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YJC
DIGITAL
//
YOUNGJUMPCONIS
原泰ク
さ
SHUEISHA
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
KINGDOMA
...
...
53
原本、
目次
456383103121139159177195
...
第570話完璧なる遭遇
571
...
挽回の機
カタリの仇
立ち向かう者
解放者
届かない指示
王翦の下知
工事の他人明日までに
★この作品はフィクションです。Tube。基本チェーム、
実在の人物・団体事件などには、コンじゃ。いっさい関係ありません。
中国・春秋戦国時1
ほんぎ!
信じん
本作の主人公、下僕の出身ながら、
数々の武功を積み上げ五千人村と
なる。今はじさ幼馴染みに涙に天ド
の大将軍になることを誓う。
始皇二年(経元前25年)
王弟・成3こよる反乱か起こる
数昔平原のいていく率いるまでが
いいを破る
始皇三年(紀元前24年)
馬陽を巡る趙との戦いいで王騎が亡くな
始皇四年(急元前26年)
趙将,李牧の計らいで
素趙同盟が成立。
始皇犬年(紀元前21年)
韓・魏・趙・燕楚からなる合従軍が
薬に攻め込む。
時は紀元前中国・春秋戦国時代
500年以上の長きにわたり戦乱が続くこの大戦争時代に、
中華統一を目指す若き王と、天下の大将軍を夢見る人の下僕がいた。
二人の少年たちは、いつしか同じ七末来へ向けて歩み始めた。
扇政えいせい
若き炎国の王。王弟の反乱や相国
日本語との権力争いなど経営の普通
を越え、東北初めての中華統一を目
指す。
娘皇九年(紀元前28年)
成人を迎えた政が、「加冠の儀」を
執り行う。
始皇十年(紀元前37年)
黒羊丘にて慶舎率いいる趙軍を破る。
埼基十一年(紀元前28年)
超国・鄴”を奪うべく、王殿・
桓騎・楊端和の連合軍が出陣!!
X「第1は韓国王都「邯鄲」の発売。
この地を奪えば、週目攻略に
王手をかけられる。
これが此風ヒ様だ!!
趣の安地帯を賭けた突や趣の
全面戦争。姿を率いる王騎は
連合軍を三手に分ける。桓騎軍
は第で、機端和軍は検勝にて
そして飛信隊を含む王野市は
未海平原に立ち、それぞれ超軍
を迎え家つ。未海平原九日目、
兵科戦で劣る条は、信が見事
岳颯を討ち取るも、将軍・亜光
既では、この日勝負を賭けた桜
を迎え撃つ。朱璃平気先生は、兵器戦で方を変えば、自然見事に反盟を討たれてしまう。一方、戦闘では、この日前のを断げた視
端和軍が大進撃を展開。大変の
将二人を倒すが、拡立した露和
とバジオウが追われる側に...!?
このようになっていたそういうことは、そういうことですから、
前巻までのあらすじ
首を越える国々が潤汰された現在、
中華の刺極を争っている七国政が治
める炎の国は西端に位置する。
え
ふむ
ははは
おお
龍町永南国軍
総大将・李牧
総兵数:210,000+犬戎軍+鄴解放軍
趙国内に侵入してきた素軍を討
通信内に侵入してきた素軍を討つべく、また包囲された数を解放するべく出陣が修羅手の支援が温らさ
べく出陣。悼襄王の支援が得られ
ない中、元三大天・西相如の側近ら
の助けもあり、李牧は決死の覚悟
で興亡を賭けた戦いに臨む!!
正気か
素軍は!!!
私は
李牧りぼく
韓国新「三大天」の筆頭であり、週間の総
大将。頼まれなる知略を持つ案の宿敵
カイネ
李牧の護衛を担う女剣士。
戦場で知り合った前子経
そのことを気にかけているのにとっても、
町社ふてい
二刀の剣を操る範囲の若
きっと...カイネをよく
の嫁と豪語している。
尭雲さょううん
かつて歯科如の武を一手、
かつて倒れない人で一生に担った側近。樹里の危機にちとしては
に立ち上がり、秦と戦う。
超我龍ちょうがりゅう
あって間相如の倒近だっ
かつて商品の商品につた知将。韓国の危機に残念ながら、
実とともにコンビスの実ときに立ち上がる。
馬南慈ばなんじ
Appleのかつて本来とともに遊ばれる
で何奴を相手に戦っていた
歴戦の延者。怪力が自慢。
宿敵、素を返り討ちに!!
秦
まだ
未用感
岳嬰がくえい
岳斐がくえい副科として生えた愛令の仇である日に復讐を誓うも、逆に討たれて死亡した。
この2店に投資を逆に討たれて死亡した。
舜水樹しゅんすいじゅ
李牧から様陽の・指揮を任
された若き将軍何奴の言
国二進出セミ
秦連合軍、趙国う
葉を操り、大丈夫と共闘する。
大戎王ロゾけんじゅうがう
かつて中華の周王朝を滅
ぼした大丈夫炭族。その未満
をまとめる一族の長。
中華の北に位置する国王は慎重で、三
大丈夫と謳われる大将軍たちが猛威を振る
るい北の騎馬民族何奴や他の瞬間とせ
めき合ってきた。現在は、李牧を筆頭とす
る新三大天」添奏に立ちはだがっている。
趙国王都「邯鄲」を攻める足掛かりとして、第二の都市「鄴」に狙いを
定めた素軍。趙の国門列尾」を突破し、一行は「鄴」をも包囲した!!!
...いや、ちょっと、そういうことになりましたこのようになってしまった
真連合軍
第一総兵数:206.000
例尾の状態を捨て、吸収の一列尾に攻略を捨く、吸いある手紙のような力が改め込む。実は、国軍が最を空間し、
絶対に...
趙へ攻め込む秦は、桓騎軍が鄴を包囲し、
東京へ攻めること以外は、もちろんとし、「天野攻めの時間に...場合、日本語で学ぶ駅と大丈夫」を殺し止め、王郎は大海
実際以外の原因に視聴体操機関(水)を求める大井軍を食い止め、王婦軍は未海臨極子主力の本体層と
原で主力の李牧軍と対する。いざ三軍同時発の攻防戦へ!!
兵糧炎めの縁相に、最終私、水槽を大変を食い止め、平原で圭力の学教軍と相対する、いざ三軍同時多発の及防獣へ!!
麻鉱ま
麻鉱まころ王朝の第二武将だったか既に死亡。
武将だったか既に死亡。
王菊軍
王朝おうせん
委員の旅行、ミステリア・
な存在として知られる知将
亜光ぁこう
上記の記事では、
先輩に話され
「傷を負う。
水平相多
悲願の中華統べ向け超国ベニ車で挑む!
楊端和軍
楊端和ようたんわ
秦より西に広、がる山界を続べ
る女王。政と聞い、同盟を結ぶ
バジオウ
山界随一の
剣士。平地の二
言葉を話す。
桓騎軍
桓騎かんさ
野流団を束ねていいた異色の柄
軍。その戦い、方は残虐非遺
は
古くから政
に仕える心
優しきポイント
後動力を持つ...常に沖縄
私でも謝ってきた韓国部は
河了貂!!
飛信隊ひんたい
二重で挑む!
玉鳳隊
んっ
!?
...
楽華隊
土らいと
雷士らいと桓騎に化えその行為に
る副官。自ら
も罪を持つ
2017年3月29日木付駅を続かす東京町駅など東南町までは亡き山奥城の末高
>何了解だから飛行機を動かす場所はあなたが家・今はじきは民族の水漏、学生病...いい
羌穂゙
元鬼...っかい暗殺者集団・並木の一人、飛信隊の頭脳であり副官
頭脳であり副官であろう
でもある三千人将。
電平づいた途水ですい我呂から
て
。槍術の腕前
級品
...
てん豪武才
そうね...アイキン
舌将将引将二区を代
大抵来、血を武の
家故旅の肌の
かんじょっ
関常
王翦軍から編
入したキレ者の
千人将
『後の始皇帝・鼻政が治める西の国。かつて昭王の
時代に「六将」と呼ばれる将軍たちの活躍で台頭が
六将最後の「人・王騎が戦死を遂げるも、その魂を
受け継いだ武将たちの活躍で中華の道へ邁進する。
陸
陸仙vex製性を常にサポートする有能な調査
...このように、
勝利条件
鄴の兵糧がコンコーナー
尽きる日までやって
趙軍を退けろ、
鄴攻め秦趨連合軍賊
朱海平原
お風呂に
総兵数:120,000
先日目、右翼っては日に一人ずつ
将軍を削っていいく作戦に出る。
信が見事に長要を倒すも、残り
三将を一手に引き受けた将軍
亜光は先雲に討たれてしまう。
始皇十一年紀元前28年)
難攻不落の城・鄴を落と
すべく、王翼は城を包囲し、
この兵糧が尽きるまで、助
平成年度は残る国し、兵種戦に持ち込んだ『第一』の兵種が尽きるまでサービス
けに訪れる趙軍を撃退する奏軍。しかし、鄴が貯
蔵する兵糧は奏のそれを大きく上回っていた!!
飢餓が迫る案は、強行策を余儀なくされて...!?
邯鄲
週国の王都
太行山脈
兵糧はあと五
総兵数.88.000
『桓騎軍
総兵数:58,000
秦連合
淡兵数は開戦時のもの
兵器はあと
五日。
翔の
朱海平原
第3
週国第二の都市
福岡市が何回
奏軍侵攻経路
列尾
簡単の国際
王勲軍は既に突破
ぅ補給路を断つべく桓騎軍が包囲
頬からの援軍との戦いが続いてい
だが残りの兵種数で優位に立つ種
軍は現在沈黙中。
鄴解放軍
停戦状態
そういうことですから、そういうことにしても、そういうことにしても、そういうことによって、
兵糧
兵糧ノ底ガ近ヅ
舜水樹軍
総兵数:90000+犬式
兵数で劣る上、壁軍の兵糧庫が燃やされ食糧危機に陥った素軍。九
日目、逆転に望みを賭け、楊端和は三手に分けた軍勢をそれぞれ犬
井三兄弟にぶつける策を展開。運命の一日の行方は...?
相
楊端和車
公兵数...
あ
先制攻撃を仕掛けた鍋
利用に対し、邪水樹は
稼陽に巣喰う犬女族を
味方につけ迎え撃った。
壁車の
兵程度が
焼かれるなどとは
兵頓ノ底切近ヅシ奏車:進長セヨ生ォが急ご
大戎三兄弟討伐作戦
兵糧庫
焼き討ち
壁軍の兵器車が蝶水樹に燃やされ、食糧状況が悪化失意の壁だが、
お悪化。失意の懐だが、
自責の念がら挽回の機
を端和に輝い出る...!
家にゴ的猛ン一フの標男ネン化。は、ブ戦列は3つのタ
一フの、
兄弟を案軍。れぞれあるも
わもありが
兄茶れめ
この見案れぬタさ三るぞ留カま妹家事は...りのうに猫とハリを樹たウ!!
返すは仕事だとかに良かりますが、それをおれる
介たと見メ罠と討方をは
ここでそれは仕事は仕長かり禁水れすし、大と和に良かったなんだと見事にから分たと見メ感と詩方をは人豆持王をなの時仇一基和二
厄討王をなの壁仇、爽和二
.ー...消毒さんが
.こいつは、姉妹いいよ
結を誓
院の再集
あの女の父様は
カタリ
ゴたウ
あの
突撃だー
勝つ気で
いると
九日目夜、横陽
カロコロロット
というわけではないのですが、これからは、このようになりましたが、
アタシがよくって世を止んだ...娘子教の力を見せてやるかの?
思RモkH;璟民世
いやいいれ!!
四三組も2014年に
犬戎の城へ迫
別働隊も..
...
...
キングダムの
第570話・完璧なるお
る遭遇
..
ぐ
オラァ
「そし
よし今だ
殺...
バシュ
......何、何だ
ひ~~
(こいつは...)
...
ええ!
マッ
〈西の...〉《山界には...》
バキ
うぐ~~
こんな奴が
いるのか...
(こ...
くくく~
こいつは
まるで...
で
ててさく
〈野獣そのもの
じゃねェかよ
どちらも
ぶはずいぶらさって
え
...
.....
ガクッ
くそっ
やっとか...
ところで
もういい
バジオウ
!
うっ
(お前の
おかげで..
そその
(もう
十分だ
うわー
コクッキムケ
〈援けが
間に合った
ぞ!
!?
!?
なっ
......
え
猿共が
ロクよ
(バカな
笛は止めて
いたはずだ
え
ああ
くるりと
お前らの笛が
止まって
一瞬焦ったが
とくに~~
〈一帯のお前らの
動き方から
大体の方向は
つかめた...
でええーっ!!
それに...
何故か感じるん
だよなァ
...
仲間の悲痛な心の
叫びってやつはよ
!!
こちらでも
〈調子に乗るな
死に損ないばかりの
猿夫が
うあうっ!!
(ツダモ
山の王を
捕えておけ
ぢ
さて、
〈隊形を組め〉《返り討ちに
する
そう
ま、
!?
何っ!?
くあ~~!
他の隊も
来ていただと!?
ま
キングダムの
バッ
......??
その
ああ
タジフ〉
こいつら
俺ら楊端和族を
本気で怒らせ
やがったぜ
くくっ
(一人残らず
ぶった斬...
ブォー
!!
!?
だ
ドド
この音は...
ブォ
ブォー
...
ど、じ
ようやく
来られた
ようだな
ブォー
ブォー
(この森の
すぐ外だ
なんとか
(この気配...
数千は
来てるぞ
くり
へいや...
ブッシー
〈起軍だろう
リア..
(他の軍も
いる
!?
(違う)
〈危の軍!?
べヨー
どっ
ああ
くちゃ~~
あの趣味の悪い
角笛の音は...
(たしかに
わずかに
違う音が
あっ!
そーっ
あれは...
そー
〈隣で戦っていた〉
...
(フィゴ族の軍だ)
......
きゃあああ!!
〈瑞和の危機と聞いて
戦場を越えて来たが...
いえそれ
まさかこれは
犬戎王の軍か
!?
(者共)
うわーっ
犬戎王の
首を取れ
あのた
完璧では
ないか
そうなんです
この戦の勝利と
共に楊端和の股を
我がものに!!
(オオ)
!?
くっ、
敵襲っ
そう
敵殿だっ
どうして
右の崖から
敵襲!
?
トアクを
討って
来たか..
厄介な軍が
来たぞ
犬戎王
...
フッ笑わせるな
ム・
(反転だ)〈先に
2月15日
見苦しい裸族共の
皮をはぐ!!
ハハハ
雑魚が何人湧こうが
雑魚が何人
湧こうが
このロゾの
相手では
ないわ
してく
そのくらいで
...
いいタジフ
どうして
馬に乗れっ
第571話挽回の機
どうっ
もうここに
用はない
ぐる〜ん早く
早く
森の外に出て
くっく~..
(すぐそこで
始まってる...
もうすいな
(フィゴ軍と
犬戎王軍の
戦いの戦況を...
第571話・挽回の機
ズン
!!
フィメ
ッハハハ
とくらえ?
〈行けェィフィゴの
勇者共よ〉
とくも...
(犬戎王の
首を取れエイ
そ
(犬戎王を
殺せェェ
う~~ロゾは
どこだァ
!
!
2019年
遊んでやるわ
裸族共
...
(王はここに
おるぞ
......
(でっ
でかい...!
シアナアって
タント様より
さらに二回りは...
.....
...
ほぼ...
全角...
どうして...
左の戦場を
終えて来た
フィゴ軍か...
〜ッ
(頑張って
いるな
くそくだとって?
大我王の軍はまだ
〈いや〉《だが対する
無傷の精兵達だ
と〜〜〜っ
〈刻と共に
フィゴ軍の勢いは
無くなっていくぞ
ぐちょっと...
ならば我らで
フィゴ軍に加勢を
ンぐとっ
この戦力でか?
(それより
今のうちに端和様を
逆がさねば...
イ
ああ...
あれは...
!?
...
...
楊端和を追って
戦場を越えて
やって来たのは
フィゴ軍だけ
ではなく
反対側から
この男もー
ぎく
(ブネン様)
うわ~っ!?
(下の乱戦は
やはりロゾ様の
軍です
そして森から
出て来ている
あの小隊は...??
こちらもやはり
山の王根端和の
一団です
いや...
あの視線が
やるな
〈〈ロゾ様の軍を
こちこそで
相手に善戦して
おる
ところ
(まァ我らの加勢で
一気に終わるがな
ここですよ...
たか様炎和は
どうする
逃がすと面倒だぞ
山の王が
そう、
あそこに~~
するとこと
フネン様
私の隊で
楊端和を
捕えます
そうじゃ
(ブネン様は
ロゾ様の
援軍に
えっ!?
くそと~~
お前達は
王の援軍に
行け
そうです?
(俺が楊端和を
やる
そいやー
(三百騎
ついて来い
...くるっ
(...今やるって、7993)2
言ったよな...まさかプネン様
ロゾ様より先に
山の王を...
ドドド
くそマちゃんよ
そそんなことを
すれば我ら全員
ただでは済まぬが...
フネン様は
やりかねぬぞ...
(死王に
退路を
いや待て!
!?
(来たぞ)
いっしょっと来た
ふっっ!
端和様を
守れっ
〈前衛を
作れっ
ドガン
?
!?
!?
...
!?
〈そっ〉
!!
ハッ
キタリ殿
一人で
行きすぎだ
大丈夫かっ
ビントライアン
やっと
追いついたぞ
クソブネン軍がっ
くん!?
!?
なっ何だ
これは
こんな所で
大乱戦が...
......?
フィゴ族...
それと...
あれは犬戎王の
軍...!
そしてさらに
あそこには
楊端和...
......
......???..
.....
そうか
へ!?
端和殿!?
あっ
本当だ一端和殿が
あそこに
!?
なっけっ
ケガを
されて
いるのか!?
そしてそう
〈やっぱり
そういうことか
そして
(楊端和
へキ
ショウグン!
様陽の
決着の
刻と
うわっ
そもそ
はからずも
今日っ...
枝陽の...
えっ!?
決着...
しかし...これじゃね
今が
とも~~~!
(この標陽の戦いの
決着の刻だ!
ではまず
端和殿を
救いに
チガウ!
!?
ヒロイしてっ
(大戎壬ロゾの
首を取りに
行け!!
お前が
ロゾの首を
取れと
いや~~って!
私がカタリの仇
ブネンを討ち
機器利を助ける
どうっ
〈壁将軍
お前は...
えっ
...
〈楊端和は
最初から
この形を狙って
いたんだ
そうだよっ
仲間を信じて
自分の身を切る
作戦を...
コホ
えっ
(えっ)
じゃない
化物だな大戎王...
...そこで
〈確かにあいつらが
一大勢力になる前は
よくこの手を
使っていた
ちょっとっ
(この機に全てが
かかってる...
くすくまでいい!!
〈だがここで敵の大将
ロゾの首を取れば
全部帳消しにしてやる
ここで
ロゾを討ち
挽回して
男を見せろと
そう
(壁将軍)
そうだ!!
お前は戦いも
パッとしない上に
くぷくると...
〈兵糧を焼かれた
最低の男だ
お前は兵種を
焼かれた
クズだと
「場端和に...」とちょっと
そして
(我々に将軍壁が
男であることを
見せてみろ!!!
!!
壁隊
下の乱戦に
突撃するぞ
狙うは敵将
犬戎王ロゾの
首だ
オオ
どう?
〈メラ族は〉
(にっくきブネンを
詩つ!!
行くぞ!
キャッ
......
へキ
ショウグン
!?
!!
ええっ
武運を祈るぞ
!!
オオ
キタリ殿も
武運を祈るブネンの首と
端和殿を
任せたぞ
......
行くぞ
壁隊
オオ
どう?
〈何じゃあ?
む~~!
メラ族では
なく
キングダムの
ところじゃ...
あの頼りない
爽将の隊が
援軍となるのか...
反対の脳と
(フッ)
どうすく
(まァ
来ぬよりかは
マシか~~ッ
(ッハハ)
オオ
え~っ
......しかし
よくもまァ
〈敵だァ
とててろうなんだ
敵も味方も
皆が皆全員
ここまできれいに
楊端和の術中に
はまったものだ!
!?
イくん
「クハハハ
どう?
〈バカが
何を寝言を
言っている
ええ?
(策に
はまったのは
山の王の方だ
ピネち
ああ確かに
追いつめ
られている
城...!?
とうえ、どういう
「はめられたせいで
今楊端和は
追いつめられて
いるのだろうが
とる~!!
(お前達の城から
遠く離れた
この地でな)
!?
琴水樹様
どこへ!?
後ろの
超軍の元へ
戻るぞ!
!?
授軍を
呼びに!?
ならば
我々が...
フッ
舜水樹様!?
よいのですか
あの銀髪
軍を率いて
犬我の城へ〉
えくっここ
(我々は
助かりますか
構わぬ
それじゃないのか?
〈奴の軍が着くまでに
もし城を取れておらねば
この道別働隊にはその力が
なかったということだ!!
ダント様
くす
来ます!
こそこうして
貴様は死王の策に
二重の意味で
はめられておるわ
うそ~~~っちゃうもん?
楊端和は
城だけではなく
本陣から動くことが
なかった貴様の首も
狙っておったのだ!
そうでして
〈貴様こそ自ら
死線に出てきた
大バカよ
そんなことを言っても、
(死王に代わり
大族フィゴの王
ダントが貴様を討ち
この機陽の最後の夜を
終わらせるぞ!!!
キングダムの
エンボじィ
んじゃ
犬戎の城
檳陽城
カタリ
サバ来て
標陽
楊端和
カタリの仇
第572話「力
僚陽城城壁上
ふっ
〈急げっ〉
そう。全い止めろ
そっ
何で?
まあ
くそっ
え
どうなってる
コンと..
(この数の敵は)
って?
体どこから
壁だ
あいつら壁を
くすくて
登って来やがった
ととっと
城内の兵は
もういないのか
ここで
〈戦える者全員
呼んでこい
!?
こんっ
どうやって..
ええっ..
とにかく
城外に出た軍が
戻るまで
粘るのだ
オラァ
そうくっくそ
どうして
〈壁を登ってすぐの
この乱戦は
さすがにくるな
う...
〜〜っ
〈腕が上がらねェ〉
やっ
(ああ)
くそこで...
それに
思ってたより
残っていた敵が
多いぞ
押し返せ
ハッ
〈族長〉
何だこの
じじィ
くそくし
[弱音を吐くな】
そしたぞ!
外はもっと
苦労しておる
コツ
て?
エンボ様
コツ
!
殺せェ
(族長ォ
青猿!
?
赤猿!
ぐっ
やっと登って
来たか!!
〈儂の守りは
よい
()
行け!
よく?
何だこの
大男二人は
殺っ...
(ギャ
(よし!)
二人に
続け
...
(一気に中まで
制圧するぞっ
オオン
...
キングダムの
日の出までに
必ず城は取る...
じゃから
お前達も
必ず入城しに
来るのだぞ
さく
ダント様
くそォ
そうロゾを殺させた
殺せェ
!
...
に...
人間か...
この男は
...
ギッ
......っ
ひるむな
突っ込め
我らの手で
犬戎王を
討ち取るのだァ
オオ!!
...
ロゾ様に
近づけるな
オオ!!
ここで
ブネン様
あれを
楊端和:...
そして
〈端和様...〉
くそくそっ
(あれは...
隣の戦場の将
フネンです
どうすればって
そしてそれを
追ってきた
メラ族
...
カタリの姿が
ない...
!
〈ブネン様〉
(後ろにっ
よくこの
〈意外と早く
会えたな
「クソ
ヤロオ
ち
(行け)
!?
!?
!?
!?
ことをすく
同じ手で
族長を二人も
失うわけには
いかぬ
やはりキタリは...
メラ族はカタリを
失った...
だから
ボロボロの
メラ族の方が
士気の高さで
フネン兵を
圧倒している..
......
...
そのとき
クソはやっぱり
最後まで
クソなんだな
そ
キタリ
速い..
なんてもん
じゃない...
あと?
カタリは私の
十倍速かった
...
そしてやっ
【カタリは私の
百倍強かった)
!?
なのにお前
なんかに...
そ
行けッ
っ......
ある
【お前なんかにッ...
死んで詫びやがれ
クソヤロォ)
ドジャ
キタリ
第573話、立ち向かう者。
キタリ
(キタリ)
(キタリ
兄者...
キタリ
(...キクリ
いーキクリ
ああ
フネンを...
キタリ殿が
カタリ殿の仇を
討ったのだ!!
メメ・ダント様
(ああ)
...
メラの週中
やりおった
ようだな
壁様
メラ族の
方が
あれは...
やったな
キタリ殿
...フッ
あとは...
そうです
(この犬の大将を
討つ香だが〉《ゆったり》
(思ったより骨が
折れそうだのう
ミキィ
ドガラ
第573話、立ち向か
ええィ
(どけェい)
ところで、
俺がフィゴ王
ダントである
~~
ダント様
ブフ
ダント様
(`)(王
えっと
(たかが一つの
族の長が
王を名乗るな
(下郎が
ドゴ
ドガガ
何ィ!?
王!
ゴフ
これからは...もう
(貴様らは
西の山界で
山の民などと
ほざいておるが!!
...
もとをただせば
犬戎こそ
貴様ら西戎の祖〉
(つまり)
1007年5月21
(我こそ責様らの王
大戎王ロゾである)
ひっとこと!?
(王に刃する
愚か者共が
どんな目に遭うか
こんなこと?
(その身をもって
知るかいい
キングダムの
...
楊端和〉
久々に...
ええっと...
(無茶な
戦いをしたな
楊端和
キタリ...
え
それは
言いっこ
なしだ
なっぴー
まだ戦いは
終わって
ないぞォ
...すまぬ
くそっと
そのせいで
お前達は
カタリを...
くすぐ
それに仇は
今討った)
くそ!
あとは...
これ!
もう俺達に
後はない
手をく!
「フネン様を討たれ
敗走しては
インタビュー
(俺達も
城にいる家族達も
皆殺される
「そういうことです
俺達には
あそこにいる
楊端和の首を
あげる以外に
道はない
すの
行くぞォ
何とでし~
何としても
楊端和を
殺せェ
よう(オオ)
くそ
まだ来るぞ
いやー、
(数は
奴らの方が
多いぞ
「安心しろ」〈お前達は
楊端和を守ると
あいつと約束した♪
ぐっふ〜〜っ
メラ族が守る
......
お前も
約束を
守れよ
壁将軍!
ロゾの背を守る
親衛隊の強さが
尋常ではない
しっしかし
早く抜かねば
......
くそっ...
ロゾは
すぐそこなのに
これ以上
前に進めぬ...
正面からロゾと
やり合ってる
フィゴ王がもう...
...
ど?
ダント様
フッ
!
えっと〜っ
(王の一撃は
岩より重かろう
「クハハ
(何が)(王か)
しゃくさい!?
(一体何百年前の
話をしているのだ
貴様は
という
何が祖か
そうです
(貴様ら
犬戎と
そうです
(我ら
山の民は
大きく違う
【貴様らは】
(この平地の中の
孤島・横陽に
留まり続けたが
くんっくっ
我らは
西の大山界で
覇を争い戦い
続けてきた)
〈留まるお前達と
違い
我らは
そもそも、
(それぞれの夢に
立ち向かう者
くすく!
共に戦っている
素軍も)
そう
〈立ち向かう者だ〉
そう
(だから我々は
加勢して
ここにいる
フィゴ王
そやくてやう
(勇者共の王ならば
立ち向かう道を
示さぬかロゾ
いつまで!!
(山界の王
楊端和のように
(何が岩より
重いか
という
(立ち向かう者共の
刃の方が
一千倍重いわァ〕
...
.....
ダント様ァ
クッ...
いい加減に
せぬか..
これだけ囮になっておるのだ
さっさと来ぬか平地の将
オオ
プッ
ゴッ
壁様っ
愚か者が
フクブク
ビク、
ビクン
ドッ
!
逆に平地の将を
囮にしてっ
...っ
とって
ロゾ様が...
落馬だと!?
くてっ
分かっておる...
ダント様
そも
この機をっ
ゴフ
!!
...
(下郎が
?
........
仕方ない...
そんなのは
(やはり今宵の
英雄の座は責様に
譲ってやるわ)
という
(壁将軍)
ルアア
第574話解放者
(フッ)
ウォオオオ
そっ!?
ようやく漢に
ってこ
(なったではないか)
...
一人騒がせな
平地の将め
・っ
壁様が
ロゾをっ...
犬戎王ロゾを
討ったぞォォ
ウオオッ
うっ
ううっ
壁様がアァ
第574話「解放者
うぐううっ
壁様っ
聖将軍
ん!バ...
バカな...
...
あの
ロゾ王が...
へキ
ショウグン
......
ヘキショウグン
あっ
ヘキショウグン
壁様っ
ヘキショウグン
壁様っ
バタン
うんと
ロゾ様が
言ったれす!?
へキ
ショウグン
なっ...
......
へキ
ショウグ・
へキ
ショウグン
ってく
(そんな
ハカな!
へキ
ショウグン
...
あのロゾ様が
そ...
死んだ!?
......
んっ
「あいつが...
〈だな...
(やった
みたい...
...ああ
いるさっ
〈まさか本当に
やるとは〉
(3ウソ...
そうみたい
だな...
...
.....
チビ?
(端和様)
そこで
(この場はもう勝利に
向かうと思われますが...
いい!!
〈問題は
ここから
どうするかだ:
ああ...
犬戎の城が
襲われている
ですと!?
ああ
楊端和は囮で
潜んでいた
別働隊力坂を
攻めている
し...しかし
守備が少ないとはいえ
軍で攻めても
あの山城は簡単では
ありません...
ああ
だが奴らは
こちらが思わぬ
戦い方をする
とにかく戻らねば
夜が
明けた..
あの城を取られては
厄介なことに...
別働隊如きで...
...
!?
何か..
様子が..
変だ...
......
あれは...
犬戎...
ではない
そうか
んっ私か
~~
ヒョッヒョ
ところ
思ったより
遅かったのォ
くくっ
〈趙の
アホウ共
し
舜水樹様
これはっ...
あ...
あんな数
一体...
違う..
あれは小隊となって
散っていた全てが
集結した数だ
あ
あれ全てが
別働隊!?
......
楊端和の救援が
少ないとは思ったが
他は全て城を
目指していた...
舜水樹様!
後ろより
犬戎軍が!
よし
奴らの力を使って
城を取り戻させれば
いやいじゃ!
エンポじィ
犬戎軍も
来たぞ
......
>ひ♪(弓を得たら
構えろォ
~~
いや待て
何っ!?
えっ
あれっ!?
またしたの
死王が
犬我を
率いてる!?
〈何だ一体〉
こっち
儂が行こう
...
ひと!!
どういうことだ
「くすっとち~~
〈大戎は西の山界の王
楊端和につく》
己にこく
(理由は
いくつかある
ちゅっとっ
〈我々は
ロゾ王を失い
城を失い敗れた
うひとくっ
〈だったら城は
力で取り返せ
そうは
いかぬ
「そんな?
中には家族が
人質となっている
さてそんな
とにかく
話を聞け
舜水樹
「いじょす、コレクタ」と
〈我々が城攻めをしても
山の民は
城内の女子供に
手をかけぬことも
分かっている
コピ!
やらぬよ
そしてそんな
我らは
ロゾ様に圧政を
敷かれていたが...
そっ
ならば
やればいい
くすぐらいと
〈超のお前達は
それを知っていて
無視していた
こっく!
(まさか
貴様ら...
~......ああ
なんといいのです!!
(楊端和は
我々が望むなら
〝解放者〟になると
申し出た
そんなこ
【支配者ではなく
仲間になると
し
バカな
そしてどうか
〈奴は侵略者で
今はお前達を
利用しようと
しているだけだ
そう...
利用されて
いるのは
分かっている
そうそうです
だが後々約束を
反故にして我々を
支配はすまい
くくぁぁぁっ...
そんな奴なら
あれ程の屈強な
山界の多民族共を
一手に吸収できる
はずがない
...そうすれば、
北の大族”匈奴”に
縁を持つ貴様ならば
言っている意味は
分かるはずだ
...
そこでどうしても
〈ここまで戦っておいて
いきなりうまくいくとは
さすがに思っては
いないか...
ローン?
(だが恐らく
楊端和は
そして
我々犬我に
とっても...
コメン
(王たる王だ」
はぁぁぁっ
とにかく
お前達も敗れたのだ
舜水樹
〜っっっ
今すぐ
この地を去り
え~っ
(鄴ではない
方向へ行け
.....
そのように
そうせねば
犬戎がまずお前達と
戦わねばならぬ:
標陽戦
十日目
標陽城を
山の民軍が
占拠
趙軍が離れた後
まだ外にいた
山の民・壁軍も皆
城に入り
そして
まずは
こんな
入口が...
趙軍は
椋陽を離れた
食べ物に
ありついた
うまい
う...うオオ
うまいな
こっちにもくれ
うっ
ううっ
.....
しようぞだ
ひ...うそだに
くれ
2.2コ
ピゴ
どっとしかしたんだよっ
大丈夫なのか
楊端和
とてどこ
「クソ犬我と
こうもあっさり
和眩なんか
(今はいい
いい...
もしもぐ
お互いまだ
八つ裂きにしたい
相手だぞ
~~~
(犬共は
裏切るぞ
それじゃ
どうだろうな
とるでどこ?
警戒はしている
今も入城を
許したのは犬戎の
ごく一部だ
ところです
犬だがそう言っていた
メラ族も今では
頼りになる仲間だ!
(ケッ
ところ
(何でそこは
いつも能天気
なんだよ
ヒヒ
(死王とか
いかつい
異名なのに
いいでしょ?
あとは去って行った
趙軍の動きも
見とかないとな
その
あいつらが...
ん?
へキ
ショウグン
フフッ
目が覚めたか
英雄...
へキ
ショウグン
へキ
ショウクン
へキ
ショウクン
へキ
ショウグン
ど?
〈ハハッ〉
...
老人みたいに
ヨボついている
たっ
壁...
...
端和殿...
バハハハ
第575話「届かない指示
そうとしても
〈ロゾを討ったところを
全く憶えていない
だって?
...そんな
(ッハハ全く
お前らしいな
壁将軍
それだけ
必死だった
ということだ
壁将軍
らしいと
わっ
笑いすぎだぞ
キタリ殿っ
しかしあの場で
ロゾを討てる者は
他に居なかったで
あろう
...
男を見せたな
壁
本当に
よくやった
た...
端和殿...
......
兵糧を焼かれた時は
実はブチ切れて正直
世界はしてさらそうかと
思ったがそうしなくて
本当によかった
チ、
えっ
で(今)
ると
端和様
あ
シュンメンと
タジフ
どうっ
静かに
息を
ひ~っ
バジオウが
~~~
引きとり
ました...
キングダムの
冗談で
手当てしてくれて
そっ
(ってのは
こ〜〜〜ってやっ、
今、〈ロコ族の長老目ら
とりあえず死には
しないだろうと...
えっ..
〈痛いっ〉
っと...
(冗談ですって
痛いっ
その位で
ハンス俺も重傷って
ギャー
じゃんこん.〈死ねバカ鳥
〈死ねバカ島シュンメン〉
ノジオウ!?
無事だと
そうか...よかった
あ
ああ
ありがとう
タジフも
お疲れ様だ
へキ
タジフ
十日間
激闘だった
な...
......
本当に...
激闘だった...
勝って
よかった..
本当に
キングダムの
勝って
よかった..
.....
ううっ
もぐさっ
(だがまだこれで
終わったわけじゃ
ないぞ
?
へ...!
その通りだ
さそっ!?
〈視陽を取ったのは
そのための擬議に
すぎない
そうです
この選任は
あくまで要所の
〝鄴〟を取る戦い〉
じゃあそうですか
本来我々は
あの銀髪の超将の軍が
類を解放するのを
阻止するために来た!
...
ここを離れた
あの趙軍が
鄴へ向かうなら
大挙して出て
その背を討つまでだ」
だが報告では
趙軍は鄭へ向かわず
逆に列尾の方向へ
向かっているそうだ!
!?
列尾へ!?
とかっ
(列尾と
いえば...
キングダムの
〜〜〜っ
〈途中で通過した
王都圏の
出入口だ
それはつまり...
(ああ)
くそば!
あの銀髪は
繋が落ちぬことを
確信し
そうじゃあ
窮した我々が
脱出出来ぬように
門を閉ざしたと
いうことだ
邪が...
落ちない
...!?
端和様
オーキング...
(フィゴ王とエンボじィが
早くねぎらいに来いと
騒ぎ出しました
といって
〈頭をなでる
約束だと
すぐに行く
ちじっそー
〈だがそれは
あくまで奴らの
読みだ
と〜〜〜っ
〈我々は友軍を信じ
あえて~~
「鄴陥落を信じて」
(ここで待つ)
と〜
...
〈役割は
変わらぬと
いうことか
ところでしょ
(あの銀髪が鄴へ
向かわないように
目を光らせておいて、
じゃあ
(そういう
ことだ
......
...
「いざという時のために
最大限力を回復して
おく
そこでこんな
とにかく
今はひとまず
ここの勝利を
皆で喜ほう
椋陽を取り
我々は食糧問題を
解決できたが
あとの二軍は
そうでは
ないはず...
キングダムの
かと言って
ここから兵糧を
二軍へ送ることも
出来ぬ...
兵糧どころか
道は完全に封鎖され
二軍の情報すら
入ってこない..
鄴を
包囲している
桓騎軍は...
李牧を止めるべく
北上した王聖軍は
どうなっている
信...
お前達の勝利を
信じているぞ...
コン
王聖軍に
入って行った
信達は...
カンベイ
...
ぐおあっ
大永王に
やられた
話を...
カンバイ
う
ぎょ
業
わたわけははは
お頭
またちょっと
問題が
どうも最近
兵箱の減りか
計算と合わないと
思ったら
クオ一家の奴らが
ちょっとずつ
兵糧康から
くすねてました
んー?
ククッ
さすがに元は
盗賊集団
だからな
笑い事じゃ
ありませんよ
次が出ないように
砂鬼一家を使って
見せしめにしますが
よいですか?
それと
ゼノウ一家
なんですが...
これ以上
食いもの減らしたら
兵報庫ごと
強奪すると
脅されましたが
どうしま
しょーか
しゃーねーな
...
んなことしやがったら
全軍でゼノウ一家を
潰して一人残らず
食い殺すと伝えろ
私が
伝えるのですか
それ
死んでこい
隊論
兵権の残り
桓騎軍も王翦軍達も
ああ
.....
こっそり
幹部だけ
逃げませんか?
逃げ場が
あるなら
苦労ねーよ
ったく
何かなければ
あと三日ほど
です
それに
しても...
王翦の手下共
もたついてんなー
ノロマが
朱海平原
秦軍右翼対
趙軍左翼
飛信隊
歩兵団
押し
負けるな
進めェ
オオ
玉鳳隊本陣
飛信隊歩兵団が
前に出ました
奴ら本格的に...
本当から...
王殿様からの
伝令はまた
来ぬか!?
玉邸の
本隊も出るぞ
!
賁様
!
ハハァ
まだです
あっ玉鳳
本隊が出たぞ
朱海平原
飛信隊本陣
前日にあたる
九日目に
.....
右翼の将亜光が
馬南慈・尭雲に討たれ
重傷を貫い
起き上がれぬ状態と
なったことは
中央軍本営の大将王殿に
伝えたが、その後翌日に
なっても指示はなく
右翼は将不在のまま
十日目の戦いを
迎えざるを得ない
状況となった
...まさか
王製将軍は
我々を見殺しに...
だったら何で
未だに何の
指示も...
分から
ないよ
それは
絶対にない!
あっ
歩兵達が
苦戦しだしたぞ
右翼が負けたら
この朱海平原の
戦いそのものに
負ける!!
出るぞ
騎馬隊
信っ
ルアア
ボホッ
大将の指示待ちっつー
一番気持ち悪ィ状態で
始まっちまった
いい対処法が
見つからねェなら
ねェで
何かその場しのぎの
指示くらい送って
来いよ
一体何考えて
やがんだ
王翦将軍...
第576話「王蟻の下知
ハーーーッ
ハーーッ
い
朱海平原
十日目終了
しっ信ー
大丈夫かー!?
隊長ォー
ブハッ
第576話「玉藻の下先
......
宿営地に
戻るぞ
全軍反転
戻るぞォ
...
行くぞ
ハ!
馬南慈様
尭雲・趙袋龍軍が
退かります
フン
儂らも
退がるぞ
ハノ
......
.....
隣の
岳嬰軍にも
声をかけてやれ
十日目の戦いは
大将亜光不在の
素軍がむしろ
善戦してみせた
玉鳳隊:飛信隊も
もちろん奮戦したが
それ以上に、将が不在と
なった亜光軍そのものが
大いに気を吐いたのだ
亜光という絶対的な
士気の支柱を
現場は失い一気に
瓦解する不安もあった
亜光軍であったが
揺らぐことなく
力強く十日目を
戦い抜いたところに
王製軍第一軍としての
誇りと底力が
垣間見られた
戻るぞォ
だけど明日以降も
同じようにいくとは
正直思えないよ
たしかに今日の
亜光軍の戦いは
立派だった
そこは涙が
出そうだよ
でも
兵一人一人が
無理を
しているのは
間違いないし
将不在のままなんて
戦い方が長く続く
はすかない
やかましいぞ
軍師もどき
お前が仕切るなと
言ったはずだ
敵も今日は
気を吐いた亜光軍の
様子を見た形に
なったけど
明日は本腰を入れて
くるかもしれない
昨夜はもう
今日をしのぐことしか
考えられなかったけど
今晩はこれから
どうやって戦って
活躍を開くのかを...
......
じゃあ一体
誰が仕切るんだよ
...
我々は
...
全兵士が
そう思っている
いついかなる状況に
陥ろうと士気を下げす
常に力を出しきるよう
亜光様から
練兵されてきた
亜光様不在で
あろうと
明日以降も
同様に戦う
.....
...だが
実際は明日は
飛信隊軍師の
言うように
今日ほどの強さは
示せぬだろう...
亜光様不在という
異常事態に心揺らがぬ
兵など一人もいない
いるはずがない
我々には..
この右翼には
新しい将が
必要だ
!
ちょっ...
まさか
若君
!
亜光様に代わり
この軍の...
いや右翼全体の将となり
指揮を執って頂けませぬか
...ファン...
なっ何で
お前らも
そうなるん
だよ
麻鉱軍と
いい
てかいい加減
お前達の中にも
いるだろうが
将校ってのは
.....
今日までの
戦いふりを
見ても...
三年前の著雍の戦い...
あの裁火龍との大戦でもご
若君の策で
勝利に至ったことは
伝わっている
その三軍で...
同日同剣に
二点を緊破する!
それ以上の
策士にして将は
我らの中には
見つからぬ
魏火龍戦
それに左翼の
将となった蒙恬と
王賁様とでは
我々にとっては
大きく意味が
異なる
王翦様の嫡男である
賁様が我らの将を
務めることが
どれ程心強いことか
どれ程
嬉しいことか
今のこの苦境を
打破し右翼を
勝利に導けるのは
若君王賁様
だけです
勝手に
盛り上がるな
うぐぅっ
右の将交代は
総大将王殿が
決めることだ
もちろんです
なっ
何ィ
何を勝手にっ
返事は
すぐに来ます
故にすでに
将を責様に代える
要請を本当に
送っています
いやお前は
関係ない
王翼様より下知を
頂かば
この右翼の大将を
引き受けて下さいますな
若君...!!!
......
総大将の
命令に
従うまでだ!
宜しく
お願い致します
ぐぅっ
程なくして
本営総大将
王翦からの直令が
右翼の下に届いた
きっ
来たかっ
よしっ
王翦様より
伝令です
将亜光不在の中
右翼の奮戦
心から感謝する
だが明日は
敵も更なる
攻めに出て来ると
思われる
故に..
故にこのまま
士気を下げず
一層奮戦すべし
いっ
以上!
!?
!?
!?
!?
なっ...
何っ...!?
将交代の
話は..
責様を将に据える
話はどうなった!?
以上っ
以上だとっ
わっ分かりません
王翦様はそれ以上
何も
バカなっ
騒ぐな
〝現状のままで戦え〟
というのが
総大将の命令だ
右翼は
従うまでだ
他に何か
ないの!?
だから
以上だとっ
各自本陣に戻り
明日の戦略を
考えろ
あっ
そんな
バカな...
体..
何をお考え
なのだ
王翦様はァっ
......
.....
くそっ
本当
テン
ああ
おかしすぎる
やっぱちょっと
おかしいよな
王製将軍の
今回のは...
左翼はあっさり
蒙恬に代えといて
こっちは代えない
なんて
何考えてんだ
王翦将軍はァっ
ムカつく奴だけど
正直王賁の才は
蒙恬と同等か
それ以上だ
しかも王賁は今
亜光軍全兵から
望まれている
誰がどう考えたって
王賁を右翼の将に
据えた方がいいに
決まってる
ムカつくけど
なのに何で...
.....
わりィ
ちょっと
小便
うん
え?
そういや...
前から
変だ
あの
二人は...
王殿将軍は
本当に右を
重要視してない
のかもしれない
蒙恬と蒙武の親子が
相性悪ィのは
何となく分かる...
でも
だとしたら
大バカだ
だが王製と王責は
何か...それとは全く、
違う感じがする...
よく分かんねェが
そんなんで今
おかしな感じになってんのなら
何とかしろって
直接あいつに...
...
さすがに
此度の采配は
理屈に合わぬ...
.....
やはりこれは
ただの父子の
確執ではない!!
言うな
関常...
ここまでくると
一部でだけ
噂されていることが
無視できなく
なってくるぞ
責様も自分で
疑われていることに
気づいている節もある
やめろ
関常
工事様は今でも
資様が自分の
本当の子ではないと
疑っている...
関常っ!!!
え!?
第577話、赤の他人
...
...
王親様は今でも
資料が自分の
本当の子ではないと
疑っている...
キングダムの
関常
...
え!?
?
しまった
俺とした
ことが
飛信隊信...!!
なりによって
こいつに...
...
何だ
今の話は
あいつが王翦の
子供じゃねェって
一体どういう
ことだ副官じじィ
バカ
声が大きい
.....
......
そんな話は
一切して
いない
お前の勝手な
聞き違いだ
よいな
勝手な聞き違いを
他で面白おかしく
話すなよ
キングダムの
すっこんでろ
ヒゲモジャ
俺はそこの
番陽じじィと
話をしてんだ
王一族に
仕える者として
飛信隊信で
あろうと
そんなことは
絶対に許さぬぞ
...
王翦が自分の子供
じゃねェって疑ってて
それを王責も
気づいてる節が
あるって...
.....
それじゃァ
あいつは...
だから
何の話だと
言っているのだ
もういい
関常!
!?
もういいとは
どういう意味だ
番陽
中途半端に
聞かれておかしな
吹聴をされるより
この男には
ある程度説明して
やる方がいい
番陽
この
男は
完全に
部外者だぞ
...いや
関常...
いよいよ戦況は
予断を許さぬ
明日我々が
戦死しても
おかしく
ない...
そうでも
ない..
貴様の抱える苦しみを
知る者が責様の周りから
居なくなってしまう...
それは...
それだけは...
正気か
だから
何だ...
よりによって
こんなことを
飛信隊信にっ...
よいな
今から言うことは
死ぬまで他言せぬと
誓え
何だよ
そんなにヤベー
話なのか
実はあいつも
戦争孤児とかで
王殿の養子に
なったとかか?
そんなバカな
話があるか
資様を
どこぞの元下僕と
一緒にするな
バカが
キングダムの
しかも養子なら
疑うも何も
なかろうか
バカが
ぬっ
責様のお母上
朱景様は
貴族中の貴族
関家の姫だ
教養もあり
才女にして
多くの求婚を
受けたそうだ
王一族も名家中の名家
両大貴士族の婚姻とあって
参列者は何千人にのぼり
婚礼の宴は三日三晩続く程
であった
結婚から
程なくして
朱景様は
身ごもられた
無論腹の中に
いるのは
責様だ
朱景様は
工事様との婚礼の前に
好いた男がいて
その男の種を描した
状態で工事様と
結婚したと
だが、出産を
目前にしたある日
妙な噂が流れた
下らぬ
噂話だ
だがお二人に
とっては不名誉
極まりない噂話
が
しかし
朱景様は
そのことに関して
固く口を
閉ざしたという
えっ
えっ?
周囲は当然
朱景様に
すぐに問うた
!
...
俺もそこまで
詳しい話は
知らなかった
キングダムの
後も
当時のことは
詳しくは
知らぬ
儂の知っていることは
全て責様の教育係を
引き受けた時に
虞寧様から教えて
頂いたものだ
.....
とにかく朱景様が
口を閉ざしたため
その真偽が不明に
なってしまった
じゃあ
その母ちゃんから
無理矢理聞き出しゃ
いいじゃねえかよ
朱景様はもう
生きていない
それは
かなわぬ
えっ!?
朱景様は
ホギャア
姫様
貧様を
生み落として
すぐに
ホギャア
ホギャア
朱景様
亡くなられ
たのだ
姫様ァっ
ホギャア
ホギャア
決して有り得ぬ
ことだが
もし貴様の父上が
王聖様ではないと
したら..
王翦様にとって
可村は...
愛する妻の
命を奪った
赤の他人と
いうことに
なるのだ
スー
河了貂...
河了貂
うわっ
楚水...おはよう...
大丈夫
ですか?
...うん
どうしたの
まだ暗い...敵襲!?
まずいこと
になった...
配給の準備に
亜光軍に
行ったのだが
えっ!?
亜光軍の
蔵が...
え?
右翼の蔵が
底をついた...
兵糧が
尽きたのだ!
そっ...
それは
どういう
ひょ...
兵糧が...
食べものが
無くなったと
いうこと...
えっ!?
えっ!?
亜光軍の
予備は?
しかし
本当に最後の兵糧故
飛信隊に回す分は
ないと
...
河了貂
飛信隊にも
予備が?
緊急時の
予備の兵糧は
切りつめて
二日分と...
えっ
もちろん
あるよ
本当の緊急時用に
切りつめて一日分...
さらに切りつめて
二日分にできない
こともない
キングダムの
でも...
それで本当に
最後だ
いよいよ
きつくなって
きたな
河了貂
うん
朱海平原
十一日目
くうぅっ
まっ負けるな
大分...
弱って
るな
急報
尾平隊が
救援を...
ケガと疲れと
空腹じゃー
なー
いいよ
オレが行く
松左
どうした
飛信隊
そんなものか
ぬぐうっ
大丈夫
今日も派手には
来ないよ敵は
今日はな
松左隊が
半分出て
尾平教授に
中鉄隊は
まだ粘り強く
戦っています
花布隊も
奴を死守して
います
いや...
思ったよりも
味方が
頑張ってる...?
向こうが
来てないんだよ
明らかに趙軍は
様子を伺いながら
戦っている...
向こうはこちらの
兵糧があと少しだと
気づいている
気づいてるから
適当に攻めてきて
こちらの体力を
さらに奪っておいて...
明日か
明後日!!
くらいから
本格的に
狩りに
出て来るのは
間違いない
分かってる...
分かりきってるから
体力が残っている
今日・明日で
この右の戦場を攻略しないといけないのに
この右の戦場を
攻略しないといけないのに
全く
何も出来ない:
全く何も出来ない...
亜光軍・飛信隊・
玉鳳が
今にそ
力を合わせないと
いけないのに..
それもできない
今はただ
虚しく
兵達の血を
流させて
いるだけだ...
だけど
打てる手が
ない
兵糧も本当に
あと二日で
無くなる...
本当の王翦が
何かしてこない限り
もうここは
八方垂がりだ
テン
見ろよ
へ?
あっちだよ
へ?
王賁.....
......
何で
あんなムダな
ことを...
趙軍の本番は
明日以降
なのに...
ムダじゃ
ねェよ
?
敵が明日以降に本腰
入れて出て来んのなら
その力を今のうちに
削いどこうってんだろ
少しでも
あいつは今
やれることを
やってんだ
...
坊ちゃんの
くせに
あがいて
やがる...
テン...
俺らも今
やれることを
やるぞ
...
うん!
騎馬隊
出るぞォ
玉鳳なんかに
後れは
取らねェぞ
オオ
第578話明日までに
...
あっ
くっ
ブホッ
ルアアア
第576話「明日までに
ハッ
...
ハッ
ハッ
チッ
ハッ
このくらい
に...
ハッ
ハッ
しといて
やるか...
ハッ
......
賁様
ああ
ここまでだ
戻るぞ
ハハ
...
我龍
尭雲か
やはり
明日か...
ああ
そうだな
奴らにはもう
兵糧が
ほとんどない
自滅を前に
明日が恐らく
手を打てる
最後の日
だが亜光を失い
どうして
いいのかが
見えぬ奴らに
本営王翦からの
援軍が届く
気配もない
体力も士気も
下がった明日を
逆に狙うか
ああ
本当に飢えが始まると
人は違った闘志が
生まれる
その前に全滅させるか
戦力をほとんど
潰しておく
...このまま
沈むと思うか
秦右翼は...
...
ああ
王翦からの
何がしかの
助け船”か
なければ
確実に
この敵は
無残に
敗れ去る
十一日目の夜
右翼亜光軍から
王製のいる中央軍本堂に
再三指示を仰ぐ伝令が
送られた
亜光様の意識が
戻る気配はなく
右翼から
伝令である
王親様にっ
伝令をっ...
兵糧も
あとわずか
我々だけでは
立て直しは
難しく...
投車とまでは
言わぬにしても
若君の...
右翼の大将に王貴様を
据える許しさえ頂ければ
我々はまだ士気を...
うぐぅっ...
分かった
王翦様にその旨
しかと伝える!
だがその涙の訴えにも
王製が応えることは
なかった
日に日に
小さくなる
豆干に対し
急がず
十分
ふやかして
食べろ
一方右翼の現場では
あと二回あるかとうかの
配給が行われた
文句を言う者は
一人も居ない
兵糧が尽きかけている
ことを察している
兵士達は今日また
配給があることに感謝し
静かに列に並んだ
そして
飛信隊の
兵糧管理をしている
河予貂は
明日の夜が最後の
配給であろうことを
知る苦しさと
その中で
敵を攻略する術が
見出せぬ悔しさに
顔を歪めた
明日だ
明日何かしないと
もう本当に
手遅れになる(
でも...
一体何を
どうすれば
これはもう
軍略がどうこうじゃない
状況に陥っている...
我々からも
王都将軍に
伝令を送っては
いや
もう何度も
送っている...
...
.....
ジャリ
?
王賁!
...?
...
ンだよ
またテンに話なら
天幕の中に
いるぞ
.....
...いや
お前に
話があって
来た
ちょっと
顔をかせ
えっ!?
.....
...そういや
こいつと
二人きりで会うの
初めてだな...
...俺の
予想では
大将王殿は
このままこの右翼に
指示を出すことも
授軍を送ることもない
王郎様は今でも
貴様が自分の本当の
子ではないと
疑っている...
何だよ
話って
...
ああ...そうみてェ
だな
だが兵糧の配給は
明日の夜が最後だ
その二日のうちに
この右翼は将不在の中、
敵左翼を撃破せねば
ならぬ
んなこと
分かってる
分かってるから
うちの軍師テンは今
ラーラーうなって
攻略法を考えてんだ
もはや戦術で
どうこうなる
状況ではない
!?
.....
何!?
将を失ったままの
亜光軍は敵味方の
予想を超えて
奮戦している
!
だからそれが
分かってるから
テンは今
必死に戦術を
が
あれ以上の戦いは
望めぬ
そんな
都合のいい
戦術など
ありはしない
ならば敵左翼撃破の
鍵を握るのは
玉鳳と飛信隊の
二隊だ
えっ
もはや
必要なのは
戦術ではない
明日までに
必要なのは..
隊の〝覚醒〟だ!
隊の
そ
それって
一体どう...
......
?
覚醒!?
隊士一人一人を
さらなる高みに
進化させて
隊そのものを
一気に今より
強くするのだ
...
!?
!?
強く
するのだ!
じゃねェだろ
しっ
しかも
はァ!?
んなこと
できるなら
誰も苦労しねェし
そうだ!
何無茶苦茶な
ことを...
明日までに
だと!?
明日
負ける!
なっ
それが
できなければ
この右翼は
援軍も指示も
来ぬのなら
この右だけで
眠えと
いうのなら
これ以外に道はない
玉鳳と飛信隊が
一夜で覚醒し
敵より強くなる
以外に
勝つ道はない!
中心となる
亜光軍が頼みと
ならぬ今
.....
その
一夜で覚醒って
どうやるんだよ
しかも一夜で
どうやったら
できんだよ
...んなこと
言ったって
飛信隊は練兵しまくって
ここまで精度を上げて
今回来たんだ
ここから
さらに
進化って...
ザッ
王賁!
知るか!
いいな
飛信隊は
お前の隊だろうが
むっ
王賀
お前ちょ..
ザッ
ザッ
オイ
飛信隊を覚醒させる
ことができるのは
隊長のお前だけだ
お前の役目だ
無茶苦茶
言ってんじゃ
ねェッつってん
だよ
何が何でも
明日の開戦までに
やっておけ!
...
ちょっと待て
王賁
てめェは
どうなんだよ
てめェは
どうやって
玉鳳を覚醒させる
つもりなんだよ
それは
俺も今から
考える
貴様には
関係ない
ことだ
なっ
いいな
明日まで
だぞ
ちょっと待てよ王賣...
お前いきなり来て
ワケの分かんねェことを
ま...マジで/
ふざけんじゃ
ねェぞ.....
その夜
遅くまで信と王責は
隊覚醒について
考えたが
結局何も
思いつかなかった
十二日目の
開戦直前に
二人は
しかし
玉鳳・飛信隊
それぞれの隊の
覚醒のスイッチを
入れることになる
第579話十二日目の朝
おい
行くぞ
起きろ
連戦の疲れと
空腹と
大将王邸が
右を見捨てて
いるという
噂も広まり
十二日目の朝の
兵達の足取りは
今までで最も
重かった...
おはよう
ございます
尾平三什長
んー
...
あ信だ
あ信だ
信
ありゃ?
気づかないか
信
お
気づいた
.....
あれもう
行っちまった
いいよ隊長は
忙しいんだ
朝から
あいつの顔見れて
少し元気出た
.....でも
何か信変じゃ
なかったか?
ドガラ
毛順その手で今日
戦えるのか?
資様!
あっ
.....
資様っ
戦えますとも
指くらい何本
落とされようが
槍は持てますから
呂氾は
やはりもう
右目は利かぬか
昨日の途中から
そうやって戦ったら
意外と
いけるんですよ
そーそー
こいつら結構
やりましたよ
資様
むしろ二人も
片目失って
よかったと...
いやいや
全部
失ったら
ムリっしょ
.....
あきらめ
ました
その分
曹安に
右側に居て
もらいます
私は左が
見えぬので
言ってねェぞ
毛顔
ヌハハ
さすがだな
お前達
何を
おっしゃいます
ふつうですよ
このくらい
何せ俺らは
キングダムの
玉鳳隊
ですから
ああ...
そうだった
な...
田光江
...
チッ
ああ
早いな
.....
昨日より
あれ
増えてる
ような...
...
嫌なこと
あれ...言うな品
奴ら珍しく
もう面談に
つきそうだ
今日は
何か...
奴ら...
...
慶...
何か..
それよ!?
嫌な
予感が
するな...
...ああ...
尾平達だけでは
なかった
玉鳳の猛者達でさえ
...
...
.....
味よ
お前と戦場を
共にできたことを
嬉しく思うぞ
私もです
父上
十二日目の
趙軍の気配の
違いを感じとり
覚悟を
決めねば
ならなかった
程無く
全軍配置に
蒼きます
馬南慈禄
牙府隊が
配置に着けば
始められます
...
羌瑰
こっちはもう
配置に着いたっ
河了貂
うん
うちらも
準備できたそ
香岡湖長
玉邸全軍
配置に
若きました
始まる...
始まって
しまう...
分かった...!
嫌な空気が
秦右翼全体を
覆っていた
...
そんな中
ん?
示し合わせた
わけではないが
!?
むっ...
この二人は
おもむろに
それぞれの隊の
前に出た
信?
?
賁様?
?
そして
二人は
お前達の中には
もう知らねェ奴も
いるかもしんねェが
ほぼ同時に
隊に語りかけ
始めた
後から入った者は
知らぬかもしれぬが
この飛信隊は
百人隊から
始まった
この玉駅は
百人から
始まった
最初っから
馮忌っつう
将軍首狙う
無茶な作戦
やらされて
竜川なんか
ビビって動けなく
なっちまった
覚えてるか
竜川?
覚えてる
けど
そっからも
ずっと無茶な
戦い方繰り返して
今
言わなく
ても
へー
竜川さんに
そんな時が
武功あげて
なん
ちょっと...
隊もでかく
なってって
今じゃ
五千人隊
そういえばいい
羌廆ンとこも
合わせりゃ
八千人隊だ
だけど
まだまだだ
!?
!?
俺は
天下の
大将軍に
なる男だ
その刻には
俺の下には
数十万の
兵がいる
だがその軍勢の
中心となるのは...
元となるのは
ここにいる
お前達だ
俺は
その刻
さっきみてェな数十万の兵達に
ことを
言いてェんだ
朱海平原で
戦った八千人隊が
奇跡を起こして
勝ったって
!
だから
天下の大将軍まで
つながったって
今は
右翼全体を
仕切る将も
居なくなって
総大将
王翦にも
無視されて
援軍もなく
だけど
飛信隊が
奇跡を起こして
勝ったって
言いてェんだ
食い物も
尽きかけてて
腹は空かしてて
こんな所で
終わって
たまるかよ
...
!
力を貸してくれ
飛信隊
...
俺はっ
お前達と一緒に
天下の大将軍まで
突っ走るんだ
こんな
所でっ...
絶対に
終わらせねェ
勝つっ
絶対
勝つぞ
終わらせる
かよ
信殿っ
絶対勝つ
うぐぅっ
力をっ
力を貸せ
飛信隊
んた
士気の爆発
信...
これは
玉鳳隊でも
ほぼ同時に
起こる
何だ
この地震りの
ような歓声は...
き急に
奴ら...
......
尭雲様
これは...
そしてさらに
趙軍の予想を
裏切ることが
もう一つ
行くぞ
てめェらっ
!?
えっ
ちょっと
持って信っ
突撃だァっ
その勢いのままに信が号令をかけ
ォオオオ!!!
飛信隊による
戦術無視の全軍総攻撃が
突然始まったのである
今この戦況にあって
本営からの指示も
援軍も
来ることはない
第580話・最強の瞬間
そして兵糧も
尽きかけ
いよいよ
この右翼には
後がない
知っての
通り
つまり
玉鳳の自力で
打開するしか
道はない
我々の
!
だが
それこそが
玉鳳
本来の姿だ
これまで
何度も
何度も
この隊は
自力で試練を
乗り越えて
きた
俺は..
始めから
父王聖軍の
外にあり
そこから一度も
王韜軍に
入っていない
俺の戦いは
玉鳳と共に
始まり
この玉鳳は
俺の初陣と共に
誕生した
今に至る
命も
つまりは
俺の槍も
ずっと
お前達と
共にあった
俺は
それを
本当に
誇りに
思っている
俺達も
誇りに思って
おります
今の戦況は
これまでの中で
最も厳しいものだ
っ...
うっ
勿論です
打開策も
見出せぬ程の
苦況だ
だが
勝たねば
ならぬ
他を頼らず
この玉鳳の力で
勝たねば
ならぬ
友よ
力を
貸してくれ
はっ
.....
...
あっ
あっ
.....
聞け
玉鳳
俺は王、族統主を
継ぐ者として
素国随一の
大将軍に
ならねばならぬ
......
それが
俺の道だ
この道を
阻まんとする
敵は...
叩き潰す!!
どんな敵で
あろうと
叩き潰す!!
......
出るぞ玉鳳
切り開く!!
我らが
道をっ
っ.....
っ.....
第580話・最強の瞬間
オオオ
行けっ
資様に
続けェ
オオ
隊長に
続けェ
走れっ
奇しくも
信にっ
オオ
.....
...
玉鳳
キングダムの
玉鳳・飛信隊の
総攻撃出撃は
そのタイミングまで
重なった
ぽなんじ
馬南慈軍
...
なっ何だ
尭雲様
ぎ
飛信隊
来ます
左方の
玉郎もっ...
向こうから
攻めて
来たぞっ
しっしかも...
全軍だと!?
超我寵様
玉鳳が
打って出ました。
ウオオっ
何だ奴ら
騎馬も
歩兵も
でたらめにっ
.....
隊形無視...
奴ら気でも
ふれたか
......
ええィ
追い詰められた
バカ共のあがきよ
矢で
黙らせてやれ
オオ
ってェ!!
横に
かわせ
騎馬が
逃げます
構わん
歩兵は
かわせぬ
うっ
ぐあっ
...
...
ん?
.....
なっ..
何ィ!?
奴らっ...
倒れぬぞっ!?
大丈夫か
豚兄弟
ソギギ
たっ隊長に
力を貸してくれ
って
言われたんだ
いっ
一緒に
天下の大将軍まで
突っ走るぞって...
ったりめェだ
クソ干斗
言われたんだ
ゴフ
へへっ
もう誰も
飛信隊を
止められねェぞ
趙のクソヤロォ
共っ
もう
ムリだぜ
ウオオ
オオオ
来るぞ
弓兵
下がれ
盾密集
槍を出せ
矢をかわした
緊野が戻って
来たぞっ!!
!!
っ.....
ん!?
ルアア
ドラァ
ギャアア
開いたぞっ
入れっ
ドラァ
オラァ
ぐあっ
う
入って
暴れろっ
ルア
とかっ河了貂
いいのか
こんな戦い..
隊形も何も...
理屈じゃない
今がっ...
構わない!!
隊長っ
ウオオオ
ぶほ
恐らく
飛信隊は
今ごの瞬間が
今までで一番強い...!!
ルオオ
ドラァ
ジャマだァっ
止めろ
っ
ぐあっ
道を
開けぬかっ
資様の道を
開けぬか
下郎共がァ
うっ
ヌアッ
こ...これは...
何を傍観
しておられる
段茶大将代理
亜光本陣
亜花錦!
こ...こんな作戦
私は聞いて
いないぞ
見れば
分かる
あれは
作戦ではない
隊ごと
まだ化けるか...
......
若君
何をしている
我らも行くぞ
大将代理
全軍で
えっ
大将代理
うまくすると
この右は
大いに
恩を売る
好機にして
戦的にも
逃せぬ
好機
早う
号令を
機が
逃げるぞ
今日
勝つぞ
えっ
亜光軍
全軍出陣だァ
キングダムの〈完〉
ギャキャギャ
面白く
なってきた
「作者あとがき
この度はオ3巻ご購読真にありがとうございます!!
この度はインターネットの3つを発売は、50年1月ですが、これからは2018年2月29日に開催しますのですが、
うんだねんじゃないけどいつが好かいたいよ。いやよ映画やグロム公開の中ですけど、何度かもしれないので、
なので、やっと、ここでしわかり映画キャグ以外の身が見えたー!!
なんか、そういうのはいいのですが、私はそうだったんですけど、それではないのだろうかと思っていただけませんでしょうかもしれないと思います。
映画化の話を戻さ、OKと出すにはいかんまであたっては、助け方から離れて覚悟とあたり、
作原泰久
最初に思ったら
具体的に
勝手ではムリカリカー・でも王騎の変えで撮りたいとかうわれそーだなー」と
あるべき気に入ればいければならなかったから、真っ赤になってしまうとしていたのですね。ここに、肌の中ではなくても
送り出しました。、食べられるというここで、例本では参加させてもらえると、納得的にはいつ使い返事とはその後、ちょっとおかげに使いてきましたが、所は今回の利用者に参加させてください。
そしかしここで、例本までは参加させていますが、自分自体が使い返済ではなく、日本初の映画化が含まれたので、これからはいい顔を見ていました。何も今回の開内に参加されているのです。わからないところですね。
これからは、これまではないでしょうか。
時間がかかったんでしょう。思ってたところ、松橋のロだから、
半信半疑。笑
・そこまでで十分面向いです。じゃくすがです。旅はなかったから」と、
単純に嬉しかったのと同時に「英雄作名と思いました。
ということで、映画キャクタは、オールは肉なんで利用運動するのですが、
門本会議は正直楽しかった。
門本家黒猫さんが素晴らい本を書いて下さり
「そこと、会話にかわってる話でわーわー言ってさらに精度が
上がっていくのはエキサイティングでした。
そして、面白いのは〈あれ〉何かいよう、相手が進むつかで、
ええっと...
□レギュラースタッフ・梶山美娘上村惠二朗_毛利茅宴_佐藤優次図元利恵・水縹十月・タガセロ・
□ヘルプ・北原、涼子
・□編集,大沢太郎
キャッ
他の現場も世界に準備が進み、本にはありを
最かないシンヤ天的にかんかわりすな部分が出てくるというです。
つまり、「本出来ーん」と思ってたらしばらくは、「今は一部翔さんが
以来にくっとなることかあり、ギリギリスでめーめーやステレた。
結果本当にギリギリになり、最後は夏の12時間を読め会議となりましたが、
何で2時間もかというと、「本が出来事なく終わりません。(私に
食べもんも最初からテプレに並べても汀い、兵糧もぼっつり。
ログ
KindowsWebアプリでもあるのは、この日のと、トイレ休みになりましたが、大きなキャッシュだけであれば、「あなたは女性が過ぎて
この日付もよくわからないので、旅行を試してしまったので
「本来は...」というわけで、例本は来ましたが私の話だと思ってオレナルでいつも書きますとしても、
いつわけではないので、「心綺麗なと思います。
中国のケの見学にも行かせて頂きましたー!!
漢方の力は余みも超一一知られたが、撮影状場見るかも初めて起こって
楽しみで
おしみで...今行きました、
「私たちはこの場では無理していたのですが、今回の時間を持っているのだろうか。今回は一般的には大きくなってしまいましょうか」と思ってもらえましたが、
気持ちいい(笑)、スペースよりから
まず
上達にしていう高速バスで私の6時間分かくしまわりでという
とてかい放課後の中を指摘すると、明らに熱気なんじゃあ、ありがと
ロケ2
国内の撮影スクジオルも
見学に行きました!!
ああ、そうですから、自分でこちらのインタビューってくれよ!!
一個でサイトを利用していますので、
いつもということになっているのですが、やっぱりそんなことしていませんでしょうか...あなたがいいんですから、それではないですよね。
家を見ました...何を言われることにしない
これから、平成30年後には2018年10月19日から送りましていたのです。でも...確認問。先生に参加して頂き、たしない。本日と
そして、見学に行ければそこには成長が王宮の間からいつかが一本当にすごい。美術
そこは成長である間からこれから、本当に大いに美術が大いな価値は、ほとんど離婚します。
それでも、これまでのお客様においてはお客さまにお願いしていただきましたが、今日はあるのであれば、自分の気持ちが強くなっていますが、それが多くなります。これではないませんです。
実際の皆さんはインターネットですが、本学的としていいんでしょうか。ありがとうございます。
リビアウヒーのシフターズにつなって言ってたのね。バッグスプレッスンの
バッコツとタミフかすにはないでありませんね、パンプランプっていうのですが、やっぱりなのでしょうか
ぜひ美術にもご注目下さい!!
書くこと、いっぱいあるかと、
スヤースか...!今回バツルとです(僕)映画楽しみ!!
皆は重にお扱いしますが、
ついに
この刻が
きた
宴の続き
カ標陽星
おまけマンガ
ついに
あの山界の死王
機端和の細くやわらかく
それでいてしなやかに
ひきしまりでもやはり
やわらかい肢体を
この腕に抱く刻が
って言うか
楊端和の
あそこを
このダントのものに
する刻が
フィゴエダント
ダント
ダント
ひよー!
うわー
やっぱあいつ
ひくなー
フッ
来たか
楊端和
したっけ
そんなこと
さァ大人しく
このダントを
受け入れて我が腕に...
やだよバカ
きっ汚いぞ
楊端和
それでも貴様
山界の王か
なっ!?
それでは話が違うぞ。
貴様はこの遠征に出る前
最大試功をあげた男を
好きになると約束したでは
ないか
冗談だ
ダント
もちろん
約束は
憶えている
そうだ!
開き直り
よった
きれいに
開き直り
よった
オオ
では..
だがな
今回は色々ありすぎて
誰が最大武功か
分かりづらい
何っ!?
そうじゃ、ピック
お前より
城を取った儂の方が
功は大きい
ヒック
儂こそ
マンマンワに
突っ込むに
値する男じゃ
ヒック
何を言うか
エロじじィ
貴様は外で
傷らが頑張った
おかげで
手河な奴を
取ったにすぎぬ
儂は
敵の将軍トアクの
首を取っておる
だったら
私はその兄の
ブネンの
首を取った
私は
その兄の
ゴバの首を
取った
エンボじィ
ぬぬ...
泥酔して
さらっとど下ネタゼ!!
マンマンワになってるし、
...
...ん?
ちょっと
待て
では
その話の流れで
いくと
今回の最大武功で
根拠和の男に
なれる者は...
犬戎壬ロゾを
討ち取った
平地の壁将軍と
いうことになる!!
な..
?
何と
だがこの時の
会話は全て
山の民語であり
壁は内容が一切
分からなかった
なっ
何ィー
...
はて
何か
すごい
にらまれてる
気がするが
END
さっきまで
ヘキショーグンと
譲えてくれてた
のに...
そしてそれは
最後まで壁に
教えられることは
なかったという?
☆紙版コミックスの力!バー裏となります。
カバーデザイン
岩崎修(POCKET
YuC
DIGITAL
SHEESAはYOUNGJANATACS
キングダム
53巻
原泰久
©原泰久2019.20!9
初版発行
デジタル版発行_2019年
2019年
発行所・集英社
http://www.shuesshacco.
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