★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです 詳へ得きの理由一覧山梨の行方家はぐ ★この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、コンビナ。いっさい関係ありません。 李信!!本作の主人公。下僕の出身ながら、数々の武功を様女止げ透に将軍となる。今はじぎ幼馴染の凛に天ドの大将軍になることを誓う。 王弟・成績によろしくが起こる蛇甘平原の戦いて黒公率いる森軍がお兄を破る 馬陽を巡る趙との戦いいて王騎が亡くなる 嬴政えいせい若き炎国の上。王弟の反乱や相国日本最近の権力争いなど経多の立態を越え、まだ誰も成し遂げたことのない中華統一を目指す。 森魏同盟が成立。二ヶ国で楚の什虎を落とす。 の殺害。一騎討ちに臨む二人は...!? が現れる。祭を潜り抜け、螢尤となった彼女の目的は、光拠 それにしてもらっていたそういうことですから、ああ、あぁぁぁっ、ああっ、ああ、そういうわけでは 千年続く伝説の暗殺者ー族・蚩尤の末裔。現在は、禁術を使ったことにより静養を続けている。 それではなんでしたが、それではなんですからね。それはそうですね。ですが、それではなんでしたが、 お前の狙いは私だろうが 知れず、深夜の果し合いに 対趙国最前線で戦う飛信隊の元に現れた流れ。入隊を希望しつつも、戦場で虐殺を繰り返...笑顔を殺すことだった。 このようになっていたちょっとしたいのですから、そういうことですが、ああ、そういうわけじゃないよ また、これからは、それではなんでしょうか。それはそうですね。そんなことをしてくれた 私はお前を殺しに来たんだよ そういうことによっては、そういうことですから、ありがとうございましたこのように、これからは、 先族の一人で、先原の妹分に当たる。*祭"にて姉妹同然に育った識を殺し現・蚩尤となった。 くっ食うんじゃないぞ飼うんだよか...かわいー子犬をっ じゃあ識はもし外に出たら何がしたいんだよっ? 全力で祭で戦おうと約束したのに だから負けたはずの私が識を殺して勝ち残った 識の心臓を貫いたあの手の感触... 私が変貌するには十分すぎる“供物”だった あの時最後に識の命を〝糧〟とし私は本物の蚩尤となった お前達と私とでは立っている世界が違うんだよ 私は死を撒き散らす闇の神”蚩尤〟 お前達はその私をさらに闇の先に押し進めるための〝糧〟に過ぎん ここで識の元へ送ってやる 私の何が間違ってるって? 礼お前の言っている先に... 前蚩尤幽連もそうだった そんな形の蚩尤になってもただ自分が壊れてしまうだけだ 暗闇の淵から戻って初めてお前は本当の強さを得る 恐らくそれが蚩尤の本当の... どこにどうやって戻ると... あんたが私を戻せるのか!? お前を戻せるのは... 識がただ苦痛の中で逝ったのならたしかにお前は戻れないが... 誰はきっとお前に... きっとそうじゃないはずだ 何を言っている琥姉... 胸を私に貫かれて苦しみ抜いて死んだ... 覚悟ができてなかったのは 手にかけるのはムリだと 礼が残れてよかった... 勝手ばかり言うけど... 最後に言わなきゃいけなかったのに いっ言わなきゃいけなかった じゃあしっかり頑張れ礼 識イイイヤイうわぁあああ 談はもし外に出たら何がしたいんだよっ? ずるいぞ識私にだけ言わせて あっさては識も子犬だな! いいよもう死にはしなかったし 次に軍律違反を犯したら本当に追い出すからな とにかくまずは上の言うことを聞け つらい別れをしてんのはお前だけじゃねェ 別にいいだろこのくらい 切断されてしまった気道をつないでるところだ 五回くらいやれば一通り前みたいに動けるはずだ ただし戻っても大技がどこまで使えるかは分からん 禁術〟を使ってしまった代償だ それは...死にかけた俺を助けるためにお前の寿命が減ったって話なのか!? そうだって...お前何バカなことやってんだよ お前何バカなことやってんだよ 自分の命削ってまで... 好きだからに決まっておろーが 現姉はなかなか美人だぞ こんな好機は二度と来ないぞ隊長 けけけ結婚じゃ何なら今ここで そんな爽姉か命懸けであんたみたいなフ男を 私はお前を生き返らせた禁術の終わりに象姉と話をした 悪いこと一つとして寿命が縮んだと言った いいことが二つあると言われた もう一つははっきり覚えてる 一つは忘れてしまったんだけど 呼吸法を極める我々、蚩尤族の寿命は元々極端に長い 中でも私の寿命はさらに長くて 禁術のせいで寿命を大幅に失ってしまったけど それでちょうど他の人間の寿命と同じくらいの長さになったって だから寿命が縮んだことはそんなに気にすることじゃない ...だけどそれは結果たまたまそうなっただけで やっぱりあの時命を捨ててまで信を助けようとしたことには変わりがない 私はまだ好きというのがどういうことか分からない 戦友として信のことが好きだと思っていたけど 象姉からそうじゃないと言われた でもそれでもまだよくは分からない 今自分で分かっていることはー それ以上のことを望みたくないと思ってることだ 私も信も常に死と隣り合わせの中で生きている ここまで無事に来れたのは 二人とも戦いのことだけに集中してきたからだ それ以外のことに気を使い出したら弱くなる気がする それだけは絶対に... それはこの戦いの中では致命的なことになりかねない 今の私の気持ちの話は聞かなかったことにしてほしい 私は自分のことはよく分からないけど 信のことはよく分かってるから 敵が動いてきたそうです 今みたいなことをずっと話したいと思ってた... 随分と中途半端な気がしたぞ 礼のおかげだありがとう じ...じゃあ恥ずかしいからついでに今言っとく 助けてくれてありがとう あのままだったら私は本当に話を悲しませてた 礼は私に救いを求めて来たんだよ ...私は琥姉を殺そうとしていたのに 羌礼加入の後飛信隊は調子を取り戻し前線を押し上げる 入隊した羌礼はその後飛信隊の危機を幾度も救うことになる 秦軍全体の根幹に関わる大いなる決断が下されようとしていた 〝六大将軍〟を復活する!! 年明け早々〝六大将軍〟を復活する!! これはさらに忙しくなったぞ 腕のいい造形師を封してくれ 造ってもらいたいものがある 六大将軍復活の準備は水面下で進められ 年明けと共に大々的に発表された 再び戦にまみれる年の始まりである 〝六大将軍〟が復活するだとォ!? 六将復活の噂は信から聞いてたけど本当にやるとはね 数日後には成陽で任命式があるらしいよ やべー急いで成陽に行かねーと!! 選ばれた将はもう感じ戻ってる ここにいる時点で信も俺も席からはもれたんだよ 俺達この前将軍になったばっかだし 王賁も呼ばれてねーよな? 大将達が成陽に戻ってる間俺達がしっかりしないとな かかかわならまー許すか あいつが先に六将にでもなったら政の奴をぶっ飛ばさねーといけねェからな 何じゃその何とか復活って また誰か禁術で生き返ったのか? そんなにボンホン人か生き返るか ハアとは何じゃバカ隊長 六大将軍っていう特別な制度だよ 三代前の王様が作ったもので 死後その制度もなくなったんだけど 六将に選ばれた大将軍達にはこれまでになかった様々な特権が与えられる 現奏王の政が復活させるんだ これで現場で大きな展開をする時にイチイチ感陽にある本営の確認を取らずにより素早く大胆な戦いが出来るようになる それでも六国制覇のためには今必要だと判断した 今はそんなことはどうでもいい 一体誰が六大将軍に選ばれたかだ!! かつて昭王が作った特異な古法を復活させるからだ 素国にとって大事な節目の日となる かつて出現した六人の英傑を元に作られた〝六大将軍〟 このおかげで昭王の刻秦国は大いに領土拡大を果たした そして今我々は六国制覇の苛烈な戦いの時を迎え 再びこの制度が必要であると信じる よってここに〝六大将軍〟任命の儀を執り行う! そして最後の六人目は... そして最後の六人目は... 該当する者がいないと? ☆六将の条件としてまず戦の強さ”が絶対だ だが残念ながら今この時点でこの五人に比肩する者は見当たらなかった だったら別に五将でいいんじゃねェのか? かつての昭王の刻のように 旧六大将軍は個々がバラバラに戦っていたようで背や脇を支え合うような働きもしていた だからなおさら強かったのだ 六将がそろっている時代案の猛威は圧倒的で一気に版図を広げている それじゃケチらず七将八将にすればよくねーか? 貴様先程から無礼であるぞ 上が多くなれば下が足りず取り合いとなる そうすると肝心の俊敏さが失われる 六将制度の最大の武器だ! これから我らがさらに侵攻を深めれば敵国は いよいよ死にもの狂いでその傷口をふさぎにくる 領土を狭めても兵数に余力がある敵は 正に人海戦術で対応してくるだろう 敵の治癒が速いか我らの侵攻が速いかの勝負だ 勝利するためには感陽の許可を待たずに現場判断で最速に戦を展開していく必要がある 敵国の治癒力を凌駕しその王都を貫く 素国が中華統一への最終的な舵を切ったことを六国に宣告するものでもある! あの信が言ってたように 国を滅ぼして回るのかよ ククク面白くなってきた ただしこれだけは伝えておかねばならぬ 戦争の自由が許されるからといって何をしてもいいということでは決してない!! 何俺見て言ってんだよ丞相 敵国の民であろうと一般人の虐殺・暴虐は一切禁ずる! まして反乱などは決してあってはならぬ そのような者が出れば残りの将で必ずそ奴を その発言に感謝する騰将軍... 時の王昭王に対し絶対の忠誠心があったと聞く そなた達が揺らぐことなく戦ってくれると信じている 今の五将全員にあるとは思っていない 六人目の大将軍が誕生しそなた達を助けるとも信じている かの五帝の一人・帝顓頊の孫に女脩がいた 女脩が外で機を織っていたある時 一羽の玄鳥が飛んで来て その卵を女脩は飲み身籠り大業という男を産んだ それが素国の祖だと言われている つまり素は天の使いから生まれたということになる ここに黄金の六翼を持つ天の使いの像を造らせた 古都・雍の薪年宮にて祀り祖霊達の加護の力も込めてある 六大将軍の徴としてこれをそなた達に預ける 授けるのではなく預ける 国を滅ぼすのは容易いことではない これからそなた達は誰よりも苦痛を伴いながら戦っていくことになる だが一人も欠けることなく六国制覇を成しその黄金の羽と共に帰還せよ 素国”六大将軍復活〟の話は、一気に列国に伝わった 同盟しているとはいえ二年半でまたぶつかりますからね その時までに魏も版図を広げておくまでだ そ奴らが再び戦争の自由を持って暴れ回るということだ 梁めいよいよ本気で中華を取りに来る腹だぞ ええィ落ちつけあれは制度だ白起ら悪鬼が蘇ったわけではない いや今いる蒙武や王殿はかつての六将にひけをとらぬ だからどうした白起らの時でさえこの韓は揺らいでおらぬ 魏が案と結び我らの背の支えは趙のみとなっている今 楚を味方につけておくべきかと うむ儂らは儂らのやり方で軍補強を進めるしかない 楚をうまく後ろ盾につけることができれば素とて容易に手は出せなくなりましょう しかしあの娼婦は相当なクセ者受けますか? むしろ机に降り使者は殺されるのでは 使者として張印将軍に行ってもらう い...いや...あの... 将軍は合従軍の時大将代理としてあの娼燐と席を並べて接している 早くも親が動きましたあの呉鳳明が再び仕虎に向かった模様 頼みましたぞ翌日末!! 大王様秦六将復活の話はこの臨淄市内でも民の噂になり騒いでおります 韓の朝廷も何やら騒がしくしていると 北部のオルドを呼び戻せ うろたえるな白起らとは違うしかも六将と言いつつ五人ではないか 焦るな家と燕は東西の端案は中華で争っているうちに疲弊する 単に頭数を揃えたわけではなくかつての六将に見合う者達が選ばれている 玉泉は白起並みの策士蒙武に関しては恐らく王散以上の開村だ 我らはその後戦えばよいのだ 夷狄共を吸収し再び膨れ上がったころだ それと燕丹〟をこの薊に呼べ 丹は趙で人質だった幼少期同じく人質だった奏王意改と顔見知りだったそうだ 嬴政について丹に話を聞く 瀛政について丹に話を聞く 六将制度と言えどその武将が急に変わるわけではないし 蒙武は力馬鹿のままの豪武でしょー 武将は変わらなくても戦い方が変わるんだよ 鯛燐様幕から張印という使者が来ております ああ六将は正に諸刃の剣だ 自由は強くもするがしっかり手綱を締めとかねェと下手すりゃ内から崩壊する 人を信用しない私としては危険な制度だと思うが 最初の国はやはり... それでもやるっつーんだから 素はいよいよ本気で潰しに出たってことだ 滅ぼすか滅ぼされるかの戦いを始めるつもりだな 六将復活の話でこの邯鄲の民まで動揺しています 必ず侵攻して来るぞどこをぶ厚くすればよい そんなもの逆に奮わせればよい今こそ長平の恨みを現六将に返すとか触れ回って とっとにかく..武城という平陽を... そこはもう強化が進んでおります 邯鄲の公孫龍将軍から知らせが 秦王はもう後戻りしないつもりです いよいよ始まりますよカイネ 中華統一の〝是・非〟を問う戦いが 案の滅亡にすらつながります 李牧様なしで趙は対処出来るのでしょうか 現趙軍総司令扈軌大将軍の力を 六大将軍ようたんよう第四将「ありあれ 五人の大将軍のうちの三人までもが再び対趙国の前線に戻った それまでと変わらぬ配置ではあったが 漂う空気はこれまでとは一変していた 六将外れたヤケ酒だーつってな 六将の話を聞いて... そして三将が戻ってからより一層強くなった 私達は強くあらないといけない よし久々に完殖と初陣の話で飲もー はァ?また今から飲むのかよお前 当たり前だ俺と羌擁で裁副将宮元の首を取った話を ちょーどよかった今何か究甘平原の時の夢見てたんだ ギャハハお前も起きたのか!? 新六将となった王製・楊端和・桓騎の三将は再び趙攻略の侵攻に出た 戦争の自由を得た軍の威力は即座に発揮され前線を大いに押し込み趙・扈軛軍の本体と激しくぶつかり出す。 懸念されていた六大将軍の〝暴走〟が起きてしまうのである え...起きてたのか? だから昨夜今まで通り強くないといけないと言ったら 何か嫌な夢を見たそれと最近変な胸騒ぎがする 二人はずっと強いと言われた あれは余計なことを考えたら、弱くなると私は言ったけどそうじゃなくて余計なことを考えても二人はずっと強いってことを言ったのかな礼? 寝ぼけてないで私の話を聞け瑰姉 夢で識がよくないことがあるって言った 嫌なことでもあったか? 分かったもう少し寝てろ瑰姉朝飯持って来てやるから はー朝からかわいかわいいなー ごめんね朝早くから幹部集合かけて 王翦軍と桓騎軍からも伝令が来たんだ 飛信隊も超の拠点に向けて上がって来いって すみません私達が最後でしたか? 寝ぼけて切りおったんだ たまにワケの分からんことをするよな穂姉は 私が整えてやったのじゃ 何だ?何も言ってねェぞ俺は ちげーよそんな意味じゃねー 前より幼くなったって言ったんだ え...本当に何となく... 六将も復活しこれからある意味新しい時代が始まる 飛信隊も気合いを入れ直さないとな 本当だ!何かっこつけてそうだな。だよ ギャハハハさては気に入ったな羌捷のこの髪型 趙王都邯鄲の喉元に〝武城〟と平陽〟という最後の砦と言われる城がある 王製・楊端和・桓騎の三軍はこの二城の攻略を目指して侵攻を開始した 当然そうはさせまいと趙は大軍で防衛線を敷いている どっちの軍に入って戦うかまだ決まってないの!? 王製軍・桓騎軍の間にいた飛信隊は感陽からとちらの軍に入れという指示がないまま待機していたが、 双方の軍から北上せよと指令があり、とりあえず隊は進み出した 河了貂が言うにはとりあえず前線に近づいといてどっちかの戦況によって呼ばれるんだろーって 圧倒的に王翦軍の方がいいな 一応河了貂は王殿軍に入るだろうって予想してる 地形的に王聖軍が武城に向かいやすいから ここに力を集結するだろーって あいつらも北上してきたのか 楽華もどっちに呼ばれるか分からねーまま北上か? 戦況に楽華が必要になったんだろ いや途中までそうだったが今朝、王製軍の方に入るよう伝令が来た 六将はさっそく自由に戦いを展開し出したな 飛信隊も王殿将軍のとこじゃねーのかな ハハ嫌そーだな桓騎軍が でもこれって本当に強ェのかよ 俺らは宙ぶらりんでなかなか集中できねーぞ こっちが分からないってことは敵はなおさら分からない 桓騎軍は特に周囲の隊を巻き込みながら無茶な侵攻をしているそうだ 例えば王聖軍の総力をこれだって確認して戦ってたのに突然染華や飛信隊が乱入したら敵は大きく後手に回る 俺達はもう将軍で楽華も飛信隊も力のある軍だ 最初から編入させていないのであれば王翦将軍ら大将はここぞって時に使いたいんだと思うよ 特にうちらと玉鳳は優秀だからねー ってことは玉鳳も北上してんのか? ああ先に前線に行ってるはずだ あいつらの方が先に呼ばれてたってことか うちらの正面ってことは玉鳳もまだどちらの軍に入るか決まってねーのか? たしか飛信隊のそのまま前にいると思うよ 聞いたか王賁の...大事件 あいや事件ではないけど... 先日子供が生まれたって 何であいつに子供がっ... ほら一昨年鄴落として咸陽に戻って将軍になって 楽華と飛信隊は一緒になったけど 玉鳳は一日遅れてただろ あれは祝儀を挙げてたんだって どうせあんな男のところに来る女はぜってー変な女に決まってる いや彩華は柔軟で明るくてやさしくて おまけにすっごいかわいい女だよ あいつに似て笑いもしねーで頭かってー嫌みな奴だ 許嫁だったんだよ彩華は前から 俺も二回くらい会ったことあるいい子だよー こっそりそんなのが王賀に... ひょっとして豪恬お前もいる アハハハ冗談だよいないよ 俺はまだ一人にしばられるのは勘弁なのだー くっそれはそれでお前は.. んでもいつの間にか俺達もそういう年になっちゃったねー もし飛信隊も王聖軍に入ったらまた一緒に戦おう とりあえず前に行って玉鳳がいたら王賁におめでとーって伝えといてよ あと二人とも死なないよーになー 蒙恬様もし結婚されなくてもずっと私が側にいます そういう冗談やめて愛吹 王賁の奴カゲでコソコソといきなり結婚子供って... 俺はぜってーおめでとーなんか言ってやんねーからな 素軍の兵の命も激しく散っていった 桓騎はこれまでにない程苛烈な攻めの戦いを見せ始めた よって敵を多く葬ったが 桓騎めだから無理だと言ったのだ 笑っているようにも見えた 侵攻を続ける桓騎軍の行く先に、影丘〟という攻めに適さない〝険地〟が出現した ここに差しかかったところで桓騎軍の左翼は大苦戦し足が止まった 最悪の地形だこの〝競丘〟は それでも強引に攻めてんだろ 前からの報告ではそうだ こんな場所は絶対に攻めちゃダメなのに きっととんでもない数の兵がやられてるよ 河予貂の予想通り影丘に向かった桓騎軍の左翼は迎撃されほぼ壊滅状態となっていた 隊長ー前方に玉鳳の野営地の跡がありますー とりあえず我々も目的地に チッしょうがねーちはん王黄の奴を冷やかしに行くか 隊長この先に玉鳳の兵は一人もいません 桓騎軍の戦場に呼ばれて行った模様です 玉鳳は桓騎の命令で正にその〝影丘〟に向かって行った 血にまみれる桓騎の平陽攻略の戦いに王真は巻き込まれるのである ...先に戦っていた左翼の本体が こんな場所を攻めるからだ じゃがワシらもこれから攻めるのじゃろ 資様やはり影丘攻めは無理です 本軍の相談料理に伝令を送り... おやおやもうお着きでしたか ご苦労様です玉鳳の皆さん 六大将軍_桓騎の大参謀にして〝紳士〟摩諦でございます つっこみ始めなこのを期待してよしたが...だった ご存知の通り我々のここ左翼は大苦戦中 玉鳳の皆さんは左翼の中心となり最近を抜いていただきたい 作戦の練り直しを桓騎将軍にお願いする ムダな死人を出すだけだ 左翼は迂回して中央軍に合流して戦うべきだ 影丘を狙うのは無謀を通り越してバカのやることだ そうやって軍部が理解できない戦い方で勝ち続けてきたのが桓騎という男です あなた方の理解など求めていません さっさと従いなさいこれは。六大将軍〟の命令です それをそのまま却下します 影丘を抜くことの戦略的意味を考えると 突破した左翼は敵の裏に回り中央・右翼の戦場の援軍に行ける そうすれば一気に全軍勝利につながるだろう ええ即ち我々はこの前線を突破し目的の平陽〟に到達します そんなことは分かっている 俺は影丘を抜けぬと言っているのだ たしかに我々だけでは兵力が足りない 俺は別に悪いことではないと思うが この難所で戦わされている左翼はほぼ他から集められた部隊 大将なら死地に送り込む兵の差別をするな お前はだまってろ亜花錦 差別とはあんまりですね 桓騎兵はまとめていた方が強いからそうしただけですよ “差別”しているのはあなたの方ですよ王賁 そしたらたまたま他所者軍が死地に割り振られたというつ これが桓騎ではなく王弱の命令であったなら、文句の一つも言わずに突っ込んでいくところでしょう 影丘をお抜きなさい王賁将軍 桓騎軍が平陽〟までたどり着けるか着けないかの。責任”は王鳳軍にかかっていると思っていますからねちフフ おうせん王翦軍と桓騎軍の中間地帯 敵も王製軍・桓騎軍の両方に集中して ここの俺達を攻めてくるって気配もねェ とっくに前線に着いてんのに どっちの軍からも声がかからねェぞ だったら俺達は俺達で前に押し込んで行ったらどうだ? 簡単に言うなここから先はいよいよ趙の防衛線の中枢だ 俺達だけではどうにもならねェ じゃあもう勝手に王殿軍の方に加勢に行ったらどうかな? 三軍の中じゃ王聖軍が本命なんだろ? 王翦将軍からはこの場に待機という命令だけ来てる 他は戦ってるっつーのに 玉鳳の足跡を追っていた義孝さんから報告が 玉鳳は桓騎軍の左翼に入った模様 その左翼はすでに壊滅状態で玉鳳がその主力となって戦うことになると 桓騎軍左翼の主力に... 桓騎軍の左翼って河了貂がぜってー止めた方がいいって言ってた... 影丘攻めをやってるとこだ 一度始めたらもう止められないぞ この世にムダな犠牲のない戦などあるのか? それこそ犠牲がムダになるからな この摩論の読みではいかに玉鳳でも影丘は抜けませんよ 楊端和軍・王韜軍に比べて我々の方が深く侵攻してしまっているせいで 敵兵力はこちらにぶ厚くなってきています この流れの中でもし左翼が消失するなら桓騎軍そのものが危険な状況となります 急ぎすぎたのが裏目に出ました 全体で一度少し後退するのも得策かと もう少し前に押し出せってなァ 素軍の侵略を阻む趙軍はぶ厚い防衛線を敷いている その防衛線の後ろに全体の指揮を執る軍総司令 大将軍扈軌の正規軍がいる 勘違いをしているであろうな 狩られるのは趙ではなく 扈軻様はずっと待っていた そして秦三将のうちで最初に狙われた哀れな男は! まずいまずいまずいまずいですよ本当に 私が恐れていたのはこれなんですよ とりあえず急いで後退せねばなりません 落ちつけますか黒桜さん 今からならまだ十分間に合います しかし全くこれで得をするのは王韜ですからね 趙の今の第一将扈朝の本軍十五万が我々の方に向かって来ているのですよ 敵主力がこちらに動いたことで王製軍が平陽・武城に行きやすくなったんですよ 本当はこれを逆にやりたかったのに だから私はムリな前進はずっと反対していたのですよ お父私達どこまで歩くの? 入れてもらえなかったらさらに北へ行くしかない ま..まだ歩くんですか... こっちに向かって来てるのはよりによってあの桓騎軍だ 私達本当にお城に入れてもらえるのかしら えあの人の皮を生きたままはぐっていう噂の!? おうちにはもう帰れないの? 軍の方々が素軍を倒して追い払ってくれないとムリじゃ でも今こっちには李牧様がいないんでしょ 邯鄲の守護神と呼ばれる強いお方だ その代わり扈輯様がいらっしゃる 強いんならオイラたち逃げなくていいんじゃ お強くても戦禍は広まるから逃げないと危ないんだ くそォこんなに王都近くの我々まで し...仕方ない今は... 迫ってる素軍から少しでも遠ざかるしかない 趙王都圏の中は前線を押してくる素軍の侵攻により再び逃げまどう難民であふれていた 趙軍総司令扈軛が十五万を率いて桓騎の方へ向かったそうだ 桓騎軍は前に出過ぎていた 我らにとっては好都合だ 少々強引に前の敵を抜けば こうおっ王嫁軍第三将官央 ならば俺がすぐに前をこじ開けよう すぐに平陽・武城に到達できるぞ 倉央も左から上がってこい これはそんなに単純な話ではない まず強引に抜けばと言うが奥に控えていた扈軻軍がいなくなったとはいえ 今張られている防衛線を抜くことは決して容易なことではない 無理に抜いて行っても二城に着くころにはこちらも相当な犠牲を出している 我らが城攻めに入った時扈軾軍が反転して戻って来た場合、我らは背を討たれる ひょっとして扈軋の狙いは桓騎ではなく初めからこっちという線もあるのか? さらに他方の城から出陣すれば三方から挟撃を受けることになる 扈軻はずっと邯鄲の中にいたどこまでの策士かは不明だ 扈朝を迎え撃つ構えを見せているようだが いざ扈軻軍が来ればまともに戦わずに後退するだろう 扈軛軍も我らの挟撃を狙っているのであれば深追いせずにいつでも平陽に戻れる所で留まるはずだ チッ桓騎が扈軛とがっつり戦ってくれると扈軒軍の脅威が弱まってこっちは助かるんだがな 桓騎は扈軛と戦う利点がない さすがにあの場でまともにやって勝つことはない 桓騎に関して言うならあの男の本当の狙いは 一旦一扈靴をおびき出し動いた王翦軍が城の前で挟撃を受け扈輌軍とつぶし合いをした後で 桓騎軍が遅れてやって来て全ていいところを持っていくというものだと俺は読んでる しばしこのまま桓騎の動きを見る それはつまり田里弥の読みが正しいと? 私をもってしても考えがはっきりと読み取れぬ男... よっ趙将軍李白通称「守備の李自 平陽武城の守りの強化はずっと李牧様が準備されていた 扈靫将軍が桓騎の方へ向かったそうだ 桓騎は中に入り過ぎていた いよいよあわただしくなってきたな 桓騎は退がるだろうがもし扈軻将軍と戦り合うことになったら早速、桓騎は死ぬことになる。 桓騎はあの玄峰様をはじめ何人も名将を葬っている 奏軍こそ扈軛将軍を侮っている 扈軾将軍は元々対燕の戦線で荒れ狂った烈将だ 鬼も恐れて寄りつかぬと謳われ先の悼薬王に気に入られ邯鄲に入り守護神»と称され鳴りを潜めてきたが ここにきて再び戦線に現れたのだ 俺も若きころ対燕の戦場にいた そこで扈軻将軍の戦いぶりは目の当たりにしている 桓騎の所業の残忍さに超の人間は異常に奴を恐れているが 戦場において本当に恐ろしいのは ただでさえ目前の敵と接戦なのに 報告ー敵戦線の奥に扈瓢軍と思われる軍影有り 半日のうちにここへ到達します まずいますい退却するなら本当に今しかない そこに扈朝の十五万の援軍ですよ 死ぬっこれはみんな死ぬー 任せるってのは退却してもいいってことじゃねーのか? それだけは許さないと! やっぱ戦るっつーことだろ摩論 退がれば色々考えられることがあるのに ウダウダ言ってねーでさっさと腹くくって作戦考えろ「摩論 お頭が戦るっつーなら戦って勝つだけだ 本当にみんな死にますよバカみたいにこの一戦で 今までだってこのくらいの戦力差がある戦いで何度も勝ってきただろーが それは得意の奇襲が通じる規模の戦いだったからですよ もはや大将軍になってこれほど大規模な戦いとなると戦力がそのまま勝敗に直結するんですよ じゃかあしいそれでもお前ら桓騎一家か 俺はよちょっと驚いてんだお頭に “六将”がどんだけすげーのかはあんま分かんねーが とにかく軍のてっぺんにまでなっちまってもよー 何も変わらねーお頭によー 俺はちょっと前に気づいたんだ こいつは超の貴族らが飲むすげーいい酒だ 俺やお前らの一家がお頭の下に集まって桓騎大一家となって あん時に奪って手に入れて飲んだ安い酒の方がうまく感じてた気がするってなー そういうことを言ってんじゃねェ 渇いてねーから染み込まねーって話か 何も持ってなかった俺達は今結構手に入れちまってる だから摩論お前はあわくってんだよ 六将になってもなお変わらずこのイカレた戦いっぷりだ いや前にも増してと言ってもいい 一体どうなってんだあの男は 理解できねー桓騎が面白くて誰よりも側で見てたいから俺達はあいつの下についたんだろーが お前らもさっさと配置につけ 摩論お前は扈軛をぶっ殺す作戦考えろ たらふく酒を飲ませて酔わせてよー そうだこの際この戦終わったらお頭に聞いてみよーぜ ...これはずっと気になってたことだ 何でそんなにずっと渇いてんだって 一体桓騎は何と戦ってんだろーなってなー あ...ちょっと、やっぱりやってるんですよ... いやいや...いや、やっぱりそうですねああ、そうですか...そうだなぁそして、これまでは ...いや、それじゃないか 邯鄲の守護神趙軍総司今扈軛軍 ...そんなことを知りそうですね... そういうことだけど... まだ俺達に指令は来ねェのかよ 王聖将軍からは昨日来たよまだ待機だって 呼ばねェんなら桓騎の方に行かせろよ 苦戦してるんだろ桓騎軍... 厚戦レ来毎日情報部隊から報告が来てるけど 初日から劣勢の内容が続いてる 初日から続いてるって.. たしかもうあそこ開戦してから... そ...それでずっと劣勢って... 桓騎軍対扈軛軍の戦いはすでに八日目に突入し 伝わるのは桓騎軍苦戦の報 桓騎軍はいよいよ中央軍まで敵に分断されつつあるとのことです 本当に正面から扈軻とぶつかり 野盗の考えることは分からんか とりあえず退がった後でおいしい所を狙っているというお前の読みは外れたな田里弥 まともにやるなら始めから負け戦だ 飛信隊を動かすことを進言します 彼らを今すぐ桓騎軍の援軍に向かわせるべきかと おやおや蒙家の坊ちゃんがこの田里弥をさしおいて王齧様に進言ときたか 相談将軍の戦場の近くで一番力を持ったまま留まっているのが飛信隊です と田里弥が言っているぞ 俺は幕僚に呼ばれた将軍の一人だ 楽華はやるから飛信隊は中間地に留めておけと使いが来たからだ 飛信隊を中間地に留めておけと...!? 隊長ー来たっやっと伝令が 桓騎将軍からの伝令が来ましたー 六大将軍桓騎から飛信隊信に命令する 今すぐ全軍で援軍に来い! 久しぶりだなァ伝令オッサン それで戦局は一体どうなってる 詳しくは進みながら話す とにかく今すぐ軍を動かせ け...結局やっぱり桓騎軍の戦いに けっしゃーねーだろこうなったら 羌廆隊合わせて計一万五千 桓騎軍対扈軛軍の戦場に向けて 飛信隊が桓騎軍の援軍に向かったことは王誠軍本陣にも伝わった 飛信隊は全軍で東へ向かいました 軍として全力で走って行った様子です それだけでも桓騎軍の危機が窺えるかと どうせ使うならもっと早い方がよかったんじゃないか? 八万対二十四万の戦いだぞ 今から一万五千が行って戦局が覆るとでも思っているのか 飛信隊は数字以上の力を持っている 立て直しのきっかけには十分成り得るはずだ お前は此度の桓騎は何を考えていると思う 綿密な策略家というわけではなく感覚的に戦う男だが、 実はあまり無意味なことはしない 桓騎は普通に扈軛の首を取るつもりだと思う それはかなり見物... 桓騎軍には先に玉鳳が入っていたはずだ 桓騎軍の左翼に入りました... 壊滅状態にあると聞いています もちろん把握していたぞ我々は よもや..若だから戦を放っほり出して呼び戻せとか言うのではなかろうなー そんなことをすればそれこそ若を子供扱いすることになるぞ豪恬 そんなことは分かってる 王賁は威陽で子供が生まれたばかりで... まだその子の顔すら見てない どうしろと言っているのだお前は 心配してやれって言ってるんだ 楽亜の方に敵が動いて来ました どうかされましたか蒙恬様 飛信隊が急ぎ桓騎軍の戦場に向かう道中で信達はこの八日間の戦局を聞いた 戦場はかなり広域に展開している 開戦当初は右翼二万中央軍四万左翼二刀で始まった 右翼は雷土さん中央軍は黒桜さん個主さんが率いている 左翼は寄せ集めと玉鳳だ 戦場は広く左翼と中央軍は山二つ分離れるほどだ とにかく各所で敗戦が続いている 昨日は中央軍が敵に分断され本陣が危うかった 恐らくお頭は今黒桜軍の方に入ってるはずだ はずって...てめェの大将の居所も分かんねェのかよ そのくらい負けているのだ 玉鳳が入ってる左翼は? やられすぎてどうなっているか分からん... 軍としてのかたまりが無くなり散らされて.. どのくらい生き残ってるのかもつかめぬ程だ... 王賁がそんなにやられるのか.. 場所が悪いからだよ影丘は攻めちゃダメだって言ったろ 扈覯軍が到着したことでさらに戦況が悪化した 生きてんだろうな王賀は ...それで飛信隊は? その左翼に入ってもらう! そこで...摩論さんからお前に伝言を頼まれている飛信隊信 てめェふざけてんのかぶっ殺すぞ ス...スマンまず絶対やれと言われていて 桓騎軍参謀摩論より飛信隊、信に告げる 聞いた通り戦況は著しく厳しい この戦局を覆すことが出来るのは恐らく なぜなら敵は“影丘”が...絶対に抜かれないと信じているからだ 実際こちらの左翼はほぼ死んでいる 言っている意味は分かるけど... 余計な言い訳はいらぬ必ず影丘を抜いて扈軻本陣をおひやかせ/ 俺は本陣を捜してお前らが参戦したことを伝える ああ任せとけって桓騎と摩論に伝えとけハゲ伝令 ダメです循王軍とは完全に分断されました 敵はまず数が少ない便玉さんの方を殲滅に出ています。 こっち側の黒桜さんも陣に攻め込まれ軽く負傷したと 雷士さんは孤戦してます 右翼ももうボロボロですが 飛信隊が左翼に入ったと 私の予想より半日近く早く到着しました もう戦も終盤に差しかかってるとは思いますが... もし今からこの戦況を打破する道があるとするなら そこを切り開けるのは今まで敵から見えていなかった あ...後処理...? お...終わってんじゃねェか戦いが 岳白様敵の増援が現れた模様です ハハハどこから湧いてきた また死体が増えて後処理が大変ですね それとまだ這いずり回っている奴らがチラホラいる 向こうの崖からも降りてくるぞ あっ敵がっ...早くも飛信隊に向けて集まり出したぞ 信..やっぱりここは.. 責様は生きて帰らねばならんのだ 成陽にお子が...うぐっ 賁様お子が待っているのですぞォ だっダメだもう円陣がもちそうにありません 西の崖上に援軍が来てるぞっ よく見ると所々にまだ戦っているかたまりがいやがる だが...かなり向こう側に点在してる... 包囲されて戯出できなくなったのか 待って信こっちはまだ半分も到着してないよ 向こうも隊形が整ってねェ 奥にも陣が出来てやがるぞ 王賁がいるっつーのはさらにあの奥だぞ 羌糖隊が到着して... 左から攻撃に入ったァ! 右から新手だ抜かせるな 援軍に現れたのは中央軍ではなく... 間違いないあの旗... くそっ...あれではとてもここへは... さっさとつぶして俺達も陣に加わるぞ 援けが来るまでもちそうにない 飛信隊の援げが届くまで何としても死守じゃあ いっいかん崩されたぞっ あの寝てるのが王賁だ首を取れ い...いや何か違うぞ こっこいつとは何だ責様... こいつを助けろと言われて来た そいつをかついでしっかりついて来い そいつに死なれちゃ困るって飛信隊の女軍師が言ってるんでな 歩兵は前に出さず後ろで陣形を 隊長ら騎馬隊は歩兵を払入しないのか!?乱戦中だぞ 羌瑰副長より急報!玉鳳王賁をお出したと 前の騎馬隊に乱戦を解き一度退がれと伝令を! 見ろ新手が退がっていくぞ 主力の歩兵が到着したので仕切り直すのであろう こちらも陣形組みを整えましょう 少々虚を衝かれて下の形は見苦しい それに今現れた敵は桓騎の中央軍からの援軍ではない 西にと留まっていた飛信隊”だ 二年前朱海平原にて三大天龐煖様を討ったというあの飛信隊か 元下僕から将軍になったという 近年名の響く秦玉鳳に続き飛信隊もこの影丘に沈めることが出来るとは 玉鳳同様に飛信隊を抹殺する! 向こうにも陣組みの時を与えたぞ 勢いだけじゃこの影丘は勝てないよ ギリギリで羌瑰隊が救出した 敵の本体はあの上に陣取っているんだ 王賁が無事だったって本当か? 気を失ったままでまだ意識が戻らない 玉鳳自体も思っていた以上にボロボロです 左翼の戦力はほとんどなく 本当に我々がそのまま左翼の本体となりそうです つまり飛信隊の力で抜かねばなりません 玉鳳も返り討ちに遭ったこの影丘を 見ての通りここ影丘を難しくしてるのは端から端まで続くあの断崖だ 周囲は山間で万の軍が進むには困難 左翼がこの先に進むにはどうしてもあの断崖を越える必要かある つまり崖攻略がここ影丘攻略か うん実際先に戦ってた左翼の兵達も崖下で多く死んでる あの断崖を抜こうとして失敗したんだ ...では我々にも難しいのでは いやよく見るとあの断崖は一定ではなくて背が低く傾斜が緩やかな所がある あっあの右側のとこか!? 下に布陣している趙軍を突破しあの場所から歩兵の大隊を登らせて上を制圧する! よしじゃあさっそく始めるぞ 奴らが陣形を固めちまう前にあの崖めがけて突っ込む この影丘を抜くにはそれしかない ...かっ顔色が真っ青だ まだ寝てろお前っ... その右の緩斜地は...敵の狩り場”になっている... 今...敵の“狩り場”って 玉風も...最初の二日間その緩斜地を攻めて... そこは確かに狙い目に見えるが上は登ってきた素兵を一網打尽にする陣が敷いてある それに気づいてからも数度挑んだが玉鳳は抜けなかった これらにも同じく上に。狩り場”が作られている 似た地が他にも三点ある 攻めても死体の山を築くだけだ... じゃあやっぱり影丘に攻略の糸口は... それを教えに来てくれてんだろ 分かっているなら黙って聞け... 左の緩斜地よりさらに左にある最も切り立った断崖だ あの茂みの奥に見えてる一番背の高い所か? その上は敵にも地形が厳しく狩り場◇の陣を作れていない 敵も警戒してその下の布陣は厚いだろうが抜いて行け ここから歩兵団を上に上げるんだ ありがとな王賁おかげで飛信隊は命拾いした絶対にお前達の... ...王賀本当にありがとうっ番陽副長早く天幕に! ...くたばりはしねェよ うちでガキが待ってんだ そいつが死ぬわけがねェ 玉鳳の奮戦と犠牲無駄にはしねェ お前の負け戦を俺達が引っくり返してやる この度は、記念ご購読真にありがとうございます!! っ春と同時に、公式サイトでのオニ弾も発売となっております。中には、アニメモンクストゥウンドドラックでお世話になった。事件が大きく、「日本から初めレジュードで作業例とはとの対策記事から載っております。 面白いので、こちらもどうぞ宜しくお邪魔い悪化します。 キングダム展一信一」の話と、 キングダム展が始まりました。 コロサ感染拡大防止のために、日時指定手約の形であったり、お前とメルアドレスを学校に吸いたりと手間と取り頂きましたが、本当に多くの方々が足を運んで下さり、ありがとうございました。心からあれ申し上げます。 キングのスプッ内容は、単純に原画を並べているのではなく、ギグダムの物語と空間で再読できるように、テザインしてあります。 原因の遅刻やコマの曲は、今回の文化がないという考えました。 レギュラースタッフ、上村恵へ朗,毛利,茅夏_佐藤優次岡元利恵・水縁十月・タガセロ・[連レギュラー・ジノンロベルプ・北原涼子□編集,大沢太郎 時間の時す限りじっくり見て読んで楽しんで頂けばと嬉しいです。 元泉アイツと着る女性二人私は二時間半かけて凪ってから、「うた時間が足りなかった」と言ってくれて嬉しめえです。 生原画」を読書の皆さんに直接見て頂く機会というのは、本当にめったたないので、ならばっとこの約一年間色々と本当にあたたないで、なら平備って頑張ってコストだ。カラー原因は、ライトの映像と選ばれています。ガラー原因は、ライトの光に注色しながら、ていくのですが、上記していた状態であったので、アンケア数は、ファイルでも過ごしていないか見て頂く機会はないので、そいくのですから、上記したんだ。複製原因ではなく、これも 上野のみとは、小朝から病例へ。 よ土原画展示にこだわりました。(データはしっかりと。てなるので、 «コミックス発売当時の情報です。 !!男も見に来て頂きたいと思っております。 本当に一人でも多くの方に見て頂きたいですし、この機会に 本当にありがとうございます。それを知るということが宜しくお願い 雷土ってオモロイ顔してるよな 昔から思ってたんだけど それはいくら何でもヒドすぎますよ黒桜さん 私は嫌いではありませんよ雷士さんの顔 フかどっか~もってきたえ?いえ だって岩みたいじゃんお前の顔 礼に気の道を治してもらって大分調子が戻ってきた.. この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるいいはデータを、全部・一部にかかわらず、無断で複製、改良、公衆送信(インターネット上への掲載を含む)することは、法律で禁じられていいます。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除し、て行うことはできません