IKINGDOML

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...

49

SHUEISHA

KINGDONU

49

★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

コンクッ

2018年03月

...

目光

大変の末裔

ううっとおう29時530年531年332

模陽の牙

7話8話9話0話1話2話3話4話

...

現在は、どこまで

あお60799711511331170189

必殺の期間は

端和の勇

潮日

俺は何日目の月大きいのだもが日頃まで

格不足

535

そういえば知りませんが、知りたいと思うのはありがとうございましたが...続けようというわけじゃなかったのですか?

★この作品はフィクションです。Twitweb.

実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。

そうだなぁ。でも、そういうわけではなく、そうだな。でもね。それでも、これからは

前巻までのあらすじ

時は紀元前。500年の大戦争時代にある中華西方の国・秦・奴隷同然の生活を送る少年、信

は武功を立て、大将軍として世に名を馳せるべく、日夜剣術の修業に励んでいた。

そんなある日、秦国の朝廷内にてクーデターが勃発。王の影式者として犠牲となった親友

漂の遺言に導かれ、信は少年王豪政と行動を共にし、反乱を鎮圧する。信は大将軍へ成り上が

り、扇政は中華統一を果たすという仕大な夢の実現へ一歩踏み出したのだった。

その後、秦軍に従事した信は数々の武功を挙げ、信率いる飛信隊も戦場でその存在感を示

携帯中央

けの

した。そんな中、魏との国境・著雍での激戦に招集された飛信隊は魏火龍と呼ばれる大将軍ら

を撃退、この武功が認められ、遂に信は五千人将へと昇格、将軍まであと一歩の地位まで辿り

着いた。一方の嬴政も呂不韋との長きに亘る政権争いに勝利し、無事、真の大王となる。そし

て、信と嬴政は初めて中華統一に打って出るのであった..!!その大事な初戦、飛信隊は垣騎

率いる本軍に合流し・超との激戦の末、勝利を収める。黒羊という新たな拠点を築いた秦国は、

無謀ともいえる作戦のもと・超国に戦を仕掛けるのであった。信は王騎将軍の矛を手に取り、飛

信隊も増兵し、練兵を重ね王

翦・桓騎・楊端和の三将軍率い

る連合軍に参加。趙の要地"鄴"

攻略の為、つしNに森国と趙国の

全面戦争が幕を開けた

超東計十二万

そういうことですが、そういうことですが、そういうことですから、そういうことですから、

部を落とす...

“武器〉を作る

ため

城を追われた

翼氏が...?

(三万)

...

二万五千

武器!?

森軍計八万八千

...

五万八千

...

無事だ!!

(五千)

朱海平原

つまりこれから

南下している学校軍と

北上している王国軍が...

激突する場所である

相対す敵を

計ち読るかどうかにかかることは

かかることになりました!

そうだなぁ。それはそういえば、これからのそういうことですから、そうだな。でも、

秦軍五千人部隊|飛信隊

森国の若き王。中華の統一を目指す

嬴政ぇいい

天下の大将軍を目指す。素軍持殊部隊・飛信

隊の隊長。

そういうことですから、そういうことですが、そういうことですが、そういうことですから、

羌廆

暗殺集団・蚩犬の

未裔。三千人将と

なり、飛信隊の副

長を務める

かりょうてん

河了貂

山の民で信の元

同居人。飛信隊の

軍師となる。

楽華隊

信と同世代の将

戦の天才

玉鳳隊

王責

信と同世代の将

検術の達人。

そうだったんだよ。そういうことですから、そういうことですね。そうだったんだよ。

楊端和ようたんね

山民族の女王。爵位大上造。

王翦ぉぅせん

王昔の父、武多き奏国の将軍

桓騎かんき

我堂非道な野盗団の元首浪

そういうことですから、そういうことですから、そういうことですが、これからのそういうことですが、

博抵ふてい

三大天の座を狙う二刀流の剣士

カイネ

李牧の補佐と護衛を担う女剣士

馬南慈ぱなんじ

李牧の副官、趙の北部を守る武将

日彗され

趙の離眼城の城主で、将軍。

李牧りぼく

三大天の一人。趙の幸相を務める

うん

...

第526話槍と鉄槌

第526

槍と鉄槌

す...

すごい...

ああ

久々に責様の

本気を見たが...

これまでの速さと

正確さに加えて

まるで

魏火龍素伯の

梅のような

破壊力まで...

副長...

あの紫伯を沈めた

責様の槍は

いよいよもう...

うむ...

間違いなく

中華の五指に入る...

くっ...

馬南慈様

将軍

うろたえるな

まともには

まだ一発もくらって

おらぬわ

馬南慈様

これ程の槍使い

初めてだ

報告にはあったが

玉鳳王賀の武が

これ程とは...

とは言え

間合いに入る前に

すさまじい連打か

飛んできよる

矛を振るおうにも

将軍

馬南慈様

あと数手

手合わせをすれば

慣れてもこようが...

思ったより

刻が

ありませぬぞ

分かっておる

そのヒマもない

いったん

関敗しましょう

このままでは

...

フッ

バカな

ドゴ

こ奴には

まだ

!?

お気を

つけを

資様

この

馬南慈の

その男

何かっ...

鉄槌を

くらわして

おらぬわっ

あっ

ミシ

.....

かわしよるか

馬南慈様!

句奴の人間離れした

腕利きの頭を

これで何人も殴り

つぶしたのだがなァ

ああ

分かっておる

亜光将軍!?

じゃあ!!

どうやら貴様の方が

相性が良さそうだのォ

.....

秦将ォ

馬南慈様

将軍

フン

キングダムの

猛者二人同時に

鉄槌を下すには

連れてきた兵力が

少々不足していたが

逃げれると

思うか

資様

逆に

こんな初日で

この馬南慈の首が

取れるとでも?

ん?

!?

ぐあっ

後ろから

後ろから

敵軍!?

何っ

イオオオ

.....

あれは...

ザバ

最初に別れて

盾となっていた

馬南総軍た

偏りすぎだ

菜軍

この場の趙将は

儂一人では

ないぞ

こちらの

第一陣が

復活する?

ああ

馬南慈が

素軍左に

突っ込み

どうやら素将も

そこに集まった

押し込まれていた

岳嬰軍が息を吹き返すには

十分のスキだ

巻き返すぞ

者共ォ!!!

結果

生じたこの

秦軍横陣の

“力の歪み〟

やはり..

相当戦が

分かっておるな

馬南慈...

さらに我々が

出陣すれば形勢は

一気にこちらに

傾くのでは

この超義龍軍の

出陣は敵がもっと

弱ってからだ

......

いや

十分に

弱ってから

食しに行く

その頃

素軍中央本陣では

信が王翼に

呼び出されていた

...

将軍

飛信隊信が

来ました

ってオイ

許しが出る前に

行くなっ

ドガガッ

......

...っ

やっと飛信隊の

出番か王聖将軍

随分もったいつけ...

八百騎選べ

や...

えっ!?

は..

隊内で

足の速い八百騎を

通りすぐって

今すぐ出陣せよ

八百で...

どっ

どこへ...

出陣...

どっちの

戦場へ!?

......

左だ

!!

左...

楽華隊の

いる方か...!!

左の戦場へ

割って入り...

お前が

超将紀彗の

首を取って来い!

えっ!?

李牧軍左翼

早くも

両翼の熱戦が展開する

朱海平原の戦い!

李牧軍中央軍

第527話・模陽の牙

李牧車右翼

王翦軍中央軍

その地より

南西に

約三百里

♡♠

王韓軍左翼

そこでも

もう一つの

重要な戦いが

コピ

同時進行している

ぎあっ

山界の王楊端和軍対

椋陽軍の戦いである

彩っ

ぐぼっ

っ...

強い...!

うぐっ

がっ

あらゆる

局面で

山の民が

個の力で

押し込んでいる

わ...我々の

一万の援軍が

加わらずとも

山の民の五万で

九万の敵を

圧倒している..

ぐるらいま!

ムダ足だったな

平地のぜ

2'8

(からかうな

トッヂン

敵の戦い方が

ずっと単調だ

何か狙って

いるのかも

知れぬ

流れ次第

では

すぐに

出陣してもらう故

準備を頼むぞ壁将軍

ハ!

え!?

ん?

騎馬隊が...

少数の...

伝令?

...

......

!?

えっ

そんなことはありませんでした。

なっ...

パチン

ピス

なっ...

行くぞ

そして

ハ!!

シン

3.

...フッ

ようやく

総大将が

到着されたぞ

ようやく総大将が到着されたぞ

まずは

迎えの隊を

送れっ

ハ!

顔に似合わず

派手な登場だ

何だったんだ

今のは

...

ふ~

(端和様)

~~~(ああ)

...

あれ

バカが

ジてみゝゆムく

〈しっかり顔を

覚えたぞ

ぜっ

全軍

退却

ですと!?

お持ち下さい

何故です

今の戦局の

停滞は

大将舜水樹様を

お待ちしていた

故の...

そうだ

もちろん

分かっている

ならば

何故!?

この戦いで勝つにしても

奴らを深く引き込んで

一人残らず息の根を

止めたいと思っている

懸念するのは

ここで討ち漏らした

残兵が学教標達の

眠われている本海平原に

流れることだ

.....

...では

どこまで

後退を?

城だ

城...?

.....

まさか

椋陽の...

ああ

しっしかし

あそこには

厄介な...

.....

まさか

その

まさかだ..

〝穂陽の牙”で

あの素軍の肉を

引き裂く

な...

何っ!?

全軍...

超軍が

退がって

いく..

退却だと!?

退却だと!?

...

不自然な

退却です

おそ...?ほ?

素直に迫って

大丈夫ですか

うどこ...

ふぐっうううわ

〈追わずに視界から

消えられる方が厄介だ。

るらンピゴえ

もう、そ...そ

頭を分けて

聖に行かれる

恐れが出てくる

敵の意図は

ともかく

我々にとっては

好都合です

ソレ故

不気味ダト

言ッテオルノダ

この軍の目的は

兵糧攻めをしている

郭に敵を近付けぬこと

敵が

退がる理由として

考えられるのは

二つだ

後ろへ追い込むと

いうことは

その類から

遠ざけることだ

オオ

一つはこの先に

超軍に有利な

戦場があるのが

もう一つは

強力な援軍が

持っているかだ

強力な

援軍...

フッ

どの道

追っていけば

分かるだろう

.....

少シ

風景ガ

変ワッテキタ

狼?

...犬?

総大将...

舜水樹様

ところで

さっきの

本気でこの戦いに

椋陽城を巻き込む

気ですか

〝機関の牙〟とは

何のことですか?

...

...

今ここにいる軍は

椋陽軍だが

兵は横陽一帯の

城々から集められた

もので

真の橡陽城の

兵ではない

と言いますと?

ん!?

む!

あ、

!?

.....

...

この城には...

模陽城には

超人とは異なる

人種の人間が

乗くっているのだ

そういうことで、

イアン

(全軍停止

っとメソットワン

敵の突撃に

備えよ

何ですか

異なる

人種って...

“犬戎〟だ

かつての中華の周玉朝を

その手で滅ぼした

大犬戎族の末裔が

城を占拠している

な...

何だ

この城は...

第538話・大戎の末裔

山と

一体化して...

砦に

なっている...

きく...

〈端和様

城よりも...

グルルル

グルールルル

...

えぞえ...

(崖上の

黒き奴らの方が)

マキ〜(ああ)

くそ...

分かっている

いや?我らと

くぎ~

(同じくー

プラッ...?

連中からも

獣の気配がする

第32話・犬戎の未喬

犬戎...

五百年前

中華に乱入し

時の周王朝を

滅ぼしたという

伝説の

大騎馬民族か

.....

しっ

しかし..

何故その未裔が

趙王都圏の

椋陽城に...

...

周をつぶした後

犬戎は中華への

定住に失敗し

族のほとんどは

北の大地に流れた

それが

中華の北の脅威

〝何奴〟に変貌した

とも言われている

えっ

だが一部が

大行山脈を縄張りとして

中華に残った

その後趙国が

この地に生まれ

.....

連中と争わぬために

視陽を与え

趙の中に取り込んだ

そうだ

だが当の本人達は

取り込まれたなどとは

思っていない

実際模陽には

犬戎の自治権があり

超からするとほとんど

治外法権の領域だ

キングダムの

とにかくこの城には

超の要人ですら

誰も近付かぬ

フッ

噂では遠中は

無断で縄張りに

入ってきた相手には

...

えーっ

容赦せぬ

らしいからな

なっ

えっ

...

来るぞオ

(●)

出し

なっ

あの

断崖をっ

ハウッ

道を開けろ

超兵

うおっ

うわっ

!?

なっ

何だっ

バウッ

バウッ

なっ

何だ

あの姿

超兵では

ないのか!?

壁様

きっ来ますっ!!!

!!

あっ

シュンメン

ジ~~~っ!

(気をつけろ

シュンメン

ソガえ~~っちょ!

〈平地の相手では

ないぞ

どう?

(ってますよっ)

チッ

ひとつ「クソが

!?

っ...

シュンメン!!

今っ

馬ごと

跳んでっ...

すげエ...

俺達が

あれだけ

苦戦した

山民族共を

圧倒してるっ...

ん?

ビヒヒィ

犬戎の王

ロゾだ

犬戎の王っ...

片目

貴様か

この軍の

大将は

でッ

でかい

どこに目を

つけている

グルルル

大将は

この舜水樹だ

おお

そっちか

ひんっにっ...みふっ!!

(ボルフ

こ奴の首をはねよ!

なっ

舜水樹様

しなるこんなのよ

早まるな

犬戎王〉

ドミケニピラしだっいとドー...

伝えることなく

戦に巻き込んだ

ことは詫びるが

しっここもドン...

どっしらっ!!

俺は今

超宰相手牧様の

代理で来ている

ショッピングさせ

ロンシンって

〈趙宰相を殺めては

さすがのお前達にも

明日はないぞ

......

!?

心につこもいいって

3.3.っとしょっ

(貴様なぜ

我らの言葉を

話す

Laurusickiach:

(この俺を斬るのは

李牧様を斬るのと

等しい

いや...

どうしてここで

〈匈奴の言葉だ〉

ここで、ここにっ

それにしても

流暢だ

......

2033.2

そう...?

〈何じゃ貴様...

ワケありか...

しつつパワぷっ

(お前には

関係ないことだ!!

.....

フッ

面白い奴だ

しかも李牧の

代理と言ったか

貴様らの王は

クソだが

李牧は嫌いではない

奴だけは

毎年一度自ら撚陽に赴いて

雁門のうまい羊を

ふるまってくれるからなァ

よかろう

聞くだけ

聞いてやる

李牧の代理よ

だが

面白い話でなくば

首をふっ飛ばすぞ

!!

なっ!?

単純な話だ

こんな所まで

侵攻してきた素軍を

共に戦って跡形もなく

叩きつぶす

見返りは?

!...

何じゃ

この戦いで

雨が敗れるようなことが

あれば類は奪われ

この地にも

今の数倍の素軍が

押し寄せ攻め取られる

だろう

脅しか

.....?

いや

見返りは

来年以降も

李敬様自らが

ふるまわれる

うまい羊の肉だ

!!

...そっ

そんな

見返りでは...

えっ

悪くないな

代理よ

いいねえこっちはいい

ボルフ城内の

奴らも呼び出せ

...っ!

久々の大変だ

「ここ!!

...だが相手を

悔るなよ

犬戎王

敵には

西の山民族を

一手に

まとめ上げた...

存じておる

我らこそ

西戎の袖だ

......

〝山の王〟などと

のぼせあがった小娘の

生皮をこの手で全て

はぎとってくれるわ

そっ

第523話・瑞和の勇

ドビド

ひっ

左の瞳からも

来るぞっ

なんだ

いっ

いかんっ...

完全に

状撃されるっ...

くっ

壁様

後退の指示を!

このままではっ...

くっ...

ううん

ようっ

後退だ

端和殿

ここは一度

退からねば

危うい

【婚和様】

不用意に

我らが縄張りに

入ってきた報いだ

シャー

退がるぞ

マヤ

見ておれ

舜水樹

大いに

背を討つ

ここで奴らの

半数を葬るぞ

第529話・

お端和の勇

ここまで

その女が

大将だぞ

おい...!!

〈殺せェ〉

!!

...

......

よくてです...っ!!

...

メラ族~タラ族;コン族

ついて来い

あの山を奪うぞ

そしてそんな

そ...えその

(他は壁軍と

そのまま後退を

続けろ

オレ

!?

端和殿!?

ん!?

.....

むっ無茶だ

あっあの敵に

下から向かう

なんて

バウッ

桜路和将軍

バウッ

それ

キングダムの

力で突破したァっ

こそ!

(さすが

メラ族だ

Yo~~~!!!

〈古い騎馬民族に

いいようにされて

たまるか

(その通りだ)

ジピッ!

「タラ族

早く来い!

何だ...!?

下から山に

駆け上がった

奴らがいるぞ

...くっ

バカが

あんな小さな山に

登れば

逆に逃げ場を失い

全滅するだけだ

いや

!?

奴らが山を取ると

挿れぬ動きをするぞ

...

すぐっ!!

〈一斉五射〉

そ!

(ってェ)

こっ

(なっ...)

!?

!?

この

ここでところ?

(バカ共を

皆殺しだァ

そこでは、

〈クソがっひるむなっ〉

そんなことで、

我らの山を

取り返せッ

バオオ

というのは、お前らせさん

なっ...

てっ敵が

炸裂したァっ

今度は上から

攻撃をっ...

(クク!

これでも

(やはり

たまらんな

死王...

!?

すぐでもあいのタイプ。

おまるさっ

あ奴の股に顔をうずめれるなら、

百回死んでもよいわ!

フィゴ王ハトテモ

楊端和ノアソコヲ

ナメロシタイト

言ッテイル

えっ!?

バザッ

え?な”

(訳すな

パムン

蘂ノ将軍ヨ

理由ハ...

そうじ...っ!?

〈平地の凡将に

伝えよパム

えそうそうなんでも

もっのきちこうしよう

〈端和が拠点を作った

我らも百歩退がり

前線を張り直せと

言われなくても

分かっている

あの拠点のおかげで

敵はこちらの背を

全力で追えなくなる

ひ~る(カブロ)

百歩後ロニ

前線ヲ立テ直セ

その間に

立て直して

あの拠点と我らで

敵を扶撃する!

猫和殿の

頭を決して

無駄にはせぬ!!

!??...???

キングダムの

やりおるわ

あの女

生成をはぐには

少々おしいな

......

調子に乗るな

あれはもう

俺の獲物だ

お前が

やらんのなら

俺がやる

我らが

ここで勝ち

向こうの戦場でも

李牧様が勝つー

どっちでも

いい

それで

楽は

終わりだ

椋陽より北東へ

およそ三百里

もう一つの

戦場でも

大きな異変が

起きようとしていた

紀彗の首を

取って来い!

.....

!!

ぬっ

森を

抜けたっ

......

あっ!

......

テン

あれが..

うん

......

趙将紀彗のいる

左の戦場だ!

...

っっ

着いたっ...

小高い丘に

広く陣取って

いるのが

紀彗軍...

背中を見せて

押し込んでるのが

麻鉱軍だ!

ひェー

すげェぞ

こりゃ

......?

いや

これは...

聞いてた以上に

麻銃軍が

押し込んでるよ!!

えっ

紀彗本軍を

落とすまで

手を休めるな

ハッ

麻鉱...

王翦将軍の

第二将って奴か

あっ

見て

あの丘の

向こう側

赤と白の旗が

後ろから

紀琴耶を

攻めてる!

何っ!?

あの旗はっ...

来華隊だ!

!!

陸価

右から

突っ込め

紀彗本陣の

守りを貫け

了解

行くぞ

紀彗様

後ろの敵が

第二陣も

抜いて来ます

ならん!

馬呈様を

呼ばねばっ...

馬星なしでは

前がもたぬ

オオ

私が行く

ついて来い

紀彗様っ

ちちょっと待て

麻鉱軍と果華で

前後から

挟み込んで...

これって紀彗軍を

メチャクチャ

追いつめてねェか!?

くっ...

黒羊で

あれほど

手強かった

紀彗を...

でもこれだけじゃ

決め手を欠くのかも

しれねェぜ

やってくれるじゃ

ねェかよ蒙恬

...うん

ここで絶対

仕留めたいから

王闘将軍は飛信隊を...

うん!しかも

夏の来華隊は

かなり本陣に

接近してる

...これ以上の

対象はないぞ

.....

ああ

途中参戦だが

これも王翦将軍の

作戦だっ

行くぞ飛信隊!

紀彗の首を取る!!

オオ

朱海平原

開戦初日

最大の

衝撃

近し

敵は正面の麻鉱軍と

裏の栗華隊に

意識が集中してる

飛信隊は

その間を刺し抜いて

一気に本陣の

紀彗を討つ!!

第530話_必殺の知働隊

分かった

だが

無中してるっつったって

すりがいない

わけじゃねェ

娘軍師は危ねェから

この辺で止まっとけ

分かってる

もう少しだけ

旗を掲げさせろ

えっ

何で

わざわざ...

この数で突っ込んで

紀彗が気付かねェ

はすかねェ

だったら

堂々とっ...てか

飛信隊の力を

知らしめる

...

そしてっ...

.....

俺はこの戦いで

〝将軍〟になる!

うん

飛信隊が

突撃だ!!

全旗掲げろォ

行くぞォ!!

の別働隊

オオ

急報ーっ

紀彗様

東の側面より

敵騎馬が

駆け上がって

来ます!

何ィ

数はおよそ

六百から一千!

くっ...

この手一杯の状況で

さらに一千近くだと!?

紀瑟様

かっ...駆け上がって

来ているのは

おそらくあのっ

飛信隊です!

!!

!!

さっ

さらに..

!!

敵の旗には

飛の文字...

なっ

何だとォ!?

報告!

東からの

新手っ...

飛信隊が

第一陣を突破して

上がって来ます!

飛信隊は

正直侮れぬ...

いかん...

黒羊では

奴らの急襲で

慶舎様が...

何か対処せねば

奴ら間違いなく

本陣まで..

紀彗様

その流れで

窒冬様も...

紀彗様

黒羊の因縁の相手

飛信隊

今度は王翦の

必殺の別働隊として、

この紀琴を取りに来たか...

だが一度戦っている分から

その力を見誤ることはない

後ろの陣を解いて

最終防陳まで

選がるぞ

えっ

ルアアア

本陣最後の守りに...

しかし上に

立て籠もると

万が一の時の

逃げ場が

それよりも

後方はこのままで

前の馬呈様に

飛信隊を止めて

もらった方が...

ならん!

正面も針の一刺しで

守りが崩壊しがねん

緊況だ

正面が崩れれば

全てが終わる

紀彗様

しかし

最終防陣に退がり

立て直すその前に

恐らく...

.....

その通りだ!

我々が

行きます!

奴ら

飛信隊は

来ます!

あっ

お前達は...

到冬将軍の

親衛隊!

我ら二百騎で

奴らの足止めを...

いや...

刺し違えてでも

飛信隊隊長_信と

副長、光城の

首を!!

馬星様

飛信隊が

東の第二門を

抜いた模様です

くそォ

城主から何か

指示は!?

まだ何も

お萌速...

麻鉱とかいう案将

一体どういう線兵

してやがる..

丘正面馬呈軍

馬星様

騎馬隊が

飛信隊の方へ

つってもこっちも

動きたくても

助けねェ

...

ん!?

あっ

あの嵐は...

調冬様の...

......

馬星様!

うるせェ!

見えてるよ

あいつら

...

劉冬...

しっかり

見守ってやれよ

新手だ

来るぞォ

オラァ

ぐあっ

死ねェ

飛信隊

ヌオッ

チィ

ガギッ

くアア

死ねっ

ぐっ

がは

死ねェ

貴様がっ

死っ

羌瑰だな

おの..

剣丞さ...

...

突破するぞ

飛信隊

本陣は

目の前だっ

オオ

丘裏楽華隊

飛信隊が

来てる!?

行かせるかァ

間違いありません!

我々と麻鉱軍の

間を駆け上がって

来ていると!

そういう使い方をするために

王韜将軍は飛信隊を

中央に...?

っておかしいでしょ

...

おいしいとこ取りは

第華隊の得意技だって

全員押し込むぞっ

飛信隊の出現を

利用して一気に

駆け上がる!

オオ

丘正面麻鉱軍

将軍

右手より

飛信隊が本陣目がけて

駆け上がった核機です

飛信隊!?

どういうことだ

王殿様の

本命は

飛信隊だったと

でも言うのが

我が殿の策は

そう凄いものでは

ない

暇は”流れ”だ

......

どれでも本命に

なりうる流れ

無論左の主役は

あくまで、この

麻鉱であるがな

頃合いだ

残りの精跳部隊を

突撃させよ

紀彗を本陣ごと

醤流に沈めてやる

これが敵にとって

最も恐ろしい

戦局よ

ハハァ

紀彗様

正面の

麻鉱軍が

ぐっ...

これは...

いよいよ

全軍攻撃か...

ここか

紀彗様

とっとにかく

早く本陣へっ

本陣より

馬星軍に

援軍を送る

指示を

他の軍の

戦況も把握

せねば...

!?

え!?

紀彗イ

飛信隊!!

バカなっ

...

何をしてる

守備兵

奴らを

からめ捕れっ

!?

やはり

来るか

飛信隊...

報告

紀埜様は

上にっ

馬を狙えっ

!?

なっ

何だ

この喚声は

けっ

決壊した場所から

ものすごい数が

駆け上がって来ます

裏の敵が

第三陣の一部を

突破!

何だとォ!?

ヌオオ

よォし

追いつめたぞ

紀彗め

思ったより

楽に来れたな

蒙恬様

本陣が

見えて来ました

陸恤

右に回って

紀彗の退路を

断てっ!

麻鉱軍と楽華が

頑張ってるから

だろ

絶対ここで

決めるぞ

ご武運を

くそ

飛信隊め!

奴らの出現で

メチャクチャに..

紀彗様

奴らが来る前に

今すぐ本陣を

捨てねば

バカな

本陣を捨てて逃げれば

馬呈軍は背から

攻撃を受け全滅するぞ

脱出するなら

馬呈軍も同時に

動かさねば

そんな暇はない

グズグズしていたら

ここから脱出できなく

なるぞ

ならん

本陣を捨てるなら

馬星軍も同時だ

紀彗様

紀彗様

本陣は捨てぬ

ここで飛信隊を

止めることに

全力を注ぐ

むっ無茶です

変からも敵が

駆け上がって

来ています

三千以上です

たとえ

飛信隊を止めても

ならん

!?

えっ

今のこの形を

崩すわけには

いかぬ!

!?

い...今の...

この形!?

窮地に

あるのは...

...

.....

我々だけでは

ない

え!?

目を光らせて

いるのは

王葬だけ

ではない:

...

〝必殺〟の

別働隊を

用いるのは...

玉霧だけ

ではない!!

り..

第531話朝日

ん?

!?

てっ

敵襲!?

こ奴は

いかん

私が麻鉱様の

矛をつ...

まっ

李牧...

り...

!!

麻鉞様

第531話・潮日

やった!

まっ

フーーッ

るせェよ

......?

帰飯様!?

さっさと

退散っと

ギッ

ん!?

李牧ゥ

ぐっ

李牧様っ!!

......

.....

...

...

李牧様...?

え?

学牧様か...

敵将麻鉱を

え!?

討ち取った!?

て...

えっ!?

いっ一体これは...

なっ

何が起こったんだ

りっ李牧様が

なぜ

あんな所に...

きっ

紀彗様...

紀彗様っ

...

!?

り...

李牧様自ら

別働隊を!?

なっ...

...

本気ですか

しかし

それは...

李牧様...

...

何かよく分かんねェが...

大将がいきなり

本陣から居なくなったら

さすがにまずいんじゃねェか?

馬星の

言う通りです

即戦初日は

本陣から全体の

指示を頂かねば...

相手は特に

あの王誼です!

別働隊の働きが

必要ならば

この金毛が!

ブハハハ

...

何がおかしい

馬序充殿

そういう

別働隊では

ない

軍を率いる敵将の首を

一撃で狩る。刺客の如き

別働隊よ

李牧様が

おっしゃって

いるのは

刺客!?

...

初めてでは

ないという

ことか?

そうなのか

カイネ?

もちろん

初めてじゃない

北の雁門では

その戦い方で

何奴の大物を

何人も討ち取られて

いる

!!

正に“必殺”よ

.....

この戦いは

両翼の戦いと

言っても過言

ではありません

途中から奴らは

李牧様の名を

聞くだけで

震えておったわ

ブハハハ

だが大いに危険を

伴うのも事実だ...

睨かあれは...

介入!?

その左右の戦いで

相手に隠しがあれば

私が介入するという

ことだけ頭に入れて

おけば十分です

細かい決め事は

せめという

ことですか

ほ...本当に自ら

独立遊軍として

動かれると...

この初日から...

王聲も初日から

左右とちらかは

仕掛けてくるはずです

李牧様は、それ以上の

ことを仕掛けると

...

私がそういう手を

使うと知らない

相手には

大丈夫ですよ

カイネ

必ず

成功します

...

この初日で

必ず

決して覆らぬ程

大局をこちらに傾ける

決定打を

私が打ち込みます

ん!?

!?

麻鉱様?

ま...

麻鉱様ア

!?

間違いない...

手牧様が

麻鉱を

討ち取った...

......っ

麻鉱を討ち取ったぞォ

...

何だ

この歓声...

どよめきは

......

正面の

方からだ

何という

人か...

これが..

何やってんスか

行きますよ

李牧様

趙三大天

李牧か

ぱし

後は頼みますよ

紀彗

全部隊

全兵士にまで

伝えよ

趙軍総大将李牧様が

御自ら奉軍左翼の将

麻銃を討ち取った!!

お任せを!!

繰り返す!

総大将一学牧様が

奉左翼の将.麻銃の首を

討ち取ったぞォー!!

オオ

聞けェ

敵将麻銃を

討ち取った!!

!?

全部隊へ

伝令だ

オオ

走れェ

豚飯を

討ち取ったぞォ

!?

えッ

麻鉱様がっ!?

バカな

虚報に

決まっている

惑わされるな

い...いや

ちょっと待て

どうした

麻鉱様の異変が...

本陣に...

逃げていく

敵影も...

何ィ

敵将麻鉱を

討ち取った

紀彗兵は

反撃に

転じろォ

敵は将を

失ったぞ

押し返せェっ

特だとォ

素将麻鉱を

討ち取ったのは

我らが総大将

字牧様だァ

紀彗軍

前進せよ

三大天学教様が

茶将麻銃を

討ち取ったぞォ

オオオ

い...李牧!?

!?

...くく

らしいぞ奏!!

てめェらは終わりだっ

邪魔だ

どけェ

ぶっ

敵恬様

麻美子頭が

討ち取られたと...

オオ

追い

落とせ

...

楽兵を

殺せっ

信じ

どこへ行くっ

李牧が

討ったと...!?

この戦は...

バカな

どうして

李牧が出る

虚報だ

しかし敵側の

この異常な士気の

上がり方は...

表側で何か起こった

ことは間違いないが...

馬宝軍を

前に出せェ!!

...本当に

麻鉱が李牧に

討ち取られたのなら:

オオ

......

マジで麻鉱

取っちまったのかよ

李牧は

こっちの大将が

一番やべ工奴じゃねェかよ

ヤロォ共

かったりィ守備は

ここまでだ

桜って殺って

殺りまくれェ

オオオ

ったく

王殿王殿と

...皆ビリついてたが

・何のことはねェ

うっ

嘘のような

将麻鉱の訃報が

広まると同時に

敵は村を

失ったぞ

文字通り

潮目が

変わったのだ

押せつ

押せエ

逆流現象

であった

その流れは

...

もはや何者も止められる

ものではないことは

誰の目にも

明らかであった

じなっ

これは

......

マジかよ

どどうすんだッ

河了貂

こっこの状況で

俺達はどうすりゃ

李牧!!

紀彗を

このまま

討ちに行くのか

で...でも

できんのか

この流れで

さっきと...

入って来る前とは

全く反対の...

待って今

考えてる

へっ

あっ

信!?

えっ

まさか

まさか

さすが

バカ隊長

!?

ちょっ...

李牧ウゥア

むっ無茶だ

みんな

バッ

オオ

バカ

今は旅

あげんなよ

え?

よォし

楽軍は

ひるんでいる!

我らも前進

するぞォ!!

オオ

第532話

信の天

...

楽華隊

紀彗軍

ギャア

行けェ

殺せェ

皆殺し

だァ

うっわー

一方的な

流れになったな

こりゃー

ハハハ

当たり前だ

そのために

学牧様は危険な

言されたんだ

危険つっても

逃げんのも

思ったより

楽だったな

もっと

死にもの狂いで

追ってきて

囲まれんのかと

思ってたぜ

紀彗の巻物

挙動が鋭かった

からです

麻鉱討ち死にの報を

両軍共に

効果的に広めて

一気に攻勢に転じた

仇どころでは

敵は麻鉱の

なくなりました

初日で王野は

片腕を失い

その左翼の軍も

壊滅す

フッ

王殿にとっては

最悪の展開だな

行きましょう

李牧様

あとは

紀彗軍が...

...

あっ...

っ......

李牧ウア

飛信隊!!

あっ!?

ブハハバカがモタつい

モタついて

やがって

マジで追いついたぞ

学校だ

河了貂

素軍の

勝ちだ!!

こうなったら

学校だけを

狙って

もう左翼が

どうとか関係ない!

李牧さえ討てば...

チッ

...

行きますよ!

!!

ハ!!

!!

逃げるぞ

バカが

ここまで来て

逃がすかよ

討てる

こっちには今

信と羌癪がいる

追いつきさえすれば

李牧を討てる!

カイネ..

俺が

殺っちゃい

ましょーか

無用です

ボン

殿で引き離せば

いいだけの

話です

...

...

!?

なっ...

何ィ!?

ブァーカ

何だ奴らの

馬の速さ...

ぐっ

ぐんぐん

離される

ババカな

こっちも

隊内最速を

集めてるのに

起の騎馬の歴史

なめんなよ

しかも対匈奴用の

雁門馬だ

つまり中華一

くうっ

汚ェぞ

てめェ

李牧ウ

クク

うける

あいつ

!?

李牧様?

ん?

大丈夫です

なっ...

えっ

何のマネだ

李牧

てめェっ...

玉野が死んだ年の

翌年

あなたと初めて

会った時のことは

よく覚えています

今から七年前

展開の袋の場です

...

あの時はまだ

子供でしたか

さすがに

今はそうは

言えませんね

五千将信

当たり前だ

なめてんのか

てめェ

あの時も

そうでしたが

合従軍前

番申君との

密談の場に偶然

聞くわした時も

林が

深くなって

きてるぞ

分かってる!

限界だ信

止まれ

えっ

何っ

この先にきっと

伏兵がいる

くっ悔しいけど

ここまでだ!!

おっ!?

気付き

やがった

謡事情があったとしても

いずれの時も

あなたの刃は

私に届きませんでした

そして今も

結局、最後まで

あなたの刃が

私に届くことは

ありませんよ

カイネ(伏兵に

合図してこっちに

向かわせろ

あいつら

逃げちまうぞ

合図なんて

必要ない

あっ

止まれ!!!

!!

今すぐ

引き返さないと

危ない

私選カ欧茨

されてる時点で

こっちに...

あっ

奥から

敵騎馬がっ!!

信っ!!

...っ

李牧

よく目に焼きつけとけ

これがお前の策で

討たれた

王騎将軍の矛!!

最後の

六大将軍王騎から

俺が受け継いだ

矛だ!!

これで

お前を討つ!!

......

王騎の矛...

三大天の首

この矛で

絶対俺が

取ってやる

からな李牧

それまで

首を洗って

待ってやがれ

早く逃げろ

バカ信

うおー

......

お任せを

きっちり

とどめさして

きましょうか

いやー

止めて

おきなさい

追い払えても

信と羌擁の首を

取るには

あの倍の兵が

必要です

思いの外

評価高いんですね

あのバカの...

何だ

その沈黙は...

とりあえず

中央軍本陣に

戻りますよ

もはや

この戦場でのー

茶軍左翼の光は

このまま清滅します。

初日としては

十二分の戦果

超軍にとっては

完璧なる

初日です

たっ

隊長

我々は

どうすれば

わっ分からん

中隊長から

何の指示も...

殺せェ

...く...

...

...

.....と

戻ったら..

どうすりゃ

いいんだこれ

さっきより

ひどくなってんぞ

...

し...初日で

麻鉱軍が消滅したら...

マジで...

麻鉱軍終わり

なんじゃねェかこれ...

もう全体の戦の

勝敗が趙に傾いたも

同じになる...

麻鉱は生き返らないけど

軍の消滅だけは

避けないと...

テン

で...でも

この戦られ方...

すでに軍の崩壊点を

超えてしまっている...

もう左翼は手遅れだ!!

信かっ!

!?

あっ

蒙恬!

楽華隊だ

娘軍師

オイ

河了貂

飛信隊!!

本当に

来てたのか

お前らは裏側に

いたんじゃ

なかったか

裾にそって

回って来た

お前達こそ

登ってきた側と

反対側に

なぜいるんだ

それよか

お前達も..

あん中にいたら

危なかったな

李牧が自ら麻鉱を

討ったんだ

ちょっと

色々あって...

あの流れは

もう

止められない...

いや

止めないと

この戦そのものが

負けてしまう

え!?

飛信隊も

楽華隊について

来てくれ

!?

えっ

どっ

どこへ!?

今から

あの演流の中に

割って入る

えっ

本当に

ここで会えて

嬉しいよ信

俺達で

麻銃軍を

復活させるんだ

!!

えっ!?

もはや

敵の勢いを

止められませぬ

優隊が

本陣の指示を

あおいでいます

丙丸隊もです

もっ

もう少し

早くお退がりを

麻鉱軍本陣

馬春殿

虎左殿

討ち死にです

敵が近づいて

来ています

丁闕殿っ

高層殿でもいい

早く全軍に

指示を...!

...ファミック

!!

麻鉱機...

丁隅殿

しっかり

してくれ

今は...

あれが本陣だぞ

!!

ぐあ

まっまずい

丁陽様達を

後ろへ

ごあっ

ルアア

つぶせェ

ぶはッ

!?

!?

......

あっ

楽華隊

蒙恬

なぜここに..

それに

後ろの

お前は..

マジでここが

本陣かよ

あっさり

やられちまう

とこだったぞ

ムダロ

叩くながら

我呂

しっかり

守れ

チィ

今の軍の

指揮官は!?

丁陽殿と

高順段だ

丁陽殿

今の

戦況は?!

ぐあ

麻鉱様が...

変次に

訪たれた

我々は...

将を

失った...

そんなことを

聞いてるん

じゃない

どう対処

してるかって

聞いてるんだ

ビクッ

......?

......

何も

してないのか...

本陣は...

分かってる

のか

お前達が兵を

動かさないから

......

...

精強な豚銃兵が

刻々と無残に

殺られているんだぞ

しっ仕方が

ないのだ

麻鉱様と共に

作戦参謀達も

全員殺られて

しまった

あまりも...

やはり

そうだったか

もう...

何もかも

手遅れだ...

それに

何もしなかった

わけではない

軍の崩壊点は

とっくに過ぎて

しまった...

手は打とうと

したが...

どれもこれも

敵の流れに

抗えなかったのだ

その通り...

いや

俺はまだ

過ぎていないと

思う

!?

キングダムの

!?

な...

ぎっ

残念だけど

手遅れだよ

えっ

何言ってるの

蒙恬

!?

もう麻鉱軍には

立て直せるだけの

兵が単純に

残っていない...

ふつうの軍で

考えるならな

遊軍として

この軍の戦いぶりを

外から見て

すぐに分かった

えっ?

麻鉱軍は

練兵に練兵を重ね

個の力を

鍛えに鍛えあげた

兵団だとな

麻鍼兵は

強い

...当然だ

我らは王製軍内

最強の自負がある

ならば今すぐ

その間の力が復活すれば、

まだ首の咲一枚の望みは

あると思う

!!

!!

!!

!!

個の力を

復活!?

あっ

...ど

どうやって...

一体

失われた

土気の回復

全てはそこに

かかっている

本陣は

本当はこれを

最初にしなくちゃ

いけなかったんだ

...

...

全麻鉱兵

聞けェイ

麻鉱様は

存命である!

!?

!?

!?

繰り返す

麻鉱様は

存命である!!

!?

えっ!?

!?

麻鉱様が...

生きてる!?

それこそ

虚報だ

麻飯は

間違いなく

学校様に

討ち取られた

虚報ではない

たしかに本陣は

李牧に急襲され

麻鉱様は

深手を負った

だが先程息を

吹き返されたぞ

麻鉱様は

存命である

だまれ

ホラ吹きがっ

繰り返す

麻鉱様は

存命であるぞォ

嘘だ

麻鉱の首が

飛ぶのを

俺は見たぞ

え..

ど...どっちが

本当だ...!?

みっ味方に

嘘を流すのか

今は

必要なことだ

......

ああれだけで

士気が戻るのか!?

無理だ

えっ

だが真偽を確かめるため

顔を上げ

周囲に目を向ける

そこで

お前達の働きが

必要になるんだ

!?

えっ

丁陽殿

左右で一番多く

生き残っている隊が

どこか分かるか!?

!?

右だと

珉隊

かも知れぬが

今はそこの敵が

最も弱いと考える

!!

丁暘殿

左では黒里隊だ

二隊とも

この逆流の中で

武勇を見せている!

その関点が...

狙い目だ

陸価

ここから

二隊の武の力に

頼らざるをえない

この大いなる

趙の濁流に対して

抗う拠点を

作ってくれ

ルァア

!!

っだ

てめェらァ

蒙恬簡単に

言いやがって

!!

とんでもねェぞ

この流れに

逆らって戦うのは

くそ

んなことなら

竜川の馬鹿力達を

連れてくりゃ

よかった

全くだ

ぐあ

ドるア

オラァ

死ねェ

ぶっ

信.....

今は拠り所が

必要だ

何としても

その激流の中に

...

楽華のでもなく

いいぞ

〝麻鉱の旗〟を

掲げてくれ

飛信隊の

でもなく

ここだっ

!!

ウオオ

ガッ

ぬおっ?

??

さっ

左右の旗の

周りが...

敵の勢いが

弱くなって

ないか!?

こちらが

盛り返してるのか!?

まだ

半信半疑だ!!!

!?

!?

まだだ!

最後の言葉で

皆に火をつける

えっ!?

!?

次の言葉で

麻銃兵を

復活させるんだ

..

馬呈様

左右に旗を掲げた

敵の拠点が!

...

バカが

うがあァ

メチャクチャ

寄って来てんぞ

あたり前だ

こんなに分かりやすい

的・が他にあるかよ

ああっ

とっとと

叩きつぶせ

伝令まだなの

拠点が

つぶされるよ

陸仙達も

やばいぞ

オオオ

みんながっ

いっ

今全力で

散ってる

...

麻鉱兵

聞けッ

...!!

聞けェッ

...

あんたら

麻鉱兵にしか

分からない言葉だ

そ...それで

何を皆に伝えるのだ

家恬......

え!?

麻童兵にしか

分からない言葉!?

麻鉱と共に

練兵に明け暮れた

日々の中で

麻鉱があんたらに

一番多くかけた

言葉だ

それを皆に

伝えてもらいたい

...

思い出せる

か?

と...

げ:限界にきた時

麻鉱様が我々に

必ずかけていた

言葉は...

...お

思い出せるか

だと...

簡単な...

この

二言だ...

当然だ

立って

...

......

戦え

繰り返す

麻鉱様より

会社への

言葉だ

立って

戦え!!

豚鉱様

麻鉱様

立って

生きて

らっしゃる

戦えェェ

っ...

ウオオオ

オオオォ

!?

...

何っ!?

第534話日没まで

グオオ

すっ

すごい

復活したっ!!

やった

兵達がっ...

やったぞ

喜ぶには

早い!

今はただ

最低限の準備が

できただけだ

...

麻鉱軍がまだ

死線上にいること

には変わりない

!?

えっ

丁陽殿

早急に...

左右の拠点の

援軍に送るように

中央で

動かせる隊を

見極め

!!

拠点に...

援軍...

!?

!?

ただし兵種は

右の飛信隊の拠点へ

騎馬を多く

送るように

!?

左右へ送る

兵数は

できるだけ

均等に

...

......

飛信隊の方へ

騎馬を多く...!?

士気が戻っても

正しい軍略の下で

兵を動かさねば

意味はない

日没まで...

麻鉱軍が生きて

いられるかは

...

その軍略”に

かかっている

躊躇も

失敗も

許されない

......?

...

ここからが

本陣の

本当の戦いだ

日没まで

第534話

馬星さん

素軍の奴ら

急に士気が

戻りやがったぜ

伝者が

飛ばしてる

機のせいだって

報告が

.....

......

報告

東水隊も

助けるぞ

すぐに援軍に

左右の

振り分けは

任せる

ちょっと待て

蒙恬

まだ中央から

援軍を送るのか!?

わっ分かって

いるのか

この本陣の

真正面には

あの...

ああ

馬塁の本隊がいる

いいい加減

本陣前が薄く

なってきているぞ

今この戦場で

何よりも

注視しないと

いけないのが

あの馬呈の動きだ

だっ

だから

その馬呈が

この本陣目がけて

突撃してきたら

ここは

一撃の下に...

馬星の強部隊とだけは

まともにやり合っては

ダメだ

もし

あれに狙われたら

それなりの戦力を

固めておかないと

対処できない

いや

馬宝は本陣には

来ないよ

えっ

何?

...ファン...

俺がやろうと

してることが

分かってきたかい

河了貂

うん

少しずつ

さっき気付いたけど

楽華隊の本隊は

入ってきて

なかったんだね

当然

麻鉱兵が

誓起できなかったら

一緒に流れにのまれて

死ぬだけだったからね

...

左に隠してるから

左が陸仙で

右が飛信隊なの?

そーそー

......弟が

言ってた通り

気付きが

早いな

...いや

その前に

入ってくる時に

そこまで考えてた

豪恬が怖いんだけど

全くの部外者の蒙恬が

何の摩擦もなく

麻鉱軍本陣の指揮権を

完全に

手中にしていることが

さらに驚愕すべき

ことだ...

...ファン...

フフっ

そして

それとは別に..

蒙恬...

.....

......

あの昌平君ですら、

その才能の底が

見えながったと

言われた男

武玄十騎も

そろった

こっちもだ

見とれるのは

仕方ないけど

そうそろ馬星が

動くぞ河了貂

!え~いや

えっ!?

馬星さん

陳兄弟のとこも

戻ったぞ

ドガガガ

馬呈隊

いつでも

行けるっス!

んでどこを

ぶっつぶしに?

とりあえず

あの薄っぺらい

本陣スカ?

バカ言え

麻鉱がいない

形だけの本田

叩いて何になる

っつーことは

奴らの反転攻勢の

旅印になってる

あの左右の拠点の

どっちかっスね

チィ

ああ...

つぶすのは

もちろん

飛信隊のいる方だ!!

っしゃあ

馬呈隊

出るぞォ

念願の飛信隊だ

劉冬さんの

弔い合戦でもあるぞ

とにかく

女闘技発槐がいたら

真っ先にぶっ殺せェ

あっ

正面の馬呈本隊が

右っ:飛信隊の方へ

行くぞっ

ただただし、

思った通りだ

うん

えっ!?

紀彗様じゃ

馬呈隊が

左の拠点を

つぶしに

よい判断だ

敵は明らかに

あの旅印を

投り所としている

奴ら多少援軍を

送っている

ようだが

馬星隊に

かかれば

瞬殺だ

キングダムの

うがアっ

やっべェのが

こっち

来てるぞ

信長

国星は

俺に任せろ!

ここは死な...

じゃない

...

!?

実機!?

出てくる前に

言われた

だろう

くそっ

じじゃあ

どうすんだよ

馬呈隊が来たら

まともにやり合うなって

戦力差がありすぎるから

足を使って

うまく戦う

とにかく

あの馬星の

本降を

ここから

引き離せば

いいんだ

むっ

旗印の役目は

土気回復で

十分だ

いいな!

あまり

その場に

こだわるな

そのために

授軍は騎馬が

多いんだろ

えっ!?

多分

ひ飛信隊運が...

外に押し出されて

いくぞっ...

馬星隊もしつこく喰っている

追っている

...

意外と

器用だな

光璃が

いるから

馬呈が十分

右にずれた

...

簡単には

戻って

来れないよ

背を見せれば

もちろん

飛信隊カ

仕掛けるから

蒙恬

これから

何を...

呂多

じィへ

合図だ

ハッ

合図だ

行くぞォ!!!

持てる力全てを

出し尽くす

!!

ひっ

左の森の間から

騎馬の大軍がっ...

なっ...

さっ

三千騎!?

すっと

すごい数だぞ

本隊だからな

ああ

それを

そのまま

陸価の拠点への

援軍とする

!!

ぐはっ

ギァァ

待ってましたよ

副長

陸仙!

麻鉱兵の

士気も戻った

一気に前線を

最大限押し戻す!

続きの指揮は

お前に任すという

話だったか

まだ

助けるか!?

もちろんっ

スよ

それらと合わせて

一気に...

押し戻して

そこにこの

本陣を移す

!?

全部を

救うなんて

できるわけが

なかった...

行くぞっ

!!

だから

蒙恬は

えっ!?

最初から..

麻鉱軍の

左半分だけを

復活させる気だったんだ

......?

まずい

奴らの左半身が

もし残るなら...

奴らは三日目以降も

戦える戦力を残す

形になる

この初日で

奴らの息の根を

止めておかねば..

李牧様の

危険を冒した奇襲が

無駄になってしまう

出るぞ者共

出るぞ者共

あの右の軍を

叩きつぶす!!

ハハァ

!!

蒙恬

敵の本陣が

おっ

下りて来た

ドドドト

こっちに

来るぞっ

紀彗だよ

蒙恬!

分かってる

来華隊を

前に出す!

田郷

レイと韓国に

伝えて隊形を

組ませろ

ハ!

もっ

蒙恬!

蒙恬...

好きじゃないん

だけどな

こーゆーの

...

日没までか...

趙軍中央軍本陣

キングダムの

李牧様

し...しばし

ご中国を

その明日の

盤面...

一体どういう

意味です

どうやら...

前提から

やり直さねば

ならぬ羽目に...

!?

......?

それが...

おーい

いたぞー

...

信...?

紀彗からの

報告ではー

ん...

オス

もっ...

豪恬様ァ

〝失敗〟したと

キングダムの

あれ?

あー

さっきやっと

退きやがった

紀彗軍は?

それで

蒙恬

アホみてェに

しつこかったぜ

お前が

思ってた以上に

麻鉱軍残ったぞ

家哲様

多分な

あっそ

第535話

☆格不足

キングダムの

スザザザサ

ビィィィ

じゃね...

(日没だ)

っいし...!

帰るぞ兄者

どうし

〈腹へった〉

...

?って

(その面...

とていーっ

〈覚えておくぞ〉

...

大丈夫ですか

壁様

ああ

やっと

退がったか...

急いで死傷者の

数を調べろ

ブハハ

(私に)

くくんくっってッ!!

〈初日から派手に

死んだのー死王

ドチャ

ひえっと...こまンネ?

〈血の原にたたずむ

貴様の姿は

いつ見ても..

そこで

(フィゴ王よ)

ジる!!

〈話しかけるな〉

んと..

(今は)

そんなこと

機嫌が悪い

ふう

夜は

静かなんだな

戦争って...

お父ー

お腹すいたー

ボクもー

明日また

直終かある

我慢して

寝なさい

はーい

お待たせ

しました

お頭

カー

雌馬のホホ肉

摩論風香辛焼き

です

わー

んー

おなかへったー

戦では好きなだけ

馬肉にありつけるのが

いいですねー

俺らにも

あやからせろ

摩論

おやいと

雷士さん

黒桜さん

わざわざ反対側に

そちらにも

軍馬は転がって

いるでしょーに

肉はあっても

料理する奴が

いねー

超王都圏の

馬の味は

いかかなものか

いただき

まーす

お頭が先です

オギコ

あいた

一応

黒桜さんが

こいつの料理

食うくらいなら

生肉食った方が

マシだ

お前マジで

いつか殺すからな

雷土

雷土

お前側の方は

日暮れまで

大変そう

だったなー

大変なんて

もんじゃ

ねーよ

次っから次に

ひっきりなしに

奴ら出てきやがって

倫玉は

何でこんなに

バカ寝してんだ

こちら側で

大車輪の

ご活躍でした

ので...

カッ

酷使とも

言いますが

―で初日

やった感じ

どうだった

うめーな

やっぱ摩論

お前の味つけは

ありがとう

ございます

お前ら

カー

...

...

カー

向こうは

ワラワラと

湧いて出てくるが

機の連携...

的なもんがねェから

個別に討てて

やりやすい

......

...

正直

やれなくはねェ

連携してくると

多少厄介だけどー

こっちにはまだ

ゼノウ一家ら

隠し玉が残ってる

ただし

これにもし

李牧やら何やらの

でけェ軍が来ちまったら

マジでひとたまりもねェ

.....

オギコさん

食べすぎです

王殿の戦場が

どうなってんのか

報告は?

そこは間違い

ないかと

イチイチ

入ってくるわけ

ねェだろ

気にしィだな

お前雷土

たしかに...

フッ

時々雷士さんは

気が大きいのか

小さいのか分からない

時があります

何だと

コラァ

朱海平原

まっ

麻鉱将軍が

討たれただとォ!?

秦軍右翼

玉鳳隊本陣

しかも

季牧本人に

討ち取られたなどと

左翼で一体

何が起こったのだ!?

し信じられぬ

あの麻鉱様が

討たれるなどと...

それでは

将麻鉱が討たれ

...

李牧とは

一体どれ程の...

左翼はそのまま

敗退したということか?

あっ

い...いえそれが

報告では

左翼は敗退せず

何とか初日を

耐えしのいだと

何でも...

!?

楽華隊の豪恬が

麻鉱軍を率いて

もちこたえさせたと...

!!

蒙恬が...

なっ

何っ!?

......

...なっ

ーと言っても

左翼が虫の息なのは

変わりない

王翦様は早くも

霧地に立たされましたね

隊長

ああ

おまけに失ったのは

左腕とまで言われた

第二将麻鉱

初日は明らかに

左に策を設けて

仕掛けたか

王翦様が精神的に

くらった傷は

大変なものだ

逆にそこで

李牧にしてやられた

お前に玉野の

何か分かる

関帝

誰が死のうが

あの人にとっては

駒の一つを

失ったにすぎぬ

左翼の将という

駒を失ったなら

補完するだけだ

そのために

中央軍には

まだ多くの将校を

とどめている

下手な感傷を

一切持たぬ

という強み

何が起ころうと

その中で冷静に

策を組み重ねて

勝つために戦略を

練り上げていく

それが

工事だ

......?

そう簡単に

崩れはせぬ

...

そんなことは

分かってますよ

俺が言いたい

のは...

左翼の立て直しは

とてつもなく

難しいってことだ

相手はあの

紀彗とかいう

関常

資様は

王翦様に任せておけば

大丈夫だと

おっしゃっているのだ

......?

...だと

いいですけどね

泰軍左翼

落馬して

頭打って気絶

してたって

ダッサー

コラ

貴様豪恬様に

向かって

楽華隊本陣

いいよじィ

本当に

間抜けだった

たまに抜けて

るんだよなー

敵恬様

うるさいよ

駿仙

ザム

今日の

我らへの指揮

真に見事であった

我々は間違いなく

お前に救われた

薬恬

心から

感謝する

......?

でも麻鉱将軍が

“生きてる”って

だまして

戦わせちゃって

兵達怒ってないの?

麻鉱軍の

将校達...

...

...

うちは上下関係が

強烈だ

文句言った奴は

鉄拳制裁で

しずめた

大丈夫だ

甘ったれるなァ

冗談だ

あの状況で

軍の息を繋ぎ止めた

指揮官に誰が文句を

言うものか

明日以降で麻飯様の

仇を必ず討つと

音が等しく士気を

高めているところだ

でも明日から

どうやって戦うんだ?

あんたらの軍には

大将もいなけりゃ

参謀もいねーんだろ

王闘様がここに

何らかの手を

加えられることは

間違いない

今日は何とかもったが

このままでは

明日は戦えぬ

今晩中に軍編制をやり

戦略を組み立てねば

中央軍にはまだ

田里弥様・倉央様という

将軍がおられる

そのどちらかが

間もなく到着され

準備にとりかかる

はずだ

へー

......?

俺はいっそ

豪恬がそのまま

指揮をとってもいーと

思うけどなー

...

.....

......

それは無理だ

今日はたまたま

うまくいったが

...

しかも勝手を

知らない麻鉱軍だ

そんな危うい事で

戦える程

相対す紀華城は

易くない!

本陣はここかー

この大軍を

実戦で率いるには

余りに俺は

経験不足だ

中央本当

王殿様より

伝令であァる

...ファン...

......

さっそく

来たな

王製様の言葉を

そのまま伝える

麻鉱将軍を失った中で

総崩れとならず

踏みとどまった左翼の

奮闘を心から称える

キングダムの

特に途中から

指揮をとり導いた

蒙恬に

心から感謝する

だが五千将の身で

これ以上この大戦の

指揮をとるには

格不足である

よって

この左の

異常事態に

対し

この左翼の戦いは

右翼と共に

この朱海平原の

勝敗そのものに

直結する程重要だ

総大将の

特別権利を

発動し

!!

!!

この戦の期間中に限り、

豪恬を。将軍〟の位へ

格上げし左翼の全権限を

与えることとする!!

!!

なっ

っ......

も童活様が

なァっ...

しょっ

将軍にイイ

何イイイ

秦軍中央軍

本陣

宜しいの

ですか

左翼

ああ

若いが豪恬は

私と李牧の間に

割って入る程

戦が見えておる

何と..

それに

左ではない

明日以降...

火がつくのは

右翼だ!

もっ

蒙恬が

第536話二度目の初日

しっ

しっ...

将軍!?

仮とは

おえ...

......

ちょっ...

...

宜しくお願いします

蒙恬将軍!!

.....

ちょっと

待てー

1度目の初日

あと

飛信隊にも

王翦様から

伝言だ

第536話

“左翼での

役目は終わりだ

夜のうちに中央本陣へ

戻れとのことだ!!

えっ

えっ

キングダムの

くあ

おはよう

ございます

カイネ

すみませんが

お茶を

頂けますか

あっ

おはっ

お茶っ

もっ

もちろんです

ただ今

しまった

手牧様より

先に起きる

はすかっ...

あたァ

朱海平原

......?

......

二日目

歩兵の中隊は

もっと前だ

間隔を

つめすぎるな

ガシャ

騎馬が通るぞォ

ガシャ

激隊行くぞォ

オオ

亜光様

第三隊も配置に

つきました

将軍

赤牙騎兵団も

所定の位置に

歩兵の配置は

まだかっ

カー

相変わらず

早いな亜光軍は

玉風隊も

十分早いん

ですけどね

歩兵各中隊

準備整いました

走れェっ

ぎょくほうたい

玉鳳隊

二日目

亜光様も

玉風の力を

認めたってこと

ですかわ

フッ

外してもどうせ

乱入して来るから

面倒で中に

入れたんだろ

柔右翼は

初日と違い

玉鳳隊を始めから

横陣の右端に置いた

それに対し

趙左翼も

あこう

亜光軍

初日沈黙を貫いていた

第三の軍、趙我龍軍一万が

横陣の馬南慈軍の真後ろにつき

こちらも形を変えてきた

配置に

つけェ

岳嬰軍(兵7000

ちょうぶりの

......

ばなん

馬南慈軍(兵quD

キングダムの

よくほったら

玉鳳隊(兵4500

な何だ

あの布陣は...

左の亜光軍に対し

昨日猛威を見せた

馬南慈軍の後ろに

あの謎の第三の軍が

びったりと

ひっついている

亜光軍(兵19000)

資様

亜光軍の方

敵は明らかに何か

仕掛けてきますぞ

馬南慈軍の後ろの

頭の動きにも

注視だ

ぐっ

ドガラ

さァて

始めようか

オオ

亜光様

昨日で我らの力を知り

慎重になっているのだと

思われます

賁様

敵の岳嬰本陣は

全く動く気配が

ありません

初日と変わって

馬南慈本人は

出て来ませぬな

ブハハハ

何じゃ奴ら

昨日と違って

随分大人しいな

我らが右に来て

怯えておるのでは

ありませんか

クハハ

...

二日目に

本右翼の将を

一人消す?

ああ

...

......!?

初日に左翼の将

麻鉱が死んだ

二日目は右翼で

一人死ぬという

流れた

占いなら

他所でやれ

占いでは

ない

優秀な将を討つには

策を積み重ねて追い込み

終盤に討つ方法と

初日に相手慣れする前に

仕掛けて討ち取る

方法がある

...

知ってるか?

明日は..

二日目だ

私に対しては

初日だ

一日隠れ見た

優位があると

一応奏右翼の将は

二人いるが

どちらを

狙う?

決まっている

...

出るぞ

ハ!

出るぞォ

全軍出撃だァ

亜光様

敵がっ

例の後軍が

動いて

きました

全軍右へ

走ってる..

馬南慈軍の後ろから

巻いて

前に出て来る気だっ!!!

はっ

速いぞ

おが

狙われてるっ

右方に増援を

送れっ!

おに地球だっ

右に増援だっ

亜光軍右端

ガッ

来るぞォ

やや右向きに

守りを固めろ

ガッカッ

クソッ

照問を

作るな

右地援

間に合いません

分かっている

急がせろ

右から

喰われるぞ

来たぞ

密集っ

オオ

左へ

旋回だっ!

左旋回だっ

オオ

旋回しろォ

!?

!?

なっ!

向きを

変えたっ

こっちに...

来ないぞっ!?

...ファン...

!!

走れェっ

いかん

奴らの

狙いはっ...

えっ!?

賁様ァっ

!?

奴らの狙いは

!!

キングダムの

...

馬ちゃんは

えっ

ごめん

玉嵐隊

岳製軍

超数寵皿

岳嬰とかみ合ってる

側面から完全に

挟撃の形だ...

英紀来い

玉鳳を救いに

行くぞ

ハハ

亜光!

しかも

新手二万の軍が

全て玉鳳へ

向かうとは:

敵は

玉鳳を!!

いや

若の首を

取る気だ!

何としてもそれだけは..

!?

!?

!!

!?

馬南慈だ

馬南慈本隊が

出て来たぞォ

儂を

放っておいて

いいのか?

亜光様

いかが

致します

亜光様

亜光

...

...

英紀

右から八千を率いて

若を救出しに行け!

亜光様

ハッ

ハハァ

俺は馬南慈を討つ!!

俺は馬南慈を

討つ!!

馬南慈様

敵のおよそ半分が

左へ...

玉鳳の方へ

向かって行きます

......

案将亜光は

そのまま前方に

留まった模様です!!

王製の息子を助けに

お前まで行っていたら

確実に儂が責様の軍を

粉砕しておった

敵ながら

いい男だ

行くぞ

オオ

亜光

殺って

殺って

刈り刻だァ

殺り

まくれェ

ぐはァ

ぐあっ

ぐオオ

副長

まずい

本当にまずい

にっ

泣け地かない

くそっ入ってきた一万が

普通の軍じゃない

隣からあんなに早く

つめてくるとは...

若っ...

このままじゃ

マジで...

状況

分かってるのか

!!

とにかく

あんただけでも

逃げろ

このままじゃ

戦いもせずに

何をやっている!?

玉鳳が死ぬぞ

...

王賀の首を

取って来い

数も質も

完璧なる挟撃

勘の鋭いお前なら、

分かるであろう王真

助かる術は一つもない

間違い

なく

もだ

賈様

どうしたの

ですか

資様

賁様

俺きてるわ!

って思うこと

最近時々

ない?ちょん

王賀

何がだ

ほら本当に

時々だけど

あるじゃん

偶然だろーけど

すげーの見える

時が

だから

何がだ

だからさー

>大将軍の見てる景色〟

ってやつがだよ

.....

かんじよう

関常

番陽を呼べ

.....

巻き返すぞ

キングダムの(完)

......

えっ!?

こんにちは。原です。この夜は第41巻ご酵素、真にありがとうございます!!

さー2018年です!!

...と言いつつ、このあとがまはっ。1999年12月7日に暑いですね。

作者あとかき

作、原泰久

なお!

2014年は「ケベー・実はけっ」色々あった年でした!!?

...それが何だったのか、色々切りだて、もー止めっちゃった!?

2016年のギクタスは「いよいよ」とスイズと対応感戦が数化している

もちろん、ちゃんと一緒ですから、お前みたいと思うのですが、

ああ、ごめん。の結末は、900年...いや、もとすと前の思い曲であり、その

ところが、ただひり着たいものです。が、その前に強く人でもあげてあります。

どうで、今年もキングなと宜しくお願い致します!!

「仁と淡

おまけマンナ

の部

2015年4月

「レギュラースタッフ・梶山昊頌上村恵一朗毛利利家夏、佐藤優次、岡元利恵

□準レギュラースタッフ・柊木新「□ヘルブ・北原涼子・□編集松橋優_大沢太郎

列尾に向かって

行軍中の飛信隊

ねー

ねー

兄ちゃん

どうした

兄ちゃんは

軍師河了貂と

副長羌瑰と

どっち派ー?

なっ

何てこと

聞くんだバカ

もうすぐ戦場なのに

あと

...さん。をつけろ

俺は

完病さんかなー

糸裏表紙へ続きます/

この前たまたま

近くで見たら

すごく

かわいかったんだー

目が大っきくて

いい匂いがして

ツンとしてるんだけど

ずっと見入ってしまうんだよー

いつかは...でも

河了貂さんも

目が大きくて

いい匂いがして

かわいーぞ

え?

ハッ

へー

河了貂派ー

兄ちゃんー

バカッ

そういう

つもりで..

でも

山民族の女王

楊端和がいた

もはやあれは

人の美しさでは

なかったよねー

えへへ

派とか

言うな

何でお前が

選ぶんだ

大将軍だぞ

«様〟をつけろ

分かった

んー

みんなそれぞれ

いい所違うから

一人に選べないやー

朝は

河ア貂さんにやさしく

起こしてもらって

朝ごはん食べて

お昼は

羌癪さんと

ポヤーっと

過ごして

こっちあいで...

いい加減にしろ

バカ淡

あいたー

お尻

けられたー

夜は楊端和さんと

何か色々やって

一緒に寝れば

いいんだー♡

もー

いいでしょー

妄想する

くらいー

ダメだ!

三日後列尾に着き

超脳天気な淡は

戦の厳しさを

知ることになる...

一葉となります。

KINGHON

原泰久

裏となります。

え?

カバーデザイン

岩崎修(POCKET

YuC

DIGITAL

SHEESAはYOUNGJANATACS

キングダム

49巻

原泰久

©原泰久2018.20l8

初版発行

デジタル版発行-2018年

2018年

発行所・集英社

http://www.shuesshacco.

この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです

本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、

無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載

を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人

的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなど

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