★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
ーチニナニ―四十一五十九ーセナもー九十五
★この作品はフィクションです。実にの「血はバンジョンで実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
きゃ、きゃーーお登場人物紹介させ
信の規友。最敗の影武者となるが、刺客の手に掛けしかり命を落とした。
山民族の決裔。身寄りがなく、一人で乱世を生き抜い「てきた子。今は仁と真らしている
戦争制度の少年、自らの綿一つで「天下の大和軍」として名を成すことを目指す。
戦争孤児の以年。自らのってはこの大学園．．．して名を成すことを目指す
森国の若き王。異母弟の寂乱を平定し、中華はをめさす。
素車の千人将で、目文君のの利官でもある。最政にいやり旨しものな。絶対の忠誠を誓う。
信の入った伍の長。見積りなさ．．．伍は「最弱の＞任」と呼はれている。
各前以外、素性の知りない謎の剣士．．．信と同し伍のメンバー。
信と同じ湖戸村出身の兄弟。不破産と再会・同じ年に戦場に向かう途中皆と同じ外から出ているので、で腰然長に再会し、同じ価に入った。
ごけい呉慶魏の将軍。かつて戦国四君の一人・信陵君の食客頭で、戦争の才に長ける。
その時は、妻の中でもまれに見る戦巧者。冷酷で歩兵を犠牲にしても味方を勝利に薄く
功で名を上げるべく日夜剣術の修行に励んでいた。ある日、王に瓜二つの容姿を見込まれた漂は、王の影武者役として王宮へ召し抱えられるが、王の実弟・成婚によるクーデターが勃発。漂は刺客の手に掛かり、仕官からわずか一月で命を落とす．．．。
民の応援も得て、ついに成蠣から玉座を奪還、反乱の鎮圧に成功した。
調子に成功した。反乱の鎮圧から三か月後、先として素電を機同の秘に瀬政は中華統一への第一層的させた。その中には雪以前の製店から二か月頃歩として素軍を隣国の魏にとの幼市でもある土地雷。、楓政は中華靴一の男の侵攻させた。その中には漂の軽弱率市のため、非兵と身として変更不細胞の原因はもちろんでした。その時には、どの時点もあるのですが、この時までとって可能性はありませんですよね。ありがとうございますが、この時期でもありません。この場所でも多くお客様のお問い合わせくださいたします。これまで販売した。実際に対象のように対すると思いましょう。
いやいや、ああはいいかあああ
これより軍編成が始まる！！伍は一列に整列せよ！！
何をほけっとしている！！さっさと並ばぬかグズ共！！
ど．．．どうなってるんだ一体攻城戦じゃなかったのかよ．．．
戦は始まっているのだぞ！！
我らは合流地が亜水からここ蛇甘平原に変わったことしか聞かされておりません！！素軍は栄陽城を攻める予定だったはず！！なぜ今このような状況にあるのでしょうか！！
歩兵如きが戦の全容を知る必要はない！！
上官に口答えするな貴様っ
貴様らは上官の命令通りに戦えばそれでいいのだ！！
しっ．．．しかし我らは何が何だか
むやみに兵を傷つけるな
これから最前線で命を張ってもらう大事な兵だぞ
今の目まぐるしく変わっている戦況はたとえ歩兵でも説明してやるべきだ
新参者が出しゃばるな！！
千人将同士遠慮なく意見させてもらう
そー熱くなるなよ二人とも
歩兵たちの前でみっともないぞ
こいつとは幼馴染みでな大体話は二人で聞く事になってる
怖いねー縛虎申千人将は～
魏軍は我らの虚をつき栄陽より討って出た
それに対し我らも本軍を亜水からこの平原に進めた
両軍対峙し開戦したのは昨日の事だ
また、わずかの差で先に到着した魏軍に丘のことごとくを布陣され地理的にも不利
平地戦の勝利のためには丘を獲る事が必要だ！
何としてもあの丘を奪取せねばならん！！
これが今の全状況である！！
つまりここはすでに戦場だ！！理解したならばその場で荷を降ろせィ！！
荷を降ろすと同時に心を入れかえよ！！
大秦国の歩兵は六国が恐れる勇猛な戦士である！！
血を流すことをおしむな！！死ぬことをおしむな！！
栄えある大秦国の歩兵達よ！力続く限り斬って斬って斬りまくれ！！
魏兵の血で平原を朱く染めよ！！諸君らの武運を祈る！！
なんかいい千人将だなあの人
ちょっと見ないうちに人が変わったなお前
どうやらあの噂は本当のようだな
鎮圧して自信をつけたか壁
何よりも痛感したのは自分の無力さ．．．
反乱鎮圧の要因は大王の行動力
大王直属の臣とも言える我らがこんな非力でどうする
これから呂氏に抗い中華を目指す大王を支えねばならぬ我らが！
そして二人の下僕の少年の奮闘！
天みに登らねばならぬ！！力を得ねばならぬ！！
殿と私は長く語りあったそして決心した
これより軍編成を始める！！
伍長以外その場に座れィ！！
よしっ伍の者もついて行け！
壁千人将に当たりますように～～～
次ここまで！前に出よ！
次があの怖い千人将だっ
おいお前ら覚悟しとけよ
あの人の部隊は毎回大勢死ぬ
縛虎申は特攻好きのいかれた将だ
お前ら最弱の伍はイチコロだろうな
ま俺らの伍はみんな強ェから楽勝だけどよ
いやいや．．．ここではここにいるのじゃないですけどそこまでできることができなかったのです
いや．．．なんですか？ここではここまで
ひぁあ．．．わかってるのかわからないで．．．ひあああっひあっああぁああ
ひぁっ？．．はははいはいじめに
さっきまできないのかわいいの
それでもこれからのサービスですから、そうですよね
ああ．．．そもそもここでしたらどうしてもいいのかきゃあああはははっきりとはいけないけど．．．あ．．．これはいいですかはっはぁっ、はぁ．．．はぁ、ははは、
それじゃあ．．．このセンターとして、このパートではありませんが、
し．．．しかも最前列．．．
い．．．今からあの中に俺たちも入るのか．．．？
ケッバカが吐いてやがる
しかし相変わらずこの待ちの間はたまんねぇな
宮元様先ほど到着した案の歩兵軍の隊形が整いつつあります
丘を取られた今後軍の到着を待ち立て直せばよいものを熊公とはアホウか
始まるぞ信死ぬなよ．．．
最前列の多くは最初の衝突で命を落とします
何とか頑張ってそこを乗りきりましょう皆さん
無理だよ伍長最初を乗りきったとしてもあの混戦で、弱い俺らは死んじまう
大丈夫です混戦になればわずかですが私の経験が活きます
私の伍はいつも最弱と言われていますかー
私の伍は今まで一人も死んでいません
弱者には弱者の戦い方があります
これは卑怯ではなく戦法です
五身一体私たちは〝伍の結束〟で生き残りましょう
突撃の号令が下りますっ
何か妙に気持ちいーなーって思ってたら一番先頭で大軍勢を率いてるみたいだから
バカかお前はこんな時にっ
なるほど将ってのはこんな感じなんだろなー
信．．．お前この状況で何でふざけてられるんだよ
俺はずっとこの時を待ってたからな
気負って転ばないように
後ろに踏み殺されますっ
やるぞっやってやるぞ到っ！！
ワハハハ来たな西端の田舎者共
岩陣だ！！奴らの世まで粉々にしてやれィ！！
チッやっぱりそうきたか
さもなきゃ前後からはさまれて圧死するぞっ
てめぇら前の奴らの屍かけ上がってあの壁乗り越えろっ
少なくとも最前列は串刺しになって全滅だ
ホオォ勇敢なガキが一人来るのォ
あのバカを最初の串ものにしてやれィ！！
そういえばいいですから
手練れかつしかもかなりのつ
うおっあそこ開いたぞっ
あそこっあそこの壁が開いてるぞっ！！
魏が榮陽を討って出た？
周辺一帯を含めたほぼ全軍だな
此度の裁軍はあくまで素軍を討つつもりのようです
全軍そろって立て直しを計るべきところを何を考えておるのか．．
いや今回のように相手が先手奇計を用いる場合反応の遅れは命取りになる
前線の将が独断することは間違いではない
将に全権が委ねられるしかし戦場ではためいたしかたないところ
熊公という将もまた普通ではないようだな
それにしても親が不落の栄陽を討って出たことはただ事ではありません
よほど自信があるのだろうな
はぐれちまったちきしょうっ
なんでお前らそんなことが出来るんだよ
人を殺す音が腹の底に響く
やべエこんな中にいたら俺もイカレちまう
ひでェ臭いクソと小便と臓物の臭い
こんなとこに来るんじゃなかった
逃げろ兄キ俺たちがかなう相手じゃねェ
か．．．体が動かねェ．．．
何じゃそりゃふざけやがって
一人じゃ何もできねェ雑魚の分際でェっっ．．．
これが伍の戦い方だ！！
二人とも無事でよかったケガはありませんか？
ではあとは信君達を探し．．
沛さん私の伍の少年二人を知りませんか
あの突撃小僧なら大分奥まで行ってると思うぜ
あのガキのおかげで流れは完全に家だぜ
私も知らなかったので驚きました
変わった少年だとは思っていましたが
何度も戦場に出向いてるがあんな奴初めて見た
もっと根本的なところから私たちとは違うようです
クソッ何なんだこのガキはっ！！
何だ？もう息が上がってきやがった
大したことァねェな！！
手練れとはいえガキ一人に何をしておる！！
盾で囲み身動きを封じて仕止めィ！！
我が岩陣を崩しおった憎きガキを突き殺せイ〃
魏の隊長の腕前見せてもらおうか！！
予想外に前線が押されております
な．．．何だこの地鳴りは．．．？
どうしたんでしょうか。
千人将綺麗申し込むねえな
何なんだよこの轟音はァ
待って下さい何か叫んでいますっ
ボケッとしてんじゃねェ！！
大丈夫です助かりました
魏が中華最強と自負する装甲戦車隊です
こんなに早く出してくるとはっ
お前っまさかあれにつっこむ気じゃねェたろな
あの爆走してる馬に正面から行ったら粉々になっちまう
斜めから攻めるにしても上の方が圧倒的に有利だ
しかも失敗したらあの刃付きの車輪のえじき
歩兵じゃ手の出しようがねェ！！
バカヤロォ戦車の正面に立つな
調子に乗りやがって．．．
今のが最後の一台だったんだ！
やったぞ何とか生きのびたぞっ！！
あっという間に半分．．．いやもっとやられちまった．．
おそらくこれからが本番です
今のは地慣らしの第一波にすぎません
魏の戦車隊の本隊は第二波と聞いたことがあります
逃げ場がないほどの大軍で掃討しに来るはずです
騎馬突撃の命令はまだか！？
まだです！再び待機の旗があがりました！！
何をしておるのだ本陣は！
早く手をうたねば歩兵は全滅してしまうぞ！！
さ．．．さっきの数倍でけェぞこの地鳴り．．．
あの数．．．すき間がない．．．
こっちにゃ援軍とかねェのかよっ
みんな俺の後ろに聞まってろ
イチかバチか正面から当たってみる！！
死んじまう死んじまうぞくそォ
今何があるっつったお前！？
羌癪くん策とは何ですっ
ふざけんなそんなもん一体どうやって作るんだよっ
ってことは死人を拾い集めるってことか．．．？
お前こんな時に何ふざけたこと
前方に死体を積み上げて防壁をつくって下さい！！
死体の山で戦車の突進を防ぐんです！！
できる限り大勢で集めて大きな山をっ．．．
伍長！こんなんで本当に戦車を防げるんスか
防げるかどうか分かりませんこれは賭け．．．
何ボケッとしてんだガキ
盾と槍も拾って来い！！
秦の犬共は一匹残らず肉片にしてやれェイ！！
信ノ何やってる早く来いっ！！
フハハハ子犬が一匹走っとるぞ！！
ひけェいひき砕けェい！！
そんなもので戦車を止められると思ったかアホ共がっ
試してみろよ馬車野郎！！
左っ！！車輪が来るぞっ！！
無傷だっ誰もやられちゃいねェ
大丈夫だ！飛び散ったのは全部死体だっ
奴らみんなよけて行きやがる
この中にいりゃ奴ら手も足も出ねェぞ
しかし敵歩兵はほぼ壊滅！
あの程度の残党は構いますまい
少々仕留め損ねましたな
共慶将軍の命は茶の犬共の全抹殺！！
旋回してる奴らがいるぞっ
俺たちを狙ってるんだ！！
壁がない後ろから攻められるぞっ！！！
その辺の死体を集めて後ろにも：
バカが！！旋回してるのは本隊が通過するまで来ねェ！！
今は前だけに集中してろっ！！
また投げ槍が来るぞっ！！
死にやがれクソヤロォ共！！
やったぞ！！魏の装甲戦車を倒したぞ！！
旋回していた別隊が来る
わざわざ俺たちを殺るために旋回した奴らだ
あいつら一人も逃がさない気か．．．
チキショウ防壁は前しかねェぞ
今から作ろうにも間に合わねェ
くそっここまできて全滅しちまうのかよっ！！
大体何でこんなにやられてんのに騎馬隊は授軍に来ねェんだよ
あいつら俺たちを見捨てやがったのか
そんなもん最初から期待してんじゃねェよ
自分の生きる道は自分で切り開く
お前一体何やって．．．
馬に乗れるのか小僧！？
いいかみんな今さらグダクダ言っても仕方ねェ
生き残るためにはあの戦車隊と戦うしかねェんだ
だけどどうやってあんなのと
とにかく俺が時間をかせぐ！！
そんなもん分かんねェけど今は固まってねェでもがく時だ！！
みんなはできるだけ防壁を広げて逃げ場を作れ！まずはそっからだ！！
ちょっと待てよお前．．
一人で戦車隊につっこんで行く気じゃ．．．
心配すんな玉砕しに行くわけじゃねェ時間をかせいでくる
お前はどんな時も前へ進む
この砂煙前が全く見えぬ
前線はどうなっておるのだ
また待機の旗があがったままです
歩兵全滅をこのまま黙って見すごせと言うのか！？
前線の戦況確認にゆく！壁隊続け！！
鹿公もはや正気とは思えぬ
そんなことは貴様のやる事ではない勝手に持ち場を離れるな
不可解な命令だ伝令系統に問題があったのかも知れぬ
どんな策だというのだ！歩兵が全滅しようとしているのだぞ！！
このまま見殺しにするのか！！
勝手に決めるな全て将軍の策のうちだ
貴様は歩兵を助けるためにわざわざ戦場に来たのか
それとも魏軍に勝利するために来たのか
図に乗んなよ馬車野郎共
騎馬の動きについて来てみろっつんだっ
危ねェ！木の竿だったら殺られてた
防壁広げても完全には防げてねェ
結局このままじゃいずれ全滅する
攻めねェと道はねェ！！
地上同士なら何人相手でもどってことねェが
戦車と騎馬じゃ足場が違い過ぎる
いやあの回転刃のせいで近づけそうにねェ
ダメだ信でも戦車には手が出ねェんだ
いろいろと気を散らしすぎだ
さっき倒した一台を思い出せ
お前の相手は戦車そのものだ
騎馬の機動力があれば．．．
相手は戦車そのもの！？
あの回転刃の際まで近づけるカー
るせェ！！お前らにゃ用はねェ
戦車長自ら葬ってくれるわ！！
俺の相手はそのっ．．．
ムカつく戦車そのものだっ！！！
数年を討つために来たことは言うまでもない！！
だがこんなことで魏を討てると言うのか！？
歩兵のことごとくを無駄死にさせているこの戦い方で．．．
勝利のための栄誉ある戦死だ！！
お前はなぜこの戦況で勝利を疑わない．．．
原公とはそれほど信に足る将か
あの方ほど戦に強い将を他に知らぬ
他が全滅してたわけじゃないんだ！！
それでこそ大衆国の勇猛なる戦士達！！
右方に活きのいい奴らが固まって番闘してる！！
皆急いで合流して一緒に戦えっ
俺も逃げた一台を討って合流する！
して騎兵殿はどこへっ．．
いいか俺たちはまだ負けちゃいねェ！勝負はこれからだ！！
つか今のは行軍中うるさかったあのガキじゃなかったか！？
しかし今の騎兵殿甲冑はおろかボロ服だったぞ．．．
ケガ人にゃ肩かしてやれっ
よし、遊軍に合流するぞっ
あなたのおああたりは、
おあああぁぁぁっ、あぁあぁんっ
信たちの活躍も所詮戦車大隊の一小隊を討ったにすぎず極めて局所的なものである大局に何ら影響を与えないのだ
もはや戦力比は戦局を決定付けたと言っても過言ではないものである
大流の中でもがく小石の如き、信たちの抵抗を魏副将宮元は認識すらしなかった
もはや素軍に我らに抗う力は残っておらぬ！！
本軍守備を残し全軍で丘を下り敵感将。熊公の首をとるべし！！
大局の動き出す足音に信たちの勝利の歓声は虚しくかき消された
宮元の主軍が来ますひとまず退避を
大流の轟音にかき消された信たちの活躍を熊公は聞き拾った
各地で同じように戦っておるように見えるがそれぞれは実に多様に盤上を揺り動かす
一の働きが十を動かし千につながり万を崩す小から始まる連鎖が大火を呼びこみ戦局は一気に終局に向かう
そして今異彩を放つ場所があった
そういうところには“何か”がある
戦とはそういうものじゃのォ皆の者
すげェ数っなんてもんじゃねェェェ！！
羌穂っ何か策はねぇのかっ
策でどうこうできる数じゃない
くそォォ何なんだよ次から次によォォ
この響きは後ろからっ．．．
戦車隊本軍まで戻って来やがったのか！？
騎馬隊だァァァア！！！
すげェすげェぞ騎馬隊っっ
やっとやっと来やがったちくしょうめ．．．
歩兵の仇をとってくれェェェ！！！
庶公将軍を動かしたのはこいつらか．．．
生真面目な中央の千人将め
歩兵はその防戦を石に広げて備えよそのうち戦車隊本軍が引き返して来るぞっ
頭の回転は早いようだな
だが貴様は駒馬隊突撃の意味をくみとっていない
将軍の本意はここから大局を覆えすことだ！！
こ．．．これだけ．．．千人いたのが百人くらいか．．．
いや．．．それでも残った方か．．．
よくぞ裁戦車の攻撃から生きのびた！！！
その上で反撃にまで出たことは
純体純命なる死地を乗りこえた貴様らならば
さらなる死地をも乗りこえられる！！
これより我が隊は敵大歩兵中央を強行突破し丘頂上の魏副持宮元の首をとる！！！
これより敵歩兵中央を突破し丘上の魏副将答元の首をとる！！
歩兵は騎馬の後ろに続けィ！！
死にたくなければ全力疾走でついて来い！
遅れて敵中にとり残されればなぶり殺しにあうぞ！！
ちょっと待ってくれよ．．
せっかく騎馬隊が来て助かったと思ったのに．．
何でまたそんな無茶しなくちゃなんねぇんだよ．．．
あんな方にものぼる大軍を百人そこらで抜けるわけがねぇだろ
いやそうとも限んねぇぞ
どういうこった信何か見込みがあんのか！？
丘を下ってくる勢いにまかせ敵の行軍は早い
その波を逆につき進むのは想像を絶する過酷な路
だがその分斬り結ぶ時間は短い
奴らを抜けりゃガラ空きの丘かけ上がって一気に敵副将をうてる
そうすりゃこの戦争はこっちのもんだ！！
だがさっきも言ったとおり過酷な路だぞ
立ち止まれば確実に死が待っている
戦車のあたりからやけにしゃべるようになったじゃねぇか
話すのが嫌いとか言っててよ〜
こんなところで死ぬわけにはいかない
よォし突撃態勢だっ！！
縛虎申様歩兵の分際で騎馬した者がおりますが
あの残党を引っ張っていたのはあのカキカ
前線秦騎馬隊に苦戦中です
気にすることはないいきなり出て来て面喰らっただけだ
戦車隊本軍を引き戻せイ
騎馬隊は秦軍の最大最後の刃
しかしあの数ではそのうち押し返されると思わ．．．
何をやっておるのだあの隊はっ
縛虎申だおそらく中央突破して丘を狙うのだろう
バカな半分も行かずに全滅するぞっ
ハッハ死に急ぐ奴は放っておけ
壁隊！！錐行隊列で奥深くまで斬り込め！！
縛虎申隊の進行を可能な限り援護しろ！！
戦車隊本軍が戻って来たァ！！
そんな風に傷つかれる「今の時から僕も一瞬的に
大丈夫だこの防壁がありゃ一方的にゃやられねェ
沛たちの戦い方をマネリや．．．
くそっもう来やがったか
ちょちょっと待てよ何だありゃ．．．
秦の騎馬隊が来るぞォォォ
相変わらず将軍は動き出すと激しいなァ
．．．あの砂煙の大きさ．．．
えらい騒ぎになってきたなこりゃ
だっ大丈夫です何とかっ
信くんが先導してくれるんで助かります
やべェ！！伍長っ息がっ．．．吐きそうだっ
ちきしょう純虎申の奴飛ばしすぎだっ
ハナから歩兵のことなんか考えちゃいねェよ
到っ！？大丈夫かっ！？
とにかく走り抜けっ．．．
尾平さん早く立って！！
急がないと完全に敵中にとり残されてしまいますっ！！
大丈夫だ俺が斬り開く！！
ただ頭のキレるチビかと思ってたが剣も相当に使う．．．
ヤロー何かいろいろ隠してやがんな
まァいい！これで後ろを気にせず前だけに集中できそうだ！！
とにかく俺らの突撃千人将に追いつくぞ！
もうズッコケンなよ尾平
縛虎申様出すぎです！！
やべェ！！騎馬がやられ出したぞっ！！
くそっ道がせまくなって来やがった
ふざけんなよ騎馬がいなくなったらお終いだけ
こんな突撃始めから無謀だったんだ！！
勝つためなら俺は全てをくれてやるぞ
騎馬隊が集結した今戦の大局はここにある！！
退却も頭に入れておかねば全滅くらうぞ
敵討たずして倒れるは許さぬぞ！！
我が戦車隊が戻り案の騎馬隊が集まった
だが何よりもこの歩兵の数の差
砂煙が視界をさえぎるが見たところ主力同士の戦いは五分
何が起ころうと戦局は変わらぬ
呉慶様と庶公とでは奇計の意味が違う
丸城を討ち次に栄陽を討って出た呉慶様の動きには細やかな軍略が組まれている
かつての大殿信陵君を魅了した〝虚を穿つ〟軍略が
だが全軍の到着を待たずに開戦した原公のそれはただの奇行
この戦いの勝敗は最初から決まっておったのだ
軍略なき奇行には真の力は宿らぬ
ほどなく素兵は死に絶えこの砂煙もおさまるだろう
真下に来ると意外とでけェな
こちらに気付いていない！！
あっ！！お前ら生きてたのかっ！！
この一戦！素軍の勝利そのものに関わる大事と心得よ！！
これより丘をかけ上がり副将宮元を討つ！
んなこと言われてもこんな抜かけ上がるか残ってね工よ．．．
貴様らにもはや余力が残っていないことは知っている
頂上まで来なかった者は後で俺が斬る！！
だが頂上まで来た者は此度の戦の最大の功労者としての栄養を手にできる
丘上に陣取っているのは魏の高級武官たちだ
しかも今のこの戦況の中奴らの首の価値は限りなく高い
兄貴俺達村の英雄になれるかもたせ
ああこりゃやるしかねェぜ
貴様は伍を離れ先頭に来い
今は一騎でも騎馬が必要だ
あでもそしたら凛さんたちが．．．
今さら俺達のことなんか気にすんな
信くんが伍におさまらないことはもう十分承知しました
天下の大将軍になるんだろ
誰よりもでっかい功をあげろよ信！
羌痴！三人を頼んだぞ！
起伏の陰を上手く使えばギリギリまで気付かれぬ
中腹の軍までは速さはいらぬ歩兵の足に合わせてゆくぞ
全員に気配を消すことを徹底させろ
そっか将ってのは腕つぶしだけじゃダメなんだな
ならばふり返らずにひたすら斬り進め
我々の出番はなさそうだ
授軍を請われるわけでもない
これが虎狼の国といわれる秦の実力かー
拍子抜けもいいところ．．．
バカな！！こいつら一体どこからっ．．．
あの歩兵の大軍を突破して来たということかっ！？
こいつら思ってたよりも多いぞ！！
中腹の守備軍が秦の小隊と戦っております
一人も頂上に行かせるなァァァ
騎馬隊の援護がなきゃあいつらひとたまりも．．．
後ろを振り返るなと言ったはずだ
先陣も後陣も騎馬も歩兵も等しく死線の上にいる
後ろの時間をかせぐために始めからそのつもりでつれて来たんじゃ．．．
それが”軍”というものだ
それに他人の心配をしている暇はないぞ
先陣には常に最も苛酷な道が用意されている
それよりも縛虎申の部隊が頂上に迫ってるようだ
ああさっき黒つぶが中腹を抜けてくのが見えた
戦にはああいう将が必要なのか
あいつは味方が大勢殺られた時ほど無茶をするからな
しかしいつも突進してるが今度はひどい．．．
見ろっ頂上がすぐそこ．．．
兵法家風勢が好みそうな最終防衛だ
だが矢如きに何本穿たれようが痛みすら感じぬわ〃
全軍ひるむな頂上はすぐそこだ！！
わずか数十人で万の大局を変えられるものが
脳天を射ち抜いても笑えるかな？
哀れなそこまで秦は兵不足か
だが敵は敵！全力で射殺す！！
当たり前だあんなガキに黄離弦様の矢が見切れるかっ
武の天稟に年は関係ない／
だが距離が縮まれば矢の体感速度は倍化する！
果たして同じように防げるかな！？
あいつのとこに届くまでにあと二回は射たれる
二射かわせば俺の勝ちだ！！
お前達は他の騎馬を射て
敵騎馬を殲滅せよっ！！
さすがにこの距離じゃ見切れねェ
だが急所さえ外せばもう剣が届く！！
これで俺は何本でも射てる
そもそもなぜ敵騎馬に迫られる状況にある．．．
何か見落としているというのか？
何だ．．こいつらっ！！
貴様の頭では何が起こっているか理解できまい
座して謀る兵法が戦の全てと思っている貴様の頭ではな
すまねェ無茶させちまった
お前のおかげでここまで来れた
命尽きたるところからさらに前進させたのはお前の力だ
主のために死力をふりしほる
いい軍馬とはそういうものだ
そういう馬の主となれたら
悲しみではなく誇りで送ってやれ
なるほど奇蹟の積み重ねでここまでたどり着いたというわけか
奇蹟とは非力なものに舞い降りる幸運
そんなものに助けられて何を得意気になっている
そのような運頼みの戦をやっているから数万が犬死にするのだ愚か者が
奴ら全員の骸の橋を渡って俺はここまで来たのだ
仲間の犠牲などと美談を戦に持ち込む輩は儂が最も嫌悪する人種！！
秦の部隊長よ奇蹟とはいえここまで来たことは事実だ
だが来ただけで何とする
儂を討ち丘を奪取せねば何ら戦況は変わらぬそれができぬお前はやはりただの
儂をただの軍師と思っていたのか？
かつては呉慶様と共に前線を荒らした武人ぞ愚か者が
タククク武人が聞いてあきれる
もはや視力すら失った死人の俺にわざわざ剣を穿ちに来るとはな
どうだ宮元今のこの俺の力も単なる奇蹟か？
貴様らがそう思っているのなら絶対に廉公様には勝てぬ
こんにちは、原です。こんにちは、人がもう皆さまヤクタなんか言っているのですが、あれからこういうのなんかありがとうございます！！！
十二しなーかいようですよ。人生初の胃が少はつづかったです。
マーケースコーニーニングコースをして、ように、ショッポングなどが、しやめしないよわかっすねそれに、そうだ。シャンプーなんか、中国に行っているのですね。「大変っ」っても、一人の仕事情は見たんだからあと、彼女の役目を見たった自分がそうだったのですが、
まさかと思ってす。やっぱり動かないのですが、
へェァ．．．！！こうちょっとこうとしていることはこんな感じがあって。
この若ォレの出番なかったじゃんかよォ！！
というわけでこの巻の巻末もオレが頂く！
待テ我々も出番がナカッタト言ッティル
隊長らはいーだろっみんなでワイワイやってんだろーから
オレなんか一人でっ．．．巻末ではいかにオレが一人さびしく目々を過ごしてたかを伝えるんだよっ
もーページ残ってねエじゃ
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