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YOUNGJUMPCOMCS

●将のオカ

七原泰久

SHUEISHA

●将の学的

原泰久

★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

ふっ

...

原義の

はぁ、

キングダム

第64話「将の言葉

第65話「乱入者」

第66話「武将の型」

第67話将のオカーチェ

第88話将軍

第68話授撃!

第70話両雄

第71話大将対決

第2話、七国

...えニヤ三00十七十七九十郎

九十五

第73話「帰国」

う三四十一五十九...

百十四

第74話「他の

_百三十三

百五十一

百六十九

百八十七

★この作品はフィクションです。本社では「ユーロール」

実家の人物は団体、事件などには、いっきい関係ありません。

何する者かりとうても

山民族の>未商。身寄り

がなく、一人で乱世を

生き抜しできた子。今

は仁と真らしている

あ、普場人物紹介させ

ひょう

信の親友。最敗の影武者とセスポートを

自分が20歳以前は有となるが、刺客の手に掛かりやすいよ

しかり命を落とした。

秦国軍

縛虎申はくこん

奏軍の千人将。勇猛果敬

で、常に駒馬の先頭に立

ち戦う。

戦争孤児の少年。自らの腕、一つで「エマの土曜」と

って「天下の大将軍」と

して名を成すことを目指す。

戦争孤児の少年。自らの腕一つで「天下の大将軍」として名を成すことを目指す

粛政「えいせい

奏国の若き王。異母弟の

反乱を平定し中華の

をめざす。

へき

秦覇の千人将で、昌文君の副官でもある。属政に絶対の忠誠を誓う。

奏軍の千人将で、目文君

ストレーハッと、日々もの別官でもある。風収に終わりません

しかし、ものの。絶対の忠誠を誓う。

澤圭「たくけい

目の入った伍の長。

見頼りなさ!すで、彼の

伍は「最弱民の>伍,と呼

まれている。

羌痴「きょうかい

名前以外、素性の知れない謎のd-

名前以外、糸世の外れない謎の剣士。信と同じへへ

じ伍のメンバー。

...

尾平

信と同じ城戸村出身の兄弟。その桜信してる戦場に向かう途中

2018年4月11日の20分で開然と再会し、同じ伍に入った。

例えばどう

尾到

魏国軍

...ごはい

呉慶

魏の将軍。かつて戦国の

君の一人・信陵君の食者

頭で、戦争の才に長ける

宮元

元きゅうけん

呉慶将軍の扇将。

鷹公「ひょうこう

案の将軍。森の中でもまれと

に見る戦巧者。冷蔵で歩兵ちゃんは大丈夫

にんぷみっ白。冷静にを犠牲にしても味方を勝利

に導く。

おおおやあああぁ

ふふふぁふあああぁ

前巻までのあらすじ

時は紀元前ーー。500年の大戦争時代にある中華西方

の国・奏。奴隷同然の生活を送る少年・信と票は、武

功で名を上げるべく日夜剣術の修行に励んでいた。

こちを上りるくら反対ある日、王・最政に瓜二王の影守業怨として王宮へ雨の降りに畑がしいん。つの容姿を見込まれた漂は、フレードもこれぞが

この31、一概以には王の影武者役として王宮へ光はここにコンピロ女と2016年に居ると、召し抱えられるが、王の実が大変ですが、

エレル50名以上している弟・成婚によるクーデターから〈白し花ん〉《るん、エの実一が勃発。凛は刺客の手に掛けるよ笑し土

第・ル婦によるかり、仕官からわずか酒を自分わりにしメールが光の原は利色の一月で命を落とす...。最初に埋めた感じで

いつでは自分一つの票を身代わりにした事の事もした。最初に取りを感じる信。だが、最後に慣れてしまったが、

凛をオハルノにした票の遺志に応えるためのの日のために鍼灸に関して感じる高いんだが、信は高政と行動を共にし、山の横浜にぎゅりょ

ホッ昼ふヒルん。の民の応援も得てーーー反乱の鎮圧に成功した。

10月の受講で定めの数日に訪れた。民法取扱についてご利用者、「取扱いは基本」の第一人でお願い致します。この後によると、この場にお

こんなのですからこの人に気がついていないんです。元気に入ってしまうとして素晴らしいですが、という事ではないのでしょうかもしれませんが、ここですね。これは、このようでした。こと思いままでもありますがあのでものできます。

下に配属された。圧倒的に被って来るのです今朝こんに時の中「人代の劣勢の素軍のなかでも信はありませ

獅子奮迅の活躍をし、勢いいづいた素軍は、ついに魏軍

副将・宮元が陣取る丘、上に攻め込んだーー!?

第64話一将の言葉

そうすれば...

縛虎申様ァアアア

宮元様ァアアア

第64話・将の言葉

うォ

オオ

オオオォォォ

オオ

オオ

張啓!

旗だっ!

旗だっ!

魏の旗を

全てたたき

倒せっ!!

キングダムの

バッ...

バカな

このガキっ

では

ないのか!?

バカを言うなっ

ただすばしっこい

だけだ!!

左右から

回り込めっ

!?

封じるんだっ

取り囲んで動きを

なっ

あっ

オッ

わあっ

こあっ

いっ

す...

すんげェ

や...やっぱぁいつ

とんでもねェ奴

だったんだな兄貴

ああ!

!?

んっ!?

フォー

呼吸が

尽きた

チン

??

“戻る”まで

しんがり頼む

えええぇっ

ひえええぇ

えっ!?

トン

......

そうきたか...

縛虎申様

魏兵の半数を斬り

半数は

逃走しました

我々の部隊が

宮元の陣営を

討ったのです

......しかし

途中突破した

中腹の守備軍が

迫っております

千を超す軍勢に

対し我らは10人と

おりませぬ

無念ですが

宮元の首を持ち

一度丘を

降りましょう

........

...

バカ言ってんじゃ

ねェよ

降りたい奴は

降りやがれ

何だと

貴様っ!!

歩兵の分際で

口を慎め!!

俺はここで

戦うぞ

千人将は

味方全員の犠牲が

あったからここまで

来れたと言った

その丘を

千人やそこらが

迫って来た位で

簡単に手放すかっ

てんだ

バカか

貴様はっ

千人だぞ!!

ってことは

この丘を

とるために

皆死んだんだ

...フフ

小僧

...

信.....

名は

...そうかなぁと言えるのですか??

いいか

勇猛と

無謀は違う

そこを

はき違えると

何も残さず

早く死ぬ

皆と共に

丘を降れ

命令だ

キングダイ、

ク...クク

愚か者...が

生きて丘を

降りれると

思っておるのか...

見苦しいぞ

宮元!

丘の反対側には

守備軍がいない

ことは分かってる

お前たちは

何も分かって

おらぬ

貴様の首を

持って

ゆっくりと

降りてやる

どうした

小僧っ!!

ババカな

こんな大軍

一体どこからっ...

あの奥の丘っ

魏の本軍が

陣取っていた

はずの丘が

丸裸だ...

...っと

いうことは...

自ら動き出したんだよ

それは...

魏軍総大将呉慶が!!

あァ!!

丘上の魏の旗が

落ちましたぞォ!!!

何っ

フフッ

やりやがったな

縛虎申

尚鹿様!

赤伝者が

来ます!

何っ!?

騒々しいな

第1:2・4軍

全軍に告ぐ!!

本軍からの

緊急指令かっ

至急丘に登り

我らが

陣とすべし!!

繰り返す!

全軍丘を登り

布陣すべし!!

これだけ

押されてて

無茶苦茶だ

この戦況じゃ

丘のふもとにも

近づけねェぞ

どうした壁

明後日の方

向いて

オイッ

なぜこんなところに

いるのだー

どういうことだ......

シォフゥ

しばらくん

王騎将軍

一項Lを目指す澤伍長ら歩兵

一追う手術はおよそ2

丘に迫る魏大将

呉慶の本軍

およそ5万

一信と納虎中とその配下

王騎将軍

裁副将臣元か

危険していたの

秦軍第1・2・4軍騎馬隊

宮元軍と奮吸生

第65話・乱入者

シフフフ

原公さんはァ

相変わらず

大雑把な

戦いぶりですねェ

まさか全軍で

動いてくるとは

本陣を

この丘に移す

つもりか...

ここまで

迫っていたとは奴め

どこまで

先を読んでいる

あのでけー旗が

集まってるとこ

あれが

魏の大将...

ああ

そうだ

小僧ー

あれが

魏国の大将軍

呉慶だ!!

魏国の

大将軍!!

大将軍!!

戦いでェ

チキショオ

ク...ク...ク

もはやお前たちに

...脱する術は...

...ない...

お前たち

だけではない

ここに千人隊が

いれば突っ込め

るのにっ!!

丸城と

同じく...

呉慶様が

動かれた今...

素兵は一人も...

皆殺しに

ク......!ク

死に絶えろ

魏の地を汚さんとする

侵略者共よ

ぎあっ

フオオオ

クソッ

ダメだ

戦車に

手こずる上に

歩兵の数も

バカにならんっ

ええい

ひるむなっ

原公様の命令だ

これじゃ丘の

ふもとにさえ

近づけないっ

丘をとらねば

我らの勝ちは

ないっ!!

あーあー

あー

最前列は

えらいことに

なってるぞ

壁!仕方ないが

俺たちも行くぞ

命令違反に

なるからなっ

待て

尚鹿!

あの王騎将軍が

現れた..

何か起こる!!

あちらの丘の方が

見晴らしが

良さそうですねえ

そう思いませんが

騰?

しかし殿

許可なく

戦に加わるのは

罪となります

残念ですが

我々が足を踏み

入れられるのは

ここまでです

ハ!

間違いあり

ません殿

誰も参戦する

とは言ってません

よォ

私はただ

あの丘に登りたいと

思っただけですよォ

途中

邪魔なものは

排除いたしますが

さすが

殿

完璧な

言い訳です

んでわっ

!?

なっ!?

騎馬隊!?

すげェ垂直の崖を

駆け降りて来るぞっ

一体どこの隊だっ!!?

王騎将軍と

その私兵軍だ

おっ

王騎将軍

だとっ!?

バカな

将軍はもう何年も前に

引退したはずだっ

王騎将軍!!

そうか...

再び戦場に

舞い戻られたのがー

「秦の怪鳥」が

ひいっ

壁隊!!

突入した友軍に

全力で続けィ〃

尚鹿隊も

同様だ!

行くぞ!!

将軍はともかく

この兵たちは

一体っ...

噂には聞いていたが

王騎軍の強さが

これほどとは

...!!!?...???.

違う

以前大王に扮した漂を

逃がすとき、王騎軍と

剣を交わしたが

今ほどの

“猛威”は

なかった

違いは明白

我々と戦ったとき

王騎は軍中で

昌文君と戦っていた

...がしかし今は...

殿が

おっしゃっていた

将軍自ら

先頭を行くとき

王騎軍は

鬼神と化すと!!

サシッ

縛虎申様

呉慶軍と

反対側から

丘を降ります

バカな...

置いてゆけ

敵が来る所へ

置いてなど

いけません

逝かれるならば

我らの肩で

途中守備軍と

斬り合いに

なりますか

ご辛抱を

それに

......

...

俺も肩...

お前は

こっちだ

ドン

これは

副将の

首...

......

そうだ

縛虎申隊が

勝ち取った“戦果”だ

何で俺に

納成申様の

命令であり

我らも異存は

ない!

何が何でも

秦陣営に持ち帰れ

失敗は許さんぞ!!

引き受けた!!

よし!皆でサクッと

降りようぜ

下りは登りより

楽チンだ!!

オヤァ?

もうお帰り

ですかァ?

!?

せっかく面白く

なってきたんです

けどねェ

!?

!!?

第66話武将の

きっ

騎馬隊!!

ゼェ

ハッ

助かった

あっ!

頂上を

見ろっ!!

ゼェ

ハッ

やった

......!

ついに

やったんだ

俺達第4軍が

奴らの丘を

とったんだ!!

第66話「武将の型

宮元の丘に

我らの旗が

立ちましたぞ

縛虎申様

ぐ...

あなたの武勇が

斬り開いた

のです

バカが

まだお前から

学ぶことが

あったような

気がする

残念だ

縛虎申...

一方的な

裁軍攻勢の中

魏副将.宮元の丘に

素の旗があがったことは

両軍にとって、大きな

衝撃であった

バカな...

素軍は大いに

勢いづいた

そして戦場の目が

丘に集中して

いるとき

数では圧倒している

魏軍に敗戦の空気が

漂い

宮元様...

人知れず

疾走する

騎馬隊があった

何だっていうはー

なっ...

周りの反応からして

敵じゃなさそうだが

...

!?

味方って感じも

しねェ!

......

解から

ねェ!?

強さも

怖さも

こ...

こいつ...

でかすぎて解からねェ!!

ギリ

オヤァ?

昌文君が言っていた

童とはひょっとして

あなたのことですかァ?

!?

!?

名前は

たしかァ

信!

......あんた

昌文君のおっさんの

仲間か?

仲間と

いうかァ

シフフフ

愛人です

です!

えっ

3コココ

冗談ですよ

王騎冗談

?......

そうですか

道理であなた

遠目にも目立って

ましたよォ

!???...??!?

しかし

昌文君の推していた

童と聞いては

話が別です

はっきり言って

期待外れも

いいところです

何だと

オッサン...

俺が弱ェって

言ってんのか?

その通り

んじゃ

試してみっかよ

オカマ巨人!!

シフフフ

オカマ巨人:

私に剣を向けた者は

一人残らずこの宝刀で

両断されてますが

覚悟はありますが!?

そんな大物が

当たっかよ

俺はメチャクチャ

速ェぞ!!

ンフフ

その辺ですよ

勢いが先行

してると

言いますか

あなたさっきから

ずっと死地に

立ってるんです

よォ?

分かって

まずかァ?

トン

くっ

ンフ

てっ

てめェ

待て!!

我が歩兵の

無礼を

お許し下さい

王騎将軍!

キングダムの

オオ

無事だった

...!???

ところで壁よ

王騎将軍が

参戦するなんて

聞いてたか?

いるわけ

ないだろ

今は王騎の力を

利用する!!

おそらく

出陣の許可も

得ていない

のてあろう

だが

そんなことは

どうでもいい

王騎将軍!

援軍痛み入ります

この戦況の中

将軍が

到着されたことは

我が軍の天佑!

そして今この丘の

素軍の指揮権は

将軍である貴殿の下に

あろうと存じます

なれば直ちに我らを

含め全軍を率いて

眼下の魏将・呉慶軍に

突撃を!!

丘上という地の和も

ある上に将軍が

率いられる軍ならば

絶対に勝てます!!

シフフフ

しかし残念ながら

我々は援軍に来た

わけではありませんよォ

キングダムの

!?

相変わらず

生まじめですねェ

壁副官

ただこの丘に

来たかっただけ

ですねェ騰?

ハ!

最高の

眺めです

それに

壁副官

あなた絶対に

勝てるとおっしゃい

ましたが

それは少々

呉慶将軍を

侮りすぎですよォ

九重槍壁/

あっ!!

«知恵袋

魏軍がっ...

陣形を

変えたっ!!

!?

...

変化の機微を察し

用心深くかっ大胆に動く

信陵君の智嚢と言われた

軍才は魏随一

さらに丸城で

見せたように

先陣をゆく武勇も

兼ね備えている

そんな

魏将呉慶は

間違いなく

列国の脅威となる

名将ですよォ

数も多くて

大将もすごいんじゃ

俺たち..

ンフッ

数は関係

ありませんよォ

この戦いは最初から

そういう戦いでは

ありませんからねェ

ねェ騰?

武将には

二つの型があると

思います

ハ!

間違い

ありません

一つは

呉慶のような

〝知略型〟

もう一つは

野性の直感で戦うような

"本能型"

シフフフ

童信

私と一つ賭けを

しませんかァ?

"知略"が

勝つのかァ

"本能"が

勝つのかァ

童信

私と一つ賭けを

しませんかァ?

第67話一将の才力

“知略”が

勝つのかァ

〝本能〟が

勝つのかァ

第67話、将の才

本能..

...?

無論

秦軍総大将

原公さんのことです。

その通り

俺達の大将と

魏の大将のどっちが

勝つのか賭けるって

ことか

......

列に戻れ

今は眼下の魏将を

いかにして討つかを

考えるとき

戯言はやめて

頂きたい

王騎将軍!

ンフフ

だから参戦

しないと言って

いるでしょォ

......しかし

戯言とは

心外ですねェ

〝知略〟対本能"!

これは武将の中の

永遠の題目ですよォ

武将の

題目...

魏・副将白亀西が

布陣する丘

当日、お取引の

キングダムの

宮元の丘に

秦の旗.....

討たれたのか

愚か者が

白亀西

しかし呉慶様が

丘に対して槍壁を

敷かれるとは

む?

それほど

警戒する

相手が頂上に?

何だ

あの部隊は

宮元の

戦車隊力...

!?

騎馬隊!?

!?ということは

素軍!?

バカな

一体どこから

現れたっ...

いかん...

壁千人将!!

キングダムの

騎馬隊がっ

我が軍の騎馬隊が

足下を疾走中!!

何っ!?

多いぞ

五千は

いる

どこの

部隊だ!?

虎公

ひょ...

熊公様だっ

原公!?

って

うちの

大将?

どこ!?

うわっ

目で

分かる

大将自ら

先頭に立ち

あれが

原公.....

あの魏将の大軍に

突っ込む気だ

見ろっ

もう一人の副将の

軍も丘を降り出した

ぞっ!!

シフフフ

相変わらず最後は

大火の中心に居らねば

気がすまないようですねェ

開公さんはァ

永き戦乱で

軍の規模は増大し

今では数十万の戦い

しかし軍が大きく

なればならほどそれを

率いる将の才力が

戦の勝敗を左右する

結局戦は

武将のものです

呉慶は戦を

理詰めの整面と

とらえる

原公さんの

戦のとらえ方は

独特ですよォ

一方、鹿谷さんの

燃え盛る一つ

の戦は

の火力が

極大に達した

この>今〟を

恵公が

見逃すはずが

ありません

!?

理解できま

せんかァ

シフフフ

...

呉慶も

原公の戦いは

理解できません

しかし原公も

呉慶の軍略を

見切っているわけでは

ありません

どちらが

是か

ンフフ...

ここまでではまだ

どちらの戦が

正しかったのか

分かりませんねェ

こちらが

これはどちらか

一方の首が飛ばねば

分かりかねますねェ

シフフフ

...

左方より敵

五千から穴千/

...

原公か...

...

これが知将”対、猛将”の

戦いです

すぐ

そこです

愚かな!

この呉慶の本軍に

奇襲は通用せぬ!!

見ろ!!

まだ裁軍の

陣形が変わる

速いっ!!

駄目だ!

突入より先に

陣が完成した!!

カチャ

ぶつかるぞっ!!

なっ!!?

シフフフ

鷹公の武は

呉慶の予測のはるかに

上をいきます

これには

呉慶さんも

ビックリです

何と言っても

あの方は私と五分の

武力の持ち主

そして率いる軍の強さは

王騎軍より少々上!

陣形の一つや二つは

消し飛びますよォ

しかし

これからの

呉慶の動きも

原公は予測

できない

キングダムの

朱鬼と

麻鬼を

呼べ

狩りの時間だ

ハ!

死んでいった

者たちは

...

戦は武将の

ものだと!?

だったら

俺達は何だ

縛虎申の

死は!

ふざけるな

俺達だって

戦っている!!

壁隊突撃体勢!!

庶公将軍の援護に

ゆく!!

おそらくこれが

最後の合戦となる!!

壁...

全員死力を

尽くせ!!

出陣!

壁隊康公将軍の

援護に行くぞっ!!

第68話「将軍

戦は決して武将

だけのものではないぞ

王騎将軍!!

壁...

第68話将軍

あら

あら

少々早とちり

しましたねぇ

壁副官は

なぜ原公は

これまで無謀なほど

軍を動かし続けたと?

戦局を動かし続けた

からこそ

呉慶は今

地的有利の丘を降り、

我らの前にいるのですよォ

縛虎申千人将も

同じことを

言ってた..

序盤無駄死にに

見えた素兵も

黒公風に言えば

勝利のための尊い犠牲

しかしその犠牲を

出させたのは

他ならぬ原公

つまり

戦はー

武将しだい!

その通り

シフフフ

いいですか

童信

ここにある

状況は

あの二人が

勝つために

描き導いたもの!!

......?

たった二人が

こんなでっけェ戦を...

〝将軍〟

という存在です

そう

それが

天下の大将軍

誰もが知ってる

強工英雄

だけど今は

少しだけ姿が

見えるようになった

この大男の

言葉で

王騎...

何となく

そんな事しか

分からずにいつも

吠えてた

将軍..

そうか...

俺は

さっきから

〃将軍〟と

話をしてたのか

王騎

将軍

馬を一頭

貸して

くれ

ホォあなたも

行くのですか?

この私との会話は

そうそうできる

ものでは

ありませんよォ

下さい

たしかに

そりゃ

そうだろうけど

...

大将首が

見えてんのに

行かない手はない

ハァッ

ンフ

また行っちまい

やがったぞ

あのガキ

信..

随分とあの少年を

気に入られましたな

殿

キングダムの

シフ別に

気に入ってはァ

いませんよォ

あの手の

おバカさんは

大抵あっさり早死に

しますからねェ

いや

そんな者

聞いたこと

ありませぬな

...!?...!???

しかしごく稀に

大化けする者も

......?

っコココ

来るぞォォ

秦将鹿公だァァ

フハハハ

我ら呉慶正規歩兵に

自ら先頭をきって来るとは

何と悪...

きゃっ

バア

原公止まりません!!

重装歩兵が軽々と

突破されております!!

走り狂う猛牛を

仕留めるのに、いきなり

頭を狙うことはない

まずはあの

突進力を生んでいる

足を封ず

キングダム

戦車隊・?千

♂チ

熊公の突進に対し

防御を厚くするかと

思いきや、奥は

左右に開いた

魏戦車

また魏の

陣形力動く

!!

およそ4千

重装歩兵3千

魏戦車隊...

およそ4千

それでも

廉公騎馬隊...

およそ5千

これは

何と

ムム

ンフフフ

呉慶さん

馬公軍の突破力の

カラクリに気付いて

いらっしゃる

やはり簡単に

首はとらせて

頂けないようですねェ

左方

戦車隊が

よせて来るぞっ

右方も

同様っ!!

......

恵公ではなく

来るぞっ!!

原公の配下を

襲う?

シフフ大将自ら

先頭をゆくという

常勤を逸したあの突撃

敵は必ず先頭の一騎を

狙います

当然です

その一騎さえ討てば

戦が終わるのですから

その一騎か

しかし討てないんですよ

ああ、それは

...

なのですが、

魔公の前に立つということは

黒公軍の前に立つということ

将が先に立つことで極限まで

昂った全軍の闘気が

一丸となって襲いかかる

敵兵は皆この”気”に

あてられ恐怖で、

身動きとれなくなるのです

敵中を易々と分は行く

あの突破力

鹿公自身の武力も

もちろんですか

生を討たれまいと

後に続いている

鹿公兵の存在が

大きいんですよ

彼らの放つ重圧こそ

鹿公軍の強さの

源みと言っても過言では

ないほどねぇ

なるほど

そのことを察した

呉慶は軍を

左右に分けた...

そう

彼は標的を

後ろの兵達に

絞りました!

すり潰せィ

キングダムの

フアア

削られ

だしましたな

士気の高さは

あくまで主を

守るため

自ら狙われると

やはり素の力しか

出せませんねェ

感公さん。あなた

このままでは魏軍の

海の中に一人になって

しまいますよォ?

くそがっ

これは

いくら何でも

無理だ壁

俺達は百騎と

いないんだ

熊公の援護どころか

入った途端に

なぶり殺しだぞっ

俺を信じて

ついて来い

尚鹿!

いくら

呉慶本軍といえど

この数

悪鈍な隊が

いくつかあった!!

その弱い隊を

つづって行く!!

丘上から

敵を見渡した

ここから

入るぞっ!!

キングダムの

何だ

こいつら

弱いな

器用に

弱者ばかり

狙いよって

この

弱者が!

来い

こいつは

手強い!!

騎馬!

すげェぜ壁

王騎軍に借りた

この馬っ

飛ぶように

早ェ!!

どったら楽天みのガキ

オオ

壁千人将!!

ついて来い信!

鹿公軍をはさみこんでいる

左軍に喰らいつくぞ!!

第69話「お

フアア

やや一方的に

なってきましたな

戦場において

はさみ込まれる

という状況はー

最も最悪な

事ですからねぇ

奏軍勢い半減!!

残り

およそ三千弱!!

第5隊が左軍に

合流!

我が軍さらに

優勢!

お呼びでしょうか

呉慶様

......

ほどなく

熊公軍は壊滅し

恵公は弧立する

首を狩り

戦の幕を

降ろして参れ

朱鬼

麻鬼

お易い

御用です

とりゃあっ!!

何者だあのガキ

抜けたっ

あのカキ

手応え

ねェな

副将の兵より

弱ェぞこいつら

弱そうなところを

狙っているだけだ

調子づくと

やられるぞ信

あっ!!

見ろ壁!!

原公軍だ!!!

...

...

よし!!

ところで

別用で通りすがった

だけとはいえ

このまま待機で

宜しいのですか?

十分でしょォ

我々が丘上にいるだけで

魏軍には大きな

牽制になっていますから

それに

見せて頂きたい

ではないですか

新興勢力の

実力を

新興勢力

昌文君を筆頭とした

大王直属の一派

その大きさは

呂氏と比べれば

赤子と大人ほどの

ひらきがありますが

今まで呂場の一派

しかなかった素国に

生まれた新しい力

秦王が

実権をとるには

昌文君一派が

強大になることが必須!!

そして今

武の方面で

先頭に立つべきは

副官壁

彼もそろそろ

力を示さねば

先生はないですよォ?

ここだ!

行くぞっ!!

騎馬隊出現!!

原公軍とは

別の騎馬隊が

現れました!

何っ!?

右軍の外側に

しかける模様!

数は百未満!!

ッガガッ

よっしゃ今

助けてやるぞ

黒公軍!!

待て信!

!?

行く必要はない!

!?

新手の騎馬隊

しかけません!!

未だ右軍に

並走中!

...

へっ!?

......

何でだよ

壁っ

何で攻撃

しねェんだ

せっかく援護に

来たのに

この数で戦っても

我らは敗れる

それよりも

このまま並走して

心理効果を与える方が

援護になる!

心理効果!?

”はさみ込み”だ

前後や左右

両側から敵に

迫られると兵は

心理的重圧を受け

士気が下がる

それで恵公軍は

苦戦している

ぐあっ

だが今は我々と

蕉公軍で魏の軍を

はさみ込んでいる

形にもなっている

奴らに対して

我々は少数

ではあるが

多少なりとも

はさみ込みの重圧は

かかっているはずだ!!

王騎は

熊公兵が

王騎兵よりも

強いと言った

ならばこの

〝間接的援護〟で

十分なはずだ!!

......

左じゃあ!!

御意ィ!!

左軍を

たたき漬せィ!!

くっ

恵公軍が

攻勢に転じた!?

がゃ

ん!?

ハァッ

信っ!?

ハンァ

廉公軍

最終防壁に

突入します!!

や...奴ら

再び勢いを...

い...いかん!!

...

軍の重圧

......か

〝将狩りの名を持つ

我らに

そんなまやかしは

通用せぬ!

俺が馬の

首を飛ばそう

では俺が

奴の首をとる

手柄は

半々だぞ

フフ

分かっている

オオォオ

第70話「両雄

...

キングダム

朱鬼

株鬼

来るぞ

一振りずつで

しとめる

待て

一騎来るぞ

ハァァッ

時間が

ないぞ

分かっている

こィ

ぐわっ

フン

フン

ピヒッ

!?

!?

ククク

思った通りだ

いつつ...

まァまァ強ェじゃねェか

飛ばして来た

甲斐があったぜ

へへっ

むっ!?

脇より現れた

一騎の騎馬と

麻鬼様が

交戦中です

...

...

どうしたっ

何ィ!?

ぐっ

くっ

くそっ二人とも

斬ろうと

思ってたのに

急げ麻鬼!

来るぞ!!

こいつ一人も

危ういっ...

フン

!!

!?

!!

フン

フン

こいつ雑に

なってきやがった

ぐああっ

死ねっ!!

どりゃあ!!

とっ

何だとっ!?

ガリッ

!?

ひょ...

!!

アハァ

原公将軍!!

朱鬼様

麻鬼様

討ち死にっ!!

鷹公

朱鬼麻鬼軍に突入!!

いっ...いかん!!

庶公が

来るぞっ

全軍

臨戦体勢を

とれ!!

鷹公が

来る!!

庶公が

来るぞォ!!

ええィ

うろたえるな!!

本陣には奴らの

倍以上の兵力がある

そしてこれより

くり出される呉慶様の

軍略は首を下らぬ!!

呉慶様

ご指示を

...

じィの献策としましては

〝運〟と〝勢い〟に乗った

熊公にあえてつき合う

必要はなく

一度丘に戻り立て直し

じっくりと素軍を

滅ぼしてはと思いますが

呉慶様?

ク..

ク..

クハハハム、

ハハハ

クク

ハハハ

これだから

やめられぬのだ

戦争は!

!!

丸城の皆殺し

から始まり

これまで両軍

多くの血を

流した

呉慶ェ

...

ようやく

会えたのォォ

フン

第71話大将対決

それは異様な

光景であった

万を率いる両軍の

将同士が対峙

しているのだ...

手出し

無用ぞ

黒公将軍

......

ブツ

一騎討ち?

バカな

どういうことだよ

呉慶が恵公に

武で

かなうはずがない

......

...ワナか?

それぞれの

思いがはせる中

この戦、最後の

〝殺し合い〟が始まった

ハァアッ

大将対決

第71話、

何っ!?

ごっ

五分だとっ!?

将軍っ!!

感公ォォ!!

呉慶ェ!!

アッ

フオオッ

キングダムの

すげェことに

なったぞ...

頑張れ

熊公将軍ン

...

呉慶将軍

呉慶将軍

オォオ!!

オオオ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オオォ

っ......

呉慶将軍

呉慶将軍

オオォ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

........

オォ

オオ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オオォ!!

オオォ

呉慶将軍

呉慶将軍

オオォ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オオォ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オオォ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オオォ!!

くくそっ

こ..

これは...

まずいぞ

こりゃ...

これで魏の

大将は力を

増す!!

あの呉慶とか

いう敵将...

追いつめられて

トチ狂ったかと

思ったが自信が

あったのか..

〝知将〟ってわりに

武力がある!

大将同士の一戦討ちた

二人の勝敗はそのまま

戦の勝敗になっちまうぞ

この大声援の

後押しも始めから

狙ってやがったな

オイ!

こっちも声出して

将軍に機を

送ろうぜっ

このままじゃ

将軍の力が

出ねェ!

そんなもの

将軍には

必要ない

一騎討ちに

なった時点で

勝敗は決して

いる

呉慶将軍

呉慶将軍

オオ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オォ!!

へ?

馬を引けて

......

これから先は

退く”計略

!?

まさか

呉慶様

なりません

なりませんぞっ

呉慶様っ

その数は

五十ある

だがー

この呉慶

侵略者に対し退くことは

絶対にない!!!

たとえ

この身が

砕け散ろう

ともだ

離せっ

じィ

父上がっ

母上がっ

ぐうぅっ

ぅオオオォ

フオオオ

呉慶将軍

呉慶将軍

オオ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オオ!!

呉慶将軍

呉慶将軍

オオ

オ!!

勝負が決しているって

一体どういう意味だよ

熊公様と一騎討ちで

渡り合える者など

中華全域でも

数えるほどしか

おりはせぬ

呉慶の武は

熊公様には到底

及ばぬ

I?じゃあ将軍は

今手を抜いて

遊んでるってのか!?

...

手を抜いていると

言えばそうだが

遊んでいるのではない

将軍は真慶を

知ろうとして

おられるのだ

......知る

...?

原公様は

不思議な

お方なのだ

...

だが

もうそろそろ

動かれるぞ

ハァッ!!

!!

ぱっ

ぐおっ

呉慶様ァ!!

一太刀目で

貴様の気迫と

覚悟は伝わった

じゃが

二太刀目で

貴様の芯の居所を

見失った

呉慶ェ貴様

一騎討ちに出たのは

武人の血が騒いだ

からではないな

殺す前に

聞いておいて

やろうぞォ

む?

どんな下らぬ

理由でこの儂に

挑んで来たァ

ピシッ

!!

!?

将軍っ!!

鹿公ォ

武人の血などよりも

熱きものが

我の中にあることを

この剣をもって教えて

やろォ

面白いのォ

第72話、亡国

オイ見ろ

あのガキ

髪が

まっ白に...

第72

話亡国

オオオ

オオオ

フオオ

オオオ

ガン

ギン

そんな

バカな...

呉慶がこれほどの

武を備えているとは

予想していなかった

......!?

たしかに

あの裁将は

強い

おそらく

この戦で見た

敵の誰よりも

だけど

本当に

すげェのは

やっぱり

両将の武力には

その魏将の攻撃を全て

自信満々に受け止めてる

鹿公将軍の方だ

大きな差が

ある!!

!!

ぐはあっ

どうした

ぶおっ

!?

終わりか

原企ォ...

呉慶様

ぐっ

戦いを止めて

全軍に庶公を討てと

号令下さい

案兵を皆殺しにし

自軍に奔口令をしけば

一騎討ち自体

無かったことにできます

...!!?

我らに任せて

どうか呉慶様は

お退がりを...

!?

!!

!!

ギャアアアァ

ククク

呉慶様

一体っ...

呉慶様っ

クッ

侵略者に対し

ここまで退くことが

できぬとは

ほォォ

正直自分でも

驚きだ

人の感情とは

ままならぬもの

だな

冷徹な男かと思ったが、

意外と情念が

深いと見える

敵に侵攻され

ドガッ

家族でも

殺されたか!?

キングダム

はじき

返したっ!!

家族だけ

ではない

うおっ

!?

殺された

のは...

国そのものだ!!

...

今から30年前

魏の東にあった

甲という小国が

趙に滅ぼされた

我は

その小国の

王族だ

亡国の王室の

生き残りか...

名を変え

顔に墨を入れ別人となり、

放浪し魏に流れ着いた

そして魏の王族

信陵君の加護により

名を取り戻し

魏が第二の祖国となった

だが

あの日見た

覇々と燃ゆる

城の光景は片時も

忘れたことはない

......

なるほどのォ

ではその私怨に

とらわれのこのこ

この儂に挑んで来た

というわけか

国を失うということが

どういうことか

貴様に理解はできぬわ!!

下らん負け犬の

感傷だな!!

...小国の淘汰は

戦国の世の常!

貴様のなめた苦汁など

そこら中に転がって

おるわ!

戦場にあって

身の上話など

何の意味も持たぬ!

兵ならば

目の前の敵を

どう倒すか

将ならば敵軍に

どうやって勝つか!!

ゴン

それ以外に

心囚われることは

ない!!

将の責務よりも

私情を優先させた

貴様に待つのは

敗北の二文字

来い呉慶!

素国大将軍の

名において引導を

渡してやる!!

空気が

変わった!

変えたのは

熊公将軍

...

殺る気だ

燃ゆる城を見て

悟ったことがある

ハッ

この世には、およそ人の考えらる

正義が全く通じぬ強大な

ものが在るということ

今我にとっての

それは熊公

当たらは必ず

こちらの身が

滅ぶ

だが

退かぬ!!!

それでも

鹿公ォオオオ

我は

ここまで儂を

苦戦させた

知略と

最後に

武に走った

その激情

なかなか見事な

大炎であったぞ

呉慶!

第73話帰国

ぐっ

勝関じゃあぁ!!

第73話

帰国

ハッ

うオオオォ

歓声を上げながら

信たちは警戒した

将を失った魏兵が

復讐に燃え

全軍で攻めて来る

のではないかと

オオオォォ

オオ

廉公につき従って来た

秦兵三千に対し

それを囲む魏兵は

五万を超えているのである

しかし

ぐぅぅ

キングダムの

落とした肩を上げる者は

誰一人として

いなかった

呉慶という名将の存在は

裁軍にあってあまりに

大きすぎたのでる

!!

唯一魏軍の戦意を

取り戻す可能性をもつ

副将・白亀西の

前には

この男が

立ちはだかった

久方ぶりに

いいものを見せて

頂きました

これ以上の延戦は

蛇足以外の

何ものでもない

でしょォ

それとも

先程の一騎討ち

以上のものを

この王騎と

繰り広げる自信が

おありですか!?

王騎!!

秦の

怪鳥!

あっ

みっ見ろっ

あっ

魏軍が...

退いて行く

行く.....

勝ったんだ

......?

秦が

俺達が

勝ったんだァァ!!

ゥすオオオ

オッ

オオ

オぐっ

ぐぅぅっ

!?

兄貴!?

生き残った

生き残ったぞ

バカヤロォォ

大勢

死んだのにっ

第4軍歩兵も

他の軍の

奴らもっ

縛虎申

千人将もっ

ちきしょオ

ちきしょオッ

勝ったぞ

ちきしょオオォ

...

フフ

ん?

やったな信

コノヤロォ

ンフ

ンフ

随分と

お久しぶりです

原公将軍

うわっ

オォ

王騎か

貴様が丘上から

にらみを効かせた

おかげで大分

助けられたわ

いえいえ

私はただ通りがかって

見物させて頂いた

だけですよォ

キングダムの

ところで将軍

ここからどうするの

ですかっ?

む?

あ...

あれ!?

どうした

到?

もともとこの戦争って

魏の滎陽城を攻める

はずじゃ...

まだ素には無傷の

第3:5:6軍が

いるわけだし

ひょっとしてこのまま...

えっ

一度昇華した大炎

すぐさま起こすは

至難この上無し!

??

全軍に告ぐ!!

帰国じゃア!!

王騎

亜水まで来い

酒を飲むぞ

残念ですが

用事がありますので

私はこれで

王騎

酒じゃァ

コココっ

!!

この時未だ秦には

首級を実際に持ち帰り

恩償と交換する制度が

残っている

何やってんだ

あいつら!?

死体の首を

狩ってんのさ

俺達は十分

功をあげたから

必要ねェ...

それに

今さらって

感じだ

そうだな

...

始皇2年

(紀元前248年)

熊公軍が魏を攻め

三万の首級をあげたと

「史記」に伝わる

秦国安見

ううう

うおおお

......

どうして

こんなに死体

ばっかり...

勝つたんじゃ

なかったのかよ

!!

るせェ!

死んだフリでも

しなきゃ助からな

かったんだよ!

勝ったっつっても

こっちの方が

いっぱい死んだんだ

特にっ...

この地域から

出兵した

第4軍はっ

ほとんど

全滅なんだよ!!

おォ

何だお前

こんな所まで

来てたのか

な?

妙なかっこ

してるだろ?

ムム

たしかに

どした

いやー

おおーっ

どしたじゃ

ねぇだろ

このバカァ

ドッ

!?

いてぇな

こら

だいたい

手柄ちゃんとあげて

帰って来たん

だろうなっ

ぐおおお

麻鬼にやられた

傷がアアアァ

大丈夫か

信...

......?です

るせェ!!

ばっちしよ!

よし!

ぐっ

お疲れ!

オ...オぅ

ど...どうか

ご勘弁を

こんなことが

昌文君にバレたら

叱られてしまいます...

大王様ァ

フッ

帰るぞ

ハハア!!

......

「オオオ

第74話・伽

目隠しをして

手を引かれ

夜の長い廊下を行く

コツ

コツ

途中何度か

回される

もうどの建物の

どこを歩いているのが、

分からない

鼓動が早く

なってきた

キングダム、

ドキン

フラフラスラ...

歩き疲れた

からではない

コツ

ドキン

〝御部屋〟に

近づいて

いるからだ

着いたときには

いつも心の臓は

口から

飛び出しそうだ

ドキン

ドキン

ドキン

ドキン

ゴクリ

これから

宮女の私にとって

最も重要な

お務め

キィ

大王様の〝伽〟を

させて頂くのだ!

キングダムの

決まりでは、ここで

「向でございます」

と名乗らなくては

いけない

だけどいつも頭の中は

真っ白になり一言も

言葉は出ない...

はー

どうしたの向ちゃん?

朝からため息ついて

やさっ

あ陽ちゃん

おはよー

陽ちゃんは私より

一つ年上の133

高貴な生まれだけど

私に対等に

接してくれる

大好き!

ねーねー

向ちゃん昨晩また

大王様のお声

かかったでしょォ

三回目!

え?

あ...

うん

まー一応...

キングダムの

で?

どんなだった?

今日こそ教えて

...

ど...

どんなって

言われても

何か元気ないね

向ちゃん...

三回目だよ!?

三回目!!

これは本当に

珍しいことだよ!

だから元気だして

...!???!?...??

そうこれは

本当に珍しい

そしてさらに

“奇妙”なことがある

じ...実はさ

相談が

あるんだけど...

で昨晩

どうだったの?

そ...

そこに

戻るんだ...

だ...誰にも

言っちゃダメだよ

陽ちゃん

ん?

えー

まだ一度も大玉の

お手が

ついてないー

ほ本当なの!?

そうなのだ

実は私はまだ

大王に手すら

触れられていないのだ

えでも

御報室には

呼ばれてるんでしょ

一体何してんの?

陽ちゃん

声大きい

大王様は害を

読んでおられて

私は横で

ドキドキしてる

な.....

何してんの

向ちゃん

ドキ

ちょっと向ちゃん

宮女にとって〝伽〟が

どれだけ重大なことか...

ドキ

ここ後宮には

全土より選りすぐられた

極上の美女・少女達が

集まっているー

その数現在

千人以上!

ねぇ?

その千人を超す美女達が

大王の〝お声〟がかかるのを

待っているのだ

分かってるのォ!?

陽ちゃんが

怒るのも

無理はない

向ちゃん

ぼーっと

してちゃ

ダメだよ

伽は宮女にとって

戦いなんだから

戦い?

私たちは大王の

お子を生むために

集められたのよ

たぶん実際生む女は

数十人:残りの千人は

生んだ女の召し使い

つまり

大王のお子を生むと

後宮の実権を握る

一人になるの

そして幸運にも

最初の男子を

生む事ができたら、

これはもう

女の戦争だわ!!

私も早くお呼ばれしなくては

太后となり

後宮の内外で

権力を

ふりまくりなのよ

向ちゃん

...

ふりまくりって

でもじゃあ何で

大王様は向ちゃんに

お声を

かけるのだろう

今日

......

それが

分からなくて

ずっと

悩んでる

本当にどうして

私なんだろ

周りを見渡せば、

私なんか足元にも

及ばない美人で

かわいー人ばっかり

それに陽ちゃん達と

違って私はド田舎の

貧しい商人の娘

かたむいてる

宮女に選ばれるは

女の誉

お父さんでた

な~~

やったぞ姉ちゃん

向ォォォ

すえてろ

でかした?

孫宮女を出した家には

財が与えられる

でかしたザザちゃ?

みんな元気に

してるかな

ひょっとして

大王様は地味な

女が好きなのでは

お味な〜

自信あ

そして私が

緊張してるから

待って下さって

いるのでは...

コラァ

ひじついて

零く

そして四度目の伽

ドキ

例の如く

気配なし

こ...今夜こそ

聞いてみよう

どうして

私なのか

何だろう

今日の大王様

少し雰囲気が

違うような

ドキ

イラ...

何か

いいこと

あったのかな

何となく...

あーそういえば

最近戦争で

親に勝ったとか...

ん?

...

うわー

大王様、目大き

マツ毛長ーー

くし

ちゃんと

見るの

初めて..

最悪

えー

大王様に

恋してし

陽ちゃん

向ちゃァん!

何をわけの分から

恋って...私たちは

町娘じゃないんだよ

宮女が大王を

お慕いするのは

当然だけどそれは

恋とかじゃないでしょ

相手は大王様

なんだよ

恋とか愛が報われるわけが..

恋とか愛が

報われるわけが...

向ちゃん!

陽ちゃん

私ね

何言ってんの

そんなんじゃ大王様の

お子を授かれないよ

別にいいよ

私権力とか

苦手だから

お声がかかる理由も

お手がつかない理由も

どうでもいい

私はお隣りで

大王様が穏やかに

書を読まれるだけで

十分幸せなの

今は本当に

おそばに呼ばれる

だけでいい

向ちゃん...

知ってる?

向ってガキ

最近大王の声が

かかってるっていう

あ!あの田舎臭い

チビのブスッ娘ね

ふざけんじゃないよ

って感じだねェ

大王様の趣味も

どうかしてるよォ

あれは昔大王が

商人の女にフラれて

その傷埋めに呼ばれてる

だけだって

ぬ~~

たしか名前は

ッヒカッ

だったかなァ

何それ

どうせまた

ウソ話して

本当だよ

だからあのガキ

お呼ばれされても

手をつけられないのさ

あーあれね

あれは違うよ

え!?あの子

まだ手つかずなの!?

この前伽した女が

直に聞いたらしいから

間違いないよ

アハハ何それ

かわいそー

陽ちゃんが必死で

なくさめてくれた

陽ちゃんが言うには

宮中のうわさ話は

ほとんどウソらしい

でも

さっきの話は

本当だろう

冴えない商人の娘の

私が呼ばれるのは

それ以外に理由がない

後宮

嫡子

権勢争い

報われない

思い

宮女とは一体

何だろう

今さらながら

そんなことを

真剣に考えた

今まで深く悩ますに

生きてきた私には

大きな変化だ

幾日も

幾日も

泣いて

考えて

考えすぎて

熱が出た

そして

コッ

コッ

私は私なりの

答えを出した

こ...

向と申します

...

...

お...恐れながら...

私は...

なぜお声を

頂けるのか

なぜお手を

頂けないのか

...

知らなくても

構いません

...ファンディ

後宮は才色兼備な

宮女であふれており

その思いは様々です。

私は;

私がお側にいることで

少しでも大王様の

お心が安まるのならば

私にとって、それは

最大の喜びです

た...たとえそれが

ヒカ様の傷を埋める

ためであってもです

宮女向は大王様の

〝お心の伽〟をさせて

頂きたく思います

町娘のような失恋は逆に

なぜか私に宮女の目覚を

芽生えさせた

私は宮女として

大王のお心の痛みを

解く

まずはヒカさんの

聡明な大王様は

全てを察せられたのか

一言こうおつしゃった

ハイ

宜しく頼む

ところで

向...

”ヒカ”とは

誰だ?

宮中の尊話なんて

ほとんどウソよ!

大手様が

私を呼ぶのは

単に時間を

読書にあてたい

ためだった

激務の中、書を読む

時間がなかったらしく

全身硬直で固まっている

私は都合がよかったらしい

ひ...ひどい...

大王様は

頭を下げられた

許せ

めっそっもございませ

だが静かなら

誰でもよかった

というわけではないぞ

向か隣にいるときは

なぜか心地良く

書が読めるのだ

お前には随分

甘えてしまったな

たま様...

こうして私は

大王お墨付きの

〝心の伽宮女〟

となったのだ!!

...そして

この話には

続きがある

あの三人組がしてた

噂話は実は所々

事実を踏んでいた

ある晩大王様は

シカさんの話を

して下さった

〝ヒカ〟という女性は

『シカ』という名で

実在していたのだ

〝シカ〟とは一体

何者なのか

しかしそれは

やったー

とてつもなく

残酷で悲しい

物語だった

キングダムの〈完〉

作者あとがき

こんにちは、原です。

このたびは、キングダムオリをご購読まとにわからこさいます!!

この先で対処戦争が終わりました。

歩矢目線で始まれこの戦争。

後半梅同士の戦いになりましたが、

ともかく、信の位が皆生懸でさわがたよかった。

次の戦争のは、皆がどうなっているのか楽しみです。

ここで近況報告を一つ。

9月にオ子が無事生活がした。

病院に泊まりにみて、陣痛に

苦しむ好きですージ。

あかげで「陣痛マカージ社まれ」。

痛みに火死に耐える嫁と良い涙。

お前に立ち会い、子が出てきて涙。

先生にお礼を言えますよ。

一つの生命が誕生われたこれほど大変ということを

再認識いたしました。

生まれてきた子は...。当然例にもれずっかわいいです。はは。

(以下長くなるので男を)

父となった原は、金々パワフルにものダムを描いてめ、所有です!

輝か

武指知政

個人の戦闘力

隊、軍を率いる能力

戦闘に関しての知力。

執政能力

«はそのと

『キングダム』登場人物..能力紹介

次数値は7巻現時点でのものです。年をとるごとに上がったり下がっています。

MAXは100ポイント。

武指知魅

欧力列車の知り証拠の

9893595

カ揮カ治

揮力技

指知

力揮力考

武指知備

力挿力考

武指知備

538

親が中(はくこ

カ揮カ考

武指知備

出す前に鷹公に敗れる。

キマキアタック(武力99!)そ

『元(きゅうげ/

必殺技

全部

今度の登場も、不明

麻鬼(まき)

シュキマキアタック(武力999!)を

出す前に信に敗れる。

白亀西(はく

不明

カ揮カ治

25608

カ揮カ治

武指知

昌文君

カカ治望

武知政野

武指知剣

力揮力考

武指知備

カ揮カ貌

武指知美

と名前がややこし

95タンワ

端和(ようたんわさま

95タンワ

99タンワ

カ撮カ考

武指知備

88+&パジ

70パジ

72パジ

狂戦士モー

成婚(せいきょう

当時流行の性悪説」の見地から

治世を考える。

風折

80タジフ

68タジフ

ジフハン

ムタ吹き矢

ムタまさかり

ヒラヒラ回転アタック

血が指揮力的か

指揮力知力過去

カ前武名

理考料備

...

わたしっこいつ

...

最初に半殺しにされ

朱凶(しゅきょう)

朱凶は一族の総称で、

個人の名前は不明。

河了貂(かりょうてん

男まさりの女の子。

ムタ吹き矢を受け継ぎ

好授護をする。

高速水平移動

素人原原二作、

□アシスタント中川英二、〈鉄岩模様、笠原真樹、松原市光

ロヘルプ様『三原和人、大杉連

□編集金上大祐

「週刊ヤングジャンプ」H9年25号ー35号に

好評連載されたものを収録しました。

カバーデザイン

岩崎修(POOKET

YJC

DIGITAL

SRUESMAYUNGJUNHKYOHKS

キングダム

7巻

原泰久

◎原秦久2007.2012

初版発行

デジタル版発行-2012年

2007年

発行所・集英社

http://www.shueisha.co.jp

この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

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