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っ、
YaJC
DiGTTAL
YOUNGJUMPCOMICS
一人間全て
SHUEISHA
ニーセ
●人間全て
原泰久
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
そう
11月
...
ニキも
原泰久
キングダ
第29話「短期戦」
第24話「呪いそのもの」
第25話「六だらけの荒野」
第38話答えのない!
第387話一人間全て
第28話、初日の報告ー
第28回話、化けてみせろー
第30話女傑・渦燐
第21話膠着!
第292話、韓の兵器
!
ーニ十五
―四十三
デオニ
ー九十九
百十七
第294話「豪武の機械」
八十
...
「百三十五
_百五十三
_百七十一
百八十九
ニ十七
★この作品はフィクションです。なかのメニューなんて
実在の人物は団体、事件などには、いっきい関係ありません。
そういうことです。そういえば、これからはそういうことです。それにしてもいいのは
前巻までのあらすじ
時は紀元前。500年の大戦争時代にある中華西方の国秦。奴隷同然の生活を送る少
年・信と漂は武功で名を上げ、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励ん
でいた。
そんなある日、凛は、国王病政の影武者として王宮へ召し抱えられる。しかし、異母
弟・成績によるクーデター一方勃発し、凛は刺客の手に掛かり殺されてしまう。漂を身代わ
りにした嬴政に憤りを感じる信だったが、漂の遺志に応え、るため嬴政と行動を共にし、反
話を鎮圧する。そして改めて、信は大将軍へ成り上がり、最政は中華統一を果たすという夢
の実現を心に誓うったのだった。
そういうことですが、ここでそういうことですから、
その後、秦軍に従事した信は、趙迎撃戦・魏攻略戦などの功を認められ、千人将まで昇
格する。信率いる飛信隊は、右腕であった芙痴が離脱するも軍師・河了貂が加わり、より
強い軍へと成長する。一一方の瀛政は、素国内で相国へと登りつめた呂不具に対抗し、昌
文君を左丞相に就任させることとに成功。朝廷内における確かな実権を手にいれる。
そんな中、秦国に楚趙・魏・韓・燕の諸国が合
オオオ
突撃だァ
万はいるぞ
従軍を組み大侵攻、かってない大戦が始まる...!
を討ち取るとしいう大戦果を挙げた!
ここではスページですが、決戦的に、黒公園に配偶された新宿教は国家の中で
「決まり」というのはこれまではないと思うので、お客様と同世紀初の11年間の18時間ですが、そのままで来ていることを考えて、あなたは一般的に、教えています。それでは、最初めては一度は、まです。
これから、ここのクレジットカードのお客様は、たままに一度お休み時間を
楚軍第一将軍
臨武君討ち死に!
オオオ無理ァッ
でけェもん
作りすぎたんじゃってつゃ
ねェのか?
それでも、ここではこれからは、これはそれはそうですね。でもああ、そうだったんだ
嬴政ぇいやい
素運ーしんくん、ただただそんなことだったのですが、そういうことになりましたが、そんなことをしてください。
5河丁野沼かりようでは
山の民で信の元
同居人。飛信隊の
軍師となる。
天下の大将軍を目指す。奏軍特殊部隊・飛
信隊の隊長。千人将として庶公軍に配属さ
れる。
羌疣きょうが
暗殺集団・蚩尤の
未裔。同胞の仇を
追う為、現在は飛
信隊を一時離脱
素国の若き王。中華の統一を目指す
王賁ぉぅほん
玉鳳隊を率いる。
二千将として、豪
武・勝の連合軍に
配属される。王翦
の息子
はうたい
玉鳳隊
豪恬もってん
楽華隊を率いる
千人将として、豪
武・勝の連合軍に
配属される。蒙武
の息子。
楽華隊
廉公ひょうこう
そういうことで、これからは、これはそういうことですから、そうだな。でもね。
豪驚もうごう
王菊ぉっせん
恒騎かさ
素軍の将軍
本能で戦う武将。四万
の兵を率いいて趙軍と相
対する
王騎ぉっさ
素国六大将軍の一人
趙国討伐戦で命を落と
す
素国を代表する老将軍
張店・桓騎と共に画谷
関を守る。
化物と評される強さを
豪武...
元は冷徹な大野盗団の
首領_函谷関に配置さ誇る。燕軍を迎え撃つ。
れる
...
絶大な武力を誇る猛将
戦う。
精鋭揃いの元王騎軍を勝との連合軍で楚軍と
騰とう
率いる
素国が誇る豪将。大西谷大大将軍・王騎の副官
スログの関で親軍・韓軍と対峙
する
張唐ちょうどう
そういうことですから、これからのアプリケーションは、
成恢せいかい
韓軍
韓軍の総大将を務め
る。数年と共に画谷喫
を攻める
呉鳳明こほうがい
魏軍
魏軍の総大将を務め
る...知識者に富んだ将軍
李牧vほく
趙の宰相を務める。合従軍を興
したい本人。
趙軍
合従軍ーからしょうん!
オルド
燕軍
燕軍の総大将を務め
る。王殿と対戦する
洋明かんめい
第、楚、の巨人。楚軍の総
臨武君リルメイ
めた将軍。勝と大将を務める。
の一騎打ちに敗
わ討ち死にする。
超大国・楚の宰相を務め楚軍の先鋒を務
る。合従工の絵大将
春申君しゃんくん
楚軍
...
第24話呪いそのもの
臨武君が
討ち死にだとォ!?
ネ
ハ...
合従軍本陣
やはり左の戦場の
盛り上がりは
それだったか...
ハゲが
しくじったか
蒙武......
いや王騎副官の
瞳か...
それで戦況は?
ハ!
第二軍が前進を
始めたため一敵は
後退し始めました
あのまま、後ろの
丘の陣まで
戻る気配です
賢明でしょう
もう日が
落ちます
三軍の
汗明は?
不動です
第二軍も
前に進んだだけで
攻撃に出る様子は
ありません
報復は明日以降
ということに
お恐れながら
...
その必要は
ない
そうだな
.....
この一報を他軍にも
伝えるべきかと伝令部が
騒いでおりますが...
とっくに全所に
伝わっておるわ
春甲君の言葉通り
それは
楚軍三将の一人
臨武君の戦死は
合従軍全ての軍に
瞬時に伝わっていた
...そうか...
各将全員が
他の全ての戦場に対して
諜報活動を張り巡らして
いたからである
ワーッハハハ!!
いきなり
何じゃそりゃ
一番反り返っておった
楚軍がヘマッたか
あにィィ!?
早くも
楚将が一人
死んだだと
オオ!?
ワーッハハハ
そして
一番端のこの戦場にも
当然その一報は伝わった
しかし
その報にイチイチ
反応する程の
ギャ
余裕は..
そこには無かった
うおああっ
原公軍VS-超軍
目が落ちてきた上に
この砂煙...
鹿公将軍の姿も
見えなければ
飛信隊の姿も
見えぬ
くそォっ
い...一体
いつまで
この乱戦は
続くんだ
......
たっ
隊長達は
無事なのか?
河了貂
乱戦が長すぎる
もう少し
退がった方がいい
敵の囲いも解けて
入り乱れてる
いつここに
敵が来ても
おかしくない
もはや隊の形なんてなく
中でバラバラになって
戦ってるのは間違いない...
ギャアア
突入するぞ
!?
中で隊を
立て直す
正気かっ
バカな
待っ...
河了貂
なっ
くそっ
エエイ行くぞ
軍師殿を
守れっ
ゼハァ
ゼハァ
......
ダメだ
信の姿どころか
他の連中も
見つかんねェ
ゼハ
あ
しっかりしろ
オイ
他もきっと
長い乱戦で
バラバラになってる
と思います
私達みたいに
偶然出会う
しか...
かと言って
大声で呼び回って
敵の小隊にでも
ぶつかりゃイチコロだ
しかも
今戦ってる敵は
ぜってェ...
まともじゃね...
うっ
逃げ...
戦りますよ
数は変わらない
背を討たれるより
前に
ぐっ...
いっ
行くぞ
おめェらァ
信...
オ
オオ
お前は無事
なんだろうなー
っ...
るあああぁっ
!?
ガギッ
ぐっ
こいつっ...
ガシ
てめェらっ...
しつけェんだよ
ぷあっ
あのガキっ
ん...
...
ヤロオ...
松左什長
何なんスか
この敵は
本当にっ...
突いても突いでも
知るかよ
趙兵は常に
素軍に対しては
異常な戦意で
挑んでくる...
同じ超兵でも
こんな奴らは
初めてだ...
ああ...
...だが
くそっ
何度やっても
もう少しの所で
あの白髪ヤロォに
届かねェ
想像以上に
敵兵が粘り強ェ
楚水の隊と
はぐれたのが
痛かったか
...ファックス?
妙な目で
見てんじゃねェよ
松左
歩兵まとめて
ついて来いよ
まっまた
原公兵も
ついて来い
行く気かっ
あきらめる
かよ
突撃だァ
オオオォ
ぜってェ
将軍首
とってやる
...
凄まじいですな
万極軍の戦いぶりは
我々の入り込む
余地もない
やはりこと対素と
なると異常な程に...
......
万極軍は
他の趙軍とは
色あいが違う
ルオアア
長平にて
「秦六将・白起」は
投降した趙人
四十万人を
生き埋めにした
いいぞ
こっ今度はっ
届くぞっ
趙人は案に
拭いきれぬ恨みがある
があっ
もう少しだ
そして
よォし
抜けたァ
今回の万極軍は
長平での
遺族・遺児のみで
構成されている
...
万極軍は
長平の呪い
そのものだ
なっ...
か...
わ
我らの
お
感じる
秦の
小僧
闇を
第285話・穴だらけの荒野
どうした隊長
なぜ足を止める
隊長!?
......
?
み
見える
わ
我ら
遺児に
長平の
か
宿る
んねん
お怒念が
長平!
長平
遺児だと...!?
長平...って
......
知るかよ
たしか大量虐殺が
あったとかいう
やつか...
くっ...
ここは戦場だ
戦いの最中に
それは
俺が生まれる
前とかの話だ
っ...
うオオ
ふざけたもん
見せんじゃねェ!!
第285話・
らけの荒野
ぷあああ
クラッ
尾平っ
お前らっ
はっはっ
助かった
やっと
死にやがった
敵が続々とっ
集まって
来ますっ!!
何ィ!?
こっ
殺せエエエ
ハアッ
くそっ
こいつら
マジで死ぬまで
尾平さん
まずい!
オオ
こっちだァ
ヒイッ
だっダメだ
にっ逃げっ...
ばっ
田有!!
田有百将っ
オオオ
よかった
あっ
味方の兵が
こんなにっ
一番端の
田有に
引っかかって
助かった
よく見つけて
くれたっ
フッ
オレじゃ
ねェよ
オーイ
こっちにいたぞォ
河了貂!?
ケガ人は真ん中で
預かる
尾平・澤さんの隊で
この場を受け持つんだ
受け持つ?
田有
悪いけど
さらに奥に
広がって
味方を探すために
点を広げながら
進んでいるのだ
アイヨ
進むって
どこへ!?
もちろん
信の元へだ
お前達で
点は
十個目だ
すげェ
オオォ
ずああ
あっ
ゴブッ
死ねェ
ふばあっ
ぎゃあっ
ほ...
本陣の
こいつら
精鋭隊ですか
全員
つ強いっ...
ずりゃあ
らァ
ばあっ
ち
長平を
知らぬなら
お教えて
今から
い
ち長平にて
あの白髪は
ここんな時に
昔話を
やろう
く...
十九年前
す
全ての
捨て
敗れた
わ我らは
い
いや違う
これはっ
あの白髪風の
桜だ
よー四十万の
投降兵だ
そ
そして
我らは
武器を
降服
した
...ググ
ビキキ
あ
集め
られた
キングダムの
荒野に
こ
大きな
穴だらけの
これまでは、これからではないということですが、
僕はそれではないのですからねえ、
カタカタ
カタカタ
カタカタ
ひイ
ガタガタ
ヒイイ
お父...
剛兄ィ
...
くっ...
し...しっかり
目に焼きつけろ
最後の光景だ
極
なっ
何っ!?
あの男
そっ...
その場に
いたのか!?
体どういう
ことだっ...
キングダムの
が
......
眼前の
丘の
>
う上には
秦六将
は
白起が
いた
隊長
万顔隊長ォ
こんな...
ことって..
お父...
......
おォのれ
白起
これが降服した
人間に対する
仕打ちか
この非道
必ず貴様は
史に悪名を
残すぞォ
その通りだァ
まともじゃ
ねェ
こんなこと
天が許さぬぞォ
呪ってやる
必ず
呪ってやるぞォ
ご慈悲をォ
どうかご慈悲をォ
少年兵も混ざって
いるんだァ
絶対に
許さぬからな
森の
クソ共ォ
絶対にっ...
しょ...将軍
どうか...
ご両者を
やれ
こっちにも
いる
大将軍...
せいっ
うわあっ
やっやめっ
!やっやめっく~~~
わっ
わっ
ヒイィ
ぶっ
ヒィィ
おっお父っ
お父っ...
次ィ
ギャアア
次ィ
ううう
くっ...
ひっひィ...
......
ふざけるな
貴様らァ
ぐおォっ
うわあっ
あっ
さっさと
行けっ
ううっ...
剛
うう
ぐっ
大丈夫か
板
よォし
土を
かぶせろォ
ぶおっ
お
お父っ
わアっ
ドジャ
ふぐっ
うばっ
クハハ
こりゃア
夜まで
かかるな
やめろっ
やめろォォ
やめて
くれェェ
ギャハハ
こりゃ
すげェや
オイ
ドシャ
ぶふっ
ふふ
ゴホッ
ゴホッ
父上っ
極
うぶ
お父ォォ
オオ
極っ
極っ
剛兄ィ
お父っ
おっ
ふわああ
皆一緒だっ
一緒に死んでっ
怨念となって
水劫に秦を
呪ってやるぞォ
ハアハア
オエエエ
...じゃあ
あいつは自力で
土の中から
はい上がって...
こ...
これまで
こ殺した素人の
か数は
い
一万を
こえる
そ
それは
兵士では
ななく
無抵抗の
い一般人
一万だ
なっ
何っ
だ
だが
よ四十万には
ほ程遠い
わ
我らは
わ
成陽の素人を
皆殺しに
みゃ
すするために
ここにき来た
なっ
ぐ
させっかよ
信っ
いたっ
いたぞォ
第286話
お答えのない
殺れ
や
い
遺児達よ
成陽の
ま前に
叩き落として
こ奴らを
ち地の底へ
...
オ
オオ
やれ
フォオ
背を
かばい合えっ
ぐっ
ぐっ
オオ
ん?
こいつら
また火がっ...
あっ
オルァァ
ぎゃあっ
がはっ
!!
待たせたなァ
小僧ォ
ワッハハハ
バッ
ぐあ
飛信隊
参上じゃァ
信っ
お前らっ
ぽはっ
よくこの乱戦の中、
まとまって...
オオオ
信ンンン
信っ
テン!?
バカお前っ...
入って来た
のかっ...
......
オレがいない間に
お前らが全滅
なんてしたら
オオオ
軍師になった意味が
ないだろうが
沛浪・竜川・崇原
田有・尾平は
信を支援・護衛しろ
去亥・田永
竜有・中鉄は
左右に展開して敵の増援を防げ
左右に展開して
敵の増援を防げ
各騎馬隊は
各々敵将に
突っ込め
オオ
オオオ
あっ
ありがてェ
この場の数が
盛り返した
上にっ...
これで隊として
戦える
やりやしたよ
松左什長
信...
あっ
報告
万極将軍の隊に
敵の部隊が突入
交戦中とのことです
何ィ
こんなところから
息を吹き返す部隊が
素軍にはいるのか...
将軍から援軍の
要請は?
特に
ありません
李白本陣
一千万極の元へ
送れ
李白様
...?
念のためだ
素軍が...
味方ですら震撼する
あの万極の怨念の力を
へし折れるとは
思えぬがな
ん?
あっ
危ない
隊長っ
何ボケっと
してやがる
信
ん?
そうだ...
やっぱりそうだ
もう
こうなっちまったら
止まらねェんだ
きれいでと並べても
だから
あいつは...
信
どうしようもねェ!
!?
どうしたんだ
チッ
信!万極の
長平の話は
忘れろ
俺達には...
関係のない
ことだ
そこに俺らが
いたわけじゃ
ないだろ
!?
長平!?
それに今は
そんなものに
構ってる場合じゃ
ないぞ
長平...
ちっ
ふああ
長平...こっち極
死っ...
バギョ
!
かっ
かっ
ぐァア
り
理解が
ひゃ、低すぎる。
おお前達は
いいつ
いかなる刻も
ここの
呪いの
う渦に
おお前達
全員
そ
その親も
お女も
関わって
いいるのだ
子も
......
ぜ...
全員
一人残らず
ち
地の底に
沈めて
なっ
何だとォ!?
あのヤロオ
ふざけた
ことをっ!
........
ややる
万極
河了貂!?
.....
娘軍師?
お前のことは
知ってるぞ
!?
!?
お前は
凶悪な武将として
素軍の要注意人物に
名が上がっている
お前は
馬陽の前暗戦
馬火一骨の村々を
壊滅させた
だけでなく
お
その他、幾度も
素領土に攻め入っては
同じことを
繰り返している
一般市民を
一人残らず
殺して回って
るんだ
にした
なっ...
同じことを
ややっている
までだ
投降した時点で
そそれは非戦闘員
よ四十万の一般人だ
?
それをき貴様ら
素人はいい生き理め
それとこれを
一緒にするんじゃない
何が同じだ
長平はたとえ
投降しようとそれは
寸前まで兵士だったんだ
それとお前がこれまで
手にかけてきた人間が
同じだなんて
絶対に言わせるか
無力な女子供まで
殺してんじゃねェよ
このクソヤロォが
河了貂...
子供に何の罪がある
赤子に何の罪がある
まだ何も分からないで
ただ一方的に..
命を奪われてっ...
お前は
長平の復讐と称して
虐殺目的で戦争をしてる
最低の異常者だ
信
そんな奴に
同情はいらない
万極を倒すんだ
そいつが成陽に
行けば本当に
そこはっ...
ッハァア
あっ
信
何やって...
危ねェっ
がっ
テン
そんなに
わめくな
がはっ
お前に言われなくたって
こいつはぶっ倒す
こいつが善だろうと
悪だろうと
味方を殺ろうって
奴は許さねェ
だけど
こいつに同情の
余地がなくはねェ
なっ...
信っ...
隊長っ
別にこいつが
特別ってわけじゃねェ
五百年の戦乱の世だ
こんな奴は他にも
ぜってェいる
一歩間違えりゃ
俺らだって
そうなってたかも
しんねェし
人の感情はそんな
簡単じゃねェよ
万極に殺られた村に
一人でも生き残りがいりゃ
すでにそうなってるかも
しれねェ
キリがねェし
そんなところを
考えだしても
俺らはその答えを
持っちゃいねェ
誰も
持っちゃいねェ
だから五百年も
戦争をやってんだ
そ
こ小僧
その通りだ
ひ人は
だだが
そこに解など
なない
で出口なき聞で
え永劫に呪い合い
こ殺し合う
そそれこそが
ここの世界の
真理だ
俺もさっきまで
そうなんだと
思ってたぜ
俺も戦争孤児で
万極ほどひねくれちゃ
いねェが
戦争はあるもんだって
思って生きてきた
それがどうこうなんて
考えが及ぶもんでもねェ
って感じて
生きてきたんだ
信っ...
さっきまで?
ん?
...
だがいざ万極の
醜悪ぶりを
目の当たりにして
やっぱり何か
答えがねェかって
考えた
そしたら笑えるが
今ごろになって
俺は気づいたんだ
この出口のねェ
戦争の渦を解く答えを
持ってる奴を
実は俺は
知ってたんだってなァ
......
そうだろ?
テン
え?
ええっ!?
へ?
そいつの答えは
こうだ
境があるから
内と外ができ
敵ができる
国境があるから
国々ができ
戦いつつける
国境があるから国々ができ戦いつづける
あっ
だから、あいつは
国を一つにまとめるんだ
政
そして俺は
その金剛の剣だ
第287話「人間全て
金剛の剣
政の
...信
・?
く
国を
...
何の話だ?
万極
てめェにどんな
理由があろうと
威陽へは
行かせねェ
ひ
一つに...
だと?
成陽の人間もっ
俺らの王様も
殺させるわけには
いかねェんだよ
クソガキ
がっ
フッ
ぶはっ
っ......
万極ゥゥ
信にっ
俺らも
隊長に
続けェェ
うォォ
うォォ
什長っ
ああっ
信の奴
迷いが
消えやがった
ルアア
チッ
こいつら
また士気をっ
クソガキがっ
万極様
いったん
退がりましょう
咸陽に入る前に
倒れては
意味がない
後方へ
退がるぞォ
......
ぐわっ
後ろにも血に飢えた
部隊が控えています
この敵はそいつらに
道を
開けろォ
なっ
何っ!?
いかん
後軍の中に
逃げる気だっ
やばい
ここで逃がしたら
俺達はもうっ
大丈夫だっ
ん!?
旗を
かかげろォ
ババッ
なっ
!?
オオオ!!
楚水!?
後ろに
飛信隊の刺働隊だとォ!?
副長ォ
一人も通すで
ないぞォ!!
安心するな
楚水隊は決して
多くない
後ろの遮断も
一時だ
かっ
河了貂の
指示か!?
急げ信
すっすげェ
テン...
もうここでっ
万極を
仕留めるんだ!
キングダムの
任せとけ
参謀ー!
来たぞォ
ガキを
止めろォ
ジャマだっ
!
くああ
真上から
振り下ろしっ
あの男
思ったより
間合いが
深い
輪虎を討った信が
あんな奴に負ける
わけがねェ!!
うおっ
ルアアア
手が
ふつうより
長ェんだ
関係ねェ
万極様っ
ぐっ
こんな
もんでっ
ん?
なっ...
ふざっ...
信!?
何やって..
ぐああっ
しっ
くああっ
信っ!
隊長
ぐっ
......
上等だよ...
てめェら
国を一つに
しして
あ争いをなくすと
い言ったな
そ
そんなことで
滑せると
お思っているのか
この深き
怨念を
ボコ
ヒュ
ヒュー
お父っ
剛兄ィ
ゴホッ
ゴホッ
ゴホッ
...
ザッ
ザッ
バギッ
ひぐっ
べキ
ひっ
ひっ
お父っ
お父っ
ビッ
うぢあああ
お
怨念は
ビキキ
次の
怨念に
連なり
輸とする
か成陽を壊滅させ
そその生き残りが
出れば
ピキキ
そそうやって
怨嗟の渦が
続いていく?
不動の
真理だ
第二の方極
となる
そそれが
違う!!
だがてめェみてェには
なってねェ
俺だって
身内を
殺されたっ
お前にはたまたま
そこから引き上げる
人間が周りに
いなかっただけだ
真理なんかじゃ
ねェ
たまたま運が
悪かっただけだ
ぐっ
お前は
憐れな奴だ
こんな気色悪ィ
亡霊共を
しょいこまされ
ちまって
こいつらの重みで
お前はぶっ壊れ
ちまったんだよ
分かってんのか
万極
ち
一番呪われ
ちまったのは
お前自身なんだぞ
ビキキ
違う
の呪われてるのは
に人間全てだ
信
こ
この呪われた
ガキを殺せっ
フオオ
このっ
大バカ
ヤロォが
だからお前は
もう
てめェの痛みは
しょってってやる
薬になりやがれ!!
第288話初日の報告
やっ...
やったァァ
趙将軍万極を
討ち取った
ぞォォォ
うオオオ
信ンンン
第288話・初日の報告
隊長ォォ
オオオ
信?
ぐっ
眠る前に聞け
万極...
素人
として
...案将として
お前に言うことは
一つだけだ
俺は長平みてェなことは
絶対にやらねェし!
絶対やらせねェ!!
キングダムの
......?
お
俺も怨念と
なって...
み
見ている
ぞ
地の底で
...ずっと...
見ているぞ..
お
お前達の
なそうと
すること...を
......
ああ...
万極軍の逆襲を
恐れた飛信隊は
この後すぐに退却
将を討たれた万極兵は
鬼の形相で
これを追ったが
仇を討つまでには
至らなかった
...
よしっ
退くぞ
飛信隊っ!
おっ
オオ
バァっ
一方
原公はー
ぐォっ
......?
...
フッ
日も落ちた
ことじゃ
今日はこのくらいに
してやるかのォ
帰るぞォ
ハハァ
慶舎様
藤公が退却をっ
...
チッ
フン
廉公は趙将・慶舎の
目前で踵を返した
ここから
もう一勝負するには
夜戦に突入するから
である
よほどの準備がなければ
夜戦での成果は望めず、
逆に危険度の方が
跳ね上がるのだ
ハァ
もちろんそれは
フッ
いずれの戦場でも
同様である
...
夕闇は
この函谷関攻防戦の
長い一日目の終わりを
ようやく告げたのだった
報告ー
かっ...
函谷関は
死守!
函谷関は
死守ですー!!
いよォォっし
咸陽
ハッハ
初日で抜かれたら
ひっくり返るわ
他の戦場も
含めて
詳細を
ハッ
まず函谷関は
魏の巨大井蘭車二台に
様子をかけられたのですが、
一台は桓騎将軍が
焼き払いました
キャハハハ
ギャアア
なっ何っ!?
オオ!
んっ...
オオ
やりおるのォ
野盗頭は
フム
フム
っ上々
もう一台の所では
拠点の攻防で
張唐将軍が踏ん張り
その井関車は一度
離れたそうです
バゴッ
退けェ
さすが
張唐将軍
モォォ
函谷関の左の山岳を
守る王聖軍は
対する燕軍を全く
寄せ付けていないとのことを
一方右の戦場では
騰軍が打って出て
何と楚将三人のうちの
一人を早くも
討ち取りました
!
なっ何と
真かァ!!
蒙武は?
主力の蒙武軍を
温存して一将を
討ったのか...
豪武軍は
一切動いて
おりません
よし
最後に初日で最大の
激戦地となった右端の
鷹公軍の所ですが
多大な犠牲を
出しながらも
ここでも趙将軍の一人
万極を討ち取ったそうです
オオ!
万極と言えば
成陽に近づけたくない
敵将の一人と
言っていた男か?
これは
大きいぞ
その通り
です
何と何と
そっちでも
将軍首をっ
いよォし
それも
でかしたのォ
討ったのは
鹿公将軍か?
いっいえっ
万極を討ち取ったのは
飛信隊の信という
千人将です!
!?
なっ...
だ
大王様?
いや何でもない
コホン
...
...
では続いて
各軍の...
信...
お前には本当に
救われる...
なーんか
やっぱ盛り上がん
ねェな
チキショー
けっこう
でけェ手柄
あげたのに...
あの白髪...
本当は弟の
仇みてェな奴
だったんだけどよ
でもあんな話
聞いちゃ
到の恨みだ~
ってのも何かなァ
あいつに
長平だのなんの
言われちまった
からな...
あっ
そうか
......
尾平..
かー
ダメたダメだ
武功あげたのに
士気が上がんねェ
それに
将軍首とって
一番うれしいはずの
隊長もあんな
感じだし
慶
裸踊りだ
ざけんな
お前が
やれ
ん?
ん?
どわっ
ぁづっ
あづっ
ぐわっ
いっ
わあっ
ぐっ
ギョワァアア
ぐわっ
チューした
今チュー
したぞ
何てこった
ガッハッハ
だっ誰だ
こんな
ふぎけっ...
あっ
飲むぞ小童ァ
夜は勝利の
美酒に酔いしれる
第289話化けてみせろ
ゴグ
ゴグ
ゴグ
ゴグ
ゴグ
ブハァッ
それが戦人の
醍醐味じゃア
ゴグ
ゴグ
ひっ
ビグっ
バハハハ
こ声が
でかい
飲めい小童ァ
今日の勲助者は
貴様じゃァ
第28期話・化けてみせ
それとも万極に同情して
世を憂い夜通し
泣くか?
まあそういう武将も
面白くはあるがのォ
飲むに
決まってる
グビッ
信っ...
ゴグ
ゴホッ
ゴホーッゴホッ
何っ...熱っ...
!?
しっ
信!?
ゴボォッ
オエッ
どうじゃ鹿公の
酒は凄かろうが
ん!?
何せ
あの王騎ですら
目を白黒
させたから
のォ
ワハハハ
どうしたァ
この酒に挑んで
隊長の名誉を
挽回する者は
おらんのかァ!?
ガハハハ
...
では...
あ...
あっしが
オオ
田有
田有百将
つつっ...
おお
儂に劣らぬ
色男じゃのォ
周りは掛け声じゃア
ハア
バン
となーりーの
むむーいーの
金ー玉ーはー
よォし
グビビ
ブッ
何だ
その掛け声
ぐお!
バタァン
田有が倒れたっ
次イ
ふううっ
田永ェェ
じ十人がかりで
やっと半分...
バハハ
どうしたァ
次イイ
ででもさっき
将軍は一息で
っし俺が
いくぞォっ
に...人間じゃ
ねェ...
隊長ォっ
ところで
童信
今回の後ろ一万を
率いての戦いは
なかなかじゃった
のォ
ヒヨってはいたが
風を放つ勢いのある
大炎であった
フッ
......
ーとは言え
十二万対四万で始まった
この戦場
万極を討ったにしろ
戦力差は変わって
おらぬ
互いに一万ずつ
減らした感じかのォ
十一万対三万って...
このまま減らし合って
いったらこっちが
消滅する...
...
この先の戦の
展望はっ...
えっ
ん?
何じゃ童信
女連れとは
やるのー
少女趣味
ワハハハ
戦は生き物じゃァ
展望など
あるかァ
バハハハ
い
いいのか
それで..
なっ
違っ...
始まってみねば
分からぬわ
重要なのは
一つー
“火つけ役”が
〝火の起こし場所〟に
出現できるか
どうかじゃ
わけが分からん
大丈夫か俺達
...いや
分かんなくは
ねェ...
コラコラ信
見栄はるなよ
...何となくだが...
“火の起こし場所”...
その意味は分かる
...それはぜってェ
外しちゃいけねェんだ
見栄なんか
じゃねェ
この隊は今日の戦で
何人減った?
よし
では儂の兵で
三百補充して
やろう
えぇっ!?
ん...
三百人程
とびきり
ガラの悪い
連中でのォ
えっ
バハハハ
さらに五百人隊を
二つ補佐につけてやる
自由に使え
ええっ
なっ何で
俺達にそんな...
...
ただの
勘〉じゃ
成すためには
今中、からの新しい力の
台頭が不可欠
じゃろう
どこの戦場も同様だが、
素軍の今ある力だけで
この合従軍をはねのけるのは
至難の業じゃ
新しい力の
台頭...
今は国が
生きるか死ぬかの
瀬戸際じゃろ
つまらぬ感傷に
浸っている場合ではないぞ
この大戦で
化けてみせろ
童信
それが無くば
この戦場は
厳しいぞ
ボ
・っ
望む所だ!
グビッ
被害は手白軍が最大で六千
万極軍が三千副将の軍が子の
およそ計一万
対する素軍も
ほぼ同数の模様です
ご苦労様でした
初日からここが
最激戦地となりました
相手が鹿公ですから
この展開も予想は
していましたが...
まんまと飛び込んで
来たのですが
討ち損じました
逆に刀極を
失うという
失態
面目
ありません
万極を失ったのは
正直つらいですね
攻めの駒という
だけでなく
存在自体で色々と
役立ってもらっては
いましたから
あの狂気の
面も含めて
......
しかし
彼を討ったのは
鹿公ではないと
聞きましたが
ハ...
火をつける者が
風公の他に突如
現れました
鹿公の他に?
飛信隊の信という
千人将です
!
馬陽で馮忌を
討った男と
同一人物のようです
...
ええ
分かってます
驚きましたね
まさか素軍の天敵の
ような万極を討って
しまうとは...
大戦は人の成長を
強力に促す
他の戦場はいかが
なのでしょうか
いや合従軍として
初日はいかに?
ひょっとしだら
彼はこの戦で
さらに...
初日が多少
荒れるのは
常です
...上々ですよ
将の損失はあれど
膠着している燕以外は
どの戦場も順調に
敵兵力を削いで
います
...楚は
三将の一人を失ったと
聞きましたが
あそこに関しては
心配は無用でしょう
春申君もー
楚軍に早くも
火がついたと
おっしゃっていましたから
ぜってェ
ただじゃ
おかねェ
翼
もう送って
やろう
見てろよ
臨武君
勝って
ヤロォの
腸
ぜってェ
えぐり出して
やっからなァ!!
火を放てェっ
臨武君っ
臨武君万歳
豪軍に
死を!
死をォ
菜軍に
死をォ!
死をォ
万歳!!
...??
菜軍に
死をォォ!!!
...
ハハ
まいったね
死をォ
賁様
死をォ
ほっとけ
ん?
鱗坊に
緊張の初戦を終え
その夜は両軍各々に
夜営についた
対峙する敵の姿を
互いに見ながらも
夜は静かに
ふけていった
そして
二日目
ザッ
早朝
早いな
いえ
私も先程
...楚は早くも
汗明ですか?
先に第二軍を
出す
いや
そう言えば
第二将についての
情報がほとんど
ありません
何でも近年
台頭してきた
将軍とかで
どういう
将軍ですか?
...クッ
どっちかに
吸収されんのは
仕方ねェか...
二将は味方でも
危ない
はずれかよ
...一言で
言うなら
...チッ
“性格に問題あり”
といった所だ
声が大きいぞ
...
なぜそんな武将が
第二将に?
それは無論
戦いの
天才だからだ
楚軍第二軍将軍
蝸燧
第290話
・婦燐
女傑・
...何だ?
元第一軍の
千人将以上を
みんな集め
やがって
...
さァな
蝸燐様
全員集まって
おります
ん
わざわざ第二軍の
軍紀か何かの説明
受けんのか?
ご登場だぜ
第二軍の女将軍
やめろ翼
色々と
噂を聞く
お
ザシュ
分かってるよ
小柄でかなりの
美人とか何とか
臨武君みたいに
冗談は通じないぞ
......
ザッシュ
ザッシュ
ザッシュ
サッシュ
ん?
!?
ザッシュ
なっ
......
でっですェ!!
この女が第二軍の将
こっこの巨体
汗明将軍並じゃ
ないのか...!?
媚燐将軍
臨武君副官の
魯近ってのは
どいつだ?
ハ!
私です
此度は第二軍に...
キングダムの
何をっ...
なっ
魯近殿ォ
ハゲの手垢のついた
無能共は
いらないんだよ
敗戦の豚共
なっ
何だとっ...
翼
本来なら全員ここで
始末してやる所だが
さすがにそれをやると
総司令春申君が
黙っていない
総司令が近くにいて
命拾いしたなァ
だがその猶予も
一日だけだ
私の第二軍は
動かさぬことにした
今日は元第一軍の
お前らだけで
戦え
豚共
!?
それで素将一騰を
討ち取れなかったとしたら、
ここにいる
お前ら全員
斬首に処す
何だと...!?
なっ...
一回機会を与えりゃ
司令も怒らんだろ
あー
それと
私の身長に関して
一切の言を封じる
破らば
即斬首だ
じゃーな
...ファックス?
二日目
楚軍VS
蒙武·騰連合軍
ぐっ
くそォっ
指揮官なしで
戦なんてっ
ああ
これじゃガキの
ケンカだっ
戦術も何も無しに
こんなんで敵将が
討てるかよっ
ぐっ
麗
無理すんな
お前はケガ人だ
ぐはっ
つか
向こうが
何か策を使ってきたら
俺ら対応できんぞ
隊長
っくそァ
第二軍本体は
本当に動いて
ねェのか!?
ビクリとも
動いてねェ
くそっ
あの大女
マジで防観する
つもりかよ
や
しかし楚元第一軍の
この無謀な戦い方に対し、
蒙武・騰側は逆に
慎重になった
事情を知らぬ素側には
この奇異な動きの
意図をくみかねたのだ
超戦場より報告っ
今日はここまで両軍に
大きな変化は
ありません
初日とうってかわって
原公も本陣を離れず
局地戦を静観
しております
合従軍本陣
ハァッ
慶舎が受けの武将と
知られましたからね
燕軍の地より報告
蒸軍は王翦の砦の
攻撃を継続していますが、
未だ揺らぐ
気配はありません
それに向こうには
戦を急ぐ理由は
ないしな
......
山陽で笑いた
王殿の砦を見ました
燕の戦場も
なかなか動きは
出ないかも
知れません
それに
...ここも魂が
あの井園車を退げたため
従来通りの
城壁攻めになっています
魏か韓が何か秘策を
出してこない限り
この戦場も膠着
するでしょう
今日動くとしたら
やはり楚軍の...
楚戦場より
急報――
開始より半日!
楚の第二軍が全く
動いておりません!
何ィ!?
大丈夫ですか?
初日の臨武君の
失態に続いて二日目
この戦い方は
楚軍として少々
まずいのでは?
二日目以降をまず
第二軍に任すって
指令だ
誰にも文句は
言わせねェよ
ん?
うっせ
何だ
この地響き...
ビリビリ
!?
近付いて
来るぞ
ん?
あっ...
かっ
汗明様っ!!
何の真似だ
蝸燐
事と次第に
よっては許さぬぞ
......
ひっ
ひィっ
総大将汗明様が
何用でこんな所まで?
なぜ二軍を
動かさぬ
あのハゲが
嫌いだったもので
その配下共を
いたぶっているんですが
簡潔に
答えろ
首を出せ
蝸燐
ぐっ
何か?
あっ
フッ
そう熱くなりなさんな
汗明のダンナ
冗談ですよ
じょーだん
......
五秒で答えろ
なぜ動かさぬ
作戦ですよ
ビダッ
かっ...
ひっ!
!!
そんな奇行で
素将が討てると
言うのか?
......?
バカな
奏将なんて
チンケなもの
討つ作戦じゃ
ありませんよ
...
えっ
では何だ
函谷関を落とす
作戦ですよ
ビト
......
娼機より逆に
この本陣に進言だと!?
ハッ...
全軍大いなる凡戦を
連ねて十日後に...
函谷関を落とすべし»
...っとのことです!
教えて
下さい
ハ
......
凡戦で十日で
落とすだと?
なるほど
本物ですね
李牧
意味は
分かります
ううう...うんううんじゃないですか
しかし
二将娼燐
るぞ
うっ
第291話「膠着
ぐっ
いえ
......
登って
来たぞっ
殺せっ
殺せっ
......
ニィ
うわっははは、は
うわっははは、は
二日目にして
ようやくここも
盛り上がってきたなァ
第291話隊着
将軍
一段目が劣勢に
なってきました
左の側壁も
敵の攻撃を
受けています
裏の尾根沿いにも
敵影とのことです
なァ王覇君
はっは
そう睨むなよ
いや立派な
砦だぞ
見えて
この屈強さ
スキの無さ
フェー
ないけど
見事としか
言いようがない
だが
多種多様な北の山間民族を
取り入れるこのオルド軍は
こういう山城攻めが得意
だったりするわけだよ
わして
*1000
〈オルド将軍
仲間が合図の
笛を鳴らしている、
...なんですよ
(ちょっと待て
女の側面はキョン族の
ものだキョン
...??
〈知らん
お前キモン
うっとうっ
(ギョーン)
どのような
(オルド
五千ほど
兵をくれ
こっちだから?
〈仲間が突入口を
見つけたようだ
1975008年10月
〈燕兵一万をゲム族に
たくすのだ
ワハハ
いよいよ攻め手が
増えてきたな
オルド様
ん?
大本陣からの
使者のようですが、
あれは...
む...
何ィ!?
主力を温存して
単純な消耗戦だけをやれ
だとォ!?
ッッ
趙軍本陣
消耗戦?
期日は
おっしゃられた
か?
......?
十日から二十日と
呉申
公孫龍軍の
突撃を取り止め
させよ
ハハ!
函谷関
いっ
単純なる
消耗戦...
......
楚軍本陣
さすが李牧
分かってんじゃん
かよー
フフフ
二日目はー
ばっ
押し込め
飛信隊!!
オオ!!
がァっ
ヒイ
初日のような
番狂わせ的
大戦はなく
全ての戦場で両軍が
地味に戦力を削り合う
戦いが続いた
ああっ
ひいっ
そしてそのまま
二日目の攻防戦は
幕を降ろした
ぐはっ
ひいっ
ギア
しかし
その時点で
合従軍の裏に
何らかの共通意識が
働いていたことは
素軍の誰も気付いて
いなかった
......
おお
まっまた第一軍
だけかよ
斬首を取りやめただけ
ありがたく思えだとさ
あの大女っ
オオ
くそォっ
そして
三日目も同様に
過ぎたのである
......
ぬうう
なーんか昨日から
趙の奴ら
おとなしくねェか?
はァ?
どう思う
テン
どこがだよ
けっこう...
つかすっげェ
こっちも
やられてるぞ
そりゃ初日に
比べりゃ
少ねーけど
初日はちょっと
やりすぎだ
......?
...
えっ
......
あ?
この色ガキ
あのくれェで
何意識してんだ
あだっ
あっ
クラァ
信てめェ
俺らの軍師に
何やってんだー
そうだ
そうだ
チュッチュチュツ
チューしたからって
娘軍師はお前のもの
じゃねェぞォ
いてっ
てめーら
隊長にむかって
うるせェ
函谷関
...
ちょっと
宜しいですか?
白老殿
張唐殿...
キングダムの
やはり昨日からの
合従軍の動きが
気になりますか...
...ええ
報告によれば
他の全ての戦場で
単純な消耗戦が
行われている様子
初日の結果から
何か合従軍で
作戦の変更が
あったように感じる
作戦云々もあるが
儂は合従軍全軍が
同じ動きをしている点が
気になる
合従軍につけ入るスキが
あるとしたらそれは
それぞれが別の国の軍の
奇せ集めという部分じゃった
それが呼吸を合わせて
戦うとなると
厄介なことになる
いかにも
...とは言え
始まって
まだ三日
少々考えすぎでは
あろうがのォ
フォッフォ
いや
考えすぎということは
ありますまい
相手は何しろ
あの王騎を討った
李牧ですから
......
フォッフォ
不思議な
ものですな
今この国の命運を
握る函谷関を
六将でも何でもない
儂と張唐殿が
守っておる
あの昭王の黄金期に
ついに六将の陰から
表に出られなかった
張唐殿と儂が...
フォッフォ
私は奴らが
大嫌いでした
...
僕もじゃよ
......??
フォーッフォ
フオフォフォ
くははは
まァ
しかし
長生きも
才能の一つでは
あろうて
キングダムの
その点では
僕らは奴らに
勝ったと
フォ
くはは
いかにも
毛将には老将にしか
務まらぬ役目がある
役目...?
才能という面なら
王殿や倅の武がおる
彼らのそれは
六将に決して
ひけをとらぬ
じゃが
あの二人では
函谷関は守れぬよ
それはなぜか
〝重み〟が足りぬ
フォップォッ
国門を守るとは
そういうこと
じゃろうて
じゃから
天才昌平君も
僕ら二人を
函谷関に上げた
案将一機転の利く
桓騎をそえてな
...いかにも
天の計らいと
儂はとるぞ
この老将に
まだこんな
大舞台を設けて
くれた...
フォッフォ
共に史に名を
刻みましょうぞ
張唐殿
望むところ
です
四日目も
いずれの戦場も
大局は動かず
前線は激しい戦いを
繰り広げるも
合従軍各軍の本軍は
静観を続けた
これに対し素軍も
主力は温存させつつ
戦った
...
自国内ゆえ兵糧の
心配のない素軍は
長期戦は
むしろ望ましい
さらにそこから
二日が過ぎ...
いでェ
ぐう
什長竹が死んだ
死んだ
くそっ
ひびってんのか
合従軍はァ
そして七日目の朝に
突如この男が
動いたのである
魏軍に道を
開けるように
伝えよ
......
そろそろだな
巻き添えを
食っても知らぬぞ
とな
韓軍総大将
成恢
第292話韓の兵器
む...?
ついに動いたか
チャプ
道を開けさせろ
韓軍本隊が
前に...!
.....
韓軍総大将
成恢
あの軍に近づくと...
巻き添えを
食うぞ
ハハ!
お頭ァ
今までと違う敵が
出て来やしたぜェ
...
何あれっ
何あれっ
放っとけ...
こっちじゃねェ
落ち着い
蒙旅様なら
張唐軍の所へ
韓軍がっ...
韓軍が
動いた...?
何あれェー
どこが来ても
同じだ
射ち殺せィ
成恢様こちらも
攻撃射程に
入りましたァ
......
ハハァ
射てェ
チャプッ
始めよ
弓隊
放てェ
オオオッ
第292話、韓
ビュッ
チッ
バカが
弓対決なら
高所が圧倒的
有利に決まっておる...
む?
隊長
!?
たっ隊長!?
はぐう
オッオイ
ぐふ
うっ
ぶぐぐ
ううっ
!?
ごぼォ
オイ
!?
ふぐぅっ!?
丁備!?
ちょ...
張麿様
これはっ...
...
〝毒兵器部隊〟
それが成恢本隊の
正体だ
この時代、毒兵器は
存在はしていたが
一般的ではなかった
ああのように
すぐ効く毒が
あるのでしょうか
毒...
兵器...
し...
しかし
我らの知るような
毒ではない
ああ
敵兵の混乱ぶりが
あまりに早い
!?
成恢は南は越より先
西は何奴の先の異世界にまで
手を伸ばして、猛毒を持つ。
生物・植物・鉱物を
かき集めている
それらを日夜研究し
抽出・混合を繰り返し
独自の様々な猛毒兵器を
作り出した
毒の...
研究...
成恢は本来
男も色を覚える程の
美男子だったそうだ
かなわぬと悟った
成恢の存在を知り
俺も毒兵器に
興味を持った時期が
あったが
えっ!?
しっしかし
今の
あの姿はっ!?
毒使いの
宿命だ
毒兵器の研究は
その過程で自らも
毒に体を冒される
奴の手下で
健全な者など
一人もおらぬ
百人以上が絶命し
生きている者も身体に
何らかの異常を
きたしている
成恢自身も
ドス黒い血管の浮かぶ
醜悪な姿に
変貌してしまった
それほどの
代償を払っての
成恢の毒薬!
生やさしい
ものではないぞ
秦軍
ふうっ
ぎっ
おっおっ
オイ
うっ
うっ
張唐様
兵達がっ...
チッ
毒矢だ
各隊敵の
弓の外まで
開け
斜めに狙って
敵の射程外から
射ち込め
将軍
下の兵を
上げて
補充しろ
ハハ!
オイ
ハ!
“丹丸”を
前へ!
......?
そこか
秦将
よォし
気をつけろ
落とすなよ
コリ
分かってる
......
負傷兵を
建屋に入れて
手当てせよ
むっ...!?
狙われて
おるぞ
張唐
ハノ
解毒薬は
一通りそろって
おります
射て
がっ
ひっ
!!
煙...!?
吸うな!!!
...
消え...た
消えた
何ともない
何だったのだ
今のは..
失敗...?
念のため
ここは避難
いたしましょう
何だあの
強力な響は
何とも
ないぞ!?
しょ...
将軍
おケガは
ない
...
戻るぞ
全隊
本陣の
位置まで退がれ
ハハ
本番は
どうせ
もう少し
先だ
...
あれっ?
あれーっ?
鳳明様?
韓軍が
...
高驚様...
韓軍もう
帰っていくよっ何でっ!
オギコにはっ...
オギコには
分からないっ
お頭...?
......?
将軍
これは...
七日目も
本隊が動いたのは全戦場で
韓軍だけであり他は全て
ここ数日同様に大局の動かぬ
削り合いで終わった
キングダムの
ぐわあ
ギア
どあア
玉鳳は何人
やられた?
六百だ
それではないですが、
楽華は
三百くらい
かな
参ったね
汗明の第三軍
どころか
第二軍すら
出てこない
ずっと第一軍の
残り
...それじゃねえ
...ファン...?
こっちがある程度
弱るのを待って
本軍が来るのだろう
分かってても
こっちは
どうしようもない
嫌な敵だ
王賁
勝てると
思うかい?
俺達
楚軍にか?
楚軍にも
李牧にも
勝つためには
少なくとも
前線の俺達が
合従軍の想像を上回る
働きをする
必要がある
そしてそれは
各軍の大将達にこそ
必要とされる
条件だ
俺らの親父様達の
爆発も当然必要って
ことね
ああ
親父達...
......か
極端に単純明快な
豪武と
何を考えてるか
さっぱり分からん
王翦
どっちも
困ったもん
だよなァ
結果
子もひねくれる
って...ハハ
一緒に
するな
......
......
お前の不真面目さは
父親とのことに起因する
賁
何だと?
俺はお前みたいに
逃げはしない
ハハ
やっぱり
この話すると
宜しくないな
フッ
そういうお前は
誰よりつらそーに
見えるけどねー
俺達
ついでに
将軍首あげた
信も入れてやるかー
なお
いらん!
ーとは言え
このしょーもない話が
できるのも二人だけってね
フフ
貴君
この大戦が
終わったら
とことん飲もうかね
いらん
そして
八日目も
変わらずの
消耗戦であった
るがァ
八日目の夜
ギャッ
白老は?
儂一人だ
チッ
この俺をだますとは
いい度胸じゃねェかよ
オッサン
帰るぞ
待て
野盗
ああ?
貴様に国を守る
覚悟はあるか?
ああ?
......
この国をしょって立つ
武将になる覚悟が
の国をしょって立つ、将になる覚悟が貴様にあるかと聞いている
貴様にあるかと
聞いている
野盗桓騎
クソじじィ
てめェ...
第233話「短期戦
趙国沙乃
...やっと
ここまで
来たか...
あと
もう少し
だな...
へイらっしゃい
たまには
ちゃんとしたもの
食べるかな...
ワハハハ
ぐう、
こっち
注文
まだー?
ぐうるるる
三人
空いよ安いよ
オンオンォン
おい行くぞ
うお
うめぇ
ハイ島邪おき
お待ち
それがよォ
あいつじゃ
なかったの
――にしても
早いもんだなー
合従軍対函谷関の
戦いは今日で
十四日目だぜ
おー
十四日目...
あーでも
ありゃァもう
終わったって話だぜ
先日、函谷関は
派手に陥落した
その後威陽も落ちて
そりゃ長平もまっ青の
大虐殺だったってよ
ナハハ
ざまァみろっての
ギャハハ
......
バカ
それデマだぞデマ
どっかのバカの作り話だ
すっと前から
流行ってるやつ
えっ
そうなの?
ぬか喜びさせんな
バーカワハハ
ギャハハ
いてついてっ
ジュ
あっつうううっ
誰だできたての
カユ投げた奴ァ
――で
実際のところ
戦況はどうなってん
だろうな
軍にいる従兄弟の話じゃ
一進一退の攻防が
まだ続いてるらしい
何ィ!?
一進一退!?
ああ!
軍内じゃ
わざと合従軍が
そうしてるっつー
噂もあるらしいが...
どっちにしろ
素軍が
奮戦してるのは
確かだ
チッ
......
へっでもまァ
そりゃそうだろ
素軍は
負けりゃァ
ドッ
くっ
信っ!?
どるああっ
国が滅んじまうん
だからなァ
がっ
うオオ
信に
続けェっ
うおっ
うおォォ
咸陽
解せんなァ
合従軍が意図的に
長期戦に出てるのは
事実として
離反した。斉という
脅威が背後にある
ええ
各国の王は
大軍を外に出したままでは
気が気ではないはずだが、
何故奴らが
そうするのか...
兵糧の問題も
あり
そして
何より
秦
恐らく長期戦に
出ているのではない
キングダムの
ほう
!?
どういう
ことかな
丞相殿
全ての戦場で等しく
奏軍の弱体化をはかり
機を見て一気に
全軍総攻撃をかける
!!
最短の..
短期戦...
間違いないだろう
長期戦ではなく
逆に最短の
短期戦をしかける
気だ
主軍同時に
攻めて来られれば
横の支援はできず
素軍は一気に
正念場を迎える
それはいつだ
総司令
......?
ここからでは
いつとは
申せません
しかし
現場の鋭い人間達は
すでに感じ取っている
はずです
......
信...!?
十四連戦という戦いは
着実に素軍の力を
奪ってゆき初日以降
大した戦果のない兵達は
肩を落としていた
しかし率いる
武将達の眼光は
益々鋭さを増している
昌平君の言葉通り
察していたのだ
この消耗戦が解き放たれる
決戦の日が目前に
迫っていることを
......
そして
それは
......
何となく
信にも
分かっていた
明日か
信
包帯変えて
やろっか
矢傷の...
...???...??
それより何か
夜食みてェなもん
作ってくんねェか?
えっ?
今から?
.......ん?
ああ
いいだろ?
ええ~~
ちゃちゃっとよ
フフフラフラスのフランスラックスを
どーせ
残りもん
だぞ
その辺の
奴らの分もな
ええっ
...わざわざ
集める必要も
なかったようですね
ならば皆さんに
伝える言葉は
一つだけです
フッ
フッ
明日の夜は
函谷関の上で
祝杯をあげましょう!
運命の
十五日目
......
今日が最大の
山場です
落ちますか
函谷関
全軍の力を
結集して
落とします
どこも激しい
戦いに
なりますね
...あえて...
カギを握る軍が
あるとしたら...
ええ
......?
やはり正面の
魏軍ですか?
いえ
楚軍です
......
出るぞォ
さーて
やるかィ
楚軍十二万
出陣
汗明軍
オオ
オオ
汗明軍六万
オオ
オオ
ブオー
ブオー
ドドトドン
ドドドトン
蝸燐軍六万
出陣だァ
蒙武・騰連合軍
計七万出陣
フッ
見切り..
か
―二日目ー
頻機からの進言直後
凡戦を連ねて
西谷関を十日で
落とす..
第294話・豪武の搬
どういうことだ
李牧...
.....
正確には
〝凡戦を連ねた後〟
〝全軍全力の
総攻撃をかけて
函谷関を落とす。
です
楚将娼燐は初日の
二将討ち死にを
重く受け止めた
武将の損失は
数千人の軍
以上の損失
よって将を失う
危険を回避し、主力を温存した
戦いの中で敵の弱体化を
はかっていくべきと
......
最終決戦時の
こちらの破壊力の
保持を第一と
する...か
しかし主力を
使わぬとなると
敵の弱体化には
刻を要するぞ
合従軍は背後に
落という憂いが
あるため、長期戦は
避けねばならぬ
その通り
見切りの問題です
李牧の言った
見切りとは
ですから
あとは..
素軍の弱体化
函谷関突破から
咸陽陥落までの
期日の逆算
延戦の
リスク
それらを
秤にかけて
ザッ
ザッ
いつ決戦に
踏み切るかである
フッ
娼燐の十日は
浅かったな
それが
十五日目
である
始まったな
全軍
全軍
出撃!
出撃!
あの
でけェのが
来るぞォ
この日函合関攻防戦は山場を迎える
ここは
通さぬぞォ
オォ
出るぞォ
公孫龍・李白軍を
ぶつけろ
全軍
出撃イ
機を見て本軍で
鹿公を討つ
ハハッ
趙軍VS康公軍
うおっ
うオオオっ
ぶちかませっ
っぽっ
くううっ
ひィ
ぬぐっ
突っ込め
飛信隊っ
っ.....
オォオオ
ドン
ドン
ドドン
燕軍VS王翦軍
ポエー
ドンドン
ドンドン
ドンドン
ドンドン
手加減無用
全経路から
攻め登れ
将軍
左側面
早くも援軍の
要請です
......
ごめんね!
ギョロ
右の...
函谷関
ですか?
?
その向こうだ
...いや
楚軍©蒙武·騰連合軍
......?
...
ついに楚軍大将
汗明の本軍が...
第二軍と
合わせて...
じ...
...十二万...
ゴクリ
......
いよいよ
我々の出番
ですね
......
蒙武軍所属
三千将里
ああ
最も重要な戦いだ
咸陽出陣前
昌文君もおっしゃっていた
ここを抜けられると
敵は山をつたい
横から函谷関を
おとしいれる
逆に楚軍を討ち破れば
この軍は左に旋回し
函谷関を攻める
魏・韓軍の横腹を
砕ける
正に全体の
カギを握る戦場
信じられぬことに
今からあの楚軍十二万と
戦う我らは何の
戦術も持っていない!
俺の号令に従い
全力で戦え
以上だ
解散
一体どういう
つもりなのだ
蒙武将軍:
嫌くな
予感
まさか席な
以上なんじゃ
まだで
しょうか
臓軍所属
三千将王賀
...ファンディ
家武軍所
三千将尚鹿
千人将豪
父上..
すー
ピク
うおっ
豪武だ!!!
豪武だ!!
わっ
俺が全中華
最強の男
蒙武だ!!
!
なっ何だっ
この俺を
止める者など
天下に存在せぬ
存在せぬ
...
楚将汗明よ
汗明よ
.....
貴様の頭は
この蒙武自ら
叩きつぶす
っ...
っ...
最強の男が率いる
軍勢も最強だ
オオオ
この豪武軍は
無敵である!!
ウオオオ
なっ何だっ
あの敵はっ
ぐっ
ヤロオ...
...ファックス?
フン馬腸から芸が
変わっておらん
録鳴末
いや
あれで
いいのだ
隆国
こっこの熱量...
ほとんど自分の
事しか言わぬ
檄で全軍に
火をっ...!
この士気の
爆発!!
体が熱いっ!
これが..
突撃開始
蒙武
左からだ
左軍っ
...!?
左い軍?
左軍はっ...
突撃だァ
私だァ
いっ行くぞォォ
ウォオオ
......
オレも戦場に
出てるわけだから
『テンのカブト(合従軍戦前のお話)
おまけマンガ
カブトくらい
欲しーなーって
思ってんだよね
おーいーな
そりゃー
かっちょいーの
こしらえねーとな
あ
ちょーど
今ヒマだから
俺が作ってやろーか
えっ!?
いっいや
いいよ
いーつていーって俺最近
俺最近
そーゆーの好きまして
好きなんだよ
エンリヨすんな
3時間後
どうだ!?
カ作
...
いやエンリョとかじゃなくて
ギャーッハハハ!!
何笑ってんだ
ゴラー
俺の力作を
ギャーハハ
テンは
気に入ったよな
う時間の
あ...
「こんなん
つけるかー」って
怒るタイミング
失った
やっぱり
いや...
これじゃ面だから
カプトは...ほら
頭守んないと
うわ
面倒くさ
あ
そっか
あ!彫りものとか
崇原が意外と
得意だぞ
いいだろう
食事なの
どんな
感じのが
いい?
え...
いや...まー...
鳥...みたいの...
泉鳴だし
かな?
オォ
すげェ
生きてる
みてェな
鳥だ
いいや
ちょっと...
これ..
カブトになって
ないし...
これで
よし!
...???
もーいー
うっ
ふつうに店で
買うよー
キャッハハハ
ハハハ
む?あー
これでは頭から
落ちるか
笑うなー
作者あとがき
もう
いいって
おしまい
□スタッフ松原利光田近康平関哲朗~箱石達
ロヘメノンAAホルヘルプ加藤大貴む□編集金上大佑
この度は20巻ご購読まれたありがとう
ございます!!
ここです!!あっスペスかないので、2言だけ。ヶ月前に、ルーチューチャーニュー
これらのスレないでしょうか?この世界の女にまずかの原は天気です!!
そして、それで、この本に、初めてのダイエットがありませんが、
そして、私のキャラクターングックだったし、これぞれの事務所でありませんでした。
そうね。そうだったんだけど...そうなんですけど、それはそういうわけじゃないかもしれないですよね。なんだから、そんなことはないのだろうかなぁ..
お兄ちゃんはまた25巻でいつも
「Boo!!どうしてもらったらそういうもですか。それではないのか
くるりん
『作原泰久
「週刊ヤングジャンプこれ24年10月120分まで
好評連載されたものを収録しました。
カバーデザイン
岩崎修(POOKET
YJC
DIGITAL
5月15日(月)日(日)にJUNETONS
...
キングダム
原泰久
©原泰久2012.20!2
初版発行
デジタル版発行-2012年
2012年
発行所・集英社
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