★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 主攻なる助政主攻なるのは別長の責任一納金の後日離職の福岡 そうだな。そうですねそういうことですが、そうだな。そういうそういうことですが、 ここから十五年で六田全てを滅ぼし中華を統一する そういうことですから、そういうことですから、そういうことですから、そういうことですから、 森の六大村草が関係する だってここが今回の戦場〝黒羊〟だから ここで大人の戦いを覚えていけ そういうことですから、そういうことですが、そういうことですね。それでも、これから 素軍五千人部隊|飛信隊 そういうことですから、そういうことですから、そういうことですが、ここではそういうことですが、 素国の若き王。中華の統一を目指す。 天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊・飛信隊の隊長。 古株の飛信隊・副長。軍才はないが、実直な現場指飛信隊の軍師となる。揮官。 山の民で信の元「同居人。 暗殺集団'蚩尤の未裔。同胞の仇を討ち、飛ぶ信隊に帰還した そういうわけではなく、そうですね。そういうことですから、そういうことですが、 民に愛される離眼城の主にして将軍、慶舎の副将を担う。 沈黙の狩人」の異名を持つ本能型の武将。趙軍の総大将 怪力の持ち主で紀基軍の副官 知路に優れた紀事の右腕 そういうことでしょうか。そうだな。そういうことはそういうことですが、これからのそういうことで、このような 自軍を率いる桓騎軍]副官 元は冷徹な大野盗団の首領。此度の戦の奏軍総大将。 桓騎軍最強の武力ゼノウー家の長。 奇策を操る桓騎軍の参謀 右の前線を突破した敵は予備隊をも抜きそうです このままでは中央に雪崩れ込んでくると胡台殿がっ... 戦で最も..恐ろしいことはー 優位に立っていると思っていた状況が 知らずに己の死地へと変わっていることだ 言っている意味が分かるか? てめぇがマヌケだっつー意味だろ 岳嬰が敵とぶつかったようだな 迫っている敵は恐らく尋常ではないぞ それに農舎様自ら打って出られた あんたの左の賭けより万倍安心できる 聞いていた以上に... 恐ろしいお方のようだな どう止めるおつもりで? しっしかしそちらは敵の方角とは... そこで静かにしていろ紀彗 桓騎の片腕が砕ける音を聞かせてやる チィィ横から敵襲だっ!! 桓蔚軍に奇襲とはいい度胸だコラァ 奇襲のせいだけじゃねェ あの桓騎兵をあんなに易々と この敵の部隊...半端なく強ェ! 慶舎ってたしか趙軍の総大将の名前だと ちょうどここが奴らの二列目のようです 奥にもまだいくつか後から続く隊があるようです 一体どうして敵の大将自らがこんな所に...!? ここで完全に頭と後続を〝分断〟する もう出した手は引けぬぞ 慶舎の動きはこうである 精鋭部隊を率いた慶舎は中央丘の裾を斜めに走り一気に樹海地を飛び越えた そして雷土隊を追っていた尾平達一列目を真横から攻撃 この打撃で二列目は完全に足留めされ前方の雷土・セノウ隊は後続を失い孤立した さらに慶舎軍右翼の各隊は続々とその雷士隊の方へ行軍 この樹海地の中雷土ゼノウ隊は気付かぬうちに孤立・包囲の窮地に陥っていたのである 慶舎様を蜘蛛にたとえられる 見えぬ糸で巣を張っている恐ろしい数球だと あ奴はうかつにも慶舎様の巣に手を伸ばしてしまった 敵は好機と思い近づくと知らぬうちにからめ捕られて影となる 結果、初日から桓騎は片腕を嗅いつぶされる破目になったな こっちの後続はなぜ来ない 今ホウロ達が後続を呼びに行ってます! この密林で迷ってんじゃねぇかって そっそれでさらに戻ったら 代わりに敵が出て来やがった だから二列目が来るはずの道から敵が来てんだよ!! セノウ一家の暴れっぷり見ても余裕ヅラじてんのはそういうわけか こんなにきれいにお頭が敵にはめられちまったのは... 何か置土達のとこの気配か... 雷土の言葉通りこの分断・包囲の危機は桓騎の予測を大きく越えた事態であった 気付いていない部分があった 包囲を受ける富士・ゼノウの面々は、元大野盗団ならではの知恵〟を持っていたのである ちょっと耳を貸せェ!! 図舎でも見落としていた 絶体絶命の窮地における >火兎〟を鳴らせェ!! カチェェエチエエエチェ 彼らが野盗団だった頃から使われている代物 かつての修羅場で何度も耳にした笛の音 意味は〝絶体絶命〟〝完全包囲〟 もはや隊ごとの伝令や号令は必要ない この音さえ聞けば桓騎兵は全員 野盗時代に戻りそれぞれ脱兎の如く我先にその場から逃げ去るのである さすがの岳嬰も固まらずにはおれなかった 軍の退却の姿とはあまりにかけ離れていたため クハハハ八ハハかかハハハ 〝殿〟も知らんのかこの素人共がァ クハハハ!!まさに殺!山穣! マヌケすぎて少しお前が好きになったぞ桓騎イイ 遠慮なく穢共の背を突きまくれェ さっきのは雷土とゼノウの火兎〟っスね 他所のでも火兎”聞くのはやっぱ嫌っスね バンバン背中やられてんなァ あの判断の早さはさすが雷士っスね 包囲が狭まる前の火兎なら 二隊が壊滅することはないでしょう 超の奴らには素人丸出しの逃げに見えてるだろうな だが何だかんだであの逃げ方が一番多く助かるんだよなァ 野盗時代山々にひそみ素軍に追われながらも捕まらなかった彼らは〝逃げ〟のプロである そのプロ達の経験から最も生還率が高いと生み出された逃げ方が 味方を一切気にせぬ〝個〟の逃げ方である 。集〟で追ってくる敵のターゲットになればひとたまりもないが その間他の多くが逃げる時間となる 倒れた仲間をも踏みつけて行くその走りは 追撃している岳奥兵が目を疑う程の〝速さ〟であった そして利点がもう一つー 先程の将と思われる大男二人の... 行方を見失ったそうです 目の前にいた敵将を取り逃がしたと言うのかっ さっさと追って首級をあげてこい!! はっもちろん追ってはいます 最後などがいればその先を追うのですが 奴ら将すら守らず完全に個々に散っておりまして... 正直追っている方角が正しいのかどうか 一度見失うともう... 追撃隊をもっと出せ!! 将二人だぞ絶対に逃がすな!! もう日暮れ近くなってんじゃねェかよ ふーどんくらい殺られましたかねうち うわっ一家の奴らけっこういる お前もこっちに来たのか クククせっかく作った桐が全く部灰だこりゃ 夜に向けていい篝火だぜギャハハハ どんなに下手うったとしても ぜってェ手ぶらじゃ帰らねェんだよ! 敵にとってはオレ達がこの地に不慣れな間が最も好機だ 外輪の隊はいつでも戦える準備を 茂みに入る哨戒隊は適時報告を怠るな つまり初日の今夜超軍は必ず夜霧をかけてくる! 月が雲に入る前に配備を全てすませろ くそっこんな密林地での敵前夜営は初めてだ ああ敵が明かりを消して来たらどこまで近づかれるか分かんねェぞ 河了貂が言ってんだから間違いねェ 大丈夫だ見張りを広範囲に伏せてある 俺達は明日の主力だしっかり休むぞ 東側の面備終わったのか 洗病殿がまだ戻ってないと聞いたのですが 斥候に出たっきりこの樹海ン中に消えたままだ 羌瑰殿が斥候で前に出た後我々は手前の丘に戻って聞くが大きく開いた そしてその間に超軍が押し寄せたとしたら羌疲殿はひょっとして今... 前線の超軍側かも知れねぇ ――つか戻ってねェってことはそうなんだろ 羌痴殿達はわずか十数騎 あいつに限ってそんなヘマはないだろ 敵に捕まってないとよいのですか... 桓騎将軍から伝者がっ... くそっマジで奥は何も見えねェ 完全にうちら孤立してるじゃないスか 道理で戻ろうとしても起軍の背中ばっかり見えたわけだ ってか何で本隊こんなに後ろなんだよ こうなったらもう斥候は必要ない 起事も夜営は厳重なはずだ下手に近づくと.. 一度横に走って超軍を外して迂回して戻るしかないだろう そんな長い道のりを火もつけずに走るのか? この間の中じゃ方向すらすぐに分からなくなるぞ 明日は戻って隊を率いて戦う その前にやることがある 今私達は敵の後ろ側にいる 初日の大失態により〝斬首〟に処す! いくら何でもそんな権限は... お頭はこの軍の総大将だ 今ここでお前の首を飛ばせば右側の事態が悪化することは、お頭も重々承知している よって特別に減刑だそうだ 右腕だけ斬り落として持ち帰る なっ何やっとんじゃ貴様はァァ だかが初日からガタガタ言ってんじゃねェ!! 戦は最後に勝ちゃあいいんだろうがァ! ここの連中はおどしやハッタリは通じないみたいだよ こいつら埋めて伝者は来なかったことにする いや右腕は本当に持って来いって 帰って桓騎将軍に伝えろ やらかしちまった責任の重大さは俺達が誰よりも重く受け止めてる! だから二日目以降で必ず目前の敵を撃破し俺達飛信隊が戦局を覆すきっかけを作る! そして最後はこの俺が敵将慶舎の首をとって黒羊の戦いを勝利に導いてやるってなァ!! 右腕の件はこの那貴が預かるとお頭に こっちに送られてた以上少なからず俺の責任も発生してるから 隊長が啖呵を切るのはいい 相対してる敵は一筋縄じゃいかないぜ? やれることやれないこと この樹海地での戦い方が大体分かった この首にかけて明日は前線を突破して隊を中央丘横まで持って行く 河予貂の読み通り夜襲があった 羌瑰が戻って来ないのが気になる だから無茶しそうで逆に心配だ さっさと帰って来いよ羌瘍 巻き返しの本番は明日からだぞ 何だこのスキ間のない夜皆は 副長ダメだこの敵はやばい早くここを... あんな中に入って敵将を討った挙句に生きて脱出するなんて不可能だ 騒ぎが大きくなったら速やかに離脱しろ これはいくらなんでもやりすぎた 言ってんだやりすぎだって こんなことは隊の奴らだって...隊長だって望んでねェ 何だってこんな無茶をやろうとしてんだ 敵を討つのにどのくらい味方に犠牲が出るかを 犠牲無しで討てる好機がある 飛信隊のために無茶をやるんだ 勝算がないわけじゃない 千年前からこういう仕事をやってきてる一族の出ではあるからな これと書いています。" ここで、余白パージがあるのに気付き、あとがさと書いた後に、 本当に嬉しかったです。 では、収益があがこっちになってしまいましたが、なかかさでしたの... 俺の作った陣に忍び込みこの寝所まで来れる者がいるとは思えぬ だが先程火に照らし出されたお前の姿は そんな人形にすがっているから そういう風にものが見えるんだ お前は己の命を賭して〝守るべきもの〟を持っているか? 敵に人間離れした術を使う女副長がいるという噂を思い出した 話をして頭の整理もおおよそついた 俺も倒れられぬ理由がある お前の決意の深さの表れとしてあえて敬意を払おう お前達「素軍を黒羊の先へ行かすわけにはいかん できれば生け描りにしろ 急いで天幕に来て下さい!!! 再び本軍から使者がっ... 桓騎軍の参謀を預かる紳士” こんな夜明け前から何の用だ 昨日のことでまだ何かグタクタ言いに来たのか!? そんなヒマ人ではありませんよこの摩診は ずばり二日目からの我が軍の作戦を伝えに来ました ところでこの隊はお茶くらい出ないのですか 私は温かいものが飲みたかったのですが... 一体どこの茶葉ですか? 二日目の今日からいよいよ中央の〝丘取り合戦〟が始まります! ちなみに初日に放った物見達の報告からこの黒羊を分析しますに この巨大な中央丘を手にすれば十中八九黒羊の戦いには勝利します その丘に二日目は双方の中央軍が進軍を開始します り両方から登ってって... 丘の斜面のどこかでぶつかり 丘の覇”をかけた領地合戦となるでしょう 複雑な戦いになると予想されます この戦いでカギを握っているのは 主にあなた方平地の左右の軍です 中央軍が丘の前線の押し合いをしている最中もし下から攻撃を受ければ挟み撃ちに合いひとたまりもありません その部分は根こそぎ敵に刈り取られるでしょう あなた方と左の雷土隊が再び前線を押し上げ進軍し丘の麓から槍を突き上げれば 丘にいる趙軍は決定的な打撃をくらうと 持ち場の右をガッツリ押し込めって話だな それが我が軍の黒羊戦勝利へとつながるかと 那貴が報告して来ていますが 昨夜あなたが伝者に言った一中央丘横まで軍を進める 私がわざわざ自ら赴いたのは二日目に入り ここの戦いがより重要になったことを伝えるためです 当然そこは自分達で何とかして下さい これは本日の最低限の約束だと心得ておくように 桓騎軍には砂鬼という死の一団がいます 拷問好きでこの上ない苦痛を与えながら人を殺す少々品のない連中です 「もし今日失敗したらその砂鬼一家があなた方の元へ現れる」とおっしゃっていましたのでくれぐれもお忘れなく んなこと言われなくたってやってやるってんだバカヤロォ イチイチおどし文句言わねぇと気がすまねェのかよ “飛願”ももう二つ先の森に侵攻した模様! 田有隊・竜川隊敵を大破!さらに連軍を深めてます! 昨日とはうって変わって各所で連勝だ よォし本陣もこのまま前へ進めるぞォ 昨日でここの戦い方を掴んだと言ったのは本当だったか河了貂 楚水副長からも勝報が!! 今日の趙軍は明らかに昨日よりも“軽い! この布陣が本命か...! 川辺の陣の強さは通常の陣のそれの“十倍〉らしいぜ? つまりここがお前らの進軍の〝終着地〟ってわけだ しまったもう奴らの射程内だっ 信殿探りに行ってますがいい報告は一つも... かっ川を端から端まで見に行くだとっ!? 川に入った客達の報告をこの地図に記していって そんなことやってる場合じゃねぇだろ 隊内で一番川に詳しい奴だ 代々大映川の漁師の家た 色々意見を聞きたい!! 川のことなら魚達より詳しい お前状況ちゃんと分かってんのか 分かってるから何とか策を見ィ出そうとしてるんだ それ程厳しい状況だと... 時がないのは分かってる今日中にここを抜いて軍を中央丘横まで進めないといけない 信とオレの首もかかってるし何より全戦局に大きな影響を与えてしまう 今日はもう失敗できないんだ 何か特別な作戦がないと無理だ だけどここまで岸を固めた敵を舟も持たないオレ達が抜くには それを...今から探しに行くのかよ 今は全て軍師にかかってる 勢いに任せて川に飛び込んでくるかと思ったが来ねェな クククそこまでバカじゃねェだろ 何かの打開策を練ってるってとこですかね ...フッ練るものなんてねェよ 「前線を下げて川岸に布陣しろ 怪我で動けねェ劉冬から与えられた策だ 十日たとうが一年たとうが俺らが岸にいる限り奴らはこの川を渡れやしねェ まさかまだ戻ってねェのか河了貂は 策が出るまで外で待ってろだと 対岸を陣取られた渡河の戦いは 野戦の中で一番の難題だ 突破口となるのは「橋かっ舟” つまり打開策がないということだ しかしもしこの二つが無い場合は 〝舟〟や〝橋〟を作る時間はない この場合は上期戦に切り替えるしか道はない 先生ですら打開策なしだと... 信だったらどんな状況だろうと。絶対にあきらめない。 どんな壁が立ちはだかろうと信とこの隊はいつもひるまずぶつかり 〝無手〟と言った状況であっても そこに道を切り開くのが飛信隊の軍師だ 策が出ねェなら出ねェでもうダメ元だ... 呼びに行こうと思ったんだ どんだけ模擬戦をやっても やっぱり舟か橋がないと でも舟を作る時間なんて当然ない これから飛信隊流の橋をかけてこの川を攻略する! またとんでもねェ手を思いついたみてェだなテン ...いつも以上にきつい手だよ それでこそ飛信隊の軍師だ! 貴重な時間を大分失った 大至急渕さんをここに呼んで この戦いで..鍵を握るのは... 趙の奴らに見せつけてやろうぜ! 河了貂こっちの配置はできたぞ 羌瘍は昨日この川を馬で渡って先へ進んでる この川のどこかに足が届く浅瀬が対岸まで続く場所がある 案の定岐鮑に見てもらったらそれらしい場所が〝二つ〟あった 手がかりは昨日斥候に出た完病だった 無論この二か所に兵を集中して渡河を図る まずは浅瀬の幅が広い中央 屈強な兵士を集結させ大戦力とする じ地上から見たくほ地のことで ここを攻めたら対岸全てから集中砲火を浴びてしまう 川底の道がつながる先がちょうど凹地なんだ 凹地を攻めるのは下策中の下策だ 川がうねって見えないか隊長達の所が始まったんだ 対岸の敵が隊長らの方に動いてくぞ 当然敵には大軍を投入した一点突破に見える 敵の注意が信達に集中したスキに もう一つの川底の道をオレと楚水が渡る こっちの岸は凹地とは真逆の凸地 問題は川底の道が狭く大軍を送れないため上陸戦に不安がある点だ 矢の雨は来ず、攻めるには最も上策の地 こっちの隊は息の合う飛信隊生え抜きの少数精鋭で固めてこれに挑む 右の占地を狙う敵の隊があるようです あれが“主攻”ではないと? しかし...隊長信の姿もあるようですが... もし川底の道に気付く奴らなら 本命は右の凸地を狙う部隊だ 凹地をしよう〝助攻〟に使う 敵の主攻部隊の頭を岸で叩き割る! きっと...この二手じゃこの川は攻略できない この川には勝負の鍵を握る三つ目の場所がある そこも浅瀬で渡れるのか!? でも先程は「つしかないと 底が見えない程水深が深く流れも激流の地 かつ対岸か険しい絶壁という悪条件が重なる場所だ そこには敵の布陣がないんだ さっ魚のいなぁ異名を持つ俺も... し死ぬかと思った... 全く...ムリだと言ったのに... こんなものがあったとしても この流れに入るのは間違いなく自殺行為だ あの男程ではありませんが私も泳ぎが得意です 十歩も進まずに土南が... かっ川が赤く...赤く... 上流で戦っている仲間達の... ここに飛信隊の橋をかけるぞ!! ここのために仲間達は血を流しているのだ 渕さん達が激流の場所を何とか対岸まで渡り その足で凹地の右端の敵の背を討つ 上陸したら一気に岸を制圧し 舟も橋もないこの無手の川攻略の絵図だ 人選はそれで間違ってないのか? 聞いたところその作戦は手目の激流地の波河が―― 本人を前にして言うのも何だが... そんな大役を渕副長に任せて大丈夫なのかよ もう失敗できねェって言ったのはお前だぞ河了貂... っ...つかまっているだけでやっとだ あそこから前に進めなくなった... きっと流れがさらに激しいんだ... とても...前になど... これだけ成長・進化した飛信隊の副長をこの私如きが、まだ務めていいのかという問題があるのだ! 元々はただの王宮と信殿の連絡係 男達信殿に続け老人暦兵は後ろの守りだ それがひょんなことから信殿と一緒に王騎将軍の城へ行き 信殿の修行につき合わされ無国籍地帯平定の補佐をしただけだ 恐っくなったら声を上げろ その流れで結成当初の飛信隊の副長になった だが隊がふくれ生粋の武人の楚水殿も加入・副長となり軍師には河子貂 両人共に代えのきかない働きをし 信殿を補佐できることが嬉しかった もう一人の副長完滅殿にいたっては将軍の座すら狙える傑物だ そんな中私の役割はいよいよ小さい これ以上飛信隊が上に行くのならば、 私の器ではとてもじゃないがついて行けぬ... だから私はそろそろ身の程をわきまえて、 そんな大役を渕副長に任せて大丈夫なのかよ 新参が知ったような口を叩くんじゃねェぞ 我呂の言いたいことは分かるよ これが..正しい人選だ! この渡河には«武力〟も〝知略〟も必要ない 必要なのは〝別のもの〟だ それは誰よりも渕さんが強く持ち合わせているものだ 私が...誰よりも!? 渕副長が誰よりも強く持ってるものって... たった百人から始まったこの隊の:結成当初から副長を七年務めてんだ 信頼を置けるのは武力や知略にだけじゃねェんだよ我呂 この場を一番に任せられんのは あなたはアホそうに見えて...意外と策士だ そんな風に言われたら... 為し遂げぬわけにはいかぬじゃないですか!! ...俺も初めは>何で渕副長?と思ったよ.. 信隊長や羌廆副長みたいな...怪物じゃない渕副長だからこそ 奇跡が起こるかもしれない 限界だ!一度下がるぞ信長 ンなのは無駄死にもいいとこだ 敵の目を引くって立派な役目になってんだ いつまで目を引きゃいいんだバカヤロォ 信殿!ここから早くっ!! 奴らがあそこに渡り着くことはない 奴ら左の席に上陸するつもりだ 川底の道は凹地の中央にしかつながってないからだ 槍兵ついて来い左端だっ まずい奴ら上陸地をつぶしにっ 後ろ半分はまっすぐ進め 岸の敵半分を引きつけろ 縄の手だけ残して敵にぶつかるぞ 信殿達が上陸するまで剣をかせぐっ まさか川を泳いで渡って来たのか!? ブハハよく見りゃァビショぬれだ そんなんで俺らと戦ろうってか 激流を渡った上に断崖も登りここまで... もはや皆余力は...無い 突っ込んでって岸を一気に制圧するぞ この隊の副長はってるだけのことはある あんな口を叩いといて何だが... あとは俺らに任しときな 凹地上陸などどうやって くっ詳しくは分かりませんが... 別働隊が岸の兵の背後を殴ったと! すでに岸が制圧され... 上陸した敵の数は五百を下らぬと... さらに今複続が途切れなく続いております 奴らの騒ぎようはっ... やっぱり右の険声は信速が... 上陸した兵は千以上!さらに敵はっ... 林の中に進みこちらの腎機を狙っている枚桃です 凸地を狙ったこいつらが。主攻〉じゃなかったのか...? 本物の主攻はやはり派手に凹地を狙った信の部隊...? こっちが..囮゙だった? 上陸の決め手はこちらが気付かなかった第三の手.. 見えぬ助攻〟を作るための二つの助政 そしてその一つの凹地攻めの信隊が上陸に成功しそこから 俺達に気付かれずに川を渡った別働隊... それを俺の目から隠すために凸地凹地の両軍が«囮〉だったのだ 劉冬が〝無手〟と言ったこの川を... 渡りきると言うのか飛信隊! 信隊と貂隊に挟まれる形となった 馬呈も退却を余儀なくされた 凹地に道を作った飛信隊は続々と兵が渡り左右へ展開 凸地で馬呈をひきつけていた貂達も上陸 ムダに体力を使わないように ブハハ奴らあってあわてすぎだ ここで貂は飛信隊が川を背にした形になっているため趙軍の急な反撃を警戒した 森に後退した趙軍にその気配はなかった 軍師役の劉冬が不在だったため趙軍は反転攻勢の機を逃した この後飛信隊はさらに前進し趙軍の前続をスタスタにするのである ひょっとして超えたか? 先生はオレの十倍凄いんだぞ 今日ので九倍くらいにはいけたかもしれない いっいいだろちょっとくらい 中央丘の戦いにも大きな変化が起きようとしていた 初日激戦となった雷土率いる桓騎軍左の戦場は 二日目はうって変わって両軍動かす密林を挟んで睨み合いとなっていた 前線はちょうど中央丘の〝真横〟|互角の位置である ブルってんじゃねェのか桓騎のヤロォはさっさと号令を出せ こっちから手は出すなってな お前の隊は後ろに下がれ あっちも大将の指令か... 前線はうちらで固めとく お前らは睨み合いに向いてねェ なめてんのかお前ああ!? きっと見定めようとしてんだ... どこをえぐれば一番相手がもだえ苦しむかってな お前達の力を使う時が必ず来る そん時は俺達桓騎軍が勝つ時だ 黒羊の戦いの勝敗に直結するという中央丘では 二日目にして早くも丘の斜面に沿った陣取り合戦が始まっていた 桓騎軍参謀摩論(五千将 盗賊風情のクズ共に正義の鉄槌をくれてやれェェェ 慶舎軍副官きんもっ金毛(将軍 指揮をとっているのはー しかし一方右半円の戦いは桓騎軍側が優位に進め前線を大いに押し込んでいた 桓騎軍・副官福岡事田中黒桜(五千将) 報告永鬼・田鬼敵を整破!前進してます 上の太樹隊も爆進している枚様です!! 下方中慈隊快勝!こっちも先へ! このままグルっと原論の所まで行ったりしてなんつって 急報外摩の親分が援軍を求めてます! 授軍をよこさないと退却すると言ってきてますが! 外摩の背に矢を撃ち込め それでもまだダダをこねるなら私が直接首をはねに行くと伝えろ 智者の若造がいっちょ前に初年を求めてやがる こいつも背中に矢をぶち込みやすか 見た目か?見た目で差別してないか? 姐さんはいつも不細工に厳しい 孫洪連隊が敗れました! 上も関陸様が討ち死にと! 下方一帯も苦戦中!援軍要請が続々とっ... こちらの手が見透かされてるかのように全て空振りし潰される 何と関陸が討たれたと... 紀彗軍かいこう海剛(将軍 攻め方も兵法にのっとっておらず、読みきれぬ... 将軍!これ以上兵を失うと危険です 今のうちに本軍紀彗様に援軍を要請すべきでは! 野盗風情が何故これ程に戦上手なのだ... こんな所で紀彗様にご負担をかけられるか 姐さんじゃかいち樹海地から報告が! 右翼の飛信隊が敵前線を突破! この樹海の中相当に押し込みそうだと物見の奴が言ってます ほーーーう大して期待していなかったが 桓騎軍の助力もなしに敵の主力級部隊を討ち破ったか.. いよいよ...下の憂いもなくなっだ... だったら一気に相対す敵将までぶっ殺すか 敵に息をつく間も与えるなっ よっしゃああ!!大好きだぜ姐さァァん! 何だってんだ一体... あの男の出現だけで...!? 紀彗様が現れただと!? 屋の上の男の出現だけでっ 前線の喚声はそれで... そして紀彗様より“攻めに転ぜよ”と指令が! 侵略者共を殺せぇぇぇっ 守りの達人「不動」の角雲隊が来たぞっ 押せ押せの展開だった故出番がないかと思ったぞバカヤロォが この鋼の壁で流れを呼び戻す英雄となり 今宵こそ麗しの黒桜を我が天幕に! あっあの角霊隊がメチャクチャにっ あの断崖を下る騎馬隊がいるのか あんな崖から騎馬隊か!? つか今角霊変わし怒られた!? この相手は、地形の見方を改める必要がある お頭...慶舎だけじゃない... この敵にはもう一人やっかいな奴がいやがる 雷光の如き速さの逆転劇であった 紀彗の出現で黒桜軍は後退逆に一気に紀彗軍に押し込まれる位置まで退けられてしまった 黒桜の判断の早さで失った兵数が多くなかったことと 紀琴という第二の存在に気付いたことである せめて拾うものがあったとしたら 中央丘を中心に戦場を左右に分けて見ると 右は平地は飛信隊が押し込み 丘は紀彗軍が押し込んだ 左は平地も丘も拮抗し前線は大きく動かす ほぼ互角のような形で幕を下ろしたのである まだ二日目終わったばっかなのに 渕さん初の第一功なんだからよ それに初日の借りはしっかり返したぜ 中央丘横までっつー条件も軽く果たした 特になんか桓騎将軍から伝令が来てないから 明日も前線を押し込んで 右の戦局の優位を固めることが主だよ 羌穂がまだ帰って来ねぇ とっ捕まえた敵兵に聞いても あいつが捕えられてる話はないみてぇだ 明日さらに押し込んだら ところが、どうかなんだからどうやろうかと、やりたくないでしょうか。これからのサイトではないの「あさりがキングのみで読んで下さり、なんですね。あなんかと、タイミットによって、「キャンダムのサイトですがダメ」と桐葉剣に連絡が...「えっ!!???!?」って...!?...コースティース・スクープでなければなり、 そういうこともわかってたけど、これからは言いたいところです。あの...僕も、欲しいのですかった ...僕が夢にいるですから、水槽をしてる。読みはまだ続けなく、それとそのときっかりに、初めてただけません。これは...それにしてはいけないと思っていたのですが、この時代からは明日ではありません。時間がかかったのだけではないのでしょうね。特別なことができましたが、 おまけマンガ「進軍・飛信隊! 次の戦場へ移動する道中は一見、退屈そうだが お客さんのお手入れがありますので、お手数料がつかったのですが、でもそれはそれだけど、下さいました。くいや、僕はそのためだ!!...あるんですけど、うろん、僕もそんせながら場所はやけたところで描かれておいたのですが、もしかしたら今この文を書いていて、ハッとははっこのコーストラックスにしていたので、ひっとにこの間、「子供たち」などのような サイビスならきっかりを止めた生かが作って下さったのでは...。 紀元前の人間は皆いつもたいがい飢えてるので 適中は皆自分用の食い物を探しながら進軍する やったぜムカシホロ島だっ その夜は隊の配給プラスゲットした獲物でその昔は一人豪華ディナーとなるのである だが隊は体育大ばりの縦社会だったりする 上の者に見つかればディナーを献上せねばならないのである しっかり縦社会気質が備わっている笑顔は えー家姉そーそれ塊が見つけてきたのにー ごめんね魂そういう決まりなの うま上がもらっていいっていう掟的な...うま そういうことには容赦ない そしてさらに厄介なことに メチャうめェぞ二人で食っちまお まだ一口くかなかったの 羌須のディナーセンサーはとにかく半バないのである 隊長でも一キレはくれるのに あきらめろうわああよ!そういうのはないの いやったー!アオギュポー見つけたぞォ てめーらにはやんねーかんなー つかそれキメェから捕まえんなもー だが実は発見すると食べ物以上に皆をキラつかせるものがある ☆紙版コミックスのカ!バー裏となります。 この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除し、て行うことはできません