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KINGDOM
うっ
Yde
DIGITAL
..
YOUNGJUMPCOMISS
それでも、
というわけではないといけません。
...
SHUEISHA
KINGDOM
...
しかし、そんなことをしていたのは、
...
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
原泰ク
パク原
や
【intebonle】
E%
第304話・超の国門
うんおお
香熱狂
506-
それは...おはようございませんが、おまえはこれだけではないでしょうか
山の民の攻城戦
仁と淡
5008509510
山民族の剣
...その雑草、新兵達の夜、明日の選手
矛の継承者
1.
鄴の正体
中華の予測
お61799711511331170
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体事件などには、いっきい関係ありません。
そうだな。そういうそういうことですが、それでも、これからそれでも、これからは
前巻までのあらすじ
時は紀元前。500年の大戦争時代にある中華西方の国・秦。奴隷同然の生活を送る少年信
は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。
そんなある日、素国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として犠牲となった親友
漂の遺言に導かれ、信は少年王豪政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上が
り、嬴政は中華統一を果たすという壮大な夢の実現へ一歩踏み出したのだった。
そういうことですから、そういうことですから、そういうことですが、
その後、素軍に従事した信は数々の武功を挙げ、信率いる飛信隊も戦場でその存在感を示
した。そんな中、魏との国境著雍での激戦に招集された飛信隊は魏火龍と呼ばれる大将軍ら
を撃退、この武功が認められ、遂に信は五千人将へと昇格、将軍まであと一歩の地位まで辿り
驚いた。一方の嬴政も呂不韋との長きに亘る政権争いに勝利し無事、真の大王となる。そし
て、信と嬴政は初めて中華統一特に打って出るのであった..!!その大事な初戦、飛信隊は垣騎
率いる本軍に合流しだとの激戦の末、勝利を収める。黒羊とい「う新たな拠点を築いた秦国は、
無謀ともいえる作戦のもと超国に戦を仕掛けるのであった。信は王騎将軍の矛を手に取り、飛
信隊も増兵、練兵を重ね王誠桓騎'楊端和の三将軍
率いる連合軍に参加。難攻不落の趙の要地・鄴"を
攻略に向けて、宿敵李枚との激戦が幕を開ける...!
安心しろ改
この三人でぶちかまして
きてやるぜ!!
!!
部を落とすことが出来れば...
そこから三年で
壬喜部隊を高とし
道を誠ぼすことができます!
一気に邯鄲の眠元
家事・を攻め締とします!!
矛だ
王騎将軍の
そういうことですねそういうわけではなく、そうだな。そういうそうだな。そういう
秦軍五千人部隊|飛信隊
嬴政ぇいい
森国の若き王。中華の統一を目指す。
天下の大将軍を目指す。素軍特殊部隊-飛信
隊の隊長。
そうだな。そういうことはそういうことですが、ここではそういうことですから、そういうことですが、
河了貂からで
山の民で信の元・同居人、飛信隊の軍師となる。暗殺集団"蚩尤の末裔。
三千人将となり、飛信隊のD副長を務める
羌廆さまがい
そうだな。でも、そうだな。そういうことはそういうことで、そうだなぁ。それは、
楊端和ようたんね
山民族の女王。爵位大上造、
王翦ぉぅせん
王昔の父、武名き奏国の将軍
桓騎かんき
我堂は非道な野郎盗団の元首領
そういうことですが、そういうことになっていたのはそういうことですが、これからのそういうことですが、
豪恬もってん
信と同世代の将。戦の天才
王昔、おうほん
信と同世代の将。槍衛の達人、
趙
尊抵ふてい
三大天の座を狙う二刀流の剣士。
学校の補佐と議衛を担う女剣士
李牧りほく
三大天の一人。趙の幸相を務める。
...
干斗
前だっ
!!!
あっ
キングダムの
急げっ
ああっ
......
...
あ...
あれはっ...
ああ
隊長っ
.....
桓騎軍と
趙軍の戦いが
始まって
やがる!
死んどけ
オラァ
ブオオオ
押し込め
エエ
ギャァァ
第50話、道の国関
殺せェ
るせェ
ボケェ
左翼
回り込めっ
趙の土を
汚さんとする
クソ共を
殺せェ
.....
.....
あっ
押せ
押せェっ
こっ
これが..
実戦...っ!!
兄ちゃん...
ゴッ
ん?
あっ
見ろ
本軍がっ...
王聖軍が
桓騎軍の戦いを
無視して
行軍してるぞっ
オォオオオォォ
何やってんだ
王聖将軍は...
皆で
囲っちまえば
数の差で圧勝
できるのに...
いやあれで
いいんだ
あっ
本当だ
ひでェっ
......
だがいくら
桓騎軍が数と力で
上回ると言っても
あの敵の狙いは
この連合軍の
足留めだ
全軍でつき合えば
敵の思う壺になる
あの相手も
四五千はいる
桓騎軍もそれなりに
犠牲が出るぞ
ん?
あっ
山の民軍も
当然のように
乱戦を無視して
行軍を...
...
連合軍の
これが
連合軍の強みだ!
強み...
今回の三重は、
それぞれが
黒羊戦級の戦なら
その一軍だけで
勝利できる程の
強軍だ
つまり
即一家行けェっ
この連合軍は
三つの大局に
同時に対応
できるんだ
!!
三つの
大局に
同時に...
大扇って何
兄ちゃん?
だまってろ
...
この鄴攻めでは
戦いが進み
戦局が複雑に
なればなるほど
連合車でのぞんだ
強みが発揮されるで
あろう
逆に
発揮できねば
勝ち目はない
そして
さらに
そこに
......
お前達の力が
必要となる局面も
必ず現れるだろう
......
桓騎軍のことは
気にしなくていい
王殿軍に続いて
行軍するぞ
今回はたまたま
桓騎軍が敵の対応の
役目をおっただけだ
飛信隊に
その役目が回って
くることも
十分ある
隊長っ
ここで参戦すんのも
見てんのも
連中の血を
無駄にするだけだ
今この連合軍で
一番重要なのは
あの李牧を後手に回した
まんま王都圏に突入する
ことだ!
行くぞ
てめぇら!!
オォ
オオ!!
......
那貴
.....
行くぞ
っス
殺せェっ
まっ
また別の軍が
戦ってるぞ
あれは
玉鳳隊だ
王賀
足を
止めんなァ
進むぞォ
連合軍は行軍中数度
趙軍に道を阻まれたが
その都度王爵は
別働隊をふつけ本軍は
着実に歩を進めた
オオ
ふ
つまり趙は
素軍の足留めを
はかることは一切
できなかったのである
咸陽
報告します
金安より進路を
かえた連合軍は
順調に行軍中
伝えてきた鳥の
移動を考慮すると
恐らく今はもう
郎士あたりまで
進軍していると
思われます
なっ
何ともう
郎士まで!?
はっ
早すぎないか!?
予定よりも
丸一日も
まいている
さすがです
郎士を越えたなら
列尾までは
二日程で到着する
!!
列尾...
.....
いよいよか...
明日か
明後日には
列尾に着く!?
間違いない
えっ
列尾...
趙王都圏の
入口をふさぐ
“蓋”ってやつか
そう
キングダムの
つまり
!
か...
函谷関
列尾は
秦で言うとこの
国門2西谷関〟だ!
...
だったらまずは
何が何でも列尾を
ぶっつぶさねェとな!!
いよいよ本番が
始まりますね
王聖将軍から
何か列尾攻めの
作戦のようなものは..
何も
きてない
オイオイ
大丈夫か?
国門攻めだろ
ここは全軍力を
合わせて総攻撃
じゃねェのかよ
さすがに
列尾攻めに
出しおしみは
ないと思う
列尾は到着すれば
電光石火で
落とさないといけない
てこずれば
列尾の奥を趙軍に
固められるし
あの学牧も西から
王都圏に戻ってくる
...だったら
見物だな
王韶将軍がどう
城を落とすのか
明日か明後日か
分かんねェが
俺らもそこで
どんな役目が
回ってくるか
分かんねェ
策士王殿はすでに
列尾を落とす戦術を
深く練ってるはずだ
明後日じゃない
しっかり気合い
入れとけよ
みんな
明日だ
...
明日だぞ
お前ら
おう!
そして翌日
即ち
金安より
進路を変えて
十日目ー
ついに
先頭を行く
王翦軍は
列尾に
到着した!!
...
.....
報告します!
斥候によれば
列尾の奥に
敵の大軍の気配は
ないとのことです
趙王都軍より
我々の方が
先に着いたと
思われます
ドガラ
超め
この二十万の軍を
止める程の大軍を
興すのに手間どった
ようだな
第一軍
展開始めて
宜しいでしょうか
真かァ
第二軍も
いつでも
動けます
亜光・麻鉱
お前達は
動くな
まさか王都圏を
狙われるなど
思ってもいなかった
だろうからな
これがたっぴ
列尾城...
楊端和の
軍勢と
飛信隊を
前に呼べ
列尾は奴らに
落とさせる
!?
えっ!?
キングダムの
.....
この王都の“蓋”
列尾を抜かんとする
愚か者共が来たぞ!
皆の者
準備は
よいかァ!!
オォ
二日もすれば
王都圏からの大軍が
到着するだろうが
そんなものは
あてにするな
この城に
近付く犬共は
皆殺しだ!!
よいか
皆の者ォ
奴らの血で
列尾の大地を朱く
染めてやれェ!!
第505話・熱2
まいったね
素軍のこの数に
対して逆に
士気を上げてきた...
く...
趙の国門
列尾
これは一筋縄では
行きませぬぞ
しかし
王都将軍は
本気でしょうか
ここまで
地が
揺れてる
この城を
飛信隊と山民族の軍
だけで落とさせる
などと
こう言っては
なんですが
正直..
山民族達に
攻城戦のような
高度な戦いが
できるとは
思えませんが
さく?
〈腹へったなー
ところ
(小便してー)
それもよりによって
この列尾城を
落とせるのかと...
どーと?
(その辺で
しろよ
食うと!
(オレうんこ)
どく?
(その辺で
しろよ
いや落とさねば
大変なことに
なるのですが...
...
あの山の民軍は
たしか二年前に
魏の大都市衍氏城を
落としたはずだけど
どうやって
落としたかは
誰も見ていないです
あの時は
攻める素重がいないと
思わせて奇襲が
成功しただけだろうと
専ら言われています
ってことは
いよいよ
飛信隊の働きが
重要になって
きそうだな...
期間万歳
一城の作りはともがく
まずは何より厄介なのは
あの士気の高さだ
合従軍の最でも
そうだったように
守る人間の土気したいで
城は何倍にも強くなる...
...
これは
いきなり
正念場だぞ
......
王製将軍の
意図はともかく..
やるからにはオレ達だけで
列尾を落とすつもりで
やるよ!
当然だ!
しかも
最低でも
二日以内に!
半日で
落とす
!
ってことは...
城攻めは
えっ
な何か
いい策が
あると...?
...
単純だ
城壁を
登って
裏に回って
内から
門を開け
部隊を突入させて
中を制圧する
キングダムの
それ以外に
何か手が
あるのか?
奴らうるさいな
...
いやそっ
そうなんだけど
それが難しいわけで
楊端和...
城壁を落とすのは
山の民がやる
飛信隊は門が開いたら
中に突入できるよう
準備をしておけ
えっ
いやっ
だからっ
その城壁落とすのが
大変なんだって...
あ...
だ...大丈夫かテン
ひょっとして
山の民の連中
城攻めを
甘く見てねェか!?
は白兵戦が
詳しのは十分
分かってるけど
奴は頭として
ちゃんと攻めないと
苦戦するよ...
.....
敵デ
城ノ外ニ出テイル
奴ラガイルト
タジフガ言ッテイル
え
あ
素軍が近づけば
すぐに城内に入るよ
背を討とうと
焦って突っ込めば
でもそれとは別に
敵前に騎馬隊を
出すという勇敢さを
見せて自軍を
奮わせるという
狙いもある
ああ...
あれは...
坂壁の上から
矢の雨を受けるって
典型的な戦術だよ
チッ
つまり単純な
敵じゃねェって
ことか
その通り
でも一番厄介なのは
やっぱりあの土気の
高さだ
敵の指揮官は
守城戦で何が
一番大事かきちんと
分かっている
だからこっちも
考えて戦わないと
あの城は絶対に
落ちない..
心配無用だ
山の民には
山の民の
戦い方がある
ちょっと
楊端和!
!
ドガラ
山の民の
戦い方!?
山ノ民ノト言ウヨリ...
端和様ノ戦イ方ダ
え!?
百ヲ超エル山ノ族ガ
集結シテイル
フィゴ族
メラ族ナド
何百年ト争ッテキタ
大族マデモ
参戦シテイル
今
コノ地ニハ
百っ...
ドノ族ノ
長老モ皆
同ジコトヲ言ウ
コンナコトハ
決シテ起コリ
エナカッタト
全テハ
楊端和トイウ
一人ノ女玉ノ
存在ダ
山界ノ〝死玉〟ト
畏レラレ
見テイロ
愛サレル女王
一人ノ存在デ
山界ノ統一ガ
為サレタ
...
器和様ハイツモ
敵ヲ真正面カラ
ネジ伏セル
真正面から...
ねじ伏せる!?
ん?
ドガラ
!?
え?
見ろ一騎
出たぞ
山の女王!?
ヒャ
ご!?
いいよ、
〈端和様だ〉
それぞ
(死王だっ)
っ......
ボロン
(死王だーー)
そんな
(死王だーー)
(死王)
(死王)
こっ
これは
なっ...
何っ...
すっ姿を
見ただけでっ
...
何だ!?
ぐっ
(見よ)
ファッ!!
敵が何か
さえずっているぞ
「あったくそう
あんなものが
雄叫びとは
片腹痛い
そりゃあ
(本物の
雄叫びとは何だ
そうそうです
(本物の戦士の
雄叫びとはどんなものか
そ
いッ
さっさらに
大きく...
ぐあッ
じっ地面が
はねてるぞ
オイ
ひぃ
...
な
何じゃ
これは..
...
な..
何だ
あの軍勢は...
凌駕しようと
してるんだ
!?
凌駕!?
言葉は何を
言ってるか
分からないが
楊端和は
敵の最大の武器である
。士気を正面から
叩きつぶそうとしている!!
エエイ
ひるむな
声を上げろォ
オオ
オオオ
それと
(この戦いは
ちゃあ
平地の者共の
戦いだ
(だが)
やっとり
(ならばいつも通り)
だが
さらにそばかり
我らの世界を
広げる戦いにも
重なっている
まるでしても、
(この楊端和の強靭なる
刃達を振り下ろし、
どうしても
〈抗う敵全てを
肉片にして先へ進む!!
(抗う敵全てを肉片にして先へ進む!)
ええ...
(死王!!)
しかしこの
あんな小城が
死王!!
はあああっ!!
(この山界の王の
刃を受け止めきれると
思うか
ひるむなら♡
列尾兵
声をっ...
えーっ
あんなものでっ
ああ
これが...
山の王
ええっ
〈山の刃を
ふせげると
思うかっ
楊端和の檄
おい
きゃあああ~~~
平地に
見せつけてやれ
百の山界の戦士達よ〉
こちら
〈山の民の力を!
え〜
恐ろしさを!!
メェレ
(者共)
ガチガチ
ガチガチ
いやいや、血祭りだァァッ
〈血祭りだァァッ〉
うわーっ
いっ
いっ...
キングダムの
!
行ったー
第506話山の民の攻城戦
待って
そのまま
突っ込んだらっ...
バカが
来るぞっ
構えェ
危ない
敵の矢を
まともに
受けるぞ!!
来るぞォ
バジオウ
入れ
見テロ
!
ドドド!!
なっ何か
とんでもなく
速ェ奴らが
いるぞ
飛馬族ダ
?
早く入れっ
敵がもう
来てるぞっ
え?
なっ
ちょっ
何だ
あいつら
すげェ
尻に追い
つくぞっ
いやっ
でも
その前にっ
矢が来る!
撃てェっ
ズドビドド
速さで
かいくぐったァ!!
......
いかん!!
門を下ろせっ
城内に突入
されるぞォ!!!
楽たっ
来たっ
今すぐ門を
下ろせェ!!
何してる
早く
入れっ
ガチャ
やれ
早く落とせ
ガガガカガ
あっ
!?
バカ
門を下ろせェ
ガッ
カラフララ
まだ
入ってないぞっ
ゴス
ス
ガゴン
ぐあっ
任せ
そし
フルフルアルファル
う、
ソレハ
無理ダト
言ッテイル
当たり前
だよ
ちょっと
笑い事じゃ
ないって
今の週中が
怒られるよっ...
ああっ
撃てっ
殺せェ
ほらっ
楊端和!
気にするな
うちは
大体
こんな感じだ
そ、ひど...
早くも敵を
数人絞りましたな
...
(飛馬族の勇
しかとこの腕に
...!!
キングダムの
さて
始めるか
報告ー
ドドド
列尾攻めが
始まった模様
です
おお!
早いなっ
さすが
王殿様だ
先鋒はやはり
あの第一武将の
亜光様か
......
いえ
それが...
!?
城攻めを
行っているのは
山民族の軍勢と
飛信隊だけの
ようです
あの列尾を
山民族と...
飛信隊だけで!?
キングダムの
くそっ
俺達が途中
つぶれ役に
ならなければ
くそっ俺達が途中つぶれ役にならなければ
飛信隊如きに
先鋒を渡さなかった
ものを
どこへ
行かれます
王賁様
!?
重要な
一戦だ
ザッ
総大将王翦の
意図をこの目で
確かめにいく
本軍は予定通り
ケガ人の手当てを
しっかり
すませてから
前に来い
今
小休止に入った
ばかりですが
.....
王賀様が
出るぞ
フッ
韓母隊
お供します
相変わらず
素直じゃ
ありませんな
単に飛信隊が
気になると
言えばいいのに
また
無視ですか
と
相変わらず
意地悪だな
とは言え俺も
今の飛信隊の姿は
見ておきたいな
オイラは
山民族が
見たいス
.....
番陽副長
本軍のこと
任せたぞ
......
あっ
関常
貴様っ
突けっ
突けェっっ
撃ち落とせっ
獣を上に
あげるなァっ
いっ...
いよいよだ
門が開いたら
俺達も...
ボエ
わー
うわ
雨が
吐いたぞ
そう
緊張するな
あっ
羌郷副長
突入
するんだ!
まだしばらくは
この城壁は
落ちはしない
しっかりして
丙
うっ俺も
気分が...
副長っ
...
ここか...
......
そー
(ラマウジ)
ひ
くうわーなって
バジオウと
鳥加族を呼べ》
と
、くそ
やっぱ全く
落ちる気配
ねェそこの城
やっぱ
無計画なんじゃ
ねェかよ楊端和は
きれいな顔に
だまされて
実は頭悪...
信
うわあっ
攻め所を
見つけた!?
ああ
!!
鳥加族に援護させて
バジオウの隊を
登らせる
援護の手?
バジオウが
登れりゃ
こっちのもんだ
ああ
だが
そのための
援護の手が
足りぬ
ああ
お前の
所に...
腕のいい
弓使いは
いないか?
!
弓使い...
...
へっ
もちろん
いるぜ
とっておきの
奴らがな!
兄ちゃん
俺達やっぱり
来るべきじゃ
なかったんじゃ...
バカ
最初に戦場へ
行こうと言ったのは
お前だろうが
しっかり
守って
やってよ
頼角里魏
...
もし死なせでも
したらお前ら
ふっ殺すからな!
カカカ
ひっでェ
隊長だな
ったく
キングダムの
ちょっとおまえも...
オオ
任せとけや
ガッシャ
ガッシャ
ガッシャ
ガッシャ
第507話-仁と
そう
緊張するな
お前ら
なん
敵の矢からは
俺達が守ってやる
お前らには一本も
かすらせねェ
弓矢兄弟の
実力を!
さぁ
見せつけて
やれよ
飛信隊の
ガンヤ
ガシャ
第507話仁と後
ガシャ
ガシャ
お前達の
弓使いは
ずいぶん
子供っぽいな
ガシャ
ほいと言うか
本当に若いよ
隊でも
最年少
だが心配は
いらねェ
腕は
間違いなく
一級品だ
ウチノ...
鳥加族ノ矢モ
スゴイモ
......
.....いや
うん
うちのは
一つだけ...
不安なとこが
あるか...
?
よし
この辺で
いいのかな
けっこう
適目に
陣取ったな
鳥加族さんは
立て置きの
盾と別に
俺らも
一つずつ持って
撃つ時も守るから
安心しろ
矢の補充も
ここに置いとく
足りなくなりそう
だったら俺らが
後ろに合図して
持って来させるから
それも心配ない
この島加族ってのと
一緒に撃つんだ
ってもう
始めそうだな連中
ザク
近い...
え?
思ってたより..
近いよね
兄ちゃん
すみません
オレ達だけ
もっと後ろから
撃ってもいいですか?
はァ
何言ってんだお前
ビビんじゃねェ
敵の矢は全部
盾で防ぐって
言ってるだろうが
ん?
ああ...
いや...
そうじゃなくて...
何か
モメてねェか
あいつら
え?
何だ?
あの二人の
不安なこと
とは
ああ
あの兄弟は
実はまだ人を
一度も撃った
ことがないんだ
いいか
家ちだしたら
殿の矢はこっちに
無中する
コン、
家ったらすぐ
府に隠れるの
くり返しだ
...聞いてんのか
二人共
はいはい
始まったぞ
えっ
様子の奴らを
落とせ
くそっ
あいつら
何本喰らったら
死ぬんだ
俺達は...
様子下の接続を
つぶすぞ
!
!?
乗り出し
すぎて
落ちるなよ
ぐあ
ギャッ
うぐあ
すっ
すげェっ
ぎっ
ギア
あれが
鳥加族の矢だ
あっ
見ろ
合わせて新しい様子が
かかる!
バジオウの歩兵だ!
チ
また様子が
来るぞォ
下の奴らを
狙えェ
ギャッ
よし
いいぞ
〈第二射撃てっ〉
〈第二射撃てっ〉
今のうちに
バジオウ達をっ...
ん?
どした
テン
.....
仁と
まェ
援護だ
!?
...
淡が
緊って
ない...!
何ィ!?
何で
撃たねェんだ
お前ら
敵の矢に
ビビるなって
あれ程
って言うか
まだ敵は
こっちに気づいて
なかったのに
いやまだ敵は
混乱してる
今のうちに
早く撃て
オイ
ち
近すぎるん
です
近すぎるんです!!
ここからじゃ
相手の顔が
はっきり
見えすぎる!!
な...
何!?
!?
!?
そそれが
どうした..
どうしたって...
そんな...
オレ達
撃ち出したら
あんな顔がはっきり
見える相手を
一方的に..
淡
やめろ
俺達は
ちゃんと...
分かって
来たはずだ
一方的にっ...
兄ちゃん
だけど
予想外のことが
二つ起こった
一つは
ちゃんと
.....!
覚悟が
少し足りて
なかったこと
そして
もう一つは
手の震えが
止まらない
ってことだ
覚悟は
今決めれば
いいし
大丈夫だ
でも
俺達にとって
この距離の弓なら
多少の手の震えなど
何の問題でもない
...ファン...
でも
兄ちゃん...
頭下げろっ
わっ
敵の注意が
こっちに来たぞっ
新手の弓隊は
あそこだっ
とにかく撃ちまくれ
そうすれば向こうの
回転も悪くなる
上級弓兵は
様子の方を
狙い撃ちしろ
オオ
淡
見ろ
俺達が
撃てない
間に
それを
止める
それだけを
考えて
敵の矢が
梯子を登る
味方を一方的に
殺してる
今は..
それだけだ
兄ちゃんに
続け
バシュ
!?
馬穂様?
田草様
どうした
田草っ...
!?
カンヤ
隊長っ
...
指揮官が
三人とも
一矢で
即死...!?
まさか
狙ってやってる奴が
すっ
シャ
バシュ
何だ
何が
起こってる
どこだ
あっ
あいつかっ
急にっ
一矢で
管即死を
くらってるぞ
黄馬様ァ
どこから
撃ってる!?
ままさか
狙ってやって
多分
さっきと同じ
新手の隊の
箱の奴だ
バカ
そんなことが
できるものか
!!
うわあ
頭を出すな
うわあ
とにかく
一歩下がって
あいつの所へ
緊ちまくれ
バシュ
バシュ
バシュ
シャ
シャ
シャ
ドン
ドン
ドン
すげェ
おおい
仁
一息つけ
お前..
大丈夫
です
続け
譲!
敵が
多すぎる
本当だよ
兄ちゃんにだけ
やらせんな
弟も
手伝え
......
ギリッ
っ!!
やるよ
兄ちゃん
ギリ
カタカタ
ビクッ
!
あっ
いい
続けろ
また
くっ
ひっ
続けろっ
ゴス
ふっ
ふっ...
〝酌〟を変えるな
淡!
ふぐうっ
.....
淡...
うぐうっ
当たらないっ
狙ってるのに
当たらないよ
兄ちゃん
兄ちゃん
兄ちゃん
...
う
うっ
どう
ううっ
十速だ
見とけ
淡
ドン
ギッ
うおっ
どっ
どうしたっ
あっ!!
第508話「山民族の剣
...
ぐっ行け
殺せェっ
あっ
えっ!?
邪魔だ
どけ
おっ
えっ
突っ込んで
来てるのは
こいつ一人だ
眉で開んで
押しつぶせっ
オオ
ガシャ
!!
べキ
キングダムの
ベキベキ
すっ...
すんげェ
さすが
バジオウ
あ...
あれ一人で
やってんの!?
”そう...
(バジオウに
続けっ
やってって
〈裁点が
出来たぞ
そういう
どんどん変れ
ココで...
〈梯子もここへ
集めろ
くそ
ギャ
よし
そろそろ
行くぞ
テン
うん
隊の下へ
戻るのか
ああ
いよいよ
飛信隊の出番だ!
そろそろ
門が開くぞォ
突入準備!!
オッ
オオッ
ギャ
来たっ
ここで
食い止めるぞ
来たぞォ
来たぞォ
蛮族共に
これ以上..
な...で
(地多族)
!!?
えっと...
〈城門の
開閉部屋を探せ〉
ぐあっ
くん
え
くん
くん
何だこいつらっ
くんくん
ファル..
(あったぞ)
奴らっ...
ガゴ
あっ
いっ
いかん
!?
何だお前ら
ぶっ
ぐっ!!
間違いない
そう
ガラカラガラ
っと...
(これか?)
はい...こうして
女王に聞いてた
通りだ
ゴッ
!?
なっ
ゴゴゴごゴ
突撃だァ!
来たぞォ
オオ
オオ!!
撃てェ
矢が
来るぞ
前列
届だっ!!
将軍...
早くも
突入を...
何と...
......?
も...豪恬様
一つ様子が
かかった
だけで
城門開けが
こんなにも
ああ
信じられない
くらい早い
押し返せェ
騎馬は
任せろ
ヌオオ
突っ込めェ
抜かせる
なァ
数で
王倒しろ
ぐはァ
ヌオオ
オオオ
副長
この敵...
ああ
さすがに
しっかりと
待ち構えられて
いる
気合いを入れて
戦わねば
返り討ちに
あうぞ
ハッ
くそっ
始まった
始まっち
まったぞ
クソォッ
フッ
フッ
フゥーッ
落ちつけっ!
あっ
隣村の寿が
やっ
殺られた
訓練通り
やれば
大丈夫だ!!
ああ
とにかく低だ
価だけは
聞すなっ
くそがァ
ぶっ殺して
やるぞ!
あっ
バカ
谷平炭れっ
魯平っ
くそっ
ぶっ殺して
やる
くそ
なめんなよ
くそっ
おあああ
!!
た
魯平っ
っ行くぞっ
ボン
恐平...
そそんな...
ぽォっと
するな
お前達
へ!?
ひッ
オラァっ
わッ
黄伍長
ぐわッ
!
あっ
若いな
関係ねェ
まずい
バラバラに...
じっとしてろ
ガキ
すぐにすむ
しかも
槍がどっかに...
そそんな
マジかよ...
......?
干斗ォ
ズン
ズン
うちの
期待の新人達を
いじめるなよ
シッ
ガシャン
......
すっ
崇原歩兵長〃
それとも
期待外れ
だったか?
!!
ぐっ
千斗
言い訳するな
ガッ
わっ
.....
お前らみたいな
はねっ返りは
初陣で舞い上がって
よくすぐ死ぬ
あれ程
伍を崩すなと
言ったが
いいや
杏平の奴が
一人でいきなり
だからこの乱戦じゃ
生き残ることだけ
考えて戦え
生き残ったら
後で少しだけ
褒めてやる
ん?
玄多
こいつらと
一緒に戦って
やれ
諏順
他を回るぞ
ハ!
ハノ
え?
ぬおっ!?
!?
ぐっ
田有
千人将!?
雷花
騎馬隊だっ
行けェ
雷花ァ
オオよく来てくれた
いっ
やられたのは
田箱千人柄
だぞ
いざ
厄介なのか
出てきましたね
ちょ...
あ
あんなの
どうやって
止めれば...
ば
化物達だ
ありャァ...
心配するな
へ?
は
うちには
んっ
へ?
ちょ
信がいる!
っ.....
隊長ォっ!!
重ェな
やっぱ
第500話・矛の継承者
キングダムの
何だ
こいつ
は..
何だ
こいつは
ァっ
ギリ
す...
凄ェ
あ...
あれが...
王騎将軍の
矛の威力...!!
ゴクリ
あれがっ...
っ......
ルアァアア
ぎェ
第509話
矛の秘承者
すげェ
信の奴
あっさりと
将軍の矛を使い
こなしてるぞ
むっ
無敵だー!
そのまま一人で
全員ぶっ倒しち
まえ信ーー!!!
あれのどこが
使いこなしてる
え!?
あっ完痴
あっ羌痴
マジかよ
あいつ
よく見てみろ
へ?
?
フォォ
ゴス
え・
まさか...
ゴス
ゴス
振り遅れてる?
豪快にな
ゴス
ぐあ
ああ
......
......?
...
......
オラァ
このクソ矛
重すぎだろ!!
ドク
ドク
ぐほォ
くそっ
こっ...
クソボって
言うなー!
ん!?
山の民達も
入って来たっ
すげェ
数だぞ
あっ
シュンメンか
強い
オイ!!
ボケッとしてると
連中に手柄全部
持ってかれるぞ
...
ざけんな
城門落として
もらっといて
中までやられたら
飛信隊が加わった
意味がねェ!
行くぞてめェら
中を制圧して
城主とっ捕まえて
俺達が列尾を落とす!
オオ!!
!
ん?
......
な...
れっ
列尾が...
落ちてる!?
素望万歳奏軍万歳ヒョー
バカな
まだ開戦一日で...
いや
恐らく半日と
経っていないぞ
...
...
ん?
.....
若...
望楼の上の
あれは...
ああ
あのバカだ
おカカカ
オイ信
もう下りて来て
傷の手当て
しろー
ワハハハ
趙国門列尾
陥落
起の旗は
全て焼けっ
葵の旗を
かかけろっ
今から
この城は
爽のものだ
秦軍連合軍
秦軍連合軍
入城
いやー
何もしてないのに
入れてもらって
申し訳ないねー
さすがに
出番回ってくると
思ってましたが...
お頭ァ
先に入った奴が言うには
城内の住人は皆
財産持ってとっくに
逃げちまってるらしいぜー
マジかよ
キングダムの
ケッ
軍働者の手当てを
早急に
助ける人間を
信と充擁と
楚水の所に
集めて
一息ついた
ばっかだぞ
このまま
もう変だろー
何言ってんの
列尾はここからが
忙しいんだよ
ここから?
今ですか?
今すぐ!
?
!!
!!
ギロ
ギョロ
司陸
南の区画を
調べろ
ハ!
黄楽
四方の城壁の
高さと長さを
正確に測って
報告せよ
田近
ハ!
城門の作りを
細かく解明して
報告せよ
ハ!
怖...
貴様ら
飛信隊か
ご苦労だったな
はっ
はいィっ
後は我々が
やる
指示があるまで
特機しておれ
は...はい
後?
...
そう
後だ
言っただろ
ここからか
忙しいんだって
そのためには
この列尾城の全容を
隅々まで把握して
一刻も早く
この城のクセを
つかまないと
いけないんだ
秦軍は今この時から
この列尾を案の城として
しっかり守りきらなきゃ
いけない
城の
クセ...
王都圏への突破ロン列尾〟を
うまくこじ開けだけど
・第2攻めが本命の奏軍には
これからはこの列尾が
今度は〝呼吸口〟となる
太行山師
........
ここを確保し続けないと
兵站が断裂して
鄴攻めどころでは
なくなるんだ...
黄河
キングダムの
赤馬丘
列尾まで
およそ半口
将軍
急報です
列尾陥落
陥落です!!
なっ
何だとォ
もう
落ちたのか!?
列尾が
一日で...
えェい構わぬ
このまま突っ込んで
取り返すまでだ
しかし入城されて
いるのなら
攻妹戦になるぞ
そこまでの戦力は
行きましょう
将軍
全軍停止!
大丈夫だ
奴らはまだ
娘を手なすけて
いない
さらに
反転だ!!
!?
な...
公孫龍子
将軍
し...
将軍っ
!?
前線を関士まで
退げて布陣する
列尾を
見捨てるの
ですか!?
家ずるな
落ちたら
落ちたで
奴らを補中に...
はめるまでだ
!?
えっ!?
じ...
術中に
はめる!?
ああ...
あの列尾には...
李牧様の施された...
家が極められているのだ
えっ!?
その時列尾では
正に公孫龍が口にした
李牧の施した秘策の存在に
王翼だけが気付いていた
ぐっ
そして
...
王翦は
...
そういう
ことか...
学校...
この時
冒平君が練り上げた
鄴攻めの戦略が
音を立てて崩れて
いくのを感じていた
列尾城
城内!
キングダムの
チクショオオ
チクショオオ
第510話新兵達の杯
何もできなかった...
あれだけ厳しい選抜
抜けてきて
あんだけ
きつい調練
繰り返して
きたのに
いざ始まったら
何もできなかった
いくら初陣つっても
正直俺らもっと
やれると思ってたな...
うう
贈エ
大丈夫か湿
あ?俺達まで
一緒にすんなよ
俺と告は
五人ずつ敵を
倒したぞ
ククク
俺達以外は
みーんな口ばっか
だったってことか
角兄ィ
くそオオっ
ギャハハハ
.....
何だと将倍
もう一度
言ってみろや
おお
口だけ千斗
やんのか
オイ
ぶっ殺すぞ
てめェら
せっかく初陣
生きのびたんだから
楽しくやれよ
お前達
干斗
崇原歩兵長
ガチ
酒持ってきて
やったぞー
最古参っつー
尾平什長も
あっ
松左百人将
いっでェェエェ
おっ
お疲れ様です
第510話、新兵達の?
さー
飲め飲め
キングダムの
信のとこから
三千人将以上に
ふるまわれる酒を
とってきてやったぞ
......でも
大ケガした奴も
死んだ奴もいるし
正直酒飲む
気分じゃねェっス:
バーカ
だから
飲むんだよ
えっ
俺は生きてるぞ
コノヤローってな
しかも
一生に一度の
初時の夜の酒だ
.....
どんな味か
しっかりと
味わっとけ
ハ...
ハイ
.....
.....
ちょ
こっちも
回してくれ
ギャハハハ
よし慶
裸踊りだ
崇原歩兵長:
飛ばしすぎだ
バカ
今日は本当に
ありがとう
ございました..
助けてもらって
なかったら
俺らあっさり
死んでました..
.....
社を言うくらいなら
さっさと強くなれよ
口だけ千斗
スンマセン
クク
そんなに新人
イジメるなって
崇原
そういうお前だって
初陣じゃー
ビビって小便もらして
一人も斬れずに終わった
じゃないか
え
ええーっ!!
ちょ...ほっ
本当ですか
崇原歩兵長
えっ
ほっ本当なのか
禁原
どこで聞いたお前
...どこで聞いたお前
え
俺殿の隣に
いたもん
......ああ
本当だ
十七かそこら
だったし
小便を我慢してたら
奇襲があったからだ
〝小便もらしの
崇原”!
それは
恥ずかしい
俺の
初陣より
ひでー
尾平さん
その後もちろん
バカにした奴ら全日
平殺しにしてやった
けどな
ピキ
その後しばらくは
・小便もらしの崇原・
とバカにされた
歩兵長も最初
そんなんだったら
少し安心しました
っス
ワハハ初めて
素原の弱みを
にぎったぞー
ってことは
いきなり
活躍した俺らは
歩兵長以上の
男に!
ですよねー
怖っ
尾平さんて
本っ当
バカだね
気をつけろよ
初陣うまく
いきすぎて次
あっさり死ぬ奴を
大勢見てきたぞ
...
ってことは
あの隊長も
角兄ィ
えっ
ククッ
いや
あいつの場合は
全然違う
初陣はけっこう
恥ずかしい感じ
だったりしたん
スカね?
...
尾平さん
あいつは
初陣の蛇甘平原じゃ
いきなり敵の守備陣に
一人突っ込んで後ろから
続く俺達のために
突破口をあけた
多分あれだけで
二十人以上は
ぶっ倒してる
その後も
窮地に一人馬に乗り
敵の大軍に突っ込んで
皆を救ったり
!!
初めて見た
装甲戦車を
ぶっ倒した
えっ
そして最後に鹿公将軍の
突撃のドサクサの中
朱鬼だか麻兎だかの
敵の将軍の首まで
とっちまったんだ
そ...
それ全部
初陣でやったん
ですか!?
えっ!?
ええっ!?
ああ
そうだ
だから
信は
初陣の一戦だけで
百人将になっち
まった
!?
えっ
う
初陣の一発で
百人将に!?
あいつに関しちゃ
もはや笑うしか
ないだろ?
だが一緒に
戦ってると
もっと驚かされる
ことばっかだぞ
えっ
す...
すごすぎる..
俺や崇原からは
十近く下のアホな
ガキなんだが
とにかく
戦場じゃァ
誰よりも
かっこいいんだよなー
信って男は
...???...
はっ
って
こんな話をしに
来たんじゃなかった
ああ
そうだった
しまった
たしかに今のは
気持ち悪かったぞ
松左
鳥肌立つわ
オイラも
あ
そうだ
あの二人だよ
この酒の本命は
信とまでは
いかないが
えっ
初陣で
ありえない
試功をあげた
あの兄弟!
え
この博兄弟
スか?
いっ
いい話じゃ
ないスか
ここに
いますが
何か
すっこんでろ
ブタ兄弟して
仁と淡の
弓兄弟スよね
あ
そーそー
仁と淡
いや正確に言うと
すごかったのは
小っせェ兄貴の
仁の方ですね
何でも山の民が
城壁登っても
下から撃ち続けて
三つの矢の筒が
空になったって
恐らく
一矢で一人殺した
だろうって噂です
あの兄弟の矢で
城壁落としたような
もんだって聞いたぞ
えっ
じゃあ一体
何人撃ち殺し
たんた!
逆に
弟の方は一本も
当たらなくて
途中で撃てなく
なったそうです
え
ぇ
そうか...
キングダムの
それは少し
心配だな
......
二人ともな
ああ
二人とも?
それで
仁淡兄弟は
どこにいる?
いや
それが
列尾落としてから
誰も見てないんです
二人の姿を...
...
兄ちゃん
お前は
少し
反省しろ
終わったぞ
淡
バシッ
グスッ
.....
......
...
この城って...
ん?
あ
......
こんな所に
一人で
何やってるの
仁
.....
軍師殿...
悪かったね
初陣でいきなり
大役を任せちゃって
...いや
それは嬉し
かったです
ただ
いざ始まると
全部のことが
思ったのと
全く違ってて...
手が
震えてるね
今までで
一番力んで
怒ち続け
ましたから...
それに初めて
人を撃ったから...
彼者だろうね
きっと
.....
すみません
こんな弱い奴が
隊に入ってしまって
がっかりですよね
何言ってんの
今回の隊内の
第一武功は
間違いなく
仁だよ
キングダムの
それにね
震えてこその
飛信隊だよ
ヒ
その優しさと
弱さは
これから強く
なれる証だ
うちはみんな
色んな壁にぶつかって
それを乗り越えて
成長してきた
もちろん
信だってそうだし
オレだって
そう
オレも最初は
怖かった
戦いを操作して
相手を殺すのも
味方を殺すのも
嫌な言い方だけど
慣れるってのもある...
でもそれでも
まだやっぱり
怖いのは怖いよ
だけど
飛信隊は
それでいいと
思ってる
〝弱さ〟が
あるから
本当の〝強さ〟を
知れるんだ
初陣で何も感じず
喜喜として大勢を
撃ち殺すような奴なら
飛信隊じゃなく
桓騎の軍にでも
入ればいい
だから...
...
この手の震えは
決して恥じるもの
ではないよ仁
キングダムの
......
すっ...
ありがとう
ございます
ぐっ
手の震えは
止まらないけど
肩は少し
軽くなりました
そ...
よかった
じゃー
そのまま
皆のところに行って
少しさわぎなよ
きっと
もっと元気
出るから
でもその前に
弟を探します
叱ったので
きつく
しっかり
お兄ちゃん
なんだね
はい
はい
どこかできっと
落ち込んでる
だろうから
あいつには
オレしかいないし
オレに
とっても
たった一人の
大切な弟だから
......?
あっ!
そうだ
この城のことを
急いで王駒将軍に
報告しなくちゃ
へ?
なっ
何
この大騒ぎ
誰も見てないとは
どういうことだ
我々も何が
起こっているのか
分かりません
とにかくっ...
王翦将軍
本陣なのにっ
騒ぎに
するなと
麻鉱機が
何があった!?
何があった!?
何だ
貴様は
アッ!!
その疑節様は
どこにおるのだ
わっ
敵が侵入した
形跡はないので
あろうな
それも
分かりません
わっ
我々も今
探しております
この者は
飛信隊の
軍師だ
あっ楊端和!
お前も
来たのか
河了貂
そ
そう
王闘将軍に話が
あって来たんだけど
その本陣で一体
何の騒ぎ...
何か描示は
それが
何も
とにかく
中に入れろ
お待ちを
中も混乱して
おります!
私も王殿に
会いに来たのだが
どうやら...
でも
何なのこれ
その総大将工事が
この列尾城から
姿を消したようだ
えっ!?
急報っ!
列尾陥落
列尾陥落です
キングダムの
なっ
何だとォ!?
何だとォ!?
公孫龍将軍は
間に合わなかった
のか!!
それで
公孫証軍は
今列尾を攻めて
おるのか!?
いえ
軍は接遇して
岡士に布陣した
摂採です
なっ
何ィ!?
構いません
私の指示通り
です
大丈夫
です
第511話「列尾の罠
列尾には
私の施した
秘密があります
!?
秘密!?
!?
その秘密に
気付かずに素軍が
動いてくるのなら
こっちのものです
しかし
そうはならない
でしょう
!?
やはり
気付きますか
王翦は
間違いなく
家軍はそこから
一歩も動けなく
なると思います
......
もし李牧様が
今王殿の立場に
あったとしたら
そして
気付けば
そうですね
どう
されますか?
......
もし私が
王翦で
あれば...
多少
危険を
冒してでも
あれを
見に行きます
第51話、列尾の民
列尾城
総大将が
いなくなったって
一体
どういうことなの!?
我らも今
調査中だ
何か
伝言みたいなのは
ないの!?
あることは
ある
共に消えられたと
思われる側近の
亜光様からのもの
だが
何て!?
〝全軍列尾に
三日待機!!
と!
はァ!?
うっ
うるさいぞ
小娘貴様
我らも
だってここで
三日も数やしてたら
せっかく学校に
先行した意味が
無くなっちゃうよ!
ひっひゃあっ
飛信隊の女
我らに
だから
寶様
意外と気性が
激しいな
怒鳴るな
楊端和
今とまどっている
姿が見えんのか!?
本当に伝言は
それだけか?
この列尾城について
何か言って
なかったか?
は?
お頭ァ
お頭
何か王韶本陣が
騒いでますぜ
王殿がいなくなった
とかで
!
?
は?
いなく
なった?
城がやべー
からだろ
何だそりゃ
...
ん?
何か
言いました
お頭?
......何も
王殿が姿を消して
ニロー
...
素軍は列尾から
一歩も動けずにいた
無論王翼失踪の件は
上層部だけの秘密であり、
兵は次の進軍のための
休養だと信じていた
コッ
コッ
おっ
コッ
キャ
とりあえず
そろったぞ
蒙恬
騙しやがったな
山の女
.....
話があるのは
本当だ
席について
意見を聞かせて
ほしい桓騎将軍
ああ
おい王賁
ちょっと
そこどけ
うせろ
二人きりとは
言わなかったぞ
へ?それどこじゃない
えっ
信
そこは将軍の
席だ
あけろ
さっさと
始めろ
蒙恬
うん...
では
車刀直入に
この列尾城は...
意図的に弱く
作られている!
!?
はァ!?
はァ!?
何言ってんだ
蒙恬お前
伝えて
なかったのか?
うんオレもずっと
城内回ってたから
自分で攻めて
気付かなかった
のか?
国門という割に
手応えが
なかったと
バカ言え
それは飛信隊と
山の民が強すぎた
ってことだろーが
落ちつけよ
信
あとうるさいし
あとあるさいし
俺も見てて
飛信隊・山の民が
強すぎるんだと
思ったよ
でも
城内に入って
違和感を感じ
微妙な
城壁の高さも
のん気に後で
来た奴がケチ
つけてんじゃねェ
乱れた動線も
そして恐らく
王器将軍はイチはやく
そのことに気付いて
姿を消したんだと思う
この二日
見て回って
確信に変わった
ここは意図的に
守りづらく
作られている
...
な...
何でそれで
総大将が姿
消しちまうん
だよ..
残念だが
そこまでは
分からない
ちょ...ちょっと
待て
何が何だか
頭が追いつかねェ
だろうな
うるせェ
つか
そもそも何で
列尾を弱くする
必要があるんだよ
奪い返しやすく
するためだ
!?
趙の国門
だろうが
なっ
何っ!?
列尾が
強固な城であったならば
もし素がこれを落とし
手に入れれば今度は
趙にとって不落の城と
なってしまう
だからあえて
強固にせず
奪還しやすく
しておき
列尾を抜いて
敵が王都圏に
侵入した時
...
太行山脈
太行山脈に伏せてある
軍を南下させ
再び列尾を奪い返し
敵の唯一の〝出口〟を
ふさぐ
そして成田口と補給線の
両方を失った敵を
壬部圏の各軍でゆっくり
包囲残滅するという
作戦だ
萬河
...尋常な
戦略じゃない
王都圏を狙う強行軍に対し
逆に誘い込んで殲滅を
狙って待つ防衛策なんて...
そ...そんな
我々...
なっ...
.....
練れるのは
間違いなく
唯一人
李牧!
感心してる場合じゃ
ねェだろ
先行して優位に
立ってんのは
俺達なんだ
手はない
!!
李牧...
......
王ほ...
...かっ
気付かんのか
この大選任の本命である
・家・攻めは列尾を不落として
相続税を確保し続けることが
絶対条件の作戦だった
今から何か
対応師を...
その
昌平君の大戦略が
今根元から粉々に
打ち砕かれて
しまったのだ
な..
何だとォ!?
旦平君達が
あんだけ
練り上げた策が
消し飛んだ...!?
...
信..
大将王醐が
いない席で
こんな話をするのも
何だけど...
今
俺達の前には
三つの選択肢が
あると思う
...いや
他の
者も...
三つの...
選択肢!?
ああ
!?
一つ目は
この列尾に
当初の予定以上の
兵力を残して
王都圏に
突入する手だ
弱いと言っても
城は城
兵力さえあれば
守りきれぬ
ことはない
ただし
それ程多くの力を割いて
本命の鄭を落とせるのか
無理だよ
それができないから
この連合軍っていう
大戦力でのぞんで
来たんだから
甚だ
疑問が残る
......ふっ
二つ目は蒙恬
...
列尾城の弱点を
改修して
敵の攻城戦に
耐えうる城に
する
城を
改修する...
.....
そ...
そんなことが
できるのか豪恬
やめておけ
それに一体
何日かかると
思っている
そんな
悠長なことを
やっていれば
それこそ
学校が戻って
列尾より先へ
一歩も進めなく
なるぞ
だよね
だったらやっぱり
第三の選択しか
ないのかもしれない
...って言うか
信以外皆もう
頭にあるとは
思うんだけど...
何だよ蒙恬
三つ目の
選択って...
えっ!?
.....
全軍撤退だ
!!
...
はァ!?
先生の策が
無に帰したのなら
たしかに今は
それしか...
テン
何言って
やがんだ
霞恬
こんなにうまく
ここまで来といて
不用意にこのまま
王都圏に侵入
して行けば
王貫てめェまで...
勢いで
どうにかなる
戦いではない
この二十万
本当に
全滅するぞ
どうした
何を
笑っている
桓騎将軍
!?
やっぱ若ェな
ザユ共は
何っ
どういう意味
でしょうか
フッ
何でそこに...
第四の選択肢が
ねェんだよ
だっ第四の
ピン
!?
選択肢!?
逆に..
...こっちから...
この列尾を捨てて
全軍で王都圏に
雪崩れ込み
兵糧が尽きる前に
“鄴”を
ぷん捕っちまう
って手だ
なっ...
無謀すぎる
だからザコだと
言ってんだ
まァだ
分かんねェのか
!?
その手を
取れるかどうか
確かめるために
あいつは今
走ってん
だろーが
えっ!?
キングダムの
第512話『鄴の正体
楽運合軍が
列尾を落として
二日......
つまり王賀が列尾城から
姿を消して二日後よ
ようやく
王翦は
止まれ
目的とするものを
ズザザ
...
その肉眼でとらえた
第512話「鄴の正体
趙国第二都市
「鄴」
......
な...
なんだあの
巨大な望桜は...
これが...
鄴っ
...
......
聞いていたものと
大分様子が違う
近年
李牧が大改修を
行ったという噂は
本当だったようだ
感将には
尋常ならざる
城に見えまする
が...
......
あの鄴城
王翦様の目には
どのように...
.....
......
...
ホッ
完璧だ
......??..?
完璧な城だ
あの城は...
攻め落とせぬ
!?
!?
でっでは
今回の
連合軍の
いいよ...
!?
?!
っ........
......
王翦様っ
王翦様
亜光
ハ!
王都圏全域の
地図を出せ
ハ!
!?
!?
!?
!?
ガシャ
類までの間に
存在する城は
八つで正確か?
いえ
.....!
北西に
何里だ?
二十里程
です
...???...
斥候の話では
紀音の北西に
もう一つ小都市が
あると
ぬっ!?
ま
まさか
こっこの場で
軍略を練られる
おつもりかー!?
バカな
ここは趙王都圏の
深部だぞ
ただでさえ
敵の目につかぬよう
小隊で来ている
こんな所で敵に
見つかりでもすれば
一溜まりもなく...
ガサ
ん?
何だ
貴様ら
!!
あっ
そこで何を
している
ん?
貴様ら
鄴の兵では
ないな
どこの所属だ
どうした
王殿様
お早く!
何の
騒ぎだ
亜光
.....
部隊が
いるぞっ!!
こちらの
倍程度かと
......
心ゆくまで
よいか?
そしてそこから
二日後
ん!?
連合軍の将校達に
号令を下した
列尾に戻った
王翦は
すでに気付いた
者もいるかも
知れぬが
昌平君の授けた
郷攻略の策は
この列尾で潰えた
!?
!?
!?
!?
.....
......
よって
この連合軍は...
私の策をもって...
列尾を越える
!!
王翦将軍の策で
列尾を...
つまり
越える...
ここからは
この玉翦と
李牧の
知略の戦いだ
全ての
兵糧を持ち
全軍で
出陣だ
...ファン...!
鄴を
奪うぞ
秦国
連合軍
国門列尾を越えて
趙王都圏へ
全軍進撃
開始!!
超切城
太行山駅山道に
ある小城
北西からの王都圏入口
闘与まで二日の場所
鳥からの
急報です
...
同じゃとォ!?
なぜ
入ってきた
王翦...
!
入ってきたー
脱出口のない
包囲戦の先に
勝機を見出したとでも
言うのか...
もし
そうだとするならば
それは完全なる
読み間違いだぞ
静かに!
聞いての通り
奉軍が列尾を越えたことで
いよいよこれから本当に
王翦
!!
!!
超楽関国の
命運を占う戦いへと
突入します
国の命運を
占う戦い...
もし
あの鄴を畜とされる
ようなことがあれば
王都邯鄲の喉元まで
薬の刃が迫ること
となり
大国晋より分裂して
およそ百七十年続いた
超王国が滅亡する
危機へと瀕することに
なります
前に伝えたように
奏軍の狙いは
鄴です
超が...
滅ぶ...!
しかし
!
この茶連合軍を
工部圏内で殲滅すれば
秦は二十万という
大軍と
今や
大将軍級の
壬娘・桓騎・
機密和
さらに
その下に連なる
有能な武将選
それは
つまり
全員を
一気に失う
ことになります
ぐっ
!
秦は武力を以て
趙を含む六国全てを
攻め滅ぼし
中華を統一する!!
あの秦王の
〝中華統一〟という
野望が潰えることに
直結します!
...
間違いなく
後者です
すぐに山脈西を
南下中の慰観将軍に
別尾攻めの鼻を
そして
結末は
王都圏の各軍にも
同じく伝令を
包囲戦に
入ります!!
ハハァ!!
第513話中華の予測
素連合軍が
列尾を抜けた一報は
瞬く間に列国中に
広まった
魏国前線
宣子城
キングダムの
急報
...
コッ
そうか...
いに...
列尾に残した
取容は不明
ですが
三将は進軍した
模様!
......?
韓
却王都邯鄲の
軍はまだ動いて
おりません
燕
......
王安王
今王富
ゴホ
斉
学校は
未だ王都圏に
戻れていません
そうか
そして
...
ほーう
どうやら
秦は
本気で
趙を殺る気
みてェだなァ
もっと
いやらしくもめよ
宝竹っ
うはァ
楚
!!
何と!
茶がっ...
超が
落ちる
と...
......
...???
落ちねェよ
...
!?
では
ああ
楽が
失敗すると
!!
と言うことは
案の刃は
邯鄲に届かぬと
邯鄲じゃねェ
奴らの狙いは
一つ下の
鄴だ
ではその新を
楽軍は落とせぬと
ああ
無理だ
うぎ
なぜ
言い切れる
圧倒的に
守りやすいんだよ
超の王都圏ってのは
中に
入られ
ても
山脈と大河で
狭められた出入口さえ
奪い返して
封をしちまえば
あとは
勝手に敵は中で
窒息する
...では
秦が敗れる
と
ああ
間違いない
ならば
我々は..
王都より凱孟軍を
この宜子まで呼び出せ
周飯
趙で壬鞠らの
連合軍が消滅した
と同時に
眼前の勝軍を
緊張して素国に
雪願れ込むぞ
ハハ!
真に
家が敗れるの
ならば
キングダム
我々は今のうちに
軍を北へ厚くすべき
ではないのか
少しは戦が
分かってきたじゃ
ねェかよ李國
だがそんなに
慌てなくてもいい
もし
そうなったら
どうせまずは
早漏気味の
裁軍が動く
そっちの押さえに
今うちと対峙してる
豪武軍が
力を割かれた所を
見計らって楚軍は
一気に北上して
咸陽まで
叩きつぶす!
楚が秦を手に入れれば
もう詰んだも同然
そうなりゃ
中華は
楚のもんだ...
ッハハハ
嫌な予感しか
しない
自らの兵站の。要。
列尾を捨てて...
いっ
兵糧のあるうちに
鄴を落とす作戦
なんて
はっきり言って
軍略を知る者なら
一番取ってはいけない
戦略だ
やっぱり
この進軍は
無謀すぎるよ
これは成陽でお前が
自殺行為。だと言った
作戦そのものだよ
王賀
この中で王翦将軍に
諫言できるのは
王貴だけだと
思うんだけど...
.....
総大将の
決定だ
俺達は持ち場で
命をかける
だけだ
ドゴ
!
王賀...
.....
しねーよ
しますって
するん
ですか?
お頭
全滅
...
負けたらな
勝ちゃ
いー
どうやって
勝つので?
知らねーよ
ほー
では大軍師雷士様
その戦略を愚かな
原論めに
お教え願えます
でしょーか
フッ
勝ち方を
お頭でさえ
分からないと
つまり?
勝つ
っつったら
勝つんだよ
うるせー
殺すぞ
てめー
一つだけ
分かってることを
言ってやろーか
座論
......ぜひ
別に興味はねぇが
一応王殿とは
白老の下で副将
やってた時からの
付き合いだ
俺の知る限り
あの野郎は
負ける戦は
絶対に始めねェ
......
友軍・敵軍
はたまた列国の目が
注目する中...
王翦による
鄴攻略の
第一手は
亜光
伝令を出せ
ハ!
楊端和の山の民軍
五万の分離であった
〈行くぞォ
ダメ
プオオオォォォ
バジオウ
タジフ
そし
頼んだぞ
任セテオケ
端和殿
どうか
ご武運を
山の民軍は二軍と
分離し北東に進軍
公孫院
楊端和
陽士に前線を張る
公孫龍軍九万に
戦いを挑みに
行ったのである
はっ
いや
これは
上策だよ
はっ
...どうなんだよ
ここで山の民達だけ
分けて敵にぶつけるって
北東にいる超軍は
連中より四万も
多いらしいぞ
......また
鄴への進軍で
最も今脅威なのは
正にその北東の軍だ
友軍を盾にして
進むってわけが
今度のは
規模が
違うけどね
楊端和達が頑張って
北東の敵の動きを
封じてくれれば
本軍は横腹や
背後を討たれる
心配をせず鄴まで
全力で走れる
ゴゴゴジ
仕方ないんだ
この連合軍が
戦える時間は
限られてるん
だから
.....
ん!?
うおっ
見ろ
兵糧部隊だっ
すッすげェ数だ
...
テン
あれがお前の
言う...
うひょー
後ろが
見えねェ程
続いてる
すげー
うん
この連合軍の
〝命綱〟だ!
あれが尽きる前に
鄴を落とさないと
いけない...
大将王翦を先頭に
新に向け本軍の足が
いよいよ速まって
きたー
正にその時
亜光
ハ!
王翦は突然
奇怪な行動に
出た!
進路を
変えるぞ
......
ついて来い
!
!?
!!
なっ!?
!?
しっ
進路をつ!?
進路変更だ
前を追うよう
核軍に伝達しろ
行くぞォっ
進路変更だ
綾那・後藤に
伝えてゆけ
前の列を追えと
見失うなよ
進路変更!?
何だ
進路変更って
どっか近道でも
見つけたのか?
妙だ
この進路が
鄴までは最短の
はすなのに
連絡変更だ
どういう
ことですか
お頭?
知らねーよ
分からない
本軍十五万の
進路を大きく
北へ曲げ
何と
この時
王殿は
何でこんな
ことすんだよ
王殿は
資様これは
バカな
テン...
分から
ないよっ!!
鄴とは無関係な
小都市吾多に
襲いかかったの
である
カニガンガン
弓兵用意ー
キングダムの
第514話愚策の極み
......
!!
フン
李牧よ
燕国境側に〝大虎〟が
眠っていたのなら
先に言わぬかバカ者がァ
第514話、患業の極み
面白い
出るぞ
オルド様
き急報です
相変わらずの
純足だな
北東部長官超泊め
やっと来おったか
シー
超の東軍本軍がっ
いっいえ
それが
その超泊軍は
こっちでは
なく...
東へ進み
我らが領土に侵攻し
現在理城を攻撃中
とのことです!
燕
そっちには
ボッダゼイの
大軍を置いてある
ふつけてやれィ
オルド
趙
なっ...
何だとォ!?
きっ急報!
ドガガ
関城より
火急を知らせる
わっ...!
りっ
理城はすでに
陥落!!
敵はその足で今
陽城を攻めていると
陽城城主芮様から
大至急、援軍をとの
ことです
!!
!
陽城から!?
超泊様じゃ
様子が
かかりました
誰が
鈍足じゃい
墾が
落ちた...!?
?
次は陽を...!?
まさか我らの
退路を断つ
気では...
オルド悪
なっ何っ!?
将軍
オルド様
『九年
趙攻燕、取狸-陽城。
悼襄王九年
趙は燕の鍵と陽の
二城を取った
「史記越世家」より
オルド様
......
愚鈍な趙泊の
頭から出た策
ではない
李牧があらかじめ
用意しておいた
戦略の一つであろう
フッ
やられても
ただでは
起き上がらぬと
いうわけか...
だが
一つ
気に喰わぬのは
その策の発動が
あの大男が、わずか五千で
このオルド本軍二万を
ここで止めることを前提と
しているということだ
ドッ
俺の落ち度だ
奴らの反撃など
許さぬ程北東部を
侵すつもりで出て来た
陽と狸を奪われては
蒸軍本営の戦略に
大きく影響する
二城を奪還しに
行くぞ
ついでに
鈍足超泊の
首を狩る!
ハッ
ハハア
全部でも
名は覚えた
ボッダゼイにも
伝令を出せ
また来るぞ
司馬尚
敵が退がって
いきます
全軍退却です
追われますか?
青歌へ
戻るぞ
ハッ
乱城
関与まで一日
見えたっ
乱城だ!
フーッ
りっ李牧様
よくぞこんなに
お早く!
到着は
明日かとっ
馬の準備は
できていますか?
軽く休んだら
また発ちます
すみませんが
兵達に水と
何か食莉を
あっ
りっ李牧様
一つだけ
良い知らせが
勿論です
!!
オオ
本当か
慈歩殿
李牧様
ハ!
ただちに!
しゃー
超泊様が茶の鍵・陽を
落としてそれによって
茶オルド軍が北東部から
軍を退きました
ハイ
被害の程は不明
ではありますが
とにかく蒸軍は
去ったと
やってくれ
ましたね
司馬尚...
あとは北東部長官
超泊がうまく
終わらせるはずだ
これで
燕軍の憂いは
なくなったな
...
それで
ようやく
素軍だけに
集中できる
列尾を越えた秦軍は
今どこまで鄴に
近づきましたか?
あ...
いえ
それが
と...
鳥達の報告では
し
信じ難いことに...
菜軍は鄴に向かわず
途中の小城吾多を
攻めに行ったと
!?
!?
.....
なっ...
何だと.....!?
......
時間がねェって
状況下でわざわざ
こんな小っせェ城に
寄り道して
ふつうに
攻め落として...
一体何が
やりてェんだよ
うちの大将は
とにかく
中に入ろう
信..
......
くっ
ゲハハ
あったぜ
あったぜ
天井裏に
隠してやがった
こっちも
大漁だ
小っせェ城だが
双ってんなー
さっすが
王都圏の中の
都市だなァ
くそっ
またあいつら
こんな時に
まで
待て信
待て信
!
蒙恬
今回ばかりは
連中の”暴”が
役に立って
いる...
あ?
鼻?
城主の
屋敷の地下と
城外の地下にも
食糧庫を発見
無論、各民家の
隠し食糧も
一粒残らず
手に入れました
ごくろー
だってよ
大将
取り残しは
考えられま
せん
本当はしらみつぶしに
探さずとも砂鬼の
公開拷問を見せつければ
一発なんですけど...
総大将様が
〝民を傷つけた者は
斬首に処す〟と
厳命を出されたので
大変でしたよォ
配下達が
民は殺さずに
食糧を
奪ってる!?
ああ
.......
ででも連中
金品も
取りまくって
るぞ
ジャマだどけ
てめぇらは家の
広場へ行けっ
つったろーが
桓騎兵に命令を
守らせる交換条件
みたいなものだ
.....
あくまで
手に入れるのは
兵糧だ
たったしかに兵糧の
足しにはなるけど
総勢二十万いる軍から
すればそれは微々たる
ものだ
しかもここを
落としに来たことで
半日分の兵糧を
使ったし
兵糧...
ちょっと
待ってよ
王都圏を守る趙軍にも
同じく半日もの刻を
与えてしまった
本当に兵糧を
増やすためにここに
来たんだとしたら
こんなの最っ低の
愚策の極みだよ
テン...
...
正に
河了貂の
言う通り
...だが
一つだけ
引っかかる
ことがある
王製将軍はどうして
厳命まで出してこの部市の
民を守ったんだ...
な
何じゃろう
全員集め
られて...
彼らまとめて
殺されるんじゃ
ないのか...
か極騎が
向こうにはいる
まっ間違いない
今から苦殺しに
ひィ
多春っ
怯えることはない
民間人である
お前達を傷つける
ことはこの軍の
総大将王菊が
一切許さぬ!!!
テン...
...ファックス
王都って実は
すげェ正義の将軍
だったのか...?
ハハァ
正義とか
そういう話じゃない
敗戦の民に対して
総大将自らの
この対応は
〝異常〟
すきる!
貴様...
大殿は一体...
...
何ですか
この茶番
黙って
見てろ
だがこれは暇だ
心苦しいが
我々はそなたらから
食糧を奪うと共に
この城も取り上げねばならん
食糧のない
そなたらには
体力の尽きる前に
何とか隣の城まで
移動してもらわねば
ならぬ
!
許せ
めっ滅相も
ありません
命を助けてもらった
だけでも
ありがてェです
娘達が乱暴される
こともありません
でした
!!
!?
!?
ならば
すぐに発て
皆の道中の
無事を祈るぞ
っ......
っ.....
はい
ありがとう
ござい
ますっ!!
助かった
何て優しい
将軍なのだ
王都は...
ホギャア
ホギャア
お父親死したのに
何でおれ言うの?
今は
いいのよ
老人達が
隣の君様まで
歩くのはきついな
だが
行かねば
のたれ死ぬだけだ
兵も皆
解放されて
この列に
加わってるぞ
でもユげ
気が変わって
相続奴が迫ってくる
かもしれんぞ
ヒィ
なっ
何なんだよ
テンこれは
待って
今考えてる
...
少なくとも
違う..
やっぱり
違うんだ
将軍の..
王聖将軍の狙いは
兵糧ではない!
ここへ来た
本当の目的は
間違いなく
あの外に出された
民間人達だ!!
だけど
それが
何なのかが
分からない...
だけど...
要領は
覚えた
か
!?
!?
ドゴ
!?
次の城へ
行くぞ
キングダムの〈完〉
えっ!?
皆様が彼女が分かることですが、よっていくのだったので、何に行こうかもしれませんでしたが、この人は大丈夫であるのです。
・ようやく人間にいった行ってきました!!どあ入れ大あ見つかす。あとつでは、実はこれに「キャロマシ」があじゃあじゃ、よーいろと晴れて思ってます。(笑)ゆでたまじい鳴田先生と
そして家は2月に「キンロマン対戦をさせて頂きました!!その内容が、何と
そんなことなんでもないのですが、これからもうちょっとしていましたが、それでもいいのかもしれません。
対象ではこのようになってからかなり何とか知ってるけれど、やっぱりはないのは、あなたが、基本に「掲載されてあります」「つ」が大かったので、
作_原泰久
精進します!
ここまで、このブログですのですから、自分が一般的に出来なくなっていけば、現実的に現象的なことがありませんでしょうね。
僕が小学生の時刻みて親にそこから30数年の時と話で、対戦記事が載るとはいい!!!見てもらえるのが本が「今回なっては、なかろう。今回のつ」が手術に関することが多いと思います。
それはどうすればいいはずだったのですから、それぞれはあの時間を見ていませんが、気軽になってしまったんですが、実際にいいのかもしれないのでしょうかないと思いますかった。
おかえを知ってたんだけど、これからも理解できないのかも知れないというのはありませんでしょうか。あれでもあるかもしれまいますよね。
うひー
「傅紙の秘密とカイネの本気」
起こしたいちーー!!!
おまけマンガ
「社会現象」...
俺は
ここだぜ
ハニー
□レギュラースタッフ・梶山昊頌上村恵一朗_毛利茅夏、佐藤優次、岡元利恵
口頭レギュラースタッフ・柊木新、□へルフ北原涼子□編集,松橋優
李牧様は
どっこかなー
別に用事は
ないけど
カイネ
ガッ
俺がなぜいつも
口にマスクをして
いるのか
はっ
お前になら
その秘密を
教えてやっても
いいと俺は思っている
探してねェよ
てめェなんか
何だよ
ごめー
ハニーって
何
気になって
夜も眠れない
だろーか
フお前だけに
興味ねェよ
カス
あ分かった
死ぬほど
口が臭いから
違うわ
クソアマン。
これはな
一俺の繊細な
喉を守るための
ものだ
これがないと
俺は咳が止まらなく
なるんだよ
やめィ
じゅ...俺っと...
ゴホ
祝きしめたく
たったたう...
カイネ..
...?
ゴホ
ゴホ
違う
今日はマジメな
カイネ
話があって...
きたんだ
コラ
ちょ
ホ
ゴ
カイネ
お前たまには
ちゃんと俺の
話を聞けよ
ゴホ
私はない
じゃーな
わっ、戯んな
バカ
カイネ
ちょ...
李牧様
...
ええィこのまま
既成事実を..
この時
カイネは
趙最速の男・傅抵を
はるかにスピードで
上回った!
?
ん?
あれ?
カイネは
今あっちに
ストン?
李牧様
騎馬戦術の
ことでお聞き
したいことが
んー
何でしょうか
季牧様ー見ーっけ
偶抵はそこで
一人で何を..
...
あっ...
危なかった
博氏文士代表天才
後日
傅抵が
カイネに
半殺しに
されたのは
言うまでも
ない
っっと?
っかしーなー
☆紙版コミックスのカルバー裏となります。
カバーデザイン
岩崎修(POCKET
YuC
DIGITAL
SHEESAはYOUNGJANATACS
キングダム
47巻
原泰久
@原泰久:2017.20!7
初版発行
デジタル版発行_2017年
2017年
発行所・集英社
http://www.shuesshacco.
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