...

おっ、

KINGBeM

YdC

DIGITAL

YOUNGJUMPCOMICS

その

原泰

48

SHUEISHA

KINGIBeM

...

原泰

...

★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

ごめん!!

KINSEOMI

原泰ク

目光

25436381991.

第515話小城の流民

そうだな...あああっはっはははいっていけないのですからねえよね

...それは、それではないから、そういうことだけどそれだけでもいいのだろうかもしれないけどね。

愛動の妙

っ、

...

覚悟の比重

第525話「馬南慈の気概

★この作品はフィクションです。

実在の人物・団体・事件などにこはいっきい関係ありません。

そうだったんだよ。そういうことですので、そういうことで、そういうことです。

前巻までのあらすじ

時は紀元前。500年の大戦争時代にある中華西方の国・素・奴隷同然の生活を送る少年、信

り、順政は中華統一を果たすという壮大きな夢の実現へ一歩踏み出したのだった。

は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。

そんなある日、秦国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影武者として鍛牲となった親友

漂の遺言に導かれ、信は少年王・扇政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上が

そういうことですが、ここではそうだな。そういうことですが、

その後、秦軍に従事した信は数々の武功を挙げ、信率いる飛信隊も戦場でその存在感を示

した。そんな中、魏との国境著雍での激戦に招集された飛信隊お親火龍と呼ばれる大将軍ら

を撃退。この武功が認められれ、遂に信は五千人将イへと昇格、将軍まであと一歩の地位まで辿り

着いた。一方の嬴政も呂不葦との長きに亘る政権争いに勝利し、無事、真の大王となる。そし

て、信と嬴政は初めて中華統一特に打って出るのであった...!その大事な初戦、飛信隊は垣騎

率いる本軍に合流し越との激戦の末、勝利を収める。黒羊とし「う新たな拠点を築いた奏国は、

無謀ともいえる作戦のもと*超国に戦を仕掛けるの

であった。信は王騎将軍の矛を手に取り、飛信隊も

増兵し、練兵を重ね、王駒・桓騎・楊端和の三将軍

率いる連合軍に参加。難攻不落の趙の要地"鄴

攻略のため、趙国門列尾を落としたが

ルアアアァ

王騎将軍の

矛の威力...!!

えっ!?

あの対応には...

学校様の騙された...

家が絡められているのだ

日平君の授けた

郡攻略の軍は

この対応で欲えた

ゴクリ

この連合軍は

私の策をもって...

列尾を越える

そうだな。でもね。そのため、これからのそうだな。それは、そうだな。それは

秦軍五千人部隊|飛信隊

嬴政ぇいい

森国の若き王。中華の統一を目指す。

天下の大将軍を目指す。来軍特殊部隊・飛信

隊の隊長

そういうことですから、そういうことになっていたそういうことですから、そういうことですが、

河了貂かってん

山の民で信の元・同居人、飛信隊の軍師となる。暗殺集団"蚩尤の末裔〟

三千人将となり、飛信隊のD副長を務める

羌廆さまがい

そうだなぁ。でも、そうだな。そういうことはそういうわけではそうだなぁ。それは、

楊端和ようたんね

山民族の女王。爵位大上造、

王翦ぉぅせん

王賁の父。謎多き秦国の将軍。

桓騎かんき

我慢非道な野盗団の元首領

そういうことですが、そういうことですから、そういうことですが、これはそういうことですが、これから

豪恬もってん

信と同世代の将。戦の天才

王昔、おうほん

信と同世代の将。槍衛の達人、

傅抵ふてい

三大天の座を狙う二刀流の剣士。

学校の補佐と議衛を担う女剣士

李牧りぼく

三大天の一人。趙の幸相を務める。

活動小城の流民

第515話

秦王都

咸陽

キングダムの

連合軍が列尾を

捨てただと!?

城に茶の旗は

立ててありますが

兵は残って

おりません

王朝村軍からは

一列尾はすぐに

超に秘還される故

補給は送るな!

とのことです

なっ

何じゃと

オ!?

.....

殿...

軍が列尾を

捨てたと

いうことは...

ああ

“我々の

授けた策〟を

捨てて

今連合軍は

〝王翦の策〟で

動いている

ということだ

王製の衆

...

...

何と..

バカな...

なぜ列尾を...

なぜ

我々の策を

捨てて先へ

進んだのだ...

ここまでは

間違いなく

上策であった

現場の何らかの

理由で捨てざるを

えなかったので

あろう

ならば即座に

全軍退却すべきで

あろうが

連合軍は

今持っている

兵糧が尽きる前に

あの鄴を

落とさねば

ならなくなった

のだぞ

して

今の連合軍の

助きは?

まずは

楊端和軍五万が分離し

趙軍九万と

交戦に入った模様です

本軍進軍の

ための眉が

ハッ

失礼します

ではそれで本軍は

どの辺りまで

類に近付いておる

......

いえ

それが

本軍は鄴へと向かわず

近くにあった

吾多という小都市へ

攻め入ったと...

なっどっ

どういう

ことだ

兵站が切れたなら

急いで鄴を攻めねば

いかぬのでは

ないのか!?

...兵糧を奪うだめくん

ではない!!

...

昌平君...

一体何が...

...

.....

......

何だ...

王翦.....

そこで一体

何をしている...

キングダムの

........

ほ...

本当に前の城と

全く同じことを...

兵糧を奪って...

民間人を外に

追い出して

これに一体

何の意味が

あるってんだよ

......

ヤイ王国将軍

よし

俺達はこんなこと

やってる場合

なのか!?

流れは

できつつある

一刻も早く

鄴へ向かうべき

なんじゃねェ

のか!?

流れ...?

山の民達は

そのために盾となって

今戦ってんだろーが

信っ

!?

おバカの特権

皆が口に

したくても

できないことを

あっ

!!

おっ...

...?

最初の位置から

李牧が最短で

邯鄲に戻るには

あと一日かかる

王騎将軍の矛...

そこから

王都圏の軍を統制し

動き出すのに一日

.....

それらが

類を守りに

到着するのに

一日

!!

それまでに

こちらの仕掛けを

すませておく

必要がある

!!

ここから

鄴までの間に

あと七つ城がある

王翦軍・桓騎軍

そして

楽華・王鳳・飛信隊の

合同軍

この三つの軍に分けて

西から順に足並みを

そろえて落としてゆく

えッ

!!

!!

.....

やることは同じく

兵糧を全て奪い

民を〝東〟へと

追いやるのだ

.....

“東”...

急報ー

!?

列尾が超軍の手に

落ちました!

太行山脈に沿って

南下してきた軍

およそ五万が占拠し

!!

外にまで展開布陣

し始めたそうです

列尾がっ...

ついに出口が

ふさがれたっ

いよいよ活路は

“東”だけだ

桜沼和に

伝令を出せ

本軍の動きと

足並みを...

そろえよと

ハノ

!!

ここからは

急ぐぞ

ハ!

馬知平野楊端和軍

馬知平野橋崎和軍公孫龍軍

vs

...

奴ら

こちらが攻めねば

動いてきませぬな...

そのくせ

つつくと

狂ったように

白兵戦に

出てきよる

山猿共め

半分の軍で我らの

足止めができていると

思って得意になって

おるのではありませぬか?

足止めを図っているのはこちらの方だ

足止めを

困っているのは

こちらの方だ

中で奉軍が

何をしているのか

知らぬか

飢えを感じだして

初めて気付くであろう

超王都圏に足を

踏み入れたことが

取り返しのつかぬ

感行であったことに

列尾を封じた時点で

素軍への兵糧攻めは

始まっている

刻一刻と奴らの音が

絞まっていってぃるのは、

間違いない

将軍

報告です

敵が。東・ヘ少し

陣を動かしています

.....

何もお祈りは

変わりはせぬ

距離を

保ったまま

ついて行くぞ

ハハ!

★軍の行路

雑民の行動

王翼の細かい指示に従い、

三軍が展開し中小の

都市を落として回ったため

近日は・楽園隊

...

.....

城を追われた難民の

群れは増え続ける

一方であった

ハッ

ホギャ

お腹すいたー

頭へったよオ

黄弁様

我々は北の検闘の出

が多い

標隅へ向かった方が

厚く保護されるんじゃ

ダメだ

北では十五万規模の

戦場が広がっている

そうだ

行けば

巻きぞえを

くらう

えっ

とにかく..

今は

“東”へ向かう

しかない

ハッ

ヒィ

図へったー

ホギャ

ホギャア

山旦城

難民作って

落とした城は占拠せず

軍は次へ動かす...

マジで一体

何やらされてんだよ

俺達は

分かった

おー

何が

分かったのかな

洗穂ちゃああん

イナゴだ

...

.....

...??

イナゴ?

!!

えっ

それでも、

王都圏南部に

難民の大行列が

出現していた

その時

そして

ついに

李牧が王都邯鄲へ

到着した!

李牧様

李牧様

邯鄲

李牧様

学校様

お待ちして

おりました

総司令

李牧様

だから

こいつら...

第516話

落の武器

たしか前三大天

蘭相如様の...

邯鄲軍の出陣は

叶いませんでしたが

我らとその私兵は

許されました

上出来です

北の炎城・文城から

一万ずつ南下中です

間もなく邯鄲に

到着します

二万をそのまま

鄭へ進めて

おきますか?

いえ

その必要は

ありません

鄴は

この中華でも

最強の部類に

入る城です

素軍に鄴は

攻め落とせません

ここまで素軍に

入って来られたの

なら

それを趙軍で

囲って動かず

楽兵が

もだえ苦しむ姿が

目に浮かびますな

逆に

素軍を

鄴に集め

...とにかく

王との謁見を

すませてきます

〝兵糧攻め〟

にします

李牧様

おっ

お帰り

なさいませっ

お待ちして

おりましたっ...

その後すぐに

王都圏全ての

重統制に...

胡周殿っ

胡周

よく私の鳥の伝令を

行動に移して

くれました

王の謁見後

私もすぐにあなたの

許へ向かおうと

思っていました

今の

奏軍の

動きは...

豪軍の本軍は

さらに三軍に分かれ

途中の城々を落としながら、

鄴へと近付いています

いっいえ

そっそれよりも

王都圏内部からも

続々と鳥がつ...

すでに

落とされた城は

ハコ

九つです

先程“許・も

落ちたと鳥が

九つです

ハノ

......

すでに

伝わっているとは

思いますが

公孫龍の九万は?

しかしその前線が

東へ移動してきて

いるため

王都圏南部に出た

離民が北へ逃げられずに

います

難民?

そちらは山民族の軍と

にらみ合いのままです

!?

素軍は落とした

吾多城と丁城の民を

全員外に追い出した

模様です

辛城と

赤城もです

ハイ

石城もです

他の城の民は?

じゃあ今

王都圏南部には

難民の群れが

わんさか彷徨ってる

ってことか!?

えっ

たしか

平城もです

山旦城はまだ

不明ですか...

いえ

彷徨っては

いません

素軍は手分けして

西から順に落として

東進している

うん

...

は...

いや、やっぱりわからなかったのかわかってるからっ

なんかもしれないのかな...

まあまあ...

難民の大群は

間違いなく

全員。東〟へと

向かっています

北には

前線の壁

えっ.....

てことは

連中が行き着く

先は...

胡岡...

......

ハッ...

いつから...

一体何日前から

鄴は難民の受け入れを

しているのです...

みっ

見えたぞ

あれが鄴だ

やっと着いたぞ

何てでかい

妹だ...

これで食い物が...

その前に

水だ...

ホギャア

水..

首長は

帳面を出せ

帳面にない者は

入城できぬ

ゼハ

ゼハ

外で対処する

ゼハ

ホギャア

しっかりしろ

もうすぐだ

押すなっ

ゼハ

ゼハ

ぷ...

み...水

そう

お堀の水

飲んでいいですか?

食い物

バカオ

中に用意する

してある

押すなっ

外の者の分も

あるぞ

ゴホ

足を

止めるなァ

赤城の人間は

南の区画へ

進め

み...水

吾多城・丁城の

人間はそのまま

進めっっ

まだ

来るのか

第二郭も

あふれるぞ

これは

予想の人間は

左へ行けェ

まずはこれで

一息つけ

立てるように

なったら

配給に並べ

うう

助かった..

足を

止めるな

うまいやが

ゴホ

萸智

第三部を

開放してもらうよう

伝令を出せ

すっ

すでに第三郭も

開放してそこも人で

埋めつくされてます

はっはっ!!

こっこっちにも下せよ

倒ィ!?

水を

ここれだけですか

ありがとう

ございます

ありがとうございます

ご城主

ふぅっ

ありがとうございます

助かった

配給は

あとだ

ご城主

ゆっくり飲め

第二郭が東側まで

難民でいっぱいに

なりました

晋利田将軍が

一度城門を閉めて

難民の流人を止めるよう

進言されてます

何をバカな

民こそ

国の礎

茶軍はまだ

迫っておらぬ

ギリギリまで

門を開いて

疑民を助けよ

ししかし

これ以上は

ご城主

鄴城主

趙季伯

穀物蔵の

三号が空に

わけの

難民の多さに

食糧が

あっという間に...

鄴城西壁

巨大望楼

.....

構わん

第四号第五号を

開放しろ

滅は

無数にある

じっ

城主

なぜ城門を

閉めんのだ

ご城主が

民を全員

中に入れよと

そんなことがあったのですが、

何っ...

...

バカな

城主はちゃんと

この状況を

見ておられるのか!?

西壁長

将軍晋利間

邯鄲

今すぐ

とうに城の許容を

超えておるのだぞっ

鄴へ鳥を

飛ばすべき

かと

どっ

どういう

ことですか

李牧様

王殿は...

列尾を

落とした後

本当に鄴を見に

行ったのだと

思います!

いや

もう

間に合わない

でしょう

実際に見て

郊が力業で

落とせぬ城だと

気付いた...

!?

気付いた

ので.....

王親は真っ直ぐ鄴へと

聞かわずわざわざ

九つもの城を落として

回ったのです

......

私も

読めなかった

その目的は...

鄴を落とす...

〝武器〟を作る

ためー

城を追われた

難民が...

武器!?

あっ将軍

あれを...

ようやく難民の

群れに切れ目が

あれが

最後尾か

ん?

!!

狼煙だ

奥に狼煙が

上がってるぞ

あッ

姿は見えぬが

素軍が追ってきて

いる報せだ

敵襲の証を

鳴らせ!

.....

ついに

これ程の

深部にまで

来たか...

秦軍め

ぐっ

三本

上がっている

分かれた三軍が

そのまま向かって

きているのか

あれか...

鄴が

っホホホ

どうやら私共が

一番乗りの

ようですねェ

うおッ

んだありゃ

でっけェな

オイ

っ来たぞォ

ガンガン

ガンガン

くそっ

樹一線

真っ黒だ

ガンガン

ガンガン

あわてるな

何万来ようが

関係ない!

ええィ

早く入れっ

ヒィィ

門を上げるぞォ

ま待って!

よしいいか

閉めるぞォ

間もなく菊は

想定通り

籠城へと入ります

キギギギ

ドオオン

想定外

なのは...

内部に

九城もの民を

抱えてしまった

ことです

うわ

ガンガン

ガン

ガンガン

ガン

こっ

ここにも

素軍が攻めて

きたのか!?

ゼェ

みっ

水はまだか

ゼエ

食べ物は?

水...

苦しい...

食い物を

早くっ

ご城主

報告がっ

何だ

家軍が来たことは

知っておるわ

いっ

いえ

そうではなく

第五の蔵も

空になり

第六も

開けていいのかと

係の者か...

攻城戦をやる

つもりはない

全部

各城門前に

固めろ

では

つまり

この戦いは

ハイサー

九城の民が鄴の食糧を

食べ尽くすかという

素軍の兵糧が

先に尽きるか...

〝兵糧攻め合戦〟

となりました!

兵種攻めの...

李牧様...

かけ合い

そんな

戦い..

私も聞いたことが

ありません...

王翦...

フフフ

坂箱攻めを

受けときながら

ドゴ

相手の民を使って

兵糧攻めで

返すのかよ...

やっぱお前

ぶっ飛んでんな

王翦

......

“邪”はお前に

任せるぞ

桓騎

!?

お前が

行くのか

学校が親を

解放しに来る前に

こちらから攻め上がら

ねばならぬ!

ああ

相変わらず

お前は

言い訳だけは

運者だな

第517話

話、割り合い

李牧よ

処罰は

いかよう

にも

しかし

事態は今

急を要します

精強を誇る邯鄲軍のうち

十万を出陣させる

許可を頂きたく...

ならん

しかしもし

鄴が落ちれば

数年のうちに

この邯鄲にも

突軍の刃が

届くことに...

構わん

胡周らにも

言ったはずだ

甘早軍が

この王都から

出ることは

ありえぬ

一兵たり

ともな

案の刃が届いた所で

邯鄲は落ちはせぬ

あの鄴とて

本来は

不落の城だ

キングダムの

伯父である

城主趙季伯が

愚かにも難民など

受け入れるから

こんな事態へとなった

俺はそんな

へマはせぬ

もし邯鄲が

包囲されたとて

十年でも二十年ても

この城は籠城できる

それでも

いつかは

落ちます

病がちな俺は

その頃にはとっくに

寿命でいっておるわ

ククク!!

だろうな

だが

国がどうとか

民がどうとか

後のことなど

知ったことか

......

暗い...

あまりにも...

......

何か

言ったか?

李牧

いえ...

だったら

さっさと失せて

環務を果たせ

栄えある三大天よ!

邪を失えば

貴様を切り刻むぞ

学校

貴様だけでなく

貴様につき従う

一気もろとも

皆殺しだ

分かったな

ッハハハ!!

.....

くっ

ギィ

李牧様...

行きましょう

カイネ

コッ

王国を

滅ぼすのは

敵に非ずー

と言います

商の紂王然り

周の魔王然り

現趙王がその類に

入らぬことを

願うばかりです

我々の王は...

...

.....

!!

国を滅ぼす

暗君...

コッ

あっ

太子様っ...

.....

学校

よくぞ

これ程早く

西より戻って

くれた

この早さで

数千の趙の民の

命が救われたと

信じるぞ

趙国太子嘉

いえ...

王都圏まで奏軍の

侵攻を許したのは

この学牧の落ち度です

これより全力で

秦軍殲滅に

向かいます

この戦局にも

拘わらず

この邯鄲の軍が

動かぬことは

知っている

難儀させること

父に代わりて

詫びさせてくれ

李牧

太子

そのような...

思わぬ窮地だが

奏も失敗すれば

国の根幹が揺らぐ程の

損害を出す

諸刃の侵攻のはずだ

......

おっしゃる

通りです

必要とあらば

兵の士気を上げに

私も前線に出て

矛をふるう心構えだ

女の奏王程の

効力は期待できぬが

その時は遠慮なく

声をかけよ

今が...

正念場だ

...

李牧

...フフ

心得ました

しかし

その必要が

ないように

努めます

......

分かって

おります..

ハ!

鄴を

頼んだぞ!

しのいでみせる

この暗闇を

しのげば...

嘉太子の時代が来た時

趙に真の光がさす...

そろって

いるか

ハノ

これから展開する

この王都圏の戦いの

全容を説明する

この戦の...

キングダムの

全容!!

鄴の食糧が尽きて

城が陥落する前に

王都圏の各軍が

四方八方より

薬を解放せんと

趙はー

群がって

くるであろう

だが

防ぎようのない

敵に思えるが

実際のところ

!!

!?

親を一撃で解放する

力を有する軍は

二つだけだ

!!

二つ...!?

王都圏北西に

鍵をかける大都市

〝閑与〟と

太行山脈一帯の

努力を一手にまとめる

秋陽”の軍だ

”根陽”...!

“闘与〟と...

この軍が

罰まで届けば

家包囲は間違いなく

間壊する

......軍を分けて

横陽と閼与の軍の

迎撃に出る必要が

あると...

.....

目の前の鄴は

そのまま種騎軍六万で

包囲を続けてもらう

その通りだ

なっ!

だってよ

摩論

故陽関与の二軍以外の

超軍製来に関しては

全てこの六万で対処して

もらうことになる

以外全てを..

私に

どうしろと

二大強軍の一つ

故陽軍とは構溺和軍が

今相対している

相手がそれだ

え!?

にらみ合いと

なっていたが

椋陽軍もすぐに

動き出すであろう

軍容も椋陽城から

増援を得ればゆうに

十万超えとなる

おお待ちを

それに対して

楊端和軍は

五万しかいない

はすではっ

壁将軍

貴公の八千に

桓騎軍から

二千加え

一万の軍とし

楊端和軍の

援軍に向かえ

......

..

一万の

将となって!!

故に

こちらも

地技を送る

えっ

!?

私が..

端利殿を

援けに...:!!

ハハァ!!

!?でか

今さらりと干もって

二千もって

いくと

そして

もう一方の

闕与へは

玉翦軍

七万と

来華隊

五千

独立遊軍

玉風隊五千

飛信隊の八千

三隊を加え

計八万八千で

北上して

迎撃する!

.....

でも...

椋陽向けに

六万で

閣与向けに

八万八千って

こっちに

偏りすぎ

なんじゃ...

開与が

“本命”

だからだ

たしかに

!?

本命...?!?

李牧は必ず

開与軍に入って

攻めて来る!

...ああ

ドゴ

邯鄲

素軍が

二つに分かれて

横陽と関与の軍の

迎撃に出てくる!?

...案軍は

こちらの動きを

読んでくると...

舜水樹

ハッ

!?

椋陽軍に入り

“大将”となって

指揮を執りなさい

ハ!

公孫龍は

有能です

副将として

クセのある

根陽城主とも

うまく連携をとり

軍を動かしなさい

じ...十万規模の

大将に副官を...!?

ほぼ無名だが

この男にそれ程

李牧様は厚い信を...

ハ!

残りは全て私と共に

南下中の〝閼与〟軍に

入り将校として

戦ってもらいます!

ちょっと

!!

こっちに面子

固めすぎじゃ

ないスカ?

王翦も必ず

閼与に向けて

戦力を厚くして

きます

えっ!?

ここからは

いよいよ

力と力の

勝負です

鄴の〝陥落〟か

解放〟かは

ドゴ

どちらが

...

相対す敵を

討ち破るか...

どうかに

かかることに

なりました!

...

...

第518話、戦地・横陽、

それぞれの報せは

両軍共ほぼ同時に

伝わった

ハッ

ハッ

りっ

李牧様から

伝令ですっ...

。素軍は難民を

鄭に押し込み

兵糧戦に出た。

ハッ

〝関与の軍と

この様陽の軍

どちらかで罰を

解放せねば

ならぬ”と

い...いえ

やはり

そうだったか

......ならば

待ちはここまでで

まずは目前の山民族軍を

撃破せよと

やっと

始められ

ますな

それが李牧様は

焦らず慎重に

動けと

あれは

五年前の合従軍戦で

寝を解放した事務ですが、

圧倒的攻撃力を

有しているということ

以外は多くの謎に

包まれています

平地の常識の外に

戦い方も

あるかも知れません

.....

た...たしかに

ここまで数度

軽い接触があったが

全てこちらが多く

やられている..

数の差の勢いで

戦いを始めると

大損害を被る

危険があります

ととにかく

“大将の位を引き継ぐ

舜水樹様が到着する

まで待機せよと

!?

大将交代!?

.....くっ

何っ!?

しかも...

副官の舜水樹殿が...

たしかに

将軍ではあるが

実績はさほど...

舜水樹...

さらに

李牧様は

あの北の遺児か...

!?

場合によっては

横陽城に巣食う主力部隊も

引き込む必要があるかも

知れません

!?

椋陽軍の

主力部隊っ

巣食う...!?

...

ちょっと待て

数は向こうの

五万に対して

こっちは九万だぞ...

それなのに..

最の解放は

一瞬の出来事

だったと聞く

故に..

測りかねて

おられるのだ

それでも

苦戦すると

李牧様は読んで

おられるのか...!?

あの蛮族共の

群れに...

それの

あの軍勢の力が

どれ程のもの

なのか...

それとも

実際は大したことが

ないのか

舜水樹殿は?

ハノ

精鋭兵一千と共に

こちらへ!

半日のうちに

到着するかと!

全軍布陣を

攻撃隊形に変えよ

......?

ハ!

総大将が到着次第

始められるよう

準備しておけ

ハハ!!

現在

壁将軍率いる一方の軍が

こちらへ向かっています

兵糧も

とりあえず

十日分が同行して

くると...

おお

それは

ありがたいな

とっとにかく

合わせたその六方で

相対す横陽軍九万を

ここで止めておいて

くれと...

王邸将軍の読みでは

椋陽城の援軍があれば

さらに敵はふくれ上がる

だろうが...

それでも

鄴の食糧が尽きて

陥落するまで

とっとにかく

何とかここで

日数をかせいで...

検陽軍を

鄴へ向かわせぬ

ようにと...!!

伝令ご苦労で

あった

そなたは

壁の軍が到着

するまで天幕で

休んでいろ

......

相分かった

ハッ

ありがとう

ございます

何かご用が

ありましたら

いつでも

お声かけを

分かった

いきー

では――

......

えっっ!!

〈始めるぞォ!!〉

始めるぞォ!!!

?!

えっ

えっ!?

そのこと

分からぬ

ものだな

ネィム...??

ど...きさ~~~っ!?

いろいろところに

あれ程死闘を

繰り返してきた貴様らと

このフィゴ族がこうして

肩を並べる時が

くるとはな

2~~!!

くっこ

そうは思わぬか

バジオウ

イコピクッと、

おっ、

〈女王があんな女で

なかったなら

まぁオン...でも、

マミアンゴ〜

(貴様らを道連れに

全滅するまで

戦ったのだがなァ

まっでき

(なァ

カブロ

ギィ

ぶっきれくっくっ!!

どの族長も皆

同じことを言う

んーっ

(バジオウ)

ダイスでも、スメイッと

20.4メールフロロットの

そんなことじゃないですからねー

〈それぞれが〝我〉の国まりの

ような各族長達がなぜ今

素直に数和の号令で

戦うか知っておるか?

!?

(笑えるぞ)

これだ...

「あれは化物だ」

お兄ちゃん?

くそう...!?

力まかせに

抱き伏せようにも

必ず返り討ちに遭い

斬り刻まれる

ちょっとここでいいのですがですね

この子のことからもかぶりしかっていた。

〈故に族長達は皆

どこよりも戦果をあげて

端和が自分にほれて

自ら股を開くのを夢見て

はりきっておるのだ!!

またもんこんな

〈端和の腕力が

「桁違いに強いからだ」

ロイっ、ココっ

〈ハッハハハム〉

ゴッ...?

そうは...♡じゃ、

どうだ

ブ男共が

そろいもそろって

かわいかろーが!!

いっぱい

〈ハッハハハ!!

...

エンティ

(フィゴの王よ)

もうも

へんんー?

るっ!そうでご

(イン族が

動き出したぞ

それと

〈始まるぞ

カプロ)

ピプ?

〈離れておれ〉

ギッ

イア(フフ)

そう!!

(上空より)

と、

(愚かな

こちらは、まさっさと

人の営みを観て

楽しんでおれ

愛鳥よ

ギィ

趙軍にとって

ん?

予想外だった

ことが一二つ〟

俺達の前の敵

動いて来て

ないか?

え?

...

...

来てるっ

奴ら近付いて

来てるぞっ

え?

一つ目は

弓兵っ

弓兵

構えろっ...!!

撃てっ

撃てェっ

チッ

来たぞォ

屑兵

宇宙しろォ

趙軍を鄴へ行かさんと

守ってくると思われた

楊端和軍が逆に

攻めてきたことである

なっ

敵が先に

しかけて来たぞっ

一部隊...

いや左にも

もう一隊だっ

将軍

将軍

山の軍勢の

“力”を

さわぐな

面白い...

さっそく見せて

もらおうか

!!

ばっ

ぐがァ

ぐオォ

!!

ピオオオォォ

ジェモノ♥フ?!

まず...?

イン族・ウン族の

ダナイ始まり

ました

よっ楊端和様っ...

いきなり何をっ...

う~うん

ダナイだ

ダ...

ダナイ...!?

ほぶろっ

ぎうっ

ガハ

まずいぞ

応援を逃れ、耳かれるぞっ

左右

ちょ

ぶっ

止めっ...

なっ何だ

こいつらの

強さっ

ギャアッ

ダナイ”とは

平地の言葉で

言うところの...

ただの

助攻”だ

あれが...

ただの

助攻!?

壁を軽く

震わせて

マナイを

送る

つまり

主攻〟だ

ダ..

二つ目は

来たっ

来たぞ...っ

山の民の持つ破壊力が

予測の数倍上を

いっていたことである

ギャア

......

......

しっ

...

プオァ

将軍

......

おのれ..

素軍め...

こんな規格外の

隠し手を持って

いたのか..

核軍を

前に持ってこい

急げっ

ハッ!!

そして

一方

...

どうか

しましたか

信殿

...

ああ

空気が変わって

きやがった

信達の軍勢も

〝決戦の地〟に

近付きつつ

あった

広大な平野と

第515話、総大将の流儀

邯鄲より

およそ西に五十里

鄴より

北におよそ七十五里

時折進軍をさえきる

森林と山が

混在する地がある

名の由来は

かつてそこで

平野を血の朱で

染めた大戦が

あったのか

はたまた

それが起こると

予言したのかー

朱海平原

つまりこれから

南下している李牧軍と

北上している王翦軍が

激突する場所である

アーアアー

なに

第519話、総大将の流儀

そして両大将は

斥候と共にすでに

現地に入りそこに立ち

地形を

頭に入れ

キングダムの

そこに

〝幻の軍〟を現し

陣形を組み動かし

壮絶に

戦わせていた

両者の戦いは

すでに始まって

いたのである

......

いや...

うわあああっ

...

...

普段...

している

解放運か...

全く近付くことが

できない...

くっくそっ

くっくそっ

押し込めェっ

押し込めェっ

何としても

こ奴らを撃破し

鄴を救うのだァ

死んどけ

ボケェ

ヌギギ

ぶっ!?

オラァ

ギャヒ

どわ

!!

くっくそっ

さっきから

この騎馬隊の

せいでっ...

しかも黒羊では

樹海で全く出番が

なかったので

はりきっておいで

です

やはり平地では

値玉騎馬隊の脚が

活きますねェ

お頭ー!

反対側の

雷士さんから

報告っスー!

鄴城が見える分

超軍は否が応にも

意識が前へ前へと

すると倶玉の

旋回横撃によって

大打撃と

しばらくは

この手だけで

もちそうですねェ

よゆー

よゆー

現在敵三千と

ふつかり圧倒して

いるんですが...

ギャハハハ

その奥の左右から

またニキずつ

近付いてきてる

らしく

.....

クク..

だってよ

摩論

後ろにいる

黒桜の騎兵一千を

どっちかにぶつけて

くれと言ってます

全然

よゆうでは

ない...

雷士さんの方へ

行かれるので?

ああ

あっちの方が

面白そうだ

思ったより早く

ここも騒がしく

なりそうだな...

面白い...

行くぞ

オギコ

はーい

お頭ー

急報だー

前方左の

森の向こうから

趙の新手ニ千が

迫ってるらしい

キングダムの

全兵騎兵で

すぐにこっちに

来ちまうそうだァ

実はここが

一番のはずれクジ

なのでは...

.....

.....

さァな

ここは

任せたぞ

岸臼

っ.....くっ

値玉さんに

伝令です

離脱して

新手に

そなえるよう

ッス

...様

王殿様

王翦様!

...

全軍

到着しました!

分かった

将校らを

呼べ

ハ!

...様

キングダムの

李牧様

着きましたか

ハ!

では

将校らを

今すぐここへ

勝利までの

作戦を

伝えます

ハハ!

えっ

なっ

何だ

この布陣...

ちょ...

うっ...

飛信隊の配置は

そこでいい

のか...!?

テン

ちょ

ちょっと

待って...

そっそれに

楽華隊も

これじゃ...

フラフラスのカウンターの

蒙恬

心得ました

.....

本気ですか

しかし

それでは..

学校様

......

.....

では

皆の者

カイネ

趙軍中央霞

〈兵器〉000)

ぎょううん

ちょう...わゆう

趙戔寵

ばなんじ

馬南慈

...

配置につけ!

ちょう

趙軍左翼

(兵3000円

玉鳳は

兵58000

秦軍中央軍

飛信隊

秦軍右翼

(兵25000)

趙軍右翼

(兵30moo)

.....

奏軍左

(兵5000)

蒙恬.....

フー

まさか

来華隊が

んじゃ

栄えある...

第一陣とはね

......

始めよっか

行くぞォ

オオ

第520話

...

制軍左"

(三万

趙軍中央軍

(六万)

趙軍計十二万

前軍右

(三万

軍右

(二万五千

秦軍計八万八千

くそっ

王翦将軍め

マジで

どうなってんだ

この布陣は

森軍中央

五万八千

飛信隊を

中央軍に

置くなら置くで

前か

せめて横に

並べろよ

薬軍左"

(五千)

蔡軍中央軍

どういうことだ

それに...

縦に並べて

最後尾って

こっからじゃ

戦場が全く

見えてねェし

これじゃ

俺らが李牧が恐くて

隠れてるみてェじゃ

ねェかよ

...

そうか...

将軍は飛信隊を

敵から隠すために

最後に...

...

左側に

注意を払って

おいた方が

いい

どう考えても

ってことは

この戦いは

左側から動く

この素軍の

全布陣...

...

その通り

飛信隊の

配置なんか

よりも...

左翼の方が

あまりに深刻な

状況.....!!

報告

敵右翼は

二万から二万五千

中央は奥に長く

数を計りにくいですが

恐らく五万強!

五万強!?

.....

しっしかし

左翼は

恐らく五千程

だと

五千!?

道重本は

左翼はたったの

五千だと!?

左翼が

五千...

慎重な男かと

思っておりましたが

意外と

大胆ですね

......え

開戦前から

仕掛けてくる

とは..

玉鞠

...

戦はそれぞれ

戦いやすい局面から

始めるのが常である

...

そういう意味で

森左翼五千

素軍左翼の

五千という数字は

極端に少なく

あからさまな

挑発的布陣

超右翼三刀

〝さっさと左翼を

攻めて来い”という

王翦から李牧への

メッセージである

......

李牧はここで

二択を迫られる

形となった

王殿の...

怪しい誘いに

乗らず

王聖の挑発通り

素軍左翼五千に

紀彗軍で構成される

超右翼三万を

ふつけにいくか

それ以外の所から

始めるか

......

カイネ

右翼紀彗に

伝令を!

ハッ

全軍前進

秦左翼五千を

殲滅せよと!

ハハァ

......

李牧の

選択は

前者であった

行くぞ

馬呈

出るぞ

てめェらァ!!

趙右翼紀彗軍

三万全軍前進

これが

王翦軍対李牧軍

開戦の号令である

趙軍右翼

およそ三万

全軍

こちらに真っすぐ

向かってきて

います!!

急報

くっそっ

やっぱり

まともに

来やがるぞ

ドカガ

敵恬様...

豪恬様!

秦左翼.楽華隊(五干〉

......

だったら

仕方がない

こっちも

行こーか

家恬様

いつも

通りだよ

ご武運を

また後で

会おう

じィ

.....

陸価!

ニコ

うわっ

.....

本来なら

僕が豪恬様の側にあって

いざという時体を盾として

御身を守るべきだが

この老体では

主力の騎馬隊の

脚にはついて

行けぬ

陸仙お前は

力があるくせに

欲が浅くひかえめで

時々本気でイラッと

くるが頼りになる

何スか

副長

ほめてんスか

それ

この無念を

お前に託すぞ

分かるな陸仙

ってますよ

もう

矛どけな

さいって

槍の腕とて

実はあの王賁にも

ひけをとらぬ!

いや...

とりますよ

段違いに

陸佃!

でもいい加減いつまでも

危なっかしい。若君。

という認識は

改めた方がいいスよ

副長

家恬様を...

頼んだぞ!

三万の敵に

この楽華五千で

挑ませる王窮将軍の

無茶振りにも豪価様は

全く動じていない...

分かりました

って

きっとあの人はもう

大将軍達と同じ目線で

騒が見えてますよ

...

そんなことは

言われなくても

分かっておるわ

どんなに成長されても

この僕にとっては

いつまでもその身を

心配してやまぬ

“若様”なのだ...

私のうございます

その下はガケです

分かって

おるが...

死にますぞ

下りて下さい

なおよ

皺恬様

キングダムの

どこまで進む

城主

敵左翼は

まだ最初の

布陣から動いて

いないそうです

もう半ば

近くまで

来たぞ

王殿ってのは

バカなのか?

このまま右の前線

本陣近くまで

押し込んじまうぞ

...

全軍停止

ここでしばらく

様子を見る

尹圭の騎馬一千を

前進させ

敵の出方を探る

全軍停止ー

ババッ

尹圭隊はそのまま

前進させろー

紀彗様ーー

前方の物見より

報告です!

どうした

やっと敵が

動いてきたか

いっいえ

それが

敵の左翼五千が

いつの間にか

半分程に

なっていると...!

!!

半分!?

.....

んじゃー

消えた半分は

どこに行ったっつー

話になるよなー

.....

!?

ドドド

あそこだ

あっ!?

...

!?

何だ

あの騎蚊隊は

てっ

敵か!?

だが何の

警報も

届いてないぞ

えっ

く来るぞっ

バカ音

敵だっ

弓兵

間に合わん

盾構えェイ

オッ

オオオ

ぶっ

ぎはァっ

!?

ぐわあァっ

ギャッ

べギ

ひるむな

レス

おっ

ぷぉっ

っ.....

とく

トス

オオオォオ

見えてるっ

つんだよ

バカヤロォ

急報

右より敵緊馬出現!

右軍が攻撃を受けて

おります!!

ドガ

...

右軍は今すぐ

右向きに陣を布け

ハ!

黄角の騎馬

二千を出して

敵の背後に

回らせよ

入ってきた敵を

一騎も残さず

討ち取れ!

ハハ!

藤恬様

よし

ここまでだ

離脱

するぞ

読み通り

敵の騎馬が

出て来ましたっ!

黄角様

敵の騎馬が

逃げて行きます

回り込む

気です

ハッ!

ほーう

なかなか

勘が鋭いな

だが

ここまで来て

我ら離職騎兵の

駅から逃げられる

と思うなよ

背を討つぞ

お前達ィ

オオ

家恬様

敵騎馬隊が

追って来てます

飛ばすぞ

ハハア

張呂

何やってる

追いつかれるぞ

うるせェ

引き離さない程度に

逃げるってのが一番

嬉しいんだよ

ん!?

いく

がっ

何っ!?

!?

ぐわァっ

左にも敵が

いるぞォ

狩り場へ

ようこそ

旋回しろ

奴らを

頑滅する!

ギャア

オオ

ピス

あっ

おは

第521話機動の妙

ギャ

.....

くっ

くそ

...

退けっ

がっ

いったん

本軍まで

退くぞォっ

蒙恬様

敵が退却して

いきます

追うぞ

徹底的に

背を叩く

店で機動の妙な

第521話

紀彗軍本陣

報告

黄角隊

苦戦の模様

退却してくる

ようです

何だと

情けねェ

キングダムの

あれか...

ん?

一方的に!!

何だ

ありゃァっ

背を討たれている:

ガギッ

ふざけやがって

秦のクソ共が

騎馬五百

ついて来い

味方のケツに

へばりついてる

カス共をぶち殺す!!

オオ

待て馬里

あの敵はっ...

何だ先頭の奴...

何だ先頭の奴...

でかいぞ

......

蒙恬様

また奥から

騎馬が来ます

馬呈か!!

退くぞ

今度の相手は

手強い

気を付けろ!

馬呈様

奴らまた

退却をっ

ハ!

.....

逃がすか

ボケ共がア

馬呈様

追って行きます

今すぐ

呼び戻せ

敵恬援

追って来ています

チッ

さっきの敵より

さらに速いぞ

黒羊戦の全容の

情報から

ハ!

悪いが

紀彗軍については

ほぼ丸裸だ

紀彗の側近中の側迄

馬呈

用兵術も鋭いが

何よりその圧倒的武力で

紀彗軍の攻《を一手に

担う男

もう一人の片腕劉冬亡き今

この馬呈を討てば

紀彗軍の力は半減すると

言っても大袈裟ではない

馬呈

願ってもない

好機だ

...

蒙恬様

負傷してる

只英通かっ

!?

この序盤で

お前を

仕留めてやる

追いつかれ

ます!

コフっ

力を振り絞れ

呉英!介元!

キングダムの

ハ!

蒙恬様

ご武運を!

無駄だ

...

!?

何っ

っ...

じィ!

胡漸副長!

っ......

ぬぐっ

間に合ったか

副長

お待たせしました

蒙恬様アっ!!

歩兵も

来てるぞ

再び旋回!

背後に回りて

退路を断て

ここで馬呈の

首を取る!

オオ

なっ...

報告以上か

取れるものなら

取ってみろや

取り囲めっ

オオ

野里様に

近付けるなァ

馬呈様

敵につかまり

乱戦に

入った模様

...?

馬塁隊は

資角隊の残兵と

合流したとしても

千程がと

いくら野星様とて

厳しい

授業を送りましょう

再び敵の

伏兵があったと

恐らく

敵五千が

そのまま右に

現れています

紀彗様

紀彗様

......

わずか数刻で

恐らく一千近くの

騎兵を失った

たかだか五千と侮ると

足元をすくわれがねん

相手だ

敵指揮官は

数多の戦い方を

熟知している

敵は騎馬の機動力を

駆使して急襲と離脱を

繰り返しこちらの戦力を

削ぎ続ける戦術だ

放っておけば

外側の歩兵が

やられ

ならば

半端な数の

騎馬で追えば

奥に罠をはられ

これも討たれでしまう

この三万の全力で追いつめて

一撃で柔左翼を消滅させるまでだ。

全軍右向きに

陣形を変えよ

歩兵八千

右へ前進

西羽・糸翼の

騎馬隊五千ずつで

左右から敵を

包み込め

ハ!

二重包囲を布き

一兵も逃すな

オオオ

明不の騎兵三千も

とどめを刺しに

出陣する準備だ

よいか

早々にこの戦場の

カタを付ける!

紀彗軍は

目を疑う程の

速さで

陣の形を変え

しくじるで

ないぞ

出陣した

騎兵と歩兵は

全速力で

楽華隊に迫って

行った

だが結果これが

完全に裏目に出る

紀彗軍全軍が右側に

陣形を変えきった時

それまで正面だった

左側より

地平を埋めつくす程の

秦の騎馬隊が

出現したのである

なっ

何だ

あれは

素左翼は今

右にいるのに

あれは一体ッ

それは

中央軍にいた王聲の片腕

麻鉱の軍五千であった

......

ギャア

中央の位置から

気にここに...

まさか...

急報ー

!?

何じゃ

今ごろっ

ドガガ

出現した騎馬隊の奥

さらに

五千の騎馬隊が

こちらに向かって

来ています

第二波かっ...!!

いかん

左向きに

守備陣形をっ

急報っ

さらにその奥

五千から一万の

歩兵大軍勢が

こちらに...?っ

急げっ

なっ

何だとォ!?

王殿様

どうやら...

左翼本軍が

攻撃を始めた

模様です

第522話左翼の絶望

趙右翼紀彗軍

本陣

記事操っ...

騎馬

およそ五千が...

...

きっお替お

その奥の

敵軍の姿が

見えてきました

敵の

第二波っ...

...

前線にまもなく

突撃をっ...

いやあえて...

一軍を二つの鏃に

分けたのか

何っ

!?

何だ!?

一重いるぞ

何っ

報告では

一軍だったはず...

えっ!?

...

...

何だ

これは;

〝波状攻撃〟だ!

......

ああ...

麻鉱軍,第二波

襲撃

ぶっ

ギヒ

ぐあっ

おは

ダメだ

ギャアッ

くっくそっ

ぐホ

麻鉱様

第二波が

うまく入って

きました

もう

新手が

どうなってる

ぎえっ

うむ

黒羊で

名を上げた

紀彗軍

隊形が

スタズタに

少々期待して

おりましたが...

我らにかかれば

大したことは

なさそうですな

があっ

ヌオオ

第二波までで

ここまで一方的に

なるとは

兄者ァ

〝陽動〟の功だ

楽華隊ですか

ああ

.....

噂の

あの紀彗軍を

口だけかと

思ったが

メキ

正直ここまで

開発するとは

思っていなかった

やりおるわ

蒙家の嫡男め

左翼本軍

到着までの

〝囮〟の役目

全王翦軍の中で

最強の攻撃力を持つ

この麻鉱軍の力を

しかと

承りました

どういう形で

超右翼車に

ぶつけるかは

お前達の働きに

かかっている

フッまァ仮に

お前達が

失敗しても

分かっておるな

楽華隊蒙恬

重大な役目だぞ

.....

左が負けるという

ことはないの

だがな

...

フッ

王翦様

生まれの良さを

鼻にかけた

目つきをする

この若造に

何か囮となる

策を一つ...

!?

何っ

必要ありません

!?

!?

心配せずとも

楽華隊の戦い方で

きっちり麻鉱軍の

〝波状攻撃〟につなげますよ

......

貴様

なぜ我が軍が

波状攻撃をかけると

知っている..

.....

最高の形を作って

待っているので

そこからは

しっかり

頼みますよ

もたついたら

“主攻”の座を

うちがもらいます

からね

......

麻鉱将軍

...

現場の兵士は

見えていなかった

敵の奇襲を受けた時

...

その数を実際より

はるかに多いと

錯覚してしまう

何だこの数は

やっ

奴らどれだけ

大軍で来てるんだ

ギャア

さらに

そこへ

五千もの騎馬第二波が

加わったことで

紀彗兵は敵が数万に

ふくれ上がったような

重圧を受け

大きく士気を

下げさせられた

ギャッ

くっ戻るっ

チキショオ

...

しかもこれが

第三波第四波と

続いてくるのである

決したも

同然である

フッ

この強烈な波状攻撃を

さらに横腹に喰らえば

もはや

この戦場の

勝敗は

だがこの軍の大将

紀彗がそれをさせなかった

大至急品劇の騎馬一千を

左から出せ!!

乱戦の場は無視して

奥から来る第三波の

左前方に突撃させろ!

右にいる馬宝を

救いに行った一方は

馬室を助けるまでは

呼び戻すな!

馬鹿と合流したら

馬宝を将として

同じく敵第三波の

右へ突っこませよ!

きっ紀彗様...

ここから...

立て直しを...

当たり前だ!

......

.....

ならば本陣を

後ろへ

一度後退し前線を

作り直さねば!

今は敵の勢いをまともに

受けています

ならん!

退がれば

敵の波はどこまでも

追ってくる

後軍を

前に押し出せ

声の殴り

離眼のかけ声を

上げさせながらだ

本陣は動かぬ

全隊に本陣死守の

令を出し書い立たせよ!

!?

少数!?

ハ!

敵が少数であることも

全時に伝えよ

お前達は王翼の策に

まんまと乗せられている

!?

!?

大軍が押し寄せたと

錯覚しているが

敵は五千ずつの国遊

つまり二万で

対する我が軍は

三万だ

!?

あっ

我々の方が

五千も...多い

総数で負けているから

王親はその姿を

奇策で埋めるしか

なかったのだ

最初に居た

五千と足しても

敵は二万五千

単純な戦力は

こちらが上だ!

今の流れに

押しきられさえ

しなければ...

この数の差と

離眼兵の費で

必ず勝てる!!

巻き返すぞ

離眼の

男たちよ!!

オオォ

オオオ!!

この時

紀彗は

最初の楽華隊の奇襲と

麻鉱軍の波状攻撃で

紀彗軍は数千の兵を

失っており兵力は

同等か逆転さえしていた

伝者渡されェ

一つだけ

事実に

反することを

口にしていた

無論そこは

承知の上での

檄である

...

.....

どうなされました

紀彗様

.....

だがこの

戦局の移ろいの

中で

実は麻鉱軍以上に

紀彗が脅威を

感じる存在が

〝右に〟あった

......

楽華隊蒙恬

であるー

...

くそっ

馬呈を

討ち損じた

せっかくの

好機だったのに

いや

仕方がない

一万近くも

敵が来たのだ

馬星一人を

救うのに

まさかあんな数を

出してくるとは...

.....

紀彗本軍には

麻鉱軍が

攻めかけている

ようです

我々は

どうしますか

霰恬様

...馬星達が

前方へ向かったと

いうことは

本陣は健在で

波状攻撃の

後ろを

止めに行った

ということか

波状攻撃?

どうやら紅彗軍は

麻鉱軍の攻めに

耐えている

つまりこれは..

工事将軍の想定していた

配置になったという

ことだ

!?

中央軍の位置から

二万の麻鉱軍を

動かすなら

軍を分けてから走らせる

そのまま

波状攻撃に

出るのが上策だ

紀彗本陣

最初の

右の遊軍が

技撃してくる

恐れがあると..

えっ!?

しかしあれは

本軍襲来のための

ただの〝囮

だったのでは

闇で終わらずには

五千の隊は大きい

我々は今楽左翼本軍の

滋林攻撃を止めるために

全力を注がざるをえぬ

状況だ

その状況下にある

我々に対し

森の向こうで

避軍となっている

あの五千人隊は

麻鉱軍

がくかたい

楽華隊

そのまま

真様からでも

背後からでも

決定打を撃ち込む

ことができる

〝最大の脅威〟と

なってしまった

のだ

あっ

...っ

こうなると

この戦局は、

あの遊撃隊の動き次第

率いる将の才覚次第で

大きく変わってくるが...

開戦からの動きを

見ても

あの遊撃隊の将は

只者ではない

それに何より

〝五千〟という兵力が

ここにきてことさら

大きい

紀彗様

ならば今すぐ

無理をしてでも

あの五千を

討つべく兵を...

無理だ

その戦力を出せば

遊軍云々の前に

波状攻撃の敵に

我らは敗れる

..くっ

そこまで読むことは

できなかった

〝挑発・陽動〟の

五千人隊が

秦左翼本軍襲来と

我々がかみ合った戦局推移の末

“主攻にも化けられる

存在になるなどと...

だが

これは恐らく

偶然の流れでは

ない

.....

紀彗様...

紀彗様...

信じ難いことだが

左翼を五千で

始めた王翦は

開戦前に

ここまでの

盤面を描ききって

いたということだ...

何という

戦術眼

......

これが

秦軍総大将

王翦か...

菜中央軍

王翦本陣

麻鉱軍

攻勢です

しかし

敵も抗戦の

構えです

左翼の戦局が

伝わった時

王翦は小さく

つぶやいた

やはり見えて

おったか

そのつふやきは

左翼面置を

伝えられた時の

蒙恬の発言に

対してである

もたついたら

主式その風を

うちがもらいます

からね

......

つまりあの時点ですでに

蒙恬にも王翦と同じ

盤面が見えていたのだ

一度

敵の視界から

消えようが

次の一手で

大将紀彗の

首を取る

ハハッ

もたついたら

〝主攻〟の座を

うちがもらいます

からね

第523話、素軍右翼の郊

待て

見事に左の

役目を果たした

暁には

!?

我が側近として

幕僚に加えて

やってもよいぞ

蒙恬

......

笑えないな

小童...

俺を入れる

くらいなら...

その前に入れるべき男が

いるのではありませんか?

王翦将軍

......

いよいよ

賁様

第523話

秦軍右翼の刻

趙左翼の

姿が見えて

きましたぞ

穏中央羅

ロッ

幕中央軍

趙軍左翼

兵三万

この中で誰が

番槍を...

俺が行く

さて

では

まずは

待て

槍使い

勝手だぞ

お前達のことを

ほとんど知らぬ

そんな奴らに

この職場の第一刃を

任せられるが

この巨躯に李牧様の

副官という肩書きで

そういうあんたは

どこの域の骨だと

聞きたいが

馬南慈殿が

十分只者ではないと

察しがつくと思うが...

馬の骨とは

厳しいな

岳嬰殿

元趙三大天

藺相如が側近

趙我寵殿だ

藺相如の

側近...!?

つまり

中央軍にいる尭雲殿と

二人して長年王都圏の

秩序を守られてきた

陰の英傑だ

分かりやすく

言えば

同時期の元三大天廉頗側近

四天王介子坊・輪虎の類の

男だということだ

秦軍右翼

亜光軍

(兵二万)

......

すまくほうだよ

玉風隊

兵五千

どうなってる

亜光軍は横陣を

広げているのに

玉鳳にはまだ

何の指示も

来てないぞ

関常

本当に亜光将軍から

伝者が来るのか!?

じゃあなぜ

まだ来んのだ

敵は見えて

おるのだぞ

知らん

どなるな

どなりなさんな

そう聞いてる

ドゴ

......

あっ...

亜光将軍!!

王翦軍

第二将

亜光!

作戦を

伝えに

参りました

若君

作戦:

......

...

“若君”と

来たか..

開戦の激突は

亜光軍が請け負い

ます故

王鳳隊は横陣に入らず

乱戦の場から離れ

本来の持ち味を出す

一撃必殺の遊撃隊に

好機が来ましたら

伝者を送ります故

それまで待機を

......

...私と

王聖様です

愚策だ

誰の練った

策だ

今から

繰り直すぞ

!?

......

恐策では

ありませぬが

......

うわ

なぜ玉鳳を

合戦の中へ入れぬ

はっきり言って

今の玉鳳は

万の敵とも

対等に戦う

兵力で劣る素軍は

玉鳳こそ中に入れて

力の拮抗をはかって

然るべきだ

玉鳳を様陣の

左端に組み込め

左から戦局を

動かしてみせる

なりませぬ

若君

ギリ

資様...

この状況で

玉鳳を外す

まっとうな理由など

ありはしない

それでは

初日から

玉風の血が

流れすぎます

妙な特別扱いをするな

と言っておるのだ

亜光

それとも

お前と父は

この玉鳳隊に

全くっ...

自惚れなさるな

若君!

誰もあなたを

特別扱いなど

してはいない!

...

...う

よくも

悪くも

双方の

意味です

!?

.....

!?

!?

よくも...

悪くも?

父君王飄様が

策に関わったと

するなら

それは

無論

この場合、若は

本戦に加えられなかった

ことは〝傷つけぬための親心

などとはとらず...

.....

さすが

亜光将軍

分かって

おられる

〝期待されていないかと

とる

亜光様

敵の第一陣が

動いて来ました!

お急ぎをっ!!

今行く

この開戦の時に

この亜光が自ら

伝えにきた重みを

くみとって頂きたい

その理由は...

...

玉風の力が

必要な時

若君...

その力が

半滅していては

戦術がそこで

終わるのです

どうか

時が来るまで

冷静に

...

この右の戦場は

亜光軍・玉鳳隊共に

死力を尽くさねば

勝ちは見えてきませぬ

それに

案じられずとも...

およそ一万

来ます

こちらも

一万出せ

あの旗の

集まり...

敵将も中に

いる模様です

ならば俺も

出る

あっ亜光将軍も

中に入って出陣

してるぞ

何ィ!?

亜光軍が

出たぞ

ぬっ!?

何と...

......

趙左翼

第一陣

岳嬰軍

亜光将軍は

小細工を

好まぬ武人です

関常

“攻め”は

第二将麻鉱将軍が

強いと言われてるけど

麻鉱は

けっこう

策を使う

呼び捨て

一方

亜光将軍は

正面から堂々と

思いきり敵に

ぶつかりに行く

兵も亜光の分身みたいな

奴らしかいないので

何の恐れも抱かず

突き進む

本当に

悪夢だったな

はっきり言って

亜光兵はマジで

やばい連中スー

あそこにはもう

入りたくないス

.....

王翦軍にいたころ

何度か亜光軍の下に

つけられたけど

家の大共を

串刺しにするぞ

オオ

見ろ

趙兵側が

さらに

加速したぞ

いや...

亜光軍もだ

ぶっ

ォオオオ

.....

ぶつかる

オオオス

ぶつかるぞっ

父君に認めて

頂きたいのなら

よく見ておくと

いい

あれが

父君、玉霧の

最大の信頼を得る男

第一武将・亜光です。

第524話・覚悟の比較

.....っ

敵と亜光軍がっ

ぶつかるぞっ

オオ

あっ

ぐわっ

!!

ぶわっ

ギア

ぐっ

これは..

両軍共に...

まともに...

いや

!?

亜光軍は

ここからが

強い

なっ

こいつら

味方の兵士ごと...

じっ

自軍の兵も関係なく

踏みつけて

突進するじゃと!?

そうだ

後ろから来る騎兵は

前に何がいようと

絶対に馬の脚を

落とさめ

たとえそこに

親や兄弟が

いたとしても

......

...

全速力だ!

その非情な程の躊躇の無さが

相手側との大きな力の差を生む

故にこれまで

亜光軍は正面からの

ぷつかりで負けたことが

一度もない!

あっ

見ろっ

亜光軍が

圧倒的に

押し込んでる!!

ギャッ

......

玉鳳の騎兵も

正直今や

全素軍の中でも

指折りの実力だと

思います

あそこまで

勝負に徹する

冷酷さはさすがに

持ってはいない

キングダムの

父君の第一将の軍は

あなたが思ってるより

何倍も強いですよ

.....

前にいるもの全てを

薙ぎ払えェイ!!

オオ

岳嬰様

.....

前攻に特化した

軍か...

右方が大きく敵に

押し込まれています

左方もです

...バカな

少々

甘く見ておった

行くぞ

我々の所じダ

劣勢に...

敵将に近付き

まずは奴らの

足を止める

ハハァ

.....

...

赴邽龍殿

なぜ第一陣を

岳嬰に譲られた?

.....

キングダムの

品要と

その軍は強い

その軍が

まずぶつかれば

敵の力量が

測れるからです

ハハ

私も同じ

考えであった

そして早くも

敵が二万と見て

誘ってはならぬ相手

だと分かりました

同感だ

ドゴラ

では

第二陣は

私が

月宝

ハッ

出るぞ

オオ

オオオ

少々

早いのでは

私は北方育ちで

なかなか愛国心とか

言われると

ピンとは来ぬのだが

さすがに今回の

案の侵攻には

思うところが

ありましてなァ

なァに...

奴らは

この一国を

滅ぼすつもりで

来ている...

道を踏み外す程に

思い上がった

悪か者共に

実はずっと

この馬南慈の

怒りの鉄槌を

喰らわしたく思って

おったのですよ

押せエ

押し込めェ

ぐはァ

殺せっ

亜光軍の力を

趙軍に叩き...

つけぼっ

!?

!?

!?

!?

!?

!?

なっ

!?

えっ

左っ

あっ!

敵要っ

ぐあっ

敵の別歯隊が

だからっ...

まずい

第一第二隊

助けに行くぞ

ハ!!

左奥から

こちらに

向かって

敵が来ます

ん!?

トドドド

亜光軍

第二陣(兵五千)

ドドドピ

何っ!?

参戦してきた馬南慈は軍を

主政三十と助攻七千に分け

しょうがそれより

超裁籠軍

ばなん

馬南慈軍

亜光軍第一段

亜光軍第二

助攻七千を

援軍に出るであろう

亜光軍第二陣に

ぶつけ壁を作り

主攻三千で

亜光軍第一陣の

脇腹に強烈な

横撃を加えた

...

あの李牧様が

副官に据える

だけのことはある

ただの武偏量の

猛将ではなく

戦術眼も

鋭い

やはり

がはっ

.....

この李牧軍対王聖軍の

戦いそのものの

勝敗のカギを握る男

やもじれぬ

これで

持ち合わせる〝武〟が

介子坊や廉頗に

近じいとするなら

馬南慈は...

亜光様

左で

異変が!!

!?

敵感を

受けている

校棟です!

......

ヌオオ

亜光将軍を

助けに行かねば

亜光軍

第二陣

行かせるか

死ねェ

ぐあ

くそ

ダメだ

こいつらを

おけぬ...

ふむ

んっ!?

~~

その時..

乱戦中の

亜光軍第一陣と

第二陣の間の空間を

疾走する騎馬隊が

あった

亜光軍

第一陣

製品

馬南慈軍

主攻

亜光軍

第二陣

馬南慈軍

助攻

!?

!?

何つ!?

...

合間を

騎馬隊が

どっちの

隊だ!?

どこから

来た!?

馬南慈様

外に我々と

並走する

騎馬隊がっ

ビドビドに

あれはっ

味方では

ありません!

...

ここから

入るぞ

オオ

中間を討って

前を孤立させる

狙いか...!

千猫

右より

新手だ

ハ!

来たぞ

返り討ちだッ

オオ

後で亜光将軍から

説教ですな

うるさい

左より

玉鳳隊が

入って来た

模様です

第535話、馬南慈の気概

何だと!?

指示があるまで

村機という話

だったはずだぞ

...

........

玉邸隊と

はさみ込んで

入って来た敵将を

討つ

英君全体の

指揮を任す百騎

ついて来い

!!

ハハァ

馬南慈様

後ろが

来ていません

...

さっき入って来た

野郎様に馬鹿に

止められたのかっ

馬南慈様

前方より

騎馬隊が

向かって来ます

ドドド

あの旗の数

敵将か!?

第35話馬南慈の気概

フッ

馬南慈

王賀

さァて

亜光

くっくそっ

突破しろォ

馬南慈様を

孤立させるなっ

関帯!

この場を任せる

このまま敵の機軍の

足止めをしろ

ハ!

俺は前で

孤軍と化した

敵将を討ちに行く

ドカシャ

......

心得ました

宵の愛いは

消して

おきます故

どうか

ご武趣を

宮康

若に

ついて行け

ハイ

.....

バミ

よし

行くぞ

番関

何かあったら

お前が身代わりに

なって若を守れ

えー

ハッ

珍しいっスね

隊長が諫言せず

素直に

行かせるなんて

フッ

.....

別に全てに

口ごたえしてる

わけではない

や!!

でも

この出陣は

立派な

命令違反

ですよ

ザク

ああ

だが独立遊軍の

働きとしては

間違ってはいない

この突撃で

亜光軍第一陣の

危機は救われ

逆に入って来た

敵将を窮地に陥れた

何か

ますます

鋭くなってきて

ませんか

責様の戦術眼

これでこのまま

敵将まで討ち取るなら

右の戦場は序盤にして

大いにこちらが優勢と

なる

......ああ

間違いない

ガク

やっぱり

血は争えないって

ことっスかねー

...

ああ

そうだな......

......

キングダムの

......

夏久

念のため

若の前を固める

.....

ハ!

いや

何かね

どうした宮康

嫌な感じがね

さっきからね

ピン

べわ

何っ

ぐあっ

いてっ

資榊を

守れっ

オオオォ

超左翼三将が一人

馬南慈である

貴様らが

噂の

玉扇隊だな

ジャマを

しよって

で...

でかい

三将の一人...

わざわざ

こっちを討ちに

向かって来たのか...

ドガッ

蒙武将軍並の

巨躯だぞ

知らぬ

名だな

それに覚える

までもない

この玉鳳隊王賁が

一撃で貴様の眉間に

風穴をあけてやる

フッ

名を

知らぬか

それに本物の

修羅場では

飾られた名など

何の意味も持たぬ

まァ

そうであろうな

超国内での話だが

名を馳せた武将が

次々と北の極地〝雁門〟に

派遣されてきては

一月ともたず

死んでいったわ

”雁門”...!!

対匈奴前線の

北の要塞

雁門か...

噂では

大騎馬民族

匈奴との戦いで

そこは

中華の争乱以上の

〝死地〟になって

いると...

この男

北部に

はっていた

武将か...

儂はこれまで

北部全域の地を

踏みにじらんとする

何奴以上に慣らしい奴らは

他におらぬと思って

おったが

昨年李牧様と共に

成陽に出向き

貴様らの王に会うて

考えが変わったわ

北部どころか

一国丸ごと

しかも六国全てを踏みにじらんと軍を興す秦王こそ

しかも六国全てを

踏みにじらんと

軍を興す秦王こそ

......

人の皮を

かぶった

獣中の獣よ

その獣の刃たらん

貴様らもまた獣

何奴にも劣る愚か者共に

この馬南慈の鉄槌を...

ヌン

あっ

...

他人の王を

嘲る前に

少しは史を

学べ超将よ

この五百年で

百あった諸国が

七つに科合・潤汰された

〝一大国〉へという流れは...

この中華史が求める〈答え〉

という見方もできる

...

賁様...

ふざけ...

無論

貴様らの

言い分も

百も承知だ

互いの思いの

折り合いが

つかぬから

キリ

“力”で

是非を決する

この戦場がある

来ない

馬南慈

やってみるが

いい

秦王の刃として

貴様をここに

沈めてやる

キングダム@〈完)

玉風隊

王賁!

作_原泰久

作者みとかき

この度は、20度は水船巻ご購読オミとにありがとうございます!!

□レギュラースタッフ・梶山景頌上村恵一朗_毛利茅夏、佐藤儘次、岡元利恵

□準レギュラースタッフ柊木新□ヘルフール原涼子□緑某私橋優

あて

こんにちは、原ですこの度はオ45巻に

...

これらのお客さんにいるのがあれ...それから、それがこのまでしょうかったのですが、本当は強い気持ちが強くなってしまいました。

このようになっている場合は、それであれば、あなたがこの時期の時間は30分ほど前から時間を使ってしまいますのではないでしょうか。

お客様の皆さんは、お金を振り抜け物を使っていたのですが、残念できないと思ってきている人がいることができます。実際についていますのではなかったのだろうか。

ああ、そういうことですね。私はそうですから、ありがとうございました。あなたが一緒に来ることがないと思って、そんなことはないんだけど、どうなんだろうかも知らなんでもんだ。

それは無かったのですが、って、そんな好きでしょうねえ、萌莉は前に行く機会があり、

気をつけてインターミングなのは、頭を抜けてみたアプリでしたが、とせずに車内を飛び回り飛びの

うん。...それらのことか一瞬で起こってしまい飛び回っていか減ってからかかったので、

うん、誰だってことした。もう食事内のないから決まりませんですかので、セックそうなんでしょうかなー...あぁぁぁーーー

車内のどっかでも

ンジャン

いうメンバーで飲みまけ、

(ヤンジャン)

って、そんなもんじゃなくて、お肌に専門に行く状態があり、「婚活脱害」という事です。

例えば、家の行使が多い「残業者」と言われるようになっていますが、朝からはスペックス選択の

数百数記し、意外の出勤が最大にいたいというのでありを集めたので、明確かに変わっているのですが、

それでも、これからもうちょっとしていますが、

そういうことで、一般的には、「移動のある」を選ぶのがあれば、本格的に同じように気持ちになりますが、

喉から引かれてしかったのですが、

...それでは、「リクドクーポル、「フルリラム様で「どんな彼女」ですから、「バック」という

うん♪うんじゃじゃなかっ

...(ロバンケ)

香粉アパ

最初の辺りか、人気と最高限だったそうです。私はそうだす。〈蛍り上がられなかった

逆の声で、それで水が素早の出しゃった。飛星を裂く語っていたので、

僕も教えてみないかっと思いました。

空原の次回作を楽しみにしつつ、頑張ります!

ななん

カバーデザイン

岩崎修(POCKET

YuC

DIGITAL

SHEESAはYOUNGJANATACS

キングダム

48巻

原泰久

@原泰久:2017.20!7

初版発行

デジタル版発行_2017年

2017年

発行所・集英社

http://www.shuesshacco.

この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです

本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、

無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載

を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人

的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなど

の著作権保護技術を解除し、て行うことはできません