★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ー百十九_百五十五「百七十三 ★この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。 私は生まれていないというのは前巻までのあらすじ の活躍で秦軍の勝利に大いに貢献。その内容認められ、気に百秒・と大根される。 ああ、あっ、あぁぁぁあっ、あああ... いっそうの領土拡大を目指す秦国:だが、大軍勢が遠征中の隙を衝かれ、超車の侵攻をゆるすことに。王宮は国内に残る兵を集め、大将軍王騎を総大将とする軍を興して対抗。信たち飛信隊も参戦しかつてない激戦の末、趙軍を退けることに成功するんかし、趙軍総大将との一騎打ちで致命傷を負った王騎は、命を落としてしまう...。 飛信隊信が狙うのは敏総人村廉顔の首だ!! 一方、元・趙国三大天の名将・廉頗の部下で四天王の一人・輪虎により、秦軍主攻を担う手人将たちが次々と暗殺されてしまうう。そのため、急遽、増員されて人隊へと昇格する事となった 特殊三百人隊の三隊。しかし、玉鳳隊・楽華隊より武功の劣る 趙軍討伐から一年後・.丞相・呂不韋の策略により、秦と趙の間で同盟を結ぶ事になった。それにより、趙への警戒が無用となった秦は、豪驚を総大将とする軍を興して、魏の攻略へと向かった。その初戦で、飛信隊・玉鳳隊・楽華隊は特殊三三百人隊の利点を活かし武功をあげていく。 本軍の主力版である乳備隊と合併し千人将となった信は、飛信隊の存続をかけ、輪虎が率いる先鋒隊とついに激突するーー!! 南南肉肉肉問簡肉肉商問商商南開南南南雨南南商南南 それはいらっしゃいましたが、ということは、もしかしていましたが、 戦災孤児から武功お父さんを重ねて出世中。天下の大将軍を目に指す少年。ブロッシー。どの軍にも直属しこの手にし直感しない、素軍特殊部陛丞信陛の陛官ない、条事村公郎隊・飛信隊の隊長さんは子供たちにを務める。現在は臨時の千人将に昇格。 完原さようが信の戦友。伝説の暗殺者ロームページだったら、超戦で命を落とし集団・蚩尤の未商。飛車団・蛍尤の末裔。飛ぶことはないでせい、恥ずかした王騎将軍から、東山車の人間の小さに工場内準ですが、国際の周期を務める。愛用の予定まされ、変た。 山の民で信の元同居軍師を目指し、呂氏陣営の軍学校に入る。 信の親友。扇政の影武者となり、命を落とす。 扇政に忠誠を尽くす大臣かつては試合 千人将。昌文君の副官も務める。 素国の若き王。異母弟との争いで政権を得るが、実権を丞相・呂不韋に握られている。それを取り戻し中華の統一を目指す 「家族の副収」。元は大の盗団の首領で..首草り桓騎"という異名を持つ。 蒙驚の副将。王一族の現頭首で、王真の父。昭王の代から危険人物とされている。 豪驚の副将。王一族の現頭首で、王賀の父。昭王の代から危険人物とされている。 爾南南岡南開岡南南南開南商南商南南南岡南南商商南岡 素国を代表する老将軍。大軍を率いい、魏へ侵攻中。豪武の父で家恬の祖父 怪鳥!の異名を持つ六大将軍の一人。趙匣討伐戦の総大将を務め、命を落とす。 ご注文いただけましたということはいえ、もしもしかしていましたが、 家恬ーって臨時の千人将として、楽華隊を幸いる。豪驚将軍の身内。 素軍、しんぐんそういうことですが、 権力をほしいままにする素国の丞相。藤政の>政敵。かつては韓・趙で商人をしていた 豪殺ともうき昌平君の弟子の見習呂不章の『四柱"の一人呂不章の『四柱』の一人い軍師。蒙武の息子。で軍事を司る猛将、趙で天才軍師。 国討伐戦で副将を務めた。 属政の母。かつて、瀛政と共に趙で人質となっていた 呂不章の四姓の一人、呂不韋の>四柱の一人で、文官を務める...外交を受け持つ 一人。廉頗の廉頗四天王の 命令により、戦の前にめぼい 元趙国・三大天の一人。理不尽な更迭で大将を剥奪され、魏に亡命した。 しい将校を暗殺している。 っしゃあガンガン行けェェ こんなにあっさり裁軍がひっくり返されるなんて よっぽど第二陣に活きのいいのがいたのかな なっ何じゃこのバカでかい音は この廉頗が送る第二陣が単なる増援と思ったら大間違いだ 結戦は..あ奴が持っていくぞ 来るならとっとと来やがれ 戦場が煙に包まれたそっ いいや火はないとにかく煙が戦場全体を... しかもこれ程大規模な... やられました視界を失い皆足が止まった くそっせっかくこっちが勢いに乗った時に... こんなもので水をさしおって 一時の休止で戦況が変わると思うなよ でも本当に怖いのはここからだよ 自分らの味方ごと... くっくそとにかく下がれ 魏軍はこの中で戦う気か 敵は我々の場所を記憶してそこに射ち込んでいる 場所さえ変えりゃ奴らも見失うってか 敵に遭遇するやもしれぬ 飛信隊だけでなく玉鳳を含め他の隊も位置を変えるべく隊を動かした 魏弓隊からその姿は見えておらず、足音だけで、その行方を探るのは不可能である 視界ゼロの煙の中魏の弓隊は正確に秦の部隊を追ってきたのである くそっ!!どうなってんだこりゃ 緒戦の僕の出番はもうないかな? あの人の術にはまったらもう逃げられないからね 魏軍第二陣指揮官謙頗四天壬将軍玄峰げん 今のところ変わった報告はありません ...そうそうなのですからねえよね どこの国もバカばっかじゃ イチイチ聞き返すな早う出せ 特に楽天ーーこの程度の計略で何をあわをくっておるか 少しは脳みそのある奴はおらんのかィ くっそがどこへ行きゃいいんだ 音で位置を送られている この隊の周囲に音の合図を送る兵が潜んでいる そいつらがここと一緒に動いて弓隊に位置を教えているんだ そっそう言えば時々騒音に紛れて鐘の音が じゃあそいつらぶっ殺せば矢は追って来れねぇんだな しかしそれは向こうも考えているはず 音を送る兵を斬ってもその予備が無数にいるとしたらキリがありません それよりもまずいのはこの煙の中我々はすでに大半の味方の行方を見失ったのに対し 魏兵は敵味方の位置を把握しているということ バラバラになった小隊は個別に抹殺されてゆきます ここは一度煙の外まで出て... こっこの音ってまさかあのっ... そこの歩兵達逃げろォォ よりによって戦車がっ... 軍略家にとってのそれは己の脳一つで万人の戦いを操作し一方的に敵を殺戮することじゃ 他に代え難い〝快感〟が戦にはある 正に言葉通り玄峰の戦術は盤上の遊びの如く戦場を操るものであり、効率的に秦兵を葬るものであった 乱戦を行っていた魏兵は煙幕の中、戦場全体を区画に分けるように配置についた 戦車隊はその素兵で埋めつくされた道を爆走した 次の弓隊は打撃を与えながらも実は素兵が通りに 当然煙の中にいる秦兵達にこの状況は全く分かっておらず、 次々現れる戦車の攻撃をただただ受けるだけであった 内外から窺い知れぬこの大煙幕の中秦軍は恐ろしい程の死傷者の山を築いていたのである 時折聞こえる甲高い鈿の音が弓や戦車に我々の位置を教えている合図だ これに似た音をこちらから発してそのやりとりを妨害する さらに合図の律を解読できれば逆にこっちが魏の弓や戦車を操れるかもしれない よし!!まずはみんなに あれに近い音を出すものを探させてガンガンうたせろ!! ところで最初から聞こえてるこの低く響く音は一体... きっともっと大きな指示を送っている お前今...本陣からの合図っつったか!? この音を発してる場所に敵の本陣があるってことじゃねェのか!? この煙と騒音の中あの銅鑼音の元を特定することはできない ...完病忘れてねェか? 石!山で猟生活のお前らは絶対俺達より耳がいい あの鍋鑼を鳴らしている場所が分かる奴がいるか仲間に聞いてくれ 聞くまでもないそんなことは誰もが分かる 我が名は"羽音をつかむ耳!! そこへ行きたいのなら、族内一の耳を持つ私が案内してやろう この第三陣は動かぬのでしょうか 戦況は分かりませんが... 苦戦しているのは必至かと... 中の様子が見えない以上どこにどう援軍を送ればいいのか判断がつかない しかしあの煙幕...ただの煙じゃないな あんなものを持ち込む敵は相当のクセ者だ 多分じィ様は授軍ではなく一・二陣を退却させるかどうかを考えてるよ あの中で魏兵も戦っているということは窒息がないように作られたものだ 魏の名隊には玄峰の音術を熟知する手下が組み込まれていた 秦兵が鳴らしている音が混ざっている... 音部隊へ鐘を変えるよう合図を送れっ 渕さん悪いがここで歩兵達の指揮を頼む 承知しました大丈夫です 市浪達が率先して死体の防御壁を作っていますし 敵本陣まで上手く行けたとしても 光城殿の挑乱戦法を実践してみます 我々の騎馬隊は集まって百五十 それに対し本陣にはどれだけの敵がいるか予想がつきません いざ本陣まで行って突入が不可能となった場合、この煙の中、騎馬隊はもう花の場所に戻って来れません 飛信隊は完全にバラバラになり危機に陥ります 今から将軍なんて探してたら それこそその間に奏軍は全滅すっかも知れねェんだぞ そんなのん気なことやってられっか 千人隊は...千人将は戦局を覆すことができる存在だって 俺達の手でこの結戦を勝利に導くんだ!! 止めてもムダのようですね ああお前らが行かなくても俺一人ででも行く 隊長の行く所ならば、どんな死地でもお供いたします ぐはっこの辺煙が濃くなってきてんぞ 煙幕の元が近いということです へへっしかし奴らこの目くらましが完全に裏目に出やがったな 煙の中からいきなり俺らが出てきたらどんな顔すっか見物だぜ あとはやはり本陣の兵数です 本陣の戦力が分からぬ上で本気で狙って来る阿呆がおったか せめてこの煙を逆手に虚を衝けると思うたのだろうが 儂の音部隊網は当然守りの働きも兼ねておる 勢いだけでは戦はままならぬことを 矢だっ気をつけっ... 一度立て直した方が... いや!このまま突っ込む 見ろ敵本陣の数はそんなに多くねェ! では信殿は二三列下がって 皆が走れるんだろうが!! 余計なことすんなてめぇら ハハッ立場をわきまえぬか大将 この場であんたを失えば我らの全滅は必至! 分かったら大人しく俺達を盾に使え ハハッ大金をはたいて重装備にした甲斐があったな弟よ さァ射って来い魏のへボ弓兵共よ 先頭の騎馬に矢を集中しろォ いっ...行けィ千人将... かまうか誠散らせェ!! 何が起こった...!? あんなものがご隠してあったのが... 本陣の前面は騎兵を仕留める杭の罠が伏せられていた この仕掛けの出現で飛信隊の前方はわずかな兵を残しほぼ壊滅 玄峰本陣の兵が多くなかったのはそれに見合う以上の仕掛けが用意されていたからである 後方の仲間達とも大きく分断された 結果、先頭だった信達は本陣の兵八百の前に放り出される形となったのである 敵将の姿は見えてるぞっ お主らのような激情型は容易く士気が頂点に達するか 反面それを砕かれた時失意の底に落ちてすぐには立ち直れぬ 勢い頼みの兵のさらけ出す その時ちょっとした偶然が起こった ほんの一時風向きが変わり煙幕が信達のすぐ後ろまで流れたのだ その煙の中から玉鳳隊が現れたのである お前ら如きに遅れをこっていたとは 余計な敵には目をくれるな 奴らの出現を知らせる合図が無かったぞ! ほう生まじめに周囲の音隊を始末してから来たか しかしよくこの短時間で... 少しは優秀そうなのが出て来たか 玉鳳のように屍を足場にして越えてきました 玉鳳を追うぞ敵将の首を取るのは俺達だ!! くっそが好き放題やりやがって 音の撹乱は成功してんのか!? くっ奴らコロコロ音と律を変えやがるっ...これじゃ... 渕副長第三隊が全滅らしい 士気を強く保て!もうしばらくの辛抱だ!! 他にも行方の分からぬ小隊多数!くそっ 必ず隊長が敵将を討って帰還される!! いつもの勢いが無い...恐らくは... 隊長・王賁の負傷カ景器しているのでしょう ケッカスリ傷一つで青くなってんじゃねぇぞお坊ちゃんが!! 何だあいつケガしてやがったのか てめぇらは俺らの後方支援でもやってろ!! 真様の傷の深さも知らずに.. 戦が勢いだけで上手くいくと思ったら、大間違いじゃと 第七隊第八隊は展開せよ!! かまわん大した数ではない 本陣に砂煙が上がっている!? 何か陣形を変えているのか...!? 玄峰様準備整いました! ど...どういうことだまだあんなに守りの兵がいるのに 全軍退却の銅鑼を鳴らせ 魏軍の第一・二陣全ての兵が退き始めた みっ見ろ魏軍全軍が退いて行くぞっ ...???そうですか? 軍略家の玄峰は武将特有の意地のようなものは持ち合わせておらぬ まァよかろう八割方は全うした 無論あらかた仕事が済んだという判断があってのことだがのォ 何をしているそのガキを殺せェェ!! あの将の所までもう刃は届かない!! それより敵を退かせただけで十分だ 一つも十分じゃねェ!! 何が退かせただっ... 俺達はまんまとあいつにしてやられたんだ 戦場を覆っていた煙幕が消えた時、素軍はそのすさまじい死傷者の数に気付き憎然とした知らぬ間に大敗していたのである 秦軍は完全に出端を挫かれる形となった 緒戦を惨敗した豪驚軍は ...!???!?...?? 自軍の士気低下を防ぐため信と王賁二人をまつりあげた 二人の隊が敵本陣を退かせたことを強調吹聴したのである 大敗を知る兵達も自らを奮い立たせるべくあえてそれに乗って歓声をあげた くそ!これじゃ逆にさらしもんだ 敵将逃がしたバカ二人ってな お前なんかさらに深手負わされてっから二重に恥ずかしいぜ 恥ずかしいのはお前の格好だ 貧乏臭すぎて皆の士気が下がる 近づくな今の俺は加減できぬ いーんじゃないかなわざとらしくてもどうにか士気は保たれたみたいだし それにあの二人に功があったのは事実だ 二人の本陣攻撃がなかったら結戦の被害はもっと大きかったはずだし ま二人にはちょっと差をつけられたかな まこっちは出番なかったんだけど 蒙驚軍より左に山を二つ越えた所で 戦いはもう始まっていた 攻め込んだのは廉頗四天王_姜燕 魏軍右軍将軍妻燕浜四刀 そしてそれを迎え撃つたのは この両軍の力は拮抗し正に一進一退の攻防を繰り広げていた 敵の右翼に下から回り込む! 姜燕は矢で部隊を動かす そして〝中華十弓〟の一人姜燕の矢は 常人の矢の倍の飛距離を出す 山々をはさんで走る各隊を 同時に自在に操るのである 王翦軍が押され出しました 敵の攻勢に前線が崩れつつあります どの武将もまずは姜燕の攻めの強さに面喰らう 急報姜燕将軍が攻勢中! この位でさえ"昔"幾度となくあ奴の軍には手を焼かされた 普通ならば、このまま押し込まれて姜燕の餌食となるが よもや今回はそうはなるまい... あの王騎が間違いなく六将級の武将と評したその実力存分に見せてもらおうか 左の前線でも動きがありました フンそっちも動き出したか 将軍第一隊が討たれました 魏軍左王将軍「介子坊にの 右の山の向こうでも始まってるぞ にわかに全体が動き出しましたな こっちもそろそろ始まりそうだぜ 魏軍中央軍将軍輪虎(兵四 副将達から五千ずつ回してもらったらしい 飛信隊走れお前らは向こうだ 分かってる今行ってるだろ 急くな急くな転んでケガするぞ ウオオオ蒙駕将軍だァ!! 白老様本人が我らに檄を飛ばしに来られたぞォ 皆に戦術を一つ伝えに来た 今左右で副将達の軍が戦っておる 両軍は必ず相対する敵を討ち破り敵本陣まで攻め上がるであろう 故にその機が来るまで中央の我々はただひたすら守りに徹する 儂を守り抜けばおのずと勝つ! そのためには隊が崩れぬよう必死で戦え ひいては自分達の命こそ絶対に守りぬけ よォし配置につくぞ!! 豪驚流の檄であった大将軍らしからぬこの語りかけは未端の歩兵の心まで熱く震わせたのである。 さすが白老大将軍だ燃えてきたァ よォし俺ら若手で敵をぶっ倒すぞ だから今回は守備だって 輪虎様奴ら盛り上がっておりますな よォレニ回戦初めよォか だねここまで熱が伝わってくる.. まァどんな相手でも風穴あけて敵将の首を狩るのが僕の役目だけどね 魏兵はとりあえず殺しとけっ 魏左軍の将介子坊は奏右軍・桓騎の戦い方に頭を悩まされていた 報告!補給部隊がまた急襲されました 桓騎は正面から戦うことをせず、山々に軍を分散潜伏させゲリラ戦を展開した 虚をついて急襲してはすぐに退くーーこれを昼夜を問わず、くり返すのである 時折深追いする魏軍があれば待っていたとばかりに集団でこれを殲滅した しかし介子坊軍を悩ませているのはそれだけではなかった 二日前に行方が分からなくなった第八部隊の千人将です は...これはその... いやここではやめた方が さっさとそれを処分しろ 再び“荷”が!大量の耳が送られてきたそうです 通常死体の弄びは逆に敵の士気を上げてしまうが これをやってのける桓騎兵もまともではない 正直ここまでやられると 兵達の中に桓騎に対して恐怖心が生まれる やりにくい相手だ... 廉頗の右腕といわれた男が何を手こずっておるか 四天王筆頭の名が泣くぞ ――とは言え正攻法を得意とするお主とクセのある桓騎は相性が悪そうじゃがの この左軍の実権しばし僕が預かるぞ お主の力を疑ってのことではない ただ左軍がもたつけば全体の戦いにひびく さっさと終わらせて次に進めとのことじゃ さっきも言ったがお主と桓騎は相性が悪い 策士には策士というわけですね 精神攻撃など薄っぺらいわ 儂が本物の軍略の重さというものを教えてやろう! この人林の場所を奴らに教えてやれ 敵の本軍が動いたらしい 向かっている先はどうやらっ... 本陣はあいつら如きには見つからぬ場所に隠したはずだが それが間者からも報告があってどうやら敵左軍の将が玄峰に代わったらしい 初日に中央軍を殺った奴か 玄峰は廉頗配下随一の軍略家だ 奴の作戦には致命的な穴がある 桓騎軍は軍力を小さく分散しハエの如く魏軍の周りを飛び回っておる 死体の弄びも含めこれはこちらの士気を下げる狙いだ 下げきったところでハエは合体し大軍で襲ってくる 軍が散っておるならこちらは遠慮なく奴の本陣を急襲壊滅させる その一手でここの戦は終わりじゃ ...ししかし開戦と同時に根騎の本陣は山に入りそれ以来所在が分かっていません 我々もずっと探しているのですが... じゃろうな奴は本陣が見つからぬと想定して今の作戦を展開している こういうのは探しても見つからめ 奴らの攻撃してる位置から ここに桓騎の本陣はある 本軍を率いて奴の首を狩って参れ 我らが追っているのを察していながら逃げながった度胸は認めてやろう 旗による情報が伝わって来ました 介子坊様本軍が敵本陣に襲いかかった模様です さすが玄峰様の読み通りに... 刃が交わればここから桓騎が小賢しい策をろうしても無駄じゃ たとえ奴らに多少の武勇があったとしても !???...!!!? 何しろ、あの男の敵を破壊する力は廉頗に匹敵... なぜ伝令係のお前達の甲冑に血がついておる!? じじィのくせに目がいいな 言い残すことはあるかじィさん 敵兵に扮して潜入するなど 軍略と呼べる代物ではないぞ愚か者が まして将自らやって来るなど 俺はただ相手が嫌がることをやるだけだ 得意なんだよ留守中にしのび込むのがな 確かに筋は悪くない...か 弟子にしてやってもよいぞ 戦場は広域に広がっている 魏軍は本陣からの連絡を各所に瞬時に伝えられるよう間隔を空けて鐘を設置していた それをリレー形式に鳴らして行く この仕組みによって、それぞれ離れて戦っている三人の将軍は、ほぼ同時に知らされたのである 四天王の一人“玄峰”が討ち取られたことを ...!!?...??? 玄峰様は本陣にいたはずでは ...???~~~!!? 玄峰様を討った桓騎はそのまま姿をくらました枚様です この本陣を狙っていることも考えられるぞ 各将一度退かせて立て直しをはかりましょう... じきに日が暮れる各軍そのまま夜営させよ 玄峰の損失で少々戦い方を考えねばならん 何かあったら知らせに来い つまらぬ死に方をさせた 戦場で生ぬるいことは言えぬが、 あれだけ共に死線を越えてきた汝を失うとは、 だが寂しがることはないぞ玄峰 すぐに素兵の骸でそっちを溢れかえしてやるからな ウオオオやっやったぞあのじじィが討ちとられたぞ 俺達中央軍の仇をとってくれたんだ っしゃああサマァ見ろだ 本当によかったてっきりまた妙な 術を仕掛けてくんじゃねェかってびくついてたんだ あのじじィがやられた...!? 蒙恬もっと詳しく教えろ ...???...?? お気持ちは分かりますか 左軍の失態で我ら中央軍の作戦はどうなるのかと各将達が騒いでおります 僕は戦災孤児で焼け跡となった集落で餓死するところを殿に拾われた... それから僕は殿の剣となるべく全てを捧げたわけだけどー 実際に戦術なんかを教えてくれたのは玄峰様だった たしかに討たれたからにはヘマをした玄峰様が悪いんだけど 二番目に恩を返さなくちゃいけない人だった 気持ちは分かるなんて軽々しく横から言われると正直イラッとくるなァ い...いえそれは... この夜で殿は新しい戦略を固められる 僕らはそれに従うだけだ つかオレが来たくてなんぬんだよ そう言うなよ玉鳳隊の調子が悪いから相当ケガが重いのかと思って来たんだ ナハハお前達二人が手も足も出なかった玄峰を瞬殺だからな バカ俺の槍はもうちょっとのとこだったんだ 桓騎将軍の才は知っていたが、正直ここまで大仕事をやってのけるとは思ってなかった ...上を目指す俺達のすぐ上にはでっかい壁がいるって話さ ...この際それはどうでもいいだろ 戦が強ェってのが重要なんだ 桓騎の本陣は介子坊軍にあっという間に半壊されたらしい あ介子坊は魏左軍の将ね 桓騎は玄峰を討った後、姿を消したー が実は後方に退がって軍の復旧に務めている 女峰は桓騎を侮ったが桓騎も介子坊を侮った ーとは言っても桓畸を見失った魏左軍はうかつに動けまい 右の戦場はしばらく膠着しそうだな みっ...右の話はそんなもんでいいだろ 俺らの問題は正面の敵輪虎だ 信の言葉は半分合ってて半分間違っている この三日間正面の輪虎軍は左か右の軍が先に押し込むのを待ち本気を出していない 実は左右の話が重要なんだ 二日目以降こちらに大した被害は出ていない 守備に徹しているせいもあるが ひょっとして輪虎について調べた? 廉頗四天王・輪虎が本気を出していないと考える方が妥当だ 多少部下に敵捕虜を当たらせた ちょっちょっと待てスルイぞお前ら俺にも教えろっ! 廉頗の下には四天王と呼ばれる四人の将軍がいる いずれも廉頗と共に戦歴を重ねてきた猛者中の猛者だ 今回もその四人の側近が各軍を統括指揮している 王騎将軍の下にいた軍長みてェなもんか ...立ち位置的には似てるが 武将としての実力は四天王の方がはるかに上だ 四天王筆頭の介子坊はこれまで単独でも百勝はあげてる豪傑 十弓にも数えられる姿燕はかつて廉頗と五分に渡り合った小国の勇 国の滅亡と共に廉頗に忠を誓った 長年、脈頗の参謀を務めた玄峰は趙軍全体の総司令を頼まれる程の軍才だったらしい ちなみに玄峰は若き日の廉頗の師でもあった 明日は怒りにまかせて動いてくるかも知れんな その玄峰が今日討たれてしまった ...そして最後の一人 輪虎今俺達と相対している敵将だが 廉頗の戦歴を詳しく知ったら分かった やはり四天王の中で最も危険なのはこの輪虎だ 廉頗の大戦では必ずこの男が決定的な仕事をしている とにかく恐ろしい突破力を持ち、輪虎に本陣を突かれた軍は数知れぬとのことだ 何しろ過去に一度あの王騎将軍も本陣に突入され輪虎に一太刀を浴びせられている あの王騎将軍に「太刀...!? 知将馬忌は王騎将軍に手玉にとられた 渉孟とか言う武闘派系の将軍も ...あん時確かにただ者じゃねエとは感じたが... あいつは本物の化物だったんだ なるほどまだ本気出してねェな輪虎は 左軍か右軍が蒙繁将軍の後ろに回り退路を断てば輪虎は一気に突っ込んで来るだろう はっきり言って無理だな 本気の輪虎を俺達中央軍に止められると思うかい? ちょっと待てそうだよねって何だ 戦る前からぴびってんじゃねェ! 王騎将軍に一太刀浴びせた輪虎!上等じゃねェか 桓騎が玄峰討ったんならその上目指す俺らが輪虎討たなくてどうするってんだ 相手にとって不足はねェぜ あいつと最初に因縁ができたのは俺だし... 目的の〝将軍の首一つ〟だ! 四天王輪虎の首は必ず俺がこの手で取ってやる この一戦で一気にお前らの上に行ってやっからな 吠えるだけなら誰でもできる身の程知らずが ハハ信今度も半分合ってて半分間違い じィ様の本陣を狙ってる輪虎は確かに討ち取らなくちゃならない 来るのを返り討ちにするんじゃない 明日楽華・玉鳳・飛信隊の三隊で打って出て輸虎を討ち取ろう ハハこの三隊で当たれば何とかなるでしょ.. 輪虎を止めるには先に仕掛けて殺すしかない ...???~~...?? この二円で給虎を討つ!? 勝手に玉腺隊を組み込むな よほどのことがない限り玉凪は他と手を組む気はないぞ 血みどろの泥臭い戦い方両方ができることだ 知っての通りこういう乗りは好きじゃないが やっぱり俺達にしかできないことが今目の前にある 今日はひどい〝死闘〟になるぞ 豪恬が多くを語らずとも隊員達は士気を上げた 普段、部下頼みをしない豪恬が無理を強いてくる時は、重大な貴務があることを知っているからである 百将以上の隊長は集まれ作戦を伝える 玄峰様の弔い合戦は明日以降か... 各将に伝達今日まで流す 守備に徹すれば問題はない 守備に徹すれば問題はない 一軍前へ突撃して行きます!! 将軍!楽華隊蒙恬より伝達です 〝楽華隊はこれより独立遊軍と化し兵二百を残し持ち場を離れる”とのことです 将軍敵軍で前へ出た隊があります どうやら本陣に向かって来るようです たかが千に満たぬ単独部隊だ 蒙恬様敵がこちらの包囲を始めました 敵部隊構わず突っ込んで来ます 本当に単独だとしたらいくら何でも自殺行為だよ ...分かってるよ王女 これまで何かと張り合ってきた玉鳳と楽華が手を組むのが難しいことくらい でもこのままじゃ共倒れた 自分がよく分かってるだろ今の玉鳳単体じゃ輪虎は討てないって それは染率も同じだし飛信隊も同じだ 廉頗が出てきてこの魏攻略の最終戦は大きく意味が変わってきた かっ勝手に決めんなコラ! ここに剣るまで三つの城を落とし玉島・架華・飛信隊とそれぞれ武功をあげてきたが はっきり言ってそんな武功など他国はおろか自国内にすら鳴り響いてはいない。 だが俺達は今あの藤原と戦っている 廉顔が出てきたことでこの一戦は中華全土が岡唾を呑んで注目するものになったんだ 将軍の首一つをとっても城壁の守備長と服顔四天王・輪虎の首とじゃ全く重さが違う だが今のままでは輪虎は討てない 輪虎が討てなければ大将・蒙鷲の首が危ない もし家族が討たれるようなことがあれば 超軍ではなく魏軍を率いた藤原に俺達は完敗したことになる "天下の大将軍"などとどの口がたたく! お前の日から“天下の大将軍”という言葉が出るとはな変恬 そうだな...その辺に関しては俺は二人程熱いものは抱えちゃいない だが今回ばかりはいつもの俺とは違うんだよ王女 さっきも言ったが祖父である家警察の音をとられるわけにはいかない こんな放蕩孫をいつも見守ってくれている俺の大切なじィ様だからな ...あ..いや俺にはじィさんとか親はいねェけど 唯一の身内みてェな奴が殺された...そういう辛さは分かる 飛信隊はお前に乗っかってやる いつまでも老兵達の時代じゃねェって、天下に教えてやらねェといけねェしな お前はどうする王箕!? その数で僕の首を狙うなら一点突破しかないからね でも僕の兵はそんなに簡単には抜けないよ まずは楽華隊が単独で前に出て一気に輪虎本陣を目指す ちょちょっと待て単独って何だよ それじゃ結局お前らだけで輪虎を殺りに行くんじゃねェか ハハそれが出来ないから策を講してるんだろ まず楽華は輪虎を狙わない 一点突破来るぞォ構えェい わずか八百をさらに五つに割った... 五千からなるこの本陣に対しそれに何の意味がある わずかだが、【山】点突破だけが僕まで届く見込みのある("唯)の戦法だったのに そして普通に入って来るのか れじゃ、奇策じゃなく奇行でしょ、ただ無駄に死ぬだけだよ 若君がっ...楽華隊が単独で敵本陣に... 過保護は成長を妨げるぞ お前は手放しすぎなのじゃ 話をまだ三百将に留めているのか もう少し恬を信用してやれ 死んたら死んだてそれまでの淡だったということだ ナヨついたガキだがあいつはそこらの千人将なんかよりはるかにものが見えている それは親父殿が一番分かっているはずだ 楽華隊の独立遊軍の権は活きたままじゃ このまま自由にやらせるようにと 分かっておるよ。悟お前が豪家三代で最も才能があることは... 無駄死にだけはするでないぞ 敵は思いの外侵入して来ています 守備軍の継ぎ目を狙って来てるからでしょ それが策だって言うんならやっぱり浅はかたなァ そういう所にはちゃんと 有戦練磨の僕の夫が配置してあるから ここの敵は歩兵に任せて問題なさそうです 騎馬隊はいつでも出れます 明日から染華隊が狙うのはー 兵隊を狙うって言ってんのか!? だがもちろん奴一人で数百数千の敵を突破できるわけではない そうだってお前っ... 輪虎の後ろにはいつも必ず共に修羅場をくぐり抜けてきた輪虎兵の存在がある その兵庫を蒸してこその輪虎の突破力た 捕えた敵捕虜に吐かせた情報では輪虎は亡命時に選りすぐった七百人の兵を魏に連れてきた それがこの戦で輪虎の周りに控え突撃の刻を待っている 楽華隊はその七百の兵達を狙い撃ちし葬る そうすれば現実的に輪虎が蒙慈本陣を討つことは不可能になるからな ーーまでもこれは布石の意味の方が大きいんだけどね ―...そう簡単な話ではない 初日に玉風は奴らと戦ったが 個の力・集のカどちらも奴らの方が上だった 走り出したら止められぬ輪虎とその兵を先に出向いて討つのが狙いだろうが それを差し引いても奴らに挑んで被害を被るのは紫華の方だぞ 輪虎兵の配置はほぼ蒙恬様の読み通りの上に 奴らは白ずくめ故他の隊もしっかりつかまえて戦っています クハハ苦戦するってのも読み通りでしたな なぜ出撃しないのですか信殿 楽華隊と共に戦うという話ではなかったのですか このままでは染華隊は... 合図があるまで動かなくていい! やはり楽華隊は苦戦しております この作戦は間違いだったのでは 輪虎のような大物を討つには攻めの組み立てが必要になる 輪虎を襲う時必ず屈強な輪虎兵が大きな障壁となって立ち塞がる それを蒙恬は先に取り除こうとしているのだ 無論、容易なことではない 奴は自ら一番血を流すこのつぶれ役を買って出たんだ 本当に今回は腹を据えているようだな豪恬 気分屋色の強い楽華隊だ お前が前面でやる気を見せれば 楽華隊は大いに盛り上がり普段以上の力を発揮する どうしたみんなもうへばったか!? バカ自己犠牲の聖者のつもりはないぞ ...ちょっと待て!!何てだ蒙恬...何で自分が踏み台に...犠牲になるような真似するんだ!? ただこの飛要な役回りを今の玉駅も飛信隊もこなせっこない 合図!合図だ信殿っ!! 来いっ来いっ...!! 残していく歩兵は大丈夫なのか 主旨は什長達にまで伝達してある 楽華隊が倒れる前に我々が輪虎の元へたどり着けるかどうかだ それよりも問題はっ... がなりやられたっ!!これ以上兵力を失うと一気に総崩れになるぞっ でもその分輪虎兵もかなり減ったよ... 各所の僕の兵を一度退けて集結させて まいったな最初から僕の兵を狙ってくるとは、 退げた穴には魏兵の新手を投入 周りの包囲も固めて一人も逃がさぬように 数に限りのある僕の貴重な手足だというのに サコにかまうな適当にあしらってすっ飛ばせ!! 我々に対して敵の対応が目に見えて遅れてい すき間だすき間をかけ抜けるぞっ 行ける行けるかもしれない信殿 この調子なら出遅れた分を取り戻せるっ 全部あいつの作戦通りだって 〝遅れて出たから間に合う!! 今回楽華隊が突然前に出たとき敵は他の部隊の連動を警戒したはず だが動いたのは楽華のみ 楽華は単独で躊躇なく敵本陣に突入し 敵の注意は楽華に向いた 俺達が出るのが遅ければ遅いほど敵の注意は中で暴れる楽華に集中するというわけだ 騎馬隊に敵の障害さえ無ければ 前方に出てきてる輪虎本陣まで駆けるのはあっという間だ よォしここからは力で突破していくぞ 蒙恬様二隊が近づきつつあります それじゃ最後に一つささやかな贈りものをしとくか 左右の隊一気に後退しろ ここもゆっくり退がるぞ退がるぞ これも豪恬の仕業なのか... イチ早く千人将になった才はダテではない いや...豪恬の力はもはや千人将の枠ずら超えているかも知れぬ 信じられぬ廉頗の側近相手にこれほどの戦いをやってのけるとは しかも反目しあっていたこの三隊のにわか連合事を一つにまとめて... !?左より別の隊が迫ってきます みっ右からも来ますこちらはおよそ二百 ここまで来ればあとは勢いた すでにそこまで入って来てます、将軍 輪虎はもう目の前だぞっ くっここで輪虎兵が出てくるとは こ奴らは蒙恬が叩いたのではなかったのか 輪虎の周りを固めていた最後の兵たろう 出し惜しみなく繰り出してくるとは大胆な... つくづく攻め主体の姿勢のようだ だが、ここさえ抜ければ 輪虎を守る猛者達はもういない っっ...ジャマだっつってんだろがクソがァ!!! 全くついて来ていないっ!! これは輪虎の最後のあがきだ 信殿ならそのまま突破できる 我らにかまわず輪虎の首をとって下され!! あの男は飛信隊に必要だ これは本番に向けて何か考えないといけなくなった 僕の私兵の大半を失ってしまったことだ 別に大したことではない 僕が討たれることはないからね 少し退かりながら戦うぞ いやここの輪虎兵を信の所に引き連れて行くのは得策じゃない しっ...信殿の元へ向かうのでは!? 今度は逃げてあげないよ そっちの槍使い君も含めて君達は!相手の力量をきちんと推し量れていない 二人がかりでならこの僕をどうこうできるとでも思ったのかい? いいんだけど...なんか効率よ うるさそうないこっちの槍使いの 与し易そうな君は後回し やはり先に叩いておべきは 気迫は乗ってるがケガのせいでキレはイマイチかな そこまで来たなら仕方ない 力量読めてねェのはお前の方だ一輪虎 誰が一番強ェのかきっちり教えてやるぜ ええィ韓虎の本陣はどうなってる ダメだ。乱戦の砂煙で見えぬ 楽華隊は退がったように見えたが 米事隊との連携だろうが... しかし三隊も身勝手に動くとは.. 代わりに入って行ったのは玉鳳隊と飛信隊か フォッフォそれは当然のことじゃ いかに独立遊軍とは言え成果なくばこの責任は重大だぞ しかしそれは本人達が一番分かっていることじゃろうてのォ... 相手の強さによって、より力を発揮しだす人間か まァ誰でも多かれ少なかれそういうものではあるけれど この子の落差はすさまじく激しい てめェ王賁ジャマすんじゃねェ! あの王騎将軍に一大刀浴びせたってのは嘘じゃなさそうだ まァ王騎将軍を相手にすることがどんなことか分かるはずもないか 言っとくが、そいつはその王騎将軍の一族だぜ んなことは俺達だって分かってら そしてその将軍らをも超える歴代最強の大将軍になる男だ!! その遺志を受け継いだ男 ハハしかし歴代最強の大将軍とは大きく出たね それじゃ我が主・廉顔も超えるってことだ てめェを討った後ついでに廉願もぶっ殺してやらァ あんまり調子に乗らないでほしいな 君達の人生は今日ここで終わるんだから この度は売却券ご購読本当にありがとうございます!! それじゃあああのは日目全て彼女とのいいじゃなくて...こんなとかですごく楽しみたー。 今までは今、それもありがとう。夏には初の総集編も出たし、この中で色々盛りだけでは、以前もよォォ〰し...かくはもうんかつて言っているのかわかったんですが、ここで手袋からお願い頂きました。 ・介責原利光近康平哲朗井謙介藤大貴松田関井藤太 この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載無用で複数、以上、公衆送信を含む)することは、法律で禁じない日々はします。フターネット上への掲載られています。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除して行うこととはできません。