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sHONENSUNDAYCOMICSSPECIAI

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ここまで、

カトゥ々カヒロ

TAKAHIRのKATO-PRESENTS

135話

警駆除

第137話

第136話

第134話

ゾNTS

みんなを

ばくらの

必ずみんな

の先

混乱

第143話

第145話

マサト

28188138

38話

第142話

第140話

第139話

185

第144話

165

...

1000悪党?

和解

マサト..

どうするの..

この先..

まだ

行く場所が

あるなら

早く行かないと...

...

...いや、

もう十分だ。

これから

父さんと一緒に、

ジンメン達の

集まっていそうな

場所に向かう。

...それで全部を

終わらせる。

そこで俺は

力を使い切る。

本当にもう

やりたい事は

ないの?

...

......!

うそ...

賢明だな。

山磁波網が

破れて鳥たちが

外に出るのも

もう間もなくだ。

ここまでて

区切りは

つけたんだろ。

お父さん...

それはマサトが

決める事で

あって、

さもなければ

人類は滅亡する。

...!!

お前の力は

それを防ぐ

為のものだ。

自分の使命を

忘れるな。

何...?

使命なんて

どうでもいい。

気づいたよ..

確かに...

俺の命があれば

人類は滅亡せずに

済む。

.....!

動物たちだって

救えるかも

しれない...

ても俺は...

いまここにいる

みんなや...

俺が大切だと

思える近しい

人たちを助ける為に

この力を使いたい。

李さん、

三美さん、

中田さんや

みんな...

俺が生きて

欲しいって

思える

誰かの為に...!

もう

話したい人には

話せたし...ね...

ても...あと

一人...

ヒトミ...

え...?

ヒトミは..

俺がどんな状態

でもここまで

ずっと俺の事を

考えてくれた:

...ありがとう...

.....ヒトミ...

自分がどんな

ひどい状況に

巻き込まれて

も...

俺は:

ヒトミの

事が...

ぐ...あ..

爆発...?

...え?

何が...?

なんで...!?

...?

隕石...!?

いや...!

...あれは...

光の...

...ミサイル

だ...!

きゃあああっ!

...くそ...

なんで

今更...っ!

みんな!

地下に

避難だっ!

目標、

反応消失。

構うな。

深追いすると

こっちが溝の

電磁波網に入って

真っ逆さまだ。

はい..

座標だけ確認して

あとは目標に弾を

プチ込めるように

すればいい。

例のヘリの

二の舞は

ごめんだ。

にしても...

昼間の鳥の群れは

どこに行ったん

ですかね...

了解。

それを捜すのも

任務だ。

...なんでこんな

事になっち

まったんだか..

まさか人間まで

怪物にしちまう

ウイルスなんて

な...

総理...

本当に

よかったの

でしょうか...

今更言って

なんになる。

ジンメン囮

...計画には

鳥類のジンメン化は

想定されて

いなかった。

もはやなりふり

構っては

いられんのだ...

この国を

守る為には

な...

...との事です。

だが...それが

確認できて

しまった以上、

...それでは

さきほどの会見の

様子をどうぞ...

.....

...音を上げろ。

不二地震の

地盤沈下について

調査の報告が

あがりましたので

お伝えします。

未公開情報等も

ございますので

細かな情報は後ほど

関係各所からも報告

させていただきます。

えー、来ねてより

地盤沈下の可能性は

一部、示唆されており、

その予測まで

至らなかった点は

大変申し訳なく

思っております。

えー...

こちら

ですね...

加えて

もう一つ、

不二山の地下部分に

存在していた巨大な

空洞について...

以前より専門機関で

行われていた調査により

独自の生態系を

持つ動植物の

存在が確認されて

います。

未だ未調査だった

空間にいた

それらの生物は...

今回の地震変動で

地上に出た

可能性があり、

本日未明に

確認された鳥類の

ような影も、

その一つであると

専門委員会で

結論が出ています。

ジンメンR

これらが人に

感染、発症した際の

致死率は非常に高く、

同時に、

強毒で

感染力の非常に高い

ウイルスを

保菌している事も

確認されました。

未だ海の内側に

残されている被災者の

確認を急くと共に、

最悪の場合、

列島がパンデミックに

襲われる危険性も

ございます。

感染した

石雪鳥獣の駅除、

今後の余震等に

よる広域避難も

視野に入れた、

災害緊急事態

宣言を、

発令します。

今回の

未曾有の事態に

対処すべく

現在、自衛隊や

関係各所と

連絡を取り、

今後、大規模な

作戦の実施を...

どうでもいい...

...しかし...

いいのですか

本当に。

だが、知りすぎた

民間人は

国にとっては

敵と変わらん。

この後...

記者たちの質問が

豪雨さながらて...

今はどうやって

鳥どもを

抑えるかを

優先する。

まだ溝の内側

には民間人が..

わかって

いる...!

国家を

脅かす存在だ。

だからこそ

自衛隊には、

民間人の虐殺

などという命令は

出せんからな。

戦闘音も

地震活動の

一環として

無理くり

まとめあげろ。

溝に残った人間は

すでに感染した

怪物であり、

駆除の目標であるとの

極秘指令を出した。

不二山付近は

生物汚染区域に

指定し、

...!!

国家とは多くの

礎と秘密によって

成り立つ。

今後100年は

満の付近には

民間人を

近づけさせは

しない。

だが...秤を

持つ人間は

常に選択せねば

ならんのだ...!

......

いいな...

これら全て、

我々、政府、

人間が起こした

事ではない。

全て処理

するのだ。

これらは

全て...

自然災害に

よる...

痛みなのだ

と...!

きゃぁあああっ!

ぐ...うう...

なんでっ...

なんでいきなり

ミサイルがっ!

一体

誰がっ!

わからない!

...まさか...

政府のやつら...

うそ...

俺たちごと

ジンメン計画の

証拠を消そうって

つもりじゃ...

鳥が出てきた事が

決め手に

なったのかも

しれないな...

なんでいまさら

今更...

...とにかく...

今はここで

じっと

するしか...!

きっと...時間を

かけて段取りは

していたんだろ...

っ.....

...ひでぇ...

きっと本物の

戦争ても...

こんな火は

見られない

だろうな...

当然だ。

こっちが一方的に

焼いている

だけだからな。

電磁波網が

効いている

間は溝の外に

鳥は出られない。

今はなりを

潜めている

だろうが...

......

唯一溝を越え

られる生物だ。

今のうちに

殲滅せねば。

面で制圧して

いけば必ず

尻尾を出す。

その為に..

本来国際条約で

禁止されている

兵器も投入

されているん

だからな。

...クラスター

爆弾...

ああ...

......なぁ..

本当にこの下に

人はいないと

思うか...!?

いても

ウイルスで

化け物に

なっちまって

るんだろ。

それも

駆除しろってのが

上からのお達しだ。

っ...

やっぱり

正気じゃ

ない...っ!

おい!

何やってる!

機首を戻せ!

ジンメンE

疑問に

思わないのか!?

そんなSFみたいな

事を本気で

信じて...

だめだ...

バカかっ!

それでも

命令は確実に

出ている!

ても...っ!

待て!

なんだ...

何かが

飛び出して...

いいから戻れ!

作戦中...ん!?

溝の方から...

なんだ...?

なんだこれ!?

鳥に...顔!?

なんだっ!

どうした!

な...っ!

あっ。

あ、あれが

命令にあった

新種の動物か!?

な...!?

そんなバカ

な...?

電磁波網の

外には

出られないん

じゃ...っ?

いや...

そうとも

限らない...

ただ...

考えられる

としたら...

一つだ...!

電磁波網の

どこかに、

穴があるっ!

なぜか

わからんが

電磁波網が

聞き始めたんだ...!

確かに...

...??

間違いじゃ

なさそうだ...

今までなかった

小さな動く熱源が

いくつも...っ!

いや...っ

大量に...っ!

電磁波網に

穴があいた

可能性あり!

・っ!

全機に告ぐっ!

鳥の化け物が

一匹そこから

出てきたっ!

いや...っ、

大量の鳥が...

出てこようと

している...!

援護っ!

援護をっ!

「バイクッ

絶対に...

げ...

外には

出させないっ!

リビングと

また一匹

越えてきたっ!

任せろっ!

たかがいっぴき

一匹...

仕留め:

...!?

何が起きた...

おい!

気を抜くな!

絶対に外には...

なんだ...

また一匹!

出さ

おいっ!

二機も

落ちたぞっ!

流れ弾か!?

...いや...

やっらぁ

捨て身で...

一体

どうなって

る!?

まさか...っ。

違う...

正確に

コックピットと

エンジンを

狙ってきて

いるんだ...

・っ!

...ああ...

バードストライク

だ...っ!

全機に告ぐっ!

バード

ストライクに

注意しろっ!

ぼくの

捨て身で

正確にっ...

突っこんで...

こいつら

想像以上に

厄介だっ...!

......

全機...っ!

溝の外側に

鳥どもを

出すなッッ!!

まだまだ

電磁波網の

穴は小さい!

常に攻撃の手を

絞めるなっ!

出てきました!

今度は

3匹同時にっ!

逃がすなっ!

送距離から

仕留めろっ!

っ...!

.....っ!

キリがない...っ!

.....

さっきより

調音が

減った...?

ジンメンB

もう

この辺りへの

攻撃は

止んだん

てしょうか...

うん...?

見て

こよう...

うん、

かなり遠くに

行ったみたい..

どう?

もう攻撃は...

確かに...

ズズン...

...なんだ...

これ..

ここ...

どこだよ...っ!

僕らの...

火の海..

サファリ...

っ...

...

地獄だ...

...自衛隊の

戦闘機...!

墜落していく...

溝の内側に

入ったのか...?

あれかっ...

やつらが

これを...

...ん!?

いえ...ても

空中で爆発

するなんて...

......!

違う...!

...あ...っ!

鳥だ...っ!

え...っ!

鳥たちが

戦闘機を攻撃

しているん

だ...っ!

でも、

電磁波網がある

限り、ジンメンは

満の外には

出られないって...

...きっと

溶け始め

たんだ...

全部消えるのに

1日かかるって

だけで...

鳥たちは最初の

穴を見つけて

外に出ようと

している...!

...っ!

鳥は電磁波に

敏感なんだ...

もしかしたら

昼間に鳥たちが空を

埋め尽くしていたのは、

電磁波網の弱い

部分を見つける為。

その後、

急に

いなくなったのも

ジンメン囮

攻撃を見越して

一旦潜む為

だったのか...!

てもなんて...

電磁波網が

全部消えるのを

待っていれば...

きっと...

それは...

やっぱり

いた。

みつけた。

マサトが

いたよおおおっ!

こいつらっ...

な...っ!

いつの間に...っ!

絶対まだ

生きていると

思って、ずっと

捜していたんだ...

電磁波網が

全て消えた後の

方が容易に溝の

外に出られるけど、

それを待って

オオカガミを

発動されたら

元も子もない。

だからこそ保険を

かけて、電磁波網の

小さな穴でも先に

出てしまおうと

したけど...

でもこれで..

あんし...

マサト...っ。

逆に都合が

いいよ

俺の力は

それを向ける

動物がいないと

どうしようも

なかった...

ても...これなら

俺の力の

使いどころが

ある...

こんな火の海じゃ

誰も出てこない

だろうと思ってた

けど...

これで、

みんなを

助けられる。

マサト...!

まって!

へリ?

どういう事だ!?

まさか自衛隊も

溝の内側に

入ってきたの...!?

......!

狙って...

...もしかして

僕らを...

おいおい。

まさか、

忘れたわけじゃ

ないよな。

.....!

日下部

さんっ!?

ああ。

助けに

来たぞ。

く...

必ずみんなを

第137話

日下部さん!?

早くハッチから!

地下にも

ジンメンはいる!

安全な場所まで

連れて行く!

ああ!

助けに来たぞ!

さあっ!

早くっ!

...っ!

はいっ!

いくぞっ!

ちっ!

追うっ!

...っ。

ミズカガミを

発動させたのも

君らなんだろ?

え、ええ...

よかった...!

やっぱり

生き延びて

いたんだな...

やはりな!

おかげで駐屯地を

含む一部地域の

ジンメンは

動物に戻った。

その後俺は

駐屯地に

戻ってな。

ジンメン田

まだ使える

ヘリと乗組員を

見つけて

救助活動を

していた。

だが途中で今度は

鳥のジンメンが

現れたので暫く

身を隠していた。

そして

いなくなった

タイミングて

駐屯地に

戻ろうとしたが、

突如として

ミサイルの

雨あられだ。

我々が必死で

引き返そうと

する道すがら、

つい先ほど

君たちを

見つけたんだ。

君らなら

必ず生きて帰ると

信じていたぞ。

ありがとう

ございます...!

あ...

日下部さん...

いや、

こちらこそ...

...だが...

まだ振り切れた

わけじゃ

ないからな!

駐屯地まで

いけば

仲間が守って

くれるが...!

やつらには

すでにこっちの

リも3機

落とされたっ...!

そんなんじゃ

振り切れない

俺がやる。

マサト

くん...?

マサト...っ!

...まだ...っ..

.....ごめんな、

...ヒトミ、

.....!

わかるんだ...

多分...もう...

俺は...

もうそろそろ

なんだ...

.....っ!

なんだ...

鳥たちが

離れて行く...!?

すごいな...

...!

君がこれを

やっているの

!?

...か...

マサト...

顔が...!

ジンメンR

わかるよ...

明らかに前とは

感覚が違って

きている...

ああ...なんか

なってるの

かもね...

マサトくんっ!

これ以上は:

力を入れても

入れても

抜けていく

っていうか..

もう...

途中で力が抜けて

ピンチになる

なんて...

......っ

いや...

させない...

油断できないよ。

まだ駐屯地には

着いていないんだ。

できない...

みんな

ここまで...

生き抜いて

きたんだから...

みんな...

俺の仲間...

みんなが

身を挺して...

俺を守って

くれたから、

俺が

いられる...

だから...

俺は必ず...

みんなを...

助け...

っ!!

な、なんだっ!

何かに

当たった...っ!

鳥...っ!?

いや、

流れ弾か!?

くそっっ!!

エンジンが

やられたっ!

落ちるっ!

対ショック

姿勢っ!

振り落と

されるなっ!

不時着

するっっ!!

ぐ...あ...

か..

おい...みんな、

無事..

ジンメン...っ..

囲まれた

...っ!

第18話、混乱

っ.....

だめだっ!

囲まれた

...っ!

ジンメン達に

...っ!

...大丈夫だ...

俺が...

や...っ..

ぐ...っ..

う...っ..

.....っ!?

もうマサトくんは

立てない...っ!

こんな...ん.

どうって事..

マサトっ!

ここは

俺たちで...

...だが...

...この戦力で...

この数を...っ!?

や...っ

うぉおおおっ!

やるしか...っ

...

...っ!?

サファリの

動物たちが...

ぬぅ...っ...

うそ...

まさか

私たちを...

助けに来て

くれたのっ!?

ただの動物が

俺たちに勝てる

わけないっしょ...

なんだ...?

それでも

逆らう...?

ふん...っ。

なら...

容赦しない

っしょっ!

...だめだ...

これ以上..

やめてくれっ...

まったく..

無謀もいい

ところだ...

まだっ...

あがいても

無駄だ...

何みのマサトも

もう使えない。

...っ!

増えるのか...!

もう

おとなしく、

ぐさゃぐちゃに

なりなよっ!

な...っ!

...っ

同士討ち...!?

これ...っ..

マサト...っ。

いや...

俺じゃない:・

なんで...

一体...

なぜだっ!

なぜ邪魔を

するっ!

そいつらを

殺らねばっ!

我々は

元の動物に

戻される。

そうだ。

それが

望みだ。

!?

思い出せ...

この顔がついた

時の事を...

次々と

頭に流れこむ

情報、知識。

顔がつく事で

自分自身が何かも

わからず

...何?

一体何を

言って...

俺たちは混乱

していた

同じく顔をかいて

持つ相手に

対して、

ただ恐怖する

事しか

できなかった。

だがその中で、

ぶたえんちょー

だけが誰よりも

早く答えを

持っていた。

俺たちの恐怖を

知っていて

それを利用した。

これを

克服するには

人間を襲う

事だと!

だがそれは

一つの

答えにすぎな

かった。

やつは混乱する

俺たちに

考える暇もなく、

だけだった。

一番簡単な

方法を提示した

だが知識を得た

我々が、もはや人間の

論理に巻き込まれる

必要はもう...

それこそが

弱い考えだ!

なら

やり返せば

いいっ!

俺たちはどんな

牙や爪や角よりも

強い武器を手に

入れた!

勝てなかった

人間にも

勝てるんだっ!

もう理不尽に

人間に命を

奪われる事も

なくなる。

バカがっ!

勝たねば

まず前に進めぬ

のだっ!

勝って

どうする!

その先は!?

えんちょーが

いなくなった今、

誰が我々を

導くっ!

愚かだっ!

先を見据えぬ

戦争など。

やつは結局ただの

豚だった!

強い指導者は

他にもいる!

本来とはなんだ!

今あるままを

受け入れねば

前に進めんのだぞっ!!

そうだ!

人間にも

いいやつがいる!

その全てを

駆逐する事などっ...

阿呆が!

人間「にも」

などと逃げ道を

探すほどに

許しがたい事を

やつらは

やってきたのだ!

違うっ!

全てを元に戻す!

これは本来の

俺たちではないと

何度言わせるっ!!

冷静になれ!

思い出してみろ!

我々の周りにいた

人間の全てが

敵ではなかった

はずだ!

そもそもサファリの

バカどもが

暴れた結果、我々も

ジンメンになったのだ!

今更その罪を好き勝手に

寝そうなどと...

仲間なものか!

本来的に俺たちは

食う側、食われる側に

分かれていたはずだ!!

違う!

僕らはジンメンで

あるからこそ

争わずにいられるんだ!!

戦わねば

殺される!

それは今も昔も

同じだっ!

ならばっ...!

そうだ!

だからこそ

戻ろうと言って

いるんだ!

世界は拡がって

なんていない!

ただ人間の偽物に

成り下がった

だけだ!!

もう嫌だ...

やつらに

殺され続ける

なんて...っ!

我々だから

やるべきなのだ!

実験動物であった

起源の我々だからこそ、

この事態は収束せねば!!

山を荒らされた

経験があるのか!?

親兄弟を目の前で

殺され、内臓を

掻き並られる光景を

見た事はあるかっ!

知ったはずだろう、

知識が記憶となり、

性格を作る!

おすらも!

獲得したものを

簡単に手放したり、

などできるかっ!!

随分と身勝手に

動くじゃないか、

人間気取りの

動物が!

人間は

明らかな敵だっ!

違うっ!

味方にだって

なれる!

マサトは少なくとも

俺たちの味方だ!

動物に戻る

なんて死ぬのと

同じだよっ!

笑っちゃうよ...

何が同じな

モンか...っ!

気づけよっ!

お前らはただ

飼われている

だけじゃない!

動物らしい幸せを、

野生の喜びを

奪われているん

だぞっ!

幸せってなんだよ!

昔はそんな事...

考えてなかった!

もう一度動物に

戻ろう。

向き合うんだ。

改めて。

お前らは

バカだっ!

なんで戻る必要がある!!

新しい世界が

作れるっていうのに!!

復讐なんだよっ!

全部!

私たちには

その権利がある!

押し付け

られたんだっ!

こんな姿...

なりたくは

なかった!

えるんだっ!

いやっ!

だめだっ!

なんだ

これ..

ジンメン

同士が...

争って...

...いや...

伝え合って

いるんだ...

お互いが

お互いの

気持ちを...

生きたい

っていう..

願いを..

命の価値:・

その意味を...

混ぜあって

いるんだ...

わかったよ...

...結局...

獣である

私たちに:

話し合い

など...っ!

待ってくれ...っ!!

...っ。

それても...

動物に戻りたい

やつもいる...

マサト...

そうだ...

みんな生きる

価値がある...

それは...

ジンメンであっても

同じなんだ...

...そうだ...

決めたよ...

親父。

溝の内側で

ジンメンが

オオカガミから

避けられる場所を

教えてくれ。

えっ...

マサトくん!?

.....

決めたって

言ったんだ...

俺は

ジンメンを

救う。

ジンメンにも

生きる権利が

ある...

決めたよ。

親父。

な...っ!

オオカガミ

から避けられる

場所だと!?

溝の内側の

ジンメンが

オオカガミの影響から

避けられる場所を

教えてくれ

マサト!?

...!

それは...

待てっっ!

力を使うなっ!

今無理矢理

神宮博士から聞き

出そうとしたな!?

ここまで

なんの為に

来たと思って

いる!

君は何を

考えている!

今更変切る

気か!?

ジンメンを

動物に戻す為に

ここまで

来たって

言うのに...

そもそも

こいつらは人間を

滅ぼそうとする

敵なんだぞ!?

それを

救うだ

なんて...

こいつらは

自分でジンメンに

なったんじゃない。

こいつらは人間に

勝手に作られて、

俺たちを含めた

人間に勝手に

消されようと

しているんだ。

ジンメン田

っ.....

それでも

僕らが

生き残るには::

こいつらを

消さないと...

身を守る

には..

今、ジンメン達は

俺たちを襲おうと

しているかな...?

全ての生物には

生きる為に

選択をする機会が

あるはずだ。

見て...

だから無理矢理

ジンメンに

されたなら、

戻れるって

選択が

あっても

いい。

でも...人間が

それを無理矢理

奪った。

資様...

やっぱり...

俺たちを

清そうと...!

もちろん

その逆も...

ジンメンで

いたいやつは

ジンメンて

いればいい。

ただし..

もう人間は

襲わないでくれ...

.....

そんな事...

この状況で...

こいつらが

聞くわけ...

きっとみんな

言う事を

聞いて

くれるよ。

その証拠に...

俺はさっきから

親父以外には

力を使っていない。

ジンメン達は、

俺たちの話を聞き、

その意味を

理解しようと

してくれているんだ。

みんなはさっき

言葉を

交わせたんだ。

自分たちの

生きる意味に

ついて。

当然の事

だよな。

生きる意味を

考える暇すら

与えられず、

勝手に

作られて

許しちゃ

いけないんだ...

勝手に!

消される

なんて...

そしてなに

何より、

そんな選択肢すら

与えられなかった

事が、

この戦いの

火種に

なったんだ。

それをまた

奪ったところで

なんの解決にも

ならない...

なんでだ...

ここまで...

...来て...

そんな事を

言われたら...

...っ!!

君を守れると

思ったのに...

もう...

僕だって...

«»

どうしたら

いいか...!

くそ...っ!

ちがうっ!

私たちは

人間だっ!

.....っ!

生き残る

為には...

たたか

こいつらは

俺たちの敵

なんだっ!

ありがとう。

ありがとう

マサト。

私は

ジンメンで

いたい。

な...っ!

あり...?

私も..

俺も..

僕も...

うん。

あたしも...

ジンメンで

いたい...

......!

今まで

すまなかった...

だが少なくとも、

今いる私たちは

もう人間を

襲わない。

その代わり、

ジンメンで

いさせてくれ。

そして、

オオカガミの

起動の邪魔も

しない。

動物に足り

たいやつは

そうして

くれ。

君の言う通りだ。

偶然の産物とはいえ、

ジンメンになった。

......!

...みんな...

わかった...

みんなの

居場所は

確保するよ。

協力も

しよう。

君たちの

為なら

なんでも

しよう。

上にいる

鳥たちにも

話をつけて

みるよ。

その意味を

失いたく

ないんだ。

必ず約束は

守ろう...

すまない...

本当に今まで

すまなかった。

俺も...

あたしも

助ける...

ああっ...

みんな

ありがとう。

うっふっ...

う...あ...

みんな

無事かっ!

せっかく...

みんな...

俺たちは

ジンメンとも、

わかり

合えるんだ...!

.....

それを...

外の人間にも

伝える...

こんな

バカげた事は

もう終わりに

するんだ...!

みんな。

これで最後だ。

今度こそ

外に出るぞ。

ても...

俺に任せろ。

どうやって...

外の人間に..

溝の内側での

出来事を

伝えるんだ...

今まで起こった..

悲惨な全てを...

それは...

決して人間だけに

起きた事じゃ

ないって事を...!

みんな。

もうこれで

最後だ。

外に...?

今度こそ

外に出るぞ。

おお!

2機とも

無事だったか!

でも

どうやって...

みんなで

ヘリに乗って

電磁波網の穴に

突入するんだ。

あの鳥たちの塊は

俺の残りの力で

どうにかする...

っ...!

無謀だ...!

それに、問題は

鳥たちの

攻撃だけじゃ

ないっ。

ても、

日下部さんの

言う通りなら

自衛隊機は

攻撃されない

はずだろ?

君にはもう

そんな力は

残っていない

だろ!

ても...もし

あっちが全てを

消すつもりで

攻撃している

なら...

外からの

攻撃にも

巻き込まれ

ますよ!?

目立つ為に

照明弾なり

使えばいい。

遅かれ早かれ

俺たちは

消される。

人間ごともう

掃討される

なら、

どんなに無謀

でも、その前に

先手を打った

方がいい。

とにかく外に出て、

不時着てもなんでも

地上に

降りられればいい。

そこからは

ヒトミの出番だ。

ジンメン囮

え?

内海さんから

もらったカメラ。

ジンメン研究の

証拠が政府の

弱みなら、

たとえ政府に

狙われても

揺さぶりを

かける事は

てきる。

その情報が

みんなの身を

守ってくれる

はずだ。

だから...

そこまでは

どんな事を

しても、

信じて

くれ...!

俺が

必ずみんなを

外に届ける...!

......!

いいだろう。

飛ばうじゃ

ないか。

息を潜めて

身内の救助を

待とうとも

思ったが、

みんなは

どうだ?

私も、

できる事

ならするよ。

ええ。

その身内から

攻撃されている

以上、

無難に待つより

可能性にかけた

方がよさそうだ。

よし、

ならば、

いくぞっ!

ごめん、

そうはないけど...

いや、それ以外になって

みつけた...

たたき

おとせ...!

...来た...!

鳥とも...

やっら...

人間...

みんなには

指一本

触れさせない...!

......!

マサトっ...

ジンメン囮

ん?

なんだあれ..

〈リか...?

...ウチの...!?

どういう事だ?

溝の内側の

人間は全て化け物に

なったんじゃ...

わからん...か

あれを操縦して

いるのは生存者

かもしれん...!

いや...まだ

わからない...

だが...

身内なら落とす

わけには...!

報告して

上の命令を

待とう。

総理。

先ほど

現場から

報告があり、

満の内側で

自衛隊のヘリが

2機、溝付近を

飛行しているのが

発見されたとの

事です。

溝の内側の

生存者か?

それとも我々の

ヘリが中に入った

のか?

もし関係者で

あっても無用に

暴露する可能性は

低いかと...

何...?

いえ...

そこまでは

確認されて

いないよう

ですが...

.....

そうだな...

どうしましょう

か..

ジンメン囮

それとも

付近の部隊に

緊墜命令を...

いや。

中で起きた

出来事の詳細は

今後の情報操作

にも役立つかも

しれん...

.....

それは

させん。

「民間人の虐殺」と

ならないよう、

あえて生存者を

化け物として

周知させているのだ。

そんな事は

させられん。

ああ...

そんな中、

同族殺しは

余計に角が

立つ。

...そう...

てすか...

彼らには

攻撃させる

な...

く...

ぐ...う...

う...

...っ!?

は...っ..

...っっ!?!?

マサトっ!

大丈夫...まだ

やれる...

ジンメン

このまま

じゃ...

えんちょー

みたいにっ...

ん?

ああ...

あれ...ヘリ..

.....やだ...

もしかして

自衛隊か

どうか確認

して...?

なんだあれ。

気づいて

もらうんだ!

こっちを

見ている

のか...?

信号だ!

信号を

送れ!

«...

ここまで

来たんだ...!

こっちは

味方だって!

きっと...!

わかって

くれる...!

な!

撃って

きたっ!?

くそっっっ!

あがれっ!!

あがれあかれ

あがれあがね

あがれっっ!!

あがれぇっ!

ル・ルル...

なんてっ...!

・っ!

あいつら...

やっぱり...

俺たちを

消そうと...っ

国民を守る

自衛隊に

罪は負わせ

られん。

その為の

処理は

私個人が持つ

特殊部隊て

私的に請け負う。

誰であろうと

満の外には出さん。

全ての

負の遺産は

あの檻の中に

閉じ込める

のだ!

俺たちを外には

出させない

気か...

一体

どうすれば...

く...っ!

なら...

もう見せるしか

ない...

え..

あれがもし

自衛隊じゃないなら

このどさくさて

俺たちを落とそうと

している...

オオカガミを

発動させる。

同時に鳥の中に

隠れて、

一気に外に出る。

一度、みんなの

目の前をクリアに

する。

もし、

自衛隊が味方で

身内の俺たちを

攻撃してくる

ヘリを見つけたら、

撃退してくれる

はず..

.....ても

今のままじゃ

まだ発動

てきないんじゃ...

だって

君はまだ...

これだろ...

いいや...

なんか...

わかったよ...

親父...

...っっ!?

マサト...ッ、

その目...!

マサト..

その目...っ!

ああ...

これが

オオカガミの

鍵なんだろっ...

親父...っ!

あんた、

オオカガミの発動には

俺が死ぬ必要がある

とか言ってさ...

確かに...

死んだ後とは

言わなかった

もんな...

親父から全てを

告げられてから

左目が疼いていた

けど:今になって

出てきたんだ...

きっと...

俺の体ももう

消える...

けどその前に

見えるんだよ..

コードが...

ちがうな。

コードを

読み取ると

間もなくお前は

消滅する。

一度しか

現れぬ

コードを

読み取ると、

...仕様...

お前と共に

永遠に消える

仕様だ。

消えるのか...

そっか...

やっぱ...

俺は最後まで...

人間には...

なれな...

お前の

デザインには

私のDNAの

一部を使った。

...え...?

この計画も...

お前の未来が

消えるのと

同時に消滅

する...

遺伝子上、

お前は

私の息子だ。

今のお前でも

処置をすれば

あと数日は

生きられるだろう。

それは私の

生きた証。

だが...

...っ、

なんて...

未だ見ぬ外の

世界を見る事が

てきるんだ...

なんで

今更...

っっっ。

そんなこっ...

なんだ...

あれは...っ、

さっきこっちを

狙っていた

特殊ヘリです!

落ちたのか!?

なんてっ...

わかりませんっ!

でも...さっき

鳥の群れが

突っこんだようにも...

...っ!

そんなわけ

ないっ。

電磁波網は

まだ..

破られて...

バカな...っ。

電磁波網の穴が

広がって

いるんだっ!

外に出る

鳥たちを

止められなく

なってきている!

このままじゃ

ジンメンがっ...

世界中に...っ!

もうやって

くれっ!

親父...っ!

お前は私の

息子だっ!

...だが...っ!

それを...

俺は本当に

幸せだったん

だ...っ!

仲間に囲まれて

ここで生きて!

ここで死ぬ!

それが証だ!

だから...

でもこのままじゃ

それも残らない!

みんなを救え

ないんだっ!

これ以上

あんたの

子供を...

不幸に

しないで

くれっ...

マサト..

すまなかった...

私も...

お前がいてくれて

幸せだった...

マサ

...っ..

...ト....

この轟音って...

鳥かっ!

まさか...

もう...?

間に合わな...

.....!

あれ...

何...?

......!

これは...!

*1

雲...?

これが..

オオカガミ

...?

第142話間、

何これ...

不二山が...

噴火...?

急に一面に

雲が..

もしかして

これが..

オオカガミ

..?

ァめぇぁぁあぁ

全体っ!

降下っ!

降下だっ!

この雨は、

ヤヴァあぁあ...

...っ!

...何...

雨が...鳥が...

どんどん

落ちていく...!

...そうか...

オオカガミ...

その正体は...

不二山を

使った超出力の、

降雨型

ワクチン散布

システム

だったのか..

.....っ!

しかも地上の

ミズカガミも

発動している...!

もう...

不二の溝の

内側に...

ジンメンたちの

逃げ場はない:

来たっ...

みんなっ!

このスキに

一気に溝の

外側まで

逃げ切るぞっ!!

つかまれっ...

...そんな...

マサト...

イヤ...

ここなら

安全だ...

みんな、

ここだ。

これを使って

外に出るぞ。

こいつらっ!

撃つな。

そのまま

溝の外まで

送れっ...

しぶとい!

変身もだ。

同士討ち。

無駄だ。

死にたく

なければな。

やったぞ...

これだけ

いれば

大丈夫だ。

世界は、

もう...!

ジンメンの

ものだ。

終わり

ヒトミ。

大丈夫だ。

俺がなんとか

する...

マサ...

ああ...

これが俺の

使う最後の

能力...

てもきっと

これからが

もっと大変だ...

やだ...

この惨劇の

全てを伝える

のは難しい...

でも

生き続ければ、

いつか必ず

伝わる。

特別な力

なんて

なくても、

人はみんな

その能力が

あるんだ...

俺はもう

てきない

...けど...

みんなに

伝えてくれ。

.....頑...

...張れよ...

ヒトミは

ちがう。

ヒトミが

感じた事の

全て...を...

最期...だ...

ありがとね

ヒトミ。

俺...

昔からさ、

ヒトミの

事が..

好きだった。

...

第13話

話マサ

..昔からさ...

ヒトミの

事が..

好きだった...

行ったか...

消える...

これで...

よかったんだ:

よかったんだ

...

こんな俺でも

こんな

俺たちでも

った...

伝え続ければ、

最後は

わかり

合えるんだ。

間違っ

なかったんだ...

なぁ...っ!

よかったなァ、

ジンメン囮

特別な

力なんて

なくても、

人には伝える

...能力がある。

俺には..

もう...

できないけど...

ヒトミは...

違う..

みんなに、

伝えてくれ。

ヒトミが

感じた事の

全てを...!

ジンメン囮

やった...!

ついに

溝の外に

出たぞ!

いい...!!

通信も

回復したっ!

何っ!?

救助の

要請を...

だめ

ですよ。

鳥のジンメンが

いたおかげて

攻撃は

止みましたけど、

助けを求めても

ろくな目には

遭わないと

思いますよ。

まだ

終わりじゃ

ありません。

しかし...

私たちは

知っちゃ

いけない事を

知っている。

.....!

それって...

だから

その為に..

...本気...

...なんだな...

はい...!

バッグサーバーのビスで

ジンメンB

見つけた...!

間違い

ありません。

溝の内側から

出てきたヘリを

発見。

満付近の公園に

降りたようです。

今、中を

確認します。

.....中には...

...総理...

誰もいません...

当たり前

だ!

すぐにでも

付近を

捜索しろっ!

...しかし...

これで

はっきり

した...

やつらは

救助を求め

なかった...

そもそも

やつらのヘリの

捜索だけに

どれだけ時間を

かけている!

民間人でも

滝から出てきた者は

全て敵だっ!

もっと人員を

投入しろ!

ローラー作戦だっ!

我々に

追われると思い

逃亡したんだ...

ただでさえ

隠し切るので

必死なのに...

なんと

してでも

捜し出せっ!

これ以上..

かき回させる

わけにはっ...

な、なんだっ?

外ですっ!

何か...

爆発した

ようて...!

...っ!

ぐっ...

と、とにかく

一時避難を!

ジンメン田

総理...

なっ...

あ!?

侵入された

のか...?

まさか...

...え?

まて...

なんだ...

キミは...

第14話交渉

なんだっ...

私は...

不二の溝の

内側から

来ました..

お前は...

総理。

な...っ!

捕らえろ!

今すぐっ!

絶対に...

なァ...!?

ゾウ:っ!?

いや...

こいつは

獣化人間だっ:

そうか...

お前らが

あのヘリで

逃げて来て...!

実験体の:!

くそっ!

警備は

何をして

いる!?

外の人間は

何をやって

いるっ!

ああ...

それなら、

おい、

起きろ!!

ん...?

大した事は

なかったよ..

所詮ただの

人間だ。

くっ...

貴様らァっ...

まさかっ...

復讐でも

しに来たのか...

私たちは

ただお願いを

しに来たんです。

違います。

お願い

だと...?

はい..

まず一つ目は

溝の内側への

攻撃をやめて、

それ以上

喋るなっ!

取り残された人間

全ての救助と

今後の生活の保護を

全面的に保証して

ください。

オオカガミを

起動して

ジンメンへの脅威は

なくなりました。

やめろっ!

これは国家の...

いや、人類の存亡を

かけた

プロジェクトだっ!!

まさか...

それを言う為

だけに飛び込んで

来たのか...!?

バカなっ!

お前らのように

秘密を知った

人間を、

これ以上増やす

わけがない!!

死っ...

ここに...

全てが

詰まって

いました。

...ぬ..!?

中のデータは

私たちが30分以内に

戻ってこなければ

ネットに流すように

仲間に伝えました。

貴様ら...

わかって

いるのか...

私たちの

仲間で...

優秀な記者の

方が遺した

ものです...

だからこそ

二つ目の

お願いは...

......く...

これは国家転校...

無論するつもりは

ありません。

私たちも混乱は

望みません。

ジンメン計画の

全面的な停止

です。

な...っ!

そんな事

てきるわけ

ないだろう!?

それを今更...

それをあなたの

力で終わらせ

るんです。

...!

この計画は

はるか昔から

この国の

根幹で続いてきた!!

人間は万物の

霊長でありながら、

その自覚もなく、

自ら滅びの道を

辿っている。

それはいつしか

他の生命を救う

事にも

繋がる...っ!

たとえ何年

かかっても...!

貴様らは

この計画の

意義を

わかっていない。

だが、その英知は

今後、地球や

他の動物と共に

残す価値がある!

今この計画を

止める事は...

人類を滅亡...

なら滅びて

しまえばいい。

...何!?

ううん...

滅びても

おかしく

なかった...!

それをっ...

あんたごとね。

でも...

......!

私の大好きな

人が犠牲に

なって...

でも...誰もが

人類がどうとか

じゃなくて...

近くの大切な

誰かに生き残って

欲しいって思い

だけて必死だった...

救って

くれたん

です...っ!

結局、あんたみたいに

想ってもない誰かを

救った気になっている

傲慢な妄想が、一番に

人を滅ぼすだけ

なんじゃないの...っ!!

その人

だけじゃない...

そこまでには

多くの犠牲が

あった...

だから私たちは

まだ滅びなくて

済んでいるって

だけ...っ!

言わせて

おけば...

何も

考えられぬ

愚民がっ...

何を言うっ!

増援が

来たか...!

ふん...

情報だと...?

好きなだけ

流せはいい

優秀な人材は

いくらでもいる。

一人の人間が

何を

垂れようが、

日本社会の

中枢を

なめるな。

情報など

流しても

いくらでも

もみ消せる。

社会という

システムの

前で倫理など...

無力。

ギャアアアッ!

!?

かま

わんっ!

なっ!

おいどうしたっ!

くそっ!

まだ仲間が

いた!?

撃てっ!

なんだっ!

おいっ!

ゴリラ

ですっ!

...っ!

何が...っ

そんな動物

ごとき

ライオン

も!!

ちがうん

ですっ!

こいつらっ

人の動きを

読ん...がっ!

く...っ!

なら

ヘリだっ!

上からっ!

早くっ!

撃ち殺せっ!

悪魔...っ!

...くあああっ!

...なんだ...

...う...あっ...

なんだっ!

なんだァっ!!

一体どう

なってるっ!

そしてこれが

三つ目。

私たちはきっと、

あなたより

人が死ぬのを

見てきた。

ひっ!

今後、私たちは

きっとあなたが

どこにいても

見つけられるし、

命を軽んじないで

ください。

だからこそ、

生き残るには

なんでもする

どこにでも

飛んでいける。

暦本総理...

私たちも

あなたと同じ

かもしれません。

相手の生命を

想えなくなれば

それは動物と

同じ。

またあなたが命を

軽んじれば...

その時は...

っ.....

三美さん...

調子は?

大丈夫

日下部さんが

探し出した

獣化薬は

問題なさそう

ぬう...

暦本さん。

簡単にヒトを

殺せるんです。

我々の

負けだ...

ん...?

まさか

神宮さんか...!?

あんたっ...

ああ、

わからんよね

こんな姿じゃ。

その姿:なぜ...

計画自体...

途中から

乗っ取られて

いたんだよ..

実験体にした

ジンメンにね。

な...!

あんたにも

わるい事を

したね...

いや!

だがしかし!

神宮さんが

無事ならまた

計画は再スタート

てきる!

もう一度!

人類の未来を...

いいや、

もう無理だよ。

私は自分の

息子を犠牲に

した。

でも...

あんたに

子供なんて...

...なんで...

そんな...

...だが、

心の底には

私なりの

意義があったの

かもしれん...

いいや、計画の

最終防衛ラインは...

私が遺伝子を

わけたデザイナー

ベイビーだった...

私たちはきっと

身近な命じゃ

ないと...

それが...

目の前に現れ、

...最初は...

戯れのつもり

だったのかも

なぁ...

この計画が

私にとって

どれだけ無価値な

ものか知ったよ..

その価値には

気づけないんだ...

暦本さん...

そこの

女の子でも

わかるような事が

私たちには

わからなかった。

こいつが

自分の命をかけて

私の仕事を

否定して来た

時に..

...これは...

命を軽んじた者への

摂理なのかも

しれないね...

私たちは

命に仕返し

されたんだよ...

減ひるなら

またそれも

いい...

たまには

足掻く事も

大事だが...

種としての

領分を

踏み越えれば、

いつしか

しっぺ返しを

くらう。

次に繋がる種を

残し...いずれ

森引きする

時がくれば、

潔く去るべき

なのさ...

それが...この星に

命を授かった者の

義務なんだ...

...わかった...

あんたが

そう言うなら...

私にはもう

何も言えん...

ジンメン計画は

凍結する...

が...正直

その重荷は

私一人で

背負えるもの

ではないだろう。

その先の

事を

考えるには、

みんなにも

協力して

欲しい...

半年後

第145話

話ジンメン

えー、

そうですね。

今日で不二の溝が

てきて半年が

経ちます...

あの災害で

親しい人を亡くした

方も大勢いる事で

しょうが

僕たちには

それを背負って

前に進む義務が

あると思うんです。

とくに君たちの

本分は勉強です。

未来を作る

君たちは、

今、力を蓄えて...

いつか

大切だった人に

胸を張れる

人間になれるよう、

日々の努力を

怠らず...

あたし...

何やってるん

だろう..

ここからは

不二山が

よく見えます

よね。

集中できない

気持ちも

わかりますし、

ジンメン田

ただ、

あそこはまだ

大規模な

復興をしている

最中です。

興味を持つのも

わかりますが、

ニュース等で

やっているみたいに

未知の病原体も確認

されているのでー

ネットでは

様々な憶測が

飛びかっている様ですが、

もはや僕らの

知っている

不二山はただの

観光地ではなく、

危険指定区域には

面白半分て

近づかないように

してください。

人によっては...

悲しい記憶が

眠る場所です

から..

みんなが

逞しいだけ

なのか...

あれだけの

変なものが

近くに

あるのに、

とは

いっても...

これが

もともと

滸の外の

日常だった

のか..

みんな受け入れている。

みんな

受け入れて

いる。

何事も

なかった

みたいに!!

ジンメンB

ん?

女子高生か...

一般の人は

この区域には...

え、でも...

あ、

だめだよ

ここからは

あの...

おい、

その子は

問題ない。

通せ。

いいから、

お前

来たばっかだろ。

え..

これ..

し、失礼

しました!

どうぞ!

お疲れさんよ。

ありがとう

ございます..

.....!

まぁ、

よくわかるよ。

なんで

あんな女の子が

例の計画の

上級管理権限証を...

...さぁな...

だが...

溝の外縁付近は

政府の復興施設で

埋められている。

相当深く

関わってないと

自由には

歩き回れないのを

彼女はいつも

巡っている。

不二東外東

特別病院

ジンメンB

あの年にしては

相当な地獄を

見てきたはずだ..

なんにせよ..

どうぞ。

ああ...

ヒトミちゃんか...

よく来て

くれたね

いつも

すまない

ね...

それに...ここじゃ

ないとあの時の事は

話せないし...

あ...それて

体調は

どうですか?

いいえ!

あたしが来たくて

来てますから!

...そうか...

ん?ああ、

相変わらず

かな。

俺も驚くよ...

官邸から

去った後、

起きたらここに

いたんだから。

崩れ落ちる

ように倒れて

ましたから...

ジンメンB

聞いたよ。

元研究員の

専門医から...

......

ただてさえ

ゾウのような

大型動物への獣化は

体をボロボロにする。

はは、そっか。

君らの方が

驚いたか。

相当に気を

張っていたん

だろうな...

やはり、清の時の

連続の変身は

相当無茶だった

みたいでね。

...

生きているのが

奇跡とも

言われたよ。

ん?

どうした?

ヒト・

中田さん...

私...何

やってるん

ですかね...

...ヒトミ

ちゃん...

確かにこの国は...

してはいけない

事をやって

いた...

ても...その

使い道が

その悪行を

知らしめる

どころか..

本当に...

あの時の

選択は

正しかったん

てしょうか...

しかも

よりによって

私だけがそれを

忘れたように..

そして...

その証拠を...

内海さんが

命がけて残した...

結局自分を

守るだけに

使って...

中田さんも

みんなも

犠牲にして...

のうのうと

生きていて...

私は..

いいや...

あれで

よかったん

だよ...

俺たちは最初から

計画の職員側

だったし、

内海さんは記者

としてその使命を

果たさなくては

いけなかった。

君が冷静さを失い、

ただ復讐心だけで

計画の全容を

暴露していたら、

だが君は

それを使い、

国を動かした。

被害にあった人は今、

外と隔離されつつも

国によって

社会復帰プログラムを

受けている。

だが...君は

唯一この出来事を

俯瞰して見られる

立場にあった。

聞いているぞ、

ヒトミちゃんが

いつも他の

医療関係施設にも

出入りしている

事は。

溝の内側だけでなく、

この国を信用

できなくなった人間も

苦しんでいたはずだ。

国もきっと両者の

事情を知っている

君を信用して、

唯一外への出入りを

許可しているんだ。

だが実際の

ジンメン計画の事を

知りつつ、

国の機密を守り

外の生活に戻るのは

かなり困難だ...

さっと、外の環境を知る人間と話す事は彼らにとっても希望になっているはずだ。

きっと、外の

環境を知る人間と

話す事は

彼らにとっても

希望になって

いるはずだ。

君は十分

やれる事を

やっているよ。

...でも...

そうですよ。

よくやってると

思います。

流石に

それ以上は

生意気...

李...

今日は顔色が

良さそうですね。

しかし...悪いな

二人とも...

忙しいだろ!

三美さん...!

ああ、

ありがとう

な。

いいえ、

これくらいは。

溝の内側に

残された生存者の

救助はほぼほぼ

完了しましたし、

二次災害の

恐れは今のところ

ないでしょうね。

ジンメンR

何言ってんの。

重病人でしょ。

ジンメンの存在も

確認されて

いません。

...俺も...

行ければ

よかったん

だがな...

でも、実際

事は足りて

いますよ。

邪魔になる

だけだよ

う...む...

神宮博士や元総理が

ジンメン計画の

事後処理の管理責任者を

僕らにやらせる

代わりに、相当な権限を

くれたおかげで、

計画に携わる

ほほ全ての

リソースを

自由に

てきますから。

今まで僕を下に

見ていたやつらを

顎で使うのは

それはもう:

......

...ても...

本当にこれで

よかったん

ですかね...

結局...私たちも

これじゃあ:

...全てが

終わって学校に

行ってみても..

みんな...

驚くほど日常を

受け入れていて...

きっとそれは...

この計画を隠す為に

とんでもない

力が動いていたん

だって考えると...

計画を企てた

悪い人たち側に

飲み込まれて

いるんじゃ

ないかって..

いつかまた

同じような

事が...

僕らは計画の

元責任者連中の

監視が

主な役割でも

あるんですが、

不安で...

たまらなく

て...!

え..

それは

ないですね。

ジンメン計画の

解体の為、

割りと真面目に

働いていますよ。

それにね、

彼らをそう

させたのは、

ヒトミちゃんの

言葉ですよ。

私の...?

まぁ...元々

計画に対して

彼らも疑問は

あったそう

です。

中には

殺されるんじゃ

ないかとも..

ええ。

あなたが計画の

解体という形で

終わらせると

発言した事に

よって、

そして今回の

計画の失敗で

彼らは被害者への

責任に対して、

怯えていた。

今はその使命感に

燃えている人も

少なくはない...

ですが、

...ただ...

彼らにも新たに

職罪の機会が

与えられた。

......

それでも

不届き者は

いるもんでね...

李くんが

そいつの

耳を...

この前ジンメンの

研究データをもって

海外に逃亡しようと

したやつがいてさ。

え?

てもあれは

三美ちゃんの

アイデアじゃ...

冗談じゃん..

まぁとにかく

ヒトミちゃん。

君は

正しい事を

やったんだ。

そしてそれを

維持する為

にも、

私たち

僕ら

がいる。

......!

君が一人で

責任を感じる

事なんて

ない。

何より

ここは、

マサトくんが

残してくれた

世界だ。

君が不安に思う

のもわかる。

だが、彼は

それでも

理解しようと

思いを伝え続け、

それはきっと

君が相手を理解

てきない事を

理解して

いるからだ

最後には

ジンメンとも

理解し合えた。

だから君が

生きている限り、

それがきっと

マサトくんの

願いであり、

君は君の思いを

伝え続けるんだ。

望んだ世界の

在り方だ。

...そう...

ですね...!

私も諦めずに...

やれる事を

やってみます...

きっと

ああ...

こんな不安は

人間が人間で

ある限り

捨て去れない。

だが、

理解する為に

伝える事を

諦めた瞬間、

人は

思いやりを

なくす。

そして...

その果ては...

めちゃいい...

この服セラフちゃんも

うれしい?

かわウィくてー♪

どーしよ

今度のお茶ー!

きれーい...

また注目

されちゃう♪

わかるぅ、

これだけ

たくさんママが

かわいがって

あげてるんだモン♥

気分いいから

明日は私も新しい

お洋服を...

えーっ?

どしたの?

そんなに嬉しい?

幸せすぎ

だよォ♥

やだ!

どうしたの?

セラフ

ちゃんっ!?

なになに?

トゲトゲても

踏んじゃった?

えー、

どうしよっ!

ねぇ?

んねぇ?

大丈夫?

大丈夫なの?

ねっ...

え..

..

おい。

見てんじゃ

ねーよ。

-ジンメン・完

この作品を描き始めてからよく聞かれるのが

「ジンメン」のアイデアはどこからきたのかという質問です。

新人の僕が初めて連載の企画を考えたとき、

5条程出した中で選ばれたのが「人面動物が人を襲う話」でした。

その前に考えていたこととはうえば、街中の猫を見ながら

「パニックホラー一流行ってるもんなー、

みんなが好きなこと・一動物...あ、そういえば人面犬や人面魚は見るけど、

人面猫とか人面象は見たことないなー。」...なんて、その程度。

動物が好きか?とも聞かれますが、それも人並みにとしか思っていませんでした。

MESSAGE

そしてジンメンの連載が決まり1話、2話、3巻、4巻...。

世界を描いていくうちにどんどんと自分の中で考えるべきものが増えていきます。

動物と人間との関係性、人類と地球、生物の進化。

広い視点から人間を体験した考えを持たないいと、この作品には

向き合えず、同時に意識もかわっていきました。

「辛い時は宇宙のことを考えれば自分の小ささを知って

心が楽になる。」なんてことを昔言われたことがありましたが、連載中はその連続。

プライベートでも何かあった時はそれを意識して救われたことが何回もありました。

作品が作者本人の性格にも影響を及ぼすというのはとても妙な体験です。

「こんな変な作品を考えついた人は少しどうかしている。」

なんて、褒め言葉にも似た暴言を出かれることとも多々ありましたが、

今思えばそれは僕自身の問題だけではなく、このテーマに

向き合うことそのものがそのう思わせていた原因だ。ったのかもしれません。

パニックホラーにジャンル分けされる「ジンメン」ですが、読まれる方によって登場人物、

動物、世界観を見て思うことは僕自身が描こううと思ったこと以上に多くあったはずです。

こうやってあとがきを考えようにもあれこれありすぎて、

連載中も想いを終わないいまま走り続けたのが

きっとジンメンという作品だったんだと今更ながら感じています。

吐き出すだけ出き出してこのままでいいのか.....なんて迷いもありますが、

それほどに「ジンメンJとは頭を悩ませるテーマだったのかもしれません。

尽きないアイデアと想いいを与えてくれる題材と出会えて僕は幸運でした。

最後に、新人だった僕にジンメンと出会わせてくれて、

最後まで描かせてくれた担当編集さん、そのれを世に出してくれた小学館さん、関係者の皆様、

あのときの猫、井の頭公園のはな子。

そして手元にとり、ここまで読んでいただいわた親愛なる読者の皆様。

本当にこれまでありがとそうございました。

次回作も、どうかよろしくお願い致します。

こんなんかじゃない

ジンメン@

サンデーうぇぷり少年サンデーコミックス

2019年9月17日初版第1刷発行

ISBN978-4--09-129358-9

発行者

印刷所

カトウタカヒロ

CTakahiokato:2019

村樹正

...

中央精版印刷株式会社

「サンデーうぇぶり」2019年4月に日配信分〜6月24日配伝分掲載作品

連載担当/町田尚太

基術本編集責任人大崎一億

単行本編集/町田尚太大塚教英「アイブログクション」

〈〒101-800】東京都千代田区一ツ橋二の三の

発行所

編集03(329)5480

TBL

一度売るというのは、「販売店OS(5281)3550

◆法本には十分注意しておりますが、印刷、製本なと製法上の不備がございましたら「朝作はコール

センター」「フリーダイヤル2015年3月30日水に30分以上にご連絡ください。

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菅著「発売

きゃあああっ

行われ

ジンメン18

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