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...
YJC
pleiTAL
YOUNGJUMPCOMICS
...
原泰久
5:
SHUEISHA
...
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
うわっ、
KINGJDOM
...
原泰久
目次
残酷な現実
お、戦略の破綻
第013回第626話第27話第6条第59回話第530話第1531話第832話第45号第63話第7634話ベットで
私たちはそれぞれの
その時は、それだけで、今回も、お客さんは、今年は2015年から3000年頃から2008年8月27日(金)または本日リースにあるのは、
間段
!!
の
4r69s9109129149169187208
58
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
中国・春秋戦国時代
信じん
本作の主人公。下僕の出身ながら、
数々の試功を積み上げ五千人村と
なる。今はじき幼馴染。寝に天下
の大将軍になることを誓う。
始皇二年(紀元前25年)
王弟・成績による反乱が起こる
地甘平原のいて呼ん堅いる変行か
朝日を破る
始皇三年(緑元前24年)
馬腸を巡る趙との戦いいて王騎が亡くなる
始皇四年(急元前26年)
通将「李牧の計らいで
素趙同盟が成立。
素に攻め込む。
娘皇犬年(紀元前21年)
韓・親・超・燕楚からなる合従軍が
婚長先年(経元前28年)
成人を迎えた政が、「加冠の機」を
時は紀元前中国・春秋戦国時代
500年以上の長きにわたり戦乱が続くこの大戦争時代に、
中華統一を目指す若き王と、天下の大将軍を夢見る人の下僕がいた。
二人の少年たちは、いつしか同じ七末来へ向けて歩み始めた。
嬴政ぇいせい
若き炎国の上。王弟の反乱や相国
日本昼との権力争いなど速多の立態
を越え、東北初めての中米統一を目
指す。
執り行う。
始皇十年(紀元前23年)
黒羊丘にて慶舎率いいる趙軍を破る。
埼基十一年(紀元前28年)
超国駅』を奪うべく、王戚・
桓騎・楊端和の連合軍が出陣!!
☆「新」は超国王都IHE前」の表示。
この地を奪えば、週国政略に
王手をかけられる。
これが戦国七雄だ!!
趣の要地帯を賭けた突い題の
全面戦争。機関の戦いを制した
のは、樹端和軍する条国。そして
そ朱海平原では王聖軍が李牧軍
と激突する。迎えた沢賊の下五
日目、葬協盗問近の知らせを!!
けた尖牧軍は、超攻撃型布団で
王野軍を攻め立てる。価抵と馬
首慈は王聖へと迫るが、千葉、愛
話の話題でこれを退ける。一方、
父毛軍を破った飛信隊は突牧派
への状態を進める。だが、本職を
追い詰めたところで、宿敵蔵校
が目の前に立ち塞がり...!?
そういうことでしたそういうのは、そういうことですが、
前巻までのあらすじ
首を越える国々が淘汰された現在、
中華の財権を争っている七国政が治
める炎の国は西端に位置する。
え
おはよ
永江
総大将・李牧
譴防衛軍
総兵数:210,000+犬女軍+
趙国内に侵入してきた素軍を討つ
べく、また包囲された鄴を解放する
べく出陣。悼襄王の支援が得られ
ない中、元三大天・西相如の側近ら
の助けもあり、李牧は決死の覚悟
で興亡を賭けた戦いに臨む!!
正気か
素軍は!!
...
ふには
李牧ㇼばく
週国新「三大天」の筆頭であり、粒軍の結
大将。頼まれなる知階を持つ条の宿敵
カイネ
李牧の護衛を担う女剣士。
平気二とを気にかけるのにとも気につけている。
戦場で知り合った前子紹介
「女ふて
二刀の剣を操る範囲の若
きっと...カイネを未
...している
尭雲さょううん
元蘭相如の側近。一度と
元商売却の個人主要に直傷を負わすも、日本の活動ではいます。
日後の再戦で討たれる。
趙救龍ちょうがりゅう
建築時間がかつて関相処の働近だったら毎年明たせずに後を
かつて慣れないの調子だった知識。盟友・先雲に後を招いただけで
2018年6月26日に同じ、信に討たれる。
馬南慈ばなんじ
馬用意はなんとかつて本教とともに限って
馬南慈はなんじかって学校とともに限っていた悲鳴の猛者。王道を攻めるも、家族に帰られる。
そんな感じの論名。正義をめるも、家臣に断られる。
岳要がくえい
副将として仕えた慶谷の仇であるわけであえずご名誉を扱うよ
ありがとうございますのである日に復讐を誓うも、いつも、
舜水樹しゅんすいじゅ
宿敵・案を返り討ちに!!
秦
趙
返事前まに通い死亡した。
二進出セ
秦連合軍、趙国二
李牧から横腸の指揮を任
きれるも、陽茉莉のことは、
列尾へと向かった。
犬戎王ロゾけんじゅうおう
大丈夫炭の末裔。舜本樹
罪とともに楊端和軍を迎え
詩つが壁に斬られ死亡。
中華の北に位置する国王は慎美王。三
大丈夫と謳われる大将軍たちが猛威を振る
るい北の暗馬民族何奴や他の隣国とせ
めぎ合ってきた。現在は、本物を重要とする
る新三大天Jが蒸にに立ちはだがっている。
趙国王都「邯鄲」を攻める足掛かりとして、第二の都市「鄴」に狙いを
定めた素軍。趙の国門列尾!を突破と・一行は「親」をも包囲した!!!
...そういうわけでは、このようになってしまったそういうことですから、
真連合軍
総大将・王蔵・経験・経済学校2000の期間の場所で開催されて
そうですね...ここでは、本当にあるのの「ある」の城を捨て、思いがあるまでの中、知らないのではあれば、部屋が僕を包囲し、自然なので
「列尾」の城を捨て、限りある兵隊の中、地域め込む薬は、国際軍が戦を包囲し、兵団以外の状況に、迫に、足る運動を整理します。
絶対的にも湊は、国際軍が戦を包囲し、兵衛攻めの体相に、迫り呆る感触を感じては、十日目未明に
これからは、
主力が集まった朱海平原は、十五日目に差し掛かり...?
王翦軍
王蘭おうせん
秦国の将軍。ミステリアス
な存在として知られる知将
倉央そうおう
工事中に外国から
大口を叩くは
知れぬ男
田里弥でんの
工事前になったが、
様々な視術を
緊使する知識
悲願の中華統一向け超国会軍で挑む!
楊端和軍
楊端和ようたんわ
案より西に広、がる山界を続
る女王。政と同い、同盟を結ぶ
バジオウ
剣士。平地の
山界随
言葉を話す
桓騎車
桓騎かんさ
野流団を来なていいた異色の桐
肌...その吸いあははなにして
古くから敗に仕える心
優しき将軍。
壁
携動力を活かし、常に激戦
出てや戦ってきた韓国部は
飛信隊ひんたい
玉鳳隊
...
であり奇策を
楽華隊
露土ぁいと相談に仕える制音。自らも背を持つ。
も平を持つ
河了貂
2011年12月30日東国際を動かす頭脇向断な女霊師舎は亡き山民族の末期。
頭脳明晰
羌廆いっ!!
暗殺者集団・蚩尤
の一人。飛信隊の
頭脳であり副官
でもある三千人将
広左しようさ五条さんが
で嫡べ
おはんの息子の王家の弁護に!!
そんでいて言って何の息子の奴の主張にリベ王あ...先輩たちの男。ジジジン
もうてん家軍・家武将・部天才・引く
舌存将引将_五を代
家故旅の肌
大猛を武血の
関帯...いつ
王翦軍から編
入したキレ者の
千人将
剣後の始皇帝・嬴政が治める西の国がかつて昭王の
時代に「六将」と呼ばれる将軍たちの活躍で台頭が
六将最後の「人・王騎が戦死を遂げるも、その魂を
受け継いだ武将たちの活躍で中華の道へ邁進する。
胡漸
なんか聞こせん生まれた時から豪恬を大切に育ててきた後見人。
ぜん
そういうことでしょうか。
戦略原
勝利条件
駅の兵糧が
尽きる日まで
超軍を退けろ、
鄴攻め秦趙漣合軍賊
総兵数:90,000十犬戎軍
舜水樹軍
兵数で劣る上、壁型の兵制匝が撚やされ危っりょう
機に陥った素軍だったが、勝負を賭けた九
日目、大我三兄弟を退けると、明けて十日
目、最後は壁が犬戎王ロゾを討ち取った。
秦軍
滋兵数は開戦時のもの。
【始皇十二年紀元前280年)
難攻不落の城・鄴を落と
すべく、王翼は城を包囲
し兵種戦に持ち込んだ。
当初、奏軍を大きく上回っ
ていたはずの鄴の兵糧だが、「忍び込んだ王聖兵の
最近日に
焼き討ちにより形勢逆転、李牧は、この日中に案
軍を破り、鄴へ向かわねばならなくなった...!!
邯鄲
趙国の王都
大行山脈
楊端和軍
総兵数:60,000
その後...
楊端和卵はならぬを
占拠。敗れた舜水樹
軍は列尾へ向かった
龗桓騎軍
総兵数:58,000
じゃっ!!
鄴の
兵器旗に
火の手が
朱海平原
来3
韓国第二の都市
福崎工が包囲
秦軍侵攻経路
列尾
朝日の「国際
王宮国は既に突破
きょう補給路を断つべく指覧軍が包囲
小さく日目の夜、潜入していた王野
カレーゴー日目の17年に、床により全部圧が焼失。兵器の余裕の茶が徐々になっただけに...
裕が無くなった城内は危機に...!
鄴解放軍
ああ、あああぁぁぁっっこのようになったのは、そういうわけではないのにそういうことになりました
停戦状態
激闘ノ朱海平原
十五年目に見事をお持ち取ったのですが、お母さんとはどこにも素敵なのでしょうか...それでも、学校の学校での時代からかなかったことができると思っています。これです。
ここでは、見た時の気持ちがあった状態になるということに気づくのが出来なくなるのですが、おまえにあると思います。
そういえばとは、学校への教えがあったのですが、こういうことですからこそ、またまでまた、誰かが見つかっていませんが、それです。
商品のお手数料になることが多く、実際の経験をしているのですが、それでもいろいろなので、
朱海平
世界最終的に2000の問題は、
見えた
李牧の本陣だ
磯岡ノ奈美市殿公(信)鹿児ノ一騎コンテレス・
趙左翼を突破し
李牧中央軍へ
挟撃!
するも
李牧中央軍へ
進一退の攻防!
兵糧が尽きて
総兵数:
2日目..
李牧軍への
挟撃に成功した
飛信隊の前に
何なんだ
龐煖が
襲来!!!
九門町、俺と討たれ死亡
九日目、フィコエダント、掲載利
キタリにそれそれ話たれ死亡
計日末明、壁に討たれ死亡
トップ明日日、私は討たれ死亡
「フェロローン」僕はこんだん死に
...ホナナビ化し
上面目は、製品に斬られていた
十五日目現在
犬戎三兄弟
主な死傷者...
将軍・岳嬰ハムーワン
犬戎王・ロ包雷・
...
天戎土・ロゾ将軍・超教龍将軍芸霊
将軍・荒雲
将軍・金毛や
将軍・馬南感ー・
そういうことでしょうか。ありがとうございましたそういうことですが、ああ、ああっ、あぁぁぁっ
初日、参戦に討たれ死亡
九田目、フネンに討たれ死亡
九日目、英雲に討たれ死亡
九日目、英雲にまた九瀬死に
十三日目、楽天にまた九漸死に
十四日目、地域に二討たれ死亡
1-19911日、歳に校にご討たれ死亡
...私は、誰でもこんたれ死に
隠緩っ!!
将軍・麻鉱
特単体験メラ族長・カタリ副宮城衆野軍生徒平条・王島冊同隊校な連帯家祝満界国際法支
探事・蔵&メラ成長『カタリ動富・高原刊事・主光五十四三鳥界密隊・松左家軍隊・対潔恩閣隊・本を
副将五飛
官軍千
飛信隊・去亥
...
第635話「矛盾の答え
ぬかせ
こっちの
セリフだ
しっ
糸凌様が
抜けぬだと!?
馬星様と互角に
戦り合うとは
あの大女...
うっ
ヌン
ギャ
オオ
いけェ
糸凌様が
手紙の馬星を
止めて下さって
いる
今のうちに
突破し
本陣もろとも
李牧を討てェイ
ダメだ
抜かれるぞ
李牧様はもう
本陣から脱出
されたか!?
進めェ
オオ
...
いや...
李牧は
未だに
上にいる
なぜ逃げぬのだ
李牧...
右翼飛信隊が
何かしている
のか?
......
田里弥様
分かって
いる
......
ご無事で
何よりです
王翦様
うむ
後ろから
馬南慈軍が
追ってきて
いるぞ
承知して
おります
李牧は
は..
足元まで
我が軍に迫られながら
どういうわけか
未だに...
横撃している
右翼飛信隊に
何か気をとられて
いるようです
まだ本陣に
いるのか
...
...
えっ?
ほう
...
オオ
李牧が
いるぞ
抜けェ
止めろ
返り討ち
だっ
ぐあっ
りっ
李牧様
早く
退避を
もう
限界です
お早くっ
李牧様
早く李牧様を
お逃がしせぬか
......く
カイネ
貴様
何をしておるっ
カイネ
カイネッ
第625話「矛盾の
信...
ば...
バカな...
ど...
......
お前...
あれが龐煖の...
対極にある力
...
どうなって
いるのだ
あの男は...
!?
麗接が
理解できない
力です
!?
対極の...
求道者龐煖は
武神への道の極みに
達したと悟り
その力を
天に示すために
山を降りた
しかし
理解できないか...?
十七年前
あの力に
出会って
しまった
十七年前:
......
キングダムの
王騎.....
あの敗戦を
龐煖は己が
まだ未熟
だった
武の極みに
達して
いなかったと
考えた
八年前の
馬陽での再戦
そこでもまた
龐煖は
一人の力では
王騎に
勝てなかった
しかし
あの一戦を見て
私は思いました
龐煖は
未熟だった
わけではなく
十七年前もすでに
人の武の極みに
達していてなお
王騎に敗れたのでは
ないかと
!?
!?
...
!?
む...
矛盾した
話に
聞こえ
ますが...
ええ
矛盾して
います
しかし
その矛盾こそが
〝答え〟です
......
!?
そのことは、実は藤公も
貴様は
おそらく
己の中の大いなる
「矛盾に気づかず」
一人もだえておる
ただのど阿呆じゃ
気づいていた...
ルァア
いけェっ
...
!
がはっ
あっ
しっ...
信殿ォ
!!
あっ
信
信っ...
.....
...
ば...
ハカな...
個で
あっ
たっ
対極の
カ...
武の結晶と
なった
朧妓とは
真逆...
関わる人間達の
思いを紡いで
束にして
戦う力です
ヌオオ
.....
.....
...
...
第636話・残酷な現実
...
...
あ..あの
龐煖が
地になさ
膝を...
.....
ハ...
バカな
周知村か...
...
しかし
あの男も
もう
飛信隊信も
体が痙攣を
.....
ああ
大丈夫だ
戦れるぜ
ふふっ
ああ
まだや
戦れる...
ああ
分かってる
信!?
お前の
周りにも
匂いが
してる
酒臭ェのは
風公将軍
だろ
分かってる
畑の匂いは
尾到あたりか
何かの
てけェ
花みてェな
匂いを
広げてんのが
王騎将軍...
他にも
色々
分かってる
みんなか...
でもほうけん
龐煖には
それが
ねェ
力を貸して
くれてるのは
それがねェから
龐煖の刃は...
ちゃんと
分かってる
ぜ
漂
痛ェだけで
重くねェんだ
最で戦った時と
変わってねェ
ザッ
龐煖
お前の刃は
重くねェん
だよ
第63話・残酷な現実
!
効・
ほざけ
!!
かねェ...
つってん
だろーが...
何度も
同じことを
何度も
それが
そもそもの
誤りだと
人を人に
縛りつける
鎖
その連なり
こそが
その暗き
鎖を
打ち砕くのが
我が刃
我
龐煖
我
〝武神〟也
違う
!?
!?
えっ!?
龐煖が
龐煖の言う武神で
あるならば
十七年前に
王騎を両断
している
合従軍の時
庶公に腕を
折られることも
なければ
秦左翼の老兵如きに
足を貫かれる
ことなど
有りはしない
ドス
!?
武の極みに
立ちながらの
その矛盾を
気づかぬ龐煖に
恵公は
阿呆と言った
その矛盾こそが
龍媛がつきつけられた
答え
人を上の存在に
引き上げるべく
超越者たらんと
その力を天に示す
龐煖が
正に人の力を
体現する者達に
勝てぬという
現実
つまり
それは...
誰がどう足掻こうが
人が人を超える
存在には成り得ぬ
所詮..
門記...人は人でしか...ないという
天からの残酷な
〝答え〟です
...
...
.....
李牧様...
それでは..
龐煖様は
飛信隊
信に...
敗れるの
ですか...
?
!!
......
いえ
敗れるとまでは
言って
いませんよ
カイネ
えっ!?
あっ
ドロ
!?
信...?
!!
いっ
いけっ
いけエっ
とどめを
刺せ信
!!
いけェっ
キングダムの
え!?
!?
信..
!?
よし
立った
洗顔さん
う...
羌痴!?
羌瑰
意識が
戻ったか
み...
見えるか
光沈
よかった
信が...
信が
頑張ってるぞ
信の元に...
どうした急に
羌梶!?
お前が
ここに待機
すると...
や
やっぱり
行く...
くそ
ここからじゃ
殿長の姿は
見えないっ
行かなくちゃ
河了貂!?
信のいる
最前線まで
お前も行って
万が一信と一緒に
お前も討たれたら
飛信隊は動けなく
なるからと...
...
そ...
そうだけど...
やっぱり
信のとこに
行かないと...
キングダムの
何か...
変な...
ごめん
那貴も
ついて来て..
しっ...
信がっ
河了貂っ
感じが
さっきから
龐煖が
武の極みに
いることは
間違いありません
それに対し
人を超えんとする
龐煖に命がけで
否をつきつけるのが
王騎であり熊公であㇼ
信です
しかし...
正に
命がけ
!
そう...
あっ
先の王騎も懸念も
その番〟の答えを
示すところまでで
力尽き
皆
魔族の刃の下に
命を落としています
.....
その刻
一気に陽は
第627話道の行方
夕日と
変わり
この
長き戦いの中で
その赤土は
最大限の
色を発した
そして頭上の天の
あまりの赤色に
各所の戦士達は
一瞬
なぜか
寒気を
感じた
...
止まり
...
十五日目の
朱海平原での
出来事であった
第627話、道の行方
どけっ
通せっ
那貴
河了貂!?
信...っ
信っ...
いけ
信っ
もう
ここで魔機を
ぺた
隊長
大丈夫
ちゃんと
聞こえ
てるぜ
ぷ...
ああ
分かっ
てる
お前達
だけじゃ
ない
俺には
やだか...
俺には
生きてる仲間が
大勢いる
大勢
いるんだよ
龐煖
......
...
どいてっ
あっ
河了貂
信っ
ダメだ...
止めろ...
倍は
止めて...
もう...
.....
なぜだ
なぜ
こんなことが
起こる...
お前は
お前達は?
なぜ我が刃に
抗える...
道を極めし
我が刃に!!
なぜ
道が...
間違っていたとでも
言うのか...
いや...
そもそも
道そのものが
無かった
のでは
人に
そんな道など
施煖...
オイ
もし龐煖様が
敗れそうな
場合は
いや
その前に
飛信隊信を...
!
...ああ分かって
おる
そんなこと
はない
メキャ
道が
無いなど
そんな
ことは
断じてない
オオ
龐煖
!!
まっ
まずいっ
.....
!?
!?
!?
......
させるか
バカヤロォ
どぁっ
龐煖
オオ
!
...
お前はっ
お前達
はっ
ルオオオ
オオ
...
まあ
第628話「命の火
どうですか
?
あっ歩ける
歩けるよ
オイラの
右足が治った
終わり
ましたよ
張さん
うお!
回る
回るぞ!
朧先生っ
ワシの
腕が
おーー
ハッハ本当に
すごいですね
あのお二人は
てか
回りすぎ
じゃない?
ああ
正に
天の使いだ
半年前流行り病に
襲われたこの集落を
不思議な力で
救ってくれた龐夫妻
それ以来話を
聞きつけてやって来る
他集落の者達の
ケガや病までも
笑顔で治して下さる
あのお二人が
ここに留まって
下さったおかげで
この集落一帯は
生気に満ちている
龐夫妻様々だ
フッ
長老二人では
ありません
三人です
おー
そうじゃった
三人
じゃったな
あの
お二人の子だ
あの赤子も
強い力を持って
生まれておろうて
フフ
そうですね
?
け
煖...
...
ザッ
ザッ
ザッ
ザッ
サッ
ホギャア
ホギャア
ホギャア
第628話、命の火
ウオオォオオ
信が
信がっ
龐煖を
倒したァァ
うオオオっ
オオ
河了貂
河了貂
信...
信殿
信殿《信殿っ
信殿っ
オオっ
尾平
.....
尾平さん
信...
やっと
龐煖を...
やっと
あの...
龐煖を...
楚水醐長
王騎将軍も
風公将軍も
勝てなかった...
ああ...
ああ
あの龐煖を...
信がっ
うっ
俺達の信が
討ち取ったァァ
ウオォオオ
その歓声は
...
.....
その輪を
一気に広め
正面側の
王翦の元にまで
伝わった
超三大天
朧奴を
討ち取ったと
!?
えっ
なっ
何やら
右翼の
飛信隊はが
何っ!?
......
なっ...
.....
あなたの最期
しかと
見届けましたよ
龐煖...
り...李牧様
だっ
脱出
しましょう..
今すぐ...
龐媛様の
人を超えんと
する戦いが人を
救うためだった
とするなら
学牧様...
その龐妓様が
敗れたという
ことは
つまり
人は
救われぬという
ことなのですか?
そうです
カイネ
李牧様の
おっしゃったように
人は人でしかない
という答え...
今のところ
”龐煖の...
やり方では...
無理だったと
いうことです...
!?
龐媛様の...
やり方...
では..
他の方法で
人の世を救うと
豪語する人間が
西にいます
!?
西!?
秦王
嬴政
この中華を
武力統一し
戦のない
新世界を
作ると
それは
今度は我々が
断固として〝否〟を
突きつけます
そのためにも
超は
敗れるわけには
いきません
黄巴
全軍に撤退の
伝令を!
だが
!!
そもそも
この戦いは
〝鄴〟の攻防戦
我々の
足留めに来た
王親軍をこの地で
葬りたかったですが
その戦力は
大いに削りました
未海平原で
引きはがすには
十分です
......
学校様が
動くぞォ
各将校達には
複想戦術は伝えて
あります
今すぐ全軍
戦を解き南下
鄴を
解放しに
行きます
ハハ
!!
喜ぶのは
後にしろ
李牧が
逃げるぞ
もはや疑敵は
いない
今すぐここを抜き
学校を討て!!
オオ
逃がすか
李牧っ
きた
オオ
学校を最も追いやすい
秦右翼の主力である
飛信隊にも
行けェ
だが
異変が
起こる
隊長
俺の馬を
使って下さい
ケガが少なく
まだ走れます
乗れるか
信!?
もうお前は
戦わなくて
ついて来る
だけでもいいし
もちろん
ここで
休んでてもいいぞ
.....
...
隊長
大丈夫
ですか?
?
隊長?
......
!
あっ
?
?
どっ
!?
......
へ?
信?
.....
...
へ?
え
どうしたんだ
信の奴...
冗談
やめろお前
尽きて
いたんだ...
!?
羌漉
尽きて...
ずっと
前から
もう..
とっくに...
信の...
命の火は...
消えていた...
...
...
李牧が...
第629話信の夢
脱出した!!
我々の総攻撃を
止めるのに
李牧も総力を
挙げています
故にあの背後に
学牧を守る
遊軍はおりません
私の小隊が
複数すでに
裏に回って
おりますので
田里弥
それが
李牧の首を
仮に李牧を逃がす
隊が多少隠して
あったとしても
すぐ裏に回り込める
右翼の大隊が
それごと
握りつぶします
大功を
我が軍外部の
飛信隊に
挙げられるのは
少々癪ですが...
信..
......
!
.....
.....
ん!?
丁雨右翼へ走れ!
急げ
!?
ハ!
田里弥
飛信隊が
動いてない...!?
......
バカな...
っ
なぜ李牧を
追わぬのだ
飛信隊...
第629話「信の夢
信っ
信
お前っ
起きろ
ふざけてんじゃ
ねェぞ
オイニー
信殿っ
待て尾平
揺らしすぎだ
信っ
信殿がっ
逆だ
副長
どけ
尾平
だ..
だって...
俺がぶっ飛ばして
目を覚ましてやる
バカ
やめろ田永
信が死ぬわけ
ねェだろうが
放せっ
田永っ
あっ
こいつがっ...
うわっ
...
........
あっ...
オエッ
信..
信ど
副長
オッ
早く
起きやがれ
信...
.....
崇原
心臓も
動いて
ないし...
もう...
冷たく
なっている...
だっ
だからどうした
ってんだよ
崇原
こんなにも
...
てめェっ...
死んだっ
信は
死んだんだ
でまかせ
だっ
!!
田永っ
あっ
ううっ
な
...何だ!?
なぜ飛信隊は
動かぬ!?
李牧を
取り逃すぞ
...
隊長信が..
!?
何っ!?
倒れたようだ
...
いや
かと言って
隊全体が
止まるなど
いや...
飛信隊は
よくも悪くも
そういう隊だ
.....
そうだ奴ら
今がどういう
状況か...
副長らは
何をしている
信が倒れたら
あの隊は
動けぬ
......
動けぬものを
頼りとするな
我らで
李牧を獲って
最大武功を
挙げるぞ
ギギ
キングダムの
オオ
くそっ
ダメだ
これ以上
進めねェ
くっ...くそっ
な
何かの
間違いだ
たっ隊長が
やられるなんて
ででも
みんな
死んだって
ぜ絶対
間違いだ
隊長が
死ぬわけねェ
くそ
どけっ
沛浪さん
下馬して
すき間を
平来!
!
くそっ
絶対
間違いだ
くそォ
通せっ
通して下さい
信っ...
信っ
隊長
隊長
信っ
信
うう
早くっ
早く起きろっ
てんだ
バカヤロォ
もうよせ
田永
うるせェ
お前ら
勝手に
こいつを
殺してんじゃ
ねェ
田永
ふざけんな
信早く起きろ
こんな
お前...
お前が
死んだら
......
俺達は
どうすりゃ...
飛信隊は
どうすりゃ
いいんだよ
ガリ
ガリ
っ...
っ.....
...
ふぅ...
そんな...
!
河了貂
信っ...
信...?
田永の
言う通りだよ
早く
起きないと
全部
終わっちゃうよ?
飛信隊も
信の夢も
ここまで
こんなに
頑張って
きたじゃんか
みんなも
ずっと
応援して
きたんだよ
すげェ
頑張って...
いっぱい
死んで...
辛いことが
いっぱい
あって...
それでも
みんな信のことが
好きで...
信の夢を
がなえようと
一緒に
かなえようって
命がけで...
だから
起きないと
信
だ..
だって...
なってない
じゃん...
まだ
天下の大将軍に
なってないじゃん
信っ
や
やだよ
やだよ
起きてよ
うっ
こんなの...
死なないで...
信
..っ
お
置いて
いかないでよ
うっ
起きてよ
信っつっ
うあああ
あっ
うっ
うぐう
信
隊長ォ
あああ
隊長ォ
信っ
ふぐうっ...
信っ
うぁあああ
信っ
ズズ
?
!?
!?
!?
どけ
河了貂
!!
羌...
..
.....
...
...
どけ
河了貂
第630話天地の間
羌穂...
どいてろ
助ける...!
私が...
えっ!?
はざま
天地の間
第630話ラ
なぜじゃ
キングダムの
なぜ貴様らは
李牧を
追わんのだ
待てほんとう
番腸副長
..っ
!?
飛信隊
様子が
...
...
...
た...
隊長...
......
なっ...
...
まさか..
あっ
あそこに
人だかりがっ
......
.....
...
羌瑰...
た...
助ける
って...
もう
とっくに
死んじまった
んだ、信はァ
あぁあああ
だまれ
気が散る
死んじまって
るんだぞ
信は...
な...何をしようと
しているの
羌瑰
千年続く
蚩尤族には
キングダムの
うろ覚えだが
いくつか
禁術”がある
その中には..
命の力を
分け与える
術が...
それで信が
生き返るの!?
分からん
やったことも
ないし...
呪語も覚えてない。
えっ
とにかく
思い出し
ながらでも
やるしかない
これしか
手は...
その手順は
呪語の詩に...
思い出せ...
たしかに
教わった
スー
術はたしか
互いの気の道を
開いていって
繋ぐもの
信のために
思い出せ...
ひとくロマンドで
心の目は
内に
色無...
心の手は
汝の中心に
納むるは
白金の瀬
定むるは
來山の礎
えー
見る
見て...え
...??
色無くす時
その目は、二つの
赤門を見る
やばいの
これ?
第一の門
くぐり
第二の門
内から開くのを
待て
絶対やるなって
言われたじゃん
象姉!
あんた何
やばい禁術
やろーとしてんの
...しかも
うそっぱちで
おかしなこと
なるから
バァに
一応昔からの
“掟”だから
伝えるけど
絶対やるなって
え
うそっぱち
?
そう
死んだやつを
生き返らせる
術なんて
この世に
存在しない
ってさ
!
どうした
羌擁
死んだものは
?
生き返らない
羌瑰...
そんな
術は
ない
羌雍...
完滅もう...
うるさい
!
そんな
はずはない
あの術は
たしかに:
さ
行くよ
孺
うん
んー
うそっぱちなら
でも
何てずっと
伝えてきてんの
?
......
さーね
とにかく
それは忘れな
使った奴に
〝最悪のこと〟が
起こるんだ
んー
じゃない
はーい
象姉は嘘をついた
これ以上に
最悪なことはない、
......第一の門
くぐり...
開かずの
第二の門
心の手で解かし
...
白き橋へ
私がいつか使ってく
私によくないことが
起こるから...
でも..
それ
即ち
盤古の橋
蚩尤・枉矢・
旬始・天鋒
来天の
王
天は地へ
地は天へ
陰陽の奥織
羽仙と地仙は
うねり歌う
光の雨に
地は魚る
人の身は
土くれ
人の血も
土くれ
人の命は
連華の光
人の命は
唯唯光
.....
キングダムの
行ってくる
繋がった
多分
変化が
あったら
皆で
信を呼んで
えっ!?
羌瑰!?
ガクッ
あっ
な
何て言った
今!?
変化が
あったら
信を呼べって
羌廆っ
えっ
どういう
...
!
何ここ
!?
何も無い
信も...
あっ!?
へ!?
信...
じゃない
キングダムの
!?
幽連!?
ここが
天地の間の
門戸だ
何でっ...
い...いや...
姿は幽連だけど
気配が全く..
違う...
ここより先に
行くには
お前の命
一寿命」をいくつか
もらう
!?
寿命?
そして
それは
お前が決めろ
えっ
そういう
術なんだ
漉
あっ
象姉
お前の寿命を
減らすことで
しか
あの男は
救えない
この術は
バカ
まだ早い
ククク
でも...
しかも
かなり分が
悪いぞ
命を使わないと
発動しない
は
隊長
死んで
すぐなら
術者の
半分の寿命を
使い
二つに一つで
生き返る
二つに一つ!?
ああ
キングダムの
つまり
二つに一つは
失敗して
おっ死んで
間抜けな術者は
寿命の半分を
失うんだ
だがあの男はもう
間の世界の
奥深くまで行って
しまっている
呼び戻すには
たとえ寿命の
半分を使っても
けに...にー..
くらい
だろうな
よーく
考えな
羌漉
答える
のは
一度だけだ
だからやめときな
携
このまま
お前だけ戻れ
そんなの
即決だ
全部やる
キングダムの
どうしても
死なせたく
ない
私の命
信を
全部
やるから
あいつを
助けに
行かせてくれ
琥.....
お前.....
...
バカが
行って
そのまま
死んでこい
キングダムの
ん...
あっ
信っ
...
...
信っ
待てっ
あか
第631話「朱い階段
き...聞こえてない!?
......
こっちを
見ろっ
ザッ
信っ
あっまっ
待て
そっちに
行くな
!?
18
ザッ
あっ
朱い階段
がっ...
ザッ
......
第681話「朱い階段
信
だっ
ダメだ
信
その階段を
上ったら
本当に
戻れなくなる
信っ
なっ!?
キングダムの
待て信
へっ!?
かっ
階段に
近づくな
上ったら
本当に...
死...
ザッ
ザッ
待てっ
あっ
待って
へ?
...
え
いっか
?
あれ?
何か
呼ばれた気が
したけど...
...
私の姿が
見えてない
...漂!?
でも...
私の声は
一瞬
聞こえた...!
よ
ん?
あれ?
何で?
案内だよ
迷わない
ように
ほら階段が
行ってしまうぞ
あっ
あれ?
目の前に
あったのに
行くぞ
上んないと
ここでずっと
さまよって
しまう
ん
キングダムの
あっ
待って
くそっ
何で
私の周りだけ
ぬかるんで
この沼...
命を
吸われている...
しかも...
ふざけるな
そうなる前に、
そうなる前に
あいつを
力を吸い
取っていく...
戻すんだ
信を...
飛信隊の元に...
多分...
このまま
吸われて...
私も沼に...
...
オオオ
ギャハハハ
あったあっった
となり村の
何とか一家っての
ボコボコにしたな
二人で
尾平が
きっかけだったのに
本人は木のカゲから
出てこなかったな
カカカひとっ
尾到はさらに
その後ろに
隠れてやがった
子供だった
から
しょうがない
俺たちが
強すぎたん
だよ
オウよ
二人で
鍛えまくった
からな
...
何のために
鈍えていたか
そりゃ
お前
覚えてる
か?
一番に
強くなる
ためたろー
それで?
俺が
死んだ後は
何があった?
ザッ
お?
おー
戦場行ったよ
戦場
ザッ
俺けっこう
活躍したんだぜ
漂
信...
つえー敵を
いっぱい
倒したぜ
ダメだ...
追いつけないし
オナッ
声も
出ない
信:
信
本当に活躍
したからよ
自分の隊
とか
持ったんだぞ
信じられるか
ぷ
千人とか
いたんだぞ
...
何て名の
隊だ?
え
キングダムの
......
サッ
サッ
いや
もっとかな
...
あれ...
何だっけ
スキ
アッ
フオッ
忘れた..
まいーや
オー
着いたぞ
漂
...!?
すげェ
真っ赤だな
この階段
他に何か
ん?
んー
何か色々
ある気が
するけど...
まー
いーや
あっ
ーっ
思い出したっ
話すことは
ないか信
梁の国の
王様と会ったぞ
会った
って
いうか
ダチに
なった
...あれ?
何で下僕の俺が
大王とダチに...
その王様は
どんな顔を
してるんだ?
顔?
知るかよ
そんなの...
え?
...顔...?
...
あれ?
ダチだから
知ってる
はずなのに...
忘れた..
ああ
でも
何か..
一番
でけーの
...
じゃあ
行くか...階段が
消える前に
ザッ
忘れてる気が
すんだよなー
ユメ...
夢?
...
いや
やっぱ
いーや
思い出せ
ねェ
忘れた
もう
行くぞ
漂
キングダムの
さっさと
上っちまおう
.....
ザッ
...
あれ?
?
何か..
どうした
信?
体が..
前に
進めねェん
だけど...
...
ヒュー
ヒュー
だ
ヒューッ
ヒュ
うっ
うっ
ヒュー
お前の隊の
名前は
飛信隊だっ
キングダムの
ひしんたい
忘れるな
バカ
そして
お前の
夢は..
てっ
!?
それは自分で
思い出さないと
いけないんだ
!!
わりー
漂
お前達の
所には
行けねーや
まだ...
...
何でだ?
決まってる
だろ
二人の夢
だった
ああ
天下の大将軍に
まだなってねー
やった...
そう
だったな
じゃあ今すぐ
その光の穴から
向こうへ行け
え?
あっ
うまくいった
本当に...
羌瘻
俺は役割を
制限されて
いた
うまく
いった...
よかった...
本当に
ありがとう
よかった...
!?
あれ!?
温か消えたっ
それで...
戻れる
ん?
羌瑰!?
お前
こんなとこでいつから
何してんだ
ここに
......
立てない
から
起こして
さっきから
どうした立てるか
!?
しっかり
しろ
オイ
ぎゅっ
え?
頑張れ
え?
キングダムの
きょ...
どん
頑張れ
頑張れ
~~
あぷな!あぶな
あぶな
間に合った
ったく
お前が
あっちとか
言うからだぞ
!
ナハハハ
お前がいて
助かった
何だか
分からんか
なーんかまだ
役目がありそうな
気がして
とどまってて
よかったぜ
ああ
全くだ
お前は
死にたて
ホヤホヤ
だけどな
ホヤホヤ
言うな
え?
松左...
去亥...
そんな..
やべ
閉まるぞ
あっ
じゃーな
羌叛
うちらの大将
頼んだぞ
キングダムの
.....
な...何だよ
これ
信ッ
何も
起きねェよ
隊長
信
信
信っ
信殿ォ
隊長ォ
信殿ォ
隊長
ムリだよ...
まだだ
よっ呼び方が
足んねェんだ
羌瑰まで
隊長っ
信
信っ
信っ
隊長
羌痴が戻るまでは
血を吐いてでも
叫べっ
信くん
信っ
信っ...
しっ
ひご
たっ
どわあっ
?
ぱくぱく
.....
...
信〜〜〜
しっ...
はう
はう...
うっ
うわあああっ
第632話再始動
?
.....
...
...
...
ぐわっ
...
信殿
ん?
信っ...
信
隊長ー
うわああぁあ
第63話、再始動
信っ
いてっ
信殿
信殿
あなた
って
人はっ
キングダムの
あなたって
人はアア
いてェっ
楚水
本当に生き返った...
ほっ
本当に
おっ驚かせんじゃ
ねェよ信っ...
お前はっ...おっ
てめェら
どけエ
渕さん
股間に
叫ぶなァ
信このヤロォ
今度こそ
ぶん殴ってやる
どけ
河了て...
信殿
いでー
田永
っ.....
っ...
っ...うっ...
よかった
信
よかった
信
テン
ん?
羌廆...
...
...
.....
キングダムの
ったく
わっ
...って
どこにどう
行けば...
あっ
象姉
まったく
この子は..
この禁術は
自分の命を使って
人を助ける術で
本来
蚩尤族の奥儀とは
真逆にあるから
誰も使えない
はずなの
使えないから
うそっぱちと
されてた
冬場とか
ぼりの開かって
逝って内に入ってく
わたったしんね
ーでも
あんたは使えた
あの男の
ために
......
......
うん
フー
そんなに
命がけで男を
好きになることが
あるんだね
しかも
あの魂が
・私は
え...
え?
じゃー
出っ歯の人が
死んでも禁術
使ったの?
じゃ
ないで
しょーが
いつから
そんなに
好きだったのよ
あの男をー
いやー
それは
ないかな
ただ
どの道
他の人じゃ
術は発動
しなかったよ
でしょ?
戦う仲間
だから...
ふーん
仲間わーっ
好きってのが
ピンと
こないなら
気になる
でいいよ
他の人より
少しだけ
気になるとか..
え...気になる?
いつから
へぶし
アハハ
ひどー
そーそー
姉さんに
正直に
言ってみな
え..
あうん
多分
いつから
そんな感じ
だったの?
.....
...
......こいつ言う
んー
それは割と
えっ
キングダムの
会ってすぐ
くらいから
だったかも
多分
よく
分からない
お兄ちゃん
...
そっか...
そんなに
前からか
...
はー
いいなー
いかつくくらい
うらやましーなー
うらやましー
てか、
ムカつく
うん...
戻る前に
大事なことを
伝えて
おきます
はい
悪いこと
一つと
おまけで
いいこと二つ
いい?
はい
フフ
冗談よ
もー時間が
ないから
ちょっと
ちゃんと
座りな枕
では
悪いこと
一つは...
この禁術を使った
代償としては
仕方のないことよ
むしろ
間にとどまっていた
仲間のおかげで
たまたま戻れる
幸運に感謝を
しなさい
やっぱり
あんたの寿命が
縮んでしまった!
それと
命の火が
弱くなるから
はい
後悔
してる?
もう二度と
この禁術は
使えません
他の術も
使えないか
弱くなったかも
しれない
はい
全く
そろそろ
時間
みたい
よし
じゃあ
...
あ
象姉
もうちょっとだけ
ここにいたい
バカ
穂
キングダムの
逆に二つの
いいことって
いうのはねー
ここでの話は
戻ると忘れ
やすいけど
頑張って
覚えときな
羌瑰
あっ
目を
開けたっ
羌擁も
目覚めた
ぞォ
羌瑰副長
やっ
やったー
大丈夫
か
羌擁
羌瑰
羌瑰殿
羌痴
......
お前の...
方こそ
大丈夫
か...?
あ?
ああ...
何かちょっと
死んでたみてェだが
何でか生き返った
ああ
何か夢に
お前が出てきた
気もするんだが
...
よく分かんねーが
お前が本当に
助けてくれた
んなら
ぜってー
充擁の
おかげだよな
禿擁が
助けてくれたのに
こいつ何も
覚えてないって
別に
仕方ねェだろ
死んでたん
だから
.....
覚えてない
のか
ありがとな
羌瑰
大したことは
してない
ゴホ
...
?
?
ハイハイ
おとりこみ中
悪いけど
そんなのんびり
してる戦局では
ないよ
飛信隊
羌瑰...
...
!
うわっ
死んだとか
騒いでるから
ちょっと
焦ったけど
!
あっ
蒙恬
王賁まで
心配して来て
損したね
王賀
誰が
蒙恬
王賁...
ゴラァ
飛信隊
なぜ動かぬ
ほら来た
本営からの
伝令を
無視しよって
これは
軍法会議もの
だぞォ
くっ
たしかに
そうだ
道せっ
さっさと
李牧を
追わぬかァ
まだ戦争中だ
信はもう
一旦大丈夫だ
騎兵は
騎乗して
小隊から
作れ
オオ
な何じゃ
こ奴ら
すぐに
動くぞ
!!
早いな
飛信隊
再始動だ!
再始動だ!
第六隊
集まれ
オオ
どけ
ジャマとは
何じゃ
ワシは王殿様
直属の...
ジャマ
だァ
羌癒
お前はまだ
寝てろ
頼むぞ
信
お前も
寝てなくて
いいのか
バカ言え
くっ
いでっ
それは
そうだろ...
ぷは...
何だこれ
...
隊長っ
本当に
あの魔法を
倒したん
だろ?
乗れますが
?
だって
お前..
.....
ああ...
そうだった
.....
それも途中から
あんまり
覚えてねェ...
でも
......!?
......それより
蒙恬
戦況を教えて
くれねェか
目の前にいたはずの
李牧がいねェ
左翼にいたお前が
ここにいるのも
分からねェ
李牧に
逃げられた
っぽい
全体の戦局は
一体
どうなってんだ
そうだな
まずは...
何より
王闘軍は李牧を
本陣ごと討とうと
狙っていたが
その前に学校は脱出
えっ!?
李牧本陣は
倉央軍が
攻め上がり占拠
今その倉央軍も
李牧を追って
夏へ走っている
お前達と一緒にいた
亜花錦軍がイチ早く
李牧を追っていたが
それもまだ吉報は
届いていない
くそっ
俺のせいだ
俺が
くたばって
隊の連中が
動けなかったから
いや
俺はそうとも
思わないよ
李牧はぎりぎりまで
本陣を離れず
信と龐煖の
一騎討ちを
見届けていた
そこから飛信隊に
追われても
逃げきれる自信が
あったんだろう
李牧が
退散したあと
残された趙軍も
各所で一斉に
退却の動きを
見せている
各所で
一斉に!?
各所って
趙左翼は
馬南慈を
中央軍は雷伯を
中心にして
乱戦を解きながら
すでに半数以上が
この戦場を離れた
半数も!?
いや
ああ
去り方も
相当訓練された
軍勢だよ
こちらは軍形が
くちゃぐちゃに
なってることも
あって
...
ああ
うまく追撃
できてない
超右翼はもっと
余裕があった
趙右翼
つまり紀彗軍は
俺の楽華隊の
追撃を受け
ながら
あ
そろそろ
戻らないと
わざと
中央にまで
流れ込んできて
かすめて
去っていった
もちろん趙中央軍が
退きやすく
するための援護だ
.....
紀彗軍...
黒羊で
戦り合った
散っすよ
ちょっと待って
左右中央
ってことは
じゃあっ...
ああ...
大丈夫
スかはてい
馬星さん
あの大女
次はぶっ殺す
趙軍の
全軍退却だ
李牧は
散開した軍を
再結集しながら
類に向かうと
思われる
!?
鄴へ!?
解放しに行く
つもりだ
!
キングダムの
なっ
じゃあ
追わねェと
追うさ
もちろん
追うこちら側も
もうすぐ王翦将軍の
号令が
かかるはずだ
戦略的に
どう追うか
へ?
だから
一回ここで
喜んどこーか
信
とにかく
まずは
この
十五日に
及んだ
朱海平原の
戦いは
キングダムの
俺達の
勝利だ!
あ
...
...
鄴
第633話十の二
おや
おや
さわがしー
ですねー
もしや中で
暴動でも?
さん
はいっ!
桓騎軍は
一般人を
殺さぬ
城を
明け渡せ
桓騎軍は
一般人を
殺さぬ
ククク
さん
はいっ!
鄴城内
桓騎軍は
一般人を
殺さぬ
城を明け渡せ
桓騎軍は
一般人を殺さぬ
外に出してくれー
ここにいても
もう飢え死に
しちまうー
下がれー
城門に
近づく者は
突き殺すそ
下がれー
ふざけるな
だったら
食いもん出せっ
聞けあの
外の声を
敵は俺達を
殺さないって
出してくれー
うえーん
どうか
外に
オキャア
オキャア
ゴホ
もう
オレ達何日も
ゴホ
だまされるな
あれは敵の
ウソだ
お前らが
ウソつきた
出せ
ユノヤロー
第633話
下がれと
言っている
通せー
外に出せー
外にっ...
お
貴様
下がれっ
下がれ
ギャッ
刺したぞ
キングダムの
兵隊がっ
ユノヤロー
下がれ
下がれっ
あっ
がは
キャー
煙っ...
うわーん
うわーん
出せー
中で
火事よっ
あっ
お頭
あれ見て
火事よー
お頭...
ああ
摩論ゼノウ一家をそろそろ奥から
そろそろ奥から
呼んでおけ
ハイ
そうします
他の奴に
行かせよー
いよいよ
だな
お頭ー
大変だー
李牧軍だ
李牧軍が
南下して
ここへ向かって
来てるそうだー
なっ...
何だとォ!?
北に張ってた
尾喜一家から
早馬が来たんだ
キングダムの
間違いなく
李牧軍が南下
して来てるって
多分もう
この辺り..
下手すりゃ半日で
ここに着いちまう
落ちつけ
摩論
バカな
こ...
朱海平原は
どうなった
まさか
王翼軍は
取れたのか!?
さ...
さァ
多分...
ここまでです
お頭
ぎ
鄴は固く
閉ざして
いますが
本当に
中には
軍勢も
いるのです
李牧軍が到着すれば
我々はその軍と
鄴の軍に
はさみ込まれてしまう
鄴の包囲
どころでは
ありませんよ
李牧軍が着く前に
逃げないと大変な目に
遭いますよ
って言うか
私は逃げます
摩論
落ちつけ
なっ
ですから
これをどう...
?
お頭ー
北に張ってる
尾喜一家から
続報がっ...
ん!?
続報がー
お王翦軍も
来ているとっ
りっ
李牧軍の
後ろからっ...
キングダムの
なっ
王翦軍も追って...
もの凄い勢いで
南下して
来ているとー
何だとォ!?
一日前
なっ
何ィ!?
軍を...
縮小して
李牧軍を
追う!?
しっしかも
。十のこ。って
一体...
!?
分かりやすく
言うと
十人のうち二人が
季牧を追って
!
え
八人は
ここに残る
ってこと...
!
...
え!?
えっ!?
何で...
な..
理由は
二つある
キングダムの
一つは
速さだ
この十五日間の
戦いで
多くが傷つき
全体で追うには
速さが伴わぬ
最も動ける者を
選抜し精鋭にして
これで李牧を追う
追いつか
なかったーじゃ
笑うしか
ないからなー
二つ目の
理由は
兵糧だ
残りをかき集め
この選抜隊に与え
体力・気力を
回復させ
ここからさらに
追撃戦を
遂行してもらう
もはや皆を
食わせる分は
残っていない
そ...
そうか
ここで勝っても
...
まだ追って
あの李牧軍と
戦わなくちゃ
いけないのか..
分かった
...
ーで
どうやって
その精鋭隊を
作る?
主体はこの田里弥と
倉央の兵団からなる
俺らは
両翼と違って
まだ一戦しか
してない
からな
!!
やった
やった!
ふざけんな
何でお前らだけ
いいとこ取り
しよーとしてんだ
俺ら飛信隊も
行くぞっ
行かなくて
済むぞっ
貴様
何だその口の
利き方は
信
ハハハ
隊長
話は最後まで
聞けよ
飛信隊の信
お前達両翼の戦いは
王聖様もしっかり
頭に入っている
ある意味お前達の方が
李牧軍のことを
肌感覚で分かっている
と言っていい
その力と
経験値は
必要だ
キングダムの
だから
お前達も
選りすぐれ
追撃隊に
入る
精兵達を
あ?王賀
お前は
残った方が
いいだろ
全然
精鋭じゃねェ
田里弥将軍
残った者達は
どうするの
ですか?
貴様も大変
なかろーか
うるさい
追撃隊も
きついが
ここに
置き去りになる
者達の方が
もっと過酷になると
思われるが
今さら
梁兵が
この地で
過酷ではない
ことなどあると
思うのか
楽華隊『蒙恬
キングダムの
十のうち八が
ここに残る
言わば
ほとんど残ると
いうことだが
さしあたって
この残軍を襲う
趙軍はいない
もともと
一帯からも兵を
結集させた李牧軍が
そのまま南下して
去ったのだからな
差し迫る
問題はただ
問題は至極
単純だ
危険なのは
王都・邯鄲にある
王都軍だが
これも出てくる
気配はない
食糧だけだ
......
だが
そこは何とか
うまく..
やりながら
......
それって
安心しろ
いずれ茶の
御士となる
地だ
ゆっくり
南下し
陥落した鄭に
遅れて
入城する
そ...
......
あなたが残軍を
率いるのですか
田里弥将軍
考えなしの
愚行は
おかさぬ
くっ...
ああ
こういう仕事は
倉央にはできぬ
ハハ
俺は戦い
専門だ
分かりました
私の楽棄隊も
ほとんど残る
どうか宜しく
お願いします
ああ
信殿
気をつけて
行って下さい
信
渕さん
キングダムの
何か
こういうの
ええ
だから
きっと
ああ
隊を頼む
はい!
信
多いな
へへ
隊長
今回もうまく
いきます!
光城は
ちゃんと
生きてるか?
ハイ
スヤスヤ
眠ってます
邪をきっちり
落として
皆が来るのを
待ってるからな!
おっ
俺もっ...
行って
らっしゃい
起きてた
準備は
出来たか
.....
王翦将軍
!
!
王翦将軍
行くぞ
くっ
鄴の
ハ!!
オオ
...
くそっ
来たぞォ
第634話・戦略の破綻
っ
......
追いついたぞ
コノヤロォ
ギア
ぐあ矛が重ェ
ぶホッ
オラァ
李牧様
急報です
殿の部隊が
王殿軍に
捕まった
模様です
あっ
奴らの姿が
見えるぞっ
バカな
大きく引き離して
いたはずなのに
...
奴らなぜ
こんなに
早く
後ろから急報!
王留軍の
数が...
極端に
少ないと
...
どうされ
ますか?
!?
数をしぼった
のです
...
しばらく
このまま
走ります
追いつく
ために
もう...
十七日目です
鄴の
限界がきても
おかしくない
キングダムの
どうか...
李牧軍が着くまで
何とか持ちこたえて
下さい...
第634話
24話戦略の破綻
出してくれ
鄴
おれ
出せー
下がれ
あっ
難民共
門から
離れろ
くっ
ダメだ!
応援を呼べ!!
ハ!
城内
兵隊が
増えたぞ
お前達の方こそ
自分らのこと
ばかりだろ
下がれー
おっ
俺達のことなんて
全く考えてない
貴様ら
自分のことばかり
考えおって
この愚か者共が
俺達が
どうなったって
いいと思ってる
だろーが
この城を秦に
取られては、我が国の
存亡に関わるのだぞ
突けっ
突いて
分からせろ
くそっ
武器を
取れ
娘が病気に
なったんだ
おいものを
よこせ
ムリなら
外に出せ
出せー
あっ
なっ
こいつらっ
城主様
かっ各門の前で
兵と難民共が
争いを...
絶将軍から
銀圧のために
武力を用いると
報告が
止むを得ぬ
キングダムの
許すと
全ての城門を
死守せよと
将軍に伝えよ
あっ見ろ
冬羽様の
お屋敷から
火が
食いものを
探せーっ
鄴城主趙季伯
ハ!
ややめなさい
あなた達
報告します
冬氏のお屋敷
から火かっ
鮑氏の膣敷
からもです
貴族達は
絶対に隠し
持ってるぞー
まずい
自分達だけ
腹一杯
食いやがって
探せー
早く
来てくれ
なっ
〜っ
邯鄲軍でも
李牧軍でも
誰でもいい
このままでは
鄴は...
...
くっ
これ以上
はっ
オオ
がっ
殿隊の
役目っ...
!!
李牧軍は
十六日目の時点で
走り続ければ
鄴までおよそ半日の
ところまで来ていた
キングダムの
かしかし
ここから
南下の速度が
鈍っていた
無論、後ろから
くらいついている
王聖軍が原因である
捨て駒である殿隊で
王殿軍の刃を
受け止めつつ
先を急ぎたい
李牧であったが
...
そこから
左斜めだ
糸凌
御意
王殿軍の主攻である
倉央と糸凌か度々
殿の隙間を抜いて
多牧軍の心臓部を脅かす
動きを見せるため
!!
あっ
李牧様
分かって
いる
これに対し
足を止めて
対処せねば
ならなかった
っ
全軍進軍停止
いくら大軍の
李牧軍とは言え
大打撃を受けては
鄴に着いても
桓騎軍を破ることが
できなくなるためだ
広失の陣で
王親軍を
包囲し
殲滅せよ
孝牧軍はいきなりひるがえり
意央隊なら中に入りすぎた敵を
包囲しこれを討ちに出た
王翦軍
ハ!
うおっと
これはまずい
いったん
下がるぞ
糸凌
副長ー
いかん
李牧が
討ちに出た
右へ向きを
変えろっ
反転してそのまま
後退するぞ
!
ハッ
王賁...
...達も
もう
反転してる
ん?
わ
分かってる
飛信隊
河了紹
今
反転する
オレの反応が
ちょっと遅い
クソ
ってか
歌恬と王賀が
早すぎ
信
そこまでだ
いったん
戻って
脱出する
!?
さすが!
李牧の戦術が
発動したんだ
逃げないと
危ない
え!?
あっ
やばい
は!?
何言ってんだ
やっと敵の殿を
飛信隊だけ
やられるぞ
ぬお
何だありゃ
逃げるぞ
信
この李牧の反転
包囲戦に嵌った一部の
王聲兵はひとたまりもなく
討ち取られた
ぎゃー
がはっ
ぐわっ
だが
これも王聲軍に
大打撃を与えるという
ところまではいかず
くそっ
奴ら
逃げ足も
速い...
へへっ
通りすぐりの
精鋭隊を
なめんなよ!
いや
大分
危なかったぞ
うちは
.....
くっ
.....
王田様
学校軍が
足を止め
迎撃に
何とかくらっ
食べ道は
かわしています
それでいい
キングダムの
この王製軍と李牧軍の
戦り合いはくり返され
結局、学校は鄴に
着かずに十七日目の
夜を迎えてしまう
夜だからって
こんなに休んで
いいのかよ
李牧ら先に
行っちまう
かもだぜ
斥候が
見張ってるから
大丈夫だ
それに李牧軍も
トヘトだし
馬も休めないと
いけないから
今晩は動かないよ
ガンガン
ガンガン
敵襲ー
敵襲!
!
李牧軍が
攻めて
来たぞー
武器を
取...ギャー
そのかわり
きっと日の出と
共に...
予想外の
李牧の大規模な
夜襲に王聖軍は
一目散に逃走
これで王翦軍は
大きく後退する
なっ
え!?
バカヤロォ
何が休むだ
逆に攻めて
来てんじゃ
ねーか
そんなっ
くそォっ
李牧軍
王殿軍
一方で
李牧の主力部隊は
この夜襲に
加わらず
夜のうちに
ひそかに動き
鄴を目指した
...
そして
十八日目の
日の出と
ともに
李牧達は
遂に鄴に
到着したー
......
...
...
...
.....
まだ
落ちてない!!!
...
まだ落ちて
ないぞ
鄴は!!
よくぞ
持ちこたえた!
よし
今すぐ突撃を
かけましょう
桓騎軍はまだ
こちらに気づいて
おりません
学校様
!?
桓騎本陣に
奇襲をかけ
気に...
ん!?
ヘットヘト
だな
李牧軍
ゼノウ
お頭が
言ってた
通り
......く
くそっ
本軍を持つ
猫子は
ありません
お前らまで
呼ぶ必要は
なかったな
こりゃー
力系で
突破し
稲騎を討つ!
左右カイネと
何抵にも
号令を
後ろの
紀華軍にも
すぐに来るよう
伝令を
ハ!
読まれて
いたか
李牧様
...
行くぞォ
お頭
始まり
ますぜ
フッ
バカが
あっ
王殿様
紀彗軍が
前方へ走り
出しました
すぐに
我らも急ぎ
鄴へ
王殿様
もう慌てず
ともよい
急報ー
李牧が鄴に桓騎軍と
到着!
交戦中と!
なっ
何ィ!?
!?
えっ!?
あれほど
疲弊した
軍では
いかに李牧とて
桓騎は倒せぬ
ひっ
ひるむな
ギャア
数は
こちらの方が
多いぞ
朱海平原で
我らを滅してから
南下して
類を解放する
その戦略は
前半で
失敗した時点で
そもそももう
破綻しているのだ
ではなぜ
李牧は
朱海平原で
勝てなかったのか
それは...
王翦様の方が
李牧よりも
才覚が勝って
いたからです
当然です
いや
違う
!?
!?
えっ!?
李牧と俺の
軍略はほほ
互角であったと
見る
何がどう
大きく勝ったと
いうものはない
むしろ
先に両腕
亜光と麻鉱を失った
戦局を見ると
鋭さは奴の方が
一枚上手であった
...
.....
では
何が...
手駒の
差だ
!?
!?
向こうは
要であった
尭雲・趙鍛龍の
二将を失い
大きく失墜した
こちらは
先に麻鉱
次いで
亜光が
退場したが
駒!?
そこから
若き三人の駒が
台頭し
軍の力は
失墜する
どころか
結果
神がかった
粘りと強さを
見せた
あの三人の
戦いぶりが
.....
...
率枚の描いた
戦いの絵を大きく
狂わせたことは
間違いない
王都邯鄲軍が動かず
自国内の戦いの有利を
全く活かせなかった
ことも大きいが
とにかく
持っていた
駒の違いが
朱海平原の勝敗を
分けた大きな要因だ
ひいてはー
!!
ん!?
この
!?
え!?
鄴攻略戦
そのものの
!?
え!?
じっ...
城門が
っ...
あっ
見ろ
ああ?
城門が
っ...
!!
成否を分ける
要因となった
やった
そっ
外だっ
第58話宝の山
出せって
言ってるんだ
バカヤロォ
オオ
行けェっ
キングダムの
あっ
ぐわっ
ぐあっ
ジャマ
すんな
兵隊共っ
よしっ
資様らっ
殺せっ
どけ
兵隊共
行けっ
突破したぞ
きっ
貴様ら
くそっ
行けェ
!!
城門が
ハッ
行けエ
こっちだ
皆
武器は
持ってるな
ドン
くそォっ
う...おっ
押すな
あいたた
ハッ
押すな
ハッ
オオ
ここだ
3
あっ
!
!
この音は
!
!
門がっ...
あっ
キングダムの
そ
ざけんなよ
...
んな...
り.....
...
李牧様...
ぎ...
邪魔力...
ぎ...
ぎょ
鄴が...
ギャハハハ
本当に内から
開きやがったぜ
鄴は
バカが
フ
何とか
忍耐勝ち
しましたか
キャハハ
忍耐瑚い
ボク道が!
姐さん
騒ぐな
ここからが..
仕事だ
ガハハハ
面倒な城壁攻め
しなくて
済むとはなァ
ムチャクチャ服は
減ったけどなァ
配置につけ
連中の流れが
弱まってきたら
一気に突撃するぞ
本当
ですよ
ある意味
奇跡
キャハハ
ウオッ
シャー
鄴城内
くそっ
こうなったら
ジャマな誕民共は
全員出せ
入れ違いで
桓騎軍が入って来るが
ここで返り討ちに
する
そして門を
再び閉めれば
大丈夫だ
城壁の兵も
下に呼べ
もはや地上戦だ
ハッ
胡呂様
急報がっ
どうした
城門の滑車が
民共に壊されて
いると
修理に
かなりの刻が
必要であると
修理を
急かせよ
なっ何だと
!?
門が閉まらねば
守りきれぬぞ
キングダムの
我らが侵入を
食い止めている間に
必ず動かせと
民の流れは
もう少し続く
桐を用意
しておけ
門周りを
封鎖して
侵入を防ぐ
弓兵を
配備だ
後ろの
予備隊も呼べ
だが
ここで食い止めねば
意味かない
彼らは流れなど
無関係に
入って来て
しまった
え
...ギョロ
ギョロ
化物な...
!
ン
フーー
て...
てっ
敵襲
入って
来たぞ
ぐいもの
ぐいもの...
迎撃しろォ
ぐいものォ
ぐいものォ
ギャッ
ぐはっ
な
何だ
こいつら
ブホ
ぐ
いぐいぼのォ
セノウ達が
入っただと!?
他の門は出る
流れが途切れ
てるのか!?
いや
何かもう
強引に...
くそっ
ゼノウ一家が
抜けかけを
原論さん
...って
言うか
ゼノウは
雷士さんと
李牧止めでは...
ゼノウらが
中に入った
だと!?
はい
一瞬で
中に
ふざけんな
あいつら
持ち場を
勝手に...
他に応援
頼みますか?
いらねェよ
くそっ
セノウー家が城内で
凄まじい暴威を
ふるったせいで
鄴の守備軍は混乱し
他の門からの
侵入は容易であった
っしゃあ
オオ
フーム
これは
これは
宝の山
ですね
死六予備隊は
どうした
第六は
北の門に
呼び出されて
バカな
ヤオヤ
元盗賊団の集合体である桓騎軍は
元盗賊団の
集合体である
桓騎軍は
巨大な城郭都市
鄴に入城して
さらに土気が爆発し
守備軍を一蹴
財宝を求めて
奥の貴士族の
居住区へと突進
したのである
どけ
ぐあ
ジャマだ
オラっ
ギャ
見ろ
あの
屋敷群
すげーぞ
イヒヒヒ
一方
李牧達は
鄴へなだれ込む
桓騎軍の姿を
外から眺めることしか
できなかった
キングダムの
何より
ここまで来て
目の前で鄴の
城門が開かれて
しまったことで
完全に士気の
火が消えて
しまっていた
目の前の雷土軍を
突破し鄴を救う
力をもはや残して
いなかったのだ
...
鄴城内
申し訳ありません
奥方様
車を使うと
桓騎兵に襲われる
恐れが
構いません
早く!
今ならまだ
西の門の民衆に
紛れて服田できる
皆様
準備は
宜しいか
ハイ
えっ!?
ちょっと
待って...
あの人が...
えっ!?
あっ
城主様が
いない...
えっ!?
いっいつから...
ああれ
じーじ
ど
どうして..
え?
!?
なっ
取り返しの
つかぬことを...
この鄴は
趙の生命線で
あったにも
拘らず
本当に
取り返しの
つかぬことを...
天よ...
キングダムの
僕が
間違っていたのか
難民を受け入れて
しまった儂が...
あなたっ
あなたー
城主様
城主様
見ては
なりませぬ
お止めっ...
お頭
李牧軍が
乱戦を解いて
離れていきやす
ギャハハ
鄴を取り戻しに
意地見せんのかと
思ったが
情けねェ奴らだ
フッ
ムダな死人を
出したく
ねェんだろ...
それに...
...
......
李牧軍は
桓騎軍との
戦いを止め
溢れ出た
難民らと一緒に
鄴を離れた
つまり
ここに
鄴が
よっしゃあ
ギャハハ
他の連中
もう大勢
入ってんぞ
外回りだから
出遅れた
陥落したので
ある
思ったより
遅かったな
やはり
そう容易い
相手では
なかった
みたいだな
お前らの兵も
大分くたびれて
やがる
.....
王翦軍も
入るぞ
中へ
ああ
構わんぜ
もうそろそろ
中の大まかな
掃除は終わってる
頃だ
見ろ
これ
ギャハハ
だが
やっぱ中には
ヒュー
今俺達が
一番欲しいものは
ほとんど残ってなかった
みたいだぜ?
そうで
あろうな
李牧が早々に
一度離れたのも
そのせいだ
チッ
やった
ついに...
目的だった
類を落とした
手柄は桓騎軍が
取っちまったが...
やったな
信
間違いなく
朱海平原で
俺らが頑張った
おかげだ
マジで
コノヤロォ
信殿
浮かれてる
場合ではないぞ
お前達
!?
オオ
!?
王賀!?
どういう
意味だ
王賀
たしかに
後頭はまた
来てねェか...
ああ
これで後ろにいる
淡さん道も
郭に入城できれば
完璧だ
それとはまた
別の問題だ
てか
大問題
ここに来る
道中
王聖軍の将校から
王賁が聞いて
しまったんだ
!?
何を!?
鄴は
食糧が無いから
人が外へ出て
内側から陥落した
今は
喜んどいて
いーだろ
蒙恬
お前まで
つまり
あの城に入っても
俺達が食うものは
残ってないって
ことだ
!!
えっ
えっ
はー
.
な...何だって!?
何で...
王翦将軍が鄴に
兵を紛れ込ませて
食糧を焼いたらしい
えっ
何やってん
だよ
王翦将軍は
...
か感心してる
場合じゃねェぞ
テン
なっ...
そうか
あの九城の
誕民の中に...
う...
ちょっと待て
じゃあ最初から...
食いものが
もう無い俺達は
鄴を落としても
ここで飢え死にするしか
なかったってことじゃ
ねーかよ
李牧が早々に
去ったのは
そのためだ
突軍を類に
閉じ込めて
遠巻きに包囲し
餌死を狙う
えでも...
こうなることは
王殿将軍が一番
分かってたはずだ
ってことは
何か手が...
もちろん
あると
願いたい
俺もどうほん
王賁も
どう考えても籠城し
この軍を食わせる程の
食糧を手にすることは
不可能としか
思えないんだ...
なっ...
だが
なっ...
そ...
そんな
しかし...
王翦は
この食糧問題を
驚くべき方法で
解決するので
ある
キングダムの〈完〉
作、原泰久
こんにちは、原です。
この度は5分前ご購読真んありがとうございます!!
うーコロナ禍が深刻です。
前回のみとかさを書いて、いろ時は、まさかごまでのごとに、
なるとは思っていろせんでした。
また医療災場環境線で戦って下さっている方々、またそれで支えてみれば、
す々に感謝すです。ありがとうございます。
白南さんをですね。職種によるは、とてもうバーが次にあるかと思います。
マンかの判作状場はとりあえず、空を避けさえすれば、作業は
出来ますので、少しバースはあるかもしれませんが、妹一杯自分が
やめろ身とかり、皆さんにキツクなを届けていけたのと思っています。
今回はどうしてもコロナ関連にクリスマが、
せっかく始まったアニメキングのム3期もオチ台の放送を最後に、
レギュラースタッフェート村恵へ朗,毛利茅夏_佐藤優次岡元利恵・水縁十月・タガセロ
□ヘルプ・北原涼子・□編集,大沢太郎
しばらく放送延期となります。こちらは肉めると肉、チーム等と多く、
制作困難な状況とカっております。
どうかご理解下さいませ。
まだ再開のみどはたっていないようです。
続報を待ったいと思います。
しかし、こんな字ではあうのですか
朗報が、
★コミックス発売当時の情報を
です!!
オオォォ
出来、画「キンクソン
やっと言えたー!
水面下で開発は
進んでおけした!!
5見場はコロウた負けず
入りまくってます
家をさゆるから
こちら結果をお待ち下さいーん
みんな頑張っていたましょー!!
おまけマシワ
輪虎物語
焼けた村で
死にそうな
ところを
諏頗に拾われた
輪虎は
もちろん最初は
ただの下働きで
あった
リンコ
これ頼む
はい
こっちも
全部
洗っとけ
はいはーい
リンコ
あっちの
窓下も
やっとけー
はいはーい
輪虎は
よく働いた
ハッ
ハッ
ハッ
違う
見ておれ
こうじゃ
こうじゃ
こう?
ん?
こう?
そうこう
している
ある日
どうだ今度は
効いただろう
最近覚えた
二連打ち
オラ次ィ
次は烈拳の試し打
試し打ちだ
ヒィ
下人のガキだな
特別に稽古を
つけてやる
ゲホ
うう
もう部井
して下さい...
あさん
好きに
打ってきて
いーぞ
うう
チッ
オレは
まだ朝場に
出てないから
人を殺した
ことがない...
オイ
お前
ちょうどいいな
こいつを殺して
経験しとくか
行くぞ死っ
ありがとう
ございます
宜しく
ああ、いたます
その事件は
ちょっとした
話題となり
武道をかじった不良達が
面白がって
輪腕をしめにきた
だが
皆返り討ちにされた
それでますます
輪虎の名前が広まり
たのもー
いつしか道場破りならぬ
輪虎破りが流行り出した
ウラァ
てめーか黄を
やったのはー
それでも輪虎の
連勝は止まらず
あげく
真剣の
果たし合いへと
エスカレートして
しまったが
待ってて
下さい!
それでも
輪虎は
勝ち続けた
だがこの時
廉頗の側近頭
介子坊の門下生をも
ボコッてしまっていた
輪虎はその逆恨みを
買ってしまっていた
許せ
お前を
殺す!
バカな
子供相手に
私が出ていく
わけがなかろうが
奴は
介子坊など
脂肪の
固まりだ。と!
オオ
参った
何ィ!?
大先生
私の他にも
やられている
のです
どうか我々の
仇討ちを!
しかし
っっく
カバーデザイン
岩崎修(POCKET
YuC
DIGITAL
SHEESAはYOUNGJANATACS
キングダム
58巻
原泰久
©原泰久:201,2020
初版発行
デジタル版発行_2020年
2020年
発行所・集英社
http://www.shuesshacco.
この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです
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