...あこれからの戦国 ...そこれからの戦国 いいですね。小学生おおおー、おおっ ★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ★この作品はフィクションです。ホームページ実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。 そうだな。そういうそういうことですが、そうだったんだよこれからは、これまでに は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。そんなある日、素国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として犠牲となった親友 漂の遺言に導かれ、信は少年王・嬴政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上がり、嬴政は中華統一を果たすという仕大な夢の実現へ、一歩踏み出したのだった。 その前にてめェのそのどでけエ音を叩き落として 貴様の体を両断して我が復帰戦に花をそんなぞ飛岱隊な ここで勝ちを決めてやる!! その後、秦軍に従事した信は数々の武功を挙げて、三千人将まで駆け上がり、信率いる飛信隊も五千人隊へと成長。そして嬴政も真の大王となる「加冠の儀」が近づき、相国・呂不韋との権力争いにおいて最終決戦が迫っていた。そんな中、魏の国境著雍で激戦を展開する騰軍に招集された飛信隊は、同じく授軍の玉鳳隊王賀の戦略のもとに、魏軍と戦闘を開始!魏火籠と呼ばれる大将軍らの圧倒的な力を前に一度は退く事となっった信と王賁だが...!? そういうことですから、そういうことですからね。そういうことですが、これからは 手土産ができたからだそうです! 天下の大将軍への“本格的”な第一歩 奴の奴をもう少し見ておくる奴があるのだ 「著雍【桑・勝軍】対『魏・呉鳳明軍・ それではなんでしたが、それではなんですね。そういうことでしょうか。そうだったんだよ。 奏軍五千人部隊|飛信隊 素国の若き王。中華の統一を目指す。 天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊・飛信 そういうことですが、これからのそういうことですが、これからのそういうことですが、これからの 当文者病政に忠誠を尽くす大臣。左丞相の地位を持つ。 暗殺集団・蚩尤の未裔。同胞の仇を討ち、飛信隊に帰還した。 昌文君の副官にして、三万の兵を率いる将軍 かりょう河了貂山の民で信の元同居人。飛信隊の軍師となる。 権力をほしいままにする奏国の相国。嬴政の政敵 そういうことでしたが、それでも、これからはそうだな。そういうそういうことですが、 楽華隊の隊長。豪鷲将軍の孫であり豪武の息子。 王一族の頭首で、王責絶大な武力を誇る猛将。 元は冷徹な大野盗団の大将軍王騎の元副員著雍戦の総大将 そういうことですから、これからそういうことですから、これからもそういうことですが、これからは 五千人の兵を率いる玉鳳隊の隊長。王翦の息子。 魏の将軍。魏火龍の一人・呉慶を父に持つ。 冷酷無慈悲な軍略家呉鳳明の師。 魏国の剛将。王騎とも旧知の仲。 昨日本営に戻り全体の戦況を見たがー特に気にかかるところはなかったか... 乱美迫来ますおよそ一千 昨日に続きどういうことだ!? 大軍師霊風早くもこちらの動きを怪しんでいる まさかこちらの作戦にっ... 気付いてきていると!? いや霊凰が私から手掛りを得ようとしている以上内容までは引き出せぬ 何しろ私もあの三隊がどう攻略して本営に迫るのか知らぬのだからな これも..玉鳳の戦い方だ 突いては引く。か本来の関常隊の戦い方なのにもー ご自分は休んでおいてですかー? 関常隊を中央に移して主攻に? 最も余力のある関常隊一千で敵中央五千を叩いてもらう 両翼との間に予備隊を置き中央の戦いを援護する故少しは戦力差を埋められる ならばご自分でやればよろしかろう 我が隊は機動力に優れ大部隊 紫伯車との戦いに機動力は必要ない 両翼どちらかに置いてこそ力を発揮する お前達の後ろに隠れている 中央が吉野中援軍の要請です ええィ数で勝っておいて何をしておるか 一人残らず息の根を止める 正面から受け止めて紫伯隊の足を止めるぞ!! とにかく足を止めるなっ 信殿に敵を近付けるなァっ!! 飛信隊は捨て身で呉鳳明本陣を目指す 玉鳳はちゃんと来るんだろうな そもそもこの俺でなくあいつらの名を知らしめるという乗りが胸クソ悪い 来ぬ時は分かっておるであろうな くそ手塩にかけて育てた兵が次々と... 槍の紫伯!伝説の名に違わぬその槍さばきに 敬意を払いつつ今度こそ貴様を打ち倒す 昨日の傷口がもうっ... 〝速さ〟には大分目が慣れてきたが 何なのだ奴の槍の速さと 槍の〝質〟が違う... 一点を貫く正確さ〟を求めた俺の槍と異なり 奴のは一撃で敵を屠る〝力〟を求めた槍... 中華一と謳われる〝槍の紫伯〟 かなり若い頃から激戦地に出続けたと伝わるか... あれは群がる敵を討ち続けて手にした”力かっ!! 柴伯様は一騎討ちとは口にしておらぬわ ただでさえこっちは数がっ... だから朝言ったであろうか... ーーそれでは昨日の失敗を繰り返すだけだ たしかにたった半日で我々がこの敵を抜くには敵将、紫伯を討つ以外に手はない だが若君の槍では紫伯は討てぬ! それは昨日ご自身の体で思い知ったはずだ 手がない以上今最上の策は 大将勝に三軍同刻突破の作戦中止を語って 今ならまだ全軍の傷は浅い 北の王聖軍に授軍を頼むことです だがこれ以上続けて「軍突破が失敗に終われば今度はそこから魏軍の反撃で秦軍は大きく崩されることになる 大敗の原因を作った戦犯としてその名を大きく汚しますぞ そういう危険を冒し無理に見える戦局を覆してこそ名があがるのだ それに勝手に紫伯にかなわぬと決めつけるな 何をそんなに生き急いでおられる 若の暴走を止めるのはあんたの仕事だ 止めることなどできようか 資様の目はいよいよ儂如きの才党では及ばぬところを見ておられる この著雍の戦を描いた策然り それで若の片腕と呼べるのか お前ら全員ここでっ... 玉砕する気だぞこいつら 道は始まったばかり... 何が何でも裁軍大将軍にして>槍の紫伯〟をこの手で討ち 後退などしている暇はない 易い戦の勝利でも足りぬ... 大いなる勝利を手にし続けねば... 中華に名を刻む大将軍には決して届かぬ “夢”だ何だと浮ついた話ではない “王家の正統な...後継ぎとしての に..二度もしばく紫伯様を... 見切ったとでも言うのか... 実戦・我流で叩き上げてきたであろう紫伯の槍と違い 責様の槍は正式な槍術を基礎から修練し積み上げてきたもの そしてその槍術にはあらゆる敵に対応する無数の型がある 「守り・返し・攻め」を効果的に行うよう研究された。型 型にはめて戦うことができるのならば可能は... そんな作られた型など机上の戯れ言だ 貴様の敗因は俺に長く槍を見せたことだ 戦場でもない所で槍を振ってそれが何の力になる ただのまぐれのくせに... 理論で作られた〝型〟を実戦に移すには真に並々ならぬ日々の修練の積算がいる しかもあの紫伯を相手に... だが真様はそれを実現させるのだ これまでのあの修練の日々... 槍をやらせるなら正式な師をつけてやれ番陽 ただの気まぐれであったのだろう 王聖様が真様に言葉をがけるのはそれほどに珍しかった あの日から貴様の槍の修練は始まり 力業で責様の型を崩しに... 紫伯様にそんなものが... 貴様が...〝生〟を拒絶している人間だということだ この男の“生〟への本能の欠如 人は本能として急所を守る反射を見せるか 貴様にはどういうわけかそれがない 点を貫く俺の前にそれは致命的な弱点 〝型〟で捉えて入り込みさえすれば... 魏火寵索伯玉鳳隊王責様が討ち取ったぞォォ!! 隊長王貴様が敵将来伯を討ち取った旨四方へ伝わらせろ ...本当に仕留めるとはな 簡単な手当てで前へ... 向こうの作戦は間違いなく右翼を横から突撃させて中央、信の部隊と共に凱孟様を挟撃するもの そのために主力級を右翼に固めている ーだがそうくるのが分かっていれば守るのは易い 凱孟様を信ごと敵右翼から遠ざけその空隙に兵を入れて厚みを作り続ける さらに俺の兵は守りが得意という長所も重なる 右翼が来なければ中央の信達は孤立無援 まさかこれで終わりではなかろうな 昼までに呉鳳明本陣に飛信隊が届くためのものだ 信とその部隊に死地に入ってもらう必要がある 十分信:凱孟が左にずれた...! 速やかに乱戦を解き隊列を組め このまま一気にっ... 大将を置いて離れていくぞ あれはまっすぐ奥へ進んでいる 呉鳳明本陣を狙っているのか! 念のため五百騎後を追わせろ だとしたら盤面が見えてなさすぎる たとえごこを抜けても呉鳳明本陣はまだ周囲の予備軍の連動に守られている 千騎にも満たない数でつつ込んでも確実にからめ捕られるぞ。 それに分かっているのであろうな 右翼が去るなら左に固めたこちらの刃が 全て隊長信へと向かうぞ 中に入って来ている連中を皆殺しにしろ! ああ敵が中央に集まり出した ただでさえ包囲されてる形で 右翼はうまく突破に成功したぞっ 右からの敵を精一杯食い止めろ 崇原竜有は左への道を作れっ 何かの奇策に出たのであろうが 敵の中に置いていく!? 信の隊二千が凱窓軍一万三千の中に取り残されるそ 羌穂の右翼を呉鳳明の所まで行かせるには信が凱系・荀早を引きつけ続ける必要があるんだ そこから脱出ができるとは... そうなった時、たとえ凱孟を討ち取ったとしてももはやそこから自力での脱出は不可能だと思う だから無闇に逃げ出さずに 何をしてんだりっ... 飛信隊ではありません!! ...全く世話のやける 山越えて隣の戦場にいた隆国軍だ 勝手に勝りから軍将軍隆国 他軍と連動すんのはお前らだけじゃねぇ 軍師の差が出たな凱孟! 他軍と連動を図るのは魏軍だけじゃなかったってことか 他所の戦場から援軍が来たのか... それにしてもあの軍よくこちらに気付かれずに来たものだ... 騰の側近中最も機転の利く隆国が隣の戦場にいたことだ そっちに援軍を送れたとォ!? 飛信隊は明日信を囮にして羌穂の別働隊を呉鳳明本陣へ行かせる 隆国軍にはその後に敵中で窮地に陥る信を助けに来てもらいたい 刻を見計らって助けに来いと 何だそれは授軍を語うてさらに条件を付けるのか貴様 あまり早く来られても呉鳳明の注意を引いてしまう こちらとて当然激戦となっておるのだぞ 来るのは羌親隊が行った後 でも遅すぎると今度は信が討ち取られてしまう いきなり明日と言われて動けると思うのか 仮に送るとしても山を迂回して行くのだ刻を見計らうというのは言う程容易くないぞ いや隆国将軍なら容易いはずです 全軍がこれだけ展開してしまっている もはや素軍として失敗は絶対に許されぬ さては日頃は取るために 戦中の他軍に援軍を請うは恥と思え それにしても魏火龍凱孟か 弁・程左右へ開いて側面へ回れ ある意味殿のやり残した仕事ではある 貴様わざわざ自分が囮になって儂をはめたのか お前だけをはめたんじゃねぇ 俺達は魏軍全体をはめようとしてんだよ 凱孟様退がってください 貴様も儂との一騎討ちの決着を拒むのか お前がこのまま戦るっつんならもちろん戦ってやるぜ 何つーかひっかからねェ 王騎・廉頗がお前との一騎討ちを避けたってな お前は相手にされなかったんじゃないのか? またあなたですか頭孟さん あなたは赤ん坊のまま猛牛になってしまった困った人です 無邪気に一騎討ちと言われても 割に合わないんですよねー ぶつけ合うものができたらその時殺ってあげますよォ 貴様も奴らと同じことを言うか 夢だ。悪いんだのと戦を美しいものに仕立て上げるバカ共が しっかり毒されておるぞ飛信隊信 意義だの夢だのと語るのは無知なバカ共をかき集めるためのただのまやかし戦は強者が欲望のままに 弱者を屠る単なる殺戮の場それ以上でも以下でもない 次までに儂の納得する答えを用意しておけィ 王騎らの後を追う者としてな 俺達も呉鳳明本陣へ行くぞ!! あの紫伯軍を抜いて本陣へ向かってくる敵がいます! なお紫伯様は敵に討ち取られたとのことです! 火龍紫伯が討たれた!? 西より敵が本陣へ迫って来ております 本陣の軍と周囲に伏せた予備隊でからめ捕れ やっと敵の予備軍が動いて来たぞ 他二隊が先に迫って来てるぞこれは 飛信隊で呉鳳明の首を取るぞ 貴様ご無理はもうっ... ぎよくほう玉鳳隊(兵三千) ...飛信隊(兵二千) 報告!!南から迫る敵が止まりませんっ 西の防衛線も押し込まれています 報告ー!!北の第一陣苦戦中! 魏安様魏超様戦死です! 急報!西の第一陣抜かれました!! 大した数ではないはずだ どれか一つでも叩きつぶせ そうすれば守備の立て直しがきく むしろ本陣守備に戻して厚みを作るべきだ 三軍も同時に突破してくるとは.. 予備軍による連動包囲網が定まりきれていない 最大規模の軍容を備えた騰軍が敵の“主攻〉であると錯覚した俺の落度だ 録嗚末軍こそ一万超えでしたが 他の二軍はたしか五千人隊だったはず... 初めから敵の。主攻〉は今迫ってきている三軍だったのだ そんな脆弱な隊で主攻などと あろうことかその二隊が火龍紫伯と凱孟を抜いてきたということだ ...たしか玉鳳と飛信隊 いずれも率いているのは若年の将であると こちらが気付かなかったということは向こうには本陣に同刻集合の決め事しかなかったのだろう こんな危険は騰は冒さぬ だがそれは一軍の失敗だけで素軍崩壊へとつながる。諸刃〟の策 六将や火龍の時代は過ぎた これから中華戦国の舵をとるのは李牧や俺の世代た 故に秦にあっては同世代である桓騎こそ宿敵となる男だと思っていたが、 楽にはきらにその下の世代にも傑物の類となる音達の台頭があるのやも知れぬ 第二陣が抜かれましたっ 第二陣が抜かれましたっ そこまで迫っております 今来ているのは騰が絶対の信頼を置いた“刃”達だ 前の喚声が大きくなってきてる これはごはうめい呉鼠明本陣周りで乱戦が起こってるぞ 三軍同刻突破に成功したんだ!! どこが呉鳳明の首を取るかって競争だ 次に着いた録嗚末軍はそれぞれつぶれ役になることは分かっていた 予備軍配備により守備を固める呉鳳明本陣を落とすには多方向から攻めて守備の重心を乱してスキを突く必要がある 本陣に刃を突き刺すのは最後に現れた飛信隊の役目である あれが呉鳳明本陣だァア 急報!!録唱未軍の一部が第二陣を抜けつつあります 今はそれどころじゃ... 呉鳳明本人の顔は知らないが 側近のお前の顔を見れば分かる だがそっちが本陣を捨てて行くというのなら 〝敵本陣陥蕗の狼煙〟をあげて全戦場に秦軍勝利の報を伝えろ! 各戦場で劣勢にあった素軍の兵士達にとって あれは間違いなく魏軍本陣だ 待ちに待った素軍の逆転勝利を知らせる合図であった うまいとこだけ持っていきおって飛信隊 れ...れいかう霊風様 見事にやってのけたようだな 敵に出くわすやもしれません 本陣を失い指揮系統が麻痺した今広域に配置した各軍はほとんどが孤軍と化した あの狼煙のせいで戦意も奪われ立て直しは至難の業だ だが二つだけ敵の作戦には欠陥がある...そこを今から突ければ... 敵の三軍同時突破の策により本陣を失いました ...!???!?...?? 紫伯と凱孟が抜かれたと? うち紫伯様は討ち死にを 膳以外に紫伯を討てる者が敵にいたとは だが落とされたものは仕方がない ならば我々はこれから敵の策の欠点部分を突けばいいだけの話だ 敵はまんまとこちらの本陣を落としたが 反面力をその一点に注いだせいで 軍の心臓が丸裸になっている この三日で私の軍は騰の首まで八合目のところまで来ている 膝に援軍が来ないと分かれば全ての力を集中するまで 乱美迫に号令し全軍攻撃をかければ半刻もかからず騰を討ち取れる 騰を殺れば秦軍の脈は止まり一気に魏軍の勝利に傾く 著雍の戦いはまだ終わっていない 原待望のキングへフィギュアが出れた □スタッフ関哲朗〈箱石達梶山墨頌北原涼子上村恵二朗□ヘルフ・山本孝司・田近康平坂口晴舎毛利茅夏佐藤優次□編集_金上大佑 魔力をしたことやっぱりいね。ドイツは僕からね、 「背景戦記」宝原くん。我姉は、いやーいいすでした・他にも色々あたと思うけど、とりあえず今思い出せちゃけこんなと 人気出ると銃いてみのすうであのそのうか。作られるういので、皆様というか、何とか、イタビュー 下にいて寝ると、あたしは後反発マットみたいな 気持ちよくて、グッドでした ...まさか飛信隊隊長の信か!? ちょっと待て...今のは何のつもりだ鳳明... 大師霊凰の力は十四年前で止まっている だが俺はあと一年で霊凰に並び 次の一年で大きく引き離す これからの戦国を魏は勝ち残ることはできぬ 私は魏国の最高武官であり これから貴様らの主・となる 乱美迫に撤退の命を届けよ 狂戦士乱美迫を始めとし 霊風の大駒達は全てこの呉戯明がもらい受ける! 立て直しがきかぬと判断した呉鳳明の号令により各方面に広がっていた魏軍はそれぞれ魏国の奥へと退却していった 「追うな!」との指示が今 そんなことはありませんでしょうか ハハ大丈夫ですやりましたね この勝利により秦は魏の重要地「善雍」を奪い取った 鳳明と間違えてあの霊凰を討っちまっただとォ!? ...しかしこの戦の勝利に加えて紫伯の首 最後に大きなおまけがついたな 霊凰は本当に大将軍級の首級だぞ それだけで十分な戦果であったが 凱去を討てなかった俺には 霊風の首は拾いものって感じだ しかも人違いでとは何事だァ!!! ...まー武功は武功としてしっかりもらっとくけどな 殿や擦でさえ一目置いていた霊凰の首をお前が... ところで王賀のヤロオは? あいつも呼ばれてんだろ とても立ち上がれる状態ではないと... 王賀てめぇは凱孟と同じ火龍の紫伯を討ち取ったんだよな... ここを駐屯地として転職侵攻していくのか? 総司令より出陣前に指示を受けている ここに塁を張り巡らしこの天然地形を活かした大要塞を築く しかもそんなもん魏が黙って造らせるわけねェだろ 「来たら防衛して意地でも造れ」とのことだ 「作業用人夫はいくらでも送ってやる」と 総司令はこの最前線地著雍を不動の拠点として... 徹底的に魏国の弱体化を企てる気だ かつて百を超えた国々が七つの大国に収まって二百余年 いよいよその均衡が崩れる時が近付いている 滅びる国が出てくるということだ 無論討ち滅ぼす側は俺達だ 要塞化へ向けての土木作業は着々と進んでいた 日に日に土塁の高さが上がっていく 隣の山陽”も成長しているらしい 中央から続々と移住者が送られてきて人口が倍近くに膨れ上がってるとよ そのうちの何割かは著雍の土木人夫と守備兵として送られてくるんだろ ここにも移住者を送り込んで 家族ごとこんな前線に住まわされちゃたまんねェな その均衡が崩れる時が近付いている 滅びる国が出てくるということだ 強固な双子軍事都市として裁国胸元への大きな楔とする ここを足場に侵攻していくんだ 俺とお前の目標〝中華統一〟への道が 少しずつだが出来てきてんぞ... 外側の先現隊が交戦中です んなこと敵がだまって受け入れるわきゃーねーよな そんな余裕はありません 時代が次の幕へと移ろうとしています。 戦国七雄〝崩壊〟の幕です そして二百年続いたこの七雄の均衡を崩そうとしている国は 弱国が滅びだすということです 葵の刃が鋭利になってくればくるほど これまで合従軍戦以外本腰を入れてきていない大国「楚」が本気で軍強化に動き出します 傅抵の言うように遅れをとるわけにはいきません 李牧様不在の間に後退しましたからね いよいよ国民の身を切る軍事強化の政治に踏み込む時です それを割る側も相当な覚悟が必要かと 確かに均衡は今薄氷の上と思いますが、 本当に案はそこまでの行動に出るのでしょうか その鍵を握るのは唯一人 この切迫した時の中、ついに来年加冠の儀を迎える秦王嬴政 ...うちらの王とは大違い 二年前自ら蓋を救ってみせたあの若王ー しかし案王はまた相国・品不葦との権勢争いの中にあるはず ...そういう意味では 成陽の動きこそ中華の命運をつかんでいると言えるかもしれません いいんじゃなくてこんな そんな財源をこちらが出せると思ってるのか 著権は金がかかるのだ急を要する その前に屯留から早く手を引け噂では相当搾取を 財の話はいいそれよりも.. 噂でものを語るな無礼者 元気にしてたかい?二人ともォ たしかトか何かでこの二年・離宮に隠れていたお方が... 何故今この本殿に... 堅いことを言いなさんな ここは朝廷今は政の最中です!どうか退室を 心配せずとも用件が済んだらすぐに帰るよ >山陽”著雍〟を後宮勢力がもらい受けようかと思ってねェ もらい受けるですとォ!? そんなに騒ぐことじゃないよ 今もさんよう山陽一帯を治めてんのは後宮勢力の手の者が多い それをほんの少し強化してやろうかって言ってんのさ 長官以下上層部を三大宮家で固めて一帯に金を落とす 著雍の築城でただでさえ金のかかる地に 三大宮家の財を当て込むのは悪くない... しかし上層部全てをいきなり宮家の方々に任せては統治はままなりませぬ 前向きに我々で深く検討させて頂きたく思います 亀より進まぬお前達の政につき合ってらんないよ 山陽長官はこの男に代わってもらう こんにちもちゃんとして とにかくこんなもので、 三大宮家の推す才覚溢れる大人物だよ そんなに簡単に事を... 宮家ご推薦とあらば間違いないかと 王派・相国派・後宮派の ハハハガタガタ抜かすんじゃないよ左丞相 後の流れはしっかり頼んだよォ 私の知る限りでは官官の方でその名は... 一体何なのだ急にっ... 本気で山陽統治を買って出る気か!? そもそも妙苺など知らぬぞ何者だ!? 呂不韋と李斯はあの男を知っているように感じたか しかしあの様子呂氏陣営も驚いていたぞ しかしここで後宮勢力が動いてくるとは全くの予想外です 何を画策しているのか深く探る必要があります トで隠れるよう出たというのが表向きだが... 合従軍やら何やらで後宮にまで気が回っていなかったが この二年以上もの間あの母が沈黙していたのも何か妙だ そんなものを信じる人ではない 一体これまで何をしていた...? あの時一度も俺と目を合わせなかったな... しかし太后様の。お隠れ»が終わられたのならようやくご挨拶に伺えます 一応、太后様の“初孫”になるわけですし まだ太后様に見て頂いていないので.. あもう一人いらっしゃいますけど 決してしくじるな情報を得て戻らば十倍の報酬を取らす 山陽に入れば感陽の目を気にせず好き勝手にやれる 元々山陽から北へ点々と広くうちの勢力は顔が利く おまけにあの一帯は戦統きで極鎖だから あいつらは本当の後宮勢力の財力に気付いていない 国を...創る...? 日不鼻とその上客達で長年に亘り編輯していた一大書物が完成している その時代までに存在した様々な虫書・思想書・学術書を〝十二紀〟に編輯し礼や〝音楽〟多気の扱いから兵事”農耕などのあらゆる人の喜みについての答えを網羅した大事典である く「ハ覧」「六章」は後年弟子たちが完成させた この書物で最大の発明は「時令」にある一年を十二に分ける。月々の発想であり、一年十二か月という形は現代にまで続いている 「時令」はそれまで漠然と自然の流れの中で生きていた人々に四季と各月の区分の中で具体的にどう生活を営むべきかの解を示したのである またこの書物は儒家:道家:法家など異なる思想の書の内容の集合体でもあるため後世においては戦国末期までの中華思想を読み解くことができる大歴史書ともなっているのである 優家であろうと法家であろうと何者でも構わぬ 「呂氏春秋」と言えば、「二字千金」のこの逸話が一般的に有名であろう 日本章相国からのお触れである この書に「天下の方物」古今の物事」全てを記してある この書に一字でも書き加えることができたならば その場で千金を取らせてつかわす!! 呂不韋らしい派手な逸話である ヒョッヒョツヒョ相変わらずおかしなことをやっておるのォ お主らの書にケチをつけられる者などおるかいて どうぞ下で私の愚作を見てやって下さい フムもうしっかりと読ませてもらったよ やはり傑物じゃな相国・呂不韋 この乱世にそなたは〝文の道〟でも名を残すぞ せっかくの大作が...えらい刻に出来上がったものじゃ ええい燦毒の正体はまだ分からんのか それより目的が不明のままだ 山陽の地盤を固めるつもりか 太后様は宮家一派と共に山陽に入ったと報告が 李斯なぜ連中を御しておらぬのだ 後宮勢力は呂陣営と袂を分けたということなのか!? 最前線基地とも言える山陽・著雍の長官を入れ替えて 隙ができれば敵に急襲される恐れがあるぞ すぐに大挙して出て来る力はまだ魏にはありません 現場の兵達に混乱はないのか? ――が学牧のいる趙は警戒する必要があります おっしゃる通り現場に混乱はあると思います すでに介億を山陽に向けて送っております 介億なら何かを嗅ぎとって戻るはずです なぜそんなことまで大王に... 軍を落ちつかせると共に... お前の探りは失敗に終わったのか 隠密を使っての深部の探りはお前に任す それが外で身勝手に動き出すと 真に厄介なことになるぞ.. 著雍から兵を一万持ってくだとォ!? ふざけんなこの前も一万持ってったばっかじゃねェか でもここが一番兵が必要なところだよ また山陽に一万も持ってってどうすんのさ 新しい山陽長官になって軍配備を一新してるとのことだ 兵の送り先は山陽じゃない 北の大原〟に人が集まっている? さらに著雍の兵までもおよそ一万が太原へ発ったと 各地の流民の類も多く北へ進んでいると 介護様もう一つ妙な報告が 山陽長官の燧毒と太后様が山陽を出て大原に向かったと “太原”で何が起こっている... 山陽と著雍からはるか北 同年の「成矯の変」が起こった「屯留」よりもさらに北に位置する素極北の都市である 最北の国境を守る要ではあるが、近年戦が中華の中心に集中したためとり分け注目される地ではなかった しかしそんな僻地「太原」に大量の人が集まるという異変が起きている 衣食住は全てあるぞ心置きなく働け 二段は南壁を高くするぞ 有丘・馬丘から武器が到着したぞ すごい列だ後ろが見えぬ 西と南の武器庫棟に持って行け あふれたら増築中の東に回せ 今この太原で何かが始まろうとしていた ほ北東の地「太原」より たっ太后様と爆毒様が「太原」に入られ 太原一帯を「夢回」とすると宣言されましたァ!!! 又以河西太原郡更爲毒國。 又以河西太原郡、更爲毒國。 河西の大原郡を改めて毒国とした。」「史記秦始皇本紀始皇八年」より この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除し、て行うことはできません