This is a temporary fork of mokuro
The main aim of this fork is to try and improve the mobile viewing experience
This file should only be be viewed on a mobile device since it relies on the browsers default handling for panning & zooming
To navigate, you can use the buttons in the top menu; the new buttons at the bottom of the screen or swipe to navigate.
Recommended to be used with jidoujisho
YJC
DIGITAL
YOUNGJUMPCOMCS
●政、語りかける
だから、
31
●政、語りかける
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
«
原泰久
キングタ
第33話、空いた玉座ー
第32話「肩を借りる」
第30話政、語りかけるー
第31話、葉、準備するー
第332話、最に告ぐー
第33話東壁ー
第34話【奮戦する最】
第35話、最初の夜
第38話「博抵、躍動す」
第37話「三大天となる男」
!
ー四十三
ハナ
_ニ十五
ー九十九
――百十七
ー六十二
第38話「夏藤する二人」
[百三十五
_百五十三
_百七十一
_百九十一
三十一
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
前巻までのあらすじ
時は紀元前。500年の大戦争時に代にある中華西方の国家。奴隷同然の生活を送る少年信
と凛は武功で名を揚げ、大将軍として世に名を馳せるべく日夜剣術の修業に励んでいた。
そんなある日、凛は、国王癇政の影武者として王宮へ召し抱えられるしかし、異母弟成嬌
によるクーデターが勃発。漂は刺客の手に掛かり殺されてしまう。漂を身代わりにした嬴政に
慣りを感じる信だったが、漂の遺志に応えるため原政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。そし
て改めて、信は大将軍へ成り上かり、震政は中華統一を果たすと、いう夢を実現することを心に
誓ったのだった。
そういうことですが、これからのそういうことですから、これからの
その後、秦軍に従事した信は趙迎撃戦、魏攻駱戦などの功を認められ、正式に千人将へと昇
格する。さらに、信率いる飛信隊は右腕であった美虎が離脱するも、軍師となった河了貂が加
わり、より強い運へと成長する。
一方の嬴政は、素国内で相国へと登りつめた呂不韋に対抗し、弟成橋と共闘。昌文君を左
俺が行く!
丞相に就任させることに成功し、朝廷内における確かな実権を手にいれる。
そんな中、秦国に楚趙魏韓燕の諸国が合従軍を組み大侵攻、秦軍は国門"函谷関で韓軍
総大将成恢、楚軍総大桴汗羽を討ち取り合え重を食い止めるが、張唐を失ってしまう。両軍
が函谷関に注目する中、その裏をいき、李牧の率いる別働隊が秦の国都・成陽に迫る・別働隊
の動きを逸早く察知した信と鷹公が追撃するが、武神・龐煖により鷹么Nは討ち取られてしまう。
絶体絶命の危機に大王嬴政がついに自ら出陣、威陽の最終防衛地最にて李牧を迎え撃つ!!
準備は
怒ったか
火を絶やすで
ないぞォ
そういうことで、そういうことですから、それにしてもらったのそういうことです。
素国を恐怖の底へ
つき落とした
秦軍千人部隊|飛信隊
嬴政ぇいぜい
今回は、未軍・レッスン・回回のそういうことですから、これからのそういうことですが、これからの
河了貂からでは
山の民で信の元
同居人。飛信隊の
軍師となる。
天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊・飛
信隊の隊長。千人将としスキッパーのて熊公軍に記属さ
れる
羌痴さようか
暗殺集団・蚩犬の
未裔。同胞の仇を
追う為、現在は飛
信隊を一時離脱
森国の若き王。中華の統一を目指す。
王賁ぉぅほん
玉風隊を率いる
隣により五千将に
抜擢される。王腕
の息子。
王鳳隊
豪恬ぉってん
楽華隊を率いる
隣により五千将に
抜擢される。汗明
の剣で重傷を負う。
豪武の息子。
これからもうちょっとそうだな。それは、ああ、そうですね。それでも、これからの
楽華隊
原公ひょうこう
現在、もうこう
王菊ぉっせん
桓騎がんば
素軍の将軍
本能で戦う武将。朧娘
との壮絶な一騎打ちに
敗ればち死に
王騎「おうぎ
素国六大将軍の一人
お風呂は仕事もて命を落と
す。信に矛を話す
...素国を代表する老将軍
張唐・桓騎と共に函谷
関を守る。
化物と評される強さを
誇る。陥落寸前の画谷
関を奇策で救う
豪武...
絶大な武力を誇る猛将
勝との連合軍て楚軍と
戦う。
勝とう
...王様の
サ...精鋭制しその元王「村王を
率いる。
元は冷徹な大野盗団の
首領。西谷関に配置さ
れる
張唐ちょうどう
そういうことですから、これからのアプリケーションは、
委国が誇る豪将毒を
受けながらも成版を討
ち取るか?おーいなんて
魏軍
呉鳳明にほらめい
裁軍の総大将を務め
る。知識にこんだ将軍
龍媛はうけん
との戦いで片腕を折られ
るもこれを討ち取る
朝の幸福。合従軍を興した張本一部・三大天の一人。鷹公
人。別側隊を率い>成陽を狙う。
李牧ㇼほく
越軍
合従軍ーかっしょうん!
韓軍
成恢せいかい
韓国総大将。決死の
長唐に討ち取られる
茶軍
オレト
燕軍の総大将を務め
る。エッと対戦する
渦燐かん
これからもうちょっと、そうだな。でも、そうだな。それは、ああ、そうだったんだよ
春中君じゃんくん
超大国・党の宰相・楚里第二軍の将・スッ!!
合従軍の総大将。戦の天才と呼ばれる。
楚軍
...
うん...
第82話、空いた玉座
大王が
なっ・
...!!
だっ
大王が?
打って出た!?
......バツ..
この成陽から
打って出た
じゃとォ!?
......?
大王様は成陽の喉元
“憂”での決戦に
挑まれるため出陣された
咸陽では
その間にあらゆる
事態への
対処を講じて
おけとのことだ
あっ有り得ぬ
王が自ら
戦場へっ...
では感陽をっ
国をどうする
つもりなのだっ
対処を講じて
おけなどっ
成陽で戦えぬから
大王様は自ら
打って出られたのだ
そしてその原因は
そもそも...
昌文君も
ついて行ったと
身勝手にも程がある
身勝手にも
程がある
そこもとらの
陣営にあるので
あろうがっ
なっ
!?
なっ何だと!?
それは一体どういう
意味だ肆氏っ
......
いきなりなので、
知らぬのなら
貴殿らの
主に聞いてみろ
なっ何イ!?
暴走とも呼べる
この行動...
二人の
決断にしては
思いきりか
よすぎる...
昌平君
そなたと大王が
昨日二人で会っていたと
いう話を耳にしたが...
よもや何か
助言のようなものを
したわけでは
あるまいのォ
我が四柱の一人
昌平君よ
?
?
!?
ああ、あのねええっ
状況を
お考え下さい
相国
私は素軍の
総司令でも
あります
それ以外の
ことは
取るに足らぬ
小事です
...
......
ほう
今の
言葉
決して軽くは
ないぞ
昌平君
......
...ん?
...まァ
しかし
逃げられた
ものは
仕方がない
それでは
儂は
空席となった
玉座にて
この先の物事を
考えると
するかのォ
!!
なっ...
何じゃとォ!?
コッ
ちょっと
待っ...
何を
血迷っておるか
呂不韋!
!?
!?
!?
......
いついかなる
時も
玉座という
ものは
コッ
王族のものと
決まっておろうが
この不届き者が
成嬌
成蠕様
成嬌
成績の
どけっ
......?
ククッ
!!
せっ成矯様も
それはっ...
成婚さ
うろたえるな
肆氏
出る前の奴と
話した
出陣前の...
大王様と...
ああ...
......
一方そのころ
南道には
ボロボロの信達が
そこにいた
殺せエ
信達を含む庶公軍の
残兵は李牧軍の追撃を
受けながら必死に感陽へ
向かった
途中最の前にある
貴・哩・老の間を
通ったが
李牧の先行隊の
猛攻で火を噴いている。
三つの城の間を
素通りすることしか
できなかった
止まるなっ
走れェっ
ぬぐっ
そこでも
当然、追撃を受け
信達の一団は
さらに数を減らした
くそっ
くっそォっ
ギャ
かはっ
難を逃れた
信達だがもはや
誰一人として言葉を
発せぬ程の
疲労であった
そして
南道が尽きた所で
目の前に一つの
城を見たのである
終...着..
か...
成陽?
いや...
これは
“萇”だ
南道にある
最後の城
これを
越えたら
成陽だよ
信
信...
城門が
開いている
我らの
ためか...
しばし立ち寄って
何か...
口にしよう
とにかく
水を...
さすがの信も
疲れ果てて
いた
信を含めて、皆が
下を向き続けて
いるのは
希望を
見出せなくなって
いたからである
しかし、何気なく立ち寄った最で
そんな彼らが目にしたものは
正に
?
暗闇に届いた
...せ
一筋の光であった
...政?
信...
第323話、肩を借りる
...
政...?
...信
あれ?
何で
こんな所に...
......
......
もちろん
お前達と共に
戦いに来たのだ
.....
......?
戦いに...
鹿公将軍が
殺されちまったんだ
.....
...政
残った俺達も
ボロボロで...
敵は...
李牧と龐煖は
すぐそこまで
来てる..
蒙武や桓騎らの
こっちの武将は...
みんな函谷関にいて
それで...
そうか...
でもまだ
俺達は...
まだ...
戦えるんだな...
ここで敵を
くい止めるんだ
倉
政
ちょっとだけ
つかまらせて
もらっていいか...
すまねェ
......
気にするな
俺はもう何度も
お前に
つかまっている
いやいやーっ!!
...
......
蓑の
正規軍...
じゃない
よな...
ああ
...ファッショッ
何か
この軍は
妙な...
成舷がある
......
しかも
特に
信がしゃべってる
奴...
ああ...一人だけ
ただよってる空気が
全く違うっつーか...
一体何者だ
あいつは...
キングダムの
なっ...
オウよ
さっきのが
素国の大王様アァ!?
っ......
だ..
大王...
...でもたしかに
壁三千将も
“大王様”って言って
ついて行った気が...
いいやちょっと待て
ゴクリ
こいつさっきの男に
タメ口きいてたぞ
ありえねェだろ
あっ
だまされるか
コラァ
だから前から
話してただろうが
あいつの弟の反乱の時
一緒に戦った仲だって
そんな話
誰が信じるかよ
どう考えても
お前の妄想っ...
そ...そう言えば
たしかに
さっきの人
源にそっくり
だった...ような...
あっ
たしかに
...本当に
楽国の
王様...
オウよ
そうか...
あれが俺達の
大王...
ほ...本当に
いたんだな
王様って
やったな...
大王をこの目で
見るなんてふつう
一生ないことだぞ
はうあっ
村で
自慢しよ
俺達の王様って
若かったんだな
改様って
おっしゃるのか
...ファン...
...
...
尾平さん
さっき
大王様のこと
あいつって
そりゃ
いるだろ
でもやっぱ...
こう...すげェスね
大王様
ああ
何か妙に
光って見えたっ
つーか
何だろ
あれ..
...っくそ
最悪だ
あいつに
情けねェ姿
見せちまった
俺としたことが
まー
いっか
あっ
どこに行くの
信っ
政のとこ
へっ
あっ
俺の肉っ
大王様を
呼び捨てに
するなゴラァ
お前ら今のうちに
いっぱい
食っとけよ
すぐ戦いだ
でも...
信って
...
実は
とんでもなく
すげエ奴
だったりして
...
お俺も
分からなく
なってきた
こっちが
怖いわー
カカカ
あのバカ
は..
いや絶対
ただのアホ
だろ
あ
でも元気に
なってたね
は
ぬ
...っス
泣きやんだか
フッ
うっ
うるせェよ
だっ大体何で
王様のお前が感陽を
出て来たんだよ
聞きゃァ
呂不韋や
己平君らは
それは...
うるせェよ
笑うなっ
くそっ
出て来てねェ
らしいじゃねェか
ドドドだ
...?
くそっ
ダメだ
テン
あ信
泣きやんだの
キングダムの
よかった
うるせェよ
全然ダメだ
政
ーで何が
タメなんだよ
良い点は
門が堅固で
あること
あの門は
そう簡単には
緊破されない
ーー城の作りは
良い所と悪い所がある
悪い点は
城壁が決して
高くないこと
あれじゃ敵の
長梯子が届いてしまう
城壁の上の
乱戦勝負か
だが守城戦ってな
そういうもんだ
別に全然ダメって
ことはねェだろ
それは
城のことじゃ
ないんだ
何っ!?
萇には
軍と呼べる程の
兵隊がいないんだ
正規軍を含む
主力の兵はほとんど
函谷関に行っている
残ってんのは?
千人
せっ
李牧軍は
三万超えたぞ
庶公軍も
くたびれたのが
二千くれェしか
少なっ
少なすぎだろ
何でたった
そんだけで
感陽をっ
諸事情
五千弱対三万強...
そうだ改
お前は成陽から
どれだけ引き連れて
来たんだ
ニチ
弱
だから
それを聞いてっ...
そこら中から
敵がよじ登って
きやがんだぞ
しかも相手は
あの李牧軍だ
はっきり言って
戦になんねェぞ
これじゃ
...
キングダムの
...
まだ望みはある
いや
殿
昌文君
?
叢の住民は
およそ三万
しかしやはり
男手は函谷関に
出払って少なく
報告
いたします
その内二万は
女・子供・老人です
?
三万か...
これで合わせれば
こちらは
なっ...
思っていた以上に
減っていなくて安心した
三万五千だ
っ......
お前まさか
一般人をあてにして
戦うつもりなんじゃ
ねェだろうなっ...
だっ大王っ
戦をなめんじゃ
ねェぞ政
しかも半分は
女子供なんてっ
バカにしてんのか
静かにしろ信
もはや我々には
ある中で何とか
戦うしか道はないのだ
ある中って...
女子供を
頭数なんて
それはねェだろ
...
改...何となく意図はかい?
分かるよ
でもね戦術とか
何かの前に
大前提として皆の
戦意がないと
絶対に戦いにならない
全員が..
兵士でないと
.....
守城戦は後方支援が
重要で素人が最も
加わりやすい戦場だ
さっき一周して
知ったんだけど
そういう意味では
この最後という城は
絶望的だ
!?
どういう
意味だテン
この城は最初から
李牧軍が来たら門を開けて
降伏するつもりだったんだ
あきらめてるから
住民三方がそのまま中に
残っていたんだよ
なっ...
何だとォ!?
貂
無謀に近いことは
分かっている
だがわずかでも
道が残っているのなら
そこに飛び込むしか
今はない
兵士じゃなければ
戦えないと
いうのならば...
全員を兵士と化す
のが俺の役目だ
まだ李牧軍が
来るまで
少し時間がある
!?
全員に
信
お前の兵も
連れて来てくれ
聞かせたい
言葉がある
...
...
...ファン...
!!
......
...
詐政、語りかける
第330話「
誰だろう
あれは...
成陽から来た
軍らしいぞ
成陽から...
でも二千とか
らしいぞ...
今さら二千じゃ
どうにも
ならんだろ...
何で全員
集められたんだ...
降伏しようと
してたのを
咎められるんじゃ...
そんな...
しっ仕方ないだろ
軍がほとんどいない
この蓑で
三万からなる敵と
戦えるものか...
そうだ
そうだ
.....
きゃぁぁぁ
大丈夫かな
政...
みんなもう
敵に降ろうと
してたのに...
ああ
そんな奴らに無理矢理
戦えなんて言っても
逆に暴動が
起きんじゃねェのか
これ..
...??
静まれェい!!
我が名は
昌文君
秦国左丞相
昌文君である
なっ...
!?
じょっ...
丞相!?
じょ
丞相様...!?
オギャア
あれが...
しかし
丞相様が
何故森に...
そしてここにおられる
お方こそっ...
あれが
素国の
丞相様...
我が国の大王
第31代秦王
嬴政様である!!
その時
集められた
最の住民達に
異変が起きた
全員が
ひざまずき
サワついた空気は
静寂へと変わった
のである
大王様が
我々のために..
大王様が...
涙する者も
多く
特に年寄り達は
むせび泣いた
何と
もったいない
何と
もったいない
我らは
何と愚かなことを
成陽の喉元の
城の役目も忘れ
我々は
敵に降伏しようと
何と愚かな...
お許し下さい
お許し下さい
うう
...フフフンフェック!
王様って
分かっただけで
そりゃ
なるだろ
一生お目にかかる
ことのねェはずの
大王様がわざわざ
お見えになってんだぞ
みんな
怖かったんだ
こうなるのかよ
降伏は
苦渋の選択
だったんだ
うう
うううっ
しかもこんな
状況で
グス
大王様...
軍もなく
敵に迫られて...
出たしは
悪くない
...
しかし本番は
ここからですぞ...
秦壬嬴政である
大王様が...
お話しに..
これが
大王様の
お声...
よく聞いてくれ
森の住民よ
政の声は
よく通った
知っての通り
六十万規模の
合従軍が函谷関に
迫り交戦中である
兵士の奮戦により
函谷関は何とか
持ちこたえそうだ
そしてその声は
威圧的ではないが
力がこもっており
だが、敵の別働隊三方が
南道に入りもはや
成陽の喉元である
この最に迫っている
住民一人一人に
しっかりと
語りかける
口調であった
敵軍を率いているのは
あの趙三大天
李牧と龐煖だ
そして
咸陽には
これを迎え撃つ
準備がない
!?
!?
え!?
え?
?
?
じゅ準備が
ないって
どういう
後で説明する
今は政の
言葉をっ
つまり
この歳が敵軍を
止めることが出来る
最後の城だ
もう一度
言う
最で敵を止めねば
素国は滅亡する
なっ...
えっ..
し...
オオイ
しかし
ここには軍が
わずかしか
おりません
承知している
だが止めるしか
ないのだ
この
叢で
......
つまり
我々が
戦って
敵を
止める...
恐ろしいのは
分かる
敵は屈強で
こちらは
老人・女子供も
多い
戦えば多くの
血が流れ
多くの者が
命を落とすで
あろう
ビビらせて
どうすんだよ
否起を
促そうと
してるんだ
強制じゃ彼らは
兵士になれない
だが
そなたらの父も
またその父達も
同じように血と命を
散らして今の楽園を
作り上げた
今の生活は
その上に成り立つ
降伏すれば
敗れれば
それらは全て
無に帰し
案の歴史は
ここで途絶える
素人の多くは
虐殺され
生き残った者も
土地を奪われ
列国の奴隷に
なり下がるで
あろう
そなたらの
子も
オッ
オイラは
戦うっ
また
次の子も
!?
ふっ無礼よ
座りなさい
秋
それを
止められるのは
そなた達だけだ
おい
勇敢な少年よ
あっ
あっ
甘秋
甘秋
甘仁の子甘秋
構わん
お父は
函谷関で
戦ってて
そなたの
名は?
だからオイラが
家族を守れって
お父がっ...
お母と
小さい妹を敵国の
奴隷になんか
純対させない!!
秋...
かんじん
甘仁の子
甘秋よ
あっ
この決戦の地で
共に戦えることを
誇りに思うぞ
ああっ...
今...
共に戦うって...
えっ?
だ
大王様も
ここで
戦われる...!?
!!
だっ駄目です
大王様は威陽へ
戻って下さい
我々で
何とかっ...
お早く
お戻りを
どうかっ
大王様
戻るものが
秦の命運を
握る鄲揚に
共に血を流すために
俺は来たのだ
呉孟の子呉印
大王様と共に
戦います
岳明の子_岳広も
戦います
まだ老人に
入れられるほど
衰えては
おりませぬ
西去です
昨年の戦で
片腕を失いましたが、
まだまだやれます
黄邦の子黄春です
女ですが矢くらい
ならば射てますっ
大王様っ
......
来るかっ
丸頂です
この戦いに
全てを捧げます
大王様
オイラも
戦うっ
陽示も
戦いまする
私も
戦わせてくださいっ
林半の子
林亀です
限も
あっしも
ワシらもォ
来いっ
大王様ァ
立てっ
大王様ァ
皆
立ち
上がれっ...
萇は戦うぞォォ!!
来たァ
ウォオオオ
政...
すご...
と
鳥肌がっ
うおお
大王様っ
心の準備は
整ったか
政...
オオ!!
580年続いてきた
家の存亡をかけた
戦いだ
大王様っ
必ず祖霊の
加護がある
オオ!!
これまで
散っていった
者達も必ず
背を支えてくれる
オオ!!
......?
最後まで戦うぞ
秦の子らよ
絶対に守りきるぞ!!
我らの国を
第331話
言葉、準備する
ビリ
ビリ
うおおお
...
ビリ
ビリ
ビリ
ビリ
ビリ
...
ああ
ビリ
ビリ
ビリ
ふ...ふぁ
震えが...
すごい...
すごいよ..
信...
機一つでこんなに
火をつけるなんて
大将軍級だぜ...
しかも相手は
一般人だぞ...
政...!
やっぱりお前は
とんでもねェ王様だぜ
やはり..
私の直感は
間違いでは
なかった
......
越えるぞ
このお方は
戦神昭王を越える?
大王様
大王様ァ
王騎よ
南道李牧軍
叢城内
足を
止めるなァ
急げ
最は
南道の武器庫
でもある
次ィ
走れっ
急げェ
もう敵が
来るぞォ
故に老若男女
全てに装備が
行き渡った
取りそびれる
なよォ
そしてそれぞれ
迅速に配置に
振り分けられた
甲冑は二人で
交互に
つけながら
進めェ
ここのかたまりは
全員西門だァ
っしゃア
オオ
取ったら
走れェ
走れェ
龐煖・李牧が
来るぞォ
腕力のある者は
城壁の上に
後方支援組は
負傷者の救護隊と
武器の運搬隊
食事隊に分かれた
水を
準備しろォ
火も
おこして
おけ
什を乱すな
いざという時の
増援予備隊も
作られ
いつ呼ばれても
いいよう
準備して
おけ
持ち場に
つけェ
オオ
オオ
中から外へ矢を放つ
笹隊も配置された
力のない者は
足を使って
引けっ
矢を
西壁の
階段下へ
急げっ
オオ
射ち方は
サルでも
分かる
李牧・魔族軍が
到着する前に
最の兵士の準備は
整ったのである
「ところが
くっ
くそっ
ダメだっ
!?
どうした
テン
いるのは
オレと信と
昌文君と壁の
四人だけだ
兵はそろっても
四方の城壁の戦いを
指揮できる者が
足りない
葉の残軍に
期待していたけど
実績ある指揮官は
いなかった
でも全体を見て
増援を送る指令室に
オレは入った方がいいから
...何っ...
俺がやろう
いや...
それも危うい
始まったら
士気だけじゃ
無理だ
現場には三人
城壁一つが
空いてしまう
それに万が
政に何かあったら
その先きっともう
オレ達は戦えない
現場には指揮官の
知識と経験がないと
......?
くっだが今さら
どうこう言っても
ムダだ
敵はすぐ来んだぞ
この中で何とか
やりくりするしか
ねェ
オレも城壁の一つに
入るしかないのか:
でも相手は
李牧だぞ...
でも相手は李牧だぞ...
必ず四方から揺さぶられてどこかに穴が開く
必ず四方から
揺さぶられて
どこかに穴が開く
その時、的確に増援・対処を
誰かがやらないと
半日ももたないぞ
騎馬隊だっ
騎馬隊が
来るぞォ!!!
なっ...
きっ
来やがったかっ
いかん!
我々も急いで
配置にっ...
むっ
いや
ちょっと待て
今の声は
!?
北門からだ
えっ!?
つまり
ああ
咸陽の方角だ
...ファックス?
総司令昌平君が側近
介億以下百名
主の命により
提軍に馳せ参じまして
ございます
なっ...
昌平君の
援軍っ...
数は少ない
ですが
指揮官級を五十人程
連れて来ました
各所に存分に
散らばせたまえと
主の伝言です
かっ...
何とっ
介億先生!
昌平君
おー
テンか
いよっしゃァ
久しいな
知ってんのか
テン?
本当に
すごい人が
来てくれたっ
やったっ
!?
軍師学校の
講師をされて
いた方だ
......ムフフっ
ちなみに
僕達も
来たよ
業務
それに
江亜さんと
金良さん
あっ
あっ
こんな死地に
よく...
ありがとう
本当に
ありがとう
初実戦がこれとは
自分でも驚きだよ
わっはっは
泣くな河了貂
お前の涙は
この戦に
勝利した時と
ワシらは
無理矢理
家殿に
お前が男を
知った時にこそ
ふさわしい
河了貂...
なっ
うっふっふ
蒙毅には
気をつけろ
なっ
何を言って
るんですか
先生
...
へっ
何か妙な奴らが
入ってきちまったが
キングダムの
ちょっと
今はふざけてる
場合じゃっ
これで
そろったな
配置につくぞ
ハハッ!!
はい
...
家毅
しょうぶんくん
昌文君
正面南壁
...?
何とか
間に合ったな
配置に
つかなくて
いいのか?
すぐ下だろ
お前はここに
いるのか?
四年ぶりだな
一緒に戦うのは
まだいい
いや始まったら
刻をおいて四方に
機を飛ばしに回る
つもりだ
ああ
不思議な縁だな
オレもな!
窮地にはよく
お前がいる
ああ
お前もだ
詔
わかわわ
今思えば
四年前も
綱渡りだったが
今度も
なかなかだな
......
準備は
整ってるか?
...
ああ
当然だ
ゴン
ゴン
......?
...へっ
お前とは
話してーことが
やーまほどある
夜になったら
酒でも
飲もーぜ
...
じゃあオレも
特別に飲んじゃ
おっかなっ
カカカ
珍しいな
コッ
夜まで生きて
酒が飲めれば
よいかな...
うんめーぞー
戦の夜の
酒はー
初日がある意味
一番危険じゃぞ
飲めるに
決まってる
この城は
俺が絶対に
落とさせねェ!!
......
......
来たっ
...
来たぞォォっ!!
......
ピッ
ピッ
...はいはいいんじゃない
第29回話幕に告く
......
妙ですね
ええ
成陽から軍を
送り込まれたので
しょうか
蓋にいる
楽軍は
わずかという
情報でしたが
......
もしくは
一般人に武装
させたかです
...
...
...
......
.....
...
第332話・最・
か...
完全に...
包囲
された..
こ
これで
逃げ場は
ない
バッ
バカヤロォ
そんなもん
必要ねェ
うん...
俺達ァ
勝って生き残るか
負けて死ぬかの
二つに一つだっ
ゴクリ
徐安っ
ででも
本当にこれと
今から
殺し合い
すんのかよ
オレたち
やっ
戦るしかねェ
...
......?
戦ってやる
戦ってやる
ぞォ
オレもだァァ
やってやらっ
のんわか
......
後者ですか
うおお
おお
オオオ
チッ
ガキ共完全に
舞い上がって
やがる
......?
ん?
あ
あっ...
いっ...
一騎来たぞ
!?本当だっ
李牧...
李牧
...
!
りっ
李牧!
あれがっ
三大天
李牧!
あれがっ...
趙三大天
李牧である
最の
人間に告ぐ
一般人でありながら
武器をとった勇気
この李牧
敵ながら感服致す
バレてる
だが
蛮勇だけで
戦が出来ると
思っているのなら
バレてる
勘違いも
甚だしいぞ!
戦の素人の
諸君らに対し
一方我々は
合従軍各軍から
選出された精鋭隊で
構成された軍である
かっ
各国の
精鋭部隊
そんな...
ハハ
その部隊は
間に合って
ねェけどな
いや
連中もそろそろ
南道に入るらしい
二、三日もすれば
合流するぞ
ゴクリ
雁煖
籠媛っ
万に一つも
勝ち目はない
ハハ
二.三日だろ
ならば
そしてこの軍の大将は
三年前に六将王騎を討ち
先の南道では鹿公を討った
もう一人の三大天「龐媛」
軍略を預かるのは
この李牧
勝ちのない戦で
無駄に命を
落とすな
降伏せよ
最よ
さすればこの学校
ただの一人も
殺させはせぬ
!
おおい
プハハ
一人も
殺さない...
...ファン...
し...信殿
これは
本当にまずい
この空気
何か変じゃ
ねェか?
オイオイ
これってもう
終わったんじゃ
ねェか?
...
...
...
っ...
大丈夫だ
だ渕さん
あいつがつけた火は
そう簡単に
消えやしねェ
えっ
こっ
ん?
.......
初陣でちょっと
上がってるだけさ
商伏なんて
するものかァっ
呂色
へっ
ほらな
俺らが
軽く背を押してやる
だけで十分だ
!?
信殿!?
でちゃごちゃ
うるせェぞ李牧
てめェの下らねェ
口車になんか
誰が乗るか
何だ
あいつ
でけェ
つり目っ
いつ手数様が
頭下げた!!
始まる前から
どうか降伏して下さい
なんて頭下げやがって
...
完全に俺らに
ひびってんじゃねェか
あれは...
...!!
精鋭部隊が
聞いて呆れるぜ
ギャハハ
信長
信..
残念だが
お前の揺さぶりは
俺達には通じねェぞ
なぜなら
全員の命を
なげうっても
戦う理由が
豪にはあるからだ
...
っ...
さっさと
登って
来やがれ
この幕は何があろうと
絶対にてめェらには
落とされねェからなァ
ビヒィ
......
な何だ
あいつら
この士気の
高さは...
一般人がここまでの
戦意を...?
一体どうやって...
はっはつは
これは
戦るしか
ありませんな
|飛信隊_信:
いやまだ彼の力で
これはない
...
いたしかた
ありません
感陽にまだや
大将軍級の人物が
残っていたのか...?
ここを素通りしては
渭水川を渡る時に
背を討たれる
恐れがあります
やがり
どうして
副将晋成常
晋殿...
成陽の前の
最後の大仕事ですね
進めエ
弓隊
前進
一般人が相手というのは
やりきれませんが
はっはそれは
向こうが
悪い
全く愚かな
秦人よ
来るっ
来るぞォっ
この章の名を〝惨劇の城〟
として史に刻むがよい
弓構えェっ
ふうっ
射程に
入るぞ
河了貂
ってる
よっ
射てェっ
つめながら
射ち返せェ
走れェ
『〈趙悼襄王〉四年』
[紀元前241年]
来るぞォッ
一龐煖将趙・楚°魏~燕之鋭師
攻秦萇。
【龐煖は趙・楚・魏・燕の精兵を
率いて素の裏を攻めた。」
上史記・趙世家」より「
射てェ
敵の矢はまだ
そうは来ぬ。
射って
射って
射ちまくれ
はっ
始まった
へ始まったっ
ぎっ
ぬう
正面旗周辺に
集中射撃
オオ
射て
ひっ
いざっ
わあ
うおっ
わあっ
ふ
ひぎィ
ふぎ
ひいっ
ぎああっ
ギャ
ひぃぃっ
ざゃあ
くそっ
ふざざ
惰了っ
ひるむなァ
波斗!
ぐぅぅっ
くそォっ
!
恐怖に
顔を下げるな
これが
戦いだ
政盾をっ
立ち向かえ!!
これがっ...
国を守ると
いうことだ!!
うおおお
大王様ァ
とこ〜〜っ
ブハハ
何とか
射ち返してんぞ
みんな
上々!
信殿
盾をっ
第333話
東壁
ミシ
ミシ
ミシ
あっ
ああっ
な何て
でけェ梯子だっ
ミシ
ミシ
ミシ
ミン
ミシ
あれで
折れねェのかよ
あっ
ヌオオ
引けェっ
オオオ
かっ...
ぶわぁ
ぐわっ
あぬお
ぬお
ぐあっ
あっ
あっ
かけられたァァ
うおっ
けェェ
来たっ
おは
まず
オオオ
死ねェ
はぐっ
来たぞォ
いっ
いかん
止めろぉ
いかん
いかん
しゃア
甲っ
あっああっ
あっちにも
梯子がっ...
うるさい
早くも登られて
拠点を作られて
いるぞォ
かっ
河了貂っ
えっ
この意の城壁は極端に
高いわけじゃない
梯子が届くのは
想定内だ
言ってた
でしょ
城壁の上の
戦い
ここからが
勝負だ
し...
しかし...
民兵達は
いいように
殺られているぞ
らァ
オオ
一気に
拠点を
広げろォ
河了貂っ
ん!?
ギエ
止めろォ
!?
なっ
行けェ
オッ...
ギャッ
ぶあっ
おびっ
ぐばあっ
がはっ
なっ...
すっ...
あっ
あれはっ
ドルアア
つ......
飛信隊の
信っ
すごい
ずあああ
......
ぎゃあっ
ほう
一人手練が
いるぞ
調子
づかせるな
囲って殺れ
?
るあァ
がっ
ぎゃあっ
!?
なっ
バカが
取り囲まれて
殺られんのは
てめェらの方だ
げぶ
ガハハ
城壁の上だけ
見りゃ
数が違うんだよ
数がァァ
おは
へへっなめんなよ
ずっと
多勢に無勢の
戦いだったが
今度は逆だァ
しかも
高狼城の経験で
城壁攻めの大変さも
分かってる
そんな俺らにとっちゃ
敵がちょうちょろとしか
登ってこねェこの守城戦はァ
つっ強いイ
フオオ
この上なく来な
戦場なんだよ!!
ぐわあ
当然このくらい
やるよ
飛信隊は本当に
白兵戦で
叩き上げられてきた隊だ
騎馬もないこの単純な
歩兵の戦なら
あの玉鳳にも栄華にも
負けない自信がある
飛信隊がいる限り
正面の南壁は
簡単には
落ちはしない
河了貂
...
生半可な
道では
なかったな
......
下僕の身から
始まったあいつが
ここまでの隊を
作り上げるに
至った道は
決して生半可な道では
なかったはずだ
がァっ
オレも
途中からだから
全部見たわけ
じゃないけど
信は本当に
物凄い道を
走り続けて
ここまで来てるよ...
政
だからあいつは
あんなに
強いんだ
......
竜川ここは
任せたぞ
ドコ
っス
次行くぞ
ヤロォ共
あれれ?
もう
拠点が
つぶされた?
飛信隊ってのが
いるんだよ
オオ
奴らがなへき
南壁の
要だ
あー
あの
隊長自ら
元三大天・廉頗の片腕
輪虎を討ったとかいう
へー
それじゃこの博抵様が
ちゃっちゃとそいつを
ふち殺して来てやります
かねー
ビヒィ
ちょう
趙軍三干将傅抵
うわっ
待てバカ
ボゴ
お前はまだ
出るなという
季牧様の命令
だろうが
俺の愛馬を
蹴るなー
んでも
ほっときや
奴ら勢いづくぞ
...
いいんだよ
特に民兵が
今の攻め所は
南壁じゃないって
ことなんだから...
叢城東壁
射て
射てェっ
壁様
翔子を
披露しろォ
梯子が次々と
かけられています
ぐ
とっとにかく
敵の矢の数がっ
想像以上に
多くっ
いや飛距離が
長いのだ
東壁壁将壁
後列の弓まで
届いている
ぐあっ
とっ
東壁が
苦戦している
ようだぞっ
ぬ...
キングダムの
風をつかまれて
いるんです
南壁上本陣
上に登って気付き
ましたが上空には時々
東風が吹いています
最初から東に多くの
兵を固めた李牧は
そのことに気付いて
いたのでしょう
風?
矢の射ち合いに
おける
高低の利は
風上をとられたことで
打ち消された
強風が吹けば
むしろあちらに
利か働きます
壁...
...なんですか?
ででは
一方で
昌文君の守る
西壁は
...??
逆に今風上に立ち
弓戦を有利に
進めていると
ええ
城内の弩隊の矢も
大きく敵を討って
いると思います
後ろの
北壁にはいいく
介億様が
いる
ぐおお
この矢っ
様子が
近付けぬ
おっ
ムラフフフ
さあ
何やら
不思議な
守城兵器を
持って来られていた
おそらく
あちらもすぐに
揺らぐことは
あるまい
ギア
やはり今
問題は...
東壁!
オオ
ぎゃあ
止めろ
オオ
うがっ
おはっ
ぎゃあ
すっすごい
喚声じゃぞ
何じゃ
あの矢の
雨は
だ大丈夫なのか
東壁
かっ
河了貂
かっ河了貂
将の壁という
男の実力は
間違いないので
あろうなァ
...
分からない
!?
しっ知らないよ
一緒に戦ったこと
ないんだから
でもたしか
三千将だったから
弱いということは..
いや
三千将でも
いろんな奴が
おるぞ
はァ!?
あったから
あったから
東壁には一つだけ
ある工夫をしたんだ
じゃア
何で東の
将に...
...
壁はちゃんと
実料のある
武将だよ
ただこの目で
見てないから
一抹の不安は
あった...
第334話
奮戦する最
ぷあっ
ぎあっ
がはっ
くっくそォ
ドス
あっ
くっ
ギャアア
はがっ
だから
はっ
様子が
かかったぞっ
来るぞオ
死ねェ
ニマ
李牧軍副将普成常
囂城東壁を猛攻中ー
苦しゅーない
苦しゅーないぞ
案のバカ共に
戦の恐ろしさを
思い知らせてやれェい
うわははは
...
敵の拠点がっ
広がっております!!
このまま
いっいかん
ではっ...
壁様っ
...っ
かっ
喚声が
より一層
南壁上-秦軍本陣
河了貂
東壁の
ある工夫とは
一体何じゃ!?
......?
東壁に
固めて配置
したんだ
........
不安だったから
今この城内で
最強の武力を持つ
あの部隊を
いっ
今だっ
最強の武力を
持つ部隊?
...うん
敵の各拠点に
向けて予備隊を
出せ
ハハッ
キングダムの
どけィ
民兵共
主を失って
まだ
苦しみと
激しい怒りの
中にある
旗を掲げろォ
鷹公兵だ
オラァ
!
オラァ
かっ
よくも鹿公様をっ
仇だっ
仇だァア
よくもォっ
貴様ら
全員っ
..
皆殺しだァ
ウオオ
キングダムの
みっ見ろ
あっちでも
拠点を
つぶすぞっ
ギャアア
ひっ
...さ
作戦通りだ..
はっ早くも
拠点を一つ
つぶしたァっ
すっ
すごいっ
こっこれを
狙って壁様は
鷹公兵を
予備隊にっ...
民兵主体のこの軍にあって
鹿公兵の突出した力は
とっても貴重な武器だ。
だから矢面に立たせず
敵拠点めがけて
突撃させる予備隊に
するんだ
壁..
風公兵は全て
預けるけど
始めから配置しちゃ
ダメだよ
それが一番
彼らの力を
引き出せる
それにこれには
もう一つ狙いがある
!!
今回の守城戦は
ただ守るだけじゃ
正直厳しいと思う
守りの中でも
こちらから何かしかけて
敵戦力を削りたい
そうすれば
戦力補給が困難な
孤軍である李牧軍には
嫌な打撃となる
それをするのが
南壁と
敵兵が大勢登って
来るのなら
それを..
まとめて...
しとめて
東壁!
パシ
着実に敵の戦力を
削いでいくんだ!
どうした超兵
こんなものかァ
もっと
登って来オい
ハハ
ウオオ
やりましたぞ
ほとんどの拠点を
つぶしてしまった
さすが
壁様です
...
なるほどあえて
調公兵を全て
予備隊にして
貂の作戦
だと言い
そびれた
よし
一度鹿公兵を
退げろ
もう一度
城壁守備の
配置を整える
本当に強く
なったな
河了貂...
攻撃の駒と
したのか
守りの中で
作るか
狩り場を
しかし
その分、通常守備は
民兵が多くなり
犠牲は大きい
ワンワン
うるさいのォ
熊公兵は
ボガ
正に
忠犬か
ぶっ
し...しかし
厄介な奴らが
東壁を守って
おります
かかって来い週兵
調公兵は
退がれ
ああ
こちらも
精鋭部隊を
投入しろ
ワンワン
元々力がある上に
愛すべき主を失い
ひたっておる
わい
あれは骨が
折れるぞ
こうなれば
両軍の血で
東壁を真っ赤に
染めようではないか
ハ...
ー咸陽ー
キングダムの
なっ
大王の檄で
蠢三万の住民が
立ち上がった
じゃとォ!?
いよし
いよォし!!
さっさすが
大王様だっ!!
ハッ!!
......
やってのけ
おったか
颪政
あの大王に...
そんな
力が...
...
......
呂不韋様
これは..
......
―それで
戦況は?
ハ!
最はすでに
交戦中
敵軍に包囲され
四方から攻撃を
受けておりますが、
民兵主体の
不慣れな軍ならば
初日が一つの
鍵であろう
総司令
今の所
しっかりと
守っているとの
報告です
オオ
おっしゃる
通りです
初日を持ちこたえるか
どうかは
指揮官達の裁量も
大事ですが
要はやはり
立ち上がった民兵達
一人一人がどこまで
戦えるかです
うオオ
ひるむなァ
後ろから
すき間を
狙えっ
三人で一人
殺れば
十分だ
うオォ
そして
それはつまり
大王がどれだけ強く
民達の戦意を高めたかに
かかっています
ぐはっ
初日を保てれば
猿に光がさして
来るやもしれませぬ
...
I幕城内!
...
...
オイオイ
なんてもんじゃ
ねーぞ
これ..
......
ぐあっ
手間取り
すぎ...
いっでェな
クソォ
だっ
大丈夫か
田永
うるせェ
出っ歯
へっ
民兵が
あんな姿で戦ってて
ひりむね
このくれェで
ヒーコラ
言って
られっかよ
オスオ
でも今
痛ェって
うるせェ
射てっ
射ち
返せっ
ケガ人は
入れがえろっ
...
貂
政
.....何?
初日が一つの
山だったな
.うん
見ろ
日暮れだ
うん!
第335話最初の夜
.....
・っ
退けェー!!
ハハァ
!
!
!
!
第35話・最初の夜
...
...
夜営の
準備だァー!!
ウッ
ウオオオ
やった
やったぞー
やったぞー
死傷兵も一緒に
退げろー
ぬオオオ
っしゃあァ
武具もできるだけ
拾えー!!
...チッ
たかが
一日もっただけで
盛り上がんなよ
永人共か...
ーと言いつつ
ウオー
ワハハハ
ウオオ
やりましたな
個殿
楚水副長
お疲れっス
...
...ちょっと...
物足りなくねェか
...楚水
......
李牧軍に
しちゃ
単純な梯子と矢の
攻城戦では
李牧であっても
こういうものかと
...いえ
今回の李牧軍は
ひそかに動いた別働隊故
井蘭車などの城攻め兵器が
ありませぬ
それにこちらの被害も
決して軽いものでは
ありませぬ
特に東壁は
ひどくやられて
いると...
目が落ちきる前に
退がったのも
あの数の夜営の
準備を考えれば
自然かと...
李牧がどう動いて
こようが
こっちは愛ってきた
敵をぶっ倒すだけだ
オオ
......
まァいい
「一方
同時刻
...
今日も...
奴ら
あっさりと退がって
いきましたね
お頭...
函谷関
殿...
フォ..
...
幸牧がこの地を後にしてから
図台関攻防の戦況は
膠着していた
...フン
合従軍各軍が
前がかりになれなく
なったせいでもあるが
楚軍大将汗明を
撃破した蒙武軍が
左右の戦場に圧力をかけ
蒙武
1
合従軍大将
春中君には
分かっていた
李牧が南道より
咸陽に迫ったことも
大きな理由である
学校軍に迫られている
感陽とその一帯の兵力の
ほとんどが
この函谷関に投入されて
いることを
合従軍は
函谷関の秦軍が
咸陽へ戻らぬよう
目を光らせておけば、
よかった
楚軍・麺軍と
夜営地に
戻りました
一方面谷関を守る
豪綴達にも咸陽の
危機は伝わっていた
感陽より
報告!!
李牧軍はまだ咸陽に到達しておらず!
学校軍はまだ
感陽に到達して
おらず!
萇が載っている!?
た...
たしかにあの城は
弱くはないが...
兵は一体
どこから..
一つ手前の城
最が李牧軍と
交戦中とのこと
です!
さっ寝!?
詳細は伝わって
きていません
総司令からは
引き続き我々には
函谷関の防衛に
専念せよとのことです
ーーだが
霞鷲達は
どうすることも
できなかった
...
援軍となるほどの
兵を咸陽へ向ければ
合従軍が一気に
猛攻をかけてくるのは
目に見えていた
現に咸陽からも
動かすなとの
指令である
ーつまりは両軍共に
李牧軍と咸陽の動静を
遠く見守っていたのである
来い項翼
寝るぞ
逃げたっ
項翼また
逃げましたー
あーあ
さっさと
落とせよな
李牧ー
...
あー
ヒマ...
クク
あんまり
うちらを
待たせるとー
感陽に入った時
歯止めが
きかないぜー?
ウフフ
流した?
民兵が予想以上に
気をはいて
いましたので
初日に力業で
ねじふせにかかるのは
得策ではないと
途中できりかえました
ええ
...
...
何しろ我々には
この後、成陽が
ひかえています
被害は最小に
おさえると
...
副将の東軍
けっこうガチで
いってなかったスか?
そうでもない
キングダムの
いいんですよ
鷹公兵のような
歴戦の雄にはこちらも
血を流さねば討てません
あと
ワシより前に
出るなお前
民兵は
違うと?
もちろんです
士気は高くとも
所詮素人は素人
彼らの..
戦いの経験の無さを
ついて
我々は持っている力の
半分で幕を
落とします!
!!
半分!?
半分...
李牧様
...って
一体
どうやって
とりあえず
四方の全軍を
きれいに
前と後ろの
半分に
分けて下さい
前と後ろ...?
!?
...
朝イチで
ですか?
いえ
今すぐです
!?
......
...っ
敵襲ー
ピュ、
敵襲だー
!?
何ィ!?
ガンガン
ガンガン
ガンガン
ガンガン
てっ敵襲!?
!?
えっ
こっこの
喚声は!
急げっ
全員持ち場に
つけーー!!
信っ
持ち場に
戻れー!!
バンヤ
うおっ
くそっ
せっかく一息
ついてたのに
夜襲かよっ
大丈夫だ
テンが
警戒してた
城壁の上の
兵は十分
置いてある
射てー
あわてることはない
昼間と同じだー
射てー
ウオオ
ぐは
敵の矢も
来てるぞー
やはり来たか
貂
うん
状況は?
分からない
!?
...
月が出てないから
敵の夜営の
火もない
わざと
消しているのか
こちらに
数を悟らせない
ためです
真っ暗で
下の様子は
ほとんど
見えないんだ
うん
その通り...
このわざとらしい
大喚声...
この暗闇の中
大した数では
ないのかも
しれないし
そう思わせて
油断したところへ
大挙して攻めに
来るのかもしれない
...
...ならば
昼間同様の態勢で
しばらく様子を
見るしかないか...
ん
ウオオオ
射てェェっ
でも..
そのしばらくが
いつまでなのかという
問題が大きい...
ぐあっ
はっは
やってる
やってる
うっるさ
蓑の上も
負けて
ねーぞ
ククク
キングダムの
さっさと
寝るぞ
明日は早い
......
そーだな
ぐは
実際この時
夜襲をかけているのは
半数であり残りの半数は
眠りについた
死ね!
そして夜襲組も
城の射程に入って
矢を放ったのは
さらにその半分で
あとはその周りで
声を上げていた
だけであった
ウオオス
ウオオ
その暗闇に向かって
藁は必死に矢を
放っていたのである
ってェ
そして
なかば形だけの
この夜襲は
オオ
......
では後は
お願いします
夜通し行われるので
あった
朝日が登る頃に
起こして下さい
ハハ!
...
第336話博抵、躍動す
.....
...
...ファン...
......
くそォっ
朝か...
第336話・便・
6話、傅抵、躍動す
結局、最は―
夜通し
矢を射続けて
しまった
!?
射ち方
やめー
射ち方
やめー
ん?
空が白んできた頃
ようやく敵が半分
程度であると
気付いたのである
敵が
少ないぞ
倒れてる敵兵の
数も少ない
ででも
この映画は
なっ
何っ!?
!?
射ち方
やめー
どういう
ことだ一体
奴ら
矢の射程にすら
大して入って
いなかったのか
はめられたのか...
くっ...
しまった..
相手が李牧だからって、
考えすぎた...
まずい...!!
今すぐ城内の
人間を休ませてっ
日の出まで
まだ少し
刻はある
とにかく
わずかでも
眠らせてっ
城壁の上も
半分は下へ
降ろしてっ
半分降ろすには
時間がかかる
その場で
休ませた方がっ...
ここから最は
一転して休息に
入ろうとしたが、
鳴り止まぬ敵の
喚声の中
ほ...
本当に攻めて
来ねェのか
これ...
眠りに落ちられる
民兵は一人も
いなかった
寝てるスキに
どどって...
いいから
様になってる
少しでも
休むんだ
ジュジ
ガンガン
ガンガン
......
そして
あ!
敵兵が入れ
替わるぞっ
キングダムの
あ奴ら
やはり
目の出と
共にっ
敵が来るぞ!
弓兵
準備だァ
来るぞォ
...
猿は
最悪のコンディションで
再び戦いに
入るのである
ふぁー
よく
寝た
あれれ
寝さんは
眠そうだねー
ゴホッ
...
ククク
さー
はりきって続きと
いきますかー
...
ギア
押し返せ
二日目ー
あっ
ひっ
行けェェェ
あっ
行けェェ
射てっ
射てェー
オオ
敵を寄せ
つけるなー
上がれェ
ってー
うおおお
オオオォ
敵が登って
来てるぞー
それでいい
キングダムの
前の密集を
崩さず
押し戻せっ
おおお
つぶせー
うオオ
踏ん張っておる
踏ん張っておるぞ
民兵共はァ
ぐわっ
ぐおっ
少し慣れたせいか
むしろ昨日よりも
安定感があるぞ
いいぞ
そろ
そろ
ああ...
妙だな
......?
寝てないわりに
この誓戦ぶりは
昨日と変わらぬ
...!!
昼だよな
カイネ
そうか?
俺には
針の一刺しで
破裂しそうに
見えるけどなー
俺達ってことね
傅抵隊
出るぞ
オオオス
どけ
コラァ
カイネ隊もだ
そしてその
一刺しが
......
るっせ
るっせボケゴラァ
っしゃー
李牧様
行くぞ
飛信隊ー
傅抵と
カイネの隊が
出ます
それぞれを
くそっ
竜川
左の敵
頼めるかっ!?
オラァ
任せて
っくぞォ
おお
飛信隊の
竜川自将だ
百将殿が
助けにきて
くれたぞォ
フン
うオオ
続けェェ
フン
......
ぽごっ
ぐわっ
どっ
ハッハッ!!
ん?
でっか
キングダムの
!?
ん?
いいじゃん
ん
ぁ
ド
いきなり
百人将の首か
速いっ
ヌン
おっそ
!
バキ
竜川
ばっ
ぶっ
...
竜川百将ー
電川さァん
はっはつは
竜川さーん
はい
おまけ
どっ
竜川さァん
ぐォォ
!?
竜川!?
ここは
登ってきてる
カイネ達に任せる
俺達は
左へ行くぞ
左?
あっちに
いんだよ
飛信隊隊長の
信君は
どろああ
しっ
信殿
ああ
どうした
渕さん
ぼはあ
左の
田有...いや
竜川の持ち場
でしょうか
何か異変が
起きたようです
何だとォっ...!?
はっは
だから
遅いっては
バギャ
ごふ
はは
ついでに
お前も
田有百将ー
あれれー
こいつも百将?
そりゃー意は
貴重な指揮官を
失っちまったなー
二人も
田有さァん
あそれ
ギャ
何だあの男
飛信隊の百将を
立て続けにっ...
くっ...
待てチビ助
オレはまだ
死んでねェぞ
へー
固いなオッサン
でかくて固い
はは
んじゃその
あそこみたいな
頭切り落とし
とくか
田有さん
ん?
るあァッ
っと
!
こいつは
まーまー
速いな
って
何っ!?
えっ!?
信君
じゃーん
三大天となる男
第337話一
我武神
『悪夢』
おまけマンガ
ってー
!!
でかっ
角度よォし
引きよォし
龐煖也ー!!
ひいっ
しまった
目測を
あやまったァ
う
お
ああ
今だ射てー
ホウケンピン
うっ!!
キングダムの
はは
チッ
こっち
こっち
なめんな
てめェ
よっと
しっ...
あっ
!?
キングダムの
ぶっ
ギッ
しっ...
信殿ー
へ
信
構うな
お前らは
奴の手下共を
止めろっ
わっと
はは
しぶと
...
くそっ
何なんだ
あいつの
異常な速さはっ
信の剣が
カスリもしない
なんて
...
ちょっと
期待しすぎたか
輪虎を斬ったという
お前の実力に
輪虎...
あー斬ったんだろ?
廉頗四天王の
輪虎...
つまり
あー
二十歳そこそこの俺は
すでに輪虎なんて
ぶっちぎってるという...
ふざけんな
てめェなんざ・輪虎の
足元にも及ばねェ!!
はっは
ムキに
なるなよ
始めから
廉頗の片腕なんて
眼中にない
別に俺も
そこにこだわってる
わけじゃない
この博抵は先々
『三大天』の最後の一席を
手にする男だからなー
さっ
三大天っ
......
つーわけで
信君
!
相手が悪かったと
あきらめな
...に
なる男!?
ニィ
え
キングダムの
傅抵は
左へ行ったのか
ああ
飛信隊の信を
やるって
ここは
俺らカイネ隊に
任すとか
ぬかしてった
そうだ
何が任すだ
遊びじゃ
ないんたそ
っざけんな
まァいい
我々でここに
揺らがぬ拠点を
作るぞ
ったく...
ここから一気に
南壁を落とす!
オオオ
ん?
むっ娘軍師
どうして下へ
いや
助かった
竜川さんが
やられて
俺達どうしたら
いいか...
見てたよ
だから
来たんだ
河了貂
河了貂
ここは狙われてる
弓兵を下げて
歩兵で満たす
乱戦に
もちこませるな
盾を並べて
固めろ
押し負けるな
一度決壊すると
歯止めが
きかないぞ
オオ
河了貂...
キングダムの
!?
ふざっ
ははっ
くあっ
信っ
隊長ォオ
くそっ
そんなに
力はねェ...
だがとにかく
動きが速すぎて
とらえられねェ
こいつすげェ
やりにきー
......
.....
どんなに
剣を速く振っても
当たらねェ...
こいつの速さ
ん?
ひょっとしたら
羌痺に匹敵する
かもしれねェ
...
羌廆-
ずあああ
ダッ
るあああっ
......
死亡
五連続
今の私は
呼吸を全て
速さに使っていたが、
ーにしても
簡単に
やられすきだ
秘密を
う...
知りたいか?
...おお
おお?
...またあれを
やんないと
ダメなのか?
そういう
決まりだ
......
どうか
お教え下さい
羌槐さま
よかろう
象姉との習慣を
つらぬく羌痍
たしかに私の
動きは速い
だがお前の反応が
それに全くついていって
いないわけじゃない
じゃあ何で
全部空振り
なんだよ
くっ...
それはお前が
空振りするように
私が誘っていたからだ
!?
!
お前の動きは
誘導しやすい
!!
......?
お前は私の動きが
速いあまりに
間合いに入る前から
剣を振っている
だがなまじ
その反応が
的確な分
こっちに動けば
こう来るだろう
...とな
俺は
振らされて
いたのか
«速さ〟で戦う達人は
巧妙にこの誘いを
しかけてくる
相手は無我夢中で振り
呼吸を合わせられた
ところで仕留められる
まっじっとしてても
首をかっ切られる
けどな
じゃ
どうすりゃ
いいんだよ
そこは
自分で
考えろ
...
「つまりは
まー
ずあああ
信
そろそろ
合うぜ
飛信隊信
誘いに乗るな。ということだ
!
振ってこない!?
しかも
退がった!?
まだ逃げる!!
バカめ
お前の速さで
この俺の
「あぁ
しまっ...
バカなっ
この俺が
こんな奴に
!
ぐっ
誘われたっ!!
っ......
!?
とらえたァ!!!
っしゃー
ぶほォっ
随分
軽ーんだな
河了紹!!
三大天ってな
えっ!?
っしゃー
第338話、葛藤する二人
いかん
頭を
打ってる
随分軽ーんだな
三大天ってな
あっ
さすが隊長
隊長
オオオ
っし
俺達もっ
ん?
信あれっ
!?
父軍師イ
あっ
テン!?
第338話
葛藤する二人
ぎっ
どいてろっ
河了貂
キングダムの
えっ!?
あっ
カイネ
居場所が
なくなったら
いつでも私を
頼って来い
河了貂
くっ
チッ
あ...
お前っ
射ったなっ
バキッ
あっ
!?
何やってる
カイネ
そいつは
飛信隊の
軍師だ
さっさと
首を
はねろっ
かっ
河了紹
やめろォ
分かってるよ
チッ
今仁
......
何だ
こいつを
捕虜にする
かついで下へ
連れて行けっ
はァ!?
面倒臭ェ
だまれ
命令だ
後で何か
おこれよなー
うるさい
え
お前そっち系
だったの?
いいから
さっさと
行け
いいか
そいつは私の獲物だと
伝えて下の連中にも
触らせるなよ
くそっ
何をやってんだ
私はっ...
!?
あっ
ざけんなよ
てめェら
あいつかいってん
河了貂を
助けにっ
そいつを
止めろォ
傅抵は
やられた!?
ジャマ
すんなっ
ぼほ
ぐはァッ
うわあっ
チッ
ルアア
ひっ
くっ
ちょっ
うわ
ぐは
わっ
えっ
あっ
ヒイ
まずっ
ボギ
ボギャ
くそォっ
ぐっ
河了貂
!
何やってんだ
テン
ドス
カイネには
借りがある
関係ねェ
ぐうっ...
そいつは
敵だっ
敵だっ
......
ガッ
そんな奴
落としちまえ
あっ
カイネ隊長
がっ
オオ
いつでも
どうぞォー
!!
ドア
隊長を
受け止めろォ
......よしっ
わあ
うおっ
一緒に来い河了貂
悪いようにはしない
渡は
落ちない
どうせ蔵は
落ちる
そこにいても
巻き込まれて
死ぬだけだっ
ミシ
いっ...
......
...たとえ
落ちたと
しても
ミミ
その時はオレも
仲間と一緒に死ぬ
止むを得ん
敵軍師を
見逃すわけには
いかん
!?
ツリ目っ
ふざけんな
クソ女
信
何やってる
いい所に来た
尾平
ふら下がってる
敵の部隊長を
ふっ殺せっ
お前が手を
放さねば
河了貂の首を
貫く
オッ!?
オオ!
あっ!?
カイネが
落ちるぞォー!!
イ喜んでェー!!
姉さん大丈夫スか
姉さん!
ぶっ
ぐおっ
う
認折れた
お前は
ギャー
テン
どういう
つもりだお前
分かってるよ
今が
どういう..
オレが
間違ってる
今のは
間違ってる...
次は
ごめん...
ちゃんと
やるから...
...?
ドス
ギャー
...
!!
この傅抵様を
放っぽって
何やってんだよ
てめーら
ぶほ
あっ
あいつが
またっ
下がってろ
お前ら
つか今
カイネを
落としたよな
将来の俺の嫁を
落としやがったな
オイ
将来の俺の嫁を落としやがったな
来たっ
来たー
チッ
クソ共がっ
皆殺し...
むく
ん?
竜川さん
傅抵が
落ちるぞォー!!
?
チッ
あいつも
助かりやがったか
ぶおっ!?
......
ギャー
!?
何
竜川が
竜川っ
隊長不在となったが
傅抵とカイネの隊は
猛威をふるい
それをふせぐ南壁が
二日目の最激戦地と
なった
南壁は二隊を退ける
ために下の予備隊を
使い切ってしまった
程である
そしてこの戦いで
飛信隊の要と言える
田有と竜川が離脱した
一方李牧は
小さく眉をひそめた
休息無しで戦っている
素重が崩れないことが
気にかかり
何者ですか...
キングダムの〈完〉
ここまで民兵の士気を
高めた人物は...
モゴモゴン
我武神
72のつづき
おまけマンガ
すげー
でも頭は
抜けないんだ
もンモンモーン
龐煖也|
初日の
夜中
オ
作者あとがき
信?
『作』原「泰久
おーいーっ
シスジオブ
いいスピーチ文字の
おーおとう
この度は第31巻ご購読ありがとうございます!!!
ご報告!団バッ
この度、『オセロ寺塚治安文化賞』大変」を受けたしました!!
ウオオブオオオォォォッ
それでも、スーパースポットではないのですが、
読者、皆さんのキャッシングに向かって
ええ
ですから、下さっている全員の方をうん、やめろとつわかりです。ありがとうございます。
そういうことであれば、漫画の人とすればそう思ったんだけどあ...あそ、僕がここで乗りていると思う。
つまりストールドインターネットからいうことか、何か可能性があります。
とにかく、背筋を伸ばしていた。という...やっやりダメと、決まりたいと思います。
受賞式の実は
いいことですかわからと、いつもおに...しかりとかったと作って行けば、
一度上に上がろと、力添をアルバ像を摂取し、これが何故に変えて
両手が小さかった。ありがとうございましたが、お、でも、これからは、この学校で分かったからかなり出せないかもしれないが、
しても、何か所で大切な人は僕と話をお手でカンパを持ってしゃべるのは、
【スタッフ・松原利光】田近康平関哲朗,箱石遠
□ヘルプ・加藤大貴□編集〟金上大佑
こうする
...よかったわってる
Q...タイク
出し
あっ、あたし、それで一人、と秋が大きいと思われるからねあっ、あっ...あわあげるスピーチですよー
あたしは、と彼女の気持ちになっていたのだろうが、この辺りを見つめてみると思ったのかもしれませんでしょうか。わからないですよねオレはわかってるわけじゃなくなんだよ。自分のことを考えてしまっていたのかわからなかったのでしょうか。
今後、ここで飛びましたら、おやしと飛び込んで、最後は異なると「まった」「ギアカバウでその他、この作、これからかかったのですがそんなことですけど、おまえのお客さんがいたのですが、この学校からのアプリケーションなどできているのだと思っていましたが、
ああ...最後から見えます(僕)外はいやるんのですが、その後、このイメージについていうけでですからですね。これまれについかわかったので、そういうと思ってるあって言ってもあったが、わからないわけじゃないかもしれないけど...
それは、とめれさんからの望みかけてっや大生カスタマイターに表現されていれば、お前様で見つけたのも日頃からしい
いいって何かつけ笑えましゃったかった。...でもいろいろと、おねえちゃ
しかし
カバーデザイン
岩崎修(POCKET
Yue
DIGITAL
SHIEでは、YouTubeJumerCancs
キングダム
31巻
原泰久
©原泰久2013.20!3
初版発行
デジタル版発行-2013年
2013年
発行所・集英社
http://www.shucisha.cojp
この作品は、デジタル配信用にこ再編集を行うったものです
本作品の内容あるいはデータを全部・一部にかかわらず、
無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載
を含む)することは、法律で禁じられていいます。また、個人
的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなど
の著作権保護技術を解除し、て行うことはできません。