ハッハハーティアホームの面白木空朗 からかい上手の高木さんの山本宗一朗 高木さん、今日帰りにちょっと寄り道しない? まぁ、着いてからのお楽しみで... ちなみに...来たことある? いや、聞いてみただけ。 そこであいつがシュート止めるのもよかったよねー。 あー、あそこかっこよかったねー。 そう!あそこもよかった! 私は試合前の目を合わせるシーンも好きだったなー。 高木さん、他にはどんなまんが好きなの? なんか今日はよくしゃべるね、 そ...そうかなぁ... なんか緊張してたりする? してないならいいけど。 私はちょっとしてたけどね バレてはいないようだな... 今登ってきた階段は何段だったでしょうと聞く作戦。 高木さんのことだ... 学校の階段の数は知っててもおかしくないからわざわざこんな場所にしたのさ。 ここは登ったことないってさっき言ってたし... たくさん話しかけることで、何段か数えているという万が一の可能性も潰した。 ふふふ。いい気なものだな高木さん。 これから負けるとも知らずに この風景見せるためにつれてきてくれたの? わかってるわかってる。 しよ...勝負のためにここに来たんだよ!! からかいと手の高ホさんの なんかいつもよりしゃべりすぎだったし。 わかってたならなぜ... ここに来るまでの階段ですが、 何段あったでしょうか。 まぁピッタリなんてムリだろうから、 なんでそんなピッタリて... ここに男女で来ると付き合えるって噂だよ。 あはは、やっぱり知らなかったんだ。 知らずにここを選ぶとこが西片らしいね。 そ...そんなに恥ずかしい場所だったなんて オレはなんてバカなんだ。 ちなみにあそこの祠の中にノートおいてあってさ。 好きな人の名前書くとずっと一緒にいられるらしいよ。 そうだ西片、罰ゲームあったよねー。 オレそんな人いないし!! いや...でもここって... もともとつれてきたのは西片じゃなかったっけなー。 それに噂だよー?信じてるの? べ...別にそういうわけじゃないけどさぁ。 景色がいいから見に行こうって言われて、 よく考えたらここって、 こんなとこにつれてくるなんて、 何考えてんのコイツ... もしかして私のこと.. もー...恥ずかしくなってきた.. でも今ここで帰ったら、私が噂気にするような子供ってことに.. こっちはずっと準備できてんのよ。 空気が...うまいんだ。 最初からできるわけがなかったんだ... ムリだ...ヘタレなオレには... またこんど今度にしよう: なに...?ホントに空気をおいしそうに吸って... もしかして...ホントに景色を見に来ただけだったの!? 私一人で噂を気にして...!? こ...ことも子供っぽいから忘れちゃったわ。 そ...そうだな。景色がキレイだ.. じゃあ中井君!!せーのて行こうね! もーなんて先に登り始めちゃうのー いやーゴメン階段好きで。 わかってる!?一緒に登ったら、付き合えるっていうありがたい階段なんだよ!! いやー、でもオレらもう付き合ってるし。 ちゃんと合わせて行こうよ!! な...中井君も緊張してたりする? お、見てみろよなんか変な形の岩があるぞ えっと...あの... ちゃ...ちゃんと... 軽い!!不安になるくらい軽い!! そう言われてもどうすればいいんだ うー...もういいよ。 とりあえずノートにお互いの名前書こ。 そしたらずっと一緒にいられるんだって。 やっぱ私のこと好きじゃないの...? からかい上手の高ホさん えーと...恥ずかしいな。 恥ずかしくてもいいじゃん! オレ、前に一人で来て、すでに名前書いてるんだよ... えーもーはやく言ってよー。 中井君て私のこと好きだねぇ。 よし!やっと昼ごはん!! はやくみんなで弁当を。 仲のいいやつらは今日休んでるんだった... たまには一人で食べるか... いやー、たまにはいいね!一人で食べるのも。 なんか窓もあって眺めもいいし。 西片一人っぽかったから、 さみしいかなと思って。 からかいに来たんだよ。 さみしいと思ってからかいに来るっておかしくない? 西片のからあげおいしそうだね。 それかけて勝負しない? しかけてきたな高木さん... じゃあオレが勝ったら... そのレンコンの何かをもらう。 肉系のおかずは弁当のせめいせん生命線... 絶対にま負けるわけにはいかないぞ... このおにぎりの具はなんてしょうか シンプルかつなかなか難しい... 高木さんのおかずから推測できるか...? いや、それは難しそうだ... だめだ...負けたらからあげだぞリスクがでかすぎる... く...どうする... 答えは...シャケ!! ふーん。じゃあ答え合わせしてみよー。 からかいと手の高ホさんの くくく...高木さん...オレは見逃さなかったよ... 隣のおにぎりから少しシャケがのぞいているのをね! はさみあげはいただいた。 からあげをとられることを恐れすぎて安易な答えに手をのばしてしまった... オレのからあげが...!! やっぱかわいそうだし、 はさみあげと交換ってことにしてあげるよ。 からかい上手の高ホさん いや...でも負けたし... その分、別の罰ゲームでもしてもらうってことで。 べ...別の罰ゲームって...? 罰ゲームって...もしかしてこれ...!? これをあーんされろってこと...!? あーんってしてほしかった? してほしくないから!! からかいと手の高ホさんの あーたの楽しかったー。 オレも...一人で食べるよりは楽しかったし.. じゃあまた一緒に食べてくれる? じゃあ今度は西片がしてほしそうだったあーんをしてあげよう。 だからしてほしくないって。 あけましておめでとうございます。 駐車場で知り合いと話しこんでて... そっか、うちもそんな感じ。 当たり前だけど家族とカップルばっかりだねー。 私たち、どっちでもないのになんか変な感じ。 えっと...二礼二拍手一礼だっけ... 高木さんにからかわれませんように。 私にからかわれませんように。 くそ...もうからかわれてる... 高木さんは何願ったの。 どーせオレをからかえますよーにとかでしょ。 それは別にお願いしなくてもてきるからねー。 オレは新年そうそう負け続けてる気がしてたのに... またオレがないんだけど...なんでもなんだもんはいはいます!! はいはいっちゃったんだけど... いやいいいけどねおかげないのはいいけどね いや...わかりませんでしょうかねえねえははは よし..なら高木さんが大吉以外なら少なくとも引き分け... 健康でいられますように? くそ...新年から負け続きなんだ。 なんとしてもここは当てておきたい.. うん、今甘酒飲んでるとこ。 あれ?もうちょっと一緒にいたかった? そ...そういうわけでは... ふー、最初の勝負でも勝てたし、 ...来年のおみくじは、 それって来年も一緒に初詣でしようってこと? い...いや...ぐ...偶然会ったらだけど。 じゃあ...また来年。 どうせ毎年親は知り合いと話しこんでるし... 早くも叶っちゃったな。 西片にデートに誘われますようにって、 いや!!そういうのじゃないから!! っていうか絶対ウソだろ! あはは、今年もよろしくねー。 おー、降ってきたなー。 天気予報微妙だったのにね。 忘れものの傘ありますか。 じゃあここに学年と名前書いて。 よかった...傘があって... 高木さんに傘を忘れたことがバレたら、 こうなるところだった。 いや、まぁいい。オレは急いで帰ろう.. なんたってあと少しで... 爆裂!!最強サッカー!!」の、 スペシャル番組が始まるんだからな。 ファンとして見逃すわけにはいかない... 次からは天気予報が微妙でも傘を持ってこよう... 傘持ってるのかな... いや、まぁ高木さんのことだし、 でも前...傘忘れてたよな、高木さん... もしかして..今日も.. いや!だからこそ今日は忘れてないだろ!! さっさと帰って「爆裂!!最強サッカー!!」を観よう。 からかいと手の高ホさんの 傘...忘れたの...? しゆ...ちくだい宿題してるの!? 待ってたら雨止むかなと思って。 ...そ...そう... さ...誘うの恥ずかしい... どうすればいいんだコレ... そういえば西片は傘借りられたの? 西片が相合い傘誘ってくれるなんて。 そんなんじゃないから... あはは、コメンゴメン。 からかっちゃダメだよね。 親切で戻ってきてくれたんだもん 肩のとこちょっと濡れてるの、 途中で心配して戻ってきてくれたってことでしょ? 爆裂!!最強サッカー!!このスペシャル番組も観たかったハズなのにさ。 私、次の雨はわざと傘忘れようかな。 あ、ゴメンクセになってるや。 西片は相合い傘したいのかー。 からかわないってさっき言ってなかったっけ!? ちゃんと傘持ってきて!! なんだぁ?オレたちに告白でもするつもりかよぉ。 いや...何言ってんだお前... お前らがその二人を好きなのはバレバレだ。 お前たちも告白しろ!! お前...ホントヘタレだな。 高木さんに告白...? だって別に好きとかじゃないし。 でももしかして周りからはそう思われてるのか...? もしかして...自覚がないだけで、 オレは...高木さんのことを... いや!!全然そんなコトないよ!! ピザまん好きって言ってたから、 カレーまんも好きかと思ったんだけど。 なんの話だと思ってたの? なんかボーっとしてるなって思ってたし、 ずっとそのこと考えてたの? 全然そんなんじゃないって言ってたけど、 ここはダンマリをきめこむ! 嘘をついても見やぶられて不利になりそうだ... 好きではないってこと? なんのことかわかんないのに、聞く意味ある...? 推測しようかなーって。 そんなことは...ない... どっちかなら...キライじゃない方... からかいと手の高ホさんの いや、そんなワケない.. からかってくるのは困るけど.. 一緒にいるのはイヤじゃないし、 かわいい...と思う。 それって好きってことじゃないのか!? オレ...高木さんのこと... 好きだったのか...!? さっきからずっと顔真っ赤で面白いなと思って。 やっぱそういうんじゃない!! いつか見てろ高木さんめ。 あ、でも浜口が告白したらオレも、なんだっけ!? じゃ、私...こっちだか... オレは...ヘタレだ... からかい上手の高木さん ゴメン...今日はちょっと寄るところが... もうバレたしいいでしょ。 途中まで一緒に帰ろうよ。 西片ホント好きだよね。 い...いやそんなコトは。 私も続き気になるなー。 前の巻のあのシーンよかったし。 いつもよりかっこつけてんの。 キュン子にかっこいいと思ってほしくて.. そんなコトしなくても、 ふだんの方がかっこいいよ。 そんでイケ夫がキュン子に好みのタイプ聞いて終わったんだよねー。 ねぇ、西片はどんな女の子がタイプ? いやー、キュン子みたいな子がタイプなのかと思って。 頑張り屋だけどドジで照れ屋でかわいいからさー。 べ...別にそうは思わないかなー。 あそこの電柱まで競走ね、 先にタッチした方の勝ち。 どうしたんだ急に... 高木さんめ...一体どんな策を... くそ...考える余裕もくれないのか とにかく...!!頑張って走る...!! なんだこのあっさり勝利!! オレを見くびりすぎていたな高木さん ははは、くやしそうだ。 高木さんがなんだか歌そうに見えるぞ 今なら何をやっても勝てそうな気がする。 わざとらしくないか...? おかしいなぁこっちだと思ったんだけどー。 いや、気のせいだ...負けた高木さんを初めて見たからそう感じてるだけだ。 オレはもう完全に高木さんを上回った.. た...高木さん...大丈夫...? なんかおかしいよ...? キュン子のマネしてただけだから それでもおかしいなこっちだと思ったんだけど 高木さんめ...ごっこ遊びをしてただけなのが、 勝てたと思ったのは.. 西片にかわいいって思ってほしくて。 好みのタイプ聞いてたのって...そういう...? い...いやその... ダメだよちゃんとセリフ言ってくれないと。 わかりにくかったかな。 セ...セリフ...!? キュン子にわっこいいと思ってほしくて じゃ、そろそろ本屋さんだし、 かわいいって思ってほしくてってのは本音だよ。 そ...そんなセリフあったっけ。 からかいと手の高ホさんの 少し聞きたいんだけど... 浜口...いるでしょ... あいつ...何かほしいものあるのかなって。 今度あいつ誕生日だから... あ、待って、カンチガイしないでほしいわ。 先にプレゼントくれたのはあいつなのよ。 それで?ほしいものわかんない? 仲いいでしょあなたたち。 他の女子から聞いたんだけど、 北条、最近クッキー作りにハマってるらしいんだよな... あいつ料理苦手だから絶対マズいんだろうけど。 でも...食ってみてぇなぁ。 北条の手作りクッキー。 北条さんの手作りクッキー食べたいって言ってた...かな。 なんであいつが私がクッキー作りハマってるって知ってるわけ!? い...いや知らないけど。 私のクッキー食べたいって..あいつ... ま、お金かけるのもなんだし からかいと手の高ホさんの クッキーでいいわ、まぐち浜口なんて。 そういえば西片、今日北条さんとしゃべってなかった? いや...別に大したことでは... まぁ...そんなとこかな。 浜口くんが何ほしがってるか、 あいかわらず鋭すぎる... でも...言うわけには... 西片はプレゼント何かほしいものってある? いや...北条さんとそういう会話してたわけでは... それとは関係なしに気になってさー。 プレゼント選びの参考にしたくて。 プレゼントって...誰に...? いやいや高木さんめ、そう何度もひっかかるか.. またオレをからかう流れかと思ったのに.. もうちょっとちゃんと考えてよ。 来年の延長は誕生日プレゼント。 なぜかホッとしている気がする... なんかいじわるなことしちゃった。 いや...いつもしてない? いつもはからかってるだけだよ そっか...てもじゃあなんで... 高木さんは何借りに来たの? 私はいいのあったら借りようかなってカンジだよ。 レ...レンタル中... 観たかったのになぁ... じゃあ何か他のやつ借りようかな。 うん、じゃあ探してくるねー。 めっちゃこわいのをおすすめしてやる。 普通におすすめを探すか... オレのおすすめはこれ! あはは、やっぱり西部劇なんだ。 いやいや、ちょっと違うんだって。 西部劇かと思いきや、実は未来の話でね。 地球はうちうじん宇宙人と戦争になりそうなんだよ。 てもムダな血を流すのを好まない宇宙人が 地球式の代表者一名ずつの決闘をしようと言ってきて、 それはそうですか... そしてラストのどんでん返し。 それに主人公が選ばれるんだ。 なんと主人公も宇宙人だったんだ。 ゴ...ゴメンつい... すぐ別のやつ探してくるよ... せっかく西片が選んでくれた映画だしね。 でもバトルもあるし、西片も楽しめるかなーって。 おたずね者の主人公がいろんな賞金稼ぎと戦いながら、 病気で死にそうな昔の友達に会いに行く話だよ。 からかいと手の高ホさんの オレめちゃくちゃ楽しめそうだよ。 しかし...そうなると余計に、 ネタバレしてゴメン... あはは、ホントに気にしなくていいのに。 じゃあおわびにさ... お互いもう一本ずつおすすめ選ばうよ。 いっつも大切なとこで、 えいという事がしい映画だった... また映画借りるときは高木さんにおすすめを聞こう.. そうだ、もう一本あるんだったな。 一からかい上手の高木さん四・完一 いやいや、そんなワケない...考えすぎだ... そういえばわざわざ階段数えたの? ...うまい空気が吸いたくてさー。 あーここの階段が何段か数えてて... ああ...!今何段か忘れちゃった!! オレもなんとなく数えてたんだよ。 助かったよありがとう! ってことがあってさー。 からかいと手の高ホさんの からかい上手の高ホさんの ゲッサン少年サンデー・コミックススペシャル 電子書籍制作会社株式会社社昭和ブライト 氷収録されている作品は、執筆された当時の状況や年代を考慮の上、初回掲載時の表現のまま掲載されております。ご了承ください。