サウシカ風の谷のブル宮崎駿 今日は、統次..徳間書店 なにかやはいお兄ちゃん 彼はウセヒチャスよ。そこで、 優秀にあってはどのような菌光もー学校とは夜をしない。くシゴヤシにも何十種もの高さか今年のひとつの学校の食事があるムシゴゆこは玉泉がこのに愛がるので!!この私がある 発芽の顔は...腕の位 インゴヤシの成長発芽の時と水木の花ヵふ腕子さ出す 地中ヌハ化の建物の体中にそうか。まあ、 お休み頂いた商品花とびさ カマタラなり楽サハロタ いいから、トルサキアの最大進出線僕の流れ夜の降下と粘菌発生で あの娘が死んだというのか!? さっきまではかすかにいた... いこうあそこにナウシカは行った 何があってもこの船は動かすな住民がパニックをおこすぞ 空気ビンに限度がある瘴気の変化に気をつけろ 艦隊がもどったらわしがもどるまで待てと伝えよ カビたらけになって死んでいる 地表にそってとべよく見たい 昨夜の内にここまで来て全滅したんだな 粘菌がはい進んだあとだ 何もかも喰い尽くしている なぜだ粘菌の瘴気がほとんど検出されない 粘菌に喰われたのだしかし粘菌はどこにいる あの喰い残された場所の村のあたりで何か動いた クソッやつら村を荒しているんです 僧殿ものいいに心されよ この地はもはやドルッ土鬼のものではないぞ お前達は森をおこらせて国をなくしたのだ たのみ事があるなら頭を下げてたのめ いつもお前達がわれらにさせて来たようにな ここにはもはや人界の法は届かぬぞ 賤民共がつけあがりおって 賤民共がつけあがりおって これは一グループだけの移動ではないぞ こやつ達粘菌をまったく恐れておらんただ知らぬだけなのか いつの間にこんな大群が... 蟲のあとをついて来たのだ 見せろ!!中を見せてくれ!! 来る途中の村々で見つけて来た 痛気から逃げおくれた里者はカマドや箱に赤子をかくすのだ この子らをどうするのだ!? わしに引きとらせてくれ子をなくした親は沢山いる礼もするぞ 育てる赤子は宝だイイ蟲使いにする お前達の帝国は亡んだお前達もすぐ死ぬ この日が来るのを三〇〇年の間待っていた 去れ!くそ坊主お前達をから我等がどれ程憎むかを知るがいい われらが受けたさげすみをすべて負って去れ 今日価海に棲む蟲使い十一氏族のすべてがこの地に集うのだ争いなしに新しい腐海の縄張りを決めるためだ今日はいわいの日だだから殺さずにしてやる去れっ じきにくしょ雲間から陽が差しこむいまは森は歯糸と首だけだが陽をあびると葉を広げるとても深い森になる われらはこれから巣穴をつくる村ふえて子孫増える さがれ!!この翼はナウシカのものだ チククいったい何を!? チククの針するどいぞさがれ まて撃つな争いたくない チクク先に手を出したのかはやまったことを 翼をかえさないといったチクク戦う こいつら血を流していわいを汚した 殺せ血を流さずに殺してやる いきましょうナウシカ殿をさがしに あなた達のマスクでは心もとない のりなさいチヤルカ殿チククも 蟲使い達よそれぞれの支族の長に丘に集まるよう伝えなさい 粘菌の身体の中に入った胞子が発芽しているのです ホラあそこの色がちがう所まだ粘菌ががんばっている... そそれではあの巨大な粘菌はいったいどこへ消えてしまったのです... わしには判らんすべてが同じに見える もう大きな群れにはならないでしょう王蟲の森を食べてまじりあい落ち着いたから.. いまはまるで森が消えたように見えますが木々は全力で地下に根をのばしているからです 粘酸は自分の食べた木々の苗床になって食べ尽くされます 人間が世界の調和を崩すと森は大きな犠牲を払ってそれをとりもどします 何という愚行をわれわれは!?クラステック! 人間の生きる世界はますますせまい... そのためこの千年森はいよいよ広く深くなっています しかもしたら蟲達によってその世界が救われるとは... 王蟲を神聖とする古い土鬼の教えのとおりだった... ...!?このまま進んで!! あの娘の居所が判ったのか? 森の人よ呼びかけに応えてすべての支族がここに集いました 三〇〇年の間に十一の支族の内その三つの血統が途絶えてしまいましたが 森の子等よ再び大いなる浄化が訪れた 蟲使いはあなたは足義も足弱もみな旧い巣をすてここに参じています 間もなく最初の陽が苗床を照らすだろうはじまりの朝に立会う悦びをわかちあおう 子供達もよく見ておくがよい 新しい森が生まれる時の光景を... 子や孫達に語りつぐ日のために あなたは上にいて下さい ナイフがとおらない!? おそろしい勢いで育ちはじめた!! 僧官殿脱出できなくなります!! チククーッチククーッいそげェ!! みどり一色に変わってしまった!! 世界がはじまる朝だ穢れを浄めるはじまりの朝だ ごらんわからったら若衆達があんなに森に近づいてよろこんでいる 日光を感じたムシゴヤシの子薬は激烈に成長して樹高三〇メルテに達する 他の多様な種はその空間に守られてゆっくりと成長し価海を形成していくのである なんだこのドロドロは!? 手があたたかい脈もある 王蟲の漿液がこの人を守っていました 呼吸をしなくとも肺の中の漿が酸素をくれるのです チクク知っているナウシカは王蟲と一緒に粘菌を鎮めようとした 王蟲と一緒に森になろうと願った ナウシカは生きているがもうここにはいない だから王蟲はナウシカを連れていってしまった ちがうよチククッ!!王蟲はナウシカを連れていくまいとして爽に包んだのだから はじめて見るぞありがたや 森の人よこのお方は人の姿をした森です両界の中央に立たれておられます どうか私共にこの方をお与え下さい部族の守神にいたします 化外の民とさげすまされたわが部族に光が届いたのだ 漿があれば呪われたこのマスクが要らないというぞ!! 森の人よその方をわれらに!! 神を持たぬ苦しみの日々におわりが来たのか!! 美しいわれらの神は美しいぞ オオマスクなしに瘴気の中でほほえんでおられる チヤルカ殿危険ですナウシカの翼をはやく!! 右手の建物の脇にあります ああどこへ差してい連れていくのだ!! この少女は森となって粘菌を助けようとする王蟲と共にいこうとしたのだ 王島は少女の生命を愛で鏡に包み森にしなかっただが心をひらいた 王蟲は少女の生命を愛で漿に包み森にしなかっただが心をひらいた 漿に包まれながら少女が何を...王義の中に見たのか私には判らぬ 今までも王蟲と交感した者はいたしかしォーム王蟲の心の深淵までのぞいた者はいない 深淵の前に砕けてしまう 闇を見る者を間もまたひとしく見るからだ 彼女はいま王者の去った岸辺にひとりたたすんでいる もどって来るか...否かは自分の心で決めるだろう 森の人は漿をひとり占めにしたいんだ この少女は深淵の岸辺に至った稀有の力の持ち主だ 判ってほしい私達に見守らせてほしい 俺達が頭が悪いのでだましてるんだ!! 森の人とて恐れぬぞ!! ヒァア森の人がおこった!! ああ連れていってしまった どどうしよう森の人がおこった 軽率でした彼等に見せるべきでなかった かわいそうに今ごろみな泣いているでしょう 出番の前にたらふく喰わせろ サッサッと喰わせろ腹をへらして気がたってやがる 人間の耳にはきこえない高音域の信号で操っている なんだ客人のエサはまだだぜ このマスクの中に... 歯に...細工がしてあったとはこれでは奪えんな ヤレヤレ起してしまったな ウァ!!共喰いをはじめやがって! 飼育役がやられたいそげ ナウシカのメーヴェだ!! 注・シュワ...土鬼皇帝の聖都 シュワにいた旗艦です救援に来てくれたんです このまま進めわれわれの為に旗艦をわずらわせることはない 難民の宿営地の位置は連絡してあるはずだ この不思議な者達のことも 僧会が動き始めたのはいいがナウシカのことどう説明すればいいのだ 「収容乞う」の信号を送りましょう とても理解はしてくれまい特に皇弟様は さ三体が使いものになりません飼育役も四人ほど... 客人の死体がない逃げたぞ!! その方がお前のためだな ハハハユパとはたいした男だ かくれようもない艦内ですすぐ探し出します ヒドラの穴から脱け出すとはな なんだ俺が見えないのか オイオイそっちじゃないここだ とりつくほどの力もなく諦めることもできないか... ここへ来てお前の帝国のなれの果てでも眺めろ見事なものだぞ 土鬼の中原が一夜にして緑の腐海に没してしまったのだからな 誰だか知りたくもないがお前の失敗を予知してまっていた奴がいそいそと大掃除を始め いじましくてみみっちい人間の営みとやらを片づけてきれいにしてくれるってわけだ だがなそんな事はどうでもいい俺は俺のやりたいようにやる とうの昔から俺達はこの星では要らなくなった生物なのさ 今度はお前が眺める番というわけだ 俺は一〇〇年間弟のお前のやる事を脇から眺めて来た いま何かイヤなものが触った!! わたしの手をすり抜けたナウシカの中に入ろうとしている チククこいつに前あったことがある この空域は虚無や邪悪な気で充ちているナウシカの心はいままったく無防備でとりつきやすい はやくしずかに眠らせてあげなくては... わたし達をあの山肌に降ろして下さい あんな所では風雨に... 各地にはいく派遣した船ばかりではありません数が増えてます!! まだこんなに残っていたのか これで山頂の難民を脱出させることができます 先頭は東部軍教区の指揮艦だな 海岸近くは被害をまぬがれたのでしょうか 弟め折角見せてやろうと思ったら消えてしまいおった ...!?なんだあの操艦は 上層部に何かあったのか!! 国土が腐海にのみ込まれたこの時に... なんという愚かな... 雲に入れ一時退避する!! わが名は神聖皇帝ナムリスなり 僧会の大権は失効したワレに忠誠を誓う者は停船セヨ このまましばらくソッと眠らせてあげましょう このままにしとくとあのイヤな奴に喰われてしまわない? あぶないのは辣かきれる瞬間です その時にみんなで呼びかけましょう 心苦しいがあの二人をお願い申す 修羅の庭にもどられますか これ以上の愚行のくり返しはなんとかやめなければ... 喜達の犠牲で世界は最後の機会を人間に残してくれました そなた達に会えて生涯の終りに道をあやまらずにすんだ チヤルカもどると死ぬぞ 偵察に出た連中はしばらくもどるまい雪でもあつめてくるよ 冗談じゃねえなまったく クロトワさんはどうする気なんだい さりとて良き知恵もなし こんな山の上に釘づけに 卵を置いてどこへいく気だ こりゃすげえリハビリだぜ クソッおちょくってやがるな 俺あナウシカじゃねえんだ判らねえよ ワァーおめえにゃ翼はねえんだぞ!! なんで奴らがこんなとこに まてとまりたくてもとまらねえんだ チククいいよナウシカの古い友人のようだから ナウシカじゃねえか!! なんだこいつらおっかねえ顔しやがって テトがおきた!!漿がきれたんだ しょう...!?オイしょうって何だ? ななんだかやばそうだぜ... 呼びかけに反応したのでやつに見つかってしまった ナウシカおきろナウシカ!! 無理におこしてはいけません 心をおいて身体だけおきると死ぬよりもっとつらいことになる 呼びつづけるしかありません どうしたんだこいつ死んじまうのか!? オイお前どこにのってるんだよおりろチビ フーじゃねえお前の主人がてえへんなんだよ さあ立ちなさいナウシカ 全部骨の破片...!? そうだったわたし王蟲といっしょに死んだんだ さっきのネバネバがまだ残ってる 焦げつくほどあついのに刺すようにつめたい あなたはこんなものを全身にまとっていたの この風景を前に何度も見ている あいつが出て来る時の風景だ 王蟲といっしょに行こうとして別な所へ来てしまったんだ 私はこの年寄りのように虚無に食われたんだ でも森になって死んでいく王蟲達を見ても生きられるほど私は強くない みな人間がひきおこしたことなんだもの さっきからずっとテトが前を歩いている チククとクイがいっしょに歩いてる チククが泣いてる歩けって泣いてる チクク泣かないで歩くから ごめんねクイカイは死んじゃったの ナウシカよく来てくれました 私はあなたを知りませんそれに腐海の中でマスクをしないなんて.. あなたと秘密を分かちあうために私は来ました この森はあなたの心の中の森でもあるからです 私先にいくね来たかったらあとからおいで テト...ずーっといてくれたんだね 森の中のほうが明るい!? とうとう森の中まで連れて来てしまったね 聞から生まれた者は間に返すべきでした その影が何者か知っているのですか? 闇は私の中にもあります この森が私の内なる森ならあの砂漠もまた私のもの だとしたらこの者はすでに私の一部です 行きましょう私は案内者です すごいっしい胞子... 瘴気がこんな香りだったなんて 永い旅です乗せてもらいましょう この傷痕に見覚えがある!! よかった...こんなに立派になって 天井の石化がもうはじまってる... フフあなたを歓迎してるのです 私達をはげましてくれてるだけ... こんなにやさしい気持ちになれるなんて セルム様この人が声をたてて笑ってます!! 王蟲の子の所へもどりたいの? さあいい子だから... 石化した木が砂になって降りつもっている... 死後の世界がこんなだって知っていたらもっと平和に生きられるのに ナウシカはまだ死んだと思ってるのですか? だってマスクをつけてないものここは私の心の中だって... この森も王蟲の子も砂も水もみんな本当に存在してます あなたの森は奥深いこんなに豊かな旅ははじめてです ここへ案内するためにあなたの内なる森が入口として必要でした この人いつの間にか肉声になってる!! 私達の身体は土鬼の丘の上にあります 腐海の底でマスクをはずしてゆっくり眠れたらってずっとおもっていました ゆうれいじゃないでしょう 願いがかなったと思ってたのに わたし...一度すててしまった 森の秘密をわかっ時あなたは自分の道を決めるでしょう あなたは元の世界にもどることができます そのつもりになりさえすれば... 無理もありませんたったひとりで世界の重さを背負ったのだから ムシゴヤシが成木なのにこんなに小さい城の地下室で育てたのとそっくり... 菌類じゃない風の谷にもあるごく普通のミズゴケだわ!! 崩れ残った昔の森の一部で私達は島とよんでます 大地の毒を結晶化しつくすと森は老化して崩れるのです ここはもっとも古く腐海が生まれた場所です 毒の強さによってちがうようですが まって遠くへ行ってはだめ 樹だ樹がはえてる... 土が生まれはじめているんだ!! 世界はよみがえろうとしている もどろうね自分達の世界へ この世界を汚しちゃいけないから... 土の毒や療気におびやかされないでみんなとここに住めたらどんなにいいだろう でも今の人間が知ったら たちまち生まれたばかりのひよわなこの土地を食べつくしてまた同じことのくりかえし また自分達が世界の主人だと思いはじめる 一〇〇〇年がもっとたってあなたがもっと広く強くなっていて 私達が亡びずにもう少しかしこくなっていたら その時こそあなたの元へやって来ます もどって来てくれたねナウシカ ふしぎな感じ身体の中が透明になったみたい.. チククにカイ!!クロトワさんまで もうちょっと眠らせてあげましょう まるで生まれかわったよう... いいえこんなにしあわせでいいのかなって... 大海嘯はおさまりました私達は森へ帰ります ナウシカ私と一緒に森へ来てくれませんか 私達は森と共に生きる道を選んだ一族ですそして腐海の秘密を知りました あなたが清浄の地を汚すまいともどって来てくれてほんとうにうれしかった その時判ったのですこの旅はあなたと会うためだったと あなたは私達と心を同じくする人だ ありがとうとてもうれしい でもあなたは生命の流れの中に身をおいておられます 私はひそつひとつの生命とかかわってしまう... 私はこちらの世界の人達を愛しすぎているのです 人間の汚したたそがれの世界で私は生きていきます たしかにあなたを奪うのは酷かもしれない あまりに沢山の者があなたを愛しているから 蟲使いを忌み嫌わないで下さい彼等は私達のカゲなのですいや私達がカゲかもしれない私の祖父と母は蟲使いの出です こっちを見ておられるぞ ずっとああしていたのです 森が望むならまた会えるでしょう あの者達は蟲を使いますがとても愛してもいますですから森もそれを許しています あなたが秘密を分けて下さったのでもうくじけません コリヤまてーーっ生まれたばかりでどこへいく クイもクイじゃ卵を放り出しおって お探ししましたぞ姫さま ク、くせえち近よるな!! われ等は女神さまの守人だ 蟲使いの全支族からひとりずつじゃ醜男がよりすぐられたのだ 顔男...たくましい男のこと(舌語) トルメキア王国の王都トラスはかつての巨大都市の廃墟に寄生していた ヴ王の離宮空中宮殿は無人化した市街の一角にある 破滅の兆はいたる所にその影をおとしている 早と豪雨に大地は毒の塩を吹き... 作物は立ったまま腐っていく 家畜達は奇怪な仔を産み もはや荘園に鋤を打つ者の姿は絶え 赤子は死にながら生まれ人の数はいよいよ少ない 兵営に勇壮な兵士たちのざわめきは消えた かつて全世界の華とたたえられたトルメキアの城壁も朽ち 埃となって崩れるにまかされている... 壮麗な王都トラスの立ちならぶ塔にはひるがえる旗もなく なんとも陳腐なフレーズだ耳がくさる ヒヒヒもともと腐ってる 大神官に伝えろもちっと恐ろしい詩を書いてくれぬと悔い改められんとな 朕を神殿に呼びたいのだろうが 土鬼の蟲のことでも書くことだ 世界の半分かひとりの皇子と姫をのみこんで失われたと ヒヒヒこわいこわい世界の終わりだ バカ息子共め蟲が来たのをいいことに逃げ帰って来おった 現在集結中でありますから... 現在集結中でありますから... まだ正確には判りませんが損害は軽微かと それは全滅というのだ!! 父陛下にはご機嫌うるわしく しかし父陛下蟲が来たのであります!! 三分の二が軽微か... 土鬼軍も全滅ですこれは人智をこえた災害です それこそ絶好の機会ではないか!! なぜ混乱に乗じてシュワを急襲しなかったのだ 憐れな弟は屍すら見つけられません 憶病者共めシュワの墓所に何がかくされているか忘れたのか 何のための戦だったのだ 蟲ぐらいで土鬼の憎会が亡びるとでも思ったのか やつらは国土を失ったのだしたら死物狂いでこちらへ来るぞ 腹いせに瘴気でも巨神兵でも使うにちがいない 貴族諸賢も聞いてほしい一刻も猶予はならぬぞ 戦力を再編してただちにシュワを攻略する あなあそろしやおそろしや陛下自らご出陣とは...本当に世のおわりが来るぞ 国王陛下自ら出陣なさるぞ!! お前達は国境をかためろ戦がすむまで二度とトラスの地を踏むな 毒蛇がエサとりに出て巣穴を子蛇に盗られたとさ 未曾有の国難に陛下の元に参ずる者は武器をとれ!! フン日をつつしめ道化め 兄上このまま国境にもどるつもりか? いちばん苦しいその時に毒蛇はますますいがみあう 都は今日も土埃一寸先が見えぬわい なんでこの季節に陸風が吹くんだ!! ヤヤッ城の風見に火が入った やはり風の中に何かいるぞ いそげ塔があぶないぞ!! いって来ます大ババさま よ〜く心を鎮めれば風が教えてくれるからねテパ テパをあげるだと?大ババさまは本気か おおりりしいりりしいナウシカのようだよ 姫姉さまのような風使いになります われらが和子に良い風を 城の乱流にまきこまれるなァ 見たいってうんと思えば でも風の中に何かいるみたい みんなに教えな...!? 蟲笛をならせ谷におろすな!! 蟲だ!!蟲に接触したんだ テパが墜ちるぞ!!ワイヤをのばせ 地面の上にはきっと重い空気の流れがあるから ねっ空気ってはずむでしょう 姫姉さまあたし何もみえない こわがらないでよーく目をあけて だいじょうぶテパにもそのうち見えるようになるわ 私もはじめそうだったから なんとたてなおした!! 畑の中におりたぞこっちだ いまいくよくまあ無事で... ないの大ババさまから借りた遠眼鏡が まるで姫さまのようじゃ!! 北側の空に隙間があるぞ さっきの墓は風に流されてとんでいっちまったようだな まだ...凧を持ってる者は来て 女衆は組毎に畑をしらべてくれ さて...族長のナウシカが留守をしとるのでわしらでどうするか決めねばならん 油断せんほうがいい子供達の蟲凧はつづけさせてくれ 兵隊を載せているとなるとやっかいな事になるかもしれぬ 胞子が来てないか心配じゃ 助けにいくか見殺しにするかよくよく覚悟して決めねばなるまいよ テパが見た船のことだがわしはどうも土鬼の船ではないかと思う このところ風がおかしい他国からの便りもまったく途絶えておる 姫さまが予言された大海嘯とやらがおこってしまったのじゃろうか? 土鬼かトルメキアで何か異変があったのじゃないかの 難民船だとすると助けにいかにゃなるまいが... 土鬼はのォ...言葉は通じぬし祭る神はちがうししきたりも食べ物もちがうしなあ... ヘタをすると...戦になるかもしれぬぞ そうじゃこの谷を狙うかもしれん 谷の門をとざして立ち去るのを待つか... 大ババさま姫さまならどうなさるじゃろう ナウシカならどうすると思うね 姫姉さまならもう助けにいってる 大ババさま決まりましたなとにかくかけつけるのが先じゃ ミトをハハハ...オロオロ本当にそうじゃさせてか?そうじゃったこんな風はなんとも思わずメーヴェでとんでいっちまう この風を不吉な兆とばかりはいえないよ その上で相手に決めさせようぞ 彼等が戦を望むなら谷の門をとざすし助けが要るなら助けよう それが砂漠の民の心というものじゃどうもこの風のせいで疑心ばかり濃くなっていかんな この風は新しい風の和子をとどけてくれたじゃないか そうだそうだテパがはじめて風を見たのじゃった まるで姫さまの再来のようだな めでたい日なのを忘れておったわい ご苦労だったねテパもどってお休み ううん疲れてないわみんなと一緒に凧あげをします テパがメーヴェに乗る日も近いのォ ジルさまのエンジンでいい風を作ってあげるからな いわんでもいいよ... さあ大いそぎでしたくじゃしたく 新しい風の和子が谷に生まれたのは... 古い和子がもう谷へはもどらない兆ではないかとみな案じておる お前さん達の気持はよーく判っておるよ城おじ達とて同じ心だ... こういう夜は骨がいたむ... 銃をとれる者はみな来い!! 女子供は荷のかげへかくれろ わしらと同じ毛長牛にのっとる エフタルの民に伝えられるときく古い作法じゃわしがいこう 僧正さま敵の罠かもしれませんぞ まてうつな何か持っているバンと剣だ あらあ...。んぎするの...その老ス?〈われらはエフタル風の谷の民剣とパンのいずれを選ぶか) 蟲来た人たくさん死んで皇帝暴虐すわたし逃げて来た敵でない船おちたこまっている 風の神にかけてわれらのパンの半分を... ごそんええへ?!うむいやだ〈水と火と調和にかけて平和と感謝を... われらはパンをわかっ兄弟なり困難もわかちあおう その後の多くの困難にもかかわらず風の谷とナレ族の出会いは もっとも幸運な例外だった この同じ日ヴ王のひきいるトルメキア軍がシュワ攻略に出撃した マスクは俺達の掟です人界で顔を出すのは不吉なことです 女神じゃないただの人間だから友人になりましょう 女神さまのご命令でもこればかりは.. わたしの名は風の谷ジルの子ナウシカ 俺達にひざまづくなんて... どどうしよう立ってくれない マスクとらないと女神さまはおこるかな 冗談じゃねえぜあんなクセエやつらと何してやがんだ 妙なやつらばかり手なずけやがって これからどうする気なんだよ なにやってんだあのバカ あなた達と同じに温かい血が流れているわ オオおんなじだおんなじだ オ俺にもさわらせてくれ 俺達は女神さまと同じ人間だ!! 手をとりあって友人の誓いをして ケケ...ミトのやつくさくて目をしろくろさせてやがる 土鬼共のトルメキア侵攻をおもいとどまらせるだと!! やめろムザムザ殺されるだけだ いこう女神さまのいく所へはどこまでもいこうぞ お前らもお前らだなんでナウシカをとめないんだ 俺達はいいと守人だ!! 今はな大いそぎで本国に帰って土鬼の侵攻に備えるべきだろうが あきれたバカ共だぜ足で追いかける気かよ その通りだ凡俗はそう考えて当然だ わしらは姫さまのいない間何があったかをみなお話しした 父君のご命令のことユパさまのこと... わしらはどうお慰めしたものやらとオドオドしておった そうしたらな...姫さまはだまって立ってな ずい分長い間そうしていてくだされた わしらはもう姫さまのなさることにロははさまん この年寄達の白髪頭をなおさな子にするようにだいて下されたよ 姫さま姫さまみんな姫さま ただどこまでもお伴をさせてもらうだけだ やっぱりチヤルカの返事がない もう殺されたの力もしれない チヤルカどこだ返事しろ 生きてるナウシカ手を!! そこで何がおこっているのかおしえて下さい ななんというかっこうで ヤイヤイ眼をあけてろそうたやすく死ぬんじゃねえ せっかくお前の葬式を盛大にやってあげてるんだ 土民共よろこぶがいい諸悪の根源無能と怠惰と驕慢のゴミ共が巣喰う僧会は一掃された 先帝をあざむきお前達を苦しめた仇をうつ機会をかしこくも皇兄陛下がたまわれるサバタ族の長老共出よ!! 石をもってこの男を殺せ!! チヤルカは軍司令官として瘴気をまき散らし国土を失わせた張本人だ もはやわしに出来ることは何もない 皇弟さまの元へいって地獄めぐりのお伴でもしようぞ いそげ皇兄陛下に忠誠を示す機会だぞ がんばってすぐいきます わしならもう充分だここに来てはならん たしかに!!あの皇弟さまの心を解放したのだからな うるさいぞチククは前いったナウシカは使徒だ さあさっさっと火でも石でも八ッ裂にでもするがよい ヒヒヒその位でなくてはおもしろくないぜ 威張りくさっていたクソ坊主共がどいづもこいつも生命乞いしやがった はじめろ腰に力を入れて投げろ よくもあきずに殺すとおもっているな 人は貧源だあの者達は土鬼の知識階級ではないのか 弟に貧民からとりたてられたために弟に忠誠心がありすぎる 僧会はこびりついた百年の垢さただしあの男はちと惜しいがな 殺戮の見世物にはあきあきした トルメキアへはいっ発つのだ フフ俺達二人にふさわしい参列者の到着を待っているんだ まず出陣式だ俺達の結婚式をかねて...盛大にやるのさ くだらぬ形式だそんなものはいつでも出来よう すでにシュワの墓所を出た なんだろうずい分ゆっくりとんでる チクク時間がないミト達と話せる? こらこらどこへ投げておるんだ痛くもかゆくもないではないか やいやいひとつ眼共年寄りにやらせてもらちがあかんぞ お前達が手本を示してみよ クソッこの役たたず共が 前へ出て村長共を手伝え!! 石を投げるなこれ以上殺してはいけない 白い鳥がもどって来てくれた!! クッ来てしまったか... お前達の王と話すためにルワ・チクククルバルカは使徒をつれて来た 世迷い言をぬかすな撃ち殺せ!! クルバルカとは神聖皇帝に亡ぼされた土鬼の土王の名だぞ !!太こう!!剣丞!? ミト達が来る前にみんなに話さなきゃ しずかにナウシカの言葉をきけ みなさんいま頭上を運ばれているものは巨神兵のさなぎです 火の七日間で世界を焼き尽した巨人の最後の生き残りです 見て下さい何がおころうとしているのかを... のうちお父さんそれぞ!! ナウシカの心象がじかに頭の中へ流れ込んで来る!! まだ殺し足りないというのですか!? もっと大地を毒で汚したいというの!? 神聖皇帝は巨神兵と共にみなさんを率きつれてトルメキアへ移住しようとしています それしかみなさんの生き残る道はないと...でも間違ってます その道の先には憎悪と復讐のくり返ししかありません 憎悪と復讐は何も生み出さない 憎しみが世界をこんな風にしてしまったんです 土鬼の地がすべて失われたわけではありません腐海のほとりに移りそこで生きましょう 腐海は私達の業苦ですでも敵ではありません 苦しみを分ちあって生きる方法を私の一族は知っていますみなさんに教えられます み見える...皇弟さまが行かれた地が... おもしろい!!これほどの数の土民を幻であやつるとはな 結婚式のよい余興だここへ来いいま迎えをやろう お前が弟をおびやかした青い衣の者か いけっひきむしっても連れて来いとの命令だ 主賓の化物が着艦するぞお前の儀仗兵を整列させろ クシャナ花嫁が何をうろたえておるのだ みんなさがって!!ヒドラの目当ては私です この子をおねがい力を出しきったの もっとはなれて!!巨神兵をたおす こんなに生き残っていやがったのか 攻撃!!巨神兵をたおせ 吊船を攻撃して誘爆させる 単純さ「あええは!!? マニ族はナウシカの道を選ぶ!! マニに皇帝はいらぬぞ!! ヒドラの弱点は頭だ!! おくれてすまない!!マニ族を説得するのに手間どった!! ナウシカこれを持っていけ秘石だ ここはぼくらにまかせろ巨神兵を見届けてくれ!! 残骸をふり払う気だ前席とどめをさせ!! アスベル船で追おうヒドラはみんなにまかせて いかん船は一隻でも貴重だぞ エエッ!?これ単発かよ しかし使徒が乗りこんだ ナウシカは去れといってる 人々を収容してすぐ海岸へむかおう 発空辺兄ぜひも!!楽器!! 裟姦®そあそれやそのお早起!! 北条器ゆかっ。...なんか 平気でとんでやがる奴の損傷は見かけほどじゃねえぞ ナウシカは本当に乗り込んじまったのか? 爆煙で見えなかったがまちがいないあそこにおられる 冗談じゃねえぜひとりで何する気だ アチチ砲座まで生きていやがる!! うるさいぞトルメキア人だまってのっとれ 青き衣の女よ結局はお前も火を使うのか火では巨神兵は焼けぬぞ お前の後で燃えているのはシュワの博士共がつくった人工子宮だ化物が勝手に歩き出すのをとめるための袋だよ せいぜい袋に入れて持ち歩くだけの捨てるも殺すもできない疫病神さ そいつをあやつる方法は誰にも判らぬ今となっては成長もとめらわない始末だ その怪物をとじこめた袋をお前は燃やしてしまった救世主面したお前が怪物を世に放してしまったのだ!! 虫酸が走るぜ神がかりの青二才の小娘め 巨神兵もヒドラ達も来た所へ帰す 来た所へだと?どうやってだ こいつらは人間の心の闇から来たのだぞ!! そなたの弟もそこへ帰った王蟲達も へへ弟のでっちあげた教義とそっくりだな 思い出したぜお前は百年前のあいつに似ているんだ 若い頃やつは本物の慈悲深い名君だったよ土民の平安を心底願っていた だがそれもせいぜい最初の二十年さいつまでも愚かなままの土民をやがて憎むようになった お前が連れて来たクルバルカのチビも同じことさなぜ土王が亡びたと思う わが父とはいえわずかな数のヒドラだけで王権を奪えると思うか ちがうクルバルカの歴代の王の圧政と狂気に土民共が新王をのぞんだからだ お前がこいつの産みの親ってわけさ ホラホラ!!化物が動きはじめたぞ 貴様をひきむしってはずかしめてやる その上で巨神兵をくれてやろうヒドラもお供につけてやる みんな清浄の地とへやらに連れていくがいい 腐った土鬼の地も土民共もみんなくれてやる 全部しょってはいずりまわって世界を救ってみせろ!! あいつを本物の親だと思っているのか!? 艦橋をつきぬけてむこうの山を吹きとばしちまった!! やめて打ってはだめ!! わたしは大丈夫よほらこんなに元気になった わたしのこと心配してるの!? 笑顔を見せたら安心した お前がほしいのはこれ? ヤッパリアナタハワタシノママダッタ どいつもこいつも刀傷というわけだ ヤレヤレふしどを共にする前に叛乱とは 俺が見込んだ女だけのことはある この艦の主要部は我々が占拠した イテテ...ちとやすませてくれよ この身体では薬も効かない ヒヒ胃がなくなっては飲んでも素通りさ ヨカッタママガイナイノトテモコワイ ヒドラと同じにしたんだよシュワの墓所でな 何をやっても墓所の主のいうとうりにしかならん あとはあの小娘がしょっていけばいい まぁ、あっ、ロッコンは「あまり」と ベジテ市のアスペルと高海から脱出し、たナウシカ。そのころトルメキア戦後がほっそし、ナウシアは古い関わによって、谷・のナウシカは、ある日間海で千畳の、トルメキアの第三員女グジャナ軍に従軍することになる。 「ウェイション」ってとえぐらこいに ...マニ族の僧正に、失われた大地を結ぶ、青空衣の伝説の奥現だとおれたナウシカは、再び戦後に参戦。主義の久我は南へと向かう。大海晴を感じたケウシカはそれを追うのだが。 ...うえになんということではないでしょうか? 風の谷のゴウミック... 大海嘯を確信したスタッカは、その原因を見届けるため、南ハース飛ん出る旅館でエククや、上記のビデヤルカに彼女は出会っていく。戦争は最の大群に遭遇遠い。もはや両軍は撤退あるのかに。 王鬼の皇死・ナムリスは弟から実権奪い、ヒドラや巨神兵を復活させる。ならに板はクシャナと攻略結婚し、世界征服をたくらむ。世界は滅びの道を一気歩まんとしていた。 アニメージュ・コミックス・ワイト判風の谷のナウシカ 発行人・松・園・光・雄・ 〒一〇五|八〇五五東京都港区東京橋、ーーーった 発行所・鉄徳間書店電話のこの三五セラミ○ーーー、大代に振り替える二四〇[○]四四三九印刷所...大田本田駅株式会社 乱丁、落丁本はお取りかえいたします★この本を読んでの感想を右記までおよせ下さい。