ちゃん

まっ

じゃぶらしましたが、

人物紹介とこれまでのお店の

まな、その、かりん

花園花齢

主人公。中学1年生

ある日、なぜか...

きなり神さまに。

ム!!アドアゴッ

数値を

九条和音

クールな男の子。花

鈴ちゃんと同じく神

化する。

死んじゃったペットの

しーちゃんが女神になっ

て復活。花鈴ちゃんの味方

九条姫香

和音くんのいとこ

かわいいけど虫が

大好き

の友だち。

花鈴ちゃんのク

花鈴ちゃんのクラララスメイトバーバーハッハーハハハ

私はポジティスメイト、短香ちゃイオリンが得意。

んとは小学校から

...

錦織みちる

転校生。花鈴ちゃんの指

輪のことを知っている。

莉佐

...

烏丸キリオ

生徒会長。花鈴

ちゃんをねらう

これまでのお話

...

烏丸霧火

花鈴ちゃんの好き

な人..でも...

突然現れる、

大...なぞの女の子。

妃路

キリオたちと、いう

しょに住んでる女の子

ご両親の形見の視線から「神さま」の力をさすがった花鈴ちゃんは不思議なんだからったよね。「います。

ちゃんといっしょに暮らしています。学校

では...同じような力を持つキリオにねらわ

れてたいへん!指輪のヒミツも少しずつ

わかってきまししたが、そんなとき・無理に神

化した和音くんが倒れ...!?どうするの?

株式会社会社

和音くん...

だから

死んじゃダメ...

私...守るから

和音くん...

いち

つめたい身体...

私...

神さまの力を

持ってても..

和音くん...

いまは

このくらいしか

できない...

死なないで

神さま

おねがい...!

あ...

すこし...

体温が...

どうか...和音くんを

守ってください...

すこし...

あったまった?

おーい

花園さーーん

こんなところに

いたんだ!

...って

ご...ごめん

おじゃました?

和音くんが

たいへんなの...!

さがしたよ!

ミッチー!!

いますぐ

家に...!!

えっ...

タクシー

呼んで!!

おねがい...!

きょう...

お祭りかな..

毎年和音ちゃんと

いってたんだよ..

でも

今年は..

和音ちゃん...

目が覚めない

から...

二週間以上

起きないなんて...

姫香ちゃん...

和音くん...

はやく

目覚めてね...

助かった

だけでも

よかった..

だって...

待てるもの..

待ってるから

...あ...

生きてる...

...

花鈴...

えっ...目が

覚めたの?

和音ちゃん!

よかったよー

よかったよー

よかったー

姫香

起きて

だいじょうぶ

なのか

うん

私ね

そ...

そっか...

和音ちゃんが

起きたからかも

なぜか

すごく元気なんだ

ね!

花鈴ちゃん!

ふごっ!!

な...

何すんだよ!!

もう一発

くらえ

何すんだよじゃ

なーい!!

花鈴!

どんだけみんな

心配したと

思ってんのよー

うがっ!!

和音くんの

目が覚めた

神さま

ありがとう..

よかった

あいかわらず

乱暴だな

花鈴は

元気そうだねー

きょうお祭り

いけそう?

え?祭り?

オレ

何日ぐらい

寝てたの?

十六日間だよ

...そ...

和音くん

...そんなに...

和音さま...

申し上げねば

なりません...

うわー

楽しそ...

へー

かわいいな

花鈴いいじゃん

浴衣の柄

なんだと

うわっ!何

おこってんだよ

和音ちゃん

こっち見てー

お面ー

へー

どれどれ

和音くん...

元気になって

よかったな...

花園さん!

いっしょに

まわろっか

そーだね

いこっか

ミッチー

花園さん

和音くんは

いいの?

ねえ

やだなー

これ以上

わかまま

いったら

姫香さんと

いっちゃったよ

神さまに

おこられちゃう

うわー

お祭りか

ちょっと

寄って

いこうかな

すごいなー

桜井優生

指輪を光らせた

少年...

くそっ...

そして...九条の

友人...か...

九条に神化の指輪を

壊された...

くそ...

兄さん...

オレに神化の

力が...なくなって...

そうだね

兄さんこれじゃ

ただの生徒会長

だもんね

あの子はまた

寝たきりに...

ただの..

生徒会長...

あっ...ごめん

冗談だよ

兄さん

...くそ...

九条...

あ...生徒会長も

すごいと思うよ

内田さっ

よくなるし..

やはり

あいつだ...!

まずは...!

見てろ...

桜井優生...!

ククク...

九条め...

見てろ

オレがただの

生徒会長じゃ

ないことを

あのー

あんただれ

見せて

やる...

おいしーね

花園さん

ぼくにも

うわっ

やだ

ミッチー

ん...

愛美ちゃん...!?

きてたんだ...!

姫香ちゃんに

ばったり会って

私が

「ハレンチ」さんって

バレたら...!!

ち...ちょっと

まわってて

ミッチー

ただっ

...あ...

愛美ちゃん...

どこ

いっちゃったの

かなー

見失っちゃった...

下駄走り

つらいし...

ううっ...

きゃっ

か...

和音くん

どうしたの?

姫香と

はぐれちゃってさ

あいつすぐ

ナョロチョロ

してさ

ダメじゃない

はやくさがそうよ

心配してるよ!

えーっ!!

おまえ

何してんの

おまえも人さがし

かよ

え?

ちょうどいいから

いっしょにさがすが

ほら

こいよ

和音くん...

手ー

あ、さっき

あんすアン

食ったっけ。

こんなところ

だれかに

見られたら!

射的だ♡

...で...でも

姫香ちゃん...

見ろよ花鈴

すこしだけ

だって♪

―?

見てかねー

オレけっこう

好きでさ♡

花鈴

あん中に

ほしいの

あるか?

ないよぉー

それより

はやく...

ん?

あ:あのマスコット...

ちょっと和音くんの

って顔に

似てる...

ん?あれか

ぶっさいくな

人形だな

まあ

まかせろって

...和音くん

えっ

でも

ちょっと

かっこいい

ちょっと

だまってろよ

どうだ!

よし!

すごー

和音くん

おっちゃん

お好み焼き

待つ?

あっ...

ん?なんだ

おもちゃ

じゃん

ちょっと

和音くん?

はやく...ん?

ぎっかやさん

でも

カワイイよ

色もいっぱい

だし

カワイイ...

ねぇ...

これいいなー

買おー♡

うん

色ちがい

やだー

和音くん

女の子みたい

はは

ふーーん...

こういうのしか

ないじゃんここ

ふー

ーん...

おもちゃか...

オレたち指輪ったら

神化の指輪

だもんな...

おっちゃん

オレにも

これくれ

おそろいだな

そうだよな

えっ!

買うの!?

和音くん...

あっ見ろよ!

花火!

きょうは

楽しかった

花鈴

わすれないよ...

一生

ありがとう

は...

やだな

そんな

大げさな

それにまだ

お祭り

おわってないよ

そっか...

それも

そうだな

神さま...

和音くんを

助けてくれただけで

いいって思って

たのに

桜井

なのに...

これじゃ

やあ二人で

きてたんだ

もっと

せいたくに

なっちゃうよ..

あっ!

和音くん

いや

ほかのヤツらと

はぐれちゃって

桜井優生!

ククク...

九条も

きたな...

目にもの

見せてくれる

出動!!

へリ...?

結婚して下さい」

って..

いけっ

わっ

キャー

何ー

あっ!!

花鈴...

なんだあの

へリ...!

花鈴...

花園さん!!

きゃっ

こ...

ここは

だ..

だれ!?

ふうん

きゃっ

おまえは...

だれ!?

素人神か...

メガネっ子!!

ななな..

...なぜ

おまえが

フロボーズ

周遊ブラン

ですよね

プロポーズ!?

お客さー

ーん

...あ...

ああ

つべこべいうな

おまえは

逃げられん

くらぁ

女性の服なら

うしろに

ありますから

ち...ちょっと

なんなのよ

おとなしくこれでも

着てろ!

むこうをむいてて

やるから

はやく...!

ウエディング

ドレス!!

こ...

これは...

イヤー

...

和音くん

...!

こ...これって

誘わ...!?

みないてみたいな

...か...

花鈴...

け..警察に...あぁ

おーい

和音くーん

こんなところに

いたんだー

超着くずれ

てるぞ!

......ったく

一人で

まわってたのか?

姫香さんと

会って

いっしょに

錦織!!

楽しくて

いろいろ

買っちゃったよ

花園さん

どこいったの

かな

とちゅうまで

花園さんと

いっしょだったけど

和音ちゃー

ちょっと...

和音くん

知ってるかい?

家に

もどろう...

花園さんが

誘わ!?

えー

しかたないよ

へリで空から

だもん

たいへん

だしー

空!?

オレが

ついていたのに..

うんそれも

「結婚して

下さい」って

たれ落して!

何それ

へリはとにかく

可能性があると

したら...

...すまない

いったい

だれなんだろう

烏丸キリオ...

知ってるヤツの中なら

あいつしか

思いつかない...

ほかに

そんなこと

するヤツは...

あっ!

...なんでそこで

生徒会長なの?

桜井には話せない

よなー

神化のこと..

えっ...!?

生徒会長は

花園さんが

好きなのかな!

そういえばぼく

生徒会長と会ったとき、

不思議なことがあったよ

あ...でもこれとは

関係ないと

思うけど...

道で生徒会長と

ぐうぜんぶつかって

そのとき

ほくが会長の

指輪を拾ったら

烏丸の指輪...

指輪が

とつぜん

光ったんだ

光らせたって

いうかほくは

拾っただけだよ...

桜井おまえ

光らせたのか!?

あ...

信じられないよね

こんな話

今回と

関係

ないし

...まさか...

.....

まさか..

桜井...

指輪を光らせ

られるのは..

神化の素質がある

証拠...

そうだ...

桜井は烏丸に

調べられていた...

そしてコンクールの

劇のとき

おぞましい力を

ヤツから

感じる

あのとき錦織の

となりで桜井は

烏丸は

変装までして...

きょうだって

花鈴のそばに

桜井はいた...

烏丸はオレに

錦織の力について

忠告したが

桜井のほうかも

しれない...!

ほんとうに力が

あるのは...

でも

やっぱり

花鈴の神化の指輪を

していた...

生徒会長は

花園さんが

好きなんだね

ま...まさか...

結婚したいん

だよ

じゃー

なんであんな

たれ幕!

これがほんとうの

略奪愛って

やつ!?

しかも

ヘリで!!

そして

カッカイ!

本気だよ

和音くん?

どうしたの

和音くん...!

オレ

助けにいく

花鈴を

...兄さん...!

おかえり...

...って...

あっ...

霧火先輩ー

...桜井くんを

つれてくる

はずじゃ...

助けて

くださいー

ひょっとして

まちがえたの?

高いお金だして

ヘリチャーター

して

...いや...

プロポーズプラン

しか取れなかった

からって...

そんな格好まで

兄さんて

やっぱり...

いや

それ以下...?

ただの

せいとかいんよ

生徒会長

コスプレ

しちゃって

楽しそうだね

先輩!私

メガネっ子と

結婚なんて

しませんよ!

う...う...

和音くんの

ところに

帰して!

...い...

いや!

まちがえてなど

いない!

最初から

こいつが

ねらいだったんだ

イヤー

さわらないで!

キャー

キャー

無理しなくても

いいからさ

兄さん...

うごっ!

くそ...

...兄さん...

兄さん...?

くそっ...!

待て!

素人神

兄さん!!

くそっ...

どいつも

こいつも

バカにしやがって...

指輪さえ..

力さえ

あれば...!!

あのとき...

九条が

オレの指輪を

壊さなければ...!

くそっ...

九条め...!!

素人神め..!!

力が...

力が

ほしい..!!

ふー

いきなり

つれて

こられて...

もう

なんなのよ~~

メガネっ子ってば

どうするつもり

なんだろ...

まいったなー

...ん...

和音くんが

お祭りで

取ってくれた..

あ...

ふふふー

ほんとにこの子

和音くんに

そっくりだなー

だるそうな

感じとか

和音くん...

和音くん...

会いたいよ...

そうよ!

メガネっ子の

お嫁さんなんて

まっぴらよ!

さて...

どこから...

やだや...

はやく

脱出しなくちゃ!

きゃっ!

いたたた

ですわー

あら!

ハレンチ

メイド!!

あなたこそ

こんな

ところにまで

わたしは

九条教授のお宅に

みちるを

訪ねてたら

愛美ちゃん!

どうしてここに!?

人ごみに

まぎれて

しまい

じゅう

そ...

その呼び方は

やめてよー!!

ハレンチ

メイドを

見かけて

ハレンギがこつつりますわ

そこは

ヘリの中で

あわてて

逃げたら..

こんなところに

連はれて...

そしたらここにも

またハレンチ

メイドカ!

メガネっ子の家

だよ

烏丸さんち!

鳥丸...

ここはいったい

どこですの!?

もしかして

烏丸教授の

お宅...?

あ...そう

らしいけど..

あ...そうらしいけど...

愛美ちゃん

知ってるんだ

もちろん!

大親友!?

何それ

鳥丸桐彦

教授でしょ?

みちるの恩人の

九条教授の

大親友ですから...

当然知ってますわ

和音くん

そんなこと..

わ...

ちょっと...

祭壇...

何...ここ...

ちょっとっ

何よー

いまの話の

和音くんて

どなた!?

えー?

会ったこと

あるじゃん

うちにいた

ちょっと

おこりっぽい子

九条和音くん

九条教授の

一人息子だよ

教授の..

えっ...

一人息子...?

...?

どうしたの

...いえ

九条教授に

息子さんは

いらっしゃらな

かったはず...

えーっ、やだなあ

じゃあ和音くんは

なんなのよー

で..

でもみちるも

それは...

だれ...?

花園さんを

助ける!?

和音くんが!?

ああ!

オレはいく!

無茶だよ!

生徒会長って

決まったわけ

じゃないし..

止めんな!

いいや!

十中八九

烏丸でまちがいない

えっ...?

そしてあの

「結婚」のたれ幕

あんなん

本気だったら

許さねえ!

ねらいは

桜井だ!

一刻もはやく...

ぼくは反対だ...!

待って!

和音くん...

きみはつぎに

神化したら

死ぬ

そう

キューちゃんに

いわれたばかり

じゃないか...

助かったのは

花園さんの

応急処置の

おかげだ

えっ?

死...!?

神化せずに

勝算はあるのかい

あのとき...

ほんとうに

危なかった...って

わかってるだろ?

...

勝算か...

高くはないけど

...へぇ.....

オレだって

死にたかねー

いちおうある

絶対もう

神化はしないさ

神化できないから

こその策だ

解決の糸口が

つかめる...

姫香の...

うまくいけば...

だから

オレは

いくよ

...か...

和音くん!

桜井...!?

ぼくもいく

おまえわかって

ねーだろ

和音くんたちの話は

よくわからないけど...

花園さんが

さらわれたのって...

...

じゃあ教えてよ

和音くん!!

ぼくに関係

あるんだろ!?

...和音くん...

じゃあ

ぼくも

いくよ♡

花園さんが

心配なのは

ぼくも同じだし♡

ぼくはきみらを

見守ることが

うわっ

おまえ

神化できない

じゃねーか

ケンカも

弱いくせに

教授から

あたえられた

使命だと

思ってるよ

勝手にしろよ!

わたしも

いくー

おまえは

ダメだ!

えー

そうだ

もう一人

きてもらうか

いこう

鳥...?

それ...和音くんの

ペットの...

ああ

「和佐」って

いうんだ

よろしくな

...

だれ...?

......

姫香ちゃんと二人で

一つの命を持つ...

あなたは...

あのときの...

もう一人の

ヒメカちゃん

ねぇ...

だれ?

どどろぼうじゃないよ

ここに

つれてこられたの

どろぼう?

外にでたいんだけど

どうすれば...

もう逃げられん.

......!

素人神

...待ってろよ

和音くん...!

花鈴..

オレと

ケッコン

するのだ!

抗うん

メガネっ子!!

素人神...!

その子に..

「妃路」に

近寄るな...!

妃路...って

やっぱり

この子..

そうだ...

おまえたちが

オレの指輪を壊した

せいで...

そのせいで..

キリオちゃん

この人が

しろうとがみ?

あのバカでアホで

弱くてブスで

ちんちくりんで

わる~い人?

また外に

でられない

身体に...

一指輪を壊した」

って..

和音くんが

いってた

もん...!

な...何を

教えてんのよ...

そんなこと

信用できるか!

それは

理由があるの!

二人の「ヒメカ」ちゃんを

助けるため...って...

...で

...でも

おまえの予定では

なかったが...

しかたない!

オレたちの

仲間になれ

あっ...

すっ...

それは

!!

やめてー

和音くんと

おそろいの...

ふどっ

キャーーッ

キャーーッ!!

う...

キリオちゃん...

だいじょうぶ...?

くそっ...

...くそっ...!!

オレに力が...

くそっ...!!

九条め...

素人神め...!!

指輪が

あれば...!

アァ

...?

なんだ...

うわっ...!!

ここが...

和佐

案内してくれ

えっ

入るの

お...おじゃま

します...

ね...これって

不法侵入じゃない?

烏丸の家だな

和音くん...

ぼくにはよく

わからないん

だけど..

あたりまえだろ

むこうは

誘拐犯だ

いったい...

神化ってのはな

オレの親父

九条和人が

作った指輪で

一種の超能力を

引き出すんだ

和音くんのお父さんは

すごく優秀な

学者なんだよ!

は...はあ..

学者...超能力...

もしかして

その指輪で

ぼくも神化

できるの

なんかマッド

サイエンティスト

っぼいね

こんなことないよ!

そうみたいだな

正しいよ

オレも

そう思う

へ...へぇ...

ちょっと

ドキドキ

するな...

烏丸がずっと

ねらってたみたいだ

するよね

するよね

そんないい

モンじゃないよ

和音くん...

指輪..

神化はダメだよ

和音くん

...ん?

つぎしたら

危ないって

キューちゃんに

わかってるよ

あ...やっぱり

この家に花鈴が

いる...

...ん?

なんかもう一つ..

ヘンな反応が...?

神化に

使うんじゃない

まとにかく

花鈴が先だ

え...?

わかるの!?

ああ

近くにいると

指輪どうし

反応するんだ

霧火じゃ

ないな...

和佐!

案内してくれ

か...和音くんちも

広いけど...

メガネっ子の家も

すごいな...

あ:愛美ちゃん

だいじょう..

ギャー

いないー!!

迷っちゃったよ

うわわわね

どこにいっちゃっ

たんだろ...

せせぜせせせ

先輩~~

花鈴ちゃん

よかった!

見つけたよ

ごめんね

兄さんが

迷惑かけて...!

さぁ帰して

あげるよ

こっちへ...!

見かけたら

送っておくよ!

すみません...

兄さんは...

あせってるんだ

あせる...?

あ...でも

もう一人女の子が

いたんですけど...

は...はい!

九条くんに

指輪を壊されてから

とくにね...

両親を

亡くしてから..

...だ...

だれかに

似てるなー

そうだ!その

ビメカ」ちゃんたちを

兄さんは

妃路を守ることを

心の支えにして

いたからね..

えっ...?

助ける方法が

あるんです!

ほんとうです!

和音くんか...

いってたんです

見つけたぞ..

うわー

もうやめなよ

兄さん...

人違いだったん

だろ?

そ...

そうなんだ

兄さん!!

花鈴ちゃんを

帰してあげてよ

どけ

うっ...

うわっ!

先輩!!

なんてこと

すんのよ

メガネっ子!!

お...おかしいよ...

兄さんは神化の指輪が

ないはずなのに:

あ...

そっか...

か...

花鈴ちゃん

どうして

あんな力を...?

何を

話している...

くらえ!!

じゃまは

許さん...

キャー

わかった!

ヘンドパワーだ!?

...っ!

和音くん!

あたりまえだろ

助けにきて

くれたんだ

私を...

和音くん!

わっ...

ちょっ...

ごめんな

オレが

ついてたのに..

...でもその服

なんだ?

ああこれは

メガネっ子が

着ろって...

か...烏丸の

ヤツ

やっぱり

花鈴を...

う...

どうしたの?

なんでもねー

姫香もすごく

心配してたからな

あいつも

安心するよ

フフフ...

逃げられると

思っているのか...?

あ...

やっぱり

姫香ちゃんか...

九条か...

話がしたい

烏丸...?

ひさしぶりだな

こいかァさ

和佐!!

あ...

あの子は...

オレの妹の

和佐だ

えーっ!!

和音くんの

妹ー

九条

くんの...

あれはアポロンの妹の

アルテミスの神化だ

くわしくは

あとだ!

和佐そこを

たのむ!

!!

妹...って

あの子なんだー

び...

びっくり...

ぼくたち役に

立たなかったね

ここからでな

みんな!!

逃げるぞ!!

だから

くんなって

いったんだ

和音くん

いこう!!

おまえは

ここから

帰れ

花鈴のこと

たのむ

オレは

残るから

和音くんは!?

話そうと

思う...

烏丸と

...ちょっと...

...

メガネっ子

ヘンな力使うよ!

なんで!?

いえない...

フハハハ

追いついたぞ

九条!

..っ...

和佐...

だいじょうぶ

か?

と...

鳥?

あわわわ

鳥丸...

神化もしてない

のに...なぜ...

神化の一環として

鳥にも変化できる

実験体とは..

おもしろい

ものを

作ったな

九条

はやく

ここをでろ!

おい錦織桜井!

花鈴をたのむ!!

いやだよ!

和音くん

一人置いてけ

ない!!

いっしょに

帰ろう!

アホ!!

帰れって

いってんだろ!!

いやだよ!!

和音くんも

いっしょじゃないと

帰れ!!

うわっ!!

...う...

あっ...!

和音くん!!

...な...

何を知ってんだ

ダメだよ

和音くん!

だいじょうぶ?

ど...どこか

ケガした!?

...くそ...

烏丸のヤツ!

つぎに神化したら

こんどこそ危ないって

いったじゃないか!!

えっ...

それほんとう!?

...

だいじょう

ぶ!

私が...

アイアム

ゴーーッド

兄さん!

もうやめてよ

ほくはみえる。

ゴッド

サンダー

テラブラネ・

ノクス!!

...っ..!!

生身の人間相手にゃ

気からけるけど

メガネっ子なら

だいじょうぶでしょー

だいじょうぶ

かい?

もうやめて...

うおおっっっ!!

兄さん!!

...!

...あんた...

ほんとうに

兄さん...?

えっ...

先輩?

いや...たしかに

兄さんなんだけど

なんだか...

ちがう人みたいな

気がして...

...どうして...

かな

あれ!?

ぼくが光らせた

指輪じゃないかな!

フラフフフ...

鳥丸会長の

指...

さすが..

わが娘だな

霧火...!

娘...?

わたしは..

烏丸桐彦

この指輪にわたしの

思考を封じて

いたのだ...

そうだ

おまえの

父親だ

ふ...二人の技が...

きいてない...?

そんな...

まさか..

フフフ...

キリオといい霧火といぃ

わたしの子どもは

優秀だ

すこし小細工を

していてな...

強い憎しみや怒りを

持った人間が

この指輪を使った

ときにわたしが

解放されるように...

キリオはよくやった...

九条...

この指輪の主となるほどの

器ではなかったが...

上出来た...

命がつきてなお

また会うことに

なるとはな

ひさしぶりだな

九条和人

...!

十年ぶりか...

え:九条和人って...

九条教授の名まえ...

こいつは

九条和人の身体や

思念をすべて

そうだ...

そっくりそのまま

コピーした

人間...

コピーって...

そんなことが

できるの?

ある生物と

まったく同じパーツで

できた生命体...

クローン」だ

ああ

それよりまえから

わたしと九条は

大学にいた

すこしまえ

「クローン」の羊が

イギリスで作られた

ことは知ってるか?

「研究」していた

内容は..

たとえば

そこの瞳の色の

ちがう少年だ

ミッチー?

...ミッチー

どういう

こと...?

その少年の瞳には

見覚えがあるぞ...

九条が熱心に

めんどうを

みていたからな

...うん

事故にあい

両親を亡くしたとき

左目もつぶれて

使いものにならなく

なっていた

ぼくも

ひどいケガで...

それを

治してくれたのが...

そうだ...

その左目...

その少年の左目と

九条のコヒーの目

九条和人が

作ったものだな...

同じ色をして

いるだろう?

作った...?

そういえば

和音くんに

愛美ちゃんが...

それにさっきも

教授には

男の子は

いないって..

和音くん...

ほんとうに..

作り物

みたいな

目をして...!

まさか..

花鈴...

和音くんは

いつも何か

隠してる感じ

だった..

和音くんが...

九条教授だから...!?

花鈴...

おい..

それって...

花鈴...

ちがう...

フフフ...

では九条に

見せてやろう

オレは...

ちがくて..

ゼウスの...

指輪

このゼウスの指輪の

力を...

そうだ

見るがいい

九条の研究素材の

おまえにもな

え...

え...

何...?

花鈴!

ちがうから!!

私が...

研究...

なんだって...?

見よ!

花鈴...!!

これが

わたしの作った

指輪の力だ!!

見よ!

指輪を上下

えっそう

ですね

実験体!!

九条の

コピー

すこしだけ

見せてやろう..

フフフ...

この..

ゼウスの指輪の

力を...!!

かつん

ンコアでええ?

...っ..

ああ...でも

なんなんだ

あの指輪:

弾いたのに

服がこげて

やがる...!

和音くん!

だいじょうぶ...

ね...ねえ

しーー

あの...メガネっ子

何いってるの?

...えっ

和音くんのことも

いってるけど

私のこと..

「実験」...なんとか

って...

なんのことか

わからないよ

...え...

えっと...

なんかの

まちがい

だよね...

フフフ...

なんだ実験体には

何も教えてないのか

ひきょう!?

こっちには

こっちの事情が

あるんだよ!

あいがわらず

ひきょうな男だな

九条

それを...

和音くん

なんか

知ってるの?

...あ...

え..

和音くん?

知らないなら

わたしが教えてやる

おまえは

わたしと九条の

野望により

生み出された

人が神に近づく

という「神化」計画の

実験体だ!

わたしたちは

人の力の限界を

知りたかった...

「学者」としての

ただの好奇心...

遊びのつもりだった

だが公表できないほど

エスカレートしていき

ついに

神の領域に

ふみこんだのだ...!

おまえは

なぜ自分が

神化できるか

わかるか!?

え..

そして

思い出せるか

自分の出生のこと!!

おまえが何者

なのか...!

思い出せる

わけがないだろう

九条の手によって

すべて消されている

からな!

なぜなら...

ちがう...!

守るためだ

しかたなかった

きいたか?

実験体

おまえは

うたがっている

みたいだか

九条も

わかっている

ようだぞ

和音くん...?

私は両親もいなくて

おばさんに

あずけられて...

そして「両親」と

いわれていた

九条教授の

写真...

たしかに

自分のことなんて

何もわからない...

和音くん

.....ねえ...

ねえ...

私のこと..

知ってるの?

なんで私に

会いにきたの?

なんで...

だまって

いるの...?

うう...

私だけ

お留守番

...心配だなー

心配だなー

ん?

あ!

じゃあ和音ちゃんも

もうすぐ..

あれ?

和音ちゃんの

鳥さん!!

ん?

どこ

いくの

あれ...

キューちゃんの

ところに...?

わっ!

わわわね

人になったー

!!

どういう

仕掛け

だろうー?

ん...?

なんかお話

してる...?

何!?

烏丸くんの家で

そんなことが...!

なになにー

花鈴さまが

見つかったのは

いいが...ううむ..

えっ!

なになにーー?

和音さまが

神化しないで

事がおさまるか...

和音ちゃんが

神化ーー?

和音ちゃん

神化しちゃ

いけないのに..

うむ...よく

知らせてくれた

和佐...

きっと困ったことが

メガネっ子の家で

起こってるんだ!!

たいへん

だぁー!!

びっくり

鳥人間

よよーし

これでメガネっ子の

家に!

だって...

キューちゃんに

見つからない

よーに...

いつも待ってる

だけじゃ

イヤだもん

う...うわー

びっくりしたー

あの子

私と

顔がそっくり!?

和音ちゃんとも

似てるし...親戚さん?

まあ

いっか!!

とにかく

メガネっ子んちに

レッツゴー

和音くん...

なんでこたえて

くれないの

なんでって...

いまはそれどこじゃ

ない...あとにしよう

じゃあ家に帰ったら

教えてくれるの!?

あれが..

ぼくが神化

できる

指輪...?

...とにかく

いまの目的は

花鈴をつれ帰る

ことだ...

帰れると

思っているのか?

おまえの

ヒメカ」は

どこだ

どうにかして!

わすれたわけじゃ

ないだろう

...!

「神化」計画の要

教えるまで

帰さん

わたしたちの

真の目的...

どんな兵器も

どんな力も

およばない

「真の神の力」を

手に入れること

.....!

神化」ていどの

超能力など

ただのお遊びだ

考えただけで

わくわくして

くる...!!

「真の神」になれたら

すばらしい

じゃないか!

わたしたちで

世界を好きに

できるのだ!

だが...九条は

その研究に

恐れをなしたのか...

九条がしていた研究は

重要にもかかわらず

わたしに渡さないといい

とつぜん「やめる」と

いいだした...!

わたしは研究を

中断するしかなかった

そして九条に従い

二人の「ヒメカ」に

いままでの研究内容を

暗号にし

ごていねいに

「神化の指輪」という

護衛までつけてな

二つにわけて

封印した

もしだれかが「ヒメカ」を

ねらってもかならず

守れるようにな!

二人の「ヒメカ」に

一つをわけて

封印

和音くん...!

「二人で一つ」...

って...

和音くんは

何もいってくれない:

でもたぶん

メガネっ子の

いうことは

ほんとうなんだ

和音くんは

ほんとうに

九条教授の

コピーで

いまのメガネっ子の

中身はその友人の

鳥丸桐彦...

そして

私のことも

姫香ちゃんのことも

本音いうと

むずかしくて

ぜんぶは理解

しきれない...

何も話してくれない

和音くんがムカつく!!

でも一つだけ

ハッキリわかる...!

「仲間」って

思ってたのに

「好き」って

思ってたのに

どんな真実

よりも...

私はしょせん

和音くんにとって

そのていど

なんだ!!

その「真実」が

いちばん

悲しいよ..!!

うわー

メガネっ子んち

おっきいなー

とにかく

入ろう

すみま

せーん

あれー

おっかしーなぁ

ンポー

すみませー

ホーン

すみませーーん

すみませーん。

うるさい

ですわーーっ

あっ

あいた!

すみませーーん

すみませーーん

ポピポ

あっ

でられましたわ

わーい

突入ー

やりましたわー

みちるーー!!

えーっと

つぎは~~~

キャー

ここは

どこですのー!?

う...

ひ...

広いなぁ...

よそのおうち

苦手...

ん?

あっ!

しーちゃん!!

姫香ちゃん

だしーー♡

しーちゃーーん!!

よかったしー

よかったしー

ひとりほっちで

さみしかったしー

もう男の子ってば

イヤだしー

歩くの速いしー

置いてっちゃう

しーー!

あの子たち

レディー

ファーストを

知らないしー

たいへん

だったねー

それで

しーちゃん...

みんなは

どこにいったの?

さあ九条

おまえの

ところの

ヒメカ」は

どこだ

もう出番ないです

思ったしー

アホか

知ってても

いうかよ

じゃあ話したく

なる気分に

してやろうか?

「真の神」に

なりたいなんて

きいちゃな

フフフ...

花鈴たち

だけでも

ここを

何!?

.....

...おい

!?

花鈴...?

和音くんのことも

花鈴...!!

私...すごく

おこってんだから...!

私のことも

知ってて

教えてくれなかったん

でしょ!?

はじめてきいて

がっかりしたよ!!

姫香ちゃんの

ことだって..

ぜんぶぜーんぶ

おこってるん

だから...!

仲間って

思ってたのに

そんな人って

思わなかった!!

ひどいよ!

大きらい!!

和音くん

なんて...!

きらい..

...大きらい...!

......

フフフ...

仲間われか?

.....!

そうだよな...

おーい

和音ちゃーん

見つけたー

花鈴ちゃんもー

...!

姫...

和音

ちゃーーん

ほほう...

その娘が

おまえの

ヒメカ」か...

フフフ...まさか

むこうから

こようとは...

姫香

逃げろ

これで

ヒメカか

手に入った

この封印を

解く方法は

知っている..

書き記した

もの...?

おまえの作った

神化の指輪を

書き記したものは

イギリスに

置いてきたが

ちゃんと

覚えている

からな

ノート...?

すべて破壊する

ことだ...

...くそ...

あのノートは

あいつの

だったのかよ

それも

指輪を壊すことが

ぎゃくに姫香を...

くそ...どっかで

訳しまちがえたのか

ちくしょう

オレのせいか..

...くっ...

なんとか...

なんとか...

なんとか

しないと...!

なんとか..!!

和音くん...?

エゴ・スム・

デウス!

和音くん...

和音くん...!!

おい!

錦織!

こいつは

オレが

片づけるから

おまえらは

さっさと

逃げろ!

霧火もだ!!

...

で..

でも

うるせえ

これは命令だ!

九条和人のな!!

いいか!

指輪にゃ指一本

触れさせんな!!

いこう...

花園さん...

...え...あ..

でも...

和音くんが...

ごめんな

いままで

花鈴...

...あ...

和音く...

いこう

花園さん

和音くん...!

逃がしたか...

まあいい

すぐ

追いつく

そうは

させね

オレ

強いよ

自分の

コピーってのを

いいことに

好き勝手

いじってある

からな

ここから

外に

でられるから...!

和音くん...

和音くん...

神化

だいじょうぶ

かな...

どうしよう...

花園さん

花園さんは

ほんとうに和音くんが

九条教授だと

思ってる?

...え...

...コピーって...

いってたし...

ああそうだね

コピーだよね

「身体」は

でも

中身は「和音くん」

じゃないかと

ぼくは思う

最初会ったとき

あまりにそっくりだから

教授だ!」って思ったけど

ぎゃくにぼくに

教授のこと

いろいろ

きいてくるし...

ああこの人は

別人なんだ」って

思ったよ

話してみたら

ぜんぜん

ぼくのこと

知らなくて

教授はもっと

明るくてほがらかで

女性にもやさしい

人だったしさ

逆っ

は...

はあ...

あそこに残ったのは

本物の「和音くん」

だよ

それでも

いいかい?

花園さん

ここからでたら

もう二度と

和音くんに

会えないかも

しれないけど...

和音くんは

きみのことを

愛していたよ

そうだ

化血だ

だから

こうやって

逃がしたん

だろうけどね

こんなこと

いうのは

彼の意に

反するかも

しれない

花園さんは

どう?

このまま

ここをでて

後悔

しないかな?

ここから

でたら...

もう...

二度と

和音くんに

会えないかも

しれない...

和音くん...

はじめて

会ったときは

キレイな男の子って

思ったけど

性格わるくて

サイテーで...

でも話してる

うちにだんだん

花鈴...!

楽しかったな

いがいと

わるい人でも

なくって...

見てみろよ

きょうは

どっちが

上手く劇を

できるか

勝負だ!!

おまえと

子どもみたいに

バカやってると...

もう

会えない...?

オレ...

...すごく...

二度と...

和音くんに

会えない..

おそろい

だな

ごめんな

いままで..

花園さん...!

やっと

わかった...

ごめん

みんな逃げて!!

信じてるとか

信じてないとか

そんなの

どうでもいい...!!

私のそばで

いっしょにおこったり

笑ったりしてたのは

そして私は

和音くんと

たしかに

「和音くん」で

あのまま

わかれてしまい

たくない

だからもう

迷わない...!

和音くん!

私は

花鈴!!

なんでもどって

きたんだアホ

ううっ...

和音くんが

好きだから...!

だって...

和音くんと

あのままなんて

イヤだったんだもん...

和音くんが

ほんとうは、だれだって

いいの

ごめんね

ひどいこと

いって...

私にとって

「和音くん」

は...

「和音くん」

だから

...

ありがとう

のこのこと

もう一つの

指輪まで

やってくるとは

花鈴...わるい...

話はあとにしよう

二人まとめて

片づけてやろう

手間が

はぶけた

全知全能の神...

このゼウスの

指輪でな

ゆっくりしている

よゆうはない...!

姫香が

ヤツのところに

いるうちは

手がだせない...

ーん

和音ちゃー

まずは

姫香を

助ける!

あいつの指輪は

そのつきだ!

いいな!!

うん...!

まずは

おまえたちの

指輪を

破壊してやる

いくぞ

うん!

「やるぜ!

つnu

姫香を助けて

あいつの

指輪を

ねらうんだ!

...うん!

おまえたちの

指輪を

すべて壊し...

全知全能の神

「真の神の力」を

手に入れる...!

ゼウスの力で...!

...わっ!

...っ!

いい...!

和音くん

おまえは

姫香を...

フフフ...

九条をも

がんたんに...

オレに

かまうな!

あいつの

指輪を...!

オレの指輪は

おまえのものより

勝るということか...

ならば

一気に

ケリを

つけよう

覚悟しろ

九条...!!

和音くん

危ないっ!!

...っ

受け止めるとはな

どうして..

そんなに

強くなって...

が...この

ゼウスの力に

どこまで

たえられるかな...

どうしてそんなに

神さまの力が

ほしいの...!?

何がしたいの!?

ではおまえは

どうなのだ!!

えっ...

大いなる

「神の力」を...!!

おまえだって

その「神の力」を

自分の

目的のために

使っているだろう

わ...私は

そんなんじゃ...!

フフ...

スキだらけだ...

ちがうか!?

おまえの指輪は::

それか!!

キャッ!!

花鈴!!

私の...

神化が...

フフフ...

まずは一つ...

花鈴ちゃん!

どうしよう..

私の両親の

形見...そして

...神化が...!!!

バカー!

姫香ちゃんを

放しなさいよ!

キャッ

だいじょうぶ

ご...

ごめん

無茶すんな

花鈴...!

まだオレが

いるだろ

フフ...

仲のいい

夫婦だ

え!

十年まえと

同じ..

...え?

とにかく

えっと...

夫婦...?何

ホわぁ

いま...

なんて...?

十年まえ?

和音くん...!?

すっ...

姫香を

渡せ

姫香は

オレたちの

大事な...

一人娘だからな

!?

オレたちー

えー

何?何?

ご..ごめん...

さっきいえなくて...

ごめん...!

面と

むかっては...

その...

えー

!?

和音くんが

話してくれ

なかったのは

私は...

じ...じゃあ私も

コピー......

い...いや...

おまえはちがう

九条教授の

奥さまー!?

フハハハ...

何をいっている

おまえは

九条の妻

そして

ヤツの実験体

九条鈴花

ちがう...!!

ちがう...!!

烏丸!!

守る

ためなんだ!!

さっさと

勝負つけるぞ

フフフ...

のぞむところだ

オレの身体は

神化用にいじって

あってな...

じゃいま

そんなことしたら

和音くんの

身体が...

瞬間的に

フツーの神化の

何倍もの力がでるように

なってんだ

そのぶんすこく

負担が

大きくてさ

...

そんなモン...

いま気にして

られっかよ

...!

...くっ...!!

じゃあな

烏丸桐彦!!

おわりだ

.....!

和音くん!

くそ...

形勢逆転

だな...

あとすこし

なのに...!

フフフ...

か...

和音くん!!

自分でいじったと

いうだけは

あったな

ぐあっ!!

おまえの力には

すこしおどろか

されたぞ

だが...

それも

ここまでだ

くはっ...

和音くん...

死んじゃう..!!

おわりは

おまえの

ほうだ

九条!!

和音くんが

!!

ダメー

...うっ!

...か...

かり...ん.

実験体!!

じゃまするな!

どけ!!

どけ!!

いや!!

絶対

どかない!!

これ以上

和音くんに

なんかしたら

私が

許さない

...か...

花鈴ちゃん...

ほっといても

こいつは死ぬ

どんーっ

...あっ!

姫香さん

無事なんだね

ミッチー!!

ミッチー

たいへん

なのー

心配になって

もどってみたん

だけど

あ...花園さん

...!!

キャアアア!!

...う

か...かり...ん...

も...もう...いい

オレは..

もう

イヤ...!

イヤだよ

絶対イヤ!!

か...りん...

キレイ...だな..

そのカッコ..

お姫さま..

みたいだ..

...ちょっと...

思い出すな...

でもうすうす

私はこうなることが

わかっていました!!

...劇んとき..

コンクールの

劇...!!

あなたは

命つきるまで

戦いをやめない..

やめてって..

いったのに...

楽し...かった

...な..

あの劇...

あの劇の

最後

...ホント...に

おまえの腕の中

な...んて...

な..

すみ

最期が

おまえの腕の中

とは..

でも...

もう...いいから...

花...鈴...

いや...

わたしは

幸せ者だ...

やだよ...

あの劇の

とおりなんて...

...でも

私はもう何も

できない...!!

力がほしい...

その「神の力」を

自分の目的のために

使っているだろう

...でも...

守りたい

でも...

でも

っ!!

やあー

こっ!!

ミッチー

だいじょうぶかい?

二人とも

もどって

きちゃった

思い出してね

...あ...あの

手紙.....?

なんて書いて

あると思う?

これを...

ああ

教授の

遺言だよ

ちゃんと

教えたくて

さ...

みちるくん

もしきみが将来

わたしたち夫婦に

会ったら...

「こう

伝えてほしい」

「みちるくんの指輪は

ほんとうに守りたいものの

ために使ってくれ...」

和音くんには手紙

つっかえされた

けどね

ほんとうに

守りたいもの

守りたい...

守りたい...

どうしても

どうしても

ミッチー

指輪...私に

貸して!!

どうしても..

守るために

力がほしい

アイアム

ゴー

ーッド

「守る」という

気持ちが

「強さ」に:

なんだ...

「強さ」は「力」に:

くそっ...

この光は...

あの

神化は...

く...苦しい...

身体が...

烏丸...

く...九条...

さっきまで

虫の息だったのに

和音くん...!!

花鈴...

力を貸して

くれ..

オレは..

守りたい..

おまえたちを...

守りたいから...

「守りたい

気持ちは...

...「カ」..

この気持ちを

こめた「強さ」が

なけりゃ...

この

「神の力」は

使えない...!!

守りたい...

「力」だけを

求める「強さ」

なんかに

和音くん

強くなりたい

負けるわきゃ

ねーよ

守ろう...!!

花鈴...

...オレな...

すごい飛び飛びで

ないも同然

なんだけど

親父の記憶...

ほんの

すこしだけは

あるんだ...

ときどき頭を

ちらつくものが

最初よく

わかんなかった

十歳んとき...

じーさんに

オレが何者か

教わって...

でも...

オレは姫香を

守ろうって

思ったんだ...

ショック

だったけど

オレと

だれかとの

子どもなんだから..

...って

守るから

会ったことのない:

でも記憶をたどると

気持ちが

いっぱいになる...

花鈴と

はじめて

会ったとき...

こんなヤツな

わけねえって

最初は思ってた..

でも...

...覚えてるか?

オレがあんとき

いったこと...

一日...

会えて

よかった...

おまえと

会えて

よかった...

...和...

いまは...

そう思ってる...

絶対

守る...!

...くっ...

くそっ

うわぁあああ

あの??

指輪...

うんやっぱり

見つから

なかった...

兄さん...?

ああ...

意識ももどり

いまは快方に

むかって...

新学期には

ちゃんと

まにあったよ

...そうですか

いろいろと

ごめんね

いえ...!

花鈴ちゃん

...先輩

そんな...

でも...

あれから二週間

和音くんは

見つからなかった

なんて...

心配だよ...

無事だと

いいけど...

父さんも

もちろん

そうだけど..

ぼくらも...

人間に

似つかわしくない

ほどの力なんて

持つものじゃ

ないかもしれない..

大きすぎる

力なんて...

バランスを

欠いて

不幸になる

だけだ

なのに

どうして人は

強く

なりたがるん

だろうね

和音くん...

どこに

いるんだろ

だめ...

泣いちゃ

しっかり

しなくちゃ

もっと

強くなんなきゃ...!

強く...!

...おまえ...

泣いてんのか...?

花鈴

ひさしぶり

和佐に

つれられて

いままで

ずっと

集中治癒室

づけでさ

和音くん!

よかった!

よかった!

どこに

いっちゃった

かと

思ったよ

え?

キューじーさん

いってねーんかよ

人が

わるいな

よかった...

おまえが守って

くれたから

だよ

死んじゃったら

どうしようって..

おまえが

いなきゃ...

オレは...

おまえは

オレの...

ってトコかな

和音くんも

きみがいるから...

私の...

みんなが

いるから

私は

もっと

強くなれる

あなたは

私の

神さまだから:

...いつまでも

というわけではないかと思っていたのですが、これからもありませんが、

そういうかもしれないと思いますが、ということではないのですが...

おまえにささく

愛のエクセルシスを

新しい指輪?

...

それは...それじゃ

「お店でのすか...は

理由なのですが、俺は一体何を言っているのかな

ふたたび

「神化の指輪」

やっと

出会えた...

お楽しみにねっ♥

☆☆☆★★☆★☆☆☆☆★★☆☆

オレの女神...

あ、こんにちわ!「かみちゃまかりん」のごらんいただき

どうもありがとうございました!

これからは、

かりんもどうどうシリーズは終わり、いろいろな話が

ます。

お話もからかい展開するので、楽しみに

イカシリーズのおばをくみにれつつ

いえ

下さいね!

でもおおお

はい

ワ巻までかみちゃまかりんを

いたたえ本当にありがとうございました!!

トライニスには人気持ち来たに「昔からスタートします!!

ヨロシク!

新タイトルは

今考え中いす。

「かみちゃまかじゃあ」

いてカジリになるから

どうかな...うん。

また楽しみにしてく

下さーい!!

スペのジャール

サンクス!

カィェさん

マリコさん

そこまでのみなさんに

じゃまた大丈夫

お会いしましょう。

2005/11/21

コゲといっぽい

しかし

あなた

二週間後

ぶしに再会を

はたした

わけですが

その二週間の

間は...

おー

おーい

和佐ー

おー

和佐ー

ヒマなんだ

けど

まあ

ダメですよ

安静に

しないと

お兄さまが

運ばれてきたときは

たいへんな状態

だったんですから

たんかで

がれきの中から

運び出した

身にもなって

ください

とにかく!

おとなしく

していて

くださいね

...

ヒマだなー

くそー

和佐も

テレヒくらい

置いてくれれば

いいのに...

きょうは

月曜...

きょうは月9の

スウィート・ラハー・

じゃん

和佐ー

和佐――!!

...って

ことは

くそー前回

紀子が事故ったところで

おわって...

つづきが気になる

く.....

こうなったら

自分の手で..

服...服...

あった

これしか

ないのかよ

だれにも

見つかんないように

しないと...

!!

くそー

なんでこんな

ことにっ!

ふぅ...

やっと

若いた!

!花鈴

はやくー

はやくー

はやく

どけー

やべー

これじゃ

予約できねーよ

これで

いいかなー

このドラマ

和音くんが

楽しみにしてたから

...

帰ってきたときの

ために

録っといてあげよ

えーっとこれで

いいかなー

あら

お兄さま

ああ

きょうは

ちゃんと安静にして

くださるん

ですね

それに

あの姿は

もう...

姫香ちゃんが

いってたけど

長い間

録画予約

させるのも

わるいしな

裸の男の子が

家の中

うろついてたん

だって!

こんにちわー

花鈴です

かみちゃまかりん一7巻

ごらんいただき

ありがとうございました!!

次からは

新シリーズ

今シリーズで

語られなかった

謎はモチロン...

新しいキャラや

ドキドキの新展開を

準備してるから

というわけで

新シリーズの

かみちゃまかりん」を

どうぞ

よろしくね!

おったのしみ

に♡

家収録されている内容は、作品の執筆年代・教室された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

かみちゃまかりん(7)

2015年8月1日発行(0)

発行者

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コゲどんぼ

©コゲどんぼ2015

清水保雅

株式会社講談社

〒112-8001

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