★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ★この作品はフィクションです。実在の人物は団体、事件などにはいっきい関係ありません。 これからのアプリではそうだな。そういうそうだな。そういうのはそうだな。でも、 そんなある日、森国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として犠牲となった親友 は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。 漂の遺言に導かれ、目は少年王・嬴政と行動を共に、し、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上がり、嬴政は中華統一を果たすという壮大な夢の実現の、一歩踏み出したのだった。 その後、秦軍に従事した信は数々の武功を挙げ、信率いる飛信隊も戦場でその存在感を示した。そんな中、魏との国境・著雍での激戦に招集された飛信隊は魏火〈龍と呼ばれる大将軍らを撃退。この武功が認められ、遂に信は五千人将へと昇格、将軍まであと一歩の地位まで辿 り施いた。一方の瀛政も呂不葬との長きに亘る政権争いに勝利。無事、真の大王となる。そして、信と最政は初めて中華統一に打って出るのであった...その大事な初戦、飛信隊は国騎報いる本軍に合流し、趙との大戦に加わる。様々な計略が渦巻く黒羊丘の戦いは混沌の地蝸と化す中、遂に飛信隊が破総大将慶舎の目前まで迫る...!! そういうことですが、そういうことですが、そういうことですが、 前娘立を済めた睡眠の大人達のほとんどを強制で見されてしまったのじゃよ 苦しいんなら俺の背を見て戦え そういうことですね。そういうことですね。それにしても、このそういうことで、 奏軍五千人部隊|飛信隊 そういうことはないですが、そういうことですから、そうだな。そういうことで、そういうことはないので、 素国の若き王。中華の統一を目指す。 天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊,飛信人隊の隊長。 山の民で信の元・同居人、飛信隊の軍師となる。暗殺集団・蚩尤の末裔。 同胞の仇を討ち、飛信隊に帰還した。 そうだなぁ。でも、そういうことですが、そうだな。そういうのはそれにしても、この 民に愛される離眼城の主にして将軍。慶舎の副将を担う。 沈黙の狩人」の異名を持つ本能型の武将。趙軍の総大将。 怪力の持ち主で紀基軍の副官。 知路に優れた紀彗の右腕 それはそういうことですが、そういうことですから、そういうことですから、そういうことですから、 自身も軍を率いる相騎軍]副官 元は冷徹な大野盗団の首領。此度の戦の総大将。 桓騎軍最強の武力ゼノウー家の長。 奇策を操る桓騎軍の参謀 士気だけでこの戦力差がどうこうなると思っているのが!! 説明できねェ〝力が湧いてくんだよ 慶谷様を助けに行くぞっ 宜しいのですか飛信隊信の首は標的のはず 立て直しが遅くなるかやむをえぬ 我らが降りて行って直接手を下してもよいが 周囲の隊をここへ集めれば問題ないでしょう ここは我が軍のど真ン中 恐らく私も無傷ではすむまい 一人とて逃げられはしませぬ 突破する前に動かれた... 本当は考えるヒマもなく突破して討たなくちゃいけなかった 退路を断つ戦力なんて用意はない やっぱムリッスよ那貴さん 俺達はスリ抜け専門だから 中で感じるのは大分違うな 別にあんたの落度ってわけでもない 周囲の想像以上に飛信隊とその隊長信は強い 隊長信が慶舎様の下にっ... この女を何とかせねば... 何だ今の一撃はっ... あんなヒョロい体してんのに... どうしてあの信を吹き飛ばせる!? 俺らが新六将の席を狙ってるように 趙で三大天の席を狙ってるお前の刃が 無表情決め込んでやがるがやっぱ熱いもん持ってやがる あの合従軍の時でも実際、趙軍の将は慶舎だった 今の超軍を見渡しても五本の指に入るし 三人目の三大天に最も近いというのもうなずける... それを今この場で討ち取れるとしたら これ以上ない超国にとっては打撃だし 併せてこの軍略の要地「黒羊」を取ることにつながればっ... 右から敵の援軍が来る! 新手がもう目の前だァっ さすがにあれが来たら一溜まりもない... この男のことはずっと前から!!見ている... この男は、想定していたよりも: いつの間にこれ程の成長を 恩を返しきれなかった... 趙軍総大将慶舎の首飛信隊信が討ち取ったぞオ あんま喜んでる場合じゃねェぞ 展合様が討たれたのか!? 落馬してる奴を置いて行くなっ とにかく楽兵を逃がすなっ!! 何してる信さっさと行くぞっ お前が恐れるようなことは離眼では起こさせない てめぇらここで皆殺しだっ 逃げる力くらい残しとけよ 生きて戻れると思うなよ 樹海の視界の悪さは逃げる飛信隊に大きく味方した まく手立てはいくらでもある そこから慶舎軍によるすさまじい追撃が始まったか 正に電光石火の一撃であった 奇襲が起きた場所も丘の裏側だったため 奇襲が起きた場所も丘の裏側だったため 慶舎討ち死にのこの事実に桓騎を始めまだ誰も気付いていなかった 最初に伝わったのはやはり趙軍側の将 丘左側の将紀彗であった 詳しいことはまだ分かりませんがとにかく間違いなく慶舎様が... 今すぐ頂上に来るように金毛に伝えに行けっ!! まだ...終わらせぬぞこの戦は!! ヌオオォオよくも劉冬をオオオォオ その怒りを全て桓騎軍にぶつけてやれ!! 頂上で金毛と話をつけてくる! 終わってしまった... 分かっている...舌は... こうなっては被害を最小限に... 殿は責任をもって金毛軍が請け負う故... 退却はせぬ!!ここから立て直すのだ金毛!! な...何を言っているのだ 総大将慶舎様が討たれたのだそ!! だがまだ誰にも気付かれてはいない!! 幸か不幸か慶舎様は誰も...見ていない丘の裏側で討たれた 討った飛信隊はさらにその裏の樹海地を逃走中で敵側から慶舎様の死が伝わることも今はない 混乱させぬよう超軍内にも広めていないためこのまま互いが黙っていれば... ま..まさか貴様... 慶舎様の死を隠したまま私とお前で そんなことができるわけが.. この数日の戦いで黒羊の難しさと なぜ案がわざわざこの地を攻めて来たか分かったであろう この黒羊は城こそないが五丘と樹海全てが天然の要塞 ここを案に奪われ本格的に軍の前線基地を築かれれば趙軍は奪還はおろか敵兵数すら把握できぬ程の... 結果、趙は国境を大きく内に下げさるを得ず、そこにいた超人は土地を追われ皆離民となるのだ 黒羊はそうさせぬための戦いなのだ 慶舎様と桓騎二人だけの戦いではない 慶舎様討ち死にの苦しみは深く分かるが、 逆に今こそその総大将「慶舎の副官としての責務を果たすのだ 兵数はまだこちらが多い このまま私と共に戦ってくれ 戦いを続ければ慶舎様の仇を討つ機会も出てくるやも... 長年忠義を尽くした慶舎様は 我々には趙の将としての大いなる責務がある! 意地でも黒羊を素に渡さぬようこの金毛あえて主の死をふせて戦おうではないか! 「続けることは戦局的に問題ない なぜならこの複雑な黒羊戦でも大局をつかむのは結局のところー この中央丘をどちらが制圧するかの一点だからだ ーーー左は馬呈に任せられる 相対す女将の位置はすでに捕捉してある 敵将摩論の力は拮抗している そこに私の隊が介入する 練兵に練兵を重ねた私の精鋭騎兵は 絶壁をものともせず、駆け降りる! 私が摩論軍に揺らぎを作る それを利用して全力で攻め込んで来い金毛 鋒矢の陣で刺し通せエッ 慶舎様の死が知れ渡る前に この丘を趙軍のものに!! 慶舎はもうどうでもいい この戦いの本当の敵は別の奴だ !?左にいた砂鬼をお頭がわざわざ右に呼んだ...!? 何で砂鬼をここに... フッ野暮なこと聞くな僕玉 こいつらの死臭相変わらずたまんねェ 砂鬼がやることと言ったら一つ 本当にお顔がそう言ったのか!? 今ちょっと手が放せないのですが何でしょうか? 丘を趙軍に明け渡せとのことです!! せっかくいい親いってたのに しっかり占拠されちまった... 何でお頭は急に丘から撤退しろなんてっ... ささすがに今回は悪フザケが過ぎんじゃないのかお頭は... こんなにあっさりと明け渡しちまうなんて... この丘取るために命がけで戦ってたこの四日は一体何だったんだよ!! いつも以上にしかめっ面だな 今日の丘撤退がどうしても納得できないと 雷士さんが凄んでますので理由を教えてあげて頂けませんか? やっぱ俺に正面から文句たれんのはお前くらいだな お頭のことは信じちゃいる 俺達は丘取り合戦と思って戦ってた その方針が変わったってんなら教えてほしいだけだ 何か武将みてェな口ぶりだな 今もこの黒羊の勝敗は中央丘をどちらが取るかにかかってる だったらなぜ丘を明け渡したり... 長くやってるせいでお前ら最近考え方が重くに染まってきてねェか? 四の五の言わずに昔みてェに俺を信じろ 俺のやってることはいつも 完全勝利の結果につながっている 俺らが思いもしねェやり方で勝って その勝利の結末に向けて次は何をやるが決まっているのでしょうね?お頭 飛信隊と那貴はどうなってる 飛信隊は紀彗騎兵の急襲から行方知れずのまま 同行している那貴からも連絡がないので相当奥深くまで追われたか 久々に俺達らしいやり方で存分にやる 超軍でも発車でもない第二の人間がいやがる 丘を手放した桓騎に何か企みがあることは間違いない 間違いないがそれが何かは今のところ皆目見当もつかぬ たしかにここからの桓騎の動向は目が離せぬ この中央丘を手にした者が黒羊の勝者となることは間違いない そして夜を徹して我々はこの丘を砦化する 桓騎軍の夜襲の気配はない故 朝までに主たる登り口を全封鎖できる 奴が何を企んでいようと明日以降極騎軍に丘へは登らせぬ 独断で事を進めたことは悪かった岳嬰 慶舎様の死をすぐに知らせなかったお前らを殺しそうだ 戦を続けたことには感謝している 砦化がすんで奴らが退却しだしたら桓騎と信の接頭部を俺の槍で貫いてやる! 明日一日桓騎軍の攻めを受け止めて砦化を進められれば この中央丘は不落となり黒羊戦に勝利できる 全く予想しない景色から始まった 何だこりゃ...つかこんな所に集落があったのか... チッ一足運かったな何も残ってねーや 先に来た奴らが全部持ってっちまいやがった ひょっとして桓騎軍が... ここは趙軍の物資や何やの隠し場所だったんだ つまり趙軍の基地だったんだよ でも人の気配もないスね 黒羊の中にはいくつかあったのさ せっかくだからあんたにやるよ 宝石屋じゃかなりの上物だぜ うちそういうの禁止なんで だからせっかく今桓騎軍にいるからやるっつってんだよ 故郷で女が待ってんだろ? ぜってー喜ぶってこれメチャクチャ高ェ代物だぞ 黙ってりゃ誰にもバレねェよ このくらい褒美があってもバチ当たんねェよ 女喜ばしてェだろ尾平? これはいいことなんだ宝石も土くれにならずに喜ぶさ 夜通し走って敵をまいて... やっと元の所まで戻ってきたのに... 戦が終わってるどころか 丘が趣に取られてねェか!?あれ きっと慶舎の死が両軍に広まってない... 趙軍が隠して続行したんだ 敵に出くわすかも知んねェんだぞ 樹海の先に煙が立ってたような... 丘じゃない方を見てたら急にっ... こんな薄暗いうちから行くのかい 離眼の守り子持っていくのかい 傷もふさがっちゃいないよ 下の桓騎軍に大きな動きはありません 麓から二里離れた地に陣取り 攻め上がってくる気配はありません 全方位全く動く気配無しか... 丘の砦化を着々と進めるだけだ 引き続き下をしっかり見張れ 動くときは一気に来るぞ あれはどこに送ればいいんスか? こんな集落があったのか... 羌槐が昨夜集落で手当てしてもらったって言ってたのは 全部焼かれてんじゃねェかよ でも妙だな人の気配がねェ... ...死体とかも... 先に入った光痴殿もいない... 焼かれる前に住人全員逃げたのかも あー一歩樹海に入りゃ隠れられるしな 何をしてると聞いてんだクソ野郎共がァ!! どこの一家の者か知んねェけどそれに触んなよ ダメです信殿斬っては... あの乱銅の時とは違うっ... そうだね上にはあの植物がいる絶対ただではすまなくなる! ん?あいつら右翼にいたひとた飛信隊か? 離れろって言ってんだろが 離眼の守り子と同じくご利益がある 黒羊の紫水晶のお守りを作っといてやるよ 全部お頭の命令でやっただけだァっ!! お頭の命令でやったんだァっ やりやがったなてめえら 田有・去亥達は二人を追って 渕さん・沛浪はオレを手伝って 散ってる小隊を探してひとたい飛信隊を一か所に集めるんだ 集めたらいつでも戦闘になっていいよう臨戦隊形を組む! 桓騎軍とで戦争になるって言ってんだ!! ど田舎はたまにこうした骨董品をためこんでるからいい 敵に丘を奪われた挙句に 無関係の人間からもの取って 最初に言ったの忘れたのか? 全て勝つためにやると言ったぞ だったらどうしたバカが 英気を養ったとでも言いてェのかよてめェッ 趙に攻め込んで超人が死ぬ ちった骨のある奴かと思ったが、やっぱアホだなお前は 一応彼の下には五千の兵が 知るかよケンカ売ってきやがったのはこのアホだ てめーも弱者いたぶるのに加えてほしかったのか? だったら特別あの牢の中から二三人連れてっていいぞ 上玉だけ殺さずとっつかまえた ククもちろん俺らの使い回しだけどな そのクソ娘をさっさと親せっ 収拾つかねぇ状況になっちまったぞてめぇら 乱銅っつークソ千人将を斬った 落とした城をてめェらみてーに凌辱してたクソだ そいつも同じことを言った だがそれは戦争じゃねェ!! 侵攻がどういうもんか昔よりさらに分かってる 制圧した地での反乱に対する刃と 無力・無抵抗の人間に向ける刃は決して違う それが戦争だと言い切る奴は武将・兵士じゃなくただの略奪者だ そんな奴らがどれだけ強かろうと どれだけ勝ち続けようと 〝中華統一〟なんてできるわけがねェ!! ...!!???... お前が一番の悪党だと言ってんだよ うう...うううん。そんなことなのか? あの場を収拾できんのは多分お前くらいだ 為しとげりゃ戦がなくなる平和な世が来ると言いてェんだろ? 中華絨一ってのは強大な軍事力をもって敵国が抵抗できなくなるまでとことん殺しまくって その国の土地と人と物全部をぶん捕っちまうことだ それをやって平和な世界が来たって喜ぶのは 簡単じゃねェことは分かってる 誰が言い出したか知らねェがたまにいるんだよ 狂気じみた正義ふりかざしてしでかしちまうバカが この連中にそんな話をしても無駄だ 無意味な村焼きをやめさせるために来た 無意味と決めつけるなよ女 敵将慶舎の首は昨日とっくに信が討ち取ってしまったからな ...!?ラックスファン あんなことさってんぞてめェ 昨日趙軍の戦い方が変わったのはそれか 討った飛信隊を裏へ追いやったのをいいことに趙はそれを隠して戦を続けたんだ 敵は丘の砦化を進めてる 村焼きなんかやってる場合じゃない 今すぐ慶舎の死を両軍に知らしめて土気を反転させ 一気に丘攻めに出るべきだ 俺たちは村焼きを続行して黒羊中の人間を皆殺しにする 斬られないと思っているのかお前 俺を殺ってその後、飛信隊が皆殺しにあう覚悟だよな 見せてもらおうかその覚悟 相応の覚悟で来ているぞ私達は オイそこの大男の首を今すぐかき斬れ っししっかり押さえてろ やめろどっちともォ!! たしか那貴と入れ替わりで来ていた飛信隊兵士: ほら説明した通りの状況だ てめェら全員の命を救えるのはお前だけだしっかりやれよ か...勘違いって何だ尾平 焼かれた村は戦と無関係じゃない 敵の...超軍の息のかかった連中... 武器や兵糧の保管場所で... 素軍の動静を趙軍に教える物見の役割も... 一般人への凌辱とちょっと意味が違う 謝罪ですむと思ってんのか出っ歯 何で村がそうだと言い切れる 桓騎兵がそう言ったから 見たのか村人が趙軍だって言ったのを... み見てねェけど...桓騎軍は飛信隊と違ってきつい拷問してうまく聞き出すからって うまく聞き出すって何だよ じゃあ、お前は趙軍が関係してりゃ女や子供まで皆殺しにしていいって言ってんのか!? そんなことより早くここを収めないと みっ見たよ俺も行ったからでも 桓騎軍は森の中でマジで戦闘態勢に入ろうとしてんだ 飛信隊をマジで討つ準備をっ... そんなことじゃねェだろ 自分で何言ってるか分かってんのか お前ちょっと桓騎軍に入っただけで人が変わったのか!? 女目当てでそっち行ったってのも聞いたぞ おーこりゃ黒羊特産の紫水晶だ でもたしかこういうのは戦争じゃねェとかさっき誰か言ってなかったか? まさか死人からはぎ取ったのか...? そんなことするわけねェだろ かっ桓騎兵にもらったんだ 焼かれた村の人間のものだとは 二度と飛信隊に戻ってくるな 焼かれた村の人間のものだと考えなかったのか? 二度と飛信隊に戻ってくるな お前からも信に言ってくれ 何年飛信隊をやってるんだ 今まで..やってきたことは何だったんだ!! お前は同郷で...古参で一番長い人間のくせに... 全く飛信隊のことが分かってないじゃないか!! お前らもう行っていいぞ まだこっちの話は終わってねェぞ もう..全部終わったからこれ以上はねェんだよ これ以上村焼きをすんなって話だろ? だったら早くそう言えば 巴印さんにお願いして信の所へ行かせてもらおう ちゃんと俺達が説明すっから 本当に死人から盗ったわけじゃねェって この出っ歯どうすんだ!? もう飛信隊のもんじゃねェ てめェのとこで面倒見ろ なっ何言ってんだ尾平お前 ここまでどんな思いでついて来たと思ってんだ 弟の到は途中で本当に死んじまった そんだけやってずっと一緒に戦って来たのに どんだけ血と汗を流して だかが腕飾り一個とっただけでクビって何だよ むっ...村人のものだと思わなかったかって!? 村人全員どっかで殺されちまったのかもくれェまで思ったさ 信みてェにどでけェ夢もねェし 羌蒐みてェに特別な力もねェ そんな普通の奴が必死こいて背伸びして信にくっついてってんだ それがどんなことか分かってんのかよあの二人は たかが腕飾り一個のことで... 二人共ふつうの人間じゃねェし... すげェ必死に戦ってきたのに... ふざけんじゃねェぞっ... 飛信隊のことが一番分かってねェのはお前らの方じゃねェのかよ!! こんなクソ隊こっちから願い下げだっ もうウンザリだあのバカ信には やめてやるってんだバカヤロォ 聞いたかよ飛信隊の隊長がお頭の本陣に殴り込みに来た話 帰って東美ちゃんと結婚して畑でも耕して暮らすっ 村人から盗ったり殺したりすんなーっつって隊長信が怒鳴り込んで来たらよー おー何か盛り上がったらしーなー 隊員の一人が盗っててその信にぶっ飛ばされやがったんだ しっかし上もアホならついてってる下もアホだよな ククッ正にクソみてェな死に様じゃねェか ギャハハ犬死にならぬクソ死に! それで討ち死にでもした日にゃー でもやっぱり一番の問題は隊長の信だ 器”がアリみてェに小せェ! だから部下にも裏切られんだよ そんな小者の信があの場で何と言ったと思う? なんと〝中華統一〟だとよ! そういやもう一つあのアホガキの似たような話聞いたことあるな ギャハハ何だっけえーっとたしか“天下の” 〝天下の大将軍になるんだーだっけか? ぶち殺されんのはてめェらの方だ 信を笑う奴はただじゃおかねェぞ ててめェらクソ共に信の何が分かる... 器がでけェから盗みも犯しもやんねェんだバカヤロォ 人としての器がでけェから あいつのために死ぬことがパクソ死に”だと!? てめェらみてェに楽でクンみてェな道に流されたりしねェんだあいつは 信がそれくらいすげェ奴だからっ しっ信を死なせるもんかって... ふざけんな弟は立派に信を命がけで守った 信がきれいごと言ってんのは百も承知だ 色んな誘惑があんのも否定しねェ そんなこたみんな分かってる 分かってても関係ねェくらい信のことが好きなんだ みんなあいつと一緒に命かけて戦いてェんだ あいつのために戦いてェんだ うるせー死んどけ出っ魂ー いきなり殴ってきやがってこのアホ てめェには関係ねェだろが 俺が声掛けしてそいつを桓騎軍に送ったんだから 俺は雷土一家の岩迅様だぞ 雷土一家にケンカ売ったらてめェんとこみてェな小っせェ組は 一家をバカにしたこいつが悪い ケンカ売る気ならさっさとお前ら全員殺ってるよ 久しぶりに暴れてもいいけどな 分かってるだろうが俺がキレたら電土よりおっかねェぞ 一筋縄ではいかないと思ってたけど 桓騎を少し甘く見ていた おかげで危うくお前が死ぬ所だった... 尾平が乱入してきて結果的に命拾いしたな ところでさっき尾平が帰ってきたって悪いでたな 助けに行った俺が殺られそうになって情けねェ限りだ... 瀕死の尾平を那貴が運んで来たんだ 桓騎兵に暴行されてまだ意識が戻ってない 一番身近で支えなきゃいけねェ俺が... あいつの気持ちを裏切っちまったんだから ってことはここは飛信隊ー まだ殴り足んねェのかな... 実は昔戦地で一般人の家に入って盗み食いしたことがある 一回無茶して隊が散り散りになって 皆が集まるまで一週間以上かかった 俺は一人で深手を負って何より食いもんがなくてぶっ倒れそうだった ちょうど三百人将になったくらいの頃 そんな状態で茂みん中さまよってたら民家を見つけちまった 住人は慌てて逃げたみてェでよ 作りかけた料理がそのままになって少し腐ってた あがり込んで俺はそれを全部食った 半分腐ったその食いもんが とんでもなくうまかったのを憶えてる そしたら半年ぐらいしてまた似たような状況があった 住人は逃げ出してて作った料理はまだきれいなもんだった 前と大きく違ったのは俺が飢えでぶっ倒れる程じゃなかったとこだ でもー腹はすげェ減ってたんでまた食った そしたらクソみてェな味がした ...つってもクソ食ったことはねェけど... とにかくゲロ吐きそうなくらいクソみてェな味がした あーそうだよな。って思った... ...うまくしゃべれねェけど 戦場で名を馳せる将軍の話でいつも盛り上がってた 天下の大将軍ってのがどんだけ強ェのかどんだけかっこいいのかって 将軍なんて見たこともねェ下僕のガキ二人が毎晩あのボロ小屋で寝落ちすんまで 大将軍はあーだこーだとワーワーやってた 二人でしゃべってたキラキラした将軍像は 凌辱だの虐殺たのの暗い部分には一切触れてなかった 当然だよな戦場も知らねェガキ達の想像力なんてそんなもんだ だけど俺はあの時漂と一緒に夢見た"天下の大将軍〟像を色褪せさせる気は全くねェ もし桓騎みてェな戦り方で勝ち続けて大将軍になったとしても 凛は絶ってェ喜ばねェし ガキみてェなこと言ってるのは十分分かってる それでお前達まで青臭ェってハカにされてるのも 色々我慢させちまってるのも分かってる でもそこは譲りたくない ガキ二人で胸高鳴らせた誰より強くてかっこいい天下の大将軍に... 俺は本気でそういう将軍になりたいと思ってる 飛信隊もそういう隊でありたいと思ってる 一つも悪かねェよバカヤロォ 俺のわがままに皆つき合わせちまって ばっバカのくせに変な気回してんじゃねェよ みんな好きでお前のわがままにつき合ってんだ 全部分かっててお前についてきてんだ 実際のところ我慢なんてねェぞ... 桓騎軍に入ってて分かったんだ 飛信隊と桓騎軍の決定的な違いに! 心が渇いてねぇから略奪も凌辱も必要ねェんだ そんなことやんなくても 飛信隊はどこの隊よりも心が潤ってんだ お前と一緒に戦ってるから俺達はっ... もう一度飛信隊に入れてくれよ.. 一番のにぎやかしのお前がいねェと... 隊が始まらねェじゃねェか 中央丘を占拠し砦化を進める趙軍に対し 柔軍は...内輪もめで半日を費やしてしまった この五日目の残りの半日で黒羊戦は終結を迎えるのである お頭がお前達に伝えるー 本当に桓騎が言ったのか? 本当に桓騎は今日で戦が終わるって言ったのか? いっ急いで麓まで来て下さい 苦戦してんのなら俺が行くぞ てっ敵襲ではありません あれを何と言っていいのか!! とっとにかく急いで下へっ しばし本陣を頼む... オイ砦の外まで出て行くのか!? 大丈夫です一帯に桓騎兵はいません こちらの隣も今下に広く配置してます はぁはぁぁぁっ、はぁっ もはや人の所業ではない あえて捕えた兵ではなく わざわざ黒羊の民を集めてこの姿に... 桓騎がこの私に見せるために 恐れながらこれの下に桓騎からの伝文が... 敬愛なる名将紀彗殿へ... 副将ながら獅子奮迅の活躍お見事 “その紀彗殿を称えて。 ”じっくりと見て... ”これ以上の”っ... これ以上の惨劇をお前の離眼城で起こしてやる故楽しみにしている。と!! 離眼城の方へ向かっています!! かっ桓騎軍が移動し始めました 売ってて頂いております。 星を選んで頂けたようです。本当にありがとうございます。 その中から気持ちは、中に飛び飛鳥屋と思っております。その時の後もしっかりからお姉ちゃんの全国でいつ刺激しかろーとつって、毎日のように全場入りしてだってか...うぅ。その時は、鈴さんとお話しできたうちーうえもしっかりだからなんて思っております。 今回のおまけでこのは本旅にどうしても、あっとめきかろうだ。 □レギュラースタッフ、箱石達,梶山昊頌上村恵一朗_毛利茅夏□準レギュラースタッフ・佐藤優次、柊木新□ヘルプ北原涼子・銀治慶介岡元利恵_編集私機価優 サイドストーリーも描きました。 イリストーーって聞こうとした。現気系の方には事前に実践のが、宜しくお扱いけれる こんな田舎の軍略大会であなたが負けるとは予想外ですね すみません李牧殿の弟子と名を出して出場して決勝で惨敗を... 不可思議な待ち、を使う奴で何をやっても強烈な返し。でことごとく... これが最後の盤面ですか? たしかすぐそこの武具屋に住み込みで働いてるガキだって誰かに聞きました これをうったのは子供なのですか? はい全く無表情の気持ちわりーガキでした あんな奴買っても何の役にも立たねェぞ? だが安くはねェな奴は働かねェが頭路大会で金をかせぐんだ 言っとくがあいつは口が利けねェぜ? 賊徒に村やられて目の前で親が殺されたとかで 村で生き残ったのは数人だったらしい この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず無断で複製、改竄、公衆送信(インタ一ネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられています。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除して行うことはできません。