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KintopoM&
え
YdC
DIGITAL
YOUNGJUNPCONIS
原泰久
Kitcbook
4.
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
KINGDOM
と、
原泰
目次
第471話執念の追撃戦
...あなたたちはテレクトラクラクターになんかわからなかったのか
は、はっはっ、はあああのはあっはあはははあのさの花姉様のもぞはわかります
☆凶!
!?うまつらまって
結婚の真実語教持の連勝手限り込みの末年屋平の国で
へ
尾平の叫び
や
尾平と飛信隊
第481話苛烈な贈物
101119139157175195
★この作品はフィクションです。
実在の人物は団体、事件などにはいっきい関係ありません。
これからのアプリではそうだな。そういうそうだな。そういうのはそうだな。でも、
前巻までのあらすじ
時は紀元前。500年の大戦争時代にある中華西方の国森。奴隷同然の生活を送る少年信
そんなある日、森国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として犠牲となった親友
は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。
漂の遺言に導かれ、目は少年王・嬴政と行動を共に、し、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上が
り、嬴政は中華統一を果たすという壮大な夢の実現の、一歩踏み出したのだった。
その後、秦軍に従事した信は数々の武功を挙げ、信率いる飛信隊も
戦場でその存在感を示した。そんな中、魏との国境・著雍での激戦に
招集された飛信隊は魏火〈龍と呼ばれる大将軍らを撃退。この武功が認
められ、遂に信は五千人将へと昇格、将軍まであと一歩の地位まで辿
り施いた。一方の瀛政も呂不葬との長きに亘る政権争いに勝利。無
事、真の大王となる。そして、信と最政は初めて中華統一に打って出る
のであった...その大事な初戦、飛信隊は国騎報いる本軍に合流し、
趙との大戦に加わる。様々な計略が渦巻く黒羊丘
の戦いは混沌の地蝸と化す中、遂に飛信隊が破総
大将慶舎の目
前まで迫る...!!
そういうことですが、そういうことですが、そういうことですが、
前娘立を済めた睡眠の大人達のほとんどを強制で見されてしまったのじゃよ
ウケるだろ
今夜様が制服と食べて......
名刺しであげた機的だ
へーっ
へー?帰れた!
苦しいんなら
俺の背を見て
戦え
綾火に首を狩り取れ
一切何もせず
三日目を
終わらせた
追いかけて
来い!!
俺の背だけを見て
そういうことですね。そういうことですね。それにしても、このそういうことで、
奏軍五千人部隊|飛信隊
嬴政ぃぃ
そういうことはないですが、そういうことですから、そうだな。そういうことで、そういうことはないので、
素国の若き王。中華の統一を目指す。
天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊,飛信
人隊の隊長。
河了貂からでも
山の民で信の元・同居人、飛信隊の軍師となる。暗殺集団・蚩尤の末裔。
同胞の仇を討ち、飛信隊に帰還した。
羌廆きょうか
趙囲
そうだなぁ。でも、そういうことですが、そうだな。そういうのはそれにしても、この
民に愛される離眼城の主にし
て将軍。慶舎の副将を担う。
慶舎...
沈黙の狩人」の異名を持つ本能型
の武将。趙軍の総大将。
需量はて
怪力の持ち主で紀基軍の副官。
黒手丘の
劉冬、りゅうとう
知路に優れた紀彗の右腕
それはそういうことですが、そういうことですから、そういうことですから、そういうことですから、
秦国
電士らいと
自身も軍を率いる相騎軍]副官
桓騎軍唯¡の女性副官
黒桜こくぉう
騎士かんき
元は冷徹な大野盗団の首領。此度の
戦の総大将。
ゼノウ
桓騎軍最強の武力ゼノウー家
の長。
「前まろん
奇策を操る桓騎軍の参謀
...
...
第471話、親念の追撃戦
ヌオオっ
キングダムの
......?
愚か者共が
士気だけで
この戦力差が
どうこうなると
思っているのが!!
へっ
理屈じゃ
ねェんだよ
うちらの大将の
背中を見てるとよ。
何でか分かんねェが
説明できねェ〝力が
湧いてくんだよ
ォオオオ
慶舎アアア
第471話
話、執念の迫撃戦
!
オオオォ
女の際はいい
まずい:
慶谷様を
助けに行くぞっ
!
劉冬さ...
ぐっ
り!?
劉冬様
りっ...
......
ズキ
キングダムの
行かせない
ズキ
傷口が
開いた..
何っ
邪魔を
するなァ
ラァ
バキ
!
ブッ
!
信っ
ハァッ
どるあァ
ぐおっ
一度本陣を
捨てるぞ
宜しいのですか
飛信隊信の首は
標的のはず
立て直しが
遅くなるか
やむをえぬ
我らが
降りて行って
直接手を下しても
よいが
金毛の元へ
行く
周囲の隊を
ここへ集めれば
問題ないでしょう
ここは
我が軍の
ど真ン中
恐らく
私も無傷では
すむまい
一人とて
逃げられは
しませぬ
行くぞ
!
あっ
突破する前に
動かれた...
奴ら
本陣をっ
本当は
考えるヒマもなく
突破して
討たなくちゃ
いけなかった
退路を断つ
戦力なんて
用意はない
何とか信に
抜けてもらって
背を......
.....
無理だ...
逃げられる
えっ!?
貴様っ
うっ
!
慶舎様
那貴!?
チッ
ぐっ
ゾン
チッ
ぐっ
ドラァ
ぎっ
やっぱ
ムリッスよ
那貴さん
俺達は
スリ抜け専門
だから
しかも
たった
五騎で
オラァ
ハハ
やっぱ
ムリか
死ぬー
ドス
あいたァ
でも
まー
上出来っしょ
外で見てるのと...
中で感じるのは
大分違うな
趙将慶舎
別にあんたの
落度ってわけ
でもない
皆が
騙されてる
周囲の想像以上に
飛信隊と
その隊長信は強い
割って入るぞ
割って入るぞ
慶舎!!
登ったァー
隊長っ
!
まっ
まずいぞっ
っ.....
信っ
ぐあっ
隊長信が
慶舎様の
下にっ...
この女を
何とかせねば...
ブッ
くっ
分かって
いるが
その前にっ...
ガラッ
!
ぐっ
ぐっ
罰冬様っ
副長
!
ハッ
......
ハッ
ーッ
ハー
信っ...
醤樹らァ
つ...?
敵の総大将は
任せたぞ
雑魚は
引き受ける
隊長
ああ
!!ガラ
ドガラ
ピグン
うるあァっ
キングダムの
第472話
ルああっ
第472話、
!?
なっ...
!!
しっ...
くっ
ビヒィ
なっ...
何だ今の
一撃はっ...
信っ
あんなヒョロい
体してんのに...
どうしてあの信を
吹き飛ばせる!?
へっ
だよな...
俺らが新六将の席を
狙ってるように
趙で三大天の席を
狙ってるお前の刃が
軽いわけがねェよな
無表情決め込んで
やがるがやっぱ
熱いもん持ってやがる
ぶっ倒す
上等だ
隊長っ
ギン
行けー
隊長ォっ
慶舎は
本当に大物だ
あの合従軍の時でも
実際、趙軍の将は慶舎
だった
......
今の超軍を
見渡しても
五本の指に入るし
三人目の三大天に
最も近いというのも
うなずける...
それを今この場で
討ち取れるとしたら
これ以上ない
超国にとっては
打撃だし
最大級の
武功になる!
併せて
この軍略の要地
「黒羊」を取ることに
つながればっ...
隊長っ
くっ
慶舎様っ
.....
ゴホッ
すげェ...
副長...
ば
化物か
あいつ...
...せるか...
黒羊を
抜かせるものか
侵略者共がっ
侵略者じゃ
ない
!?
私達は..
じゃっ
飛信隊だ...
ヌオあァ
がっ
よっ...
!
まずい
右から
敵の援軍が
来る!
トドドド
えっ
なっ
急げ
隊長ォ
っ.....
ってらァ!!
!!
けっ...
させるかァ
行かせるか
クソが
一信
行けェ
ヌオ
オオオ
ドラァ
信っ
何っ!?
急げェっ
新手がもう
目の前だァっ
ひええっ
呂敏
退路を作っておけ
慶容様っ
どけっ
さすがに
あれが来たら
一溜まりもない...
ぬがっ
妙だな...
この男のことは
ずっと前から!!
見ている...
李牧様と同じように
注視していた
しかし...
慶舎様
急げ
隊長っ
その成長を
ギン
最寄程っ
この男は、
想定していたよりも:
はるかに大きい
いつの間に
これ程の成長を
おのれ..
今度は
こちらにっ...
凶〟と「
ウオォオオ!!
信ンンっっ!!
隊長オオオォ!!
キングダムの
無念...
恩を返し
きれなかった...
3話【徹喜の撤退
ぶはァっ
はっ
はっ
はっ
......?
はっ
取った...
!
ウォオオオ
趙軍総大将慶舎の首
飛信隊信が討ち取ったぞオ
第48話、歓喜の撤退
いやったー
いやったー
信ンンっ
うオオ
隊長が
勝ったぞォォ
やった..
隊長ォォつ
ぎゅ
うおっ
うオオオ
慶吉様っ
ヌオオ
隊長ォっ
でもすぐに
離脱だ!!
急げっ
ふっ
あんたら
あんま
喜んでる
場合じゃねェぞ
うおっ
やべェ
退却だ
みんな
下の樹海に
入れっ
オオオ
くそっ
どうなってる
展合様が
討たれたのか!?
バカな
急げっ
逃げろォ
落馬してる奴を
置いて行くなっ
!?
とにかく
楽兵を
逃がすなっ!!
何してる信
さっさと
行くぞっ
......
はっ
はっ
はっ
......?
劉冬様ァっっ
ゴボ
...
ズッズズ・
はっ
離眼へは...
...かせるか
行かせぬ...
ただの口約束だが
お前が恐れる
ようなことは
離眼では
起こさせない
劉冬
返しておくぞ
これを
劉冬様ァっ
ウォオオオ
副長っ
ん!?
あっ
こっちにも
敵がっ
り
劉冬重だっ
副長っ...
くっ
退却するぞっ
呼吸を戻さないと
まずい
ハーーッ
!?
!?
どっ
...
副長
今助けにっ
させるかっ
ぐわっ
てめぇら
ここで
皆殺しだっ
スハ
くっ
間に
合わない
なッ
隊長
...
逃げる力くらい
残しとけよ
バカ
......
面目ない
殺せェ
大将首...
持て
取ったぞ
羌廆
透がすかァ
......フッ
みたいだな..
慶舎様
慶舎様ァ
ぐネオオオネ
おのれっ
おのれェっ
生きて
戻れると
思うなよ
樹海の
視界の悪さは
逃げる飛信隊に
大きく味方した
静かに走れば
大丈夫だ
まく手立ては
いくらでもある
飛信隊っ!!
批乱頼むぞ
去亥
オオ
そこから
慶舎軍による
すさまじい追撃が
始まったか
任せとけ
正に電光石火の
一撃であった
奇襲が起きた
場所も丘の
裏側だったため
奇襲が起きた場所も丘の裏側だったため
キングダムの
慶舎討ち死にの
この事実に
桓騎を始めまだ誰も
気付いていなかった
最初に伝わったのは
やはり趙軍側の将
丘右側の将
金毛と
...
丘左側の将
紀彗であった
何と申した...
今
何と申したァ
詳しいことは
まだ分かりませんが
とにかく間違いなく
慶舎様が...
.....
そ
...ファン..
それと
もう一人...
く...
劉冬様も
討ち死にを
!!
城主!?
...っ
スプレオオ
......
?
......
まさか...
まだ...だ.
今すぐ
頂上に来るように
金毛に伝えに行けっ!!
金毛の下へ
走れ
!?
!?ハ!
まだ...
終わらせぬぞ
この戦は!!
キングダムの
ヌオオォオ
よくも劉冬
をオオオォオ
馬呈!!
正念場だ!!
!!
その怒りを全て
桓騎軍に
ぶつけてやれ!!
城主はっ!?
丘の左半分
お前に任せるぞ!!
私はっ...
頂上で金毛と
話を
つけてくる!
第474話・超将の責務
まさか...
敗れるとは...
終わった..
終わって
しまった...
分かっている...
舌は...
...
こうなっては
被害を
最小限に...
こんな
所で..
殿は責任をもって
金毛軍が
請け負う故...
屋合様が...
黒羊より
撤退を...
お前達は
先に...
...!?
退却はせぬ!!
ここから立て直すのだ
金毛!!
!?
......?
な...何を
言っているのだ
立て直す!?
総大将慶舎様が
討たれたのだそ!!
紀彗
だが
まだ誰にも
気付かれては
いない!!
!?
幸か不幸か
慶舎様は誰も...
見ていない丘の
裏側で討たれた
討った飛信隊は
さらにその裏の
樹海地を逃走中で
敵側から慶舎様の
死が伝わることも
今はない
混乱させぬよう
超軍内にも
広めていないため
このまま互いが
黙っていれば...
!!
そうだ
ま..
まさか
貴様...
慶舎様の死を
隠したまま
私とお前で
黒羊戦を続けるのだ!
!!
そ...
そんなことが
できるわけが..
やるのだ!
金毛
お前もっ...
この数日の戦いで
黒羊の難しさと
なぜ案がわざわざ
この地を攻めて来たか
分かったであろう
この黒羊は
城こそないが
五丘と樹海全てが
天然の要塞
ここを案に奪われ
本格的に軍の前線基地を
築かれれば趙軍は
奪還はおろか
敵兵数すら把握できぬ
程の...
最悪の侵略
要地と化す
!
結果、趙は国境を
大きく内に下げさるを得ず、
そこにいた超人は土地を
追われ皆離民となるのだ
黒羊は
そうさせぬための
戦いなのだ
慶舎様と桓騎
二人だけの戦い
ではない
慶舎様討ち死にの
苦しみは深く分かるが、
逆に今こそ
その総大将「慶舎の副官としての
責務を果たすのだ
兵数はまだ
こちらが多い
頼む
このまま
私と共に
戦ってくれ
金毛
もういい
紀彗
.....
戦いを続ければ
慶舎様の仇を討つ
機会も出てくるやも...
十分だ
だが...
.....
長年忠義を
尽くした
慶舎様は
もう
戻らぬ
お前の言う通り...
我々には趙の将としての
大いなる責務がある!
いいだろう
紀彗
意地でも黒羊を
素に渡さぬよう
この金毛
あえて主の死をふせて
戦おうではないか!
......?
金毛...
「続けることは
戦局的に問題ない
その通りだ
なぜなら
この複雑な黒羊戦でも
大局をつかむのは
結局のところー
来るぞォ
グラァっ
この中央丘を
どちらが制圧するかの
一点だからだ
ーーー左は馬呈に
任せられる
進めェ
ぶべっ
相対す女将の
位置はすでに
捕捉してある
!
怒れる馬星が
必ず左を取る!
ぶち殺せェェェ
なっ
姐さん
チッ
問題は右だ
お前と
敵将摩論の力は
拮抗している
故に
そこに私の隊が
介入する
......?
練兵に練兵を
重ねた私の
精鋭騎兵は
絶壁をものともせず、
駆け降りる!
ん
ハアッ
私が摩論軍に
揺らぎを作る
それを利用して
全力で攻め込んで
来い金毛
大隊
突撃だっ
鋒矢の陣で
刺し通せエッ
!?
!!
!?
オオ
慶舎様の死が
知れ渡る前に
何としても
この丘を
趙軍のものに!!
!!
...
何だこりゃ...
いや...
超軍の奴ら...
慶舎が戦い方を
変えたのか...?
急に力業で...
しかもこれは...
...
フッ
慶舎はもう
どうでもいい
!?
この戦いの
本当の敵は
別の奴だ
別の奴!?
ん!?
ザム
あっ
おっ
お前達はっ
......
やっと
来たか
砂鬼一家
!?
左にいた砂鬼を
お頭がわざわざ
右に呼んだ...!?
うおっ
おっ
お頭
何で砂鬼を
ここに...
フッ
野暮なこと
聞くな僕玉
こいつらの死臭
相変わらず
たまんねェ
砂鬼が
やることと
言ったら一つ
拷問だ
アーー
......
紀彗...
なるほど
ねェー
ククク
勝ったな
彼玉
この殿...
姐さん
「砂鬼が桓騎の下に
現れておよそ一時間後
お頭から
緊急指令です
耳を疑う
命令を受ける
丘の将二人は
桓騎から
本当にお顔が
そう言ったのか!?
全兵
丘より撤退!!
摩論様
お頭から
緊急命令です
!?
...
今ちょっと手が
放せないのですが
何でしょうか?
ハ...
そ...
それか...
丘を趙軍に
明け渡せ
とのことです!!
なっ...
何だとォ!?
...
...
...
キングダムの
...
...く
くそォっ
せっかくいい親
いってたのに
しっかり
占拠されち
まった...
何でお頭は
急に丘から
撤退しろなんてっ...
ささすがに
今回は悪フザケが
過ぎんじゃないのか
お頭は...
ワハハハ
第75話・朝食のその先
こんなにあっさりと
明け渡しちまう
なんて...
この丘取るために
命がけで戦ってた
この四日は一体
何だったんだよ!!
第45話・動揺の
ザム
あ
......
どうした
お前ら
いつも以上に
しかめっ面
だな
......
......
摩論
...
お頭...
今日の
丘撤退が
どうしても納得
できないと
雷士さんが
凄んでますので
理由を教えてあげて
頂けませんか?
......
やっぱ
俺に正面から
文句たれんのは
お前くらいだな
雷土
オイ
お頭のことは
信じちゃいる
フッ
...
信じちゃいるが
俺達は丘取り合戦と
思って戦ってた
その方針が
変わったってんなら
教えてほしいだけだ
キングダムの
ククッ
お前雷土
違う俺はっ
方針は
変わってねェ
何か
武将みてェな
口ぶりだな
今も
この黒羊の勝敗は
中央丘をどちらが
取るかにかかってる
!?
!?
だったら
なぜ丘を
明け渡したり...
丘を
取るためだ
お頭っ
おちょくってん
のか
理由だの
長くやってるせいで
お前ら最近
考え方が重くに
染まってきてねェか?
戦術だの
!
!
どうでも
いいだろが
四の五の言わずに
昔みてェに
俺を信じろ
俺の
やってることは
いつも
完全勝利の
結果に
つながっている
ブッ
.....
ギッ
フ
そうだな
いつも
あんたは
俺らが思いも
しねェやり方で
勝って
たしかに
.....
では
その勝利の結末に
向けて次は何を
やるが決まっている
のでしょうね?
お頭
それが
面白ェん
だった
ところで
飛信隊と
那貴は
どうなってる
飛信隊は
紀彗騎兵の
急襲から
行方知れずの
まま
同行している那貴からも
連絡がないので
相当奥深くまで
追われたか
おっ死んだか
......
あっそ
次は
久々に俺達らしい
やり方で存分に
やる
ーと
おっしゃると?
“弱者を
いたぶる!
?
弱者?
超軍でも発車でもない
第二の人間がいやがる
今
この黒羊には
丘を手放した桓騎に
何か企みがあることは
間違いない
間違いないが
それが何かは今のところ
皆目見当もつかぬ
...ファン...
たしかに
ここからの
桓騎の動向は
目が離せぬ
だが金毛
この中央丘を
手にした者が
黒羊の勝者と
なることは
間違いない
そして夜を徹して
我々はこの丘を
砦化する
桓騎軍の
夜襲の気配は
ない故
朝までに
主たる登り口を
全封鎖できる
奴が何を企んでいようと
明日以降極騎軍に
丘へは登らせぬ
ドガラ
岳嬰
怒りが
抑えきれぬ
あ?
馬星
独断で事を
進めたことは
悪かった岳嬰
しかし
慶舎様の死を
すぐに知らせ
なかったお前らを
殺しそうだ
悪かねェ
戦を続けたことには
感謝している
金毛
紀彗
慶舎様の弔い台戦だ
砦化がすんで
奴らが退却しだしたら
桓騎と信の接頭部を
俺の槍で貫いてやる!
......
.....明日が
かぎだ金毛
明日一日
桓騎軍の攻めを
受け止めて砦化を
進められれば
この中央丘は
不落となり
黒羊戦に
勝利できる
ああ
そして
黒羊戦
五日目の朝は
紀彗も
城主
早く上にっ
金毛も
金毛様
はっ
お早く
はっ
全く予想しない
景色から始まった
!?
何だ?
...
一体...
何が起こってる
はっ
はっ
あっ
ブギブギングギ
へ?
......
...
集落.....
の焼け跡...!?
あ
まだ少し
火が...
何だこりゃ
...
つか
こんな所に
集落が
あったのか...
...
チッ
一足運かったな
何も残ってねーや
先に来た奴らが
全部持ってっち
まいやがった
え...
これ..
ひょっとして
桓騎軍が...
やったンスか!?
...
ああ
ちげーよバカ
一般人の
集落じゃねェ
...
え...
ここは趙軍の
物資や何やの
隠し場所
だったんだ
つまり趙軍の基地
だったんだよ
...
なるほど
でも
人の気配も
ないスね
死体とかも...
.....
黒羊の中には
いくつかあったのさ
!
ん?
おー
こりゃ
紫水晶だ
せっかくだから
あんたにやるよ
尾平
えっ
宝石屋じゃ
かなりの
上物だぜ
いや
いやいや
いース
いースよ
うち
そういうの
禁止なんで
知ってるよ
だからせっかく今
桓騎軍にいるから
やるっつってんだよ
故郷で女が
待ってんだろ?
ジャラ
ぜってー喜ぶって
これメチャクチャ
高ェ代物だぞ
黙ってりゃ
誰にもバレねェよ
お前らも
言わねーよな
大丈夫
いや...
ジャラ
命がけで
戦ってんだ
このくらい
褒美があっても
バチ当たんねェよ
...
女喜ばし
てェだろ
尾平?
これは
いいことなんだ
宝石も土くれに
ならずに喜ぶさ
はっ
くそっ
どうなってんだ
夜通し走って
敵をまいて...
やっと元の所まで
戻ってきたのに...
戦が終わってる
どころか
丘が趣に
取られてねェか!?
あれ
声がでけェよ
隊長
やられた
きっと
慶舎の死が両軍に
広まってない...
趙軍が隠して
続行したんだ
どうしたの
羌瑰?
ドクン
えっ
何ィっ
ん?
あの方角は...
ドクン
...
...
キングダムの
羌瑰
待てっ
...
476ま柵の首を
敵に出くわすかも
知んねェんだぞ
テン
>あいつ急にどう
しちまったんだ!?
そう言えば
樹海の先に
煙が立ってた
ような...
分からない
丘じゃない方を
見てたら急にっ...
煙!?
こんな薄暗いうちから
行くのかい
...
離眼の守り子
持っていくのかい
うん
機会が
あったら返す
傷も
ふさがっちゃ
いないよ
傷の手当て
ありがとう
混バア
仲間が
戦ってる
フン
......?
じゃあ
羌穂
?
第476話・煙の真実
...ファン...
一体何をした
桓騎...
紀彗様
下の桓騎軍に
大きな動きは
ありません
ドガガ
ドガガ
古水方面も
同じく
ドガガ
麓から二里
離れた地に
陣取り
攻め上がってくる
気配はありません
青壁側も
同じくです
全方位
全く動く気配
無しか...
だっだら構わぬ?
丘の砦化を着々と
進めるだけだ
引き続き
下をしっかり
見張れ
動くときは
一気に来るぞ
キングダムの
お頭
ハハ
あれは
どこに送れば
いいんスか?
砂鬼の所に
全部集めろ
連中に全て
任せてある
...
集落......
黒羊の中に...
こんな集落が
あったのか...
羌槐が昨夜
集落で手当てして
もらったって
言ってたのは
まさか...
え
...
これ..
つーか...
全部
焼かれてんじゃ
ねェかよ
.....
...
まさか
でも妙だな
人の気配がねェ...
...死体とかも...
先に入った
光痴殿も
いない...
どういう
ことだ?
焼かれる前に
住人全員
逃げたのかも
あー
一歩
樹海に入りゃ
隠れられるしな
信殿?
どうした
誰かいたのか
信
ドガカ
あ?
何だ
てめェら
ブハハハ
...
何を
......?
あ?
してんだ
何をしてると聞いてんだ
クソ野郎共がァ!!
何と
ん?
何か向こう
もめてんな
ギャハハ
ん?
斬るなっ
オイ
誰だ
お前
どこの一家の者か
知んねェけど
それに触んなよ
せっかく積んだんだ
ダメです信殿
斬っては...
あの乱銅の
時とは違うっ...
そうだね
上にはあの植物がいる
絶対ただでは
すまなくなる!
ん?
あいつら
右翼にいたひとた
飛信隊か?
オイ
離れろって
言ってんだろが
羌漉
終わったら
え?
これも
何かの縁だ
また
ここへ来な
離眼の守り子と
同じく
ご利益が
ある
黒羊の紫水晶の
お守りを作っといて
やるよ
......
ジャラ
終わったら
取りに来な
分かった
気をつけてな
キングダムの
羌瑰
こっちに早く
信を止めてっ
お前らが
やったのか?
あ?
だったら
何だよ
ガキ
え
っだ
てめ
えっ!?
きっ
羌蒐っ
ギャ
ひィっ
!?
ひっ
あっ
ひっ
ザッ
ひィィ
待てっ
待ってくれ
全部
命令なんだっ
全部お頭の命令で
やっただけだァっ!!
第477話・矜持の咆哮
キングダムの
全部っ...
待ってくれ
お頭だ
桓騎将軍の...
お頭の命令で
やったんだァっ
命令...!?
あっ
待て信!
行っちゃ
ダメだっ
羌麺っ!!
...
クソが
やりやがったな
てめえら
田有・去亥達は
二人を追って
渕さん・沛浪は
オレを手伝って
散ってる小隊を
探してひとたい
飛信隊を一か所に
集めるんだ
集めたらいつでも
戦闘になっていいよう
臨戦隊形を組む!
戦闘って!
丘を
攻めんのか!?
!?
手伝う!?
...
!?
バカ
違うっ
下手をしたら
飛信隊とっ...
桓騎軍とで
戦争になるって
言ってんだ!!
!!
第477話、矜持の咆哮
ど田舎は
たまにこうした
骨董品を
ためこんでるから
いい
何だ
お前らっ
?
!!
!?
ぐわっ
うおっ
桓騎ィ
!?
!?
!?
生きて
やがったか
面倒くせーのが
...
...
お前らは
敵に丘を
奪われた挙句に
無関係の人間から
もの取って
いたぶって...
皆殺しに
しやがって
...
一体何を
やってんだ
桓騎
いちいち
喚くな
ただの
凌辱と
最初に言ったの
忘れたのか?
虐殺だ
俺は
何でもやると
...だが
お前は
全て
勝つためにやると
言ったぞ
ああ
だから
コッ
こうやって
勝つんだよ
ニィ
...
だったら
どうした
バカが
英気を養ったと
でも言いてェのかよ
てめェッ
しっ...
趙に攻め込んで
超人が死ぬ
ふつう
だよな
ちった
骨のある奴かと思ったが、
やっぱアホだなお前は
雷士さん
ほどほどに
一応
彼の下には
五千の兵が
一体何に
キレてんだ
あ?
知るかよ
ケンカ売って
きやがったのは
このアホだ
あー
それとも
あれか?
戦争
やってんだろ?
お坊ちゃん
てめーも
弱者いたぶるのに
加えてほしかった
のか?
殺すと
色々面倒
です
こっちは
五万だ
この
そーですが
だったら特別
あの牢の中から
二三人連れてって
いいぞ
上玉だけ
殺さず
とっつかまえた
クク
もちろん
俺らの使い回し
だけどな
ニッ
どらァ
ぐちゃ
ガッ
ざっ
けんな
クソが
ガシャ
ギャッ
黒桜
殺ったら...
雷士さん
チッ
!?
ぶおっ
あっ
ぐわっ
ガララ
信
斬り刻めっ
オオ
動くな
全員
あっ
!!
なっ
感論
私には
ムリかと
お頭ァ
隊論
...
そのクソ娘を
さっさと親せっ
チッ
このバカが
もう
ただじゃ
収拾つかねぇ
状況になっち
まったぞ
てめぇら
昔...
乱銅っつー
クソ千人将を
斬った
落とした城を
てめェらみてーに
凌辱してたクソだ
そいつも
同じことを
言った
これが
戦争だ!と
だがそれは
戦争じゃねェ!!
!?
!?
!?
俺ももう
五千将だ
侵攻が
どういうもんか
昔よりさらに
分かってる
制圧した地での
反乱に対する
刃と
無力・無抵抗の
人間に向ける刃は
決して違う
だが
敵や
それを
同じだと...
それが戦争だと
言い切る奴は
武将・兵士じゃなく
ただの略奪者だ
そんな奴らが
どれだけ強かろうと
どれだけ
勝ち続けようと
!?
!?
〝中華統一〟なんて
できるわけがねェ!!
!?
中華...
!?
統一......?
...!!???...
クハハハ
参った
お前が
一番だ
俺が今まで
会った中で
何が
おかしい!
お前が一番の
悪党だと
言ってんだよ
だ
うん
...
さっさと
来い
こっちだ
キングダムの
へっ
へいっ
うう...うううん。そんなことなのか?
しっかり
やれよ
.....
あの場を
収拾できんのは
多分お前くらいだ
下がってろ
第478話、お
中華
お前の
統一
......
その目...
...
そうだ
為しとげりゃ
戦がなくなる
平和な世が来ると
言いてェんだろ?
極悪人が
!?
中華絨一ってのは
強大な軍事力をもって
敵国が抵抗できなくなるまで
とことん殺しまくって
その国の土地と人と物
全部をぶん捕っちまう
ことだ
大殺戮...大略奪・
それをやって
平和な世界が
来たって喜ぶのは
素人だけだ
...
簡単じゃねェことは
分かってる
分かってねェよ
誰が言い出したか
知らねェが
たまにいるんだよ
狂気じみた
正義ふりかざして
しでかしちまう
バカが
怖いですねェ
オイ
もういい
信
自覚がない分
なおさら
この連中に
そんな話をしても
無駄だ
違う
あいつはっ...
それに
私達は
無意味な村焼きを
やめさせるために
来た
無意味と
決めつけるなよ
女
ぐっ
無意味だ
敵将慶舎の首は
昨日とっくに
信が討ち取って
しまったからな
!?
!?
何っ?
!?
!?
?
.....
!?
腹舎を
討った?
今何つった
小娘
...!?ラックスファン
慶舎を
討っただと!?
あんなこと
さってんぞ
てめェ
ふいてんじゃ
ねェぞ
オイ
.....
昨日趙軍の
戦い方が
変わったのは
それか
討った飛信隊を
裏へ追いやったのを
いいことに
趙はそれを隠して
戦を続けたんだ
敵は丘の
砦化を進めてる
村焼きなんか
やってる場合じゃ
ない
今すぐ
慶舎の死を両軍に
知らしめて
土気を反転させ
!
!
断る
一気に丘攻めに
出るべきだ
光璃
!?
俺たちは村焼きを
続行して黒羊中の
人間を皆殺しにする
!?
桓騎
オイ
オイ
てめェはっ...
斬られないと
思っているのか
お前
俺を殺って
その後、飛信隊が
皆殺しにあう
覚悟だよな
見せてもらおうか
その覚悟
相応の覚悟で
来ているぞ
私達は
オイ
そこの大男の
首を今すぐ
かき斬れ
!?
面白ェ
!!
!
っし
しっかり
押さえてろ
くあっ
やめろっ
お頭!?
田有っ
だまってろ
桓騎の首を
はねるぞ
心配すんな
この女は
絶対
殺れねェ
!?
姐さん
だまってろ
貴様...
田有っ
動くな
殺れ!
じゃーな
田有っ
ブシュ
やめっ...
やめろ
どっちともォ!!
!?
!?
!?
!?
尾平!?
はっ
はっ
はっ
誰だ
あいつ?
たしか那貴と
入れ替わりで
来ていた
飛信隊兵士:
ほら説明した
通りの状況だ
...
てめェら全員の命を
救えるのはお前だけだ
しっかりやれよ
っス
だ
羌癪
全部
か
勘違い
なんだ
か...勘違いって
何だ尾平
焼かれた村は
戦と無関係じゃない
敵の...
超軍の息のかかった
連中...
武器や兵糧の
保管場所で...
だから...
だから
落ちついて
羌穂も
剣を下げて
素軍の動静を
趙軍に教える
物見の役割も...
謝罪して
隊の下へ..
戻るんだ
一般人への凌辱と
ちょっと意味が違う
は?
雷士さん
......
謝罪ですむと
思ってんのか
出っ歯
ちょっと
待て
尾平
何で村が
そうだと
言い切れる
え
だって...
桓騎兵が
そう言ったから
見たのか
村人が趙軍だって
言ったのを...
吐かせ
たって...
み見てねェけど...
桓騎軍は飛信隊と
違ってきつい拷問して
うまく聞き出すからって
うまく
聞き出すって
何だよ
じゃあ、お前は
趙軍が関係してりゃ
女や子供まで
皆殺しにしていいって
言ってんのか!?
!?
信っ?
!?
えっ!?
皆殺し...?
女
子供?
ちょっと待て
何の話を...
村を見てねェ
のかお前
信え
そんなことより
早くここを
収めないと
!?
みっ見たよ
俺も行ったから
でも
苦しっ...
桓騎軍は森の中で
マジで戦闘態勢に
入ろうとしてんだ
飛信隊をマジで
討つ準備をっ...
そんなことじゃねェだろ
お前
そんな
こと...?
自分で何言ってるか
分かってんのか
お前ちょっと
桓騎軍に入っただけで
人が変わったのか!?
女目当てで
そっち行ったってのも
聞いたぞ
尾平
ぐあっ
ちょ...
だから
今は..
?
!?
ジャラ
!?
...
......?
違う
あっ
......
おー
こりゃ黒羊特産の
紫水晶だ
ほらよ
大事に
とっとけ
あ?
でもたしか
こういうのは
戦争じゃねェとか
さっき誰か言って
なかったか?
ギャハハ
ククク
尾平
出っ歯
やるじゃねえか
上物だぞ
こりゃ
お前...
ジャラ
いいや
俺は
!!
まさか
死人から
はぎ取ったのか...?
ちっ
違う
違う
そんなこと
するわけ
ねェだろ
じゃあ
何だよ
それは
かっ
桓騎兵に
もらったんだ
本当だ
焼かれた村の
人間のものだとは
考えなかった
のか?
それは...
...ファン...
取ったんじゃ
ない
......
うっ
っ.......
え..
そんな...
べキ
ビビッ
...ギッ
ぐあっ
二度と飛信隊に
戻ってくるな
ああっ...
尾平
分かったな
なっ
尾平...
キングダムの
第479話尾平の叫び
.....
焼かれた村の
人間のものだと
考えなかったのか?
...
そ
それは...
つ......
!!
ぐあっ
ああっ
っ..
二度と飛信隊に
戻ってくるな
尾平
なっ
分かったな
第455話、尾平の叫び
うっ
ま待て
信じ
うるせェ
どけっ
ホタボタ
何で...
田有
大丈夫かっ
...
羌穂っ
おっ
お前からも
信に言ってくれ
ジャラ
羌漉っ
誤解なんだって
放せ
え?
...
いざゃあっ
!!
自業自得
だろうが
うぐっ
何年
飛信隊を
やってるんだ
今まで..
やってきたことは
何だったんだ!!
!?
お前は
同郷で...古参で
一番長い人間の
くせに...
全く
信のことが...
全く飛信隊のことが
分かってないじゃないか!!
へ?
何だ
こりゃ
ククク
フッ
シラケたな
お前らもう
行っていいぞ
?
終わってるよ
まだ
こっちの話は
終わってねェぞ
もう..
全部終わったから
これ以上は
ねェんだよ
!!
これ以上
村焼きを
すんなって
話だろ?
何っ
だったら
早くそう
言えば
目障りだ
失せろ
俺の気が
変わる前にな
尾平
巴印さんに
お願いして信の所へ
行かせてもらおう
ちゃんと
俺達が
説明すっから
本当に死人から
盗ったわけじゃ
ねェって
出来心
だって...
無理だよ
えっ?
おい待て
クソ信
この出っ歯
どうすんだ!?
...
聞いてなかったのか
もう飛信隊の
もんじゃねェ
てめェのとこで
面倒見ろ
はァ!?
...オレ
帰るわ
城戸村に
なっ
何言ってんだ
尾平
お前
尾平
やめた
もう
付き合って
らんねーわ
信も
羌瘍も
ここまで
どんな思いで
ついて来たと
思ってんだ
何回も
死にかけたし
弟の到は
途中で本当に
死んじまった
...
ふざけ
やがって
そんだけやって
ずっと一緒に
戦って来たのに
どんだけ
血と汗を
流して
だかが腕飾り
一個とっただけで
クビって何だよ
むっ...
村人のものだと
思わなかったかって!?
思ったさ!
思ったさ!
村は壊滅
してた
ふざけんな
あいつら
村人全員どっかで
殺されちまったのかも
くれェまで思ったさ
だから
何だってんだよ
俺はっ...
俺は
普通の人間なんだ
信みてェに
どでけェ夢も
ねェし
羌蒐みてェに
特別な力もねェ
そんな普通の奴が
必死こいて背伸びして
信にくっついてってんだ
命がけでな
それがどんなことか
分かってんのかよ
あの二人は
そうだ
分かるわけが
ねェ
本当に
無理して
我慢して
たかが腕飾り
一個のことで...
二人共
ふつうの
人間じゃねェし...
飛信隊から
すげェ必死に
戦ってきたのに...
なのに...
出て行け
なんて
何で...
ふざけんじゃ
ねェぞっ...
飛信隊のことが
一番分かってねェのは
お前らの方じゃねェの
かよ!!
バカヤロォ
くっ
クソ信がっ
こんなクソ隊
こっちから
願い下げだっ
落ちつけよ
止めんな
もうウンザリだ
あのバカ信には
やめてやるってんだ
バカヤロォ
尾平
聞いたかよ
飛信隊の隊長が
お頭の本陣に
殴り込みに来た話
帰って
東美ちゃんと
結婚して畑でも
耕して暮らすっ
鼻も
痛ェし
ギャハハハ!
ククそれが
村人から盗ったり
殺したりすんなーっ
つって隊長信が
怒鳴り込んで
来たらよー
おー何か
盛り上がった
らしーなー
隊員の一人が
盗っててその信に
ぶっ飛ばされ
やがったんだ
行くぞ!!
尾平
しっかし
上もアホなら
ついてってる
下もアホだよな
我慢
我慢で
見返り
無し
ギャハハ
何だ
そりゃ
ククッ正に
クソみてェな
死に様じゃねェか
ギャハハ
犬死にならぬ
クソ死に!
何だそりゃ
ギャハハハ
尾平
それで
討ち死にでも
した日にゃー
結局
あいつらっ
でもやっぱり
一番の問題は
隊長の信だ
小者なんだよ
盗るのも
怖ェ
犯るのも
怖ェ
将としても
男としても
器”が
アリみてェに
小せェ!
だから部下にも
裏切られんだよ
しょーもねェことで
ブハハ
ふざけ..
尾平っ
そんな小者の信が
あの場で何と
言ったと思う?
なんと
〝中華統一〟
だとよ!
でかー
あれ?
ギャーッハハ
.....
...
何だそりゃ
......?
そういやもう一つ
あのアホガキの
似たような話
聞いたことあるな
ギャハハ何だっけ
えーっとたしか
“天下の”
えー
“天下の”!
〝天下の大将軍に
なるんだー
だっけか?
ギャーーッハ
あっ
!!
んだ
てめェ
!!
なっ
尾平
何だ
てめェら
いきなり
ぶち殺すぞ
このヤロォ
うっ
...
うるせェ
ぶち殺されんのは
てめェらの方だ
クソヤロォ共
!
!
た...ただじゃ
おかねェぞっ...
信を笑う奴は
ただじゃおかねェぞ
てめェ..
飛信隊の
出っ歯か?
器が
小せェだと!?
て
てめェら
クソ共に
信の何が
分かる...
ふざけんな
器がでけェから
盗みも犯しも
やんねェんだバカヤロォ
人としての
器がでけェから
あいつのために
死ぬことが
パクソ死に”だと!?
てめェらみてェに
楽でクンみてェな
道に流されたり
しねェんだ
あいつは
信が
それくらい
すげェ奴だからっ
......?
しっ信を
死なせる
もんかって...
ふざけんな
弟は立派に
信を命がけで
守った
守りきって
死んだ
うぐっ
信が
きれいごと言ってんのは
百も承知だ
色んな誘惑が
あんのも否定しねェ
そんなこた
みんな分かってる
分かってても
関係ねェくらい
信のことが好きなんだ
みんなあいつと
一緒に命かけて
戦いてェんだ
!!
あいつのために
戦いてェんだ
それがっ...
それが...
......
飛信隊
......
........
うるせー
死んどけ
出っ魂ー
ヌオオ
尾平を
助けろォ
...
うっ
オラァっ
キングダムの
尾平
オラッ
尾平
オラァッ
第480話「尾平
やめてくれ
もう
ゴッ
尾平が
死んじまう
ゴッ
ビクン
ゴッ
死ね出っ歯
ゴス
だから
殺すんだよ
いきなり
殴ってきやがって
このアホ
その辺に
しとけよ
?
那貴...
チッ
放せや
那賈...
那貴一家
オ
オイ
てめェには
関係ねェだろが
......
関係あるよ
俺が声掛けして
そいつを桓騎軍に
送ったんだから
知るか
すっこんでろ
俺は雷土一家の
岩迅様だぞ
キングダムの
雷土一家に
ケンカ売ったら
てめェんとこ
みてェな
小っせェ組は
一撃...
えっ
......
殺...
まっマジかてめェ
那貴っ
那貴ィっ
勘違いするな
一家をバカにした
こいつが悪い
ケンカ売る気なら
さっさとお前ら
全員殺ってるよ
まー
売ってほしいなら
久しぶりに
暴れても
いいけどな
分かってるだろうが
俺がキレたら
電土よりおっかねェぞ
今のうちに
消えろ
...
くそっ
おぼえてろ
那貫
くそかの
重ェこいつ
さて
尾平
しっかりしろ
.......
尾平
.....
軽率だった
......
一筋縄では
いかないと
思ってたけど
桓騎を少し
甘く見ていた
...
おかげで危うく
お前が死ぬ所
だった...
フッ
尾平が乱入してきて
結果的に命拾い
したな
......
ところでさっき
尾平が帰ってきたって
悪いでたな
助けに行った
俺が殺られそうに
なって情けねェ
限りだ...
うん
瀕死の尾平を
那貴が運んで
来たんだ
瀕死?
うん
桓騎兵に
暴行されて
まだ意識が
戻ってない
そうか...
.....
......
今は
信がついてる
フッ
なんか
久々に...
どっと
疲れたな
羌漉
.....
うん
ジャラ
疲れた
う...
!?
いで
一体...
天幕?
いでで
!!
あっ
信!?
......
いって言うか
何で信が俺の横に
一番身近で支えなきゃ
いけねェ俺が...
あいつの
気持ちを
裏切っち
まったんだから
ってことは
ここは飛信隊ー
どうやって...
...
まだ殴り足んねェ
のかな...
そうかもな...
し...
俺な
実は昔戦地で
一般人の家に入って
盗み食いしたことがある
!?
憶えてねェか?
一回無茶して
隊が散り散りに
なって
皆が集まるまで
一週間以上
かかった
俺は一人で
深手を負って
何より食いもんが
なくてぶっ倒れ
そうだった
えっ
えっ!?
ちょうど三百人将に
なったくらいの頃
あっ
そんな状態で
茂みん中
さまよってたら
民家を見つけちまった
住人は慌てて
逃げたみてェでよ
作りかけた料理が
そのままになって
少し腐ってた
あがり込んで俺は
それを全部食った
意識は朦朧と
してたが
半分腐った
その食いもんが
とんでもなく
うまかったのを
憶えてる
そしたら
半年ぐらいして
また似たような
状況があった
住人は逃げ出してて
作った料理は
まだきれいな
もんだった
前と大きく違ったのは
俺が飢えで
ぶっ倒れる程じゃ
なかったとこだ
でもー
腹はすげェ
減ってたんで
また食った
そしたら
クソみてェな
味がした
それで
そん時
...つっても
クソ食ったことは
ねェけど...
でも
とにかく
ゲロ吐きそうなくらい
クソみてェな
味がした
あー
そうだよな。
って思った...
...うまく
しゃべれねェけど
ああ
...
言ってる意味
分かるか
尾平
ガキの頃
漂と
ああ
戦場で名を馳せる
将軍の話で
いつも盛り上がってた
天下の大将軍ってのが
どんだけ強ェのか
どんだけ
かっこいいのかって
将軍なんて
見たこともねェ
下僕のガキ二人が
毎晩あのボロ小屋で
寝落ちすんまで
大将軍は
あーだこーだと
ワーワーやってた
二人でしゃべってた
キラキラした
将軍像は
凌辱だの虐殺たのの
暗い部分には
一切触れてなかった
当然だよな
戦場も知らねェ
ガキ達の想像力なんて
そんなもんだ
.....
だけど俺はあの時
漂と一緒に夢見た
"天下の大将軍〟像を
色褪せさせる気は
全くねェ
もし桓騎みてェな
戦り方で勝ち続けて
大将軍になったとしても
凛は絶ってェ
喜ばねェし
俺も何も
嬉しくねェ
ガキみてェなこと
言ってるのは
十分分かってる
それでお前達まで
青臭ェって
ハカにされてるのも
色々
我慢させち
まってるのも
分かってる
でもそこは
譲りたくない
ガキ二人で
胸高鳴らせた
誰より強くて
かっこいい
天下の大将軍に...
俺は本気で
そういう将軍に
なりたいと思ってる
そして
飛信隊も
そういう隊で
ありたいと思ってる
...?...
悪いな
一つも悪かねェよ
バカヤロォ
俺のわがままに
皆つき合わせち
まって
うぐう~
ばっバカのくせに
変な気回してんじゃ
ねェよ
みんな好きで
お前のわがままに
つき合ってんだ
全部分かってて
お前について
きてんだ
お前と
一緒に
戦いてェ
って
それにしん
信
実際のところ
我慢なんてねェぞ...
桓騎軍に入ってて
分かったんだ
飛信隊と桓騎軍の
決定的な違いに!
桓騎軍と
違って
?
飛信隊は
渇いてねェんだ
心が
渇いてねぇから
略奪も凌辱も
必要ねェんだ
そんなこと
やんなくても
飛信隊は
どこの隊よりも
心が潤ってんだ
俺達はっ...
信..
お前と一緒に
戦ってるから
俺達はっ...
うっ
もう一度..
もう一度
飛信隊に
入れてくれよ..
反省してるから
もう一度..
当たり前だ
一番の
にぎやかしの
お前がいねェと...
隊が始まらねェ
じゃねェか
ふぐっ
ふぐぅぅ
黒羊五日目は
中央丘を占拠し
砦化を進める
趙軍に対し
柔軍は...
内輪もめで
半日を費やして
しまった
ーだが
驚くべきことに
...
ザム
完成か?
.....そうだな...
オエッ
この五日目の残りの半日で
黒羊戦は終結を迎えるので
ある
オエエッ
よし
じゃあ
始めるか
ニィ
第481話、苛烈な贈物
...
...
キングダムの
ー以上か
...
お頭がお前達に
伝えるー
最後の命令だ
......?
よいな
心してかかれよ?
ちょっと待て
オッサン
本当に桓騎が
言ったのか?
お前達の
役割か?
違う
そっち
じゃねェ
そうだ
...
本当に桓騎は
今日で戦が終わるって
言ったのか?
ああ
確かに
そう言った
...ファッシュ?
...
キングダムの
!
...
......
紀彗様ァっ
?
いっ急いで
麓まで
来て下さい
ドガラ
急いでっ...
敵襲か!?
苦戦してんのなら
俺が行くぞ
瀧!?
てっ
敵襲では
ありません
あっ
あれは...
あれを
何と言っていいのか!!
!?
か...相談から
伝文も
伝文!?
桓騎から!?
その伝文には
あれは
キングダムの
あれは...
紀彗様への
贈り物だと
贈り物ー
...
とっとにかく
急いで下へっ
!?
金モ
しばし本陣を
頼む...
桓騎からの
!?
オイ
砦の外まで
出て行くのか!?
大丈夫です
一帯に桓騎兵は
いません
チッ
一体何だってんだ
...そうか
こちらの隣も
今下に広く
配置してます
...
それでも、
...
青公
はぁはぁぁぁっ、はぁっ
...
あの
青公じィが
ご城主...
こちら
てす......
怯えてる...?
キングダムの
?
!?
?
な
何だ
こりゃ...
...
ガキ共
まで...
もはや
人の所業
ではない
ガ...
鬼畜桓騎めがァ
あえて
捕えた兵ではなく
人ではない
こんな...
オエ
わざわざ
黒羊の民を集めて
この姿に...
桓騎がこの私に
見せるために
あえて
民を...
!!
ご城主...
恐れながら
これの下に
桓騎からの
伝文が...
.....
ハ...
そのまま
読め
は...
敬愛なる
名将紀彗殿へ...
副将ながら
獅子奮迅の活躍
お見事
“その紀彗殿を
称えて。
”この
骸の巨像を
贈る......
”じっくりと
見て...
いいか紀事...
これ以上の...
。目に
焼きつけろ。
.....うっ
...
青公じィ
こっ...
”これ以上の”っ...
これ以上の惨劇を
お前の離眼城で起こして
やる故楽しみにしている。と!!
なっ
何だと
ガンガン
ガンガン
!?
急報
急報ーーっ!!
ドガガガ
どうしたっ
離眼城の方へ
向かっています!!
かっ桓騎軍が
移動し始めました
あれは...
東南へっ...
何だとォ!?
...
フッ
どうするよ〈紀彗〉
キングダムの〈完〉
城王...
作_原泰久
うっ
売ってて頂いております。
星を選んで頂けたようです。本当にありがとうございます。
作者あとがき、こんにちは何です
作者みとかも、こんにちは、原くれ。この度はありがとうございます。ご購読みがどこでいますので、お客様にお願いはするのでは
こんにちは。例でも、この度はあなたが無事無料でも少し続きます。どうしてご購読みかかっていますね。私、宜しくお願いします...
さて、今年2014年の7月31日に開催して頂きました。連載のこの期間で、お客様のご主身で何度もございませんでしたでしょうか。ですが、大きさが
さて今年40年の7月31日からお前達にて戻された、連載でややりの成功、実際にいい展覧会を作るように、★佐賀県にて「モンクス長」と「大起け状態」だったのですが、
何処に見えると、連載できていたのですが、本物の素晴らしい展覧会を作ってみました。これが、「何か」の問題を認めたいんだ。
それでも、
第一部屋さんがどうかわからずの道の道を目指し続けていたのですが、今回の時間がかかったのだけど、
その中から気持ちは、中に飛び飛鳥屋と思っております。その時の後もしっかりからお姉ちゃんの全国でいつ刺激しかろーとつって、毎日のように全場入りして
だってか...うぅ。その時は、鈴さんとお話しできたうちーうえもしっかりだからなんて思っております。
今回のおまけでこのは本旅にどうしても、あっとめきかろうだ。
□レギュラースタッフ、箱石達,梶山昊頌上村恵一朗_毛利茅夏
□準レギュラースタッフ・佐藤優次、柊木新□ヘルプ北原涼子・銀治慶介岡元利恵_編集私機価優
サイドストーリーも描きました。
イリストーーって聞こうとした。現気系の方には事前に実践のが、宜しくお扱いけれる
おまけマンガ
なお!
こんな田舎の
軍略大会で
あなたが負けるとは
予想外ですね
すみません
李牧殿の弟子と
名を出して出場して
決勝で惨敗を...
おや?
惨敗?
はい
不可思議な
待ち、を使う奴で
何をやっても強烈な
返し。でことごとく...
これが
最後の盤面
ですか?
はい
.....
...
この相手は
今どこに?
子供?
へ?
たしかすぐそこの
武具屋に住み込みで
働いてるガキだって
誰かに聞きました
これをうったのは
子供なのですか?
はい
全く無表情の
気持ちわりー
ガキでした
あいつを
連れて行く?
物好きだな
貴族の旦那
あんな奴
買っても何の
役にも立たねェぞ?
だが安くはねェな
奴は働かねェが
頭路大会で
金をかせぐんだ
これで
ジャラ
うお
それで
彼はどこに?
さっきから
あそこに
言っとくがあいつは
口が利けねェぜ?
賊徒に村やられて
目の前で親が
殺されたとかで
...
村で生き残ったのは
数人だったらしい
名前は...
くもが
友達ですか?
私と
旅に出ましょう
慶舎
カバーデザイン
岩崎修(POCKET
YuC
DIGITAL
Shutessは、YouTubeTumerConks
キングダム
44巻
原泰久
©原泰久2016.20l6
初版発行
デジタル版発行-2016年
2016年
発行所・集英社
http://wwwstilessharco.
この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです
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