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2010
YJC
pleiTAL
YOUNGJUMPCOMCS
●真打ち
原毒
15.
SHUEISHA
●真打ち
日
...
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
そうして、
原泰次
キングダム
目光
第193話、予想、
第161話、個人の式、
十五
第153話、罠、
第153話・演
第15話「家武掛かる」
第15話「北の軍」
第156話到着
第157話「士気高揚」
第18話「真打ち」
...
ニヤニ
ーーーっす
ー五十九
第180話「総大将見える」
ヒート
ーーん十五
_百十三
「百三十三
第163話、拶の正体
_百五十一
百六十九
百八十七
★この作品はフィクションです。実在の人物・団体事件などにはいっさい関係ありません。
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体事件などにはいっさい関係ありません。
嬴政〉えいせい
日不算1,000
権力を欲しいままに
するとこの水と
河了紹】かりようてん
山の民で他の売買は
人。重航を目指す
育場人物館の
漂
ひょう
信の親友。震政の影は
者となり、命を落とす。
うううぅうぅぅぅっっっ
森国の若き王。王宮の実権を取り戻し
中華の統一を目指す。
昌文君「しょうぶんくん
藤政に忠誠を尽くす
大臣。かつては武官。
まあ、
は、もうき
昌平君の弟子の見習
い軍師。
蒙武
蒙武
...もうぶ
昌平君、しょうへいくん
呂不韋の「四柱」の
一人の天才軍師。
素軍、しんぐん
王騎
おうき
「経鳥」の異名を持つ。伝説の六大将軍
の一人。趙国討伐軍の総大将を務める。
はっ
第4軍の千人将。昌
文君の副官でもある。
完備しきょうかい
信の戦友。伝説の暗
殺集団「査尤」の末裔。
呂不章の「四柱この一人で軍事
を司る猛将。超国討伐軍の副
将を任される。
渕
えん
先週と共にサービス
の副将を務める。
え
ん
戦災孤児から武功を重ね百将まで出
世。飛信隊、を率いいて、敵将・馮忌の
首をとる。「天下の大将軍」を目指す。
所属不明
超軍ちょうぐん
龐煖
龍媛「ほうけん
玉騎と因縁があり、趙国が誇る三大天
の一人。趙国軍の〈総大将を務める武人。
李白...はく
守備、の将軍と呼ば
れている。
趙荘
ちょうそう
万極、まんたく
趙軍の軍師。戦場全体を探して
勉強の準備。戦場主体を指揮している。
1特攻、の将軍と呼ば
れている。
國陶南南南肉南南開南南府南爾爾閘閘閘廟閘閘爾禰凧
公孫龍「こうそんりゃう
〝万能〟の将軍と呼ば
れている。
李牧「りぼく
本当とかおの戦況を
見に来た謎の人物。
前者までのあらすじ
時は紀元前ーー。500年の大戦争時代にある中華西方の国・奏。奴隷同然の生
活を送る信と漂は、武功で名を上げるべく日夜剣術の修業に励んでいた。
ある日、王・嬴政に瓜二つの容姿を見込まれた漂は、王の影武者として王宮へ召
し抱えられる。だが、王の異母弟によるクーデターが挑発し...刺客の手に掛かった
凛は仕官からわずかー一月で命を落としてしまう。
漂を身代わりにした嬴政に憤りを感じる信だったが、漂の遺志に応えるため嬴
政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。その後、隣国魏との戦いに初めて従軍した
信は、獅子奮迅の活躍で秦軍の勝利に大いに貢献。その功を認められ、一気に百将
へと大抜擢される。
訪れた束の間の平穏...。しかしある夜、嬴政を狙うう刺客集団が王宮内に侵入す
もしかしていましたが、
斬る!!
る。信達は辛くも刺客を退ける
が、ことの黒幕が丞相呂不韋
だと判明する。だが、瀛政は圧
倒的な力を誇る呂氏を裁く事
はできなかった...。眼前で敵の
巨大さを知った信。更なる進化
を目指し、王騎将軍の課した特
訓に身を投じる。
一方、秦国は領土拡大のため隣の小国・韓
に進行。だが、その隙をつかれ、隣国・趙に攻
め込まれてしまう。危急に陥った素国は、王
騎を総大将とする軍を興し、信も飛信隊を
率いて参戦。戦況を優位にご進めていた秦軍
だが、趙軍総大将廳媛が単身で夜襲を仕掛
けてきた。信と尭魔は戦いいを挑むが、その凄
まじい力の前に退却を余儀無くされる。
その後、素軍に合流しようと素旗の下に
向かうが、それは秦軍を装った趙軍・渉孟の
策だった!兵が次々と倒され、飛信隊があ
わや全滅ーーという時、素軍総大将・王騎が
現れ渉孟を一蹴する。これを機に攻勢に出
る秦軍は、ついに・超軍本陣をとらえた!!
翰陶商爾陶簡廓障廟筒爾南南肉南南岡南南南原南
王騎将軍!!
お..
とてもここまでここで
第152話
......
ゴクリ
こ...
これは:・
......?
膝ご覧なさい
趙本陣の場所を
知らせる狼煙です
恐らく隆国でしょう
ハ!
さすが
隆国です
しかし思った以上に
奥深くから上がった
隆国が遅かったと
いうよりも
趙荘の退きが
早かったようですねェ
隆国は
豪武と共に
います
その通り
です...
ということは
すでに合戦の
最中でしょう
...
本陣の指揮をとるのは
もちろん趙荘
なのでしょうが
もしそこに
龐煖がからんで
くるとしたら...
さすがに先が
読みづらいですねェ
........
こうなると
少々豪武が
気がかりです...
...まさか
こうも早く
魔族が出てくるとは...
......
.....いや
この神出鬼没さ
こそ魔桜か...
......我らの
本陣の旗の配置から
殿はすでに山中に
入られ
俺の上げた狼煙で
数刻後にはここに
やって来られる
だが
蒙武軍隆国軍
全軍に告ぐ!!
あの長髪の大男が
龐煖だ!!
趙軍総大将・龐煖が
のこのこ現れたぞ
取り囲んで首をとれ!
あの男が
総大将
龐煖...
道理で一目で
ただ者ではないと
思った
...
いや
これほど強烈な
武の匂いがする男は
初めてだ..
......
この俺が
冷や汗だと!?
ハァッ!!
っ...
面白い!!
蒙武が
龐煖は
化物だが
蒙武も決して
負けていない
ひょっとすると
この戦は今ここで
!?
何っ!?
!?
にっ
逃げた!?
馬鹿な...はうけん
あの魔族が
豪武を恐れたのか!?
...いや
まさか...
おのれ
きさま
キングダムの
カ不足とでも...
逃げられると
思うか
フン
豪武様に
続けェ!!
ガギリ
オオォ
隆国様
我らも
急ぎましょう
何だ!?
何かが
おかしい..
おかしいか...
今が奴を討つ
好機であることには
間違いない
隆国軍
行くぞ
...
オオ
......?
では宜しく
お願いします
胤綏様
念を押しますが
くれぐれも豪武と
刃を交えませぬ
ように
家武が来るぞ
配置につけつ
染するな
例え血が...
騒いだと
しても
玉騎が近付きつつある
ことは俺にも分かる
...
恐ろしい
お人だ...
自軍の総大将を
エサにして
豪武を誘うとは
キングダムの
趙荘様
蒙武軍は約半分が
龐媛様のあとを
追っています
......
よし
...!!
ちょっと
待て...
ここは
まずい
両側を崖ではさまれた
本の狭路
軍は縦に細くなり
はっ
身を隠す場所も
無ければ
退路も前と後ろの
二つのみ
伏兵・奇襲...
計略を用いるのに
これ程うってつけの
地形はない
これは
明らかに
罠だ!!
止まれ蒙武将軍
この地は危険だ
......
ハァッ
ぐわっ
蒙武将軍
殿とて
これが敵の誘いで
あることは
重々承知だ
余計な進言を
するな貴様
何っ
来輝
だがそれが
どうした
奴らが何を
仕掛けてこようと
ハァッ
この豪武軍の爆進は
誰にも止められぬわ!!
たとえ万の
伏兵が待ちうけて
いようと
ハァッ
ハッ
それを
第153話・旗
......
ガギリ
ち旗
第153話が
殿オオ
蒙武将軍
ご無事で
何よりです
......?
被害は
ぎっと見つくろっても
半分は
やられたかと
半分か
十分だ
行くぞ
!?
おっお待ちを
豪武将軍
この先にも
似たような罠が
あるのは必至
このまま追っても
敵の思うつぼです。
しかも
ここはすでに本陣が
見えぬ所まで
来てしまっている
これ以上奥に行けば
我らは完全に友軍から
孤立してしまう
殿も今こちらへ
向かっています
おめぁ
ここはいったん
引き返して
立て直しを図る
べきです
バカな
敵の大将を
目の前にして
何を立て直すと
言うのだ
だまされるな。蒙武将軍
討たれぬ策があるから
趙軍師趙荘は龐煖を
エサにして将軍を
釣ろうとしている
そこが
〝策〟でこの俺は
止められぬわ!!
蒙武将軍っ
大きな
間違いだ
殿に続けェ!!
オオオ
オオオ
......?
蒙武...
一方
その頃
王騎軍は
騎馬隊と歩兵隊を
分離させ
はっ
はっ
はっ
はっ
騎馬隊は馬の走れる
道を迂回しながら
ほぼ同じ速さで
趙軍本陣めがけて
疾走していた
はっ
はっ
はっ
歩兵はその機動性を
活かして直線的に
尾平崇原
お前らあんまり
無理すんな
ついて来れねェ奴は
離脱して構わねェって
王騎将軍が言ってた
バカ言ってんじゃ
ねェよ信
ここまで来て
休んで寝てろっ
てのか?
じょ冗談じゃねェ
俺は行くぞ
もう戦えねェかも
知んねェが
この目で最後まで
見届けるんだ
そういう
ことだ
...
この戦をな
...!?
しかしまァ
こんなに飛ばして
いいもんかねェ
松左?
無防備すぎだろ
敵の伏兵にでも
あったら俺達
滅茶苦茶やられっぞ
......?
たしかに
へへ将軍が
急いでるのは
分かるが
これはちょっと
ないぜ
敵がいねェことが
分かってんだろ
王駿将軍には
こんな
山の中で
どうして
分かるんだ?
...
さァ
どうしてだろうな
......?
沛浪の言葉通り
実は王騎は
行き道に趙軍が
いないことを知っていた
理由は旗である
王騎は進みながらも
時折、旗を秦本陣に
向かってかかげている
それは山間へ散った
各軍長達への
メッセージであった
本陣に残っている
配下達はそのメッセージを
そのまま本陣の顔で
かかげる
各所の軍長達は
それを見ることで
王騎のメッセージを
受けとるのだ
つまり
高所にある本陣の旗を
中継物として情報の
やりとりを図つっていたのである
無論、逆に軍長らの
メッセージも本陣を通して
王騎に届いた
うそんりゆう
公孫龍
交戦間近
交戦間近
りんぼう
王騎
これにより王騎は
秦・趙全軍の
配置と状態を
把握していたのである
......
ただし
交戦中
趙本陣に接触したであろう
豪武・隆国軍の動静は
分からなかった
王騎のメッセージに対し、
隆国の返答が
無いからだ
故に王騎は
進軍の足を
さらに速めた
ハッ
ハァッ
......?
また旗の
配置がっ...
戦闘が
動いている
のかっ
カイネ
はい食べ物
カイネの分
......
.....
.....
...
何だ
オウ
あっ
やっぱり
女だよね
カイネって
当たり前だ
何だお前も
おん...
わわわ
だよね
いやでもその
女らしさみたいなものを
全く感じないから
もしかしたら男かと...
何
ん?
ん
あ
何をする
あだ
......?
そうか
河了貂は女か
...
まーこのご時世
男装して生き抜く
女は珍しくは
ないっちゃーない
ふーん
それで調子に乗って
男に混じって
軍師ごっこか
......
やめとけ
ごっこじゃない
オレはちゃんと
軍師になるんだ
多分お前は
ちゃんと理解
していない
その本質
何でだよ
オレ意外と
頭いいんだぞ
軍師とは前線で
血を流す兵士よりも
はるかに苦しく
つらいもの
......
そういう問題
じゃない
...
何を?
そして
恐ろしいものだ
来ました
趙荘様
王騎軍です!
フッ
第15話「蒙武掛かる
!?...??
...
...
あれが
趙本陣...
一体どう
なってんだよ
肝心の趙軍が
いねェじゃねェか!!
よし
そういうわけで
行くぞ
ハ!
王騎軍はその場に
留まり情報収集を
行った
ハァッ
ドガガッ
ほどなくして
蒙武軍と趙荘軍の
動向をつかんだ兵が
続々と王騎の下へ
舞い戻った
豪武・隆国軍
しかしそこから
さらに追跡を行い
奥の山に消えて
行ったこと
龐煖を追つた蒙武軍が
〝落石の計〟に遭い
軍の半数を失ったこと
選本に
同時に
趙軍本体も
逆側から奥の
山へ消えて行った
ことを知った
バカな!!隆国が
ついていながら
深追いするとは
落石の他にも
罠があることは
分かっているものを
いや追跡は
いたしかたない
敵大将が目の前に
いるのなら
蒙武でなくても
追うであろう
それよりも
問題は...
消えた
趙荘の軍だ
防御柵を施した
この本陣を捨てて
奴らはどこに行ったんだ
蒙武の止めを
刺しに行ったの
でしょう
殿
恐らく趙荘は
多数の部隊を豪武の
道に伏兵として配置し
少しずつその事を削り取る
そして痩せ細ったところを
回り込んだ本軍で
討ち果たすつもりでしょ
......
趙本陣
趙荘軍を追えば
自ずと蒙武軍も
援けに行けると
いうことか...
我々もこの先に
進めば秦本陣を
見失う
この広い戦場の
全体図を見失うと
いうことだ
しかし...
それは
ひいては
いたしかた
ないでしょう
この私を、奏本陣の
見えない所まで
おびき出す
そこまでが
趙荘の策
でしょうから
この地に留まって
いても向こうは
動きません
それに蒙武が今
受けている罠は
趙荘が私を討っために
仕掛けていた
秘策のはず
......
下手をすれば
蒙武はここで
命を落として
しまいます
......?
一方そのころ
蒙武軍は
王騎の予測通り
すさまじい回数の
伏兵を受けていた
ハァッ
出たぞ
軍はいくつもに
分断され
右もだ
構うな
殿を追え
ぐわぁ
それぞれがまた
攻撃を受け
削られていく
そして蒙武と共に
先頭を走る部隊は
すでに二千を
きっていた
オオッ
ぐわっ
ハッ
ハッ
嫌な性格を
しているな
趙荘
左来たぞ
割らせるな
ぐわぁ
ハッ
分かってはいたが
この俺がついて
いなから
こうまで
やられるとは...
こちらが苦しい
所で必ず伏兵が
出てくる
驚くべき
ことだが
だがな
超荘
お前の
計略よりも
俺の目利き
よりも
豪武の武は
さらに上を行くぞ!!
ついに
蒙武は龐煖を
とらえたぞ!!
将軍っ
殿ォ
やれェ
蒙武将軍!!
ハァアッ
チッ
!!
つ.....
ウォォ
豪武将軍
蒙武将軍
ウォォ
...
来輝
ハ
ハ!?
皆を
だまらせろ
違う
こいつは
龐煖ではない
!?
偽者だ
なっ...
......
皆気をつけろ
来るぞ
ザッ
進めェ!!
オォォ
ザッ
そのころ秦国王都
咸陽では
......
西の外門の前に
奇怪な集団が
つめよせた
昌文君
ハ!
ゴ
久々の再会は
うれしいが...
急にどうしたと
言うのだ
楊端和
元気そうだな
秦王政
そこ
政.....
此度の戦に関して
どうしてもお前に
伝えねばならぬ
ことがあるんだ
大変な時に
急な往訪で
すまないが
香北の軍
第155話
李白・公孫龍軍は
谷をはさんで
鱗坊・同金軍と
にらみ合いを続けていた
...
趙本陣と王騎軍が
直接戦うために
各将軍は目の前の
素軍の足を止める
公孫龍
趙荘
李白
これは趙荘の
作戦通りで
あったが
李白は
別の決断を
下そうとしていた
軍を二つに分けるぞ!!
俺は後軍を率いて
趙荘の援軍に向かう!!
申加ここは
任せたぞ
!?
李白様!?
...???!?...??
李白様
あの奏軍は
こちらと同じ
敵軍の足止めを
狙っているん
つまり
今のこの戦況は
王騎にとっても
作戦通りなのだ
趙荘
命令違反なのは
十分承知だが
俺はお前を
援けに行くぞ
お前の軍だけでは
あの王騎を
討つことはできぬ。
李白
ここを
動いては
ならぬ
ム!
公孫龍!
李白
お前が動いては
対峙している素軍まで
趙荘の所へついて行って
しまう
今はそれだけは
させてはならぬ
趙荘軍だけでは
王騎に勝てぬ
先ほど計略で
蒙武軍を
破ったという
知らせがあったが
それは趙荘も
重々承知している
その手の類の
罠は王騎には
通じぬぞ
だから惜しみなく
仕掛けを蒙武に
使ったのだ
......
計略が通じぬのなら
趙荘は
王騎とどう戦う
趙荘は
戦わぬ
!?
いや
戦場をこの山間に
移した時から
趙荘はもう戦っていない
何だ公孫龍
言っている意味が
分からぬぞ
そうだな
もう明かしても
いい刻と思い
ここへ来た
今度の趙軍には
大きな秘密が
あるのだ
李白よ
その頃、王騎軍は趙荘軍を
追っていたが
その進みはやや遅かった
一見、歩兵の足に
合わせたようにも
見えるが
そうではなかった
王騎が再び違和感を
覚えたからだ
それは最初に本陣を
移動する時に感じたのと
同じものであった
......
やはりかすかに
何らかの策の臭いが
しますがー
今の趙軍の打てる手を
網羅して考えても
ここから大技を
くり出すことはできないと
断定できます
...しかし、
仮に私をおびやがす策が
あったとするなら
張り巡らされた
策は恐ろしく深い
殿
斥候隊から
急報のようです
報告
この山道に沿って
進んだ先に
趙本軍を確認
趙軍一万強は
豪武将軍を含めた
およそ千騎を包囲攻撃中
このままでは
家武軍は全滅します
豪武:
騎馬隊
全速全進です
ハ!
歩兵も可能な限り
ついて来させなさい
ハ!
騎馬隊
行くぞォ
オォオォ
_秦国王都咸陽
キングダムの
俺に伝えねば
ならぬ事とは
何だ楊端和
...政
王弟成蟠の反乱を
共に戦い鎮めてから
約一年間
我らは山界に戻り
戦に明け暮れた
結果、我が勢力は
かつてなく強大になり
その版図は
あ北の騎馬民族”とぶつかる
ところまで広がった
......
......
“回奴”か
そうだ
匂奴ら北の騎馬民族は
これまで戦ってきた
山民族とはわけが違う
奴らはその戦闘能力・
戦術理解・軍の規模
どれをとっても桁違いの
戦闘民族だ
承知している
だから奴らに国境を
面する秦・趙・燕は
そこに長城を築いて
防御に徹している
その匈奴を討つべく
我々は総カ八万の軍を
率いて奴らの地へ
攻め入った
そこまでは
私の伝者で
知っているな
ああ
八万...
しかしそれで
今平然とここに
現れたということは
楊端和...
あの匈奴を
討ったのか
いや
討てなかった
討てなかったとは...
では敗れたと...!?
キングダムの
!?
敗れたわけでは
ない
!?
何奴の本軍が
いるというその地へ
向かったが敵が
いなかったのだ
敵が
いなかった!?
政
我らはそこで
恐ろしいものを見た
人を超える
十万人
匈奴軍の屍だ
じっ十万の
屍!?
山の民の軍が着く前に
何者かが何奴を討った
と...
しかし何者が...
......?
...いやそれもまた
他の騎馬民族か...
北の騎馬民族と言っても
その内容は「月氏」「東胡」「何奴」
などと民族は分かれて
その中で争いは起こっている
その戦場跡も
北の台地の覇権争いの
一つか...
私も初めは
そう思った
しかし
違ったんだ
匈奴十万を
殺したのは
趙軍だった
何ィィ!?
その戦場跡は
趙国の北の国境
付近
つまり趙の北部軍が
何奴と大戦を行い
討ちのめしたと
いうことだ
バカな!!
ありえぬ!!
例え北の端でも
趙が十万規模の
大戦を行ったならば
この感陽にも
その知らせは入る
はずだ
雁門
趙
それほど大きな
戦があって
気付かぬはずがない
だろうな
だがお前達は
現に知らなかった
我々は趙王都邯鄲に
多くの諜報員を
送り込んでいる
......?
なぜお前達は
知らぬと思う?
それは恐ろしいこと
だと思わぬか
政
趙が北で
情報封鎖を
しているからだ
何のために?
...
北に匈奴を討つほどの
強力な軍がいることを
隠すため
隠してどうする?
隠して...
...ファン..
隠しておいて
どうする政
隠しておいて
今の秦・趙の戦いに
横から参入させる
なっ...!
もし今
秦・趙両軍の力が
拮抗していると
したら
この見えぬ軍の
出現で戦は一気に
決着となるだろう
そんなバカな
......
北の軍が南下すると
いうのはあくまで
私の推測だが
実際それが本当だとしたら、
これを考え実践している
者は恐ろしい策略家だ
そして何奴十万を葬った
趙の北軍を指揮した男も
あの戦場跡を見て
驚いたのは屍の多さ
てはなく、そのやられ方だ
一方的に殺されたと
いう感じだった
あれは〝武〟の力ではなく
明らかに〝策〟によって
敗れている
同一人物か
十分
考えられる
......
匈奴の生き残りから
聞き出した
その男の名は
李牧だ
あれだけだちくっ
ん?
?
第156話・到着
何じゃ
この音は
何?
...
......
まさかっ
来ましたか
あっ
きっ
騎馬隊だ!!
しっしかも
趙旗っ...
趙軍だ!!
包囲されたっ
ヒィィ
第156話(到着
バカな
なぜこんな所に
趙の騎馬隊が
お迎えに
上がりました
李牧様
ご苦労様です
なっ?
だっだましたのか
カイネ
けっこういい奴だと
思ってたのに
敵だったなんて
...
ガキのケンカ
みたいなこと
言ってんな
これは
戦争だぞ
くっくそォ
.....
殺すのか
お前達は
戦が終わり次第
解放される
儂らを...
安心しろ
李牧様は非戦闘員を
殺めない
じゃーな
河了貂
ここで
お別れだ
もちろん
敵としてな
お前が本当に
軍師になったなら
またどこかの戦場で
出会うかもな
あ
それと
食い物
うまかったぞ
あっ
待てっ
一つだけ教えてくれ
カイネ
李牧とは
何者なんだ
この戦とどう
関わっている
質問が
二つだな
いいだろう
一つ目のだけ
教えてやる
趙の
三大天
というものを
知っているか?
もちろん
知っている
それだよ
キングダムの
なっ...
何だってん
朝三大天学教
趙
山間の趙本陣があった
所より南東の方に
変わった地形があった
大きくひらけた平地を
断崖が広く囲って
いるのである
その形は釣り鐘状に
なっている
その中で壁際に
押し込まれ、包囲を
受けている軍があった
オォ
蒙武軍である
一方、包囲しているのは
趙軍の本軍である
趙荘軍一万二千
ここに至るまでに
分断され続けた彼らは
すでに千騎未満
手にした武器を
落とすほどに、全員
傷つき疲弊していた
無論
その本陣には
趙荘と
龐煖がいた
敵と距離をおくな
矢が来るぞ
豪武将軍の背の
守りを忘れるな
端で行われている戦闘に
魔煖:趙荘は目をやる
ことなくただ耳で
それを聞いていた
くっ
くそっ...
活路が
見出せぬ
背後は断崖で
退路がなく
敵を突破する力も
兵はおろか
あの家武にさえ
残っておらぬ
......!
もはや
これまでか
!?
何だ
!?
!?
将軍
これは...
.....
隆国様
まさか
主騎本軍,到着
軍到着
......!?
......
来ましたぞ
龐煖様
「オオ
秦・趙戦
開戦より
五日―
に両軍の大将同士が
ンフフ
ここに
至るまでに
けっこう
かかりましたねェ
龐煖
あなたも
待ちわびた
でしょォ?
五日
いや
九年
さて
決着をつけると「楽しょうお
趙荘軍1200
騎兵4000歩兵800
王騎軍1000
騎兵400-歩兵800
第157話
$土気高揚
いよいよ
ですね
ああ
お前ら
最終決戦だ!!!
ォオオオッ
......?
見てろよ
王ー
ー!
......
大天旗を
掲げよ!!
ウォォォオォ
!?
イ
何だいきなり
あいつら...
ひっ
大天旗!
!?
趙の
三大天か...
...ハハッ
最後の三大天廉頗が
昨年魏に亡命して
三大天はついえたって
聞いてたがな...
新しく任命されて
たってことか...
あの化物が
...??
?
にわか三大天でも
その名の効果は
あるようですね
ンフフフ
当然でしょう
かつてのあの三人の
華々しい戦歴は
三大天という異名と共に
国内外の人間の頭に
強烈に焼きついています。
あの大天旗一つでも
士気は跳ね上がりますよ
ではこちらも
六将旗を
懐かしいですね
そんなものは
ありませんよォ
膝
コココっ
バカラ
あの軍と
戦うのは
懐かしいついでに
久々にあれを
やっておきま
しょうが...
何かやべェぞ
こっちの方が
圧倒的に
気圧されち
まってる
このままじゃ
向こうの勢いが
ついたまんま...
ビォォ
うわっ
!?
なっ何だ!?
この喚声は
素軍からっ!?
ウォォ
フフココ
......?
こ...
これは
......
士気は五分...
...と言いたい
ところだが
向こうの方が
上回った...
王騎め...
調子つくのは
今のうちだ
シフフフ
さァて
それでは
趙荘さん
さっそく
始めましょうか
え?
え?
騰騎馬隊
出陣
調官に
続けェ!!
オオオォ
あっ
あっ
あっ
始まったァ!!
騎馬隊来ます
弓兵構え
弓兵
構えィ
正面突撃!
後ろに弓兵が
いるぞっ
歩兵前軍
構えィ
弓兵構え
ォォォオオ
射てェ!!
右へかわす
右方
転回!!
オオオ
向きを
変えたっ!?
あっギリギリ
届いてねェ!!
そっちへ
行ったぞ
射てェ
さらに
かわす
......?
行ったぞ
左軍
射てェ
...
ダメだ
懐に入られた
歩兵
来るぞ
構えィ!!
オオオ
ぐあっ
入ったァ!!
...
入った...
けど
とんでもなく
それたところに
入っちまったぞ
あの副官
シフフフ
あれで
いいんですよォ
騰の狙い
通りです
さァ次は
あなた達歩兵の
番ですよ童信ン
!?
あっ
大仕事が
待ってます
?...
第158話真打ち
キングダムの
オオオォオ
オオ
趙荘様!
退がるな
押し戻せェ
ぐわああ
左軍より
援軍の要請です
うぐっ
左軍に突入した
敵騎馬の勢いがっ...
おぐっ
どけェ
歩兵共
止まりません
ドガガッ
はがっ
あっ
うっ
ぎゃっ
ファル
フィル
剣使いなど
騎兵は長ものという
常識を知らぬ
愚か者が!!
趙荘様
このままでは
あの騎馬隊
左軍を突き破り
がねません
慌てるな
横陣は貫かれぬ
ことが鉄則
横の部隊を
後ろに回して
補強せよ
進めっ
副官
奥に厚みを
作られました
そう易々と
許すものか
...ファン...
それで
十分だ
横に
展開する
弓隊を徹底的に
たたくぞ
ハ!!
行くぞォ
頼みましたよ
歩兵の皆さん
全軍っ
突撃ー
ホネネネ・
オ
オ
ーっ!!
ルォオオオ
ウオッ
趙荘様
ウオッ
ウオオ
序盤から動いて
来おったか王騎め
奏右軍歩兵前進/
ほぼ全軍です
オオオ
...ファックス?
こちらの左軍を
叩くつもりが
王騎め
布陣を見て
左軍が
守備偏重で
あることを
見抜いて
攻めて来たか
中央軍
本陣
一手目でこちらの
盾である左手を奪い
本陣を裸にする算段
だが最初の騎馬隊で
くさびを打ったつもり
ならば、考えが甘いぞ
左軍全軍
防御態勢
一歩も退がらず
はね返せ
俺の歩兵は
お前達の如き
烏合の衆では
ないのだからな
来るぞォォ
前隊重歩兵
密集構えィ
あなた
そろそろ
矢が来るぞォ
オオオ
後隊弓兵
構えィ
オオス
射てェ
ルォォォ
左方転回!!
っ.....
ウオオオ
!?
!?
あの歩兵軍
方向を変えたぞ
!?何だ!?
ぐぬぬぬ
うわっ
!?
わあっ
ふっ
ふっ飛んじまうゥ
!?
ふんばれ!!
後ろに踏み
殺されるぞ
ぐおお
足を止めるなっ
走れっ
走れェ
ちょっと待て
......
の木木木
あ奴ら本陣に
向かって来るぞ
オオオォ
王騎の狙いは
最初から
この本陣カ!!
走れェ
何をやってる
左軍弓隊
放てェ
ルオォ
!?
矢が
少ないぞっ
どういうことだ!!
......
王騎...
馬鹿に
県鹿にしているのか?
いきなり本陣を
攻めて成功するなら、
誰でもそうする
!!
それが難しいから
外堀から攻めて
いくのだ
逆に本陣狙いで
虚をついたつもり
かも知れぬが...
歩兵の足で
その奇襲は
通用せぬ
第二第三隊
突撃
敵歩兵縦陣の
横腹をくいやぶれ
オオ・
ビドド
敵が
来るぞォ
!!
!!
よし
分断したぞ
しっ
信殿ォ
渕さん
こ...
これは
バカめ
ああ
全部、王騎将軍の
作戦通りだ!
ビリ
ビ!
ビリ
!!
何だ!?
......
陽動?
この場合
おとりと言った方が
分かりやすい
でしょうか
敵の陣形を崩すのに
最も手っ取り早い方法は
敵自らに動いてもらう
ことです
......
...??
俺達がおとりになって
相手を引き出す?
けっこう血を流す
ことになると
思いますか
今さら
そんなもん
惜しまねェよ
なァお前ら
オオ
オ
しっ...しかし右軍の
歩兵全てがおとりと
なっては一体誰が
実際に攻撃を行うの
てしょうか
そうでなくては
相手も
出て来ません
ンフフ
決まって
いるでしょォ?
私で
シフフフ
随分と陣形が
乱れてますねェ
本陣を戴き
まずよォ
趙荘さん
趙荘様
趙荘様
第159話子想
何っ!?
王騎です
王騎が自ら
突撃して来ます!!
左軍第二隊
突破されました
第二隊交戦に
入ります!!
王騎だァ!
王騎が
来るぞォ!!
密集!!
槍構ェェ!!
殺せエエエ
第159話・予想
......
ギャアアア
第一隊を
引き戻して
迎撃させよ
王騎自ら
先頭をゆく刻
その軍は
全員が鬼神と化す
ファァァ
うぐっ
はっ
ぎあっ
はっ
はっ
おふっ
陣形の乱れた
趙左軍にとっては
なおさらそれを
止める術はなかった
ぐっ
ぐわあっ
すげェ
すげェぞ
王騎将軍の
騎馬隊はっ
ウオオ
王騎将軍
万歳ー
!!
......?
......?
一方王騎将軍の出現で
救われた形となった
豪武達は壁際に留まり
戦を静観していた
......
ん?
どうした
隆国?
......
いつもの
殿ではない
......?
?
この
戦い方は
.....違う
...!違う
どういう
ことだ
何故殿は
こうも強引に
戦を急がれるのだ
いつもの
殿ではない
フォォォ
王騎ィ
イッ
王騎が左軍を突破!!
中央軍に突入します
陣形を変える!
本陣を後ろへ
退けるぞ!
王騎め
ハッ
序盤から自ら
先陣をきるなど
何の真似だ
何をそんなに
急いでいる...
.....
あせらずとも
背後を断崖で
囲われている我々は
逃げはせぬのだ
待退か
将来隊を見るよ!
!?
!?
まさか:・
気付いているのか!?
念のために
本陣を追われ
山間へ後退した場合の
手はずも数えて
おきます
私はすでに一帯の
下見をすませて
あるので間違いは
ないはずです
とにかく山間に入ったら
ここまで玉騎将軍を
呼びこんで下さい
そうすれば
後は伏せておく
私の軍が向かうという
単純な作戦です
......?
李牧
...
大将軍
ハイ
...ハハ
その呼ばれ方は
慣れませんね
将軍のおっしゃることは
全て理解はできます
が...
仮説に仮説を
様み上げすぎていて
正直納得は
しかねます
そもそも
条に侵攻する際
王騎が出てくる
ことすら疑わしい
.....
仮に王騎が来るとして
将軍がおっしゃる必勝の
策が奴に通しるとは
残念ながら思えません
後で参戦しようとしても
たとえ北の地でも万単位の
軍を興し南下させれば
必ず王騎は気付くはず
気付きませんよ
現に
あなた方も
気付いていない
てしょう?
!?
先日北部で十三万の
軍が結集し
匈奴ニ士万を繋破
しました
今は後処理中です
!?
なっ何ですと
バカな
そんな話はっ
情報封鎖して
いるんですよ
情報操作と
言ってもよいですが
そうすれば
因縁のある彼は
必ず出て来る
でしょう
大丈夫ですよ
お二方
ちなみに王騎将軍には
朧媛さんが趣将になる
情報だけを
もらしてあげます
?
この戦は
必ず勝てます
突然現れた
李牧と名乗る
新しい三大天
だが彼の予言した
ことは全て現実の
ものとなった:
李牧の指示通り
北の軍の存在は
俺と公孫龍以外
誰にも知られていない
李白や馮忌...
自軍の将校達ですら
知らなかった
この事実
敵の王騎が
知り得るはずがない!!
左軍全軍
突撃ーー!!
オ
オォォォ
趙荘様
奏左軍が
前進!
全軍です
!
こちらの右軍の
動きを封じる
気か
うおっ左軍が前にゴ...
出たぞっ
?
歩兵共ォ!!!
隊列を整えよ!!
くそォっ
おとりの役目が
終わったオレらは
出番なしかよ
!?
これよりこの軍は
敵本陣を目指して
突撃する!!
くり返す!
これより敵本陣に
突撃する!!
あぁ
そうこなくっちゃよ!!
し信っ
前方、敵歩兵も
前進
奏軍はっ...
全軍総攻撃の
構えです!!
バカな
開戦早々に
こんな大博突に
出るとはっ
王騎は
正気か!?
不自然すぎる...
ギリ
やはり奴は
気付いているのだ
三大天《李牧の・
作戦を
ところが王騎は
気付いては
いなかった
それほど
李牧の施した
情報封鎖は
完璧だったのだ
どこかに
伏した援軍がいることを
予想していた
しかし王騎は
この時点で
察したのは
この決戦の地に
着いたときだ
この釣り鐘状の地
一見、趙軍を追いつめた。
形にとれるが、後ろから
別の趙軍が来れば
今度は素軍が
追いつめられることになる
他軍はそれぞれの
軍長がつがまえて、
いるため
背をとる趙軍が
あるはずはない
しかし
何者かが
現れる
自分の見えていない
敵がこの山中にいる
ことを想定したとき、
趙本陣が山へ入った時以来、
抱えていた疑念の答えが
明確に出た
そこから王騎の
思考は前へ進む
王騎は本陣の旗の
範囲を越えてからは
進みながら素敵を
行っている
伏した趙軍は
その索敵部隊に
ひっかかっていない
当然だろう
ここまで周到に
策をめぐらす敵
ここで逆に
山間というのが
相手に裏目に出る
キングダム
援軍は必ず王騎の
索敵の範囲の外に
分散して伏せてある
王騎には
伏した軍が到着する前に
決着をつける目信が
あったのだ
シフフフ
どこのどなたか
知りませんが
面白いしかけです
しかし少々
つめが甘かった
ようですねェ
私が
その気になれば
趙荘軍など
瞬殺ですよ
何をしている
王騎を止めよォ
趙荘様
来るぞォ
ほ
龐煖様が
龐煖様が
いません!!
何ィ!?
趙荘様
何だ
本陣を退げるぞォ
大天旗を
動かせェ
第16話-総大将見える
後軍を前に出し
防陣を作れ
趙荘様
後ろへっ
介田!
施校様は
どこだ!?
後退だァ
わっ
分かりません
先ほどまで
目の前に...
......
まさか...
話総大将見える
第160話
ごうっ
キングダムの
青羽様
現在本陣付近
隊形を変形中!
何としてもここでっ...
分かっておる!!
分かっておるが...
ウォォォ
どうやったら
あれを止められる
ひぎゃああ
十余年前
父も兄も親戚も
奴の軍と戦い
戦死じた...
オオオ
につくき...
秦六将.王騎ー
噂以上の
青羽様
王騎が
来ます!!
青羽様
命令を!!
化物だ
キングダムの
え!?
何だ!?
!?
膣様
......
!?
何だ!?
前線で
喚声が!!
......?
龐煖様だ
キングダムの
シフフフ
九年ぶり
ですか
ようやく
会えましたねェ
龐煖
お元気でしたから。
しかし
驚きましたよ
てっきり
死んだものとばかり
思っていたあなたが
突然
十万をこえる大軍の
大将となって
現れるんですからねェ
いつから道化に?
“手段”など
小事
在るのは武神の
証明ただ一つ
壬騎
貴様をここで殺して
我が武神たるを
天にさし示す
お変わりなくて
安心しましたよ
それでは
私もここで
私も
ここで
あなたを殺して
過去のしがらみと
訣別することを
宣言しましょうか
行くぞ
第161話個人の武
行くぞ
王騎
お前を
うっ...
........
!!
ぐぅっ...
私のセリフですよ
龐煖
く...
っ
ついに
始まる...
大将同士の一騎打ちがー
朧媛様ァ
殿オ
あっ
ハォ
殿オオ
!?
えっ!?
キングダムの
こ...
........
シフフフ
これは
意外と
軽いんですねェ
龐煖さん
......
......
龐煖か!?
この盛り上がり
は..
王騎将軍と
間違いねェ
くそっ
こうしちゃ
いられねェ
歩兵共
足を止めるな
キングダムの
!?
我々の目的は
あくまで趙本陣!
全軍の指揮者、超荘を
討つことである
全軍前進
ぐっ...
進めェ!!
オオオ
信殿っ
...?
信
羌痺!
王騎将軍と龐煖
どっちが強ェと
思う
龐煖
ふざけんな
てめェ羌辣
何てこと
言うんだよ
それでも
素軍か
じゃあ
聞くなよ
うっ
奴のせいで大勢
仲間を失った
俺らにゃ
魔媛の最期を
見届ける資格は
十分あるせ
たしか俺達は
将軍直下の
特殊部隊だよな
今は
自由かと
っし
飛信隊
集合だ!!
将軍から受けた
命令は
“陽動”だけだぜ
じゃー
王騎将軍
もー
いーよ
キングダムの
ガッ
......
......
何と..
九年前殿が
龐煖を討った時は
すでに龐煖は
六将・膠に深手を
受けていたと聞く
それよりも単身乗り込み
授様を討った魔燭の力は
...どこか殿よりも
上なのではと案じていたが、
ああ
個人の武でも
殿の方が上だ
黄楼殿
これは...
我らの殿に
敵は無い!!
.....うむ
まるで九年前の授様と
龐煖の戦いを
見ているようじゃ...
!?
あの時も
そうじゃった
龐煖は相手の力を
存分に引き出してから
本気を出す
出し惜しみは
無用
王騎
まだまだ
こんなものでは
ないはずだ
第162話【婆v
キングダムの
......
す.....
すごい
戦いだ...
......
二人のあの大矛の
動きが...
見えぬ
ガツ
龐煖の方が
やや優勢か...
殿.....
見ろ
あのにっくき王騎が
血を流している
ああ
龐煖様は
お強い
お強いぞ
龐煖大将軍
万歳
ウオオ
龐煖大将軍
万歳
ウオオ
龐煖大将軍
万歳
「ハッハデハッキッ
ウオオオ
......?
趙軍本陣
このまま
本陣を後ろへ
退ける
隊列を
崩すな
退かれっ
......?
...意外だ
なぜ王騎は
一騎打ちに
応じたのだ
噂に聞く
因縁...
勢いのままに
自慢の王騎兵と
共にからめとれば
よいものを..
九年前の
六将・膠の死が
そうさせるのか
...しかし
王騎をそこまでさせる
おとは何者か
趙荘様ァ!!
今は龐煖様が
王騎と一騎打ちの
最中
二人の勝敗は
そのまま戦の
勝敗
本陣を退けても
宜しいのですか!?
...!!?...!?
本陣を退ける
意味は...
そう単純
ではない
我が軍の指揮系統の
頂点は施媛様でなく
俺を中心としたこの本陣
であることを忘れるな
!
仮に龐煖様が
王騎を討ったとしても
その時この本陣が
討たれていれば奏軍の
動きに対応できぬ
逆もまた然り
龐煖様がもし討たれても
この本陣が活きておれば、
立て直しが計れる
奴らが戦で
我が軍に勝つには
この本陣を討つことが
必須なのだ
そして王騎も
そのことを
知っている
だから
あの騎馬隊は
ファルル
ぐわぁっ
?
王騎の元に
かけつけずに
こちらに向かって
来る
くっ
奴ら横陣の
裏にっ...
気をつけろ
斉明
...!?...!???
あれは
手強いぞ
はっ
はっ
はっ
はっ
!?
あ
スミマセン
!?
...でもちょっと
他の歩兵の奴らに
悪かったスかね
俺らだけ戦わず
観戦なんて
バカ言え
いざとなったらここが
一番の血みどろの
乱戦場となるんだぞ
そ...
そうスよね
だがそんなもんは
どうでもいい
今はとにかく
王騎将軍と
龐煖の一騎打ちだ
王騎将軍が...
押されてんのか!?
っ...
龐煖...
身に受けた傷の
痛みは刻と共に
消え去る
だが魂魄に受けた
傷の痛みは
消え去ることはない
何年経とう
とも
王騎
お前も同じはずだ
だからお前も
ここにいる
怒りは力
お前も
思い出せ
九年前の
奴の死に様を...
!
斬った!
っ...
屈媛様っ!!
シフフフ
安心なさい
龐煖
奴?
あなたと同様
私の心の傷も
癒えては
いませんよォ
秦国王都咸陽
揚について
その素性が
不自然なほど
知られていないのは
理由があります
......
昭王が
禁じたのです
!?
昭王が!?
......?
お許し下さい
王騎と龐煖が
戦う以上
もっと早くに大王様には
明かしておくべきでした
擾とは一体
何者だったのだ
......
あの者が抱えていた
秘密は大変
複雑でした
しかし
しかし今
一番重要なことは
揚が王騎にとって
とても大きな存在だったと
いうことです
六将・膠は
女でした
そして
王騎の妻に
なるはずだったの
です
キングダムの(完)
これは魏戦のあとの
お話である
羌痍は現蚩尤の足どりの
情報を得るため
危険を承知でかつての
ふるさと羌族の山へ入った
羌廆vs.
おまけマンガ
これはこれほ
バカが来よった
命を狙われている
裏切り者が自ら
殺されに戻るとは
識と
待て
お前達と
やりあう
気はない
礼か
問答無用じゃ
シェ
礼その剣は
フン
気付いたか
見ての通り
白風だよ
白脚に
触るな
それは象姉の
剣だ!
...
フッ
怒るなよ
許せぬなら
力ずくで
取ってみなよ
穂姉さん
一族で最も有力な
蚩尤候補が
白鳳を持つのは
当然じゃろうが
ハァ
ギャー
っっく
ぶ斬られたと
思った
羌識
コイ
ワケの分からぬ、おおけマンカリで"ストマせン。
こんにちは、原です。
この度は、木に巻くご購読まとに
ありがとうここさいます!!
7月5日、人生初のサイン会をやらせて頂きました!
何だったのかわからなかったんですから、そんな気持ちがありませんが、気に入ってるんだけど...なんでしょうか。それではないのですが、どういうことですよね。
もちろん、緊張しました。
リリナー使ってみたいですが、お客様のお客さんの作品におかしいと思っていましたが、全く使うのはいいのではないかもしれませんが、これだけですね。これからですからと思います。
信のカオを描いていたのですが、途中の方に
そこからまた気会い入ったりしました。
始まる前は「5、なんか来てなかたらどうしよう」などと
いい面でしてましたが、結果61人ものあなた、足を運んでみます。
家族です!
知ったや関係者以外の読みに直接会える機会が多くあいのことでもうれしかったですが、
悟光平
久
が
変島慎怜原利ザ近康平!!
原泰久鮫島慎椿松原利光田近康平中川英二大杉連関哲朗
大杉運関哲朗金上大佑
上大佑
いつかまたいっこかで
た...までうなかかたいつこまいいとこ
どきたういいなど。
な
カバーデザイン
岩崎修(POOKET
YJC
DIGITAL
5月15日(金)URGJUNHKYOHKS
15巻
キングダム
原泰久
©原泰久2009.201
初版発行
デジタル版発行-2012年
2009年
発行所・集英社
http://www.shueisha.co.jp
この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
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