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...
六原泰久
SHUEISHA
2010/1
一位の戦い
六原泰久
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
...
ん
で、
kmmonich
原表
まぁ、
キングダム
第53話「軍編成
第31話「五身一体」
[百四十九
第55話、伍の戦いー
第56話戦車隊
第57話未来の防壁
ーチ
ニナニ
―四十一五十九
ーセナも
ー九十五
百六十十
第38話一騎打ち
第39話・楽覚
第60話「騎馬隊怒濤
第61話、栄養と思覚、
第62話内迫
第83話「奇蹟
[百十三
「百三十
「百八十七
★この作品はフィクションです。
実にの「血はバンジョンで実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
河了貂かりょうてん
きゃ、きゃーー
お登場人物紹介させ
しん
漂
ひょう
信の規友。最敗の影武者
となるが、刺客の手に掛け
しかり命を落とした。
秦国軍
山民族の決裔。身寄り
がなく、一人で乱世を
生き抜い「てきた子。今
は仁と真らしている
縛虎申ばくこん
素軍の千人将。ア注果の
で、常に駒馬の2先頭に立
ち戦う。
戦争制度の少年、自らの綿一つで「天下の大和軍」として名を成すことを目指す。
戦争孤児の以年。自らの
ってはこの大学園...
して名を成すことを目指す
粛政「えいせい
森国の若き王。異母弟の
寂乱を平定し、中華は
をめさす。
壁
へき
素車の千人将で、目文君の
の利官でもある。最政に
いやり旨しものな。絶対の忠誠を誓う。
澤圭「たくけい
信の入った伍の長。
見積りなさ...
伍は「最弱の>任」と呼
はれている。
羌痛「きょうかい
各前以外、素性の知り
ない謎の剣士...信と同
し伍のメンバー。
尾平
信と同じ湖戸村出身の兄弟。不破産と再会・同じ年に戦場に向かう途中
皆と同じ外から出ているので、で腰然長に再会し、同じ価に入った。
尾到尾到
魏国軍
ごけい
呉慶
魏の将軍。かつて戦国四
君の一人・信陵君の食客
頭で、戦争の才に長ける。
富元
...きゅうげん
呉慶将軍の副将。
鷹公「ひょうこう
その時は、妻の中でもまれ
に見る戦巧者。冷酷で歩兵
を犠牲にしても味方を勝利
に薄く
いやああいあああ
前巻までのあらすじ
時は紀元前ーー。50年の大戦争時代にある中華西方...
の国・素。奴隷同然の生...あ、あまりいいんじゃーっ!!話を送る少年・信と凛は、武田のゲームだったよ
功で名を上げるべく日夜剣術の修行に励んでいた。
ある日、王に瓜二つの容姿を見込まれた漂は、王の
影武者役として王宮へ召し抱えられるが、王の実弟・
成婚によるクーデターが勃発。漂は刺客の手に掛かり、
仕官からわずか一月で命を落とす...。
いやいや、できません
店員がちゃんが一月に漂を身代わりにしたので、前を溶こす...。政に憤りを感じる信。だが、漂骨は素敵と伝説をやにいたのか
の遺志に応えるため、Tetter長居は素政と行動を共にし、山のために、山口の
民の応援も得て、ついに成蠣から玉座を奪還、反乱の
鎮圧に成功した。
調子に成功した。反乱の鎮圧から三か月後、先として素電を機同の秘に瀬政は中華統一への第一層的させた。その中には雪
以前の製店から二か月頃歩として素軍を隣国の魏にとの幼市でもある土地雷。、楓政は中華靴一の男の侵攻させた。その中には漂の軽弱率市のため、非兵と
身として変更不細胞の原因はもちろんでした。その時には、どの時点もあるのですが、この時までとって可能性はありませんですよね。
ありがとうございますが、この時期でもありません。この場所でも多くお客様のお問い合わせくださいたします。これまで販売した。実際に対象のように対すると思いましょう。
よかったな
信
いやいや、
ああはいいかあああ
いよいよ
初陣だ
きゅっと
第53話・軍編成
第53話
革編成
第4軍整列!!
俺は千人将
縛虎申!!
これより
軍編成が
始まる!!
伍は一列に
整列せよ!!
何をほけっと
している!!
さっさと並ばぬか
グズ共!!
ど...どうなって
るんだ一体
攻城戦じゃ
なかったのかよ...
戦は始まって
いるのだぞ!!
!???...??
お待ち下さい
千人将っ
我らは合流地が亜水から
ここ蛇甘平原に
変わったことしか
聞かされておりません!!
素軍は栄陽城を攻める予定
だったはず!!
なぜ今このような状況に
あるのでしょうか!!
歩兵如きが
戦の全容を知る
必要はない!!
上官に口答え
するな貴様っ
貴様らは上官の
命令通りに戦えば
それでいいのだ!!
しっ...しかし
我らは
何が何だか
!!
ぐわっ
むやみに兵を
傷つけるな
これから最前線で
命を張ってもらう
大事な兵だぞ
今の目まぐるしく
変わっている戦況は
たとえ歩兵でも
説明してやるべきだ
あれは
この前の
千人将
壁...
新参者が
出しゃばるな!!
新参だろうと
関係ない
千人将同士
遠慮なく
意見させてもらう
何ィ!?
そー
熱くなるなよ
二人とも
歩兵たちの前で
みっともないぞ
うせろ尚鹿
今こいつと
話してる
な
そうもいかんな
こいつとは
幼馴染みでな
大体話は二人で
聞く事になってる
ふざけてると
二人とも
オイ
おほー
怖いねー
縛虎申
千人将は~
...
殺すぞ
魏軍は我らの
虚をつき栄陽より
討って出た
それに対し
我らも本軍を
亜水から
この平原に進めた
両軍対峙し
開戦したのは
昨日の事だ
第3・5・6軍は未だ
平原に到っておらず
秦軍は数的不利にある
第6軍
第11
第4丁
また、わずかの差で
先に到着した魏軍に
丘のことごとくを布陣
され地理的にも不利
第3軍
平地戦の勝利の
ためには
丘を獲る事が
必要だ!
現在目前で丘を
目指して第2軍が
闘っているが
苦戦中!!
わずか1日の間に
兵力は半分まで
失われており
援軍を待っている!!
諸君ら第4軍は
軍編成の後
第2軍を援け
魏軍を押し返し!!
何としても
あの丘を奪取
せねばならん!!
これが今の
全状況である!!
つまり
ここはすでに戦場だ!!
理解したならばその場で
荷を降ろせィ!!
バンッ
!!
っしゃあ!!
荷を降ろすと
同時に心を
入れかえよ!!
大秦国の歩兵は
六国が恐れる
勇猛な戦士である!!
血を流すことを
おしむな!!
死ぬことをおしむな!!
栄えある大秦国の
歩兵達よ!
力続く限り斬って
斬って斬りまくれ!!
魏兵の血で平原を
朱く染めよ!!
諸君らの武運を
祈る!!
なんか
いい千人将だな
あの人
...
ちょっと
見ないうちに
人が変わったな
お前
どうやらあの噂は
本当のようだな
王弟成嬌の
反乱...
鎮圧して
自信をつけたか
壁
逆だ
?
あの戦い!
何よりも
痛感したのは
自分の無力さ...
反乱鎮圧の
要因は
大王の行動力
大王直属の臣とも言える
我らがこんな非力で
どうする
これから
呂氏に抗い
中華を目指す大王を
支えねばならぬ我らが!
山の民の圧倒的武力
そして二人の下僕の少年の
奮闘!
天みに登らねばならぬ!!
力を得ねばならぬ!!
殿と私は長く語りあった
そして決心した
殿は文官の極み
丞相へ
私は武官の極み
大将軍になる!!
これより
軍編成を
始める!!
伍長以外
その場に座れィ!!
ここまで!
前に出よ!
千人将
前へ!
宜しくな
ハハッ
よしっ
伍の者も
ついて行け!
次ここまで
前に出よ!
なるほど..
縛虎申
げっ
千人将
前へ!
って事は
俺たちは~~
あの辺り
...!!
壁千人将に
当たります
ように~~~
次ここまで!
前に出よ!
千人将前へ!
次があの怖い
千人将だっ
ここまで!!
前へ出よ!!
よしっ!!
待て
一組足りぬ
失敬
ここまで
前へ出よ!
ここまで
キングダム
おいお前ら
覚悟しとけよ
あの人の部隊は
毎回大勢死ぬ
あお前ら
この前の
縛虎申は
特攻好きの
いかれた将だ
信.....
お前ら最弱の
伍はイチコロ
だろうな
ま俺らの伍は
みんな強ェから
楽勝だけどよ
第4軍
敗
ダイエ結成山隊整列!!!
伍を10列組み属!
属を?組で/伯
さらに伯を2組で曲/
曲200人を5曲組み
陣型を敷く!!
きゃあああ
いやいや...ここではここにいるのじゃないですけどそこまでできることができなかったのです
ひああっ
ひぁっ
いや...なんですか?
ここではここまで
ひっ
ひぁあ
...
わかってるのかわからないで
...
ひあああっひあっああぁああ
...
。
すごいか。
ひぁっ
?
..
はははいはいじめに
...
...っ、ああっ、はぁっ、こんなことじゃないでしょうかないけど、これはどうしようかしら
さっきまできないのかわいいの
それでもこれからのサービスですから、そうですよね
あ
ああ
...
そもそもここでしたらどうしてもいいのか
きゃあああはははっきりとはいけないけど...
あ...これはいいですか
はっはぁっ、はぁ...はぁ、ははは、
それじゃあ...
このセンターとして、このパートではありませんが、
...
し...しかも
最前列...
ォォ
第54話
い...今から
あの中に俺たちも
入るのか...?
ヒ
待てっ
待てっ
待てっ
ヒイ
まっ...
うっ
オエエッ
兄貴っ
ケッバカが
吐いてやがる
大丈夫か
兄貴っ
オエッ
しかし相変わらず
この待ちの間は
たまんねぇな
ブヒヒ
まったくだ
ひちゃびちゃ
尾平っ
宮元様
先ほど到着した
案の歩兵軍の
隊形が整いつつ
あります
着いて早々
突撃か
焦りすぎだ
第2大隊を前に出し
混戦となってる前線を
左右に押し分けろ
魏軍副将
宮元
丘を取られた今
後軍の到着を待ち
立て直せばよいものを
熊公とはアホウか
第2大隊
前進ー!!!
む!
大中隊
千人将星
魏も
動いてきた
始まるぞ信
死ぬなよ...
最前列の多くは
最初の衝突で
命を落とします
何とか頑張って
そこを
乗りきりましょう
皆さん
無理だよ伍長
最初を乗りきったとしても
あの混戦で、弱い俺らは
死んじまう
大丈夫です
混戦になれば
わずかですが私の
経験が活きます
経験?
私の伍はいつも
最弱と言われて
いますかー
私の伍は今まで
一人も死んでいません
!?
一人も!?
守が5人なら
攻も5人
手負いの敵一人に
対してでも
5人で攻撃する
弱者には弱者の
戦い方があります
5人は10歩と離れず
常に背を向けあい
死角を互いに
埋めます
これは卑怯
ではなく
戦法です
五身一体
伍の結束
五身一体
私たちは
〝伍の結束〟で
生き残りましょう
あそっか
何だっ!?
突撃の号令が
下りますっ
何か妙に気持ちいーなーって
思ってたら一番先頭で
大軍勢を率いてるみたい
だから
そっかメっか
怖い?
バ...
バカかお前は
こんな時にっ
なるほど
将ってのは
こんな感じ
なんだろなー
信...お前
この状況で何で
ふざけてられ
るんだよ
......
怖くねぇのか?
......!
ああ...
俺はずっと
この時を待って
たからな
全軍構えェい!!
うおっ始まるっ
始まるっ
いよいよ
始まるぞ
チキショウッ
ちゃんと
見てつか
酒が
気負って
転ばないように
後ろに
踏み殺されますっ
やるぞっ
やってやるぞ
到っ!!
オォッ!!
待ってろよ
政
ふっ
ふっ
フィッ
フィッ
フッ
フウッ
全軍突撃!!!
うおっ
うおっ
うおおっ
ワハハハ来たな
西端の田舎者共
50の防陣を操る
裁歩兵軍に正面から
突撃とは愚の骨頂!!!
岩陣だ!!
奴らの世まで
粉々にしてやれィ!!
うげっ
何だ
あれはっ
チッやっぱり
そうきたか
さもなきゃ
前後から
はさまれて
圧死するぞっ
てめぇら前の奴らの
屍かけ上がって
あの壁乗り越えろっ
ヘイッ
少なくとも
最前列は
串刺しになって
全滅だ
ダッ
信くんっ!?
信っ!!
ホオォ
勇敢なガキが
一人来るのォ
ワハハハ!!
あのバカを
最初の
串ものに
してやれィ!!
信っ
死ねェ!!
なっ
へ?
入りよった!!
だが
たかが
一匹つ!!
ぶぱっ
殺せェェェエ
そういえばいいですから
...
何つ!!?
手練れかつ
しかもかなりのつ
むっ!?
前線に
戻る!?
まさか
こやつっ
内から
突入口をっ
ふわぁ
りゃあ!!
こういう
うおっ
あそこ
開いたぞっ
二!
第55話「伍の戦い
あそこっ
あそこの壁が
開いてるぞっ!!
来るぞォっ!!
55話...伍の
秦国都
咸
...
魏が榮陽を
討って出た?
数は?
周辺一帯を含めた
ほぼ全軍だな
...
...
魂は丸城を
捨てたか
15万強!
此度の裁軍は
あくまで素軍を
討つつもりのようです
亜水の
動きは?
はそれが我が軍
総大将康公なる者
12軍のみで平原まで
迎撃に出たとのこと
全軍そろって
立て直しを計るべき
ところを何を
考えておるのか..
いや今回のように
相手が先手奇計を
用いる場合
反応の遅れは
命取りになる
前線の将が
独断することは
間違いではない
......
そうか亜水も
討って出たか
将に全権が委ねられる
しかし戦場では
ためいたしかた
ないところ
熊公という将も
また普通ではない
ようだな
それにしても親が
不落の栄陽を
討って出たことは
ただ事ではありません
よほど自信が
あるのだろうな
......
あれに...
やべえっ
はぐれちまった
ちきしょうっ
到っ
信
伍長
どこだっ
ひいっ
はぐれち
まったァ
わっ
わっ
どっ
いでっ
わっ
わっ
うっ
ぅわあっ
ふ...
ふざけんなよ
ふっ
ふっ
うぷっ
ふっ
なんでお前ら
そんなことが
出来るんだよ
息が苦しい
血の霧の
せいか?
人を殺す音が
腹の底に
響く
やべエ
こんな中にいたら
俺も
イカレちまう
イカレてやがる
みんな
イカレてやがる
ひでェ臭い
クソと小便と
臓物の臭い
ちきしょう
ちきしょう!!
こんなとこに
来るんじゃなかった
はっ
はっ
兄キっ
到
到っ!?
どこだ到
はっ
兄キっ
ぐううァうう
あっ!!
ぐうっ
兄キっ...
信ンンン
.....っ...
てめェ!!
兄キ!!
痛えじゃ
ねェかよ
コラ
大丈夫か
到っ
ああ
助かったよ
あっ!
?
逃げろ兄キ
俺たちがかなう
相手じゃねェ
か...体が
動かねェ...
伍長っ!!
二人とも
今ですっ!
おりゃあ
ぐわっ
何じゃそりゃ
ふざけやがって
一人じゃ何も
できねェ雑魚の
分際でェっっ...
うる
せェ!!!
これが伍の
戦い方だ!!
やった
やったぞ
兄キ!!
二人とも
無事でよかった
ケガはありま
せんか?
大丈夫ス
ではあとは
信君達を
探し..
!
あの五人組だ
強ェ!
おー
澤さんか
沛さん
私の伍の少年二人を
知りませんか
あの突撃小僧なら
大分奥まで行ってると
思うぜ
あのガキのおかげで
流れは完全に
家だぜ
私も知らなかった
ので驚きました
変わった少年
だとは思って
いましたが
何度も戦場に
出向いてるが
あんな奴初めて見た
何者だィ
奴ァ
もっと
根本的なところから
私たちとは違う
ようです
ぐわあっ
クソッ
何なんだ
このガキは
っ!!
はっ
はっ
!?
何だ?
もう息が上がって
きやがった
初陣で
力んでんのか
?
......!?
それだけじゃ
ねェな
いつもより
体が重い
空気が
重いんだ
これが
戦場か
ニィ
ケッ
大したことァ
ねェな!!
戦場っ
ぐはっ
手練れとはいえ
ガキ一人に何を
しておる!!
盾で囲み
身動きを封じて
仕止めィ!!
!!
我が岩陣を崩しおった
憎きガキを突き殺せイ〃
......
雑兵ばっかで
ちょうど退屈して
きたとこだ...
魏の隊長の
腕前見せて
もらおうか!!
チィッ
前方固めよ
!!
台車は
後退だっ!!
おせ
遅ェよ!!
勝負だ!!
こんな
宮元様
予想外に
前線が押されて
おります
いや
第3大隊を
投入しますか?
あれを出せ
登って来て
みろコラァ
ぐわっ
ん?
な...何だ
この地鳴りは
...?
何か来る
そして、
いいのいいいか。
数甲総大将衆軍第一軍
...親軍第1軍は
・愛がいいのは
魏軍副将宮元
魏軍第3軍
...
親軍副将士は白亀西!!
魏軍第2軍
はぁ...はは
どうしたんでしょうか。
あ、ああぁぁぁっはっはぁっ
第1軍歩兵交戦中
第4軍大中隊騎馬隊
...はぁぁぁ!
よくお二人だよ
明日香ちゃんは、
千人将
綺麗申し込むねえな
第4軍歩兵交戦
第2軍歩兵交戦中
なんでもなんとか
あああぁぁぁんっ、ひぁああ
第1項
あ、私、父母の
...
なっ
総大将四公
第56話、戦車隊
......
何だ..
あの砂煙
近づいて
来る
すげェ
速さで
何だよっ
何なんだよ
この轟音はァ
あ
あれ?
魏兵が
消えた...
えっ!?
どうした
うおっ
砂風がっ...
来た!!
な...
何だ
あれはっ!!?
くそっ
ジョオオオォォ
ひでェな
こりゃ
周りが全然
見えねェ
深さん
平っ到っ
キングダム@
あっ
信!?
信か!?
無事
だったか
コラッ
待って下さい
何か叫んで
いますっ
?
逃げろ
バカヤロォォ
え?
フオオォ
フオォ
な.....
何だこりゃ
ボケッと
してんじゃねェ!!
チッ
どわっ
いただただ
信っ
大丈夫です
助かりました
キングダム
大丈夫か
澪さん!?
!
ぎゃっ
澤さん
何なんだ
ありゃ一体
戦車隊っ
魏が中華最強と
自負する
装甲戦車隊
です
こんなに早く
出してくるとはっ
信っ!?
中華最強の
戦車隊!!
お前っ
まさかあれに
つっこむ気じゃ
ねェたろな
信くんっ
......
あの爆走してる馬に
正面から行ったら
粉々になっちまう
斜めから攻めるに
しても上の方が
圧倒的に有利だ
しかも失敗したら
あの刃付きの車輪の
えじき
歩兵じゃ
手の出しようが
ねェ!!
馬だっ
馬を狙えっ
バカヤロォ
戦車の正面に
立つな
ぐわっ
クソッ
調子に
乗りやがって...
ぎああっ
!
地鳴りが
止んだ?
ふンぐっ
へ?
...
本当だ
...
今のが最後の
一台だったんだ!
やったぞ
何とか生き
のびたぞっ!!
.....とは
言うものの
あっという間に
半分...いや
もっとやられち
まった..
本当だ
おそらく
これからが
本番です
えっ?
今のは地慣らしの
第一波にすぎません
魏の戦車隊の
本隊は第二波と
聞いたことがあります
?
逃げ場がないほどの
大軍で掃討
しに来るはずです
秦軍本陣
敵の戦車隊が
第4軍歩兵を
蹂躙しております
第4軍騎馬隊の突撃!!
加えて本軍の騎馬隊の
増援が必要かと!!
大将軍原公
全騎馬隊に
伝令!
ハッ
待機じゃあ
!?
騎馬突撃の
命令はまだか!?
まだです!
再び待機の旗が
あがりました!!
第4軍〈千人将壁
何をしておる
のだ本陣は!
早く手をうたねば
歩兵は全滅
してしまうぞ!!
さ...さっきの
数倍でけェぞ
この地鳴り...
あ
あの数...
すき間が
ない...
あ
あれが
第二波
本隊
ちきしょうっ
ちきしょうっ
こっちにゃ援軍
とかねェのかよっ
みんな俺の
後ろに聞まってろ
イチかバチか
正面から
当たってみる
!!
結っ!!
ジタバタ
すんな!!
死んじまう
死んじまうぞ
くそォ
策が
ある
今まで
どこにっ
光痺っ
きっ...
生きてたのか
お前
オイッ
...
今何があるっ
つったお前!?
くっ
来るぞ!!
青売施の防壁
第57話チポ
いいじゃ、
くっ
来るぞっ
来るぞっ
羌癪くん
策とは何ですっ
防壁を
作る
!?
防壁!?
ふざけんな
そんなもん
一体どうやって
作るんだよっ
死体を
積んで
死体を...
積む?...
ってことは
死人を拾い集める
ってことか...?
お前こんな時に
何ふざけたこと
待って
下さい!
澤さん
伍長!?
...
皆さん
前方に死体を
積み上げて防壁を
つくって下さい!!
伍長っ!?
キングダムの
死体の山で
戦車の突進を
防ぐんです!!
......!???
できる限り
大勢で集めて
大きな山をっ...
うひィっ
伍長!
こんなんで
本当に戦車を
防げるんスか
防げるかどうか
分かりません
これは賭け...
いや
悪かねェ
思いつきだ
あっ
お前らはっ...
時間が
ねェんだぞ
わっ
けっ
るせー
分かってら!
何ボケッと
してんだガキ
......
盾と槍も
拾って来い!!
殺せェ
ェエエ!!
秦の犬共は
一匹残らず肉片に
してやれェイ!!
この地響きっ
近いぞっ!!
もういい
皆集まれっ
信ノ何やってる
早く来いっ!!
信君
走って!!
チッ
フハハハ
子犬が一匹
走っとるぞ!!
ひけェい
ひき砕けェい!!
へっ
む!?
HP2
なっ
何の真似だ
貴様ら
そんなもので
戦車を止められると
思ったかアホ共がっ
試してみろよ
馬車野郎!!
信君
頭下げてっ
死ねェアアア
ってみろ
コラァァァ
うオォオオ
よ!?
チィッ
ヒヒィ
よけたっ!!?
左っ!!
車輪が
来るぞっ!!
ひえぇっ
やられたかっ
無傷だっ
誰もやられちゃ
いねェ
大丈夫だ!
飛び散ったのは
全部死体だっ
他のとこも
大丈夫だ
奴らみんな
よけて行き
やがる
やった...
やったぞォォ
この中にいりゃ
奴ら手も足も
出ねェぞ
でかしたぞ
羌廆!!
.....
しかし敵歩兵は
ほぼ壊滅!
あの程度の残党は
構いますまい
少々
仕留め損ね
ましたな
否!
共慶将軍の命は
茶の犬共の
全抹殺!!
右へ離脱し
旋回せよ!
10倍隊は我に追従!
死人の際に隠れた
ウジ虫共を1匹残らず
粉砕する!!
死人の陰に隠れたウジ虫兵を1匹残らず粉砕する!!
ああっ
旋回してる
奴らがいるぞっ
俺たちを
狙ってるんだ!!
壁がない後ろから
攻められるぞっ!!!
まずいっ
その辺の死体を
集めて後ろにも:
バカが!!
旋回してるのは
本隊が通過するまで
来ねェ!!
今は前だけに
集中してろっ!!
あっ
バカ頭
出すなっ...
ボン
ハァァ
投げ槍が
来ますっ!!
ぐあっ
うっ
うっ
ぎゃっ
ぎゃっ
あ...
危なかった
...
!?
あっ!!
ゴフッ
オイ
死ぬなよ
オイッ
クソッ
戦車の
速度が
落ちてる
障害物の
せいだ
あ!?
英
今なら
狙える
......!?
投げ槍だっ
また投げ槍が
来るぞっ!!
尾平これ
持ってろ
え!?
信っ!?
来るぞ
オォオオ
何しやがる
ガキッ
!?
信っ
!!
なめてんじゃ
ねェぞ
てめェら!!
やった!!
あっ!?
ビヒィ
うわっ
あっ!
第8話-
騎打ち
......!???
あっ!!
あの馬..
...
うっ...
死にやがれ
クソヤロォ共!!
オラァ
ぐっ
やったぞ!!
魏の装甲戦車を
倒したぞ!!
オオォ
さわぐな
旋回していた
別隊が来る
うっ
ごっ、ご
わざわざ俺たちを
殺るために
旋回した奴らだ
あいつら一人も
逃がさない
気か...
チキショウ
防壁は前しか
ねェぞ
今から
作ろうにも
間に合わねェ
くそっ
ここまできて
全滅しちまう
のかよっ!!
大体何で
こんなに
やられてんのに
騎馬隊は授軍に
来ねェんだよ
あいつら
俺たちを
見捨てやがったのか
そんなもん
最初から期待
してんじゃねェよ
自分の生きる道は
自分で切り開く
それだけだろ
!!?
信っ!?
お前一体
何やって...
馬に乗れる
のか小僧!?
いいかみんな
今さらグダクダ
言っても仕方ねェ
生き残るためには
あの戦車隊と
戦うしかねェんだ
知るか!
だけどどうやって
あんなのと
とにかく
俺が時間を
かせぐ!!
!?
そんなもん
分かんねェけど
今は固まってねェで
もがく時だ!!
みんなはできるだけ
防壁を広げて
逃げ場を作れ!
まずはそっからだ!!
ちょっと待てよ
お前..
まさか
尾平!
旗を!
信っ...
一人で戦車隊に
つっこんで
行く気じゃ...
心配すんな
玉砕しに行く
わけじゃねェ
時間をかせいでくる
この戦いっ
絶対
勝つぞっ
信っ
信..
よし
急げっ
お前
すげエよ
お前はどんな時も
前へ進む
全力で...
第4軍騎馬隊
この砂煙
前が全く
見えぬ
前線はどうなって
おるのだ
突撃の命令は
まだか
また待機の旗が
あがったままです
歩兵全滅を
このまま黙って
見すごせと
言うのか!?
前線の戦況
確認にゆく!
壁隊続け!!
千人将
待て
鹿公もはや
正気とは思えぬ
そんなことは
貴様のやる事ではない
勝手に持ち場を
離れるな
縛虎申...
不可解な命令だ
伝令系統に問題が
あったのかも知れぬ
どんな策だと
いうのだ!
歩兵が全滅しようと
しているのだぞ!!
このまま見殺しに
するのか!!
勝手に決めるな
全て将軍の策の
うちだ
オイ
貴様
貴様は
歩兵を助けるために
わざわざ戦場に
来たのか
それとも魏軍に
勝利するために
来たのか
どっちだ!!
...
フオオオ
逃げろ
逃げろ
小兎が
左だ
左から
よせろっ
図に乗んなよ
馬車野郎共
騎馬の動きに
ついて来てみろっ
つんだっ
あっ!!
チッ
危ねェ!
木の竿だったら
殺られてた
来たぞっ
防壁広げても
完全には防げて
ねェ
結局
このままじゃ
いずれ全滅
する
攻めねェと
道はねェ!!
...
.....
ダメだ
地上同士なら
何人相手でも
どってことねェが
戦車と騎馬じゃ
足場が違い過ぎる
飛び移るか...
...!?
いや
あの回転刃の
せいで近づけ
そうにねェ
くそォ
信...
...
ダメだ
信でも戦車には
手が出ねェんだ
ん?
あっ!?
オイ
いろいろと
気を散らし
すぎだ
!?
さっき倒した
一台を思い出せ
お前の相手は
戦車そのものだ
騎馬の機動力が
あれば...
来たぞっ
相手は
戦車そのもの!?
さっきの
戦車は
どういう
ことだ!?
偶然横転
しただけだ
横転!?
ー!
そうかー
戦う相手を
間違ってた
む?
隊長車
!?
騎馬の”脚”
かあれは
行ける!
あの回転刃の
際まで近づける
カー
こうるさい
ハエが!!
るせェ!!
お前らにゃ
用はねェ
戦車長自ら
葬ってくれるわ!!
何っ
俺の
相手は
そのっ...
ムカつく戦車
そのものだっ!!!
っりゃア
数年を討つ
ために来たことは
言うまでもない!!
だがこんなことで
魏を討てると
言うのか!?
第59話・嗅覚
歩兵のことごとくを
無駄死にさせている
この戦い方で...
無駄死に
ではない!!
勝利のための
栄誉ある
戦死だ!!
......?
縛虎申
お前はなぜ
この戦況で
勝利を疑わない...
原公とはそれほど
信に足る将か
フッ
あの方ほど
戦に強い将を
他に知らぬ
第59話嗅覚
オオッ
りゃあっ
来たぞっ
今だっ!!
っしゃあ
ぐわっ
ぎゃっ
信
鉄槍だっ
おおっ!
ん!?
!!?
そうか!
他が全滅してた
わけじゃないんだ!!
それでこそ大衆国の
勇猛なる戦士達!!
壁風に言うと
右方に活きのいい
奴らが固まって
番闘してる!!
皆急いで
合流して一緒に
戦えっ
ハハッ
俺も逃げた一台を
討って合流する!
して騎兵殿は
どこへっ..
いいか俺たちは
まだ負けちゃいねェ!
勝負はこれからだ!!
...
これは
いける...!
つか今のは
行軍中うるさかった
あのガキじゃなかった
か!?
しかし今の騎兵殿
甲冑はおろか
ボロ服だったぞ...
ん?
ケガ人にゃ
肩かしてやれっ
よし、遊軍に
合流するぞっ
あなたのおああたりは、
魏装甲戦車隊
あなたたちを落たす
おあああぁぁぁっ、あぁあぁんっ
「なんなんだ
第1軍歩兵
しかし
信たち第4軍歩兵を襲った
魏戦車隊本軍はそのまま
第2軍第一軍歩兵を襲い
一方的な攻勢を奪っていた
信たちの活躍も所詮
戦車大隊の一小隊を
討ったにすぎず
極めて局所的なものである
大局に何ら影響を
与えないのだ
宮元軍4万5千
呉慶軍5万
第4軍5千
白亀西軍4万
原公軍5千
もはや戦力比は
戦局を決定付けたと
言っても過言ではない
ものである
大流の中でもがく小石の
如き、信たちの抵抗を
魏副将宮元は認識すら
しなかった
もはや素軍に
我らに抗う力は
残っておらぬ!!
本軍守備を残し
全軍で丘を下り
敵感将。熊公の首を
とるべし!!
大局の動き出す足音に
信たちの勝利の歓声は
虚しくかき消された
秦軍本陣
宮元の主軍が
来ます
ひとまず退避を
第1軍
苦戦中っ
第2軍ほぼ
壊滅です!
第4軍残兵が
戦車隊を退けた
との報告がしかし
もう時間の問題...
ところが
ピク
大流の轟音に
かき消された信たちの
活躍を熊公は
聞き拾った
ほォォォ
各地で同じように戦って
おるように見えるが
それぞれは実に多様に
盤上を揺り動かす
一の働きが十を動かし
千につながり万を崩す
小から始まる連鎖が
大火を呼びこみ
戦局は一気に
終局に向かう
そして今
異彩を放つ
場所があった
そういうところには
“何か”がある
戦とは
そういうものじゃ
のォ皆の者
は..
......
第4軍
全騎馬隊に
号令じゃァ!!!
やべェ...
やべェぞ
こりゃああっ
すげェ数っ
なんてもんじゃ
ねェェェ!!
羌穂っ何か
策はねぇのかっ
策でどうこう
できる数じゃ
ない
くそ...
くそォォ
何なんだよ
次から次によォォ
!?
いや
違いますっ
この響きは
後ろからっ...
この
地鳴りは?
げェっ
戦車隊本軍
まで戻って
来やがった
のか!?
えっ!?
なっ!!?
きっ...
騎馬隊だァァァア!!!
すげェ
すげェぞ
騎馬隊っっ
やっと
やっと来やがった
ちくしょうめ...
歩兵の仇を
とってくれェェェ!!!
壁っ
信っ
信かっ
よくぞ
無事だった
......
なるほど
庶公将軍を
動かしたのは
こいつらか...
円陣旋回にて
蹂躙しろ
生真面目な中央の
千人将め
歩兵はその防戦を
石に広げて備えよ
そのうち戦車隊本軍が
引き返して来るぞっ
フン
頭の回転は
早いようだな
だが貴様は
駒馬隊突撃の意味を
くみとっていない
将軍の本意は
ここから大局を
覆えすことだ!!
縛虎申隊歩兵
整列
こ...これだけ...
千人いたのが
百人くらいか...
いや...
それでも
残った方か...
純虎申隊の
誇りであり
案国の
誇りである!!
よくぞ裁戦車の
攻撃から生きのびた!!!
その上で
反撃にまで出たことは
純体純命なる
死地を乗りこえた
貴様らならば
さらなる死地をも
乗りこえられる!!
えっ...!?
これより我が隊は
敵大歩兵中央を
強行突破し
丘頂上の魏副持宮元の
首をとる!!!
突撃
体制エエ!!!
話騎馬隊怒濤
第60話!
などころインタイ
これより敵歩兵中央を
突破し丘上の魏副将
答元の首をとる!!
歩兵は騎馬の
後ろに続けィ!!
死にたくなければ
全力疾走で
ついて来い!
...
遅れて敵中に
とり残されれば
なぶり殺しに
あうぞ!!
......
ちょっと
待ってくれよ..
せっかく騎馬隊が
来て助かったと
思ったのに..
何でまたそんな
無茶しなくちゃ
なんねぇんだよ...
あんな方にものぼる
大軍を百人そこらで
抜けるわけがねぇだろ
ギンザンザイ
ん!?
いや
ま...
いやそうとも
限んねぇぞ
!?
どういうこった信
何か見込みが
あんのか!?
何と
なく
何じゃ
そりゃ
丘を下ってくる
勢いにまかせ
敵の行軍は早い
その波を逆に
つき進むのは
想像を絶する
過酷な路
だがその分
斬り結ぶ
時間は短い
そーそー
それそれ
奴らを抜けりゃ
ガラ空きの丘かけ上がって
一気に敵副将をうてる
そうすりゃ
この戦争は
こっちのもんだ!!
だがさっきも
言ったとおり
過酷な路だぞ
立ち止まれば
確実に死が
待っている
へっ
どうしたよ
お前
戦車のあたりから
やけにしゃべるように
なったじゃねぇか
話すのが
嫌いとか
言っててよ〜
お前と
同じだ
?
こんなところで
死ぬわけには
いかない
よォし
突撃態勢
だっ!!
縛虎申様
歩兵の分際で
騎馬した者が
おりますが
放っておけ
ーっ
...
あの残党を
引っ張っていたのは
あのカキカ
前が
言うな
魏軍宮元陣営
前線
秦騎馬隊に
苦戦中です
気にすることはない
いきなり出て来て
面喰らっただけだ
わずか千程度の
騎馬では4万の
軍の相手ではない
戦車隊本軍を
引き戻せイ
徹底的に
叩き潰す!!
騎馬隊は秦軍の
最大最後の刃
秦軍本陣
第4軍騎馬隊
蹂躙中!!
しかしあの数では
そのうち
押し返されると
思わ...
急報!!
敵戦車隊が再び
第4軍を狙って
おります!
第1軍
第2軍
騎馬隊に
号令ィ
第4軍合戦場へ
突撃じゃあ!!
うおっ
うおっ
ぅおおぉおおお
ハァァ
ただした
どりゃあっ
オオオ
オオオ
ギア
!?
何をやって
おるのだ
あの隊はっ
深く入り
すぎだっ
縛虎申だ
おそらく中央突破して
丘を狙うのだろう
尚鹿
バカな
半分も行かずに
全滅するぞっ
ハッハ
死に急ぐ奴は
放っておけ
そうはいかない!!
壁隊!!
錐行隊列で
奥深くまで斬り込め!!
縛虎申隊の進行を
可能な限り
援護しろ!!
あ
来たっ
来たぞっ
戦車隊本軍が
戻って来たァ!!
そんな風に傷つかれる「今の時から僕も一瞬的に
大丈夫だ
この防壁がありゃ
一方的にゃやられねェ
沛たちの
戦い方を
マネリや...
バカ数が
違うだろ
くそっもう
来やがったか
ちょ
ちょっと待てよ
何だありゃ...
騎馬隊
秦の騎馬隊が
来るぞォォォ
何ィ!?
さらに
授軍かァ!!
秦の...
...
案の
騎馬隊だと!?
あれ?
でも第4軍の
騎馬隊はもう
ここにいるぞ!?
第2軍の
騎馬隊か!!
キングダム@
相変わらず将軍は
動き出すと
激しいなァ
ん?
...
あの砂煙の
大きさ...
第2軍歩兵
かわいそうに
まさか
第1軍まで
!!?
フハハハ
えらい騒ぎに
なってきたなこりゃ
ぬりゃあああ
大丈夫か
澤さん!?
はっ
はっ
だっ大丈夫です
何とかっ
信くんが
先導してくれる
んで助かります
あっ!?
殺せェェェ
ビシッ
でっ
うあっ
陳ー
くそォッ
やべェ!!
伍長っ
息がっ...
吐きそうだっ
キングダムの
吐きながら
走れっ!!
止まったら
終わりた!
ぎゃああっ
ちきしょう
純虎申の奴
飛ばしすぎだっ
ハナから
歩兵のことなんか
考えちゃいねェよ
ドス
ぐわっ
到っ!?
大丈夫かっ!?
だっ大丈夫だ
ぐううっ
走れっ
とにかく
走り抜けっ...
!?
尾平っ!!?
尾平さんっ!?
兄貴っ
あ...
!!
兄貴ー
!?
第61話・栄誉と恩賞
お前..
......
第61話第
栄誉と恩賞
尾平さん
早く立って!!
急がないと
完全に敵中に
とり残されて
しまいますっ!!
キングダムの
大丈夫だ
俺が斬り開く!!
信っ
信くんっ
羌痛...
ただ頭のキレるチビ
かと思ってたが
剣も相当に使う...
ヤロー
何かいろいろ
隠してやがんな
まァいい!
これで後ろを気にせず
前だけに集中
できそうだ!!
とにかく俺らの
突撃千人将に
追いつくぞ!
もう
ズッコケンなよ
尾平
オ
オウッ
フン!!
縛虎申様
出すぎです!!
先がけは
我々がっ!!
あっ!!?
ビヒィ
オォォォ
っしゃ
殺せっ殺せつ
やべェ!!
騎馬がやられ
出したぞっ!!
くそっ
道がせまく
なって来やがった
ふざけんなよ
騎馬がいなく
なったらお終いだけ
ぐあっ
脇っ!!?
止まるなっ
........
くそっ
くそっ
縛虎申の
イカレ野郎が
こんな突撃
始めから無謀
だったんだ!!
どうした
魏兵
その
程度か
勝つためなら
俺は全てを
くれてやるぞ
退がるな!!
騎馬隊が
集結した今
戦の大局は
ここにある!!
無茶言うなよ壁
4万対4千じゃ
話にならんだろ
退却も頭に
入れておかねば
全滅くらうぞ
敵討たずして
倒れるは
許さぬぞ!!
退却?
今さら
退いて
何になる
すでに
3万の兵を
失ったんだぞ
勝たねば
何も残らぬ
我が戦車隊が戻り
案の騎馬隊が
集まった
だが何よりも
この歩兵の数の
差
砂煙が視界を
さえぎるが見たところ
主力同士の戦いは五分
何が起ころうと
戦局は変わらぬ
呉慶様と
庶公とでは
奇計の意味が
違う
丸城を討ち次に
栄陽を討って出た
呉慶様の動きには
細やかな軍略が
組まれている
かつての大殿
信陵君を魅了した
〝虚を穿つ〟軍略が
だが全軍の到着を
待たずに開戦した
原公のそれは
ただの奇行
将の力量が
違いすぎた
この戦いの勝敗は
最初から決まって
おったのだ
軍略なき
奇行には真の力は
宿らぬ
ほどなく素兵は
死に絶えこの砂煙も
おさまるだろう
ぬ.....
抜けた...
真下に来ると
意外と
でけェな
中腹にいる
守備軍が
こちらに
気付いて
いない!!
何人
残った?
40人程度
です..
そうか
ちょっと
待ってくれよ
6人足して
46人程度だ
ゼハァ
あっ!!
お前ら
生きてたのか
っ!!
ゼハァ
脇っ!!
ヒュー
ヒュー
......
この一戦!
素軍の勝利そのものに
関わる大事と心得よ!!
これより丘を
かけ上がり
副将宮元を討つ!
んなこと言われても
こんな抜かけ上がるか
残ってね工よ...
俺たちゃ6日間
走り通しで来て
そのまま半日近く
戦ってんだぞ...
貴様らにもはや
余力が残っていない
ことは知っている
しかし
甘えは許さぬ!
頂上まで
来なかった者は
後で俺が斬る!!
!!
だが頂上まで来た者は
此度の戦の最大の功労者
としての栄養を手にできる
そして
恩賞もだ
丘上に陣取って
いるのは魏の
高級武官たちだ
しかも今の
この戦況の中
奴らの首の価値は
限りなく高い
10倍!?
普段の10倍の
恩賞を約束してやる!!!
兄貴
俺達村の英雄に
なれるかもたせ
オイ
小僧
?
ああ
こりゃやるしか
ねェぜ
貴様は
伍を離れ
先頭に来い
今は一騎でも
騎馬が必要だ
...
やった..
あ
でもそしたら
凛さんたちが...
バカ
行けよ
信
今さら
俺達のことなんか
気にすんな
信くんが伍に
おさまらないことは
もう十分承知しました
天下の大将軍に
なるんだろ
誰よりもでっかい
功をあげろよ
信!
......??..
コク...
羌痴!三人を
頼んだぞ!
羌痺っ!!
思ったより
砂塵が厚い
起伏の陰を
上手く使えば
ギリギリまで
気付かれぬ
中腹の軍までは
速さはいらぬ
歩兵の足に合わせて
ゆくぞ
全員に気配を
消すことを
徹底させろ
...???
そっか将ってのは
腕つぶしだけじゃ
ダメなんだな
......
ハッ!
まいったな
コラ貴様
前へ行くな!
小僧
でかい手柄が
ほしいか
...??
もちろん
ならば
ふり返らずに
ひたすら
斬り進め
縛虎申隊
出撃!!
第62話「肉迫
キングダムの
我々の出番は
なさそうだ
敵が来るでも
なく
授軍を請われる
わけでもない
これが虎狼の国と
いわれる秦の
実力かー
丘の中腹
守備軍約2千
拍子抜けも
いいところ...
どん
敵襲っ
敵襲だァァァ!!!
バカな!!
こいつら一体
どこからっ...
あの歩兵の大軍を
突破して来たと
いうことかっ!?
!!
まさかっ...
!!
こいつら
思ってたよりも
多いぞ!!
数に惑わ
されるな!!
突破が
目的だ!
各自10人斬れば
抜けられる!!
なるほどっ!!
丘頂上
宮元本陣
むっ
どうした?
宮元様
中腹の守備軍が
秦の小隊と戦って
おります
......!?
ビク
黄離弦を
呼べ
ここに
お任せを
殺せっ
殺せっ
ッンオオ
抜けたァ!!
チィ
追えっ
追えええ!!
一人も頂上に
行かせるなァァァ
ヒィィィ
ここで歩兵を
切り離す
騎馬隊
全力前進!!
ちょっと
待ってくれ
騎馬隊の援護が
なきゃあいつら
ひとたまりも...
!!
まさかっ...
後ろを
振り返るなと
言ったはずだ
だけどっ
先陣も後陣も
騎馬も歩兵も
等しく死線の上に
いる
後ろの時間を
かせぐために
始めからそのつもりで
つれて来たんじゃ...
全ては
勝利のために
それが”軍”
というものだ
それに他人の
心配をしている
暇はないぞ
先陣には常に
最も苛酷な道が
用意されている
ぐあっ
尚鹿っ!!
大丈夫だっ
それよりも
縛虎申の部隊が
頂上に迫ってるようだ
何っ!?
本当か?
ああ
さっき黒つぶが
中腹を抜けてくのが
見えた
.....
無謀だと思って
いたが..
戦にはああいう
将が必要なのか
あいつは味方が大勢
殺られた時ほど
無茶をするからな
フハハ
周りが迷惑する
しかしいつも
突進してるが
今度はひどい...
バカは一人で
充分だ
......
キングダム
見ろっ
頂上がすぐそこ...
フフフ
放てィ
弓隊が
いるぞォっ!!
散れェェ!!
!!?
矢!?
あれ
主部が?
まじかよっ
ぐわっ
ぐっ
くっ
うわっ
うっ
......!?
連警隊!!
兵法家風勢が
好みそうな最終防衛だ
だが矢如きに
何本穿たれようが
痛みすら感じぬわ〃
全軍ひるむな
頂上はすぐ
そこだ!!
あいつが
将か
ぐおっ
!
うぐっ
くっ...
くそがっ
思い上がるな
秦の特攻兵ども
わずか数十人で
万の大局を
変えられるものが
戦は
そんなに
やすくない!
縛虎中様ぁ
ああー
!!
ばっ...
フッ
あっ!!
お待ちを
黄離弦様!!
?
ホゥ
脳天を
射ち抜いても
笑えるかな?
ぬっ!?
ぶっ殺す!!
キングダムの
第63話
$奇蹟
ぅオオ
オオオ
何だ
あの騎馬...
少年兵?
!?...???
哀れな
そこまで秦は
兵不足か
だが敵は敵!
全力で射殺す!!
くっ
来るぞ
小僧っ!!
何つ!?
!?
バカな!!
俺の矢が
見えた
のか!?
......
まぐれか?
当たり前だ
あんなガキに
黄離弦様の矢が
見切れるかっ
武の天稟に
年は関係ない/
キングダイトの
奴には矢が
見えている
だが距離が
縮まれば矢の
体感速度は倍化
する!
...
ギリリリ
果たして同じように
防げるかな!?
あいつのとこに
届くまでにあと
二回は射たれる
二射かわせば
俺の勝ちだ!!
何と...
......
まぐれじゃ
......
ないのか!
い...
いかん
全弩
一斉掃射!!
待て!
俺の
獲物だ
お前達は
他の騎馬を射て
敵騎馬を
殲滅せよっ!!
ギリリリ
ハ...
ハハッ!
最後の
一射
さすがに
この距離じゃ
見切れねェ
悪いが童...
だが急所さえ
外せばもう
剣が届く!!
勝つのは俺だ!!
なっ!!
これで俺は
何本でも射てる
この距離でな!
さァ童
3本ともちこたえ
られるか?
何だ...?
この違和感は
そもそもなぜ
敵騎馬に迫られる
状況にある...
何だ?
何か見落として
いるというのか?
お前っ!!
ビヒィィ
!?
なっ...
オオォォ
バッ...
何だ..
こいつらっ!!
キングダムの
いかんっ!!
宮元様
退避をっ!!
宮元様っ!!!
貴様の頭では
何が起こっているか
理解できまい
!!
!!
よし
!?
........
座して謀る兵法が
戦の全てと思っている
貴様の頭ではな
すまねェ
無茶させち
まった
お前のおかげで
ここまで
来れた
命尽きたるところから
さらに前進させたのは
お前の力だ
主のために死力を
ふりしほる
いい軍馬とは
そういうものだ
そういう馬の
主となれたら
悲しみではなく
誇りで送ってやれ
なるほど
奇蹟の積み重ねで
ここまでたどり着いた
というわけか
下らんな
奇蹟とは非力なものに
舞い降りる幸運
そんなものに
助けられて何を
得意気になっている
そのような運頼みの
戦をやっているから
数万が犬死にするのだ
愚か者が
ヤロォ
犬死にでは
ない!
奴ら全員の骸の橋を
渡って俺はここまで
来たのだ
フン
仲間の犠牲などと
美談を戦に持ち込む輩は
儂が最も嫌悪する人種!!
宮元様!!
秦の部隊長よ
奇蹟とはいえここまで
来たことは事実だ
だが
来ただけで
何とする
儂を討ち
丘を奪取せねば
何ら戦況は変わらぬ
それができぬお前は
やはりただの
大死にだ!!
キングダム
千人将ォオ!!
儂をただの
軍師と思って
いたのか?
かつては呉慶様と
共に前線を荒らした
武人ぞ愚か者が
タククク
武人が聞いて
あきれる
もはや視力すら
失った死人の俺に
わざわざ剣を
穿ちに来るとはな
どうだ宮元
今のこの俺の力も
単なる奇蹟か?
!?
魏副将
宮元
貴様らがそう思って
いるのなら絶対に
廉公様には勝てぬ
キングタ
討ち取った
ぞ!!
キングダムO(完)
こんにちは、原です。
こんにちは、人がもう皆さまヤクタなんか言っているのですが、あれからこういうの
なんかありがとうございます!!!
十二しなーかいようですよ。
人生初の胃が少はつづかったです。
ウィオネだと
マーケースコーニーニングコースをして、ように、ショッポングなどが、しやめしないよわかっすね
それに、そうだ。シャンプーなんか、中国に行っているのですね。「大変っ」っても、一人の仕事情は見たんだから
あと、彼女の役目を見たった自分がそうだったのですが、
まさか
と思ってす。やっぱり動かないのですが、
へェァ...!!こうちょっとこうとしていることはこんな感じがあって。
巻末おまけ
ラジオで「食前にスクート20」をみません」
いったい、こんなこと言われ、これからだけど...
おおっ?
きょッ
この若ォレの出番
なかったじゃんか
よォ!!
というわけで
この巻の巻末も
オレが頂く!
こうしてく
待テ
我々も出番が
ナカッタト
言ッティル
あっ
隊長たちっ
隊長らはいーだろっ
みんなでワイワイ
やってんだろーから
オレなんか一人でっ...
巻末ではいかにオレが
一人さびしく目々を
過ごしてたかを
伝えるんだよっ
乙...
分カッタト
官ッテイル
って
もーページ
残ってねエ
じゃ
ランカイ
じゃまだよ
どけよォォ
モ?
本来、東京大田作
コアシスタント
一倍光
松原和光口お助け
H平衛史
大杉連
ご原因様
コ新集金ト大体
「週刊ヤングジャンプJI9年13号ー24号に
好評連載されたものを収録しました。
カバーデザイン
岩崎修(POOKET
YJC
DIGITAL
SRUESMAYUNGJUNHKYOHKS
キングダム
6巻
原泰久
◎原秦久2007.2012
初版発行
デジタル版発行-2012年
2007年
発行所・集英社
http://www.shueisha.co.jp
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