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十原泰久

ううぅうううございます

ファンスリンゴヘンジングに

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六太将軍

「原泰久

...

ちょっとしても

いくつかありません。

★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

私は、

原泰

キングダム

携東村第19条以上第22世第3次第条例

第10

第57話「未知なる男

第88話上奏ー

あなたはこちらであれば、お母さんがーなんてことですからこそ、そんな時間にています。そして、その時の時期になってしまいましたが、これからなくて、またはったくても、

第107話「無国籍地帯

二人

新たな道

オレ次第

四軍師ー

第16話裸の付き合いー

...

ーセナカ

――四十

ニヤニ

ハッ

第106話修業願いー

百十五

えーと

百三十五

_百五十三

百七十一

_百八十九

★この作品はフィクションです。また一人ではない。

実際の人物・団体事件などには、いっきい関係ありません。

河了貂かりょうてん

お登場人物紹介させも

しん

仁の親友。最政の影武者

となるが、刺客の手に堪

かり命を落とした。

ひょう

山民族のお末裔。身寄り

がなく、一人で乱世を

生き抜し「てきた子。今

は信と暮らしている。

昌文君しょうぶんくん

日本では、最初に地域を良くす人見学生は女性として職務を支援する。

政に申請を良くす大臣

元々は武官だったが、現

在は文官として属政を支

援する。

戦争孤児の年。自らの

って「大の大将棋」と

して名を成すことを目指す。

粛政「えいせい

女山の若き王。聖母様の

反乱を平定し、中華統

をめさす。

本TCの千人将で、ロサ

の類官でもある。意図的に

話すけの忠誠を誓う

肆氏

...

元々はさらに相手は、

ア相大抵は、表面上は、

......ているか

その真意は...!

こう

森の王宮に仕える宮女

...あはははを抱いてい

羌痛「きょうかい

唇と戦友だったが、王府

30歳でとなるなと、

の多い剣士。幼馴染みの

仇を追っている。

おうき

王騎

怪急」と呼ばれる名将

信とは戦場で面識が

車。ある。

日本暮らしない、とその一派

王・扇政の若さに付け込み、権力を欲しいままにする

丞相とその一派。刺客を使い、鼻の幼齢殺まで画策した

おやおおかあさあああっ

あああかああ

前巻までのあらすじ

時は紀元前ーー。500年の大戦争時代にある中華西方

の国・秦。奴隷同然の生活を送る少年・信と凛は、武

功で名を上げるべくに目夜剣術の修業に励んでいた。

ある日、王・扇政に瓜二・つの容姿を見込まれた漂は、

王の影武者として王宮へ召し抱えられるが、王の異母

弟によるクーデターが勃発。漂は刺客の手に掛かり、

仕官からわずか一月で命を落とした。

漂を身代わりにした嬴政に横りを感じる信だったが、先型...

漂の遺志に応えるため嬴政と行動を共にし、反乱を鎮

漂の遺志に応えるため瀛政と圧する。その後の隣国・魏と行動を共にし、反乱を鎮の戦いに初めて従軍したの端型に十いに手当

仕事もいいのは信は、獅子奮迅の活躍でああこの戦いにんどん集まり、素軍の勝利に大いに貢献。

店は、郷」画面の日その功を認められ、一気に百将へと大抜擢される。

こんなに平穏を取り戻したか気に白い、一人の度こんなに見えた秦王都・成陽。だが、

ある夜、扇政の命を狙うこんなに素土郎。あんたが、う刺客集団が王宮内に侵入し、

この度、Amazonと違う。高政を護る信と激闘を繰り広げる。大きな土日には大きくなける。刺客の中にかつて

Amazonの戦友・売魔を見つけ...ホンムレンジングロンバーとした信は必死に説得、協力してました。

取り組まれていることができなくなったのですが、この時点であったりは以前のスタッフであれば、それがそれだけではなくてもいいですから、その時間がありませんです。それですよね。ですね。そのでは

当明。衝撃が走る中、この

舞いー

その張本人の呂不韋が

一派を引き連れ王宮に

とらせっかよ

呂丞相が到着

されましたァ!!

!?

なっ

何ィィ!!?

現在話未知なる男

...

第97話

未知なる男

ゴクッ

コクリ

...!???

いよいよ

呂氏って奴の

登場か...

日氏は政が若いことを

いいことに、好き放題

やっといて

裏では政の命まで

狙ってやがる

こういう奴が

ブ番ノ気に

くわねェ!!

刺客放ちやがったクソが

どのツラ下げて出てくっか

見てやろうじゃねぇか!!

...

...???...??

皆の目の色が

変わった

......?

そうだ

畏縮してどうする

今から現るは

我らの敵だ

参られ

ました

...???!?

通せ

!!

!!

なっ

何だ、こいつら

ヒョヒコヒヨ

どういうことだ

武の臭いがする奴は、

数人しかいねェ

あとは全員

文官のはずだ

それなのに

ものすげェ重圧を受ける

信じられねェ..

こいつら一人一人が傷つき子立つ

戦場の武将並の

〝気〟を発してやがる

こ.....

これが..

呂氏の

陣営か...

壁の

あんちゃん

チョン

......?

な何だ信

どいつが

呂氏だ

りょ...

で...

呂氏は

まだ...

カッ

...!?...

カッ

カッ

カッ

カッ

カッ

アツ

まずは

ともかく

ご無事で

何よりでした

じょうしょう

丞相

ここ

丞相

大王様

うむ

いつもの

信ならば

「よくも

ぬけぬけと!!と

吠えるところである

しかしその口から

声は発せられなかった

呂不韋には

配下達のように

相手を打ち砕くような

気迫は漂っていない

信が巨不韋に

感じたのは

何か大きく包み込まれる

ような感覚だった

そのことが信には

とてつもなく

恐ろしく思えた

第98話

...

早速ですが

大王様

昨夜の

大王様暗殺事件の

黒幕はー

こっちは捕えた刺客の

口から呂氏の名を

吐かせてあるのだ

当人が一体どんな

言い訳をしてみせる...

この呂不韋めに

ございます!

み...

認めた!!?

どうなってんだ

あいつあっさり

吐いちまったぞ

これってもう

一件落着じゃ...

バカを

言え

!!

先程も申したはずだ

今の我々には

己氏は裁けぬと

...

何でだよ

裁くも何も

奴は自分の口で、

やったって

言ってんだぞ!

冗談はよせ

丞相

そのようなこと

あろうはずがない

なっ...

...そんなに!

そこには

そんなにも

差があるのか...

っははは

はーっ

ほははは

ははっ

はは

沈んだ空気を

和らげようかと

とんだご無礼を

お許し下さい

正に

冗談です

では大王

今度の事件の真相解明は

私の腹心共が責任をもって

進めますので、ご安心を

宜しく

頼む

戦乱卵年の

この時代といえど

それを堂々と

闇に葬ろうとする

呂氏を前にして

政も昌文君以下一党も

何も言えない

〝大王の暗殺〟という

ものは極めて異常な

大事件である

両陣営の間に

圧倒的な力の差が

あることを如実に

表した光景であった

ふざけんじゃ...

ガッ

!?

今は

こらえよ

こらえよ

......

オッサン...

ヒヨッヒョッヒヨツ

茶番はもう

すみましたかな?

!?

ヒョヒコヒヨ

お久しゅう

ございます

大王様

はっは

茶番とは

何ですか先生

お元気そうで

何よりです

...

蔡沢か

久しいな

葵沢!?

あの老人が...

知ってんのか

壁のあんちゃん

丞相だ

蔡沢様は三代前の王

〝昭王〟のとき丞相を

務められたお方だ

え!?

昔の丞相!?

あんな小っせ

じーさんがっ

そんな奴が

呂氏の配下に

なってんのかよ...

いつ戻った

先日

所用にて

外交を司る官の

最高位

苦労をかける

何だあのじーさん

やけに親しげだな

今は専ら極東の国

「蒸」に出向されていると

聞いたが

本当に敵か?

すぐにまた

東へ戻りまする

くれぐれも体に

気をつけよ

ヒョヒコヒヨ

お心遣い感謝

いたしまする

森沢様は王を

軽んずる方ではない

ただ...

早う大きゅう

なりなされィ

大王

この森沢は

強き者にのみ

お仕えいたしまするぞ

ヒヨッヒョッヒヨワ

では失礼

っはは

全く困った

お人だ

ではそろそろ

我々も

失礼を...

待て

俺もこんな茶番に

付き合うために

来たのではない

ヒョヒヨッ

豪武

では何をしに

来た?

上奏だ

あの家武が

上炎だと!?

«王に直接意見を申し上げること

!?

貴様

意味が分かって

言っているのか?

上奏とは主に

政に関する提言

戦しか能のない貴様が

何の提言か?

文官風情が

誰に口をきいてやがる

"法の番人

李斯

何だと

貴様

......

ほっはっは

武人蒙武が

上奏とは実に

興味深い

ねじり

殺すぞ

宜しいでしょうか

大王様

...???...!??

許す

申してみよ

蒙武

何か嫌な

予感がする

...

六将だ

素の

『六大将軍』を

復活させて

ほしい

なっ...

何ィィ

六大

何を言って

いるのだ

あの男は...

将軍?

今そんなものを

復活させては

国が崩壊するぞ

六大

第99話「六大将軍

将軍!?

...???...??!?

どういうつもりだ

貴様.....

蒙武

大将軍

教えてくれよ

壁のあんちゃん

六大将軍って

一体何だ?

...

六大将軍とは

...かつての...

三代前ー

“戦神”昭王のとき

素国は間違いなく

中華で最も

危険な国だった

奏軍が一度行軍を始めれば

敵はおののき

全ての門を堅く閉ざしたという

...

なぜそんなにも

案は他国の脅威に

なりえたのか

六将だ

昭玉によって任命された

六人の大将軍が

中華全土を所狭しと

暴れ回ったからだ

当時の中華の国々は

六将のいる素軍を

心底恐れていた

だが

昭王と

『六将制度』の

無き今その武威は

明らかに失われている

!?

制度!?

そうだ

「六大将軍」とは

昭王がつくった

特別な制度なのだ

ど...

どういう意味だ?

よく分かんねェよ

当時の秦は

常に他国に侵攻し

同時に数国と戦っていた

咸陽より遠く離れ戦う

将軍達と連携を図ることが

逆に枷になると察した昭王は

彼らにある権限を与えた

『戦争の自由』

刻一刻と変化する

情勢・戦況に対し

六人の将軍は独断で

戦いを展開することを

許されたのだ

他国からすれば

独自の意志で、

暴れ回る方匹の龍か

暴れ回る六匹の龍が町に放たれたような心地だっただろう

バカを申せ

かつけー

かっけーじゃねェか

ぜひともその六大将軍を

復活しよーぜ

放し飼いの龍はど

恐ろしいものはない

でっ

!?

まさかあの

六大将軍を

持ち出してくるとは

猛っておるのォ

蒙武

ヒョッ

ヒヨッ

ヒョッ

先の対魏戦

滎陽を狙われた

魏軍が城より

討って出たこと然り

他にもチラホラと

国境を侵攻される

事態が起こっている

たしかにそなたの言う通り、

近年の素国の武威は

他国に対しかけりが見える

わかりますか

故にかつての六将の如き

制度を復活させ

自分にその権限を

与えよと申すのじゃな

そうだ

じゃがそれには

一つ大きな

問題があるぞィ

謀反の

恐れか

ヒョッヒョ

ご名答

謀反の恐れ?

そうだ

だが昭王と六大将軍の間は

揺るぎない鉄の忠誠心な

つながっていた

だから六大将軍は...

あったのだ

数十万の軍を一手に

将軍に委ねる場合

ついてまわる懸念が

“諜反”た

見くびるな

俺の生き様に

謀反などと下らぬ

ものはない

ほう

ほう

では何が

ある?

武の証明だ

この豪武こそ、

中華最強!!

その証明以外

一切の興味無し!!

...

.....

中華最強!?

あいつ...

ッヒョヒヨヒヨ

相変わらず

言うことがでかいのォ

蒙武

中華最強か

ヒョヒヨ

じゃが

妙じゃのォ

すでにそこに

貴様より強い男が

一人おるぞィ

なァ

昌平君!?

!?

冗談が

すぎますぞ

蔡沢殿

...???...?

ヒョッヒョ

これは失敬

今のは

無しの

方向で

...

ではついでに

もう一人

あの男は

どうする

蒙武?

唯一現役で残っておる

かつての六大将軍が一人

怪鳥」王騎は!!

なっ

!?

あの王騎将軍が

六大将軍の一人!!!

オブカックファッション

ンッッ

六将のことに

触れるとなると

あ奴が黙ってはおらぬぞ

さすがに僕もあれは苦手じゃわい

関係ねェ

奴の時代は

とうに終わった!!

何だと

コラァァァ

今さら口出しして

くるようなら

この俺の手で

粉々にしてやる

大王

秦国の武の威厳!

この豪武が昭王の世

以上のものにしてみせる

どうかこの場ですぐ

俺に戦の自由を持つ

大将軍の称号を!!

いい加減にせぬか

武人とはいえ

王に対し

無礼にも

程がある

......そうですか?

しかも話が

長すぎる

足がしびれて

しもうたでは

ないか

!?

ヒョッヒヨッヒョ

そうじゃ

しゃべりすぎ

じゃ

先生も

あおりすぎ

ですよ

や失敬

大王様

それでも武人か

どうか配下の

無礼をお許し下さい

呂氏が豪武の

上奏をおさえ

こんだ

当然じゃ

六将は独立色の

強い巨大勢力

今国を牛耳っておる

目氏にしてみれば

そんなものを作り出す

わけにはいかん

恐れながら「六大将軍」は

兵・食糧等を供給し続ける

必要がある故

国は大きな負担を

強いられます

それは政策に大きく

関わる問題であり

一武官が軽々しく

口にできる代物では

ありません

しかし

無論我々に

とってもな

この制度が

軍事強化につながる

ことは明らかです

!?

!?...???

独自展開する

六将が他国の脅威で

あったことは事実

気がかりはやはり

謀反ですが

昭王のように

将達をしっかりと

掌握していれば

問題はありません

かと言って

若き大王様に

この負担を背負って

頂くのはあまりに

気の毒

......

よって代案として

この呂不韋に忠誠を誓う。

腹心共の中で特に武に通する者達を

六将に据えるというのは

いかがでしょうか

なっ

こやつ

自分を中心に

六将を...!!

はっはッはっ

とは言っても

やはり六将は

大事です

この件はこれから

ゆるりと煮つめて

まいりましょう

蒙武よ

そもそもこの謁見は

大王のご無事を

祝うためのものだ

お前の上奏は

ひとまず預かる...

よいな

......

分かった

では

大王様

これにて!

そうですね。

たー、

第10話

キングダムの

丞相様一つ

宜しいでしょうか

んっ?

なぜ刺客などに

頼られました

...!???

......

李斯よ

この李斯に

言って頂ければ

確実でありましたぞ

確実のどこが

面白い

は...?

ッヒョヒヨヒヨ

李斯は未だに

丞相の本質が

解っておらんよう

じゃのォ

丞相は大王の命を

今奪うことに

固執はしておらん

今度の一件

考えは色々と

あるのだろうが

根っこは“童心”より

来ている

童心?

遊び相手の

端氏を失って

ヒマなんじゃろ

先生!

ヒョヒヨ

逃げィ

蒙毅

はっは

さァて

皆の衆

屋敷で酒でも

飲もうかのォ

フフフランスライラスを

クソッ

......?

!?

!?

大王様!?

しかし、

...

...ファン...

大王?

ドガトガドガッ

大王様

お止めを

おケガいたしますぞ

オイ

あと

ちょっと

外の空気

吸おうぜ

...!???!?...?

つはははっは

驚いたなァ

お前も物に

当たること

あるんだなへへっ

これが

当たらずに

いられるか

ハハハ

命狙った本人を前に

なーんも言えなかった

もんなお前

力カカカ

惨敗だ惨敗

フンおかしければ

笑うがいい

これが現秦王の

現実だ

でっけェ

敵だな!

法を司る李斯

軍事を司る

昌平君と

蒙武

外交及びその他

全般の相談役

蔡沢

『四柱』と呼ばれるこの四人が

呂氏陣営の大きな柱だ

四人ともただ者じゃ

ないってのは

見て分かったぜ

......

でも

本当に

やべェのは

そう

あいつだ!

それらを

束ねる男

丞相呂不韋

日不宴は十二、三年前まで

ただの他国の商人だった

フフフラフライラストを

!?

他国の商人!?

はァ!?それが何で今

秦の丞相なんだ?

呂不草は

王位継承の候補にすら

入っていなかった

俺の父のために

財をはたいた

端的に言えば

これが奴が丞相に

なった経緯だ

だが金や

小細工だけで

庶民から一国の

独裁者にまで

かけ上がることなど

できぬ

昌不韋の

金と策により

父は菜王になり

呂不韋は褒美に

丞相の席を与えられた

それは

将軍を目指す

お前もよく

分かるはずだ

.....

ああ

あのオッサンは

“本物”だ

...

俺も含めて

両陣営の力の差は

大きい

オイ

まさかもう

戦意喪失してんじゃ

ねェだろな

...

バカを言え

相手にとって

不足はないと

言ってるんだ

...ファン..

ハハ

それでミそ

大丈夫国の

偉大なるっ

わたそれ

......

お前に気を

遣われるとはな

あァ!?

へへっ

少しは気が

晴れたか?

ん?

あれ?

あーそうか

ここは

あの夜と

同じ場所だ

必ず登って来い

なんかあの反乱が

なつかしいな

隊長ら元気

してっかな

派手にやってる

みたいだぞ

へ?

それ

山界に戻った彼らは、

再びその戦いに身を投じている

ヒィィ

死王だァッ

山界の

死王っ...

楊瑠っ...

「山の正移端和は自ら死陣に立ち

敵対していた諸族を次々と緊破吸収

その勢力は拡大し続け

今や奈西方の山衆のほとんどが

彼女のものとなった

スタイ

ザコが

さらに今

桜端利は

山脈に沿って

北上

匈奴

上旬本北部の

待成となっている

北の大騎馬民族

何奴に

戦いを挑もうと

している

ワッハハハ!!

さっすが

山の女王様!!

っくしょお

あいつらも

つっ走ってんだなァ

負けて

らんねェぞ

フッ

さっきから

他人のことばかり

言っているが

お前もそろそろ

始まるぞ信

始まる?

次の戦だ

本当か政

いつ始まる!?

いつかは分からん

戦う相手国もな

だが俺の知らぬ所で

準備が始まってるのは

確かだ

っしじゃあ

帰っかな

戦の前に一つ

やることが

あっからよ

何だ

やることって

教えねェ!

ワハハ

ってあらァ?

テン見ねェな

今日

肩を落とすな!!

...!!

そんなことで

どうする!

あれが倒すべき

我らの敵そ!!

無理もない

〝四柱〟を始め

大物ばかりを

呂氏は率いて来た

!?

肆氏!?

大王!?

.....

!?

過去の遺恨は

捨てろ

これより肆氏を

我らが陣営に

加える

かつて端氏の参謀として

呂氏陣営と長年

張り合ってきた身氏の経験は

必ず役に立つ

......

さァ

立て直すぞ!

呂不韋の

腹の内はともかく

今度の一件を

重くとらえる者は、

呂氏陣営には

一人もいなかった

一方

昌文君一党は

相手との

力の差に

打ちのめされた

結果的にこれが

政陣営が大きく変貌する

きっかけとなることに

まだ誰も気付いていなかった

第101話新たな道

黒卑村にいた時は

毎日その生活から

抜け出すことばかり

考えていた

信や政達と出会い

王都奪還の戦いに

巻き込まれた時

黒卑村よりも

危険な日々だったにも

関わらず、どこか胸が

高鳴っていた

きっと彼らと

一緒にいたからだ

反乱を鎮圧し信と二人で

あの小さな家での生活が

始まると

〝平穏〟が訪れた

生活に困らない程度の

金もある

黒卑村にいたオレに

とっては、満たされた

生活のはずだった

だけど違った...

信は

どんどん

前に進む

キングダムの

信だけじゃない

政も壁も

昌文君も

皆が命懸けて

前に進んでいる

そして

オレー人だけが

違う方を向いて

違うところに座っている

二人

結局この感じは

黒卑村にいたころと

同じだ

そして気付いたんだ

あの時オレは平穏を

求めていたんじゃなく

孤独から抜け出し

たかったんだと

あいつらと

同じところにいたい。

戦場に行きたい

気持ちは分かったが

行ってもすぐに

死ぬだけだ

お前に蚩尤の術は

体得できない

どうしても

無理なのか

分かってるよ

こっちだって

ダメ元で当たってる

あれは生まれ持った

体質にも関わっている

くそォッ

そんなことは

他に当たれそうな

ところが一個も

見つからねェんだよ

不可能だ

今度はかりは

完全に打つ手なしか...

......

あーあ

なんて女に

生まれたかなー

このバカタレは

...

チビ助

そう言えば

一つだけ

方法がある

方法がある

ような気がする

え!?

っはは

見ろよテン

咸陽の城壁!

またしばらく

見れねェそ

でっけー

......

あいつらしっかり

やれんのかなー

呂氏の陣営は

つえ~そ~

......?

どしたお前

元気ねーな

あっ?

そういやお前

昨日の夜から

見なかったけど

どこ行ってた?

あーそうか

羌痺と

キングタムの

ってオイ!?

何でお前があいつと

しゃべってんだよ!?

光痴と

話してた

へ?

お前にはいくつか

伝えとかなくちゃ

いけないことがある

ゴトゴリ

......

...???キャラクラス

幼馴染みの

仇討ち...

あんま聞きたくねェ

話だな

...

...か

魏との戦争に参戦

したのも単純に

何がいる魏に行くため

政暗殺の刺客となったのは

その現実木の元に行くまでの

採助が条件だったらしい

結局全部

その仇討ちの

ためだったんだ

......

キングダムの

...

あとな

まだ何か

あんのかよ

いいや

それはまた

後で話す

何だ

光規!?

一つだけある

方法って!?

え!?

頼む

え...じゃねェ

びくんく

数えてくれよ

光旋

...

たしかに

それなら

でも

どうやったら

それになれるんだ?

オレでも

戦場に

行ける

私もよくは

分からんか

!?...???

とりあえず...

そういう人物に

弟子入りでもして

教わるんだろ

そういう人物って

そんな奴どこに

いるんだよ

一人だけ

心当たりがある

私を食客にしたいと

言い寄ってきた

人物がいる

そいつがたしか

それ系の奴...

そいつ!

そいつを紹介

してくれ!

...

いいのか?

師事するとなると

多分そこに

住みこみになるぞ

つまり

今の生活を

捨てねばならなく

なる

み......

三日後...

!!

........

三日後に

迎えに来てくれ

支度をしておく

フウ

うめかった

キングダムの

この話を切り出そうと

思った時点で

その覚悟は

していたー

...

んっ

ちょっと

そこ座れ

んだよ

何だよ

いいから

座れ!

なめてんじゃねェそ

てめェ信

コラ

信オレのこと

そこいらのふつうの

おん...ガキだと思ったら

大間違いだぞ

黒卑村の

河了貂様だ!!

オレの野望は

超大金持ちになって

一生豪遊して暮らす

ことだ

こんなしみったれた

ボロ小屋でセコセコ

やってく生活では

困然ない!!

オレは

お前の稼ぎで

そうしようと思ってきたが

やっぱあてにならん

お前いつ死ぬか

分からんしな

だからオレも

戦場に行って

大金を稼ぐことに

した

オレは

『軍師』になるぞ!

!?...?

軍師...

って何

だっけ

...

戦場で策を練る

専門家だよ

剣は使わず

頭で戦う!

ンたそれ

そんなのの

どこが

面白いんだ?

ハ!

面白いね!

軍師になって

お前ら兵隊を

駒扱いして

戦を勝利に

導いてやる

分かったか

...

フッ

分かったよ

軍師だな

へへそのうち歩兵で

つれてこーと思ってたが、

お前腕っぷし

弱そうだもんな

でも頭は悪くねーと

思うし

意外と

合ってんじゃ

ねーのか?

ククク

つか誰もお前を

そこらのふつーのガキ

なんて思ってねェし

ごくん

あんなひでェ村を

たった一人で生き抜いて

来たんだろ

十分ふつうじゃ

ねェよ

王都奪還のときも

今回の暗殺事件も

その心もとねェ吹き天だけで

ついてきやがるし

オレらの中で

一番とんでもねェのは

お前かもな

軍師な

へへへ本当に

いーと思うぜ

どうやって

なるか

知んねーけど

じゃあとにかく

がんばって

軍師になれ

テン

そしたらまた一緒に

戦場で戦おうぜ

マジでアゴで使って

やるから覚悟

しとけよ!!

ふあ~っハハハ

バカめ信

一緒にじゃねェよ!!

どうしたんだ

お前本当に

パキっ

第102話オレ次第

パキッ

パキン

っし

じゃあ

...???...

行くかな

第102話オレ次第

ただいまーーっと

ガラ

あら?

珍しいな

まだ外か

!?

き...

売病!?

てめェ

ここで

何してる!!

...

散歩

うそつけ

何でここに

いる!!

......

伝言を

頼まれた

伝言?

「しばらく留守にするから

一人でやってけ」

だそうだ

...

ちょっと待て

お前がなんで

テンから伝言を

!?

しばらく

留守にする!?

テンか!?

そうだ

てめェテンに

何かしたのか!?

......?

羌槐

伝言の他に

手短な説明も

頼まれたので

説明してやる

今日の昼

あいつは軍師になる

修業に出た

修業先は

私が紹介した

本人の決意は固く

「軍師になるまで

ここには戻らん」

とも言っていた

軍師:

そういう

ことだ

じゃあな

待て羌痍

あいつに頼まれた

ことは全て伝えた

...!?...??

突然の事で

信じ難いかも

しれないが...

事実だ

オレは

軍師になるぞ!

......

うそだとは

思わねェ

昨日そんな風な

ことを言ってた

からな...

だけどお前

もう少し詳しく

説明しろ

今のだけで

納得できるか

あいつはもう身内

みたいなもんなんだ

入れ

......

お前には他にも

聞きたいことが

山ほどある

あのー

窓開けて

もらって

いいですか?

申し訳

ありません

無理です

...

大体どの辺に

行くんですかネ?

申し訳ありません

言えません

...よく考えたら

オレ行先のこと何も

知らねーけど...

大丈夫かな

ちょっと不安に

なってきた...

......

んじゃ

お前

名前も知らねぇ

奴ンとこにテンを

預けちまったのかよ

あいつ

大丈夫なのか?

......

名は知らんが

どういう人物かは

分かっている

推薦文的な

ものも書いた

大丈夫だ

たぶん

大まかなことは

分かったが

なーんか

スッキリしねェ...

大体何でテンは

俺じゃなくて羌痺に

相談したんだ?

...???アクラスラス

料理が

できてるぞ

勝手に

見るなよ

人って

あいつが

作って行ったんだろ

食ってみろよ

うめーぞ

クク

マジで

うめぇだろ

あーあ

明日から自分で

作んなくちゃ

なんねーよ

晩飯またなら

食ってって

いーぞお前

...???~~~!!!?

......

......

呼び戻したいか?

バカを言え

あいつが望んで

行ったんだ

そこに行けば

あいつは本当に

軍師になれるん

だろうな

...

何で俺が

引き戻すんだよ

......光境

本気で軍師を

目指すのなら

入門先としては

この上ない

あとは...

本人しだいだ

食客を

囲うくらいの

有力者っては

聞いていたけど

この建物は

政の王宮並だぞ

こんな所で

修業すんのか

オレは?

さどうぞ

こちらへ

キリ

何をいきなり

ビビってんだ!!

一日でも早く

軍師になるんだろうが!

せっかく羌癪が

入口を教えてくれた

ここから先は

ザッ

ししだいだ!!

殿に

お取り継ぎ

致しますので

しばし

お待ちを...

...

殿ってのが

先生になる

のがな?

どんな人

だろう

それではそれだけではないのですからですが、

聞こえる

ガスッ

そがそれ

そんな...ワイロ!!

もめてる?

オレのこと?

まずは虫の息の

線を平定する

ことが...

噂はまだ落ちぬ

膝で線を助ける

道を狙うのが...

趙は今

大きな転換の

ときに入り!?

逆には可能

より燕が迫る

それが過交の...

待て!外に

目を向ける前に

足下の牙を...

!!

違うー

これは論じ合いだ

扉の向こうで大勢が

論じ合っている

軍師の訓練...

まるで本物の

軍議みたいだ

熱気が漏れ出ている...

ネットワカッ

やだってこまってくれ

...

油断ならんのは

昌文君だ

昌文君!?:

えそれも丈んでで~

はーっこーのか〜はうはううなず来てろう

ここは昌文君の

知り合いの屋敷!?

今のうちに昌文君を

殺しておくべきだ

!?

なっ

!?

し:昌文君を殺す!?

こいつら一体何の話を...

場氏の反乱の

失敗の一因は

昌文君の存在を

見落としていた

ことにある

今は弱小なれど

年月と共に大王勢力が

膨れ上がる可能性は

十分にある

今のうちに

核を狙う奴を

消すべきだ

早まるな

丞相が昌文君を

殺さぬのには

意図がある

早まるな丞相が昌文君を殺さぬのには意図がある

ちょ...

ちょっと待て

武官あがりと

甘くみて

おったのだ

ここは。

ひょうとして:

勝手に動けば

貴様の首が

飛ぶぞ

バカな優は

呂不韋様のために

言っておるのだ

どうぞ

お入りを

ヒョッヒヨッヒョ

これはこれほ

何ともかわいらしい

食客じゃのォ

昌平君

呂氏の

陣営!?

第103話

軍師

そういえば、

そういえば

こ.....

ここは..

キングダムの

軍師育成所

なんかじゃない

オオ

ここは

呂氏陣営だ!!

まずい

......

早く

逃げないと

さどうぞ

中へ

...

...

...

......

......

オイ

報告よりも

随分若いが

本当に

そんな子供が

蚩尤なのか!?

!?

ヒョヒコヒヨ

いくら何でも

それはなかろう

のォ

蒙毅?

ええ

人違いです

どういう

ことですか?

蚩尤は代理の者を

遺わしました

代理!?

......

ではその者も

蚩尤なのか!?

っ...

わ:私も何とか説得

しょうとしたのですが

蚩尤は聞く耳を持たず

ただ

この推薦状を

殿にお渡しすれば

分かるからと

!?

推薦状?

...

......

読め

ハ!

...

それでは

むむむ

...

...

......

やや不可思議な

文字ではありますが

解読いたしますに

...

む...しかし

これは...

いいから

早く読め!!

は...では

は...では

天才を送る故

軍師に育てよ

其の子に何か

あった場合

皆を殺しに行く故

気をつけよ

ちょ...

光璃?

其の子の

名はー

河了貂也

キングダ/

何だ

それは!!

我らを

愚弄して

おるのか!!

とっととそいつを

つまみ出せ

ここはガキの来る

所でないぞ

蒙毅

光花~

はい

何が天才か

...!???

とにかく

帰れそうで

よかった

...

お前の隣の部屋を

その子に

はい

!?

へ!?

...

今日からここが

君の部屋だよ

河了貂

キングダムの

あども

この人は

何だか会話

できそうだ

何か聞いて

おきたいことは

あるかい?

あ...

...ここで

下手な口きくと

政側の人間だと

バレるかもしれない

......?

いや何も

ないです

それでは僕が聞くよ

大王側の君が

ここに来たのはまさか

諜報のためでは

ないよね?

!!

正体が!

ハレてる!!

...

今なら

こいつ一人だ

やって逃げるか!?

吹き矢は

僕には

当たらないよ

なっ...

どうして

吹き矢が分かった!?

...ファックス?

河了貂

何なんだ

こいつは!!

...

どうする

「知らずに来た」

なんて信じてもらえる

わけがない

捕まったら

何されるか

分からない

ここは

やっぱり

吹き矢で

試して悪かった

河了貂!

その反応で

十分だ

君は本当に

何も知らずに

ここに来たんだね

!?

蚩尤が送り込んだ

ようだけど

蚩尤に

だまされたのかい?

......

...

だまされた

のとは違うと

思う

あいつは

王宮の争いとか

分かってないから

......??..

立場的にはここは

君にとって敵地だね

...!???

でも安心していい

君の正体に気付いて

いるのは。先生2と僕の

二人だけだ

ところで

河了貂...

推薦状に

〝軍師〟とあったが

なりたいのかい?

軍師に

......

コク

ならば

ここに来て

正解だ

この城には

国内最高峰の

軍師育成機関がある

全国より入門の

応募があるが

百人に一人も入れない

有名な育成機関だ

先生が君にこの部屋を

与えたということは

入門を許したという

ことだ

でもオレは

敵地では

学べないかい?

蚩尤の

推薦状の

おかげでね

その中にいる限り

ここは君にとって

敵地ではないし

君は僕のかわいい

弟弟子だ

大丈夫、この漫画は3日氏四柱としての

昌平君の公務とは完全に

分離して政治色は一切ない

いや...

妹弟子かな?

!!

とにかく

ここで学ぶことが

軍師への一番の

〝近道〟であることは

僕が保証するよ

ようこそ

昌平君の軍師学校へ

河了貂

宜しく

僕は蒙毅だ

......

そこへ

ハ!

して

昌平君

なぜ受け入れた?

よもや蚩尤の

脅迫におびえた

などではあるまい

先程の

みの虫の如き

子供

河予貂という名に

どんな意味がある?

...ファン...

黒卑村の

河了貂

成蠣反乱の折

大王を村より脱出させ

そのまま行動を共に

していた者です

ヒョホッ

大王陣営の者が

ここに潜り込んで

来おったのか

知らずに

来たのでしょう

じゃろうな

フーム......

しかしこれは

思わんところから

はい...

いい駒が

手に入りました

......

戦に良い駒は

不可欠

策を施す側からすると

特異な駒は

大変貴重じゃ

敵陣営の内情を

詳しく知る駒―

無警戒に

敵陣営と接触が

とれる駒

ヒュヒョヒョ

実にありがたい

かと言って今すぐ

どうこうするものでも

ありませぬが

ヒョヒョ

それはそうじゃ

今の大王陣営は

弱小すぎて

敵とも言えぬ

では

さしあたって

あの子をどうする

軍師にと

ありましたので

軍師の生徒に

ヒョヒヨ

まんまと蚩尤の

思い通りじゃな

......

おっしゃる

通りです

あの推薦状に

“河了貂”の名を

記すだけで

蚩尤は..

こうなると

読んでいた

どうやら頭も

相当にキレる

娘のようです

ぜひとも今のうちに

手に入れておきたい

駒じゃな

ヒョヒコヒヨ

それにしても

野より優秀な若者が

出てくることは

喜ばしい

もう一人?

年寄りは

それだけで

楽しくなるぞィ

ならば燕への出向の

ねぎらいにもう一人

お教え致しましょう

実は蚩尤よりも

気になっている

若者がいます

パタッタ

先日の謁見の折に

昌文君の後ろにいた少年

度重なる大王の危機を

幾度も救い

先の魏戦でも奮迅の

働きを示した

下僕の出身ながら

すでに百将の位を

手に入れた少年ー

若手の中で

私が今最も

手に入れたい駒です

ヤバ

すっかり夜に

なっちまったな

泊まってって

いいぞお前

そう言やお前

女だったんだよな

......

第104話「夜語り

...

ううう...うんううん。そういうことですか?

カカカ

何急に

こわばってんだ

お前

今さら

関係ねーだろ

伍であれだけ

一緒に寝泊まり

してたんだ

そうだな

......?

しっかし誰も

気付かねーから

笑うよなー

気付かれねー

お前にも大分

問題がある...

第104話

夜語り

ぞっ...

!???...??クラスラックス!?

...

な..

何かやっぱ二人だと

変な感じだな

別に

の...のど

がわかねーか?

な...

全然

...

...

何だよ!?

...

お前

このままじゃ

いつか死ぬぞ

先の魏との戦

お前は何度も

一人で敵に

突進して行った

“自分は負けない”と

タカをくくって

いたのだろうが

それは大きな

間違いだ

実際お前より腕の立つ奴は

あの戦場にもゴロゴロいた

ただ運よくそいつらに

出会わなかった

だけだ

お前の戦いぶりは

〝勇猛〟ではなく

〝無謀〟なんだ

今のままでは

必ずお前は

命を

落とす

るせぇ

言われなくたって

俺にも

分かってる

調子に乗ってたっ

てのも

このままじゃ

まずいってのもな

お前にあれだけ

遊ばれたんだ

それに気付かねェほど

バカじゃねェ

その辺のことは

ちゃんと...

考えて

ある!

...

ならいい

......

...

......?

...

死れん!

こいつ本当に

ええ?

ハハッ

しかしお前

けっこう世話焼き

たったんだな

.....

んじゃ次は

お前の番だ...

お前はこれから

どうするんだ?

一人で魏を

目指す

また政を狙う

なんて言わねェ

だぅぅな

理由は...

あのチビ助から

聞いているだろう

仇討ちか

そうだ

私には

それしかない

...

んじゃ終わったら

速攻で帰って来い

......

お前テンに

“仇討ち以外何もない”

みてェなこと言ったらしいが

そんな奴が

あの激しい合戦の中

周りのために体張ったり、

するかってんだ

それは

大ウソだ

いいか

羌痴

お前は同じ伍で

魏戦を戦った

仲間として

とっくにもう俺の

百人隊の頭数に

入ってんだからな!!

だから

次の戦までに

絶対戻って

来いよ

分かったな

勝手に

入れるな

るせぇ!

返事は!!

考えとく

よっ...

ま...いいや

よし!

...

羌痴

お前

あの戦に

参戦して

よかったろ

そうだな...

んじゃぜってー

帰って来い

しつこい

コッケコッコー

チッ

おしいこと

したかな

......

へへっ

っし俺も

行くかっ!

渕さん

しっ信殿!!

いかがしました!?

早くもっ...

ハハハ

いやいや

ちょっと

連れてって

もらいたい所が

あってね

政暗殺事件後

壁は緊急時用に

渕という連絡係を

信の村に置いていた

駄目です

駄目です

ダメ!

連れてって!!

何でだよ

いーじゃんか

連れてくくらい

ヒマそー

だったしよォ

...

そんな所

行けません

引き返します

無理です

絶対無理です

そういう問題じゃ

ないんです

そ...そ...

そそそぞ

キングダムの

そこは

近付いては

いけない場所

なんですよ

許可なく近付けば

殺されても誰も

文句が言えない所

うわさでは

もう何人も

行方不明に

うわさだよ

うわさ

駄目です

私には二人の

玉のような

子供がいます

何ですか

これは

アイア!!

これ

やるから

!?

ドン

これ全部:

やる!

そんな

いくらお金を

もらっても

命の方が...

...

しかしどうして

わざわざ

そんな所に...

強くなる

ためだ

今でも十分

強いじゃ

ないですか

聞いてますよ

壁様から

色々と

やっぱり

帰りません?

まだまだ

なんだよ

いーからもっと

飛ばしてよ渕さん

無茶言わないで

下さい

うちのはもう

年寄りなんですから

クコーー

!!

アイアッ

信殿

起きてっ!!

みろみみ

見えてきました

あっ!!

!?

はい

あれがっ...

あれが

カタ

わタ

アタ

王騎将軍の

城です

この中が

王騎将軍の

城っ!!

第105話の付き合い

あら?

てか

真下まで来たのに

何の反応もねぇぞ

渕さん!!!

どこか

いやいただけで

殺されるた

る...留守なん

ですよきっと

さ!もう

帰りましょう!!

開門!

ドン

開門

!!

信殿ー

やめろー

開いた~

えっという話も

裸の付き合い

こいつは

たしか

王騎将軍の

副官...

`r

...

閉まった

ってちょっと

待てコラ

何だそりゃ

俺は魏副将の

丘で会った信だ

オイ副官

開けろォォ

や...やはり

いきなり来ても

無理なんですよ

一度戻って

何か方法を...

......!?

オヤァ?

こればこれは

童信では

ありませんかァ

こんな所で

何をしているの

ですかァ?

お帰りなさい

ませ殿

シフフフ

......

ネットワーク

お疲れ様です

演習の方は

いかがで

ございました

ンフフ

まァまァです

そう言えば兵達の

姿が...

演習.....

軍事演習?

って一体どんな

演習を...

片腕ないんだ...

...

とりあえず幸先よく

会うことができて

よかった...

行き当たり!

ばったりで

来ちまったから

こっからが

本番だが

その前に

何だこの

息苦しさは...

一度会ってるはずなのに今も

見ているだけで圧倒されちまう

これが

かつて天下を畏れさせた

六大将軍が一人、王騎将軍の

”威”

してここが

将軍の城ー

見てつか漂

俺達が目指す

天下の大将軍は

人も城もやつば

でっけェぞ!!

ジョガポッ

シフフフっ

カポー

魏副将の丘

以来ですねェ

童信ンン

元気にしてましたかァ?

は...はァ

......

ど...どうして

こんな展開に

だが

それで

すぐに演習第二幕を

始めるので手短に

お願いしますよォ

どうしたらもっと

強くなれるか

私に何か

用ですかァ?

...???...

教えを乞いに

来ました

っコココ

そうですが私はてっきり

私に抱かれに来たの

かと思いましたよォ

つっっっ

抱きません...

けどねェ

本当ですよっ?

ねェ鷹?

ハ!

しかしどういう

風の吹き回し

ですか?

あんなに

自信満々だったあなたが

随分しおらしく

なりましたねェ

......?

あの丘で将軍に

勢いが先行してる

と言われたとき

正直意味が

分からなかった

でも先日

同じ伍だった奴に

いいようにやられて

気付いた

俺は自分が

思っていたよりも

ずっと未熟で

しかもそれは

一人で素振りしたり

力仕事したりしても

補えるものじゃないと

シフフフ

童信も少しは

成長しているよう

ですねェ

しかしそれでいきなり

私のところに来るとは

やはり

思慮が足りないと

言わざるをえません

私にあなたの

面倒を見る筋合いは

ありませんからねェ

あなたとは

一度しか

会ったことが

ないのですよォ?

失せろガキ

将軍は子供の遊びに

つき合うほど

お暇ではないのだ

修業なら昌文君に

見てもらえ

!!

お前はたしか

昌文君とは

縁があるだろう

たしかに

昌文君じゃ

ダメだ

俺は天下の大将軍に

修業をつけて欲しいんだが!!

って「つけて欲しい」

じゃねェ

駄々っ子みたいな

ことを抜かすな!

阿呆が!!

たしかに

将軍が俺の相手を

する筋合いはない

だけど俺に

修業をつける

ことに

ほう

利はある

俺はあっという間に

将軍の片腕くらいには

なってみせる

どんなこと

ですか?

それは将軍の

あんたには

悪い話じゃない

強ェ将が多けりゃ

さらにでっかい戦を

描けるようになる

からな

コラァ

何だその

図々しい

売り込みはァ

将軍の片腕が

どれほどのものかっ

...なめとんのかァ

しかも我らを

あっさり抜く的な

発言っ

殺すぞ

童がァ!!

シㇷフフフ

どうやらおバカは

一度死なねば治らない

ようですねェ

いいでしょう

それでは童信も

風呂を上がって

準備をしなさい

!?

ってことは

俺も演習にっ

シフフフ

童信はもっと

楽しいところへ

連れて行ってあげます

違いますよォ

え!?

第106話

話「修業願い

ゴガガガが

い...

一体どこへ

連れて行かれるの

だろう

しかも私まで

シフフフ

何か聞きたい

ことがあったら

質問しても

いいですよォ?

前にも言いましたが

この私との会話の

機会は

そうそう

ありません

からねェ

......

......

じゃあ

将軍はどうやって

なったんですか

あの

六大将軍」に

何だ

オモ部屋地に

想像だただ

ンフ

シㇷフフフ

童信の口から

六大将軍が出るとは

驚きですねェ

よくそんな

古いものを

知っていましたねェ

...

王宮で

蒙武って奴が

言ってた

『六大将軍』を

復活させろって

呂丞相〝四柱〟の一人

豪武ですか

シフフフ

なるほど彼らしい

発言です

しかし六将復活は

無理な話です

!?

残念なことに

今の素国に

「六大将軍」の名に

見合うほどの人物は

一人もいませんからねェ

えっ!?

あなた方は少々

「六大将軍」を誤解

しているようです

おって

この秦には

戦に明け暮れた

少人の大将軍がいた

白起

日本国

胡傷

司馬錯

あまた

あまた

数多の戦場を駆け抜けてくれた。

数多の敵を葬った瞬。

近寄るだけで

敵は平伏

いぶ

城を明け渡すほどに

その六人の武名は

中華全土に

響き渡った

武名が

中華全土に

響き渡った...!!

そこで昭王は

さらに我々が動きやすい

ようにとっ六将制度”を

作ったのです

......?

六将制度がすごい

のではなくて、その前に

我々六人が桁外れに

強かったというわけです

つまり

ねェ騰?

ハノ・実のない所に

制度を作っても

意味がありません

......

蒙武も決して

悪くない

生まれ持った

武人としての"才"は

六将にもひけを

とらないでしょう

え?

しかし

積み上げた経験が

少なすぎます

六将云々

言う前に

とりあえず

百戦ほど

ここなしてほしいものです

......

ハッ云々

言いすぎです

すげェ...

ねぇ

騰?

やっぱりこの人は

本物の天下の大将軍だ!

それで

童信は

将軍になりたいの

ですか?

天下の

大将軍に!

ほォ

この私のところまで

登って来たいとォ

......

......

いや違う

俺は

あんたを

超える

俺は天下で

最強の大将軍になって

歴史に名を刻むんだ!!

そんだけ

でけェさ

二人の命懸けの

夢だからな

ンフ

......

シフフフっ

天下最強と

きましたか

フフフコココ

どうですか

勝?

おバカも

そこまでつき抜けると

立派な才能ですよ

童信レンフフフラ

いいでしょう

気に入りましたよォ

しかし

その実現のためには

相当な努力が

必要ですよォ!?

分かってる

だから将軍の

下に来たんだ

ハ!

ド肝を

抜かれました

ほォ?

当たり前

だ!!

どんなに

苛酷でも

かまわねェ

“死”をも厭わぬ

努力がねェ

絶対に

やりとげて

みせる

その覚悟は

できていると?

だから

俺に修業を

つけてくれ

王騎将軍

嫌です

!!

え?

え?

ゑ~~~

信殺フォ~

え?

っっ...

信殿オ!

なっっっ

くぁあああ

がっ

バキバギバキルを

マジかよ

くおぉおお

第107話-無国籍地球

し......

信殿ッ!!

信殿ォッ!!

い......

生きてた

おっ...

王騎将軍

今のは一体

ど...どういう

おつもりですか!!

あんまりです

どういう

おつもりって

修業ですよ

修業

よかった..

こっ...

これのどこが

修業だと

言うのですかっ

何を言っているの

ですが、あなた

ゴホ

ゴホ

シフフフ

修業は今から

始まるのですよォ

お客様は、ああ、あああっ

!?

突けっ

突けェッ!!

戦争!?

なっ...

そんな

...

......

シフフフ

ここは

一体...

蒙毅が

戦場に?

......?

うん

ぐっ

次に戦があった時

先生に特例をもらって

軍の参謀達について行く

トン

すげェんだな

蒙毅って

もう立派な

軍師じゃんか

...

...

とんでもない

トン

トン

ただ見物に行くんだよ

発言権なんてない

ふーん

それじゃ少し

気楽で

いーね

!!

フフフ

決して気楽では

ないよ河了貂

僕は真剣だ

へ?何で

トン

...

......

......

......

実際にこの目で

戦場を見れることなんて

そうあることではない

盤上の勝負しか

知らない僕にとって

学ぶことは

大きいだろう

...

我が師・昌平君も

いつもおっしゃって

いるからね

実戦に勝る

修業はないと

......

ここは素国内に

いくつか点在する

〝無国籍地帯〟の

一つです

作物も育たず

茶国も見捨てた

この荒野の地に

戦で土地を追われた

少数部族や

亡国の輩が

流れ込んできた

無国籍地帯...

そしてまた

そしてその中で戦っている

この狭い荒野の

粉を争って

...

そんな

救いようのない

バカ者達です

.....

童信!

!?

この地を

〝平定〟してみせなさい

平定!?

む...無茶

ですよっ

平定って

たった一人で何が

できるって..

別に一人の武に

など期待して

いませんよ

何のために剣を

預かったと

思っているのです

あれ!?

......

童信

あなたが落ちた集落の

南巴族はこの地にいる

十の諸族の中でも最弱

人口は総勢

"百人"と言った

ところでしょうか

百人!?

百将になる俺に

こいつらを率いて

戦えってのか

それが

守れっ

守れェ

王騎流の

修業か!!

ぐわっ

ハアッ!!

くっ

来るぞォ

!?

破られたぞっ!!

老人と

女!?

命にかえても

守りぬけっ

我らの土地っ...

あの防衛線

ハアッ!!

奴ら

関係無しに...

ここは

王騎将軍

シフ?

お母ァ

お母ァ

お母ァ

ダメッ!!

!?

公!?

お母ァ

いやあああっ

やってやらぁ

!?

何だ

てめェはァ!!

バシッ

ぶっ!?

!?

じーさんらは

五人一組になって

敵一人を殺れっ!

女は下がった所から

長粕で援護だ!

俺は桐の穴を

ふさぐ!!

お前ら急いで

修復すっぞ!!

!!

信殿

...

それでは

そろそろ

行きますか

そこのあなた

童信に

伝えて

おきなさい

平定が終わったら

私が修業を

つけてやると

ンフフその前に

まずはそこで

学びなさい

童信

ハ!

あっ

あっ

えっ!?

私も

下に?

〝率いること〟の

難しさと

”集”の

強さを

信と貂の

修業の日々が

続く中

感陽は冬を

迎えた

案が軍を興こしたのは

年が明けた

二月のことだった

-鳥牙族最強の男〜

オレは、シュンメン

鳥牙族最強の男だ

山界一屈強と

いわれる鳥牙族

(おまけ)・シュンメン

その中で最強と

いうことはオレが

山界最強ということだ。

しかし8年前

敗れた

「山界の死王」こと

楊端和に

...

女王楊端和の勢力に

我々鳥牙族が吸収されて

すでに8年になる

走ってくる

この8年の間に

鳥牙族は

すっかり

女王のとりこに

なってしまった

たしかに

女王は強く

我らがひざまずくに

ふさわしい王だ

だが

いいはすがない

山界最強は

このオレだ

聡明で

美しい

シュンメン

これでいいのか?

久しぶりに

やらないか?

いつか必ず...

オレたち山の民の

稽古は

真剣で行う

つまりは、命懸けの

本当の戦いだ

8年ぶりの

戦い

願ってもない

どちらが上が

はつきりさせてやる

再び完敗

半殺し

く...

なぜなら今のオレには

ランカイがいる!!

女王は一刀に対し

オレは一刀

つまりランカイを

一刀と考えれば

二刀同士で

対等だ

キングダ

全然

これなら

勝てる

まだだ

まだオレは

負けていない

走ってくる

なんせ今のランカイは

教育係のオレの命令

にだけ忠実に従う

言うなれば

一心同体

@作者あとで

こんにちは。原です。

この度はオルをご解説で

真にあがりとされます!!

っていつのまに

なついて

やがったんだぁ

てめぇランカィ~

う~ぎりものォぉぉ

ちっと前に再び、健康診断を受け手当た。

それにしろとある「海外科学校につけた」対策をしていましたが、こう言葉を見送られないのかもしれません。

来は...よく何と変わらず。3受精感検査できなくなる可能性すると、あい、ここに

そうそれは大生じゃなかったけど何をするとおいしいことですか

お客様からとおり、ここでプラホームとからかわいいんですが、

し、キングダムの物語は

それは...

「メタホー」とからかかってやっぱりムリドでも時間つくって運動することによりました。

お兄ちゃんはそう言って頂きましょうがないので、どうしてもアクションの時間はこんなことはありませんが、

相手に入ってきました。この作画は本格に戦いです。カフラロミー!!

カップロミー!!

鮫島慎悟松原利光

笠原真樹

原素久

コヘルプ中川英二大杉連田近藤平

□編集・金上大佑

カバーデザイン

岩崎修(POOKET

YJC

DIGITAL

5月15日(金)URGJUNHKYOHKS

キングダム

10巻

原泰久

©原秦久2008.2012

初版発行

デジタル版発行-2012年

2008年

発行所・集英社

http://www.shueisha.co.jp

この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

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