★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ーーへナー九十九ー百十七[百三十五百五十三 ★この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。 そういうことですから、そういうことですから、そういうことになっていた その後、秦軍に従事した信は趙迎撃戦、魏攻略戦などの功を認められ、正式に千人将へと昇 格する。さらに、信率いいる飛信隊は右腕であった美魔が離脱するも、軍師となった河了貂が加わり、より強い軍へ人と成長する。 一方の嬴政は、秦国内で相国へと登りつめた目不葺に対し、弟・成績と共闘、昌文君を左丞 相に就任させることに「成功し、朝廷内における確かな実権を手にいれる。そんな中、奏国に楚・ そういえば、そういうことは この回、楽ネーレットページのそういうことですから、これからのそんなことはないのですが、 >河了貂かいって山の民で信の元同居人。飛信隊の軍師となる。 森国の若き王。中華の統一を目指す。国都・天下の大将軍を目指す。素軍特殊部隊・飛第四項に迫る李牧を迎え撃つため、リフォームの自ら最に信隊の隊長。千人将として熊公軍に配属さ出陣する。 暗殺集団・蚩犬の未裔。同胞の仇を追う為、現在は飛信隊を一時離脱 玉風隊を率いる勝により臨時の五千将に抜擢される。王軟の息子 薬草隊を率いる。膝により臨時の五千将に抜擢される。汗明の剣で重傷を負う。豪武の息子。 それでも、これからのそうだな。そういうそれでも、これからのそれでも、これからの 本能で戦う武将。魔援との壮絶な一騎打ちに敗ればち死に 素国六大将軍の一人お目は仕事もて命を落とす。信に矛を話す ...素国を代表する老将軍張唐・桓騎と共に函谷関を守る。 化物と評される強さを誇る。陥落寸前の画谷関を奇策で救う 絶大な武力を誇る猛将膝との連合軍で楚軍と戦う。 元は冷徹な大野盗団の首領。西谷関に配置される そういうことですから、これからのアプリケーションは、 無数の山民族を統べる盟主...地の裏にも車として駆けつけた 韓国の総大浮を務める。知識に読んだ将軍 との戦いで片腕を折られるもこれを討ち取る 韓国総大将。決死の長唐に討ち取られる 燕軍の総大将を務める。王刀と対策する これからは、これでそれにしても、これはそうだな。それは、ああ、そうだったんだよ 春中君じゃんくん超大国・党の宰相・英世第二軍の将・スッ!!! 合従軍の総大将。戦の天才と呼ばれる。 やることは一つだけだー 今のお前は鷹公将軍の置き土産のせいで"片腕にしか力が入ってねェ この俺のじょってるもの全部をっ ちょ、ちょっとびりりりと 何をもたついておられるのか 貴殿ならばとっくに気付いているはずだ くやしいがこの戦の勝敗は決してしまったと 東軍はこの地を離脱し南道へ 北軍は西軍の生き残りを拾いつつ束車に次いで南道へ この南軍はしんがりになって刻をかせぐ 南道退却の指揮をお願いします 私はしんがりの南軍に残って 山民族共に打ち負かされている兵達でもない 今この地で絶対に命を落としてはならぬ人はこの大戦の責任者の一人である貴殿だ 貴殿にはこの合従軍の落とし所を示す“責務”がある 結果はどうあれ最後まで全うされよ李牧殿 こういうしんがりは老人の役目ですわい 大将龐媛殿も退けねばなりませぬが かたじけない...!! あんな小僧にこの俺が深手を... そもそもなぜ俺が力負けを 起こり得ぬことが起こっている 何なのだ貴様らは... 一度、足元を静かに見直せ さすればすでに答えは出ている 道の終着の地に立っている 道の終着の地...だと? 私はただの武将故あなたのことは分かりかねますが あなたの道は意味のあることだとは理解しています ここにお一人残られてはさすがのあなたも命はない 全軍退却するって... 道半はで倒れるはあなたも本懐ではないはずです ま...待ちやがれ... そぎゃんっじっ(あの男は本の外成のはず キャンキヤンキャンキヤン 部外者の貴様らのせいで 中華の歴史がねじ曲がってしまったことが理解できておるのかァ!! だがこれは気まぐれな干渉などではない 四百年前の秦王、穆公の生んだ盟 そして現案王とこの楊端和の結んだ同盟によるものだ 黙って貴様らは敗者として史に名を刻め 最の戦いの結末については 「史記趙世家」の一文に一言で記されている 『不抜。〈抜けなかった〉 全軍退却にございます!! 間に合ってよかった.. これからもお客様を見ていただきましたが、 そうか話は深刻ちなみに、 最の人間達と山の民は共に宴を開いた 山の民も七日間山中を飛ばしてきた疲れから 豆もほどほどにほとんどの者が眠りに落ちた 最の民は連戦の疲れから まあと二:三日は起き上がらないだろうけど まー無事ならいーや... まさかあの龐煖を緊退しちまうなんてよ あいつが下に行くっつった時は本当に底無しのバカだと思ったが... いざ戦ってるあいつの姿を見たら 雁媛と戦ってる信の姿を見た時 俺はひとん飛信隊で.. あいつの隊で本当によかったと思ったんだ 合従軍にとって李牧の別働隊が最後の奥の手だった しっかし間一髪だったな山の民の援軍は でも本当に凄かったのは... こちらは函谷関への補給も続いている故もはや抜かれることはあるまい 今思い出しても鳥肌が立つぜ そのギリギリまで褒をもたせた民兵達だ 李牧軍の前に降参しようとしてた連中が よくまァお前の言葉に応えて戦い抜いてくれたぜ この七日間で実に最の半数の命が失われたそうだ でもその犠牲のおかげで裏は落ちなかった 決して無駄死にじゃねェ たきつけて万の死者を出させた...頭本人としては やはり胸の奥に突き刺さるものがある 王の言葉で彼らが戦いに向かうであろうという計算があって萇へ来た 言葉巧みに命尽きるところまで彼らを戦わせた俺の行動は 強制で立ち向かわせるよりある意味質が悪い お前はやれることをやったんだ 王宮にて報告で知る戦争と スマンな今は少し弱音を吐いている 実際に目の当たりにする戦争は そこで何も感じねェ奴は頭がどうかしてるし そんな奴は絶対に人の上に立っちゃいけねェ たしかにお前にそういう計算があったのは本当だろうよ 連中も乗せられてることに気づいてんだろうなって オレは途中から思ってたんだ 気づいてなおあんなに目ェ輝かして最後まで戦ってくれたんだと思うぜ 彼らがいなければ家は滅んでいた その日は一日政は最中を歩いて回り民達と言葉をかわし労をねぎらった 政が咸陽に戻るのはその翌日である 今から戻って北のバンコ族と再戦だ お前もこれから国土の復興に忙しかろう嬴政 お互い落ち着いたらゆっくり会おう楊端和 ようやく李牧達は図谷関前の合従軍の元へ戻り合流した 大敗の将がよくおめおめと生きて戻って来たもんだなー ―って韓の張印が言ってたぞ この合従軍の振り上げた刃の落とし所 おさめ所を決めねばなりません 元々秦が中華の要所山陽を取ったことで私は合従軍に踏み切りました 故にせめて山陽を魏の元に解放せねばなりません 次の標的はすでに決まっておるのだ もはや山陽一帯如きではこの合従軍の溜飲はさがらぬ そもそもこの合従軍には裏切り者がいる 合従軍の戦いはまだ終わっていない 我々は函谷関を死守っ... どわっしゃあああキャバハハハ ざまァ見ろってんだ!!! ...何か気にくわぬことでも? ただやっぱ守りはつまんねーっつー話だ 興味は出ませんでしたか 録嗚未達の死が無駄にならなくてよかった も...誕活様が... 首級を挙げるに足る敵将に出くわさなかった 「史記趙世家」にはこの後の合従軍の驚くべき顛末が記されている 素国を落とせなかった合従軍はそこでまた解散せず 報告!丙城と雪城が落ちました おうけんおう済王王建王 李牧...いや春申君か 家から奪うはずだった土地と財をこの斉から奪わんとするか 案のために合従軍を離脱したことでとんだとばっちりが返って来たわ もちろんこれもきっちり払ってもらうぞ蔡沢 后勝敵が。饒安を越えたら顔紫・田赫の両将を呼べ 斉対合従軍の全面戦争だ きゅっ...急報ーーん 奏将豪武の軍が合従軍の背を攻撃しております 「史記本紀」の方には函谷関から打って出て合従軍の背を討った軍があったと記される ...さすが昌平君打つ手が早い 激戦の傷癒えぬままによく追って来てくれたのォ な...何でこんな所に 結局合従軍は斉の都市饒安まで落とした 泣いてはいけないと... 合従軍が斉の地で解散してからおよそ一か月後ー 敵恬元気そうでよかったぜ お前何か重傷とか死んだとか噂になってたぞ 王賁も無事だったんだなー あの後、合従軍の背を討ちに行ったんだってな お前らが情けなく寝込んでいる間にな 笑い事じゃないって本当に死にかけた 俺は何つってもあの龐煖と戦って撃退させた傷だからな 仕留めてもいないのに浮かれるなバカが 蒙恬と一緒にすんじゃねーよ んだとてめー龐煖を見たこともねーくせに てめーなんかにあれが討てっかよ 貴様が追いつめる程度だ 俺だったら確実に息の根を止めて首級を挙げていた 俺なら間違いなく仕留めた ま!まーまーどーど!どー やっぱり今回ばかりは信が 頭一つ抜けた武功をあげたと思うよ でっかい見返りがあるといいな、信 よし!二人とも行くぞ! 亡国の危機を脱した働き真に大儀であった 中でも各所の将を務めた蒙鷲・張唐・桓騎王翦・蒙武・騰・鹿公この七将の功績は何より大きく もしこの内の一人でも、欠けていたならば此度の合従軍の侵攻は止められなかったであろう 鷹公が戦死したことは王として...素国として何よりも悔やまれる 今回この七将の働きに序列をつけることは難しい 故に一将だけ除いて六将には等しく...国防の特別大功”を授ける あえて一将を別としたのは七将の中でも一際武功の厚かった者があったからだ この者を比度の大戦の第一功とする 豪武将軍は合従軍最大の難敵楚軍の総大将汗明を自ら討ち取り函谷関の戦局を決定的なものとした また傷癒えぬままにさらに合従軍の背を追い再びこれを大いに討った やはり第一功として刻まれて然るべきである 蒙武将軍には爵位二階級昇級竜尽・春尽の地を与え金三千と宝物十点を投げる 特別大功六将には爵位二階級昇級それぞれに土地と金三千:宝物十点を授ける この七将に次ぐ武功をたたえる三つの。特別準功がある 彼らは多くが一般市民でありながら素国のために命を投げ出して戦い抜き李牧軍を撃退した 褒の住民には全員の爵位二階級昇級とそれぞれに手厚く金品を授ける 山の民の王楊端和とその一族に! あれが袋を救ったという山の民... 彼らはかつて穏公の時同じく素国の危機を救った馬酒兵の一族だ 四百年の時を超え我らは再び彼らに救われた 山の王・楊端和は現在山界の戦いの最中故代理の者が来ている 素国は楊端和に“大上造”の爵位と宝物三十点を寄与し、 この先彼らと再び国交を開いていく予定である 今回の特別功の最後である 合従軍との初戦で超の将軍万極を自ら討ち取った その後南道の李牧軍を鹿公と追いこれと戦い刻をかせぎ 萇では最激戦となった南壁の将として自ら先頭に立ちこれを守り抜いた あの服嬢と一騎打ちをっ そして最後には「あの三大天魔族に立ち向かい一射打ちの末にその手で素直の武威を見事に示した 悪名高い万極の首も大きいぞ 武功をあげていた... 飛信隊信には爵位を一つ昇級住居のある「風利」の地を拡張し全五百と宝物五点を投げる 現在〝千人将〟の地位を格上げし あんなボロの若者が... 嬉しいさ飛び上がるほどな 見えてきちまったからはしゃぐっつーより興奮してんだ ひっ一人ずつ言わすなよ う...嬉しいのかなーやっぱ 論功行賞から半月もせずに新生飛信隊は前線の地介倉へ出て行った ーーとは言っても戦のためではない 二月前の合従軍の侵攻によって素国の前線地帯はスタスタになり、未だ深く、その爪痕は残っている 避難していた民が戻ると村々は焼かれまた防衛線もなくなり敵と肉薄した状態となっていた そこで復興作業と敵軍からの防衛のために中央から各所へ中規模部隊が送られたのである 遠路はるばるありがとうございます 避難していた介倉城から戻ると村はこの有り様で... 作物も奪われ畑も荒らされました 敵兵も近隣に現れますし 我々は本当にどうしていいのか!! 敵はすぐに遠ざけてやる それに俺らの大半は百姓だから畑とかも任せとけ 中には大工集団だっている ピカピカの家を建ててもらえっぞ でもまずはあんだけ一方的にやられた中でこんだけ生き残ってたことが何よりだ お前村じゃ全然手伝ってなかったろ あせらずゆっくり行こうぜ カカカあと俺も百姓みてェなもんだから敬語とかいらねーよ 飛信隊は隊を復興組と警備組の二つに分けた 今回新加入した廉公兵五百で構成された カカカさすがに迫力あんな庶公兵は うちに来てくれて嬉しいぜ岳雷 奥公将軍の盾はどうしてる 留守の家に置いとくのは危ねェからよ 信用できるダチに預かってもらってる 王騎将軍の矛と一緒にな 廊公兵のほとんどが将軍の領土へと戻って行った中 岳雷殿はなぜ飛信隊へ? 熊公兵はけっこう信を嫌っている 将軍はお前と話す時妙に嬉しそうだった 将軍に子がなかったせいもあるかも知れぬか... あんな将軍の顔は長く見たことがなかった つまりここに入ったことに... そんなに大した理由はない... 調べたら敵の拠点はまだ少し奥にある 周囲に来てんのはただの嫌がらせた 今日はあの左の丘を取るところまでやろう あそこに布陣しとけば敵はもう入って来ない ただしあそこは敵も多少いるみたいだから... ちゃんと働いてたか尾平 お?何かすげーいいにおい メシの準備もできてんだ 心配しなくてもいっぱいあるからなー においはいいが味は大丈夫か? 村の連中がっ、かりさせんなよ ガキ共も腹いっぱい食えよー オレが下味つけたから大丈夫だと思うよ あんっそんなことまでしてたの... それに竜有は料理うまいから うまいもん食ったの初めてやァア 丘奪取はうまくいったのか? 鷹公兵がメチャクチャ強ェーからよ 廊公将軍の仇ーつってよカカカ相手は超じゃなくて魏だったのにな できれば丘に残った兵達にもこの食い物を ワッハハハ!!さすが如年目 オレ達の持ち場の介倉の北に厘大 赫苑には楽華ニ千人隊が来ている 結局その後それぞれの武功に対し王責も三千人将に蒙恬も二千人将へと昇格していた あいつらまたそんな近くにいるのかよ 競わせれば頑張りそーじゃん三人とも ...くそっだがあいつらには負けられねェ! てめーら明日からちゃちゃっと復興させっそ!!! バッバカそういう意味じゃねェ 手際よくババッとって意味で... ここへ来ると“若さ”にまず驚くでしょう ...信昼にじっくりやろうって.. いや...そうでもない 台頭してゆく漠や隊というものは 軍師が小娘ってのには驚きましたけどね ハハさすがに鷹公軍にはいなかった しかも剣もかなり使うとか 今のはちょっと噂がごっちゃになってる たしかに飛信隊には凄腕の女副長がいる でもそれはテンじゃねぇ あいつも戻ってきたらびっくりするだろうなァ そのうち必ず戻ってくる そいつの剣見たら驚くこと間違いなしだ 隊が三千人にもなってるからよ 早く会いたいよー羌瑰ちゅああん ギャハハキモイ出っ歯キモィキモイ 尾平さん寝言でもたまに言ってるんだよ 現〝蚩尤幽連を追っていた完殖だが闇雲に探しているわけではなかった 外界には羌族につながる小さな一団が存在しそこからわずかに情報を得ながら追っていた その一団の長がこの羌明である 一人でここまで来れたな 何しろ一族の者と会うのは十七年ぶりだ 私が羌族の里から脱走して以来だ ハァからは外に羌明という協力者の一団がいるとしか 逃げ出したのになぜ生きてる? 死ぬまで追われる技のはすたけど... 当時十五かそこらの私は自分が一番強いと思っていた 続々と各氏族の代表が集まってくるとその中で自分が下から何番目かって気付かされた ダダメだダメだあんなの... 気付けばその日の夜夢中で里から...その場から逃げ出してた 本物の強者達と戦うこと... とにかくただ恐ろしかった 祭の代表だったお前なら少しは..分かるだろ... 自惚れてた私は覚悟。ができてなかったんだ 家姉が死ぬことだけが... 里からの追っ手のことを聞いたな 全員返り討ちにしてやったよ あの時はもうこっちも正気じゃなかった 追っ手はあんたが死ぬまで続くんじゃなかったの? 八人目とは取り引きをした 貴様が外界で美族のために一生働くのなら見逃すという一族の決定だ 里では貴様は死んだことになる故一度と戻るな フッあまりにあっさりした条件に初めはワナかと思ったがそうではなかった 実は外界には里が外と完全に孤立せぬよう息のかかった者が散っていた。 何かあれば里に情報を送る役目だ 向こうも手練を七人も失って割りが合わぬと思ったのだろう これ以上やるなら他の氏族の力を借りねばならぬしな... それが今ではその一団のまとめ役ってわけだ 私もその仕事をする約束で野に解かれた 家族でみんな命を落としたのにそこから逃げ出した私が十七年ものほほんと外で生きながらえていて 今でこそ幽連の居所を探るために趙国に入ってるが 私には素国内に家があって そこには夫と二人の子供もいるんだ チッ何でこんな話してんた 悪いお前の旅とは関係のない: 外へ出ることを夢見て“祭”で死んだ象姉のことを思うと... やっぱりあなたはすごくズルいと思う これは許すとかとは違うかもしれないけど あなたみたいにガムシャラに生きる道も あっていいんじゃないかって思うよ フッそう言う私も勝手に外に出てる身だけど 子供とかいるのか... 里からの話と少し違う... 羌彌には仇討ち以外何も無いと聞いていた 先を見ようとしている...? 仇討ちの先の道を... あそこに見えるのが老山だ 現。蚩尤〟幽連の根城がある 外に出た。蚩尤〟はいつの世もいずれかの国のお抱えとなりその一族も繁栄する ...国のお抱えがこんな山中に? 幽連はもう手のつけられぬ状態らしい 詳しくは分からぬが奴は。蚩尤。となってから人格が崩壊したと 最初は魏王に抱えられたが手に余った魏王は奴を追放している その後、超に流れたがこんな山奥で生活している 一応、趙王とのつながりはあるらしいがな くれぐれも注意していけよ 知ってるだろうが奴は汚い手を使う上に 私達と違って«祭〟をくぐり抜けた女だ 蚩尤の力を決して侮るなよ あの女が蚩犬だなんて有り得なかった ...私からも象の仇を頼む... 蚩尤様と呼べよ...小娘 羌族の...鬼...だったな お前が私を追っていることは知っていた 大した娘だこんな所まで来るとは.. まァこちらから流した情報におびき出されたのは、お前の方なのだがな 私を探っていたあのババァも今頃、手下共の手にかかってるだろうよ そいつは五年前の一祭〟で最も蚩尤の座に近いと言われていた女だ 言ったろお前らその娘を甘く見るなと だが身内の裏切りで祭に出損ねた こいつはもう一人の代表だった象という女のせいで«祭〟に出られなかった こいつに勝てないと踏んだ象に香で眠らされたのさアッハハハか 象姉は私と戦いたくなかったからそうしたんだ ブハハそりゃァ本人に聞いてみねェと分かんねェだろ 勝てないとかそういうことじゃない あーでももうそいつおっ死んでんだっけ? とにかくそこの娘は。祭に現れなかった 完族二人用に仕組んでたワナを羌象が一人でくらっちまったのさ 開始と同時に皆で囲んで殺っちまうっつーあれをな あの時の羌案のように舞ってみせろ そのためにわざわざこいつらを里から出した 色々手間かかってんだよこっちも 幽族の者達一度だけ警告する だが邪魔をするなら容赦なく斬り捨てる そいつらは巫舞まで使う それどころではなくなる あの時の...完象のように 拾い上げて見たんだろ? 私に斬り落とされたあいつの幸悶の顔を! 巫舞は呼吸を使いすぎる 幽族を甘く見るじゃないか小娘 奥義巫舞は意識が遠の〈反面あらゆる感覚が活性化する そしてその深さ等は蚩尤族としての才能に起因する さァ早く見せてみろ小娘 意地でも素の呼吸法だけで... 巫舞の浅い奴から狙ってやがる 巫舞のことはよー分からん えーどうねえ家姉も分かんないのー? あんなに長くできるのにー? 同じ巫舞をやってるはずなのに 怖く感じる時があったり 分かる部分と分からない部分がある 楽しく感じる時があったり ちょっとムラムラしたり 巫舞の時周り見えてる? 最後は飛んでる虫が止まってしまう そのうちだんだん周りのものの動きが遅くなってって すごーく透き通ってて奥まで青くて 下の方は深くて全然底は見えない 歌を口ずさみながらゆっくりと それからゆっくりと下へ下へ沈んでいくの 同じ巫舞なのにこの娘っ... ここれが羌族の巫舞... ここの短時間でこちらのほとんどを なるほど!!全氏族の長共が、騒いでいたはずだ!! まだそんなに深くは落としていないし 深い巫舞は幽連に... 仇討ちに来たはずのお前が返り討ちにあうとは 呼吸はまだ半分以上、残っている 素の状態で私の巫舞を見切ったのか...? もっと深い巫舞を落とすか... しばらく様子を見るか... あんたの呼吸は誰よりも: 一気に最深の巫舞で決める 素かと思っていたが時々深い巫舞の中にあるような気配がある 卑怯な手を使う私は弱いとでも思っていたのか? それとも姉への愛が力になると思ったか? 怒りが力になると思ったか? そんな...ままごとが 蚩尤に通じると思ったかクソガキ その集中力を生むために 精神を内の深い所へ向け人の秘められた力を引き出す術だ 特殊な呼吸法と神堕としの舞で意識を陶酔の中に落とし込む 怒りたの愛だの感情のさざ波は意識を外に縛りつける銭以外の何物でもない 巫舞が意識を外から乖離させ内に向けさせるためだけのものならば そこを縛りつける現世のしがらみ 情や何だのを断ち切れば話は早かろう それを強制的にやろうと考えて作られたものが何か! 今の私は助走なしに巫舞と同じ領域まで落とせる "祭〟をくぐったからだ 生まれ持った才能はお前が一番なのだろう お前は本物の蚩尤になり損ねたんだよ間抜けが だが肝心の祭をくぐっていない おまけマンガクイーン端和様 楊端和は文:武・美とトリプルで兼ね備えた女王中の女王である ある意味女王様度が増す 職士の殿とはこうだろうが! これが戦士の殿かボケーおー? 姫様のお世話はだらの仕事じゃ 鼻息と手つきがあやしい そしてクイーンは二日酔いも昨夜の記憶も一切無く翌日を迎えるのである いことかがありました。 『スタッフ・松原「利光・田近康平関哲朗・箱石達□へルプ加酸大貴□編集〟金上大佑 ありがとうございました。 本当に良いとか重な、た身となりました。各方面の方々に、そして何か読者の方では、改めて本気とサレエッタを この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるい私はデータを、全部・一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられています。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除して行うことはできません