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Instructions:
四十
Ｙａｌｃ
ＤＩＧＩＴＡＬ
ＲＩＮＧＴＯ
ＹＯＵＮＧＪＵＭＰＣＯＭＣＳ
次の日
原表
４０
ＳＨＵＥＩＳＨＡ
四十
ＲＩＮＧＴＯＮＥが
．．．
．．．
●敗北の巨星
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
四十
．．．
原泰久
ＫＩＮＧＤＯＮ
キング
四十
第４７話「決意の言葉」
第３８話「命懸けの逃避」
第４９話「将の人望」
第４８０話「救世の音色」
第４１話、逆転の猛進ー
第３２話決着の夕暮れし
第４３話「課略の崩壊」
第４８話・敗北の巨星！
第５５話内乱の終着点
「四十五
第４８話、最後の懇願
―ニ十五
六十三
第５７話「親子の繋がり」
ナカナナ
百十九百二
百三十七
十九
百五十五
百七十三
百九十三
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
そうだな。でも、そうだな。そういうのはそうだったんだよ。そうだな。そういう
前巻までのあらすじ
時は紀元前。５００年の大戦争時代代にある中華西方の国家。奴隷同然の生活を送る少年信
は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。
そんなある日、秦国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として犠牲となった親友
源の遺言に導かれ、信は少年王歳政と行動を共にし、反乱。を鎮圧する。信は大将軍へ成り上が
り、嬴政は中華統一を果たすという壮大な夢の実現へ一歩踏み出したのだった。
そうだな。そういうことですが、そういうことですが、これからのそういうことはないのですが
その後、秦軍に従事した信は数々の武
それでも、
功を挙げ、信率しいる飛信隊も戦場でその
存在感を示した。そんな中、魏との国境
龍と呼ばれる大将軍らを撃退。
著雍での激戦に招集された飛信隊は魏火
この武功が認められ、遂に信は壬千人将
へと昇格、将軍まであと一歩の地位まで
へご掃除・将軍まであと一歩の世代まで、辿り着いた。そして最高級点取の大臣となる「加減の料理を迎える」とかし、式舗の
「前回の開」を迎える。しかし、式典の最
早くお出しいのは、反応軍の危機か．．．英王の部下の娘は、
第三十一代、楽国大王の
加減の機を全うしたものと
する！！
１０月の旅行を迎える。しかし、式典の期中、相田は不明の実際により、お客様においる反応事項の演劇が．．．奏エビの御子の収出
反乱鎮圧の任にあたる飛信隊は、燃ゆる
王都咸陽へ
に渡る覇権争い１の行方は果たして！？
！！「呂不韋と嬴政の長き
世話になった
答えは
そんなことは
だかを試くして普段大王の勝手を助けに行くぞォ！！
光だ
人の持つ本質はー
これです
そうだな。そういうそのためには、そういうことです。
ああ、ああっ、あぁっ
【素軍五千人部隊】飛信隊
素国の若き王。中華の統一を目指す。
嬴政私はい
天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊－飛信
隊の隊長。
そういうことですから、そういうことになっていたのはそういうことですが、そういうことですから、
河了貂かわてん
１の民で信の元同居人、飛信隊の軍師となる。
暗殺集団、蚩尤の末裔。同胞の仇を討ち、飛信
隊に帰還した。
羌廆．．．っか
そういえば、
そうですね。それにしても、
ふふふぅええ
そういうことですからね。そういうことですが、ここでそういうことですから、それはそうだったのですが、
后たいこう
後宮勢力を率いる瀛政の実母。齋政と呂不韋権力をほしいままにする素国の相国。凛政の
スロックの政敵。
政敵。
呂不韋ゅぃ
嫁毒ろぁい
太后専属の男娼。太后と
共に毒国を建国した。
昌平君しょういくん
委国軍の総司令「呂不景のもとを
離れ、反乱軍の鎮圧に向かう。
へき
昌文君の副官にして、三万の
兵を率いる将軍。
昌文君しょうぶんくん
最政に忠誠を尽くす大臣。
左丞相の地位を持つ。
話決意の言葉
第４２７話
人の本質が．．．
キングダムの
光．．．
俺は九歳の時
ある闘商の一団に
邯鄲から救出された
だが趙の
追跡は厳しく
最後は
闇商の頭目
紫夏は
自分の命を
盾として俺を
助けてくれた
．．．！！？
出会ってから共に過ごした刻は
ごく数日だったが、
俺はこの人の中に
初めて人の優しさと
強さと．．．．．．
そして
強烈な
光を見た
．．．はじめは
紫夏だけが
特別なのだと
思っていた
．．．．．．？
紫夏だけが
持っていた
特別な光だと
だが
そうではない
これまで
散っていった
者達ー
王騎も
鹿公も
天下の
大将軍ですよ
前進じゃア
成蠕も
そして
名もなき
者達も
俺を天下に
俺が行く
なるさ！
連れて行ってくれ
形や
立場が違えど
皆
一様に
自分の中心にある
光を
必死に輝かせて
死んでいった
そして
その光を
次の者が
受け継ぎ
さらに力強く
光り輝かせるのだ
そうやって人は
つながり
よりよい方向へ
前進する
見つからず
もがき
人が闇に落ちるのは
己の光の有り様を
見失うから
悲劇が
生まれる
苦しみ．．．
その悲劇を増幅させ
人を闇へ落とす
最大のものが
戦争だ
だから戦争を
この世から無くす
．．．．．．
武力でですか
武力でだ
俺は戦国の王の一人だ
戦争からは
離れられぬ
運命にある
ならば俺の代で
終わらす
暴君のそしりを
受けようが
力でっ．．．
中華を
分け隔てなく
上も下も
なく
一つにする
そうすれば
必ず
俺の次の世は
人が人を
殺さなくてすむ
世界となる
ぎゃ
！？
キングダムの
呂不韋
人の世として
望むべき世界が
いずれかは．．．
もう
十分です
大王の語る世と
私の語る世は
出発地が．．．
前提とするものが
違いすぎまする
もはやこれ以上
語らっても
結論に至らぬ
でしょう
しかし．．．
それにしても
．．．
大きゅう
なられましたな
．．．．．．
ホントでホキャア
大王．．．
？
．．．フファンス？
．．．．．．
お互いの
描く為政の道が
ただことではないことが
分かりました
両者の勝敗の
結果．．．．．
この素国が
明日からどちらの道へ
歩み出すのか
その答えは
間もなく威陽から
もたらされるでしょう。
第４２８話「命懸けの逃避
んっ．．．
それでも、
建物一つ一つからも
強烈な女の匂いが
放たれている
たまらぬな
後宮．．．
宮女の肉も
ふつうの女より
柔らかいぞ
ズス
これを
独り占めする
王とは．．．
琉期様
突於期様は
太子の首を
取りに向かわれ
ました
分かってるよ
我々も早く
王女の首を
だがそう
急かすな
どうせ
王の子らに
逃げる場所は
ない
．．．．．．？
外の喚声が
近くまで
きてる
微久殿
早く扉をっ
黒石が
今朝地下道入口の
錠が閉まっていることの
確認をし
．．．．．．
なぜだ．．．
動いて
いる．．．
そして念のため
黒石を扉に
つけて置いた
その黒石が
何者かが中に
入っているー
じりっ
．．．．．
動いている！！
ここはダメです
えっ
微久殿！？
これは
これは
？
向様と
麗様
現太后でさえ
知らぬ地下道
入口を．．．
．．．．．．
なぜ
ここが
バレた．．．！？
まさか
ここ数日の
私が
監視されて．．．
微久殿
ダメって．．．
じゃあどこへ
あっ
．．．
ご無事で
何よりです
そこから早く
地下道の中へ
微久殿
離れろ
何者か
私は子の親命を
授かる政務官
微火なるぞ
私は大殿仕ぇの
亜民と申します
政務官様
ささ地下道へ
私が案内
致します
よい
我々は四人で
外へ逃げる
お前は
ついてくるな
．．．
．．．．．．
あっ
問ちゃん
くっ
チィ
キャッ
ぐあ
いっ
微久殿
早く
今のうちに
クォオ
はっ
早くっ．．．
うう
キャア
びっ．．．
行くよ
向ちゃん
っ．．
キングダムの
．．．
陽ちゃん！？
あ足が
こんなに．．．
陽ちゃん
ひょっとして
骨が．．．
．．．！？
大丈夫．．．
行こう
裏切ってる
宦官達が
いるんだよ
宮女も
いるかも
．．．．．．
ようちゃん
急いで
離れないと
ここは危ない
麗．．．
大丈夫
私もう
向ちゃんも
運と根性じゃ
他の宮女に
負けないから
運と根性じゃ他の宮女に負けないから
お前も
頑張って
走れるだけ
走るんだ
くっ
陽ちゃん
肩を
向ちゃん
ん
それより
ほら
いらない
二人が
初めて会った
黄大庭だよ
へ？
麗．．．
私と向ちゃんは
ここの庭当番で
お友達に
なったんだよ
おしゃべり
ばっかりしてて
毎日怒られてた
けどね
きっ貴様
地下道の閉じ込めに
失敗したのか！？
は．．．はい
申し訳
ありません
なぜか
微久が寸前で
気付いた
ようで
．．．
逃がしたのか
ごご心配なく
ここは我々の庭
すぐに見つけ
出します
．．．？
琉期様に
伝えよ
宮女達にとっても
庭であろうが
充明様はお期様は
失敗を許さぬ
貴様ら
ただでは死ねんぞ
覚悟しておけ
岡選の行方は
分かります
ひっ
そっ
そんなっ
お待ちを
今すぐ
なぜ分かる
この辺りは
あの二人が昔から
務めていた区画
詳しすぎる分
二人が
どこへ聞かうか
推察がつきます
・フフ
分をわきまえぬ
幸福を手にした
あの小娘にとうか
むこたらしい死を．．．
ハッ
ハッ
そう
お
そして
二区商
小路を
抜ければ
右だよね
陽ちゃん
ハッ
ハッ
最短で
三低通りに
出る！
陽ちゃん！
キングダムの
ガク
よし
ここから後部内を走る
可品水路に出れば
舟で北の路に行ける
ハッ
ハッ
どこかに隠れても
しらみつぶしに探されて
いずれ見つかる．．．
こういう時は
とにかく敵から
離れるのが最優先だって
父に教え．．．
！？
さっき来た
小路の中へ
あっ
陽ちゃんっ
私が時を
かせぐ
水路まで走れ
向ちゃん
！？
なっ．．．
何言ってるの
やだよ
一緒にっ．．．
．．．
向っ
何があっても
麗を守ると
言っただろ
后としての
母親としての
責任を全うしろ
行って
向ちゃん
．．．．．．
うん
ん？
？
陽ちゃん
陽ちゃん
ミィ
陽ちゃん
．っ
陽ちゃんっ
先頭の馬に
飛び込んで
転倒させて
後続も
巻き込んで
全て転倒
させる．．．
ってそんなに
うまくいくわけ
ないか．．
とにかく
先頭の一頭を．．．
痛いかな．．．
痛いよな
やっぱ．．．
ってもう
そんなことは
いい．．．
向ちゃん
向ちゃんは親友だけど
どこかで妹みたいに
思ってた．．．
私が五歳の時に
たった一人の妹が
病死しちゃって
その妹と
向ちゃんをどこかで
重ねてしまってたの
かもね．．．
陽．．．
最後まで走れ
向ちゃん！
天よっどうか
あの二人の命だけは
お守り下さい
陽ちゃぁぁあん
キャッ
！？
ったく
．．．．．．
気合いの
入った
宮女だな
キャア
へっ
将の人望
第４２９話「お
っし
くっ．．．
ルァァァ
それにしても、
それはそうですか
いや．．．
下がってろ
根性宮女
２９話・将の人望
もう大丈夫だ
ドキ！
．．．って
騎馬がっ
！？
うおっ
キャア
！？
ビヒィ
ビヒヒィ
ぬオっ
くっ
馬をっ．．．
！？
くっ
彭英
夏布
高陸
シィ
オォ
オ
あっ
待
キングダムの
？
キヤアア
アアア
腕がっ
キヤアアア
．．．！！
俺の腕がアアア
る
琉期様
はっ
また
騎馬隊も
おのれっ．．．
キヤア
アアア
大丈夫だ
うちの連中だ
信ン
隊長ォ
今行くぞォォ
．．．
ぐっ
きっ
ブハハハ
隊長置いて
逃げていき
やがったぜ
．．．それですよ
．．．．．．？
！！
なっ
貴様らっ．．．
人望ねェな
お前
うちらの大将とは
大違いだ
傷は
大丈夫か
信
ケッ
ああ
田有は？
隠れてた
王宮仕え達が
出てきたんで
そいつらに
手当てを
頼んできた
大丈夫だ
奴は矢ぐらいじゃ
死にはしねェ
．．．．．．
オイ
クソヤロォ
何で
俺達がここまで
来れたか分かるか
ヒイ
フーッ
てめェの隊だけ
迷いなく
突き進んでいた
ってのもあるが
殺しすぎなんだよ
フーッ
俺達は
てめェらの殺した
血の跡を追って
ここまで来たんだ
その前に．．
．．．．．．？
．．．．．．？
殺す．．．
殺すさ
当然だ
それが
軍を持つ者の
特権じゃないか
．．．
何を怒って
いるんだ
お前は．．．
殺しすぎ？
．．．．．．ハ
どこの聖者だ
お前も
武将なら
知ってるだろ
大勢の人間を
虫のように
殺す快感を．．．
てめェと一緒に
すんじゃねェ
変態ヤロォ
．．．．．って
何でさっさと
叩っ斬らねェんだ
信
指揮官級はできるだけ
捕まえて黒幕の呂不韋まで
罪を暴かねェといけねェ
つーわけで去亥
そいつの止血して
やってくれ
チッ
クソがっ
．．．つか今ので
死んだんじゃ
ねェか？
マジで
クソヤロォだぞ
こいつ
ダメだ
．．．
はっ
向ちゃ
陽ちゃん
よかった
陽ちゃん
本当に
陽ちゃん
死んじゃうって
本当に．．
うわああ
あぁああ
向ちゃん．．．
．．．
．．．．．
．．．．．
うぅ．．．
久しぶりだな
地味宮女
んで
これが政の
娘か？
え！？
おっ．．．
王女様！？
あっ
？
あなたは
まさかっ．．．
カカカ
顔だけじゃなく
気の強さも
あいつ似みてぇ
だな
怖かったか？
俺のこと
知ってるか？
お前の父ちゃんの
一番の友達の信だ
キャッ
フー
とにかく
お前だけは
間に合って
よかったぜ
他の隊が
太子の方の
無事も確認
したそうだ
見晴らしもいいし
ここを拠点に
お前らを守るが
万一のために
脱出の路は
しっかり練っとけ
俺は城外へ
行く
三人を頼むぞ
沛浪去亥
大丈夫だ
地下道も
制圧したし
そそのキズでまだ
戦うのですか！？
第４６０話－教世の音色
テンが入ってきて
城門を閉じると
思ったができてねぇ
逃げ路は
いくつもある
結局外の敵軍が全部
流れ込んできちまったら
成陽は壊滅する
命運握ってんのは
外の戦いだ
左の隊
崩れかかってるよ
助けないと
敵に
がりとられるよ
ぐは
無理だ
皆自分の
持ち場で精一杯だ
将軍
有寿殿
討ち死にです
．．．
クハハ
じゅうてきこう
あがくではないか
素人め
尚鹿
かりようてん
．．．
尚鹿月
最兵
大隊を前に
押し出せ
ハッ
第４３０話「救世の
ゴハ
加毛様
加燕様
討ち死に！
中央はもはや
隊形をなして
いません
．．．．．．？
周虎隊も
ほぼ全員がっ．．．
退がっちゃ
ダメだ！！
！？
一度退却して
立て直さねば
我が軍は
全滅いたしまする
この軍がいるから
敵を外にとどめて
いられるんだ
退却したら
敵が城内に入り
門を閉じる
そうしたら
もう中の人間は
おしまいだ
何としても
諦みとどまって
敵襲
将軍を
お守りしろ
将軍に
近付けるな
河子翔
後ろにっ
！！
ルオオ
がっ
咸陽を救うには
二つ．．．
くおォ
将軍っ
こっちが城内に入って
門を閉じるか
敵将を討って
逆転勝利を掴むかの
どちらかしかないけど
そのことに敵も気付き
敵将は退がり
城門付近もしっかりと
守備を固めてしまっている
死ねェ
田良！
将軍を
助けにっ
オオ
どこかに
せっかく政が加冠し
素国が生まれ変わろうと
してるのに．．．
オレが．．
どこかに活路を
見ィ出さないと
全てが無に
帰してしまう
あっ
新手が
こっちへっ
何だ
あれはっ
にっ．．．
ハッハ
我が鉞が
届いたか
逃げろ
河了貂！！
早くっ！！
潰れろ
キングダムの
蟻の如く
ん？
河了貂！
早く
河了貂っ
それは
！？
何だ？
等しく
鳴りひびいた
咸陽にいる
それぞれの頭上に
．．．っ
昌平君一団到着の
知らせである
．．．．．
だだだよ
えっ．．．
援軍．．．
なのかっ．．．！？
公．．．
に
西から！？
西方．．．
背後から
敵が！
何．．．？
．．．．．．
手遅れでは
ありませぬが
状況は
深刻かと
敵三万に対し
こちらは千黙程度
とにかく
早さが命
です
その通りだ
行くぞ
オオォ
きっ
来たぞォ
うろたえるな
後軍だけでは
もたぬ
後ろへの
隊形急げぇ
ハムイと
ノコを
呼び戻せ
六百：七百
千程度だ
後軍で
対処しろ
公！？
あれが加冠の雍から
来た軍なのであれば
ただの軍では
ないぞ
キングダムの
半日で届いたとすると
馬換えの下準備まで
あったということだ
もう突撃が
始まってる
敵の態勢が
怒う前に
先手を打ち込む
つもりだっ
軍総司令の
援軍が届いたというのは
本当かっ！？
えっ？
もう！？
間違いない
さっきのは最近の
介護先生の
貝笛だった
河子猫！
本当に
呂氏四柱を
離れたのかっ．．．
でも来たのは
およそ子
敵の数の桁利は
変わってない
な何っ！
だけど先生なら
きっとその千でも
何とか．．
資産
右へ離れろ
ついて来い
オオ
．．．
軍総司令
昌平君
武将として
戦場にあったという
話は全くない
右に別の
隊を作った．．．
．．．この”生〟の
戦場でどう
戦いを展開する．．．
軍略の天才で
あることは疑いの
余地はないか．．．
兵の士気を上げるべ
先頭を駆ける姿は
見事
十分だ
下がられよ
昌平君
なっ
まっ持て
昌平君
下がれっ
どういう
つもりだ
来たぞォ
！？
先頭の派手な
騎馬を狙え
心配無用
ご存じないか
我が主は
幼少期
殺せエ
あの豪武より
強かったのだぞ
がっ
介億
うっ！？
戎翟公を
仕留めるぞ
御意イ
キングダムの
第４３１話逆転の猛進
スパ
！！
ミレイ
あっ
！？
第４５１話、逆転の猛進
公っ
背後の敵
勢い
止まりません
真っ直ぐ
本陣へ
向かって来ます
フッ正面の敵に対し
本陣を後ろへ
下げたのが
裏目に出たか．．．
案の定
手練だ
一手で
止めようと
思うな
．．．．．
後ろへ兵を
回せェ
側面から攻めて
足を鈍らせろ
ハハァ
．．．．．．
驚きです
総司令が
あんなに猛々しい
武将であったとは
！！
フハハ
誇張して
言うなら
そして誇張なしに
頭脳は李牧級
武力は豪武級
．．．．．．？
あの御方が
「茶」ではなく
生国の「楚」で
立っていたとしたら
ゾッと
するで
あろう
．．．．．．
た．．．確かに．．．
ドビドド
むっ
右から
騎馬隊が
側面から
攻める
つもりだっ
脇腹を
えぐるぞ
大丈夫だ
黄竜が働く
！？
右に分離した
隊がっ
戻って
来たのか
何っ！？
ぐわぁ
あれが
黄竜隊の
役目だ
なっ．．．
左のノコ隊の
姿がっ．．．
一瞬でっ．．．
フッ
敵は逆に
横腹を
喰われる形と
なったな
バカな
右の
ハムイの隊は
まだか
ハッ
今しばらく
あっ
ハムイ隊八百騎
戻りました
奴らの左手に
別働隊はない
左手っ
城壁に沿って
騎馬隊が
来るぞ
すごい
数だ！！
何っ
そのまま右から
突っ込ませろ
今度は
左を狙う気かっ
ハ！
．．．ファン．．
壁隊二百
ついて来い
俺達で
あの敵の
足留めをはかる
オッ
待て
壁
オオ
！？
行かずとも
よい
！？
！？
ここから
入るぞ．．．
！？
！？
！？
城内から
黒い騎馬隊がっ
あれは
総司令
直下の：
むっ
ムハハ
やはり
健在であったか
豹司牙
黒騎兵
殺るぞ
ハ！
これで
左右に
壁ができたと
いうわけです
何だ
お前まで
入ってきたのか
蒙毅
昌平君が将を
務める一戦
中で見ぬ手は
ありませんよ
ハッハ
間違いない
それより
介億先生
これは
！？
〝包雷〟ですね
ミィ
手前の城門をふさいだ黒騎馬隊．．．
手前の城門を
ふさいだ
黒騎馬隊．．．
どうなってる
右は城門から
黒賢馬隊がっ
．．．．．．
左右でうまく
中央の進路を
守っているように
見えます
総司令の到着に
呼応して
出て来たのか
．．．？
これは．．．
〝包雷〟だ
．．．．．．
尚鹿将軍
何を
馬鹿なことを
乱戦の最中だぞ
こっちは包囲されての
隊形を無くせば
一刻も
もちはせぬ
今すぐ周囲の全兵士に
隊形を解いて前面に
壁を作るよう
命令を下して
なっ！？
その通りだ
一刻もいらない
この募兵に
勝機は
一刻もない
全てを総司令に
託すしかない
承服できぬ
全ては
一瞬．．．
ここにはまだ
五千以上の兵が
いるのだぞ
よく分からぬものに
それらの命
全てをかけられると
思うか．．．
オレは飛信隊の
軍師でもあるけど
総司令昌平君の
弟子でもある
今は
オレを．．．
尚鹿将軍の
言ってることは
十分分かる
将として
間違っていない
だけど．．．
昌平君を
信じてくれ
キングダムの
“包雷〟とは
左右・後方に壁を作り、
敵将の動きを封じ
中央の刃で首を取る
一撃必殺の術だ
だか敵将の
背後にまでは
壁を作れぬぞ
敵将の向こう側は
乱戦場と
なっている
今回は
そこに
押し付けて
壁の役目を
通常は
大規模・広範囲な
戦場で使うものだが
今主はこの寡兵で
成そうとしている
少々
頼りないが
無いより
かは．．．
ん？
！？
！？
あるだけ
全ての旗を
かかげて
無理に
押しこまなくていい
とにかく崩れないで
後ろも
踏ん張れっ
！！
なっ．．．
．．．．．．
奥に
壁がっ
ブハハ
そこにいたのか
河了貂
河了貂．．．！
フッ
貂？
〝包雷〟の完成だ
〝包雷〟の
完成だ
最後だっ！！
逃げ場はないぞ
戎翟公
これで．．
ニィ
第４３話、決着の夕暮れ
行けっ
行けェェ！！
ヌン
ギャア
敵の足が
止まりません
左は
敵の別働隊にっ
はばっ
何をしている
千とはいえ
まともに突撃されては
本陣はもたぬぞっ
エエィ
左右の援軍は
届かんのかっ
右のハムイ隊は
黒騎兵に
つかまったままです！
背後にも本陣の
身動きを封じるように
壁がっ．．．
まっ
まだか
河了貂っ
ヌオオ
公！
くっくそっ
奴ら一体どこに
まだあんな力がっ．．．
とにかく
左右どちらかに
脱しましょう
このままでは
まともに奴らの
急襲をっ．．．
昌平君の刃が
敵将戎翟公に届く〃！
こっ
これはっ．．．
行けェェ
踏ん張れ
もう少しだ
もう少しでっ
ドドドト
討てっ
第４３２話
討って
くれェ～
皆の者
いよいよだ
この包囲は
二度と
作れぬ
．．．ファン．．．
今が正に
我らに与えられた
唯一の勝機だ
一撃必殺
命にかえても
戎翟公の
首を取るぞ！
．．．
ここで
さらに上気を
最高潮にっ．．．
おっ
お早く
脱出をっ！！
．．．
おっ
ワテギ様
今この場に
退路はない
我々が剣を
かせぎます
左右背後に逃れても
壁に足留めされ
背を討たれる
そのうちに
だねどちらかに
退路をっ
この競地さえ
服すれば我らの
勝ちです
奴らにとっても
そこが唯一の勝機と
承知のはず
この尋常ならざる敵
よもや
そこを外すことは
あるまい．．．
こ．．．
公っ
戎翟は
常に
最強の男が
王となる
公．．．
！？
ワテギ様
！？
！？
お前達
今の王の力を
信じるか？
．．．．．
．．．そうだなぁ
信じます
信じますとも
我らの命令でを
ワテキ様のために
ならば
ついて来い
公
活路は
後ろではない
会っ
ワテギ様
！？
！？
！？
！？
何っ
なっ．．．
どうした
河了貂
．．．ファックス？
戎翟公．．．
どけっ
どけェっ
公の出陣だ
！？
！？
！？
道を開けろォ！！！
公！？
敵本陣に
動きっ．．．
こちらに真っ直ぐ
向かって来ます！！
なっ
何ィっ
．．．．．．
チィ
鋭い．．
この夕雪から脱するには
中央の主攻に向かって行き
すり抜けるのが唯一の手
河了紹による壁
我々は討ち損じれば
敵将にそのまま後ろの
戎翟兵の海に
逃げ込まれてしまう
だが敵将はこの勢いで
ふつかり合う衝撃を
かいくくる自信が
あるのか．．．！？
蛮勇だ
なかなか
勇猛ですな
敵も
．．．．．．
追う手間が
省けた
ンイ
前を掴めろォ
オオオ
蹴散らせエ
オオオ
くっ
死ねェ
壁！！
チィ
フィッ
ブダイ
この反乱軍は
烏合の衆だ
樊於期らが
城内に入っている今
僕が討ち取られれば
軍全体が瓦解する
．．．．．．？
ハッ
公．．．
．．．．．．
その時は、お前達重臣は
何としても生き残れ
生き残って
この仇を
次の戎翟に
しっかりと伝えよ
フフッ
また
百年後
戎翟の血を
たぎらせる
ようにな
昌平君っ
参るぞ
秦の猛者よ
ワテギ様ァッ
キングダムの
こやつ
初めから腕を
．．．知りも
武”も
及ばぬか
化物め
ピッ
ワテギ様ァッ
介億
反乱軍の将
戎翟公の首
秦軍総司令
昌平君御自ら
討ち取ったぞォ！！
でォ
ぞォ
．．．．．
勝ち鬨だァ！！！
第４３３話
話．課略の崩壊
バカな
この歓声は
．．．よしっ
尚鹿将軍！
今すぐ作った壁を
解くよう兵達に
伝令を！
昌平君が
戎翟公の首を
取ったとはいえ
．．．．．．
兵数は依然として
反乱軍の方が
圧倒的に多い
！
そして今この時の
最重要使命は
感陽を反乱軍の
魔の手から救う
ことである
故に貂は
包囲の壁を解き
混乱の中にある反乱軍が
そのまま敗走するよう
促したのである
指揮系統が
復活する前に
敗走させる
！？
みっ
見ろ！
益々判断が
早くなったな
ムハハ
四方で．．
敵の背を．．．
押してやれ
壁にすきに
隙間がっ！
ハハッ
逃げろォ
東への道が
開いてるぞォ！！！
ひとまず
退却だァ！！
河了貂
まっ持て
恐わされるな
今のは
敵の声だっ
ハッ
桓騎軍が
来るぞォ
東へ逃げろォ
走れェ
なっ
前線より
最武軍が
戻ってくるぞォ
退却だァっ
！！
！？
ひィィ
ーー方
反乱軍は
樊於期軍
戎羅軍
樊於期様は
どこに
おられるのだ
本当に
ワテキ様か
討たれたのか
そして
強制徴兵された軍の
烏合の衆である
烏合の衆である
とにかく
脱出だっ
あっ
急げ
あっ！！
そのため
ふざけるな
くそっ
う
敗走の流れが
できると
くそォっ
たちまち大きな
濁流となり
全軍敗走の形となった
なっ
ひィィ
．．．
負けた．．．
．．．のか？
なぜだっまだ
こちらの軍の方が
多いように
見えるのにっ
いかん
こっちに来るぞ
東へっ
毒国まで
逃げるぞォ
ひっ
！？
ひとまず
逃却だっ
髪な様！？
反転しろォ
どさっ
早くっ
馬車にっ
何を
している
違う
ひ．．．
来ては
ない．．．
西．．．
ドッ
西の
雛へ．．．
うっ
約束
したのだ
先に行って
待っているぞ
お迎えに
爆毒
か．．．
成陽を落として．．．
薙へ
お迎えに
上がると．．．
太后様と
約束したの
だァァ
っ．．．
太后様ァァ
咸陽城内
外の軍が
退却していると
報告が！
樊於期様
我々も
ひとまず
城外へっ
太子護衛に再び
黒騎兵の手練．．．
軍総司令め
ここまで周到とは．．．
さらに
外まで敗れるとは
誤算の山だ
我が人生浮上の階段は
竹細工であったか
脱出するぞ
琉期達にも
知らせろ
ハハッ
．．．
あっ
昌文君
政の
加冠の儀は！？
昌文君
大丈夫だ
．．．ファックス！！
じっ
じゃあ．．．
少々せかしたが
最後まで正式に
執り行われた
．．．
威陽の窮地も
脱し
反乱の罪は
呂不葦にまで
追及される
つまりこれで
呂不韋は
〝失墜〟する
．．．ファン．．．！
！
一つ
聞いても
いいか？
昌平君
あんた何で
日不韋を
裏切ったんだ？
正直あんたが
奴の反乱を暗号文で
テンに知らせなきゃ
政は負けてたはずだ
えっ．．．！？
私も
中華を銃べることを
夢に描く男の一人だ
そして
！
現秦壬はその夢を
預けるに足る器の
壬だからだ
．．．．．．？？
一番
気をもんだのは
家臣の我々だ
介護
全てを失う
覚悟で
ーだが
我らが主は
大王の下に
動かれたのだ
．．．
へっ
だろうな
．．．．．
今回はマジで
あんたに救われた
秦王政に代わって
礼を言うぜ昌平君
褒あたりから
あんたは敵って
感じはしてなかった
けどな
ばし
こっから
宜しくな
ーって何で
貴様が大王様に
代わってなんだ．．．
で？
何様だ
貴様は
宜しくなって．．．
宜しくなって．．．！？
逃げてった
反乱軍は
どうすんだ！？
このままあ国まで
逃がしちまうのか？
趙前線の桓騎軍を
呼び戻している
切り替りが
早い．．．
西谷関辺りで
文戦となり
討ち取るであろう
桓騎軍
そっか
なら．．．
．．．そうですよ。それはそうなのか？
昌文君
へへっ
何じゃ
あんたの口から
言ってくれよ
政の加冠と
それがどういう
ことなのかをよ
呂不韋の失墜
．．．
ああ
これは
我々の
いや．．．
大王様の．．．
邯鄲では何も
教わっていない
教育係を
宜しく頼むぞ
昌文君
これは．．．
即位されてから
き九年に
及ぶ．．．
呂不韋との
長き戦いに
おける．．．
大王様のっ．．．
だ
うオオオォォ
完全勝利だ！！
ぐふうっ
殿っ
殿オオ
うオオオ
いててて
ううっ
キングダムの
第４８話・敗北の巨星
瑠衣
呂不葦側の
知らせのようだ
入るぞ
ハイ
通せっ
成陽から
急報だ
通せェっ
相国様
成陽の戦いの
決着が
つきましたので
ご報告しますっ．．．
チラ
あ．．．
よい
申せ
．．．
は．．
毒国軍の反乱は
失敗！
咸陽は落ちず
反乱軍は敗れ
北道を敗走中
とのことです
！
！
！
キングダムの
間違い
ないか？
はい
政様
間違い
ありません
．．．
大王様
咸陽の戦いがっ．．．
明成されている乳液の
飛ぶら秋姫衆の
あっ
勝報は聞いたっ
成陽の様子は！？
はっ．．．
はっ！
反乱軍は
咸陽内にまで侵入
えっ
城内の
民・家屋にも
相当な被害が
出た模様です
また敵は
王宮・後宮にまで
侵入をっ．．．
キングダムの
彼宮にまで！？
しっしかし
！！
御子様方っ．．．
扶蘇様・麗様
並びに后の方々も
皆様全員ご無事です
そうか．．．
そこは
間違いないと
念入りに
報告がっ．．．
．．．．．．？
おい
ひっ
た．．．
太后様．．．
爆毒は
どうなった
うっ
ハガッ
は．．
反乱首謀者
嫁毒は．．．
討ち取られた
報告はなく
恐らく反乱軍と共に
北道を敗走していると
推測されます．．．
お．．．
ぶっ
お許しを．．．
た．．．
！
ゴホッ
ゴホォーッ
ゴホッ
．．．
．．．
よもや．．．
そちらに
。表が出るとは
大王
結果は
ともかく
ようやく
決着が
つきましたなぁ
ああ
そうだな
．．．ファン．．．！
そうか．．．
この儂が
負けたのか
．．．．．．．．
．．．
．．．
．．．．．．？
いや．．．
正に
完敗だ．．．
後日敗走した反乱軍は
函谷関を抜けた所で
桓騎軍とぶつかり
散々に粉砕された
ひィィ
ギャアア
両眼をえぐって
手足を切り落とせ
そういうことだけは
絶対にするなと
総司令の伝者が
チッ
生き証人
ですからねぇ
そして生け捕られた愛毒は
咸陽へと送られそこで
太后と再会するのである
キングダムの
第４５話内乱の終着点
毒国の奴らが．．．
しくじっただァ？
秦楚国境地
玄斗
．．．．．．
うはっ
蝸燐軍
ｖｓ
蒙武連合軍
【録画未軍・楽革隊・玉鳳隊他〉
んだよせっかくこれから
本格的に蒙武の坊っちゃんを
折檻してやろうと思ってたのによォ
チッ
チッ
はァ！？
項翼
退却
だそうだ
あぁ！？
何でだよ
全っ然負けて
ねェぞこっちはァ
伝者の言葉では
金ツルか
倒れたって．．．
とにかく
もう本軍は
後退しているぞ
何なんだよ
あの大女はァ
退却っ
楚軍
退却して
いきます！
．．．
．．．
やはり
毒国と楚は
つながっていたと
太原の毒国宣言と
楚軍侵略の重なり
間違いないね
そして
この退却で
確定だ
ちょっと待て
国と呼ぶにもあやしい
毒国如きの反乱を
助けるために楚軍が
動いたとでも言うのが
いや
実はそれ程
大事だったのさ
今回失敗した
反乱ってのが
俺達の知らない所で
秦は引っくり返ろうと
してたのかもしれない
．．．たしかに
少々大袈裟だ
呂不草か
それが敗れた
．．．
何っ
王賁
素国は
これから
新しい時代に
突入するぞ
咸陽
オ
ォ
どうかは
咸陽に連行された後
これまでの経緯を
洗いざらい口にした
その中で自分が
呂不韋の手引きで
偽宦官として
後宮に入ったことも
しっかり自供した
しかし一つだけ
嫁声は事実を
ねじ曲げた部分があった
それは
自分が王の玉璽の複製と
太后の玉量を盗み
軍を興して反乱に到ったと
したところである
太后は乱について
一切関わっておらず、
全て己の独断で
あったと必死に
自供したのだ
そうして
これから嫁毒は
秦国の法律で
最も重い犯罪を
犯した者に課せられる
〝車裂き〟の刑に
処されるのである
茶番は
やめろ
！
何っ！？
あっ
たっ．．．
ユラ．．．
太后様っ
．．．
た．．
太后様．．．
衛兵
どうやって
ここへ．．．
その男は
．．．
何の才覚もなく
野心も持たぬ
取るに足らぬ
ただの小男だ
．．．．．．
そんな男が一人で
此度の反乱を
起こせるわけがないのは
貴様ら全員
分かっているであろうが
当然
私だ．．．
全て私が
仕組んだことだ
嫁姦を
車裂きにするのなら
その前にこの太居を
車にかけろ
た．．
太后さ．．．
やってみろ
政！！
できません
母上ではありません
反乱首謀者として
断罪されているのは
壊毒です
貴様っ
貰様っ
政っ．．．
．．．．．．
！
た．．
おっ
お下がりをっ
殺すのか．．．
あの二人も．．．
キングダムの
私と嫁毒の
間に生まれた
二人の子の命も
奪われるのか．．．
えっ？
えっ！？
？
何と？
チッ
政．．．
二度とこのような
反乱が起きないよう！
国家の禍となる
火種は完全に
消しておかねばなりません
．．．．．．？？
．．．．．．
えっ
．．．
！？
キングダムの
．．．！！！
美姫．．．
キングダムの
第４６６話・最後の懇願
．．．？？？
あ．．．あの
太后様が．．．
．．．！！！．．．
最愛の男に
出世のための
道具として
捨てられ
人生の転落が
始まった
好きでもない男に
あてがわれ
その男にも
置き去りに
され．．
そこから
．．．
悪意の只中で
生きるはめになった
汚らわしい
森の王族を
選んだ女か
クソが
やっちまえ
ギャハハハ
だが
政
子供だったお前も
あの邯鄲での生活は
忌まわしき記憶として
残っているだろう
大人だった
私には
もっと過酷で．．．
惨めな日々だった
数年たち．．．
私を置き去りにして
奏へ逃げ戻っていた
男が太子となり
私も成陽へ
連れて来られ
后となったが
救われたと
思ったことは
一度もない．．．
何をしても
灰色の．．．
無味無臭の
世界に
ずっといた．．．
だが．．．
もはや
何が何だか．．．
そこで嫁苺と
出会い
その子を授かり
何かが変わった
水を．．．
二十年以上
渇ききっていた地に
水が注がれ
染み込んでくる
ような心地．．．
注いでくれたのは
嫁蒜だ
．．．．．．．．
ふぐぅ
私も助から
なくていい
怒毒が
助からないのは
私でも分かる
だが．．．
どうか．．．
二人の子の
命だけは．．．
今．．．
この状況になって
はっきりと分かった．．．
嫁毒との間の
あの二人の子が
私の全てだ
あの子らが
殺されたら．．．
もう
何も残らぬ
私のクソみたいな
人生の意味が
何も無くなるっ．．．
何もっ．．．
無茶を言ってるのは
百も承知だ
政っ．．．
どうかっ
どうか二人の子の
命だけは
助けてくれ！
母からお前への
最初で最後の
頼みだ！
母上．．
残念ですが
それでも
救えません
キングダムの
理由は．．
先程も
言った通り
この国に
反乱の芽を
残してはならない
からです
．．．そうですよ
あっ
お兄ちゃんは
えっ！？
取り押さえろっ
政っ
貴様っ
買様アッ
こっ
殺してやる
この
クソガキがっ
この
クサレガキッ
放せ
男共がっ．．．
ふざけやがって．．．
何様だっ．．．
産むんじゃ
なかった
やっぱり
てめぇなんか
産んだのが
間違いだったんだ
てめぇを
身籠った時にっ
太后様！！
腹を打ちつけて
叩き殺しときゃ
よかったんだっ．．．
！？
．．．．．．
．．．
どうして．．
どうして
そんなひどいことを
おっしゃれるんですか
大王様だって
あなた様の偽りなき
大切な御子では
ありませんか！！
ああなたこそ
ふざけないで
下さい
どうして政様に
向けることが
出来なかったのですか
今．．．
そんなに命懸けで
二人の御子を
助けようとしている
熱意を．．．
愛情をっ．．．
私は．．
太后様に比べれば
でも．．．
のほほんと生きて
何の苦労もなく
ここまで来ました
そんな身で言うのは
ひどくおこがましい
のでしょうが．．．
どんなにつらい
世界であったと
しても．．．
大王様にとっては
太后様がたった一人の
母親だったんですよ
向ちゃん
どうして．．
う．．．
．．．．．．？
太后様
もう
決起した日の
夜に．．．
あきらめ
ましょう
私達は．．．
敗れて
しまいました
も．．．
申し訳．．．
こうなる覚悟も
二人でしたでは
ありませんか
に．．．
二度と．．．
ありません
もう二度と
あなた様が
涙されぬようにとっ
お許し下さい
太后様．．．
うぐぅっ
精一杯
頑張ったのですが
カ不足でした．．．
．．．．．．
子供達のことは
残念ですが
向こうで
私が面倒を見るので
大丈夫です．．．
太后様
私はあなた様と
お会いできて
人生に大いに意味を
持ちましたよ
本当に
幸せでした
太后様
ありがとう
ございました
ろっ．．．
ろうぁ
鰺蒜！！
第４３７話親子の繋がり
．．．？？？
？
「史記条始皇本紀」より
抜粋ー
四月、上宿雍１０酉、主冠、常剣
長信候毒作乱両党。
〈紀元前２８年四月奏王政は
鍵にて常剣、加冠した。
その時に寝声の反乱が発覚した。
矯王御賢、及太后賢、以発懸栄
及衞卒．官騎；戒翟君公舎人、
將欲攻蘄年宮爲瀏
お嬢様は主と太尽の玉賢の複製で
各県の兵戒観公らを徴発して
舜に攻め入ろうとした
フー
王知又、令相国昌平君、昌文君
発卒攻毒。
二王は気付き、昌平君、昌文君が
毒軍迎撃に出た
戦咸陽：斬首數百、皆奔爵
〈咸陽で戦い反乱を鎮めた。
その後数百人を斬首とし
武功者は藍を得た！
うっ
殺れっ
ちっ父上ェェ
殺せェっ
そいつに娘を
なぶり殺されたァ
琉期．．．
〈嫁声ら首謀者は
車裂きとなり
首はさらされ
その一族も皆
死罪となった
皆梟首、車裂以衙
滅其宗。
ギョロッ
太后様．．．
さっさと
歩けエ
行きましょう
超高殿
及奪爵、遷蜀、
四千余家、家房陵。
キングダムの
〈また関係した四千余家の
人間が蜀の地へと
島流しにされた
ーこうして
嫁毒による
素国史上最大の
クーデターは失敗に
終わったのである
．．．．．．
何じゃ
お主
ハッハ
冗談が
きついですな
先生
私の方はまだ
審議中ですぞ
まだ斬首に
なっておらんのが
ハッハ
ヒョッヒョ
そうじゃったな
衛兵の監視付きとは
いえお互い自由に
外を歩けるとは
大王はお優しいのォ
さてさて
相国
泳がされていると
考えるべきでしょう
生まれ変わった素国は
これからどうなると
思う？
何せ向こうには
策士昌平君が
いる
ヒョッピョッヒョ
それが分かる人間は
唯一人としていない
．．．！！！
正直．．．
なぜなら
この五百年
ハッハ
昭王・六将も
真っ青の苛烈な時代を
迎えることに間違い
ないでしょうな
誰も踏み入れなかった
領域に
大王が焦点を
あてているからです
しかし
不思議と．．
ほう
ヒョッヒョツ
やはり傑物で
あるな大王様は
心の隅でどこか
高揚しているのも
事実です
ハッハ
この私が．．
あの呂不韋をも
感化させるとは
．．．
そして、そんなことで、
フッ
さすが
私の息子です
なっ．．．
何イ！？
史記「列伝」には
政と呂不鼻の親子説が
記されている
知っての通り
美姫．．．大后様は
私の元恋人
で
では
それが
何というツキの強さと
思いましたよ
私は彼女と別れ
荘義王にあてがった所
すぐに妊娠が発覚した
うまくすれば
親子二代で
素国を乗っ取って
しまえると
我ながら
ーーしかし
蓋を開けてみれば
出産した日が
どうやっても
計算が合わなかった
！？
．．．．．．
！？
？
！？
．．．
ーいや
だから冗談ですよ
息子というのは
ハッハツハ
恐ろしい冗談を
言うな
．．．今のは
本当に
そうであった
ならばと
．．．
まー
それほどに
寿命が
絡んだわ
ーしかし
その文の中には
妊娠の計算が合わない
ことも記されている
実は
ごくたまに思う時も
あったという話です
大王と
太后
そして私の
三人の関係は
．．．．．．
解き目がない程
からみ合っていて
そうして
新しい時代への
航路が開けたと
いうわけです
それを今回
三者が同時に
力ずくでケリを
つけた
．．．
ヒョッヒョツ
産みの
苦しみ．．．か
．．．
さすがに
勝った大王にも
笑顔はありませんな
仕方なかろう
．．．
．．．．．．
この戦の爪痕が
最も深く刻まれて
しまったのは
他ならぬ
大王と太后の
二人の間じゃ
最後まで．．．
二人の遺児の命を
助けようと粘ったのは
大王本人らしいです
そうか．．．
ん？
コッ
．．．．．．！！．．
あっ
だっ
大王様
様子は
どうだ
たまに泣き叫ばれて
おられますが．．
今は
眠られて
いるようです
大王様っ
．．．
しかしその．．．
食事も水も
ほとんど口に
されておりません
．．．．．．？？．．
そうか．．．
外していてくれ
すまぬが
少し．．．
コッ
コッ
キ．．．
死ね
死ねェ
このガキ
くそっ
くそがっ
．．．
．．．．．．
お互いに．．
よく生きて
ここまで
これたものです．．．
あなたは
全てを失って
しまったが．．．
旅が
終わったのです
どういう
形であれ．．．
裸足で
棘だらけの道を
歩まされたあなたの
旅が．．．．ようやく．．．
．．．．．．？
母上．．
二人の遠児は
密かに城外へ出し
置いました
３見すれば
すぐに命を
絶たねばならぬ数
知っているのは
ごく数人です
何年先になるか
分かりませんか
国内が完全に
落ちついたら
必ず二人と
引き合わせます
健やかで
いて下さい
母上．．．
ですから
どうか．．
キングダムの〈完〉
作者あとがき
こんにちは、原です。
この度は、前回の身分を、強裁試にありがとうございます！！
ついに、物語の前背戦〈国内丸一病〉か。終わりました。
本当はあと１話あり、この地に入りされずせにでしたが、
しかし、１０月１０日日午前終了です。
みなさんの年かかけまは、〈啜〉
あんたのか．．．いい奴らんなの．．
いや、長いわけじゃないから、いや。長いカノソンの
連載スターは２つの４年１月からつまりなんですが、ちょっとしたこの辺りの
行われると、いつでやり足は、「美容液の明から全く変わってるぜん。ひだから、
それでも、ここでいいでしょうか。本当に「決まってる行き」って言われていたらしいんだろうかな。ちょっとーーーっっわからわれうって女となから、その足とフレーションに並んでは
本当に「スタイヤリング」じゃないでいたら、１９４５で前半期昨晩「バインコーンスタッフが終わります、という感じです。
スタッフからサプラスで開発していますが、「第一判定」と記された高校の体調を
ヘッションソングへとかいもらったりして、そこでようやく「あれだ」というのはここである。初日からとはありますので、
それで、コミックスの表紙は、前回っぽく前半戦の改め用リの主要やうと、
たくさん描きました。
（僕）
そに描いてる時のコンテンツそもそりなので、一番市要な市うと増大された
ので、ここに！！
そう、起きながらです。深くはこんな、
そう、せよその中ですが、エルスだか。いつのお母と内緒だと思ってるんじゃないか
こんな人気が、いっかかるのは気になりますが、彼らが良いかな。僕らが放課後からかわからなければいいです。
そこで「ちょっとだけ」キングダムの拘手料を
と、振り返りたく．．．
１．新日かヤジャンで掲載された時、当時の
「黒殺するんか」とは、うわっ。の、それくらいいいやったんだよ
と言ってくれたのを、今でも思い出すね
そのう事を聞いた時、「いいですか。「いけない」と内心が強く思います。
深かいいわけだったのは、元々キングダムは
次が主人公の物語でするつもりで、そのやめな
凛そのもののやうだった．．．つまり主役とは用意さないんだが、
しかし、信が主人公になり、主人伝えられずだったねうっう事が
「説明で次に、新しく生まれる」これから２０１８年から３０巻で放冠しているので、
「あと〜〜〜。いいじゃんのお茶を打倒し、国内を決めた．．．
連載とは面白いものです。くいうあな）
３５時のわうのお長というか、遊んで、連載ないからな。
いろんな所で、「やりなは何をつに」と聞かれ、最近は行っぱき」と
答えてます。別に状況はないです。
なんかな。そんな奴は目の痛が好きだったので、その分について一つ思いです。
ありがとうございます！！
描きたいことは、実はまだ山ほどあります。
って罰か、ある意味だけで救われた中華先。のステンス物語が
進んだ．．．進んなこと
果たして何をまでなのか分かりませんかい
「大感動のラストにしまでお付き合い頂けと嬉しいです。
最後に、ここまでお聞き続けておかげです。これだけは、他なら必要なのが嫌う
最初に、おかげです。
作原泰久
では、また判定で。
佐藤優次鍛治慶介
編集金上大佑松橋優
「スタッフ・箱石達梶山昊頌
北原、涼子。上村恵一朗一毛利茅夏
コヘルブ・田近康平坂口晴香
第
☆紙版コミックスの力！バー裏となります。
カバーデザイン
岩崎修（ＰＯＣＫＥＴ
ＹｕＣ
ＤＩＧＩＴＡＬ
ＳＨＥＥＳＡはＹＯＵＮＧＪＡＮＡＴＡＣＳ
キングダム
４０巻
原泰久
©原泰久２０１５．２０ｌ６
初版発行
デジタル版発行－２０１６年
２０１５年
発行所・集英社
ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｓｈｕｅｓｓｈａｃｃｏ．
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