★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ★この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、コンビナ。いっさい関係ありません。 信じん本作の主人公、下僕の出身ながら、数々の武功を積み上げ五千人村となる。今はじさ幼馴染み寝に天ドの大将軍になることを誓う。 王弟・成績による反乱が起こる地甘平原のいてーん堅いる姿話が親山を破る 馬陽を巡る趙との戦いいて王騎が亡くなる。 嬴政えいせい若き炎国の上。王弟の反乱や相国日本最近の権力争いなど経営の普通を越え、史上初めての中小統一を目指す。 黒羊丘にて慶舎率いいる趙軍を破る。 系「第」は韓国王都「邯鄲」の発元 この地を奪えば、週国政略に王手をかけられる。 成し郊へ。郊を包囲していた相騎軍との状み撃ちで本牧軍を圧倒し、不落と呼ばれた第へ見事に入城を果たす。しかし、喜びもつかの間、城内には食料が残されておらず、たちまち飢餓に苦しむ事態にー。総大将・王雄に策は...!? この時には、月日日は、日には 麗媛を討つことに成功する。朱海平原で勝利した変軍は、李牧軍を追って少数精鋭の部隊を結 このようには、そういうことで、 しっ秦の旗が上がってる鄴を落としたんだ 田里弥軍はもう入城してる ワハハハみんなやっと若いたなー 二人とも途中でもしく死んだ... 全て肉にしたのか... しっかりしろ特序習いたぞ 下から見るとさらにすごい も申し訳ありません副長 乳備隊の時から続いていた我らの騎馬隊の馬道を... ...仕方ない本当につらかったなお前達 飛信隊だけじゃなく全軍でそうしたのです それでも四万からなる我々全体の飢えを止めるまでは... だから俺達それからずっともう飲まず食わずで何とかここまで それと道中怪我を負ってた人達が結構...死んじゃったよ 胃が空っぽじゃ治るもんも治らねェよ 途中で一度田里弥将軍から配給がありましたがそれもわずかで そこの建物の中で寝かせた道中もずっと竜川の背中で眠ってたよ な...なぁところで信 さっきからみ...水ばっかじゃなくて もう少し食い物を配ってくんねェかな さっきもらったくらいの量だと みんな本当にすげェ腹空かしてやっとたどり着いたんだよ こんだけでけェ城だいっぱいあるんだろ食糧は? ええっ!?な何でっ... 鼻の利く我々が貴士族達の貯えを探し出しましたが 残念ながら予想以上に残っていませんでした 離民達に開放したようで 趙季伯という城主は本当の明君だったのです 今日朱海平原の後軍が大量に入ってきたせいで いよいよ食糧はなくなっちまうな イナゴ作戦を今度はこっちがくらった形が 道理で道中李牧が手出しをしてこなかったわけだ これだけの人数を食わす量など一食分もありませんよ 上層部が食う分で二日でしょうか 軍が飢えに耐えられるのも二日くらいでしょう そこからは立つ力もなくなり李牧軍が攻めてくれば鄴の城壁があっても防げないでしょう つまりそれまでに我々はどうにかして外部から補給を得なければなりません あの学校が黙って許すはずがありません 王翦軍は全て鄴に入ったようですね 椋陽の包囲に唐利軍が増援として加わりさらに強固になったと 中にいる楊端和軍は外に出ることはできず兵糧を郊まで送ることはありません オオ唐利将軍が北部より南下されたのか 李牧様西の中間地より伝達です 元々椋陽ー鄴の線は遮断していた この絶体絶命の鄴を救うことができるのはもはや とっ鳥の知らせで鄴が陥落したと 陥落しっ王翦軍桓騎軍が 鄴を王翦軍_桓騎軍がっ 王都圏の出入口である列尾は趙の手に落ち固く閉ざされている 類と検陽は完全に孤立状態だ 敵地で孤立している以上必ず食糧問題に陥る どうやって鄴を落としたか計り兼ねますが 鄴の趙軍が最後食糧を焼いたことも考えられます 最悪の場合今すでに王製軍・桓騎軍は飢餓の中にあるやもしれませの なっならば今すぐ兵糧を送らねばっ 先生..軍総司令昌平君は すでに手を打ってあります 昌平君あの軍は今どこまで... 補給軍は列尾に迫っている頃かと 前方に列尾が見えてきましたァ 補給部隊はここに留めよ 前線部隊は列尾攻めを攻陣配置 籠城せず迎撃に出てくるとはなめよって 自信があるのだ敵も一万さらに城内にも兵の気配がある 介護様配置につきました こちらから始めて先手を打ちますか まずは相手の出力を見る 報告ではあの敵は... 〝邯鄲の守護神!将軍扈軋だ 奴らはすくんで動いてきませぬ この補給兵糧を狙ってくるぞォ くそっなぜ真横から敵がっ... 補給部隊が敵の急襲を受けています こちら側に入って来ていた伏兵がいたのかっ... 鄴へは一粒も行かせぬぞ しゅんすいじゅ趙将軍舜水樹 秦軍が運んでる俵の中は 舜水樹様この補給部隊は見せかけっ... こ奴らは兵糧を運んでおりませぬ!!! 介億様何やら敵の様子がっ 想定より大分早くバレてしまった 補給部隊の兵を退避させよ えっ!?宜しいのですか!? ああこうなってはムダ死にだ しかし鄴へ送る兵糧が... 腕が千切れる位飛ばせエ 秦軍青忠水軍大補給船団 霧に紛れて鄴まで驀進せよォ 青忠将軍の補給船団が... 列尾横を越えたとつまり...趙国の水域に侵入したとっ!!! 鳥で伝えたように素軍は必ず 黄河の水路を使って兵糧を鄴へ運ぼうとしますよ 逆にさらに裏をかいてこっちが本命の線もあるかと潰しに来たが 青忠様前方霧が晴れてきました 視界が晴れるまでさらに飛ばせ 水路から鄴を救う術はすでに封じておるわ 一度選がって立て直しを ムリだもうつかまってしまった 上流と下流とでは河の水量が違う それ即ちそのまま水軍の練度の差よ 貴様らなど我ら甲鬼大水軍の相手ではない 血の涙を黄河に落とすがいい 鄴の命を繋ぐその兵糧ごと水底に沈めてくれるわ とどうぞ芋を見つけてきました でも一つは洗滅に届けてくれんで一つはお前が食え どうすりゃいいんだよ... 類の様子は我々が見ていますので 何だ..何かわずかに胸騒ぎがする しかし王殿に水路の他にもう手はないはず ...分かりました少し休みます 天幕で少しお休み下さい あ...あの季牧様が見ていても髪の飢えが早まる訳ではありません ...李牧様カイネの言う通りです邪に何か動きがあればすぐに知らせますので少しお休みを 今すぐ王都邯鄲へご同行願います カイネここはらいはく雷伯に引き継ぎを 朱海平原敗戦の咎ですか? ...あと十日王闘軍が飢えて蛇を取り戻すところまで待っていただけたらありがたかったのですが あなた様ほどではありません せめて黄河の水軍の勝報まで確認して去りたかったが... 信じていますよ舜水樹... 信じていますよ舜水樹... そこさえ止めてしまえば王翦軍は飢え死にします ギャハハハ捨てろ捨てろォ なっ...すっ水軍が壊滅!? ぎ部を救う兵器が資料に沈んだ...!? 向かった船団は家の持つ水軍のほほ全軍だったのだぞ そ...それが敗れたというのか... こ...こちらの動きが読まれていたようで 趙の方も持っている水軍の全てを出してきており、その数は築軍を遥かに上回るものであったと... 出陣前に一つ頼んでおきたいことがある 出陣前にーっ頼んでおきたいことがある それほど極秘の頼み事... ...私は分かるが左丞相昌文君まで払うのか... 靴を落としても恐らく兵站を断たれ郊は飢える 外に放っているハコイ族から鳥が来た 王翦軍と桓騎軍が類に入城したそうだ しかし鄴には食糧がないと 本当に鄴に食糧が無いのなら大変なことに 我らはこの椋陽の備蓄で持っているが そうとしか記されてなかった 今すぐ何とかここから兵糧を送らねば 王翦軍達はもうとっくに兵糧は尽きているはずだ 同じくパコイ族からの報告でこの検陽ー鄴間は幾重にも趙軍が構えて道を遮断している 兵糧を抱えたまま鄴までたどり着くことは不可能だ 類を救うには松陽からではなく素国本土から食糧を送らねばならぬ しかし...そのためには再び列尾を抜く必要がありますか あそこは今我らが通ってきた時とは比べものにならぬほど軍が強化されていると 鄴に兵糧を運ぶには水路しかない! だから残された道は一つ... 黄河の岸で介億達は突破に失敗しボロボロになって引き返していく補給船団の生き残りを見ていた 舜水樹様甲鬼将軍より報告が 案の兵糧は全て河底に沈めてやったと ッハハ見ろまだ尻を追ってる船がいるぞ これで鄴に入った王都軍道は 鄴の攻略が失敗に終わったということだ! 食いもんがねェくらいで.. 松左さんとか去亥さんとか いっぱい犠牲が出て... それでやっと朱海平原で勝てて... や...やっと鄴にまで入って... そ...そして結果... 最後に鄴でみんな飢え死になんて... みみんなの犠牲は... 分かったから落ちつけ田羊 松左さん達の死は... スンマセン...俺たちもう...ここまでみたいっス 今すぐ新に戻って下さい玉鞠はっ... この車は邯鄲に向かいます ででは早馬をカイネ運の元へ... 李牧様お鎮まりを...っ どうかしたか?向こう.. どっかの軍が外に出たらしい ってか南の門開いてんのか 夜でも敵が攻めて来ねーとは限ら... こっこっち側の門も開き出したぞ まだ後ろから兵糧が山ほど続いておるのだ お前達はさっさと晩飯の準備をせよ あっあの列全部兵権なのか もう呼んでるだが着くまでもう少し時間がかかる あの大量の補給は一体どこから来てる 列尾以外のどこかが抜かれていたのか!? あの補給の列を守るために突軍が展開している すぐ近くの黄河の岸に兵糧船団が着いて車に移してるんだ そっ...そんなバカな 我々の水軍が抜かれていたのか!? そんな報告は受けていないぞ こちらの水域に入ったところで案の船をことごとく兵糧もろとも沈めた じゃあ何で家の水草が菊の岸に着いてる 岸に着いたあの補給船団は:: 兵糧を運ぶには水路しかない 〝趙〟をはさんで反対側の〝斉〟から運ぶのだ 食糧船団が無事に鄴の岸に到着した模様です フハハハ仕方なかろうて 秦が倍の値で食糧を買うと言うのだから売らぬ手はない 売ったからには届けねばのォ 本当に良い商談でございました 死ぬほどおかわりはあるから あっ脳平の奴うますぎてケイレンしてるぞ 弱って並べぬ者にも届けてやれっ全員にちゃんと... いやノドに詰まってるんじゃ チキショウうめェ今までで これあっちで寝てる奴らに持ってっていいですか? もちろんありがとうゆっくり食べさせてね コメン電有作りっぱなしだね ああだがそれどころじゃねェ 初めて見る斉の食材に料理人としての脳がなる 見ろ海の国の塩は美しいぞ河了貂 そっちじゃないこっちの赤い印の俵から開けて赤いのに日持ちしないのが入ってる よしもう一走り行ってきます でもちゃんと食べてね! 十分だお前が休んで腹いっぱい食え あとは竜有がやるわわわ 休んでられないよ待ちに待った食糧がやっと届いたんだ みんなにしっかり行き渡るように 何だとてめェ望むところだっ ちゃんともう行き渡ってるよ こっこんなの大してみんなの方が信が一番... 俺達はお前と違ってケガすんのが仕事なんだよ あ当たり前だろオレと竜有が作ったんだぞ ちょっと緊張の糸が切れただけだ 本当にもうダメかと思ってたから 本当に...全部がムダに終わるのかもって... 本当に届いてよかった... この食い物全部斉国から届いたんだってよ 王顛将軍めあてがあったなら一言教えとけよなー 俺にはもう何が何だか分かんねーか たしかに分かってんのは 多分、王聖将軍は出陣前に手回しをしていたはずだって 兵糧は奏軍が半年は余裕で食っていけるくらい大量に届いたってことだ 食いもんさえあればどうとでもできる 籠城しとけば絶対に落とされることはねェし 軍が力を取り戻せばここを拠点にして打って出て周りの超軍を蹴散らして回れる 黒羊を囮にして列尾から趙王都圏に侵入し 恐らく、血液..が遺跡食事や点だ 集結した兵糧をつかしてかんで一気に南東へ道を見せつけてやれ 今からこの娘は夢のものだ そこから王翦軍・桓騎軍:楊端和軍が分かれてそれぞれの戦場に向かい すげェ多くの犠牲を出した激戦の末に 不可能と言われたこの鄴の攻略を成し遂げたんだ!! これでようやくっ... 六国制覇の夢は露と消えます! 邯鄲の喉元郭”を攻め落とします!! 多くの犠牲を伴う奇策中の奇策が一つだけ “全滅”をも視野に入れる覚悟が必要です 李牧殿は公開斬首の刑に処されるそうだ 断罪は甘んじて受けるが 一度出してもらえませんか郭開設 鄴の戦いはまだ終わっていません! 類は奪われましたが今はまだ趙王都圏内に浮かぶ陸の孤島 列尾ー鄴を繋がれて初めて脅威となるのです そしてそこに視陽の線も加われば 列尾は扈軛将軍がふさいでおる 王都圏の南半分が葵の領土に 案は新しい軍で全力で列尾抜けを狙ってくる さらに..鄴からも出陣してきます 北軍を南下させねばそのためには森に和平の使者を 魏にもです楽が力を列尾に集中できなくするために... 本当に超の存亡に関わる時なのです せめて今の話を馬南慈と軍仰に やかましいそうやって言葉巧みに外に出て死罪をまぬがれる気であろうが だが郭開は誰にも話さなかった 季牧が恐れていた展開力正に そのまま昌平君によって実践されようとしていた 魏国西部に侵攻していたある軍が大挙して場を離れ 魏国西部に侵攻していたある軍が大学して場を離れ 趙列尾を貫かんと北上を始めたのだ その衝撃は瞬く間に全土に広まった ああの鄴が...こ攻略されたとは... と珍しくかりん娼婦様の読みが外れ... 何か言った?バミュウくん 言っただろうが邯鄲の王都軍が出れば王聖軍なんてイチコロだって だが趙王のバカは出さなかった はっはいその通りです娼燐様は間違ってないですぅ あの李牧相手に取っちまうかよ王菊 せっ斉王も厄介な存在です 大変なことになったぞ蝸燐 これで案の刃は邯鄲の喉元まで迫ることになった 下手をすればあの強国・超が倒れるやもしれぬ そうなればこの中華の勢力図は大きく... 趙にとって本当の脅威になるのは孤島の類が秦本土とつながってからだ そして鄴が...対趙の最前線拠点となった時 だがんなことは邯鄲だって分かってるさ 裁方面より北上してきた素軍四万が黄河を渡り終えこちらに進軍を 類からこちら側に打って出れば列尾は前後から挟み撃ちに遭う そうなるとこの軍だけでは持ちこたえられぬ それは李牧殿ももちろん承知 すでに北部の軍を南下させているはずだ 邯鄲の王都軍が動けば舌は早いのだが 我らはそれまで持てばよい それを言うな舜水樹王都本軍が動くならそもそもこうはなっておらぬ 李牧殿こそこの国の要よ 後ろの憂いは李牧殿に任せられる 軍を展開するぞ舜水樹脳を迎え撃つ 何かお前の様子を見に来て眠ってしまったみたいだ 私も今同じ夢を見ていた ...どうやら私の気が少しお前に入ってしまったようだ そんで何か嫌な夢を...あれ?どんな夢か忘れた... お前..俺を助ける時に何かしたのか 尾平がそんなこと言ってたぞ だからお前ずっと寝てんじゃないのか? いつもならとっくに... 一体何をっ...俺のために で何だよ何か用があったんだろ いつの間にお二人...いやかな?いずいいのいずしかし 何コニョゴニョ言ってんだ渕さん あー右翼で尭雲と馬南慈にやられて死んだ亜光将軍カ あいやいや死んでませんよ ずっと昏睡状態だったんですよ ーで?亜光将軍が何だよ 亜光将軍が復活されて... 鄴から打って出たのです!! この五日間で回復した兵を集めて一軍としたのです 後軍は桓騎兵も多くいます 亜光軍が列尾に向かっているという報告は 列尾軍と騰軍の先鋒隊がちょうどぶつかった時に伝わった 類より梁軍出陣その数二万! まっすぐ列尾に向かっています くそっもう出たか王殿軍め 北部軍からの報告はないのか 馬南慈様...からです! ほっ馬南慈様から急報... 学校様は大王の手により捕らえられ邯鄲にてとっ...投獄された 邯鄲は沈黙したままで一切が動かされていないと 李牧様は邯鄲にてざっ...斬首になると!! 背後から攻められては列尾は守れぬ 我々が邯鄲まで戻っては 今度は梳陽包囲の軍などが危険に 故にその全ての軍を邯鄲まで戻す どの道王都圏の南側は案に奪われる ならば軍の力はそのまま生かし 北半分になる王都圏に全てを入れて兵力を密集させる これから案を最も苦しめる手となる それにやはり李牧殿を救わねばならぬ は馬南慈様も戻って力を貸してほしいと 王を殺してでも李牧様を助ける 決まりだ!〝馬叫の陣〟で 配置につけ趙軍をぶちのめす!! 趙将扈鄲の号令の元列尾に陣取っていた超軍は全軍でその場を離れ邯鄲の方向へと移動した 読車はほぼ戦わずして列尾城を取り一帯を固め趙王都圏の出入口をしっかりと素のものにした 列尾を踏軍が押さえるとそこから新方面に進行を始め靴の王翼軍も呼応して列尾方向に軍を展開 一気に鄴!列尾の線がつながった その頃には椋陽を包囲していた趙軍も隣払いをして邯鄲方向へと移動を始めていた 動けずその場にとどまった香澄も多かった 視陽も重を外に展開し鄴ー椋陽ー列尾のトライアングルがつながったのである しかし楽軍は王駅の命の下彼らを傷つけることはしなかった トライアングルの中では超軍がその地を捨て北上してしまったためそこに住む住民選が取り残された 多くが難民となり遅れて北を目指したか 本堂から兵が補充されるため鄴攻略軍の一部が帰還を許された 飛信隊もようやく鄴を出た そして列尾の前あたりで はって?おまえまれなんだん そんなもってうしいップしてるよ 同じく椋陽から帰還中の壁達と出会った あれが隊長の信五千人将だ あの龐煖を倒した信だっ よくぞ龐煨を倒してくれたー 河了貂殿私朱家の温と申すこっちは孫の雲 けっ結婚して下さらぬが 歩兵の方々もお疲れ様でした どうも朱海平原で三大天を倒した尾平です キャーすごーい歩兵で三大天を あいつ本当によくスラッと嘘をつけるよな えっいやでもお孫さんまだ子供... ワシとじゃよ!好きじゃ好きじゃ か干斗俺たちまでこんな 見た目よりすごいとよく言われます 後で渡しておくから頂きます この子たちチューしてもいいのかな? 松左さんは?松左さんにお渡ししよーと思ってたのに 去女がオレも花くれって言ってる 何やってんの昭平さん? か体が重かんやめろ去女ー 信に会われないのですか大王様 信とは後でゆっくり会おう ああ..皆がよく戦ってくれた 帰還した兵達は咸陽にてそれぞれが武功に合わせて褒賞をもらい 先の論功行賞までしばし解散となった 家かー練兵の時から離れてたから本当久々たなー 毎回そうだがまた村の連中びっくりするだろな ああ土産話がどっさりだ ああ早くっ早く東美ちゃんに会いたい その手つきやめてよ尾平さん ご出身の城戸村にあるんですか? あれ..そういや信の家って見たことねーな すんげェ屋敷なんですかねやっぱ 俺んちは風利ってとこだ 金だけ預けて大工の田有のとこに新んでたけど もう一年近く帰ってねーからなー それがちょうど完成したみたいだぞ信 鄴攻めへ行ってる間に俺の組のもんが仕上げてくれた ちょっと予算超えたみてーだが会心の出来だってよ はーいはいはいはいはい えっいいんスか?俺達もいいんスか!? 何か材木が変わったか田有? 前より渋くなってる気がする とどうなってんだ千斗... 俺の歌より小っせィしボロい... 何か見ちゃいけねーもんを見てる気が バカ言ってんな隊長あっちだ これに大金をかけたのか信は...? てか田有のとことんでもねー悪徳大工なんじゃ いつもの隊の宴との違いは いつもの隊の宴との違いは 俺ンチもやってもらおかな んじゃ将軍首とって来いバーカーワハハハ それぞれ家族を呼んでくる者も 東美ちゃんのお通りだァ! マジで田有のとこすげェな ギャハハハおー噂の東美ちゃん うおっかわいい!マシカ肩立 え?まだあんな小ィせェの? 東美に友里めちゃ久々だ 初めて尾平が本当のことを言っていた てかいいないかと思ってたぜ カカカいーよ何言ってんだ くう何て使い使いやすい厨房だ あの...羌擁副長寝るのはいいスけど ど真ん中じゃなくても... 食べるなら起きて一緒にどうですか? やっぱ隊長はすげーな干斗 三日後に王宮に呼ばれてる? まさかそれってついに... 将軍になるという話では 今回信は岳要・趙毅龍そしてあそしてあの間奴を討った いーやちょっと待てそういうのは論功のときでいーはずだ 王翦・桓騎・楊端和三将がまだ帰還してないから論功はもうちょっと先 それなのにわざわざ呼ばれるってことは はっきり言って下僕あがりの将軍なんて聞いたことがねェ 将軍には格式みてェのが必要だって聞いたことがある だから力はあるのにずっと五千将止まりの武将もたまにいるだろ てめェ何てこと言うんだ お前は本当に性格ねじ曲がってんな オレもついて行っていいかな 武功は十分だが将軍にはしてやれねーって話だ 考えられるから言ってんだよボケェ すごい活躍だったな信テン えっ!?将軍になるには問題がある!? ちょっと待てよそりゃねーだろ政 そこまで深刻な問題ではないのだが いや大きな問題ではあるが ちょっだから何だよその問題って 将軍になる前にお前は姓を持つ必要がある 将軍になるのにただの信だと何となく よって姓を与えるから何がいいか考えろ信 好きなものを与えてやる き...急に言われても分かんねーよ てか字もよく知らねーし だったら深く考えずにばっと浮かぶつけたい姓を言ってみろ そんな奴ら!!なんだっ う...うるせーなオッサン 意味とか何か色々あんだろ ダメなものもあるじゃねーかよ じゃー政考えてくれよお前が考えたやつにするから 翼はダメに決まっとろーが ダメだ全く思い浮かばない どうすりゃいいんだこれじゃ将軍になれねーよ そういえば漂の時もこの問題で軽く悩んだな 漂も王宮仕えでかつ影武者の大任に就くということで姓を与えたんだ だがその時もなかなか決められず最終的には... こんなことに時を使っている場合では... はるとえめてけは... 失礼ですが大王様がよくお食べになられているそれは何ですか? では“李〟でお願いします 凛は姓をもらってたのか 信ぜったい二人の名を将来歴史に刻むんだ カカカ分かってるっての源 分かってんのかお願ーー 二千年以上も後世に武名を残す。ことになる名前の誕生であった ああもう半日は流れが途切れてねーぞ きっとありゃー三石地方の連中だ 早く移住する程得かあるとか言ってるもんなー それにしてもすごい数だな お父ーまだ着かんのー? バカまだまだこっからだ あなたやっぱりおにいた方かよかったんじゃ この不作の中移るだけで一年間年賀が免除だぞ おじーちゃん大丈夫ですか? 奏国は新領土となった列尾!椋陽!鄴の三角地帯を盤石のものにすべく各地より続々と 示された破格の好条件に自ら動く者から強制的に村ごと移される者達もあり ここはどの辺ですかあなた まだ列尾までも来てない その規模は〝山陽東郡化〟の時の比ではなかった あそこ見て兵隊さんがいっぱい 私達は知ってところに行くの? 分からん列尾で振り分けられるそうだ またそれらを守る軍隊も途切れることなく派遣された 家も食い物も用意されてる約束だ 素人にとっては正に列尾を越えた未踏の地への〝大移住計画〟であった お互いバタバタして会えなかった 先生には朱海平原の報告? うんまーオレは戻ってからは少しのんびりしてたけど 事後の戦局解読は大切だからね 僕も時々手伝ってるけど 先生に呼ばれたのかい? うん少し話せたらと思って早く来た うん他の隊の話との食い違いが所々あるみたいでねこれで三度目だよ なにぶん先生も僕もやることが多くてね 蒙毅のおじいちゃん...っていうか楽華隊の胡漸副長 あの龐煖にやられたって... 飛信隊信がその朧焼を討ったことは知ってたし 蒙恬が二人を親代わりに育ててくれたって言ってたけど 信殿も仮死状態になるほどの激闘だったと 兄は自分の手で脂焼を討ちたかったけど難しかっただろうって信が代わりに仇を討ってくれて 感謝してると言ってたよ でも死んだのはじィだけじゃない 飛信隊も大勢犠牲が出たね河了貂 大切な仲間を大勢失った では列尾の向こうが今どうなってるのか教えてあげるよ河了貂 おーさすが豪毅地図までそれ聞きたくて会おうって言ったんだよねー 立ち止まらず前に進まないと! これが新領土を加えた素国の新しい地図だ ぬっ!?ちょっと待って魏に山陽近くまで取られちゃってるよ 脳軍が列尾貫通に現場を離れたからね 魏・呉鳳明がすかさず攻め込んだ 列尾一帯落ちついて脳頭も現場に急行したから一応魏の侵攻は山陽で止まっている とにかく今は本土からの移住を進めて新領土を案の人間で埋めることを最優先にしてる でも列尾より先はまだまだ不安定なところだらけでしょ そんなに急いで人を送って大丈夫? 李斯が現地に派遣されてる 山陽の経験もあるからより一層無駄なく効果的に素国化が進んでると報告が来てるよ 不安定な中で一刻も早く生活を定着させるために 新領土ができたってことは新しい国境の前線が生まれたってことだ 当然土地勘は向こうがある弱いところからいくらでも攻めてくるよ 王聖将軍がしっかり前線の布陣を考え趙軍の逆襲に対抗しているよ 李牧がまだ邯鄲の地下牢に閉じ込められたままだから 先生から前に聞いてたけど未だに... 死罪になったって噂もあったけど 李牧の腹心達が騒いでいるからかろうじてまだ斬首が執行されてないみたいだ まだあの大戦から五か月しか経ってないけど... 逆に五か月経ったという見方もできる 急な大移住が不安とか言っておきながら 軍隊の軍師としての考えは... 李牧が欠けゴタついている趣には 正に先生も僕も同意見だ 先生はもう大戦略の思案に入ってるよ じっじゃあついに... 王都郎鄲を標的に... と言ってもまだ情報整理くらいと思うけど だからそんなにまだ気負わないで河了貂 まず手前の...やることを一つずつだよ ずっと先送りになってたー フーおーすげー人集まってんな 大王様お急ぎをまだご準備がっ その名前まだなじまねー しかし、このコーヒーにあの、真っ赤に 三村がそろって前線を離れるわけにはいかす総大将であった王製だけ帰還し第一功の特別大功を授かった 桓騎と楊端和も王翦とほほ同等の特別大功を授かり 代理で戻った摩論とバジオウが受け取った クククすぐ戻れと言われたが 玉鳳隊王賁楽華隊蒙恬飛信隊李信前へ! その時飛信隊の多くは同陽深部の許されるギリギリのところまで入ってきて待機していた 楽華隊『豪恬は五千将ながら左翼二万の将となり敗戦の危機を救いあの趙将紀彗率いる三万の敵と十五日間に亘り互角以上の戦いを繰り広げ 各中継役を経て本殿の河子貂とつながっていた 豪恬率いる左翼の奮戦は朱海平原勝利の陰の立役者である よってこれを第一等の特別功とする 玉鳳隊_王賁は同じく五千将にして右翼にて独立遊軍として縦横無尽の活躍 そして右翼軍将亜光が倒れてからはその筆頭となり右翼を牽引さらに趙将で最強とも評される尭雲を自ら討ち取った よってこれも第一等の特別功とする そして三人目飛信隊_李信! 五千将にしてこれも玉鳳と同じ 右翼にあり玉鳳と正に両輪の活躍をした 尭雲と同格の将趙我龍をも仕留めた! この者は黒羊でも曲者であった趙将岳嬰を討ち そっそしてはっ果てには あの王騎・鹿公を古くは穆をも討ったとされる仇敵趙国三大天龐煖を自らの手で成敗した!! 将軍に任命するものとする!! 信が〝将軍〟になってから 信の屋敷では三日三晩豆が続いた ガハハハ!!笑うか泣くかどっちかにしろよ尾平 だがそこからは忙しかった 信が将軍になったことで 飛信隊そのものの規模も大きくなったからだ 五人浪五百市浪一郎は―― “軍”となった飛信隊は 次の実戦に備えてさらにすさまじい練兵を繰り返した 軍総司令昌平君の号令の元 目指すのは秦国の東端対趙国前線最大拠点となった ついにぴ尾平さん百将になって実戦だね 風平隊の放もかっこよくなびいてるよ 何か改めて考えると信が将軍になるよりお前が百将になる方が凄い女か... おおかしいだろっ最初は百将だーとか飛信隊一万だーとかはしゃいでたけど いくら何でもこれはやりすぎな気がしてきた あありえねェって一万人だぞ!?俺が百人隊の隊長だぞ!? やっぱ俺は什長くらいで丁度いいんだ あっちにも東へ向かう軍がいるぞっ 安心して下さいあなたの際にはこの桜兄姉がいますよ わかわかお格好が変わってら 新しく副長になった愛閃 親父の蒙武軍から移って来たんだ 玉鳳も一日遅れで同じく鄴に向かって発つ 俺達三人の軍で三万五千 もう俺達だけでどこかと戦争できてしまうな だが俺の目指すのはここじゃねェ さらに上の上天下の大将軍だ!! 分かってるケガってハハハ なー愛閃信って面白いだろー 〝高揚〟と〝緊張〉のどっちが上かって感じだな いよいよ王都邯鄲の攻略 つまり趙国を滅ぼす戦いに入ろうとしているんだぞ だったらやったるぞって だけどここからは類攻略以上に大変だよ 趙は王都圏の半分を明け渡して軍は去って行った つまり超軍の多くは健在のまま、邯鄲は分厚く守られている 邯鄲周囲には“武安と。武城”という強力な城もある 鄭という巨大前線都市をうまく使って邯鄲陥落を狙った大戦略を展開していかないといけない そして今こそ絶好の機会 未だ牢に繋がれたままらしーからね 死罪になるって鳴もあるな こっちは今のうちにどんどん攻め込むべきだ なってくれると助かるよ 王騎将軍を倒した李牧をこの手で討ちてェ 天下の大将軍になるんだ! わかってるならそんなことを軽々しく声を大にして言うな 俺だって李牧には敬服しているよ信 恐らくこっちは数万の兵の命が救われる 今この中華で李牧は誰より国のために戦っている それでもしこのまま死罪となれば... だからって俺達がどうこう言うことでもない 本当に死罪になるのか李牧は... 先生が言うには時間の問題だそうだ... あまりにもかわいそうな人だ お前の子らの目をえぐり出して殺してやる 止めたかったら李牧様のつながれている地下牢の所在を言え 報告北喜殿の地下は虚報! 晋儀の首を落としてさらしておけ 邯鄲城内では李牧を救出せんと舜水樹を筆頭とした腹心達が武力行使に出ていた 舜水樹は国内の要人を派手に殺めたがそれは李牧を死刑にすれば本気で暴走し戦を始める覚悟の通達であった それに対し朝廷側も王都の兵を動員し応戦したため互いに血を流す内戦状態となっていた 報告淋大臣の風敷を襲った開からた 手牧様は東呉殿の地下にいると! ちょっと待てまた罠かもしれぬ 一度詳しく調べてからで... そっそんな体で何をっ... うるさいさっさと手当てだっ もう少し李牧兵を削らねば 主を失わばあ奴ら必ず決死隊となって攻めて来ます故 この俺が危ういとでも? いえ大王様は安全ですが私は危うくなりもし私が死ねば大王様の手足となる者がいなくなりご不便かと 大分向こうも減ってきました 全てはこの郭開にお任せを 奴の酷い殺し方の考えがどんどん浮かんでくるぞ この邯鄲の大衆の面前で 未代まで語り継がれるおぞましい殺し方で送ってやろうぞ李牧 趙国の運命が大きくうねり狂おうとしていた 李牧殿の処刑が執行されることが決まりました もはや何があろうと覆りませぬ 最後に何か言っておくことはありますか? 混乱に乗じて必ず素軍は半ば強引に攻め込んできます 最終的に“武城”で受け止めるべく防衛戦略を 防御のことは扈頼将軍にお伝えするとして もう一つはやはり奴らの首領の翔水樹に... 奴の遺言など誰にも伝えぬわ 最初から全てが歪んでいる 父上李牧だけは殺めてはなりませぬ これだけは子の分際でありながら これだけは何としても諫めさせて頂かねばなりませぬ たしかに李牧は類を奪われました その責で軍総司令剥奪もしくは幸相席を退任これは妥当でしょう 李牧を失えばこの国は敵を防ぐ門を失うのと同じ 李牧はこの国の”門”です この戦況の中素軍の刃を止められるのは李牧をおいて他にありませぬ 敵は素通りで国中を蹂躙いたしまする さっきもなくばこの国は滅びまする 後世に汚名を残されませぬようっ だっ大王様何をしっ... こっこんなことを... 王に向かって暴言を吐くからだ 失せねばもう一耳いくぞ 太子様ととにかく...戻って手当てを... いやその前に英書記官を呼べ 最前列に張ってる王翦将軍から伝令が来たんだ 最前列に張ってる王殿将軍から伝令が来たんだ 邯鄲に動きがあるから総攻撃の準備に入るって 甘鄲に動きがあるから総攻撃の準備に入るって 李牧が処刑されるみたいだ 李牧が処刑されれば邯鄲が揺らぐのは必至! 趙将扈軋の守る防衛線は堅いがそこを突破すれば邯鄲はもろい 一気に趙を打ち倒す流れになる! 妙な情に浸って流れに乗り遅れるなよ飛信隊! フランスクラスラステスト とにかくまずは全兵集めないと 李牧が死んでも...後を追ったりしたらダメだよカイネ... 地下牢探しはここまでだもう明日には間に合わぬ 明日の刑場は雷還広場だ そこを襲って学校様を助けるしか... しかし向こうもそれは十分承知のはずだ 報告ではすでに広場を三重囲いできる程の兵が集まってるそうだ まともに行ったら我らは広場に近づくことすら出来ぬぞ 人数を絞って市民にまざれて中に入るしか そんな戦力で李牧様を救い出せるものか 外の馬南慈と何抵の軍を呼ぶのは... 無理だそこも邯鄲軍が警戒してるし そもそも軍が邯鄲に攻め込んではもう李牧様は... 李牧様が公開処刑の場に現れた時に救出する しかし広場の周りには大規模な兵が 報告では我らの数の五十倍以上と 李牧様が現れたら中から外へ合図を送れ その混乱に乗じて市民の中に紛れ込んだ小隊が李牧様を救出しろ 俺の部隊がその五十倍の敵めがけて突撃し雷還広場を目指す だがそれでも広場内...とくに李牧様の周りにも中隊規模の守りがいるはずだ ...つまりはどちらも決死隊の覚悟であたると! 舜水樹...私は中の小隊に入れてくれないか.. 私が李牧様をおい出す... 何があっても私が... 腸を引きずってでも私が... 全てをかけて私が李牧様を救い出す! 郭開様各隊明日の準備空いました ようやく李牧一党を一掃できますな 見たい目のえいじゃーなおまえも あとはどいつもこいつも 大王様今日は少々飲みすぎかと ここしばらくご体調がよくありません 趙が鄴を失ったこの年に 趙が鄴を失ったこの年に 悼襄王は死んだ「史記趙世家」より 本意でよく「道全軍戦」的な影響がないけど、バレーションの これまで最長シリーズとなりました。はからずと...描ききれてほっとしてみる しかし、ちょっとテンポス。つーか描き方をいいから、わたっけわけ。頑張ります。 年原泰久レギュラースタッフ上村「恵一朗」毛利茅夏佐藤優次岡元利恵水縹十月タガセロコヘルプ北原涼子スペシャルサンクス、三原和人編集大沢大郎 王翦軍は趙将・扈軛の防衛線を抜くべく広範囲に展開 各軍が配置についた時王聖は本営本陣に全将軍を呼び集めた 王製は防衛線を抜いてからの邯鄲攻略の作戦について口を開いた 邯鄲に入っている密偵から急を知らせる鳥が来ました 昨日邯鄲にて趙悼襄王が急死したと!! すみません詳細はまだ... どういうことだ死因不明とは 講習されたに決まっておろうが ふざけるなあれが病死の姿か 貴様ら李牧派一党の仕業であろうが 何だと資様証拠もなく今のは聞き捨てならんぞ やかましい風呂場のガキから吐かせて貴様ら全員斬首にしてやる 全員拷問して吐かせてやる ここにいる李牧派の人間を全て捕らえよ 貴様ら王の近衛兵であろうかさっさと王の仇を捕らえよ 何を勘違いしている郭開 我らはあくまでこの国の王に侍る近衛兵だ 貴様の私兵ではないぞ! そんなことは分かっておるわ 今は宰相の儂の指示に従うべきであろうが 我らの仕える次の王はすでにいらっしゃる 間違いなく名君となりこの趙をお救い下さる嘉様だ! 実権を手に入れた太子嘉はその日のうちに地下牢に封じられていた賢人達を解放した いずれも悼襄王を諫めた罪で投獄されていた優秀な文官・有力者達で朝廷の要職を務めるべき国土達である 一同この命捧げまする!! 汚れますよカイネ... 心配かけましたねカイネ 話すべきことが多くあるが ゆるりと語る刻はない... まずは王都軍を動かすべきです まず今は何をすべきか言ってくれ 博薬王が死んで李牧が助かったってことは殺りやがったな李牧ー! !!なっ李牧が王様殺ったってのか!?あいつはんなことしねェぞ やかましい犯人など我らにはどうでもいいことだ 家にとって大事なのは悼襄王が死んで超がどう変わるかだ おうせん王翦軍本屋本は 本人ではなくても配下の誰かだろ おっ同じこと..なのか家恬? つまり趙の次の王様はどんな奴かってことなんだが 前王と違って次期主の太子嘉って奴は多名君の器〟って噂以外伝わってきちゃいないヤロォだ 趙の賢人達は牢獄にいたり大子嘉の時代を待って野にひそんでいるって噂もある そいつら全員が表舞台に出て来ることになりゃあ... あの気配は...授軍か? それじゃ李牧が復活するだけじゃなく あれほど頑なに出て来なかった王都軍が大挙して動いてきた... 早くも超の新中枢は機能し出していると見るべきか 各将持ち場に戻り第二線まで後退せよ ひとまず府多殿に身をお隠し下さい さっ騒ぎが収まるまでひとまずは.. それと...英書記官? 前線より急報王窮軍が後退したと! 騒ぐな李牧殿の詠み通りた 王殿は攻める地点を変えてきます こちらから平陽に誘導しましょう その間に武城を拠点として成長させます ええィ文官も武官も足りめて 心配するなすでに武安の地下からも名士を呼び集めている 嘉様かくかい郭開の所在がまだつかめぬと報告が... 人員を増やして必ず捕らえよ 奴は悪臣の根だ放っておいては害を為す 王の衛兵とはいえ無礼であるぞ!! 次期超玉の名において命ず 近衛兵隊長飛蒙その妊臣事開を捕らえよ! も申し訳ありません... おのれ郭開燕蒙達に何をした! ッハハハ!!人聞きの悪い 何もしていませんよ私どもは 紛れもなき悼襄王のご遺言でございます 亡くなられる半日前王に呼ばれてそのお言葉通りに私が記させて頂きました 玉印も押してある正式なものです 先王はこう残されました ーではなく未子の選様に継がせるものとする 「史記趙世家」において善者・司馬遷は 悼襄王が太子嘉を廃して行いの悪かった末子遷を主位に立てたことをこう評している 『岩不謬哉』「何と道を外したことか」と あんな遺言郭開の作り変えに決まっている 治世となり趙が復活しようと光が射した矢先に そんなことが出来るのか!? 李牧殿朝廷の裁判で遺言の不正を暴きましょう そんな悠長なことを言っている場合ではない! 李牧殿それはどういう.. おのれ貴様ら誰の手先かっ カイネ太子を守りなさい 衛兵は全滅のようですが傅抵の迎えは来ています そこまで二人で強行突破です 明君になる太子じゃなくて末子が王位についた!? ああさっき主責の宿営地に行ってたら...行ってたらちょうどその知らせが来たんだ 再び荒れそうだから前線をもう一度上げるかもだって あんまり本格的に設営しない方がいーよ 荒れそうってどういうことだよ あの時も相当血が流れた かつての政と弟・成騎みたいに 今度のは直前で未子が王位を継いだ 前から決まっていたのなら仕方ないがそうではないらしい 太子側の一派が黙っているはずがない 史に照らしても歪んだ王位継承では粛清の嵐が吹く もし末子の一派が先手を打っているとしたら 粛清されるのは太子と李牧達だ 一体何やってんだ趙の王族はっ 李牧を死刑にしようとしたり 助けたり...また殺そうとするって... さすがにちょっと同情するな... 報告します台氏・邦氏を仕留めました 皆殺しにしたか!?人でも生かすと視根を残すぞ は一族残らず始末しました 末子遷一党のやり方は徹底していた 地下牢から出たかと思えば一族皆殺しとは そしてそれを束ねるのはもちろん遷の庇護者となった郭開であった 嘉の首を取らねば遷様の玉座は安らかではないぞ しかし嘉はあの李牧が守り逃走していると 人気も実力もあるあの二人は決して生かしてはおけぬ だから申しておるのだ! 王聖はこちらにある邯鄲中の兵を使ってでも喜と李牧の首を取って来い 邯鄲の外へ出ねば命はありません何とかここを脱出し法紹という小城まで走ります とにかく生き延びるのです 法紹は私の知人が治める城なのでしばらくは安全です それまで我々が守り抜きます故 嘉様が死ねばこの国の光も消えてしまいます どうか再起の日が来るまで何としても... それでも、そうだった。 こちらにそんな余裕はありませんよ 意図せずこんな小隊で馬を並べるのは 雁門ではカイネとは喧嘩ばかりでしたね ・雁門でもなかったですよ 中にいる逆賊嘉の首を取れ 私はいい車を守りなさい 殺れば一生遊べる竣箕が出るぞ こいつは生け捕りにしろ よりによって李牧様に刃を向けるなんて... 当然邯鄲から追手が出たが 城外に待機していた馬南慈の中隊が合流しこれを追い払った 太子と学校の一団は数を半数以下にしながらも舜水樹と傅抵が押さえていた北門から何とか脱出した 続いて今度は同じく城外で待機していた邯鄲軍が動き、李牧達を含む馬南慈軍に襲いかかった 馬南慈軍は数で圧倒する邯鄲軍に対し嘉と李牧を北へ逃がす盾となった そうして一団はようやく法紹に到着した 多くの犠牲を出したこの逃走劇は終わり そこで李牧と嘉は別れた 入城して頂けぬのですか... ここから先は大丈夫です 私は馬南慈の所まで戻ります そしてそこから何とか巻き返しの策を探ってみます ...また舞台が整うまで んどうか気を強くお持ちください 落ちついたら一度参上致しますので 俺を支えてくれた大勢の賢臣達も 地下で刻を待っていた国士達も 父王も超える暗君になるであろうあの選だ 馬南慈と傅抵の無事が確認できました 苑森林に夜営していると 何年経ちましたか... 何となく聞いただけです もう嘉太子の王位継承は無理でしょう こんな時期にこの国は...私達は一体何をしているのか.. そこに居てくれませんか 何があってもずっと... 奴は。介子坊など脂肪の固まりだと!! わざわざ私の道場に呼んで申し訳ない 君は私のことを何か言ってるらしいが私は全く気にしていないよ 人の発言は自由だからね うん怒ってないよ全くハハハ この人すごく怒ってらっしゃる..何でだろ...って言うか大っきいなこの人 いやそれはいいのだ君は強いらしいから手合わせを願いたい ただ安心していい私は大人で館長だから子供の君をケガさせたりしないよ 君は全力で挑んできなさい なっあいつ介子坊様相手に攻めをっ この時輪虎にはさすがに介子坊を倒すまでの体重がなかった 輪虎はこのケガで三日起き上がれなくなる 後日弟子のウソか発覚し鉄拳制裁が下された ようやく廉頗の屋敷に住み込むことになったのである ☆紙版コミックスの力!バー裏となります。 この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除し、て行うことはできません