......

10

...松浦だ。

松浦だるま

EvENiNG.KC

10

.....

な、だるま

Pacebe.「Boogle」

第31回、これでは、の「ハートーリーズ

あるとは、これからのの「何」より、お

はぁ、はぁ...あぁぁぁっ

105

納め3所、一夜の肌の中止め、

第18条「第一条ああ、な、いや、

第85話、ここ人の狐は

なんだ、なんでもそれでも、まず、オレンジ

残る7冊、ブラネタリウム

「65

はいはい、...

...

第39話、「知っている環境

夏の雨の

...

ー。いざなくだったか?

本当の名は

よく戻って

きてくれた...

しかし

こころなしか

痩せたようだな

...まあ当然か

何も持たず

母子二人で

生きるには

屋敷の外は

きびしすぎたろう

私が

間違って

いたよ

さあ

透世!

さっさとその

醜い顔をあの女と

交換してこい

元の美しい透世に

戻るんだ!!

.....

いざなさん...

いざなさんは

―その時点でいざなさんは

「その時点で

淵透世が海道への恋のため

自らを裏切ったと知るわけだ

そもそも

海道が変身を

目撃し真実を知るように

しむけたのも

あの女が仕組んだ

ことだろうと

おれは思うがね

いざなさんが

そんなへまを

するほうが

不自然だからな

ともかく

湍透世の裏切りと

海道の自分への

態度とが

あのひとに

痛烈な〝真理〟を

あらためて

突きつけた

い...いざなさん

醜い己と子の

生きる価値は

ごめん...

ごめん

なさい...

ごめん

なさ..

やはり

美しさを奪わずして

ありえないのだと

ううっ...

ううう...

「こうして

女優

〝淵透世〟は再び光の下へと

自らの

生きるべき虚構へと

戻ってきた

戻ってきた

...いやあ

すばらしかったよ

あのとき

彼女を引き止めなくて

良かった...

はばたくべき

才能を押し込めて

しまうところだった

透世ちゃんの舞台

坊主がもう少し

大きくなったら

皆で観に行こう

そうね

ずんだ

ちゃん

こんな

あの子..

自分が

本当に

輝ける

場所を

見つけた

のよ

あなたの

ご主人は

忙しくなって

あなたを

手放したけど

恨まないでね

ねえ

ここから

出してよう

逃げないから...

ちょっとの時間でも

いいから...

私の野菊に

会わせて...!!

良いな

美しい妻と子

私の求めた光景だ

なあ

もう一度

考えてみてくれ

醜い子などよそへやって

醜い子など

よそへやって

私と野菊と

お前とで...

帰ります

かさねが

待ってるわ

...じきにお前も

思い知る日がくる

私の言葉が

正しかったとな

このとき

すでに

海道への愛は

ついえていたと見て

いいだろう

しかし

いざな

さんは

奴との

縁を切る

ことは

しなかった

何故?

...

あの男は

狂い

はじめて尚

更に演出家としての力を

増していったように思う。

消透世〟との舞台に

執着している時の海道は

他の追随をゆるさぬ

才覚ある男だった

...認めたくは

ないが

しかし

奴との縁を

断ち切らなかった

ために

いざなさんは

>マクベス夫人〟の運命に

「誰に知られて

恐れることがあります?」

堕ちることになる

海道が演出する

「マクベス」の稽古が

はじまって間もなくのことだ。

「わたし達の権力を」

「非難する者など」...

浪乃...

な...

透世!!!

大丈夫か!?

そういうことで、

...

透世...?

......

そういえば、

>浪乃というのは

朱磐であのひとが

殺し顔を奪った

女だ

私と

同じに...

ああ

お前がマクベス夫人の

役を通して

罪ーーーナの幻影を

見たように

あのひともやはり

見てしまったわけだ

自らの殺した

者たちを

殺した人間も数も

違うとはいえ

お前にはわかるだろう

己の罪悪の重圧が

マクペス夫人の心をもって見た

ええ

野菊の

助言が

無ければ

夫人の

ように

私も

こわれて

しまう

ところ

だった

財言〟ね...

過去や罪は

消えなくとも

あれは

お前は

歩いて行けるはずだ

私も共に

その地獄を歩んで

やろう

窮地のいざなさんに

海道がかけた言葉そのままだ

夫婦としての

愛はすでに

無くとも

いざなさんを

救い

「マクベス」を

千秋楽まで

走り抜く

ことができた

舞台での

パートナー

としての

海道の

言葉は

。マクペス夫人を克服したのに

どうして?

...でもそれが

母の最後の舞台になってしまった...

そうだ

舞台に立つことを

望まなくなったこと言って

いたけど...

明確な理由

はまだ

聞いてないわ

...そのときは

おれにもよく

わからなかった

ある作品に

出演する意向を

示したかと思えば

急に降りて

しまったり...

何かを

迷っている

ようにも見えた

ただ

いざなさんの

言葉を聞いて

それがある決意のため

だと知った

いざな

さん

なぜ

こんなところに

わざわざ...

それも素顔で

この顔で

会うのは

最後かも

しれない

からな

...

どういう

意味です?

12時間という

制約をふり切り

相手の顔を

そんな

方法は...

ある

んだ

永久にうばい取る...

それによって私は

いざなを殺し

本物の消透せ〟に成るつもりだ

第81話終わり

相手の顔を、

“永久に

うばい取る...?

ああ

本当に?

それなら

なぜ

最初から..

同じことを

おれも

いざなさんに

聞いたよ

危険だからだ

ことによっては

命を失う可能性もある

だからずっと...

迷い続けて

いたんだ

...一体

どんな方法

なんです?

.......

お前を今日

呼んだのは

それは..

成功したら

教えよう

その方法に

失敗した場合に

そなえてた

ーつまり

私がいなくなって

しまったとき......

何言ってるん

です?

新互

私の願いを

聞いてくれないか

〝奈落の

底から”...

〝白い光の下へ

導いてくと?

そうだ

そしておれは

まるで...

そして

おれは

がさねのことを

頼まれたんだ

成功よりも

失敗のほうを

こそ覚悟した

ような言葉ね

そうだな

あの...

もしかして...

その方法に失敗したから

母は死んだの?

ちがう

じゃあ

なんでよ..

一度も

教えてくれなかったわね

今まで何度も

母の死について

聞いたけど

本当に事...

お前

本当に

覚えていない

のか!?

...!?

いざなさんの

死の瞬間...

お前もその場にいたんだぞ

お前もその場に

いたんだぞ

...私

母は事故で

死んだとしか

聞いてないわ...

それ以上は誰も

教えてくれないし

公表されても

いな...

まったく...

何ですって...

そりゃあ

確かに

忘れたくなる

ような...

不幸かも

しれないが

あれは

あれは

やはり今日のような

雨の日だった

自らの死を

におわせた

いざなさんが心配で

おれは

自分の仕事も

投げ出して

あのひとの

行動を

見張っていた

海道か...

めずらしいな

そのころの海道は

減多に外出することは

なかった

淵透世〟が舞台を降りたことで

奴の演出家としての

火も消えてしまったのだ。

どこに行く

気だ...?

しかし

この日の外出は

〝淵透世〟が

海道に

もう一度

あなたと演劇が

やりたい

...と告げた

ためらしい

その言葉に

奴は喜々として

新たな上演を

おこすべく

手配にでかけたのだ

100

いざなさん...

何もかも

おれはまだ

知る由もなかったが、

あの時点で

彼女は

永久的な

顔の交換を

済ませていたのだと思う。

成功したって

いうの...?

ああ

現場は

見ていないから

方法はいまだ

不明だがな

...そしていざなさんは

先程の言葉で

屋敷にこもる海道を

外に出し

その間に

お前を連れて

逃げようと

したんだ

しかし

どういうことだ...!?

いえ...ですから

お取り次ぎできないと

言っているんです

「海道が来た」と

しっかり伝えろ!

この劇場と私は

どれほど懇意に

してきたか...

伝えてますよ:

しかし

淵透世〟が

舞台に立つのでも

ない限りは

海道様と会う

気は無いとの

ことです

だから

その〝淵透世〟が

出ると言って

いるんだ!!

それなら

本人を連れて

おこし下さい

...まあしかし

以前もそう

おっしゃいながら

お連れになれなかったことを

誰も忘れてはいませんがね

海道の挙動や

言動がおかしい

ことは

既に多くの舞台関係者が認識しており

既に多くの

舞台関係者が

認識しており、

今更

ともに仕事を

したがる人間は

いなかった

透世”...

...恥きながら

透世”が...

一方

別居している海道の家で

淵透世との交換を済ませ

娘の待つ家へと帰る!!

その日のいざなさんの行動自体は

普段通りだった

「このとき

彼女はまだ

......

海道が

自身のブライドをかけて

舞台の手配にいまだ

奔走しているだろうと

考えていた

しかし

実際の奴にはもう

プライドも何も無く

ただ虚ろに

いざなさんの

家に

先にたどり着いて

しまっていた

淵透世にすがって

〝幾判〟二:

〝燃判〟二:

透世”...

なぜ出ない...

いない

のか...?

かさね!

いるんだろう?

パパだよ!

ママは

どこだい?

パパ...?

どうしたの?

.....

んーん

かさね

ママが

帰ったらね

ママと

旅行にでも

行くのかい?

おうち

バイバイ

するんだって

パパも

いっしょ行くの?

どうした?

......

お...

覚えて

る...

そのあと

父に手を

ひかれて...

橋”...

そうだわ

家の近くの

橋で...

母と会った

ようやく

来たか...

〝透世〟

海道!?

この私を

置いて

一体どこへ

行く気だったんだ?

まだお前は

わからんよう

だな

ママ...

美しい顔と

私がいなければ

醜いお前たちには到底

生きる価値すらない!!

愚かな考えは

やめて私の元へ

戻るんだ

さもなくば

この子は...

事故で濁流に

呑まれてしまう

海道さん!!

何を考えて:

そこで

そこで

見たのは

人ではない

羽生田...!?

鬼のごときまなざし

第83話終わり

そんな顔をするな

私は...聡明なお前にただ

わかって欲しかっただけだ

どうするべきが

正しいか

83話

わかった

...戻ります

いざなさん...

あなたの元へ

......

逃げようとした

ことは水に

流してやろう

お前さえ

居てくれるなら

だめ...!

他は何も

要らない

トッ

これもれ、どこに

透世.....?

なんて

ことを...

:そのとき

母と

私は:

ぶはっ

こわい

かさねちゃん

大丈夫よ

もっとしっかり

木につかまって

え?

何だ?

......

何か..

このとき...

母と何か

言葉を交わしたの...

何て?

それが...

思い出せない...

すごく

大事なことを

言われたはず

なのに...!

だめ...

ここからは何も

覚えてない...

どうして...!

いざなさん!!

いざ..

そういうことですか

一瞬だった

身体は

ぽろきれのように

なっていたが

顔だけは異様に

きれいなままだった

遺体は

下流で見つかり

〝交換〟からとうに

12時間以上経って

いたのにだ

ようやく

完全に

美しさを

手に入れた

のに

つまり

あのひとは

お前を

助けるため...

いや

お前のせいで

死んだんだ

そして

おれは

そのお前を

光の下に

ひきずり出せと

託された!!

だから

おれもお前も

あのひとの

ために......!

何としても〝咲朱〟を

光の下に生かし続けねば

ならない...!!

.....

羽生田さん

母が成した

完全な交換〟の

方法がわかれば

ん?

母よりも

非情になってみせる

私はどんな

痛みがあろうと

受け入れるし

ただそれは

あくまでも

自分のために

見つめ

続けるために...!

それでも

母の望みには

こたえられるでしょう

〝演劇〟という

ただ一点の光を

...まあいいさ

あのひとが

死んだ日から

おれは

えんえん終わらぬ

終章の中

明けぬ

暗転の中にいる

その

明ける日が

...来るのかも

しれない

かさねが本当に

一点のみを見つめて

いけるなら

そろそろ

稽古場閉めるよー

あっ

すみません

一人で

熱心だねえ

オーディション

近いので...

そっかあ

幸運を祈るよ

えーと名前は::

〝五十嵐幾〟です

第83話終わり

まず

なんだ!!

ようじょと海

源はたのしいけど

あぶないことは

しないようにね!

さぁったそばからい...

シーグラス

喰おうとすんな!

あたりちゃんの

はーい

わかめたくるまって格好よ!

遊ぶな!

もー二人とも

こどもなん...

同化してっから!!

二十ちゃん

かもめさんと

あそんです

くううん...

いやーーーッ!!

おはよう

野菊

いや、そんなことじゃないでしょ

.......

体調はどう?

欲しいものはある?

...何も

いらない...

バリン

あれから

おとなしいもんだ

何を考えてんのかは

知らんが

そう..

いい

じゃない

...

かわったねえ

お前も

そんな

ことより

好都合

だわ

ああ

次の舞台の件で

連絡が

あったんだ

富士原佳雄から

連続で起用される

とは

あのオッサンに

相当気に入られた

ようだな

これは

配役表だ

おどろい

たか?

...ええ

まさか

こんなところで

また

会うことになる

なんてね

っ五十嵐幾〟...!!

しかもだ

今回の主役は

咲朱と

五十嵐幾との

ダブルキャスト

ってわけだ

そいつも

主演として

歓待を

受ける...

つまり

ダブル

キャスト..

「しかし五十嵐は

高校生当時から女優活動を

してたはずだが

ここ数年とんと

名前を聞かなかったな

そうね...

それが今

こんな大舞台で

急に名前が挙がる

なんて

それまで何を

していたかは知らんが

「ハムレット」の

>オフィーリア〟役でな

どうも前出演作で急に

注目を浴びはじめたようだ。

どうも前出演作で急に注目を浴びはじめたようだ

......

ちょうど

「マクベス」と同時期

だったから

おれも観ては

いないがね

そして今作

ベテランも

名を連ねた

オーディションを

勝ち抜いて

役を

射止めたらしい

:運命なんて

のは不思議な

もんだな

「マクベス」のときの

雨野同様

......

お前はまた

己の過去を知る人物と

対峙するわけだ

心配?

いいや

今のお前なら

大丈夫だろう

こうして

話していても

以前のような

余計な雑念や

光一点を

見すえた瞳は

甘っちょろさを感じる

ことは無い

むしろ

自信にあふれ

輝いている

「とは言え

くれぐれも

気をつけるんだぞ

ええ

油断はしないわ

共演者が

誰であろうと

波のように

満ちた夜

仰いで星遊んでいても

仰いで星

遊んでいても

北極星と

白鳥座と

でたらめ

みたいな歌に

なった

!!...

オレンジ色の

街灯も

届かない

闇の向こうで

あの子とは

あれが最後になって

しまったっけ

川べりで

二人で台詞をそらんじた

あの劇

そう

私ではない私が現れて

あの。ジョバンニーを見て

君に主演を頼んだのに!

私の希望を

摘んでしまった

あの劇

あの劇ーーー

君は天才だ

何故本気を出して

くれないんだ!?

あの〝ジョバンニ〟を

演じたんだから

なのに何故

出しおしみしている?

ち...

違う..

あれは..

”あれは

私じゃない

そんな言葉を

口にしたとして

誰が信じて

くれるだろう

やがて

私はあの。私にはかなわない...

多劣っているんだという刻印は

強くなるばかりで

舞台に出ようとすると

あの。ジョバンニンが

目の前に立ちふさがって

あるとき

ついに

舞台そでから

一歩も動けなくなって

しまった

それから

数年

ある...

きっかけを経て

ようやく

時間をかけて

舞台に戻る

ことが出来た

けれど

あの子は...

かさねちゃんは

どうして

いるかな...

植物状態になったとも

行方不明とも聞くけれど

どうか

生きてまた

会えたなら

私は

永遠に止まった

夜の中の

わたしの夢よ

君の夢よ

あなたに

聞いてみたい

ことがある

復帰できた

とは言え

やっぱり

初日は

さすがに

怖いな

おはよう

ございます!

おはよう

おはよう

よろしくねー

おはよう

ございます

これから

よろしく

はい!

よろしく

お願いします!

...

はあ

ピョール・リイス

...期本

松沼ゆう!!

ははは...

...

キャンプ

咲朱、十嵐幾

松田喜雄

相原美くす

塚たくみ

野菊

さん...

あなたは今

どこで

どうしているん

です?

淵かさね〟が

「マクベス」を何事も無く

終えて...

あなたは...!!

どころか

いまだに女優活動を

続けているということは

第8話終わり

私は一点しか

見つめていない

その一点の

ためならば

何を削ぎ落とそうとも

かまわない

咲朱

雨野さん...?

どうしたん

です?

「マクベス」の

最終公演のあと

ここにいれば

咲朱に

ニナをかさねて

現れる気が

していたの

他の方々は皆

打ち上げに向かったのに...

あなたが

...上手く言いあらわせないが...

妙にお前のことが

気になるんだ...

あなたは

私を

いなくなった

女に似てると

おっしゃって

いましたね

.....

ああ

そのことが

私にはうれしかった

姿が変わっても

心を通わせてくれた

ようで

けど私はもう

「丹沢ニナ〟ではなく

あなたの愛した女は

もうこの世のどこにもいない

だから

雨野さん

もし

〝誰か〟のかわりのように

自分を見られているなら、

あまり良い気は

しません

かわりという

わけでは..

だから

あなたが〝誰か〟の

面影を私に映しているかぎり

お仕事以外で

あなたに会うことは

ないでしょう

そうか

そうだな

すまない

雨野さん

ごめんなさい

さようなら

お前は王者だ

咲朱

王というのは

孤独な

ものさ

他のすべてを

手に入れることが

できる

その

かわり

野菊さんの

選んだ道ならば

選んだ道ならばい

おれなどが

止めても

どうしようもない。

〜〜〜~~~っ

そう思っていたんだ

おれがばかだった

あなたには

おれしか

いなかったじゃ

ないか

たとえ

にらまれても

きらわれて

いても

止めるべき

だったのだ

あのたった

独りの

背中を

野菊さん

あなたは今

おそらく

おどされるか

閉じ込められるかして

咲朱に利用されている

まず

場所を割り出さ

なければ

たぶんまだ

おれという

協力者がいた事は

知られていないだろう

しかし

自分ひとりで

どこまで

できるだろうか

ああ...

やはり以前

咲朱が住んでいた

家はもう貸家に

なっている

〝口紅で

人間の顔を交換する。

などという話も

美しい人気女優の

正体が世にも醜い女

であるという事実も

あまりに荒唐無稽で

実際に

その力を

使うか

目撃でも

しない限り

誰も

信じはしない

だろう

......

“五十嵐幾”...

五十嵐幾

この名前

どこかで見たような...

カチャ

わあ...

まだ稽古二日目なのに

もう舞台セットが組んである...

円形舞台::?

どう動けばいいだろう

ああ

そうか

あのひとは

富士原さんの舞台

初めてじゃないから

周りは知ってる人ばかりなんだ。

「ハムレット」のときは

昔からの知り合いが

何人かいたけど...

ここでは私一人だ

今回、初日は

本読みのあと

ほとんど皆と

しゃべれなかったし...

やっぱりまだ

舞台以外では

上手く人と

関われない

がっかり

されたり

しらけたり

無意識に

きずつけたり

してしまいそうで

五十嵐

はいっ

なんでこんな隅に

一人でいるんだ

主役なんだし

周りとコミュニケーション

とっておいたほうがいいぞ

おーい

はじめるぞー

......

昨日すでに

本読みをしてもらったが

今回の上演台本は

古い童話を原作とした

戯曲だ

童話のすじはそのままに

大人に向けてアプローチ

する演出となる

そして

主役二人!

今回は

〝ダブルキャスト〟

つまり

同じ役を

上演ごと交代で

演じてもらうわけだが

役づくりは

おのおのの

解釈で

まったく

違うものに

なってかまわん

いやむしろ

似ないほうが

面白い

...まあ

どうしたって

似ないとは思うがね

二人とも

屈折してるポイントが

ちがうからな

屈折...?

じゃあ

第一場

はじめようか

まずは咲朱!

はい!

...よかった

まずは自分なりに

役をつくってみて

いいんだ

緊張するけど

楽しまなくちゃね

しかし

「光はあたし

あたしは光」

「この命を!」

「とおくの恒星

地上の者ども

見てあたしを」

咲朱の

鮮烈に咲きほこる

演技の衝撃に

...??

私はどこか

おぼえがある気がした

第85話終わり

咲朱にかさなる面影は

何故か

“丹沢ニナ”...?

第86話

目り、現れる

それは

忘れようもない

私の運命を変えた

丹沢ニナの〝サロメ!!"

彼女を見る瞬間までの私は、

>過去の自分のように

演じようとしても演じられず、

舞台に出ていく勇気すら

失くしてしまっていた

ああ

主役交代...!?

舞台に出ても

動けなくなって

しまうんじゃ...

だって君

もう...

無理

だろう

ま..

待って下さい:

どうにか

しますから...

その言葉も

何度聞いたか...

正直:君の演技は

期待はずれだった...

いいかい

幾ちゃん

当たり前だけど

初日の劇場には必ず

お客さんがやってくる

君に合わせてたら

それまでに劇を仕上げる

ことができない!!

それに

背後から

誰かの

ため息が

聞こえた

だけでなく

針のような視線も感じた

...わかっていた

私だけが

私だけが

みんなの足をひっぱってる

みんなより

劣って

いる

はっ

はっ

はっ

そういえば、

私...

何を勘違いして

この世界に

飛び込んだん

だろう

みんなが

欲しがってくれたのは

私じゃなく

〝ジョバンニ〟

なのに...

その日から

私は

ふさぎこんだ

何週間も

何ヵ月も

演劇以外

何もなかった

私には

他にできることも

したいことも

無かった

「サロメ」?

「サロメ」

...演出会話時〜

月沢ニナー商野申彦「大戸光太郎

横浜渋術中郷グウナ

2013年4月18日

12:30期場

話題作

なんだって

たまには

気分転換にさ

.....ね?

あんたずっと

家にこもって

ばかりでしょ?

.....

友人の言葉に

押されて

私はひさしぶりに

劇場を訪れた

そう思っていた

のに

...どうせ

ここの舞台がすばらしいほど

自分がみじめになるだけよ...

このときまでは

みじめになるどころか

鳥肌が立つ

血がさわぐ

何故?

私...

こんなに

どきどきして:

そう

まるで

ヨカナーンを

欲しがる

サロメのように

私..

狂おしいほど

...演劇が

やりたい...

〝過去の自分の

にばかり

とらわれて

忘れていた

演劇への

欲求

それを思い出すことで

私はまた踏み出すことが

できた

大丈夫...私は

オーディションは

何回も落ちて

それでも

まだできる!!

信じ続けて

勝ち取った大役が

道をひらき

私は今

こうして

ここにいる

けれど

どうして

「ああ...重い」

あの。丹沢ニナ”が

咲朱さんにかさなって

見えたのだろう...

「暗い」

「何かに包まれて

いる......液体?」

「何がおきたの?」

「あの天にまあるく

切りぬかれた紺玉」

「あれはまさか...

宇宙なの?」

「天地が

逆転した...?

「いいえ

ちがう」

「ここは水の中...」

「さきほど宇宙から

見おろした泉の中...!」

「あたしが」

あたしが

落ちたんだ」

「なぜこんなに

暗いの...」

「光は...?」

「生まれてから今まで

この身にまとっていた」

「星たる光は?」

いいぞ

咲朱

重力が

目に視えるようだ

ありがとう

ございます

すごい..

演技にしっかり

めりはりがあるのに

最後まで音が

落ちなかった

とてつもない

表現力...

稽古2日目とは

思えない...

それに

底知れない

才能のかたまりだわ...

よし

次は

五十嵐!

は...

はいっ

私を

立ち止まらせた

〝ジョバンニ〟

......

歩き出す

きっかけをくれた

〝丹沢ニナ〟

そして...咲朱さん

ダブルキャスト・

いやがおうでも

演技を比べられるだろう

いつも私の数歩先に

誰かがいる

しかも

.....

いいんだ

それで

今の自分から

ただ一歩ずつ進む

急に高いところへは

飛べなくても

「光はあたし」

「あたしは光」:

第8話終わり

「とおくの恒星

地上の者ども」

第87話

プラネタリウム

「見てあたしを」

「この命を!」

くーーー...~~~

...

......

「...光は?」

「五月蠅い」

「生まれてから

今までまとっていた」

「星たる光は!?」

「五月蠅いぞ」

「誰!?」

「われらは

泥つち」

「静謐の水底をみだすな」

「近寄らないで!」

意外ですね

あんな気迫のある

演技をする子

だったとは

でも

なんだか..

私?

何か...へまを

してしまった?

五十嵐!

...うむ

君は;

〝誰〟を意識して

演じているんだ?

.....

そ...

それは

どういう!!

“誰か”の

やりかたを

借りてみるのも

もともと

自分には無い

新たな強みを

作ろうと

するのも

悪いことでは

ない

しかし

それまでの

自分の

すべてを

否定する

必要も

無いと

思うがね

☆ジョバンニ以前の自分を

肯定することなど

できない

それまでの

自分”...

富士原さんが。いつ。の私を知っているのかわからないけど

富士原さんが

いつの私を

知っているのか

わからないけど

......

何か質問は?

ありません

必要なのは

『今これからの自分』よ

......

ちゃん

この人は..

照明アーティストの

安達さん...だっけ

あ...いえ

私は残って

稽古を続けます...

みんなで

飲みに行くらしいけど

お店聞いてる?

すみません

......

咲朱

ちょっと

たのまれて

くれないか

富士原さん?

私が

五十嵐さんを誘って?

ああそこに

二人で行ってきてくれ

同じ役同士

ともに行動したり

話すことで

見えることもあるだろう

......

五十嵐さん

お願いが

あるの

今度の日曜

空いてませんか?

ーっお願いいって

言われると断れないなあ

でもどうしよう

何話したらいいか

全然わかんない

咲朱さんて

ちょっと

怖い印象

あるし...

わー

...

ここですね

プラネタリウム

そうですね

なんだか

劇場みたい

ですね

にせものを見て

たのしむところも

...これがこの地域の

午後20時ごろの星空です

ここより標高の高い

ところへ上昇しましょう

もっとたくさんの

星を見るために

すごい..

まるで本物みたいな宇宙...

ああ

「ケンタウルス」

「ヘラクレス座」

「アンタレェス」

「M23」

「アルクトゥルス」

「カシオペア座」:

お互いの顔が見えるほど

星で明るくて...

「スピカ」

思い出して

しまうな...

確かあの夜も

...え?

陶器のような肌の上

まるで流星のように

それは

あまりに

美しく

そして

何故か怖くて

思わず

私は目をそらした

きれいでしたね

...はい...

星を見ながら

何故泣いていたんですが?

あ...

あの..

私...泣いてました?

......?

全然気づかなかったわ

なんで

かしら

もし心配

かけたなら

すみません

...

......?

いえ

あの星空

泣きそうなほど

美しかったもの

きっと

それでですよ!

......

...そうですね

でも私

実を言うと

満天の星空って

あまり好きになれない

それよりも

真っ黒な中に

ただひとつだけの

星が輝く

・そんな空がいいわ

たぶん私は

星をつかみとり

たいのね

実際には

つかめない

としても

だから

つかみたくとも

つかめない星で

うめつくされた空は

私には苦しくて..

似合わないの

けど

あなたは

満天の星空が

似合うわ

星空は

あなたを美しく

見せるし

あなたは

星空を美しく

見せる

それは舞台でも

同じよ

あ...

舞台でも

同じ..

稽古の

とき

私...ちゃんと

他の役者さんやスタッフさんの

ことを見ていた?

「自分さえミスしなければ

いいと

どこかで思っていた...?

昔の私は

それこそ

«ジョバンニ〟以前は

演技力はつたなくとも

同じ舞台にたずさわる

みんなへの気配りを

何よりこころがけて

いたように思う

それまでの自分の

すべてを否定する

必要も

無いと思うがね

そういう意味だったんだ

それに...私は

自分のことを

肯定できないあまり

咲朱さんのことを

意識しすぎていた

彼女や

ジョバンニや

ニナのように

絶大な

存在感の主役を

演じなければと

思い込んでいた

けど

咲朱さん

違ってていいんだ

そういうことですが、

...

...

そういえば、

...

...

そういうことは

...そういえば、

...そういうことは

私たちは

よかったです:今日

あなたと話せて

そういえば、

ありがとう

明日から私は

目に映る星空ですらも

まわりの星空をよく見て

もっと話して演じていこう

何故

さあね

泣いて

いたん

ですか?

そんな

こと

どうだって

いいけれど

私やっぱり

苦手だわ

あなたのこと

第87話終わり

「つかまれ!!」

「誰...?」

「どこだ?」

「いや深追いは

無用」

...

第88話

...ふむ

よし!

周囲との息が合って

かけ合いのテンポも

良くなった

見違えたぞ

ありがとう

ございます!

引っ込み思案な

姿は本来の彼女では

無かったんですね

見通して

おられたん

ですか?

ああ

実は何年も前

彼女の演技を

見たことがあってね

友人の舞台の

稽古だったか

五十嵐もまだ

高校生で...

技量こそ

つたなかったが

舞台上だけでなく

どんな役者よりも

まわりのことがよく

見えていた

舞台監督の指示や

裏方の動き

美術や

演出意図に至るまで

瞬時に理解して

求められる演技を

実現することができる

特別な

アンテナを

持った子

しかも

何年か見ない

うちに

技量までも

上げてきた

わけだ

...

「私もうかうかしては

いられませんね

五十嵐同様

お前にも解決すべき

課題がある

もっと演技に

磨きをかけなければ

いや

その前に

......

私の課題...?

そうだ

おい一旦

休憩だ!

おれは

ちょっと

咲朱と

ミーティング

する

いいか咲朱

お前の演技は

全体の均衡を崩す

危険をはらんでいる

〝均衡を

崩す”...?

はっきり

言ってお前は

役者として

突出しすぎている

技量も

表現力も

そして何より......

圧倒的な存在感だ。

だから

お前は逸脱しないよう

ある程度

周囲と合わせる

術を覚えろ

つまり...あまり

目立つなと?

.....まあ

そうだな

足並みを

そろえて

欲しいんだ

「マクベス」のときは

主役がお前に劣らず強烈な

雨野だったから均衡が保たれた

しかし今回は

お前が主役

主役が誰より

すぐれているのは

良いことだが

あまりにも

周囲を

引き離しては

作品全体の

バランスが

狂う

.....

そうですか..

対処して

みせます

わかり

ました

...

...

...

...

...

それでも、

...

...

そういえば、

...

...

八方塞がりだ

野菊さんに

たどり着くには...

ーくそっ...

咲朱

一体

どうしたら..

思えば

.....

あなたの

笑顔を見たのは

遠目に

一度きり

普段のあなたは

復讐の他は何も要らないことでも

言うように

暗く

乾いた無表情

でいるか

もしくは

刃もののように

するどく

憎しみにたぎった

眼差しを見せたのみだ

あなたが常に

怒りを燃やし続けた

その相手に

それは一体...

どれほどの苦しみ

だろうか

良いように

利用されているとすれば

しかし

何を糸口に

あなたをそこから

解放できるのか

何か

何か

無いのか

せめて...

淵がさねの過去に咲朱の

弱味になりそうなものでも...

ん...?

部活動

この名前...

どこかで..

“五十嵐幾”...

そうだ...

今回咲朱と

同じ舞台に出演する

女優と

ダナダメ

淵かさねの所属した

部活の部長が

同姓同名...?

年齢...

出身校...

同一人物と見て

ほぼ

間違いない!

.....

彼女なら何か

知っているのではないかと

藁にもすがる

思いだった

ただ

話しかけても

不審者扱い

されるだけかも

しれないが...

.....

あ...あの!

...

そういうことで、

〝淵かさね〟さんを

ご存知ですか?

...さて

咲朱は課題を

どうこなすかな

今日から

通しだ!

咲朱から

行くぞ!

そういうことで、

そういえば、

そういうことは

はい

まさか..

あれ本番衣装ですか?

予定のテザインは

以前わたしてある

い...いや違う

おそらく

自作だろう

は...

始めろ!

似せて

簡素なものを作って

きたんだな

それ自体は

がまわんが...しかし

強烈な存在感が

問題だと

伝えたのに::

何を考えて

いるんだ!!

.....

「光はあたし」

「あたしは光」!

高らかに

耳に澄む

いつもと

違う...!

凄烈な

ひと声

ゴクッ

しかし

これでは

普段以上に

周囲を威圧してしまう...!!

「五月蠅い」

.....

「五月蠅いぞ」

な...

何故だろう

どの役も皆

いつも以上の迫真の

演技だ!

まるで本番

さながらに...

稽古場全体の

緊張感が...

いつもと違う...

なんて

奴だ...

自分を

おさえるどころか

最大限引き出し

逆に

その緊張感と

威圧感で

周囲の

集中力までも

引き上げて

しまうとは...!!

第88話終わり

「あんなに

遠いの...?」

「せっかく

水面まで来れたのに」

「あの宙はあんまり

遠くてーつめたくて」

「まるで私の知る宙とは

ちがう顔をしているわ」

問っている

第89話

まさか

やめてよ

ありえない

あんな話

〝淵かさね〟さんを

ご存知ですか?

...か

かさねちゃんなら

知ってます

けど...

あなたは...?

......

ぼくはですね...

天ヶ崎

という者で

高校教師を

しています

大事な

家族の

ような

ひとを

助けるため

実はあるひとを...

ぼくの大事な

そのひとの

行方を知る

>>淵かさね〟について

調べているんです

そしてあなたに

辿り着いた

そ...

そうですか..

けど

私も高校卒業以来

かさねちゃんとは

あいつは...

人の顔をうばう

んです

.....

え?

そして今

湯かさね〟は...

顔をうばい

声をうばい

名前を変えて

あなたのすぐ

そばにいる

美貌の女優

〝咲朱〟として!!

...ごめんなさい

お話がよく..

わからないです

もう帰らないと...

高校時代に

淵かさねと

何かありません

でしたか?

例えば

人に話しても...

信じてもらえないような

出来事が!!

......

.....

むしろ

淵かさねが

部活に入った

理由だって

...もしかして

あなたも

顔をうばわれたん

じゃないですか?

...?

あなたの顔が

目当てだったんじゃ...

い...

いい加減に

してください!

よ...よく

わかりません!

あなたの言ってる

こと...

......

す:すみません

でした

ただ...これだけ...

ぼくの連絡先です

...

そういえば、

そういうことで、

淵かさねについて

何か思い出したら...

いや

彼女の

〝嘘〟や〝罪〟

について

逆に

あなたが

知りたくなった

場合でも

連絡を

ください

け...

稽古中に

拍手が....!?

まったく

おそれ

いったよ

圧倒的な存在感...

弱点になると伝えた

自身の圧倒的な存在感〟を

逆に出し惜しむことなく

むしろ周囲のレベルを上げる

引き金にして

均衡を保つとは

そうか...

咲朱さんを見て

丹沢ニナを思い出したのは

あの存在感の強さが

二人の共通点だからだ...

そして

丹沢ニナ

だけじゃ

なく

〝ジョバンニ〟

だって...

いや

それと同じ

衝撃を

最初に感じたのは

そ...

そんなの

そんなの

考えすぎよ!

咲朱さんが

いくらあんな話を

聞いたからって

まさか..

どうかしてる!!

咲朱さんを

まともに見る

ことが

できない...

......

天ヶ崎神話

ヤキャカルチャ...

キッ...

.......

なあ

毎日毎日

ただ座って

過ごしてんのか?

雑誌やら何やら

持ってきて

やってんのに..

パタン

意地はってないで

少しぐらい手をつけて

みたらどうだよ

まあ

いい

本題に

移る

かな

......

前に

言って

いたよな

お前の大好きな

淵透世〟は

死ぬまでずっと

驚いざなの顔をしていた

つまり

お前らの母親は

顔の。永久交換〟を

成功させていた..

ということだが

その方法を

知りたくとも

最早死人に

口は無い

さて

しかし

当時

屋敷に

閉じ込められて

いたなら

...

二人が永久交換に

成功したとき唯一そばに

いた人間がお前だ

何か覚えてることは

無いか?

何も

なんでもいいから

覚えてることを

全部言ってみろ

本当に何も

思い出せないのよ

まあ

覚えていたと

しても絶対

あなたなんかには

話さないけど

少し

甘やかしすぎたか?

自分の立場をまだ

理解していないようだな

...おどしてる

つもり?

怖くないわね

父の元では

日常だったもの

そういうことで、

そういうことで、

...

...

そういうことで、

従わせるための

暴力も

強姦も

お前を

地下に

つなぎとめる

必要も

無くなる

か...完全な

«交換〟に成功すれば

自由に

なりたければ

早く何か

思い出せ!

.......

〝自由に

なりたければ

ですって...?

白々しい嘘を...!!

...死ぬのは

怖くない..

用が無くなれば

口紅について知る私は

殺されるに決まってる...

けど...

無駄死に

だけは嫌!!

たとえ

殺されるとしても

道連れよ

かさねも羽生田も殺し

すべてを終わらせてから

死んでやるわ!!

累®終わり

Pトロールの老

その日私は

不審者が出るという

うーんと聞き

街をパトールしていた

あの声は...

ただ、俺が両親だけで

出たな

ス審者!!

とくい笑は

不審者では

ありません

はいですよねっ

教師をしている

アマゼサキという

のです

よかろう、

なっと人を

探していて

まだとかけたら

逃げられて...

ところで家電者が出てこ

いうからな...フイをると

まちゃえられたのだろう

そまると!?

聖職者として許しかたい

僕もパトロールに

おともさせてください

段明な読者諸君の

おわかりの通り

アマガサキが押している!?

野菜である...

ではアマガサキは

野菜の群場所を持ったのに、

ハブタに持ってたのだろうか?

あっ

見てください

答えはノーである

ハブタが上手身裸なので

誰だかわからなかったのだ...

待っ飛ぶに立教感がこき死したのだ。

あそこに諦め

います...

不審者じだってすか

間違いない...

許せねえ!!

いいじゃ

ヒイッ!?

ハ;いブタ君

一体何なんだ

何だあんたか...

こんな時間に

何をやってみてた...

ちょっと公園に行ってきたんだ

ちょっと公園に

行ってきたんだ

一枚でか?

ブリ

不審者が出すので

何さパトロー!!

しているんだ

不審者か...

そいつはけしからんな

私も同行しよう...

フリーフ一枚でだ...

そこそ一体

何として...

何も

出ないな...

今日は帰ると

するか...

昨夜は不審者情報が

特に多く寄せられ

改善をすでに

不審者...

一体何者なんだ!

じゃ

つかまえてやよ...

い、林鋼

ハブっち

伊豆シャボテン公園には、

オルメイ巨石人頭像が

あるのよ

そうこうして、るうちに人生はあという間に多かったお

かさや、顔の交換の

限界にチャレンジするのを

やめろ

火星には、謎の

人面石があると

いうわ...

石から離れろ!

どうすんだ

お前これから営業じゃ

ねえか

マジェ

今日

どこの何?

海命リロケ

船の最大積載量がワトン

巨石人頭像が10トン

恐れていたことか...

やむどえん

ノゲイラ

お二則

デビューしろ

わざと間違え

ないでよ

巨石人頭像は

たえまなく

塩を吐き出し

こうして

海の水は

しおからく

なった

今回も

「男子かさね」と

おまみ

いただきこ

よりがとう

ございます

あとがまん全在

さて

ウページを

描いて頂いた

小林銀城先生

の作品の

ご新人!!

です。

いいっもお世話になって

マトーテムポール

そんなです。

「めしにしましょう」

「世代の家」のチェファミスタントでも

あるでこれ家の小林部み先生が、

アイブニングにて連載しているが、

〆切迫子

マンガ家の家で

アシスタントが

豪快な料理を

ふるまう

マンガのことです。

フィクションかと

風べいきや、〈わ〉《、》〈わかった

黒い制作現場で

おきたことも

結構ネタとして

「盛り込まれていたり、銅森先生、

が仕事場で作ったメレも

たくさんまでぐるるので、変えると

〈個人的には、現実と非現実の

境界が古いまいになってくる...

そんなかそうしい作品なの

2016年に月現在2

単品本1巻発売中!!

それじゃ、

国家化祭とともに

よろしくお願いいたします!!

アンーか

いきにつづく。

ポイントシャーン

ねえそれこへいの

64の

未に魅入られし者たちの

PresentedByDarumaMatsuura

PVENNG/KODANSHA

美しくも哀しい物語。

過去と現在が交錯する第回差

☆取録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

累(10)

~発

発行

発行者発行所

2016年12月1日発行(O)

松浦だるま

©DarumaMassuura2016

清水保雅

株式会社・講談社

〒112-8001

東京都文京区音羽2122: