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原泰
«泰ノ
YJC
DIGITAL
NOUNGJUMPCOMICS
...で叫びかる!!
SHUEISHA
原表
また、
...でmichDend.
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
...
>KINGDOM
46
..
え、ええ
目次
それぞれの日和
豪恬の桜せ
誤敗の後ふけ
文官連の戦い
あなた達の親と結婚相人工会の時、家王の記憶話、教えのお問い合わせの可能性の問題は
あれやらはちょっとしたら、1986年生87年1871488年4895年490
第第16回第18話第19話第45話第86話第37話第68条第48時第43号第40話第940語第491話第十八条第11話
第18回目、前回という
そういうことはありませんが...ありがとうございますよね。その前には、その時にはそうだなんだけどないのか
秦の障壁
137155175
これは63819911.
★この作品はフィクションです。Fure.
実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
そうだなぁ。でも、そうだな。そういうことはそういうことで、そうだなぁ。それは、
前巻までのあらすじ
時は紀元前。500年の大戦争時代にある中華西方の国素、奴隷同然の生活を送る少年、信
は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。
そんなある日、森国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として戦性となった親友
源の遺言に導かれ、信は少年王原政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上が
り、嬴政は中華統一を果たすという仕大な夢の実現へ一歩踏み出したのだった。
そういうことですから、そういうことですから、そういうことですから、
その後、秦軍に従事した信は数々の武功を挙げ、信率いる飛信隊も
戦場でその存在感を示し、た。そんな中、魏との国境・著雍での激戦に
招集された飛信隊!は魏火龍と呼ばれる大将軍らを撃退。
この武功が認められ、遂に信は五千人将へ昇格、将軍まであと一歩
の地位まで辿り着いた。一方の原因も呂不韋との長きに亘る政権争
いに勝利し、無事、真の大王となる。そして、信と鳳政は初めて中華統
一に打って出るのであった..!!その大事な初戦、飛信隊は極騎率い
それって古いところに、る本国に合流し、超との大戦に加納して、家に肩は敵が一括査定をここへ来るのは...Amazonである。様々な計略が渦巻く黒毛丘の製品・報告は終わり期限を考え
戦いで、遂に信は敵総大将痩舎を撃破、超軍は総大将の戦死をあえ、
お申ご入で無添福ちゃん間より残しておっといい天下の大切者だ...
でもよーし渡られーなん
なりたいと思ってる
はを期間に...
とのことです!!
開たとォ!?
て隠匿し、戦況を覆すべく中央丘を不落の砦と化す。そんな中、桓騎
はこの大戦に終止符を打つ最後の命令を各隊に「告げたのだった...。
全兵
丘より緻退!!
!!
魔力はの死を隠したまま
読手戦を続けるのだ!
何だとォ!?
そんなことだけど、
離眼城の方へ
向かっています!!
“凶”とーーー...
そういうことですね。そういうことですね。それではなんですねそうだな。そういうのは
桑軍五千人部隊|飛信隊
嬴政ぃぃ
素国の若き王。中華の統一を目指す。
天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊・飛信
隊の隊長。
そういうことですから、そういうことになっていたそういうことですが、ここではそういうことですから、
河了貂かなってん
山の民で信の元・同居人、飛信隊の軍師となる。暗殺集団・蚩尤の末裔。
同胞の仇を討ち、飛信隊に帰還した。
合源、きょうかい
ちょう
越国
そういうわけではなく、そうだな。それは、そうだなぁ。でも、そういうわけではなく、
民に愛される離眼城の主にし
て将軍、慶舎の副将を担う。
慶舎...
沈黙の狩人」の異名を持つ本能型の
武将。美白のの総大将。信に討たれ戦死
場量はてい
怪力の持ち主で紀基軍の副官が
劉冬ㇼゅぅとう
知路に優れた紀彗の右腕
完演に討たれ戦死
そういうことになっていたそれではないのですが、どうしてもそういうことになっていたのはそういうことになっても、
秦圉
黒手丘の
雷土らいと
自身も軍を率いる相騎軍副官。
桓騎軍唯一の女性副官
黒桜こくぉう
元は冷徹な大野盗団の首領。此度の
んは...はは戦の総大将。
ゼノウ
桓騎軍最強の武力ゼノウ|家
の長。
雪前まろん
奇策を操る桓騎軍の参謀
...
...
第482話
話|離眼と趙国
丘を捨てるだとっ!?
いっ
言っている意味が
分かっているのか
紀彗
この丘の占拠が
戦の勝利だ
ここまできて
自らそれを
捨てると言うのか
私は助けに
行かねばならんのだ
離眼を
紀彗...
紀彗...
...
冷静になれ
戦略的に
桓騎軍が
離眼城を落とす
意味はない
飛び地の離眼を
奪っても
趙軍に包囲され
減するだけだ
...
明らかにあれは
お前を誘い出す
罠だ
紀彗軍が去った後
この丘を
攻め上がる兵が
必ずどこかに隠して
ある
んなことは当然
城主も分かってる
それでも
追わねェと
桓騎の
ヤロオは
必ず聴いせに
離眠を血の海にする
黒羊の民より
ひでェ方法でな
奴らは人間
ではない
そなたらも
下に行って
見て来い
今
こうしている間にも
桓騎は進軍して
います
早く追いましょう
紀彗様
紀彗...
三日...
いやせめて
二日待て
紀彗
無理だ
金毛...
砦が完成すれば
慶舎軍だけで
丘を守れる
今の離眼は
桓騎軍を相手に
半日ともため
いい加減に
しろ
ここまできて
戦の放棄など
この俺が許さぬ
そんな身勝手が
通じるとでも
思っているのか
貴様ら
どうしても行くと
言うのなら
殺してでも貴様を
ここに留めるまでだ
紀彗
ガッ
ほう
申したな...
下郎っ
止めろ
岳嬰
その前に
俺がてめェを
ぶっ殺す
もしこの場で
紀彗を殺せば
全離眼兵は
決死隊となって
我らに襲いかかる
それが今の
趙軍の前にある
道の中で
最悪の愚道であると
気付かぬと言うなら、
お前は歩兵から
やり直してこい
岳嬰
金毛様...
今
我々はこの戦いの
〝勝ち〟か〝負け〟の
どちらを選ぶかという
究極の選択を
突きつけられている
のだ
...
あのっ...
桓騎から
フフフランスファスティ
...
そして
その決断を
下すのは
無論
軍の大将...
今の超重で
実質的総大将である
紀彗だ!
...
金毛
貰様っ
金毛...
だが最後に
中央の武将として
離眼城城主紀彗に
言っておくことがある
?
我々慶舎軍は
離眼のためでは
なく
...
超国を守るために
黒羊に戦いに来た
のだ
黒羊を失えば
ここを拠点に
周囲一帯が
素軍の侵略を
受けるだろう
離眼はその中の
一城にすぎず
そして一帯全てが
案の領土と化した時
言うまでもなく
そこからさらに
実際そうなった時
どれ程の趙人の血が
流れるか命が失われるが、
予測すら立たぬ
幅広く奥深くまで
次の侵略を受ける
そうさせぬための
黒羊戦だったのだ!!
それを防ぐために
皆は戦い血を流し
その大義の
ために
死んだのだ
離眼一城を救いに
行くというのなら
離眼一城のために
趙国西部一帯が
失われるやも
知れぬのだ
その全てが...
無に帰すことに
なる
それ程...
それほど重い選択なのだ
それほど重い
選択なのだ
紀彗
よく考えて
決断しろ
よく考えて決断しろ
...!!!
城主...
......
私は:
プチ
キングダムの
離眼城
どう?
お父
おー
よくできてる
じゃないか
佳徳
「紀彗様達が無事に
戻って来られるように
みんなでたくさん
作ってるんだよ
おー
そうか
そうか
!
お
おい
あれっ...
あっ
なっ...
!!
ぐっ
軍だッ
バッ
馬鹿な
紀彗様から...
思羊から
何か連絡は
あったか!?
じっじゃあ
この事はっ...
何もない
黒羊からは
二日前から
何もっ...
鐘を
鳴らせェツ
ガンカンガン
ガンガン
ガンガン
もっ
もの凄い数の
男は全員
城壁の上に
登らせろォッ
女子供を
地下道へ
た
だが
この数じゃ
戦に...
......
カンカンガンかン
...
敵襲!!
!?
敵襲だ
!?
皆
地下に
入れ
ひっ
ガン
桓騎だっ
ひいっ
桓騎が
来たぞォッ
キャア
バカな
黒羊が
抜かれたのか
ガンガン
ガンガン
では紀彗様達は
キャー
...まっ
負けたのか
紀彗様が
わ、
いいから
早く地下へ
紀彗様
ガンガン
ガンガン
桓騎軍はもう
目の前まで
来てるぞ
何してる佳徳
早く下に行け
ほァさんと地下に
ガンガン
ガンガン
ガンガンか
え?
......
ガンガン
ガンガン
紀彗様ァっ!
紀彗様
よくぞ
ご帰還をっ
......
備侯
家宰達を
集めよ
?
帰還ということは
見事桓騎軍を
返り討ちにっ...
紀彗様
羅眼を
離れる宇宙を
せねばならぬ...
!?
第48話勝敗の夜ぶけ
カサ
キングダムの
ガサ
時は黒羊戦
五日目の午後に
遡るー
.....
桓騎のヤロォは
マジで俺らだけで
この丘取れって
言ってんのかよ
...
飛信隊だけじゃない
伝者の話じゃ
他にも桓騎兵が
伏せてある
それもそんな
すげェ数じゃ
ねェだろ
桓騎軍は大半が
黒羊を離れ
やがった
大体
丘を占拠しちまった
超軍がわざわざ
その桓騎軍を追って
丘から降りるって
読みが
大間違いじゃ
ねェのか!?
その通り
信殿
ふつうに考えりゃ
そんなバカなマネ...
!?
あっ
あれはっ...
第45話「勝敗の夜ふけ
まっ
マジか
奴らっ...
何で..
信殿!
選軍が丘を
降りて行く!!
なっ
...
お前が恐れるような
ことは離眼では
起こさせない
......?
.....
ーこの時
丘を占拠していた
趙軍のおよそ
半分を占める
紀彗軍が下へ降り
丘を後にした
相続の背を
捉える!
飛ばすぞ!!
ハハッ
一方
金毛・岳嬰率いる
賢吉軍は丘に留まり
徹底抗戦の構えを
示した
ドン
オラァ
それに対し
樹海内に伏していた
桓騎兵が続々と
丘に攻め上がった
ピン
ピン
しゃあ
っ...
序盤砦化された箇所を
使い趙軍が大いに
桓騎兵を返り討った
死ね
クズ共が
ーが
ギャア
最終的には
!?
砦を突破した
ゼノウー家と
ぶっ
飛信隊の前に
敗れ去った
ルアア
退けェ
こっちもだ
隊長
.....
奴ら続々と
丘から
降りていってるぞ
信殿
これは...
來軍の...
ああ
岳嬰
行くぞ!
先に行け
後から
迫う
...ならん
ここで死ねば
負け犬で
終わるだけだぞ
慶舎様の仇を
討つためにも
生きろ...
無念だが
...ここまでだ...
黒羊から
撤退する...!!
五日目夕刻
黒羊より趙軍
全軍撤退
よって黒羊戦
秦軍の
完全勝利である
――一方桓騎は
紀彗軍が
丘を降りて
追って来たことを
確認すると
十分引きつけて
そこから戦わずに
分散し四方へ
逃走した
紀彗軍は分裂した
いくつかの桓騎軍の
小隊を討ち
そして桓騎は
再び黒羊へ
戻り
うんおん
離眼
すでに桓騎軍が
占領した
そのまま
離眼城へ
入った
中央丘
中央丘に
ゆっくりと
登頂したので
ある
お頭ー♡
ギャハハハ
す
すげェ
盛り上がり:
......
いい機会だ
ここで
大人の戦いを
覚えていけ
キングダムの
飛信隊
......
桓騎!
キャハハハ
カッハハハ
圧倒的
勝利!?
キャー
ワハハハ
チッ
またどっかから
女連れてきて
やがる...
?
!!
那貴達にも少し
手伝ってもらって
戦の全容が
大分見えてきた
そしたら
桓騎の
とんでもなさが
浮き彫りと
なった...
あれか少し...
!?
桓騎の
とんでもなさ?
黒羊戦四日目に
あたる昨日
飛信隊が慶舎を
討とうとしていた
頃..
桓騎はすでに〝標的〟を
慶舎から紀彗に
移していた
!?
それで特別な拷問係を呼んで
捕らえた離眼兵から
紀琴の過去を全て聞き出した
そして紀彗と離眼城の
関係を知った桓騎は...
四日間両軍が必死に
繰り広げていた丘取り合戦を
いきなり止めて
全兵を中央丘から
降ろしてそれを
趙軍に明け渡した!!
えっ!?
桓騎は黒羊の
村焼きを行い
一般人の死体を
集めた
その死体を紀彗に
見せて脅したんだ
そして趙軍に...
丘の砦化を進め
させる一方で
離眼を同じ目に
遭わせるぞ〟と
それで紀彗は自ら
丘を捨て離眼救出に
向かい...
超軍は
敗れた
じゃじゃあ結果的に
あの村焼きのおかげで
素軍が勝ったことに...
晶!
あたっ
昂の言う通り
それで
勝ったんだ
戦争四日目で大局も動き
いよいよどう丘を
攻略するかと軍略家なら、
前のめりになるところで
桓騎は丘ではなく
紀彗一人を的にした
戦いに切り替えた
そして村人達の死体群を
必殺の武器として、
紀彗の弱点をえぐり
丘から引きずり降ろして...
黒羊戦を勝利に
泣いた...
......
...
こんなの...
軍略でも
戦術でもない..
こんな
勝ち方...
昌平君でも
李牧でも決して
真似できやしない
...
いや
真似しようとも
思わない
だが真似できない分
こんな圧勝劇も
この丘は
取ってからの砦化も
難題だったが
紀彗が離眼のために
戦を放棄するかなんて
ただの賭けだ!
放棄しなければ
こっちが負けてた!
あっ
お頭
ならではだ
お頭は
それもまんまと
超軍にやらせて
完成に近い状態で
手に入れた
そして
何よりも
数だ
数!?
消耗戦となるはずだった。
丘取り合戦を止めた
おかげで戦死者の数が
開戦前の予想の...
はっ
半分以下!?
半分以下
だったんだ
ちょっと
待て
あんな
ふざけた
ヤロオが
結果だけ見れば
大軍略家の出せる
以上の結果を
叩き出した
ことになる...
李牧以上とでも
言うのかよ
...
ふざけんな
何なんだ...
あいつは一体
何なんだっ
一体
何者なんだ
あの男は...
キングダムの
.....
!?
お頭は
謎の多い人だ
.....
何であんなに
強いのか
家族は
いるのか
そもそも
どこから来たのか
雷土ら
幹部達でさえ
知らない
だが昔
一度だけ
俺は..
最古参だという者から
お頭の。根っこの
部分について
聞いたことがある
何っ
お頭は?
最古参?
!?
桓騎の...
ああ
あのあいこく
冷酷・無慈悲で
戦負け知らずの
天才の
...誰だっ
根っこい?
中心...
そしたら
そいつは
こう言った
“根っこ”には
何があるのかってな
怒り!!
急をも
溶かす程の
!?
桓騎の
狼にあるのは
怒り...!?
怒り”だ
.....
......
何に対しての..
岩をも溶かすって...
って!
“怒り”だ!?
...
〝全て〟に
対してだ
第484話そ
いぞれの出発
ー咸陽ー
勝報
勝報です
我が軍
黒羊戦に見事勝利
!
真かっ
オオ
あの
三大天候補の
屋谷を
敵将慶舎を
飛信隊信が自ら
討ち取った模様です
しかしその後
桓騎と信がいい
内輪揉めをして...
死人が出たとも
朝告が...
!?
でかした
なっ何!?
内輪揉め...
死人!?
......
それで双方の争いは
収まったのか!?
そう聞いて
おります
......
戦の内容は不明ですが
よくあの黒羊を五日で...
さすが桓騎と
言ったところですか
......
ハ!
そうだな
資置
一万を率いて
前線部市珉に入り
黒羊守備を助けよ
介護
周囲の城々から
黒羊に向けて
一千ずつ出兵させよ
土門軍も北上させ
資識の下につけよ
このまま急ぎ
黒羊を拠点とする
超国西部の攻略に
入る
ハッ
昌平君は桓騎が
自分の予測を上回る
戦いをしたと
想像したか
意識はすでに
ハ!
黒羊の先の
趙領土へと
向かっていた
そして再び
黒羊
キングダムの
ちょっと待ってよ
西の丘一つを
飛信隊だけで
客化なんて無茶だよ
あの丘だって
万の兵が
入れるくらい
大きいんだよ
それに加えて
黒羊の外側の
警邏隊もやれ
なんて
冗談じゃない
え
でもまだ
ハチのうち
五千くらいは
いますよね
つまり
やり甲斐は
あると
ふざけるな
それはてめェらが
アホだから
だろうが
吸倒者
ばかりだ
うちは四日目に
風容本隊の奇襲を
受けたときボロボロに...
お頭みてェに
ちゃんとここ使って
戦わねーから
バカみてェに
バンバン死傷者
出すんだ
間抜け
そのくせお頭に
たてつきやがり
ますよね
こいつらって
足引っ張るのも
いい加減に
しろよなーカス
ギャハハハ
ふざけんな
ボン
あれはっ
もういい
テン
持ち場と
役目は
分かった
もう
いいか?
くれぐれも
さほらぬよう
お願いしますよ
監視役の那貴さんは
もう桓騎軍に
戻りましたので
.....
桓騎は今
何してる
...
あれから
顔も出さねェで
あ?
何でてめェ如きに
イチイチ
顔見せなきゃ
なんねェんだよ
ご心配なく
上で楽しく
やってます
.....
自惚れんなよ
元下僕...
てめェなんざ
最初っから
お頭の眼中にすら
入ってねェんだよ
こっから先も
一生な
うかない
顔だな
見せつけられたな
羌瑰...
...
奴の言う...
大人の戦い方を
ああ
...
結果は
真正面から
受け止めねェと
いけねェと思う
......?
桓騎とはまだ
この先も戦場を
一緒にする機会が
あるだろうからな
戦い方は
クソだか...
奴が強かろうと
制止すべきところは
制止すべきだ
だがそのためには
奴の上に行く
必要がある
ジャニっ
桓騎より先に
大将軍になる
もちろんだ
先は
離しいな
ぬっ
だが並びさえすれば
十分止められる
悩むことは
ないだろ信
お前は尾平に
言ったように
お前のやり方で
天下の大将軍になれば
いいんだ
ああ
分かってる
桓騎...
お前が
何をどう思ってるか
知んねェが...
フォオオオ
ついでに
気合い入れに
一発ぶんな
俺は
絶対お前に
負けはしねェからな
っしゃあ
羌痴っ
待
やっぱ平手っ
やっぱ平手っ
とあァッ
黒羊の戦いでは
一方飛信隊は
大将桓騎への反逆行為の
咎により慶舎討ち取りの
戦果は相殺とされた
もう
いいのか
我呂
隊の結束は
より強くなった
警邏隊
行くぞォ
桓騎の強さと
恐ろしさを中華に広める
結果となった
カ
その際
信の思いを皆が
聞いたことで
オオ
ギャハハ
飛信隊の奴ら
マジであの数で
警邏に
行ってんぞ
ブハハハ
もう一回
言ってみろ
那貴
てめェ
那貴ィっ
やっぱ下僕は
よく働く...
ンだと
てめェ
そして
その風にあたって
心揺れた者が
騒ぐほどの
ことじゃない
別に
ただ
飛信隊に
移ると言ってる
だけだ
内臓ぶちまけ
られてェのか
那貴てめェ
バギン
そう熱く
なるなよ
雷土
ここは
軍であって
軍じゃない
堅苦しい縛りがない
ところが桓騎軍の
いいところだろ
いいスよね
お頭
......?
理由だけ
教えろ
那貴
...
そうっスね...
まー強いて
あげるなら
ただの
気まぐれ
ですよ
いつもの
ただ
飛信隊で
食う飯って
意外と
うまいんスよね
...
ぶち殺せっ
これから上に進む
飛信隊にとっては
行かせるかよ
非常に
那貴だっ
これらの
出来事は
大きな〝収穫〟で
あった
......
へへっ
この黒羊戦で
樹海にひそみ
別の収穫を得た
新たな存在も
ーそして
また...
...
超三大天
李牧
私の落ち度です
慶舎様、損失は
痛かったですか
桓騎の力を
見誤りました..
代わりに我々が
得たものが“二つ»
しゅんすいじゅ
副官舜水樹
一つは隠れた名将
「紀彗〟の発見
ーそして
もう一つは...
ばなんじ
副官馬南慈
〝桓騎の弱点〟
その刻皆は
気付くのである
...
ここで慶舎に
誓っておきます
黒羊戦の
翌年秦は
合従軍戦以来の
超大軍を興して
趙軍と激突する
黒羊が
その前哨戦で
あったことに
......?
私がこの手で
仇を討つと
ー黒羊
想像以上に
広い樹海
ですね
キングダムの
第45話・豪括の報せ
あ
見えました
ああ
あれが
飛信隊が砦化を
進めている
西の丘です
へ
!?へ?
よーっス
どだだだ
蒙恬!
と楽華隊!
あ
けっこー
久しぶりだな
よーっス
豪恬の報せ
...
コボボ
ッハハ
では
慶舎を討って
最大武功をあげて
その後
同士討ちの禁を
犯して武功帳消しに
なった信に
乾杯
オ
オウ
だけど
慶舎討ち取りの
報が来た時は
驚いたなー
完全に
こりゃ
信が将軍に
なっちまったー
って思ったよ
俺もだ
そしたら翌日
内輪揉めで
桓騎兵殺しち
まったーって聞いて
あこりゃ
昇格消えた
なーって
ま実際死人
出したのは光璃
なんだけどな
忘れた
.....
フッ
フッ
その愚直さが
揺るがないのは
さすがだよ信
チン
ーところで
お前こんな所まで
何しに来たんだ
蒙恬
フッ
うるせェよ
あ
そーだ
そーだ
現場引き継ぎだ
この西の丘ー飛信隊の
持ち場は全て楽華隊が
引き取ることになった
お前達はもう
帰っていいよ
なっ
何!?
わ
投げるな
しっしかし
砦は
まだ完成
してない
のに...
やっとく
やっとく
ついでに
不細工なとこ
可憐に
仕上げとく
ぬっ
はいこれ
本当からの
辞令
ふざけんな
砦化はそう簡単
じゃねェんだよ
設計とかも
テンはすげェ
苦労して
濡れる?
いや蒙恬の方が
オレよりきっと上手いよ
築城・砦化の
成績悪くてオレ
先生に言われたもん
そっちの才能は
卒業生第一号の蒙恬の
半分以下だって
まさか
テンの砦化が
下手くそなんで
現場交代なんじゃ
何っ
半分
以下!?
ハハ
そうなの?
え
フフ冗談だよ
この砦も
そう悪くない
総司令の
温情だと思って
素直にうけとれよ
”休む〟のは
隊にとって大切な
ことでもあるんだから
あ!?別に
休みなんて
いらねェし
疲れてねェし
うっ
信...
お前が
疲れてなくても
下が疲れてんの
なっ
そーだ
そーだ
てめェら
はー
いい加減帰ってら♡
東美ちゃんの
おっぱいに吸いつきたい
お前も本当は
桓騎将軍ともめて
けっこう思うところ
あっただろ
一度家に帰って
しっかり休んで
気分転換でもしろ
いらねーよ
つか
気分転換って
何すんだよ
帰っても
あんまやろうと
ねーし
生々しいよ
尾平さん
ん..
んー
そうだな
まー
...
...
例えば...
あ
〝お見合い〟
とか?
ブー
とくっ
おっ
お
おっ
お見合いー
ってあの
けっけっ
結婚相手を
探すって
やつかー
...
俺が...
はァー!?
けけっ
いやいや
別にそんなに
拭くことじゃ
ないだろ
お前もう二十二だろ
すだから
結婚......
全然
ふつーだよ
結婚とか
はっ
そういうお前だって
結婚とかしてねェじゃ
ねェかよーコ上なのに
あ俺?
あ俺?
俺はまだ
いいの
蒙恬様
名家の長男だから
相手はじっくり
見つけないと
いや
名家だからこそ
早く落ち着き
一日も早く
お世継ぎをっ
は
いや
いかねェ
その間
城々のお姉様方と
甘美な夜を
つまり
黒羊取られて
趙がこのまま
だまってるはずが
ねェんだ
今みたいに
戦以外のことで
心沸き立つことも
大切だよと
べつに
沸いてねェよ
...いや
かなり
沸いてたぞ
..
楽華隊には
遠出して来てもらって
悪ィが昌平君に
そう伝えてくれ
やっぱ今
前線を離れて
帰路につくわけには
.....
フー
フフ
東美ちゃんの
おっぱい
お前は
だまってろ
じゃー
マジメな話を
一つしてやる
たく...
素軍が黒羊を
取ってから素国に
牙をむこうとしてるのは
超だけじゃない
!?
娟燐が軍総司令と
なっている楚は今
対案国境へ続々と
軍を送り配備している
一方魏も
第一将の呉鳳明が
前線都市修に入り
著雍奪還を狙う
動きを見せている
これに対し
大将軍蒙武も
大軍を率いて
南部前線に
へばりつく形と
なった
対案の
動きを...
故にもう一人の
大将軍脳も
著雍から身動きが
とれぬ状態だ
韓・斉・燕も
中華の均衡を崩さんと
している案に対して
水面下で謎を
進めていると密偵が
伝えている
恐らく次の戦は
かなり大きくなる
六国全てが...
これはあくまで
俺個人の予測だが
!
だったら
なおさら!
違う
だから今
休むんだ
!?
次が大戦なら
敵国も案も
それなりの
準備期間に入る
だから
総司令は
〝進化〟を
はかれと
言ってるんだ
・回復...
今しっかり休んで
傷ついた飛信隊の
回復と......
!
進化!?
......
......
黒羊戦を通して
飛信隊の弱点と...
改善していくべき
ところがいくつか
あると気付いた
!?
攻めはともかく
うちの守備力は
やっぱり決して
高くはない
戦が大きく
長くなるほど
これは致命的な
弱点となる
他にも
羌瑰隊との
連携や
弓隊という
飛び道具も
手に入れたい
つまり...
時間をかけて練れば
まだまだ飛信隊は
強くなれる
霊凰・慶舎
大物食いしてる
飛信隊...
そのお前達にかかる
本営の期待は
もはや決して
小さくはないぞ
進化”...
信
フ
しょうがねェ
......んじゃ
強くなるために
久しぶりに
帰るとするか
ウォォ
娘に会えるぞォ
俺は嫁を
抱きまくるー
!!
作ってなきゃ
いーな
ギャハハハ
...
でも何か
やべェことがあったら
すぐ知らせろよ
蒙恬
ハハ
了解
文官達
だよ
俺ら
飛んでくる
からな
でも今から
大変なのは
うちらじゃなくて
文官!?
次が大戦になるなら
そこまでの準備が
戦の勝敗を大きく
左右させる
国をあげての
軍力補強・整備と
始まろうと
してるのは
“文官の戦い”だ
表・裏の
外交の
仕掛け
いやもう
始まってる
かな
文官の戦い
.....
ってことは
丞根の昌文君らが
主役ってことか...
大丈夫か
テン?
だ..
大丈夫先生も
丞相だし
というわけで
とりあえず
上や文官達の
働きを期待しつつ
俺達は次に
備えるぞって
ことだ
蒙恬の言葉通り
この時すでに
列国の計略・課略の
手が水面下で
複雑にうごめいていた
そして素から東
遠く離れた趙と斉の
国境付近〝香〟という
小さな城邑では
咸陽の目を盗んで
全く予想外の
三人の大物が
密談の席に
つこうとしていた
ヒョッヒョ
ギィ
おお
すまぬな
一番に来るつもり
じゃったが
まー
年寄り故
許されよ
秦国最高外交官
蔡沢
趙国宰相
李牧殿
いえ
ビヒィ
趙国三大天兼宰相
李牧
おお
早くも..
発起人が
着かれたようじゃ
発起人は
あなたかと
...
ヒョッヒョ
さすが鋭いな
じゃがまー
この際そこは
どうでもよい
李牧殿と
この方が
会うのは
その通りだ
合従軍前夜
以来よのォ
二度目
かな?
......
李敗
王建王
斉土
キングダムの
第486話
官達の戦い
趙だけに
目を
奪われるな
魏と楚も
大軍をこちらに
向けているのだ
韓ら他の三国にも
怪しい動きがある
六国全ての動きを
事細かに
見ておかねば...
咸陽
再びあの合従軍が
果るということも...
!
いいじゃないです
合従軍は
興らぬ
もしかして、
キングダムの
!
!
!
丞相
四年前の
合従軍は
二十年間
大楚の宰相を務めた
春申君の名の信頼と
だが
春申君は
すでに死去し
李牧も
列国に対して
合従軍の失敗の
汚名返上はまだ
できていない
王騎・劇辛を討った
李牧の名の信頼の
二つが重なって
興りえた
あれ程大がかりなものを
興せる人物は今の
中華に見当たらぬし
そもそも
あんなものは
この俺が二度と
作らせはせめ
昌平君が
そう言われる
ならば安心だ
オオ
国間のつながりを
妨害する汚れ役
...では
やはり我々が
思いきり
攻めに...
遊説の徒を
外に多く放って
おりまする
...
.....
見当たらぬとは
言いすぎか
昌平君
!?
!?
東に鎮座する
あの人物だけは
その力が未知数...
念のために
東への目をへ
今から増やして
おくか...
!?
無論
ならば次に刃を
交える国は?
予定通り
超国です
黒羊という
“楔を活かし
次が本当の...
きっ
急報
!?
!?
!?
さっ
蔡沢様からの
急報です
蔡沢様から!?
こっ
この伝書の
封はたしか...
蒸からか!?
ま!?
朱と青の封...
あの封はだしか...
国運に関わる
知らせの封ー
こっちへ
早く
蔡沢から一体
何が......
ハハァ
黒羊
引き継ぎに
五日もかけたから
もー安心だ
じゃー
丘を頼んだぞ
蒙恬
ああ
やっと
行きやがった
五日のうち
四日は
飲んでた
だけだった...
帰って
しっかり
休めよ
何か引き継ぎ
忘れたとこねーかな
あと一日くらい...
かっ帰りましょう
信殿
やっと
解放される
何か飲み
足りなくね?
...
十分飲んだし吐いたわー
十分飲んだし
吐いたわー
急報ーー
感陽本当から
急報だーっ!!
いーから
行けー
もー
残りたきゃ
お前だけ
残れっ
え
いいかな
残るなー
さっさと行けー
!!
!?
休戦!
!?
〝一時休戦〟だ!!
休戦!?
!?
!?
.....?
どこと
だよ?
超に決まってるだろ
趙に決まってるだろ
理由は分からぬが
今より趙軍とは
一時休戦だ
もしこちらから
仕掛けたら重罪に
処すと厳しく...
とっとにかく
伝えたぞ
大至急
配下達の
周知徹底を
はかれ
よいなこれは
超軍側も合意の
ものだ
しっしかと
伝えたぞ
俺は急いで
南の丘に
行くっ
...
こ黒羊取っといて
休戦!?
超も合意って...
テン
わっ
分からないよ
蒙恬様
成陽が...
一体どういう
ことだ...
ただ説明もなく
一時休戦ってことは...
あの先生が...
ああ
相当慌ててる
何か突発的に
想定外のことが
起こったんだ
.....
嫌な予感か
するな...
そして数日後
咸陽に
ものものしい警備の中
国籍不明の一旅団が到着した
......
キィ
本物なのか
「史記
素始皇本紀」より
抜粋ー
そ
そんな
バカな...
本当に...
あの人物は
一体...
始星十年。
(紀元前28年)
ドン
斉・趙来置酒。
斉と趙が(秦に)
来朝したー
李牧っ...
本物の
李牧だ...
いやそれより
この御仁は
......
一体どういう
おつもりですか
蔡沢様っ
今
最大の敵となっている
趙国の宰相李牧を
連れて来るなど
しっしかも
もっもう
一人っ...
せっせせ
斉の大王ご本人まで
連れて来るなどっ...
しょっ...
正気の沙汰では
ありませんぞ
何の相談も
なくこんなっ
ヒョッヒョ
独断・無断で
動いたことは心から
詫びる
じゃが段取りを
踏んでおると
キングダムの
危険度も増すし
何より実現が
困難であったろうて
当たり前です
って
言うかっ...
さすがに話が
見えてきませぬ
蔡沢様
一体何で
あの二人も自ら
この敵地のど真ン中にッ
まずは
そもそも
なぜ..
あの二人を
一人じゃ
はァ!?
!?
......
斉王か
!?
!?
!?
いかにも
その旨
趙に伝えた
ところ
無事に通す
条件として
金とは別に
斉王が成陽まで
来るには趙国を
通らねばならぬ
幸牧も同行して
案王と謁見する
機会をと
言われたので
“可”として
連れて来た
何をっ
かっ勝手に
王をないがしろに
してそんなっ...
キングダムの
たしかにな
ならば後で
この小首は
その辺の棒キレで
叩き折ればよい
大逆罪ですぞ
蔡沢様っ!!
じゃがな
かつて東帝・西帝と中華に
恐れられた時代もあった
東の斉王と西の秦王が
直接会って対話する
意味を考えると
この子からびた首など
蝶の羽より軽いものだぞ
大王
この蔡沢の
最後の仕事として
お引き受け
頂けませぬか
列国を
滅ぼさんと
する玉として
それを東の玉座で
受けて立つであろう
斉壬と舌鋒を
お交わし下さい
せっ斉王との会談は
何の話なのか不明なので
我ら主要人の少数のしきりで
第487話、東西大王会議
本殿ではなく
人目につかぬ
方紀殿で密かに
執り行います
こっこっちです
待たせて
います
季牧も何の
目的で乗り込んで
来たのか不明ですが
李牧の方は!?
大国の王が
突然感関に
来るなど
前代末闘
本来なら
国をあげて
迎えねばならぬ
程のっ
あちらは
本殿にて
謁見を
あれが
方紀殿か?
ハッ
斎王は?
まだ下の
香宮に
しかしまた
中の準備は
終わってません
とっ
とにかく
斉王をっ...
くそっ
いきなりやって来ておいて
"長居せぬ故すぐに
場を設けよ。などと斉王が
注文をつけたせいで
今大急ぎでっ...
方紀殿に
玉座は?
設けて
おりません
相手も王なので
一応礼をもって
席は同じ高さに
ん?
!?
ヒョッ
ヒョ
第467話一東西大王会議
よォ
秦王
......
斉王
あっ
急かして
すまぬなァ
秦丞相
い...
いえ...
?
おー
うまそうだな
これは
何だ?
牛の舌の
塩焼きで
ございます
蔡沢に言って
案の美食を
用意させている
ーと言うわけで
食べながら話すぞ
楽王
よいな?
なっ...
おっお待ち下さい
たっ大国の
大王お二人の
会談が
こんな踊り場で
など...
いっ今
あの方紀殿で
準備が進んで
いますので
そちらで
いっ...
今しばらく
お待ちをっ...
密室でただしゃべる
だけならわざわざ
秦まで足を運ばぬわ
僕は茶という国と...
王を感じに
成陽まで来たのだ
丞相よ
......?
分かった
ここで
やろう
だ大王様っ
ならば
始めるぞ
席は
王二人と蔡沢の
三席しかない
わ我々も外せとっ!?
たった三人で
会談を!?
悪いが
丞相らは
外せ
!?
いやいや
儂はただの
橋渡し役故
ここで
見守ると
しよう
一席は
丞相に
.....
二人いるようだが?
悪いが
退がって
くれるか?
昌平君
!
.....
行くぞいかく
介護
ハハ
給仕達も
全員下がれ
食は
楽しむがー
これより
重い話を
する
これ
酒だけ
ここに
では
...なぜ
蔡沢様は
私を
改めて
ーーさて
始まる
本当に
東西の二大国
王同士の会談が...
...
それは...
第八代斉王
王建である
参考日は工事が日焼から日焼き変化した目。平想は旧約の人代目。
!?
ヒョッ
......?
...
ででかい
これが
東の大国
斉のっ...
第三十一代秦玉
嬴政である
!?
今度は
大王様から
熱風がっ!!
熱っ!?
ヒョ
ヒョ
ホウ
綺麗な顔の割に
猛々しいな
蔡沢から
聞いていた
通りだ
して
秦王よ
斉王
待て
!?
まずは
四年前の
合従軍の折
秦王として
改めて礼を言う
斉軍が抜けなければ
正直今の案が
どうなっていたか
分からなかった
?
斉が合従より
抜けてくれた
ことー
...
大王様...
...
別に
あの時は
素国を助けたいと
思ったからではない
あの時合従から
離脱した
本当の理由は
合能が率を滅ぼして
その土地と人間を六国で
取り合った後の世が
見るにたえぬ
汚濁になると
思ったからだ
!?
......?
だが
あろうことか
そこで救われた
お前達が今度は
六国を滅ぼし
全てを手に入れて
それ以上の活濁を
ぶそうとしている
!
...
斉王...
中華統一を
汚濁と断ずるならば
俺は断固として
それを否定する
否定して
みせろ
そう
それだ
秦壬
蔡沢から
中華統一の話を
聞いた時
超の李牧と結び
第二の合従軍を興し
次こそ
素国を滅して
しまうかとな
儂はすぐに
こう思った
だが蔡沢は
秦王は続けて
こう言ったと
仮に伝えた
人が人を
殺さなくてすむ
世界がくる”と...
相違ないか?
ああ
勿論だ
空論だ
違う!!
ミシ
秦王ー
この儂でさえ
正直
お前の見ている
〝理想の世〟を
聞いた時
蔡沢同様に
...
胸にくるものが
あった
だがな
薬王
☆国征服”と
“人を殺さぬ世”
この間には
とてつもなく重い
現実が
抜け落ちている
!?
〝国〟を滅ぼされ
〝国〟を滅ぼされ
その日より
仇敵国の人間に!
強制的に»素人にならされる
六国の人間達の苦しみだ
!
!
「国〟とは民にとって
根をはる大地の
ようなものだ
その国が失われれば
人は必ず心身共に
朽ち果てる
今の六国の
人間全てが
朽ち果てる
でですから
その場合は
案が新しい根を
はる大地にっ...
素人となるのを
拒む者は?
即ち
力で従わせるか?
国々を叩きつぶす
その武の力で?
だがそれを
全中華に行えば
それはもう
この五百年の
争乱の世以上の
汚濁ー
どうやって?
...
それしか
あるまいな
活濁の極みよ
お前達は
六国征服の後
亡国の民達を
どう救済する
つもりだ
お前の理想が
空論ではないと
言い切ったな
ならばお前達から見て
滅ぼされる側に立つ
この育毛が
しっかり納得できる
答えがあるのであろうな
ちょっと待て..
秦王よ!
今の段階で
その大問題の
回答など
まだ我々には...
それを
聞くために
はるばる
成陽まで
足を運んだ
もし答えが
用意されて
いないままの
六国征服だと
言うのなら...
その前に
第二の合従軍で蓁を
滅ぼさねばならぬぞ
なっ
せっ斉王
それはっ...
そう焦るな
斉王よ
答えは
茶王
!?
ある!
えっ
キングダムの
ぐっ
亡国の民の苦しみを
救う。答え”が
ある。とな
ふォう
第48話・秦王の絵図
面白い
ならば
今ここで
教えてもらおう
ではないか
秦壬嬴政!
キングダムの
...
どうした
秦王...
斉王の
言う通り!
国とは人の
根づく大地だ
耐え難い
〝屈辱感〟
喪失感〟
そして
恐怖心〟だ
中華統一の時
滅ぼす側の王
として
それを奪われた時
そこにあった
人間達に残るのは
.....
旧六国の民達から
それらを取り除く
責任があることは
重々承知している
それらを
取り除くため
には...
これが征服戦争では
なかったことを説いて
理解してもらう
必要がある
ほう
これは
異なことを
中華統一は
六国制期は
征服戦争そのもの
ではないか
違う
新国建国の
戦争だ
!?
『征服”とは。支配』だ
だが六国を滅ぼし
その全てを
西端の案が一手に
支配できると思えるか
それを試みれば
年をまたがずして
中華は再び混沌の
世へとなるであろう
六国制覇した秦が
征服者の体を取れば
中華統一は確実に
失敗する
素人は
決して
そして新しい国の
形を伝えれば...
支配者と
なっては
ならない!
素人が
支配者とならなければ
亡国の民の恐怖心〟は
まずはぬぐえよう
空論だと
言って
いる!
国境なく争乱は消え
人と物が自由に動き
交ざり合う世界を...
.....
支配なくして
この中華七国を
一国になどできる
わけがない
多種多様な
文化・風習・信仰
これ程複雑に分かれる
中華の全人民を
同じ方向に向かせるなど
逆にこれまでにない
強烈な支配力を
持つ者達が
上に立たねば
実現不可能だ
その通りだ
斉王
この中華統一の成功は
全中華の民を一手に
実効支配するものに
かかっている
だがそれは絶対に
>人であってはならない!!
!?
!?
!?
人では
ない!?
!?
人でないなら
何だ!?
“法”だ
”法”に
最大限の
力を持たせ
“法〟に民を
治めさせる
“法”の下には
元斉人も
素人も
関係ない
王侯貴族も
百姓も関係なく
皆等しく
平等とする!
斉王よ
中華統一の後に
出現する超大国は
五百年の争乱の末に
〝平和〟と〝平等〟
を手にする
“法治国家〟だ
!!
ななぜ
涙が
...
!
秦も
斉も...
現七国の民は
統一後は上下なく
並びとなりて
よくぞ
そこまで...
共に一丸となって
自分達の新しい国の
形成へと向かうのだ
それが
俺が
用意している
答えだ
現六国の民達に
対して
...
......
王侯すら
下だ
それでは
もはや
”法”の下と
言ったか..
小事だ
“王国”とも
言えぬぞ
フッ
つくづく
常識を覆し
よる
だ
大王様...
...しかし
そうか...
東西南北平等の
法治国家
無論
決して言うほど
易いことでは
ないが...
目指す場所は...
我々の民が
惑い苦しむ所では
なさそうだ...
大雑把だが
回答としては
悪くない
どうやら
蔡沢の口車に乗って
はるばる西の端まで
足を運んだ甲斐は
あったようだな
そうか...
そんな道が
あったか...
!
!
!
ででは
合従軍など
とは...
次はそちらが
答える番だ
斉王
一体何のために
成陽まで
来られたのだ
...
はじめは
斉奏同盟かと
思ったが
!!
どう考えても
それでは
つじつまが合わぬ
いや
ほぼ正解だ
斉秦
同盟!
それのどこに
斉の利くがある
正式な証人がいない故
素王と儂との
口約束でしかないが
斉秦同盟の
ようなものだ
案に
とっては
家が魏・趙・韓と戦う時
その背後にある斉が
三国に味方せぬというだけで
これ以上ない同盟の利益得る
案の刃が
三国を貫いた時
次は必ず斉国に
突き刺さるぞ
その時
だが
同盟の効力では
それを止められぬ
ことは斉王とて
分かっているはずだ
素王の目の色が
今と変わって
汚く濁っていた
ならばー
!?
なこならば
大王様が
変わっていないと
したら
斉も死力を尽くして
国を守るとするかのォ
...
......
斉国は...
斉玉...
斉玉...
およそ
あの楽数の合従軍を受けて
斉国は〝莒〟と。即墨〟の
二城のみとなった
儂はちょうどその時
籠城中の"莒〟で
生まれ
そこから
多くを見ながら
ここに至る
五十年程前
そして
これは
ずっと昔から
思ってきた
ことだ
この中華はもう
うんさりするほど
血を流してきたが
泥沼からの出口が
見つからぬまま
儂は
もはや
これからも
ずっと血を流すの
だろうと
出口は
ないものと
思っていた
ーが
ひょっとしたら
出口の光を
今見つけたのやも
しれぬ
秦王よ
そなたになら
この全中華の
舵取りを任せても
よいぞ
ガタッ
ふ...
降る話だ...
ま、間違いなく、や
中華七雄の二国が
降伏の話をっ...
と...どんでもない
ことが...
おい起きた...
だ断じて非公式!!
非公式であるが..
さい
年蔡沢の矜持
あの東端の難敵と
思われていた斉国が...
大王様の言葉によって
実質的な
〝降伏〟宣言をし...
それを大王様が
受け入れられた
つつまり
...
戦わずして
六国制覇の
うちの一国が
成ったー
ー!!
......
ガチッ
コト
......
年蔡沢の矜持
第489話
ヒョッ
ぎゅ
三
蔡沢がこれ程強引に
動いて斉王を感陽まで
お連れした理由が
ようやく分かった
斉王は
もちろんのこと
蔡沢にも
礼を言いたい
た
たしかに
これ程
大きな山なら
......
単身でよくぞ
ここまで
動いてくれた
ヒョッ
クッ
あまりぬか喜び
するなよ奏王
真に
ただの口約束の
上に
先程も言った通り
秦王の“姿勢”が
変われば
斉とて
大いに牙を
むく
斉が
三国の後押しをせぬと
いうだけでこちらは
十万単位の兵の命が
救われたことになる
ただ
そこが判明する
その時まで
斉は案の戦い一切を
静観する。もの
とする
フッ
フッ
ならば
やはり
蔡沢に
深く感謝
するかいい
そうかもな
ヒョッヒョツ
感謝する
のは
この老人の
方です
かつてこの愚者も
恥ずかしながら
斉王とはまた
違う視点から
世を導く道を
探す時代がありました
ありましたが
私も
勝手に
もはや
その道は
ないものと
ばっかり...
しかし大王
あなた様は
雍にての呂不韋との
舌戦の中で
その道を...
光を教えて
下さった
あの言葉には
本当に芯から
しびれました
長生きをして
よかったと
ヒョッヒョ
あの時
私は心の底
から...
蔡沢...
蔡沢様...
...
だが
〝道〟も〝光〟も
〝戦のない
世界”も
実現できねば
ただの稚児の
戯言と同じです!
.....
その通りだ
!
中華
統一
その実現の
最大の障壁»と
なるものが何か
お分かり
ですかな?
大王
ああ
李牧だ
......?
!!
いかにも!
...
李牧は...
ぎゅ
奴に関しては
僕が言って
やろう
李牧の目は
常に西の案を
向いておる
つまり斉は趙李牧の
背を長年見続けて
いるということになる
先の黒羊では
梁が勝利した
ものの
奴を背から
見た感じは...
李牧には
まだまだ
余裕があり
秦
!
またそれを
感じ取られぬ
ようにしている
趙三大天
李牧は
素国が
想定しているよりも
はるかに強いぞ
!?
我々の
想定以上...!?
......
秦王よ
王騎・庶公を
討たれた
そしてその奴を
倒さねば六国制覇が
かなわぬことも
重々承知だ
学校が化物で
あることは
承知している...
ミシッ
これより出ずる
秦の大将軍達が必ず
李牧の首を取る!
ならば
もういい
行け
楽王
.....
本殿にて
正にその李牧が
待っているぞ
フッ
あまり待たせると
会談の中身の
重さを李牧に
勘づかれまする
ギィ
それは
決して
得策
ではない
...
大王様
...
言葉に
甘えるぞ
斉王
夜の酒宴にて
ゆっくりと
ああ
こちらです
大王様
大王様
ご武運を
キングダムの
こう
ああ
行ってくるぞ
蔡沢
...
何とか......
もったな
蔡沢
そなたの
言う通り...
そなたのわがままに
付き合った形でも
あったが
あれは千年に
一人の王だ。
よくぞ案王と
俺を引き合わせた
あの王になら本当に
実現できるやもしれぬ
それぞれがかつて
探し求めていた
世界を...
蔡沢
フッ
.....
.....
最後に
為して行った
仕事は真に
大きかったぞ
蔡沢
「史記」列伝によれば
蔡沢は燕の人で
身一つで遊説し
案にたどり着き
当時の絶対権力者
丞相范雎との
舌戦によりその席を
譲り受けた
以後昭王・孝文王・
荘襄王・戯政と
四代の王に仕え
その間祖国燕にても
重職についた稀有な
政治家であったという
この冷たさ...
一体いつから
こと切れていた
蔡沢...
...フフフェック
安らかに
眠るかいい
〝剛成君〟蔡沢
若く苦しき時
幾度か
そなたには
助けられた
結末は儂が
責任をもって
見届けてやる...
死去ー
どうされました
大王様
いや...
!?
...
急ぎましょう
大王様
李牧が
...
待って
います
...?
キングダムの
...
第490話
街宿命の舌戦
......
秦王である
趙国率相
李牧です
第400話・宿命の舌戦・
...
.....
「人間官に
...
...ファックス?
この度は
認見の機を
頂き真に...
...ファン...
......?
無用な
前置きは
いい
何を目的として
わざわざ自ら
成陽にまで
乗り込んで来た
!
いきなり
本題に
李牧
くっ
挨拶すら
させぬとは
王とはいえ
李牧様は
率相なのに...
珍しいな
いや
このくらいでいい
蔡沢様のおっしゃった通り
今回は芦王をお連れする
ために李牧の謁見を
のんだ
大王があえて
礼を欠くほどの
壁を作った
そもそも黒羊戦を
終えたばかりの敵国王都に
宰相が乗り込んで来る
ことが非常識
...
それをおしてわざわざ
来た李牧の言葉は
相当な事のはず
こちらには
今季牧と話すこと
などないのだ
早々に
引き取らせた
方がいい!
歓迎されて
おらぬのは
百も承知です
...
李牧様が
秦王に
上葵!?
!?
間に合う
うちに!?
...が
間に合ううちに
何としても大王様に
上奏したきことがあり
参上しました
秦王様
どうか
手遅れに
なる前に
中華統一の夢を
あきらめて頂きたい
!!
!!
!!
大王様
中華統一!?
私は
正直
あなたのことを
心から尊敬して
おります
!?
邯鄲で生まれた
不幸をはねのけ
案の玉座につき
寝では
自ら死地に入り
民兵を奮わせ
奇跡を起こされた...
そして今
あなた様は
この世から
戦を無くすために
国を一つにしようと
志されている
本当なら
あなたのような王に
お仕えしたかった
何っ!?
李牧様
......?
!?
今のは
誤解を招くぞ
しかし
お仕えしていたら
やはり
李牧
......?
中華統一を
全力でお止め
していたでしょう
国の存亡に関わる
最終局面に近づく時
その国は想像以上の
力を発揮して
抵抗してきます
その力の大きさは
合従軍をはわのけた
家の方々が一番よく
知るところのはず
...
つまり
そこから先は正に
血で血を洗う
凄惨な戦が
待っています
統一後の理想の世など
そこで倒れていく者達に
何の慰みになりましょう。
流れる血も
大量の死も
紛れもなく
悲劇そのもの
です!
大王様
私も常日頃から
戦の根絶を
心から願う者
です
そして必ず
他の五国にも
同じ考えを持つ
者達がいます
ならば
大王はそれらと
剣を交じえるのではなく
手を取り合うべきでは
ありませぬか
手を取り合って
中華の平和の
道を...
ない
統一以外に
道はない
軍総司令
昌平君
......!?
ある
!
大王様
今すぐ六国に
伝文を送り
!?
!?
六国の王達を
咸陽へ集結
させて下さい!
!?
りっ
六国の王達を
集結!?
...
盟か
はい
『七国同盟』です
!
!
し七国
同盟!?
それこそ無理だ
三国同盟でも
それぞれ
かみ合わず
実現が困難なものを
七国で同時になど...
そんなものは
単純に
すればよい
目的は
“中華の
恒久的平和”
ならば...
七国が守る盟約は
唯一つ
他国との戦争を
一切禁ず
この禁を破り
国境を侵す国が
あった場合ー
すみやかに
残りの六国で
その一国を攻め滅ぼす
ものとする
!
!
!
!
!
!
!
この盟の
縛りに
七王全員が
刻印さえすれば
無益な血を
流さずとも
中華から戦は
無くなります!
!
!?
そんなものでは
無くならぬ!
!?
他の六王を
説得し
たしかに今...
我々と李牧お前が
手を結び知恵を
出し合い
...
皆が自国の利を
後回しにする
七国同盟を作れば
この中華より
戦は消える
であろう
!?
!?
だが
百年後俺もお前も
いなくなった中華七国が
その題を守っているという
保証がどこにある!!
!
!
!
李牧
そんな不完全なものを
残して平和を成したと
言うのかお前は
時の流れと共に
いずれかの国が興隆し
偶然そこに邪な考えを
持つ王と臣が重なれば
間違いなく
盟など簡単に
砕けるぞ
......
その失敗を
中華は何度も
経験してきて
いるではないか...
根本を変えるしか
ないのだ...
綺麗な言葉に
すりかえれば
それですむと
思っているのか
受け止められるなど
最初から思っては
いない
理想のために
すりつぶれろという
暴論を六国が
受け止めるとでも
思っているのか
綺麗事など
言う気はない!
よく聞け李牧と
趙の臣達よ
この戦で全中華を
悲劇が覆うことなど
百も承知だ!
だが
それをやる
素は武力を以って
趙を含む六国全てを
攻め滅ぼし
中華を統一する!!
血を恐れるなら
お前達は
今すぐ発ち帰り
趙王に完全降伏を
上奏するがいい!
だ...
大王様...
ふっ
ふざけるなっ
やれるものなら
やってみろ!!
残念ですが
〝宣戦布告〟
しかと承りました
.....
カイネっ
分かりました
しかし最後に
接械するのは
素国の方ですよ
大王様ー
キングダムの
うまいな
ありがとう
ございます
第491話秦の障壁
モグ
モグモグ
蔡沢様?
本殿の会談が
終わるまで
そっとして
おいてやれ
どの料理も
うまいな
寝かせてやれ
素材は
全て案の
ものか?
は...はい
はい
野菜・穀物も
奏の肥沃な土地。赤州のもので
米は噛むと甘みが出て
中華の穀倉と言われる
若北部の米の味に、ひけを
とらぬと思っております
鳥は秦の北西深太山の
奥に生息するキマ鳥で
魚は素国一水の美しい
良聖川で獲れる金黄魚です
正に
案の米に
案の肉に
秦の野菜か
その通りで
ございます
ならば
明日よりこれら全てを
趙の米趙の肉・超の野菜と
言わねばならぬとしたら
そなたらはどう思う?
...
それは...
許し難きことです
...ファン...
フッ
そうか
やはり
それは...
許し難きことか...
第491話
失礼致します
聞き捨て
ならんな
!?
!?
!
家が接悔するとは
どういう意味か
......
分からんのか
來軍総司令
昌平君
本気で
案が六国制覇に
乗り出すと言うのなら、
この中華七国で
最初に滅ぶ国こそ
なっ!?
素だと言っているのだ
つ...?
フッ
フッ
何じゃとォ!?
秦にとって六国制覇とは
素国の持久力との戦いだ
ならば戦略的に秦は
中華の中心にある
我ら趙を早い段階で
滅ぼす必要がある
だが
この李牧がいる限り
秦は趙を討つことは
かなわぬ
無論こちらとて
ただではすまぬが
もはや
“相殺”でも
構いはせぬ
そちらが
必死になれば
なるほど
私は秦軍を内地へ
誘い込んで徹底的に
これを討ち殺す
...
案が趙と
泥沼の戦争状態に
はまり込み体力を
失っていけば
楚軍が北上して
必ず威陽まで
攻め落とす!
!
!
!
なっ
あの娼燐が
その好機を見逃す
はずがない
超と楚で今
そういう約束が
あるわけではないが
そうなる前に
こちらはお前を討つと
言っておるのだ李牧
!
では
ほう
桓騎
ですか?
誰が私を
討つのです?
騰
はたまた
王翦ですか?
蒙武
ですか?
笑わせる
なっ
そんな目で
中華統一を為せると
思っているのか
秦軍総司令
今、案の抱える
将軍達と
この李牧との
力の差が
どれ程開きが
あるのか
分かっておらぬ
!
この際だから
はっきり教えて
おいてやろう
貴公らは
!
!
今いる泰将全員が
まとめてかかってきても
この李牧の相手ではない!!
それでもやると
言うのなら
かかってくるが
いい!!
だが
これだけは
覚えておけ
趙は
絶対に
落ちぬ
この戦いで
滅びるのは
泰であると!
ふっ
ふざけおって
李牧め
何が案が
滅ぶだ
やめぬか!
そんなことをすれば
それこそ趙の地は
案が勝っても
統治できぬ所となる
安い挑発に
取り乱すでない
おのれいっそ
この成陽で奴を
殺してしまえば...
李牧は
さっそく心理戦を
始めたに過ぎぬ!
しかし殿
どう見られ
ました
学牧来朝の
真意は...
俺の顔を見に
来たのであろう
!
本当に戯術か
目的なら今少し
粘るかと思いますが
確かに
その通りだ
どういう男が
どういう顔で
中華統一を
語っているのか...
キングダムの
...
それを...
李牧は己の目で
確認して
おきたかった
俺は
そんな気が
する.....
李牧様?
来たのは
二度目ですが
やはり美しい
都ですね
威陽は
私はなんだ
邯鄲の方が
美しいかと
当然だ!!
......
...
ーーして今回...
得られたものは?
...
...
先の展望が
見えました
やはり
全面戦争ですか
ガハハ
...
迷いは無くなり
ましたね
...
ええ
.....
李牧様の
あんな咆哮は
初めてだ...
先が見えるが故の
“苛立ち”...
つまりこれから
突入するのだ...
趙義の決して後戻りできぬ
過酷な戦争の時代に
ハ!
思った以上に
嵐が早く来る
馬南慈;舜水樹
戻ってすぐ二万ずつ
徴兵から練兵に
入りなさい
李牧の帰国後
趙は軍事強化に
国庫を開き出した
それを追うように
索も国庫を開き
各地の軍強化に入った
秦国太近
丁可村の北
太っ腹だな
本当から
新兵を千人も
登用できる金と米が
送られてくるなんて
武具も思うままに
発注しろだってよ
お!じゃあ俺
矛がほしい
キラキラしたやつが
アホんなもん
貌場で振り回してたら
武器欲しさに敵に
囲まれてズタズタに
されるぞ
つか千人募集に
これ二千人近く
集まってねェか!?
押すなそこ
バカ
丁比と干でも
募集してるから
ここでは
三百人だけだ
えっ
三百人の口に
二千人集まって
来てんのか!?
いつからうちは
そんなに
人気にっ
ひえー
そっか
つか時長が
何でまだ来て
ねェんだよ
あいつまた道に
迷ってんじゃねェ
のか!?
願ったりだ
ここでかなり
身体能力の高い者
ばかりを選抜できる
どうしよう
兄ちゃん
こんな数から
三百人なんて
受かる自信ないよ
オレ
キングダムの
せっかく
山から下りて
来たのに...
大丈夫だ
淡
自分達の力を
信じろ
何としても
あこがれのこの隊に
二人で入るんだ!
悪ィ
ここって
オイ
新兵募集の
集まりか!?
強そう
兄ちゃん
この人
めちゃくちゃ
強いよ絶対
おっおちつけ
ああ
そっ
そうだよ
ふー
そうか
やっと着いた
あんかとな
!?
ちょっとあんた
入隊希望なら
並ぶのこっちだよ
あ?
カカカ
俺はこの隊の
もんだから
いいんだよ
えっ
飛信隊の
人!!
あ
頑張れよ
弓矢兄弟
ハイ!!
うおお
隊員の人と
しゃべったァァァ
あ
信来た
みたい
渕さん
いいよ
ギリ
皆の者
整列!!
これより飛信隊
入隊選抜
試験を始める!!
オオオ
第42話「成長への募兵
ハッ
ハッ
キングダムの
ゼハ
ゼハ
ゼハ
ハッ
ゼハ
ゼハ
オエエっ
ゼハ
吐いても
止まるな
止まったら
失格だ
ゼハ
いいか
ぶら下がりは
腕力じゃねェ
ゼハ
はいそこの青
失格ー!
いいか
戦場じゃ
根性のねェ奴
から死ぬんだ
吐きながら
走れっ!
オズエズ
ああっ
根性だ
根性がありゃ
三日だって
耐えられる
むっ無理っ
ドッ
ドッ
失格!
失格!
失格だっ
軟弱者が
とっとと
うせろォー
ひぇ〜〜〜
河了貂の考えた
選抜試験
過酷すぎじゃ
ねェか?
ゼってェ
俺らでも
残れねェ...
遅くなって
きたぞ
飛ばせっ
失格!
隊が小さい時に
入っといてよかったね
オイラたち...
失格!
ちょっと
待ちやがれ
てめェら
受ける側だから
下手に出てりゃ
調子に乗りやがって...
失格だー!!
オイ
ん?
走り回るだけなら
ガキだってできる
だろうがボケ
戦場は
殺し合いやる
ところだろうが
やっと
成勢のいいのが
出てきたな
キングダムの
崇原
歩兵長
あ?
その戦場で
殺し合いができる体力と
根性があるか選抜
してるのだが?
ふざけんじゃねェ
こんなこと
しなくても
強ェ奴は分かる
走らせてばっか
いねェで剣だ
いいだろう
剣を持ってこい
真剣でいい
十本だ
俺は
この木剣で
やる
十人同時に
こい
剣を持たせろ
剣を!
えっ
すっ崇原
それは
...
俺に傷を
つけれた奴は
即入隊だ
ふざけ...
うっ
レス
へげっ
バタ
バタ
バタ
よかったな
まだここが
戦場じゃ
なくて
すっ
ひィィ
まっ
参った
参り
ましたァー
すげェっ
いやいや
やりすぎ
だろ
こわ...
さすが
飛信隊の
隊士さん
だァァ
本当に
先に入ってて
よかった...
ちょ
ちょっと
待てよ...
また
あいつ...
す崇原って名
知ってるぞ...
飛信隊でも
屈指の剣使い
だろうか...
それが
どうした
隊長の信は
あんたより
強ェのか?
ホタボタ
...
...
一つ聞かせろ...
...
俺が百人いたとして
二百人同時に打ちかかっても
勝てはしない
!!
こんな強い人が
フッ
うちの大将
信は
それほどに
強い!
...
百人でも
どうだ
ますます
入りたくなった
だろ
!
飛信隊に
...?
もちろん
入りたいっス
オオ
ん?
だったら
ウダウダ言って
ねェで
もう一度列に
並びなおして
試験に挑め
っス
本気で俺達と一緒に
戦場に行きてェなら
死んでも
この選抜試験を
抜けて来い
分かったな
わっ
ハイッ
よっしゃー
やるぞー
オオオ
ハハ
つかこの
選抜試験
きつすぎるだろ
何か
盛り上がってんな
あそこ
こんなの
鹿公軍でも
やってなかったぞ
ザッ
本気で隊を
進化させるなら
まずは土台となる
兵の身体能力を
高いものにしとかなく
ちゃならない
ザッ
飛信隊の
白兵戦の力は
はっきり言って
かなり強い部類に
入る
戦術をどうこうの前に
まずはこの問題を
解決しておかないと...
でも黒羊戦では
慶舎の精鋭部隊の前に
ズタズタにやられた
騎馬も歩兵も
明らかに個人の力が
劣っていたんだ
この先さらなる
大物・強敵達と
渡り合っては
いけない!
.....
だが
ここまで厳しいと
体力馬鹿しか
残らねェぞ
分かってる
何か
特殊技能”が
ある者が
いるかどうかは
落選した中からも
探すつもりだよ
ザッ
何だ
特殊技能って
体力はないけど
何か戦いに役立つ
特別なカー
他が持ち合わせてない
力がある者は
人材として貴重だ
例えば
人の倍以上
遠くが見えるとか
水の上を歩けるとか
あー
っているか
そんなの
そうそんな人間
滅多に出くわさ
ない
だからまずは
戦える新戦力を
手に入れるんだ
お?
何だこの
うちひしがれてる
連中は?
くそォ
落選組
かな
ん?
カカカ
落ち込んでる
なー
おー弓矢兄弟
何だお前ら
落ちちまった
のかー!
あっ
たっ
隊長様っ!
にっ兄ちゃん
また飛信隊隊長に
会えたよ
オレ達
運がいいね
ああ
試験には
落ちたけどな
残念だったなー
何かお前ら
やりそうだった
のによ
はい
弓なら自信が
あったのですが
実技の前に落ちました
無念です
弓...か
そう言やテン
お前弓兵欲しいとか
言ってなかったか?
あっ
弓の腕前だけで
入隊できると淡い
夢を描いていたこと
猛省しています
今
だから
ダメだって
まずは基礎能力が
高い者を集めないと
特殊技能
だよ
特殊文化外列士前
にっ兄ちゃん
あれ
娘軍師の
河了紹だよ
バカ
さんをつけろ
さんを
がっ
かわいいねすごく
弓の特殊技能って
だったら
体力試験で
落ちてる分
弓実技で皆の
倍の距離から正確に
的な射抜くぐらいしないと
残れないよ
的...
あー
あれか
今やってる
やつの
倍だってよ
当てれるか?
弓矢兄弟
あー
あれですか?
容易い
ことです
ギリ
!?
ばっ
何やってる
お前
!?
オイ
ここからじゃ
ね...
やめろ
走ってる
人がっ
ハン
ね?
はァ!?
お前っ
何をこんな
所からっ...
つかっ...
ちょ
ちょっと
待って
十倍以上だぞ
この距離っ...
今...
いやそれは
間を狙わないと
当たったら
大ケガするから
ううそだろ
おい
ごめんっ
ねっ
狙ったの!?
走ってる人間の
間を...抜いて...
的を!?
もう一度っ
もう一度
やってくれる!?
わー
近い
ぼ
僕にも
やらせて下さい
へ!?
コラ
撃つ前に
言え淡
!!
よ...
何だ
この兄弟は
テン...
上級弓兵って
このくらい:
できるわけ
ないだろ
距離だってもう
ふつうじゃないっ
いっ
一体二人とも
どこでそんな弓の
技術を!?
え...
山
キングダムの
う...いっ
狩人なんで
いや
そうじゃなくてっ
誰に
教わったの
その弓はっ
生活
かかって
るんで
ん
それは
父ちゃん
親父..
!
もう
戦争で
死んだ
!
!
そっ
そのお父さんは
今どこにっ...
原公とかいう
頭のおかしな将軍の
軍に入ってしまい
無茶な突撃命令で
すぐに死んだって
ブッ
原公将軍の下にっ!?
突撃
じゃあ
我呂
オイ俺も昔
その鷹公軍
だった
お前らの親父の
名は何だ?
蒼源です
御意ィ
お
おう
ソウゲン
そっか
...
んー
知られーな
そんな兵卒は...
廊公軍なんか
万の兵が
いたんだから
そりゃ
そーだよ
ソウゲン
ッ...
キングダムの
蒼源って
まさかあの特殊弓騎兵団を
作った蒼源様かっ!?
!?
わっ
な何だ
やっぱ知ってんのか
我呂
し...知ってる...
つーか
お前ら
聞いたこと
ねーのか...
た
たしかにすぐに
戦死して戦場に
名を残さなかったが
蒼源って
言えば...
秦で唯一人
『中華十弓』に
名を連ねた達人だ!!
えっ!?
こっ...
こんな所に
その技を継ぐ奴が...
...
しっしかも
飛信隊に!?
キングダムの〈完〉
何かひょっとして
入れてもらえる
流れなのかな?
えっ!?
そうなの
兄ちゃん
作_原泰久
作者あとかき
こんにちは、原です。
この度はオ45巻ご購読実にありがとうございます!!
本は900年月発売ですが、あとかさは、2018年の月に書いています。
おスミではなく、ここでは、2004年にあたってのお周りの記事をあげていたと思います。
2014年4月というも連載の関係といつでも、あっ、いつのことで、そのも一定も盛り沢山でありますが、
いや、それでもいいのですが、いつではないですよ。
お客様におかげですのですが、お客さまにお住ませんです。特別の時間が経過していることがあります。この時からは、「あなたがここまで見えてしまった」と思われていました。
・山弁線キング外展(こうそり来って一周にすんたこの
この時点では、長くてもおまえ一用しているのですが、ややかな気になってからなかったんだよね。ですからね。これでも
・キュアダムカードゲーム【今年男とは力でます()
・キングのメンテナが飲食店では、くこっそりが締めなく感じ例えたー!!
スマホアプリケーム、センター実験の手続くふっっっけ有めうけど抜き、不安なこと
わかりますね。オープンス大盛りバッキングダイエックスああ、今日一課後、庶公衆ーー!!
じゃあ
映画!クオリシー!!
□レギュラースタッフ・猫石達梶山臭頌上村惠一朗,毛利矛夏_佐藤儘次〈岡元利恵
□準レギュラースタッフ柊木新□ヘルフ北原涼子□緋舞.松橋優
セラル「SWTRH4グビーを選ん」
・手塚治家は僕の同士郎さんが、にて〈光栄の極み〉《、》〈り〉《..》
ちゅうううんしょっと一致的外人の誘う様ですし、!!(大ネタ仕事ですか...
10月10日(土)一方勉強時期3日(日)に
7代28歳(15時から、75kg。一番くじ、世界の大変などまた、
急便のカップだろうか
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ええ!!速くはメモコから
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「キラクタム」で学ぶ手し世のリリーターラップ「初めてビジネスま」と
これは嫌ったな「浜城伝ー」の文庫中で確認です。アメリカが解決されているのは、解決でしなくなってしまう何とかも知れませんが、
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こちらのお友、お姉ちゃんの体験文を考かせて頂きました!!!
でもよこゆく
恐縮の極みく火巣の絵みには
何故文自体不明だと思うのはとてもないです
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そういえば、今まで今年で初めてゲームクライターですが、
シブガワ・コウさんと対策させて頂きました!!
アレだということをだからくらいのけど炎が
そんなといったというのが楽しめるんですからこうやってくるのかどうして
ここでいましたー!!
。毎日放送「情熱大陸」は
そういうことなんですよ。くわたし、本物の〈情熱〉《から》出させて頂きましたー!!
パタの時内以上の長期密着!何かかすいく、勝手に、
やりとりを見かけて撮るのはの方が2005年大変だけど
とくいうわけで、この10年で後々忙しいから
一番楽しかった事でした!!お客様よりかくございませんでしょう。
そしてそんなかった
黒羊
『お守り』
おまけマンガ
素軍が勝利し
黒羊五丘を
占拠して
五日後
黒羊の紫水晶の
お守りを作っといて
やるよ
離眼の守り子と
同じくご利益も
ある
終わったら
取りに来な
お
いたいた
黒羊の
お守りか
お前を助けてくれた
バアさんが
持ってたっつー
でも
殺された
テンが探してたぞ
明日お前んとこが
警邏隊たそ
.....
フッ
この腕かざりの
ご利益はなかった
みたいだな...
そーでも
ねェぞ
意外とそのバアさんが
助けてくれたのかも
知んねーな
桓騎の本陣に
殴り込みに行って
収拾がつかなくなった
あの時
尾平がそれを落として
俺と尾平がもめて
あの場は何となく
収まった...
羌瑰お前
お守りとか
持ってねーの?
え?
いや
持ってない
俺も
持ってねェ
え
え...
これが
欲しいのか?
あー
いや
それはいらん
ハアさん
死んでるから
縁起悪ィ
今助けて
くれたって!?
黒羊来る途中の
高って邑に
石売ってる
店があったな
“お守り
だっつって
けっこう
客が多かった
今度そこで
一つお前に
買ってやるよ
んで本当に
ご利益ありそう
だったら俺は
そこでもっと
高エやつを買う
...え?
う
別に試さなくても
石とかなら
“力があるかどうか
見れば分かる
えっ
マジか
お前
ああ
マジだ
んじゃ
今度帰る時
高で一緒に
石買いに行こうぜ
羌漉
ああ
覚えてたらな
へへっ
俺はすぐ忘れるから
お前が覚えてろ
フザけるな
カバーデザイン
岩崎修(POCKET
YuC
DIGITAL
SHEESAはYOUNGJANATACS
キングダム
45巻
原泰久
@原泰久:2017.20!7
初版発行
デジタル版発行_2017年
2017年
発行所・集英社
http://www.shuesshacco.
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