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原泰久

★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

ニキニ

原泰久

キングダム

「三十三

第50話「紫電一閃」

第51話「李牧の決断」

第32話「不抜!

第53話深謝ー

第54話、合従軍の顛末ー

第55話特別功ー

ーーニ十五

[四十五

_六十三

ーーへナ

ー九十九

ー百十七

[百三十五

百五十三

[百八十九

第36話「三十人隊」

第57話「脱走者」

第33話「囲む幽族」

第39話、巫舞の違いし、

第30話「頂上の実力」

百七十一

★この作品はフィクションです。

実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。

前巻までのあらすじ

時は紀元前。500年の大戦争時代代にある中華西方の国家。奴隷同然の生活を送る少年信

と凛は武功で名を揚げ、大将軍として世に名を馳せるべく日夜剣術の修業に励んでいた。

そんなある日、凛は、国王癲政の影武者として王宮へ召し抱えられる。しかし、王の興母弟

そういうことですから、そういうことですから、そういうことになっていた

成績によるクーデタ一が勃発、凛は刺客の手に2掛かり殺されてしまう。漂を身代わりにした嬴

政に憤りを感じる信だったが、漂の遺志に応えるため嬴政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。

そして改めて、信は大将軍へ成り上がり、嬴政は中華統一を果たすとしいう壮大な夢の実現を

心に誓ったのだった。

その後、秦軍に従事した信は趙迎撃戦、魏攻略戦などの功を認められ、正式に千人将へと昇

格する。さらに、信率いいる飛信隊は右腕であった美魔が離脱するも、軍師となった河了貂が加

わり、より強い軍へ人と成長する。

一方の嬴政は、秦国内で相国へと登りつめた目不葺に対し、弟・成績と共闘、昌文君を左丞

相に就任させることに「成功し、朝廷内における確かな実権を手にいれる。そんな中、奏国に楚・

超魏韓燕の諸国が合従軍を組み大侵攻を仕掛けてくる森軍は国門函谷関で合従軍を食

い止めるが、その裏をかいた李牧宰いる別働隊が東の国都が原因に迫る。この亡国の危機に

秦王,政は自ら出陣、威腸の最終防衛地震にて住民を奮い立たせ、飛信隊ら少数精鋭部隊と

共に別働隊を迎撃することにしかし、7日に及ぶ奮戦虚しく政は重傷を負い、ついには城門

も破られ、誰もが素国滅亡を覚悟したその時、楊端和率いる山民族の援軍が!形勢は逆転し、

合従軍を追い込む薬軍。ししかし、戦場に超三大天の武神・鳳煖が姿を現す。この王騎と熊公の

仇敵に対し、満身創痍の信が.天下の大将軍になるために、一騎打ちを挑む!!

オオ

ルアアァ

そういえば、そういうことは

秦軍千人部隊|飛信隊

「えいせい

この回、楽ネーレットページのそういうことですから、これからのそんなことはないのですが、

>河了貂かいって

山の民で信の元

同居人。飛信隊の

軍師となる。

れる。

森国の若き王。中華の統一を目指す。国都・天下の大将軍を目指す。素軍特殊部隊・飛

第四項に迫る李牧を迎え撃つため、リフォームの自ら最に信隊の隊長。千人将として熊公軍に配属さ

出陣する。

羌癪さようかい

暗殺集団・蚩犬の

未裔。同胞の仇を

追う為、現在は飛

信隊を一時離脱

王賀ぉっほん

玉風隊を率いる

勝により臨時の

五千将に抜擢され

る。王軟の息子

王鳳隊

豪恬もってん

薬草隊を率いる。膝

により臨時の五千

将に抜擢される。汗

明の剣で重傷を負

う。豪武の息子。

それでも、これからのそうだな。そういうそれでも、これからのそれでも、これからの

楽華隊

原公ひょうこう

現在、もうこう

王翦ぉぅ也

桓騎がんば

素軍の将軍

本能で戦う武将。魔援

との壮絶な一騎打ちに

敗ればち死に

王騎「おっぱ

素国六大将軍の一人

お目は仕事もて命を落と

す。信に矛を話す

...素国を代表する老将軍

張唐・桓騎と共に函谷

関を守る。

化物と評される強さを

誇る。陥落寸前の画谷

関を奇策で救う

気武...

絶大な武力を誇る猛将

膝との連合軍で楚軍と

戦う。

勝とう

......

新鮮新しいの元王FATを

率いる。

元は冷徹な大野盗団の

首領。西谷関に配置さ

れる

楊端和ようたんね

山民族

そういうことですから、これからのアプリケーションは、

無数の山民族を統べ

る盟主...地の裏にも

車として駆けつけた

魏軍

呉鳳明ごほうめい

韓国の総大浮を務め

る。知識に読んだ将軍

龍媛はうけん

との戦いで片腕を折られ

るもこれを討ち取る

朝の幸福。合従軍を興した張本一部・三大天の一人。鷹公

人。別側隊を率いv技弱を狙う。

李牧ㇼほく

越軍

合従軍Iからしょうえ!

成恢せいかい

韓軍

韓国総大将。決死の

長唐に討ち取られる

燕軍

オルド

燕軍の総大将を務め

る。王刀と対策する

蝸燐かん

これからは、これでそれにしても、これはそうだな。それは、ああ、そうだったんだよ

春中君じゃんくん

超大国・党の宰相・英世第二軍の将・スッ!!!

合従軍の総大将。戦の天才と呼ばれる。

袋軍

...

第350話・楽電

だったら

やることは

一つだけだー

前にっ

信っ

今のお前は

鷹公将軍の置き土産の

せいで"片腕にしか

力が入ってねェ

武神u龐煖

このお前に

この俺のじょってる

もの全部をっ

キングダムの

駄目だ。全然間合いに

いや

少年の

狙いは

この俺の全て

叩きつける

こやつ

矛を狙って

身の程をつ...

ぶっ

ひっ

っちゅっとも

ちょ、ちょっとびりりりと

信が

龐煖を

はじき飛ばしたっ

ずっ

まだかよっ...

逃がすか...

!?

あっ

足が

ルアアッ

......

ぐっ

ぬおあああ

信.....

......

李牧の決断

第351話「李牧

李牧殿

晋成常殿

副将

何をもたついて

おられるのか

2~

貴殿ならば

とっくに気付いて

いるはずだ

ひっ

だっ

ダメだ

逃げろォ

くやしいが

この戦の勝敗は

決してしまったと

東軍は

この地を離脱し

南道へ

北軍は西軍の

生き残りを拾いつつ

束車に次いで

南道へ

この南軍は

しんがりになって

刻をかせぐ

分かって

います

う...!?

全軍

退却です

つまり

...

...

晋成常殿

南道退却の指揮を

お願いします

私はしんがりの

南軍に残って

ならん

責任を

果たします

山民族共に

打ち負かされている

兵達でもない

今この地で絶対に命を

落としてはならぬ人は

この大戦の責任者の

一人である貴殿だ

李牧殿

!?

貴殿には

この合従軍の

落とし所を示す

“責務”がある

この

老いぼれ

でもない

結果はどうあれ

最後まで全うされよ

李牧殿

......

晋成常殿...

何の何の!

こういう

しんがりは

老人の役目

ですわい

大将龐媛殿も

退けねば

なりませぬが

かたじけない

...!!

朧媛は...

はっは

しかし

はて

どうした

ものか

...

ぬおあああぁ

......

信っ

...ファンディ

ゴフッ

あっ

有り得ぬ

あんな小僧に

この俺が

深手を...

...

そもそもなぜ

俺が力負けを

起こり得ぬことが起こっている

何だ...?

ゴフッ

歴史様

何なのだ

貴様らは...

へ?

あっ

騎馬隊がっ

あいつらっ

よよし

こっちも

割って入るぞ

急げっ

お選がり下さい

嵐奴様

この場は

我々がっ

!?

みっ

味方を...

邪魔を

するな

龐煖様

一度、足元を

静かに見直せ

さすればすでに

答えは出ている

暗闇の中

そなたは

道の終着の地に

立っている

もちろん

李牧殿の

言葉です

道の終着の地...だと?

私はただの武将故

あなたのことは

分かりかねますが

ただ

あなたの道は

意味のあることだとは

理解しています

キングダムの

退がって下され

龐煖様

我々は全軍

退却します

ここにお一人

残られては

さすがのあなたも

命はない

!?

いっ今

全軍

退却するって...

...

道半はで倒れるは

あなたも本懐では

ないはずです

今一度だけ

見逃す

だが

名を

覚えて

おくぞ

ドカラ...

......

......

......

やった

やった...

あの龐煖を...

龐煖を

退けたぞー

信ンン

ま...

待ちやがれ...

朧擬...

うオオオ

信殿っ

あっ

信っ

そぎゃんっじっ

(あの男は

本の外成

のはず

ええっ

〈追いますか〉

そこで、「当然だ」

!!

つけ

あっ

山民族達がっ

龍媛を

狙って...

いっけー

オィ

キャンキヤン

キャンキヤン

山猿風情が

許さぬぞ

部外者の

貴様らのせいで

この時

この時

中華の歴史が

ねじ曲がってしまったことが

理解できておるのかァ!!

ゴッ

キングダムの

当然理解

している!

だがこれは

気まぐれな

干渉などでは

ない

!?

四百年前の

秦王、穆公の

生んだ盟

そして現案王と

この楊端和の

結んだ同盟に

よるものだ

そんなも

それ以上

さえずるな

平地の老将よ

...

黙って貴様らは

敗者として史に

名を刻め

...

さ猿が

人の言葉を

ほざくな

これまで

〈全員殺せ〉

ふっ

第352話

最の戦いの

結末については

「史記趙世家」の

一文に一言で

記されている

「四年、龐煖将趙・楚・魏・燕之

鋭師、攻秦最。」

「紀元前24年、龍旋は趙・楚・魏・燕の

精兵を率いて、案の最を攻めた

『不抜。

〈抜けなかった〉

ーーと

咸陽

......

も...もう一度

伝者よ..

申せ...

ハ...

ハハッ

李牧軍豪より退却/

全軍退却に

ございます!!

ウオオオ

...!!

ウォオオオ

うぐうっ

フン

......

後宮

キングダムの

ふぐわああっ

向ちゃん

向ちゃん

向ちゃん

ふぐぅ

うぐっ

うぐわあああん

.....

楊端和...

とにかく

よく耐えたな

嬴政

間に合って

よかった..

ありがとう

本当に

これからもお客様を見ていただきましたが、

救われた

ありがとう

......

フッ

ひとつ

じっ

お...重い...

っっっ

わわ

......

やったな

ああ

そうか

話は深刻

ちなみに、

その夜

最の人間達と

山の民は共に

宴を開いた

山の民も七日間

山中を飛ばしてきた

疲れから

豆もほどほどに

ほとんどの者が

眠りに落ちた

キングダムの

最の民は連戦の

疲れから

ゴー

ハハ

うるせー

竜川の奴

ハハハ

田布さん

タメでした

今...

季栄と絶が

...

...

河了貂

信はっ

分かった

...

信の

様子はっ!?

大丈夫だよ

あと二:三日は

起き上がらない

だろうけど

.....

そっか

まー無事なら

いーや...

しっかし

驚いたよな

信の奴には

ぐっすり

寝てる

まさかあの龐煖を

緊退しちまう

なんてよ

...ああ

へへっ

あいつが下に

行くっつった時は

本当に底無しの

バカだと思ったが...

いざ戦ってる

あいつの姿を

見たら

何つーか

俺は

誇らしかった

...なー

雁媛と戦ってる

信の姿を

見た時

俺はひとん

飛信隊で..

あいつの隊で

本当によかったと

思ったんだ

フッ

俺もだ

グビ

ああ

俺も

俺も

ゴー

竜川もか

ワハハ

田永も

泣いてたしな

あんな

バカなのにな

ガハハハ

泣いてねェ

ボケ

...

ワハハハ

介儘殿っ

キングダムの

......

ん?

いでっ

ん?

ビギギ

いぎっ

いてででっ

......?

スー

パタン

スー

スー

フッ

スー

早朝..

みんな

寝てら

ッーーッ

ス...

うう

コマーっ

フッ

ん?

......

政...

いててて...

キングダムの

フー...

...これで

終わった

っス

ててて

...??

間違いない

だろう

...んだよな?

合従軍にとって

李牧の別働隊が

最後の奥の手

だった

...っし

しっかし間一髪

だったな

山の民の援軍は

でも本当に

凄かったのは...

こちらは

函谷関への

補給も続いている故

もはや抜かれることは

あるまい

今思い出しても

鳥肌が立つぜ

カカカ

そのギリギリまで

褒をもたせた

民兵達だ

.....

ああ

李牧軍の前に

降参しようと

してた連中が

よくまァ

お前の言葉に応えて

戦い抜いてくれたぜ

カカカ

なァ政

......

昨夜の

報告では

この七日間で

実に最の半数の命が

失われたそうだ

でも

その犠牲のおかげで

裏は落ちなかった

案は救われたんだ

決して無駄死に

じゃねェ

...

そうか...

その通りだ

たきつけて

万の死者を

出させた...

頭本人としては

...だが

やはり胸の奥に

突き刺さる

ものがある

政...

俺は...

王の言葉で彼らが

戦いに向かうであろう

という計算があって

萇へ来た

言葉巧みに

命尽きるところまで彼らを

戦わせた俺の行動は

やめろよ政

気持ちは

分かるが

強制で

立ち向かわせるより

ある意味質が悪い

お前は

やれることを

やったんだ

......

やはり

違うものだな

王宮にて

報告で知る

戦争と

スマンな

今は少し

弱音を

吐いている

...

実際に目の当たりに

する戦争は

キングダムの

:当たり前だ

そこで何も

感じねェ奴は

頭がどうかしてるし

そんな奴は絶対に

人の上に立っちゃ

いけねェ

......

たしかにお前に

そういう計算が

あったのは

本当だろうよ

民もバカじゃねェ

連中も

乗せられてることに

気づいてんだろうな

って

だけどな政

オレは途中から

思ってたんだ

気づいてなお

あんなに目ェ輝かして

最後まで

戦ってくれたんだと

思うぜ

......

お前の

言う通りだ

彼らがいなければ

家は滅んでいた

その日は一日

政は最中を歩いて回り

民達と言葉をかわし

労をねぎらった

政が咸陽に戻るのは

その翌日である

第35年話合徒軍の顛末

二人共

無事

だったな

母と妹を

守ったな

甘秋

本当に

もう戻るのか

ああ

今から戻って

北のバンコ族と

再戦だ

マジかよ..

お前も

これから国土の

復興に忙しかろう

嬴政

そうだな...

お互い落ち着いたら

ゆっくり会おう

楊端和

ああ

大王様

...

よしっ

帰るぞ

威陽へ

オオ

道の顛末

その四日後

ようやく李牧達は

図谷関前の合従軍の

元へ戻り合流した

ドカラ・

...

へー

大敗の将が

よくおめおめと

生きて戻って

来たもんだなー

―って韓の張印が

言ってたぞ

さっき

えっ

......?

この合従軍の

振り上げた刃の

落とし所

おさめ所を

決めねばなりません

死ぬ前に

元々秦が中華の要所

山陽を取ったことで

私は合従軍に

踏み切りました

ぬるい

故にせめて

山陽を魏の元に

解放せねば

なりません

次の標的は

すでに決まって

おるのだ

!?

もはや

山陽一帯如きでは

この合従軍の溜飲は

さがらぬ

そもそも

この合従軍には

裏切り者がいる

フッ

...

合従軍の戦いは

まだ終わっていない

まさか...

全軍動くぞ

ん?

みっ見ろ

合従軍

はゆゆめ

ウォオオオ

ウォオオオォオォ

函谷関より

完全撤退

やったァー

やったぞォ

うォォ

私左什長

ああ

白老様っ

フォ

ようやく...

我々は

函谷関を

死守っ...

ううっ

......?

やったぞ

どわっ

しゃあああ

キャバハハハ

フォ

ざまァ見ろ

ってんだ!!!

...ファン..

グハハハ

張唐...

...

...何か

気にくわぬ

ことでも?

......

別に

ただやっぱ

守りは

つまんねーっつー

話だ

それと

合従軍だ

オギコ

お頭

合唱軍が

興味は

出ませんでしたか

オルドには

お頭

合唱軍がっ

ああ

録嗚未達の死が

無駄にならなくて

よかった

オイ

フン

死んだ...

......?

らどうしよう~

コラ副官

縁起でも

ない

も...

誕活様が...

蒙恬様

終わりましたよ

しっ...

おーい

おい

賁様

首級を挙げるに

足る敵将に

出くわさなかった

......

運が無い...

「史記趙世家」には

この後の合従軍の驚くべき

顛末が記されている

素国を落とせなかった

合従軍はそこでまた

解散せず

一路反転

して

何と秦とは真逆の

東端の国1斉」に

攻め入った

報告!

丙城と雪城が

落ちました

おうけんおう

済王王建王

李牧...

いや

春申君か

このがめつき

家から奪うはずだった

土地と財をこの斉から

奪わんとするか

クククッ

ヒヨッヒョッヒヨ

案のために

合従軍を離脱した

ことでとんだ

とばっちりが返って

来たわ

もちろん

これもきっちり

払ってもらうぞ

蔡沢

后勝敵が

。饒安を越えたら

顔紫・田赫の両将を

呼べ

斉対合従軍の

全面戦争だ

きゅっ...

急報ー

ーん

どうした!?

豪武です

ガアア

奏将豪武の軍が

合従軍の背を

攻撃しております

なっ...

何だとォ!?

「史記本紀」の方には

函谷関から打って出て

合従軍の背を討った軍が

あったと記される

ほう...

...さすが

昌平君

打つ手が早い

しかし..

激戦の傷

癒えぬままに

よく追って来て

くれたのォ

蒙武

な...

何で

こんな所に

あいつマジで

化物かよ

ガアア

結局合従軍は斉の都市

饒安まで落とした

ようやく解散した

そしてそこで

秦国咸陽

後宮

キイ

ご..

よく

ご無事で..

あれ?

も申し訳

ありません

乱世の后の

一人として

泣いては

いけないと...

だから

ご出陣にも..

でも...

涙を

こらえて

ああ...

申し訳

ありません

大王様

涙が

止まりません

ほろほろ

...岡

約束通り戻ったぞ

うわーん

うわーん

合従軍が斉の地で

解散してから

およそ一か月後ー

おーっス

キングダムの

第355話特別功

...ーっス

敵恬

元気そうで

よかったぜ

お前何か

重傷とか死んだとか

噂になってたぞ

カカカ

王賁も

無事だったん

だなー

チッ

お前豪武軍に入って

あの後、合従軍の背を

討ちに行ったんだってな

お前らが

情けなく

寝込んでいる

間にな

カカカ

笑い事じゃ

ないって

本当に

死にかけた

俺は何つっても

あの龐煖と

戦って撃退させた

傷だからな

仕留めても

いないのに

浮かれるなバカが

蒙恬と一緒に

すんじゃねーよ

せっかくの好機

んだとてめー

龐煖を見たことも

ねーくせに

てめーなんかに

あれが討てっかよ

貴様が

追いつめる

程度だ

俺だったら

確実に息の根を止めて

首級を挙げていた

俺なら

間違いなく

仕留めた

ざけんな

てめー

ま!まーまーどーど!

どー

まーしかし

やっぱり

今回ばかりは

信が

頭一つ抜けた

武功をあげたと

思うよ

でっかい見返りが

あるといいな、信

...

...ああ

よし!

二人とも

行くぞ!

アハハ

仕切ってる

とて

ゴーン

ゴーン

ゴガーン

そっそそ、それでは

これより

ニイ

論功行賞を行う!!

フォ

へへっ

まずは皆の者

亡国の危機を

脱した働き真に

大儀であった

コッ

中でも各所の将を務めた

蒙鷲・張唐・桓騎

王翦・蒙武・騰・鹿公

この七将の功績は

何より大きく

もしこの内の一人でも、

欠けていたならば

此度の合従軍の侵攻は

止められなかったであろう

その中の二将

張唐と

......

鷹公が戦死した

ことは王として...

素国として何よりも

悔やまれる

今回この七将の働きに

序列をつけることは難しい

故に一将だけ除いて

六将には等しく...

国防の特別大功”を

授ける

......

特別大功...

.....

一将だけ

除いて!?

あえて一将を別としたのは

七将の中でも一際武功の厚かった

者があったからだ

この者を比度の大戦の

第一功とする

第一功!

では

ウオオオ

餃武様ア

第一助!

豪武...

豪武殿かっ

蒙武将軍前へ!

父上...

豪武将軍は

合従軍最大の難敵

楚軍の総大将汗明を

自ら討ち取り

函谷関の戦局を

決定的なものとした

また傷癒えぬままに

さらに合従軍の背を追い

再びこれを大いに討った

この働きは!

やはり第一功として

刻まれて然るべき

である

軍総司令としても

礼を言う

フッ

蒙武将軍には

爵位二階級昇級

竜尽・春尽の地を与え

金三千と宝物十点を投げる

ご苦労であった

特別大功六将には

爵位二階級昇級

それぞれに土地と

金三千:宝物十点を

授ける

金三千っ

......

そして此度は

この七将に次ぐ

武功をたたえる

三つの。特別準功

がある

悪くないっスね

フッ

一つ目は

萇の住民へ

彼らは多くが一般市民で

ありながら素国のために

命を投げ出して戦い抜き

李牧軍を撃退した

ハハ

褒の住民には

全員の爵位二階級昇級と

それぞれに手厚く

金品を授ける

高の代表

そして

二つ目は

ひっ

ひいィ

山の民の王楊端和と

その一族に!

間違いねェ

3)

ありがとう

ふくう

大王様ァ

...

あれが

袋を救ったという

山の民...

彼らはかつて穏公の時

同じく素国の危機を

救った馬酒兵の一族だ

四百年の時を超え

我らは再び彼らに

救われた

山の王・楊端和は

現在山界の戦いの

最中故代理の者が

来ている

素国は楊端和に

“大上造”の爵位と

宝物三十点を寄与し、

この先彼らと

再び国交を

開いていく

予定である

ウオオ

オオ

大上造!

おっ

...

オオオ

...

...おっ

それでは三つ目

今回の特別功の

最後である

ヒリ

ッ、

最後..

...

この者は...

合従軍との初戦で

超の将軍万極を

自ら討ち取った

万極とは

あの...

その後南道の李牧軍を

鹿公と追いこれと戦い

刻をかせぎ

オオ

萇では

最激戦となった南壁の

将として自ら先頭に立ち

これを守り抜いた

オオ

オオ

オオ

...??

なっ何と

あの服嬢と

一騎打ち

をっ

そして最後には「あの三大天

魔族に立ち向かい一射打ちの末に

その手で素直の武威を見事に示した

一人で

それ程の

功をっ

悪名高い

万極の首も

大きいぞ

くっ

飛信隊隊長信

前へ

オオ

...

...

フォ

そう言や

前回も確か:

ヨコココ

マジか

パシ

へへっ...

んっ...

あの姿

また

あの者は

たしか

山陽戦でも

武功をあげて

いた...

.....

飛信隊信には

爵位を一つ昇級

住居のある「風利」の地を拡張し

全五百と宝物五点を投げる

現在〝千人将〟の

地位を格上げし

〝三千人将〟とする!

......

あんな

ボロの若者が...

三千人将

...

......

......!?

そっ

ハハっ

まいったね

...

チッ

どうした

嬉しくないのか?

並ばれた

三千人将壁

嬉しいさ

飛び上がる

ほどな

今回は

騒がないのだな

だが...

見えてきちまったから

はしゃぐっつーより

興奮してんだ

四千

五千

あと三つで

将軍”だ!

ああ

お前も急げよ

分かっている

第356話「三千人隊」

!?

番号ー

いーち

にー

さーん

883

882

886

885

...

いや

飛んだ

ひっ一人ずつ

言わすなよ

899

マジでハァか

あいつ

1231

1232

2998

尾平さん

...

2999

う...

嬉しいのかなー

やっぱ

さっ...

終わったら

起こして

三千!!!

松本

什長...

931

イよォしっ

1233

2521

2522

......?

三千人飛信隊!

出陣!!

オッ

オオ!!

本当に

点呼だけかよ

ェ人隊

第356話

論功行賞から

半月もせずに

新生飛信隊は

前線の地介倉へ

出て行った

ーーとは言っても

戦のためではない

へへっ

「...

三人の信

二月前の合従軍の

侵攻によって素国の

前線地帯はスタスタになり、

未だ深く、その爪痕は

残っている

避難していた民が戻ると

村々は焼かれ

また防衛線もなくなり

敵と肉薄した状態と

なっていた

そこで

復興作業と

敵軍からの防衛のために

中央から各所へ

中規模部隊が

送られたのである

介倉ー丙村

遠路はるばる

ありがとうございます

村長の満土と申します

避難していた

介倉城から戻ると

村はこの有り様で...

作物も奪われ

畑も荒らされました

敵兵も近隣に

現れますし

我々は本当に

どうしていいのか!!

安心しな

敵はすぐに

遠ざけてやる

それに俺らの大半は

百姓だから畑とかも

任せとけ

うんうん

うう

中には

大工集団だって

いる

ピカピカの家を

建ててもらえっぞ

カカカ

でもまずは

あんだけ一方的に

やられた中で

こんだけ生き残ってた

ことが何よりだ

お前村じゃ

全然手伝って

なかったろ

出番スね

おう

あせらずゆっくり

行こうぜ

はっ

はいっ

村長

カカカ

あと俺も

百姓みてェな

もんだから

敬語とか

いらねーよ

えっ

飛信隊は隊を

復興組と

警備組の

二つに分けた

丙村復興組

組長尾平

任せとけ

警備組の方は

乳備兵と

そろそろ

本気出す

働け

お前いっ

今回新加入した

廉公兵五百で構成された

カカカ

さすがに

迫力あんな

庶公兵は

うちに来てくれて

嬉しいぜ岳雷

...

殿の...

奥公将軍の

盾はどうしてる

ん?

留守の家に置いとく

のは危ねェからよ

岳雷(千人将

信用できるダチに

預かってもらってる

王騎将軍の矛と

一緒にな

信用できるダチ

そうか...

廊公兵のほとんどが

将軍の領土へと

戻って行った中

岳雷殿はなぜ

飛信隊へ?

分からぬ

!?

熊公兵は

けっこう信を

嫌っている

えっ!?

ただの嫉妬だ

......

将軍はお前と

話す時妙に

嬉しそうだった

将軍に子がなかった

せいもあるかも

知れぬか...

ただ...

あんな将軍の顔は

長く見たことが

なかった

......

つまり

ここに入った

ことに...

そんなに大した

理由はない...

そっか

へへっ

準備できてる?

できたか?

作戦

調べたら敵の拠点は

まだ少し奥にある

周囲に来てんのは

ただの嫌がらせた

今日はあの

左の丘を

取るところまで

やろう

あそこに

布陣しとけば

敵はもう

入って来ない

力ずくか

...

うん!

ただしあそこは

敵も多少いる

みたいだから...

...

っし

やるぞォ

オォ

ん?

ちゃんと

働いてたか

尾平

ったりめーだ

桐しっかり

できたね

おー

信達が

戻ったぞー

オオ

うそつけ

っス

お?

何かすげー

いいにおい

メシの準備も

できてんだ

村の連中も

集めろー

ハーイ

並べ並べ

心配しなくても

いっぱい

あるからなー

においはいいが

味は大丈夫か?

ミングベースの

誰が作った?

村の連中

がっ、かり

させんなよ

ガキ共も

腹いっぱい

食えよー

どう?

オレが下味つけたから

大丈夫だと思うよ

え?

あんっ

そんなこと

までしてたの...

それに竜有は

料理うまいから

ばく

うまいもん

食ったの

初めてやァア

うまい

へへ

おかわり

早いわー

こんなに

そ...そう

よかった

なに?

いえー

そーだろ

そーだろ

お前がそんな

食うなー

それで?

丘奪取は

うまくいったのか?

あー

楽勝

鷹公兵が

メチャクチャ

強ェーからよ

廊公将軍の仇ー

つってよ

カカカ相手は

超じゃなくて魏だった

のにな

作戦が良かった

からだ

むそうだ

できれば

丘に残った兵達にも

この食い物を

あっという間

だったぜ

大丈夫

もう送ったよ

ワッハハハ!!

さすが如年目

やー

できてるねー

...

モコモゴモゴ

オレ達の持ち場の

介倉の北に厘大

とっくに

南には赫苑がある

ワハハハ

何だって?

んで?

厘大には

玉鳳三千人隊

赫苑には

楽華ニ千人隊が

来ている

えっ

結局その後

それぞれの武功に対し

王責も三千人将に

蒙恬も二千人将へと

昇格していた

あいつら

またそんな

近くにいるのかよ

わざとかもね

本当の

競わせれば

頑張りそーじゃん

三人とも

なっ

...くそっ

だが

あいつらには

負けられねェ!

てめーら

明日からちゃちゃっと

復興させっそ!!!

ああんまりじゃ

村長泣いた

バッ

バカ

そういう

意味じゃねェ

手際よく

ババッとって

意味で...

ここへ来ると

“若さ”にまず

驚くでしょう

...信

昼に

じっくり

やろうって..

あー

...

楚水副長

......

いや...

そうでもない

大体こんなものだ

台頭してゆく

漠や隊というものは

......

軍師が小娘ってのには

驚きましたけどね

ハハさすがに

鷹公軍には

いなかった

我呂

しかも

剣もかなり

使うとか

本当かな~

本当か?女で

そうですな

たしかに

......

下呂

今のは

ちょっと噂が

ごっちゃに

なってる

我呂だ

えっ

ごっちゃ?

たしかに飛信隊には

凄腕の女副長が

いる

でもそれは

テンじゃねぇ

その者は

どこに?

カカカ

心配すんな

...さァな

どっか

旅してる

!?

旅ィ?

...

あいつも戻ってきたら

びっくりするだろうなァ

そのうち

必ず戻ってくる

そいつの剣見たら

驚くこと

間違いなしだ

カカ

......

はー

隊が三千人にも

なってるからよ

へへ

早く会いたいよー

羌瑰ちゅああん

ギャハハ

キモイ出っ歯キモィ

キモイ

尾平さん寝言でも

たまに言ってるんだよ

え!

うそし

趙国ー

老山山中

やっと会えたな

幽族の連!!

キングダムの

第357話、脱走者

趙国老眉

ジャ

お前が...

キングダムの

羌塊か

......

あんたが

羌明?

...

来い

座って

話そう

ああ

...

現〝蚩尤幽連を追っていた

完殖だが闇雲に探している

わけではなかった

外界には羌族につながる

小さな一団が存在し

そこからわずかに情報を

得ながら追っていた

その一団の長が

この羌明である

はい

おまち

よく...

一人でここまで

来れたな

幽連の所在は?

あっ

まー

待て

お前と少し

話がしたい

何しろ

一族の者と会うのは

十七年ぶりだ

私が羌族の里から

脱走して以来だ

...

つまり

!?

...

脱走?

...でも

聞いて

ないのか?

ハァからは

外に羌明という

協力者の一団が

いるとしか

里からの

脱走は...

......

逃げ出したのに

なぜ生きてる?

死ぬまで

追われる

技のはすたけど...

いや

その前に...

何で

逃げ出したの

羌族の

里から

“祭”が

恐ろしかった

......

当時十五かそこらの

私は自分が一番

強いと思っていた

ところが

続々と各氏族の代表が

集まってくると

その中で自分が

下から何番目かって

気付かされた

......?

ダダメだ

ダメだ

あんなの...

気付けばその日の夜

夢中で里から...

その場から逃げ出してた

はっ

はっ

あ明日死ぬ

私は

明日死ぬっ

はっ

本物の強者達と

戦うこと...

とにかくただ

恐ろしかった

はひっ

祭の代表だった

お前なら少しは..

分かるだろ...

自惚れてた私は

覚悟。ができてなかった

んだ

私は別に

怖くなかった

死ぬことに

......

...

私は

あの時..

連中と

戦うことも

死ぬことも

そうか...

家姉が

死ぬこと

だけが...

さっき

里からの

追っ手のことを

聞いたな

全員返り討ちに

してやったよ

くそォ

くそォっ

メイッ

もちろん

あったさ

きさ...

あの時はもう

こっちも正気じゃ

なかった

ゲフ

全員って...

いや追っ手は

七人だけ

たったの!?

追っ手はあんたが

死ぬまで続くんじゃ

なかったの?

八人目とは

取り引きをした

!?

貴様が外界で美族のために

一生働くのなら見逃すという

一族の決定だ

里では貴様は

死んだことになる故

一度と戻るな

羌族の

面汚しが

分かったな

この..

......

フッ

あまりに

あっさりした条件に

初めはワナかと

思ったが

そうではなかった

実は外界には

里が外と完全に孤立せぬよう

息のかかった者が散っていた。

何かあれば里に情報を

送る役目だ

向こうも

手練を七人も失って

割りが合わぬと

思ったのだろう

これ以上やるなら

他の氏族の力を

借りねばならぬしな...

それが今では

その一団のまとめ役って

わけだ

私もその仕事をする

約束で野に解かれた

......?

ムカつくか

家族でみんな命を落としたのに

そこから逃げ出した私が

十七年ものほほんと

外で生きながらえていて

今でこそ幽連の居所を

探るために趙国に

入ってるが

私には素国内に

家があって

そこには夫と

二人の子供もいるんだ

え?

クク

最悪だろ

我ながら

本当に...

......

チッ

何でこんな話

してんた

悪い

お前の旅とは

関係のない:

羌明...

外へ出ることを夢見て

“祭”で死んだ象姉の

ことを思うと...

やっぱりあなたは

すごくズルいと思う

もちろんだ

......

でも

これは

許すとかとは

違うかも

しれないけど

......?

あなたみたいに

ガムシャラに

生きる道も

あっていいんじゃ

ないかって思うよ

本当に

......

そうか...

ありがとう

羌漉

...

フッ

そう言う私も

勝手に外に

出てる身だけど

子供とか

いるのか...

...でも

そっか...

......?

二人も...

里からの話と

少し違う...

羌彌には

仇討ち以外

何も無いと

聞いていた

だがこの娘は

先を見ようと

している...?

仇討ちの先の道を...

......

羌漉

あそこに見えるのが

老山だ

あの山に

現。蚩尤〟幽連の

根城がある

羌瑰...

3.幻の暗殺一族»として

千年もの間闇世界に君臨する

蚩尤の名は伊達ではない

外に出た。蚩尤〟は

いつの世もいずれかの

国のお抱えとなり

その一族も繁栄する

...国のお抱えが

こんな山中に?

幽連はもう

手のつけられぬ

状態らしい

詳しくは分からぬが

奴は。蚩尤。となってから

人格が崩壊したと

最初は魏王に

抱えられたが

手に余った魏王は

奴を追放している

その後、超に流れたが

こんな山奥で

生活している

一応、趙王との

つながりは

あるらしいがな

...

くれぐれも注意して

いけよ

知ってるだろうが

奴は汚い手を

使う上に

私達と違って

«祭〟をくぐり抜けた

女だ

蚩尤の力を

決して侮るなよ

...

大丈夫

私さえ..

出ていれば

......

あの女が蚩犬だなんて

有り得なかった

...私からも

象の仇を

頼む...

象が生まれた時...

私はまだ里にいたんだ

......

やっと会えたな

いう

幽族の連!!

......

蚩尤様と

呼べよ...小娘

探したぞ...

卑怯者...

...フッ

バカが

クスクス

ククク

同じだ

羌族の...

鬼...

だったな

第358話「囲む幽族

ククク

お前が私を

追っていることは

知っていた

大した娘だ

こんな所まで

来るとは..

まァこちらから流した

情報におびき出されたのは、

お前の方なのだがな

ッハハハ

......

第358話囲む幽族

クスクス

三十二人

クククッ

クク

ゲスが

私を探っていた

あのババァも

今頃、手下共の手に

かかってるだろうよ

羌明

タン

!?

タン

!!

うオッ

ゴッ

バギ

チィ

ぐっ

くっ

......

トン

ブッハハハ

そいつは五年前の一祭〟で

最も蚩尤の座に近いと

言われていた女だ

!?

言ったろお前ら

その娘を

甘く見るなと

だが

身内の裏切りで

祭に出損ねた

裏切り?

どういう

ことだ連

こいつは

もう一人の代表だった

象という女のせいで

«祭〟に出られなかった

!!

こいつに勝てないと踏んだ

象に香で眠らされたのさ

アッハハハか

違う

象姉は私と

戦いたくなかったから

そうしたんだ

ブハハ

そりゃァ本人に

聞いてみねェと

分かんねェだろ

勝てないとか

そういうことじゃ

ない

あーでももう

そいつおっ死んでん

だっけ?

...貴様

...クク

とにかく

そこの娘は。祭に

現れなかった

ブハハハ

だから

...ファン...

完族二人用に仕組んでた

ワナを羌象が一人で

くらっちまったのさ

開始と同時に皆で

囲んで殺っちまうっつー

あれをな

さぁ

舞え羌蒐

あの時の羌案のように

舞ってみせろ

そのために

わざわざこいつらを

里から出した

何か

分かんねーか

色々手間

かかってんだよ

こっちも

!?

幽族の者達

一度だけ

警告する

......

私の狙いは

図連だけだ

だが邪魔をするなら

容赦なく斬り捨てる

お前らに

用はない

......

...ク

クスクス

アハハハ

妙な気遣いは

無用だ

あの

...顔

そいつらは

巫舞まで使う

それにどうせ

すぐに

それどころでは

なくなる

あの時の...

完象のように

拾い上げて

見たんだろ?

たしかお前

ドグン

あのー

ドグン

私に斬り落とされた

あいつの幸悶の顔を!

キングダムの

幽連っ

始めろっ

フィッ

ガッ

シィ

あっ

チィ

っし

ガギ

くっ

今...

っ...

丁姉

ッハハハ

......

フフッ

やはり思い出すなァ

赤鶴.....

“祭”を

トン

くっ

タタン

...ファッショッ

調子に乗るなよ

羌族

タタン

トン

幽族の

巫舞か...

第359話「巫舞の違

トン

タタン

トン

タタン

...!!

幽族の...

トン

トン

タタン

タタン

巫舞...

トン

......

キングダムの

まだだ

永遠

ほう

その数の

巫舞を相手に

素で?

フフ

随分と..

巫舞は呼吸を

使いすぎる

.....

幽族を甘く見る

じゃないか小娘

来たっ

タン

バッ

バッ

かわしたっ

当然だ

くっ

ガッ

チィ

トン

奥義巫舞は

意識が遠の〈反面

あらゆる感覚が

活性化する

そしてその深さ等は

蚩尤族としての

才能に起因する

タタン

さァ早く

見せてみろ

小娘

貴様の

巫舞を

ぶばっ

あの娘

意地でも

素の呼吸法

だけで...

巫舞の浅い奴

から狙ってやがる

ぐっ

ぐっ

まずいっ

ぶっちゃけ

巫舞のことは

よー分からん

!?

!?

来たか

トーン

えーどうねえ

家姉も

分かんないのー?

あんなに

長く

できるのにー?

正確には

うん

親だって

あるだろ?

同じ巫舞を

やってるはずなのに

怖く感じる時が

あったり

分かる部分と

分からない部分が

ある

楽しく感じる

時があったり

ちょっと

ムラムラ

したり

それは

ないかな...

ーで

滅は

どんな感じ?

客かったり

寒かったい

うん

見えてるよ

何となく

巫舞の時

周り見えてる?

でも

最後は飛んでる虫が

止まってしまう

そのうちだんだん

周りのものの動きが

遅くなってって

うん

そしてその次は

!?

その次?

うん

その次は

真っ青な

水の中にいる

!?

うん

すごーく

透き通ってて

奥まで青くて

下の方は

深くて

全然底は

見えない

水の中?

歌を

口ずさみながら

ゆっくりと

それからゆっくりと

下へ下へ沈んでいくの

トーン

姫...

あんた...

タンタン

33

ゆっくりと

深く、

深く

ただ深

トーン

ひっ

ひィィ

あっ

トーン

くっくそ

全員

巫舞が

解けたぞっ

ひィィィ

化もっ

...!?

何なのだ

同じ巫舞

なのに

この娘っ...

ゴホオ

あっ

おっ

......

ここれが

羌族の巫舞...

ここの短時間で

こちらの

ほとんどを

...ファン...!

いや

羌族のではなく

羌癪の巫舞だ

ひとまず

散れっ

呼吸を

一度っ...

しかし..

ギャアア

なるほど!!

全氏族の長共が、

騒いでいたはずだ!!

タンタン

これが

羌穂か...

......

分かってる

赤鶴...

選んは私達だ

大丈夫だ

緑蓮ぃ

まだそんなに

深くは落として

いないし

タンタン

呼吸も十分

残っている

深い巫舞は

幽連に...

ドッ

幽連!

一気に

連っ!!

まだ

速くなった

っ...

......

!?

...かはっ

第360話頂上の実力

!?

...かはっ

巫舞が...

......?

合わせられた!?

第360話、頂上の実力

ドサ

...

すげェ

この女...

...かはっ

浮かばれぬな

羌象も

強い...!

仇討ちに来たはずの

お前が返り討ちに

あうとは

ククク

くっ...

ッハハハ

落ち着け

巫舞は解けたが

くっ...

呼吸はまだ

半分以上、

残っている

それよりも

この女..

どうする...

素の状態で

私の巫舞を

見切ったのか...?

そんなことが...

もっと

深い巫舞を

落とすか...

それとも

しばらく

様子を

見るか...

鬼...

あんたの

呼吸は誰よりも:

考えるまでもない

トーン

超短期戦が私の戦い方

一気に最深の巫舞で

決める

タンタン

トーン

タンタン

...!!

何だ..

この

來気...

......

......

羌漉

......

分かっている

赤鶴

来い,羌廆

思い知らせてやる!

トーン

タンタン

トーン

キングダムの

くっ

ニィ

げはぁっ

ごはぁ

くっ

ドッ

ーッ

ハー

ーッ

ハー

ハーーッ

........

見えて

いたか...

いいや

ほとんど

!?

ば...

ハー

ーッ

馬鹿な...

最深の巫舞が...

通じなかった..

げほっ

ーッ

ハー

ハー

こんなにも

力の差が...?

違う...この女!!

何かが

おかしい...

素かと

思っていたが

時々深い巫舞の

中にあるような

気配がある

一体...

ハーッ

卑怯な手を使う

私は弱いとでも

思っていたのか?

それとも

姉への愛が

力になると思ったか?

怒りが

力になると

思ったか?

そんな...

ままごとが

蚩尤に

通じると

思ったか

クソガキ

何だとっ...

巫舞とは

その集中力を

生むために

ならば

精神を

内の深い所へ向け

人の秘められた力を

引き出す術だ

特殊な呼吸法と

神堕としの舞で

意識を陶酔の中に

落とし込む

怒りたの愛だの

感情のさざ波は

意識を外に縛りつける

銭以外の何物でもない

......?

巫舞が

意識を外から乖離させ

内に向けさせるため

だけのものならば

そこを縛りつける

現世のしがらみ

情や何だのを

断ち切れば

話は早かろう

それを強制的に

やろうと考えて

作られたものが何か!

分かるか

小娘

...

〝祭〟か

その

通りだ

今の私は

助走なしに

巫舞と同じ領域まで

落とせる

"祭〟をくぐった

からだ

生まれ持った才能は

お前が一番なのだろう

くっ

お前は

本物の蚩尤に

なり損ねたんだよ

間抜けが

だが肝心の

祭をくぐって

いない

うっ...

ゼハッ

ゼハッ

キングダムの〈完〉

こはっ

/19-2

フイーンとお手の

おまけ

マンガ

クイーン

端和様

上ロカクテル

そして

酒に酔うと

楊端和は文:武・美と

トリプルで兼ね備えた

女王中の女王である

ある意味

女王様度が増す

シュンメン♡

はっ

何か

面白いこと

やれ

え..

では

きたっ

クワガタ

このポンコツ

...

じゃー

次はー

はい

タジフ

ん?

どーん

何だ貴様

この腹は

職士の殿とは

こうだろうが!

これが

戦士の殿か

ボケーおー?

ぐー

ぐー

寝たっ

仕方ない

下がれ、老共

姫様のお世話は

だらの仕事じゃ

泥酔してても

条件反射

ち長老っ

長老っ

長老選

鼻息と

手つきが

あやしい

ごぼっ

どうした

お前ら

そしてクイーンは二日酔いも

昨夜の記憶も一切無く

翌日を迎えるのである

条件反射

人数分

いえ

□作_原泰久

あとがき

っっく?

おっ

追いかけて

くるぞ

ひいい

おしずまりを

いことかがありました。

気です。この度は、33巻をご購読真にありがとうございます。

そうだったのか、お役目的が終わりました。これでも

長い...非常に長かったもちろん、大きくなったんだけど...大丈夫かもしれませんでしょ

それじゃなくて、かかげて僕の子がギーもわかってるけどなんでしょ物語の中でも、何処か戦い抜け

別であればいけなかったけど、相変わらず、やっぱりわかりやすく気にしないことはないのでしょうか。これだけではありませんが、

えみちゃん...この女の子だったのかもしれないですが、2014年は、キンケアなけ色々と

それでも何も、一つの間には何かを知っているのかもしれないのですが、これからもうちょっとありませんでした。

して何と言えも、20年の「子供が出来れば美しの大学を頂きますが、

そういうことですから、そのままではないですが、これまでになっています。これから見つかったのだろうか。

200を丁度きました!

セフにさらに、ギリタムのアスタに・2人が通勤が決まったあの女の子達と

死体が

さん

『スタッフ・松原「利光・田近康平関哲朗・箱石達

□へルプ加酸大貴□編集〟金上大佑

ありがとうございました。

2017年も、秋度っていきたいと思います。

本当に良いとか重な、た身となりました。

各方面の方々に、そして何か読者の方では、改めて本気とサレエッタを

原泰久

カバーデザイン

岩崎修(POCKET

YJC

DIGITAL

SHEESAAYOUNGJANATANS

キングダム

33巻

原泰久

©原泰久2014.20!4

初版発行

デジタル版発行-2014年

2014年

発行所・集英社

http://wwwstilesshacco.

この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです

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