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「AKAHIRのKATOPRFSEX

ふっ

sHONENSUNDAYCOMICSSPECIAI

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「いつまでも、

カトウタカヒロ

TAKAHIROWAで・PRESENTS

第78話

...

77話

アムコン

独不

第80話・第79話...

ONTENTS

仲間へ。

...両手、中司

第85話第84話マ人、

最期の

中学族

ご武田のお存科。

第83話

第81話

第82話

第86話

第7

山頂

なんでぎれいな...

あれは...ヘラジカ!?

あんな白くて化け物

みたいにデカいの

サファリにいた!?

いや...きっと

表に出ずに

研究所にいた

実験動物だろう。

ッ...

強者

だめだ...

あいつは今

相手にする

必要は無い!

早く上に

向かうぞ!

まともに

やりあったら

だめだ...

え、あ

うん...!

あのヘラジカっ...

明らかに他の

ジンメンと違う。

どうせあの距離じゃ

こっちに攻撃も

できない。

ヤギみたいに

登る事もできない。

簡単に追いつきは

しないはずだ...っ。

霧も徐々に

晴れて足場も

安定してきたな。

にしても、一体

あのヘラジカは...

そうだと

いいんだか...

ど、どうせ

他と変わらないだろ..

確かに綺麗

だったけど。

普通の

ジンメンだ。

.....

エッ...

圧倒的存在感を

放つその生物を

前にして、

人間はただ体を

こわばらせる事しか

できなかった。

ナンデ...

ココニ...

動物的

危機感。

撃て...

撃て...

撃てよっ!

人間。

どうした、

構えろ。

え...何?

今...構えろ

って...?

さぁ...

そうだ...

復讐だ...

...っ!

ヤハヤギまで!?

構えろ。

復讐だ。

さぁ...さぁ...

......っ!

何これ...

神々しい

あのお方...

ヤギの

階段...!?

さぁ...

復讐だよ。

貴族...

貴族様だ...

動物公園の

貴族様

だ...っ。

彼女です

貴族様...

復讐だぁっ!

しゃべるな。

っ.....

これは私と人間との

開争だ。

グレッ...

勝手に死体を晒して

私の歩みを

凪むんじゃない。

よし。

そこの

太った人間。

え...俺...

勝負だ。

なんで、なんぞ

俺なんだよ!

嫌だよ!

えっえっ!

まずは

教えてくれ、

君の名を。

ぇ、え、え!?

私の名は...

こっち

来るな!!

このおお

おおっ!

くそがあああっ!

む...名乗らぬ

か...

だが

気に入った。

その勇猛さ。

...つ!なかま

仲間の死体を

店に...っ!?

このっ!

このっ!

このおお

おおっ!

え!あ、弾が...

弾が切れたァ!?

ひいいいっ!

来るなっ!

来るなっ!

くるなっ!

...あれ?

良い...良いな。

君は逃げずに

立ち向かった。

ありがとう。

私はそれが

見たかった。

へ...あ...

...じゃ...

次は全員で

来たらどうだ。

さぁ...

っ。

...っ!

これでどうだ、

弾を防ぐ術は

もうない。

...だめだ...

なんなの

コイツっ...

どうかね。

コイツには

何をやっても

効かない...!?

他のジンメンと

おんなじじゃ

ないのっ...!?

私を他の

ジンメンと一緒に

しないで欲しい。

っ!?

え...っ!?

私は人間を

尊敬している。

だからこそ

君たちの考えは

よく理解できる。

何それ!?

ジンメンが

私たちを...

...尊敬...?

生存就争の中で

長い時間をかけて

多種を圧倒し、

地上に君臨する生物と

なった万物の霊長。

なっ...

ああ、君たちは

素晴らしい。

人間。

君らはこの地球に今まで

必要とされてさたから

生き残ってきた。

私はそれを

羨ましく思う。

...そんな...

ならなんて

殺すの!?

私は決着を

つけたいんだ。

!?

私は常に

持られる側の

動物だった。

何を

言って...

人間が木から地上に

降り立ち、火を使い、

根棒を振るった時代から

食われる側の

動物だった私は、

だが..だからこそ

大昔から人間への

畏怖と敬意は

抱いていた。

君たちの持つ

この「顔」:

だがそれでは

まだ対等なだけ。

食うか食われるかの

世界で常に食う側の

頂点に立つべくして

寝えられてきた

遺伝子の賜物であり、

力だ。

それで..

この顔を...この力を

手に入れる事で

ようやく対等に

なる事ができた。

ジンメンである

私と君たちとの

決着はまだ

ついていない...

君たちの名は...?

私の名は

ヴィンター

闘争とは

常に、

四季族の

一人だ。

対等な相手と

やってこそ

得る物がある。

人間と私...

どちらがこの星に

愛されているのか、

決着を

つけようじゃ

ないか。

私の名はヴィンター。

四季族の一人だ...

四季族

第78話

さあ、決めよう。

どちらが地球に

愛されるべきか。

っ......

どうした、

来ないのか?

......

よし。

永長...

俺を援護しろ。

...わかった。

俺が...行こう。

中田さん!

待っ

いいから

ここは任せて

ふせるわよ。

だ、

だが..

その前に

聞かせてくれ。

...なんだ?

さっき言ってた

四季族って...

なんなんだ...?

お前のような

ジンメンが

あと3体も

いるって事か...!?

ふむ..

いるにはいる...

...が...

たいした事は

無い。

これはあのブタが

我々をそう

呼ぶようになった

だけの事

やつは全ての

ジンメンを

支配した気で

いるが、

我々は別格。

だからこそ様号

などというもので

逆にコントロール

する気なのかもな。

口にはしてみたが...

やはり気持ちが

悪いな。

ジンメンB

って事は

お前には...

シンメンを...

仲間を守る意識は

ないのか!?

あんたら、銃を

構えなさい。

......

ない。

ジンメン共は

それに値する

誇りを

持っていない。

な、なら

俺たちの

味方にも

なおさら

ないな。

資様らは

超えるべき敵。

馴れ合いなど

ありえない

わかったのならば

早く構えろ。

...ああ...

わかったよ。

残念

だ。

中田

さん!

ふせなさい!

...それで不意を

ついたつもりか:

浅はかだな。

貴族さまぁ!!

な...っ..

身代わり

っ!?

弾が

通らないっ!

余計な醜態を

晒すなと

言っただろうに。

邪魔だ。

きっ

きたっ!

やられ..

なら、

ブチ抜くっ!!

さすが飼育員は

反応が早い。

ふむ。

嘘...

いいぞっ。

嘘っ...

なら:

こんな

バカでかい

体で...

着地を

ねら..

ダメっ!

飛んだっ

よけてっ!

あっっ!!

は、あ、

ああぁーっ!?

ん?

あぅっ...

はずしたか。

吾郷、印藤!?

いや!動きが

止まった!

今のうちに

蜂の巣よ!

なっ!?

盾に...

吾郷たちを...

この:

ぐあっ!!

ぐぁあああっ!

悪くは...

ないんだがな。

ああ

あっ!!

ぐ...うあ...

...っ!

くそっ!

中田さん!

捨て身か。

ジンメンロ

それも良し。

...!

ほう...

う...ぐ...

内海さん!

今のうちに

ミズカガミ

の水を!

このォっ!

く...

あ!

はいっ!

ぐ...

...っ..

い...だ...

内海さん!

内海さんっ!

大丈...っ...

...お...し..

...の...手..

どう...な..

内海さん

っっ!!

内海さん!

第73話、両手、

みんな...っ!

っ...

あと動けるのは

二人か...

ここまで来る事ができた

君たちには期待を

してたんだがな...

終わりが近づくのは

いつも寂しいものだ。

この少年は、

そもそも

戦意すら見せない...

...っ!

.....!

この人間:

そういえば..

あのブタが

縦ジマ柄の少年が

そうだと

言っていたな...

まさか

彼が...

く...

あのヘラジカ...

みんなから...

離れた...!?

チャンスだ...!

銃がだめなら

あいつの足下ごと:

いいじゃないか。

人間は

卑怯なくらいが

いい。

が...

惜しかったな。

地に落ちろ。

そんな...

う...

何...?

...さっき...

爆発が...?

なんだ...

この...穴?

みんなは...

...おま...えは..

ぐあぁああっ!

ふむ...

肉体的には

明らかに

劣る...

脅威など

微塵にも

感じないが...

このまま

潰せるぞ...?

ぐぅおああ

あああっ!!

...や...

やめ...

...ね...ない..

俺は..

こんなところで

死ねない...

これが本当に

私たちを銃べる

そん

存在に...?

........

俺は..みん...

なを...

また...とも...

だちに..

もとどお...

リ...に..

元に...

戻す...んだ...

......

友達か...

...!

哀れだな...

が...

見てみたくなった。

少年...さっと君は

近いうちに自分の

持つ力の意味を知る。

そして

気付くだろう。

今後、君には

友と呼べる存在が

現れる事が

ないことを。

期待

しているぞ...

ど、どういう...

大丈夫か!?

意識は...

君が

君の持つ力を

どう使うのかを...

...あの化け鹿は

もういないのね...

マサトくん!

うん...

きっと...

...!!

永長さん...!

と...

ジンメン

腕が...っ。

でも...

他のみんなは

この穴に...

は、羽生..

...だ。

じゃあ...

ヒトミは!?

...いいのよ今更...

生きてるんだから。

わからないわ..

え...?

そん...な...

内海さんは!?

...っ。

...つふぅ..

これで落ちたのは

全員ですかね...

内海さん!

内海さん!

大丈夫ですか

内海さん!

とりあえず

全員の応急処置を

しましょう。

三美ちゃん、

バッグにあった

救急キットは...

っ。

まだある...

でも...

私はもう

見えない。

李くん

おねがい。

......?

わかりました...

ヒトミさん

あなたも

取り乱してないで

手伝ってください。

っ.....

...はい...っ..

何をすれば...

我慢して

くださいねっ!

包帯とガーゼを

用意して。

その人しっかり

抑えといて。

あぁあああ

あああっっ!

はは...

...っ。

もう...応急処置

くらいじゃ...きっと

元には戻らない...

あたしの腕は..

もう...使い物には...

ごめん

なさい・

みんな...

...応急処置は

しましたが...

手術がてきない

この状況で

その腕は...

わかってる...

...ええ。

にしても...

一体ここは...

ジンメン計画が

大規模なプロジェクト

とはいえ..

いくら叫んでも

この轟音で

届かないし...

どうやって

合流...

え...?

何...

しー。

まさか不二山の

地下にまで...

...見つけた。

奥に上に登る

階段がある。

よく見つけ

ましたね...

この暗さで...

私にはあまり

関係ないから。

......

気にしないで

李くん...

サファリにいた

時からいつか

こうなるかもって

思ってたもん。

ね...だから、

大丈夫。

......

にしてもここ...

この空間だけでも

すごいのに...

まだまだ奥に

広がってる:

ジンメンB

......確か...

ミズカガミも

仕掛けの構造自体は

地下にあるよう

でした...

きっと今までの

施設で一番広い...

なら..

もしかしたら

オオカガミは

ここからが

一番近いのかも...

...

もうこの小態の

解決も近いかな...

うっ...!

あ!

内海さん!

どう

しました?

大丈夫、

つまずいただけよ、

先に行って

ちょうだい。

うん、

わかった。

え、ちょ...

内海さん、

本当に大丈夫

てすか...

ええ...

二人は先に

行った?

...?

はい..

なんですか

急に小声で...

そう、ごめんね

一応サファリの

飼育員さんとは

離れたくて...

え?

あのね..

ヒトミちゃん...

あなたに...

伝えておきたい

事があるの:・

ヒトミちゃん...

第8話「仲間へ

伝えておきたい

事があるの。

あなたに...

え...?

なんですか

話したい事...

私にですか?

ええ、

これから話す事は

絶対に他言無用で

お願い...

約束

てきる...?

どうしたん

ですか急に...

そんな事っ...

わかるでしょ。

え?

.....っ!

ちょ...

これだけの

ケガで...

だから?少なくとも

ヒトミちゃんには;

私が知った真実を

溝の外に

持って行って

もらいたいの:

私が最後まで

生き残って

外に出られる

可能性は少ない。

私がまだ

話していない、

な、なんで

そんな事...

サファリの

研究室で

見てきた全てを。

そんな事...

言わな...

ぐぅうっ!

内海さん!?

やはり手を

貸しましょうか。

だめよ...

ヒトミちゃん、

あの二人は。

いいえ、

大丈夫...

......

この計画の中心だった

サファリワールドの

職員よ!まだ腹に

何を抱えているのか

わからないわ。

今までだって

私たちに言う

タイミングは

あったじゃ

ないですか;

同じサファリ

職員でも、

中田さんなら

話せたんじゃ...

て、でも

そんな...

内海さん...

それに、

中田さんなら!

......

彼は...

え...っ!?

何言って...

今までだって

ずっと...

一番信用

ならないわ。

......

信頼してるの...

この先、私に

何があるかなんて

わからないでしょう

...いいから

まずは聞いて

ちょうだいっ...

...はい...

あなたは

一番この計画に

無関係な人間...

だからこそ、

一番溝の外に

出られる可能性が

高い..

...私が見てきたのは

この計画の発端と

目的...

私も

必死なの..

っ...

ごめんね...

信じられない

ような事

なんだけど..

ジンメンの

研究は

戦前..いえ...

奈良...飛鳥時代

よりももっと

前からされていた

みたいなの。

へ...?

といっても、

現代のような

高度なものじゃ

なくてね。

人面動物の研究は

歴史の表舞台に

出てこないよう...

秘密裏に

行われていたわ。

人魚伝説、件、

スフィンクス...

あなたも

見たでしょ?

研究所で

妖怪を。

でもそのいくつかは

隠しきれずに

逸話や伝説として

伝わってきた...

中国のジョカと

呼ばれる女神の

伝承の研究...

え..

ツチグモ。

でも...私たちは

実際にその

生物を...

じゃああれは

元々..人間...

あれは伝記上、

古代の土豪と呼ばれる

人々が妖怪化した姿として

描かれたけど、

中には

生み出された時期も

何年生きているのかも

わからないやつだって

いたわ。

見た..

資料で見た実験体の

数は果てしなかった。

.....!

ちょ、ちょっと

わからないです

そんな...

おとぎ話みたいな...

...そうよね...

でも...今までだって

作り話にもならない

タチの悪い現象は沢山

見てきたじゃない:

......

経年劣化した事実は

「伝説」になる...

私たちが見てきたジンメンは

まさに伝説の存在だったわ。

でももっと恐ろしい事に...

ジンメン計画の記録は

「正確に残されていた」のよ。

日本は島国という

事もあって

他国の侵略から文化を

奪われる機会は少なかった。

それが今の

神宮家...

...っ!

そんな...

古くから伝わる文献には、

名を変え、住む土地を変ぇ

ジンメンの研究を続けてきた

「ある一族」の記録があったわ。

マサトくんを作った

彼のお父さんの

一族よ。

ただ...

彼らの描いた

未来予想図は

明らかに常軌を

逸していた。

......

この

ジンメン計画の

目的は...

人類の救済。

...え...?

彼らが

描く未来の

世界では、

ジンメンが

人類と呼ばれて

いたわ。

...っ!?

人類の

進化はね、

その代わり、

脳を発達させて

他の何かで

身体の拡張を

試みた。

急に言われても

混乱するわよね

ある時から肉体的に

他の動物と競う事を

やめたの。

ただ、その進化の

弊害は大きかった。

人間は生存圏の拡大の

ために地球上の

あらゆる資源を消費

するようになった。

ジンメンB

ても人間は、

環境の方を

自分たちに

適応させる

力を持った。

ただ、それは

長い目で見れば

自分たちの

生存圏を

狭めて行く行為。

進化とは

環境に合わせ、

自らを適応

させる事。

とはいえ、人類の獲得した

知識という功績は大きい。

それはどんな動物で

あろうが活用できる能力よ。

彼らはやがて

今いる旧人類を

新人類へ...

人間は戻れない

ところまで

来てしまった。

その能力を、

より進化できる可能性を

残した肉体に留めたのが

ジンメンてあり、

今いる人間を、

まるまる

ジンメンに

世代交代

させようと

したのよ。

...っ!

ちょ、ちょっと

待ってください...

じゃあもし何かの

きっかけて

ジンメンが溝の外に

出て行けば...

ええ...感染は拡大し、

きっとこの惨劇から

世代交代は始まって

しまう...

人間は...

文化的であれば

あるほど滅びに

向かう..

だから、ある程度の

時間まではヒトという

種のかたちを...

研究所のデータには

地震が起きた

日付以降の記録は

されてなかったわ。

その滅びを

救う側面も

ジンメン計画には

あった...

その中でも特に、

優れた個体を

ジンメン達を

従えるものとして

おく予定だった。

ジンメン達を

コントロールし、

統べるために

作られた存在。

ジンメンB

.....!

それが

マサトくん

だった

みたいなの。

ウソだよ...

マサトが...

そんな重要...な

存在だった

なんて...

人類って...っ。

...ええ...

...なんで...

なんてそんな

大事な事、黙って

いられたんですか...!

マサトは

自分の事に

ついて

悩んでたのに..

それに、あの時は

重要な情報はIDに

権限がなくて見られ

なかったんじゃ...

...それよ...

多分...緊急時だけ

一般研究員の...

他人のIDでも

知ってる人間だけ

関節てきる

バスワードが

あったのね..

話せ

なかったのは

そのせい...

え...?

確か..あの

地震があった

日は...

2016年の

7月13日...

何度か試して出てきた

パスワード画面に

入力したらログイン

てきたの...

ad20160713N2034

しかも重要度の

高いデータの

閲覧用に

設定されていた

つまり、この事件自体

計画の中核にいた人物

...いえ、人物たちによって

引き起こされた...

地震が起きた日に

マサトくんの

個体番号を足した

英数字をね。

打ち込んで偶然

当たったとはいえ、

事件が起きてなかったら

そんな英数字

思いつきもしなかった。

だから私は

中田さんも

疑ったのよ。

彼は確か、前は

サファリの職員を

まとめる役

だったんでしょ?

それに昔から

マサトくんを

知っている。

普通の職員よりも

知っている事は

当然多い

なにより、

あなた達が

最初にサファリに

行った時、

よりにもよって

なんでほとんど

職員のいなかった

サファリで馴染みの

中田さんに出会うの。

そしてなぜ園長と

同じ檻にいて、

しかも中田さんは

無事だったの?

そ、それは仕事中

だったし、ハナヨは

中田さんと

仲良くて...

だとしても

彼の行動は

謎が多いわ。

そんな...でも..

本当に

それだけ

かしら..

中田さんは

...そうよね...

あなた達は

長い付き合い

だものね。

なぜかサファリの謎を

小出しにして

興味は引かせるけど、

全てを語る訳じゃ

なかったり...

...

それでもね...

私はあなただから

この事実を

知っていて

ほしいの。

マサトくんと

中田さんがどれだけ

特殊な状況にいる

人間だとしても、

ヒトミちゃんだけは

二人にとって

ただ友達として

居続けてあげられる

人だろうから。

きっと、

こんな事実を外で

漏らしたところで、

誰にもしんう

信用されない

だろうし、

ても、全てが

終わった後、

...内海さん...

最悪、政府に

消される事だって

あるかもしれない。

きっとあなただけは

本当の意味で

二人に向き合って

あげられる...

..

なんてね...

本当は:私が生きて

出られたら

全てを自日の下に

晒してやりたい

ところだけど...

...だめね...

記者ならもっと

図々しく

頼むべきよね...

ジンメンB

...とにかく、

まずは上を

目指しましょ...

......

.....ても...

本当にオオカガミの

起動装置は山頂に

あるのかしら:

.....

さっきも言った通り、

ジンメンの研究は

大昔からされていた...

技術のない時代から

緊急事態が起きた時の

結界として、

え?

不二って土地は

その研究に実験場

として選ばれてて...

満はずうっと

掘られ

続けていたの。

そ、そんな

昔から...!

...つまり...この

不二山の下にも

それくらいの

規模の構造体が

ある...

多分:オオカガミは

ミズカガミを

遥かに超える効果を

持っている...

それが...

不二山の

中心から...

放たれる...

急いでたから

全てを閲覧した

訳じゃないけど...

不二山を利用した

装置なら:山頂から

何かが散布されるの

かもしれない...

...!

だとしたら...

噴出口に

その操作盤を

置くのは危険:

もしかして...

装置のトリガーは

山頂じゃなくて;

不二山の

中心にあるんじゃ

ないかしら...

私たち、

このまま山頂を

目指しても

いいのかしら..

第81話暗闇

もしかして...

オオカガミを

発動するための

トリガーは

ウイ

中心部に

あるんじゃ

ないかしら..

じゃあ...

このまま上に

登っても

何も無いって

ことですか...?

なんて...

その確信は

どこから

来るんですか!?

不二山では...

江戸時代に

大きな噴火が

あったと

されているわ。

...もしかしたら...

...

ただ...研究所に

あった記録によると

その時起きていたのは

規模こそ小さい

ものだったけど、

今回の溝の内側で

起きている事と

同様の事件だった。

そんな昔にも

同じ事が!?

人々を襲ったのは

ジンメンではなく

ジンメン実験に

関連した別の生物

だった様だけどね...

それは巷で

妖怪と呼ばれ

人間を襲った。

幕府は

妖怪退治という名目で

神社やお寺の人間に

対処させたわ。

それでも彼らには

最後の手があった。

実験の関係者は

当時の幕府と共に秘密裏に

動いていたみたい。

ても暴走は

止められなかった

「マスカガミ」と呼ばれる

素粉を不二山から散布し

実験生物に吸わせて

殺す手段が。

だから表の史実には

大きな被害を出した

噴火として

残された...

てもそれは

溝の内側にいる

人間もろとも

殺めてしまう

方法だったの...

そんな...

歴史をねつ造する

なんて...

てもそれが...

不二山はもう

遥か昔から

死火山だった。

「マスカガミ」は

不二山の噴火口を

大砲に見立てて

利用した...

という事は、

もしオオカガミも

同じように噴火口を

利用した仕掛けなら...

きっと火口付近は

かなり危険よ。

きっとその制御は

内部じゃないと

てきないはず...

そんな...

実験生物に、

沈粉の散布...

遥か昔にそんな

技術力...!!

ても江戸時代では

一般大衆ですら

アサガオや金魚を

交配して楽しんでいたし、

火薬を扱う技術も

ずっと前からあったの。

歴史的な事実を鑑みれば

今述べた事はどれもできて

不思議な事ではないわ。

確かにね...

私たちが

考える

以上に...

そして歴史を歪める

なんて罪を犯す程

先人の

知恵や技術は

偉大だって事よ。

ジンメン実験は誰も

邪魔する事のできない

重要なものだった...

今も昔も大衆なんて

与えられた情報でしか

生きていけないものよ。

逆に

言うとね、

与えられない情報を

手に入れ、秘密を

知ろうと挑戦すれば

常に危険が伴う。

まぁ、既に私たちは

その一線を越えて

いるんだけど...

今、秘密を握る

私たちにとっての

最大の敵をあげると

するなら、

ジンメンロ

それは

国家よ。

常に目の前の

ものを疑いなさい。

多分、私たちが

無事外に

出られても..

......

国は...洗脳も

ねつ造も、法さえも

操る...

と、

とにかく..

普通に生きて行く

事は...もう...

上に

行きましょう..

てもわかんないです...

どこにスイッチが

あるとか...

わかんないです...

政府とか...

国とか..

今はとにかく

みんなに...

マサトと

中田さんに

会いたい:

ごめんなさい

チェさん...

...そうよね...

私こそ...

.....

あのー、

あまり僕たちから

離れないで

もらえますかー。

ジンメンB

はい..

......

何かあっても

知りませんよー!

彼女たち

悠長に何を

話してたん

てしょうね。

それより

登り

きったよ。

この先、

長い廊下が

ある...

どうでも

いいよ。

..

な...何っ!?

一体

どうしたん

てすか...!

っ...

いる...!

ハルルル・

え...?

この先に何か

大きなヤツが

いる...っ!

っ...!

こっちに

走って来てる

よ!

...?

見えるでしょ

李くん!!

な、何もっ!?

だめです!

全然何も...

上から!

避けて!

ぐぅっ!

ジンメンロ

李くん!

っ!

今のは一体...!

目を凝らせつ...

見えた!

だめっ!

三美ちゃん!

一体何が

いるんだ!?

僕の目でも

まったく

見えない...っ!

くっ...

姿が見えない!

動きが速いん

ですか!?

李くん!

避けて!

ジンメンB

くっ!

三美ちゃんには

わかるんですよね!?

そうか...

わかった..

っ...

あいつ...

姿が見えないんじゃ

ない...

黒いんだ...

こんにちは..

憎むべき

恋人たち..

な...何!?

たまらない...

恐怖に震える

顔...

...っ!

待って

いたよ...

っ...!

なんなんだ

オマエは...

姿を見せろ!

吾郷くん...

その姿...

雄々しいよ...

美しい...

すまないね...

恥ずかしいから

名前だけ...

...僕の名前は、

ジンメンB

ガオウだよ...

ガオウって...

あのライオンの...!?

どこにいるっ!

...うん...

...そうだよ...

ふふ...

贅沢だよね、

僕だけが

君らの表情

独り占め...

ガオウ...!?

あ...そうだ...最近

名前が変わってね...

僕はわりかし

好きなんだ。

みんな僕を

こう呼ぶんだ...

四季族の

一つ...

ゾンマーと。

ああ...嫌だな

...まだ

楽しみたい...

返答は

要らない...

さっとこれが

君たちにとって

僕の最期の

お願いになる。

嬲り殺させて

くれ。

僕は

四季族の、

これから..

賜り殺すよ...

......?

ゾンマー

黒い...

ライオン

...っ!?

ても...ガオウって

ただのライオン

だったハズ...

ジンメン化

してからの

突然変異だよ

でもあのブタは、

ここの守りしか

させて

くれないんだ。

僕のパッションは

青筋立てて

はち切れそう

だってのに。

あいつは僕の

事を何も理解...

後退して!

急いで!

あれ...?

階段なら

ここより

明るいし

広いはず!

おーい、

どこ行くんだい。

時間稼ぎを...つ:

ちょうど

でも..

なぁ、

早...

話は最後まで

聞けよ...

な。

大丈夫

ですか...っ。

この

ぐ...っ。

今ひっぱ...

...で.....

まずい:

ん...

このままじゃ...

間違えた...

...っ!?

だめだ...ここじゃ

明るすぎる...

僕の肌には

合わないんだ...

せっかくさ...君たちの

恐怖を僕だけが

独り占めにしてたのに...

落下するのが怖い...?

違う...ノイズだ...

僕だけに集中して

くれないと...

あの暗闇の緊張感...

あれが最高なんだ...っ。

どうする...

どうする...っ!

このままじゃ

君たちを殺す前に

僕という素材が

殺されてしまう...っ。

僕が手を差し伸べても

いいけど...きっと

幼妹の子みたく散って

逃げちゃうだろっ。

...

何を言って...!?

...そっか。

ジンメンB

こうすれば

いいんだ。

きゃああっ!

うん...

これこれ:

階段が...っ!

僕はもう鉄だって

ねじ曲げられるんだ。

人間たちは

そうやって

僕らの様子を見て

眺め遊んできたん

だ..

どうだい...

君たちが

作った檻では

もう僕を

閉じ込められない。

でもじゃん

自分でやってみて

わかったよ...

ずるいよね...

こんな楽しい事...

だから

これからは

僕が檻を作る。

一生僕が人間で

遊ぶんだ。

・っ。

危なかったね...

君らが来た時

興奮して

すぐ殺さずに

よかった...

大人に

なったなぁ...

...僕...

だから君たちだけで

そんなところで

遊んでないで、

早く僕にも

構っておくれ。

君らはもう

逃げられない。

...っ。

...なんなの

あいつ...

見逃した訳

ないわよね...

...当たり前

でしょ...

階段が落ちた事で

もう廊下にしか

進めなくなった..

あいつの言う通り、

退路を断たれた以上

状況的には檻に

入れられたのと

同じようなもんよ!!

私が檻に落ちた

時も...

それを監視して

弄んでいる

様だった...

あいつは...

動物の頃から

仲間すら傷つけて

遊んでいた

...確かに...

三美ちゃん...

大丈夫

てしたか...

...うん...

まさか君まで

ミズカガミを...

ジンメン

抑えてないと...

聞こえすぎちゃって

たまに頭が

痛いんだ...

うん...

そうだよ...

そう...

だったんですね...

みんな...

満身創痍で...

本当に

このまま..

行くんだよ。

もういちいち

不安になってられる

状況じゃないんだ。

ても...!本当に

行けるんですか...

本当に

このまま..

またあんな

怪物がいる...

暗闇の

中へ...

さっきとは

見え方が

変わって...

余計...

怖い..

ふん...それも

狙いなんだろ。

...いいよ、

どうせ

あんたらは

足手まといだ。

ここで待...

いいえ、

行くわ。

ジンメン

あいつは

嬲リ殺すのが

好きみたいに

言ってた。

分断して行けば

あいつの術中に

はまったも同じよ。

なら...ゆっくりても

固まって進んで...

一人でも攻撃

されたら、

その瞬間他の人で

一斉に反撃すれば...

なにそれ...

それじゃあ

あんたらも

犠牲に...

生き残れる

可能性は

そっちのが

高いでしょ。

ヒトミちゃん。

怖がって

前に進めない

なんて、

それこそ

暗闇の中に

いるのと

変わらないわ。

覚悟の中に

光を

見いだしなさい。

...っ。

.....

吾郷...

印藤...

はい...っ。

ね、二人とも、

私たちに寄り添って

助ける...?

みんなでここを

切り抜けたいの...

私の声...

届いてる

てしょ...?

お願い...

...ごめんね

これ以上

連れてけないや。

ジンメンロ

...生きて

帰りましょう..

戻るんです...

もう..

残っている人間性も

わずか...

......

...

...うん...

::待っててね...

吾郷:印藤...

......

三美ちゃんが

言ってたんです

よね...確か...

二人ともかなり

動物化してるって...

野生の勘...?

大分...ヤツに

怯えている

みたいですね...

...っ。

行くよ。

ジンメンロ

...奥に何か

いるのは

わかるけど...

全然動きが

ない..

それどころか;

それなら僕にも

見えています...

何これ...

ヌメリ...?

それに

この..

...ええ...

ッチャー・

.....う...

にお...

い...っ!

まさか...っ!

ヒ...

格好から察するに...

きっと元からこの

施設の中にいた

研究員に...警備隊:

彼らもオオカガミの

事を知ってここまで

来た...?

さぁ...

ても一つ

確実なのは..

やっぱり

ここは...

ヤツの

独壇場って

事...

廊下の奥っ...

炎上

第83話

なんて数の

死体...っ!?

15人:30人以上...!

きっと施設の

中にいた研究員に

警備隊の人間たち:

人間は増える程

パニックに

陥りやすい...

そんなに人数と

装備があっても

敵わなかったの

...?

おお...正解...

当たりだよ...

この暗闇は...

あいつの独壇場...

みんな離れないで。

経緯は

わかりませんが、

見る限り緊急時に

非常通路で

待ち伏せされたって

ところでしょうか...

しかしなんだい...

そんなくっついて...

死ぬ時も一緒かい?

仲がいいんだね。

三美ちゃん!

声の先は...

まだ奥の物陰に

隠れてる...

ここからじゃ

当たらない...

そこに転がる

肉塊は結構前まで

みんな動いて

たんだよ...

みんないいか

してたけど...

うるさいのは

僕だめなんだ。

.....

...あれ...?

でも

ちょっと待って。

あの時は

お祭りみたいに

騒がしくてね...

立ち止まって!

この人まだ

動いてる!

え...?

そんなわけ...

何...?

顔を出した:

今だっ!

...っと、

急ない危ない...

はいっ!

君...

やるなぁ...

やはり...

飼育員はそこら辺の

死体とはモノが

違うってわけだ...

李くんもこれ!

銃拾った!

弾薬も!

ご褒美を

あげるよっ!

おいおい

案外冷静じゃ

ないか...

何か来る!

伏せてっ!

...っ!

感触...

や、やだ...!

何か顔に...

何...

これっ!

この..

きゃあああっ!

あーあ...

かわいそう。

その内

君たちだって

それの仲間に

なるんだぞぉ?

ジンメンC

みんな

すぐ立って!

近くにいる

人間の腕を

掴んで!!

なんだいそれ、

お遊戯みたいだ...

ふふ...ははっ!

こ、この手は!?

僕です!

みんなどこ..

きゃっ!

...こ、

こけた...

早く立って!

何...?

足下が

不安定:・

...っ!

何この

破壊の跡...

まさか...

遊んでたら

散らかる

もんだろ?

...これを...

全部あんたが

...っ!?

そうだよ、

言ったろ?

僕は檻には

閉じ込められない、

鉄をも砕くんだ。

それより、いいの?

そこのはぐれた君

多分もう死ぬよ?

ひっ...!

早く!

そのまま後ろに

歩いて!

で、でも

足下がっ...

ジンメン

いいのね?

集合しないのね?

殺っちゃって

いいのね?

早く!

こっち!

あっ!

...ふふっ、また

固まってるよ

人間が。

よーし、

じゃあ次っ!

鉄の塊だっ!

いえーす。

くそ...

おちょくって...

散って!

あ〜♪

また散ったぁ♪

はは...ふ...

バカだなぁ

人間って...

そっか...

いつも桜の外から

モノを投げる子供の

気持ちってこれかぁ:

いいなぁ...僕は

こんな無邪気な

僕が好きだ...

あ!

悪ロっ!

さぁ、次は僕も

いっちゃうよぉ!

...っ

キモっ!

きゃああっ!

...っ!

みんな!来る!

あいつ、あちこち

走ってる!

っ...

つかめないっ!

この場所は

迷路みたいに

出入り口が

つながってる!

とにかくまずは

またその場で

手を広げて回っ...

...!

足下がっ...

来るって!

どこから!

きゃっ!

立って!

あんた!

右から

来てる!

今、李くんの

左!

こっち

か!

あ...

早いっ...

だから...っ!

え...右!?

メガネの

あんたから

見てだよ!

今は右っ!

右...だ、

誰の...

くく...

ひぃーひっひっ

ひぃいぃ...

僕を笑い殺す

つもりかぁっ!

...っ!

時間で信頼されている

君が一番場を混乱

させてるじゃないかぁ!!

余計な事を

してくれる

よねぇ...

そこのコウモリ娘...

おもしろいよ...

最初は一番警戒

してたのに...

ほんと

君は...

決めた...

まずは

君からだ...

さぁ...

精一杯顔を

こわばらせて

おくれ...

っ...

この..

笑わせたところで

結局、僕は

じわりとした

恐怖が好きなんだ。

いくぞ...

いくぞ...

さぁ...さぁっ!

三美ちゃん

...っ!

さぁ...っ!

皆さん

伏せてっ!

...っく..

うううっ!

く、ら、ええ

えええっっ!!

李くん!?

きゃあああっ!

......?

やめて!!

そんな撃ったら

また跳弾する!!

...サムいな...

そんなに

撃ったところで

どうせ当たらない。

そんな事...

弾が切れるまで

待つだけだ。

まさか

銃撃の閃光で

辺りを

照らそうと?

むしろ

自分に弾が

跳ぶ。

李くん!

もうやめて!

李くん!

ヤケか..

見てられない

な...

撃ち切った

時点で..

目標変更だ...

奴を殺る...

弾切れが

合図だ。

インターネットで

よしっ

ついた!!

この臭い...

銃身が

オーベーヒー♪

燃えた...!?

そうか..

本くんは...

んっ!

これを狙ってっ...

ジンメンロ

これで

明るくなった。

視野が広がれば

間合いの取れる

銃器が有利!

みんな周りに

注意してっ!!

構えて!

待ち構えるん

です!

あいつまた

こっちに

来てる!

危なっ...

ヒト...

え..

内海...

さん...

第8話最期の

う...

このおおお

おおおっ!

内海...

さん...

内海さんっ!!

ははっ..

あまいねぇ

君たちは...

僕はジンメンで

君らは人間だよ?

そんな反応速度では

そもそも僕を

捕らえられないし、

...っ。

やだ...

内海さん...

だめ..

死なないで...

一発や二発

もらったところで

どうって事

ないねぇ。

いやっ...

心配するな...

いい具合に血が

流れ続けるように

かぶりついた。

ジンメンB

一撃で

終わらせる程

センスの悪い

ボクじゃない...

恐怖と

共にィっ!!

じっくり

仲間の死を

見届けるといい...

きゃああ

あっ!

火が...

フツクイ...

ははは...っ。

その明かりは

まさに君たちの

命の灯火...

順番に

かき消して

あげようっ。

くそおっ!

やだ..やだ...

なんで...

こん...

こんな

ところで...

内海さん...っ!

...っやめて...

もう...

しゃべらないで...

まだ

光はある...

だいじょ...ぶ.

だめ...まだ

だめよ...

...でも..

そんな...

あたしに

てきる事

なんて...

てき...る...

あなたにだって

てきることは...

ある...

覚悟の...

中に...

光を...

...

いい...え

周りを...

みて...

黙って

役立たず!

生きるか死ぬか

瀬戸際の時に:!

内海さん!

生きるか

死ぬか..

おとなしく

周りに注意

してっ!

...そうだ...

怖がったら

だめだ!!

周りを見て...

暗闇に

光を...

.....

消えない

火...

スプリンクラーは...

壊されて

使えない...

......

あのバイブだけ...

無傷...?

っ.....

これだけ

周りが

破壊されている

のに...

このっ...

はぁ...?

見て!あの

太いパイプ!

おい!

ふざけんな!

殺す

こ...

壊れない...

...?それが

どうしたって!!

あそこだけ

かなり頑丈

なんです!

考えてみて

ください!

ミズカガミは、

室内にいた

ジンメンも

元に戻した!

この重要施設の

中には

オオカガミの

設備がある...

その中で、

無闇に壊れない

頑丈なパイプの

中を通ってるの

って...

......!

あれがオオカガミ

の...っ!

きゃぁあああっ!

...っ!

これがっ...

オオカ...

腕がアア

アアアァッ!

厄介なものに

気付いてくれるね。

ホント..

...でもさ...

だから

どうだってん

だい?

あのブタ曰く、

その水の効果は

ジンメンを元の

姿の動物に反すって

事らしい。

でも、そこの

飼育員も確か

一度浴びた

らしいよね。

君たち飼育員は

実験の末もはや

元の遺伝子は

動物のそれに

近くなった。

その姿から察するに

君たちも僕らと

同様、ワクチンを

摂取すると動物に

なってしまうんだろ?

外にいる

吾郷くんや

メスゴリラと

同じように..

いくらオオカガミを

見つけたからって

それは君らに

とってもただの毒だ。

...っ!

状況は

変わらず

絶望的だねぇ...

ねぇ...

次は...誰に

いこうか...

くそ...っ。

ちょ...

内海さんっ。

聞きなさい...

よ..

聞けよバカ..

ねぇ...わたしに

考えが...

あんたら

いい加減..

き...

っ!

......!

そうよ...

こっち向いて。

私に考えが

あるの...

な...っ!?

瀕死の状態

だったハズ

じゃ...

この気迫は...っ!?

こっちに...

来なさい..

な、何...

.....あのね...

私がいれば...

あいつを倒せる。

え...?

やっぱこいつ

まともじゃ...

こちゃごちゃと

うるさい!!

いいから話を

聞きなさい...

私がいれば...

あいつを

倒せる...

第8話「今持

...は...?

あんた

ふざけて...

バラバラに

挑んでも

死ぬだけでしょ...

っ.....

あいつは一見、

恐怖を煽るのを

趣向とした狂人

ぶってるけど...

どうせなら

一矢報いたいとは

思わないの...

体が大きくて力も

あるけど、

本質はあのヤギ

とも似ている...

お願い..

私たちにも

協力させて...

それを

利用するの...

私みたいに一番

弱い人間から

狙ったり

モノを投げて

率制したり...

今までのジンメン

よりも人間的...

きっと猜疑心も

持っている

......

...なんだ?

...なんだ!!

...コイツらま

;作戦会議

でもして...

そんな事

てきるわけ

ないでしょ!

所詮ただの

妄言か...

なんでこんな

死に損ないに

耳を貸したのか

...っ。

そんな...っ。

聞いたあたしが

バカだった。

おいおい!!

作戦会議で

仲違いかい?

せっかくの

チャンスを...

いいんだよ

人間は頭しか

使えないん

だからもっと...

っ...

李くん

集中して!

ケガは!?

まだ...

ギリギリ..

またどこから

来るか..

ぐ...

うっ...

李くん!!

李くん!

大丈夫!?

え...ええ...

いいのかなぁ?

なんだよ...

もう終わりに

なっちゃうの

かな?

...っくそ...

この..

くるなぁあ

ああっ!

はははほははっ!!

とうとう

追いつめられた

って感じかい?

この...っ!

いいねぇ...

梓がってた顔が

一気に歪む

瞬間だ!

くそっ...

くそっ!

くそっ!

くそぉ...

なんだぁ...

弾切れかい?

もう終わりも

近いかぁ...

...っ。

ねぇ...

もう最後かも

しれないから、

...やだ...

そんな...

ごめんね...

ヒトミちゃん...

あたしも...もう...

内海さんっ...

聞いて...

......

私...文化部に

入りたかったの。

報道部じゃ

なくてね...

今更

なんのっ...

やりたくない事を

やらされてるって

本当に苦痛じゃない?

ても...ある時、

一家強盗殺人事件の

現場の取材をしてから

その意識は変わった。

想定外の事が

起こりうる

世の中で、

無知ほど危険な

ものはない...

私の場合はそれの

ハードモード...

プラックもブラッグ:

誰の日常にも

殺人事件は起こりうる...

この事件を知らない

人間はきっと今も

不用心に生活している。

皆、この社会に潜む

危険にも、悪にも

いざという時

抗えない...ても...

今私だけがその危険を

伝える事ができる。

その瞬間...

そこに過去の

私はいなかった...

陳腐で理解し難い

正義感かもしれない

けど...私には

確かに使命ができた。

そして...それが

いつしか欲望へと

変わって行った...

ジンメント

悔しい...

この事件で...

政府が人々を

利用して...

みんなが...

仲間がひどい目に

あわされた...

.....

悔しい

のよ...っ。

なのに...このまま

何も...誰にも

伝えられずに..

私だけ:死んでる

場合じゃないのに...

...っ。

内海さ...

ぐ...っ。

さぁ...

締めだ...

恐怖の色も現えない

死に体にはもう

飽きた...

やだっ...

最後くらい:

派手に叫んで

くれよおおっ!

よし:

きたっ...

はーっほっはっは!

...っ!!?

っ。

メガネッ!

そっちに行った!

最後に...

伝えられて

よかった...

ヒトミちゃん...

手伝ってくれて

ありがとう...

暗闇の中に

光を見いだせ...

マサトくんと...

仲良くね。

これが最期の:

がっ...!

...

め...

目がぁっ!!

おおおォお

おおっっ!!

シンプル

...

ブッサイク

ねえ。

ががあああぁああ、

ぁあぁあああっっ

あ...ああ...

あ...

や...っ..

やった!

やりましたよ...っ、

うつみさ...

う...

内海...

さん...

......

ヒトミちゃん...

あなたに...

伝えたい

事が...

わかりました

内海さん...

このデータは

必ず外に...

内海さんの

伝えたかった

事は...

私が必ず

みんなに..

内海さん...っ!!

内海さん...

私が必ず..

第8話「ヒトミ

このデータを

外に持って

行きます...!

必ずっ...

......

ぐっ...

て、手伝って

くれると

助かります...

あ...っ!

すぐ手当て

します!

内海さん...

.....

...正直...

驚かされ

ましタ...

内海さんがあの時...

僕らに作戦を聞かせて

くれなかっタら...

全員...

やられていタ...

必死に

僕らを説得

してくれ

なかっタら...

何...あんたに

何ができんのよ!?

三美さん...

さっき攻撃した

場所以外で

オオカガミの

バイブの位置を

つきとめて...

聞いて...

私に考えが

あるの...

でも...あいつは

もうオオカガミの

パイプを警戒して...

ヤツは明らかに

オオカガミを

恐れている...

そこに勝機が

あるわ...

見つけたら...

少しでもその

パイプに

ダメージを

与えて...

そうよ...

だから注意を

そらすために

囮にもなって

もらうわ。

ヤケになった

フリでもして

撃ちまくれば...

ちょ、あんた!

何!?囮って

簡単に言って...

大丈夫よ、

観察したわ...

あいつは

恐怖を与える事に

執着する反面、

自分が傷つく

事にも

かなり敏感よ。

少しでも疑いが

あれば簡単には

近づいてこない:

っ...

とはいえ危険の

排除は最優先に

するはず。

弾切れしたフリを

して弱みを見せれば

すぐに襲ってくるわ:

李さん、あなたは

それを待ち構えて

三美さんのバック

アップをして、

え、あ

はい。

でもその瞬間は

銃を見せるだけ、

撃っちゃ駄目。

その場をしのいだ

ゾンマーは私たちの

作戦を破ったと思い、

新たな恐怖を

与える方法に出る。

ヤツは見せしめに

きっと一番弱った

私を殺しに来る。

そして李さんと

三美さんの

向こう側には

私とヒトミちゃん、

油断して!

まっすぐ

確実に。

そこにカメラの

フラッシュで、

すかさず

李さん、三美さんは

隠していた武器で

パイプを撃ちまくって。

暗闇に慣れた

目をくらませる。

離れた場所なら

あなた達にも

オオカガミの

危害は及ばない。

で、でもそんな

上手くは...

いいから

やりなさいっ...

内海さんは全てを

計算してタ...

あなた達は

生き残り

なさいっ...

彼女の

今際の際に

僕はとてつもない

生命力を感じダ...

この作戦は

ゾンマーの性格を

考慮しないと

成功できなかっタ。

私たちはあいつの

純粋な戦闘能力に

怯えるだけだったけど、

内海さんは違っていた。

恐怖に怯えながらも

冷静にゾンマーを分析していた...

そして到底

敵わない

巨大な敵を

どうやって狩るか

考えていた...

この人は人間として

敵に立ち向かって

いた...

それは人間だけが

てきる戦い方...

動物みたいに

怯えるだけの

私たちと違って...

人間だけが持つ

勇気と覚悟...

結局この中で

一番強かったのは、

人間としての

誇りを持って

戦い続けた

内海さんだった

って事ね...

.....

そうです...

だから...

前に進み

ましょう。

ん?

だから

お願いです...

私を守って

くださいっ!

は?

私は...うっ!!

内海さんが

見て来た全ての

データを

人は...じゃい

人類は...

命をかけて

守るからっ...

.....

このデータには

全ての悲劇が

詰まってる...

たくさんの

人の無念がっ...

ジンメンに

なんて

やられない!

私はここで

起きた事を

絶対に溝の外に

知らせなくちゃ

いけないんです。

絶対に

生き残って

外に出るっ!

二人だって

動物なんかじゃ

ない..

人間なんです...

人間は...

群れで敵を

倒してきた...

人それぞれに

役割を持って

団結して

ここまできた...

勝手に聞こえるけど、

私は弱いから..

これに命をかけるしか

てきないんです。

私たちはこの事を

外に持って行って

皆に知らせるんです。

人類を

守るために...

協力して

くださいっ...

ふんっ

そんな事...

ジンメンの恐怖を。

奴らの行為を。

.....

言われ

なく

まだだあああぁああ

ぁぁあああっ!!

ぐあっ!

くっそが!!

こんなところで

終われるか...

ようやく

自由に

なったんだっ!

コイツッ!

まだ動けるの!?

こんなっ...

くそっ!

武器:武器は...

くそおおおっ!

こんなところ

でそえええっ!

あっ...

吾郷っ!

嘘...そこに

いるのっ...

私...言葉...

もう...二人に

印藤っ!

だって...

助けに来て...

...くれたんだ

通じて

ないって...

吾郷っ!

離れろっ!

いやだっ!

死にたくない!!

なんでっ

なんでっ!

僕は

なんのために

生まれてっ!

離れろおおっ!

ずっとあんな

動物園でっ!

こんなっ!

ただ生きている

だけっ!

食べて...

交尾して...

産んで...

こんな

人生っ...

こんな...

...人生?

寝て死ぬ

だけなんて

...っ!

こ...

......

動物の

時は..

違う...

こんな事..

...そっか...

前は..

これが

ジンメンの、

ここまで明確に...

...考えて

なかった?

これが

不安...

これが...

恐怖っ...

これが

人間の...

...はは...

はっ..

なら...人間...

にんげん...

...って...

なんて

かわいそうな...

い...え..

も...

倒した..

......た。

吾郷...

印藤...

戻って

きてくれて

ありがとう。

...ねぇ...

あんた。

さっきの何...?

守ってくださいって...

弱いから

守られるのが

当然と思ってんの?

そんなのは

あんたが

決める事じゃ

ないんだよ。

...

あんたは

内海さんの遺志を

受け継いだ。

もう守られる

だけの

価値がある。

だから私たちは

必ずあんたを

守るよ。

あんたは絶対

そのデータを

外に持ち出す

のよ。

命を

かけてね。

はいっ!

第87話

どこだ...

一体

どこに...

見当たらない

わね...

なんで

見つから

ないんだ...

ヒトミ...みんな...

焦らず

捜し続ける

わよ。

山頂を目指し

ながら...

中への入り口を

捜しながらね...

みんなっ!

頼む!返事して

くれええ!

李いい!

三美っちいいっ!

っ...

おーい!

ヒトミー!

内海さんー!

だめだ...

全然返事が

ない...

ああ...

この大量の水が

落ちるような音に

全てかき消されている。

だ、大丈夫

なのか??

...もし...

下に池でも

あれば...

下に降りれば

わか

ストップ

待ちなさい。

...そんなの

ヘラジカに

踏まれてどうか

しちゃったの?

で、でも

もし下が

池ならって:

もしよ、

もーし!

下がコンクリート

なら飛び降りた

全員がおだぶつよ。

そんなの

わからないじゃ

ないか!

そうよ、

わからないわ。

だからまずは

上を目指すわよ。

見た限り..

この下には何か

大きな構造体が

広がっている...

なら登りながら

捜してみるわよ。

最初の目的を

ブレさせるべき

じゃないわ。

爆発で露出する

くらいだもの。

きっとまだ

どこかに出入り口が

あるはずだわ。

...わかった...

...行くよ。

私たちは山頂に

何かがあると信じて

ここまで登って来た。

っ...

あら、

ものわかりが

良くなって

きたじゃない。

にしても、

変よ...変すぎ。

ここまで

一匹もジンメンが

出てこないなんて!!

逆に

不気味よ...

もう山頂も

近いって

いうのにっ...

ああ...

そうだな...

......

...なんだろ...

諦めたのかな。

んなわけ

ないでしょ

タコ。

今まで

どれだけ必死に

逃げて来たと

思ってんの。

あいつらの事よ...

まだ何かあるに

決まっている...

ここまで来て

何もないって事の

方がおかしいわ。

...!

心しなさい...

一歩進む度に

危険度は

増して行ってる

のよ..

ジンメンロ

きっとオオカガミは

人類最後の一手よ。

これを

逃したらもう

後はないと

思いなさい。

油断しちゃ

だめ..

さぁ...

もう着くわよ。

みんな...

構えてっ...

な...

何よ...これっ!?

こんなもの..

不二山には

なかったよな!?

当たり前

でしょっ!

い、いつ

できたんだ

これ..

どうもー!

いらっしゃ

〜いっ!

あら、どうしたの?

そんなとこで

雨まってないで...

どうぞ〜

中に...

っ...

いらっしゃ〜い♡

うわあああっ!

ぐあっ!

...そ...

一体...

なんだ...

っ...

ジンメ...

待って

いましたよ。

な...何を

言って..

こいつら...

どこからっ!

ここまで

来るのをね

はっ...見栄

張っちゃって。

あたしらは

ジンメンを

滅ぼしに

山頂まで来た!

とうとう

追いつめたわ!!

あんたをぶっ潰す!!

見栄っ張りは

あんたの

方でしょ~~

そして

あんたらは

ここまであたしらを

止められなかった。

目え

見えてます?

やる気があれば

あんたらは

すぐにこの場で

バラバラよ。

ならなぜ

それを

しないか...?

それはじゃんう

主人公への

愛よ。

......

あんたらは

RPGゲームの魔王の

気持ち、

考えた事ある?

え..

は...??

な...?

何言って...

マサトくん...

気付いて

くれたかしら?

お...

俺...?

一体

なんのために...

しかも

そこにいる

主人公はさ、

何それ...つまり

マサトちゃんの

ために今まで

手加減していた

って事...!?

そーんなの、

逃げてるだけの

あんたらに

言う訳ないでしょ。

なんだ...

なんだよ

成長って...

驚く程

成長しないん

だよねぇ。

......

そのままの

意味よ。

確かにあなたの

能力は覚醒

しつつあるけど...

またまた

弱点を克服

できていない。

あなた...

自分が実験体だって

知った訳でしょう?

そして自分は

特別だと知った..

そ...それは...

な...!

もう自分の

能力の正体も

ほぼ理解して

いるんでしょ?

ふふ:わかってる...

あなたはきっと

それに向き合えない

理由と...思い出がある。

実験で生み出された

自分に与えられた

本当の役割を...

あなたが精神的に

子供だって事は

知っている

けど...

や、役割

なんてない!

でも...

純粋だからこそ

気付いている

ハズよ?

俺は動物と

人間の両方を

守...

その言葉。

今どれだけの

自信を持って

言えるのかしら。

っ...

そう..

あなたの力は...

動物にも

人間にも

有効なんです。

あなたが極度に

ストレスを感じた時:

周りの動物はそれに

影響されて行動にも

変化があったハズ:

それにより

危機を脱して

きた反面...

その力は

段々と人間にも

影響を及ぼす

ようになった..

ヴィンター

から報告は

受けている。

あなた..

彼に頭を潰されて

死にかけたのに...

意図的に感情を抑えて

能力を封じた様子が

あったって..

そ、そんな事

あるんだよ。

もうお前は

自分の力を

制御でさ

かけている。

...っ!

だから敢えて、

もう一度聞く。

あんたは

結局、

動物と

人間、

どっちの

味方なの?

お、俺は

お前を倒して

両方を...

しゃらくせぇん

だよ。

いいから

答えろ

クソガキ。

この世には

食う生物と

食われる生物...

一ジンメン図・完了

どっちかしか

いねぇんだ。

おーい、あごー、

聞いてんのかー

ちょっとは反応じろー。

ウルセーぞよっぱらい、口から手を離せ。

ウルセーぞ

はっはらい、

口から手を

離せ。

あー、

わかったー

照れてんだなー?

いーから

寝てろ。

あ!!

今、手握ったろ!

手!ほら!

やっぱー。

オメーが

勝手に掴んでる

だけだろが。

んなこと言ってー、

ぜってー家行って

なんかする気だろー!!

おう、そりゃな。

嫌か?

......え

あ...いや...まぁ..

........

おう。

...そっか...

おう。

安堂さん...

全然魚が

釣れないんです!!

ほぇ...

なんでだ?

多分ですけど

あなたが

泳いで魚を

とるからなんですよ。

ええ...ここは

「釣り堀」って言って

釣りをする

場所なんて...

ええ..

おらのせいか?

ふーん...

めんどくさい

事するんだな。

...あと...

向こうの二人も...

ああ!

楽しそうだな!

ん?

どうした?

泣いてんのか?

...もう...

なんでも

ないです。

永長...

三美のこと

なんだけどな...

ええ、よかったわ...

あの子、前よりも

少し明るくなった

みたい...

キレイ!

ああ、まぁ

それはいいんだ。

ただ少し勤務態度

でな...

そうね...最近は

みんなとも

うまくやってるわ

あの子の過去は

わからないけど

私には少しずつ

心を開いて

いってるみたい。

うん、まぁそれも

微笑ましいんだけどな。

だからこそお前から

あいつに実務的なことで

もっとアドバイスを...

わかってる、大丈夫。

仕事は少しずつ

覚えてっているわ..

ただ働く人間の心構え

としてはちょっとだけ

大人気ないところが

あるけど...

ちょっとじゃないよ、

だいぶだよ、

あいつまた

からかわれて

子供追いかけてるだろ。

客を。本気で。...

大人が子供に死ねって

最悪だよっ。

ふふ...そうね..:

確かに..

でも逆に成長が

楽しみじゃない?

逆とかないよ!

今やって

くれよ!

おーい

もう男子の

風呂の時間は

終わるからさっさと

済ませろよー。

ったくいちいち

うるせーヤツだ。

これだから

フロで前を

隠すヤツは...

永長を見習え。

ん?何か

呼んだ?

呼んでない。

というかちゃんと

シャワーは

パーテーションの

内側で浴びろ、

水が飛ぶだろ。

別にいいでしょ、

少しくらい、

それとも照れてる?

ならほら...

出すな。

いいからもう少し悪いと思っていた

お前は人の迷惑を...

うおおっ!

永長!結構デケーな

お前!

ほら、比べるぞ。

あら、いいわよ

竹くらべね。

なんだよ

竹くらべって...

いいから

早く出ろよ。

この風呂場、

着替え場だけ

男女別て浴場の

中の音が聞こえ

にくいんだから...

うっかり時間

でも間違えたら...

ジンメン@

サンデーうぇぷり少年サンデーコミックス

2018年8月14日初版第1刷発行

ISBN978-4--09-128457-0

発行者

印刷所

カトウタカヒロ

CPakahicoKatoプリ&

...

中央精版印刷株式会社

「サンデーうぇぶり」2018年に月29日配信が一つ月9日日記念分以降終わり

連載担当/町田尚太

建築の三十八四四八半行本編集責任ノ村上正直

単行本編集/町田尚太有瀬川昌龍(アイブロダクション)

で、(〒101-8001)東京都千代田区一ツ橋二の三の

発行所

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TEL

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