★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 四十七六十七八十七百五百二十三_百四十一百六十一 ★この作品はフィクションです。実家の人物は団体、事件などにはいっきい関係ありません。 これらに関してはいけないとは前巻までのあらすじ ...の活躍で秦軍の勝利に大いに貢献。そのお客様からこそ、一気に百秒・と大統領される。 いっそうの領土拡大を目指す秦国。だが、大軍勢が遠征中の隙を衝かれ、超軍の侵攻をゆるすことに。王宮は国内に残る兵を集め、大将軍王騎を総大将とする軍を興して対抗。信たち飛信隊も参戦しかつてない激戦の末、超軍を退けることに成功するんかし、趙軍総大将との一騎打ちで致命傷を負った王騎は、命を落としてしまう...。 趙軍討伐から一年後・・丞相・呂不韋の策略はこより、秦と趙の間で同盟が結ばれた。 超への警戒が無用となった秦は、蒙驚を総大将とする軍を興し〈魏の攻略へと向かった。戦いが激化する中、元・趙軍三大天の廉頗の部下で四天王の一人。輪虎に素軍千人将が次々と暗殺されてしまう。急遺臨時の千人隊となった特珠三百人隊だが、玉鳳隊楽華隊に劣る飛信隊は、 一方、秦軍副将王翦と・廉頒四天王・姜燕が対峙する中、廉頗が最前線へと姿を現す。己の保身を第一とする王翦の器量を見切った廉頗は、蒙驚との決着を着けるべく秦軍本陣の後方から突入!砦にて廉頗を待ち受ける蒙驚更には本陣正面にて再び輸虎と対峙する信一・白熱する魏山陽攻略戦は、ついに最終局面へー 菊開商閉陶楠南南痢隅商南南南森南南岡南南開南南 ない、素軍特殊部隊・飛信隊の隊長を務める。現在は臨時の千人将に昇格。 完原】きょうがい信の戦友。伝説の暗殺先の時の「人村に井伯・趙戦で命を落とした一吐」高の戦次、広説の宿校を集団・蚩尤の末裔。飛鳥城の話を砕ける通戦で卵を落とした王騎将軍から、番用の子を手よね悪魔の部屋から出席した王騎の子を話され、愛用の某回・虫ルノ木側。水信隊の副将を務める。 山の民で信の元同居人重筋を目指し、呂民陣家の軍学校に入る 信の親友。扇政の影武者となり、命を落とす。 癲政に忠誠を尽くす大臣かつては武官 千人将。昌文君の副官も務める。 森国の若き王。異母弟との争いで政権を得るが、実権を丞相・呂不韋に握られている。それを取り戻し、中華の統一を目指す ここでは、ここまでになってきたのは、ここではここまでになりましたが、 桓騎しかさ豪橋の副将。元は大野盗団の首領で"首斬り桓騎"という異名 支倉の副将。王一族の現頭首で、千昔の父昭王の代から危険物とされている。 森国を代表する老将軍。大軍を率い、魏へ侵攻中。豪武の父で豪恬の祖父 甯南南南海南南岡南南停晴爾南南南商南南楠南南雨南雨風 怪鳥・の異名を持つ六大将軍の一人。趙国討伐戦の総大将を務め、命を落とす。 王賀じゃん部時の千人科として、玉駅隊を中いる。王ー族現頭首の息子。現頭首の息子。 これは、生まれていましたが、望遠山駅は出会いになりましたが、 臨時の千人将として、楽華隊を茎いる。直離将率いる。豪驚将軍の孫 昌平君の弟子の見習呂不韋の『四柱の一人呂不章の『四柱の一人い軍師。蒙武の息子。で軍事を司る猛将。趙で天才軍師。 国討伐戦で副将を務めた。 権力をほしいいままにする森国の丞相...高政の>政政政。かつては韓・趙で商人をしていた 男不章の四柱の人目の章の画柱の一人で、文官を務める...外交を受け持つ 戦の前に信と遭遇していた将軍。信にー将軍。信にー目置いている。 れんば、してんのう廉頗四大王 高政の母。かつて、高政と共に趙で人質となっていた 廉項扈下随の軍略家。騎に討ち取られる。~~ 南南南岡南開岡岡岡府南南南南南商南商商南南障障障商商預 元趙国・三大天の一一人。理不尽な更送で大将を剥奪され、魏に亡命した。 周りの全ての隊をあそこへっ 必ず廉頗を仕留めるのじゃ!! 撃って撃って撃ちまくれェ!! 何としても将軍をお守りしろっ とにかく矢をしのがねばっ 全員死体の下へ潜り込めっ 一人も動かなくなるまで撃ち続ければそれでしまいだっ 穴にたたき落としてやれィ 罠をはっていた兵が全て落とされたぞっ いっ一体どうなっているのだっ さっきまであの罠にはまって矢を受けていたのにっ... なぜ廉頗が上に現れたっ ...いやそうではない こちらから死角になる場所がなかったわけではない 旗があったので勝手にそこにいると思っていたが廉頗は隊を分けていたのだ 罠の直前でそんなことをしたということは... 廉頗はこの砦の今奥の手〟を読んでいたということじゃ 砦に迷路があると察した時点でそれを動かす策があると思った じゃが敵が入ってから道を作りかえて罠にはめるには相当高度な戦術の目が必要じゃ はっきり言って儂でも面倒なそんな策をあの蒙驚がやるのかと疑ったが 念のため怪しい所で対処した 奴めさては...儂のこと相当根に持っておるな この砦は本当によく出来ているぞ 四十年経っても僕の想像の枠を超えることはできなかったなァ 罠がバレたとしても迷路の中にはいるはずなのに そもそもなぜ廉頗はさっき穴の上に現れたのだ 迷路を動かしたので少なからず他の道にズレが生じた 本陣で何か起こってるのは分かるが 今はそんな所まで気を回せねェ こいつから目をそらせば即あの世行きだ 一歩も退くんじゃないぞ 皆の者全てをこの一戦にかけよ あなたの手で輪虎の首を!! 見事に進撃の足を止められた “輪動”で兵が消耗したせいもあるが 何より止めに入った飛信隊が強い そしてそれに呼応して他の隊も戦いに加わり奮戦している 彼が実質的に〝将〟の役目を担っているんだ この辺り一帯の素軍の士気の源は飛信隊の信この若者だ 武の力はともかく... 武の力はともかく... あの年でこれほど人をひきつける力は自分にはなかった 本当にこの若者は...: 今昔負っているものの重大さが分かっているかい飛信隊_信 君が倒れればここの素軍は総崩れとなり 僕らはとっとと豪驚を討ちに行く てめェの方こそ俺に討たれて 中央の戦いはこっちの勝ちだ 馬上の剣撃で股をやられるのは 脚のふんばりは不安定な馬上での剣撃には不可欠だ もはや輪虎の剣は止められない!! 隊長っくそっ...渾身の一撃が... よりによってあの脚で地上戦にっ... 信殿はわざと地上戦に持ち込んだのだ 全く...冒険家だな君は 馬上が不利と見てイチかバチか...こっちにきりかえたんだろ あのまま続けてたら二三太刀で終わってたよ 僕の圧倒的有利は変わらないけどね そもそも、その足で、立ち上がれるのかい飛信隊_信 片脚の状況もきっちり漂と特訓済みだ この異常な程の精神の強さ... 何が彼をそこまで支えている... 東加!右方の援護に行け!危ない 俺の周りはいいもっと隣を広げろ 輪虎に集中がいかぬよう反対側に強い兵を集めていたのは分かるが... 今日の魏兵は異常に強い 正に死にもの狂いの士気の高さ 素の侵略者共をぶち殺せェェ!! あんたらにとっても負けられない戦いだってことは 俺達で敵の前線を討つぞ さすがにこの状況じゃ持ち場を離れるわけにはいかない 何とかもちこたえてくれ...信.. くそっ隊長を助けに行くぞ ここで我々が入れば信殿は劣勢の一騎打ちを部下に助けられたという汚点を一生残す それは大将軍を目指す信殿にとっては致命傷になりかねないのだ だからってここで死んじゃまったら何もかもがっ どうしても助けに入れぬ事情があるのだ それを抱えているのは飛信隊側だけではなかった それよりも重大なものを我々は抱えておる 武将にとって一騎打ちがどれ程重いものか... 後で貴殿に斬られても文句はない 我らは負けるわけにはいかんのだ 死に体だろうとこいつの目は死んでいない 邪魔するな秦の犬がアア それは郭備の仇を目の前にした抑え難き衝動だったのか 又は楚水本人の自己防衛本能だったのか とにかく瞬間的に沸き起こった楚水の強烈な殺意が輪虎に向かったのだ 輪虎は反射的にそれを斬った そして己への注意が外れた瞬き程の瞬間を 信の身体は逃さなかった 最後の..あがきってやつだ... マジで化け物か...あいつ “天の与えし〝廉顔の剣〟だからね 天に寵愛される武将は一握り だから何だっつんだその天って あの時死にかけていた僕が殿に拾われたのは 最初はごくありふれた話さ 戦火に巻き込まれた小さな村 かろうじて生き残った幼い僕と妹もただ飢え死にを待っていた それから何日経ったか分からない 水と食べ物を与えてやれ 情けないことに僕は気付いていなかった ウジがわく程に妹はとっくに死んでいたことを... ハハ...妹の話は今は、朝食...関係なかったか とにかく僕は命を救われた 結果的に戦いの天稟があった僕と 〝戦いの天才〟が〝戦いの大天才”に拾われたことを 玄峰様がよく言っていたよ 天に寵愛される武将は一握りーー こんなところで負けるわけには... 天が出会わせた剣がこの僕だってね それじゃまるで全部が天任せみてェじゃねェかよ てめェの足で立って戦ってんだ 廉頗の剣であるべく命がけで戦いまくってきた結果だろうが 出会いが重要だってことは分かる? 廉願以上の大将軍になるはずだった男に出会いそいつと共に育った お前が原顔に出会ったってんなら 俺に夢をくれたそいつは:早々と死んじまったが 俺はまたとんでもねェ奴と出会った それからかけがえのねェ戦友達と出会い別れ.. 俺の道の現実的な指針となる人にも会った それが偶然じゃねぇって言うならそうかもしんねェが 天とか何とかうわついたもんは考えねェ 俺は関わった奴らの思いを背負って前に進むだけだ お前と戦ったこともでっけェ糧にしてな 君の言う通り出会いは運命で そこから先は目分次第さ ただし天の起こす奇跡も必ずあるけどね... 昨年王騎が死に李牧という大物が現れた 次の戦乱の世へ移ろうとしています 素軍にも若き力達が芽吹こうとしている ひょっとしたら殿が亡命し前線から退いたあの時.. 僕の役目は終わっていたのかも知れませんね それでも今ここで戦っているのは これもまたの天の計らいが なかなか強かったよ飛信隊信 何度も死を覚悟したくれェやばい奴だったぜ輪虎 廉頗四天王の輪虎を倒したァ 条件だった将軍の首一つを成し遂げたぜバカヤロォ! 元乳備兵として堂々と引導を渡してやるっ 信さっさとそいつの首をはねろっ かかげて回って戦場中に知らしめるんだ 首を持って回らずとも事実はちゃんと広まる 飛信隊隊長・信が敵将輪虎を討ち取ったとふれて回るんだ 何とか致命傷には至ってません とりあえずうち周りのことは 助かります副長は頑丈だから 全部がうまくいったみてェだ... 羌瑰副長を残してきたあたり一帯の... これで終わっただと!?めでたい奴らめ 輪虎将軍はこの本軍の横に別働予備隊を置いていた お前らがここに集中した時手薄になった所に突撃するようにな なっ...何だと... そこに仲間を置いてきたってんなら今頃一人残らず踏み殺されているだろうよ 何せ別働隊はあの四天王筆頭:介子坊将軍の私兵五百だからなァ ふざけたこと言ってんじゃねェぞこの死に損ないが 竜川ちゃんと探せよマジで見えねェのか この雨だしここからじゃ ギャハハハクソ母酪者共が 残った羌癪と負傷兵およそ二百名 輪虎と一騎打ちやってるみたいだが.. ここからじゃよく分からん 敵の新手かっでかいぞっ あんなの俺達が行っても止められっこねェ 素兵が棒きれみたいに吹き飛んでるっ バカ何言ってんだこういう事態のための予備隊だろうが この戦力と今の自分では ...???そうですか? 死ねば象姉の仇は討てなくなる、 ただ死にに行くようなもんだやめた方が... 隊長達だって今命がけで戦ってんだぞ!! やっぱり今は私は飛信隊の副長だな くそっ私ってこんなバカだったか? バカの側にいるとバカが移る 隊長来てくれっこの辺の奴らは息がある くそっ羌猟副長達はどこだっ この辺のは置いてった飛信隊の奴らだ ただでさえ苦しそうだった羌痍副長がたった一人で戦ってくれたんです ス...スイヤセン俺ら本当に無力で... 奴らあまりにすごすぎて... なのに...お一人で... 羌猜副長はどこにいるんだ この戦が終わったら私は飛信隊を出ていく 立ってる奴は一人もいねェ 私もちゃんとお前達と一緒に前に進めると思う 何やってんだこの大バカヤロォが うわっこの辺りすげェでけェのばっかり... なっ何だこりゃ全員ズタボロだ こんなんなるまで無茶しやがって 死んじまったら姉ちゃんの仇討ちできねェんだぞ きっちり輪虎を討ち取ったぞ 羌瑰副長が無事って本当かっ ヒイイこのでけェ奴らの死体って全部副長が一人で...!? ん!?仕長達集まって何やってんだ!? にっ人間業じゃねェ... まさかお前知ってたのか ピーピーうるせェぞお前ら 今まで羌穂にどれだけ命を救われてきた 今さら女だろうが何だろうが関係ねェだろうが 大人なら少しは察してやれや あの光城が女って一体っ 女の身でこんだけの剣技を身につけ男に混じって戦場に来てるってのはよっぽどでっけょ何かをしょってんだろうなってよ... 逆に羌廆は空っぽくなんだ こいつの育った場所にはひでェ。掟゙があってよ その掟の中でこいつは幼なじみの姉ちゃんの為に死ぬつもりだったらしい だけど結果的に姉ちゃんは殺され自分が生き残っちまった こいつにとってはそれが全てだ 掟の先に生きることを考えてなかったこいつにとっては 以来こいつは姉ちゃんの仇討ちの旅をしている 生きる目標は仇討ちしかなかったんだ ひょっとしたらこいつは仇討ちが終わったらそこで死ぬつもりだったのかもしれねェ 最近こいつは少しずつ変わろうとしている 仇討ちの先にも生きる場所がようやく見つかろうとしているんだ 今さら気付かなかったふりをしろとは言わねェが 今までどおり接してくれねェかみんな 大事な仲間なんだからよ 今まで通り変わりなく... 女ってのはぜってェこの先いつかは敵にもバレる そしたら完病を狙う奴らも出てくるだろうし捕まれば あわされるのに間違いねェ そうならねェようにこれからはっ... 羌穂の強さに比べりゃ屁みてェなオレらだがみんなでっ...少しずつ完売を守っていってやんなきゃならねェんだ 尾平のくせにまともなことを...??? ってお前が一番助けられまくってんだろうが出っ歯 信てめェももっと早く言えってんだバカヤロォが 老いぼれ達が引き受けようかの 手当ては足の止血だけでいい 信お前も手当てを... 馬を持ってそれより来てくれ 輪虎討ち死にの報により勢いは失いましたが、総崩れというわけでもありません やはり輪虎が生粋の裁将ではなかったことと侵略される側の士気は容易く折れぬということでしょう 渕さんわりーがここ任せていーか? 最後にまだ行く所があるんだ 一方その頃蒙驚本陣の裏側はー... 何をやっている下の列さっさと仕留めぬか 廉頗自ら先頭に出ている絶好の機を逃すな 実際目の前に来たらっ... 絶好の機って言われても.. 弓隊に狙われます先頭は我々に 廉頗を狙え廉頗一人をだ バカなどこからこいつら 将軍の私兵隊だつっ強いっ ウオオまた登って来たぞっ 敵はもう...八合目まで来ている.. 基本に戻り地に足をつけ砦の利を活かしてじっくり守るだけだ しっしかしそれでも奴がここまで来るのは時間の問題です その分廉頗も付き合わざるをえず、一つずつ攻略して登ってくるしか手はない それこそ正に本来豪驚軍の戦い方である この蒙驚の軍は儂と両副将の三軍から成る その役割は単純かつ明解 まずこの本軍はひたすら守り何が何でも大将の僕が討たれぬこと その間にどちらかの副将の軍が敵を討ち取る それが儂の軍が生み出した常勝戦術 王韜は後方の砦に足止めされ... 桓騎にいたっては未だ行方知れずです 味方の儂らが見失っているということは敵も桓騎を見失っているということだ そのまさかを信じて守るのが儂の戦じゃ これが敵将自亀西の本陣か 無事でいてくれよじーちゃん そうか...本当にその手で輪虎を討ち取ったんだな... その傷が死闘の激しさを物語っている ふれ回ってるのを聞いてから登ってはきたんだが ひょっとしたらお前がこの戦一番の武功をあげたかもな だが戦自体が負けちまったら全部がムダになっちまう 前日のお前の作戦ありきって話だけどな... 何としてもここで食い止めるぞっ もう頂上の本陣まで一気に行かれるぞっ 奴らがこちらに集中し続けているということは中央軍が正面から迫れていないという証 何としても廉頗を止めろ 本陣は脱出しないのか!? くそオ..あれを使うぞ 絶対にここで食い止める しかしこれじゃ味方が... 前後の狭撃のつもりが結局片側だけで攻略できるとは... つまらぬ...やはりこんな戦では燃え上がらんのォ 勝負はまだこれからじゃ 殿オ一体何をォッ... まっまさか一騎討ちをっ とっ殿が廉頗とっ... 随分と久しぶりじゃのォ蒙驚 老けかたが半端ではないわ まずは僕のこと覚えていたことをうれしく思う あの当時討ち取れなかったのはうぬくらいじゃった... 何せ旗色が悪くなるとすぐに逃げ出しよったからのォ その逃げ腰蒙蕎がこれは一体何の真似じゃァ 玉砕して散るより最後まで情けなく逃げ回った方がうぬらしかったのではないか? お互いこの年になると嫌でも色々と思う所があろうて この際、折角なので、馬上でお主と話らいたいと思うてのォ 儂がうぬと語ることなど何もないわ 本当はお主も誰かと語らいたいのではないのか? 殿が勝てるはずがない... 儂が誰かと語らいたいじゃと? 教えてもらおうではないか ...??相討ち覚悟の一撃 何かできると思ったか家蕎 廉頗よ本当は儂は心底お主が恐ろしい それはそうじゃ若き時代、お主の前に負けに負けを重ね お主が出て来ると聞いた時正直運命のいたずらに目の前が暗くなったわい もはや引退の見えているこの年になって何故お主と戦う羽目になるのかとのォ... 結局一度も勝てなかった じゃがその時ある若者が儂にこんなことを言ったのじゃ 最後に勝ち逃げすれば儂の総勝ちこの期に及んで一発大逆転の好機が巡ってきてよかったなとな フォーッフォップォ何とも愉快 若さとは何とまぶしき炎かな その意見に儂も大賛成じゃ 紆余曲折した我が長き戦歴の総決算の場に立ち 四十年前祖国斉を捨ててまで立身出世を求め 素国で何とか大将軍に登りつめたのは 今この刻のためであったのかもとな 四十年の熱き思いのこもった一撃は大層重かろう 今のお主の中には僕の激情を受けきる程熱きものは無かろうて 苦しくなってきたんなら休んでいろ しかし本陣までの道に守備が全くいない 全て裏側に回っているということか 刃を食らっているのは圧倒的に藪糀様だが、 打撃を受けさせれば必ず廉頗を馬ごと吹き飛ばしている 体老いたりとも思いの強さとはこれほど一撃に重みも与えるのが いやきっとそれだけではない... 戦っているお姿が初めてのせいで皆肝心なことを一つ忘れていないか? ひょっとしたら始めから家旅様はっ 素国随一の〝怪力無双〟蒙武将軍のお父上なのだぞ 単純な脅力だけなら廉頗を上回っていたとしても「不思議ではないのだ 本当はお主自身気付いておるのだろうが 最強の敵六将が去った刻お主の火も消えたのじゃ この度は東日本大震災で被ふされた方々に 心からお見舞い、申し上げます。 被災された方々の苦しみ悲しみは 僕たどの相家の友ぶものではないと思いますが どうかーー日も早笑顔が戻ることを心から祈っております 業にできるのは、幕金することと キングダムを描きつづけることです。 それがほんのわずかでも、皆さんの活力の-一部になれると信じて、 「スタッフ・松原、田近関・加藤□ヘルプ石井□編集金上...原泰久 う...腕が...!! そんな分かりきったことを今さら得意気にほざきよって うぬの四十年の思いをぶつけると... どうにかなると思ったのか 互いに数百万の人間の血肉を握り固め 全身全霊をかけてそれをぶつけ合う戦いに明け暮れた その相手を失い熟きものが無くなったとは言え うぬのしみったれた四十年の思いとやらで砕き飛ばせるとでも思ったのか あの黄金の時代を戦い抜いたこの金剛の身体 あまり儂らをなめるなよ豪驀 あの王騎将軍らと互角の真剣勝負を繰り広げてきたっていう大将軍... たしかに王騎将軍と同じようにただそこに居るだけですげエン威圧へを感じる さっきから心臓を習うしつつも握られてるみてェに息苦しい ただし王騎将軍と違って廉頗は敵として立っている分... 火の消えたことを認めるか... お主ともあろうものがそれでも戦場に出て来るとは.. ...???!??...? 当然うぬが目当てではないわ 狙いは王翦と桓騎じゃった まァ王翦とは実際対峙してみたが儂の心に響くものは少なかったがのォ 王韜・桓騎は間違いなく六将級の武将じゃ じゃがお主が感じ入らなかったのは 本気でそれを求めて来たのではないからじゃ お主が出て来た本当の理由は 王騎が討ち取られたことの憤りであろうが ほぼ無名の李牧と龐煖に敗れた王騎は... 結果的に時代の流れにのまれる形となった... それが許せぬのであろう廉願... そもそも六将も三大天もお主を除いて皆が.. 抗いようのないこの.. 時代の流れなどクソくらえだ 老いようが病に伏せようが戦場に出たならば勝つのが鉄則 長く戦場から離れていたとはいえ あれだけ儂らと激戦を重ね続けた男が... あ奴は六将・三大天の名を汚した ふざけたこと言ってんじゃねェっ!! あ奴は六将・三大天の名を汚した愚か者よ ふざけたこと言ってんじゃねェつ!! 儂に物申したいならば名乗れる名を手にしてからにしろ あんたの四天王輪虎をこの手で討ち取った飛信隊の信だ!! 輪虎将軍が討たれた!? あれはまさしく輪虎様の曲刀 飛信隊、信が輪虎をっ... では中央車の戦いはこちらがっ いい加減刀を変えぬかくたびれておる あんなガキがまさか... いいんですよ研げば戻ります 殿に頂いた宝刀ですから..死ぬまで僕はこれで戦いますよ さすがに、この体で"挑むのは無謀か... それに戦ってみてェ戦って感じてみてェ 六将と互角だったらつう元三大天廉頗の力を/ でもさっきからそうじろって背を押されてる気もするんだ 儂の二撃を止めたじゃと...? もう分かったであろうが お主の四天王は玄峰に続き輪虎も討たれた そしてその若者はお主の一撃をも受け止める 時代は確実に次の舞台へと向かっておるのじゃ 決してあの時代を色あせさせるものではない!! じゃから廉頗お主はもう... 納得が...いきませんか あなたにはかないませんね あれだけ戦り尽くしたのにまだ火を灯そうとしておられる しかしもういいではありませんか将軍 あの時代はもうあれで完成しているのですから あの時代を色あせさせるものではない!! あの時代はもうあれで完成しているのですから 将軍はすでに頂上で戦っておられるぞォ やはり頂上へ登って来るのに素兵の方がはるかに多い このまま、もたついていたら、戦力差は広がる一方ですぞ、廉頗将軍 もはやこれは一騎討ちではない 今は素兵の数が圧倒的に多い! 王騎の最期に居合わせその矛を受け取った者じゃぞ!! ずっと気になっていたことがある 王騎の死に際はどうであった... 敗戦の将となったが武名を汚すほどのものではなかったのか... それとも無念のうちに顔をゆがめて死んでいったのか... だから乱世は面白いって 強者が次の強者に討たれ 誰もがあこがれる天下の大将軍の姿。 堂々たる英雄の姿そのものだった さすがじゃな王騎... 口では時代は完成したなどと言いながら貴様自身の中でもまだくすぶっている残り火があった ...じゃが半端な思いで貴様が戦場に戻るはずはない 去年一復帰したのは間違いなく新しい戦いを見い出したからのはず、 その大事な道を一歩目で踏み外したというのに そうかそれでも貴様は全てと折り合いをつけて笑って逝けたんじゃな... どいつもというもとしても自分勝手に先に行きおって... 六将亡き今お主の相手はもはやおらぬ 相手がおらぬのに戦おうとしても虚しいだけじゃて じゃがお主にとってこの戦いに意義をつけるとするなら それは大将軍康頗の〝矛を置く最終戰〟とすることじゃ 自分で置けぬなら優がその腕ごと叩き落としてやってもよいぞ 何なら王騎の所まで送ってやろうか とことん最後までつき合ってやるぞィ 何をもたついておられるのですか殿ォ そっ側面から来ただとっ バカなあっちは険しい断崖だぞ よりによってこんな時にっ みっみんなあれを見ろっ!! 火だっ敵本陣から火が上がってるぞォ !?この雨の中火だと!? なっ何っ素軍がここ本陣へ!? しかし後方の山中にまだ兵力を隠していることも考えられます!! 桓騎!!玄峰を討った武将か...!! ええィ兵を下に集めよ!! 中に入られると厄介だそ!! 絶対に第一陣で防ぐのだ!! これまで不明だった相騎軍の足取りはこうである。 どうなっておる桓騎は介子坊が戦っているのではなかったのか... 玄峰を討った後再び桓騎本軍は後方山中に姿を現した 介子坊はこれを追い大いに叩いたが桓騎の姿はない 桓騎捜索に全力を注いだが空振りに終わり介子坊は素本陣へと向きを変えた 一方桓騎は初めから本軍とは合流しておらず、別働隊の千と共に魏本陣へと迫っていた もっと予備軍を下に送れっ 全力で止めよ一人も侵入させるな この時すでに本陣内に侵入していた 桓騎の少数部隊が侵入してから四千の軍は姿を現した 無論、本陣の兵力を下に集中させるためである よーしどんどん行けどんどん 敵将白亀西とやらの顔を拝みに行くか ーとその前に着替えるか 案魏限らず軍の甲冑ってのは その辺の木にも油ふっかけろ お頭ァ下の魏軍は皆投降しやしたァ 雷士さんがうまくやったみたいっス 次はあんたの番だな白亀西大将軍 それではなく、これからもうちょっとしていますが、そういうことではないのですが...それでも、これまでは ーとまァいつもはあっさりスパッとやるんだが どうせ総大将とは名ばかりで廉頗が全部しきってたんだろ 何もさせてもらってねェのに責任取らされちゃ割に合わねェよな あんたにゃ少々同情する部分がある 地べたに這いつくばって必死に許しを乞えば命だけは助けてやる バカにするなよ若造がア 下げるくらいならやるわ 我は白亀西!魏軍十二万の総大将也 魏人の誇り見せてやるさっさと殺せェ!! ...???...?? ワッハハ怖じ気づいたか ワハハせっかくかっこついたんだもうちょい可張れよ そういうことだけでもないでしょうかアインスタイルでは、 お前が大将って言うんなら この戦で両軍合わせりゃ万の人間が死んでるぜ 少しは痛みを分かち合わねェとな 俺の手下もあっちで待ってるぜ ばぎゃあああああぁあぁあぁ やっやめろこの異常者がっ 命乞いすりゃマジで助けてやったのに 武人の誇りってやつっスよ 中貴幹部らの首をはねろ あとはあっちがどうなるかだ い...いやたしかにこの瞬間はそうだか! 大将を討たれたこの敵はここから... さっさと家麓を討ち取って戦局を五分に持ち込むぞォ!!! 豪驚将軍を安全な所までお逃がししろっ ここの難さえしのげばっ... 本当に我らの勝ちだ!!! 介子坊を止められない!! だが本当に手に負えない敵がもう一人... 取り囲んで廉頗を討てェ やっぱり傷痕が残ってしまった... 伽の方は相変わらず進展はないが 時々無意識にお腹をおさえてしまう 大王様に見られていないかと不安になるんだ 弟の反乱の時についた傷だ だったら俺もお前の傷を醜いなんて微塵も思わない 大好きです大王様... この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載無用で複数、以上、公衆送信を含む)することは、法律で禁じない日々はします。フターネット上への掲載られています。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除して行うこととはできません。