★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 そうだなぁ。でも、そうだな。そういうことはそういうことで、そうだなぁ。それは、 は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。そんなある日、森国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として戦性となった親友源の遺言に導かれ、信は少年王原政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上がり、嬴政は中華統一を果たすという仕大な夢の実現へ一歩踏み出したのだった。 そういうことですから、そういうことですから、そういうことですから、 その後、秦軍に従事した信は数々の武功を挙げ、信率いる飛信隊も 戦場でその存在感を示し、た。そんな中、魏との国境・著雍での激戦に 招集された飛信隊!は魏火龍と呼ばれる大将軍らを撃退。この武功が認められ、遂に信は五千人将へ昇格、将軍まであと一歩 の地位まで辿り着いた。一方の原因も呂不韋との長きに亘る政権争いに勝利し、無事、真の大王となる。そして、信と鳳政は初めて中華統一に打って出るのであった..!!その大事な初戦、飛信隊は極騎率い お申ご入で無添福ちゃん間より残しておっといい天下の大切者だ... でもよーし渡られーなん はを期間に...とのことです!! て隠匿し、戦況を覆すべく中央丘を不落の砦と化す。そんな中、桓騎はこの大戦に終止符を打つ最後の命令を各隊に「告げたのだった...。 魔力はの死を隠したまま読手戦を続けるのだ! 離眼城の方へ向かっています!! そういうことですね。そういうことですね。それではなんですねそうだな。そういうのは 桑軍五千人部隊|飛信隊 素国の若き王。中華の統一を目指す。 天下の大将軍を目指す。秦軍特殊部隊・飛信隊の隊長。 そういうことですから、そういうことになっていたそういうことですが、ここではそういうことですから、 山の民で信の元・同居人、飛信隊の軍師となる。暗殺集団・蚩尤の末裔。 同胞の仇を討ち、飛信隊に帰還した。 そういうわけではなく、そうだな。それは、そうだなぁ。でも、そういうわけではなく、 民に愛される離眼城の主にして将軍、慶舎の副将を担う。 沈黙の狩人」の異名を持つ本能型の武将。美白のの総大将。信に討たれ戦死 怪力の持ち主で紀基軍の副官が 知路に優れた紀彗の右腕完演に討たれ戦死 そういうことになっていたそれではないのですが、どうしてもそういうことになっていたのはそういうことになっても、 自身も軍を率いる相騎軍副官。 元は冷徹な大野盗団の首領。此度の んは...はは戦の総大将。 桓騎軍最強の武力ゼノウ|家の長。 奇策を操る桓騎軍の参謀 いっ言っている意味が分かっているのか紀彗 この丘の占拠が戦の勝利だ ここまできて自らそれを捨てると言うのか 私は助けに行かねばならんのだ 戦略的に桓騎軍が離眼城を落とす意味はない 飛び地の離眼を奪っても趙軍に包囲され減するだけだ 明らかにあれはお前を誘い出す罠だ 紀彗軍が去った後この丘を攻め上がる兵が必ずどこかに隠してある んなことは当然城主も分かってる 必ず聴いせに離眠を血の海にする 黒羊の民よりひでェ方法でな そなたらも下に行って見て来い 今こうしている間にも桓騎は進軍しています 早く追いましょう紀彗様 いやせめて二日待て紀彗 砦が完成すれば慶舎軍だけで丘を守れる 今の離眼は桓騎軍を相手に半日ともため ここまできて戦の放棄などこの俺が許さぬ そんな身勝手が通じるとでも思っているのか貴様ら どうしても行くと言うのなら殺してでも貴様をここに留めるまでだ もしこの場で紀彗を殺せば全離眼兵は決死隊となって我らに襲いかかる それが今の趙軍の前にある道の中で 最悪の愚道であると気付かぬと言うなら、 お前は歩兵からやり直してこい岳嬰 今我々はこの戦いの〝勝ち〟か〝負け〟のどちらを選ぶかという究極の選択を突きつけられているのだ フフフランスファスティ そしてその決断を下すのは 今の超重で実質的総大将である紀彗だ! だが最後に中央の武将として離眼城城主紀彗に言っておくことがある 我々慶舎軍は離眼のためではなく 超国を守るために黒羊に戦いに来たのだ 黒羊を失えばここを拠点に周囲一帯が素軍の侵略を受けるだろう 離眼はその中の一城にすぎず そして一帯全てが案の領土と化した時 言うまでもなくそこからさらに 実際そうなった時どれ程の趙人の血が流れるか命が失われるが、予測すら立たぬ 幅広く奥深くまで次の侵略を受ける そうさせぬための黒羊戦だったのだ!! それを防ぐために皆は戦い血を流し その大義のために死んだのだ 離眼一城を救いに行くというのなら 趙国西部一帯が失われるやも知れぬのだ その全てが...無に帰すことになる それほど重い選択なのだ それほど重い選択なのだ おーよくできてるじゃないか 「紀彗様達が無事に戻って来られるように みんなでたくさん作ってるんだよ 思羊から何か連絡はあったか!? じっじゃあこの事はっ... 何もない黒羊からは二日前から何もっ... 男は全員城壁の上に登らせろォッ ただがこの数じゃ戦に... バカな黒羊が抜かれたのか 何してる佳徳早く下に行けほァさんと地下に 帰還ということは見事桓騎軍を返り討ちにっ... 離れる宇宙をせねばならぬ... 時は黒羊戦五日目の午後に遡るー マジで俺らだけでこの丘取れって言ってんのかよ 伝者の話じゃ他にも桓騎兵が伏せてある それもそんなすげェ数じゃねェだろ 桓騎軍は大半が黒羊を離れやがった 大体丘を占拠しちまった超軍がわざわざその桓騎軍を追って丘から降りるって読みが 大間違いじゃねェのか!? ふつうに考えりゃそんなバカなマネ... 選軍が丘を降りて行く!! お前が恐れるようなことは離眼では起こさせない ーこの時丘を占拠していた趙軍のおよそ半分を占める紀彗軍が下へ降り丘を後にした 一方金毛・岳嬰率いる賢吉軍は丘に留まり徹底抗戦の構えを示した それに対し樹海内に伏していた桓騎兵が続々と丘に攻め上がった 序盤砦化された箇所を使い趙軍が大いに桓騎兵を返り討った 砦を突破したゼノウー家と 飛信隊の前に敗れ去った 奴ら続々と丘から降りていってるぞ ここで死ねば負け犬で終わるだけだぞ 慶舎様の仇を討つためにも ...ここまでだ... 黒羊から撤退する...!! 五日目夕刻黒羊より趙軍全軍撤退 よって黒羊戦秦軍の完全勝利である 紀彗軍が丘を降りて追って来たことを確認すると 十分引きつけてそこから戦わずに分散し四方へ逃走した 紀彗軍は分裂したいくつかの桓騎軍の小隊を討ち そして桓騎は再び黒羊へ戻り すでに桓騎軍が占領した そのまま離眼城へ入った ゆっくりと登頂したのである ここで大人の戦いを覚えていけ チッまたどっかから女連れてきてやがる... 那貴達にも少し手伝ってもらって 戦の全容が大分見えてきた 桓騎のとんでもなさが浮き彫りとなった... 黒羊戦四日目にあたる昨日 飛信隊が慶舎を討とうとしていた頃.. 桓騎はすでに〝標的〟を慶舎から紀彗に移していた それで特別な拷問係を呼んで捕らえた離眼兵から紀琴の過去を全て聞き出した そして紀彗と離眼城の関係を知った桓騎は... 四日間両軍が必死に繰り広げていた丘取り合戦をいきなり止めて 全兵を中央丘から降ろしてそれを趙軍に明け渡した!! 桓騎は黒羊の村焼きを行い一般人の死体を集めた その死体を紀彗に見せて脅したんだ そして趙軍に...丘の砦化を進めさせる一方で 離眼を同じ目に遭わせるぞ〟と それで紀彗は自ら丘を捨て離眼救出に向かい... じゃじゃあ結果的にあの村焼きのおかげで素軍が勝ったことに... 戦争四日目で大局も動きいよいよどう丘を攻略するかと軍略家なら、前のめりになるところで 桓騎は丘ではなく紀彗一人を的にした戦いに切り替えた そして村人達の死体群を必殺の武器として、紀彗の弱点をえぐり丘から引きずり降ろして... 黒羊戦を勝利に泣いた... 昌平君でも李牧でも決して真似できやしない いや真似しようとも思わない だが真似できない分こんな圧勝劇も この丘は取ってからの砦化も難題だったが 紀彗が離眼のために戦を放棄するかなんてただの賭けだ!放棄しなければこっちが負けてた! お頭はそれもまんまと超軍にやらせて完成に近い状態で手に入れた 消耗戦となるはずだった。丘取り合戦を止めたおかげで戦死者の数が開戦前の予想の... あんなふざけたヤロオが 結果だけ見れば大軍略家の出せる以上の結果を叩き出したことになる... 李牧以上とでも言うのかよ あいつは一体何なんだっ 一体何者なんだあの男は... そもそもどこから来たのか 雷土ら幹部達でさえ知らない 俺は..最古参だという者からお頭の。根っこの部分について聞いたことがある あのあいこく冷酷・無慈悲で戦負け知らずの天才の そしたらそいつはこう言った “根っこ”には何があるのかってな 岩をも溶かすって...って! 我が軍黒羊戦に見事勝利 オオあの三大天候補の屋谷を 敵将慶舎を飛信隊信が自ら討ち取った模様です しかしその後桓騎と信がいい内輪揉めをして... 死人が出たとも朝告が... それで双方の争いは収まったのか!? 戦の内容は不明ですがよくあの黒羊を五日で... さすが桓騎と言ったところですか 資置一万を率いて前線部市珉に入り黒羊守備を助けよ 介護周囲の城々から黒羊に向けて一千ずつ出兵させよ 土門軍も北上させ資識の下につけよ このまま急ぎ黒羊を拠点とする超国西部の攻略に入る 昌平君は桓騎が自分の予測を上回る戦いをしたと想像したか 黒羊の先の趙領土へと向かっていた 西の丘一つを飛信隊だけで客化なんて無茶だよ あの丘だって万の兵が入れるくらい大きいんだよ それに加えて黒羊の外側の警邏隊もやれなんて冗談じゃない えでもまだハチのうち五千くらいはいますよね つまりやり甲斐はあると それはてめェらがアホだからだろうが うちは四日目に風容本隊の奇襲を受けたときボロボロに... お頭みてェにちゃんとここ使って戦わねーから バカみてェにバンバン死傷者出すんだ そのくせお頭にたてつきやがりますよねこいつらって 足引っ張るのもいい加減にしろよなーカス 持ち場と役目は分かった くれぐれもさほらぬようお願いしますよ 監視役の那貴さんはもう桓騎軍に戻りましたので あれから顔も出さねェで 何でてめェ如きにイチイチ顔見せなきゃ 自惚れんなよ元下僕... てめェなんざ最初っから お頭の眼中にすら入ってねェんだよ 奴の言う...大人の戦い方を 真正面から受け止めねェといけねェと思う 桓騎とはまだこの先も戦場を一緒にする機会があるだろうからな 戦い方はクソだか... 制止すべきところは制止すべきだ だがそのためには奴の上に行く必要がある 桓騎より先に大将軍になる だが並びさえすれば十分止められる お前は尾平に言ったように お前のやり方で天下の大将軍になればいいんだ お前が何をどう思ってるか知んねェが... ついでに気合い入れに一発ぶんな 俺は絶対お前に負けはしねェからな 一方飛信隊は大将桓騎への反逆行為の咎により慶舎討ち取りの戦果は相殺とされた 隊の結束はより強くなった 桓騎の強さと恐ろしさを中華に広める結果となった その際信の思いを皆が聞いたことで 飛信隊の奴らマジであの数で警邏に行ってんぞ やっぱ下僕はよく働く... そしてその風にあたって心揺れた者が 騒ぐほどのことじゃない 飛信隊に移ると言ってるだけだ 内臓ぶちまけられてェのか那貴てめェ ここは軍であって軍じゃない 堅苦しい縛りがないところが桓騎軍のいいところだろ ...そうっスね... これから上に進む飛信隊にとっては 大きな〝収穫〟であった この黒羊戦で樹海にひそみ別の収穫を得た新たな存在も 慶舎様、損失は痛かったですか 桓騎の力を見誤りました.. 代わりに我々が得たものが“二つ» しゅんすいじゅ副官舜水樹 一つは隠れた名将「紀彗〟の発見 ーそしてもう一つは... その刻皆は気付くのである ここで慶舎に誓っておきます 合従軍戦以来の超大軍を興して趙軍と激突する 黒羊がその前哨戦であったことに 私がこの手で仇を討つと 想像以上に広い樹海ですね あれが飛信隊が砦化を進めている西の丘です 慶舎を討って最大武功をあげて その後同士討ちの禁を犯して武功帳消しになった信に 慶舎討ち取りの報が来た時は驚いたなー こりゃ信が将軍になっちまったー そしたら翌日内輪揉めで桓騎兵殺しちまったーって聞いて あこりゃ昇格消えたなーって ま実際死人出したのは光璃なんだけどな その愚直さが揺るがないのはさすがだよ信 ーところでお前こんな所まで何しに来たんだ蒙恬 この西の丘ー飛信隊の持ち場は全て楽華隊が引き取ることになった お前達はもう帰っていいよ しっしかし砦はまだ完成してないのに... ついでに不細工なとこ可憐に仕上げとく はいこれ本当からの辞令 ふざけんな砦化はそう簡単じゃねェんだよ 設計とかもテンはすげェ苦労して いや蒙恬の方がオレよりきっと上手いよ 築城・砦化の成績悪くてオレ先生に言われたもん そっちの才能は卒業生第一号の蒙恬の半分以下だって まさかテンの砦化が下手くそなんで現場交代なんじゃ 総司令の温情だと思って素直にうけとれよ ”休む〟のは隊にとって大切なことでもあるんだから あ!?別に休みなんていらねェし疲れてねェし お前が疲れてなくても下が疲れてんの はーいい加減帰ってら♡東美ちゃんのおっぱいに吸いつきたい お前も本当は桓騎将軍ともめてけっこう思うところあっただろ 一度家に帰ってしっかり休んで気分転換でもしろ つか気分転換って何すんだよ 帰ってもあんまやろうとねーし 結婚相手を探すってやつかー... 別にそんなに拭くことじゃないだろお前もう二十二だろ 全然ふつーだよ結婚とか そういうお前だって結婚とかしてねェじゃねェかよーコ上なのに 名家の長男だから相手はじっくり見つけないと 名家だからこそ早く落ち着き一日も早くお世継ぎをっ その間城々のお姉様方と甘美な夜を 黒羊取られて趙がこのままだまってるはずがねェんだ 今みたいに戦以外のことで心沸き立つことも大切だよと ...いやかなり沸いてたぞ.. 楽華隊には遠出して来てもらって悪ィが昌平君にそう伝えてくれ やっぱ今前線を離れて帰路につくわけには じゃーマジメな話を一つしてやる 素軍が黒羊を取ってから素国に牙をむこうとしてるのは超だけじゃない 娟燐が軍総司令となっている楚は今対案国境へ続々と軍を送り配備している 一方魏も第一将の呉鳳明が前線都市修に入り著雍奪還を狙う動きを見せている これに対し大将軍蒙武も大軍を率いて南部前線にへばりつく形となった 故にもう一人の大将軍脳も著雍から身動きがとれぬ状態だ 韓・斉・燕も中華の均衡を崩さんとしている案に対して水面下で謎を進めていると密偵が伝えている 恐らく次の戦はかなり大きくなる これはあくまで俺個人の予測だが 次が大戦なら敵国も案もそれなりの準備期間に入る 〝進化〟をはかれと言ってるんだ 黒羊戦を通して飛信隊の弱点と... 改善していくべきところがいくつかあると気付いた 攻めはともかくうちの守備力はやっぱり決して高くはない 戦が大きく長くなるほどこれは致命的な弱点となる 他にも羌瑰隊との連携や 弓隊という飛び道具も手に入れたい 時間をかけて練ればまだまだ飛信隊は強くなれる 霊凰・慶舎大物食いしてる飛信隊... そのお前達にかかる本営の期待はもはや決して小さくはないぞ 久しぶりに帰るとするか !!作ってなきゃいーな でも何かやべェことがあったらすぐ知らせろよ蒙恬 でも今から大変なのはうちらじゃなくて 次が大戦になるならそこまでの準備が戦の勝敗を大きく左右させる 国をあげての軍力補強・整備と 始まろうとしてるのは“文官の戦い”だ いやもう始まってるかな ってことは丞根の昌文君らが主役ってことか... だ..大丈夫先生も丞相だし というわけでとりあえず 上や文官達の働きを期待しつつ 俺達は次に備えるぞってことだ この時すでに列国の計略・課略の手が水面下で複雑にうごめいていた そして素から東遠く離れた趙と斉の国境付近〝香〟という小さな城邑では 全く予想外の三人の大物が密談の席につこうとしていた おおすまぬな一番に来るつもりじゃったが 早くも..発起人が着かれたようじゃ ヒョッヒョさすが鋭いな じゃがまーこの際そこはどうでもよい 李牧殿とこの方が会うのは 趙だけに目を奪われるな 魏と楚も大軍をこちらに向けているのだ 韓ら他の三国にも怪しい動きがある 六国全ての動きを事細かに見ておかねば... 再びあの合従軍が果るということも... 二十年間大楚の宰相を務めた春申君の名の信頼と だが春申君はすでに死去し 李牧も列国に対して合従軍の失敗の汚名返上はまだできていない 王騎・劇辛を討った李牧の名の信頼の二つが重なって興りえた あれ程大がかりなものを興せる人物は今の中華に見当たらぬし あんなものはこの俺が二度と作らせはせめ 昌平君がそう言われるならば安心だ 国間のつながりを妨害する汚れ役 ...ではやはり我々が思いきり攻めに... 遊説の徒を外に多く放っておりまする 見当たらぬとは言いすぎか 東に鎮座するあの人物だけはその力が未知数... 念のために東への目をへ今から増やしておくか... ならば次に刃を交える国は? 黒羊という“楔を活かし次が本当の... さっ蔡沢様からの急報です こっこの伝書の封はたしか... 国運に関わる知らせの封ー 引き継ぎに五日もかけたからもー安心だ 五日のうち四日は飲んでただけだった... 何か引き継ぎ忘れたとこねーかな 十分飲んだし吐いたわー 十分飲んだし吐いたわー 急報ーー感陽本当から急報だーっ!! もー残りたきゃお前だけ残れっ 残るなーさっさと行けー 理由は分からぬが今より趙軍とは一時休戦だ もしこちらから仕掛けたら重罪に処すと厳しく... 大至急配下達の周知徹底をはかれ よいなこれは超軍側も合意のものだ 俺は急いで南の丘に行くっ こ黒羊取っといて休戦!? 一体どういうことだ... ただ説明もなく一時休戦ってことは... 何か突発的に想定外のことが起こったんだ 嫌な予感かするな... ものものしい警備の中国籍不明の一旅団が到着した 「史記素始皇本紀」より抜粋ー 斉と趙が(秦に)来朝したー いやそれよりこの御仁は 一体どういうおつもりですか蔡沢様っ 今最大の敵となっている趙国の宰相李牧を連れて来るなど しっしかももっもう一人っ... せっせせ斉の大王ご本人まで連れて来るなどっ... しょっ...正気の沙汰ではありませんぞ 何の相談もなくこんなっ ヒョッヒョ独断・無断で動いたことは心から詫びる じゃが段取りを踏んでおると 何より実現が困難であったろうて さすがに話が見えてきませぬ 一体何であの二人も自らこの敵地のど真ン中にッ そもそもなぜ..あの二人を その旨趙に伝えたところ 無事に通す条件として金とは別に 斉王が成陽まで来るには趙国を通らねばならぬ 幸牧も同行して案王と謁見する機会をと言われたので “可”として連れて来た 王をないがしろにしてそんなっ... ならば後でこの小首はその辺の棒キレで叩き折ればよい 大逆罪ですぞ蔡沢様っ!! かつて東帝・西帝と中華に恐れられた時代もあった東の斉王と西の秦王が 直接会って対話する意味を考えるとこの子からびた首など蝶の羽より軽いものだぞ この蔡沢の最後の仕事としてお引き受け頂けませぬか 列国を滅ぼさんとする玉として それを東の玉座で受けて立つであろう斉壬と舌鋒をお交わし下さい せっ斉王との会談は何の話なのか不明なので我ら主要人の少数のしきりで 人目につかぬ方紀殿で密かに執り行います 季牧も何の目的で乗り込んで来たのか不明ですが 大国の王が突然感関に来るなど前代末闘 本来なら国をあげて迎えねばならぬ程のっ あちらは本殿にて謁見を しかしまた中の準備は終わってません とっとにかく斉王をっ... くそっいきなりやって来ておいて"長居せぬ故すぐに場を設けよ。などと斉王が注文をつけたせいで今大急ぎでっ... 設けておりません相手も王なので一応礼をもって席は同じ高さに 牛の舌の塩焼きでございます 蔡沢に言って案の美食を用意させている ーと言うわけで食べながら話すぞ楽王 たっ大国の大王お二人の会談が こんな踊り場でなど... いっ今あの方紀殿で準備が進んでいますのでそちらで いっ...今しばらくお待ちをっ... 密室でただしゃべるだけならわざわざ秦まで足を運ばぬわ 僕は茶という国と...王を感じに成陽まで来たのだ丞相よ 席は王二人と蔡沢の三席しかない たった三人で会談を!? 悪いが退がってくれるか? 本当に東西の二大国王同士の会談が... 参考日は工事が日焼から日焼き変化した目。平想は旧約の人代目。 これが東の大国斉のっ... 今度は大王様から熱風がっ!! 綺麗な顔の割に猛々しいな 蔡沢から聞いていた通りだ 秦王として改めて礼を言う 斉軍が抜けなければ正直今の案がどうなっていたか分からなかった 斉が合従より抜けてくれたことー 素国を助けたいと思ったからではない あの時合従から離脱した本当の理由は 合能が率を滅ぼしてその土地と人間を六国で取り合った後の世が 見るにたえぬ汚濁になると思ったからだ あろうことかそこで救われたお前達が今度は 六国を滅ぼし全てを手に入れて それ以上の活濁をぶそうとしている 俺は断固としてそれを否定する 蔡沢から中華統一の話を聞いた時 超の李牧と結び第二の合従軍を興し 次こそ素国を滅してしまうかとな だが蔡沢は秦王は続けてこう言ったと仮に伝えた 人が人を殺さなくてすむ世界がくる”と... お前の見ている〝理想の世〟を聞いた時 ☆国征服”と“人を殺さぬ世” この間にはとてつもなく重い現実が抜け落ちている その日より仇敵国の人間に!強制的に»素人にならされる六国の人間達の苦しみだ 「国〟とは民にとって根をはる大地のようなものだ その国が失われれば人は必ず心身共に朽ち果てる 今の六国の人間全てが朽ち果てる でですからその場合は案が新しい根をはる大地にっ... 素人となるのを拒む者は? 力で従わせるか?国々を叩きつぶすその武の力で? だがそれを全中華に行えば それはもうこの五百年の争乱の世以上の汚濁ー 亡国の民達をどう救済するつもりだ お前の理想が空論ではないと言い切ったな ならばお前達から見て滅ぼされる側に立つこの育毛がしっかり納得できる答えがあるのであろうな 今の段階でその大問題の回答など はるばる成陽まで足を運んだ もし答えが用意されていないままの 六国征服だと言うのなら... その前に第二の合従軍で蓁を滅ぼさねばならぬぞ せっ斉王それはっ... 亡国の民の苦しみを救う。答え”が 今ここで教えてもらおうではないか 国とは人の根づく大地だ 耐え難い〝屈辱感〟喪失感〟 中華統一の時滅ぼす側の王として それを奪われた時そこにあった人間達に残るのは 旧六国の民達からそれらを取り除く責任があることは重々承知している それらを取り除くためには... これが征服戦争ではなかったことを説いて理解してもらう必要がある 六国制期は征服戦争そのものではないか 『征服”とは。支配』だ だが六国を滅ぼしその全てを西端の案が一手に支配できると思えるか それを試みれば年をまたがずして中華は再び混沌の世へとなるであろう 六国制覇した秦が征服者の体を取れば中華統一は確実に失敗する そして新しい国の形を伝えれば... 支配者となってはならない! 素人が支配者とならなければ亡国の民の恐怖心〟はまずはぬぐえよう 国境なく争乱は消え人と物が自由に動き交ざり合う世界を... 支配なくしてこの中華七国を一国になどできるわけがない 多種多様な文化・風習・信仰 これ程複雑に分かれる中華の全人民を同じ方向に向かせるなど 逆にこれまでにない強烈な支配力を持つ者達が上に立たねば実現不可能だ この中華統一の成功は全中華の民を一手に実効支配するものにかかっている だがそれは絶対に>人であってはならない!! “法〟に民を治めさせる 王侯貴族も百姓も関係なく 中華統一の後に出現する超大国は 五百年の争乱の末に〝平和〟と〝平等〟を手にする 現七国の民は統一後は上下なく並びとなりて 共に一丸となって自分達の新しい国の形成へと向かうのだ 俺が用意している答えだ ”法”の下と言ったか.. つくづく常識を覆しよる ...しかしそうか... 東西南北平等の法治国家 決して言うほど易いことではないが... 我々の民が惑い苦しむ所ではなさそうだ... どうやら蔡沢の口車に乗って はるばる西の端まで足を運んだ甲斐はあったようだな そんな道があったか... ででは合従軍などとは... 次はそちらが答える番だ斉王 一体何のために成陽まで来られたのだ はじめは斉奏同盟かと思ったが どう考えてもそれではつじつまが合わぬ それのどこに斉の利くがある 正式な証人がいない故素王と儂との口約束でしかないが 斉秦同盟のようなものだ 家が魏・趙・韓と戦う時その背後にある斉が三国に味方せぬというだけでこれ以上ない同盟の利益得る 案の刃が三国を貫いた時次は必ず斉国に突き刺さるぞ 同盟の効力ではそれを止められぬことは斉王とて分かっているはずだ 素王の目の色が今と変わって汚く濁っていたならばー 大王様が変わっていないとしたら 斉も死力を尽くして国を守るとするかのォ あの楽数の合従軍を受けて斉国は〝莒〟と。即墨〟の二城のみとなった 儂はちょうどその時籠城中の"莒〟で生まれ そこから多くを見ながらここに至る ずっと昔から思ってきたことだ この中華はもううんさりするほど血を流してきたが 泥沼からの出口が見つからぬまま これからもずっと血を流すのだろうと 出口はないものと思っていた ーがひょっとしたら出口の光を今見つけたのやもしれぬ この全中華の舵取りを任せてもよいぞ 中華七雄の二国が降伏の話をっ... と...どんでもないことが... だ断じて非公式!!非公式であるが.. あの東端の難敵と思われていた斉国が... 実質的な〝降伏〟宣言をし... それを大王様が受け入れられた 六国制覇のうちの一国が成ったーー!! 蔡沢がこれ程強引に動いて斉王を感陽までお連れした理由がようやく分かった たたしかにこれ程大きな山なら 単身でよくぞここまで動いてくれた クッあまりぬか喜びするなよ奏王 真にただの口約束の上に 先程も言った通り秦王の“姿勢”が変われば 斉が三国の後押しをせぬというだけでこちらは十万単位の兵の命が救われたことになる ただそこが判明するその時まで 斉は案の戦い一切を静観する。ものとする 蔡沢に深く感謝するかいい かつてこの愚者も恥ずかしながら 斉王とはまた違う視点から 世を導く道を探す時代がありました ないものとばっかり... 雍にての呂不韋との舌戦の中でその道を... あの言葉には本当に芯からしびれました 長生きをしてよかったと あの時私は心の底から... ただの稚児の戯言と同じです! その実現の最大の障壁»となるものが何か お分かりですかな?大王 奴に関しては僕が言ってやろう 李牧の目は常に西の案を向いておる つまり斉は趙李牧の背を長年見続けているということになる 先の黒羊では梁が勝利したものの 奴を背から見た感じは... 李牧にはまだまだ余裕があり またそれを感じ取られぬようにしている 素国が想定しているよりもはるかに強いぞ 我々の想定以上...!? そしてその奴を倒さねば六国制覇がかなわぬことも重々承知だ 学校が化物であることは承知している... これより出ずる秦の大将軍達が必ず李牧の首を取る! 本殿にて正にその李牧が待っているぞ あまり待たせると会談の中身の重さを李牧に勘づかれまする 夜の酒宴にてゆっくりと そなたの言う通り... そなたのわがままに付き合った形でもあったが あれは千年に一人の王だ。 よくぞ案王と俺を引き合わせた あの王になら本当に実現できるやもしれぬ それぞれがかつて探し求めていた世界を... 為して行った仕事は真に大きかったぞ 蔡沢は燕の人で身一つで遊説し案にたどり着き当時の絶対権力者丞相范雎との舌戦によりその席を譲り受けた 以後昭王・孝文王・荘襄王・戯政と四代の王に仕え その間祖国燕にても重職についた稀有な政治家であったという 一体いつからこと切れていた蔡沢... 幾度かそなたには助けられた 結末は儂が責任をもって見届けてやる... この度は認見の機を頂き真に... 何を目的としてわざわざ自ら成陽にまで乗り込んで来た くっ挨拶すらさせぬとは 李牧様は率相なのに... 蔡沢様のおっしゃった通り今回は芦王をお連れするために李牧の謁見をのんだ 大王があえて礼を欠くほどの壁を作った そもそも黒羊戦を終えたばかりの敵国王都に宰相が乗り込んで来ることが非常識 それをおしてわざわざ来た李牧の言葉は相当な事のはず こちらには今季牧と話すことなどないのだ 早々に引き取らせた方がいい! 歓迎されておらぬのは百も承知です ...が間に合ううちに何としても大王様に上奏したきことがあり参上しました 中華統一の夢をあきらめて頂きたい あなたのことを心から尊敬しております 邯鄲で生まれた不幸をはねのけ案の玉座につき 寝では自ら死地に入り民兵を奮わせ奇跡を起こされた... この世から戦を無くすために国を一つにしようと志されている あなたのような王にお仕えしたかった しかしお仕えしていたらやはり 中華統一を全力でお止めしていたでしょう 国の存亡に関わる最終局面に近づく時 その国は想像以上の力を発揮して抵抗してきます 合従軍をはわのけた家の方々が一番よく知るところのはず つまりそこから先は正に 血で血を洗う凄惨な戦が待っています 統一後の理想の世などそこで倒れていく者達に何の慰みになりましょう。 紛れもなく悲劇そのものです! 大王様私も常日頃から戦の根絶を心から願う者です 他の五国にも同じ考えを持つ者達がいます 大王はそれらと剣を交じえるのではなく手を取り合うべきではありませぬか 手を取り合って中華の平和の道を... 今すぐ六国に伝文を送り 六国の王達を咸陽へ集結させて下さい! 三国同盟でもそれぞれかみ合わず 実現が困難なものを七国で同時になど... 目的は“中華の恒久的平和” ならば...七国が守る盟約は唯一つ 他国との戦争を一切禁ず この禁を破り国境を侵す国があった場合ー すみやかに残りの六国でその一国を攻め滅ぼすものとする 七王全員が刻印さえすれば 無益な血を流さずとも中華から戦は無くなります! そんなものでは無くならぬ! 我々と李牧お前が手を結び知恵を出し合い 皆が自国の利を後回しにする七国同盟を作れば この中華より戦は消えるであろう 百年後俺もお前もいなくなった中華七国がその題を守っているという保証がどこにある!! そんな不完全なものを残して平和を成したと言うのかお前は 時の流れと共にいずれかの国が興隆し偶然そこに邪な考えを持つ王と臣が重なれば 間違いなく盟など簡単に砕けるぞ その失敗を中華は何度も経験してきているではないか... 根本を変えるしかないのだ... 綺麗な言葉にすりかえればそれですむと思っているのか 受け止められるなど最初から思ってはいない 理想のためにすりつぶれろという暴論を六国が受け止めるとでも思っているのか 綺麗事など言う気はない! よく聞け李牧と趙の臣達よ この戦で全中華を悲劇が覆うことなど百も承知だ! 素は武力を以って趙を含む六国全てを攻め滅ぼし中華を統一する!! 血を恐れるならお前達は今すぐ発ち帰り趙王に完全降伏を上奏するがいい! やれるものならやってみろ!! 残念ですが〝宣戦布告〟しかと承りました しかし最後に接械するのは素国の方ですよ大王様ー 本殿の会談が終わるまで 素材は全て案のものか? 野菜・穀物も奏の肥沃な土地。赤州のもので米は噛むと甘みが出て 中華の穀倉と言われる若北部の米の味に、ひけをとらぬと思っております 鳥は秦の北西深太山の奥に生息するキマ鳥で魚は素国一水の美しい良聖川で獲れる金黄魚です 案の米に案の肉に秦の野菜か ならば明日よりこれら全てを趙の米趙の肉・超の野菜と言わねばならぬとしたらそなたらはどう思う? 家が接悔するとはどういう意味か 本気で案が六国制覇に乗り出すと言うのなら、 この中華七国で最初に滅ぶ国こそ 秦にとって六国制覇とは素国の持久力との戦いだ ならば戦略的に秦は中華の中心にある我ら趙を早い段階で滅ぼす必要がある だがこの李牧がいる限り秦は趙を討つことはかなわぬ 無論こちらとてただではすまぬが もはや“相殺”でも構いはせぬ そちらが必死になればなるほど 私は秦軍を内地へ誘い込んで徹底的にこれを討ち殺す 案が趙と泥沼の戦争状態にはまり込み体力を失っていけば 楚軍が北上して必ず威陽まで攻め落とす! あの娼燐がその好機を見逃すはずがない 超と楚で今そういう約束があるわけではないが そうなる前にこちらはお前を討つと言っておるのだ李牧 そんな目で中華統一を為せると思っているのか秦軍総司令 今、案の抱える将軍達と どれ程開きがあるのか分かっておらぬ この際だからはっきり教えておいてやろう 今いる泰将全員がまとめてかかってきてもこの李牧の相手ではない!! それでもやると言うのならかかってくるがいい!! そんなことをすればそれこそ趙の地は案が勝っても統治できぬ所となる 安い挑発に取り乱すでない おのれいっそこの成陽で奴を殺してしまえば... 李牧はさっそく心理戦を始めたに過ぎぬ! しかし殿どう見られました 学牧来朝の真意は... 俺の顔を見に来たのであろう 本当に戯術か目的なら今少し粘るかと思いますが どういう男がどういう顔で中華統一を語っているのか... 李牧は己の目で確認しておきたかった やはり美しい都ですね威陽は 私はなんだ邯鄲の方が美しいかと ーーして今回...得られたものは? ...迷いは無くなりましたね 李牧様のあんな咆哮は初めてだ... 先が見えるが故の“苛立ち”... つまりこれから突入するのだ... 趙義の決して後戻りできぬ過酷な戦争の時代に 思った以上に嵐が早く来る 馬南慈;舜水樹戻ってすぐ二万ずつ徴兵から練兵に入りなさい 趙は軍事強化に国庫を開き出した それを追うように索も国庫を開き各地の軍強化に入った 本当から新兵を千人も登用できる金と米が送られてくるなんて 武具も思うままに発注しろだってよ お!じゃあ俺矛がほしいキラキラしたやつが アホんなもん貌場で振り回してたら武器欲しさに敵に囲まれてズタズタにされるぞ つか千人募集にこれ二千人近く集まってねェか!? バカ丁比と干でも募集してるからここでは三百人だけだ えっ三百人の口に二千人集まって来てんのか!? いつからうちはそんなに人気にっ つか時長が何でまだ来てねェんだよ あいつまた道に迷ってんじゃねェのか!? 願ったりだここでかなり身体能力の高い者ばかりを選抜できる こんな数から三百人なんて受かる自信ないよオレ せっかく山から下りて来たのに... 何としてもあこがれのこの隊に二人で入るんだ! オイ新兵募集の集まりか!? 兄ちゃんこの人めちゃくちゃ強いよ絶対 ふーそうかやっと着いた ちょっとあんた入隊希望なら並ぶのこっちだよ カカカ俺はこの隊のもんだからいいんだよ うおお隊員の人としゃべったァァァ これより飛信隊入隊選抜試験を始める!! いいかぶら下がりは腕力じゃねェ いいか戦場じゃ根性のねェ奴から死ぬんだ 根性がありゃ三日だって耐えられる 失格だっ軟弱者がとっととうせろォー 河了貂の考えた選抜試験過酷すぎじゃねェか? ゼってェ俺らでも残れねェ... 遅くなってきたぞ飛ばせっ 隊が小さい時に入っといてよかったねオイラたち... ちょっと待ちやがれてめェら 受ける側だから下手に出てりゃ調子に乗りやがって... 走り回るだけならガキだってできるだろうがボケ 戦場は殺し合いやるところだろうが やっと成勢のいいのが出てきたな その戦場で殺し合いができる体力と根性があるか選抜してるのだが? ふざけんじゃねェこんなことしなくても強ェ奴は分かる 走らせてばっかいねェで剣だ いいだろう剣を持ってこい 俺に傷をつけれた奴は即入隊だ まだここが戦場じゃなくて さすが飛信隊の隊士さんだァァ 本当に先に入っててよかった... ちょちょっと待てよ... す崇原って名知ってるぞ... 飛信隊でも屈指の剣使いだろうか... 隊長の信はあんたより強ェのか? 俺が百人いたとして二百人同時に打ちかかっても勝てはしない うちの大将信はそれほどに強い! ますます入りたくなっただろ だったらウダウダ言ってねェで もう一度列に並びなおして 本気で俺達と一緒に戦場に行きてェなら 死んでもこの選抜試験を つかこの選抜試験きつすぎるだろ 何か盛り上がってんなあそこ こんなの鹿公軍でもやってなかったぞ 本気で隊を進化させるなら まずは土台となる兵の身体能力を高いものにしとかなくちゃならない 飛信隊の白兵戦の力ははっきり言ってかなり強い部類に入る 戦術をどうこうの前にまずはこの問題を解決しておかないと... でも黒羊戦では慶舎の精鋭部隊の前にズタズタにやられた 騎馬も歩兵も明らかに個人の力が劣っていたんだ この先さらなる大物・強敵達と渡り合ってはいけない! だがここまで厳しいと体力馬鹿しか残らねェぞ 何か特殊技能”がある者がいるかどうかは落選した中からも探すつもりだよ 体力はないけど何か戦いに役立つ特別なカー他が持ち合わせてない力がある者は人材として貴重だ 例えば人の倍以上遠くが見えるとか水の上を歩けるとか あーっているかそんなの そうそんな人間滅多に出くわさない だからまずは戦える新戦力を手に入れるんだ 何だこのうちひしがれてる連中は? カカカ落ち込んでるなー 何だお前ら落ちちまったのかー! にっ兄ちゃんまた飛信隊隊長に会えたよオレ達運がいいね 何かお前らやりそうだったのによ 弓なら自信があったのですが実技の前に落ちました そう言やテンお前弓兵欲しいとか言ってなかったか? 弓の腕前だけで入隊できると淡い夢を描いていたこと猛省しています まずは基礎能力が高い者を集めないと 特殊技能だよ特殊文化外列士前 あれ娘軍師の河了紹だよ バカさんをつけろさんを だったら体力試験で落ちてる分 弓実技で皆の倍の距離から正確に的な射抜くぐらいしないと残れないよ 今やってるやつの倍だってよ オイここからじゃね... 何をこんな所からっ... 十倍以上だぞこの距離っ... いやそれは間を狙わないと 当たったら大ケガするから ねっ狙ったの!?走ってる人間の間を...抜いて... もう一度っもう一度やってくれる!? 上級弓兵ってこのくらい: 距離だってもうふつうじゃないっ 一体二人ともどこでそんな弓の技術を!? 誰に教わったのその弓はっ そっそのお父さんは今どこにっ... 原公とかいう頭のおかしな将軍の軍に入ってしまい無茶な突撃命令ですぐに死んだって オイ俺も昔その鷹公軍だった お前らの親父の名は何だ? んー知られーなそんな兵卒は... 廊公軍なんか万の兵がいたんだから まさかあの特殊弓騎兵団を作った蒼源様かっ!? な何だやっぱ知ってんのか我呂 し...知ってる... つーかお前ら聞いたことねーのか... たたしかにすぐに戦死して戦場に名を残さなかったが 秦で唯一人『中華十弓』に名を連ねた達人だ!! こっ...こんな所にその技を継ぐ奴が... しっしかも飛信隊に!? 何かひょっとして入れてもらえる流れなのかな? えっ!?そうなの兄ちゃん ・キングのメンテナが飲食店では、くこっそりが締めなく感じ例えたー!!スマホアプリケーム、センター実験の手続くふっっっけ有めうけど抜き、不安なことわかりますね。オープンス大盛りバッキングダイエックスああ、今日一課後、庶公衆ーー!! □レギュラースタッフ・猫石達梶山臭頌上村惠一朗,毛利矛夏_佐藤儘次〈岡元利恵□準レギュラースタッフ柊木新□ヘルフ北原涼子□緋舞.松橋優 大阪物に会ってたのと楽しかた「やがり試験の内で重要なのかな」とええ!!速くはメモコから これからビジネスは、それぞれの商品の中でやっておりますので、おまえになりませんでしょうね。「キラクタム」で学ぶ手し世のリリーターラップ「初めてビジネスま」とこれは嫌ったな「浜城伝ー」の文庫中で確認です。アメリカが解決されているのは、解決でしなくなってしまう何とかも知れませんが、こうしなくなってしたのは、三郎作ったんですねえ...それだったのであれば、まずはこのようになりましょうこちらのお友、お姉ちゃんの体験文を考かせて頂きました!!! 恐縮の極みく火巣の絵みには何故文自体不明だと思うのはとてもないです例えば、日本的にとって、一方懸命書かれて頂きました。 そういえば、今まで今年で初めてゲームクライターですが、シブガワ・コウさんと対策させて頂きました!!アレだということをだからくらいのけど炎がそんなといったというのが楽しめるんですからこうやってくるのかどうしてここでいましたー!! 素軍が勝利し黒羊五丘を占拠して五日後 黒羊の紫水晶のお守りを作っといてやるよ 離眼の守り子と同じくご利益もある お前を助けてくれたバアさんが持ってたっつー テンが探してたぞ明日お前んとこが警邏隊たそ フッこの腕かざりのご利益はなかったみたいだな... 意外とそのバアさんが助けてくれたのかも知んねーな 桓騎の本陣に殴り込みに行って収拾がつかなくなったあの時 尾平がそれを落として俺と尾平がもめてあの場は何となく収まった... お守りとか持ってねーの? え...これが欲しいのか? ハアさん死んでるから縁起悪ィ 今助けてくれたって!? 黒羊来る途中の高って邑に石売ってる店があったな“お守りだっつって 今度そこで一つお前に買ってやるよ んで本当にご利益ありそうだったら俺はそこでもっと高エやつを買う 別に試さなくても石とかなら“力があるかどうか見れば分かる んじゃ今度帰る時高で一緒に石買いに行こうぜ 俺はすぐ忘れるからお前が覚えてろ この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除し、て行うことはできません