

あ、あった...

えー...

え、あ...

これがそう...なの...?

実験体:N-2034:

記録上での呼称は

...「マサト」:

...これ!子供の

頃のマサト...!?

って事は..

じゃあ......!

やっぱり...

マサトは...

俺は...

ジンメン計画の

ために...

人間に...

作られた...

存在...

.....まだ...

続きが

あるけど...

どうす...

いいから

読んで...

え、ええ..

安定的に運用が

可能なようだ...

えっと、この

N!2034は...

引き続き

経過を見守るためにも

予定通り観察環境を整え、

神宮所長が身元を

引き受ける事から

戸籍上の登録は

「神宮マサト」と...

...っ!?

それっ

神宮所長って...

マサトのお父さんの

事...?

俺の

予定通り

不二サファリワールドでの

観察を主として

経過を見ていく...

...経過を見る限り

検査の計測値以外でも

動物の種分類に限らず、

思考を

読み取っている

ようだ。

ここまでは

成功...

引き続き経過を

見ていく..

思考を読み取るって...

じゃあマサトが動物と

話せたってのも:

実験の..

.....

他にも

マサトくんに

関わる記録が..

沢山...

ん?

...何これ...

...トラブルが起きた...

NI2034の力は

予想以上に強力だった...

......以上の

事から...

実験体..NI2034の

北海道への移送は

中断...

暴走した彼を

一旦は抑えたが、

研究者達は今後の

運用に難色を

示している..

...理事会の

決定により...

実験体..N!2034の

北海道研究所への

輸送は中止:

NI2034に関連する

研究は無期限の

凍結となった...

...

......

...は...?

う、嘘でしょ!?

だって私マサトから

北海道から地元に

戻ってきたって聞いたよ!?

この後の記録は...

全部バイタルとか

数字での記録しか

ないの...

...でもね...

少なくとも..

7年間...

おかしいと

思ったんだ...

頭の中で...

言葉では

覚えているんだ...

光景が出て

こないんだ...

...う...嘘

それじゃあ...

ても...

ずっと...

最後の記憶は...

サファリを

去った時の..

マサトはずっと...

記憶が...

...もしかして...

ほ、他にも

見てみるわね。

日下部さんが

言ってた、記憶を

操作する技術って...

マサトくん

にも...!

マ、マサ...

ト...

...!

ううう

うう...

ラララうううっ

ちぅぅうううっ

うううぅううっ

ぅぅぅうううぅ

マサト...?

第49話

第49話

大丈夫かな...

...きっと一時的に

意識を失ってる

だけさ。

マサト...

ううう...

ううぅうう...

ど、どうしたの

マサト!?

マサトくん

大丈夫か!

ううう

ううう...

うううぅ

ぅううう...!!

うぎゃっ!!

マサト

くん!

マサト!?

大丈夫っ!?

ねえ

マサト!

自分の生まれた理由も

記憶も...人によって

操作されていたなんて

事実..

今の顔は...!

無理もない...

受け入れられる

訊かない...

マサトくんは

いっばいいっぱい

だったんだ...

こんな事...

やはり

伝えるべきじゃ

なかったんだ...

ジンメンE

......

マサトくんが...

作られた存在

だったなんて...

一体

なんで...

っ...

こんなの..

ひどいよっ...!

また少し

マサトくんの

記録を読み進めて

みたんだけどね、

つい最近までで

記録が途切れて

いるのよ。

M-2034.記録2016年06月15日

N.2034_記録_2016年06月16日-

N-2034.記録2016年06月17日

N-2034.記録2016年06月18日

ここで何かが

あったのかしら。

逆に記録を辿って

マサトくんが作..

生まれた理由が

わかるかも、と

思ったんだけど...

......だめ、

制限がかかって

見られない...

このIDでの閲覧は

認められていません

そのIDの持ち主が

まだ下っ端って

事ね。

多分これ以上は

閲覧権限を持つ

人間じゃないと

見られないのね。

ジンメンについて

調べようとしても、

同じくある段階で

制限がかかって

見られない。

ええ、多分。

...マサトが...

ジンメンの秘密並みに

重要って事...?

...ても...

不本意ながら妙に

納得しちゃった

のよね...

彼の...

異常な純粋さは、

んなハズじゃ

なかったのにな

うん...そうね...

...偽の記憶まで

植え付けられる

くらいだもの。

空白の7年間が

置き去りにされた故の

ものなのかもね...

人格は...単純な知識

だけじゃなくて...

時間と経験で培われる

ものだから..

...

中田さん達は

この事を

知ってたの?

ジンメント

......

いえ、凍結されていた

というのは初耳よ。

北海道に輸送されるってのは

聞いてたし、このコも

ある程度は自分の事を

把握してると

思ったんだけどね。

でも...中田さん、

サファリにボウヤが

来た時は、本当に

明るかったわよねぇ。

...

今は..

それに昔から、

面倒は中田さんが

見てるって

聞いていたから。

確か親御さんの

仕事の都合で

離れてたんだろ?

そんな事...

関係.....

...ないだろ...

あ、そうだ。

そういえば、

いくつか

気になったものが

あったのよね。

「ジンメンが脱走した際の

マニュアルについて、

前に駐屯地の地下で

中田さんが言ってたじゃない。

危機対策管理マン

(実験体験定時

ふーん、

まぁいいけど

ともかくこれを見て。

ん?

多分これ

でしょ?

ジンメンに対して、

自衛隊は交戦許可が

なくても攻撃が

許されている事とか、

いや...おたち

俺達は紙で

見てたから...

いろいろ

書いてあるから。

...これ。

これまで

被害状況の

レベルごとに

対策が練られてる

事とか

・LEVEL2

しEVEL3・LEVFL3

ヒヒッピーン・LEVEL4

・LEVEL5

LEVEL6

...まぁ今のところ

どれもダメみたい

だったけど...

その中でも

地図...?

...

ええ、今回の

被害を予測した

ハザードマップ...

...みたいな?

多分、今の状態は

このレベル5に

該当すると

思うんだけど、

状態..

秋、は・ジンメンが市町村を崩壊させ

・LEVEL5

制圧が困難に

ジンメンE

ここを

クリック

すると...

対策効果...範囲?

なんだこの円...

この中で何か

起きるのか...?

多分...この場所に行けば

事態を収拾する

何かがあると思うん

だけど...

LEVEL5

対策効果範囲

あら、でもこの円の

一つはサファリの場所が

中心にあるわね、

ああ...だな...

ね?

気になる

てしょ?

やはりサファリにも

解決の糸口が...

このIDでの

認められてい

それが何かは

また閲覧制限が

かかって

見られないのよ。

不二サファリワールド

う...

...ここは...

マサト!

大丈夫

マサト!?

あ...

ヒトミ...

よかった...

私が

わかるんだね...

気分は...

うん、私。

ヒトミだよ..

.....

姉だ娘だ...

嘘だ嘘だ...

嘘だ嘘だ...

探さないと

ほんとの俺を...

探さないと...

え...?

何...

ねぇ...

どうしたの?

...マサト...?

え?え?

なになに!?

何?

走り出して...

追いかけるぞ!

マサトくん!

お...

ダンメンに

くそっ...

なんて

足だっ!

待つんだ!

マサっ...

.....!

くそ...

見失った...

...でも...

...見て...

血の跡が..

足でも

ぶつけた?

辿って行くぞ。

外に出て

しまっては

一大事だ。

は、はい!

ても...なんで

いきなり

走り出して...

.....

さっきの

あの表情...

...

私達を見て

まるで

怯えてるような...

...一体

どこに...

...っ!

や、やめて

ください!

そんな事!

...まさか...

記録にあった

みたいに..

また暴走した

とかじゃ

ないわよね

そんな事..

マサトは...

何今の音...?

......!

あの部屋

から...?

行ってみよう。

な...っ。

ダンメンに

そ、そこに

いるのか

マサトくん!?

さがってろ!

どこだ...

どこだあああぁ!

どこにある...

......!

...っ!

.....はあ...

一体どこに

ある...

俺の:俺の...

俺の本当は:

本当の俺は

どこなんだ...

あんなのは...

俺じゃない...

あそこに

あるのは...

嘘だ...

俺は俺...

俺は:

...ああ...

俺...は...

俺はいった

一体...

なんなんだ

よぉう...!

嘘だ...

あんな

パソコンに...

第50話、幼馴染

てたこと

なんて...

全部嘘...

俺は一体:

.....

マサトくん...

なんなんだ...

......

大丈夫だ...

君は...

来るな!

...っ!

そうだ...

中田さんだ...

中田さん...

あんた...

俺と久しぶりに

会った時だって..

サファリから

逃げた時

だって...

本当は

全部知って

たんだろ...?

最初から

ずっと...

ち...

違う!

君の記憶が

操作されてた

事なんて

俺は..

嘘だ!

もう騙され

ないっ!

だって

あそこに...

ジンメンE

書いてあったじゃ

ないか...!

俺はいいよ

最初から..

子供の時から

見てたんだろ!?

俺もサファリに

いた動物と

同じだったんだ。

生まれた時から

監視されてた...

...んだろ?

もう...何が

本当なのか

わからない...

俺をっ...

実験動物を

見るみたいに..

記憶まで

いじって...

.....

この頭の中に

あるのが...

どれが

本当なのか

っ...

体...

どこからか

本当なのか...

でも私は

覚えてるよ...

会ってなかった

7年間は

わからない...

ても...!

待つんだ

ヒトミちゃん!

少なくとも

マサトと

一緒に子供

だった時は...

マサト...

それだけは...

私は覚えて

いるよ...

触るな!

ぐぅ...

大丈夫か

ヒトミちゃん!?

ヒトミちゃん!?

あっ...

っ...

ごめ...

ジンメンE

ヒト..

ご...

...

マサトくん、

今君が

言いかけた言葉が

君の本心だ。

それが本当の君

...

君は昔から

優しい子だった。

今...

ヒトミちゃんを

傷つけて...

ほっといて

くれ...

心が

痛んだの

なら...

うるさい。

もう...

...

わかったわ..

私達見つけたのよ...!

やっぱりサファリの中に

問題を解決する

手段があったみたいなの。

なら、これは

私が勝手に

しゃべる事

だけど...

あなたが気を失ってる間に

資料室のアーカイブから、

今回のジンメンによる

被害を想定した

対策が練られていた事を

示す情報が見つかったの。

そこで見た地図の

データによると、

対策のための装置

らしきものが

サファリにある事を

示していたわ。

.....

その正体も

詳しい位置も

わからないけど、

確かに私達は

確認したの。

マズイわね...

これじゃ

利用価値もクソも

ないじゃない。

ジンメンE

この駄々っ子

このままマジで

動かないつもり

かしら..

このまま

そうやって

うずくまっても

何も解決しないわ。

ねぇ...

マサトくん...?

それに表にいる

ジンメン達に

私達が

生きてる事が

バレれば

ただ事じゃ

済まないのよ?

何故、今この研究所に

ジンメンがいないかは

知らないけど、

あなたは

ハナヨからも

お願いされて

ここまで

来たんでしょう?

ハナヨも

うかはれな

黙ってろ。

ここにずっといたら

多分そのうち

やって来るわよ?

このままじゃ...

失せろ。

.....

このガキ...

力ずくで...

待て永長!

いいわよ...

なら...

落ち着け!

大丈夫よ、

1、2発ブち込むだけ♡

その遺言を

託されたのが他ならぬ

マサトくんだからだ。

いいから

こっち来い!

俺達がここまで来たのは

事態を収拾する手立てが

あると期待しているからだ。

それはハナヨが

最期に遺言を託して

くれたからであり、

俺達はマサトくんが

託された遺言から答えを

導き出すであろう事を

信じてここまで来た。

その先を知るには

マサトくんに前進する

意志がなければ

だめなんだ。

痛みを与えた

ところで

心を挫くだけだ。

...

ジンメンE

...ふん...

でも一体

どうする気よ?

立ち直らせるに

してもあなたは

もう信頼されて

いないみたいじゃない。

多分...俺や...

付き合いの浅い

内海さんが

何を語りかけても、

ああ...

今の彼には

何も響かない

だろうな...

だが...

彼女なら...

まぁいいわ、

それじゃあ

少しの間

待ったける

李と安堂の

様子を見てくるわ。

...ふん...

私が戻ってくる

までにはどうにか

しなさいよ。

待て、

どこに行く!?

でも...

もしどうにも

できなかったら

さっき言った通り、

...ああ...

じゃ、

よろしくね~

多少の暴力には

目をつむって

もらうわよ。

......

中田さん、

あたしも

ちょっと

出るわね。

内海さんは

どこに...?

ジンメンE

まだまだ押さえ

られるネタは

ありそうだしね。

ん?

長くいられない

ならできるだけ

多く記録して

おきたいの。

ちょっと

施設内を見て

すぐ戻ってくるわ。

それに...

私はマサトくんには

何もしてあげられない

もの。

だったら...

...ほらもう...ね?

...ああ、

そうだな。

中田さんも...

同じでしょ?

二人とも、

俺は少しここから

離れて周りの

様子を見てくる。

内海さんもだ。

え!?

心配するな。

そこまで

遠くには

行かないから。

ま..

え、でも

ちょっと...!

...また..

マサトが

本当に

普通の人間じゃ

ないだなんて...

信じられない...

そりゃ...

そうだよね...

もう...

何も信じられないが

だろうな...

子供の時の

小すら...

でも、もしマサトが

このままだったら...?

7年間生きてきた

記憶が...全部...

嘘だったなんて...

私達は

どうすれば

いいの!!

バソコンで見た

地図にあった通り:

でも...ハナヨは

マサトがそれが

何かわかるから

あの地図を預けた

のかな...?

...このまま

マサトを...

解決するための

何かを探すの...

.....でも...

それについて

マサトじゃ

なくても

わかったら...

...ここに!!

んなの

ある訳

私が...どれだけ

情けない事わめいても

マサドは私に望みを

与えてくれた:

それに...私が

マサドについていったのは...

もっと...もつと

理由があったから...!

そんな人を..

放っておける

訳ない...!

今度は私が

マサトを...

助けるんだ...!

マサドは...

人も自分の記憶も

信じられなく

なってる...

第5話追憶

私だけはマサトに

ちゃんと

伝えなくちゃ...

まだ信じられる事があるって...

まだ

信じられる事が

あるって...

そして

私がマサトを..

信じてるって

事を...!

なんだよ...っ!

な...

今俺に...

近づくな...!

あっ...

マサト...

さっきの

内海さんの

マネじゃない

けど...

私も勝手に

話すね...!

これは

私の話。

私の..

別に理由なんて

ない。

私の

記憶...

大切な

思い出の話:

私ね..

マサトが

うちの学校に

転校してきて

わりと早い時から

気には

なってたんだ

最初のクマ助の

一件があってから、

変な目でマサトを

見る子はいたけど...

マサトは自分から

話しかける

タイプでは

なかったけど...

体育や自由研究も

すごかったし、

意外に女子達の間で

噂になっててさ...

それに動物と話が

できるなんて

すごいって思ったじ...

私は

気にはじで

なかったんだ

でも...私が

マサトの事..

ずっと気に

なってたのは

それだけじゃ

ないんだよ...

確か...小学校3年生の

夏だっだっけ...

サファリに

一緒に行って

閉園時間に

なった時...

ちなみに、インファイベントで

ということですから、

あ、私

もうそろそろ

ピアノの時間だ。

ねぇ、マサトは

まだ帰らないの?

ふーん...

また帰らないんだ。

うん!

ふん、バカ。

マサトの動物バカ!

もう知らない!

じゃあね!

うーん、俺は

中田さんのとこ

行こっかな。

ふーんだ!

いつもなんで

中田さんなのよ!

...

パパに迎えに

来てもらわなきゃ!

え?

一緒に帰っても

いいじゃん!

えー、

やだー...

怒られちゃう!!

どっか落とし

ちゃったの

かな...

あ...

あれ?

ケータイは...

あった!

柵を越えないと

届かない...か

よいしょ!

...ん!

よかった!

取れた..

え..

落ち...

う...

痛っ...

〜〜っ!?!?

ここ...

ライオンの

広場...!

誰か!

誰かっ!

助けて...

誰か..

きゃぁあああっ!

や、やだっ...

やだ

やだっ!

なんで!!

っ.....

きゃあああっ!

なんで

なんで誰も

気付いて

くれないの...

だめっ!

だめっ!

鳴らないで!

ケータイも

使えない...っ!

誰か...っ!

誰か...っ!

誰か...っ!

誰か...っ!

気付い...

翌日

誰も気付いて

くれなかった..

...っ!

誰か..

昨日扉を

結んだヒモも

外れそうっ...!

なぁ、

ガオウの奴、

妙に水辺を

気にしてないか?

...!

暑さのせいだろ。

嘘でしょ..

やだ...なんで...

また今日も

気付いてもらえ

もうだめ...

寒いし...痛いし...

怖いし...

パパ..ママ...

私このまま

誰にも気付かれずに...

にせて

死んじゃう

のかな..

・マサト・

二緒に

帰りたかった

だけなのに..

ごめんね...

別れる時...

バカとか言って

ごめんね..

私..

いた!

あそこだ!

あそこに

ヒトミが

いる!

え..

だれ私は...!!

...っ!

見つけた

ぞ!

ヒトミ!

マ...

マサトォ

っー

怖かったっ!

怖かったよぉ!

ううん、私こそ

勝手に一人で帰って

バカとか言って...

マサトおっ!

ごめん

ヒトミ...

俺、もうどこに

いてもヒトミを

守るから。

俺がもっと

早くに

気付いてたら...!

見つけ出す

から!

いや、俺が

悪いんだ...

どこにいても

ヒトミを捜して、

マサト..

なんか...

その日はずっと

泣きっぱなし

だったな...

他の大人達は

信じてなかったけど、

マサトは匂いと動物の

声を頼りに私を

見つけてくれたって

その一件から

私はマサトの事が

余計に気になって...

マサトは

どこにいても

私を忘れないで

見つけてくれる。

私を

助けてくれる...!

てもマサトが

逆に今度は

転校しちゃって...

みんなは

すぐ忘れるって

バカにしてた

けど...

私はすごく

悲しかったけど...

それでも私、あの時の

マサトが言った言葉を

信じて...必ず戻って

きてって願ってて...

マサトが

戻ってきた時、

私は絶対

真っ先にマサトを

見つけようって...

私は絶対に..

この気持ちを

覚えてようって...

だから

私は...

ずっと...

ずっと...

忘れないで...

だから...

ねぇ...

覚えてる

でしょ...?

お願いっ...

この気持ちまで

嘘だなんて...

言わないで...

お願い!

マサト...

......

...俺は...

何?

何があったの!?

中田さん!?

どうしたの!?

!?

銃声っ!?

二人とも

無事か!?

わからん...

しかも

今のは...?

今の音は...

銃声!?

土蜘蛛

一体

何があったの!?

二人はここから

動くな!

俺が見てくる!!

くそ!ジンメン達に

気付かれたか!?

だが銃声の

他にもすごい

音が..!!

おい永長!

一体何が...

あっ!

...!

どうした..

大丈夫か!?

安堂...!!

ぐう...

大丈夫、

致命傷では

ないわ...

中田サン...

ふん!少しは

仲間の心配を

しなさいよっ!

周りを

見なさいよ..

これがジンメンの

てきる事だと

思うの!?

ジンメンに

襲われたのか!?

う...ああ、

すまん...

それでいったいなに

一体何が...!?

ジンメン

な・

あれは

ジンメンなんか

じゃなかった...

まるで...

暴れるだけの

獣の塊...!

大した戦闘に

ならずに

去って

くれたのは幸運

だったわ...

安堂サン

立てますか?

...!

おう...

ここを

出るわよ...

え!

あの得体の知れない

化け物が、この辺りを

うろちょろしてるって

わかった以上、

一旦この場所を

離れないと...!

...敵は1体

見た目は獣を

寄せ集めたような

てかい化け物。

この場所は

地上より危険よ。

このまま地下を

探索するのは

危険すぎる...

お、おい、

教えてくれ、

獣の塊って...

一体...!?

銃器を持った

あたし達が

逃げる事しか

てきなかった。

...っ!

迷ってる

暇なんてないわ!

私達はここに

いるから早く

あのぼうや達を

連れて来て!

あ、ああ!

ジンメンE

...

何これ...

こんな...

事って...

......!

だめ:今すぐには

考えられない...

どういう事

なの...!?

...

とりあえず

記録はした!!

内海さん!

え!?

ジンメンが

やってきた!?

ごめんなさい

集中してて...

な、何、

何があったの!?

ヒトミちゃん!

マサトくん!

い、いや

わからないが..

さっきの音が

聞こえなかった

のか!?

まぁいい...

そんな事より

ここを出るぞ!

この階に

得体の知れない

化け物がいる!!

ここを

出るぞ!

え?

ば、化け物!?

ジンメンじゃ

なくて!?

ああ!

正体はまだ

掴めないが

とにかく

やばそうだ!

一旦ここを

離れるぞ!

あ、は...

はい!

マサト!

行こう!!

ねぇ!

:そんな事

できるか...

この人は...

ずっと俺を

騙し続けてたん

だぞ...

...!

何が狙い

なんだ..

俺をどうする

気なんだ...!

信じる

事なんて...

できる訳:

マサト...

お願い...

記憶のない

7年間の事も、

マサトが

自分の存在に

悩む気持ちも

あたしには

わからないけど...

生き残れば...

これからきっと

色んな思い出が

できるよ...!

だって

あたしは..

もっと

マサトと一緒に...

え!何...?

何よ

これ...!

シャッターが...

閉まって

いく...!

み〜つけ

たっ!

な...っ!

ちゃっかり

研究所に

来ちゃってる

じゃない

ですか!

困った人達

なんだから~

死んだんじゃ

ないかと

思ってたけど、

お前が

殺しに来てるん

だろっ!

でもそこにいるのは...

ちょっとマズい

ですねぇ。

...なんだと...!

別に?

貴方達が必死に

逃げ回るのを

こっちは見物

してるだけです

ふん...

もう

遅いわ。

こっちは

ジンメンどもに

対抗する手段が

サファリにあるって

確信を得たわ。

ん?

あんたらを

始末するまで

もう一歩よ。

あー...

覚悟して

おきなさい。

別にそんなのは

大した事じゃない

からいいんです。

どうせさっきの

化け物もあんたが

この階に放ったん

でしょうけど...

...ふっ

強がりね。

どっこい

生き延びたわ。

あたしらは

必ずここから出て

あんたを処分する。

せいぜい

怯えて...

ジンメンE

そうそう!

それぞれ!!

その化け物の

やべー奴の

話なんですが...

別にあれは

我々が自由に

できる代物じゃ

ないんですよ。

...?

なんだそれ...

どういう事

だ...?

...!

それは...!

あなた達は

そこから

出る出るって

息巻いてるけど...

あれ?不思議に

思いませんでした?

なんでジンメンが

研究所にいないかって...

そこにいる

やべー奴は

ちょっと

めんどくさいん

ですよね~

そう簡単に

出られますかね?

今の...!?

ただ、見れば

わかると思うけど

失敗作で...

サンプルとして

地下深くに

封印されてた

らしいけど、

アレはジンメン

研究の発足時、

当時の研究者達が

動物をつざはざして

作った実験体。

他の生物の動きを

祭知すると動き出す

みたいで...

実験を何回も受けて

もはや何なのかも

わからない生物に

なってしまったんです。

戦前...いや、

もっともーっと

昔から言葉も何も

通じない、ただ

暴れるだけの塊。

みんなで

押さえ込むのに

苦労しました~

おとなしく

させてたのを

あなた達が

起こしたんです。

暴れるしか能のない

下等な生き物に

今外に出てこられても

困るんです。

厄介者を引き連れて

出てこないで

ください。

おとなしく

その場で

果てなさい。

中田さん

達もね。

...!

...なんだ...

こいつは

えーっと...

確か人間は

こう呼んで

いたらしい

ですよ。

ツチグモ。

気をつけて

ください。

そいつは

動くものになんでも

反応します。

あなた達が

ここで終わるのは

残念ですがー、

視界から

外れない限り

追ってくる...

まぁでも、

これも運命...

諦めなさい♪

ツ...ツチグモ!?

第5話覚悟

こんなの...

アリかよ!!

...ダメっ!

逃げて!!

!!

くっ...!

きゃ...

マ、マサト!

何!?

放し...

え...!?

いいから..

もし前...

...そっかーさっき

えんちょーが

動くものに

反応するって...

...ゆっくり

ここを離れるぞ。

...!

怖い..

だから

静かに...

そんな事

言っても...!

あ...

くそ!

走れ

...!!

うわああ

あああ!!

やだやだ

やだやだ!

なんなの

あれっ...!!

振り向く

な!!

走れ

走れ!!

こっちだ!

くそっ!

隔壁が

閉まってる...!!

れ...

戻...

あ...

食わ...

かりん、

え;??

おい!

ぐぅぅぅ...

早よっ!

こっちゃ来い!

早く!!

安堂!

た...たが

倒したの!?

まだだ...

走れ!

え!?

こんなんて

奴を倒せたら

苦労はねぇ!

うわあああ!

安堂!

永長達は

どうした!?

奥で

待ってる!

助けは?

なんでよりにも

よって重傷の

安堂が前線で!?

おらが言った!

あいつらも今

一生懸命やってる!!

一生懸命って...

一体...

何を...っ!!

な...

今、李が

次の隔壁を

開けるから!

...そうか!

あんたら早く!

つっ立ってないで

こっち来なさい!

隔壁は制御盤で

開けられるのか!

ええ!

だから早く..

そいつが扉を

こじ開ける前に

ここを出るわよ!

あ、ああ!

ジンメンE

おい、

おめえら

ケガねぇか!?

...!

そっか、

ならええ!!

...あ、安堂さん

こそ...

え、ああ...

ありがとう

ございます!

...はん...

おらはこん中じゃ

一番頑丈だ。

気にするこたねぇ!

......

おめぇらが

無事ならそれで...

ケガしてる

のに...

な...

安堂っ!?

何が起きた!?

まさかツチグモの奴:

壁をぶち飛ばしたの!?

あんた...

まだなの!?

永長!

来るぞ!!

っ...

もっ...

もう少し!

この...

くっそおおお!

李!

ゲテモん

があああっ!

永長っ!

永長っ!!

安堂サンっ...

くそおおっ!

...もう...

コイツを

っ!!

使うしか

...ッ!

ジンメン

...永長!

やめなさい。

だめよ...

それを使えば...

もう...人間には

戻れないん...

でしょ...

いざっていう

時が来ても..

私は絶対に...

人として

死んでやる...わ...

それにあんた...

嫌いって

言ってたじゃない..

自分の

獣化した

あの姿...

......っ!ボクハ

大丈夫デス:永長:

だが...ヤツにはっ...

報いを

うけさせル!

おらが

やる...!

あ...

この...ケガじゃ

どうせこの後も

おま...いらの

足手まといだ。

李...永長...

先に行きな

安堂サン!

バカ...!

何言ってん

のよ!

そんな事...

てきる訳...

引き込もってた時、

親が死んで...道ばたに

放り出された...

なんもできねぇで...

世の中のなんにも

役に立たなかった

おらが...

サファリに

雇ってもらって

やっと人の役に

立てる仕事に

就けたんだ。

それだけじゃ...

ねぇ...おまいらみてぇな

変な仲間までできて...

だからよ...

なんもできねぇ

おらには...

これくらいが

丁度いいんだ

...っ!

ほんと...

おらの人生こんな

楽しくて

いいのかなって...

次の隔壁も

開くぞ!

...っ!

安堂!早く

来なさい!

安堂早く...

よかった。

行きなよ..

ここはおらが:

-ジンメンロ・完一

引き受けっから。

とつぜんの

あなたは

記憶を操作された

人造人間よ。

...なんて...

意味が

わからないっ...

くそっ!

爆弾人間が

襲って来た!

遺言

ぐわっ!

俺には親も

家もあって...

学校にも

行ってて...

サファリにも

よく行ってて...

中田さん!?

...てくれ...

ヒトミの

ことがス...

え?

ハードディスクの

中身は...秘蔵の...

エロ...

おれが...

いなくなっても...

あけないで...

.....っ...

...ふっ...

好っっ...!

え!

なになに!?

おい。チャイチャすんな。

すんな

ふびんっ!

ぎゃあああぁ!

ここが資料室...

秘蔵の書

ここで...

研究の資料が

閲覧できるのね。

履歴

みたいだな。

歴史書が

多いわね...

聖書まで...

凄い本の数...

ええ、

こっちにも..

検索ワードは

...えっと...

そうだな

動物とか...

ジンメンとか..

すごい

本が...

動物的45手

出会った刹那で合体

ヌルヌル混浴議天鹿呂

夜はい風俗ニ千年史

初めての交尾と体位

獣...

食べん!!

けもみみ最高

ケモナ

ケモノと

獣姦

どうしたの

ヒトミちゃん?

いえ...

なんでも

ないです

なんですか

これ..

じゅうか...

さぁ!よく

わからない

わね!

やばいわね

「ここの研究員!」

他には..

目の保養

カチッ

俺の過去は

一体っ...

さわるな

何これ、

こんなくだらない

記録まで残して...

あ...これ

研究員の

日記...?

結構

不真面目な

奴も

いたのね...

昔のマサトを...

大丈夫だよマサト、

少なくとも私は

覚えてる...

さ...

...

......

さわ...

、へえ...

なかなか

イケメンも

いるじゃない

ここの研究員

...

ジンメン6

サンデーうぇぶり少年サンレデーコミックス

2017年11月15日初版第1刷発行

ISBN978-4--09-127891-3

発行者

印刷所

飛ん

カトウタカヒロ

©Takahiokato-2017

...

「サンデーうぇぶり12017年5月22日配信分〜7月31日配信分掲載作品

連載担当/町田尚太

単行本編集責任/村上正直

単行本編条具出くわ」は、単石本編集/町田田尚太私瀬川昌龍(アイブロダクション)

中央精版印刷株式会社

発行所

〈〒101-800円〉東京都千代田区一ツ橋二の三の

TEL

編集03(323)5480

「東京303(5281)3556

●遊本には十分注意しておりますが、印刷、製本なと製造上の不備がございましたら「副作局コール

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電子的複製も認められておりません。

株式小学館たち「制作コール

ちきっ

名名行

書著発

ジンメン,5

カトウタカヒロ

株式会社小学館

〒101-8001東京都千代田区一ツ橋2-3-1

電子書籍制作会社株式会社昭和ブライト

X収録されている作品は、執筆された当時の状況や年代を考慮の上、

初回掲載時の表現のまま掲載されております。ご了承ください。