シクスワイド判風の谷のナウンカ? 行所、徳間書店、本来の 発行所、徳間書店、中学生の 人々は魔海周辺にわずかに残された がつて栄えた目大産業文明の基は 時の闇の彼方へと姿を消し 地上は有識の感気を発する巨人園類の森・腐海に がろうじて腐海の液染から守られている小工国であった えー、徳間書店...本当は この時期、飲み、徳間書店 って都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し複雑高度化した抵術体系は沢われ地表のほとんどは不毛の地と化したのであるその後紫次明は再建されることが、く、ふいたそがれの時代を人類は生きることになった タリアハータリアアム湾 です!イートルメキア野県路...景太郎は>>土宅盛反文 死んじまったらなんにもならないじゃないか... ウルサイ!お前やあの娘が僧正さまをたぶらかしたんだ!! しばらくソッとしておくしかあるまい あの子の気持ちはよくわかるんです 王蟲の培養槽を破壊しようと決めたのは、マニ族全体の意志だったのかね? いいえ僧正はぼくとケチャ...あの子の名です...にしかおしえませんでした マニ族の人たちがどうされるか心配です 神聖皇帝家の血は代々超常者を生んできた あのミラルパのようなあやしい力の持ち主を生む家系なのだよ。彼が土鬼の実質の統治者だ ミラルバはマニ族の人々の心を読みとるだろう彼らに叛乱の意志がないとわかればすぐ抹殺はすまい ミラルパ!?あいつが皇弟ミラルパですか まずいな雲のようすがあやしくなってきた... やつら現われませんねうまくまけたのかナァ... クシャナの戦隊が全滅したときの模様を話してくれんか ぼくは見たわけじゃありませんが半殺しにした幼虫を囮にして宿営地に群をよび寄せたようです 王蟲の身体の一部さえあれば培養できるのだともいっていました眠らせたまま育てるとか... その幼虫は蟲使いの村の培養槽で育てたものだと僧正がいってました 王蟲は偉大な生き物です ひどいもんだ目がさめたときが死ぬときなんて 青き衣とか大海嘯とかぼくにはチンプシカンプンだけど、それだけはわかります 僧正は深い心の持ち主でした僧会のそのやり方に身をもって立ちむかったのです 生命をいじくり王墓をもてあそぶことは露海を怒らせ人間の滅びをはやめると... ある娘が身をもってそれを教えてくれました その娘ナウシカという名ではなかったかね そうでしたか!!あなたがあの人の先生だったとは いやもはや私のほうが生徒になりつつあるがね だいぶガブってきました舵をかわります スマンどうも船は苦手だ... かわいそうに...泣きつかれてねむってしまった ここも吹きさらしだけどうしろはあぶないから どんどん雲が高くなってきてます本格的に荒れそうだ 蟲使いなら王蟲の身体の一部を手に入れられるそれで村に培養種を運びこんだのだろうが問題は他にも培養槽があるかどうかだ マスクを僧正もつけて下さいそれを心配万一に備えたしていましたほうがよさそうだ エンジンレバーをたのみます手がはなせない いい船乗りだ落着いている この目で見るまで王蟲を培養するなんて信じられなかったです 「粘土細工のように一人間は動物も植物も欲するままにつくりかえられたというのだ 多くの種は時間とともに消えていったが、いくつかの種はいまも残っている「馬は昔は哺乳類だったという話だよ 話をつづけて下さいぜひ知りたいんです 問題は土鬼の聖都シュワだ 神聖皇帝の墓所でもある大僧院の奥深くその技が伝えられてきたとしか思えん 不利な戦況をくつがえすためにミラルパが復活したのではないだろうか... 巨神兵もその技でつくられたのでしょうか? だめだ!この雷雲はかわせないもどります! 雲の中は気流の温ですこんな船すぐバラバラになっちまう ハハハあなたは変わった人ですね死ぬかもしれないときなのに そういうきみも相当なものだと思うがね アスベル巨神兵の話をつづけてくれないか あの人を思い出します恐がることを知らぬ人でした ...(さあこっちへ〜 坑道であいつを掘り当てたのは 巨神兵の化石なら別にめずらしくないんですがそいつはちょっと変わっていました 超硬質セラミックの殻だけなんです骨格だけというほうが正確かもしれない エンジンがないものかと発掘をつづけました 工房士を呼んでこい危険物かもしれん パイプで本体とつなががっておる なんじゃろうこの妙なものは石にみえるが 巨神兵の制御装置のひとつかもしれんな となりに同じ凹みがあるが鍵の一種じゃないかな移しかえると動くとか 危険なものではなさそうだ 何の変化もないが... 手すきのときに分解してみようエンジンが入っとるかもしれん やはり未完成のまま放棄されたんじゃろう それまで坑道は封印しておいてくれ き筋肉もできはじめておるぞ!! 見ろ!!心臓が生まれている たいへんた!!あの箱はこいつの胎盤なんだ石をはずせ!! 石をはずして巨神兵は死んだのか? 成長は一定段階までいってとまりましたが...やつはまだペジテの地下で生きています ペジテ市が『ヴ王におそわれた理由がようやくわかったよ きみの妹さんがナウシカにたくした石がそれだったんだなあの石はいま... ペジテの全工房がチエを集めてあいつを破壊しようとしたのですが、火も爆薬も効かなかった 石をすてた場所は口がさけてもいいません (下は嵐です生存は不可能です 〈残骸を確認せねば帰れぬこのまま上空に待機して嵐がすぎたら調べよう 雲海で見えませんが腐海をきれました土鬼のサパタ小候国に入ったようです この地図でどのあたりだ よほど友軍と合流したいようだなクロトワ 主戦線にいるのは第何軍だ? 主戦線にいるのは兄たちの第二軍であろう エッ!?いえさあ... お前のシッポの見える芝居はもうアキアキした この作戦は私を抹殺するために兄たちがしくんだ罠だ お前の任務は秘石を手に入れ持ちかえることであろう お前がこの船の乗員を手なづけているのは判っていたのだ ししかし私は殿下のお命をお守りしましたぞ フフ...秘石のありがが判らぬとあっては殺すわけにもいくまいか しかしいまはいつでも後ろから撃てるというわけだ秘石のありかを知っている娘がいるからな ナウシカを連れかえって拷問にでもかけるつもりであろうが いやあバレているとは思ってましたがね じつのことをいいますとね命令に腹を立てて殿下はペジテから王都へもどると思ってたんでさああっちじゃそれを期待してたんで 軍令無視謀叛の意志アリ...殿下は殺されるはずだったんでさところが戦隊がボロボロになってもひたすら忠実に命令を守っているなぜでしょうね? 殿下の目的は土鬼との戦争なんかじゃねえ第三軍の主力と合流するためなんだ 殿下が育てながら奪われた最強の軍団彼らも殿下をまちこがれている そして第三軍をひきつれて王都にもどり王権をうちたてる... フッ殺すしかないようだな ちょっと待ってくれませんかね オレは平民出の貧乏軍人にすぎねえせいぜい生きながらえて年金ぐらしが関の山だ そりゃこの任務をうけるについちゃあいろんなご褒美を約束してくれましたがねおえら方の秘密を知った平民が生きのびたためしはねえんで任務を達成してもしなくてもうまくいって銃殺か毒殺でさあ要するに後がねえんだ 殿下ひとつオレを使ってみませんか? ここんとこへきて打つ手がなくなって実は困ってたんでさあ でオレは考えた生きのびてやるってねムザムザ殺されてたまるかって...!! 忠実で血筋もよいが融通の効かねえ貴族出の士官よりずっとつかいでがあると思うんですがね フンひとつだけ答えろお前にこの仕事を命じたのはだれだ?兄か参謀総長か へへ...父君ヴ王陛下御自身であらせられます 参謀殿風の谷の娘が妙なことをいってます からみあい血を流して争う双頭の蛇が「わが王家」この紋章、子殺し親殺しはのがれられぬ宿命か... 殿下!!クロトワです後部へちょっとおこし願えませんか 王位にしがみつく老いた醜い化け物め それほど執着する王位なら血まみれのわが手でひきむしってやる ナウシカか風がにおうというのです雲の下に何かあると お前は前で舵輪を指揮しろ どうした何もにおわぬが... ほんのわずかだけれどまちがいない ハイ!コルベットのことならおまかせを 何かものの焼ける...こ...!! 火薬だわ下で戦闘がおこなわれています だんだんにおいが強くなってきた ハッ!!・全員戦闘配置につけ!! 生き物の焼かれるにおいだ!! 第二軍のバムケッチだ! ひどい...ただの村を... わかってますおまかせを 「いずれの戦隊なりや」 軍の指揮下をはなれる!! クロトワ次は奇襲がきかぬぞぬかるな! わかってまさちょっとゆれますぜ! なんで味方と戦うんだ!? オイッどこへいくんだ!? 私は村を見にいくすきなだけ殺し合いをすればいいってあの人にいって! 人も馬もその前に死んでたんだ! あのやろうまだウロウロするつもりだぜ勝手なまねをしやがって 村の人はどこに消えてしまったのだろう 着陸しろ水と食糧を補給出来るかもしれぬ 寺院がもえ残っている!! どうします置いていっちまいますか? 窓がみんなしめられている すき間に布がつめてある..中からだ!! オーイッだれかいないか!! なんてことを!!密閉した堂内で火をもやしつづけたんだ... もうまちがいないこの村は癒気に襲われたんだわ この中に避難したけれど恐怖で火をたかずにはおれなかったんだ... 死ばかり...行く先々死ばかりだ... ...!?この中からだ!! 警戒をおこたるな永居は無用だぞ! なんでこんな村を爆撃したんでしょうね軍事目標なんかありゃしねえのに... やつの風だなにしてやがんのかな? いまチコの実をあげるからね ナウシカそんなガキを集めてどうするつもりだ! 連れてけはしねえぞ!! まってね順番にあげるからね フン虫ずがはしるぜ!! ここはな戦場なんだ!この先そんな子は何百もゴロゴロしてるんだよ!! そいつらをみんなひろって歩くつもりかよ!! 村の中央で第二軍所属の捜索小隊が全滅してます おかしいのです全員外傷がありません馬まで死んでます まるで火葬場に踏み込んだみたいだな 水をさがしにいった連中です!! なぜそれに気づかなかったんだろう!! 殿下は船へおもどりを! この子たちをあずかって!おねがい! いそがないとあの人たちが死ぬわ!! ふたり逃げそこねた!化物がいるんだ! 遠ざけて人工呼吸をして!あとはわたしがやる! 爆撃をした船の乗員だ! しずかにソッとこっちへ来ていまなら大丈夫 あの爆撃はこの虫を殺すためだったんだわ ...いいじゃないでしょうか!! 反対側の入口から入りこんでいたんです 誰か擲弾を持っていないか!? オレたちをたすけようとして風使いの娘が この眼で確認してくるだけだお前たちはここで待機していろ 参謀!!私たちもいきます もうこの子は鎮まりました 服を青く染めた王蟲の血に蟲たちの怒りを鎮めてくれる力があるなんて... 死ぬとわかって水のあるところに産んだんだわ... さようならお前の子どもたちが丈夫に育ちますように... だいじょうぶか!?顔の色がまっ青だ 自分たちだけ逃げてしまって それより急いで瘴気を吸った人を船に運んで この井戸はもう使えません蟲が運んだ胞子が発芽しているからじきにこの村も腐海に沈むわ 爆薬を持ってこい!!ぶっとばして埋めるんだ 王蟲が私を守ってくれてる... 全員収容したかただちに離陸する 南下をつづける見張りをおこたるな それから通風管をあけて新鮮な空気がいるわ そのガキどもを♪なんとかしろ!!この船は難民船じゃねえぞ!! 殿下の許可がおりとるんです まったくイライラさせるぜ土鬼のガキなどどうする気だ 魔女かフフフ...そうかもしれぬ 殿下もご自身でごらんになれば笑ってはおれませんぞ 蟲と話をしている姿を見たときは背筋がゾッとしました いったいあいつをどうする気なのです命令はきかぬガキどもはひろってくる あの娘には不思議な力があるのだ お前のような男すら娘の危機を聞いて井戸にとびこんでいったではないか そういえばなぜおれは...!? いまはあの娘の力が役に立つ あの娘は自分でも気づかずに我々を渦の中心にみちびいているのだ おそらくわたしの探すものもそこに居る 母さん母さん...苦しい ナウシカ殿下がお待ちだぞはやく船首にこい クソッ後部のバカども何をやっとるんだ! なんだと!?ナニ...はっきりいえ!! あの方がやつののどにあふれた血を 毒の血と知ってるのに口でのぞいて下さったんです セトル死ぬな!!いっしょに国に帰ろう!! まずいぜこいつらに里心がついちまう 約束したじゃないかセトル... セトル二曹を失ったのは誠に残念である彼は良い船乗りだった だが悲しみをこえて我々はさらに前進しなければならない 彼の死をムダにしないためにも もうだいじょうぶ山をこえたわ瘴気が弱かったのね... あ...ありがとう!! ごめんなさいおしつけてしまって ナウシカさん特配の水ですせめて顔だけでもぬぐって下さい こうやって妹を育てたもんさ 土鬼ったって赤ん坊にかわりはないね... あんたのしてくれたことにくらべればらくなもんさ 総員配置につけ!!総員配置につけ!! 後方にも一群アリ!!飛行ガメを連れています!! すごい!!土鬼の艦隊の全兵力が集結しているようです わが艦の針路がこれで決ったようだな やつらの進む方向に友軍がいるはずだ クロトウワ距離をおいて追従するぞ 地景にかくれて接触する 白昼堂々と浮砲台がうろつくようではトルメキア軍は苦戦中だな 全員マスクをつけろ!! 瘴気がくるぞ!!マスクのない者は浄気室へいそげ!! 高度をあげて!!瘴気がくるわ だれかあのバカ娘をだまらせろ!! テトはお守りをしていて! ナニ!?瘴気がどうしたというんだ!? 見張りがやられました即死です!! なんでこんな所に瘴気が湧くんだ!! 高度をあげろ!!瘴気がこすぎる トルメキアの簡易マスクじゃ効かなくなるわ バカヤロウ上にはドルッ土鬼がいるんだぞ 猛毒のヒソクサリばかりこんな森ははじめてだ 蟲たちが死んでいるこの森はいったい!? 上が明るくなってきました 右燃料水タンク破損!! 左下に瘴気の切れ目が!! わめかずに撃ちまくれ!! クロトワ砲ロの指向するほうへとべそこに友軍がいる わたしの部下たちが死んでいく バカな!!第三軍は神速の機動攻撃を旨とする装甲集団だぞ このような拠点防衛には最も不向きな兵種をムザムザと! お気持はわかりますが退避命令を!!他の連隊を探しましょう ナウシカよく見ておけこれが戦場だ 女子どもばかりう...!! ひとりやふたりのガキを助けたところで気やすめにもならねえんだ!! さっきの船がもどって来た もうおそい!!いまごろ支援に来て何になる まてあの船はう...!! クシャナ殿下の戦旗だァ!! 殿下がわれわれの元に帰って来てくださった!! おやじや兄どもがクシャナをおそれる理由がわかるぜ 全トルメキア軍の中でもこれほど兵に支持される奴はひとりもいねえ 退避しますエンジン全力!! ««バルハラー戦士が憩うとされる天界。古くは北欧の伝承に始まる。 わたしから第三軍を奪い精兵を虚しく犬死にさせた者どもへのわが復讐をバルハラにて見守るがよい!! そなたたちの最期見届けた!! いたるところ土鬼だらけだ迂回しよう出発するぞ やむを得んおいていこう 家だふたりほど行け食いものがあるかもしれん チッひでえもの食ってやがる 食糧を出せ冬用のがあるはずだ!! グズグズすると孫の頭をふっとばすぞ!! 銃声がきこえるとまずい剣をつかえ!! あなたたちトルメキア第三軍の兵士でしょう すぐ近くにクシャナさんの船が来ているわ 案内してあげる外に出て待っていなさい ごめんなさいどうか怒らないで じゃ...本当に殿下は!? この子たちを育ててくれる方を探しています せめてこの子たちに家畜の乳をあげてくれませんか 新宿は日本人、(お前たちも出ていけ 〈娘さんやあなたはトルメキア人じゃない 〈乳をやりたくても家畜はみんな連れていかれてしもうたヨ それにこの子らは同じ氏族の子だ... 〈わしの胸がしぼんでいなければノォ... 泣かないでサバタ族の子は強くなきゃ 同じ氏族の子なのに何もしてやれんなんて 泣かないでおばあさん...ありがとう 平気よ他の人を探すから...悲しまないで 第三連隊も私たちをのぞいて全滅しました わが軍の右翼を突然瘴気が襲ったのです価海から遠いのでマスクを持たぬ部隊がほとんどでした 土鬼諸候連合軍が大反攻に転じてわが軍の戦線はスタズタです その大混乱をついて瘴気の中からドッ・土鬼が突撃して来ました 士鬼が瘴気を兵器として使ったというのだな オオオイカ遭遇したとび地のような腐海がそれでしょうか 苦しまぎれの戦術ならわかるだが国土が腐海に没してもかまわぬとは土鬼の皇帝め何を企らんでおるのだ クシャナ殿下の息のかかった第三軍は将軍どもの目の仇だからな 殿下さえいてくだされば多くの戦友がむざむざと... いつものことさ三皇子殿下の将軍たちの逃げ足が速いのは 生きていてくれてうれしいぞさがって休むかいい 第三軍は後退する全軍の支援として各連隊はみっつの拠点の守備を命じられました重装備も空中からの支援もないまま装甲兵が馬をおりて戦うよう命じられたのです 情勢はつかめたもののこりゃおごと大事ですな まるで土鬼の大海原の中の小島みたいなものですぜ 残るはこの一個連隊だけだなんとか救出せねばならん 地獄にとび込むしかあるまいまず指揮権を葬回する 明払暁出発いっきにつっ走るぞクロトワ 南で森がたすけを求めているっ王蟲がいっいたわ あの森がそうだとしたら... ユパさまや父上や谷のみんなにも... (ムダです生きていたとしてもこの森から出られるはずありません 〈つべこべいうな下へ降りて死体を確認してこい バカバカしい土鬼めいばりくさって 落ちたなこの高さだたすかるまい ついてる!下まで降りずにすんだ 証拠に手首だけもってく ウワッ!!管理だらけだ! お前たちの長に伝えよこの地より立ち去れと お...おゆるし下さい森の人の住まう森ともしらず... なんだと!?森の人だと本当か!? みんな引きあげだいそげ!! オイコラッ!!いったい何事だ 大変ご立腹で立ち去れとおしゃいました ...!?どうしたんだみんな消えちまったぞ ほらあそこを見てごらん このカベ泡の膜だわ!! タービンを使った通風と浄気のカラクリだよ こわがらなくていいよケチヤこれは森の人のテントだ 殺す気なら武装をそのままにするはずがない 蟲使いに聞いたことがあったが本当にいるとは信じられなかった なぜか知らぬが蟲使いは森の人をとても怖れ敬っている 森の人は蟲使いの祖にして最も高貴な血の一族 火をすて人界をきらい価海の奥深く棲まう者 蟲の腸をまとい卵を食し体液を泡として住まう... 人間が腐海と共生できるとしたら もはや生命はないものと思っていたが... 蟲の卵だ!!どうやって蟲を怒らさずに お礼は受けとめてくれた管蟲の巣にいいなさい 森があなたたちをたすけただから安心していい そなたの髪とても美しい この少年のまなざしはナウシカにそっくりだ 卵を盗っても蟲に攻撃されないのか? 盗るのではないものお願いして少しだけもらうんだ 私たちははるかに遠い腐海の底から旅してきた 腐海中がさわがしくなっている王蟲たちがみな怒りっぽくなって南へ動いているのだ 王蟲が...大海嘯の兆しだろうか わかりませんそれゆえ・父は私を違わしたのです 休みなさいまず腰をなおさなければ ヘビケラたちまで南へ向かっています 私たちも急がねばならない ユパさま僧正さまは故国へもどるご覚悟でした ナウシカも南へ行った.. ☉な!!〈僧正さま... ナウシカのいる地へ!! ああわれわれも行こうぞ神聖皇帝の統べる国へ 各員持場にて聞け!!長い流浪の旅は終った われらはこれより原隊に復帰する!! トルメキア軍最南端拠点土鬼サバタ土侯国の都城 クソッいまいましいイヤな音だぜいったいいつまで続けるつもりなんだ 土鬼の僧侶が出撃する戦士に力と不死の信念をさずけているんだ 踊りが続いている間は生きていられるってわけだ だまれっ!!撤退など論外だ!! じゃあカケをしてもいいぜあの音が鳴っている間に将軍閣下は逃げ出すってな すでに一歩も退かず死守せよとの命令が下っているのだ しかし関下司令部では現況を正確に把握しているのでしょうか? きさまぁっそんなに死ぬのがおそろしいか 王位をうかがう反逆者クシャナの部下であるお前たちに 皇子殿下は忠誠のあかしをたてる機会を下さったのだ それとも女の命令ならきけるが三皇子殿下では不服というのか? よいか最後の一兵まで戦え (殺せ異教徒を!!トルメキアの犬どもを殺せ!! 皇弟ミラルバ様の専用艇じゃ!!おもどりになられた!! 戦国...ああ!!スをみてか平時年平成年☆斎四玉... 踊りをつづけよわしらはお迎えにいく マニの僧正が叛逆ですと!?では邪悪な教えが復活しつつあるとおっしゃるので! 青き衣の者があらわれたという噂はいままでにも時折り流れたものです 皇弟様がお心をわずらわせるほどのことは あとわずかでその者の正体をつきとめるところだったのだが 今度はちがうだからこそ仕事なかばで戻って来たのだ 僧会の努力にもかかわらず土着の邪教を払拭しきれておらぬ 青き衣の者が出現したとなれば戦の最も重大なこの時期に諸軍に混乱が生ずるであろう マニの僧正め生命をかけてわしの眼をくらませおった このまま放置しておけば帝国の根幹をおびやかしかねん なんとしても小さな芽の内につみとらねばならぬ ミラルパ様でその者の正体はいったい 女だまだほんの小娘... トルメキア人でもなく土民でもない わかりました全軍に指令を出します異国の娘はすべて捕えるか殺すかいたします 薬液が濃すぎるのだはやくうすくしろ!! おいたわしや...空気に永く触れられすぎたのです はやく戦をすませて墓所におもどりにならぬと... 僧官さまお伏せ下され!! まるで王蟲の血のような青い服だ しかし少年のようだったが... 横顔だけだが決して忘れぬぞあの顔 イヤ!髪の毛をはためかせていたぞ だがエリかざりかもしれぬ なんとしても確かめねば 砲台に連絡しろあの船は城内に降りるつもりだぞ エエイなぜこんなにヒザがふるえるんんだ... 船つき場を猛砲撃して破壊するんだ!? バカ者どもめ荷の積込みにグズグズしとるからだ!! 閣下この砲撃下を離陸するのは無理です!! あいつだあいつが砲撃を誘引しおったのだ!! 砲撃がやむまでいましばし 救助にいくぞ担架兵つづけ!! 貴様ら!この船を掩体に入れるほうを先にしろ!! 歩ける者は殿下につづけ!!!! セネイ出迎えご苦労船内の負傷者をたのむ どうした私はもどって来たのだ はやくしろ!!弾薬が誘爆するぞ!! 負傷者を救出しろ私は殿下を先導する エンジンを回収してからだこいつがあれば船の再建が出来るんだい 手斧をかせ下敷きになったている!! 参謀も脱出して下さい!! もう危険だあんたも退避してくれ おじさんその子たちをもうちょっとおねがいね わたしメーヴェをとって来る もどれナウシカあぷないぞ!! コラッてめえもうやめろ ななんで俺までとび出すいんだ 俺はクシャナのとこへ行かにゃ 砲撃を中止して総攻撃にそなえよ これしきの砲撃で死ぬはずもあるまい 予定どおり正午をきして総攻撃を開始する 真の青き衣の者ならば... クシャナ殿下がもどられたみな希望をすてるな フフフよくもかき集めたものだなまるでネズミのひっこしだ 戦利品は指揮官の正当な権利だ!! だまれっ叛逆者の分際で何をいうか!! 兵を死地にすておいてもか ヴ王陛下の名においてたほ逮捕しろ 何をしておる聞こえんのか!!この女を捕えるのだ!! この船は第三軍が接収する さすがに軍本部付きだけあっていい船だぜ はやとちりするな一志はちがっても土鬼と戦うことはできるはずだ そなたを解任はせぬ軍人の本分をこつくしてもらうだけだ バカにするなわしか叛逆者などに加担すると思うのか!! 出撃まで間がないいまのうちに休んでおれ セネイ各中隊の指揮官を集めろ ハッすでに呼集しました 身体がうごかない...寒いわ まるでお墓の中みたい... あの時の化物だわわたしを探しているんだ なんて冷たい手憎しみだけが伝わってくる 触れたのに気がつかないで探しつづけている なんてみじめな生物かしら探すものが判らなくてすすり泣いているみたい 手足が凍りそう胸が僧正さまの火傷のあとだけが暖かい ありがとうお前たちが守ってくれたんだね あいつは何者だろう前よりずっと近い所にいるみたい だいじょうぶかね起きちまって 参謀殿もおっしゃったし 小麦ひと袋でひきとってもいいという女がいたもんでね この先は許可なしには進めん!! これ以上連れ歩くのは無理だよ船もなくなっちまったしな この人たちいったい...? 風の谷のようにトルメキアも人口が減りつづけていると聞いていたけど、戦争で何とかしようなんて... 捕虜だ本国の荘園に送れば高く売れるんだがね なんという戦争!!いかがわしい正義すらカケラもないなんて 船はこないしにおいはひどいし我々はまったくの貧乏くじさ 滅びの道をいそいでいるだけなのか判らないの!! 攻撃目標は南正面に展開している攻城砲群だこれを潰せば敵の攻撃は遅延せざるを得ん 敵の総攻撃は宗教上の理由でおそらく正午に予定されているその先手をとってわが軍は攻勢をとる 城門は使わぬ待ちかまえている土鬼の火線に捕捉される 全重中火器を南面に集中準備砲撃の爆煙にかくれて城壁を爆破し突撃ロを開く 城壁をぶち抜いて奇襲しようとはおそれいったぜ 兵学校の答案なら零点だよ 砲兵は開通と同時に弾幕を襲歩にあわせて前方へ移動 全装甲騎兵は弾幕の背後にかくれて敵の散兵線をこえる よいかこの戦は祖国への旅の第一歩と思え犬死は無用蛮勇も許さん速力が武器だ 襲撃の先頭には私が立つ以上!! いや...ひとついい残したことがあった 他の兵科は全力をあげて東門の前面を掃討・騎兵の帰還を援護する 将軍閣下もともに先頭に立つそうだ たいした女だぜ兵の目つきまで変えやがった クソッこいつを待ってたんだ!! 敵の戦力を増やせというのか あの人たちは非戦闘員よ人質にしたとしても土鬼は攻撃の手をゆるめないわ ドレイとして運ぶあてもないのにこれ以上の死は無意味だわ ここを去って土鬼軍に加わりあなたと戦う よくよく人の死をみすごせない性質だな わたしが拒否したらどうする だとするとお前は私だけでなく世界を相手に戦うはめになるぞ ナウシカいっしょに来い だが手を汚すまいとするお前のいいなりになるのは不愉快だ 戦友としての忠告ならきかぬでもない 捕虜釈放の命令書だ受けとれ 土鬼の人々と戦いたくない 憎正さまごめんなさい今はこうするしかないんです ナウシカ凜凜しい出立だ 聞け!!辺境の盟約国よりただひとり勇士が馳せ参じてくれた 風の谷の族長ジルの子ナウシカだ見知りおけ! 次でね...(あけろあけろ!! 敵が来るあいつが来るぞ!! 敵は南全面にわたって砲撃を加えています フン総攻撃に先制をかける心積もりか 沐浴を途中でやめてはお身体が崩れてしまう! 皇弟さまお心を安らかに!! はげしく動いては皮膚が破れます!おしずかに!! マニの僧正だ!あやつめ霊になりながら小娘を守っておる!! その小娘が来るなら私どもに..おまかせ下さい必らずしとめます なにがあっても..皇弟さまをお守りもうせ!! この砲撃をなんと読む! よいな...沐浴がすむまでは絶対にあけてはならんぞ!! 総攻撃を察知しての悪あがきでしょう 音と煙ばかりでやつらの砲には力がありませんお気にかけるほどの事ではありますまい 兵はみな嫁に入っておるたいした損害は出まい いそげ!!瓦礫をとりのぞけ 後方の騎兵団をすぐ呼びもどせ!! 全軍に警報!!青と緑の狼煙をあげる!! 青と緑!?では敵が打って出ると!! わしは砲列まで前進する騎兵をつづかせろ!! 砲兵はだんまく弾幕に切れ目をつくるな!! 前進しつつ突撃機隊を組め!! 弾着と同じ速さで進んでいるう...!! 砲兵はなにやってるんだ撃たれっぱなしじゃねえか!! オイッなんの音だこれは!? 敵にかまうな速度をたもて!! 砲台の護衛兵はどうした!? もはや不要と思いましてすべて攻撃軍に編入しました よけいな事を!すぐ呼びもどせ コラッ!!砲側に弾薬を集積するなといったのが判らんのか!! いっ発で砲台ごとふっとんでしまうぞ!! ワッハハハ僧官殿は心配性じゃのォ おろかな!敵をあなどっては勝てる戦でも敗けるわい 爆煙からトルメキア軍が!! いったいどうやって包囲壕を突破したんだ!? ここでくいとめろ!!この先は皇弟さまの本陣までガラあきだぞ!! 零距離射撃!!装薬をへらせ!! だめだァ!どるいじゃょ士塁が邪魔で俯角がとれねえ!! 爆薬で土をふきとばす! おのれ!やつらの目的は砲台の破壊か!! ああ...虎の子の砲が全滅してしまう 何をしているのだ騎兵は!! トルメキアの犬どもを殺せ!! おそいぞ急いでつづけ!! 本隊は作戦通り攻撃を継続東門への突破口を切り開け!! 機動防御!!本隊を援護する!! 敵はうすいそ皆殺しだ!! ナウシカこれからが本物の戦だ 王蟲の血の色の服だ!! あの者が敵の中心だ逃すな!! なんといううかつあいつに気づかぬとは トルメキアの白い魔女だ!! ヴ王の娘クシャナめ生きていたのか!! なぜだなぜ青き衣の者がトルメキアの魔女とともにいるのだ土着の民の救世主ではないのか ジタケ!!奴タダかぐんっ!! 右側面になって新手!!黒衣は土鬼皇帝の親衛兵です!! 退け!!退路を遮断させるな!! 包囲場の敵がもどって来た!!左様全面に歩兵の大集団!! 立て!流れが変ったぞ犬どもを包囲するのだ! ナウシカ!!何を血迷うもどれェ!! じいたちがくれた鏑弾が ...これから母夫はこれ コラッ!!しっかりしろどうしたんだ!! 敵の馬脚が乱れた!!なんだあの弾丸は!? かけぬけろ!!ここは私がくいとめる!! おもい上るなァこれしきの包囲を突破できぬと思うてかァ!! これ以上の流血は無用!! 捕虜釈放の命令書ったしかに受け取ったァ!!いけえ!! 引こうぞ!!遅れて土鬼のエジキになるなっ!! 殿下ーッ!!わが分隊隊列を離れますお許しを!! 勇敢な少女を見すてては装甲兵の名折れ ナウシカ殿を援護します!! しずまれっ音だけだ鞍を降りてあいつを射たおせ!! 混乱にまき込まれるなァ射程外を迂回して退路ををたて やっは鬼神か!?たった一騎に僧会の精兵が潮のように退ぞいておる たとえ悪魔でもたじろぐな!!あの青服をたおせは第一級の戦功だぞ われらお守りします!! ああ...なんでもどって来たの!! 装甲のない私たちだけなら脚力で切りぬけられるのに われらが装甲のカゲに!! はやく!!歩兵が前に出て来た!! はなしなさい!!馬脚が乱れる!! 手網をとれっナウシカ殿 なんという奴だ!兵を盾にして逃げるとは 許さん!!必ず必ずこの手で!! おのれ!!またしても!! 本隊より伝令来ます!! 殿下!!攻撃は順調に展開中です 現在東門前面の敵火点を城内と呼応して掃討中間もなく道が開けましょう 警報!!後方に敵騎兵が進出中!! 油断するな何をするか判らぬ奴だ!! 馬を撃て!!馬だッ!! やった!!オレの弾丸だ!! 何をいうオレがあてたんだ!! 生捕れ...皇弟さまの前にひきすえるのだ!! 誇り高い高貴な顔だ.. お願いこの子の手当てをさせて 今ならまだ助かるかもしれない 敵意も憎悪もない...なぜこんな少女が超常の力を持つ皇弟さまをあれほどおびやかすのか... ヤイ!!俺たちの捕虜を!!勝手にこわすな!! そうだ俺たちが追いまわして捕えたんだぞ 手柄を横どりする気か!! この女はあやしい技でわが軍に大損害を与えた奴だ 何をかくし持っているか判らぬ 一騎打ちで女にやられるような奴らさ 僧兵殿このチビがあやしい技ですか 逃がすな!追え追え!! 牛どもをしずめろ!!これでは銃も使えん あのトリウマは瀕死の深傷だったそれがどうして ただの幸運かそれともこれがやつの力だとしたら 殿下大勝利おめでとうございます 煙がはれて戦果が視認できました攻城砲群はほぼ全滅です なんでえツンツンしやがってからに 戦死者が出るといつもああなんだよ そういえばナウシカは...? どうか門を閉じるのをいま少しおとどまり下さい ナウシカ殿と援護の分隊がもどって来るかもしれません わが第三中隊はあの方の働きがなければ大損害をこうむったはずです いったん門を閉じると簡単には開けられませんわが中隊がこのまま守備につきます あのバカとうとうやられちまったか 兵員の選出さえすめばすぐにでも出発できます クソッまただよ...たかが馬いっ匹にあのザマだ ナウシカ殿他の者たちはもどりましょうか みんな私の盾となって死にました ご自分をせめてはなりませんそれにしてもあの重囲をよく突破されました いい馬ですわれわれ騎兵はこのような馬に出会うことをいつも夢みています 馬にとってもあなたは守りがいのある主人だったのだ 中隊整列!!勇敢な軍馬に別れの敬礼をする ナウシカお前はお前の道をいくがいい・それも小気味よい生き方だ あの馬食糧にせず丁重に埋葬してやれ この度の大損害はすべて拙僧の不徳の故でございます 皇帝陛下より...賜った面布をお返しいたします この上はち?一僧呂にもどり辺境の修道院にて苦行の一生を送る覚悟でございます この聖戦が済むまで休息をとらせるわけにはいかん 軍法により司令官の解任はやむを得ぬ があやつを知る僧はお前だけだ あの都城に立て籠る敵はわが帝国の胎内深く残ったトゲだ 時間がない種まきの季節になれば兵どもは畑を恋うて浮足立つなんとしても早く決着をつけねばならん これ以上主戦線から兵力をさくわけにはいかん やむを得ん蟲か森を使おう 城壁の穴から土民どもが続々と出つつあります トルメキア軍に捕えられていた虜囚と思われます!! いけません!!皇弟さま蟲や森を使っては不毛の地が増えるばかりです!!