★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ★この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。 李信ッ!!本作の主人公、下僕の出身ながら、数々の試功を積み上げ遂に将軍となる。今はじさ幼馴染み達に天ドの大将軍になることを誓う。 王弟・成績による反乱が起こる地昔平原の戦いて血の堅いるまでかお皿を破る 馬陽を巡る趙との戦いいて王騎が亡くなる。 嬴政えいせい若き炎国の上。正常の反乱や相国日本最近の権力争いなど経営の立場を越え、まだ誰も成し遂げたことのない中華統一を目指す。 黒羊丘にて慶舎率いいる趙軍を破る。 一方、超国では敗戦の任を負った李牧が死刑宣告をされるも、村雲王が謎の死を遂げ死罪は免れる。しかし、残された遺言状で次期王に記されていたのは人数の厚い天王競ではなく、未子の透再び暗君が誕生してしまった超国で、逆賊とみなされた余牧と舜は命を狙われて...!? このように、そういうことですが、 昇格。名も「李信」と改 そういうわけではそういうわけではなく、 つい変な感じで抱きついてしまったー!! ああんなに落ち込まれた李牧様を初めて見たから つ...つらすぎてよく分からなくなって... 私は何か越えてはならない一線を越えたのでは... しっ心配する臣としてはおかしくない.. ってことはないだってあれが傅抵だったら気持ち悪いだろうし... いやバカ今はそんなことより李牧様がご復活されることだけが... すっすみません失礼します すっすみませんわっ私っ... だっ抱きついてありがとう... 私の励ましの言葉が...って何て言ったんだ私... っていうか学牧様の声少し元気が戻っていたような... てかあの場にもっと居たかった ッハハハカイネはまだ元気が残っておるようだのォ ムハハ李牧様もお気力は失っておられぬようで 無事で何よりでした馬南慈,舜水樹傅抵 それでも結構!バハハハ 憔悴しているとの報告は誤りでしたな お前何でそんなに離れてんだよ これからどうされますか 私達が...反乱軍.. ふっちゃけ誰が悼譏王殺ったのか聞きてーのに 仮にも我々は王命に背き王都軍と戦ってまで嘉様を逃がした言わば反乱軍 一つ目は投降して断罪されるか 二つ目はこのまま逃走を続けるか 三つ目は邯鄲に攻め入り新王と郭開を抹殺し もしくは第三の選択を変化させ 嘉様に王位に就いて頂くかです 邯鄲を落としても夏様を呼ばず、 邯鄲の城攻めやるっつってんのかよ そのまま李牧様が新王朝を築くという道も そのくらいにしておきなさい 邯鄲を攻め落として嘉様が玉座に座っても そんなことをしては嘉様は真の趙王としては迎えられませんよ ましてや私がそれをするなど言語道断! そもそも私にそんな腹づもりはありません つってもじゃー一体どうするんですか 投降しても李牧様も俺達側近も皆殺しでしょ それはさすがに嫌だから それはさすがに嫌だから 消去法で逃げるのではありません傅抵 素軍に打ち勝ちこの趙を亡国の危機から救うには 必ず我々の力が必要です 私が軍総司令に戻るまでの間この軍は雌伏するのです 此度の騒動はまだ正式に新王が即位していない空白時の出来事だ 戻れる!李牧様不在のままで突軍の侵攻を止め続けられると思うか? 一年もすれば必ず郭開の方から頭を下げてくるわ 奴が本物のバカでなければなァ 互いに勘違いだったという言い訳も立てられる 逃げて時をかせげば秦も侵攻してくるし色々あやふやになって復帰できるーーと 無論そのための根回しはしていきますよ ではそれまでどこへ行かれますか 我らの城は当然すでに包囲されておりますぞ 司馬尚のいる「青歌」です そして...三大天候補っつー あっあのオルドの侵攻を食い止めた... 国のいざこざに関わらぬ男のようですか あくまでただでは起き上がらぬという 一応返事はもらっています いや手数様と一緒ならどこでもいいけど... 青歌司馬尚を取り込む... 今の何倍もの力になって復帰できるようここから立て直していきますよ! 鄴を攻略した素軍はこれ以上の侵攻は踏みととまらざるをえなかった 学校は退場したものの国防に対する邯鄲の動きが的確だったからだ 悼襄王の時一切動かなかった強力な邯鄲軍が大挙して出陣し扈軛軍に加わり前線を固めたのだ 前線を固める一方でその後ろの武城と平陽の拠点強化にも素早く着手し 趙の文官:武官達は実権をふるう郭関の手腕に驚いた だがそれらはいずれも実は地下牢で李牧が郭開に進言したものであった 中華の驚く予想外の戦いが三国間で起こるが その前に素国内でもある大きな出来事が起きたと「史記」は記す 起の前線が押し込めぬ中その後ろの平陽が強化されておるそうだ なぜ王殿は強引に突破を図らんのだ 厄介なのは超将感輌だ想像以上に戦上手だぞ 突破の鍵は檄賜の楊端和軍ではないのか!?度そちらから... 大王様少々外に宜しいでしょうか 儂も外すなら理由を言え 昌平君と李斯には聞かれたくなかった 聞かれたくないだと!? まさかあの呂不韋がまた不穏な動きを見せ始めたのか: 潔河南は呂不韋が隠通しているお もはや無視することもできない状況になってしまった 三年前の爆毒事件の連座により呂不韋は冠位を剥奪され 河南の城に隠遁しているが この三年の間に奴の下に再び人が集まり朝廷をおびやかす程の大勢力に膨れ上がってきていると ...?呂不草が集めていると? 申し訳ありませんそこはそうではないという報告もあり情報が錯綜しております しかしとにかく人が人を呼んで河南に入る流れが止まぬのです 河南入りしているのは私が引き連れてこれなかったかつての蝎氏の残党 そして無論呂不韋派の残党 こぞって今呂不喜の元に大集結しているのです 大王様の元に一枚岩となったこの今の朝廷からはじき出され 日陰で蠢いている各残党達が 根本を絶つ時が来たのではと そうならぬようずっと以前から水面下で手を打ち続けていた ど...どういう意味だ 呂不韋の命を奪うということだ!! 話は分かった肆氏... だがまずは俺が会ってこよう 今年の雪は降ったり止んだりじゃのォ 大王様を河南に行かせるのは危険すぎる 呂不葦が本当に事を起こそうとしているのなら敵地に飛び込むようなものだぞ とにかくこの朝廷会議の後にご説得せねば なぜ会議の準備をしておらぬ!?他の者達はどうした 昨夜大王様から伝達があったはずですが? お久しゅうございますなァ お顔が疲れておられますか 去年の鄴攻略は魂魄をさぞかしすり減らしたことでしょう それにこれから手をつけねばならぬ邯鄲攻略はそれ以上の離戦となるのは必至ですからのォ お前は変わってないな呂不韋 変わっていない目をしている 新年宮で俺に負けを認めたままの目をしている その目を確かめるために足を運んだ 相変わらず大胆なお方だ 別に一人で来たわけではない 強力な護衛を連れて来ている それも必要ではなかったようだ 大王がここに居ると他に知れるだけで命が危ういというのに 下らぬ化かし合いはもういい そんなに私を信頼して下さっていたとは なぜこんなことになっている 河南のこの動きを成陽が見逃さぬことはお前も分かっていたはずだ この大事な時に内乱など有り得ぬ 今すぐお前の命を絶てという声すら上がっているのだぞ はっはその苛烈さ肆氏あたりですかな? 早急に河南の不穏の徒を抑え込めそうせねば... 随分と簡単におっしゃる 私が大人しくせいと言えばそれで鎮まるとお思いなら大間違いだ 感陽は私が連中をたきつけていると思っているかも知れぬが 逆にこれでも随分と抑えているところだ そして秘める怨念を返す時のための準備をしている 終わったと思っても終わってない かつての内乱の平定ですら思う以上に難しいということです これが“中華”となれば やはり想像を絶しますぞ 今はこの河南の話をしに来ている ここはお前の城だお前が平定しろ 連中に大王様に忠を誓えと強要を? はっはご冗談をそこまでする義理はありませんなァ さもなくは我々はお前を... ーっ教えておいて差し上げよう 性懲りもなく反乱の徒が湧いて集まる原因は私にではなく... あなたに問題があるのです はっきり言って肆氏の方が正しい 私に会おうと誘い出して刺客を送ればよかったのです どうせ反乱の徒の〈依り代〉となるであろう私のことを あなたは優しすぎるのです フッしかし...まーそんなことをそんな大王であるからこそ勝者として今この私の前にいらっしゃるのですが しかし本当に覚えておいて下され その優しさは大王様の武器でもあるが 夢々お忘れにならぬように これが呂不韋の最初で最後の進言です 先々...唯一の弱点となりました成り得ますぞ 実はずっと気になっていることがあるのですが あれは本当に私の負けだったのでしょうか よくよく考えるとやはり私の言ったことの方が正しいと思うのですが ...もしそうでなく大王の方が正しいと言うのなら 中華統一をし本当に争いのない世界これを作ることです その時初めて私の負けが確定いたします 人の正体は〝光〟だと信じていますか? 心からご武運を祈っております 河南は私が責任をもって鎮めます故 私はこの河南の外に出れば死罪となるため叶いませんが 惜しむらくはあなた様の中華統一の様そして作られるであろう新世界をこの両の目で見て回りたかった しかし政が咸暘に戻りひと月経っても呂不韋は行動をせず河南の不穏な勢力は拡大する一方であった 見過ごせなくなった感陽は 呂不韋が拒否すれば軍を動かす流れとなる 河南から来た伝令の話した言葉は... 皆の予期せぬものであった 十二年、文信候不華苑。義務。 「史記呂不韋列伝」の方には、爛毒という毒を飲んで自殺したと記されているー 外に出るのに何とも大がかりなことをされましたねェ ただの外出ではないそなたらと放浪の旅だあのくらいせねば何かと面倒であろうが でも死体が別人とすぐ分かるのでは? ばれるくらいでよい大王は分かって下さる これからどうするのですか? 貧乏もたまにはよいぞォ 中華中を旅して大王のお手並を拝見してやろうかのォ 結局この敵三万どころじゃなくなったぞ 隊長ー左の。黒飛鷹”が危ないみたいです 奥からまた援軍が来てんじゃねェかよ それと河了貂も度下がれと それから一度本陣まで下がるぞ 奴ら思っていた数と遅いすぎる 飛信隊一万五千をもってしても趙軍の防衛線を抜くのは容易ではなかった さらに奥の赤飛郎も苦戦している 飛信隊の持ち場だけでなく 全ての戦地で同じように素重が苦戦していた 未だ素軍は王都邯鄲に迫るところかその前の趙軍の大防衛線を抜くことができずにいた 一体どうなってんだあの数は!他の戦地からここに回して来てんのか いや他のとこの突軍も数で圧倒されてる でもただ多いだけじゃない層輯を始めこの前線を守る趙将達が皆鋭い キレ者が邯鄲に潜んでたってことか こっちの兵数が足りてねェ 何とかならねえのかテン 昌平君に言って少し授軍を送ってもらうとか そんな簡単にはいかないよ もう国内の兵はほとんどどこかの戦地や要所に出払ってる ではその兵を...他の拠点配置などの兵を回してもらうとか うん恐らくそれしかない それをやると今度はその拠点が弱くなって危うくなる 対楚の軍を動かすのは危険だし 対韓軍は元々あまりいない 対裁の車なんだけど、実はもうそこから限界近くまで兵をここに引っ張ってきてるんだ これ以上裁国との前線を薄くすると... 今度は魏軍が必ず秦に侵攻してくる もし船団を使い黄河を渡って来たらそれこそ去年せっかく攻略して勝ち取ったー 鄴さえ奪われかねない! じじゃあ一体どうすりゃいいんだ やっぱ今ここにいる軍で趙軍を緊破するしか ちょっと楽華のとこに行って話してくるか 咸陽の本営からずっと指示が来ていない 昌平君が今大きな手を考えているはずだ それが難しいから今悩んでんだろーが しっ...昌平君今何とっ... 趙王都邯鄲の攻略の鍵を握っているのは真下に位置する魏だ 魏の脅威を取り除くことができればそこに張っている兵力を今膠着している対趙前線に送ることができる 魏国と〝同盟〟を結ぶべきだ! くっ国の体力が持つうちに六国制覇せねばと急いでいる中で... 逆行するような同盟を結ぶと言うのか... だが今この時魏が同盟を受けると思うか昌平君 我々は魏と結めば趙を討ちやすくなる だが趙を減ぼした次は魏だ それは魏も重々承知のはず そんな自分の首を絞めるような同盟を受けるほどあの国は愚かではないぞ いー体どんな条件なら魏は同盟を受けると言うのだ。昌平君 開門!〝火龍.呉鳳明大将軍のご帰還だ 前線より呼び戻してすまぬ鳳明 だがどうしてもお主の意見を聞きたかった!! 僕は聞くまでもないと言ったんですけどね 案からの同盟の持ちかけと聞いた 使者の首をはねて送り返してやれ ただちょっと条件が面白いんですよねー そのせいで朝廷だけでは判断がつかず鳳明様のご意見をーなったのです 〝什虎城〟を魏に与えるそうです “什虎”は正に魏・楚・韓・秦の四か国の国境地帯最大の不落の要地 たしかに〝什虎〟は中華でも指折りの最重要地だが、 それを本当にくれると言うのなら話が少し変わってきます 秦軍・魏軍で共闘して什虎城を攻め落とし その仕虎城をそのまま我々魏に渡すと言ってきたのです! 太林を越えた案軍は紀市をも通過!やはりこの〝什虎〟を目指して進軍しています! 率いているのはあの。蒙武〟とのことです! 本当に...攻めに来るのか? あの...豪武が...? 紀市を越えまっすぐこの仕虎へ! 落ち着いてられんよなー玄右 ―ッヒヒヒ戦争だ戦争だ 頭をさわるなそしてなぜ全裸だお前あとどこ見てる だからどうしたそしてそしてお前もか千斗雲 もう半勃ちでいきそうだ 色々通り越しておかしくなってるぞお前 どういうわけか最近この仕虎はどの国からも全く攻められず そんな話はどうでもいい もう何年も戦をしていないのだから あれだけ近寄る敵を木っ端微塵にし続ければ誰も寄ってこなくなるわ たかが三万ですが一応城壁固めに入るようご指示を あの汗明大将軍を討った蒙武が迫ってきている あのドドンドおじさんか 城壁守りは五千もいれば足るか 蒙武を返り討ちに出るぞ 蒙武軍三万紀市を越え“什虎”に接近しています 続報!什虎城主「満羽も討って出た模様です オオ久しぶりだなあの軍が戦うのは しかし何を考えているのだ梁はいくら豪武とはいえたった三万で。什虎»が落とせるとでも思っているのか いや十五万を超える改武の本軍は対楚前線地帯に残っている しっかり見張っておけそこが後で動くのやも知れぬ しかしそこを動かしては前線が崩れるので対魏に張っている脳軍あたりが怪しいかと そのくらい分かって... やはり援軍ありきの進軍ですか だがまだその規模までは読めない つか今回の意図がまだよく分からねェ あの。仕虎”を本気で取ろうと思ってんなら ...仕虎”をなめすぎだ 普通にやってもあの戦馬鹿どもがいる什虎城は絶対に落ちねェ 大軍をそこに投入するなら今度はこっちが前線突き破って北上するだけだ チャチャッと終わらせる援軍を送っといた もう少し様子を見ねば計りかねますな だが様子見なんてまどろっこしいの嫌いだから 蒙武軍とそれを迎撃に出た什虎軍は月知平原にて向かい合い布陣した 数で圧倒する什虎軍八万は蒙武軍を包囲するように広く展開した この単軍だけで戦える相手ではありません 数の問題だけでなく敵はあの満羽・千斗雲 羅馬の戦い”をはじめ一帯の大戦に全勝している軍団です 布陣も我々が踏み込めば包囲殲滅を狙っている構えです そもそもこの戦いは魏軍が西進し同時に楚軍を攻めて初めて成功するもの しかしこちらからの同盟・共闘の申し出に魏国からの返答はなく... この戦いに参戦して来るかどうかも分からない状況なのです 昌平君の書簡は今日の日付を【付虎攻め〟の日と魏に送ったはずだ はい...しかし魏からの返答はまだ... ならば今日が開戦の日だ せめて藤将軍からの援軍が到着するまでお待ちを 什虎満羽軍三万対し蒙武軍三万 で...でかい...豪武様並か...それ以上に:: たった二振りでこんな... 寿胡王の合図もなく出て行かれては後で我々が 豪武が疲れる前に戦いたいじゃないか せっかく来てくれたのに ハハあれは体力配分やってないだろ 少し体を温めてからそっちへ行く 何だあれはやや左に強部隊が出現したぞ 表馬隊あたりかっどんどん小さくなっていくぞ 蒙武様が左へ向きを変えたっ あの強部隊を討つ気だっ 父が横に動いたため第一陣の勢いが目に見えて衰えた あの包囲陣に飛び込んだ父の狙いは左右の敵の挟撃にはまる前に前方突破し敵本陣を討つことだったはず それを止めてまで先に討つべき敵が現れたというのか... それにしてもおかしいのは敵の左右の軍だ なぜ入ってきた蒙武軍に対し挟み込みに出ない... 何か別の作戦があるのか あの中央軍だけで豪武を討てると踏んでいるのか... くそっ、寿胡王の出撃合図はまだかよ... 満羽の奴もう出てんじゃんかよ 今何か合図的な音が聞こえた気がする! えっ!?鳴ってませんよ 俺と満羽のどっちが先に蒙武の首を飛ばすかのなァ あっ左翼千斗雲が出ましたっ バカな本陣の合図は出てないぞ いっそ右の玄右軍も突撃させますか 思ってたより早く来てくれた...しかも騰将軍自らっ! 什虎の戦いが厳しいと判断したのか騰将軍... 先生の話では踏本人は来ないと あれが噂に聞く不敗の仕虎軍が 三国と接する大重要拠点。什虎〟 皆が手に入れたいと願うが近年近寄ることも出来ずにいる 理由は満羽・千斗雲玄右・寿胡王が根城としているからだ 四人とも元々は楚に吸収された国々の大将軍達だという 楚は多そうだなそういうのが 強えーって割には楚の大戦には顔を出さねーな 王都・郢からすれば都合がよいのであろう 手懐けられぬ強者達に仕虎を与えておく方が こっから見ても相当やるのは分かる あの蒙武に対して同数の中央軍だけで拮抗している ケッこの八万を葬ってからさらに城攻めやんのかよ 俺の軍一万とお前の軍一万 今動かせる軍はこれが精一杯だった 二万じゃあの片翼分しかねーぞ 怖くなったのなら戻って干央さんと代わって来なさい さっきから楽しくなってきたって話してんだよ 録嗚未軍一万は敵右翼にっ! それぞれ敵は倍だぞ勝てるか!? 正直一万ずつでは足りない...! だがひとまず豪武軍が包囲を受けるのは避けられそうだ まだ始まったばかりだが什虎軍はやはり一筋縄でいく敵ではない こちらの武将の顔ぶれは申し分ないがとにかくこの戦力では城攻めまで行くのは、不可能だ 魏軍がここに参戦して来ないと仕虎は取れない 楚軍「将軍白麗、兵一万五千 楚軍「将軍項翼_兵一万五千 二万...いや三万はいるぞっ 王都郢からの授軍でしょうか 何か王都から聞いてましたか? どこのどいつだジャマしに来んのは 何かあるから力業でねじ伏せて来いって娼燐に送り出されたが んだよあっちの援軍はあれっぽっち 油断するなじゃねーだろ 蒙武の前にてめェの首をすっ飛ばしてやる! あのヤロオは臨武君の仇だ まずは手前にいる録嗚未軍を葬る! あの友軍そのまま参戦して来ます くそっどうすればいいんだ 豪武を急いで殺りに行くかジャマしに来た友軍をぶっ殺してそれから豪武を殺るか たしかにあんな所から矢は届かぬ まずはてめェからだ録嗚未ー 敵騎馬がもう来ています 将軍およそ一千騎突っ込んできます 何だあの敵の矢は... あっ録鳴未軍が後退を始めたぞ 敵の援軍を録嗚未軍が引きつける間に あの援軍三万の出現でもはや戦にならなくなった 全体で立て直しをはからないと... とにかく大将蒙武をあの前線から外へ 敵右翼への攻撃は中止だ 敵中央軍へ攻め込んで豪武の脱出を助ける 蒙武本陣が退却の鐘を鳴らしています 我らも反転して退がりますか お前の相手は俺だったろ あっ勝軍が敵右翼と交戦中に 豪武様の軍は退却の気配が... 鐘が聞こえてないのか!? きっとあの場から助けぬのた 左の騰軍に豪武軍の後退の援護を頼もうと考えていたけど敵が先にそれを封じた... このままでは本当に一刻も持たずに... なぜこの。什虎”には各国が手出しせぬようになったのか 久々に素軍にしっかり教えてやろうと思ったのだが 十のうち一の力しか出さずに 何で貴様らがここにっー みっ右反転!急げ来るぞォ 敵の中に〝鳳〟の大旗ありと! くそっどういうことだ奴ら... やればできるじゃんかよ この戦いに干渉してくる気か あの魏が案と手を組んでいるとでも; やーっと面白くなってきたな 本陣より伝令右に回り裁軍に当たれと 秦と魏と二人と同時に一緒にやっちゃっていいの? 来たっ本当に魏軍が来てくれたっ これで我らは命拾いしたし一気に形勢逆転したやもしれぬ 裁軍の数はどれくらいだっ 我々はまだ魏が同盟を受けたという正式な言葉を聞いていません 急いで裁軍に使者を送って本当の友軍であるのか確認を 最悪楚軍ではなく爽軍に牙をむいてくる恐れも 魏軍から使者が来ましたァ 魏軍総大将呉鳳明が側近の一人将軍を荀詠だ 呉鳳明の言葉を伝えに来た そっ側近の将軍が使者に.. 本陣預かり軍師の... 〝秦軍・魏軍で共闘し、楚軍を討ち倒す〟 単純な挟撃でそちらに合わせてやる故自由に戦え!とのことだ 同盟を受け入れたのですね!? 次いで素軍の使者が友軍感謝すると... ...死ぬほど不本意だが 一旦戦を解けと〝厳令の銅鑼〟を鳴らせ ついに寿胡王も猛ったか フッ久しぶりだなこの銅鑼の音 いいねいいね、寿胡っち 一体となって戦う故こちらの指示に従えと いやあっちの方が偉いぞ多分 次の指示を待つと本陣へ伝えろ 亡国の王族にして大軍師_寿胡王その力見せてもらおうか こちらの本陣から我々も一度退がれと 故になるべく互いの戦場が重ならぬよう対極から挟撃に出た これに対し楚軍は挟まれぬよう各個繋破を狙うことが定石だが一つだけ挑発的に中間地に出すぎた軍があった 千斗雲様前方録嗚未軍来ます 後がつまらなくなるもんねー 見た目以上に怪力っ... 楚じゃ千人将くらいなれるんじゃウケケ 力を合わせて楚兵を討て!! 玄右様第一陣が所々破られています 玄右軍の援護だ左方前面に矢の幕を張れ 龍范軍が矢の盾になっている内に滑り込むぞ 玄右軍が敵三軍より猛攻を受け苦戦中です 白麗軍を前方に押し上げますか 玄右軍の右を敵左翼崩し始めています ハッハ三軍のいずれが主攻か もしくは全主攻の構えかはたまた最右翼の強軍が飛来するか ギリギリまで悟らせぬ嫌な手を使うな呉鳳明とやら 第二陣の線で食い止める 対魏の楚軍が早くも一列下がったぞ 呉鳳明自ら指揮をとる裁軍はあれ程強いのか 案魏で技撃と言いつつこちらはまだ第二陣同士一進一退だ 裁が早すぎてこちらが挟み撃ちに間に合わぬぞ 楚軍第二陣まで前線を下げました 自分達から友軍を頼んでおいて後れを取るとは 有詠軍さらに押し込んで行きます 合わせて馬介軍も誰型で突然 楽軍は未だ敵第一陣で止まったままです この本陣には呉鳳明様がいらっしゃるのだ この魏軍の攻勢の鋭さについて来れるのはあの李牧くらいだ 豪武の倅とかいう若い軍師の預かる軍が後れを取るのは当たり前だ 見ておれ裁・奏軍の進撃はさらに差が出てくるぞ 素軍はせめて総司令昌平君を連れて来るべきであったなー チッ本当の挟撃にならぬぞ たしかにあの秦軍本陣にこの俺と同格の戦術理解を求めるのは無理だ 十分に..取り戻すだけの 蒙武将軍と臆将軍が... それぞれ軍の先頭に出たっ!! それぞれ軍の先頭に出たっ!! 素軍が...豪武軍・騰軍が加速したっ 両大将が先頭に出たからだっ... やはり厄介な男だな... しかし...バカな..何だあの勢いはっ 軍師級の頭脳を持ちながら 一方、蒙武は「武」一辺倒の男だが 恐らくその一振りで戦局ごと変える危険な力を持つ 合従軍の時汗明を仕留め楚軍を沈めた戦い然りー 武の牽引でも軍を強化させる力を持つ あの二人三年後には真っ先に殺さねばならぬ相手だ このままではまともに技撃をくらうぞ楚軍 さて素軍がこちらに追いついてきた 報告!満羽軍第一陣劣勢! 什虎城の賢者寿胡玉とやら 豪武のいる隊を中心に敵の勢い止まりません! 報告!玄右軍もじりじりと押し込まれています! 千斗雲軍は前方に離れたままです! 本陣から玄右の真後ろに一千送ってやれ 鋼羽様はどうされますか いやそもそもまだこの戦局ではこの仕虎軍に特別な指示など必要ない 楚軍本陣からの大きな動きはない 左馬介軍さらに押し込みを深くしています 無策でこの魏・秦の挟撃を... 防げるとでも思っているのか 何だあの連中の強さ... とてつもなく強い..強い上に.. あの第二陣全てが精鋭... それぞれ滅びしかっての小国の生き残りよ まー小国といえどいずれも数万規模の軍は持っていたがな そしてなぜ生き残っているかというと 国が消失してなお戦で敗れず 観念した楚が生存を認めたからだ 我らは楚軍であって楚軍にあらず 今ここにいる什虎軍とは かつて泥汗明くやら何やらの楚軍と戦い続け それを返り討ちにしてきた あっ左の馬介将軍の本陣に敵影が 少しは理解してきたか? 魏軍左翼の将馬介を玄右が討ち取り玄右軍は馬介軍を的に攻撃を仕掛けた 魏軍は左から崩れ出したため中央の奇詠軍が左に力を割かざるを得す魏軍全体の攻勢は弱まった こうした前線の膠着を崩すのか最右翼に位置した魏〝狂戦士〟乱美迫 録嗚未様と乱美迫を同時に相手にして... あの乱美迫が抜けないでいるのか しかもあそこは案将録嗚未の軍も入っているのだぞ 援けに乱美迫の力が必要だというのに 奥へ行けば行く程にこの敵は強く... 項翼軍の中に横から満羽の強兵が入って来ている そのせいでこちらの勢いが... よそ見なんかしてんなよ膳ー 今の俺には瞬き一つ命取りだぜェ? 素軍はおろか魏軍まで膠着してしまった.. 挟撃の形を取っているのに こ...これが不敗の什虎軍の力... あの楚軍は自力ではねのけようとしている.. この技撃の形で討てぬのならこの敵は... 挟撃自体は悪くない... いやむしろ最良の策だ... でもあの仕虎軍には通用しない: ただの挟撃では通じない まだ何かか足りないんだ ダメだ...完全に膠着してしまった 荀詠軍も押され始めたぞ やはり乱美迫軍をあの様陣に加えねば しかし今はあの場から動けずに... それと一緒に戦っている素将「録鳴木に伝令を送れ しっ秦将録嗚末にも!? 楽将録画未将軍に伝令ーっ!! 魏軍本陣真殿明様より録画未将軍に伝令です 呉鳳明様は録嗚未様に... 乱美迫様呉鳳明様から伝令です 本当に呉鳳明がそう言ったのか お前らここの敵死にもの狂いでぶっ漬すぞ!! 乱美迫大隊動くぞォ!! 乱美迫軍の大隊をそこから動かす必要がある そのために録嗚未軍にはつぶれ役となってその強敵をそこに足留めしてもらいたい 魏の乱美迫軍があの敵の所から離れていくぞ 録嗚未軍が行かせているのか!? しっしかしこれで裁軍最強とされる乱美迫軍が自由になったぞ 裁軍は一気に向こうの戦局打開に出るはずだ ああこうなってはとにかく裁軍だけでも いっ一軍だけで大丈夫か録嗚未軍あの敵はっ... あの乱美迫軍どこに向かっている... 騰将軍の方へ向かっているぞ!? 一体何がどうなっておるのだ 半分置いて蒙武の元へ行くぞォ!!! 乱美迫軍副将魚蕪である! 秦蒙武将軍はおるかァ!! 嫌だが魏軍総大将呉鼠明は茶狩腸と貴様、豪武を楚軍繁破の〝鍼〟とすべしと判断した 故に我らは貴様らのためのつぶれ筏〝助攻〟となる いやもはや魏軍全体が〝助攻〟だ 分かったらここは任せてさっさと楚軍本陣を落としに行けェ さ作戦が敵に丸聞こえです副将 感謝の言葉など必要ないそんなことを言う暇があるならさっさとね... 他力を頼りとしてわめくな だが通りやすくなったなら突破するだけだ この二軍が我ら同盟軍の〝主攻〟である!! 乱美迫軍が奮戦している内に満羽軍を引きはがすぞ 御意ー!本軍そのまま前進 界邦お前達か先に当たれ ...言しいのですか? いつもは千斗雲様並にご自身で真っ先に行かれるのに 蒙武に興味があるようだ ちくお千斗雲軍-対録鳴未軍 はははしぶといなお前ー まーいーやもっと楽しいとこに行ってくるわー 千斗雲様満羽軍方面の素軍が突破して我らが本陣を狙っている模様です 白麗軍・玄右軍も守りに回れますが 我らも一度寿胡王を守りに行くべきかと そんなつまらないことやってられるかよ よく見たら目の前に面白い奴がいるじゃんかよー この俺を放ったらかしにしたらそうなるだろーよ秦・魏同盟軍よー てめーらがこっちの寿胡王を殺るか俺が呉鳳明ってのぶっ殺すのかどっちが早いか勝負だ だが...もしあの千斗雲という男がこのまま呉鳳明を討ち取るなら我らにとってはそれはそれで.. 裁軍本陣を狙いに行ったのか 魏はクソヤロォだが今は友軍だ 。千斗雲軍の背を追うぞォ 風明様千斗雲軍がこちらへ来ます 龍范にも軍を回せと伝えよ 豪武とはこれ程に... ただ一人最強を誇示する唯我独尊の者 かつての俺達に似ている 〝虚無〟を悟る前の俺達にな あの汗明相手でも落馬することはなかった蒙武様が 蒙武様と騰が...この同盟軍の“主攻”にっ... とっ膝将軍は敵の第三陣を抜きつつあるっ わっ我が軍も来輝副将が猛攻をかけているがっ 豪武様が満羽につかまっているせいで勢いは... どうなっているあの歌武様が直接ぶつかっているのなら満羽など一撃で... 岳大が豪武様に乗れと! 満羽様の様子がおかしい そのニヤケ顔ごと潰してやる やってほしいものだな蒙武 ギャハハハ行くぜ呉鳳明行くぜー!? 楚っ...千斗雲軍止まりません 最終防陣にまで来たぞォ イヒヒヒとやっぱぜーんぜん俺の方が速かったなー 龍范の黄金騎兵団〝光華狼〟!! 将軍自ら援けに来てくれたァ さっきの録鳴末軍が後ろに喰らいついて来ましたっ... どこだあのムカツク是将は 録嗚未軍が追って来て...千斗雲軍の後方を崩しています ま...満羽という男本当に...あの汗明より弱いのか!? も豪武様が圧倒的に... 満羽様と汗明は直接戦り合ったことはない その満羽様を相手に... 満羽様は沮国時代迫り来る楚の将軍達を討ちまくった 血を噴きながらも喰らいついている: やはり汗明大将軍を討っただけのことはある 知っているお前達は追い込まれてから力を発揮する 俺もかつては大きなものを背負って戦っていた 解放されたと言っているのか? 満羽様は背負っているものから逆に... お前の本当の力を見せてみろ お前の背負っているものの力も合わせて さっきから何の話を... 背負っているものとは... 背負う...ものごと打ち砕くことだ 素将・騰の軍止まりません 最終防衛線に突入されました 爽軍主攻のために魏軍がつぶれ役になるとはな いつから素親はそこまで仲良くなった 仕虎城まで退却してもよいかと このままでは本陣も危ういかと 戦いはどうなってるかなー まー大勝してそろそろ帰ってくるだろー 久々の戦いだったのに留守番とはなー 来るぞォ全守備兵を集めろォ この度は、オムをご購読真にありがとうございます!! 引き続き、キングのみそ主にお邪い殺します。 改めて普段、内側帯では本当にここまでありがとうございますが、この他の問題覚えになってくださいませんが、現在でも、地域にあるということでありませんでしょうか。これ以外の方がいいのですが、これからはそうでしょうかなってくれません。あの時間はやっていたので、まだまだと思われているのですが、ここでは レギュラースタッフ、上村恵へ朗,毛利,茅夏_佐藤優次岡元利恵・水縁十月・タガセロ・[オレギュラー・ジノン・□ヘルフ・北原涼子[編集]大沢太郎 今回は余白ページが少ないからおまけマンガもみじかーい だがここで王賀ファンクラブの女達は現実を突きつけられる 資様が足を止めて話してらっしゃるわ ああんたちょっと貴様になれなれしいわよ! そう王翼には許嫁がいたのである!! っておまけマンガで明かすことかいな この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられていいます。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除し、て行うことはできません