55

はぁ...

Yg¢

DIGITAL

MOUNGJUNPCOWICS

KINGDON

55

SHUEISHA

KINGPOM

★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

GDOM

うん。なんでもないのもちろん、

原泰

原泰久

目次

国際技技技術の第一回取扱議をされてお話、成果を一番、戦です。現在、有効の知識・計算目的の度には、実務の利用

そ、そうやってみよ

!!?

現記話1000話題題機501話1505話500番1597話第30地話第5995号第399話第60W話第40015年

続いた時、俺たちは別れて

今回、ここでは、この時期はありますのですが、それはこれまでになってしまいます。それではなく、そういうことができましょうか!!

お決着の口

・6587105123145164183203

★この作品はフィクションです。Tube。基本メールに

実在の人物・団体事件などには、いっさい関係ありません。

中国・春秋戦国時代・

信じん

本作の主人公、下僕の出身ながら、

数々の武功を積み止げ五千人村と

なる。今はじき幼馴染ぐ逆に天下

の大将軍になることを誓う。

強皇二年(経元前25年)

王弟・成績による反乱が起こる

貴方甘平原の戦いて呼ん堅いろ変更か

お皿を破る

始皇三年(緑元前24年)

馬陽を巡る趙との戦いいて王騎が亡くなる

姶皇四年亀元前26年

超将・李牧の計らいで

素趙同盟が成立。

始皇六年紀元前21年

韓・魏・趙・燕楚からなる合従軍が

案に攻め込む。

時は紀元前。中国:春秋戦国時代。

500年以上の長きにわたり戦乱が続くこの大戦争時代に、

中華統一を目指す若き王と、天下の大将軍を夢見る人の下僕がいた

二人の少年たちは、いつしか同じ七未来へ向けて歩み始めた。

嬴政ふせい

若き炎国の王。王弟の反乱や相国

日本語との権力争いなど幾多の立態

を越え、史上初めての中紫織」を目

指す。

娘皇九年(紀元前28年)

成人を迎えた政が、「加冠の儀」を

執り行う。

始皇十年(紀元前27年)

黒羊丘にて慶舎率いいる趙軍を破る。

埼基十一年(紀元前28年)

超国・鄴』を奪うべく、王戚・

桓騎・楊端和の連合軍が出陣!!

米「第11は超国王都「邯鄲」の酸元。

この地を奪えば、創団攻略に

王手をかけられる。

これが戦国七雄だ!!

超の安地「郊」を賭けた突然誼の

全面取争。本を率いる工路は

連合軍を三手に分ける。桓騎軍

は電で、機端利車は機関にて

そして飛信隊を否む工場軍は

未海平原に立ち、それぞれ超軍

を迎え撃つ。檄陽では壁の近躍

そうすっ!!もあり、結婚相手が超れるぞ!!

彼。一方の朱海平原では、激戦

の右翼で王草が討たれ、遂に兵

榊も尽き、突破は打ちのめされ

える。しかしその裏で、郊では王野

が導入させた兵達が城内の食材

俺に火をつけることに成功しに

そういうことです。そういうことになりましたこのように、この

前巻までのあらすじ

首を越える国々が淘汰された現在、

中華の崩壊を争っている七国政が治

ある次の国は西空に位置する

ホン

まず

わたし

趙防衛軍

総大将・李牧総局数の100

約束数:2010.000十大球軍4縄

趙国内に侵入してきた素軍を討つ

べく、また包囲された鄴を解放する

ぺく出陣。悼襄王の支援が得られ

ない中、元三大天...相如の側近ら

の助けもあり、李牧は決死の覚悟

で興亡を賭けた戦いに臨む!!

正気か

素軍は!!

そうだよ

李牧ㇼばく

韓国新「三大天」の>筆頭であり、麹王の義

大将。頼まれなる知略を持つ条の宿敵

カイネ

李牧の護衛を担う女剣士。

戦場で知り合った前了解

Webサイトのことを気にかけている。

傅抵ふてい

二刀の剣を操る範囲の若

き三千人が。カイネを未来

つけました「している

尭雲さょうらん

前国の危機に立ち上が

急世の2014年のため相如の間近。王女

だって言っち右腕を負傷する。

超我龍ちょうがりゅう

2018年12月かつて間村如の側近だったので、

た知将。超国の危機に発言した

実ともに立ち上がる。

馬南慈ばなんじ

これからのかつて本来とともに恵比部

でも奴を相手に取っていた

歴史の猛者。怪力が自慢。

岳嬰がくえい

宿敵・案を返り討ちに!!

普段

田家が開発として仕えた慶谷の仇であえずに名乗を扱うと

ありがとしてくれることを言われてある店に復讐を誓うも、当たり前だと

この2000に投資を含める返済方法に違い死亡した。

舜水樹しゅんすいじゅ

素運合軍、超国二進出や、

李牧から横腸の指揮を任

きれるも、楊醤和軍に収集し、

列毛へと向かった。

犬戎王ロゾけんじゅうおう

大丈夫炭の末裔。舜本樹

軍とともに楊端和軍を迎え

詩つか壁に斬られ死亡。

中華の北に位置する国王は極表平三

大天ごと謳われる大将軍たちが猛威を振る

るい北の騎馬民族、匈奴や他の隣国とせ

めぎ合ってきた。現在は、李牧を筆頭とす

る新三大阪府奏に立ちはだがっている。

趙国王都「邯鄲」を攻める足掛かりとして、第二の都市「鄴」に狙いを

定めた素軍。趙の国門列尾]を突破し、一行は「鄴」をも包囲した!!!

あら、こちらにちょっとああ、ああっ、あぁぁぁっ、このように、これからは、

「連合軍

明日香ちゃんは

「列尾」の城を捨て、限りある天戦のためか、粒、攻め込む薬は、国際軍が戦を回避し、兵術収入の状況に一編の印刷に、機関の状態でありません。

今日の夕食を食べるというのが、私の攻め込み込みと深は、国際軍事の服を回し、兵器飲みの時間に一緒に一時間は異な病気です。水泳な大型型を交換し、上の上から、工事は大学生活躍し、可能と可能ですかった。

そんなこともありませんが、これまであって知っているのであればこれでありがとうございますが、何故かな気になってしまったのですか!!

兵庫県の市種神に機械相田水橋が大丈夫家を食い止め、平成で生力の学校書と相対する。いざ三星原専学園の現就職へ!!

平原で主力の李牧軍と相対する。いざ三軍同時多発の攻防戦へ!!

不鉱まこう

王翦軍

王節おうせん

秦国の将軍。ミステリアス

な存在として知られる知将

王韓軍の第五城だ

武将だっ

既に死亡。

亜光ぁこう

千里姉は第一お

英霊に誘わされ

...

発の攻防戦へ!!

悲願の中華統入向け超国会軍ですが、"

楊端和軍

楊端和ようたんね

秦より西に広かる山界を続く

る女王。政と聞い、同盟を結ぶ

バジオウ

山界随分

剣士。平地の一

言葉を話す。

祖騎車

桓騎かんき

野諡団を束ねていいた異色のお

軍。その戦い方は残虐非道

!!

古くから政に仕える心

優しき将軍

殺動力を活かし、常に激戦

地で戦う結別強軍部隊

飛信隊ひんたい

玉鳳隊

摩論まろん恒騎の倒近であり参謀。奇策を探る。

楽華隊

らいと

雷士

桓騎に仕え

ふあーんえる副官。自ら

も罪を持つ

河了貂

飛信隊を動かす頭脳明晰な女軍師・今は亡き山民族の末裔

飛信隊を動か頭脳明晰な女師。今は亡き民族の末裔

頭脳明晰

民族の末裔

女き

羌廆いい

職穀者集団,蚩尤

の一人,飛行隊の

頭脳であり副員

でもある!!...

干斗から松左いようさ崇原すらげん

二百歩の子で王都の息子であり王家の姉た男の親戚に。

もうてん軍・歌詞将・競武引く天才将将

舌毎将引将

ち故驚の肌

大抵抗大猛を引っ血を武人の

関常かんじゃ

王煎軍からね

入したキレ者の

千人将

『後の始皇帝・鼻政が治める西の国。かつて昭王の

時代に「六将」と呼ばれる将軍たちの活躍で台頭が

六将最後の「人・王騎が戦死を遂げるも、その魂を

受け継いだ武将たちの活躍でで中華の道へ邁進する。

これからお客様に対応した方はお

陸面を陸阪ボードでなお

トする有能

そういうことですが、

勝利条件

駅の兵糧が

尽きる日まで

戦略は!?

はぁぁぁっ、はぁっ...

総兵数:90,000十犬戎軍

舜水樹軍

兵数で劣る上、壁軍の兵糧庫が燃やされたりょうよ

機に陥った素軍だったが、勝負を賭けた九

日目、大戎三兄弟を退けると、明けて十日

目、最後は壁が犬戎王・ロソを討ち取った。

秦軍

淡坂数は開戦時のもの

【始皇十二年(紀元前288年)

難攻不落の城・鄴を落と

すべく、王殿は城を包囲し

兵糧戦に持ち込んだ。鄴

の兵糧が尽きるまで、助

けに訪れる趙軍を撃退する奏軍。しかし、鄴が貯

蔵する兵糧は秦のそれを大きく上回っていた!

飢餓が迫る案は、強行策を余儀なくされて...!?

邯鄲

趙国の王都

太行山脈

...

総兵数:60.000

その後...

楊醤和肌は妖陽城を

占拠。敗れたぶん

1Fは列尾、向かった

龗桓騎軍

総兵数:58,000

だって!!

鄴の

兵器庫に

火の手が

朱海平原

週国第二の都市。

桓騎軍が包囲。

侵攻経路

列尾

簡国の国際

平成年は既に空

椋賜

きょう補給路を断つべく指輪車が包囲

兵種の残数で優位に立っていた超

軍だが、十三百目の夜、潜入してい

た王留兵により食糧庫を焼失!

鄴解放軍

停戦状態

このようになりました。そういうことですから、これからは、このようにしていたこのようになったのは、

総兵数・120,000円

劣勢の素軍・右翼は十四四弾よそれぞれ二日目の朝、隊長の娘により飛信機関(**)エーロョー

ブラックスキーの隊、玉風隊がそれぞれ一日いろいろ人物より私によっては、対照し普戦。だが十二日目、王質に頼らない場合です。

東京都府大学での戦いやインチューチョンのお風呂にはありません。京都は、京都大震災ではなく、大田市長さんのお客様があるのですが、

20先会にNyに行かれた。今の臨時大将とし、十四日目。私も尽きた家事は信をねえ決死の攻勢を見せるが...?

私は、12000超車

〈〉《..》〈勝者状態!

いよいよ―決戦闘近!?

決死の攻勢!

兵糧ガ尽キタ秦軍。ダガ、

兵場の尽ええ事、タガの事実でアップサイトで

中央車甲

...ああっ

うわあっ

うわっ

将軍・麻鉱ー一初日、李牧に討たれ死亡

メラ族長・カタリ九日目、ブネシに討たれ死亡

副官・浪寧先日日、英霊に討たれ死亡

将軍・亜光一九日目、悲寒に討たれ潮死に

五千将王貴一十三川、光にお話ださい部屋に一番早い発震

主な死傷者...!!!?

将軍・岳嬰

犬戎三兄弟

これは、これからのああ、あああぁぁぁっ、このように、これからは、そういうことでしょうか。

犬戎王・ロゾー十日日未明、壁に討たれ死亡

九日目、信に討たれ死亡

九日目、フロゴ王ダント、視線科、

キタリにそれぞれまたまし死亡

十三日目、王女と覗い負傷

...

キングダムの

第592話「死に場所

ヌオオ

!?

岳雷隊長っ

ダンナ!?

周りなど

気にせず

突き進め

あとは

超我龍の本陣だ!!

ここさえ

抜けば

オオオ

助かりました

淡副長

よし

前進するぞォ

信殿を先頭に

騎馬隊は奥に

攻め入っている...

大丈夫か?

だがその分

隊は間延びして、

中間を助け回るのにも

限界がある...

いよいよ河予貂の

言ったように?

よく判断してい

助けに走らねば...

素原の歩兵団も

それについていく

形で奥に...

中間が

崩壊してしまっては

今度はこちらのや

本陣が危いことに...

そうならぬためにも..

松左と一度合流して

中間を

どう進めて

いくかを!!

お前達!

松左の隊の

者達だな

あっ渕副長だ

そうです

松左は

どこだ

し松左さんは

安丁のところを

助けに

止めたん

ですけど...

ん?

もう助けられない

くらいに

敵に囲まれてたのに

それでも;

何っ!?

た...多分

そこに干斗ら

新人が多く居る

ことに気づいて

それで

松左さんは...

キングダムの

ぐは

まずいぞ

俺達

ギャ

ダメだ

どこにも

逃げ場がない

ぐあっ

ギャ

うっ

あっ

ブふっ

ううっ

くっ

くそォオ

がっ

干斗

ドド

手こずらせんな

このブタ

角兄

角兄イイ

うっ

干斗ォ

うっ

うぐうぅ...

.....

パシ

キングダムの

くそっ...

くそォっ

ザッ

変な頭だな

お前

カシ

!?

!?

しっ...

松左さん

大丈夫か

平来

ありがとう

ございます

ありがとう

ございます

ゴフッ

角兄ィ

立てるか

お前達

ありがとう

ございます

松左さん

助かりました

バカ

まだ

助かって

ねェよ

ここは

絶望的なくらい

敵に包囲されてる

えっ!!

皆さっさと

立て

走るぞ!

右に走る

ネズミが

おるぞォ

あっ

松左さんだ!

えっ!?

おっ

俺達!

くそっ

敵が

追ってくる

いや

待てっ

生き残ってた

仲間達も

合流しに走って

来てるぞ

くそっ

それより敵が

奥からも

来てるぞっ

行かせるかっ

いいから

早く行けっ

うわっ

っっ

つかまった

ヌオオ

くそォっ

左へ走れっ

力技で

抜けっ

こんな...

いっ

いつの間に

こんなに敵に

囲まれてたんだ

あっ

包囲も詰め方も

練り込まれている...

走る方向を見極め...

ドス

松左さっ...

...

!?

てめェ

松左さん!?

松左さん

副歩兵長

松左さん

...

何でもない

行くぞ

えっ!?

松左さん

副歩兵長

肩を

アホ

くそっ

また前から

敵だぞ

あの数...

くそォ

だったら後ろの

遅れてる奴に

貸してやれ

来るぞォ

.....

ザッ

む..

無理だ...

ならねェ!!

ここから脱出は

無理だ...

シャレに

『お俺らはいい

お俺らはいい

だが

俺らを助けに来た

ばっかりに...

松左さんが死んじまう!!

飛信隊の副歩兵長の

松左さんを

死なせちまう...

そ...

それだけは絶対に

松左さん

一度

俺らの後ろに

下がってくれ!

俺らが命捨てて

突破口を

開くから!

松左さんら

先輩達だけでも

脱出してくれ!!!

これじゃ俺達

ただ足引っ張った

バカで終わる

それだけはっ

そうです!

.....

松左さんは

俺らの後ろに!

命にかえても

俺達っ...

そんなんなら

初めから

飛信隊に入って

来んじゃねェよ

バカヤロォ共が

新人の

バカたれ共が

足手まといは

当然だろうが

お前らは

俺達と...

信が見てる景色を

一緒に見たいから

飛信隊に来たん

だろうが

だったら

俺なんかのために

命捨てるなんて

口がさけても

言うんじゃねェ

......

だけど

俺達は...

飛信隊が

この朱海平原で

奇跡を起こして

勝つって信が

言っただろうが

それが

大将軍の道に

つながるって

言っただろうが

それを

支えんのが

俺や

ここはまだ

お前達の

死に場所じゃ

ない

お前達なんだ

きっ

来たぞォ

くっ

ものすげェ

数でっ...

あっ

しっかり

ついて来いよ

皆で死地を

乗り越えるぞ

オオ

ヌオオ

っかせるか

バカ共が

あっ

くそっ

オラっ

くそォっ...

少しでも

松左さんの前に行って

助けになりてェのに

追いつけねェ

全然追いつけねェ〃

あんなにスタホロなのに...

あんなに...

ちくしょう..

すげェかっこいいな

俺らの先輩は、

何なんだよ

強ェし...

ん!?

ん!?

敵か少なく

なってきた..

包囲を

.....

!?

抜けつつある!!

松左さん!?

ヌオオ

くオオ

行けェ

もう少し

だぞォ

やりましたね

松左さん

助かり

ますよ

松左さん?

もう少しです

松左さん

行きましょう

.....

どうしたんスか

早く行きましょう

もうちょっとで...

千斗...

俺を...

わがままで

悪いが

悪いが...

最後は

できるだけ

てきるだけ...

前の方に

運んで

くわわっわ

信のいる

前の方に...

信の近くに...

信の...

ちょっとも

ゼハァ

ゼハァ

オラァ

バタン

第593話「超義龍本

ハッ

ハッ

ハッ

ハッ

ハッ

し...

死なないで..

お...

俺達を助けに

来たばっかりに...

あの松左さんが...

ハッ

死なないで

下さい..

うっ

...

死なないで

ください

松左さん

松左さん

松左さん

死なないでっ

.....うっ

松左さん

松左さん

うっ

松左さん

前に

崇原歩兵長の

兵団が戦って

ますよ

こんなに

前まで

進んでたんだ

さすがっスよ

ってことは

隊長達の騎馬隊は

このさらに前...

きっともう

敵の最後の

防陣辺りまで

行ってますよ

松左さん

隊長は今日

必ず..

必ず

趙我寵を...

!?

松左さん!?

何スか?

何か

言いましたか!?

...うっ

頑張れ

頑張れ

ふふっ

うっ..

大丈夫ッスよ

松左さん

隊長は必ずっ...

ルアァ

オオ

頑張れ...

ヌオア

な...

何だこの敵は

我らの防陣を

力技で

こじ開けるぞっ

第586話「越策龍木陣

ええィ

止めぬかっ

ここを

抜かれては

もう後ろは

趙我龍様の

本陣ぞ!!

超我寵様

敵がっ...

第三防陣を

抜きそうです

本陣に

来ます!

ええィ

やかましい

分かっておるわ

くそっ

あの騎馬隊は

なぜあそこまで

強い...

隊長の信が

危険を冒し

自ら先頭を

走るからだ

ああ

否が応にも

兵は奮い立つ

王騎もここぞという

場面では先頭に立ち

矛をふるった

>その時王騎兵

鬼神の如し

と有名だったが

それにかぶるわ

あれは

まるで

かつての...

壬騎の

ようだな

奇しくも今

あの信は

王騎の矛を

手にする

えっ!?

尭雲が

>六将の気配を感じる。

と言った見立ては

誤りではなかったと

いうことか

!?

趙我龍様

どこへ!?

ならばやはり

この趙我龍も

全力で応えよう

ではないか

徐肖・徐林に

伝令を送れ

飛信隊信の

首を取るぞ!

!!

ハハア

ビヒィ

ん!?

!!

あとは

本陣っ..

抜けたっ

抜けたぞっ

突破したっ

!?

あっ!!

何っ!?

.....

本陣を

捨てて...

左へっ

逃げるぞっ

趙我龍

逃がすかァ

追うぞォ

オオ

...

おのれっ

待ちやがれ

超我龍

奴ら

キズを負って

いるのに...

振り切らず

ともよい

振り切れ

ませぬ

趙我龍様

えっ

王騎

三十騎ほど

迎撃を

王骸

将自ら先陣を行く

烈将達とは

嫌という程

戦ってきた

故に

よく知る

お前達は

得てして

そうではない敵には

気の当て場を失う

前を阻む敵には

無類の強さを

見せるが

特に

お前達は

ん!?

!?

キングダムの

おう

横撃急襲に

弱い!

左だっ・

ぐふっ

ギア

あぐっ

ビヒィ

ガハ

あっあっ

まずい

向きを左に

変えろ

やられるぞ

くっ

オオ

ジャマ

だァ

イツ

しかも

こいつら

格段に強いぞ

貴様が

飛信隊信か

何っ!?

必要なき仕掛けと

思うたがよもや

真に主が本陣を捨てる

戦況になろうとは

だがその代償に

命をもらうぞ

飛信隊信

ガチガー

士雀左隊長徐林

...

土雀右隊長徐

徐肖・徐林が

信を

とらえたぞ

よし

見ろ

徐肖蓬

だけではない

足を止められた

あ奴らも

土雀がもの凄い

勢いで包囲して

いくぞ

これはっ...

この趙我龍の

戦い方は

一見単純にうつるが

中身は

攻守が混在する

複雑なものだ

正直

防御を抜かれるとは

思っていなかったが

最強の徐兵団を後方に

置いていたということは

そこが用意されていた

狩り場だった

ということだ

無論

別働隊も

お前達の手薄な

本陣を狙って

動いている

嫌な相手で

悪かったな

飛信隊

キングダムの

俺は充雲と違い

相手の刃が体に

触れることなく

常に勝つ

.....!

ぐっ...!

こいつらっ...

バガッ

ぐあっ

隊長っ

ジャマ

じゃ

ぐっ

近づけねェ

バカな

うくっ

ここまで来て

超我龍に

届かぬのか...

調整

いや

届かぬ

どころか

このままでは

我らがここで

討たれるっ...

ぐオっ

くそっ

包囲してる

敵が

増えてるぞ

ギア

歩兵乱戦の

向こう!

四四郎が...

隊長っ

囲まれて

ないか!?

隊長っ!

ヌオオ

ど...

どうなってる

頑張れ

刺すなら

刺しやがれ

愚か

無防備也

ギッ

この!!?

てめェだ

バカ

ふおっ

ふおおおっ

よくもォッ

林を

集え全〝士雀〟共

他の精兵共も

この地に集い

徐林の仇を

討って弔え

飛信隊信をっ

我が弟を

オオ

ヌオオ

ギャ

くそ

さらに

来るぞォ

いや飛信隊

そのものを

細切れにしろォ

ぐあああ

第594話、楔

ガッ

ぐホ

やべェ

マジで

やべェぞ信

ぐっ

一度外に

出ねェと

やられるぞ

分かってる

我呂

隊長っ

信だ

殺せェェ

あいつ

さっき

殺った奴の

槍で深手を...

信っ!

すすごい囲いだ

本当に徐肖の声で

土雀と他の精鋭隊が

ほとんど集まったぞ

宜しいの

ですか

超竣龍様

ぐっ

バギ

徐肖は

勝手に..

構わぬ

この包囲

脱せるはずがない

輪が小さく

なってゆく

飛信隊を

見ろっ

隊長信もろとも

全員討ち取れるぞ

ここで終わらす

何だ...

何が

起こってる

敵の後軍が...

一部形を崩して

超装龍本陣辺りに

密集している...

隊長らが

防陣を抜けてから

ああなった..

...

まさか

隊長達がっ...

間違いない

あれは隊長達を

包囲してる密集だ

河了貂

どうなって

んだ

周りの敵の騎兵が

ほとんど奥に

行って..

...まさか...

隊長達を

囲んでんじゃ

ねェだろなあれ...

.....

......信

!?

...

どっ

松左さん

ちょっと

待って

松左さん!?

!!

待って

下さいよ

うっ

ううっ

松左さん!!

松左さん

何やってんだ

千斗

落とすなよっ

ぐあっ

!?

あっ

!!

羌廆っ

ひどい包囲だ

何とか

入って来たが

ここから脱出は

相当難しいぞっ

ぬっ

羌瑰隊も

入って来たっ

微力ながら

俺達もな

那貴一家

本当はそこで

来たく

なかった..

!?

...

深手を負って

いるのか...

大した優じゃ

ねェ

まずい

......

......

当てが外れた...

外から見たら分かる

この異常な包囲を

脱するには

信と羌痺二人の

力が必要だ

だから羌癪も

無茶をして

入って来た

なのに肝心の信が

深手を負ってたら

ここは...

死ね飛信隊信

〝目的〟を

変える

私が限界まで

力を使えば脱出は

出来るだろうが

それではその先が

つながらない

だから

脱出はしない

!?

えっ!?

この包囲を

作っているのは

趙裳龍の精鋭兵

ばかり

殺せ

弟の仇を

取れェ

いわば

敵の主力部隊が

結集している

何っ!?

だから

蘄って斬って

斬りまくって

!?

!?

超我龍軍の

主力をここに

消す!

何言ってんだ

お前

そんなこと

今は

こっちが全滅の

憂き目に遭ってんだぞ

どっちが先に

力尽きるかだ

なっ...

......

私が〝楔〟を

打ち続ける

いいな!

皆は

そこを狙って

敵を倒せ

!!

きっ

羌痴!?

何をっ...

......

戦いの輪の

攻防が激しく

なってきたぞ

足掻いて

おるのだ

フッ

火が消える直前と

いうことか

ん?

.....?

あっ

ドルアア

行けェ

ぶっ潰せっ

ぐオ

ギァ

ヌオオ

クソがァ

もういい

次に

行くぞ

早く

行かないと

あいつがっ...

来たぞ

殺せェっ

あっ

ルア

急げっ

行くぞっ

オオ

信っ

くそっ

何やってんだ

マジで

こんな戦い方

お前っ

羌廆

殺せっ

何だ

こいつはっ

殺せェっ

何なのだ

こ奴はっ

唄?

妖かっ

トーン

今だっ

タンタン

あっ

落ち際を

狙え!

来るぞっ

スハー

スハー

スハー

今だ

殺っ...

えっ!?

キングダムの

バカな

バカ者

あれが

報告にあった

女副長羌瑰だ

囲って追い込み

一時留まる所を

刺しまく...

本当に

化物なのかっ...

奇妙な

呼吸術を使う

だが

その術には

限界がある

!?

ぐっ......

ぐあっ

隊長信達が

来たぞォっ

もういい

羌痴

十分だ

羌!

ダッ

あっ

また次の

所へっ

羌痴っ

もう

戻れっ

今はあいつの

戦術に従え

信っ

我呂

手強い精鋭隊共を

あいつが乱して

そこを俺達が討つ

作戦だ

あいつの命懸けの

立ち回りが

報われねェッ

しっかりと

応えて

やんねェと...

......?

ウオオ

潰せっ

分かってる

ってんだ

バカヤロォ

何..

何だ...

.....

何が

起こってる

輪が...

逆に..

広がっている!?

飛信隊!!

ギリ

フーー

ゴフ

...

徐肖様

殺るぞ

第585話最高の隊

殺うた

キングダムの

!?

なっ

じっ...

徐肖様ア

第595話・最高の隊

探育様っ

地に

落ちたぞ

羌痴

もう十分だ

反れ究極

よし今だ

殺れっ

徐肖様の

仇っ

あっ

また

来たぞっ

羌痴っっ

!?

くっ...

あ...

いつ

ルオオ

羌瑰の働きを

無駄にすんなっ!

転って斬って

斬りまくれっ

オオ

...

.....

.....

な何ということだ

あの土雀達が

敗れるというのか...

包囲しておいてなお...

馬鹿な...

真に主力の

あの部隊達が

討たれてしまっては...

......

.....

超義龍様...

趙我龍様

どういう

ことだ..

趙我龍様...

ここは

危険です

奴らが包囲を

抜けて来る前に

ここから離れて

おかねば...

超我龍様さえ

健在であれば

尭雲軍か馬南慈軍に

合流し

立て直しが出来ます

違ったのか

...?

ですから

ここは何とぞ

退避を...

!?

へ!?

我らは

あの時代の主から

この時代の

この案の暴挙を

止めるべく放たれた

矢ではなかったのか?

我らの力不足で

主の預言に

応えられぬと

言うのか...

......

いや

ひょっと

したら...

偉大なる主・蘭相如は

何か違う意図で

我らをここに

送ったのやも知れぬぞ

行くぞ

!!

ハハ!!

尭雲よ

ドガガ

超我龍様に

続けェ

オオ

コホ

俺達の...

ビヒィ

あっ

灰雨

お...

おい

ハア

ハア

......ああ

フー

フー

お..

勝ちだ...

へへっ

よし...

よォし

ゴホ

ゴホ

...

大丈夫か満助

はい...

副長こそ

大丈夫

ですか

信じられない

あの包囲を

受けて

返り討ちに

したなんて

全くだ...

ああ

だが

今回ばかりは

あの副長の無茶で

この奇跡を...

羌廼は

羌瑰は

どこだっ

心配すんな

何とか無事だ

田有

あっ

大丈夫だ

力使い切って

田有

そのキズ...

お前

羌穂を

かばって...

もうほとんど

終わってた

気ィ失ってる

だけだ...

......

......

へっ

最後に

少しだけだ

それに..

こんなキズ

こいつに比べたら

どうって

ことねェ

.....

羌瑰

副長!!

こんなに

ボロボロになって

気ィ失うまで戦った

こいつに比べれば...

羌瑰が

生きてたのは

よかったが

ちょっと

まずいぞ

信...

!?

趙我龍の姿が

見えねェ

逃げられたぞ

!?

なっ

何ィ!?

しまった...

敵を討つのに

夢中で...

くそっ

ここで趙製龍を

逃がしちまったら

ここまでの義戦が

ムダに...

...

無駄には

ならぬ

!?

楚水副長!?

ここに超殺龍軍の

主力は滅した

それは

この飛信隊対

趙装龍軍の勝敗を

決する程の戦果だ

ただし

元三大天の

片腕だったという

超袋龍がこのまま

引き下がるとも思えぬ...

ここから立て直しを

狙ってくるってのか

俺も

そう読む

違う場所に

本陣を築きますは

失った指揮系統を

復活させるはずだ

そしてそれは

あの後ろの森の

どこかだろう

!?

森の中って

あれ

とてつもなく

広いぞ

どうすんだよ

あんな中から

探せるのかよ

採すしかねェ

連中が復活する前に

見つけ出して趙袋龍を

討つ!!

動ける奴は

ついて来...

うっ

あっ

隊長っ

まだ

お前が行く

必要はない

!?

捜索は

敵に気づかれぬよう

少人数がいい

元々、逃げとし隠れ。の

専門家の俺達が

必ず趙我龍の居場所を

見つけてくる

那貴!

発見し次第

知らせを送るから

那貴一家!

それまで休んで

少なくとも

脇の深手の手当てを

しておけ

それじゃ見つけても

超投龍を討てん

確かに

手当てを

隊長

分かった

頼むぞ

那貴

ああ

任せておけ

.....

...

...

隊長...

手当てを

甲冑を...

ああ...

だが俺より先に...

光璃を...

光璃は

ケガとか

じゃねェ

それより

お前の..

あのっ

たっ

降長っ

ゼハ

隊長ォ

!?

ん!?

伝令!?

歩兵団...

景既歩兵団

からか!?

は..

はいっ

あっあの...

無理を承知で

伝えに...

ゴホゴホッ

いっ

今すぐ...

少しだけ...

少しだけすぐ後ろの

歩兵団のところに

隊長だけ来て

いただけませんか!!

何言ってやがる

バカかお前はっ

今どれだけ

大変な刻か

分かってねェのか

趙發龍を討つ

ってのに

何で信が今

後ろにっ...

!?

!?

なっ...

何か

あったのか

信っ

はっ

はいっ

うっ

ごっご本人は呼ぶなと

言われたんですが..

崇原歩兵長が

隊長に伝えるだけ

伝えて来いとっ...

ふ...

松左副歩兵長ですっ

誰だ?

松杉さん

松左...

しっかりして

下さい

松左さん

し...っ

松左さん

苦しいか?

いや...

少し楽になってきた

えっ...?

まだ

ものは

見えるか?

ううっ

ああ

ぼんやり

とな

そんな...

そんなっ...

うっ...

何てことを

スミマセン

でした

本当に

・スミマセン・俺達のせいで

本当に

うざいな

お前は

ぅっ

本当に...

ゴッ

ゴッ

それより

俺の槍...

ゴッ

スミマ...

うっ

千斗

お前にやる

へ?

使い込んでて

相当クセが

ついちまってるが

もらえない

っスよ

キングダムの

いい槍だ

ゆっくり

慣れていけ

.....

俺なんかが

俺なんか

がァっ

干斗

そこは

違うだろ

うっ

あっ...

ありがとう

ございます

ありがとう

ございます

松左さんの槍...

絶対に使いこなす、

ようになります

ハハ

そーそー

崇原

崇原

ぎゅっ

何だ

......

楽しかった

な...

ああ

色んな隊をそれぞれ

渡り歩いた

俺達は

よく分かる

よな...

飛信隊は

本当に

そうだな

最高だ

ああ...

その通りだ

この..

!!

うっ

ううっ

うぐぅっ

ちょっとばかし

先にいくか

隊を...

信を...

頼んだぞ

ああ

任せておけ

本当に

楽しかった...

くそっ信は

来れないのかっ

...っ

!?

へ?

へ!?

あっ

あっ!!

あっ

うわ

ありがとな

えっ!?

しょ...

松左っ

飛信隊副歩兵長松左

朱海平原にて戦死

...

...

キングダムの

松左さん

ううっ

見てて

下さい

松左さん

この戦絶対

勝ちますから

絶対

勝ちますから

第366話「超義龍を討

渕副長っ

どうした!?

!?

!?

えっ?

えっ!?

しっく

松左が!?

うぐっ

松左...

...

ちょっと

待てよ

......?

え..

渕副長

何かの...

間違いに

決まってるだろ

ああの松左が

死ぬわけ

ねェだろ

嘘だって

言えよ

バカヤロオ

くそっ

ああ見えて松左は

すげェ強いんだぞ

あ...

すげェ

いい奴だし

あいつが

死ぬかよ...

尾平

くそォっ

うっ

松左さん...

飛信隊本陣

なっ何!?

しっ

松左がっ...

ま間違い

ないのか!?

はい...

間違い

ありません

しっ死んだ!?

!!

河了貂

河了貂

河了貂

だ...大丈夫

急いで続きを...

敵主力が

消えて

今が最大の

攻め刻.....

耐えろ

いっ...

今は

ダメだ

この機を

逃がしては

全てがっ...

そう...

想定していたより

ずっと被害が少ない

お奥の脅威が

もういない

逆にこっちの後軍の

被害は思ってた以上に

少ないから

ここからっ...

きっと

松左が無理をして

助けてくれてたんだ

松左のおかげで

こんなに..

でも

そのせいで

松左が死んでしまった

オレが死なせて

しまった

ごめん

本当に

ごめん

松左...っ

河了貂っ

ごめん

やっぱり

ちょっとだけ

ムチャをさせて

じまって...

すぐに

立ち直るからっ

ちょっと

だけっ...

......っ

前戦より

急報!

...

...

!?

前戦

から!?

立て直さんと奥の森へ

逃げた趙義龍の

居場所を発見した

そうです

崇原歩兵団の

ところまで

下がっていた隊長も

前線に戻って

これから趙我龍を

討ちに行くと

あの越義龍を

追いつめた

よし

いよいよだぞ

河了貂

趙我龍を

討って...

頼む、信...

......

もう全てが

そこにかかってる!?

キングダムの

戻ったか

那貴が

見つけたのか

ああ

こっちも

今出る準備が

出来たとこだ

よし

すぐ

出るぞ

ちょちょっと

待てよ信

その前に...

松左が

死んだって..

嘘だよな?

いや

本当だ

松左は

死んだ

!!

!!

なっ...

ざけんな...

信じねェぞ

松左は

俺の腕の中で

死んだ

そんで俺が

お前達の分まで

しっかり

泣いてきた

分かった..

信殿

紫原のとこで

やってきた

だから泣くな

田永

・っ

キズの

手当ては

ん?

羌!

あれから

目を

覚ましたら

自分も行くって

聞かないんだ

まだ

戦れるって

それに

お前っ...何やってんだ

羌漉

松左は

...ああ

深手を

負ってる

お前よりかは

助ける...

いい奴どっと

だった

本当に..

隊長

矛を

最高の

奴だった

......

分かった

...

だがもう

絶対一人で

無茶はすんな

松左...

行くぞ飛信隊っ

今度こそ

趙我龍の

首を取る!!

オオォオ

しっかり

見届けてくれよ!

待て

静かに話せ

今は...

バサッ

あっ

尭雲様

まっまだ

起き上がられ

ては...

ぎ尭雲様の

手の色が...

じゃあ人なら

部から切り落とす

深手だったのだ!

尭雲様っ

どうか天幕に

超我龍が

苦戦して

いるのか

今我らが雷雲が

授軍に向かおうと

しているのですが;

対する玉鳳が

必死の抵抗を

見せておるよう

です

まっ

負けるなっ

一人も

通すなァ

なぜだ

なぜ、お前ほどの男が

追いつめられているのだ

我龍よ...

もしお前が

討たれるようなことが

あれば

我々は...

オオオ

突き抜けろ

玉鳳を抜いて

飛信隊の

横腹を

突き刺すのだ

趙我龍軍が

敗れては

この戦場の戦局が

大きく傾くことに

なるぞ

オオ

ぼはっ

ぐオ

グア

一人も

左にっ...

飛信隊の戦場に

行かせるで

ないぞォ

オオ

ひるむなァ

はね返せっ

選すな...

副長っ

ぐうっ

死ねェ

い、急げっ信じ

我らの限界は

我らが

止められている

うちに..

厳しゅ...

飛信隊

だ!!

趙我龍を

討ってくれ

ルオオオ

敵だっ

ギア

ああ

飛信隊だ

バカヤロォ

行けっ

オオ

てっ

敵襲です

何っ!?

キングダムの

もう

ばれたのか!?

数はさほどでは

ありませんが

隊長信自ら先頭で

来ていると

急いで守りを

固めろ

一体

どうして

ここがっ...

くそっ

まだ守備隊が

集まりきれて

いない...

あっ

きっ

来たぞっ

何っ!?

バカな

もう

そこまでっ

超我龍様を

逃がさねば

いや待て

落ちつけ

あれは

少数の奇襲だ

数はこちらの方が

多い

迎撃しろ

止めろ

そっ

ぐあ

思ったより

数が多いぞっ

殺せェ

那貴達はっ!?

超我龍が逃げぬよう

馬南慈軍側への道を

ふさいでるそうだ

ヌオ

田永

構うな

行けっ

もう

行ける奴から

行って...

超教龍を

討つんだっ!!

ルオオ

ギア

いっ

いかん

来るぞっ

超殺龍棟

脱出をっ

超敦寵様っ

趙我寵様!?

キングダムの

殿

外に出ては

体にさわります

よい

今日は

少しいい

ゴホゴホ

気分が

いいので

少しお前達に

話しておく

ことがある

はて

何の話

でしょうか

!?

!?

えっ!?

>中華についての話だ

ちっ...

趙我寵様!?

中華についての

話...?

ああ

第597話式連を

ゴホゴホ

二人共

悩えているか

ある戦いの中で

一度だけ敵と

そういう話をした

馬丘の

戦い

そう

ゴホゴホ

つまり相手は

第597話、武運を

あの玉騎

だった

最後の最後に

こんな小川に

命を救われよって

運が

よかったな

商相如とかいう

三大天め

運のわけか

なかろうか

アホッ

主がお前達を

ここへ

導いたのだ

あ!?

何だと貴様っ

アホゥか

ぶち殺すぞ

録嗚未

やってみろ

フッ

会いた

かったぞ

会ってお前の顔を

見てみたかった

ここまで

秦六将王騎

遠慮せずもっと近くで

見ていただいても

構いませんよォ?

思っていた

通り

大いに

〝無邪気〟だ

やはりお前達は

良くも悪くも

......

だが仕方のないことだ

お前達の無邪気さは

お前達の王からきている

並のような瞳で

中華を攻め

まくる故

“戦神”などと

言われておる

ンフぅ?

貴っ榊

何も知らぬくせに

我らが王を

語るなァ

殺すぞォ!!!

同金

いや

蘭相如は二度ほど

我らの王に直接

会っておる

その無邪気さが

お前達をここまで

強くしていることは

間違いない

だが

それだけでは

届かぬ

届かぬと

いうことは

やはり

中華はまだ

熟しきれて

いない...

その刻では

ないという

ことだ

りんぼう

鱗坊

...

ガシ

.....

録嗚未

ドス

お俺?

ヌオオオ

だが俺達が

やっていることに

意味がないという

ことではない

逆に俺達にも

重要な役割が

中華を

熱させる

役割とでも?

......

人は

思いを紡いでいける

生き物だ

苦しみも

そうだ

悲しみも

俺達は

ずっと

喜びも

つながって

生きている

...

お前も

少しは分かって

いるはずだ

もう

随分と

前から

ずっと

一体

何の話をして

いるのです

あなたは

中華は

かの日が来るのを

待っていると

ドリドドド

殿

奴らの授軍が

そろそろ

行くか

あっ

王騎よ

逃げたっ

待て

クソ共っ

武運を祈れ

ここまで

俺も祈る

一体

誰のです?

...

さァ

フッ

誰のだろうな

キングダムの

ゴホゴホ

中華は...

ゴホ

...

争いに

うんざりしている

中華は

一つに

なりたがって

いる

だがそれは実際

容易なことではない

いずれ

機か熟す刻か

来るであろうが

もし

そこで

失敗すれば

...

コホ

ゴホ

永劫に中華は

分裂したままで

延々と

戦い続ける

やも知れぬ

願わくば

一つに...

そしてそれは

趙の手によって

成したいところだが

その剣は

他の国の手に

あるやも知れぬ

ここから先は

いつものよさいこと

世迷言だ

どこか

心の片隅に

置いておけ

...

伝えておきたい

ことが二つある

........

一つ目は

もし

いつの日か

その剣を手にする

敵に出会った

時はー

全てをかけて、

そいつを殺せ

なっ

しっ

よいな

信っ

その時

お前達が背負うもの

全てをぶつけて

そ奴を

打ち砕け!

ルオアァァ

第538話「紡ぐ者

ヌオオ

くオオ

押し負けるな

ヌうっ

キングダムの

亜光兵の

名に

かけてっ

うっ

おのればなんじゃ

馬南慈

フオオ

弁兄弟がっ...

足を

止めるなっ

馬南慈様!!

私の隊で追って

あの亜花錦という

男の首を...

よせ

狩り場に

誘われるのが

オチだ

...

またあの

小隊か

くそっ

ハエのように

まとわりつき

よって

それより

この場の敵を

イマ少し葬れば

この本隊の動きは

止められぬ

大挙して苦戦

しておるという

趙我龍の元へ

向かうぞ

そして儂が

飛信隊信の首を

天高く

飛ばして

くれる!

くそっ

馬南慈が

挑発に乗らなく

なった

まずいぞ隊長

そろそろ

馬南慈本隊を

おさえきれぬぞ

行くぞ

オオ

限界が近いぞ

隊形を組め

もう一度背から

突撃をかける

ハ!

馬南慈の足止めも!!

コギギ

急げよっ

飛信隊信:

尭雲軍対玉鳳隊

ヌオオオ

死ねェ

オオ

死守だ

うっ......

ぐぁっ

よしっ

抜けたぞっ

行けェ

くそっ

あっ

抜か

れたっ

くそォっ

ふっ副長

まっまだだ

秘崩れにだけは

なるなっ

すっ

少しでも

刻をっ...

一人でも多くの

敵の足を

止めるのだっ

飛信隊信が必ず

趙我龍を討つ!

オオ

そっ

そうすれば

副長

信っ

ッ...!

急い

左の

馬南慈軍が

こちらに

来そうだぞ

あっ右っ

尭雲軍が少し

入って来たぞ

なっ何っ

急報!

本陣を狙っているの

敵の小隊ありとっ

なっ...

それより

信速からの

報告はつ!?

まだ

来てない!

...

飛信隊本陣

馬の用意を

最悪の場合

本陣を捨てる!

えっ

信.....

頑張って...!

......

くっ

超我龍様が

一騎討ち

などっ...

飛信隊信を

殺すぞっ

オオ

あっ

行かせるな

オオ

あっ

ゴホ

ジャマだ

女ァ

羌痴っ

俺が

助ける

披露しろ

我呂!

しっ...

信!

くそっ

負けんな

信っつ!!

ルオオ

!!

なっ...

何でだ

何であんなに

強い...

いくら信が

ケガしてる

からって

超我龍は

軍師みてェな奴

じゃなかった

のか..

弱いわけが

なかろうが

...

思いを

紡いでいくのが

ならば

我が双肩には

先に通った

八将と...

病という不運で

黄金の時代を

去った

主、歯相如の思いが

宿る...

...

故にっ..

砕け散れ

飛信隊信!!

ビッ

!?

まだ...

倒れぬ..

だったら

負けない...

あいつも

あいつも

全員の...

思いを余さず

紡いでいる...

全ての

思いを...

...ですか

.....

何っ

王騎の姿っ

ルアっ

バギっ

あっ

ああっ

ちっ

趙我寵様っ

キングダムの

天幕へ...

.....

選択肢は

俺は...

負けねェ

俺は...

砕けねェ

俺は...

中華を

統一する王

嬴政の......

金剛の剣だ

中華

中華

統一

中華は

キングダムの

一つに

なりたがって

いる

伝えて

おきたいことが

「つある

二つ目は.....

そして

俺は

俺はっ

尭雲...

天下の

大将軍になるほど

なる男だっ!!

後はお前が

...

後は...

丸雲に...

!?

第598話右翼の風向き

うオオオ

信ンン

.....

趨穀龍様っ

...

...しっ

ちっ

うオオ

やったっ

ついに越義龍を

討ったぞオオ

うくうっ

うくうっ

趙我龍様

そんな

バカなっ...

信っうっ

趙裁龍様

アア

右翼の風向き

やった...うぅ

隊長オ

やった...

うオオ

殿っ

...う

よくその体で

起戦前を...

信殿

おのれ..

おのれっ...

趙穀寵様ァ

ガチガチ

...

皆殺し

だっ

この場にいる

飛信隊をっ...

信もろとも

刺し違えてでも

皆殺しだァ

ヌオオ

こいつらっ

来るぞ

隊長を

守れっ

刺し違えてでも皆殺しだァ

殺せエエ

!?

何っ

俺達に任せろ

退路を断って

待っていた分

しっかり

元気だ

.....

なっ

那貴!

フッ

ギア

しかし

それにしても

那貴一家だ

コノヤロオ

さすかたな

うちらの

大将は

急報

急報ー

やった...!

つついにあの

超我龍を

隊長がっ

......

ううっ

うオオ

よく:本当に...

急報ー

本陣を狙っている

敵小隊がすぐそこまで

迫っている

黄の守備隊が

抜かれそう

っ...何っ

戦いはまだ

終わって

ない

いやむしろ

ここからが

大事だ

信...

河了貂

馬を

全兵士

敵兵士にも

右の玉鳳

左の亜光軍

にも

飛信隊信が

超将超我龍を

討ち取ったことを

急いで

伝え広めて

先に主力が壊滅した

起事前には

もう力がない

信・楚水に

一番の兵を塞いて

たの職場の馬鹿慈邪に

攻め込むよう伝令を!

今日の

この十四日目で

それで

全体の風向きが

一気に変わる!

!!ハハ!

ほっ

本陣はっ!?

右翼の戦場の勝利を

決定的なものに

するんだ!!

オレ達は

湖さんと合流し

右の玉腺の

扱軍に行く

もう

必要ない!左右の車と

二手に分かれ

協力してそれぞれ

敵を状撃する

オオ

まずは

信が自ら趙発龍を討った

一報が飛信隊の戦場に

広まった

しっ

信殿かっ

...うっ

なっ...

ほっ

本当っスか!?

ああ

間違いない

!!

歩兵長っ

ああ

やった...

やったぞ

.....

ぅっ

やりましたよ

松左さん...

そして左右の

戦場にも

何っ

真かっ!?

!!

!!

なっ

何っ!?

はいたしかに飛信隊信が

趙毀龍を討ち取ったと!!

...

ぃつもいつも

今回は無理と思っても必ず...

よォし

超左翼の大将と言える

超我龍を討ち取った

ぞォ

さらにひとたい

飛信隊が

こちらに来る!

一気に

押し返せェ!!!

オオ

...お前という奴は、

お前という奴は...

趙我龍が

すでに討たれた

じゃとォ!?

ハ!

さらに飛信隊が

こちらの戦場に

雪崩れ込んで

来ると報告がっ

やった...

本当に

やりよった

ギギ

上々

なっ

こちらの本隊を

押し上げるよう

段茶大将代理に

伝令だ!

ハ!

この時、亜花錦と河子君の

考えは一致していた

趙左翼で健在な将は

もはや馬南慈のみであり、

その馬南慈軍を狙ったのだ

飛信隊

馬南慈軍

亜光軍

河予貂は飛信隊の

主力の多くを

信の元に走らせ

馬南慈軍を横繋

亜花錦がイチ早く

呼応し

〝挟撃〟の形に動き

亜光軍の総攻撃が

始まった

そして

亜光軍の本隊を率いる

大将代理段茶という男は

追い風となると異様な

強さを見せる

王翦様と

亜光様に

捧げるのだァ

!!

オオ

今こそ王翦軍

第一軍亜光軍の

武を見せる刻だ

行くぞ

亜光兵

この勝利

をッ

亜花錦はつぶれ役となり

馬南慈にまとわりつき

兵を失いながらも

馬南慈の動きを封じた

キャキャギャ

その間に

飛信隊と亜光軍は

強烈な挟撃をしかけ

馬南慈兵は次々と

討たれていった

そして

その攻撃は

日没まで続き

趙我龍軍に続き

馬南慈軍も半壊させる

ところまでの

戦果を出した

十四日目

苦境に次ぐ苦境を乗り越えた

案軍右翼は圧倒的戦力で

臨んできた趙軍左翼に

実質的に勝利を掴んだと

言ってよかった

うオオオ

やったぞォ

スオオオ

オオオ

ううっ

その一報は

..

...

当然両軍の大将

李牧と王翦の

耳に入り

兵站偽装作戦から

始まった二人の戦いが

ついに

いよいよ...

だが

最終決戦の日を

迎える前

この

十四日目の夜に

もう一つ大きな

出来事が

起きるのである

キングダムの

!?

じィ

秦軍左翼

陸仙の陣に

行ってくる

信のおかげで

明日こっちも

大きく動く

はずだ

ハ!

あと少しで

田多が捕まえた

うさぎが

焼き上がりますぞ

お気を

つけて!

うん

ハハ

冷めないうちに

戻るよ

十四日目にして

今が一番

蒙恬様は

喜んでおられる

え?

本当によく

やってくれた...

信本当によくやってくれた..

本当に

お前は

馬の足の音で

分かる

...

さすが

副長

.....

しかし

何とも...

六将といい

案は

運がいい

敵恬様と

王賀

そして信

無論!

その筆頭は

我らが豪悟な

だかな!

ハハ

その通り!

コラ

蒙恬様が

戻るまで..

!?

何だ

貴様はっ

性格は違えど

恐らく史に名を

残す程の軍才が

そろって同じ時代に

出現している

ガハハ

くーしかし

久々にうさぎの

いい香りか...

!?

!!

なっ

ドッ

敵しゅ...

てっ...

..

大人気1例を手う谷秋戦国大河ロマ

どのような

第600話

四日目の夜

キングダムの

副長!

開封ォオ

...

何だ..

これは...

体...

何が

起きているのだ...

...ナリ

ビキ

くそ

くそっ

ビキ?

ビキ

この男

龐け...

...

恬様

家舌様

救活さま...

蒙武様

ホギャッ

おめでとう

ございまする

ホギャア

お前が

面倒を見ろ

ご嫡男

ホギャァ

えっ!?

フォ

ポン

しかも何とも

かわいらしい

何というかわいらしさ

えっ!?

ふぎゃ

じィ

ホギャ

カニー

カーニカニ

スピー

スピー

...

どわ

キャハハハ

はわわわかわ

家恬様

大家の

ご長女には...

カニー

ごめーん

あやまりに

行っといてー

カーニ

カニ

カーニカニ

カーーカニ

次は

ヘビだ

ヘビ

へビは

お止めを

なんだよ

わっ

私が

ですか!?

ごめーん

じィ

大好きー

いつも

ありがとね

じィ

キングダムの

俺に子供ができたら

一番最初に抱っこ

させてあげるから

大好きだよ

じィ

.....

いや...ダメじゃ...

この騒ぎで蒙恬様が

戻ってきてしまう...

その前に...

この男を.....

遠ざけておかねば...

ザッ

お...

おい...

副ち

がっ

げッ

ガラララ

ドス

えっ

えっ!?

!?

...

さっ..

刺せたっ!?

失せろ

しん

武神とやら

あっあの

龐煖をっ

ビキィ

あっ

止めっ

じィは

あなたと出会えて

蒙恬さま

本当に

幸せでした

ありがとう..

止めろっ

副長オオォ

.....

!?

...いや

何でもない続けよう

はい

どうか

しましたか?

いや

やっぱちょっと

本陣の様子を

見てくる

えっ!?

キングダムの

なっ何っ

龐煖様が

現れたっ!?

ほっ

本当か

それはっ

はっはい報告では

楽左翼の本陣に

突如現れそこにいた

小隊を全滅させて

再び姿を消されたと

えっ

なっ何っ!?

楽左翼の本陣を...

お一人で

急襲されたのか...

起三大天自ら...

そ...

そういうお方だ

知らんのか

眉短様を...

しっしかし

この佳境にきて

三大天がもう一人

参戦されるのは

何よりありがたいぞ

!?

だが

また姿を

消されたと

まさかまた

山へ戻られた

のでは

やっ山!?

彼は山へは

戻りませんよ

...学牧様が

呼ばれたの

ですか

李牧様

三大天

龐煖...

大将軍を...

呼ぶも何も

この数年

捜しても

居場所すら

分かりません

でした

え?

自らここへ

来たのです

麗接は

決着を

つけるために

.....

いよいよ

役者が

揃いましたね

カイネ

は..

はい

趙軍左翼

我龍は最後に

何か言って

したか?

...

いえ...

特に..

はっ...

私だけ

かすかに

聞こえました

!?

し...死に際に...

飛信隊信に

対し..

後は...

“尭雲様に...!!

...

......

そうか.....

明日は

俺も出るぞ

!?

そっ

その腕で

ですか!?

無茶です

尭雲様

秦右翼

飛信隊

ドデッ

!?

敵しゅ...

なっ

何やってん

だよ

寝てねェと

ダメだろ

いてて

ビクッ

ぅっ

...って

信!?

隊長

!?

いや

決戦前夜

だからよ...

お前らと

メシでも

食おうかと..

メシねェけど...

はい信

むっ

馬肉!

山利の馬が

さっき

死んだんだ

バカ

だったらオレらが

天秤に行くよ

そっか...

カカ

天幕は

狭ェ

だから山利に

他より多く

食べさせたぜ

珍しいな

テン

お前もここに

いるなんて

どうしたか?

我呂の馬でも

つぶしたのか

お前マジで

その手の

冗談だけは

やめろしく

っとはして

明日の戦い方は

出来上がった

.....

それに

今晩は

当然だ

オレもみんなと

いようかなって...

...

ようやく

ここまで

きたな...

うん

工事将軍からも

初めて戦略についての

伝令が来た

!!

何っ!?

目の曲と共に

出陣して超左翼を抜き

学校の中央軍へ

横駆せよと

それと同時に

壬鞨中央軍も

突然をかけるはずだ。

.....

いよいよ

だぞ

お前ら

オオ

よし

玉鳳本陣

ん!?

!!

あっ...

王賁様ァっ

!!

.....

.....

キングダムの

秦国

咸陽

ハッ

ハァー

第601話、決着の日

壁と楊端和の軍が

繚陽を

落としたと!?

......

はい

激戦の末

犬戎軍を破り

城を占拠したと!

...

ここにいる

よよしっ

大王様

椋陽からでも

五日

かかったのか

ハノ

だっ大王様にっ

まだ夜更けだが

報告を...

列尾の封鎖が

いよいよ厳しく

山越えをしてきた

伝令も矢傷で

私に事を伝え

そのまま息を...

コッ

椋陽は一つ

安堵できたが

もう開戦から

十五日目だ

やはり問題は

朱海平原だな

はい...

朱海平原からは

もう一切報告が...

はい..

おそらく兵糧も

尽きた頃かと...

キングダムの

信...

コッ

コッ

生きてまだ

戦っているの

だろうな

俺は信じて

玉座で待つぞ

不可能と言われた

鄴攻めの勝報を

そして

再び!!

ここで論功行賞を行い

大勢の前でお前を

祝福することを

.....

コッ

.....

コッ

あれ?

端和殿と

キタリ殿

繚陽

どうした壁

まだ

夜更けだぞ

いえ...

実は嫌な夢で

目が覚めて...

朱海平原で

敗れ...

素軍が...

全滅する夢を...

りし?

キングダムの

じゃッ

もしこの

もっ!?

どうしても

不吉なことを

口にするな

バカ

ボイ

いだァ

気をつけろ

!!

メラ族は

言霊のような

ものを信じる

ところで

そんなことそわれても

端和認速こそ

なぜ

こんな暗い中に

そういう

我々も

胸騒ぎが

してな

胸騒ぎ?

私も

キタリも

勘..が

働くんだ

今日が..

決着の日だ

ナメン

ナヨ

恐らく

えっ

ズビー

ズビー

ビクッ

ズビー

ズビー

ドッ

クク

......

朱海平原

キングダムの

秦左翼

キリギリまで

若は眠らせて

さしあげろ

憔悴

しきって

いる

分かってる

ん!?

わっ

若っ!?

えっ

陸仙

今日は

いつもより

全体を前陣に

するぞ

分かり

ました

副長の

弔い合戦

ですね

違うよ

紀彗軍をこの場に

足止めするためだ

攻めに出る

日の出と共に

右翼が駆け出し

超左翼を抜きに行く

抜けたら

王翦中央軍も出て

李牧中央軍を挟撃

.....

その時紀彗軍が

助けに行くと

その好機を潰される

恐れがある

あるし

必ず紀事は

そう動く

それを

させないために

今日はこちらから

紀彗軍に猛攻を

しかける

安心

しました

正直下手をしたら

若が立ち直れず

天葬から出て

来ないのではと

いつまでも

泣いては

いられない

じィへの涙は

戦いに勝って

からだ

......

バカを

言うな

今日は

開戦以来の

大一番だろ

.....

胡漸副官は

うん

本当に

優しい方

でした

キングダムの

陸仙

じィの話は

後だ...

いつも

若のことを

第一に..

知ってる

すみません

龐媛の名も

口にするなよ

聞けば

心が乱れる

今は

この戦に勝つこと

だけを考えるんだ

ハ!

各隊配置に

つくぞォ

趙軍右翼

城主奴ら

こんな暗い中

もう布陣を

始める気だぜ

ここまでくると

互いに

考えることは

筒抜けだ

我らが中央軍に

援軍を送れぬ程

今日は猛攻を

しかけてくるぞ

笑わせる

ここまで散々

いなして

逃げてきた

奴らが...

ああ

完膚なき

までに

返り討ちに

してやる

全軍

布陣せよ

今日が

素軍の

命日だ

戦力も

こちらが多い

オオ

泰軍中央軍

道を

開けろォ

両軍の旗隊が

通るぞォ

何とも

待ちわびた

全ては

この日のためだ

俺達だけ

何もせず待ちで

戦い方を忘れた

やも知れぬ

軽口を

叩くのは

大目に見るが

バカな

しくじりは

許さぬぞ

しくじり?

そんな言葉

知らぬな

無縁すぎて

倉央!

んー

武運を祈る

ああ

お前もな

李牧中央軍

姉さん

お早うござい

ます

いよいよだな

カイネ

姉さー

くそ暗

ねむ

まだ

夜だよな

これ

秦右翼

急げ

日の出と共に

出陣するぞー

走れー

飛信隊

いっ

いよいよだな

千斗

ああ

今日が

大一番らしい

開戦して

十五日目...

感陽を出てからは

ひと月以上かけた

戦争が

ついに決着がつく!

よく俺達...

ここまで

死なずに...

だったらここで

気を抜くなよ

気を抜いた

奴から死ぬ

惇兄弟!

誰の言葉

だよ

松左さん

だよ!

...そっか

じゃあ

本当だな

今日も全力で

行くぞ

ああ

信殿っ

どうした

渕さん

玉球隊の

方...

王女が

復活したと!!

何っ

ほっ...

本当かっ

あれ?

死んだんじゃ

なかったの?

死んでねーよ

こ...

この大一番で

これは大きな

朗報かと

恐らく槍は

持てぬでしょうが

王島にとっては王賁が

馬上にあるだけで...

羌痴

お前の秘薬の

おかげだな

.....

ああ

間違いねェ!

信!!

キングダムの

恐らく

龐煖は

お前を狙って

ここへ...

お前の危機は

私が守る

どした

羌漉

.....

そういうのは

やめろ羌病

!?

皆で勝つんだ

ちゃんと

生き残ってな

分かったな

......

羌癪

キングダムの

......

何してんの

早く将校は

持ち場に

兵は配置に

ついたぞ

へっ

朱海平原

十五日目

.....

平原の戦いを照らす

最後の朝日が

天を朱く染めながら、

昇った

出るぞォ

それは正に

第802話・李牧の陣形

日の出と共に

飛信隊による

全開の

スタートダッシュで

あった

ルオォ

第602話

李牧の陣形

全てだっ

全てを

出し尽くせ

ェっ

オオ

斬り

まくれ

チアア

あっ

行けっ

ぶはっ

行けェっ

かっ

河了貂

最初からいきなり

こんなに飛ばして

いいのか!?

いいのか

じゃない

飛ばさなきゃ

ダメなんだ

河予貂が今一番

求めているのは

〝早さ〟であった

作戦は右翼が抜いてから

王聖中央軍と季牧を挟饗

故に一刻でも早く

趙左翼を突破する

必要があるからだ

...

問題はどこまで

趙左翼の力が

残っているかだ

だが

...

ここで

何だ!?

あの音

森のさらに

奥の方だぞ

それ次第で

!?

!?

予想外の

ことが起こる

あそこは

だだだよ

...

まっ

飛信隊ら右翼の

突破を待たず、

王翦中央軍が

進軍を開始したのだ

まさかっ

!?

先鋒

王翦軍第三将

田里弥_兵一万

弓隊左方展開

歩兵四重の陣で

前進

オオ

騎馬隊

左右へ動け

ハ!

何っ

出て来たっ

.....

来たぞ

者共ォ

前列

構えィ

オオ

李牧様

王殿軍が

動いて

来ました

どういう

ことだ

奴らの右が

来てからでは

ないのか...

柔右翼が

抜ける前に

出て来た..

間違いない

王聖中央軍が

始めてしまったぞ

しかも

いきなり

一万も

どうしてだ

俺達が超左翼を

抜いてから

中央軍が動く

段取りだったはず

なのに

...

いうことは...

実際に学校軍と

対峙して...

今の戦局では

二つ戦り方が

あったんだ

一つは

オレ達右翼が抜けて

李牧軍に側面から

ぶつかり注意を

横にそらしてから

玉錦将軍は

作戦を変更

したんだ

変更!?

もう一つは

逆!?

王翦軍が

正面から大打撃を

与える戦り方

先に中央軍がぶつかって

学校軍の気が

正面に集中した時に

右から抜けたオレ達が

股態に突撃する!

李牧中央軍

!!

藥右翼

中央軍

その場合は

オレ達が

決定的な仕事を

しないといけない

決定的な

仕事!?

......つまり

この作戦変更の

王翦将軍の

意図は...

右翼のオレ達で

李牧の首を取れと

いうことだ!

えっ

王翦

中央軍対

李牧

中央軍

蹴散ら

せェ

開戦!!

!!

ぐあっ

ぐオ

押せっ

何だこいつら

ビクとも

乗り越え...

押し込:

...

どうした

なぜ

進まぬ

押せっ押せェっ

......

右孤左孤

展開

ハッ

堅い

ん?

〝蛇陣〟で

〝波壊〟しろ

波形

突撃だ

前列内

軟化

第二第八に

硬化点

十十五も

ニキミ

向きを

定めろ

ニ十九もだ

関馬が

来たぞっ

!?

点止陣!

田里弥の蛇陣のカラクリを

一瞬で見抜き返しやがった

しかも李牧ではなく

現場の部隊長達の

指示で..

軍としての知略”が

深い

これが

李牧軍

やはり一筋縄では!

いかぬぞー

田里弥

弓隊前へ

“要”を

突け!

きっ金毛様

第二波らしき

騎馬の奇襲も

いとも簡単に...

ああ

簡単に返した

あんな

ものは

だが決して

簡単なこと

ではない

何でも

ありませんよ

守備が頑強と見てぐそれを見切り

素軍は

斜めに力を加える

奇襲に出た

えっ

作って

その対»の力を

返したのだ

ただ

守るべだけなら

いくらでも

守れます

たとえ左から

素右翼が抜けて

攻めて来ようと

守りきれます

兵糧が

尽きた彼らが

骨と皮に

なるまで

何回も

ただ守って

勝てばいい

だけです

ん!?

急報

急報です

ぎっ

”鄴”から

火急の

知らせがっ

!?

!?

......

鄴から!?

...

ん!?

ん!?

.....

.....

李牧が

陣形を変えた...

キングダムの

しかも

攻撃の陣に

なぜだ...

......

キングダムの〈完〉

フッ

...とかさ

この度は、55巻ご購読真にありがとうございます。

映画キッグな、鈴さまご覧になられましたか?っ

何回もリピートして下さい大方々も多かったようにす。

ありがとうござます!!

おかげさまで大ヒットとなりましたー!!

嬉ぃしほっとしました。

肉やって下さった皆さまと、映画館に足を運んできたもの

またこれはブルーレイも

そのうちもそうう大丈夫ですよ

されますので、

おかげです!

ですのでありがとうございました。

4月19日の公開日から、ネットで売上産体験や

近場の映画館の席の2回あり方など毎日会いのして、

スタッフとあーだこーを盛り上がりながら原稿を飾りてました。笑、

映画館には僕も3回行きました。

は〜映画は楽しかた〜、

でまたお会いしたいですねーっ!!

作原泰久っ

ふふっ

□編集,大沢,太郎

コレギュラースタッフ

梶山・昊頌・上村恵一朗毛利芽夏_佐藤優次,岡元利息

昨日大阪水縹十月夕ガセロ

□ヘルプ北原涼子

螺旋

おまけマンガアルファル伝説

分かります

これが

奥義だ

分かるか

トウ

分かるか?

トウ

哲学的な

クソしょーもない

話ですか

ほう

何が

分かる?

分かりません

急に口が

汚すぎる

そして哲学的な

話ではない

さっきも

言ったが

これは

止まっているようで

止まっていない

よーく

見ろトウ

本当だ

よーく

わずかに

刃の先端が

回転している

しかし

なぜ...

秘密は

柄を握る

この手の中にある

小指だ

小指で

柄の尾を

回転させている

それが刃の

先端に伝わり

見えぬ程の

回転

«銀旋〟を生む

へー

なるほど

ではトウは

セミを捕りに

待て

動いている

ものには

力が宿っている

たとえ

目に見えぬ程の

小さな円でもだ

その小さな円は

回転を続け

力を増幅させながら

大きな円を描く

そしてさらに

大きな円...

大きな親族に

それを操れば

斬れぬものも

斬れる!

そしてこの円を

止めずに動かし続ければ

正に無敵よ

見ておれー

スホー

師匠途中

オナラを

はさみましたね

うるさい

とにかくこれが

螺旋の極意だ

途中で

オナラを

はさむのが

極意!

とにかく

違う!

親族を想めたかは

音で分かる!

ファルファんだ

ファルブッ

ファル

屁は

いらん

とにかく

とにかくお前は螺旋を極め

お前はお前の最高の

ブァルファルの音色を

見つけるのだ

それがお前の

ブァルファル道だ

とにかく!

.....

とにかくっていっぱい

いったし言いますね杏子は

師匠は

...ファルン?

おしまい

カバーデザイン

岩崎修(POCKET

YuC

DIGITAL

SHEESAはYOUNGJANATACS

キングダム

55巻

原泰久

©原泰久2019.20!9

初版発行

デジタル版発行_2019年

2019年

発行所・集英社

http://www.shuesshacco.

この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです

本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、

無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載

を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人

的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなど

の著作権保護技術を解除し、て行うことはできません