★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
ナあ――四十二五十九七十七ーん十五
―――百十三―――百三十三＿百五十一
★この作品はフィクションです。また一般サイトで実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
このように大丈夫かもしれませんでしょうか
そのまでこのデータは人。軍師を目指す。
漂信の親友。慶政の影武士しちゃへ。そして
者となり、命を落とす。
素国の若き王。王宮の実権を取り戻し中華の統一を目指す。
昌文君「しょうぶんくん扇政に忠誠を尽くす大臣。かつては武官。
昌平君の弟子の見習い軍師。
昌平君「しょうへいくん呂不草の「四柱」の人の天才軍師。
山の戦友。伝説の．．．当サイの支部
日不登の「四柱」の一人で軍事・チョッセージの
美源と共に．．．の副将を務める。
戦災孤児から武功を重ね百将まで出世。飛信隊、を率いいて、敵将・馮忌の首をとる。「天下の大将軍」を目指す。
王騎と因縁があり、韓国が誇る三大天の一人。趙国軍の総大将を務める武人、
職場と並び、趙国が誇る二大天の一人優れた策で・何奴の兵士万を犠滅した
囲卵岡南岡南南南商南南開南南南開岡南開南南南府南南
趙軍の軍師。戦場全体を指揮している選手の平郎。戦場主体を指揮している。
特攻、の将軍と呼ばれている。
公孫龍とうそんりゃ〝万能〟の将軍と呼ばれていァれている。
信と漂は、武功で名を上げるべく日夜剣術の修業に励んでいた。ある日、国王・嬴政に瓜二つの容姿を見込まれた凛は、影武者として王宮へ召し抱えられる。だが、王の異母弟によるク一デターが勃発し、刺客の手に掛かった凛は仕官からわずか一月で命を落としてしまう。漂を身代わりにした嬴政に憤りを感じる信だ。ったが、漂の遺志に元応えるため嬴政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。その後、隣国魏との戦いに初めて従軍した信は、獅子奮迅の活躍で秦軍の勝利に大しいに貢献。その功を認められ、一気に百将へと大抜擢される。訪れた束の間の平穏・．．．しかしある夜、嬴政を狙う刺客集団が王宮内に侵入する信達は辛くも刺客を退けるが、ことの黒幕が丞相・呂不章だと判明し愕然とする。そして、信は更なる進化を目指し、名将二圧騎将軍の課した特訓に身を投じる。その頃、領土拡大のため隣の小国・韓に進攻していた素国は．隙をつかれ、隣国・趙に
もしかしているというのは、
攻め込まれてしまう。危機に陥りわた秦国は、王騎を総大将とする軍を興し、信も飛信隊を率いて参戦。戦況は秦軍優位で進んだが、超軍総大将願娘の液襲で形勢は一変。信とも
しかし、兵が次々と倒され．飛信隊があわや全
痴は戦いを挑むがそのの凄まじいかの前に退却を余儀無くされる翌日、本軍に合流もできず満身創痍の飛信隊は、超軍・渉孟の罠にかかってふたたび危機に陥る。
商南南南商問開南開南商開岡府南原府府府
王騎の妻になるはずだったのです
私が初めて膠を見たのは、とある戦場へ向かう途中の野堂でした
あの異様な兵達の姿は．．．
ただの目立ちたがり屋のアホ共だ
ご存じありませんか最近噂になっている王騎将軍側近の一人女兵士・繆
何でも男顔負けの武人という
どんなにいかつい女かと思っていたが．．．
ふっ．．．普通ではないか
いやむしろ恐ろしくかわいい
お前ら変な気起こすなよ
前に別の部隊の奴があの授にちょっかい出そうとしてな
穆は王騎の屋敷の召し使いの子だ
幼少のころより王騎を見て育ったため武芸の達人に成長してしまったらしい
．．．しかしあの姿は予想外だ
ぬう．．．何とおぞましい．．．
うむ揚があんな可憐な娘とは
あれで本当に武の遠人なのか？
何が女兵士か下らん！！
戦は遊びではないのだぞあのバカは！！！
つまり敵の大将と副将首ィ！？
ありがとうございます王騎様
それから何度か王騎軍と戦場を共にするうちに
膠という娘が異常なほどに戦が強い事を思い知らされました
武をとっても策をとっても
戦いの天才だったのです
そして翌々年秦に多くの犠牲を出した南安の戦いが勃発した
何じゃこの忙しい時にこんな所に呼び出しおって
お前と儂は負けておらんが
ええ先程紀陸将軍が討たれました
回りに回って私が総大将になるようです
だったらお前はこんな所でっ．．．
あなたの隊は引き続き擾の部隊と行動を共にして頂きます
大将になるからにはそう気軽に動き回るわけにもいきませんので、
ゴコココ分かってますよ
あれは大切な娘ですので
お前があの娘を戦場につれて来た理由がよく分かった
あいつに助けなどいらぬことは知っていようが
膠が奔放に戦えるのはあなたが細かいところを補填してくれるからですよ
揚は戦の神に愛されておる
無常な頑固じィは勝手にきっちり働くので楽チンです
あなたが擾の側にいれば安心できます
無骨な賢人は信頼できるというわけです
今のこの戦況で大将となるからには自由を失う上に
最悪命を落とすことも考えられます
ですから今のうちにあなたにだけ教えておこうと思うのです
ある．．．重要なことを
列国に「戦神」と恐れられる我らが王は前線を訪れるほどの戦好き
王宮を離れて遠征に出るのは昔からです
しかし、男達が外で戦いに明け暮れている裏でも争いが起こっています
場所は後宮大王に仕える千人の宮女達の城です
ここでは常にせ継ぎ問題にからんだ権勢争いが起こっています。
特に我らが王は王宮を離れることが多いため
王以外の男の手の入らぬ後宮は大変な無法地帯と化しています
王の寵愛を受けても力なる官女は容赦なく殺されるのです
ある日一際王の寵愛を受けていた美しい宮女が子を生みました
そして産んだ赤子を抱きしめて女は涙した
それは喜びの涙ではなく悲痛の涙です。
女の出は低い武家で後宮において彼女の協力者は一人もいなかった
とても赤子を守ることなどできぬと悟っていたからです
こっこうするしかないの．．
以前より計画していた通りに行商を通じて
王宮から離れた地しかし事情を理解できる地位の人間の側
疹を産んだ宮女は私の父の戦友の娘だったそうです
それだけで引き受ける理由は十分あったと
しかし突然養女にするのは目立つので召し使いの子ということに
我らが王の御子だというのか
このことを大王は．．．
間違いないのかそれは．．．
：確かにそのことは王騎から聞いた言葉たけで確認はとれていません
なぜなら膠の母はその後すぐに焼死してしまったからです
おそらく自ら屋敷に火を付けたのでしょう
それで赤子も死んだことになっています
しかし程無くして昭王と膠が真の親子であることははっきりと分かりました。
昭王が前線の私共の所までねぎらいに来られたのです
大王様のお越しだぞォ全兵整列だー！！！
さすがは王騎我が宝刀よ
この南安は長年手に入れ損なってきた不落の地であった真によくやったぞ
最初からお前を大将にすべきだったかのォ
ところで王騎あの者はどこじゃ
今回も活躍したそうではないか
最近よくその名を耳にするぞ
初めての対面であったが
二人は一瞬で互いに親子であることに気付いてしまった
もちろんうぬら全員もだ！帰ったら褒美をとらすぞ！！
．．．よく頑張ったの拶．．．
昭王にとってすれば捜を公式に認めることはできない
後宮より無断で赤子が外に出たことを許せば悪しき前例を作るからだ
むしろ関係者全員を処断せねばならなくなる
故に昭王は沈黙し撼もそのことを理解した
そしてそれから揚は仮面をつけるようになった
表向きの理由は列国に名の通る前に女であることを隠すためだったがー掃についてその素性すら語ることを禁じられた
気持ちの整理がついてきた
だって本当はすぐに殺されてた命だもんね
こうして生きてるだけで感謝だよ
道を変えるのには何かきっかけが必要だ
私が剣を置いて何が残るの
公女になれるわけでもない
身分はただの召し使いだ
軍としては大損害だがはここでお剣を置くのも
．．．だが戦い続けてどうするのだ
王騎様は天下の大将軍になってお城をたくさんとるのですか
ンフフフそーですよォー
そしてお城を百個とったら揚を王騎様の妻にして下さい
シフフフいーですよォー
それでは拶も大将軍になります
あー下らんとか言わないの
でも子供の頃の私は大真面目だったんだ
私の居場所は戦場だよじィ
それにこれからは父も見てくれる
それから膠は戦果を挙げ続け早々と将軍になった
そして大軍を率いることで穆の才能はさらに開花した
一度、火蓋をきると敵を滅するまで攻撃を緩めない苛烈な戦いで膠は勝ち続けた
将軍となってわずか数年穆の力は五人の大将軍に匹敵するとまで言われるほどになっていた
．．．また揚が城をとるぞ
．．．本当に強いぞ翔は．．．
我らが王に子は多いですが．．．
膠拶最も〝戦神〟の血を色濃く継いでいるようです
今や擾の名を聞くだけで列国中が震え上がるそうだ
だがあいつはこれで幸せなのか？
揚を連れて来たのはお前であろうが．．．
そして穆はついに六人目の大将軍となった
二人は大粒の涙を落とした
縁は六大将軍の一人としてさらなる猛威を振るった
そんなことは自分でやりますから
昔は毎日手当てしてあげたものです
．．．本当に久しぶりですね！！
誰がと違って大きく出世するとなかなか自由がありませんからね
とところで何用でここに
久しぶりにあなたに会いたくなって遠路はるばる．．．
シフフフっーーというのは冗談でもちろん次の戦のためです
次の戦はあなたと私の連合軍で戦うことになりました
いよいよ最後の一つですね
憶えていて下さったんだ
．．．しかも数まで．．
次の馬陽で百個目なんだ
こ．．．これはまるでっ．．．
これと戦うために俺は来た
天の畏るる者は地上に唯一人
我が式が及ばなかったのだっ
今の貴様を砕くために我は来た
そういえば、王騎将軍が
傷を癒し元の身体に戻るのに三年
そこから再び深山で修練を六年積んだ
そして李枚という男の使者が現れた
話に乗ったのはこの男など足元にも友はぬ極みに達した自負があったからだ
およそ人の到達できぬ武の極みに
この男の刃ははじき返すことがかなわぬ程に
この男のどこにこんな力が
武将とはやっかいなものなのですよ
腑に落ちないようですねェ龐煖
十三の頃より数えきれぬほどの戦場を駆け回り
数万の戦友を失い数十万の敵を葬ってきました
命の火と共に消えた彼らの思いが
全て、この双肩に重く宿っているのですよ
もちろん膠の思いもです
山で一人こもっているあなたには理解できないことでしょうねェ
死んだ奴らの思いが．．．
だから俺らは強くなるし
そこを通ってきた将軍ってのは強ェんだ
お前達は同じ思い違いをしている
死人の思いを継ぐなど残されたお前達の勝手な夢想
人は死ねば土くれと化す
敗者は地に落ち勝者は天に近づく
在る理はただそれだけだ
やはりあなたとは最後まで相容れないようですねェ
石尚隊突破されました！！
これほどの化け物だったとは．．．
王騎めあえて隠しておったな！！
王騎軍にあって数ある部隊の中でも最強をうたうのがっ
あそこで台に乗って顔の見えている小男がっ
全指揮をとっている軍師趙荘です
お退がり下さい趙荘様ァ！！！
ふぁっはァ周囲は断旗退路はないわァ
技においては比べるまでもない
なのになぜ斬り伏せられぬ．．．
魔煖の言ったことは理解できる
それは蚩尤の教えにも通する
武神は武の求道というバカげたことをやってるが決して本当にバカではない
強さを追求する道に情は不要
数百年連中は真剣にそのことを探求してきた
他にも奴らは強さを求めるためにあらゆる欲求を切り捨てている
だから“祭”は同族から二人選出される
そんな人間に勝てる者などいないと思っていたが．．．
なぜ王騎将軍はあれほどに強いのだ．．．
あの世で疹に教えてもらいなさい
なぜ王騎の予測は外れたのか？
王騎の予測では幸牧軍が到着するまでにあと半日はかかるはずであった
実際、李牧軍は王騎の予測した通りの場所に伏してあった
ではなぜ、李牧軍は王騎の予測よりはるかに早く到着したのか？
理由は北の騎馬の素質にある
李牧軍は山々を、迂回することなく真っすぐに決戦の地に馳せた
李牧軍の足は通常の騎馬軍の常識を大きく上回っていたのである
ちなみに李牧は自軍の行軍の速さを王騎が読み違えることまで察していた
王騎がこれまで一度も趙の北部軍と戦った経歴が無いことを調べていたからだ
主に中央を戦場にしていた王騎は無論、匈奴とも戦っていない北の騎馬の足を目の当たりにしていない王騎には、その力を推し測ることはできなかった
そのことに気付いた王騎は、
初めて小さく汗をかいた
事態の呑み込めぬ王騎軍は
いつでも好きだけですから、
ただただ愕然とするしかなかったことは言うまでもない
あそこにも三大天が．．．！？
竜川敵の数はどのくらいだ！？
どのくらいって言われても．．
見渡す限り全部趙軍だから分からないよ
ど．．．どこの軍だ！？
あんな軍は見たことがないぞ．．．しかも．．．
．．．しかしあれは．．．
李牧軍の数はおよそ四万
対して王騎軍はせいぜい六千ほど．．．
よくぞ間に合ってくれた
しかも戦いの終盤でのこの新手の大軍の出現は疲弊した奴らにとっては数学以上の衝撃だと
王騎軍の士気は完全に砕かれた
極めつけは李牧将軍が選定していたこの地
断崖に囲まれ入口にふたをされた状態の奴らにはもはや逃げ道はない！
今重要なことはただ一つ
この戦が終わったということだ
ここまで大掛かりな手間をかけた甲斐がありましたなァ
さすがの王騎もまさか鴈門一帯から情報封鎖されていたとは思いますまい
討ちとる相手はあの王騎ですからね
匈奴相手にもここまで手の込んだことはされなかったのに
ハッハたかが一将か若いカイネは王騎を知らぬな
奴の首は五十の城をとるより価値があるぞ
国を代表する大将軍の首というのは
その国の軍事の象徴ですからね
それを失わば秦の武威は失落し逆に趙の武威は列国の脅威となります
この乱世－弱き所に人は集まらぬ
武威の失落は才人を遠ざけひいては国の弱体化にまでつながる
だがが一将といえどあの首のもたらす影響ははかり知れぬぞ
そういう私も三大天を受けたことで趙軍の象徴として敵国と渡り合う立場になりました
ですからまず最初に王騎に狙いをつけた
厄介な敵にはさっさと死んでもらうと
李牧軍第一陣突撃ィィ！！
敵の策略にはまり敗北が目の前にあることは．．．
歩兵の信達でさえ感じていた
先の読める王騎ならば、なおさらである
誰か知りませんが完全にしてやられましたよォシㇷフフフ
ンフッこれほどの死地に落とし込まれたのは
二十年ぶりくらいですか
フフココ久しぶりですよォこの感じィ
退がりながら敵のほころびを探りますよ
胡丸兄弟は趙荘軍左翼の裏に拠点を作りなさい
将軍はまだ諦めてねェぞ
決着はまだついておらぬぞ
王騎兵が二人の間に割って入ったことで、
一騎討ちの体はそこで終わった
オオオ施校様をお守りしろォ
舞台を形作っていた二、三千からなる大輪は一気に崩れ
そこは騎馬と歩兵の入り乱れる大乱戦の場と化した
まずはそいつからっ．．．
ちょ調子に乗るなよ秦の．．．いっ犬共が
も．．．もうお前達の負けは決まったんだよ
こ．．．ここでお前達は死ぬんだひ．．．一人残らずな
今こそ長平の呪いをお前達に
一人残らず皆殺しに皆殺しに
．．．フフくやしいがこうなっちゃ．．．
へへっいよいよ覚悟の刻ってことだ
将軍があの状態じゃ仕方ねェ
後退せねばこのままではっ．．．
ぐ．．．何ということだな
この状況で殿が龐煖に足止めされてじまうとは．．．
これほど重たい障壁はありませんねェ
しかし避けて退かっても背を追われて立て直しの邪魔に．．．
やはり、あなたはここで
フフこの魏加喜びのあまり鳥肌が立っておりまする．．．
その割にはうれしそうに見えませんが
あそこまでの大人物の死となると単純な感情だけではないのだカイネ
今この中華に存在する武将の中で王騎ほど多くの人間に憎悪される武将はいない
王騎ほどその死を望まれている武将はいない
かつてあの男はありとあらゆる戦場に顔を出し敵を撃破し続けた
飛来するが如くどこにでも現れその猛威をふるう王騎はいつしか＂奏の怪鳥＂と呼ばれた
六国で奴に痛い思いをしていない国はない
奴の死は秦と敵対する列国全ての人間の願望であり
六国で奴に恨みを持たぬ者はない
王騎が史に名を刻む英雄であることを皆が認めている証でもある
だがその王騎が今日倒れる
六将中最強とも噂されたあの王騎が
なぜか分かるか？カイネ
それはここにいる李牧様があの王騎を超える化け物だからだ
周王朝が衰退して五百年
古くは斉の管仲から近い所で四君
燕の楽毅が地を揺るがし
この戦乱の世には常に傑物が現れ彼らがその時代を回してゆく
無名の者たちから作り上げられるー
新たな時代が幕を開けようとしているのだ
この場にいられることに心震えずにはいられぬわ
全土が注目する大舞台に
わずかでもこの魏加の爪跡を残したく
たとえ汚れ役としてても
龐煖様は曲がりなりにも三大天
新時代に向けてここで命を落として頂くわけにもいきません
最後まで諦めんじゃねェぞてめェら
王騎将軍の方へ向かってく．．．
あいつら将軍を狙ってやがんのか！！
ついにとうこの刻が来たか王騎
あの生きる伝説の六将・王騎が地に沈む
全土を震え上がらせ続けたあの王騎が！！
フフこの私が大将代理をつとめた戦いで王騎が死ぬ
クク笑わずにはおられぬわ
この日で奴の最期を見届けられぬことが
先に逝って待っているぞ王騎．．．
もちませんでしたか越荘．．．
後ろに拠点を作られたか
王騎はそこに逃げ込むぞ
趙荘大将代理戦死の模様
拠点は遊軍がすぐに潰します
王騎に立て直しの時も場所も与えはしません
我欲を捨てし求道者の魔煖が九年前の復讐の塊となってしまっている
求道者が道を外れては意味がない
無我の戦いこそ龐煖の本来の姿
そこに立ち帰れば龐煖は無敵のはずです
こと策士に対しては色々と考えを巡らせていましたが
手強い策士と武人を同時に相手にするのは骨が折れますねェ
ここから打てる策はもはや一つも無さそうです
あの王騎が諦めよったぞ
ワハハならば我らがその首もらいうける
シフフフ誰も諦めたとは言ってませんよォ
この声を聞く王騎軍の兵士に言い渡します
皆ただの獣と化して戦いなさい
ならば一人十殺を義務づけます
いいですかここからが王騎軍の真骨頂です
敵十人を討つまで倒れることを許しません
力ずくで活路をこじあけます
皆の背には常にこの王騎がついてますよ
何だこいつら急にィ．．．
ぜっ前線で異変がっ．．．
今さら士気でどうこうできるものか
わずかな風向きの変化から王騎は打開してくる
反撃の糸口は作らせません
李牧軍第二陣突撃イ！！
敵の異変に一早く手を打たれましたか、学校が
魏加の目はすでに王騎の背を捉えていますぞ
そやつは中華十弓の一人魏加だ
殿に近付けてはならん．．．
その消耗した体では私は倒せませんよ
命を奪いしは龐煖様の一刀なれど
それをさせたのは、紛れもなくこの魏加の一矢
全中華の人間が非難しても
よもや貴様は卑怯とは言うまいな王騎
だから戦などはつまらぬと言うのだ
だがこれがお前の土俵だ
クハハハ武器を捨ておったそ
さァ終わりだ豪兵を皆殺しにっ．．．
勝手に負けを押しつけられるのは心外ですねェ
我が配下達にも怒りを覚えます
武器を落とすとは何事ですか
死んでも諦めぬことが王騎軍の誇りだったはずですよ
もはや貴様ら全員の死は明白だろうがこの死に損ないが！！
シフフフ長く戦場に身を置き、苛烈な命のやりとりを重ねてきました
そのせいか不思議と分かるんですよ
ここはまだ死地ではありません
では証明してあげましょう
百将や千人将らと同じく役職・階級の名称にすぎません
そこにたどりつける人間はほんの一握り
数多の功を挙げた者だけが達せる場所です
将軍が手にするのは千万の人間の命を束ね戦う責任と
馬鹿な．．．もはや死人のこの男になぜこんな力が．．．
馬鹿な何なのだ！何なのだこの男は？
俺が一番軽い俺に任せろ
騰隊は攪乱のためこれより敵本陣に突撃する
飛信隊は殿と共に全速で左の端を目指して走れ
左の端．．．そこに行きゃ逃げれんのか！？
活路となるか分からぬがそのきっかけは生まれるはずだ
魏加様討ち死にです！！！
見事工輪を討ち取られましたァァ！！
王騎は死んだのですね？
い．．．いえ私が見たときはまだ息はありましたが
龐媛様の矛は王騎の胸を貫き．．．もはや時間の問題です
一部の奏兵が暴れ回り右軍に被害が出ています
この本陣めがけて突進して来ます
恐らくあれは趙荘様を討った部隊です
ほ．．．龐煖様は．．．
龐煖様追われぬのですか
追撃するぞ隊列を組めェ
たとえどんなお姿になろうと殿を城へお帰しするのだ
何としても城へお帰しするのだァァ
王騎が死ぬと分かっていても
それを脱出させるために全員必死ですね
亡骸を趙が手にすれば辱めの限りを尽くすことは分かりきっていますからね
今の案軍が一番怖いかも知れませんね
逆の立場なら私達も死など惜します鬼となって戦います
感傷的になって道を開けてやるわけにはいきません
童信の分際でやるじゃありませんか
私以外で鳳を御ず者を初めて見ましたよ
馬が勝手に走ってんだよ俺は何もしてない
背筋を伸ばし目を閉じて深呼吸なさい
私と共に馬に乗る機会など滅多にありません
これは貴重な体験ですよォ
だっだけど今はそんなこと
シフフフ目を閉じて深呼吸です
あまり時間がないのでしっかり聞きなさい
あなたは今この戦場の中で、将軍の馬に乗って走っているのです
理解したらゆっくり目を開き
目にするものをよォく見てみなさい
．．．どうって言われても
少しは何か分かった気がする
今の一瞬でなぜか、全身に力がみなぎった．．．
将軍の目には様々なものが見えます
無かったはずの活路がすぐそこに
．．．お迎えに上がりました
蒙武とその兵達が死力を尽して道を作りつつあります
か細い道ですが何とかそこを．．．
皆でこの死地を脱しましょう
我らの命運はお前の脚にかかっている
それはこんにちゃうわかった
いやできればかりそうですから今回はそれだけではないのでしょうか。それでもお客様があるかもしれないと思います。そういえばそうかわからなかったのですが、それもそうですね。
．．．それは、それでも
なぜ王騎を追われぬのですか
全軍で追うべきと言っているのです！！
ここで王騎を取り逃がしては何のために趙荘様達が死んだのか分かりません
王騎の命はじき尽きます
首を持ち帰らねば意味はない
亡骸を辱めるよりこれ以上、味方に犠牲を出させぬことの方が大事ではないのか！
趙荘の死は決して無駄ではありません
討ち取られると全軍の士気が無くなりそこで戦が終わる将と
逆に全軍に殉死の精神が宿り死ぬまで徹底抗戦させる将です
王騎は明らかに後者です
王騎軍を構成する軍長達の実力は五日間戦ってきたあなたがよく分かっているでしょう
それが怒りに震え玉砕覚悟で向かって来たらどうなると思います
たとえこちらが全軍で打ち合ってもただではすみませんよ
この戦の目的は茶の侵攻でもなく王騎軍の壊滅でもありません
これが達せられた今これ以上血を流すことに全く意味はない
無意味な死だけは絶対に許しません
誰一人として私の後を追うことを禁じます
本来あなたの実力は私に見劣りしません
この軍の先のこと一切をあなたに委ねます
最後に何か俺に言うことはあるか
命を賭して活路を開いてくれたあなたの愛馬に感謝を
．．．蒙武あなたの課題は明白です
それはイチイチ私が言う必要もないでしょう
そのことをしっかり自覚してさらなる成長を期待します
あなたは間違いなくこれから素国軍の顔になるべき一人です
今回現れた趙将はいまだかつてない強敵です
シフフフ全く困ったものですねェ
しばらくその男を中心に中華の戦は回るでしょう．．．
いつの時代も最強と称された武将達はさらなる強者の出現で敗れます
それもまた次に台頭してくる武将に討ち取られて時代の舵を渡すのでしょう
果てなき漢共の命がけの戦い
これだから乱世は面白い
修業をつけてやる約束でしたね
見ての通りもはや無理になってしまいました
そもそも大将軍の私に直に教わろうなんて虫が良すぎまずよ
そういうことは自分で戦場をかけ回って学びなさいバカ者
皆と共に修羅場をくぐりなさい
表に生き、一時代を築きさらに武に死ねることは本望．．．
頼もしき次の時代の芽にも出会い思い残すことはなく．．．
ようやく．．先に逝った戦友達の．．もとへ．．．
王騎死亡の一報は散って戦う両軍全てに一斉に伝わった
凶報に同金と鱗坊の両軍長は涙した
ありえぬ．．．何かの間違いだ
一方万極軍と合戦中だった録画未は激昂と共に異走した
り．．．鱗坊軍長．．．
録嗚末軍は命を投げ出し戦ったため多くの犠牲を出したが
万極軍はその倍以上の被害を受けた
奏への侵攻が目的ではないと明言した季牧はすみやかに全軍に撤退命令を下した
事情を知る公孫龍と李日は素直に従ったが、
万極は釈然としなかった
ババカな勝った我々がななぜ退がる
録嗚未軍が迫って来ます
しっしかし我が軍だけでは．．．
．．．宿敵を討って満足ー
．．．死んだのは王騎だが
勝ったという手応えはない
という顔ではありませんね
内容的にはむしろ負けていた
．．．我々は趙国に戻りますが
あなたはこれからどうするのですか龐煖？
また山にこもって修業ですか？
王騎の強さの秘密は深山ではなく戦場にあると思いますけどね
お前に利用されてやったのはあくまで王騎がいたからだ
こんな戦場に興味はない
時々使いを送りますので無下にされぬよう
気が変わったらいつでも歓迎しますよ
これから再び乱世の全盛期が到来しそうですからね
侵攻して来た趙軍が撤退したため一見、素軍の勝利にも見えた
素軍からすれば侵攻を防ぐという目的を達したからだ
しかし、趙軍の背を見送る素軍の兵でそれを喜ぶ者は一人もいなかった
特に王騎の死を目の当たりにした一団は
悲しみと悔しさのあまり嗚咽した
かつて中華を震え上がらせた六大将軍王騎の死はまたたく間に中華全土に広まった
王騎が！？間違いではなかろうな
二人のことはこれから調べるとして
しかし．．．そうですか
馬陽も陥落し続々と趙軍が侵攻して来てるらしいぞ
いやそれは違う趙軍は撤退したと聞いた
王騎将軍が本当に死んだのなら．．．これからきっと他の国も案を狙うんじゃ．．．
それぞれ様々な噂と憶測が飛びかい民は恐怖におののいた
勝手にどこへ行く昌文君
出陣する前に俺に昭王の遺言を伝えた
全中華の王たる姿を教授するものだった
届けることなく自国の民として同様に愛を注ぐこと
――以上が昭王より承っていた現案王への遺言です
奪い取った地にある民は奴隷に非ず
今の話は父王より教わってはいなかった
教わってないのは当然です
私はこの遺言を先王に伝えておりませんので
遺言は昭王の意志を継ぐ資質のある秦王にのみ残されたものです
昭王はその判断を私に一任されました
私が仕えるに値すると思う玉にのみ伝えよと
共に中華を目指しましょう
そのまま前線警備に滞まっていた王騎軍がようやく帰還した
今度の趙戦が終結したということを意味した
信は帰路王騎の死についてあまり口を開かなかった
動揺しているわけではなく
気持ちの整理がつかないといったところであった
王騎から渡された矛が重い
そしてようやく自分の家を目にするとほっとし．．．
また生還を出迎える者がいないことを少しだけさびしく思った
っしゃあああ食うぞォォォ
この度はオル巻ご購読まとに、ありがとうございますが、
うーん、玉時から死んでいました。この「は巻までのギングのの物語に、骨かな事を見せ続けてこくれた大将軍でした。ヤクダムは安定しやら「戦国体」わかりままとかつには、休物語なのでここでは日時の夜は、確定にしていた。したがって、私の中でも物語の途中で、離脱力人物という仕置つけだったのですが、いざ王駒が登場すると、異常ならないのですが、実体を見つかめ、そうか確かに動くのはよく言えるので、・この本強制に入ってからは、どうやれば、この工場を例えるかと、私が工島とやっているかわらんまいみました。工場は、本当に大好きな登場人物でした。あと、今回のため「夢との時代も明かったうえが、それは解かせたが、「ドラマか。本がでいるのでしょう。そしていつか、勝手があれがその辺りも．．．
といっても、しかし今回のイベントも長かったーまさか次は以上、お料金を描くここになるとは．．．（金田までおねえ）私の中のキング以外長では、またまた「前半なので、マアルを」このは異れて何者だ．．．と高校に、自由にありがりたという
二見の父とは、その後で〈鍵裏にも少しは為を使いかから〉
祭で敗れたくせにのうのうと外界で生活しおって
男とはもうやったのか？
あっ赤くなりおったぞこやつやっぱり男共とものすごいことを．．．
すーけべすーけべドすけべ女～
そうか．．．やはり一人で国を越えて人を追うのは厳しいか
一族を裏切ったお前の力にはなれぬ．．他をあたるがいい
先日この里に仕官の誘いが来た
その者なら現蚩尤の追跡の助力を頼めるやもしれぬ
そいつに会わせてくれ婆
教えてやってもよいが現実尤を討つのはあと三年待たぬか？
現蚩尤を討てば再び“祭”が行われる
その時、発族の代表になるのは礼と識のあの二人だ
あ奴らはたしかに才能はあるがまだ子供だ
出れば必ず二人とも死ぬじゃろう
こんなバカげたことっ．．．
余計なことを言うな一要
私達が負けるわけがなかろうが
止めればいいじゃないか
それに私らだって象姉の仇は許せぬと思ってる
痍姉は一日も早く幽族のクソ女を殺せばいい
私も誰もいつでも覚悟はできている
外の世界ってどんなだ？
．．．？？？～～～．．．
いろいろ思うところはあるんだけど
原泰久．．．金上大佑］編集
．．．やっぱり疲姉男ができたな．．．
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