★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ★この作品はフィクションです。実在の人物「団体・事件などにはいっさい関係ありません。 もしかしていましたが、いいじゃいい 権力を欲しいままにする森国の丞相。 山民で信の元同居人軽師を目指す。 この期末風政の皆となり、命を落とす 素国の若き王。王宮の実権を取り戻し中華の統一を目指す。 昌文君!しょうぶんくん 麻政に忠誠を尽くす大臣。かつては武官。 昌平君の弟子の見習い軍師。 昌平君。しょうへいくん呂不韋の「四柱」の人の天才軍師。 怪鳥」の異名を持つ。伝説の六大将軍>一人。趙国討伐軍の総大将を務める。将を任される。 雪の戦友。伝説の殺集団!蚩尤の末裔 と、を司る猛将。韓国討伐軍の副 羌演と共に〝飛信隊〟の副将を務める。 戦災孤児から武功を重ね百将まで出世。飛信隊、を率いいて、敵将・馮忌の首をとる。天下の大将軍を目指す 王騎と因縁があり、趙国が誇る三大天の一人。趙国軍の総大将を務める武人。 軍師並の知路を持つ唇に討たれる。 超語っちょうそう趙軍の軍師。戦場全体を押しつつ、体を指揮している。 〝守備〟の将軍と呼ばれている。 匿師南楠南南南開南南商南南南南岡南南開南南衛南南 公孫龍之うそんゆぅ〝万能〟の将軍と呼ば 万極)まんごく"特攻〟の将軍と呼ばれている。 渉孟ルょうもう〝破壊〟の将軍と呼ばれている。 はいはいっぱいはピードレットは ある日、王・嬴政に瓜二つの容姿を見込まれた漂は、王の影武者として王宮へ召し抱えられる。だが、王の異母弟によるクーデタ一か勃発し、刺客の手に掛かった漂は仕官からわずかー月で命を落としてしまう。漂を身代わりにした嬴政に憤りを感じる信だったが、漂の遺志に応えるため嬴政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。その後、隣国魏との戦いに初めて従軍した信は、獅子奮迅の活躍で秦軍の勝利に大いに貢献。その功を認められ、一気に百将へと大抜擢される。訪れた束の間の平穏・..しかしある夜、嬴政を狙うう刺客集団が王宮内に侵入する。信達は辛くも刺客を退けるが、ことの黒幕が丞相呂不韋だと判明する。だ が、癲政は圧倒的な力を誇る呂氏を裁く事はできなかった..。眼前で敵の巨大さを知った信。更なる進化を目指し、王騎将軍 の課した特訓に.身を投じる。 一方、素国は領土拡大のため隣の小国 韓に進攻。だが、その隙をつかれ、隣国・趙に攻め込まれてしまう。危急に陥った秦匡は、王騎を総大将とする軍を興し、信も百将として参陣。趙軍優勢の戦局の中、飛信隊、と命名された信率しいる百人隊は、王騎の特命を受け、敵将・馮忌を討ち取ることに成功!更に、攻勢をかける秦軍は、全軍を豪武に預け、一気に決着を目指すだが、遂に趙軍大将・龐煖が姿を現し、しかも一人で奏軍に夜襲を仕掛けてきた! 南府南原南南南開南南宵陶閘簡簡陶餉醇臍陶屑簡開 そういえば、そういうわけで 昨日バァに怖い話聞いたよ 「武神」ってのがいるんだって象姉 呼吸の制限がないんだって そんなの勝てっこないね でもバァは本気っぽかったよ あーでもいたとしても象姉だったら負けないよね 象姉の呼吸はすごく長いからその間に殺っちゃえば ...仮に武神がいるとするなら呼吸の長さはもう利点じゃないでしょ だって向こうは無制限なんだから だったらそいつと戦えるのは... 私じゃなくてあんただよ "長さ』で勝てないなら、"深さんて勝負すればいいだけ だったら擁あんたの出番 何せあんたの呼吸の淡さは もうすでに歴代の出たを凌いてるって噂だから 相手が武神”だろうと何だろうと 短期的な斬り合いならあんたは誰にも負けないよ ハノ・北東の方角恐らく録嗚未・千央の辺りかと しかしすぐにドラは止みました 後退したその日の夜に夜襲とは妙です 誤報かと思われますが、 誤報でなければひょっとずると出たのがもしれません しかし少々不自然な気もしますか 龐媛は殿との対戦のために力を温存しているのかと... 私がいると思い違いした可能性はあります 彼は妙な"勘"が働くようですからねェ いえさすがに憶測では本軍を動かすわけにはいきません もし今何か起きているとしても前線の兵を信じて任せるしかありません どうしちまったんだあいつ急に あれで...剣術なのか? 舞いをしているかのようだ 理解予測できぬ動きと速さの 相手の動きを予知しているかの如き反応 見た目は美しい舞いにも映るがあれは... お前は〝神を堕とす渚か あの男かと思い出て来たが... 〝神堕とし〟の者よたしかにお前も我が敵の一人だ この夜は我らのためにある さァ荒ぶる神"宿す者〟と〝堕とす者〟 どちらが天に選ばれし強者か存分に示そうぞ 当然お前だけのものではない 我より血を流せし者は久しぶりだ そして刹那とは言え死を傍らに感じたこの手応えは... それこそ九年前のあの二人以来か 真に出て来た甲斐があったぞ ああの男まだ余裕があるのか...? バカ言え手キズを負わせてんのは完疲副将の方だ 何だあの汗...顔色も真っ青だ まさかもう力尽きたわけではあるまいな 深く堕とした分反動が大きい もうほとんど呼吸力... あとどれぐらいもつ... 完全にされる前に... こいつは我々の手には負えん 私がギリギリまでもちこたえる ここを失うわけにはいかない この場を離れることは許さぬ 我らの戦いを最後まで見届けよ こちらの報告も敵は一人だったとの事です こちらの目撃者もやはり一人であったと バカなではたった一人で守備の一隊を全滅させたとでも言うのか 敵が侵入し兵に被害が出ております 誤報でないとすればこれは... しかしここまで隠れていた奴がなぜ急に... 確かなことは奴を殺せば、この戦いは終わるということだ! 我々の理解など奴には及ばぬ 最初に敵が現れた方角だ 趙に流れる怨念の深さをお思い知るがいい か各隊このまま蹂躙させよ 我ら本隊五百はこれより 龐爆と万極の突然の襲撃に混乱する奏軍であったが、 実はこの時、趙の将達も事態の把握に苦しんでいた お前も高所へ来たか公孫龍 鹿焼様が一人で出陣されたと聞いたぞ 龐煖様が討たれればこの戦は終わりだぞ 龐煖様はあそこかすぐに援けに行ける距離ではない.. 万極が龐煖様の後を追っている 龐媛様の場所以外は静寂そのもの ああ偶然近くにいたようだ「軍を動かす」と先程使者が来た ...それにしてもここに来て少々安堵した それぞれ散在する各将は... そこへ駆けつけることはしなかった いやむしろ目軍の周囲の警戒を厳しくした この時全ての軍の位置関係が分かる者など一人もいなかったのである 各軍はそれぞれに見えぬ敵を警戒せざるをえなかったのだ 思った通りこの深き山中では軍の連携は働かぬ その危うさを知る王騎は今の騒ぎにも山中へ軍を入れる気配はない 各軍は完全に孤立化している やはり王騎を呼び込みさえできれば後は... この夜襲は全くの想定外だが意外と功を奏すやもしれぬ そう悠長なことを言っておる場合ではない 秦の他の軍が動いていないとは言え 我らが総大将が今敵中にあるのは変わりないのだぞ 後で龐凝様の出現を知れば王騎も何らかの反応を見せるだろうからな 龐煖様の力を信じぬのか その力をこの目で直接見たわけではない それに何が起こるか分からぬのが“戦だ 〝戦〟は何が起こるか分からぬ。 な何でここに趙の騎馬隊が 次に絶対こいつをブチ殺す でもどうやってこっから逃げんだよ この化物に加えて騎馬隊まで 殿って...お前一人で何ができる 向こうの手勢は騎馬およそ二百歩兵三百 干央軍三千全兵士に告ぐ!! あそこに居る男が趙軍総大将龐煖なるぞ!! 十万の軍の大将首がここにある とれば一生遊べる財が手に入る 集え皆の者早い者勝ちだ 他の趙兵には目もくれるな 龐煖の首をとれェェ!! 奴が龐煖!趙軍の総大将だ!!! さァ首をとれ奴を始末してっ... この戦を終わらせよ!! わ、我らで敵を皆殺しにする 隊の奴らがバラけちまった この場所は中途半端だ隊長 とりあえず退くか攻めるか決めた方がいい 混戦でもお前のいた位置は皆分かっている ここで戦ってりゃきっと集まってくる おーやっぱ生きて生きてたか ...戦況は全くの互角だ 趙の騎馬が思った以上に強さ 時々騎馬を突破する歩兵がいるが... 結局あの男に真っ二つにされて終わりだ こうなっちまった以上戦わなくちゃなんねェのは分かってるが... あんな化物をどうやって倒せばいいんだ... たしかにあいつはバカみてェに強ェし 武神だの何だのほざいてやがるが 同じ人間には変わりねェ 思いっきりぶった斬ればあいつは死ぬ 間雲につっこんでもあの男を討てるわけかない 気持ちは分かるが少し冷静になれ しかもあそこに入っていって失敗すれば... 間違いなくこの隊は全滅するぞ んなことは分かってる崇原 だが馮忌戦の時二万の軍の奥にいた奴を討つのにどれだけ犠牲を出した 中央軍や右軍は数千数万の犠牲を出しても敵の将を討てなかった だが今俺達の目前には敵の総大将がいる 本来なら十二万の軍の後ろにいるはずの大将首がそこにいるんだ 危ねェことは分かってる ここで逃げてるようじゃ天下の太将軍なんて夢のまだ夢だ どうしても生きて帰んなくちゃならねェ奴は抜けてもいい文句は言わねェ 本っ当バカなんだなお前は ここまで来て抜ける奴なんていると思ってんのかよ 今さら妙な気を配んなバカ気色悪ィ 死んだ仲間の仇も討てて一石二鳥だ 別に隊長の決定に逆らう気はない オオくっちゃべってねェでさっさととりに行くぞ 今度はお前らの〝集〟の力を借りるぞ こんな夜更けまで尾平のためにお祈りかい? この辺り野犬が出て危ないんだよ そういう友里さんだって尾到くんのために... バカ兄弟を頼んだぞっと ちょっと友里さん“守り石”様にっ 毎日十回以上祈りに来てるよ 尾平さんたち死んでしまってるんじゃないかって 待ってるあんたが信じてやんなくて、尾平の奴がどうするのさ 大丈夫あの兄弟は運だけは人一倍強いから それにいざって時は何とかしてくれるよ そ!尾到が言ってたよあいつはバカだけどそこらの武将より頼りになるって 一緒にいればどんな状況もきりぬけられるってさ ...そうだ東美ついいこと教えてあげる 最近よく同じ夢を見るんだ 私の顔見たら高笑いして言うんだよ こっちの気苦労なんてこれっぽっちも分かってなくてさ 俺と石の伍を除いた隊員 これを三つの組に分けて 施援を囲うように三方に配置する 各自落ちている槍を拾い集めその場で戦いながらー オラァァ抜いたぞォぶっ殺せェェ 私の力はあてにするなよ ほんやりとだがお前の戦い見てたぜ羌痺 お前はもう休んでろ.. 後は隊の奴らの力を借りて... 施煖を目の前にして足止めされるとは... そんな所で何をつっ立っている!? お前なら真っ先に突撃しそうなものを... ...いやちょっと待て まさか何か狙っているのかー!? 石の石笛の合図で三部隊一斉に龐煖に向かって突進 馮忌戦をやってのけたお前達にはこれは問題ない 騎馬を抜いて至近距離まで近付いたら それでもあの男には通用しねェかも知れねェ だがそれでも投げ続ければ龐煖の意識はお前達に傾きー 後ろから迫る俺に気付かない 龐煖のやっかいなところはその攻撃力だけじゃなく 右利きのこいつの横なくりの一刀を 羌瑰の巫舞を防ぎきった受けの強さ だからこいつのこの一刀を引き出す いや、龐煖は差し込まれてる 今の感触骨までいってねェ!!こいつの体どうなってやがる 懐に入りゃもう奴の大矛より俺の剣の方が “我が神”に捧げる供物としては 不思議な力を持つ子供た 龐煖はその中でしばらくただすんでいたが 再び闇の中へ姿を消した 飛信隊は犠牲を出しながらも混戦の中心部より脱出 何とか山中まで逃れたか それに対し、万極は自ら討伐隊を率いて大規模な追撃を行った 包囲を広げる!すき間は歩兵で埋めよ!一人も逃がすな 山々に響きわたる騎馬の轟音とうごめく松明の火の数が追撃のすさまじさを物語っていた 竜川のところは彼以外全滅だ 俺んとこも三人殺られた 中鉄と魯延殿それと山民族もだ 田有が抱きかかえるところは見えたが さっきまで皆で火ィ囲んでバカ騒ぎしてたのに何でこんな... 何でこうなるんだよチキショオ 大将討ち損ねちまったんだから仕方ねェだろうが ...もうちょっとだったな どったらとったで大変だったけどな 村の英雄どころか国の英雄になるところだった ハッハそりゃたしかに大事だ へっしかしつくづく... 大した男だぜうちらの大将は 尾到そのガキ絶対離すなよ 隊員が何人死んじまおうがそいつさえ生きてりゃ 飛信隊は死なねェんだからな って何でお前らが泣くんだよ! オレらの信力こんなにまでなれて泣かずにいられねェよ 信はまだまだこれから.. ううっだって僕ら信の同郷だから... 音が響いて分からな... こうなったら何としても いつの間にあんなとこに ったくあの兄弟は魔媛の時といい土壇場に強工な だったら俺達のやることは一つだ いいのか?こんなゆるい包囲で 俺達は二万の馮忌軍に風穴をあけて将を殺った飛信隊だぞ 甘く見てるとその首たたき落とすぜ こんな所で死ぬタマじゃねェぞ 分かってんな...てめェら うちらの大将を頼んだぞ とにかく下へ走れっ!! 下にどれだけの兵が待ち構えていると思っているのだ 俺達を逃がすために... 魔媛様を斬ったここ子供だったはずだ ああの中に見えなかったぞ そうかなぁそれもそうなのかわから 奴らはいくつかに別れて逃走しています 他のところにいるのでは でては先程の奴らのし土気の高さはなんだ... 魔妖に斬られたよ。背中が麻痺してきた...もう... わりィ到ちょっと先に行っててくれ すぐに追いつくから心配は... 歯ァ食いしばって足を前に進めるんだ 血糖を見つけたぞ万様様をお呼びしろ 足跡は二つくぽみの深さから一人はもう一人かついでいるかも知れません よって二人ないし三人の人間が山を登って逃走しています なぜ二人が歩けるのか不思議です 到...信の心臓は動いてっか? 無理かも知れねェ... ああちゃんと動いてるよ... だったらいつもの信はこう言うよな まだ何も終わってねェ!ってよ 俺達も大分信に感化されてんな 矢は骨で止まってんだよな到 じゃあ俺達ここで別れるぞ ☆奴らは俺らの血をたどって来てる 俺はここから脇に進んで奴らを引きつけるから お前はこれで血を止めながら登って行け ...だけど...そんなことしたら兄貴が... 到...俺達で信を守り抜くんだ 奴らをまいたらお前のあとを追ってまた合流する この矢...骨を抜けて... 城戸村の男は頑丈が売りだ てめェらか下僕のくせして大将軍とかアホなことほざいてるガキは えらく生意気らしいじゃねェかよ 何やってる剣そのガキぶっ殺せ 思い知ったかチンピラ共 天下の大将軍をなめんじゃねェぞ くっくそおぼえてろよてめェ オイ行くぞいきなり殴るなよ 今なんか..村のころの夢を見てた 俺もお前と初めて会った時のこと思い出してた いっ一体どうなってんだ尾到 俺を逃がすためにみんなが体張ったってのが くそォ何やってんだ俺は... それじゃ千央達はどうなった!? しばらく龐媛らの話は止めにしねェか 奴の顔を思い出すだけで二人共治るキズも治らねェ... 大丈夫だお前はど重傷じゃねェ 俺達が初めて会った時のこと たしか尾平がちょっかい出して来たんで思いっきりぶん殴ってやった ついでにお前にも入れたなハハ ...フフあああれからお互いケンカばかりしてた お前は最初っから将軍になるっつってて 俺達はみんなでお前をバカにした おーだから毎回ぶっ飛ばしてやったぜカカカ 本気でなれると思うか? 分かりきったことだが下僕が将軍になるってことは並大抵のことじゃない 実際戦場に出て感じたよ 正に“夢”みたいな話だってな 一体どんだけの死地を乗りこえりゃたどり着くんだ? 一つでもしくじればそこで死んで全部終わりだ だけどお前は龐媛相手に生き残った 隊の皆が命をかけてお前を守ったからだ 命令でもないのに命がけで...これはふつうのことじゃねェふつうの隊長にはできねェよ信 名だたる大将軍達...あの王騎将軍でさえきっとこういう場面をくり返して来たんだと思うぜ... 仲間の力込みで...お前の力だ信.. お前の友達で本当によかったと思う 信は本当に将軍になれるってな ちょっと待てよ尾到... フフ...お前といっしょにいるとずっとワクワクしっぱなしだった 今夜けっこうな仲間が死んだかもしんねェが下向く必要はねェ 戦争やってんだ死人はでるさ 大勢の仲間の思いを乗せて天下の大将軍にかけ上がるんだ みんなお前と一緒に夢を見てェと思ったんだ ...これからもお前はそうやって ...本当に大丈夫か尾到... ガラにもなく長くしゃべった... ...こんなのあるかよ どうしてこんな衣更けん 足をかスミに立ってた気がした人た やっぱ石の石笛だったか 最初鳥の声と思って気付かなかったぜ 何!?それじゃァ尾兄弟たった二人に信を託したってのか!? とても信を逃がせられる状況じゃなかったんだ あいつらならやれると思った 尾平伍長だ!!尾平伍長が戻ったぞォ 一体どうして尾平と... ちょっと待て信と尾到がいねェぞ!? 追手をかわすために尾平がおとりになったらしい 信を追っていた俺達もつられて瀕死の尾平に遭遇した そこから俺らも追われたが光璃が殿で無茶してくれたんだ... ...ってことはガキを守ってんのは尾到だけか... あいつはマジで頼りになる 二人が向かった方角は大体分かってる ただきっと矢キズで動けないんだ 俺が先導するから...頼む... ケガ人はついてくんな足手まといた 青石族も二三人つれて行くぞ山ン中じゃ奴らは頼りになる へへっケガしてねェ奴はいませんよ ハハッやっぱ生きてやがったか 俺が運ぶフフフラスもして へっ何でお前が謝るんだよ お前らも泣くな慶...昂 立派に役目をやり遂げたんだ だから...涙はいらねェ 笑って...ほめてやるんだ よくあの一撃をくらって..死ななかったな あれは気を送り込んで内から破壊する技だ あいつは一体何だったんだ あの現実味のない強さは... 本当に...人じゃねェのか? ただあの男はある種の―― 人里離れひたすら〝道〟を求め極めんとする者 個人の場合もあれば集団の場合もあるもちろん求める道もそれぞれだ 宝尤も本来は巫女の道を求める求道者の一族だ 一方奴らはただひたすら。武の道〟を追求し修練し続ける一族 まァ一族と言っても奴らに血縁は関係なく資質のある子供をさらって育て上げ業を継承するらしいがな さらって育て上げるだと?... ―全て伝説とされていたそれほど奴らはいつの時代も人の前に現れない しかしそれがごくまれに出て来る場合は 道の極みに達したことを確認するためだ 奴に特殊な資質があったことは間違いないが あの強さはただで手に入れたものではない 我々の想像の及ばぬほどの修練をつみ重ねた結果だ あれはおそらく呼吸の制限がないのではなく 蚩尤の常識を越える長さを身につけているだけだ... 元々まじめな方ではなかったからな 緑穂との巫舞で倒せなかったことが癇に障る 里を出てから随分と修練をさぼっていた 半年もねェよ羌滅...この戦で奴を討つんだ 奴が敵の大将である以上討たなきゃなんねェ 結局のところ戦場全体で夜戦があったのは千央軍と万極軍のところだけであった 麗媛が去った後すぐ万極軍も撤退したが干央軍の被害は甚大わずか残った兵は遅れてきた録鳴末軍に拾われた 半分以下になった彼らはキスのふさがらぬままに再び武器を手に歩き始めた 石の石笛と同じで散った素兵を集めてんだ ちょっと待てあれは... 渉孟様案の雑兵が現れました クククさっそくひっかかったか家のサルは 騎馬が来れねェ崖によじ登れっ 後ろからも騎馬の大軍が ヒィィこれも趙軍か!? 案の騎馬だ!来るぞっ!! 一騎も通すな返り討ちにしろ!! へへっすげェことになったぞ ついに俺達の大将が出陣したんだ!! あんなおバカな真似をするのは渉孟あたりとふんでましたが 我々が受けたこの悲しみ とりあえずは今ここで渉孟さんに受け止めて頂きましょう あの王騎が自分から目の前に現れたよ ククク本当に老いとは悲しいね 奴は今自分がどれほど危険な状況にあるのか少しも分かってないあるよ 王騎軍が...強いのは当然だか... あの趙軍も全く引けをとってねェ 同じ趙軍でも馮忌軍とはものが違うぞ 一人だけ異様な男がいる 何だあの大男は一人で殺しまくってるぞ!! あの強さっ...おそらく蒙武将軍並みだぞ 渉孟こちらに向かってます 丁度いい殿をお守りするお前達にも聞いておいてほしい いいかこの先もしも渉孟に出くわしたら絶対に奴を殿に近付けてはならん 討ち取るどころか自分の身を守ることでお一杯だった 奴の周囲もまた相当な猛者がそろっている 式に関して奴の強さは... ままずいぞ王騎将軍は前線近くに陣取っている 早く対処せねばこのままではあの男の刃が 何か嫌な予感がしてきやがった 渉孟まっすぐこちらに来ます!! 王騎将軍も前に出たぞっ 渉孟様!王騎がこちらに向かって来ます!! クク最初から...その気だったようね この日をどれほど待ち望んだことか あっあの男も加速したっ!! これはっあの二人やり合う気だっ!! もはや伝説になりつつあるあなた達六将 その実力を疑う余地はない この私が六将を超える化物であることを 特に武力だけならあなたなと私の足下にも及ばないよ王騎 しかし..その時代に私はいなかったよ 過去の遺物とはさよならね これからはこの私が中華全土の戦場に君臨する!! 渉孟も鱗坊も勘違いしている 龐煖については進みながら詳しく聞くとしましょう 一夜にして半分以下になってしまいましたねェ飛信隊は... 今は深く考えねェようにしてる 今そこを考えるとこの場にうずくまって足が前に出せそうにない だけど死んだ奴はんなこと望んでねェんだ だから今はこの二十六人でどうやって戦って武功をあげるか...それしか考えてねェ ...せっかくはげましてやろうと思ったのにその必要はなさそうですねェ膳? あなたの姿勢は悪くないですよ童信 武将への道は犠牲の道です そこを乗り越える度に人も隊もより強くより大きくなるのです そうならねばなりません “飛信隊”と名付けた甲斐がありましたよ 魔援様がご帰還されましたァ!! ...とにかくご無事で何よりでした 王騎が出たかと思い勝手をした ...しかしどうか今後は私に一声お声をおかけ下さい 魔煖様がご無事であれば作戦には何ら支障はありません さもなくは全てが台無しになる恐れがあります 趙荘様後方にのっ狼煙が上がっております 渉丞様討ち死にを知らせる狼煙です 素軍よりも後ろにいた渉孟が誰に討たれると... 狼煙はもう一本上がっていなかったか!? たしかに狼煙は二本です 〝王騎の出現〟を知らせる狼煙です!! 警戒心の強い女が...ついに山間に入った 結果的に魔族様の夜襲が奴を動かしたか 渉孟を失ったことは痛手だがこの趣味にとっては致命傷ではない ここからそれぞれの軍が案の各軍をつかまえ足止めをはかる そうした中で孤軍と化した王騎軍がこの本陣を追ってくれば... 先を読むのが難しい山中での戦況が自分の思い描いた通りの流れになりつつあることに趙荘は興奮を覚えた しかし彼は一つだけ読み違いをしていた 夜明け前に移動を始めた豪武軍は 何と趙荘の本陣を視界に入れていたのだ 戦が終わったら王騎を捨てて俺の下に来い しかし武人としてありがたい言葉です ところで本来なら味方の軍を背後に回らせたいところですか ここまで近付けば... 豪武・隆国の連合軍一万五千が趙軍本陣三万に襲いかかった ...ってそれしか分からぬゥ クソッやはり高所から見渡しても山中の戦況は把握できぬかっ 本当に把握できないということが分かったのも発見ですよ 山間の戦いは我々の想像以上に...難しい 例えばどこにいるか分からない友軍に何かを伝えるにはあの狼煙しか手はない しかし狼煙を上げれば敵に自分の位置を知られてしまう よほど大きな理由がない限りあれは上げられない あの狼煙はどういう意味かな? 分からないよ部外者の僕達にはどっちの軍のものかも分からない 狼煙の他にも伝達手段はあるみたいですよ ご覧なさい秦軍本陣の旗が早朝とは変わってますよ 旗は色や配置の組み合わせで細かな情報を送れますからね わ...わっ分かっておるわいそんなことはっ 見える範囲が狭いという欠点もありますけどね; そのころ趙荘軍対豪武・隆国軍の戦いは大混戦となっていた 序盤こそ急襲した豪武軍が猛威をふるったが 趙荘軍の巧みな迎撃の前に勢いを止められ両軍の力は拮抗した 兵の力はこちらが圧倒的に上だが... 趙軍の備えが予想以上にこちらの戦力を奪ってゆく だがそれでも豪武を先頭に秦軍が徐々に趙軍を押し込んでいった 趙軍が少し退がり出したか さすがは豪武と言ったところが... しかしこのまま押し込むなら一気に決めねば 思ったよりも奥まで来てしまった我らの本陣があんなに小さい これ以上進んでは殿の禁を破ってしまう... とは言ってもここで戦を止めるわけにも; ようやく秦軍は敵本陣をとらえた この秦・趙の大決戦はここから最後の怒濤の展開を見せることになる この度は、オリオ色ご購読まことに、ありがとうございます!! うちのノオワヶ月の子がすっと旅館の部屋の金庫のカッカリフが金属のカギで遊んでてから、ごめんねッれま!わかったーと笑ってたら、 金庫にサイフ入れたままだって 一人ってわー!!れた私、旅館の部屋の「金庫にサイフ入れたまま帰ってきてしまいました。ひとわーサイフには免許証やら保険証やう銀行カードが全部入ってるよーく、やがー!!やべーです!!つづく これじゃないので、今夜は何もできぬと親「よくつもいません。いうわけで効果・熱もあるし、女性彼女からしくはこっちに「サイフありました」と昨鈴から死ねね...いいので、えがった!!チケ また、ここから私はプログラムにつなってしまう事業できません。あなたが、 そして、長人と父が飛び切りをとにした。 本当に初めてのは、ありがとうございます。 と、久々に、あさわがせぞ人こんだ、会話も休みでした。 うちの子が、しっように金庫で遊んでいいたのは、このことを父た以死に教えようとしていたのでは、とに何と判笑、 「最近の義務、望の皆さんも 皆さんも、旅行先でその忘れものには、「これぐれるご注意を。 無茶するな早く来いっ... この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず無断で複製、改竄、公衆送信(インタ一ネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じない...られています。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除して行うことはできません。