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KINGDOM
YJC
plenTAL
原泰久
YOUNGJUNPCONIS
59
SHUEISHA
KINGDQM
原泰久
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
KINGDQNAK
原泰久
目次
...!26147165185205
456585105
の
ち638.5639.ち64015641-1642:
7話諦話D話話話多話務括う話
信務の管理者本発言士第15回目の受話・旅針を開催・結婚一等の特典・高齢者の査定・情報整備・様子の育・
...
実は月日土曜日曜日の日に
そのために、その後、人間の人間、そういうのはありませんが、自分ではなかったのですが、それでもないということはない。
...今の年齢初期の
超王の命
ち645
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などには、コンビナ。いっさい関係ありません。
中国・春秋戦国時代
信じん
本作の主人公、下僕の出身ながら、
数々の武功を積み上げ五千人村と
なる。今はじさ幼馴染み寝に天ド
の大将軍になることを誓う。
娩皇二年(経元前25年)
王弟・成績による反乱が起こる
地甘平原のいてーん堅いる姿話が
親山を破る
強皇三年(経元前26年)
馬陽を巡る趙との戦いいて王騎が亡くなる。
始皇四年(紀元前26年)
通将・李牧の計らいで
素趙同盟か成立。
始皇犬年(紀元前21年)
韓・魏・趙・燕楚からなる合従軍が
森に攻め込む。
時は紀元前中国・春秋戦国時代
500年以上の長きにわたり戦乱が続くこの大戦争時代に、
中華統一を目指す若き王と、天下の大将軍を夢見る人の下僕がいた
二人の少年たちは、いつしか同じ七末来へ向けて歩み始めた。
嬴政えいせい
若き炎国の上。王弟の反乱や相国
日本最近の権力争いなど経営の普通
を越え、史上初めての中小統一を目
指す。
始皇九年(紀元前28年)
成人を迎えた政が、「加冠の儀」を
執り行う。
始皇十年(紀元前37年)
黒羊丘にて慶舎率いいる趙軍を破る。
埼皇十一年(紀元前28年)
趙国・鄴を奪うべく、王騎・
桓騎・楊端和の連合軍が出陣!!
系「第」は韓国王都「邯鄲」の発元
この地を奪えば、週国政略に
王手をかけられる。
成し郊へ。
郊を包囲
していた相騎軍との状み撃ち
で本牧軍を圧倒し、不落と呼ば
れた第へ見事に入城を果たす。
しかし、喜びもつかの間、城内
には食料が残されておらず、
たちまち飢餓に苦しむ事態に
ー。総大将・王雄に策は...!?
この時には、月日日は、日には
麗媛を討
つことに
成功する。
朱海平原
で勝利し
た変軍は、
李牧軍を
追って少
数精鋭の
部隊を結
オオ
題の要地帯を賭けた突\S超
の全面戦争。機関の戦いを制し
たのは、掲端和率いる条項。そして
それ海平駅では王野市が劣牧
軍と激突する。迎えた決戦の十
五日目、参教本陣に迫った信は
仲間の犠牲を払いながらも、
塾に宿政・
前巻までのあらすじ
このようには、そういうことで、
...
...
ハー
第636話、補給軍の行方
ハー
ゴホ
バタン
飛平さん
しっかり
も
もうダメだ
動けねェ
尾平
振わず
先に
行って
へえ
もう少した
頑張れ
もう
目の前だぞ
あ
あっ
何言って
んだ
立て尾平
みっ
!?
うう...
...
見ろ
っ
鄴だ
鄴に
着いたぞ
しっ
秦の旗が
上がってる
鄴を落とし
たんだ
田里弥軍は
もう入城
してる
やった
ようやく
鄴を
第636話
補給車の行方
あっ
ううっ
信
隊長ー
田永さん
ワハハハ
みんなやっと
若いたなー
やったぞ
お前達
頑張ったな
信殿
楚水醐長
無事で
何よりだ
田金
無事だったか
弟達は!?
二人とも
途中でもしく
死んだ...
ゴホゴホ
ゴホ
ゴホゴホ
食い物...
食べ物を
早く...
残った
軍馬を
全て肉に
したのか...
何て
大きな奴だ
しっかりしろ
特序
習いたぞ
下から見ると
さらにすごい
も
申し訳ありません
副長
ゴホゴホ
食べ物を
乳備隊の時から
続いていた
我らの騎馬隊の
馬道を...
...
仕方ない
本当に
つらかったな
お前達
これが谿か
水を...
飛信隊だけじゃなく
全軍で
そうしたのです
はい..
...
それでも
四万からなる
我々全体の飢えを
止めるまでは...
だから俺達
それからずっともう
飲まず食わずで
何とかここまで
それと道中
怪我を負ってた
人達が結構...
死んじゃったよ
ううっ
胃が空っぽじゃ
治るもんも
治らねェよ
......
途中で一度
田里弥将軍から
配給が
ありましたが
それもわずかで
.....
光琥は?
そこの建物の中で
寝かせた
道中もずっと
竜川の背中で
眠ってたよ
コッゴクゴク
そうか
そうか
な...なぁ
ところで
信
さっきから
み...水ばっかじゃ
なくて
もう少し食い物を
配ってくんねェかな
さっきもらった
くらいの量だと
皆一口で...
みんな本当に
すげェ腹空かして
やっとたどり
着いたんだよ
こんだけ
でけェ城だ
いっぱい
あるんだろ
食糧は?
?
それが
実は...
全く
無ェんだよ
えっ!?
へ?
ええっ!?
な
何でっ...
......
鼻の利く
我々が
貴士族達の
貯えを探し出し
ましたが
残念ながら
予想以上に残って
いませんでした
中枢の隠し蔵まで
離民達に開放したようで
趙季伯という城主は
本当の明君だったの
です
クソが
今日
朱海平原の後軍が
大量に入ってきた
せいで
いよいよ食糧は
なくなっちまうな
イナゴ作戦を今度は
こっちがくらった形が
道理で道中
李牧が手出しをして
こなかったわけだ
何日持つ
?
何だ
お前
何日?
これだけの人数を
食わす量など
一食分もありませんよ
上層部が食う分で
二日でしょうか
軍が飢えに耐えられるのも
二日くらいでしょう
そこからは立つ力もなくなり
李牧軍が攻めてくれば
鄴の城壁があっても
防げないでしょう
つまりそれまでに
我々はどうにかして
外部から補給を
得なければなりません
しかし
それを
あの学校が
黙って許すはずが
ありません
......???
王翦軍は全て
鄴に入った
ようですね
ハノ
椋陽の包囲に
唐利軍が増援
として加わり
さらに強固に
なったと
中にいる楊端和軍は
外に出ることはできず
兵糧を郊まで
送ることはありません
オオ唐利将軍が
北部より南下
されたのか
李牧様
西の中間地より
伝達です
元々椋陽ー鄴の
線は遮断していた
これで絶対に...
学校が
李牧様
この絶体絶命の
鄴を救うことが
できるのは
もはや
キングダムの
本国
素からの
補給のみ
つまり
再び...
ええ
列尾越え
!
秦国
咸陽
ほっ
報告...
とっ
鳥の知らせで
鄴が
陥落したと
ガタッ
陥落しっ
王翦軍
桓騎軍が
!
に入城したとっ
!!
繰り返し
ます
鄴を王翦軍_桓騎軍
がっ
奪い取り
ましたァ
キングダムの
オオ
唱文君!
ややりおった..
蒙毅
...
ええ
よよォし
丞相様っ
いや
喜ぶのは
まだ早い
本当に
やりおった
...
!?
大王様
類は落とせても
王都圏の出入口である
列尾は趙の手に落ち
固く閉ざされている
類と検陽は
完全に孤立状態だ
敵地で
孤立している以上
必ず食糧問題に陥る
仰る通り
です
どうやって
鄴を落としたか
計り兼ねますが
鄴の趙軍が最後
食糧を焼いたことも
考えられます
最悪の場合
今すでに
王製軍・桓騎軍は
飢餓の中にあるやも
しれませの
なっ
なっ
ならば今すぐ
兵糧を送らねばっ
!!
問題
ありません
先生..
軍総司令
昌平君は
すでに
手を打って
あります
......
昌平君
あの軍は
今どこまで...
!?
?
ハ!
?
!?
すでに
補給軍は
列尾に
迫っている
頃かと
補給軍
介億様
大将介億
前方に列尾が
見えてきましたァ
うむ
補給部隊は
ここに留めよ
前線部隊は列尾攻めを
攻陣配置
始めるぞ!
ハハ
創車(兵一万
列尾城
介憶軍(兵一万)
くっ超軍め
籠城せず迎撃に
出てくるとは
なめよって
...
自信が
あるのだ
敵も一万
さらに城内にも
兵の気配がある
介護様
配置につきました
...
いや待て
こちらから
始めて先手を
打ちますか
まずは相手の
出力を見る
相当
増援されて
いるぞ
報告では
あの敵は...
〝邯鄲の
守護神!
将軍扈軋だ
超軍将軍
だが
.....
扈軛様
始めますか
奴らはすくんで
動いてきませぬ
まだよい
まずは
奴が
始める
行くぞ
ハハァ
オオ
?
ん!?
!?
ん?
てっ敵襲!!
敵襲だ
この補給兵糧を
狙ってくるぞォ
えっ!?
くそっ
なぜ真横から
敵がっ...
急報
後方っ
キングダムの
補給部隊が
敵の急襲を
受けています
後方の..
いかん
止めろっ
兵糧を
守れっ
ギア
くっ
くそっ
!?
何っ
ぐあ
まっ
まずい
なっ
いつの間
に...
こちら側に
入って来ていた
伏兵が
いたのかっ...
タッ
タッ
あっ
ズボ
全て
燃やせ
やっやめろ
ああっ
鄴へは
一粒も
行かせぬぞ
しゅんすいじゅ
趙将軍舜水樹
オラァ
ん?
?
!?...???
なっ...
空!?
俵の中
が..
かっ...
空だぞ!?
ニィ
...
見ろっ
空だ!
秦軍が
運んでる
俵の中は
キングダムの
空だぞっ!
第637話「鄴の命
他も調べろ
ハ!
ザッ
!
かっ
空だ
こっちも
こっちも
す
全て
空です
舜水樹様
この
補給部隊は
見せかけっ...
こ奴らは
兵糧を運んで
おりませぬ!!!
...
介億様
何やら
敵の様子がっ
参った
想定より
大分早く
バレて
しまった
補給部隊の
兵を
退避させよ
えっ!?宜しいの
ですか!?
ああ
こうなっては
ムダ死にだ
なぜなら
本命は
しかし
鄴へ送る
兵糧が...
宜しい
のだよ
他にある
飛ばせェ
腕が
千切れる位
飛ばせエ
秦軍
青忠水軍
大補給船団
ハハァ
飛ばせェ
青忠将軍
また霧が
出てきました
天佑!
霧に紛れて
鄴まで
驀進せよォ
オオ
寅洄
セイ
オー
セイオー
セイオー
セイオー
前方濃霧
気をつけろ
咸陽
報告
青忠将軍の
補給船団が...
列尾横を
越えたと
つまり...
趙国の水域に
侵入したとっ!!!
よいですね
舜水樹
........
鳥で伝えた
ように
素軍は必ず
黄河の水路を使って
兵糧を鄴へ運ぼうと
しますよ
フッ
逆にさらに裏をかいて
こっちが本命の線も
あるかと
潰しに来たが
........
そのまま
か
青忠様
前方
霧が晴れて
きました
天佑!
視界が
晴れるまで
さらに飛ばせ
ハノ
余計な
心配で
あったか
ガパパ
オー
ん?
アホ共が
水路から
鄴を救う術は
すでに封じて
おるわ
!!
まっ...
まずい
戦闘船
前に出ろっ
兵糧船を
守れっ
敵襄
すごい数だぞ
急げ
ッハハ
こちらが
追い風だ
矢が
来るぞォ
盾構えろ
撃ち
まくれ
前に田ろ
ぐあ
ぐおっ
撃てェ
なっ
はっ
速いっ
うっ
撃ち返せ
あっ
しょ
正面
もう来るぞ
来るぞォ
オラァ
くあっ
うっ
殺れ
殺せェ
強い
死ねェ
いかん
狙いは
兵糧船だ
通すなァ
戦闘船が
抜かれてる
来るぞォ
青忠棟
戦闘船が
突破
されます
一度
選がって
立て直しを
ひるむなっ
ギア
案の水軍は
最強だ
笑止
ムリだ
もう
つかまって
しまった
上流と下流とでは
河の水量が違う
力業で
突破せよ
っ
それ即ち
そのまま
水軍の練度の
差よ
力の差を
見せてやる
大将
東水さん
甲鬼央
貴様らなど
我ら甲鬼大水軍の
相手ではない
血の涙を
黄河に落とす
がいい
鄴の命を繋ぐ
その兵糧ごと
水底に沈めて
くれるわ
鄴
城内
隊長
と
どうぞ
芋を見つけて
きました
ありがとな
小さいですけど
でも
一つは洗滅に
届けてくれ
んで一つは
お前が食え
...
どうすりゃ
いいんだよ...
え
李牧様
類の様子は
我々が見て
いますので
何だ..
何かわずかに
胸騒ぎがする
......
しかし王殿に
水路の他にもう
手はないはず
...分かりました
少し休みます
天幕で少し
お休み下さい
あ...あの
季牧様が見ていても
髪の飢えが早まる
訳ではありません
...
李牧様
カイネの
言う通りです
邪に何か
動きがあれば
すぐに知らせますので
少しお休みを
李牧様
ハイ
ん!?
李牧様
今すぐ
王都邯鄲へ
ご同行
願います
!
!?
!?
お...
王印の騎士団
!?
.......
いかにも
今ですか
?
こ...
こいつらは
今すぐ
です
“王命”
ですか?
...
断る
言ったら?
ーと
側近達を
皆殺しに
して
!
えっ?
連行する
だけです
分かりました
李牧様!
...
カイネ
ここはらいはく
雷伯に
引き継ぎを
...
?
?
何だ
あの一団は
見たこと
ねェな
まるで
罪人扱い
ですね
王命ですので
朱海平原
敗戦の咎
ですか?
ん?
あの旅
って..
そう聞いて
おります
...あと十日
王闘軍が飢えて
蛇を取り戻すところまで
待っていただけたら
ありがたかったの
ですが
...
仕方
ありません
...
王の命令は絶対です
あなた方も
大変ですね
あなた様
ほどでは
ありません
せめて黄河の水軍の
勝報まで確認して
去りたかったが...
信じていますよ舜水樹...
信じていますよ
舜水樹...
そこさえ
止めてしまえば
王翦軍は
飢え死にします
そこさえ
止めれば
!
ギャハハハ
捨てろ
捨てろォ
全部魚の
エサだ
やめろ
死ねっ
咸陽
きっ
急報っ...
なっ...
すっ水軍が
壊滅!?
ぎ部を救う兵器が
資料に沈んだ...!?
そんなバカな
向かった船団は
家の持つ水軍の
ほほ全軍だった
のだぞ
そ...それが
敗れたと
いうのか...
こ...こちらの動きが
読まれていたようで
趙の方も
持っている水軍の
全てを出してきており、
その数は築軍を遥かに
上回るものであったと...
...
なっ...
...
王翦......
総司令...
出陣前に
一つ
頼んでおきたい
ことがある
キングダムの
今
何と..
お前は
総司令
出陣前に
ーっ
頼んで
おきたい
ことがある
!?
!?
何か?
第638話水路
それほど
極秘の頼み事...
...
総司令
だけに
分かった
離れろいかく
介護
...私は分かるが
左丞相昌文君
まで払うのか...
...
何か
王頸将軍
靴を落としても
恐らく
兵站を断たれ
郊は飢える
その場合は
仮に
<路
第658話
標陽
楊端和軍占拠中
外に放っている
ハコイ族から
鳥が来た
王翦軍と桓騎軍が
類に入城した
そうだ
!!
えっ
では鄴を
取ったと!?
しかし鄴には
食糧がないと
!?
えっ
!?
ちちょっと待て
本当に鄴に食糧が
無いのなら大変なことに
なぜだ
ポナン
我らは
この椋陽の備蓄で
持っているが
知らん
そうとしか
記されて
なかった
今すぐ何とか
ここから兵糧を
送らねば
無理だ
楊端和殿
王翦軍達はもう
とっくに兵糧は
尽きているはずだ
同じく
パコイ族からの報告で
この検陽ー鄴間は
幾重にも趙軍が構えて
道を遮断している
兵糧を抱えたまま
鄴までたどり着く
ことは不可能だ
アホが
そし
類を救うには
松陽からではなく
素国本土から
食糧を送らねば
ならぬ
しかし...
そのためには再び
列尾を抜く必要が
ありますか
そそれこそ
不可能では
ああ
その通りだ
あそこは今
我らが通ってきた
時とは比べものに
ならぬほど軍が
強化されていると
鄴に
兵糧を運ぶには
水路しかない!
!!
ナイ
だから
残された道は
一つ...
だが
キングダムの
そ...
そんな
バカな
黄河の岸で介億達は
突破に失敗し
ボロボロになって
引き返していく
補給船団の生き残りを
見ていた
まずい..
舜水樹様
甲鬼将軍より
報告が
我らが水軍が完勝
案の兵糧は全て
河底に沈めて
やったと
そのよう
だな
ッハハ見ろ
まだ尻を
追ってる船が
いるぞ
舜水樹様
これで鄴に入った
王都軍道は
ああ
終わりだ
ひいては
此度の
素国の
目論見.....
鄴の攻略が
失敗に
終わったと
いうことだ!
ゴホ
ゴホ
ああ
ゴホゴホ
大丈夫か...
呂安
ああ...
ゴホゴホ
う...
泣くなよ
田羊
食いもんがねェ
くらいで..
う...
こんなの
あるかよ...
松左さんとか
去亥さんとか
いっぱい犠牲が
出て...
それでやっと
朱海平原で
勝てて...
だってよ..
や...
やっと
鄴にまで
入って...
そ...
そして
結果...
最後に鄴で
みんな飢え死に
なんて...
そ
そんなの
あるかよ
松左さん達のっ
うっ
み
みんなの
犠牲は...
分かったから
落ちつけ
田羊
今は少しでも
体力を
ううっ
松左さん達の
死は...
松左さん...
スンマセン...
俺たちもう...
ここまでみたいっス
スンマセン...
ゴト
.....
と止めて
下さい
!?
ど...
どうされた
李牧様
...
見落として
いた...
一つ...
一つだけ
...っ
今すぐ新に
戻って下さい
玉鞠はっ...
今ならまだ
!!
出来ません
この車は
邯鄲に
向かいます
ででは
早馬を
カイネ運
の元へ...
伝令を...
李牧様
お鎮まりを...っ
李牧様
お静かに
鄴
...
...ん?
......?
どうか
したか?
向こう..
何か
ザワついて...
ああ
何か..
南側の門が
開いて
どっかの軍が
外に出た
らしい
えっ!?
外に!?
に...
逃げたのか?
でも
どこに
外は全部
超だぞ
服平さん
ってか
南の門
開いてんのか
だ
大丈夫
かな?
夜でも敵が
攻めて
来ねーとは
限ら...
えっ!?
えっ!?
ちょっと
待て
え?
な
何でっ...
こっ
こっち側の門も
開き出したぞ
くっくそっ
行くぞっ
えっ!?
オッ
オオ
何が
起きてんだ
と
とにかく
槍をっ
え?
え!?
?
?
ジャマだ
どけェィ
通れぬわァ
まだ後ろから
兵糧が山ほど
続いておるのだ
お前達はさっさと
晩飯の準備をせよ
ひィ
っ
.....
うっ
うわああっ、
うオオオ
ううっ
なっ...
バカなっ
あっ
あの列全部
兵権なのか
どうして..
いや
とにかく
軍を呼べ
早くあの列をっ
もう呼んでる
だが着くまで
もう少し
時間がかかる
カイネ声を小さく
うるさい
なぜだっ
あの大量の
補給は一体
どこから来てる
列尾以外の
どこかが
抜かれていたのか!?
あの補給の列を
守るために
突軍が展開
している
ち違う
陸路に
そんな路はない
あれはっ...
すぐ近くの
黄河の岸に
兵糧船団が
着いて車に
移してるんだ
...
なっ
何ィっ!?
そっ...
そんなバカな
我々の水軍が
抜かれて
いたのか!?
そんな報告は
受けていないぞ
超水軍は
抜かれてない
大勝した
としか
こちらの水域に
入ったところで
案の船をことごとく
兵糧もろとも
沈めた
じゃあ何で
家の水草が
菊の岸に着いてる
!?
え?
岸に着いた
あの
補給船団は::
ちっ
違うっ
違うんだ
あれは...
もし靴が
飢えた時
兵糧を運ぶには
水路しかない
私も
そう思う
そして
恐らく
李牧も
そう考える
ああ
だから
今
何と..
〝逆〟から
運ぶ
あれは秦の
船じゃない
つまり
あれは...
!?
斉国の
船団だ!!
なっ何だとぉ
〝趙〟をはさんで
反対側の
〝斉〟から運ぶのだ
斉国王都|臨|
報告
します
食糧船団が無事に
鄴の岸に到着した
模様です
ほうか
フハハハ
仕方
なかろうて
秦が倍の値で
食糧を買うと
言うのだから
売らぬ手はない
売ったからには
届けねばのォ
稲定の場所に
本当に
良い商談で
ございました
ハッハツハ
食らうが
いい
秦兵共
得63
斉の飯は
うまいぞ!
ニィ
もちのロンです
ぐっ
ぐっ
ぐっ
いただきま
ゴホォッ
うまっ
うまい
っ
ぐっ
なっ
うまい
んんっ
ああ
ブオッ
ブオッ
ああっ
あわてて
食べるな
あわてて食べるな
死ぬほど
おかわりは
あるから
だからゆっくり
食べて
尾平さん
おいしいね
尾平さ...
はあっ
かあっ
ううっかんと
千斗
うまい
なァ
そううっ
フヒィ
あわてるな
あわて
ないでっ
あっ
脳平の奴
うますぎて
ケイレンしてるぞ
弱って
並べぬ者にも
届けてやれっ
全員にちゃんと...
分かる
分かるぞ
尾平
いやノドに
詰まってるん
じゃ
チキショウ
うめェ
今までで
ああ
一番
うめェ
ううっ
これあっちで
寝てる奴らに
持ってって
いいですか?
もちろん
ありがとう
ゆっくり
食べさせてね
コメン電有
作りっぱなしだね
ちゃんと
食べてる!?
ああ
だがそれどころ
じゃねェ
腕がなる
初めて見る
斉の食材に
料理人としての
脳がなる
ギャハハ
料理人
おかわり
くれ
オレも
オイラも
山盛りで
喜んでイ
あっあっっ
オレも
見ろ
海の国の塩は
美しいぞ
河了貂
そっちじゃない
こっちの赤い印の
俵から開けて
赤いのに日持ち
しないのが入ってる
あはい
お前が
ちゃんと
食えよ
もわ
よし
もう一走り
行ってきます
ありがとう
でも
ちゃんと
食べてね!
あい
次は青俵
取ってきます
信っ
十分だお前が休んで
腹いっぱい
食え
あとは
竜有が
やる
わわわ
休んでられないよ
待ちに待った食糧が
やっと届いたんだ
みんなにしっかり
行き渡るように
何だと
てめェ
望むところ
だっ
ちゃんともう
行き渡ってるよ
だから
休んで食え
こっ
こんなの大して
みんなの方が
信が一番...
お前だって
まーまーな
もー
大丈夫だからよ
ほれ
ケガ人
だろうが
へへ
うまいか
俺達はお前と違って
ケガすんのが
仕事なんだよ
あ
当たり前だろ
オレと竜有が
作ったんだぞ
な何だよ
それ
わかわか
そうだった
もぐ
もぐ
ゴク
あっ?
おっと
ん!?
どうした
河了貂
?
...
何でもねェ
大丈夫だ
ただ...
ちょっと
緊張の糸が
切れただけだ
な?
...
よかった...
は...
食糧が
届いて...
うっ
本当にもう
ダメかと
思ってたから
本当に...
全部がムダに
終わるのかも
って...
ほ...
本当に
届いて
よかった...
肉きました
......
キングダムの
この食い物
全部斉国から
届いたん
だってよ
うん
聞いた
蒙恬が
びびって
たぜ
王顛将軍め
あてがあったなら
一言教えとけよ
なー
俺にはもう
何が何だか
分かんねーか
たしかに
分かってんのは
信ちょっと
肩痛い
オわり
多分、王聖将軍は
出陣前に手回しを
していたはずだ
って
半年分も!?
ああ
兵糧は奏軍が
半年は余裕で
食っていけるくらい
大量に届いたってことだ
食いもんさえ
あればどうとでも
できる
籠城しとけば
絶対に落とされる
ことはねェし
軍が力を取り戻せば
ここを拠点にして
打って出て
周りの超軍を
蹴散らして回れる
ーって
蒙恬が
言ってた
つまり...
その通り
だよ
黒羊を囮にして
列尾から
趙王都圏に侵入し
恐らく、血液..が
遺跡食事や点だ
ああ
つまり
集結した兵糧をつかして
かんで一気に
南東へ道を
見せつけてやれ
音の山界の戦士道よ!
夢の顔をかかげろっ
菜軍連合軍
[国門列尾
陥落
今からこの娘は夢のものだ
そこから王翦軍・
桓騎軍:楊端和軍が
分かれてそれぞれの
戦場に向かい
すげェ多くの
犠牲を出した
激戦の末に
俺達は
...
不可能と言われた
この鄴の攻略を
成し遂げたんだ!!
ううっ
やったぜ
はぐ
その
大いなる
吉報は
.....
翌朝届いた
食糧が
届いたと
鄴陥落
いやっ
これで
ようやくっ...
鄴攻略
です!!
ウオッ
ウオオオ
丞相
...
やりおった
や
やりおった
丞相
報報
どっ
正攻法では
六国制覇の夢は
露と消えます!
邯鄲の喉元郭”を
攻め落とします!!
しかし
策として
下の下
...
多くの犠牲を伴う
奇策中の
奇策が一つだけ
“全滅”をも
視野に入れる
覚悟が必要です
よく...
やってくれた
皆の者...
よく...
よくやって
くれた
一方
その者は
その凶報〟を
趙王都邯鄲の
地下牢で聞いた
ぜーんぶ
貴殿の
せいだよ
ぜーんぶ
李牧殿
大王様は
当然
ひどく
お怒りで
李牧殿は
公開斬首の刑に
処されるそうだ
断罪は甘んじて
受けるが
一度出して
もらえませんか
郭開設
お気の毒
ですなー
鄴の戦いは
まだ終わって
いません!
ハ?
何?
類は奪われましたが
今はまだ趙王都圏内に
浮かぶ陸の孤島
列尾ー鄴を
繋がれて初めて
脅威となるのです
そしてそこに
視陽の線も
加われば
列尾は
扈軛将軍が
ふさいでおる
王都圏の南半分が
葵の領土に
足りません
案は新しい軍で
全力で
列尾抜けを
狙ってくる
さらに..
鄴からも
出陣して
きます
北軍を
南下させねば
そのためには森に
和平の使者を
魏にもです
楽が力を列尾に
集中できなく
するために...
本当に
超の存亡に関わる
時なのです
キングダムの
せめて今の話を
馬南慈と軍仰に
分かった
分かった
やかましい
そうやって
言葉巧みに外に出て
死罪をまぬがれる
気であろうが
では
郛開殿
だが郭開は
誰にも
話さなかった
ちゃんと
伝えますよ
そして
季牧が恐れていた
展開力正に
そのまま
昌平君によって
実践されようと
していた
魏国西部に侵攻していたある軍が大挙して場を離れ
魏国西部に侵攻
していたある軍が
大学して場を離れ
趙列尾を
貫かんと
北上を始めたのだ
また
騰の軍勢である
遅いぞ
オ
...
...
その衝撃は
瞬く間に
全土に広まった
第640話国の
国王都建王!
...
マジかよ
し信じられません
ああの鄴が...
こ攻略されたとは...
と
珍しくかりん
娼婦様の
読みが外れ...
何か言った?
バミュウくん
言っただろうが
邯鄲の王都軍が
出れば王聖軍なんて
イチコロだって
だが趙王のバカは
出さなかった
はっ
はい
その通りです
娼燐様は間違って
ないですぅ
はうあ
とろー
んっ...んんんっ
麺の
バカ王がぉ
熱っ
とは言えだ
あの李牧相手に
取っちまうかよ
王菊
せっ
斉王も
厄介な
存在です
斉が兵糧を
送らねば
大変なことに
なったぞ
蝸燐
これで案の刃は
邯鄲の喉元まで
迫ることになった
下手をすれば
あの強国・超が
倒れるやもしれぬ
翔は
飢え死にし...
ッ
モガ
そうなれば
この中華の
勢力図は大きく...
あわてんな
李園
趙にとって本当の
脅威になるのは
孤島の類が秦本土と
つながってからだ
そして鄴が...
対趙の最前線拠点と
なった時
マジで超は
危うくなる
だがんなことは
邯鄲だって
分かってるさ
誰よりあの李牧が
なァ
列尾
急報
......
裁方面より北上してきた
素軍四万が黄河を
渡り終えこちらに進軍を
来たか
秦国大将軍
膳
三万対四万
しかも相手は
あの膝
あれだけなら
持つ
!?
あれだけ
?
持ちますか?
鄴だ
だが
類からこちら側に
打って出れば
列尾は前後から
挟み撃ちに遭う
そうなると
この軍だけでは
持ちこたえられぬ
それは
李牧殿も
もちろん承知
すでに
北部の軍を
南下させて
いるはずだ
邯鄲の王都軍が
動けば舌は
早いのだが
我らは
それまで
持てばよい
クソだ
それを言うな
舜水樹
王都本軍が
動くならそもそも
こうはなって
おらぬ
我らの王は
李牧殿こそ
この国の要よ
後ろの憂いは
李牧殿に
任せられる
軍を展開するぞ
舜水樹
脳を迎え撃つ
我らは
前のみ
ハ!
鄴
はっ
!?
なっ
逃げろ
羌痴
いいんだ
えっ
!!
羌痴っ
っ.....
えっ!?
あ...あれ!?
何か
お前の様子を
見に来て
眠ってしまった
みたいだ
私も今
同じ夢を
見ていた
え!?
...どうやら
私の気が少し
お前に入って
しまったようだ
そんで
何か嫌な
夢を...
あれ?
どんな夢か
忘れた...
?...
...
お前..
俺を助ける時に
何かしたのか
俺のために
何か無茶を
尾平が
そんなこと
言ってたぞ
よくは
分からんが
羌瑰...
だからお前
ずっと寝てんじゃ
ないのか?
いつもなら
とっくに...
別に
嘘だ!
お前何か
隠してんだろ
一体何をっ...
俺のために
信殿!
うおっ
え
お二人
で何だよ
何か用が
あったんだろ
そうでした
すすみません
亜光将軍?
いつの間に
お二人...
いやかな?
いずいいの
いずしかし
何コニョゴニョ
言ってんだ渕さん
あー
右翼で
尭雲と馬南慈に
やられて死んだ
亜光将軍カ
あ!
あ
いやいや
死んでませんよ
ずっと昏睡状態
だったんですよ
ん?
頭光将軍です
ととにかく
来て下さい
ちょっと
行ってくる
はい
続きは?
後だ先親
それか...
なんだ
この歓声
おうはみと...
ーで?
亜光将軍が
何だよ
ははい
亜光将軍が
復活されて...
何ィ!?
鄴から
打って出たの
です!!
いったれー
でも一体
どこへ
隊長
この五日間で
回復した
兵を集めて
一軍としたのです
もちろん
後軍は
桓騎兵も
多くいます
列尾です!
亜光軍が
列尾に
向かっている
という報告は
列尾軍と騰軍の
先鋒隊がちょうど
ぶつかった時に
伝わった
!!
!!
殺せェ
ヌオオ
類より梁軍出陣
その数二万!
まっすぐ列尾に
向かっています
くそっ
もう出たか
王殿軍め
北部軍からの
報告はないのか
まだ
他の...
急報っ
来たか!
オオ
!!
北部軍
からか!?
い...いえ
李牧様
からか!?
馬南慈様...
からです!
!?
馬南慈様から!?
ほっ馬南慈様から
急報...
学校様は
大王の手により
捕らえられ
邯鄲にてとっ...
投獄された
模様!
そそれと
もう一つ
邯鄲は
沈黙したままで
一切が動かされて
いないと
この状況に北部軍も
な..
李牧様は邯鄲にて
ざっ...
斬首になると!!
!?
えっ
!?
えっ
なっ
何をっ
ひィ
我らの王は
どこまで
愚かなのか
引き上げるぞ
全軍を
邯鄲まで
戻す
!?
扈軻将軍
!?
先に伝えた
通りだ
ししかし...
背後から
攻められては
列尾は守れぬ
我々が邯鄲まで
戻っては
今度は
梳陽包囲の軍などが
危険に
えっ
ああ
故に
その全ての軍を
邯鄲まで戻す
えっ!?
どの道
王都圏の南側は
案に奪われる
ならば軍の力は
そのまま生かし
北半分になる王都圏に
全てを入れて
兵力を密集させる
それが
これから案を
最も苦しめる
手となる
その通りだ
それにやはり
李牧殿を
救わねばならぬ
あの方を
失えば
は
馬南慈様も
戻って力を
貸してほしいと
趙は
終わるぞ
王を殺してでも
李牧様を助ける
決まりだ!
〝馬叫の陣〟で
配置につけ
趙軍を
ぶちのめす!!
行くぞォ
よォレ
急報
敵が後退して
います
バカめ
来たな
俺達の..
オオ!!
いや...
趙将扈鄲の号令の元
列尾に陣取っていた超軍は
全軍でその場を離れ
邯鄲の方向へと移動した
ここっっ
読車はほぼ戦わずして
列尾城を取り一帯を固め
趙王都圏の
出入口をしっかりと
素のものにした
...
列尾を踏軍が押さえると
そこから新方面に
進行を始め
靴の王翼軍も呼応して
列尾方向に軍を展開
!!
一気に鄴!列尾の
線がつながった
その頃には
椋陽を包囲していた
趙軍も隣払いをして
邯鄲方向へと
移動を始めていた
日
動けずその場に
とどまった香澄も
多かった
視陽も重を
外に展開し
鄴ー椋陽ー列尾の
トライアングルが
つながったのである
しかし楽軍は
王駅の命の下
彼らを傷つける
ことはしなかった
トライアングルの中では
超軍がその地を捨て
北上してしまったため
そこに住む住民選が
取り残された
そしてさらに
一月後
多くが難民となり
遅れて北を
目指したか
本堂から兵が補充されるため
鄴攻略軍の一部が
帰還を許された
三度目の組で
飛信隊もようやく
鄴を出た
そして列尾の前あたりで
はって?おまえまれなんだん
そんなもってうしいップしてるよ
ん?
ん?
信ー
壁の
兄ちゃんー
同じく
椋陽から帰還中の
壁達と出会った
朱海平原と椋陽方面に
別れてから
実に68日ぶりの
再会であった
...
それは
第641話・深刻な問題
!!
戦士達の
華やかなる
飛信隊だー
ドンドコ
ドンドコ
凱旋であった
あれが隊長の
信五千人将だ
あの龐煖を
倒した信だっ
ルオオオ
でかしたぞ
飛信隊ー
オオ
ヤー
第611話、深刻な問題
秦国王都
咸陽
バイーン
ドンドコ
ドンドコ
飛信隊万蔑
ドンドコ
ドンドコ
バイーン
田有千人将!!!
キャー
恋水様ー
イヤー♡
信五千人将
よくぞ龐煨を
倒してくれたー
河了貂殿
私朱家の
温と申す
こっちは
孫の雲
あ
どうも
けっ
結婚して
下さらぬが
羽田長も
よくやったー
信殿
疲れが
飛びますね
歩兵の方々も
お疲れ様でした
どうも
朱海平原で
三大天を倒した
尾平です
ハハ
だな
キャー
すごーい
歩兵で
三大天を
あいつ
本当によく
スラッと嘘を
つけるよな
えっ
いやでも
お孫さん
まだ子供...
ワシとじゃよ!好きじゃ
好きじゃ
え!?
キャー
昂くんー
かわいー
キャー
か干斗
俺たちまで
こんな
ああ夢かここ
これは
見た目より
すごいとよく
言われます
崇原様ー
すてきー
キャー
本当に..
うわっ
後で渡して
おくから
頂きます
お願いします
に兄ちゃん
この子たち
チューしても
いいのかな?
ウフフ
ダメだ
バカ
この子
かわいー
お名前
何ですか
あれ?
松左さんは?
松左さんに
お渡ししよーと
思ってたのに
ぬおっ
去女が
オレも花
くれって
言ってる
何やってんの
昭平さん?
か体が重かん
やめろ去女ー
......
信に会われ
ないのですか
大王様
......
信とは
後でゆっくり
会おう
行くぞ
ハ!
ああ..
皆がよく
戦ってくれた
...
帰還した兵達は
咸陽にてそれぞれが
武功に合わせて
褒賞をもらい
あざーす
ワハハハ
先の論功行賞まで
しばし
解散となった
家かー
練兵の時から
離れてたから
本当久々たなー
毎回そうだが
また村の連中
びっくりするだろな
ああ土産話が
どっさりだ
ああ
早くっ早く
東美ちゃんに
会いたい
その手つき
やめてよ
尾平さん
ギャハハ
.....
あ
た..
隊長の家は
ご出身の城戸村に
あるんですか?
あれ..
そういや
信の家って
見たことねーな
あー
俺も大分
帰ってねーな
すんげェ屋敷
なんですかね
やっぱ
五千人将
だと
ん?いや
俺んちは
風利って
とこだ
ん?
どうかな
金だけ預けて
大工の
田有のとこに
新んでたけど
もう一年近く
帰ってねー
からなー
それがちょうど
完成したみたい
だぞ信
鄴攻めへ
行ってる間に
俺の組のもんが
仕上げてくれた
!!
おー
キングダムの
ありがとな
田有
信の屋敷
見たい人ー
!!
ちょっと予算
超えたみてーだが
会心の出来
だってよ
はーい
はいはい
はいはい
......
見たいな
見たいな
んじゃ
来るか?
!
イやったー
えっ
いいんスか?
俺達も
いいんスか!?
おー
何か材木が
変わったか
田有?
前より
渋くなってる
気がする
と
どうなってんだ
千斗...
俺の歌より
小っせィし
ボロい...
てかこれ
小屋...
何か見ちゃ
いけねー
もんを
見てる気が
バカ言ってんな
隊長
あっちだ
さい屋は
さすがたせ
何だこれ
これに大金を
かけたのか
信は...?
てか田有のとこ
とんでもねー
悪徳大工
なんじゃ
へ?
何ィーっ!?
なっ...
その夜は
急遽
ギャハハハ
信の新居で
宴となった
いつもの隊の宴との
違いは
いつもの隊の宴との違いは
ワハハハ
すごい
お屋敷
どうなってんだ
こりゃ
ワハハハ
これ
やりすぎだろ
田有
あいたー
俺ンチも
やってもらおかな
あれ
どこの子?
竜川の
とこだろ
んじゃ
将軍首とって
来いバーカーワハハハ
ワハハハ
それぞれ家族を
呼んでくる者も
あったことだ
東美ちゃんの
お通りだァ!
頭が高い
平伏しろー
庭も
いーな
マジで田有の
とこすげェな
ギャハハハ
おー
噂の東美ちゃん
うおっ
かわいい!
マシカ肩立
おー
え?まだ
あんな
小ィせェの?
五人目だよ
東美に友里
めちゃ久々だ
おー
えっ信くん!?
でかく
なったね
あんた
尾平さん
初めて尾平が
本当のことを
言っていた
てかい
いないかと
思ってたぜ
あんたは
失礼かもう
カカカいーよ
何言ってんだ
竜若こっち
あがったよ
あの二人
また
働いてる
くう何て使い
使いやすい
厨房だ
あの...羌擁副長
寝るのは
いいスけど
ど真ん中じゃ
なくても...
もぐもぐ
...
食べるなら
起きて一緒に
どうですか?
やっぱ隊長は
すげーな干斗
ああ俺らも
刃張るぞ
ま
三日後に
王宮に
呼ばれてる?
ああ
オオ
すごい
王宮だって
まさか
それって
ついに...
あ
ありえる
将軍になる
という話では
今回信は
岳要・趙毅龍そしてあ
そしてあの
間奴を討った
これは..
スピー
スピー
ついに
ついに
あの信が
尾平さん
何ていい子だ
尾平には
もったいない
いーや
ちょっと待て
そういうのは
論功のときで
いーはずだ
王翦・桓騎・楊端和
三将がまだ帰還して
ないから論功は
もうちょっと先
それなのにわざわざ
呼ばれるってことは
逆かも
しれねェ
!?
逆!?
ずっと
言わなかったが
!!
はっきり言って
下僕あがりの
将軍なんて
聞いたことがねェ
!!
将軍には
格式みてェのが
必要だって聞いた
ことがある
だから力はあるのに
ずっと五千将
止まりの武将も
たまにいるだろ
え
あっ
たしか
にっ
我呂!?
我呂
てめェ何てこと
言うんだ
お前は
本当に性格
ねじ曲がってんな
信
うるせェ
オレもついて
行っていいかな
あー
もちろんだ
多分
武功は十分
だが将軍には
してやれねー
って話だ
なっ.....
考えられるから
言ってんだよ
ボケェ
活グセも
最悪だ
お前は
しょーぐん
しょーぐん
あ!?
咸陽
政
すごい活躍
だったな
信テン
へへ
まーな
えっ!?
将軍になるには
問題がある!?
ところで
信
ちょっと
待てよ
そりゃねーだろ
政
いや...
コラ
え...
そこまで
深刻な問題では
ないのだが
政っ
うわ
...
いや大きな問題
ではあるが
...そ
そうですね
ちょっ
だから
何だよ
その問題
って
名前だ
キングダムの
名前!?
将軍になる前に
お前は姓を持つ
必要がある
!?
えっ...!?
えっ
!?
さすがに
変であろう
将軍に
なるのに
ただの信だと
何となく
何となく
って
そういう
問題!?
ああ
そうだ
よって
姓を与えるから
何がいいか考えろ
信
えっ
そう
好きなものを
与えてやる
ええっ!?
き...
急に
言われても
分かん
ねーよ
てか字もよく
知らねーし
だったら
深く考えずに
ばっと浮かぶ
つけたい姓を
言ってみろ
かっ
考えろ!?
......!
じゃー
...
そんな奴ら!!
なんだっ
嬴
はって...
それは
ダメじゃ
う...
うるせーな
オッサン
くそっ
意味とか
何か色々
あんだろ
ダメなものも
あるじゃ
ねーかよ
じゃー
政考えてくれよ
お前が考えた
やつにするから
アホかお前
翼はダメに
決まっとろーが
くそっ
いいだろう
.....
ダメだ
全く思い
浮かばない
くそォっ
どうすりゃいいんだ
これじゃ将軍に
なれねーよ
落ちつけ
信
あ
?
そういえば
漂の時も
この問題で
軽く悩んだな
漂も
王宮仕えで
かつ影武者の大任に
就くということで
姓を
与えたんだ
えっ
えっ!?
だがその時も
なかなか
決められず
最終的には...
...
早く
決めぬか
漂う
こんなことに
時を使っている
場合では...
.....
すみません
はると
えめてけは...
失礼ですが
大王様がよくお食べに
なられている
それは何ですか?
ん?
これは
李だ
では“李〟で
お願いします
分かった
ええっ
李漂!
へ
そっか
へー
凛は姓を
もらってたのか
マジか...
信
ぜったい
二人の名を将来
歴史に刻むんだ
へへへ
じゃー
カカカ
分かってるっての源
分かってんのかお願ーー
ギャハハ
オオ
俺も
李信にする
了解した
本信
二千年以上も
後世に武名を残す。
ことになる
名前の誕生であった
ええっ
いっいいの
信!?
そんな軽く...
李信と呼べ
力カカカ
......
第642話
話第一等の特別功
キングダムの
......
ああ
もう半日は
流れが途切れて
ねーぞ
きっとありゃー
三石地方の
連中だ
早く移住する程
得かあるとか
言ってるもんなー
それにしても
すごい数だな
お父ー
まだ
着かんのー?
バカ
まだまだ
こっからだ
あなたやっぱり
おにいた方か
よかったんじゃ
バカ
言え
俺も
悩んだよ
この不作の中
移るだけで
一年間年賀が
免除だぞ
その上
仕事も
あるって
おじーちゃん
大丈夫
ですか?
もう
ダメじゃ
ホキャ
とにかく
行くんだ
俺達の
新天地へ
鄴攻略から
五か月後
奏国は新領土となった
列尾!椋陽!鄴の
三角地帯を盤石のものに
すべく各地より続々と
人を送り込んだ
お腹
へったー
まだー?
示された破格の好条件に
自ら動く者から
強制的に村ごと移される
者達もあり
ここは
どの辺ですか
あなた
まだ列尾までも
来てない
もう
歩けないよー
頑張れ
その規模は
〝山陽東郡化〟の時の
比ではなかった
あそこ見て
兵隊さんが
いっぱい
あっ
オォ
私達は
知って
ところに
行くの?
分からん
列尾で
振り分けられる
そうだ
また
それらを守る軍隊も
途切れることなく
派遣された
本当に
大丈夫かな
家も食い物も
用意されてる
約束だ
素人にとっては
正に列尾を越えた
未踏の地への
〝大移住計画〟
であった
ホギャア
ホキャア
咸陽
蒙毅!
河了貂!
本当に
久しぶりだ
出陣以来だね
お互い
バタバタして
会えなかった
先生には
朱海平原の
報告?
うん
まーオレは
戻ってからは
少しのんびり
してたけど
事後の
戦局解読は
大切だからね
僕も時々
手伝ってる
けど
先生に
呼ばれたの
かい?
うん
少し話せたらと
思って早く来た
うん
他の隊の話との
食い違いが所々
あるみたいでね
これで三度目だよ
なにぶん先生も
僕もやることが
多くてね
あ
蒙毅の
おじいちゃん
...っていうか
楽華隊の
胡漸副長
朱海平原で
戦死を......
うん兄から
聞いたよ
あの龐煖に
やられた
って...
飛信隊信が
その朧焼を
討ったことは
知ってたし
兄からも
詳しく聞いた
蒙恬が
二人を親代わりに
育ててくれたって
言ってたけど
信殿も
仮死状態に
なるほどの
激闘だったと
兄は自分の手で
脂焼を討ちたかったけど
難しかっただろうって
信が代わりに
仇を討ってくれて
感謝してると
言ってたよ
でも
死んだのは
じィだけじゃ
ない
他にも..
飛信隊も大勢
犠牲が出たね
河了貂
たくさん
出たよ
うん
大切な仲間を
大勢失った
だから
...??
では列尾の向こうが
今どうなってるのか
教えてあげるよ
河了貂
うん...
おー
さすが豪毅
地図まで
それ聞きたくて
会おうって
言ったんだよねー
立ち止まらず
前に進まないと!
その通り
!
オス?
フフ
寂しいな
それ
ハハ
冗談だよ
さー
これが新領土を
加えた素国の
新しい地図だ
趙
ぬっ!?
ちょっと待って
魏に山陽近くまで
取られちゃって
るよ
脳軍が列尾貫通に
現場を離れたからね
魏・呉鳳明が
すかさず
攻め込んだ
列尾一帯落ちついて
脳頭も現場に
急行したから
一応魏の侵攻は
山陽で止まっている
...ま
仕方ないか
それ以上に
得たものが大きい...
鄰I撫鴎の線までの
地は本当に!
邯鄲
魏
呉鳳明
秦
「感陽
その通り
とにかく今は本土からの
移住を進めて新領土を
案の人間で埋めることを
最優先にしてる
でも列尾より先は
まだまだ不安定な
ところだらけでしょ
そんなに
急いで人を
送って大丈夫?
楚
李斯が現地に
派遣されてる
山陽の経験もあるから
より一層無駄なく
効果的に素国化が
進んでると
報告が来てるよ
うん
不安定な中で
一刻も早く生活を
定着させるために
......
......だったら
やっぱり怖いのは
趙軍の動きだ
新領土が
できたってことは
新しい国境の前線が
生まれたってことだ
当然土地勘は向こうがある
弱いところからいくらでも
攻めてくるよ
うん...
だから
相撲和
王聖将軍がしっかり
前線の布陣を考え
趙軍の逆襲に
対抗しているよ
悪くない
戦況は?
李牧がまだ邯鄲の
地下牢に閉じ込め
られたままだから
!
なぜなら
.....
先生から前に
聞いてたけど
未だに...
死罪になったって
噂もあったけど
いや
なっていない
李牧の腹心達が
騒いでいるから
かろうじてまだ
斬首が執行されて
ないみたいだ
この状況を
どう思う?
河了貂
...
うん...
まだあの大戦から
五か月しか
経ってないけど...
逆に五か月
経ったという
見方もできる
急な大移住が
不安とか言って
おきながら
軍隊の
軍師としての
考えは...
全く別...
李牧が欠け
ゴタついて
いる趣には
......
今こそ
攻め刻だ
正に
先生も僕も
同意見だ
先生はもう
大戦略の思案に
入ってるよ
えっ
じっじゃあ
ついに...
王都郎鄲を
標的に...
フッ
と言っても
まだ情報整理くらい
と思うけど
今は本当に
忙しいから
だから
そんなにまだ
気負わないで
河了貂
まず手前の...
やることを
一つずつだよ
“式典”も
その一つ
式典?
ああ
ずっと先送りに
なってたー
「論功行賞」
だよ!
ゴーン
ゴーン
控え室は
ここで
お着がえを
どうぞ
いいんだよ
これで!
フー
おー
すげー人
集まってんな
李信
!
着がえ?
着がえ
ねーよ
って
政かよ
大王様
お急ぎを
まだご準備がっ
いつも通りの
感じたな
キングダムの
へへ
お前は
すげー服
何か王様って
感じだ
わわわ
その名前まだ
なじまねー
カカ
いよいよ
だな
大王様
お早く
丞相に
殴られる..
な
正殿で
また会おう
ああ
ン
こちらへ
ふー
しかし、このコーヒーに
あの、真っ赤に
三村がそろって前線を
離れるわけにはいかす
総大将であった王製だけ
帰還し第一功の
特別大功を授かった
有り難く
桓騎と楊端和も
王翦とほほ同等の
特別大功を授かり
代理で戻った
摩論とバジオウが
受け取った
そして
ククク
すぐ戻れと
言われたが
十日は羽を
伸ばそー
玉鳳隊王賁
楽華隊蒙恬
飛信隊李信
前へ!
その時
飛信隊の多くは
同陽深部の許される
ギリギリのところまで
入ってきて待機していた
.....
そして
それは
.....
楽華隊『豪恬は
五千将ながら
左翼二万の将となり
敗戦の危機を救い
あの趙将紀彗率いる
三万の敵と十五日間に亘り
互角以上の戦いを繰り広げ
各中継役を経て
本殿の河子貂と
つながっていた
これを
封じ込めた
続いて
豪恬率いる左翼の
奮戦は朱海平原勝利の
陰の立役者である
よってこれを
第一等の
特別功とする
聞いてる
じィ?
玉鳳隊_王賁は
同じく五千将にして
右翼にて
独立遊軍として
縦横無尽の活躍
そして右翼軍将
亜光が倒れてからは
その筆頭となり
右翼を牽引
さらに趙将で最強とも
評される尭雲を
自ら討ち取った
よってこれも
第一等の
特別功とする
オオ
一人で?
ああ
そして三人目
飛信隊_李信!
五千将にして
これも玉鳳と同じ
右翼にあり玉鳳と
正に両輪の活躍をした
尭雲と同格の将
趙我龍をも
仕留めた!
この者は
黒羊でも
曲者であった
趙将岳嬰を討ち
そっそして
はっ果てには
あの...
あっ...
う
うぐっ
あの王騎・鹿公を
古くは穆をも討ったと
される仇敵趙国三大天
龐煖を自らの手で
成敗した!!
なぜか涙かっ
あのっ
よって
この三人をっ
しっ...
しっ......
三人をっ...
将軍に任命
するものとする!!
.....
資榊・
信
副長
うっ
ううっ
ァふうっ
信殿
尾平っ...
やったな
あ
ああ
やった...
ついに
やった
うくっ
ふぐうっ
信将軍
いやっ
李信将軍の
誕生だァ
オオ
...
感動してる
王賀?
へへっ
うるさい
ふつうだ
信が〝将軍〟に
なってから
信の屋敷では
三日三晩
豆が続いた
第643話・覚悟の通達
ギハハハ
ふぐううっ
信~~~
ガハハハ!!
笑うか泣くか
どっちかにしろよ尾平
バハハハ
李信将軍
李信将軍
ギャハハハ
オオ
うるせー
だが
そこからは
忙しかった
ンゴー
ンゴー
信が将軍に
なったことで
飛信隊
そのものの
規模も大きく
なったからだ
覚悟の通達
第643話
キングダムの
騎兵ーI500
歩兵ー3500
五千人将
羌癪
李信
河了貂
〈護衛・伝令兵=100)
二人は一人だと思ったんだけどね
騎兵-200歩兵』800
一800
田有
騎兵ー500地に
歩兵=500
崇原
五人浪五百市浪一郎は――
千人将
楚水
五百人将
田永
千人将
岳雷
騎兵=500歩に
お父さまの歩兵ー500
我呂
騎兵ー500
歩兵=500
那貴
騎兵ー500兆に
素人一つの少兵ー500
竜有
(歩兵=100)
尾平
歩兵=100
羌痍隊を
言めると
百人将
中鉄
五百人将
竜川
(歩兵=100)〈歩兵=500/(歩兵=200)
澤圭
仁
淡
実に一万五千人
実に一万五千人
一万人
飛信隊
構成隊員
もはや
“軍”となった
飛信隊は
次の実戦に備えて
さらにすさまじい
練兵を繰り返した
そして
一月後に
軍総司令昌平君の
号令の元
来るぞォ
オオ
再び
激戦の待つ地へ
出陣して行った
オラァ
...
目指すのは
秦国の東端
対趙国前線
最大拠点となった
〝鄴〟である
.....
ついに
ぴ尾平さん
百将になって
実戦だね
風平隊の放も
かっこよく
なびいてるよ
何か改めて
考えると
信が将軍に
なるより
お前が百将に
なる方が
凄い女か...
帰りたい
お
おかしいだろっ
最初は百将だーとか
飛信隊一万だーとか
はしゃいでたけど
え
いくら何でも
これはやりすぎな
気がしてきた
あ
ありえねェ
って
一万人だぞ!?
俺が百人隊の
隊長だぞ!?
尾平さん
落ちついて
ムリムソムリAリ
百人の命の
責任なんて
もてねーよ
やっぱ俺は
什長くらいで
丁度いいんだ
尾平
今すぐ
辞退しに
いく
尾平さん
もう
遅いよ
道の奴は
一方人なんて
ホエ!
売えた
だけで
うわー
尾平が
吐いたー
百将ー
あっ
見ろッ
あっ
あっちにも
東へ向かう
軍がいるぞっ
あそこも
多いぞ
安心して
下さい
あなたの際には
この桜兄姉が
いますよ
お前らは
ダマってろ
ん?
どこの軍だっ
え...?
楽華だ!!
あっ
だかが
よー
李信将軍
よー
蒙恬将軍
アハハ
わかわか
お格好が変わってら
あら?
誰それ?
新しく副長に
なった愛閃
ども
親父の蒙武軍から
移って来たんだ
へ
玉鳳も一日遅れで
同じく鄴に
向かって発つ
俺達
三人の軍で
三万五千
もう俺達だけで
どこかと戦争
できてしまうな
まー
何つっても
俺達
お
素直に
喜んでる
おー
だなー
だが
俺の目指すのは
ここじゃねェ
〝将軍〟
だからよ
ショークン
さらに上の上
天下の
大将軍だ!!
分かってる
ケガってハハハ
なー愛閃
信って
面白いだろー
いや全く
...
まーしかし
〝高揚〟と〝緊張〉の
どっちが上かって
感じだな
キングダムの
緊張?
ああ
いよいよ
王都邯鄲の
攻略
つまり
趙国を滅ぼす
戦いに入ろうと
しているんだぞ
だったら
やったるぞ
って
だろーな
だけどここからは
類攻略以上に
大変だよ
趙は
王都圏の半分を
明け渡して軍は
去って行った
高揚だけ
だろ
バシ
同意
つまり
超軍の多くは
健在のまま、邯鄲は
分厚く守られている
邯鄲周囲には
“武安と。武城”という
強力な城もある
邯鄲
武安
素軍は
鄭という巨大前線都市を
うまく使って
邯鄲陥落を狙った
大戦略を展開して
いかないといけない
そして今こそ
絶好の機会
武城
未だ牢に
繋がれたまま
らしーからね
李牧か...
.....
...
死罪になるって
鳴もあるな
こっちは
今のうちに
どんどん
攻め込むべきだ
なってくれると
助かるよ
こっちと
しては...
.....
俺は
王騎将軍を倒した
李牧をこの手で
討ちてェ
李牧を
討って
天下の大将軍に
なるんだ!
俺はなって
ほしくねー
...
李牧が
このまま
死ねば
んなこと
わかってる
わかってるなら
そんなことを
軽々しく声を
大にして言うな
俺だって李牧には
敬服しているよ
信
恐らく
こっちは
数万の兵の
命が救われる
今この中華で
李牧は誰より
国のために
戦っている
それでもし
このまま
死罪となれば
...
だからって
俺達がどうこう
言うこと
でもない
......
本当に死罪に
なるのか
李牧は...
蒙恬
先生が言うには
時間の問題だ
そうだ...
あまりにも
かわいそうな
人だ
チッ
趙王都
..
邯鄲
ん...
あっくっ幽者
おっ
!?
あっ
お前の子らの
目をえぐり出して
殺してやる
止めたかったら
李牧様のつながれている
地下牢の所在を
言え
......や
やめろっ..
は..
一人殺れ
まっ
ツ村てっ北喜だっ
李牧様っ
北菩殿の
地下だ
-
北喜殿
李牧様
ここだ!
李牧様
急げ
音を
立てるな
李牧様
今助けにっ...
!!
罠だ
あっ
ぐあっ
がはっ
撃てェっ
戻れっ
今だ
殺れっ
一人も
逃がすな
死ね
うぐっ
オオ
くそッ
くそッ
報告
北喜殿の地下は
虚報!
くそっ
またかっ
カイネ選が
伏兵に遅い
危険な
状態です
俺が行く
十騎来い
ハ!
晋儀の首を
落として
さらしておけ
ハ!
邯鄲城内では
李牧を救出せんと
舜水樹を筆頭とした
腹心達が武力行使に
出ていた
.....
ぐっ
舜水樹は国内の要人を
派手に殺めたが
それは李牧を死刑にすれば
本気で暴走し戦を始める
覚悟の通達であった
カイネ達が
戻ったぞ
李牧様
手当てを!
ひどい傷だ
ハーッ
ハ
カイネ
大丈夫か
それに対し朝廷側も
王都の兵を動員し
応戦したため
互いに血を流す
内戦状態となっていた
あ
カイネ
李牧様
カイネ
報告
淋大臣の
風敷を襲った
開からた
手牧様は
東呉殿の
地下にいると!
!
カイネ
ゼーー
ちょっと待て
また罠かも
しれぬ
ゼ
手当てを...
?...
李牧様
...
今度は
東呉殿か
カ
カイネ
一度詳しく
調べてからで...
ん?
東京殿の地下へ
行く...
そっそんな体で
何をっ...
お前は休んでろ
うるさい
さっさと
手当てだっ
カイネ
キングダムの
クスクス
キャハハハ
まだ
殺らんのか
李牧を
もう少し李牧兵を
削らねば
主を失わばあ奴ら
必ず決死隊となって
攻めて来ます故
この俺が
危ういと
でも?
いえ大王様は
安全ですが
私は危うくなり
もし私が死ねば
大王様の手足となる
者がいなくなり
ご不便かと
クク
ほざきよるわ
しかしご心配なく
大分向こうも
減ってきました
あと少し
です
全ては
この郭開に
お任せを
さっさと
せねば
奴の酷い
殺し方の考えが
どんどん
浮かんでくるぞ
この邯鄲の
大衆の面前で
未代まで語り継がれる
おぞましい殺し方で
送ってやろうぞ李牧
ッハハハ
楽しみです
キャハハハ
うフフフ
クスクス
趙国の運命が
大きくうねり
狂おうと
していた
ようやく
明日
雷還広場
にて
李牧殿の
処刑が執行
されることが
決まりました
第644話桃泉殿
王の裁断
です
もはや何が
あろうと
覆りませぬ
最後に何か
言っておくことは
ありますか?
...
混乱に乗じて必ず
素軍は半ば強引に
攻め込んできます
!???...??
最終的に
“武城”で
受け止めるべく
防衛戦略を
ふむ
他には?
カイネたちに
決して
愚かな真似は
しない
ようにと
......
李牧の最後の
言葉...
防御のことは
扈頼将軍に
お伝えするとして
!!
ザッ
うぶっ
!?
もう一つは
やはり
奴らの首領の
翔水樹に...
郭開は
奴の遺言など
誰にも伝えぬわ
全てを
アホウが
ねじ曲げる
そして
趙王は
最初から
全てが歪んでいる
第644話
4話,桃泉殿
父上
李牧だけは
殺めては
なりませぬ
これだけは
子の分際でありながら
これだけは何としても
諫めさせて頂かねば
なりませぬ
たしかに李牧は
類を奪われました
その責で軍総司令剥奪
もしくは幸相席を退任
これは妥当でしょう
しかし
処刑は
なりません
李牧を失えば
この国は敵を防ぐ
門を失うのと同じ
李牧はこの国の
”門”です
この戦況の中
素軍の刃を
止められるのは
李牧をおいて他に
ありませぬ
あようたい
趙太子嘉
敵は素通りで
国中を蹂躙
いたしまする
どうか
ご再考を
さっきもなくば
この国は
滅びまする
どうか
ご再考を
父上!
嘉よ
後世に汚名を
残されませぬようっ
近う寄れ
......
ハ!
大きゅう
なったのう
!
いつの
間にか...
......
ガリ
!?
いっ...
ぐあっ
ああっ
バツーッ!!
たっ
太子様ァ
!?
あっ
へっ
だっ
大王様
何をしっ...
大王様
何を...
こっ
こんな
ことを...
大王様っ
大子様
嘉棟アつ
王に向かって
暴言を吐くからだ
失せねば
もう一耳いくぞ
父上
再考をっ
嘉様
どうか
再考をっ
失せろ
太子様
ととにかく...
戻って手当てを...
まだだっ
父上に
嘉様
耳考を
.....
江姫
郭開を
呼べ
父上ェェっ
はい
いや
その前に
英書記官を
呼べ
......
!?
.....はい
鄴
出陣だー
オオ
ドン
ドン
太快隊
出るぞー
ドン
理士隊
整列ー
若いてもう
出陣かよ
どうなってる
最前列に張ってる王翦将軍から伝令が来たんだ
最前列に張ってる
王殿将軍から
伝令が来たんだ
邯鄲に動きがあるから総攻撃の準備に入るって
甘鄲に動きがあるから
総攻撃の準備に入るって
邯鄲に
動き!?
いよいよ
明日
李牧が処刑
されるみたいだ
なっ...
...
あの
李牧が...
.....
くそっ
李牧が処刑されれば
邯鄲が揺らぐのは
必至!
趙将扈軋の守る
防衛線は堅いが
そこを突破すれば
邯鄲はもろい
一気に趙を
打ち倒す流れに
なる!
妙な情に浸って
流れに
乗り遅れるなよ
飛信隊!
誰がっ
テン
フランスクラスラステスト
テン...
......
テン
俺達も
準備だ
...
分かってる...
とにかく
まずは全兵
集めないと
小隊ごとに点呼を
李牧が
死んでも...後を追ったり
したら
ダメだよ
カイネ...
柑鄲城内の片隅
地下牢探しは
ここまでだ
もう明日には
間に合わぬ
明日の刑場は
雷還広場だ
...
そこを襲って
学校様を
助けるしか...
しかし向こうも
それは十分
承知のはずだ
報告ではすでに
広場を三重囲い
できる程の兵が
集まってるそうだ
まともに行ったら
我らは広場に
近づくことすら
出来ぬぞ
人数を絞って
市民にまざれて
中に入るしか
そんな戦力で李牧様を
救い出せるものか
外の馬南慈と
何抵の軍を
呼ぶのは...
無理だ
そこも邯鄲軍が
警戒してるし
そもそも軍が
邯鄲に攻め込んでは
もう李牧様は...
李牧様が
公開処刑の場に
現れた時に
救出する
それしかない
!!
キングダムの
いくすい
舜水樹様
しかし
広場の周りには
大規模な兵が
報告では
我らの数の
五十倍以上と
李牧様が
現れたら
中から外へ
合図を送れ
えっ!?
その混乱に乗じて
市民の中に紛れ込んだ
小隊が
李牧様を救出しろ
!!
ごっ
五十倍!?
俺の部隊が
その五十倍の
敵めがけて突撃し
雷還広場を目指す
だがそれでも
広場内...とくに
李牧様の周りにも
中隊規模の守りが
いるはずだ
...つまりは
どちらも
決死隊の覚悟で
あたると!
舜水樹様っ
そうだ
オオ
舜水樹...
私は中の小隊に
入れてくれないか..
!
カイネ...
私が李牧様を
おい出す...
何が
あっても
私が...
手足を失っても
腸を
引きずってでも
私が...
全てをかけて
私が李牧様を
救い出す!
カイネ...
元から
そのつもりだ
李牧様を
頼むぞ
カイネ..
郭開様
各隊明日の準備
空いました
万全です
ようやく
李牧一党を
一掃できますな
・大王様は?
うむ
...
いつもの
桃泉殿です
クスクス
キャハハ
ウフフ
クスクス
俺に
天の与えし
宝は
!!
見たい目の
えいじゃー
なおまえも
この
風呂場と
お前達
だけだ
!???...?
あとは
どいつも
こいつも
チッ
うるさい
さっさと
つげ
この俺を...
ゴホォ
ゴホォぼゴオ
ゴホ
ゴオ
ゴホ
大王様
今日は少々
飲みすぎかと
ゴホォ
......
ゴク
ゴク
ブエッ
ゴク
ゴホ
.....
ゴホ
ゴホォ
クソ
飲みすぎたわ
ここしばらく
ご体調が
よくありません
もうお休みを
ああ
もう
上がるぞ
大王様
大王様
ゴホ
ゴホッ
お前達も
来い
はい
はい
ズキン
?
・
どっ
ガキ
!!
大王様!?
さぎゅうう
!?
ううう
う
胸が
心臓が...
大王様...
い...
医師を
呼べ
は...
うう
早く...
.....
グボッ
!?
なっ
これは
...
これは
!!体...
グボォ
!!
お前達
早く...
.....
!?
お前...
逢...
ぜェ
何を
している
ぜェ
ぜェ
早く
医師を...
紀元前236年
紀元前236年
趙が鄴を失ったこの年に
趙が鄴を失った
この年に
さ...
貴様ら...
うっ..
悼襄王は死んだ
「史記趙世家」より
作者あとがき
こんにちは、原です。
この度は、59巻ご購読裏にありがとうございます!!
本意でよく「道全軍戦」的な影響がないけど、バレーションの
終わりました。午後から始まれので、実に11時分、え?
これまで最長シリーズとなりました。はからずと...
描ききれてほっとしてみる
ああ
しかし、ちょっとテンポス。つーか描き方をいいから、
わたっけわけ。
頑張ります。
なん
年原泰久
レギュラースタッフ
上村「恵一朗」毛利茅夏佐藤優次岡元利恵
水縹十月タガセロ
コヘルプ北原涼子
スペシャルサンクス、三原和人
編集大沢大郎
扈軛軍
趙軍
倉央軍
飛信隊
王翦軍は
趙将・扈軛の
防衛線を抜くべく
広範囲に展開
各軍が配置についた時
王聖は本営本陣に
全将軍を呼び集めた
第645話、趙王の命
将軍王賁
将軍亜光
将軍倉央
将軍蒙恬
将軍田里弥
.....
悪い悪い
いやー
迷った
軽
王製は防衛線を
抜いてからの
邯鄲攻略の
作戦について
口を開いた
そして
将軍李信
そろったか
始めるぞ
正に
その頃であった
急報ォっ
邯鄲に入っている
密偵から
急を知らせる
鳥が来ました
甘軍から?
フッ
李牧が
死んだか
......
!
くっ...
申せ...
ノ.....
昨日邯鄲にて
趙悼襄王が
急死したと!!
!?
!?
!?
!?
そ...それが
昨日...
えっ!?
え...
李牧...
じゃなくて
超王が
死んだのか!?
っだそりゃ
一体
どういう
ことだっ
す
......く
すみません
詳細はまだ...
部鄲
っ.......
どういうことだ
死因不明とは
講習されたに
決まって
おろうが
ふざけるな
あれが病死の
姿か
貴様ら
李牧派一党の
仕業であろうが
何だと資様
証拠もなく
今のは聞き捨て
ならんぞ
証拠はない
やかましい
風呂場のガキから
吐かせて
貴様ら全員
斬首にしてやる
全員
拷問して
吐かせてやる
おお
やってみろ
埒が明かん
近衛兵!!
ここにいる李牧派の
人間を全て捕らえよ
...
!?
何を
しておる
なっ...
貴様ら
王の近衛兵で
あろうか
さっさと王の
仇を捕らえよ
何を勘違い
している
郭開
我らはあくまで
この国の王に侍る
近衛兵だ
貴様の私兵
ではないぞ!
そんなことは
分かっておるわ
だが王は
亡くなられた
今は宰相の儂の
指示に従うべき
であろうが
我らの仕える
次の王はすでに
いらっしゃる
!
ま
まさか
間違いなく名君となり
この趙をお救い下さる
嘉様だ!
ああ
どけェ
...
全ての牢を
開けろ
ハ!
ゴキゴキ
実権を手に入れた
太子嘉は
その日のうちに地下牢に
封じられていた賢人達を
解放した
嘉様
ハ!!
いずれも悼襄王を諫めた
罪で投獄されていた
優秀な文官・有力者達で
朝廷の要職を務めるべき
国土達である
一同
この命
捧げまする
!!
国を立て直す
よいな!
そして
もちろん
この男も
ザッ
っ.....
っ.....
李牧様
カイネ
.....
汚れますよ
カイネ...
うわあぁあああ
心配
かけましたね
カイネ
うわぁあああ
うっ
うっ
李牧
話すべきことが
多くあるが
ゆるりと語る
刻はない...
まずは
王都軍を
動かす
べきです
太子様
まず今は
何をすべきか
言ってくれ
相分かった
!
は
博薬王が死んで
李牧が助かった
ってことは
殺り
やがったな
李牧ー
!
!!
なっ
李牧が王様
殺ったってのか!?
あいつは
んなこと
しねェぞ
ってか何だ
お前
やかましい
犯人など我らには
どうでもいいことだ
家にとって
大事なのは
悼襄王が死んで
超がどう変わるかだ
おうせん
王翦軍
本屋本は
本人ではなくても
配下の誰かだろ
同じことだ
おっ
同じこと..
なのか
家恬?
.....
そー
そー
つまり趙の
次の王様は
どんな奴かって
ことなんだが
前王と違って
次期主の太子嘉って奴は
多名君の器〟って噂以外
伝わってきちゃ
いないヤロォだ
趙の賢人達は
牢獄にいたり
大子嘉の時代を待って
野にひそんでいるって
噂もある
それが
最悪なことに
そいつら全員が
表舞台に出て
来ることに
なりゃあ...
超は
生まれ変わる
なっ
!?
ん!?
何だ
敵陣の後ろに
あの気配は...
授軍か?
それじゃ
李牧が復活する
だけじゃなく
さらに
奴らは..
邯鄲
王都軍だ
えっ!!
あれは
あれほど頑なに
出て来なかった
王都軍が大挙して
動いてきた...
.....
早くも
超の新中枢は
機能し出している
と見るべきか
各将
持ち場に戻り
第二線まで
後退せよ
間違いない
参ったねー
ハ!
ハ!
練り直す
ハ!
ええっ!?
邯鄲
ひとまず
府多殿に身を
お隠し下さい
さっ騒ぎが
収まるまで
ひとまずは..
くそっ
くそっ
何という
ことだ
フッ
何という
ことだっ
郭開殿
ん?
それと...
英書記官?
江姫..
前線より急報
王窮軍が
後退したと!
オオ
真か!
騒ぐな
李牧殿の
詠み通りた
王殿は
攻める地点を
変えてきます
こちらから
平陽に誘導
しましょう
すごい
その間に
武城を拠点として
成長させます
ええィ
文官も武官も
足りめて
心配するな
すでに武安の
地下からも名士を
呼び集めている
オオ
さすが
滋榊
嘉様かくかい
郭開の所在が
まだつかめぬと
報告が...
人員を増やして
必ず捕らえよ
奴は悪臣の根だ
放っておいては
害を為す
ん?
!?
!?
!?
!?
こっ
何のマネだ
貴様ら
王の衛兵とはいえ
無礼であるぞ!!
...
近衛兵かっ
ん!?
あっ
郭開!
次期超玉の
名において命ず
ん!?
...
近衛兵隊長飛蒙
その妊臣事開を
捕らえよ!
あのお方は...
...
オオ
太子...
も申し訳
ありません...
我々は...
クク
フフ
おのれ郭開
燕蒙達に
何をした!
ッハハハ!!
人聞きの
悪い
何もして
いませんよ
私どもは
されたのは
悼襄王です
...
何っ!?
?
英殿
は..
はい..
これは
紛れもなき
悼襄王のご遺言で
ございます
亡くなられる半日前
王に呼ばれて
そのお言葉通りに私が
記させて頂きました
...
玉印も押してある
正式なものです
先王の
遺言!?
...
先王はこう
残されました
キングダムの
ニィ
...
ま...まさか
第九代趙王悼襄王は
第九代趙王
悼襄王は
次の王位を
太子嘉
ーではなく
未子の選様に
継がせる
ものとする
!!
なっ
...
えっ!?
なっ...
「史記趙世家」に
おいて善者・司馬遷は
何だと
オ!?
悼襄王が太子嘉を廃して
行いの悪かった末子遷を
主位に立てたことを
こう評している
『岩不謬哉』
「何と道を
外したことか」と
あんな遺言
郭開の作り変えに
決まっている
オオ
間違いない
君646話確かじゃ
あんなもの
無効だ
.....
くそっようやく嘉様の
治世となり
趙が復活しようと
光が射した矢先に
何たることか
そんなことが
出来るのか!?
李牧殿
朝廷の裁判で
遺言の不正を
暴きましょう
やるのだ
李牧殿
そんな悠長なことを
言っている
場合ではない!
!!
学校殿
え?
李牧殿
それは
どういう..
李牧様
っ
太子!
!?
!
たかん
多韓!
恋様...
こんなに
早く...
しかも
昼間から
あっ
学校様
刺客...!
おのれ
貴様ら
誰の手先かっ
聞くまでもない
カイネ
太子を
守りなさい
李牧
李牧
衛兵は全滅の
ようですが
傅抵の迎えは
来ています
そこまで
二人で
強行突破です
えっ
ハイ
第645話雁門以来
秦王翦軍前線地帯
飛信隊宿営地
設営中
明君になる
太子じゃなくて
末子が王位に
ついた!?
コンコン
コン
コンコン
ほっ本当なのそれ
蒙恬
ああさっき主責の宿営地に行ってたら...
行ってたらちょうど
その知らせが来たんだ
再び荒れそうだから
前線をもう一度
上げるかもだって
あんまり本格的に
設営しない方が
いーよ
荒れそうって
どういう
ことだよ
あの時も相当
血が流れた
兄弟の
争いだよ
かつての
政と弟・成騎
みたいに
......
今度のは直前で
未子が王位を
継いだ
前から決まって
いたのなら
仕方ないが
そうではない
らしい
太子側の一派が
黙っている
はずがない
史に照らしても
歪んだ王位継承では
粛清の嵐が吹く
もし末子の一派が
先手を打って
いるとしたら
粛清されるのは
太子と李牧達だ
なっ
何だそりゃ
一体何やってんだ
趙の王族はっ
李牧を死刑に
しようとしたり
助けたり...
また殺そうと
するって...
えっ
さすがにちょっと
同情するな...
それじゃまた
後でな信
...
李牧...
家恬
...
報告します
台氏・邦氏を
仕留めました
皆殺しにしたか!?
人でも生かすと
視根を残すぞ
は
一族残らず
始末しました
労氏・化侯もです
末子遷一党の
やり方は
徹底していた
フン
地下牢から
出たかと思えば
一族皆殺しとは
不運な奴らよ
ククク
そしてそれを束ねるのは
もちろん遷の庇護者と
なった郭開であった
気を
緩めるな
嘉の首を取らねば
遷様の玉座は
安らかではないぞ
しかし嘉は
あの李牧が守り
逃走していると
人気も実力もある
あの二人は決して
生かしてはおけぬ
だから申して
おるのだ!
王聖はこちらにある
邯鄲中の兵を使ってでも
喜と李牧の首を取って来い
太子
邯鄲の外へ出ねば
命はありません
何とかここを脱出し
法紹という
小城まで走ります
嘉様
とにかく
生き延びるのです
法紹は
私の知人が
治める城なので
しばらくは
安全です
それまで我々が
守り抜きます故
学牧様
前方
敵影!
!
嘉様が死ねば
この国の光も
消えてしまいます
どうか再起の日が
来るまで
何としても...
太子は
お気持ちを
強く.....
数は?
分かりません
馬を
.....
五倍は
いる
それでも、そうだった。
一点突破
です
前衛
上がれ!
!?
李牧様は
お下がりを
こちらに
そんな余裕は
ありませんよ
しっ
しかし
意図せず
こんな小隊で
馬を並べるのは
雁門以来
ですか
カイネ
そうですね
雁門では
カイネとは
喧嘩ばかり
でしたね
ぶつかるぞ
・雁門でも
なかったですよ
オオ
り...
李牧様...
お二人
!!
!!
くそっ
抜けられたぞ
追えっ
逃がすなっ
御車を
守れ
ザコは
いい
死ねェ
オオ
ギャ
その車
だっ
車を狙え
中にいる逆賊
嘉の首を取れ
オオ
何が
逆賊か
殺せェ
させるか
ア
私はいい
車を
守りなさい
ハ!
おのれっ
おのれェっ
李牧だ
ぐあぁ
学校も
殺せ
キリリ
!
殺れば
一生遊べる
竣箕が出るぞ
李牧様っ
資様
カイネか
こいつは
生け捕りに
しろ
気は
強いが
いい女だ
何でだ
オラァ
たっぷり
と...
李牧
死ねェ
こんなの
おかしいだろ
カイネェ
趙人同士で...
李牧ウ
よりによって
李牧様に刃を
向けるなんて...
しかも
っかしい
だろ
こんなの
おかしいだろ
当然邯鄲から
追手が出たが
城外に待機していた
馬南慈の中隊が合流し
これを追い払った
太子と学校の一団は
数を半数以下にしながらも
舜水樹と傅抵が
押さえていた北門から
何とか脱出した
続いて今度は
同じく城外で待機していた
邯鄲軍が動き、李牧達を含む
馬南慈軍に襲いかかった
馬南慈軍は
数で圧倒する邯鄲軍に対し
嘉と李牧を北へ逃がす
盾となった
嘉・李牧
馬南慈軍
そうして一団は
ようやく法紹に
到着した
多くの犠牲を出した
この逃走劇は終わり
そこで
李牧と嘉は別れた
...
邯鄲軍
...
・李牧殿も一緒に
入城して頂けぬの
ですか...
ここから先は
大丈夫です
私は馬南慈の
所まで戻ります
そして
そこから何とか
巻き返しの策を
探ってみます
...また舞台が
整うまで
んどうか気を強く
お持ちください
落ちついたら一度
参上致しますので
もう
終わった
俺を支えてくれた
大勢の賢臣達も
地下で刻を
待っていた
国士達も
皆殺された
そして
次の王は
父王も超える
暗君になるで
あろう
あの選だ
この国は
もう
終わった
太子...
許せ...
何という
愚かな王族か
許してくれ
李牧
許してくれ...
馬南慈と傅抵の
無事が
確認できました
苑森林に
夜営して
いると
そうですか
よかった
李牧様
邯鄲内
の..
様子ですが
カイネ
もう明日に
しましょう
李牧様が
休まれたら
私も
休みます
カイネ
......そこは
変わらず
剛情ですね
我々が
一雁門”を出て
何年
経ちましたか...
少し
休みなさい
...
どうして
ですか?
いえ...
何となく
聞いた
だけです
李牧様...
恐らく...
もう嘉太子の
王位継承は
無理でしょう
こんな時期に
この国は...
私達は一体何を
しているのか..
えっ
...
さすがに
ちょっと
疲れましたね
うっ
う...
ううっ...
すっ
すみません
失礼しますっ
カイネ
もう少し
だけ
そこに居て
くれませんか
...
も..
もちろんです
カイネは...
李牧様の側に
ずっと居ます
何があっても
ずっと...
ずっと側に
居ますよ
キングダム@〈完)
ううっ
前回のあらすじ
奴は。介子坊など
脂肪の固まりだと!!
ウソ
何ィ!?
輪虎物語」続き
輪虎VS介子坊
わざわざ
私の道場に呼んで
申し訳ない
おまけマンガ
館長の介子坊だ
君は私のことを
何か言ってるらしいが
私は全く気にして
いないよ
人の発言は
自由だからね
数日後
はい
うん
怒ってないよ
全く
ハハハ
この人
すごく怒って
らっしゃる..
何でだろ...
って言うか
大っきいな
この人
宜しく
お願い
します
では
始め!
いやそれは
いいのだ
君は
強いらしいから
手合わせを
願いたい
アアイ
ただ安心していい
私は大人で館長
だから子供の君を
ケガさせたり
しないよ
君は全力で
挑んで
きなさい
あみみ
ぬっ?
なっ
あいつ
介子坊様
相手に
攻めをっ
バカな
手応え
あり
介子坊様
ぬっ?
だが
あっ
つかまえた♡
この時輪虎には
さすがに介子坊を
倒すまでの
体重がなかった
輪虎は
このケガで三日
起き上がれなくなる
後日
弟子のウソか
発覚し
鉄拳制裁が
下された
そして
輪虎は
介子坊の
推薦で
ぐっんっんんっっっ
自分自身
考察・介子坊は
大人気ない
ザッ
ようやく廉頗の
屋敷に住み込むことに
なったのである
☆紙版コミックスの力!バー裏となります。
カバーデザイン
岩崎修(POCKET
YuC
DIGITAL
SHEESAはYOUNGJANATACS
キングダム
59巻
原泰久
©原泰久:201,2020
初版発行
デジタル版発行_2020年
2020年
発行所・集英社
http://www.shuesshacco.
この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです
本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、
無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載
を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人
的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなど
の著作権保護技術を解除し、て行うことはできません