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ヒドラがちょっと暴れているのさ バカ博士どもが騒ぎたてるのでな この浴槽に薬液を加えただけなのに ずいぶん長かったがそれもおわりだ オッと眠ってしまう前に俺のこの肉体を見ろ お前が移植をおそれ老いさらばえていくあいだに俺は数十回の手術の恐怖に耐えたのだ 俺のおそれることはただひとつこの血を一度もたぎらせることなく終わることだ 管だらけになっても不死を願うお前とちがい俺には帝国も死もどうでもいい 土民を支配するために利用したはずの神にお前のようにしばられもせん この墓穴とクソ坊主どもはお前にくれてやる 俺は父祖がしたように自らの帝国を自分で斬りとってやる! 墓所を封印せよ!!神聖皇帝自ら出陣する! 恐怖と歓喜の火のような日々を生きるために俺は穴グラで待ちつづけてきたのだ トルメキア軍撤退の噂は本物です 軍隊の移動というよりまるでひっこ引越だな やっら運べるものはあらいざらい奪っていく気だ 土鬼軍は何をしているんだ!! いま攻撃すればあの人々を解放できるのに... ユパさまたちがもどられたらすぐ出発しましょう 姫さまを追って飛んで来たのはいいが土鬼の地は広いいったいどこにおられるやら ユパさまとケチャはまだかいな まあそうイライラするな こうしてるあいだにも姫さまがどうされとるか心配でじっとしておれんよ お前はいいよいつでもその調子 ガンシップの修理やら何やらで時間をくいすぎた ヒヒヒそりゃみな同じだがナしたがやみくもにとんで回っても見つかるものでもないがの アアわしもユパさまにくっついて町へ行くんだった トルメキア王室の重コルベットだまだ前戦に皇子でも残っとるのかな 何をしてる列をとめるな もっとムチをくらいたいのか!! メソメソしねえで歩け!! 自分のドレイをどうあつかおうとこっちの勝手だ!! 場所ダ!〈トルメキアのブタ! 〈トルメキアのブタ!〉 ちょうどいいお前くらいの女奴隷を土産にしたかったんだ お前土鬼の娘だな化けてやがった ちいさい子を家畜のようにムチでたたいていた トルメキア人は豚以下だ!! 合図だ!!追手がかかっとるエンジンをかけるぞ まったく急にふかすなというに 卵がわれちまったらいち大事だがの ヒヒヒヤーッとしたなぁ みんなきいてくれナウシカだけでなくクシャナの足どりすらつかめない トルメキア軍は退却に死にもの狂いだ蟲が動き始めたのだ 蟲が!!そん王蟲ですか 王喜はまだだ翅蟲の群がさきがけとなっているらしい 南々西に針路をとって低くとんでくれ地上の様子を見たい 蟲の流れのむかう所へナウシカも進んでいるはずだ わたしの短気のせいでケガをさせたね わしのヒザの卵をクイに返してくれんかの ケチャが怒るのは当然だわたしはケチャのそういうところが好きだよ コラコラ食いやせんがな 奥地から撤退して来る部隊だ まっていま腹帯をとくから 住民が立ち上がっている 前方に煙の壁!!毅物の山が炎上中!! トルメキア軍が運べない穀物に火を放ったのだ なんてことをするのかノオ... 蟲だ!!右正横に一匹とんでる!! 蟲が来ようが来まいがこれでは冬がこせないお 群からはぐれたかそれともどう斥候か... あやしい者ではない道をたずねたい 火と水に調和を...よく顔をみせてくれ みなの衆ビダ族の娘ごだ ケチャがいてくれてたすかる 村を出てから生きてる人間に会ったのはあんただけだ この先には死にたえた村しかないよもどったほうがいいわしらだってすみなれた村をすてて来たくらいだからな おそろしい蟲で空がいっぱいになってな二目二晩風上へ歩きづめでここまで来たんだ あんたならいい子を産みそうだ喜んでむかえるが わしらといっしょに来なさらんか あと半土里いけば川があるわそこの水はまだ清浄よ ありがとうよ気をつけてな 心配しないで強い連れがいるから 蟲の流れはカボ族の地にむかっています カボかあるいはさらに奥地かだ みなさんもトルメキアの敗兵がうろついているから充分気をつけてね 南々西かさすがユパ様じゃいい勘してなさる ナウリム川のむこうはどうなっているやら 現在位置はこの辺だ明日一日とべばはっきりするだろう あの人たち作物の種を大事に持っていた 新しい土地をみつけたら蒔くんだといって もうなにもかも手おくれだ もうなにもかも手おくれだ しかし姫さまはわしらのはるか先を読みとってもあきらめずに戦っていなさる いいにおいだなたまらないや ヒヒヒどんな時でも腹がすくか若さだノォ 高度を下げようみなマスクをつけてくれ 蟲の屍から腐海が生まれはじめている!! 蟲の身体についていた胞子が発芽したんだ クソッなんていう風景だ なぜどうしてこんなにたくさんの屍が 瘴気のない空の長旅は蟲たちにもたいへんなもん試練なのだ 後上方を見て下さい!! もう森の見張りに来ている 地上にもいる刺激するな カボの王都です警戒して下さい 生存者がいるかもしれぬゆっくりとんでくれ このあたりの者がマスクの備えをしているはずがない 簡易マスクでは水も飲めん地下に逃げても酸欠で死ぬ 重マスクがあったとしても瘴気の中で何日も生きるには訓練が必要だ 進もうここにはもうわたしたちにできることは何もない 土鬼だけではないトルメキア軍の人的損害も甚大だもはや立ち直れまい きのう見た重コルベットだこんなところをうろついていたのか このマスクをつくった奴は自分でためしてみたんですかね 殿下ももの好きですぜこんなタンクの中にかくれてねえで俺なんかすててさっさと行けばいいものを これは賭だ徒歩で風上に逃れるか 瘴気の中で水を飲めるだけでも感謝しろ ここでやつらが兄を探しに来るのを待つか 買いかぶるなお前のために残ったのではない しかし船が来たとしてもこれっぱかしの人数で奪えるんですかい それも賭だもうしゃべるな この船の残骸のどこかに黒コゲになったみにくい兄の屍があるはずだ そのかげで妹の私が罠をはってまちこがれている 部下たちの神経と肉体も限界だ 着け慣れた甲冑すら重く感じる しょせん勝ちのない賭か 瘴気にかくれているが近い この爆音は!?他にも船がいるのか!? 後からもう一隻きた!! 風の谷のガンシップだ!! 反撃するバージ退避セヨ!! ガンシップに火力を集中セヨ!! ウホッ姫さまなみに過激だわい なんという上昇力だ太陽に入りやがった ドンピシャだ真上攻撃!! 前席やつの装甲は厚いぞ翼のつけ根を狙えっ 弾丸を追いこした!!機速が出すぎだ 前席もちっと船をいたわれ!! 上出来だ煙を吹き出しとる 尻尾をまいて逃げ出しおったぞ 追撃して見届けましょう バージが着陸するもどった方がいい 待て手を出してはならん しかし人質をとらなければ ナウシカの仲間と戦いたくない トルメキア王家第四皇女クシャナ殿とみうけるが トルメキアの兵隊なんかおいてきぼりにすればいい 姫さまの居場所を知っとるかもしれんて そういうわけにもいかんがな 姫さまのことになるとみんな夢中なんだから どうした急に血相かえて!? はなせっこの女はペジテを滅ぼした女だ!! 気をしずめてきいてくれ 彼女はたった今部下の生命とひきかえに降服すると申し出たのだ 市を焼き皆殺しにした! 非戦闘員の年寄りも!!女子どもも区別なく殺したのだ!! ナウシカのことも知るかぎりのことも話すといっておる 白い歯糸の小山は苗床になった人の亡骸だ 足元を見てくれアスベル グズグズできん集まってきおった いま世界の半分が失われようとしているのだ 憎しみも怒りも消すことはできないだが今は決闘の権利を留保する そなたの望むままにしよう なんじゃあんたか悪運の強い男だな 疲労がひどい高度をとって瘴気の上に出よう たっぷりとはいかぬが分けあってくれ クロトワマスクをとるぞ あんな奴らに食物や水をやることなんかないのに 空気たあうめえもんですなあ ケチャさんやアスベルを見てごらん ハハそういうわけにもいかんかな さっきはよーく怒りをおさえた なんという愚かなことを!! なにしろこの下界にはわしら以外にもう生きとる者はおらんのだよ 土鬼僧会にはひとりの生態学者もいなかったのか... 同じ立場にいたらトルメキア王も同じ道を選んだにちがいない 愚かなのは...?土鬼皇帝だけではない私とて同じことだ 欲望に翻弄されるのも憎悪に捕われるのもたいしてかわりはない 仇のひとりが眼の前であっけなく死んだそいつを殺すために生きて来たのに... 私は空虚だったまわりの惨状も目に入らぬほど ただ部下達の体温が無性に悲しかった いつの間にか私はナウシカのいうとおりにしていた 憎しみと恐怖をすてれば蟲は襲って来ないという 蟲の群が去ってはじめて気がついた私はずっと歌っていたのだ それもなんと子守歌を!! そなた達の姫様の謎がすこし解けたようだ だが二度と私にはできぬいや真似たくもない いそぐとカラッポの胃が受けつけぬぞ 世界はまだわずかでも人間に残されるのだろうか? ユパ殿は知っているはずだ三〇〇年前の破局で古エフタル王国が滅亡した時何があったかを トルメキアにも腐海文書が伝わっていたとは初耳だな だとすれば生者が死者をうらやむ時代が来ることになりそうだな 年代記は伝えている寸士を争って大海嘯そのものより多くの生命が失われたと 残された土地をめぐってどれほどの血が流されたか 当推量だったがやはりそうだったか今回も同じことがおこるだろう 眼下の惨状はほんの序の口にすぎない 土鬼の生き残りはすべてトルメキア目指して動きはじめるだろう戦火は再燃し僧会が健在なら再び痛気を戦闘に使うかもしれぬあるいは巨神兵すら... この女すでにそれを読んでいたか トルメキア王も土鬼皇帝も無慈非で邪悪な小心者にすぎない その口をつぐむがいい!! 状況が困難になればなるほど。愚行もひどくなるだろう お前達が戦争をおこさなければこんな事にならなかったのだ 真の王道を歩む者が出現せねば人間は滅びる トルメキアの女が何をえらそうに!! われわれは今回の破局の規模すら判っていない... 捕虜のたわごとだゆるしてくれ 念のため退避します左へ回頭 大海嘯はいまはじまったばかりだ 艦隊も爆撃に来たはやく!! 爆撃なんか全然きかない 憎悪をつのらせるだけだわ 退避しろ!!これっぱかしの艦ではどうにもならん 山地に避難した人々を発見しました 怒って猛烈に瘴気を吐き出すだけです お前までなぜもどって来た!? 東へ三点全速力で進んで 東へ三点全速力で進んで 地図を!粘菌の動きを調べて来ました 各艦に命令「われにつづけ」変針東へ三点全速力 瘴気がどんどん広がっています 無理もないこの少女はたったいま地獄を見て来たのだ 迷走しているようですが明らかに合体しようとしています 瘴気の拡散はかなりの速度です サパタの穀倉地帯が全滅だ やっらは合流していったいどうするつもりなんだろう? わたしの谷に近い森で小さな粘菌なら見たことがあります 細胞が群れてエサを求めて移動します エサがなくなったり老化すると集まって球になって眠ります びとつひとつの細胞がバラバラに動くことはありません その球はどうなるのだ? 時が満ちるとはじけます 無数の胞子を噴出して... 世界が滅びるというのか... 自分たちの生命が短いのも知っていてだから必死に呼び合って集まろうとしているのです 火が効かぬとすればどうすればいいのだ あの者たちは生まれたことにとまどい周囲の敵意に憎悪をつのらせています 判りません鎮める手立てがあれば良いのですが いまは少しでも人々を助けましょう 生命をもてあそんだ報いだ あなたを責める気はありません たくさんの死に絶えた村を見ました 街道は逃げおくれた人々の遺体でいっぱいです 子供達はカマドの中にかくまわれて あの粘菌の心の声もききました はじめてですあんなにみじめな生物と出会ったのは どんな生命でもよろこびや充足を知っているのに 助けの来ぬまま死んでいました 憎しみと恐怖しか知らないのです なぜシュワの墓所の封印を解いたのでしょう それが人間の手がつくり出した生物だなんて 私達は滅びるよう定められた呪われた種族なのでしょうか ふたりともこの二昼夜休まずにとびまわっていたのだ 青い衣の者などと何かの間違いだあの少女が帝国の敵であるはずがない よいなこのふたりの眠りを誰も妨げてはならぬぞ いえいぜん地上に動くものの姿はありません 皇弟様はこの光景をどう思われるのであろう... はたまりましたが、〈永い浄化の時が始まったのです すべてが予定どおり進んでいるのです大海嗜も粘菌もずっと昔から決まっていました 私たち呪われた種族は焼きつくされ新しい世界が生まれます もう道はないのでしょうか? 滅びを恐れることはありません だめなの光っているのは私の胸だもの はやく捨てなさい死者が甦る!! お前はしろにん上人さまじゃない!! だめよ来ちゃだめ森にかえってお願い! 丘の上に難民が集まっています!! 奇跡だこれほどの数の住民がパニックにもならず療気の重さを読みとって丘に登ったとは 各艦に連絡「住民ヲ救出セヨ」 どうした!?顔色を変えて 私いきますチククをお願い! 船を連れて来て下された 側砲撃てェ何でもかまわん地平線でも狙え ななんだそうしこの経文は!? 者どもよーく聞けっ異常事態であるからそなたたちの行いをいちいちとがめん祈りをやめすぐ船に乗れ だが忘れるな!!この船は神聖皇帝陛下の統べる僧会に属しているのだ陛下への忠誠なき者は乗せんぞ なんという軽率だ僧兵の前で邪教の経を唱えるとは 何があったのだつつみかくさず申せ わたしどもはたしかに神の声を聞きました 長老か村の僧都はおらんか 村の上を見たことのない白い大きな鳥が舞っていました 昨晩のこと家の中にいた私どもの耳に何処からか声が聞こえて来たのです マスクも効かぬ瘴気が迫っているしかし恐れるな高き丘に登りそこにとどまれ必らず助けを連れて来る 念話だしかしこれほどの人数に同時に語るとはなんという力だ そしてまたその声が聞こえたのです あの導きがなければ私どもはみんな死んでおります 神が鳥をつかわして私たちを助けて下さったのです 信じようだがそのこと口にしてはならんいいか皆にもそう伝えよ 古き神の名を軽々しく口にして僧会に異端とされたらなんとする村ごと査問されるぞ 緊急の時にしても神の名を騙るとはあまりにも軽率な そうだで済むと思うのか お前は幼いから知らぬかもしれんが邪教の伝導者と疑わそれて火あぶりになった者が何人もいるのだ バカなあの少女はただの異教徒だあの翼もエフタルの民が使う凧だぞ ナウシカは伝道者ではない使徒だ あたり前だ使徒は人だ翼が生えていたら化物だ チククはナウシカ好きだ 粘菌を攻撃しても無駄なのを知って上空で待っているんだ 疲れきって死ぬのもかまわず待っている やっぱりもう来てた!!斥候の王蟲だわ 身体中から胞子が発芽してるずい分前に死んだんだ お願いみんなに森へ帰るように伝えて!! あなた達の力でもあの粘菌を鎮めることはできないわ いまならまた間に合うここに来ちゃいけないわ 森に帰るようにいって!! オマエヲイツモ近クニ感ジテイタヨ ワレ等ハココデ森ニナル 私帰らないここには助けをもとめる南の森なんかないもの あの突然変異体にはあなた達全部でもかなわないわ 群ごとみんな粘菌に食べられてしまう はやくみんなに伝えて!!森にかえれって!! ごめん...どうすることもできない 胞子が発芽するときのつぶやきだ 粘菌の瘴気の中なのに発芽している 腐海の植物は...この瘴気に耐えられるんだ ここでも菌糸がすごい早さでのびている むしろこの瘴気の方が成長が早いわ王蟲ははじめからそれを知ってたのかしら 蟲たちは王蟲のまわりに苗床をつくろうとするみたいに死んでいく イイエこれは腐海の木々の苗床そのものだわ 泣くないま考えなければ泣いてはだめだ マスクをひきちぎって大声を上げたいの ううん...うんうん... 腐海で小さな粘菌をガラスビンに移した時たわ 粘菌は不安でうろたえて悲鳴をあげた よほどガラスビンの中がこわかったんだろう 他の菌の鉢に放してやったら自分より強い菌におそいかかって 数日後にびっくりすることがおこった でも相手が強すぎて食べられてしまった そうだわあの後はすっかり落着いて食べたり食べられたりしていた あの粘菌が他の歯の中で元気にエサをあさっていたのだ食べられながら自分も食べてまじりあっていくつかの細胞は生き残っていたにちがいない... 巨大な突然変異体も普通の粘菌と同じ...!? なぜ気づかなかったんだ ここは粘菌の合流地なんだ 王蟲のいうたすけを求めている森が粘歯のことだったなんて 蟲や...腐海にとっては突然変異体の粘菌すら仲間なんだ 蟲たちは...攻撃していたんじゃないんだ食べようとしていたんだわ 腐海の食草を食べるように苦しみを食べようとしたんだ それが蟲と木々との愛情なんだ 蟲たちは食べることができないので自分たちを苗床にして森に粘菌をむかえ入れようとしている だからこの合流地に集まってきているんだ ここで待とう王蟲が来るのを もう何もかも手おくれた ここが私の旅の終わりだろうか ごめんねもう何もないの チコの実が少しだけ残っている こんなに世界は輝いているのに こんなに世界は美しいのに 皇女クシャナ第三軍拠点サバタ市中央門 瘴気で死んだのではないものすごい力にひしがれている こんなものがまだうごめいていたとは ユパさまヒドラとはいったい 私の部下は最後まで剣を持って戦ったようだ セネイすまぬ...あまりに戻るのが遅すぎた ミト手銃を貸してくれ一番強い弾丸と 神聖皇帝が土鬼の地を征服したときに従えていた人道の兵士だ なんじゃこの面甲は!?肉に喰い込むようになっとるわい 中枢を破壊しないとやつは不死身だよみがえってしまう しっかりしろ何があったのだ申してみよ 待ちなされいま息を楽にしてやります クソッ姫さまのようにはいかんわい 本隊はここにはいません風上の地に脱出しまして 蟲の群が来てその後日に目に痙気が濃くなってそこへあの方の凧が来たのです 地上には降りなかった城の上空を一周していってしまわれた しかし我々全員が声を聞きました 凧!?ナウシカのことか マスクも効かない猛毒の瘴気が来る!東にむかって全速力で脱出セヨそれしか道はない私を信じて東へ!! わかったもうしゃべるな オオイうごくなよせまいんだから ケチャこのバカ鳥をなんとかしてくれ 何かあったかねケチャさん アスベル様子がおかしいここを離れたほうがイイ 大王ヤンマだ!!ケチャバージにもどれ 城内へ行ったユバ様達はまだもどりませんか エンジンをかけます!! 城内で何かあったのだ!! もどれェバラバラになってはダメだ われらは殿下の元へ参じる!! おじさん何かあったらかまわず飛んで ユパさまが心配だいってくる 待ちなさいケチャさんコレッ クソッ何がはじまりやがったんだ この戦は私の戦引かれよユパ殿 私にふさわしい亡者の使いだ クシャナ殿犬死無用!! ゆかれよ!ご好意は忘れぬ!! ここで死なすわけにはいかぬ この兵隊はタメじゃ!! ミト船へしらせろ待たずにとべ 来るナァこいつらは不死身だ 残される世界のためにクシャナのカがいる しまったやつらの目当ははじめからクシャナだ とても剣では手におえぬ こやつらをあやつっている者が近くにいるはず 息がつつかん目がかすんで来おった クソッこれでは道案内しとるようなもんじゃ 船があぶないんじゃ!! ミトーッ新手が来とるぞォ どうしたんじゃ!?にげていきおる ...!?攻撃色じゃない眼が青い 客人素晴しい光景だぞここへ来て眺めぬか 三〇〇年に一度の眺めだ ユパ・ミラルダと申すその服というて神聖皇帝のいにしえの戦衣と見受けるが ヒドラの急所を知る者がいまだいたとは愉快であった あの娘をどうなされたお教え願いたい しずかにおこしてはいけないよ そういい子だご主人様を守っているんだね この衣は王蟲の血で染められている... わたしはあなたを知っている その少女は王蟲の体液で染められた服をまとっているはずだ あたたかいっ...!? もっと...眠っていていいのに あなたのマスクを直しているのまだ少しだけ時間があるから... 皇兄陛下がもどられた機関前進 俺は強い者が好きだ男も女もな 王蟲の群に治って移動する ヘルメットの眼がこちらのいっきしゅっとう...一挙手一投足に反応している 神聖皇帝は後にも眼があると恐れられていた 王蟲の先頭が変異体の瘴気の中に入ります 脳に直接視覚を伝達するカラクリか とまりません!!王蟲の群は変異体の瘴気の中を進んでいます 大海嘯の引金になったやつだよ見るか? 瘴気の色がちがう... 頭の良い弟とその手下共の仕業だよ 名案のつもりで腐海の森を使ったあげくがこの体たらくだ 王蟲の群は変異体の粘菌を攻撃しようとしているのだ どちらが勝っても勝たなくても国土はもはや回復不能だな 土鬼諸侯国連合帝国は消滅したわけだ なれど皇帝としての賁務は残っているはず 痛気の中に残された人民を救出せぬのか オイオイこの船を難民船にしろというのか もっとも使える奴はひろう心算だがな ようやく基穴から這い出して来たら国がなくなっているとはな トルメキアへ侵攻するのか.. そうでもするしかないではないか ハハハ正に愚行のくり返しだな世界が半分になったというのに 弟への忠義だてご苦労だな 弟はこの百年間坊主の数ばかり増して来た この地では人は簡単に生まれ簡単に死ぬのだ 死ねば必らず生まれかわると教え込んだのだよ 嘘も百年くり返すと本人まで信じる始末さ マニより通信です見つけたようです おかげで土民は瘴気の中でも来世を信じながら死んでいける もっとも老いと死をいちばん恐れていたのが弟だったがなハハハ... 酸素筒に引火する爆発するぞ! 上層第五区爆発アリ炎上中!! 防火扉いそげ注水する!! ヨオ毒蛇の娘相変わらずだな そちらこそようやく弟を追いおとしての遅すぎる出陣か ハハハそうカッカッするな見せたいものがあるのだ 僧衣などまとわぬさがれ 瘴気の下だよく見てみろ サパタから脱出した本隊だよ俺はあいつらが欲しいんだ いまならまだ助けられるもっと下の山腹を見ろ 色のちがう瘴気の中に何か見えるだろう お前の最後の部下の生命は風前の灯というわけだ 土鬼トルメキア二重帝国 トルメキアの王位継承権と精兵の持参金に見返りは何だ!? 私の夫になろうというのか ヒドラだけでは心もとなくてな ヒヒ...ふしどを共にするまでの楽しみにしておけ 当面の生命反乱の自由不倫の自由あらゆる可能性... それでこそわが血まみれの花嫁だ憎悪と敵意こそ真の尊敬を生む源となろう 牙をむく毒蛇の巣穴に裸で踏み込めるかな? 二人してたそがれの王国を築こうではないか 損傷箇所の修理いそげこれより着陸する 客人もういいだろが部屋へ案内する あの粘菌は不妊性と判っているのか? ケケいい具合に王蟲が来とるさっぱり食い尽してくれらナ そなた王墓の眼の色を見なかったのか 兵器として作ったんだ一代かぎりに決まっとろうが あれは...攻撃する時の色ではないぞ だからどうだというんだ だといいが変異体は逆に爆発的な増殖力を持つことがあるのだ 陛下がその気になきゃじゃれば巨神兵だってあるんだ サアここが客人の部屋だ 各地に調査へ・行った艦隊がやがてもどろうその上で移住先を決める 生き残った者はわれわれだけではないはずだ 部族間のいきがかりはすてて力をあわせてこの試練を乗り切るのだ 僧官さまわしらはこの山の麓の者ですがみなが村々にもどりたいと申します たとえ他所へ移り住んだとしてもそこは他人の土地です 家畜を養う余分の草も耕す士地もありますまい 生きながらえてもすべてを失って異国をさまよう苦しみを増すだけです ばかなみすみす瘴気にまかれ粘菌にのまれたいと申すのか 苦しみ多い現世に終わりが ですから白い鳥がみちびきに現れました 永い浄化の時がはじまったのですぞ粘菌は神のつかわされた滅びの御手です もう重い税にも戦乱にも 親は子の死を悲しまずにすむ 親は子の死を悲しまずにすむ 僧官さまこそ経典をお忘れになっておられる 邪教の古い伝承と僧会の教えがコチャゴチャになっておる!! 僧会は人民に何をして来たのだ虚無をはびこらせた。だけなのか チククだまたやりおった 声はここにとどまれといってるであろう いいか生きねばならんのだぞ 超常の力をもてあそびおって また念話を使いおったな何度いえば判るのだ兵士に感ずかれたらどうする わしの力にも限度があるのだぞ 兄に会えたらいいのにね 酸の湖で北へ帰るようにいってくれたひとだ このひとに見覚えがある 王蟲このまま進んでみんな死ぬつもりなの!? 眼がすっかり歯糸でおおわれている 粘菌はきっとあなた達を全部食べてしまうわ なのにどうしてあなた達が死ななきゃならないの ずっと前からあなた達にはこうなると判っていたんだわ もう何もかもとり返しがつかないのは判っている わたしは何もできなかった わたしをひとりにしないで王蟲... みんなじきに苦しみから解放される 王蟲のことは悲しまなくていいんだよ あの者達は神聖な役目を果しているんだから... 粘菌はあれもそうなの? お前は虚無なのにどうして上人さまと同じことをいうの? そうだよ人間が汚したこの星をきれいにする為に王蟲は創られたのさ 勿論同じ役目でつかわされたのだよ永い浄化の時がはじまったのさ うるさい子だねわし達は同じものだからだよ どうしてだね自分の足元を見てごらん死者ばかりじゃないか 神はこれ以上愚かな人間が大地を汚すのを許さないんだよ でも...やっぱり上人さまとちがう お前はとてもいやなにおいがするもの 他者をとやかくいえる身かおのれは!! 自分の手を見るがいいその手はなんだ 足元を見ろ自分の足元を見ろ いつまでも無垢な子供でいようったって底がわれているんだ王蟲はもう許しちゃくれまい 死者の中にはお前が殺した者もまじっているんだ とんでもないカマトトだよお前は お前は愚かでうす汚い人間のひとりにすぎないのさ お前は人間の大人だ呪われた種族の血まみれの女だ 死者と共にのたうちまわるがいい!! わしの尊さがやがて判るだろう 虚無にいわれるまでもなく私達が呪われた種族なのは判っている 大地を傷つけ奪いとり汚し焼き尽くすだけのもっとも醜いいきもの いまさら許しを乞うて何になろう 王蟲達は人間のえぐった傷口をいやそうと歯糸でめしいになりながらも永い旅をして来た その旅もじきにおわろうとしている 王蟲の行くところへ私も... 生きているうちにこんなに歯糸がおおうなんて... 眼が...攻撃色じゃない!? なんて深い青なんだろう... 王蟲達は怒り狂っているんじゃない 大海嘯は愚かな人間への罰でも復讐でもなかったんだ 王蟲はっ大地の傷口をいやそうとしているだけ 生きたまま腐海の苗床になって... 森なんだ優海そのものが動いてるんだわ わたしも森になろう... フフ...ォーム王蟲とちがって生きたままじゃくっつかないね でもまだマスクはとれないわ 大気が澄んで来てるいつもの痙気になってるわ!! 屍が新しい...粘菌の合流点が近いんだ 死んだそう斥候の王蟲からもうこんなに大きな木かはえてる あれから一日しかたっていないはずなのに... 王蟲の血の中に成長を促す何かがあるのかしら やはりここを目指してる 合体がはじまった... どうしてこんなに気持ちが鎮まったんだろう きっとあなたの眼を見たせいだわ お前はお逃げ瘴気が変らない内に ...それでもそれだけでもいいですけど... ...!そうだけどそれだ 木の育つ音が伝わって来る わたしもいっしょに行くね 王蟲がわたしをたべた...!! イエ相変らず地鳴りがつづいてます いったい下界で何がおこっているのか チクク寒いのか?下へ降りろ アニメーショコミックスワイドは厚い台のブログだりのそーでも