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YJC
DIGITAL
YOUNGJUMPCOMCS
ニエ
将器
>
原泰
21
SHUEISHA
●将器
原豪
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
え
...
...
...
KINGRODA
于
!!
キングダ
目次
ニキー
第218話壁隊
第219話越える
第20話、壁、惑う
第221話「妻の裏」
第222話将器
第23話欠落
第24話最後の朝
第25話「輪動」
...
ニ十五
第25話おちょくり
ハナ
ヤンン
第27話長年の考え
★
九十九
第23話、練る時間、
百三十五
百十七
百五十三
百七十
「百八十九
★この作品はフィクションです。なんでしょう。
実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
引数は早いというのは、前巻までのあらすじ
時は紀元前。500年の大戦争時代にある中華西方の国秦。奴隷同然の生活を送る
少年・信と漂は、武功で名を上げるべく日夜剣術の修業に励んでいた。
ある日、凛は、国王・扇政の影。武者として王宮へ召し抱えられる。だが、王の異母弟に
よるクーデターが勃発、凛は刺客の手に掛かり殺されてしまう。
漂を身代わりにした嬴政に「憤りを感じる信だったが、漂の遺志に応えるため腐敗と
行動を共にし、反乱を鎮圧する。その後、隣国・魏との戦いいに初めて従軍した信は、獅子奮迅
...
20活躍で奏軍の勝利に大いに貢献。そのこの内容認められ、気に高評へと大抜擢される。
いっそうの領土拡大を目指す秦国:だが、大軍勢が遠征中の隙を衝かれ、超軍の侵攻を
ゆるすことに。王宮は国内に残る兵を集め、大将軍王騎を総大将とする軍を興して対
抗。信たち飛信隊も参戦しかつてない激戦の末、趙軍を退けることに成功する。しかし、
超軍総大将との一騎打ちで致命傷を負った王騎は、命を落としてしまう...。
いるかよ
そういうことですかあっ、あ、あぁぁぁっ、あっ、ああ、あぁぁぁっ、
趙軍討伐から一年後・・丞相・呂不韋の策略により、
秦と趙の間で同盟が結ばれた。趙への警戒が無用と
なった素は、蒙鷺を総大将とする軍を興し、魏の攻略
へと向かった。戦いが激化する中、元・趙軍三大天の廉
頗の部下で四天王の一人・輪虎に秦軍千人将が次々
と暗殺されてしまう。急遽臨時の千人隊となった特殊
三百人隊だが、玉鳳隊・楽華隊に劣る飛信隊は、千人将
首3つ又は将軍首を取るという条件を蒙驚より突き
付けられる。新たに千人将となった信は、飛信隊の存続をかけて輪虎率いる先鋒隊と
激突。しかし、初戦は廉線四天王の軍略家・玄崎の策にはまり惨敗してしまう。出端を
挫かれる形となった素軍だが、副将・桓騎が玄峰を討ち取り
り、魏軍に深手を負わせることに成功する。
明日だね
来年...玉郎・飛田隊の
二瞬で討って出て
槍虎を討ち取ろう
一方、飛信隊・玉鳳隊楽華隊は輪虎討伐を目的とし、
蒙恬の計画に協力することとに。単独で輪虎本陣に突入す
る楽華隊の狙いは、精鋭部隊輸虎兵の力を削ぐ事。楽華
隊の働きにより、輸虎本陣へこの突破口が開き、信と王賁
は輪虎と対峙するがーー!?
莉開爾剛爾爾爾開癩爾爾商南南南雨岡南開南南
完原さようかい
戦災孤児から武功
を重ねて出世中。
天下の大将軍を目
指す少年
どの軍にも直属
ない、素軍特殊部
隊・飛信隊の隊長
を務める。現在は臨
時の千人将に昇格
た主騎将車から、愛用の矛を託された。
信の戦友。伝説の暗殺趙戦で命を落とし
集団・蚩尤の末裔。飛た王騎将軍から、
はいはい。はいはい。いいじゃはじめじゃないでしょ!!
信じる
飛信隊
秦軍特殊三百人隊
素軍、しんぐん
信隊の副将を務める。
河野沼「かりようてん
昌文君「しょうぶくん
嬴政陣営
山の民で信の元同居人
軍師を目指し、昌氏陣営の
軍学校に入る。
漂ひよう
信の親友。扇政の影武者と
なり、命を落とす。
病政に忠誠を尽くす大臣
かつては武官
千人将.昌文君の副官も務
める
扇政「えいせい
素国の若き王。異母弟との争いで
政権を得るが、実権を永相・呂不登
に握られている。それを取り戻し
中華の統一を目指す
ああ、ああ...
相談から
豪驚の副将。元は大野次郎
資源の2018年の盆団の首領で"首斬...ここで
血虫の自然、自物リ桓騎"という異名士は二
を持つ
田覇かも
おうせん
豪驚の副将。王一族の
現頭首で、王責の父。
昭王の代から危険人
物とされている。
表紙でもうこう
隙間廟臍廟間閘甯閘屑臍摘商南南南開南開開商商南府東
素国を代表する老将
軍。大軍を率い、魏
へ侵攻中。豪武の父
で蒙恬の祖父。
王騎士から
素軍の将軍
「怪鳥」の異名を持つ
六大将軍の一一人。趙国
討伐戦の総大将を移
め、命を落とす
王賁は秘
臨時の千人将と、一瞬呼び
臨時の1人材として、玉鳳隊を率いろ
しい、玉鳳隊を率いる。王一族現頭
率いる。エール現頭首の息子。
しかしないといけないでしょ。とはいえばいいじゃないでしょ
玉鳳隊
豪悟はってん
臨時の千人将と
臨時の十人将として、楽華隊を率いる。関係将軍の孫
軍の孫
楽華隊
昌平君。いろいくん
豪武「もう»
日平君の弟子の見習・日不本の羽田社の一人、呂不幹の四柱のー人
い軍師。蒙武の息子。で軍事を司る猛将。趙で天才軍師。
国計伐戦で副将を務
めた。
蒙毅」もうを
日本語りゃい
権力をほしいままにする秦国
の丞相。高政のお攻敵。かつて
は韓・趙で商人をしていた
呂兵陣営
えー...うんっ、うううぅぅぅうっ
蔡沢・さいたく
呂不韋の四柱の一人、呂不草の2.四柱の一人
で、文官を務めるで、外交を受け持つ。
廉頗の命令に
より、戦の前にめぼしい将校を踏殺して
原稿の会社により、駅の前にあましい行政を除殺している。
校を暗くいる。
れんぼ、してんのう
藤原四天王
学期ル
大后...
扇政の母。かつて、瀛政と共
に趙で人質となっていた
後宮勢力
魏軍ざん
廉頗配下随ー
の軍略家。桓
騎に討ち取ら
れる。
輪虎...
マスターバルほう
...子坊ちゃんは
実際は、どうしても
商南雨南南南商南南晴晴南南商南南衛南南南商南開南
廉原さんは
元趙国・三大天の一人。理不尽な
更送で大将を剥奪され、魏に亡命
した
こんにちは、原です。
作者あとがき
こんにちは。僕だけ。おまえがありがとうございます。
その1
今回はパージ数の関係から...こんな所から。
まず何と言えば、お疲れなん話か!!
皆さま、2017年アメリカトキングなど、おやりにならかれてしまうか。
この度はオ21巻ご購読まとに
も、めちゃダメでいろんですけど。
ちょっと難しめるのが面白い!
ぐオースマルチ
昔行いにまれたん
両人指し指示なしか重要と知ってからは、動きのストスもちろん、さっここから!
「ストーリーとアカガーを並行してフレイ。ストーリーは、自分の悩みたキングダムのゲメルとなるで、
メールアップデザインストレスをしていますが、それぞれのいや、何となのかの分からないことでしょうか。
ソファイルは...とスタッフンスは、あっさり考えておください。(ストリラストロードでのクリーンとして、
実務員化にはまってからは、もっぱうメのフと、マルチでレベルUPと大量ゲット・
マルチのラスト画フルラメトに挑戦!私の歴史は逃げ回るわ
スタッフの〈信〉《しん》が、敵のまた中にうっこんで行く!
ルオオォ
実感し、ひそがに
「ウオオ・さすから...
...か、かつ、グッグユニューンと呼ばれるのですが
それから『苦労で大幅レベルリなどなど
手の病気も低を含めて全実しゃんやりに、ひょっとぼぼちゃんが
これからは、まだ「川教の今のコイン集めてしまうか...
ちなみにスタッフは無視と、3時の空の中です。どんなに
一と、スミマむケームやってる人にしか
分からない話を長々と、
一とにかく、初めてのキングのスケームに、とりはまりしているという本言はでした。
コナミ林
本当に
ありすがとう
さいさいいました
壁隊
第218話
輪虎は
何があっても
ここで
ルアアア
仕留める!!
バガッ
ガギッ
ずああっ
あぐっ
ぁいっ
傷口が...
もらっ...
なっ
キングダムの
化物か
ぐわあァ
隊長ォ
化物が、この男...
隊長ォ
ウオオ
輪虎を
殺せェェ
来るんじゃ
ねェ
隊長
こいつを
ぶった斬るのは
この俺だ
隊長
しかし
...どうやら
将軍ってな二種類
いるみてェだ...
戦場内で
自らも駒となる
将軍と
敵味方から
注目され一人で
戦局を動かしちまう
将軍
!?
同じ将軍でも
その二つの間には
大きな“差”がある
土門・栄備と
王騎・廉頗との間には
でっけェ差があるんだ
輪虎も
どっちかと言うと
王騎将軍側で
俺はそれよりも
さらに上を
目指してる
だから
こいつは俺が
超えなきゃならねェ
壁なんだ!!
ルアア
やってみなよ
くああっ
こう
ッ...
廉頗の
〝飛槍〟を
王騎の矛を
受け取った男が
砕けるかどうか
ルアア
一方その頃
信達中央軍より左
秦・王翦軍と魏・姜燕軍の
戦場ではー
姜燕軍
秦中央軍
王翦軍
第一・二隊は
現場を死守だ!!
第三・四・五・大隊で
尾根を下って一気に
敵を討て!!
秦王翦軍
千人将星
苦戦する
王製軍の中にあって、
壁隊だけが孤軍竈闘
していた
王戴将軍の本軍の
動向は!?
引き続き
後退している
とのことです
!?
何と
我々が踏み留まって
戦っているというのに
また後退を...
たしかに妙だ
これまでの城攻めでは
雷の如き早さで
攻めに攻めを重ねて
いた将軍が:・
これは一体
壁様
何か考えが
あるのかも知れぬが
前線の部隊達は
確実に置き去りに
なっているぞ...
本堂からの指令が
ないなら我らはここで
戦うまでだ
幸いここは
“挂”と“険”の
二つの地形の利を
持つ
オオオ
ふつうに戦っても
三倍の敵は
止められる
さすが壁様
この一年で
基本軍略は全て
修得された
急報
急報オ!!
ああ
たっ...
険...傾斜が険しい地
挂...ぬかるみ
大変
です!!
姜燕の本軍が
こちらに向かっている
とのことです!
その数
およそ一万!!
なっ
何だとォ!?
敵本軍だと!?
ままずい
一万など
我々だけでは
太刀打ちできない
至急援軍を
呼ばねば
しっしかし
援軍をどこに!?
こっちの本営は
退がっているのだぞ
壁様我らも
退却すべきです
これだけの
利を持つ地形は
そうはない
捨てるにはあまりにも
惜しいが...
地に執着しすぎる
のもまた愚将の
条件か...
よし陣をたため
すぐに後退を始めるぞ
ハハッ
!?
そう慌てて
退くことはない
!!
おっ...
王翦将軍!!
本陣は後退と
聞いていましたが
将軍が
何故ここに?
......
この方の
まとう空気は
常に重い...
本陣は後退
している
なぜなら
私だけ
兵二千を連れて
抜けて来た
この将軍はいつも
味方に向けるもの
ではない目で
我らを見られるからだ
壁千人将
そなたに
会うためにな
この地に陣を張り
葬軍をはね返している
そなたは軍略に
明るいと見える
私に!?
そなたならこの先に
敵から察しづらい
〝囲地〟があることも
分かっておろうな
......ハイ
『囲地..出口の先編りしている山に囲まれた地
あの。囲地〟ならば
たとえ敵の
本軍一万であっても
こちらはその半分で
迎え撃てます
宜しい
わざわざ足を運んだ
甲斐があった
私の連れて来た
二千の兵をそなたに
預ける
さらに周辺にいる
部隊を束ねれば
五千にはなろう
それらを率いる
権限をそなたに
授ける
壁
そなたはこれより
五千の将となりて
魏将姜燕を迎撃せよ!
私が
五千の将
ハハッ
しかと承り
ました!!
宜しいのですか
あの者を五千人の
将などに...
...
私の目に
狂いはない
あ奴は
いい図になる
最初に本陣突入を行った
豪恬の楽華隊は!
第219話「越える
死ねェ
もう一息で輪虎本陣からの
脱出に成功するところで
あった
後ろ限界だ
孫甘隊
しんがりを代われ
八百で出た兵は
半数にまで減り
それらも皆
傷を負っている
ハハ!
隊で本陣を襲った
代償は決して小さくは
なかったのである
飛信隊と玉鳳隊の
様子は!?
ここからでは
分かりませんが
輪虎が討たれたような
気配はありません
まだ討ち取れて
いない...
...
ハア
逃がすなっ
そこは
敵本陣の
ど真ん中だ
げほ
二人共
これが奇襲である
ことを忘れるなよ
あまりモタつくとも
ふ厚い包囲に捕まり
退路を失う
もちろん
輪虎の首が重要だが
退き際の判断だけは
決して誤るなよ
第219話「越え
きっ
羌癒殿
もう少し前へっ
ギャ
クソガキ
ハッ
敵部隊が
輪虎本陣へ
向かって行く...
包囲封鎖する気だ
信殿...
急いで下されー
行けェ
突き崩せェ
オオオ
横陣の持ち場を
守っている飛信隊
くそっ
こいつら
どんどん
来やがる
飛信隊が
手薄だって
狙ってやがんだ
ギャッ
ギャア
やばいっ
崩されたっ!!
あっ!!
前列
入れ替えだ!!
オオォ!!
たっ
助かった
とりあえず
ほはあっ
ごはあっ
気を抜くな
急いで隊を
復旧させろ
オオ
オ
信殿
我らも共に
戦っておりますぞ...!!
どうか
ご武運を...!!
あああ
隊長っ!!
やはり傷が相当に...
もはや
刻がない
夏様
我らも入って
輪虎を
討ちますぞっ
......?
ハハッ
バカが
貴様があの二人の戦いに
入れなくなってきた
......!?
ぐっ
将同士の闘いを
見守ってるのは
こっちの方なんだよ
何ィ
たっ
隊長っ
やべェ
うぐっ
悪イが
もう少しだけ
待ってくれ...
意識が
飛びそうだ!!
するんだ
部下達の声が聞きとれねェ
もう時間が
ねェとかか...
少し何か...
分かってきた気が
こいつらが強工のは、
単純に数を
こなしたって
だけじゃねェ...
多分、戦いながら
何度も
何度も
越えてきたんだ!
そして俺も
もう少しで
越えられそうな気が
するんだ
限界って奴を
!?
この子..
!?
化け始めたか...!!
チッ
止めの剣が
イチイチ
飛ばされる
分かってるって
輪虎様っ
!!
間一髪防いだが...
馬と
左手を失った
輪虎様!!
死ねェェ
まずい
体が...
おオのれ
クソガキが
早く馬に乗れ
退がるぞ
待てもう少しで
輪虎を
ハ?
いや
バカか
お前ら
もはや奴を討つ
時間はない
本陣の包囲は
できあがってんだよ
全員とっ捕まえて
斬り刻んでやるから
覚悟しとけ
ぐっ
くそっ
......
脱出隊形!
飛信隊も
ついて来い
!?
ワハハ
ムダだと
言うとろうが
ここから脱出など...
できる
...
!?
貧様ァ
退路を確保
しましたそォ!!
途中離脱した
番陽副長!!
追えっ
逃がすなっ
ぐお
くおお
行けっ
進めェっ
輪虎...
第220話、壁、惑う
もっ申し訳ありません将軍
奴らを包囲陣の
外に...
しかし今
追撃隊を送った故
敵陣に戻る前に
必ず...
輪虎様
ありがと
ギュ
不覚傷ー
僕とした
ことが...
油断
少々たかを
くくっていたか。
......?
ーだけど
それだけじゃない
さっきの飛信隊信は
本当に強かった
ぽ
第220話
ルアア
...!??
輪虎様の傷も
さることながら
本陣の乱れも
あります
一度退がって
仕切り直しを
!?
キングダムの
いや
それには
及ばない
敵の急襲は
もうないだろうし
素軍の横陣も
大分乱れている
徹底的にそこを突いて
こちらの倍の損失を
与えてやろう!!
ハハ!!
飛信隊信...
今度は
こっちが攻める
番だよ
本番は明日だよ
秦左軍五千人軍
指揮官壁
孫子曰く
〝囲地〟とは
☆春秋戦国時代屈指の兵法家
入口が険路で
中は断崖に囲まれ
出口が先細りしている。
敵を討つのに絶好の
地形である
攻める側は断崖の高所より
矢を撃ち込み機を見て、
一気に駆け降りて敵を討てる
受ける側は逃げ道を断崖に
阻まれ、唯一の出口には兵が
殺到し先頭から行き詰まる
後ろも容易に
敵に割って入られ
道をふさがれる
つまり〝囲地〟に
うまく敵を
誘いこめれば
倍の数の敵でも
容易に討てるのである
ぐあっ
ぎゃああ
ここはまずい
急いで抜けろっ
むっ無理だ
前が詰まって
進めていない
うっ後ろに
割って入られたっ
後ろも
駄目だっ
何ィ
はぐ
うっ
ギャアアア
報告!
第一・二・三隊
敵を殲滅!!
殲滅です!!!
入口も同じく!
敵は完全に
退路を
失いました
第七・八隊も
出口の
敵の先頭を
つぶしました
敵はこの地より
出られません
敵は反撃
できません!
各所圧勝!
圧勝です!!
壁様「報告!!
左崖の軍が
眼前の敵を討ち
魔下へ討って出ました
いけるっ
敵将美燕の本陣へ
真っすぐ向かって
います
これは一気に
いけますぞ
壁様!!
よし:
他の隊も
降り始めました
...!??...???
よォし!!
廉頗四天王
将軍姜燕を
姜燕様
敵が本陣に
迫って来ます
迎撃しろ
オオオ
ハ!
左からも
来ます
後ろもです
行け
行けェ!!
...そうかありませんよ
うオオ
へっ壁様
北東の山で
戦っていた
部隊から
報告です!!
...!??...??
他の戦場の話など
今はどうでも
いい!
!?
いっいえ
それが...
その部隊が昨夜まで
戦っていた相手が、忽然と
姿を消してしまった故
念のため報告をと...
!?
見失った
うううっの
まさか
ひょっとして...
魏軍がいる!?
バシュッ
443
オオオ
なァっ!?
オオオォォオオ
何ィ!?
魏だっ
魏軍が
崖の上にっ
そっそんな
バカな
一体
どこから
他所の軍が
壁様
壁様
連携を...!
いっいかん!
今すぐ全軍
崖上に戻らせろ!!
地の利をっ...
〝囲地〟の利を
向こうに
奪われるぞっ!!
だっ駄目です
間に合わないっ
「オオ
どこも崖下に
追われていますっ
へっ壁様ァ
後ろから敵がっ
逃げて下さいィ!!
キャア
今度は
何だ!?
矢だっ
いかん
壁様を守れっ
何ィ!?
逃げろっ
しっしかし
どこへ
そなたが
将だな
き...
麦燕!!
体が...
ピック..
動かな...
!
!?
!?
なっ...
うぬが
姜蒜だな
王翦将軍!!
裏の裏
第221話
あん
あとがきっその人
そして、初めて街で車酔いと、
はぁぁっ、忘れ終わりから
2010年12月29日、うちのキャッシングなんと追加を変更してみると、
2004年5月22日、2016年12月25日に大阪府に行く事は、第5世紀中とは以前から家族ぐらい
実は迫失生とは、以前から家族ぐるみで仲良くてせてもらえいお
本は二人はいいのだが、バーバス会と聞いてもあっあっ、ああっ...うったり、お互いの家におぼまはいと
今回も行動がある迫先生に全て全国準備で使用されて頂けますが、「気は良いのですね」というスページ
まいよしっぺみ飛るのに、いつもスミマセンと
プロジェクトからのサーバーアッパーの発生が多くありますので、すげるく、いつも入ったこともあり、目的地は伊豆の選択肢が
朝お時から食切りバスでカメモノ屋に入っていた
何だか気にしているのだろうか。だからこそ、そんなことはありませんでしたが、それであれば、実際にも
こんな風んで
しかし、車中より見えていた
富士山にはやはりテンションが上がりました。
あっ、あっ...それで、その、あれは
あ...
原を含め、地方は身が
昼食は、そば打ち体験に自分らで作ったそばと、
めちゃうまし!!
夜は座敷で、ぜひ入宴会、思うまくお洒うま!!
夕方市に、旅館にお越し前の老舗情報に
さらに、温泉...でもさっそく温泉。でっかい飛呂にあの...うちの息子(3ガ)と大事な
そういえばそう言えば一瞬で飛ぶかぶのだ。こんにちょっと待ちゃったのですから、アイガラストが教えてくれるからだ。
?
ふぎt?
くもってろ!!
なぜかこのガラスだけ
何ともやりとけた天果だ。
夜中もスタッフの部屋で
まったりお酒飲んでから、就寝。
翌日は、バカに来て景色見たり、
いつご紹介したりと、楽しんですが、
帰路へ
さすがに最後は悩んでんではあげましたが、
修学旅行みたいで、本当に
面白かったです。
ご注文は、ありがとうございます。
でなめて
うーあ...これは、やみっきん
なりそーね...
キングダムの
崖上は全て
制した
再び〝囲地〟を
こちらか...
...
うぬの負けだ
えん
姜蒜
...
ああ...
そ...そんな
馬鹿な
我々が
敵の援軍に
気付かぬはず...
これは一体...
姜燕様...
壁様これは...
我々の勝ちだ
オオ
た助かった
たしかに
この状況
勝敗は決した
...かしかし
崖上の軍...
五・六千はいるぞ
あれは一体どこから
詳細は分からぬが
あらかじめ準備されて
いたのは明らかだ
......
ひょっとして
王翦将軍は
始めから私が
義燕に勝てぬと見越して
いたのでは
敗軍の将には
“死〟を!
それが戦場の
鉄則だ
姜燕
姜燕様
お一人だけでも
脱出をっ
.....
だが
一つだけ助かる道を
うぬに与えてやろう
!?
私は
慈悲深い
これよりこの私に
仕えるのだ
私を主としてあがめ
忠を誓うならば
うぬの私共も含めて
全員命を助けてやろう
なっ
何だと!?
!?
何だ?
投降を
すすめて
いるのか?
下僕にする
のではない
うぬら全員に
私の領内の土地を
与え厚遇する
?......
こんな時に
人材登用...!?
馬鹿にして
いるのか!!
私は本気で
言っている
姜燕うぬには
私の側近と
なってもらう
一武将の分際で
我らに土地を
与えるだと!?
くに...?
私の”領内”は
うぬのような戦の強い男を
必要としているのだ
悪いようには
せぬ姜燕
...断るならば
これよりこの〝囲地〟が
血の湖と化すことに
なるぞ
ガゴッ
あっ!!
ほう楚鉄の盾を
貫くとはさすが
☆楚は製鉄技術の先進国
八つ裂きと
いうことで
宜しい
ですか?
ならん
生け捕りだ
...???...!??
王翦
一つだけ
聞きたい
ことがある
序盤でこちらが
優勢になったのも
貴様の演出か?
!?
弓を
捨てろ
...
姜燕
それ以上
近づくな
その通りだ
!?
どういう
ことですか
!?
我らがあの崖上の
素軍の出現に
気付かなかったのには
理由がある
!?
戦の前から!?
......
この地が戦場に
なると先に
読んでいた...!?
あれは他所から
来たのではなく
ここの戦の前から
伏せてあったのだ
いやしかし
我らの目を盗んで
伏軍を作れるはすが!!
分散した素軍に
合わせて、我らも分散し
奴らの動きは全て
把握していました
五千もの軍が
消えれば必ず
気付いていたはずです!!
いや全て
ではない
一軍だけ
つかみきれて
いなかったところが
あった
え!?
奴の本軍だ
!!
早々に後退を始めた
王翦本軍だけは
その詳細はつかめて
いなかった
知らぬ間に
軍を分けて伏軍を
作られていたのか:
たたしかに
後退する王戴本軍の
足取りは追っていたが
その数までは...
ということは
あの崖の上の軍は
分割された王殿の
本軍..
奴はここに〝囲地〟という
特殊地形があることに
最初に気付き
ここが戦場に
なることを...
なるように仕向けられる
ことを読んだ
早々と本軍が
退がったのは
伏軍を作るため
何と..
そんな
ところから...
序盤の劣勢は
後退が自然なものと
見せるための演出だ
信じ難い
ことだ
相手の心理と戦局推移
わずかな
手がかりを元に
一体何手先まで
読み解けば
そうなるのか
やはり
怪物だな
もはや
人の域を
超えている
あのお方は
!?
!?
ここまではこんにちはちょっと
2018年6月16日(土)とは、結果的に飲んでいると
そんなことをしているのですが、
ヌッハハハか
やはり
儂の読み通りに
動いたのォ
工鞠
ヌハハ
その時不思議な
現象が起こった
怒号で
埋め尽くされていた
戦場から音が
消えたのである
秦・魏関係なく
この場にいる全兵士が
動きを止め
それを凝視した
そして皆が一様に
体温が上昇するのを
感じた
対岸にいる兵でさえ
それが何者なのか
分かったのである
空気が明らかに
物語っていた
ゴク
そしてその男が
拳をかかげただけで
無論その顔や
旗が見えた
からではない
正に
天地が震えたのである
ピヒィ
ジワ...
これが廉頗...
これが天下の大将軍”!!
........
第222話・将器
何だ..
左のこの感じ...
!?
どうした
隊長!?
...?
......?
ついに動かれた
ようですね
........?
蒙恬様!?
殿...
Jazube
サポイン
第222話や
生まじめさ故
爆発的力を
持たないと言われる
魏兵だがー
廉頗の出現は
彼らの箍を
外させた
ウオオ
オオ
クオオオ
ヒィイ
フオオ
ギアア
あっ
殺せっ
殺せェっ
死ねェ
こいつら
さっきまでと
まるでっ...
壁様っ
くっ
壁様っ...
落ちつけつ
落ちつくんだ
こういう時こそ
将は冷静に..
敵の士気が...
こんなっ
オオオー射殺せェ
ぐはっ
ぐあ
ハッ
ぎあっ
くそォォア
射てっ
射てェッ
そっ
そうか
崖上はこちらが
制じたままー
あがっ
〝囲地〟は
秦軍が
手にしたままだ〃
キャア
崖上を
とられたのは
廉頗が現れた
あの一部だけ
!!
そうか...!
本陣にいたはずの
廉頗がここへ来た速さと
こちらがそれを察知
できなかったことからして
廉頗の率いてきた軍は
小規模なのだ!!!
恐らくあれは
多く見積っても
チ
そしてここまでの
死傷者を考えれば
今の戦力は
素軍一万に対し
魏軍八千
...
数の上では
ほとんど差はない
向こうには
廉頗出現による
上気の高さがあるが
しかしこちらには
〝囲地〟という
絶対の地の利が
ある!!
燕軍七千
壁軍四千
王翦軍六千
戦い方次第では
ここであの廉頗を
討てるのではないが!!
チッ
ガゴン
姜燕が
友軍の方へ
逃げます
追いますか
それより中の軍が
バラバラだ
各将散らして
隊形を組ませよ
...!?
放っておけ
先にいた軍の将
壁にも伝令を出せ
ハ!
ハ!
まずは乱れた事の
整理を始めたか
ヌハハさてさて
そこからどう
動く王都?
廉頗にとって
ここからの王聖の
挙動は興味を引く
ところであつた
両軍の数は
ほぼ互角
〝囲地〟という絶好の
地の利に対し
士気最高潮の敵
軍略家にとっては
この上ない材料が
そろっている
王騎に六将級と評された
王戴は果たしてこれを
どう料理してくるのか
廉頗は王翦が
どの程度の武将なのか
この戦場で
測ろうとしていたのである
うむ
...
...
...そうですか
...
各隊
整いました
こちらの主軸が
削られぬことだけ
注意せよ
分かって
おります
では全軍
順次退却だ
しかし王翦は
そんな廉頗の
期待を見事に
裏切った
何つ!?
!?
!?
せっかくの
好機になぜ後退を
知らぬ
我らは
しんかりた
......?
悪いな
廉頗
私は..
〝絶対に勝つ戦〟以外
興味はない
........
フッ.....
なるほどのォ
......?
すごきま廉頗・姜燕連合軍による
すさまじい追い討ちが始まった
ギャア
逃がすな
追えっ
ヒイ
ダメだ
殺せェ
壁様
もっと前へ
歩兵を
見捨てるな
騎馬は歩兵の
授護を...
むっ無茶です
後ろにもう...
腑に落ち
ませぬ
肩すかしをされて
なぜ喜んでおられるのか
喜んでおるか
そう
見えます
姜燕
うぬは。素大将”のうち
誰と戦ったことがある?
ヌハハ
ならば
そうなのじゃ
ろォ
六将
......
ですか?
...???
白起
王骸
王騎
膠
この四人です
どいつが一番
熱かった?
私の場合は
揚ですね
互いに攻め重視なので
毎回両軍ともに
万の犠牲が...
!??...??
ヌハハハ
あ奴の攻めは
ここさらひどかった
からのォ
では一番
戦りづら
かったのは
どいつだ?
六将筆頭の
白起です
それは
やはり
ヌハハ
やはりな
儂も
そうじゃった
白起は
危険を冒さぬ
将であった
こちらがいかに
うまそうなエサを
バラまいても決して
乗って来ず
こちらがムキになれば
なるほど奴は力を抜き
ユラユラとかわしよった
あ奴はいつでも
相手の心理が
読めていたのだ
フッ
フッ
イラだって
深追いした挙句に
しっぺ返しを喰らうと
いうのが僕と白起の戦いの
定番じゃった
ヌッハハ
なぜ今
六将の話を
......
何となくじゃが
どうも
悠々と退がる
王翦の姿がふと
白起を思い出させた
ヌハハ
そこまでは
言っておらぬが
だが今のところ
どうも戦い方に
共通するものがある
王翦が
白起級と?
近い世界が
見えておるのやも
知れぬという
ことだ
戦い方が
似ていると
いうことは
たしかに囲地出現の
策は見事でしたが、
ニィ
それだけでは
何とも...
何しろ白起は
正真正銘の
怪物...
急報
急報ー!!
前方に
敵のっ
敵のあれは...
!?
野戦・攻城戦・守城戦
白起とは色々
戦りあった
とにかく前へ
お急ぎを!
こうやって
奴の軍の背を
追うことも
何度かあったが
たとえば
こんな山中では
奴が退がった
先には
決まって儂を
しびれさせるものが
待っておったわい
知らぬ間に
巨大な城を
築いていたり
している
なっ...
ニィ
やりおる
戦略の中に
築城の手を持つ武将は
滅多にいない
器の大きさを
知るには十分だ
まさか儂が、
来ることを読んでの薬城か?
驚いたのォ
公将の陰に
まだうぬのような男が
隠れておったとはのォ
ぐ落
もちろん
我々に攻城の
準備はない
天然の砦ー
たしかにここの戦いの地に
一番乗りじたのは王聖だったが
囲地〟の他にも
これほどの地形を
見つけていたのか
備えないの攻城は、
損害が激しい
奴を討つのは
至難の業となった
......
ぬあー!?
!?
何じゃあ
王翦
貴様はァ~~
!?
チィッ
姜燕
じきに
日が沈む
夜営の準備だ!
この砦を
包囲するぞ!
ハハ!
何やってんだ
あいつら
まだ隊長が
戻って来ないん
だってさ
中央軍の
戦いはー
...
...
飛信隊だよ
秦軍横陣が敵の攻撃に
乱れに乱れ
一度はぐれた小隊が
元の場所へ戻れないほどの
大混戦となった
えっとみのはず
とにかく決まり
魏軍が退いた後も
本隊の元へ
戻れずにいる
隊も多く
輪虎本陣に
突撃した信達も
まだ帰って来て
いなかった
.....
羌痺殿は
休んでいて
下さい
敵お
!
あっあれ
信ー
信殿オ
隊長オオ
......
ウワーッハハ
よかった
チクショオ
蒙恬様
土門・栄備両将軍が
待っています
......
分かってる
ひっ
ひでェ
信...お前
それ...
........へっ
...ちょっと
深そうだな...
待ってろ
薬をとってくる
小汚いお前らは
外へ出ろ
傷が悪化
するぞ
えっわわっ
離れろっ
みんな
散れェっ
...
うがっ
ズヌヌ
我慢しろ
それっ...
特別な薬草で
調合して作った
何ぬりこん
でんだ...!?
そんな
貴重なもん
自分に
使えよバカ
羌族の村に
伝わる秘薬だ
...!!!??
私は
お前みたいに
へマはしない
行軍の道中ずっと
集めてきたが
できたのは
この貝殻一つ分だ
お前が相当
無理したって
楚水が言ってたぞ
ズヌ...
ぐあっ
?
........
な...
何だよ
...輪虎って奴
ひょっとして
強かったか?
あ?
あ?
強かったなんて
もんじゃねェよ
まァ
魔族みてェな
怪物じゃねェが...
だがそこいらの
武将とは
ワケが違う?
あいつは
戦を重ねて
死線を...
...そして
俺も...
限界を何度も
超えてきた男の
強さを持ってんだ
いや...
うまくは
言えねェんだが
俺も一個自分の
限界ってやつを
超えた気がする
なるほど
そういうことか:
ーーって
討ち損じた奴が
言うのも
変だけどな...
こんなにボロボロなのに
信の〈気配〟は今までよりも
一周り大きくなっている
へへっ
まっ見てろ
多くの犠牲を出しながら
しくじっちまった
けじめは
きっちりつけるぜ
次で必ずあいつを
この手で討つ!
だったらしっかり
寝て回復しろ
お前の秘薬を
ぬったんだ
一晩で
元通りさ
熱が下がらな
ければ戦いどころ
ではない
?
それは
ない
何だお前
ズキン
ここで
寝るのか?
...
さっきの薬は
強すぎてたまに
拒絶反応が出る
しばらく
ここで
様子を見る
ーーと言いつつ
本当は俺と
一緒にいたいと
やっぱり
戻る
拒絶が出たら
勝手に死ね
わ
ウソだ
ウソ
この戦が
終わったら
こういうやりとりも
しばらくできねーな
しゃーねーけど
さびしくなるぜ
へへっ
......?
先の心配より
明日だ...
この戦は
きっと容易くは
終わらない
ああ
そうだな...
築城の能力を
持つ武将は稀じゃ
あの六将の中でも
白起くらいじゃった
白起の土城には
よく苦しめられたが
これも見劣りせぬ
大した出来じゃ
たしかに
軍略の深さ
特異さは白起級
なのかも知れぬ
*周りに土塁をめぐらして築いた城
これは大分
違うであろう。王戴。
副将の分際で
あ奴の挙動は
己の存在を
この戦争の素軍の
最上ととらえている
ことを物語っておる
...たしかに
あの砦で王翦を
討つのは難しくなったが
逆の見方をするなら
我々は奴をここに
封じることになった
私のぐ...
ぐに”はー
王殿は武将として
何か欠落した
部分がありそう
ですね
此度の秦軍の主力が
左右の両副将軍とするなら
これは大きな痛手・
―さらに
奏軍としては最悪の事態への
対処の手も半分消された!!
奴がそれに気付いていない
はずがない
大きくな
ゆがんでおる
王翦
貴様が昭王の頃より
これまで日の光を
当てられなかった
理由が分かったぞイ
己を第一とする武将は
〝信〟が置けぬのだ
貴様は儂らとは
違う道に立っている
あえて否定はせぬが
興味も失せたわ
いかに戦が強かろうと
それでは人も貴様を
英雄とは認めぬ
姜燕
この場は
任せたぞ
それでは
殿...
基本に
戻る
戦は大将を殺してなんは
できの悪い古き顔見知りに
引導を渡しにいくかのオ
この戦
明日で終わらすぞ
姜燕!
ハハッ!!
フォップォッフォ
土門と栄備から
一言あったよう
だのォ
はい...
一発ずつ
殴られました
フォッフォ
それですんで
良かったのォ
ーーして
何用でしょうか
大将軍
フォッフォ
よせよせ
今ここに
いるのは
じじィと孫の
二人だけじゃ
......恬
こっちへ
お前にも
酒をやろう
フォッ
どうしたの
じーちゃん
いつもと
違う
こういう乗りは
好きじゃない
まァそう言うな
恬よ
不思議と
この年になると
分かるところが
あるのじゃ
死力を尽くす戦いが
近づいているとな
フォッフォ
いつもならな
だから
らしくないって
だが
今度だけは
気負わず
無茶せずが
“白老”の戦い方
でしょ
優も退くことは
ない
第22年話・最後の朝、
ふあ~
っくし
いてて...
ごいます
竹長
んーやっぱ
こうして見ると
ケガ人ばっかだな
そりゃ
そうだろ
何日目だ?
はよース
いでで
あの傷は...
ぐわっ
...
だけど一番
やばいのは
信だ
熱も出てたし
二三日は
起き上がれねェと
思う!
クラァ
誰だ朝っぱらか二
オッス
尾平
ら...
第21話最後の朝
ウオー
信
!!
隊長オオ
だ...
大丈夫なのか
お前
何っ
隊長!?
この通りよ
オオォ
隊長キター
っしゃー
危なっ
すげェ
さすが俺らの
隊長だ
ああ
腕がくさりかけ
てたらしいのに
わっ
でも本当によく
治ったね信
あの傷は...
正直もう右手は
ダメかと思ったよ
羌穂がな
ひィっ
骨まで
切られてたって
聞いたぞ
いやもう皮一枚で
ぶら下がって
いたって
やっぱこいつ
人間じゃねェ!
...
一コしかねェ
すげェ薬を
くれたんだ
薬の効用
だけじゃない
薬の力が半分
羌廆
あと半分は
お前のそのデタラメな
回復力のおかげだ
羌疲...
?
あいつ...
......?
......?
羌瑰...
今日こそ魏軍を
ぶっつぶすぞ!
......
フッ
っしゃああ
こっから仕切り
直しだァ!!!
オウオオ
?
ぶちかますぞ
てめェらぁぁ!!
オオ
うおっ!?
また
あいつらか
ォオオオ
ハハハ
早朝から
元気だな
向こうは
はあ~~~!?
飛信隊が後方予備隊って
どういうことだよ
昨日あれだけ
勝手をしておいて
当然じゃろうが
薬中央車
将軍栄備
あと何じゃ
その口の利き方は
いでっ
楽華・玉鳳・飛信
三隊は今日は仲良く
後方配置だ
くっくそっ
やっぱ
そうだよな
後ろか..
せっかく士気が
上がりまくって
たのに...
フッ
まァ
そうぼやくな
恐らく
今日あたりから
輪虎は出てくる
それなら
お前達にとっては
予備隊も悪くは
なかろうが
!?
将軍の
おっしゃる
通りだ
副長
横陣に組み込まれたら
運よくそこに輪虎が
攻めて来ぬと
出会えぬ
だったら
持ち場の広い
後方予備の方が
輪虎に当たり
やすい
ってことは将軍は
俺達に輪虎を...
本来は軍律違反で
八つ裂きにすべき
お前らだが
ぐわっ
フン
あっ
そうか
まァ
あの輪虎の本陣を
突いたその力は
僕も土門も
本物だと
評価はしている
次は
しくじるなよ
信
......っ
オウ
ドン
ムハハでは
その機が来るまで
後ろで儂のケツでも
眺めておれ
ブッ
おー
今朝の
雲は厚いな
今日は
荒れそうじゃのぉ
ここ7流尹平野〟での
戦いが始まって六日
秦軍が
山陽攻略戦に
出陣しておよそ
二か月半がたった
守る魏と
奏軍はこれまで十六の城を
奪ったが、目的はあくまで
その奥の軍事的最重要拠点
山陽を手にすることである
山陽を守るために出て来た
この魏軍を撃破せねば
今回の攻略戦そのものが
〝失敗〟に終わるのである
攻める秦
そしてそれを見守る
諸外国の強敵達
中華全土の様々かつ
巨大な思い・思惑が
山陽一点に集中
していた
そしてその中心部で
命をかけている漢達は
最近
あそこに
ヌッハハ
...
信殿?
カカカ
さすがに
見えねェか
これから
不思議なことに
察していた
......?
......ふん
やはりそうか
......
それは...
それは...
魏山陽大攻略戦
最終日の幕が
開けることを
........
魏軍総大将
白亀西
介子坊さんの
私兵はまだ?
まだです
失った僕の
私兵の穴は
介子坊兵を
送ってもらって
埋めるー
輪虎将軍
貴殿は
勘違いされて
おる!
しかし重量級の
彼らが僕の用兵に
どこまでついて
来れるか...
?
これは素の犬共の
侵略から国を守る
我々魏人の戦いだ!!
これは廉頗将軍を
はじめとする
あなた方の
復帰戦に非ず
皆国を...
家族を守るために
戦いに来た
その思いを
その命を
全てあなたに
預けて戦うのだ
!
もっと...
魏軍の力を
信用して下され
我々が
将軍の私兵の力に
及ばないのなら
バッ
足りない分は
気持ちで埋めて
見せまする
........
よし
これはこれで
十分戦えるか
介子坊兵を
待たずに
始めるぞ
魏良...
だったね
今回狙うのは
敵中央軍の後ろにいる
大将蒙驚の首だ
皆には死にもの狂いで
働いてもらうよ
ぎっ...
魂の奴ら...
ハハァ!!
急に
士気が...
来い
輪虎/
第225話「輪動
っ......
殺せェェ
エエエ
秦の犬共を
殺せェェェ
後方予備配置
飛信隊
どこも猛攻を
受けている
奴ら
昨日までとは
まるで別軍だ
輪虎の出た
気配は
ないか!?
...そんなことなのか?
ここからでは
何とも..
後方で持ち場が
広いとは言え
......
やはり輪虎と
当たるかは
運次第だ...
豪驚本陣
中央軍よりUQLE後方の
高台
ここから
見る限り...
輪虎は
右にいる
模様です!
おぼくっかい!
楽華隊
玉鳳隊
オナオオオ
第225話
輪動
あの敵軍の
力の偏り方...
蒙恬様
どうやら...
当たったのは
我々と
......?
玉鳳のようですな
...
いつでも
出る準備を
しておけ
国
......本当に
いるのかどうかは
ともかく...
その前に
土門将軍が
立ち塞がるようだ
オオ
土門将軍が
自ら指揮を...
ひるむなァ!!
大奏軍の恐ろしさ
今こそ見せてやれェ!!
......
棗中央軍
将軍士!
少し
盛り返したぞ
隊長
右の方が
激しい
まさか
輪虎は
あっちに...
今回の輪虎は
本気で来る
さすがだ
あれは違う
えっ!?
あいつが出たら
絶対あんなもん
じゃねェ
.....
秦中央軍
将軍栄備
んン?
奥の敵が
移動を始めた:
あっちも...
逆方向に
...旋回している!?
隊長
前にっ
すごい
砂煙がっ
!?
何だ...
何が
起こって
いるのだ
!?何だ
巨大な渦が
...ファン...
!?
渦が...
ゆっくり前に
進んでいる?
「二つ現れた...
何だ...
あれは...
“輪動”
!?
儂も
噂でしか
聞いておらぬが
かつて
輪虎は
〝輪動〟という
特異な戦術で
あの六将王騎の守備を
貫いたと言われている
エエイ
何か仕掛けて
くるぞ
栄備将軍の
対応も早い
!!
渦の前に
兵を送って
ぶ厚くした!
左右の軍に
厚みを作れェ
ハ!
!!
逆回転の渦で
横陣の力が
左右に
分けられた...
いかん
あの〝輪動〟の
攻撃の的はっ...
!!
しくじったか
栄備のいる渦の中間地点だ!!
ドドォ
賁様正で
左で
異変がっ
隊長っ
......
恬様!
ああっ
飛信隊の
持ち場か!?
間違いねェ...
輪虎だ!!
ぐっ
...
何という
戦い方だ
ついて
行くだけで
兵の体力が...
しかしこれ程の
突破劇も
初めてだ...
将軍
お退がりを
はっ
速いっ
くっ
来るぞ
守れェッ
...!?...??
将軍
早くっ
ああっ
せがれ程の若者に
後を託さねば
ならぬとは全く:
輪虎兵が
いなくてもこれか...
どうやら
格が違ったか
どうか殿
ご武運を
どっ
どうなった
将軍の旗が
消えたぞ
栄備...
ま...
まずいぞ
まさか
守備に徹したはずの
横陣が抜かれるような
ことがあれば
あとはこの本陣との
間にはわずかな
予備隊しかいない
もし突破されたら
敵は一気に本陣まで
落としに来るぞっ
止めろォォ
あの怒涛の
勢い!!
ギャアア
それにしても
これは..
“集の力”が
定まらないのさ
素兵が
弱い!?
〝輪動〟で一度
乱したからね
おまけに
将を殺ったから
この辺一帯は
マヒ
ヒィ
計算の
上か...
やはり恐ろしい武将だ
四天王.輪虎
よォし
もはや奴らに
我らを止める
術はない
豪驚本陣まで
一気に
攻め落とすぞ
オオオ!!
素軍!!
貴様らの
負けだ!!
輸売ォォ!!
くっ
ギィィン
隊長に
続けエエ!!
ルオオオ!!
ギィィン
!!
あっ...
将軍
うむ
敵の足が...
止まった!
......
もう逃げねェし
逃がさねェぞ
......?
決着の刻だ!
輸売!!
第28話「おちょくり」
羌疣副長...
大丈夫
ですよね...
......
隊長達は...
間違いねェ
輪虎た
行くぞ
てめェら
オオオ
待て飛信隊!
全兵で動いては
ならん!!
この正面の敵で
また待機している
軍がいる
念のための予備として
二百はここに置いて
行くんだ
バカな輪虎は
あそこに...
ならん
命令だ
副長?
!?
......
......
渕さん急いで
ケガの重い奴から
二百人集めろ
!!?...???!?
えっ
あっハイ
光瓶!
ここの指撫
お前に任せるぞ!!
!?
!?
羌疣殿を
置いていく!?
!?
ん!?
ん!?
羌滅...
やはり
輪虎兵に
囲まれた
時に...
そんなんじゃねェ
今日の戦いは
何が起こるか
分からねェから
二百の指揮を
お前に頼むんだ
まさかケガ
してるのか!?
お前の援護は
十分もらった
......妙な
気遣いは
無用だ...
っし行くぞ
てめェら
それに
オオオ
羌殖
また
後でな
第26話「おちょく
驚いたな
ギギッ
”こいつ片手で
てめェの指は
生えてこなかった
みてェだな
その右腕
当分使えないと
思ったけど
信左だ
そいつの手の
使えねェ左側に
回り込め
無理だ
先ほどから信殿も
そうしているか
輪虎が
巧みな馬術で
回らせないように
している
キングダム@
しかし"昨日、
指を斬り落とされたにも拘らず、
平然と戦っているあの姿...
やはり奴は、廉頗の下
我々の想像を絶する
修羅場の数をくぐく
抜けて来たのだ
信.....
?
殿...?
後ろがどうか
しましたか?
ぐっ
何つ...
こいつ昨日よりっ...!?
信っ
ぐあっ
僕が昨日より
弱まってるなんて
勘違いしちゃ
ダメだよ
ぐっ...
片手が使えない
戦いなんて
いくらでも
通ってきたしー
!?
それに
何より今日は
この後〝約束〟が
あるんでね
約束!?
正面の方
いつになく
盛り上がってんな
蒙驚本陣
裏側守備兵
っくしょォ
やっぱ外れだ
後ろの見張り
なんて
ずっと山見てる
だけだぜ
バカ
マジメに
やれよ
この本陣!
左右は断崖で
守られてるが
......
後ろは比較的
傾斜がゆるい
敵が来るとしたら
正面が後ろだ
でもどっちにしろ
後ろに大軍は
来れねェだろ
回り込めねェように
左右の副将が
目ェ光らせてるし
何より大軍を置ける程
開けちゃいねえ
いや
奇襲部隊程度なら
十分展開できる
かっ
そんなんで
本陣が落とせっかよ
あ~ムダムダ
あーくそ
正面の戦いが
見物してーよー
実際戦うのは
嫌だけど
ん?
どした
......
何だあれは
へっ?
あ...
騎馬...
だな
てっ...
敵か?
いや...
でも一騎
だぞ
......!?..
何だ.....
あいつは
ちなみに
11月には、
オイ
あれっ
...ファン...
ん?
殿オ
なぜ
後ろにっ
蒙驚将軍!?
何事ですか
殿...
何だ
あの騎馬は
殿?
ゴラァ
蒙駕ォ
へっびり腰が治ったか
廉頗様が
見に来てやったぞォ
なっ...
何っ...
!?
れっ
れっ...
れれっ...
廉頗だとォ!?
バカな
本物か!?
しっしかし
あの威圧感は
たしかに...
ヌッハハ
噂以上に
大男だぞ
とっ殿
あ...あれは
まさしく
本人では
バカな
廉頗...
憶えておったのか...
しかし
こんな所に
一人でっ...
儂のことを...
さっさと
降りて来い
一騎討ちで
カタをつけるぞ!!
なっ
いっ
一騎討ち!?
本気で
言ってるのか!?
そんなもの
蒙驚様が
受けるはずがない
たしか昔
何度かやったで
あろうが
ほれ貴様が
途中で
小便もらして
逃げ出したァ
あの続きを
してやろうと
言っておるのじゃ
ああ!?
フォ...
フォッフォ
...殿...
来おイ
家驚ォ
こっちは素手でも
構わんぜォォ
それはそれで
うれしいわイ
よし
始めるぞ!
バイリあって
人の
おちょくり方も
変わっておらぬわ
ハハ
配置につけっ
ウオオ
全兵を
呼べェ
急げェ
乗り
......?
!!
悪し
ヌハハ
あっ
さァて
戦るかィ
第27話長年の考え
顧頗直下兵手
...
れんは
康頗軍合計二千
くっ...
う...
第227話
ぐ...
やはり廉頗
一人ではなかった
そりゃ
そーだろ
くそ
どうなってんだ
これは...
...ファッショッ
........
大将とその幕僚
からなる〝本営〟の
最大の役目にして
責務とはー
くっ...
くそっ
その戦いの〝全体図〟を
描ききり自軍を勝利に
導くことである
そして双方の描いた
その設計図のつくりは
共通する部分も
あった
相対する敵軍を撃破し
そのまま敵本陣を
落とすというものである
その間に
強力な攻撃力を持つ
両副将軍を主攻とし
左右から進撃
蒙驚の描いた
全体図は
本軍である中央軍を
あえて盾として
敵中央軍の
攻撃を徹底的に
受け止める
桓騎軍/キ竹
(主攻)
中央軍
蒙駕本陣
王翦軍
(主攻)
介子坊軍
自亀西本陣
輪虎軍
(圭攻)
つまり左右:中央と
三つの戦場から
組み立てるという点では
同じだったのである
左右の軍は
敵副将達と当たらせ
撃破もしくは
押し込みを謀り
そのまま敵本陣の背後に
回り込む
一方、廉頗側は
攻撃の核である
輪虎軍を中央から〝主政〟
違いは敵主攻への
対応策である
豪飛は〝守り〟に
徹するよう命じ
一方廉頗は
〝攻め〟に出た
剣を剣で止めるような
廉頗の戦術は
大きなリスクを
伴うものであるが、
結局は功を奏している
介子坊軍
玄峰は早々と散った
もののその後
介子坊軍が押し寄せ
つぶし合いに入り
主攻の片側である
桓騎軍は沈黙した
そして何よりも
戦局を大きく傾かせたのは
石の戦場である
廉頗の出現で
王翦軍は
後方深くまで
退がって
しまったのだ
これは家驚軍本営に
とっては大誤算
であった
姜燕軍
蒙駕本陣
頼りの
もう片方の主攻が
機能を失った上に
敵に本陣背後を
突かせてしまった
のである
廉頗が白亀西に
大将を譲ったのも
この設計図が
あつたからであった
静〟の蒙驚と
あとは絶対の信頼を
置く輪虎が
中央を突破し
前後から
はさみ討って本陣を
落とすだけである
動〟の廉頗
結果的に戦の全体図は
後者の描いた通りに
なったのである
「ここまでは
フォッフォツ
フォ
!?
!?
うろたえる
ことはない
!?
奴の前では
いつでも儂は
“敗者”だ
殿...?
本陣の全軍を
後ろに回せ
廉頗よ
お主に負け続けた
儂じゃ...
こうなることも
予想はしていた
ぜっ全軍を!?
...しかしそれでは
正面の中央軍が
抜かれた時の
手立てが..
構わぬ
予想ができたと
いうことは、
対処分ができると
いうことじゃ
家族施対象原選挙権体に
......?
裏側に
これ程の
準備を...?
チッ
ワハハ
よく見ろ
あの砦
...ああ
何とも不格好で
無駄が多い
守備偏重で
スキが少ないとは
聞いていたがな
んん?
いや
ちょっと待て
蒙驚本魔兵八千
これは悪くない
凡人なりに
多少は練ってある
ではないか豪華
!?
フゥム...
当たり
前じゃ
長年考えに考えを
重ねた布陣じゃ
ドン
騎馬が多すぎる
半数を馬から
下ろせ
これは
一筋縄では
いかんのォ
田徳弓隊を
いつものように
盾兵を前に出して
矢を受けさせろ
いつの日か、おまと
戦う羽目になった時
お主を討ち取る
ためにな
ハノ
ハハ
行くぞ豪驚
その首この手で叩き落としてくれる
敵が
動き出した
服顔は
どこから
攻めてくる!?
殿っ...
来てみよ廉頗
この砦に入らば
死ぬのはお主だ
周囲の警戒を
怠るな
我々同様
この辺も
さまよっている
敵兵がいるぞ
しんがりの役は
果たしたが王翦本隊と
はくれた上に、道にも
迷った..
ハハ
他の隊も吸収し
それなりの戦力は
残っている
早く前線に
復帰せねば...
へっ壁様
あれはっ...
!?
蒙驚将軍本陣!?
こんな所まで
迷って来て
しまったのか
まさか
敵に迫られ
いるのか!?
オォォォ
あっ廉頗が
動いたぞ
左だっ
左の隅に
向かってる
たっ隊長
廉頗が
こっちにっ
あっ
慌てるなっ
フッ
バカめ...
かかりおったな
廉頗め
矢の雨を避けるため
端から攻めるは定石
だからあらかじめ
側面の林にさらに
弓隊を隠してある
正面と側面から
矢を受ければ
いかに廉頗とて
ひとたまりもない
すでに
戦が古いわ!!
クハハ
さすが伝説の
武将廉頗
射てェェい!!
!?
ちっ!?
ギャア
きっ気は誰か
確かか!?
ぶあっ
なぜ味方に
矢を射ち込むっ
ヒィ
殿一体っ
いや
いや
側面の林は
すでに敵の手に
落ちたのじゃ
げぶあっ
ひっ
ひィィ
ギャアア
それでも、
いや、そんなに
れっ廉頗が
あっさりと...
ここでは、この時点ではありませんですが、
一段目
抜かれるぞ
殿っ...
っせああ
一気に
頂上まで
登るぞォ
オオ
案ずるな
右の端も
やられたっ
この砦の
恐ろしいのは
ここからじゃ
!?
あっ...
轟練る時間
第28話
いいぞ
!?
あっ...
こっちは敵が
手薄だっ
行けるっ
蒙斎を
八つ裂きに
するぞっ
オオ
行けっ
行けェっ
なっ
何っ...
行き止まりや
いっいかん
退がれっ
どうした
前ー
今だっ
射てェっ
あっ
あっ
っ...?
皆殺しだァ!!
ギャアア
ヒィィ
うっ
待て
行き止まりだ
チッ
戻れっ
戻れェっ
あっ
射てェ
殺せっ
オオ
道がない
道がない
何っ
ぐわああっ
今だ
殺せェ
一度戻れっ
ギャアア!
将軍...
あちこちで
味方の隊が
やられているようです
断道の計
一分の
スキもなかった
王翦の砦と違い
蒙驚のこれは
一見不格好で
スキだらけだ
しかしいざ登ってみると
下からは見えなかった
「行き詰まる道」が
ひしめいている
無論、家業が
仕組んだもので
はまればかっこうの
狩り場と化す
家籍はこの罠を
砦全体に迷路の如く
張りめぐらせておるのだ
ここは守備の砦に非ず
明らかに入ってきた敵を
迎え討つ砦だ
蒙驚め
本気でこの儂をけっ!?
討ち取るつもりの
ようじゃ
オオ
すすごい
敵の足を
止めるどころか
殲滅
している
さすが殿
自ら考案された
布陣だ
オオ
言われるがままに
作り込んだが
こんな仕掛けに
なっておるとは..
いや驚くべきは
廉頗の奇襲に
備えられていた
ことだ
分かっておられた
のですか殿...
奴が来ることが
いやはや
驚きました
廉頗は
!?
武将として
いくつもの”顔”を
持っておる
開戦前は緻密な
戦略を立てる
〝知将〟となり
始まれば
戦局の推移を
直感的に見抜く
“本能型”にもなる
いったん守備と決めこめば
長平で二年籠城したような
鉄壁の”守り〟の将と化し
攻め刻と見れば
正攻法・奇策問わず
必殺の勢いで
攻めて来る〝剛将〟となる
そしてその時は
自ら先陣をきる
ことも珍しくない
それは奴があまりにも
勇猛であることとー
希代の
"目立ちたがり屋〟
故じゃ
さ...
さすが
殿です
敬服いたし
ました
フォッフォ
じゃから読めた
よくそこまで
廉顔のことを
ご存知で..
......?
若き頃、あ奴に負けまくったぞ
記憶からだけでも
廉頗のことはよく、
分かっている
しかし...
...だが
それだけではない
素へ移ってからおよそ四十年。
廉頗と戦うことは、
一度も
なかったが
廉頗の戦いは全て
その内容の隅々まで
把握している
その情報収集のために
大金を使い
時には自らひそかに
観戦に向かった
そうじゃ...
儂はずっと
廉頗を見てきたのじゃ
ヌハハ
案ずるな
他の隊が我らに
合流してきている
あまり増えると
行き詰まった時
戻れぬぞ
儂に
任せよ
魏に隣接する
趙の城
環甘ー
新しい報告が
豪驚はまずいですね
今ごろ廉頗将軍に
背後をつかれている
ことでしょう
...そうだなぁ。
昨日右軍に廉頗将軍が現れ
そのまま王殿軍を
後方深くまで押し込んだ
模様です
...
将軍自ら
右に...
やはり蒙驚の
雪野はならぬ
ようですな
?
...ハ...
えあいや
家路は斉にいたころ
馬顔将軍に負けまくって
いましたから
...どういう
ことですか?
将軍本人がそれを
憶えているかは不明ですが
義務にとっては数十年ぶりの
雪野戦であるなー
――と
いえ私も元々
斉人でしてね
ちょっと感慨深いものも...
ーーってあれ
言ってませんでしたっけ
何ですかその目は
もっと早く
言ってほしかった
廉頗将軍に限って
まずそんなことは
ないと思いますが
強き武将が
足をすくわれる時
そこには必ず
〝油断〟があります
......?
私などは戦う時
相手を油断させる
ことに力を
尽くします
もし将軍が事務のことを
憶えてるとしたら
それだけで義務は有利です
勝っていた側は勝手に
相手の器の程を
決めつけてしまいます
からね
...いや
そうです
それだけ
ではない
もし蒙籍が
廉頗に対して
胸の底に秘める
ものを持っていると
したら
だとしたら豪飛は対廉頗のため
四十年間は作戦を練る時間が
あったということになります
...
これは分からなく
なってきましたよ
もし事務が
廉頗の持つ蒙繁像を
少しでも上回れば...
何か波乱が起こっても
不思議はありません
ハァッ
こっちじゃ
いっ今
上に行けそうな
道がなかったか!?
ああ
くそっ廉頗隊だけ
罠にかからぬ
!?
チッ
運のいい奴め
バギ
こっちじゃ
あっまた
罠をかわした
...
...
今度は
下へ!?
...ま
まさか
罠の場所が
分かっているのか!?
それはない!
下からは
見えない場所に
罠はしかけてある。はずが
知られる
見えていなくとも
おおまかな予想は
できるぞ
?
砦に入る前
下から砦の全容が見えた
冊の配置・山の形状から
あやしい所は発見できぬ
こともない
そっそれでは
最初に砦を見て
罠があると...
仮に予測がついたとしても
一度砦に入れば
その全客は
見えなくなります
いっいや
しかし仮に..
一時の記憶だけで
この複雑な迷路の
正しい道順を進む
ことなど不可能だ!!
下の隊を
並走させィ
それをやるのが
廉頗
じゃろォて
ぐっ...
!
また罠を
かわした
もう五合目までは
来てるぞ
趙徳!
ハハ!
よォォし
顔をかかげよっ!!
将軍の示す道に
間違いはないぞっ
オオ
......
ついに...
廉頗
儂は十分
お主がこの迷路の
攻略図を脳裏に
描ききり
来たか
知っておるのじゃ
それを狂いなく
実践できる文字がであることは、
よォく知っておる
故に
動かせっ!!
何っ!?
儂はお主の賢しさを逆手に取る”
!?
あっ
こ...
これはっ
罠へとつながる
新しい道が
できあがった!?
行った!
かかったっ!
殿っ
廉頗
かかったぞ!!
お主を
討つために
四十数年
練っていた
この砦の
最大の武器は
殿っ
お主が攻略した迷路を
後から作り変えられることじゃ
なっ
あっ
いっ...
行き止まり
だとォォ
あまらを巨大な死の袋小路へ
誘うようにな
ほう
撃てェッ!!!
ぐぎゃあ
ああっ
ギャアアア
ぬああっ
キングダムの〈完〉
作者あとがさ
昔の人のお話
一と言っても原のおじーちゃん。お
祖父は僕が3オくらいの時に...とくあっている。よってそのこれではマリとは記憶なろいが、
ふなえてる
一人一つ僕にはとてもやさしかったのは
こんな感じでーっ
年末年始曜新し、正月に国内で家に多くの観戦が集まったことができません。
それじゃ、僕はいい奴のことばかりだった。わざわざ、決まった。一つは右腕の力の手が開けるから...
何枚か、うちの親戚のよじもんおはようございませんが、おばちゃんのことは一切につなんですよ。
親戚のおじちゃんから、僕の祖父の話を聞いた。
お次郎さんは本当に愛情ち人やれたのは、
オオンちゃんと相父の名前!中止
〈協文の方向〉異常に、近紋みだった男の話はよく聞いていたが新しいネタ・
地元では有名な「あらぎいっだったとのこと。
あるさいって言っておろさい。とは「あらまのぐい」コーヒーの一つ多分でいるものを食べるんじゃないのに
何を食べていたかと言うと、フナである。
ビチビチ
・多分長く好きで3分ネタが
空尻で、その中から面白いのを
女性と、ピックアップとしてるからかあ、
まーそれはいいや、
川や泥沼でとった刀を
その場で丸食いしてたそうだ。(マジでー!!?)
その場に入れてしまえば、ウロコも取うおい、大して大丈夫かよ!!そうですよ!!生きたオキロにくめええ。《ヤガーバ》
ってちょっと待ったっ!!ああんって...そんな感じに、「〈信〉《まみます》からね。
周りに向くと多分未次郎さんが変わってたんじゃろいかと...
「山でマムシを見つけたらその場で安いで食べるかつあげてたとも、
子供の頃、金魚を見て足で切りに人気をうる時にじっちんと一匹食われたとみ
長尾談
父曰く「昔(戦後)は、おパク界がなかをがらちゃ」と
□作,原泰久
八雲姉の言葉にはかかわからなかった。そんな私は手を入れたくしたらしい。そして、今回がすぐい。僕の手を
そしてカ...
しますやめって
少し気づかって...そんな大丈夫。好きじゃないか、食べてください。ですから、ニウリも一体的なS-50分ではなければいい。
しかもこの世代のは、
・イアかすごいい、!!彼は何よさばずりかし...これでいろか?!!どうしたのですか!?
休みだけじゃないです。今夜このドリカさんはそう教えてもうううっ...うぅうっ、いやますね〜〜〜っ
いつもよりすれかが骨が固くてくれる。
そんにしても、じーちゃん世代でフケアを見つけているのか、そういうのを見てください。
キングダムの時代って一体...
という訳かれるためなのは、「愛
□スタッフ松原「田近一関
ロヘルプ石井ホ加藤□編集金上
けっこうだ?
カバーデザイン
岩崎修(POOKET
YJC
DIGITAL
5月15日木、2018年6月20日までの開催で
21巻
キングダム
原泰久
◎原泰久2011.20L2
初版発行
デジタル版発行-2012年
2011年
発行所・集英社
httpy/Nwwwstilesshacco.
この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず
無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載
無用で複数、以上、公衆送信を含む)することは、法律で禁じない日々はします。フターネット上への掲載られています。また、個人
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