Kindowsについて、

原泰久

DL-Raw.Net

★この作品は、デジタル配信用は再編集を行ったものです。

目次

おおおはおおーい、12月14日11月20日に

714話思いを力に

第第

715話・描き切られた戦い

わたしはおにはおいはありがとうございますね

初めてこんまで、

打開策の有無

優勢な場所

夫婦の力算児の時折示談

コイ

真骨頂

722話前後の呼吸

第723話飛信隊の道

第724話四つの人種

66

★この作品はフィクションです。

実在の人物・団体・事件などにこはいっきい関係ありません。

そういえば、

...

平成年度月によっては自分が見える。あなたが一般的にはこれまではないと思っていますが、真っ赤な気になってしまいました。

時は紀元前、中国、春秋戦国時代・500年以上にわたり販乱が続くこの時代に、

中華を目指す若き王と天下の大将軍を志すひとりの下僕がいた

二人の少年が見た事は、七つの国の運命と思うの者たちの人生を巻き込んで

ご年(是元前25に

王弟・成績による反乱が起こる

蛇甘平原の戦いいて魏軍を破る

馬陽を巡る趙との戦いいて王騎が亡くなる。

姉墨犬年急元澈2l昀

韓魏趙燕:楚からなる合従軍が

葵に攻め込む。

強皇九年(急元厳28年)

成人を迎えた意政が、「加冠の儀」を

執り行う。

李信ッ

本作の主人公正体の出身ながら、女から「カットリートショック」

数々の武功を積み上げ遂に将軍と

なる。今はじき幼馴染び薬に天下

の大将軍になることを誓う。

始皇十年(紀元前37年)

黒羊丘にて腹舎率いる超車を破る。

狩義ドー作(紀元約28年)

王都・桓騎・楊端和からなる〈不〉《ヤ・病》を

運合軍が超国の駅・棟陽を奪う。

嫦錆匡幸俚純拭緻%伸

高政が大将制度を復活させる。

趙の武城平陽を落とす。

始業員19日(年)月前23年)

素連合軍が

桓騎率しいる素連合軍が

超北部、宜安を攻める

最悪はいい

若き架国の王。王弟の反乱や相国

日本語との権力争いなど総多の背景

を越え、まだ誰も感じ遂げたことの

ない中華統一を目指す。

どんな仕込みがされてようがその上を行って

このあらすじ

する二つ

ふっおして俺が怒っんだよ

略した架軍。

この世界の国の事務所については、それでもそのままに相談することが悪いとは言わないかもしれませんが、

そういうことですから、このこれからは、このようにしていたのですが、

邯鄲が間近

に迫るも、そこには戦線役がし

た本物が機秘に築いた長城

が登え立ち、本国の行く手を阻

んだ。南方からの進路を諦め、

超北部からの進攻へと作戦を

改めた委軍は、一輪、宣安を目

指す。しかしその道中、座軍な

る超軍の抵抗に遭い、玉野軍の

離脱を始め当初予定していた

戦力を大幅に失ってしまう。そ、

れでも六大将軍・

桓騎率いる秦軍

は、超国深部へと

突き進み赤麗城

を奪取。決戦の

地・宜安を目前に

捉えた...!!

宜安で

相騎を計つ!

ハハ!!

DL-Raw.Net

コッ

第714話「思いを力に

宜安

李牧様

おはよう

カイネ

.....

おはよう

ございます

李牧様

そろって

いますか?

はい

.....

いよいよ

ですね

...

ええ

いよいよ

です

第714話、思いを力に

起きろ

朝だ

ホギヤミェァ

ホギャ

もう配置に

つくのかい?

朝飯を

食ってからだ

もう配給が

始まってる

今日戦争に

なるのかい?

ああ

深軍はもう

赤服まで

来てるそうだ

ついにこの日が

オイラ達は?

子供らは泣かずにいい子にし

いい子にして

いればいい

みんな

死んじゃうの?

お父

バカ

誰も

死にはしない!

負けるのは

案の奴らだ

ばーちゃんは

いいが

動ける女・老人は

食事と傷の

手当ての仕事だ

じゃが素軍を

率いているのは

あの恐ろしい桓騎

なのであろう

大丈夫だ

負けはしない

こちらには..

みんな首を

斬られるって

李牧様達が

おられる

総大将

副将

なんじ

馬南彩

副将

しゅんすいじゅ

舜水樹

青歌将軍がくし...楽影

青欧将軍上和龍

青歌五千将

フーオン

五千将

カイネ

安将軍裁環

将臣博抵

五千将

馬風慈

急報

雁門将軍

骨珉伯

将軍

うここはここで

虎白公

物見より報告!

赤麗の奏軍は

日の出と共に

軍を整えており

準備が出来次第

こちらに向かって

来る模様です!

来たかやっと

こちらは十分に

準備を

してきました

李牧様の

手の平の上

とも知らず

皆さん

ご武運を!

ハ!

武運を!

武運を!

今さら言葉は

必要ない

でしょう

っし

行くぞーコイス

カイネ

オ?何だお前馴れ馴れしいな

李牧様

我々はともかく

宜安の兵達に

どうか李牧様の

お言葉を

...

うですね

赤麗

行くぞ

出陣だー

楽華軍

出るぞ

行くぞ

飛信隊

壁軍

前進!

桓騎連合軍

十四万

宜安に向け

出陣

宜安

李牧様

李牧様だ

李牧様

李牧様

李牧様っ

今秦軍十四万が

赤麗を出てここ宜安に

向かって来ています

十四万...

十四万...

素軍総大将は

桓騎

平陽外で

十万を斬首した

あの桓騎です

ここ宜安が落ちれば

趙の王室は

逃げ場を失い

邯鄲を攻略された時

趙国は滅びる

つまりは

この宜安の戦いは

国の生命線を保つ

重要な戦いです

...???...?

しかし今は

!?

えっ

えっ

えっ?

遠い邯鄲や

趙王室のこと

などは

考えなくて

いい

!?

李牧様

考えるべきことは

皆さんの北の地を

守ること

侵略者の

血のついた刃から

皆さんの...

家族を

守ることです

母を

何があっても

守り抜く

その一点を

胸に抱いて戦えば...

子を

兄弟を

愛する者を

思いを力にして

戦えば

我々趙北部が

敗れることは

絶対にありません

オオ

子供には

指一本

触れさせぬ

触れさせる

ものか

母達にも

触れさせぬ

オオ

オオ

オオ

家族を

守るぞ

やり切って

みせるぞォ

兄者

私は学校様を

“思い”を

力に!

ウオオ

ううっ

わっ私達も

やれることを

頑張りましょう

はい!

半年かけて

この地が

備えてきたのは

今日この日のため

悪しき侵略者

桓騎軍を

秦軍を

ここで葬る

ためです

オオ

死を

死を

オオ

死をォ

侵略者に

死を

死を

全軍

出陣

オオ

えっ!?

飛信隊

打って

出て来た!?

趙軍がか?

ハイ

宣安城から

出陣しこちらに

向かっていると!

かっ数は!?

まだ

不明です

薇恬が

敵は多くても

同数くらいだと

言ってたぜ

カカカ

平地戦とは

願ったりだ

攻城戦の

手間が省けたぜ

とにかく

少し展開しながら

進んで下さい

分かった

向こうも

来てるなら

すぐにぶつかる

ハッハ

何という

愚かさ

趙北部は

おバカの集まり

ですねェ

左翼・楽華軍

右翼・飛信隊

正面前衛・壁軍に

陣組みの指令を

各軍すでに

横陣に移りながら

進んでいます

あっそ

敵布陣が

見えたぞ

全軍停止だ

横陣を

急げ!

全軍停止ー

急げー

.....

やはり

少なくは

ない...

奥から

まだ軍が

来てる...

左翼

楽華軍

何故わざわざ

出て来た..

守城戦が圧倒的に

戦りやすい中で..

この数日中に

兵の増強に

成功した...?

ちゃん

数.....?

何だあれは

!?

!?

なっ...

だが

それでも

数では..

左方に...

敵軍!?

左方

敵影ー!!

左方

敵だー!!

まさか...

右翼飛信隊

右方っ

あっ

いつの間

にっ

キングダムの

えっ

しかも

多いっ

敵影!

何っ

えっ

右端の

我呂に

知らせてっ

もう気づいて

隊陣を向けてる

中央前衛

壁軍

ち...

ちょっと待て

一体...

どこまで

敵の後軍は

出て来るのだ

この数はもう

とっくに...

消宙

え...

ちょっと

こっちより

多くないか?

多いなんて

もんじゃねェ

えっ?

こ...

こっちの

倍近くいるぞ

これは

体...

急報ー

両翼の左右にも

敵が現れたと!

どうなってんだ

敵のこの数は

わー

分からない宣安に

こんなに兵が

いるはずは...

はめられた

んだ

しかし・

体いつから

まさか...

半年も期間が

あれば

北部の兵を

総動員する準備は

できますよ

難しいのは

それを悟られない

ようにすること

そして

北部攻略を

あきらめぬ程度に

奏軍の数を

減らすことでした

この北の深部まで

入って来たあなた方は

もう後戻りできません

さァ

始めましょうか

六大将軍

桓騎

趙軍

三十一万

秦軍

十四万

全軍出陣

宜安

第715話描き!!

猫き切られた

李牧様

周囲の軍も

全て出陣しました

敵とはどうし

宜司平野で

ぶつかります

予定通り

包囲陣の配置に

向かわせなさい

ハ!

父上

ドガラ

前衛を

承ったので

先に行きます

...??

ああ

しっかり戦え

武運を

祈るぞ

功を焦らず

いつも通りに

戦いなさい

どうか

ご武運を

李牧様が

雁門を

離れて十一年

ずっと

李牧様の下で

戦う日を

待ち望んで

きました

骨珉伯殿は

お声が

かかった日

震えて泣いて

いましたよ

ああついに言葉縁が私を...

言うなと

言ったろうが

風慈

よいでは

ありませんか

本当なのだから

本当にずっと

待っていたのです

私達は

再び李牧様と

共に

ちなみに

最初にお供を

許されたカイネ達は

皆に妬まれているから

雁門に帰った時は

イジメられると

思っておいた方がいい

ハッハ

そういう話なら

この宜安の軍も

えっ

同じ気持ち

ですよ

死線をくぐる

戦いの日が

来ることを

そうなのか

趙北部の戦いの基本は

対匈奴との戦い

趙北部

その戦いの

最前線の要が

雁門”

つまりは

その雁門の

司令官であられた

李牧様は

当時の北部全体の

総司令でもあられた

李牧様が

北部の。主。として

治められていた時代が

最も何奴からの被害を抑え

北部が栄えた時

そして

あの大匈奴軍との

激突で圧勝し

北に平和をもたらして

下さった

李牧様こそ北の

最高の統治者で

あられると

すぐに厳しい口外禁止令が

出たため

このことを隣人とも話すことは

しませんでしたが

皆が心に刻んだのです

・宜安も番吾”も

他の大小の城も

北部は皆

李牧様と共にある日を

待っていた

.....

スー

ウォオオ

ウオオオ

ウオオオ

ウオオ

オオ

オオ

オオオ

オオオ

オオオ

これは...

ワハハ

李牧様...

素晴らしい

ですね

だから

言ったで

あろうが

李牧様は

“王”になれる

お方だと

ドガラ

敵はさぞかし

困惑する

でしょうな

この北部軍の

士気の充実に

兵力の差に

願わくば

この北部軍の力に

圧倒され

侵略者共は一人残らず

恐怖と後悔にまみれて

死を迎えんことを

そうなります

キングダムの

いえ

そうします

秦軍十四万

ミナ

趙軍

そ..

そんな...

...

え?

ど...どうなって

はめられた

誘導された

俺達は

誘い込まれた

この後戻り出来ぬ地で

この兵力の差で、

開戦となるように

これは全て

綿密に

設計されたものだ

素軍が宜安攻略に

出ることが分かっていて

準備された...

関与を出て北上を

開始した時...

ではない

もっと前から

これは練られていた

太原を出た三十万が

狼孟軍につぶされたのも

よく考えると不自然な

ことだった

こちらの本営は

狼孟が脅威と

思っていなかったのだ

なのに狼孟軍は

太原から出たニ十万の

素軍を打ち破った

狼孟も軍増強が

施されていたのだ

それも相当前から

強力に

宜安攻めに

素北東部軍が太原に集結して

東進してくるというものを

見越してのこと...

そ...そんなことが

出来るのか

つまりそれも

そんな〝読み〟が...

.....しかも

その二十万の軍を

全て追い返すのではなく

五万だけは通過させ

その五万と合流して

我々は宜安攻略を

あきらめずに踏み切った

そうなるように..

踏み切るように

意図的に五万だけ

通したとするなら

本当に我々は

相手の思い描いた通りに

そんなことが出来る

人間は唯一人...

これは...

全て...

通りのものだ

李牧が思い描いた

だとしたら

この地での戦いも

描き切られている

半年以上前に

宜安一帯を視察して

決めていました

いかん

騎馬を

前に..

ここで開戦して

奏軍を葬ると

始めなさい

うわっ

もう来たっ

始まったァ

どっ

どう

戦うっ

河了貂

正面

右方から

来るぞっ

右は

飛座に

後ろからも

来るぞ

足りないぞ

あれは

後ろはですい

楚水に

正面より

大軍が一斉に

壁様

来ます!

うっ

うろたえるなっ

とにかく横陣を

崩すなっ

崩すと一気に

呑まれるぞ

藤論さん始まった

あっ...

こっ

これは...

一斉攻撃だっ

ここは

用意された

“狩り場”だ

滞って

戦っては

ダメだ

何とか脱出を

敵恬様早く後ろへ

後方へ

脱出路を

探りながら

あっ

蒙恬様

左方

敵と接触

何っ

オオ

速い

何だ

あの軍の

足は

左方

交戦に

入ったぞ

紫恬様

早く

陣内に!

くっ

左方

えぐられるぞ

左に厚みを

作れっ

正面も

来ます!

蒙恬様

お下がりを

正面敵

相当が厚いぞっ

...もっもつか!?

前を固めろ

横陣が決壊したら

一瞬で終わるぞ

ダメだ

目前の敵に

集中しなければ

すぐにやられる

だが

先も考えなければ

間違いなく

この秦軍はここで

〝全滅〟する

河了貂

右の飛騨が

やられてる

前方歩兵も

苦戦中

かっ

数だけじゃない

この敵は...強いぞっ

何かしないと

やられる

突破口を

どうにかして...

素軍は罠に

はまったんだ

いっ今はもう

詰んだ状況を

考えないと..

...

いやっ

相手は間違いなく学校だ

李牧が準備をしていて...

李牧相手だから

そのくらいの

圧倒的不利に

陥っていると...

ひでも...

李牧の詰んだ盤面から

逃れることなんて

壁様

中央に

予備隊をっ

正面中央っ

もっ

持ちません

まっ

間に合い

ません

出来るのか..

横陣が

横陣が

崩れますっ

壁様

退避をォ

オオ

ギア

止めろっ

ぐあっ

殺せェ

オオ

第716話、打開策の有無

桓騎軍

壁軍

飛信隊

右翼飛信隊

だダメだ

抜かれるぞッ

入って来たぞっ

涙せっ

くオオ

押し返せェ

敵を中に

入れるなっ

オオ

オオ

押せェ

左翼

楽華軍

押し込めェ

食いやぶれ

抜かれるぞ

後ろ予備隊を

くそっ

オオ

あっ

通常平地戦では

圧倒的兵力差のある

戦いは行われない

弱小の軍の方が

開戦を避けて

籠城するか

退却するか

降伏するからだ

それが開戦となるには

弱小軍の方に引けぬ

理由があるか

何か特別な秘策が

あるかである

昨年

桓騎軍は三倍の兵の

扈報軍と戦ったが

正にそこでは不利を

逆手に取った奇策で

桓騎が勝利した

あの戦いは桓騎が

扈艱軍を誘い込んで

始まった戦いであった

しかし今回は

全くの真逆である

二倍以上の趙軍が

その姿を隠し

桓騎軍を目国奥深くまで

誘い込んでの開戦である

兵力差も

地の利も

練り込まれた策も

敵側に分がある場合

勝ち目はない

素軍にとっては

そんな戦いが

突然始まって

しまった

オオ

どういうことだ

敵は多くても同数と

聞いていたのに

敵は十四万

たったの

十四万だ

こんな...

ダメだ

押し込まれるぞ

あっ

こちらの

半分以下だぞ

第二波も

来るぞォ

我らの北部に

足を踏み入れた

侵略者どもを

殺せェ

オオ

カフ甲北城甲孫軍行くぞォ

行くぞォ

オオ

試散らせェ

オオ

壁様早く

お下がりを

横陣が

崩壊して

います

まだ

立て直せる

予備隊を

全て動かせ

第三隊崩壊

第三隊

崩壊

敵が入って

来ました

予備隊で

つぶせ

ヌオオ壁様を守れっ

後ろの

後ろの桓騎将軍に援軍を要請しろ

何度も

何度も迷っていますが全く動きは

全く動きが

壁様

退避をっ

第四隊も

呑まれました

ならば中間にいる

風范殿の北東部軍を

呼べっ

あれか

本陣か!?

壁様っ

将らしき男が

見えるぞっ

とにかく

我ら正面の壁が

崩れては一気に...

へっ

ナジャラッ

助かったありが

あっ...

ナジャラ族!

ナジャラー

あっ

ナジャラ族

達がっ

バカ

放せっ

な何だこいつら

今スグ逃ゲ

ネバ大凶ダゾ

へキ将軍

分かって

いるが

我らが逃げては

本軍がやられる

今ハソンナコト

言ッテル場合

デハ無イ

我らは役目を

果たさねば...

左翼楽華軍

左方の防陣を

もっと延ばせ

回り込まれるぞ

兵が

足りません

いや

取り止めだ!

えっ

予備隊を

全て使え

予備隊は

正面に回して

おかねば

大丈夫だ

正面は愛閃が

何とかする

とにかく数が足りぬ

陸仙の遊撃隊が

出ます

まだです

代わりに

北東部軍二千が

来てくれて

います

敵がまだ

増え続けている

あの数で外に出ても

陽動にならん

まだ中に留めて

戦力にする

ハ!

桓騎本軍からの

援軍はまだか

しかし...

あっ

何っ

ハイ

左の壁が

決壊しましたっ

死ねェ

この侵略者共ォ

ぐあっ

入って来るぞっ

今来た

北東部軍二千を

ぶつけろ

まずいここも抜かれる

抜かれるぞ

ヌオオ

急げっ

ハッ

兵を回し

行けっ

俺達の北の地を

互いに来た

クソ共を殺せェ

だが...

ダメだ...

キズ口をふさぎに

行っても

ただ少し延命しているに

すぎない

何か李牧の想定外の

ことをせれば

この戦況は打破できない

一体何が

できる...

右翼飛信隊

何で桓騎軍は

援軍をよこさないんだ

両翼にこれだけ

敵が厚く来てるのに

オレ達が抜かれたら

次は本軍だぞ

分かってる

のか!?

早く予備隊を

回せって

河了貂に伝えろ

とっくに言ってる

じゃあ

何で来ねェ

数が

多すぎる

なっ泣き言うな

押し返せっ

オラァ

第三隊行け

オオ

退屈そうだな

傅抵

んー

そーでも

ねーよ

意外と好きだぜ?

圧倒的に

勝つっていう

戦も

この戦いは

敵の数を

操り

こちらの数を

錯覚させた

ことで

詰んだ盤面から

誤戦となった

よって

そのまま

数で

圧殺する

そこに

打開策は

無いぞ

桓騎

正面と両翼から

再び提軍の頼みが

あっそ

両翼

横陣が

決壊しそう

です

正面壁軍は

分断されそうだ

お頭っ

なぜ前と

両翼に兵を

送らないの

ですか!!

別にでは

ないでしょう

別にではないでしょう奴らの疑が無くなったら敵はすぐに本軍に突撃してきますよ

奴らの壁が

無くなったら

敵はすぐに本軍に

突撃してきますよ

風花が勝手に

北東部軍を

動かして三方に

兵を送っていると

ククク

まー

落ちつけ

摩論

別に

とくに両翼が

抜かれたら

我らは脇腹を...

お頭っ

まだ戦は

始まった

ばっかだ

右翼飛信隊

騎馬の数が

足りねぇ

歩兵もだ

バカヤロオ

死んじまうぞみんな

ん?

いやだからちゅうちゃん何かせ...

信!?

あいつ

何やってんだ

あんな所に

突っ立って

こんな状況なら

いつも止めても

乱戦に入るのに...

マジで

まずい

まずい

火が

消える

このまま

じゃ

完全に

どうにか

しねェと

.....

どうにか...

どこかに...

火を

起こさねェと

火を

起こせる

場所を

どこか...

......!

あった

隊長から

緊急伝達の

旗を掲げろっ

ハッ

ハイ

全兵士

隊長からの...

飛信隊の野郎共

聞けェェッ

へ?

!?

!?

あ!?

信!?

今すぐ横陣を

解け!!

飛信隊は今から...

右翼の壁の役目を

捨てて移動する!!

えっ

ちょ...

何言ってんの

信!!

飛信隊は今から

右翼の壁の役目を

捨てて

移動する

!!

えっ!?

ちょ

何っ!?

何言ってんの

信!!

そんな

勝手なこと

出来るわけ

ないだろ

第717話

優勢な場所

右翼が

なくなったら

本軍桓騎軍は「右脇が丸裸に

なるんだぞ

知ったことか

右翼の飛信隊に

援軍を送らなかった

桓騎を守る必要はねェ

子供のケンカ

みたいなこと

言ってる場合

じゃないだろ

そうじゃねェ

桓騎は多分

ここに授軍を送っても

意味がねェと

思ってんだ

李牧にはめられた

この形のままじゃ

何やっても生き残れねえ

そ...

それは

だけど..

火の起こし所を

見つけた

ほんの小っせェ火かも

知れねェがそこから

何とか...

火って

オレもそう

思うけど...

何を

言って...

テン

俺の目を

信じろ

飛信隊隊長

将軍李信の

この目を

......

分かった

信に従う!

飛信隊

移動するぞ

...

副歩兵長沛浪

歩兵の殿〟を

頼む

飛鹿・楚水隊は

騎馬の殿”だ

沛浪らを

守りながら

追って来い

乱戦を解け

行くぞ

オオ

移動すんのは

分かったが

一体どこへ

行くんだよ

信じ

緑人

だまって俺に

ついて来い!

.....

どうか

されましたか

左の気配...

秦右翼

飛信隊の気配が

変わった

李牧様

だが

桓騎軍

本陣

ん?

何か動いてくる..

何を

しているの

ですか...?

何をしても

無駄ですよ

飛信隊

右翼...

飛信隊は...

じ陣形が

ボロボロに...

一気に

やられた...!?

そんな...

急に

どうして..

自分達

から

え!?

な..

体..

崩してん

だろ

!?

あっ!?

何の..

逃げ出して

行く!?

.....

な...

何だ!?

乱戦を解いて...

にっ...

しっしかも

先頭は

隊長の信!?

......

キングダムの

ふっ

ふざけるなっ

どこへ

行く

ああっ

他も次々と

奴ら

まさか

右翼を

行くぞ

情けない

これが

名の知れた

飛信隊か!?

何だ

深右翼に

大きな動きが

放棄する

つもりか!?

右翼が崩れていく?

何だ奴ら

逃げて

行くぞ

逃げて...

いるのか!?

しかしならば

なぜ外側に

行かないのだ..

あれでは

秦軍中央前衛

壁軍

もうこの辺でいい

ここで

立て直しを...

ん?

何だあの軍は

多いぞ...

こっちに...

......

ん!?

信!?

な..

なぜ

こんな所に

隊を率いて...

まさか私の軍を

助けに...

し...

まだ走る...

何だ

がっ

中央軍を

通過する

!?

何をやって

いるのだ

あの下僕はァ

なっ...

なっ...

ククク

これは...

まさか...

奴らの

行き先は...

...

どこまで

走るんだ

信の奴...

さっき右に

見えたの

壁将軍の

中央軍じゃ

ないのか!?

これじゃ

このまま

走ったら

.....

驚きましたね

飛信隊の

行き先は

真逆の秦左翼

楽華の所です

うっ右翼の

飛信隊です!

なっ...

蒙恬様

右方より

軍が...

こっちに...

え..

援軍!?

あ...

あれは...

何っ!?

田永・田有騎馬隊は

そのまま楽華に

群がってる敵にぶつかれ

後ろから

出入りを繰り返し

繰り返して

崩せ

オオ

崇原歩兵も

敵の脇を

蹂躙していけ

オラァ

オオ

ぶはっ

ドラァ

!?

何だ

こいつら

オオ

新手だ

後ろから

敵だぞっ

なっ

味方か!?

飛信隊だ

飛信隊?

何で

こんな所に

さァな

ワハハ

共闘するぞ

足を止めたな

頭には

持ち帰って

どこまでも

追って来れる

わけはねェ

さすがに

敵も

混乱するぜ

ったくこんな

非常識な

展開はなァ

正に

常識破りな

大移動である

飛信隊

楽華軍

右翼だった

飛信隊は

その持ち場を

勝手に放棄し

中央前衛の壁軍の

後ろを素通りし

対極にあった

左翼楽華軍の

ところまで

走ったのである

...

こんな

無茶苦茶な

ことを...

あっ

蒙恬

いきなり

悪いな

急いでた

わ悪いなでは

なかろう

い...

一体何を

考えている

こんなこと...

河了貂の

発想...

ではないな

待て

ああ

俺の

独断だ

でも

こうするしか

なかっただろ

蒙恬

火を

ここに起こす

そこから

炎と

成せるかは

俺達次第だ

な...

何を言って

ああ

本当にこれしか

なかったと思う

方法はともかく

この左翼の戦力は

一気に倍加した

この光のない

全面劣勢の中、

秦軍に...

優勢な場所が

生まれたんだ

!!

それは

きっと...

李牧の描いた

局面にはない

もののはずだ

......

オレも

そう思う

それは

しょうがねェ

有り得ない

発想さ

うん

しっしかし

飛信隊の右翼が右脇腹が

消えたせいで

桓騎軍本軍は

無防備に...

しかし

だからこそ

しょうがない!?

李牧の

考えの..

外をいく

...

驚きましたね

まるで鹿公と

戦っているかの

ようですよ

飛信隊

将軍

李信

......

しかし

それならば

こちらは遠慮なく

本軍の脇をえぐり

桓騎を討ちますよ

行くぞ

桓騎を

殺せエ

オオ

DL-Rav.Net

来たっ

来たぞっ

第718話・共闘の力

右の壁を

厚くしろっ

右っ

くそっ

走れっ

敵が

来るぞォ

もっと詰めろ

よォしこし

これが

桓騎軍本軍だ

急げェっ

オオ

殺せエ

予備隊をもっと呼べ

全然

来たっ

この数...

ちょ...

第718話・共闘の力

ぐおっ

ギャ

あっ

オオ

秦左翼

楽華軍;飛信隊

ああ

見ろ右側...

あれは本軍が

右からやられて

いるぞ

飛信隊がここに

来てしまったからだ

ムカつくか

桓騎は

バカじゃねェ

ああ

なったら

なったで

何か対処は

してくる

放っとけ

それより

今は

俺達だ

その通りだ

結局は

桓騎本軍の

命運も

つまりは

この戦の..

勝敗もた

恐らく

ここからの俺達に

かかっている

勝敗:

この男

まさかこの状況から

勝ちを考えている?

まずは

二隊で

共闘して

左の局面を

ひっくり返す

まだ

力がっ

殺せエ

副長もう少しの辛抱です

右から今

飛信隊が

授軍に来たと...

飛信隊が?

ええイ

直に

力尽きる

くるっ

あっ

さっさとその怪力男を

ドゴ

飛信隊副長

羌瑰だ

正面の指揮官は

お前だな

私の騎馬隊が

敵背後から

挟撃を繰り返す

弓隊がいたら

撃たせるな

歩兵も置いて

いくから

苦戦している所に

当てるがいい

うちの兵は

石より頑丈だ

申し入れ

受け止めた

なぜ飛信隊が

ここにいるのかは

後で聞く

楽華軍副長

愛閃だ

こちらの隊を

立て直すまで

しばしそちらの力に

頼るがいいか

行くぞ

ハハァ

羌瑰様ァ

もちろんだ

そのために来た

いかん、あの娘は

当店は

近づけては

ならん...

飛信隊が来たおかげで

やっと我々も

外で戦えるぞ

陸価隊

騎乗!

オオ

狙うは..

敵のあの継ぎ目を

断つとあとは

向こうの力は

半減しそうだな

!?

飛信隊!?

飛信隊

千人将那貴だ

元桓騎軍のな

...

元ってのは

別にどうでも

いい

いや...しかし姿が...

どちらかと

言うと...

楽華軍五千将

陸仙だ

知ってる

有名だ

那貴

お前の言った通り

今からあの継ぎ目を

狙って突撃するが

少し手伝え

俺の隊だけでは

やや戦力不足だ

丁度よかった

うちらも単体じゃ

しんどそうだと

思っていた

ところだ

ついて

来れるかな

楽華の

“一番槍”の

突撃に

ガハハ

それじゃ

あんたらの後ろを

楽に戦いながら

ついて行くとする

ならば我らは

前だけに

集中するぞ

飛信隊3

那貴

行くぞ

陸仙隊

オオ

フォー

歩兵

およ前を開けろ

陸仙隊が

出るぞォ

開けろ

桓騎軍本陣

まずい

まずいですよ

お頭

右がいいように

喰い破られて...

こ...

ここも

危うくなって

便玉を動かして

ぶつけますよ

まだ早い

早くない

ですよ

てか遅いっ

摩論

こんな時の

ために

来たんじゃ

ねェのか

いいですよね

お頭!?

あいつらは

本当に

もう...

六大将軍桓騎より

伝令!

今すぐ

全軍を率いて

右の敵に

突撃し

これを

沈めるべし

繰り返す

右の敵の侵攻を

止めよ

貴殿の働きに

この一戦の命運が

かかっていると

桓騎様からの

お言葉である!

オオ

この風范

北東部を束ねる

将として必ずや

六将桓騎様の

ご期待に

応えましょうぞっ!

秦北東部軍坂宇国若

将軍風范

行くぞ

北東部の狼共よ

風范様に

続けェイ

オオ

他に配置された

全隊を

集結させよ

風沈様から

号令が

かかったぞ

六将桓騎様

直々の命だそうだ

地方で

中央の戦争の話を

聞き続けていた

彼らにとっては

この戦いは誉れてあり

オオ

六大将軍桓騎は

英雄なのだ

太原を出たニキ万のうち

狼孟軍の襲撃を抜け

先に進んだ五万の北東部軍は

率いる風范同様に

皆士気が高い

オオ

行くぞォ

北華隊

出るぞォ

六将桓騎様を

守れェ

ヌオオ

その高揚に

将軍風范の檄が

さらに心を奮わせ

士気は最高潮となり、

秦北東部の

漢達よ

今こそ

我らの力を

示す時そ

桓騎将軍に

勝利をォ

血を流せ

命を捨てよ

オオ

その勢いのまま

北東部軍全軍が

右から攻める趙軍に

ぶつかった

オオ

新手だ

気をつけろ

オオ

馬鹿が

士気の高さなら

負けてないわ

この

侵略者共

がァっ

オオ

双方士気の高い

この激突は

血煙が上がる程

凄まじいもので

あった

そして

数で圧倒する

趙軍の前に

秦北東部軍の兵は

次々と倒れていった

殺せェ

侵略者共に

死をォ

死をォ

すごい

各所..

圧倒している

これは

数のせい

だけではない

共闘が

力を発揮して

いるんだ

しかし

こんなにも...

互いに

初めて見る隊じゃ

ないからな

へっ

三百人隊の

時から

張り合ってる

仲だからな

李牧様左の桓騎軍への女勢よ...

攻勢はともかく...

右の...

...

飛信隊が入った

あの秦左翼の

局面は向こうに...

大丈夫です

まだまだ何も

こちらが

慌てる程では

ありません

ん!?

新手かよ

ちょっと

待て...

あの数は..

さっきより

多い

さて

青歌軍将軍

楽彰

青歌軍将軍

ようかりゆう

上和龍

くそォ

こっちはもう

兵はボロボロだと

いうのに...

しかも

あれと戦っても

ひょっとして

次が...

豪恬様...

蒙恬様

ぐっ

今度は

俺に任せるか?

...

もちろんだ

よし

飛信隊・楽華

左を楽華

右を飛信隊

楽華と

飛信隊で

全軍にて

大錐型の陣

先頭には

俺と信が入る

錐型の陣

両軍で

一つの

矢となり

あの軍を

突き抜けて

この学校の

〝籠〟の外に

出る!

飛信隊と〝錐型〉だと

楽華は

優秀だから

出来るが

飛信隊は

大丈夫か!?

栄華は

左だ

ぬかせ

こっちは娘軍師に

色々と鍛えられ

てるんだよ

飛信隊は

右だ

急げっ

錐型?

錐型って

何だっけ!?

もう!

歩兵長が

呼んでるよ

こっち

尾平さん

錐型って

あのとんがってる

やつ?

そう

追いついた

弟礼

穂姉先頭に行くのか

行くのか?

いや私は

中間に入る

他軍と錐型なんて

初めてだから

全体の形を見る

でも先頭が

強くないと

ダメなんだろ

誰が?

信と

楽華豪恬だ

オラァ

後ろ急げェ

楽華はもう

形できてるぞ

敵も近づいて

来てるぞっ

第718話、錐型の陣

李牧様

敵の左翼が

陣形を...

あれは

錐型の陣...

突撃をかけて

私の囲いの外に

出る狙いの

ようですね

しかし

そう簡単には

脱出できませんよ

相対するのは

楽影と

上和龍の軍...

ええ

見せて

もらいましょう

〝青歌〟の力を

......

楽彰様

敵は

錐型の陣を

我らに突撃をかけ

突破して行こうと

桓騎軍を

そのまま

置いて

フッ

つくづく

面白い動きを

する

上和龍

知って

いますか?

あの錐型突破の

最も屈辱的な

破り方を

知らん

知るわけがない

誰に言っている

見せて

あげますよ

今から

飛信隊

配置についた

行くぞ

楽華軍

もちろん

楽華もだ

オオ

飛信隊

オオ

ん?

!?

敵の

陣形が...

ものすごい

早さで

杳歌軍が

陣形を変えた

ちちょっと待て

あれは

まさか

青歌軍も

...

相手と同じ

錐型の陣!?

錐型の陣を

!?

敵も

雛型だ

えっ

誰型

同士だ

衝撃に

備えろ

まさか

そんな手です

来るとは

錐型同士の

正面衝突なんて...

まずい

...

下がるか

蒙恬

後ろに下がれっ

先頭はっ...

これは勢いが

劣る方が

行くぞォ

負ける

オオ

出たっ

青歌軍も

錐型のまま

突撃を...

...

そんな止め方を

試みるとは

思っていた

以上に

苛烈なのですね

たっ互いに

全速力で...

青歌の第二将

楽彰

蒙恬様の前を

固めろ

オオ

こっちも

隊長の前を

飛鹿で固めろ

余計なこと

すんじゃねェ

岳雷

余計なこと

じゃねェだろ

バカ

てめェら

ぶつかるぞ

オオ

!!

フォオ

...

...

隊長

大丈夫だ

すぐに

追いつく

先に行けっ

潰し合いに

なる

豪恬様は

しばし

お下がりを

陸仙っ

ヌオオ

力の見せ所だ

飛原!

オオ

岳雷のダンナ

あんま

出すぎるな

前は俺ら

若いのがやる

ぬかせ

この敵は

何か..

ニミしか

変わらぬ

まっ...

待て

岳雷

.....

ヌオオ

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え?

え...何?

岳雷...つ

監督ーっ

そんなっ...

そう

気に病むな

ドゴ

どうせお前達も

この李牧殿の包囲から

外に出られずに

一人残らず

ここで

死ぬのだからな

てめェっ

あっ

我呂っ

どいてろ

我呂っ

てめェよくもっ

手遅れ

なのだよ

お前達は

丘雷

新入りだ

お前んとこで

面倒見ろ

第720話、指示旗

名前は

我呂

口の利き方も

知らねぇバカガキで

他の組たらい回しだ

お前がちゃんと

しつけとけ

我呂です

だろアホ!

側面から

当たるぞ

我呂お前は

俺の後ろに

あっ

皆殺しに

してやる

た退却だァ

俺なんて

置いて行け

オッサン

いでェっ

しゃべるな

お前殿

やられてるぞ

あと俺は

お前の

三つ上だ

このバカが

誰だ

あの

イカツイ

オッサン

えっ

ここって

あの悪名高い

鷹公軍なのか!?

バハハ

何か申したか

そこの

童どもォ

何でもよいこ

ないです

バカ

我らの大将

熊公将軍だ

よっしゃー

勝ったぞー

やったな

やったな、岳雷千人将昇格!

昇格!

他の隊長

ぶち抜きだ

ボゴ

いでェ

ああ

お前も

五百将だ

こいつ

こいつ何も知らずに戦ってたのか

俺のことは

どうでもいい

俺はあんたが

出世していくのを

見るのが嬉しいよ

よかったな

...

バカのくせに

俺の時より

早い

まさか

原公様が

死ぬなんて...

我にも

よかったな

うっ

にしてもハゲたな

調子に乗るな貴様

いいっ

キャハハ

我に

岳雷さんが...

...ああ

...ああ

風公様が最期に

盾を託した

飛信隊信の元へ

行こうと思う

黒公

ギャハハ

そっとしておいてやれ

半分になっちまったな

まったな

何バカなこと

聞いてんだよ

俺はあんたに

ついて行く

だけだ

我日

お前は

どうする

ま仕方

ねーだろ

これは

強制では..

俺にとっては

あんたが

親身になって

世話してくれた

たった一人の家族なんだよ

......

岳雷っ

てめェよくも

20話、指示が

あっ

あの大男

隊長と互角にっ...

猛雷さん

ヌオオ

仇をつ...

させるか

お前らは

ここで皆殺しだ

てめェ

ぶっ殺す

そのまま

押さえてろ

我呂

!?

!?

ビヒィ

隊長

ビヒィ

来たか

我が両腕

雲玄雲慶

あっ

我呂っ

やはり

我らも始めから

先頭に入って

おくべきでした

新手だ

来るぞ

さっさと

終わらせましょう

上和龍様

もっ

蒙恬様っ

家恬様ァ

...

もっ豪恬様を

守れっ...

ぐあ

ヌオオ

李牧様...

家左翼の

錐型が

止まった..

いや...

......

頭が潰れた

勢いはせいか

青歌軍に

主力が先端に

集まっていたなら

奴らは錐型が

裏目に...

しかし...

飛信隊・楽薬の

強軍相手に

あんな止め方を

青歌の力...

中央を頼らず

長年独自の軍で

問題を解決できたのは

こういうこと

だったのか...

彼らが参戦して

きてよかった...

いや

がっ岳雷が

討たれたって

本当なのか!?

間違いない

うっ討ち死にしたっ

そんな

前は完全に

足が止まっている

これも城主司馬尚の

心を動かした

李牧様の力だ

隊長らは

敵につかまって

るんだ

岳雷...

何とか兵力を

集めて

隊長の力に...

そうじゃない!

!!

河了貂

どうする

中央が進めないと

この陣は...

主力を全て

先頭に充てていた

わけじゃない

しっかりしろ

今はしっかり

しないと

皆が死ぬっ!

今重要なのは

先頭じゃなく

!?

鎌の中間にいる

洗顔だ!

琥姉

中央の隊長のとこ

やばいぞあれ

方向を変えて

助けに行った方が

いいんじゃないか?

.....

助けには

行かない

えっ!?

えっ!?

...

副長!?

助けに行ったら

“李牧の囲い”の

外には出られない

でも私らが

抜いても...

隊長らが死んだら

まずいんじゃ

ないのか?

副長

穂姉

河了貂の

指示旗は

前進〟のままだ

今は

信じるしか

ない

雛の形は

もういい

羌漉隊

全力で突進して

正面の敵を

突き抜けるぞ

それに...

えっ!?

オオ

!!

ぐあっ

あっ羌痴隊が

そのまま

前進し出した

よし!

それでいい

さすが羌廼

今はどこかが

この囲いの外に出て

李牧の策に狂いを

生ませないと

誰も生き残れないんだ

楽華の方は

どう?

あそこの

強い副長も

先頭に

いなかったから

中間に入ってたと

思うけど...

敵も先頭中央に

力を注いでるなら

他から抜けて

いくしか...

楽華の方も

どこか抜ければ

絶対に敵は

動揺する

愛閃副長

蒙恬様の先頭が

つぶされて

止まっている...

今すぐ

若を助けに

行きましょう

ここからでも

劣勢が分かる

最初の衝撃でも

無事とは思えぬ

霞恬様の元へ

行きましょう

副長

待て...蒙恬様の指示旗は

前進〟を示したままだ

そ...

そうですが

しかし...

あれは...

豪恬様に何かあり

指示の声が届いて

いないのかも知れません

いや見ろ

もっ

もう一本

上がった

再び

“前進”の

旗だ

つまりあれは

ちゃんとした

蒙恬様の命令だ

家恬様は

自分に構わず

李牧の包囲を

抜けとの

指示だ

それが

大局を動かす

小さな

一石になる

.....

愛閃隊

一点突破を

はかる!

商形を...

家恬様に

近づけるな

ぐあっ

蒙恬様

お下がりをっ

俺に

構うな

オオ

がはっ

陸仙

敵恬様を

助けに

行ってくれ

ダメだ

包囲されて

いるっ

あの敵...

敵将だけじゃなく

その周りの奴らも

化物だ

分かってる..

分かってるが...

こいつが...

ぐあっ

青歌軍五千将

フーオン

豪恬様っ

ジャマだどけエっ

ジャマだどけェっ

陸仙っ

!?

あっ

!!

蒙恬様ァ

21話、直骨頂

DL-Rav.Net

!?

!!

もっ...

蒙恬様ァ

...

剣が

邪魔をした

まだ

生きているぞ

うっ

とどめを

刺せ

くっ

オオ

蒙恬様

蒙恬っ

蒙恬様っ

もっ

ダメだ

間に合わねェ

楽華兵っ

誰か豪恬様を

家恬様

!?

!!

!?

あっ

!?

愛閃副長!

どっどうして

ここにっ...

邪魔を

するなっ

!!

貴様っ...

この

死に損な...

こい...

我ら

楽彰近衛兵団を

なめるなよ

ドス

副長

愛閃様ァっ

オオ

ぐおっ

愛閃副長の

直下兵団も

ここにっ...

フッ

どうなってるの

楽華の方...

中間地にいた

あの副長の隊が

中央に来て

しまったの...!?

そうみたいだ

蒙恬を助けに

中央から突破は無理だから

楽華も中間地に

かかってたのに...

家恬様

愛犬...

前進したら

豪恬様を救え

ませんでした

お前が前進しないと

李牧のこの包囲から

出られなかった

...

囲いを抜けても

豪恬様に死なれては

意味がない

前進しろと

私は

あなた様を

守るために

蒙武軍から

移って来た

豪武様の

命令ではなく

自分の

意志でここ

楽華に

私が初めて

蒙恬様を見たのは

蒙恬様がまだ十かそこらの

子供の時だった

父の部隊の

方々ですね

あばはー

無茶をする父です

どうか皆さんで

父を助けて

あげて下さい

愛閃

だったよね

でわ

ええ!?

それから時々来られて

その成長する姿を見ていて

いつかこの人のために

戦いたいと思うように

なっていた

蒙武様の元で

力をつけながら

いつか蒙恬様を

助ける存在に

あなた様に

死なれては

楽華に来た

意味が

ないのです

愛閃...

愛閃・

歌恬様をつれて

しばし後ろへ

下がっていろ

何を...

副長

抜けるん

ですよ

中央から

力ずくで

逆を

開けろ

この李牧の

包囲を

~~~...へー

面白いな

お前

あっ

気をつけろ

愛閃

半分行けたら

ほめてやるよ

蒙恬が

囲いの中へ

下かるのなら

流れの中で

殺せばいい

今はお前を

仕留めるぞ

楽華軍副長

あらら

残念

半分の

半分も

無理だな

愛閃

あの敵将

まで...

愛閃副長

副長

急げ手綱がきてんぞ

持てればいい

だが

左手だけで

槍なんて

血を流して

いいから

急げっ

うろたえるな

お前達

追い詰められて

からが真骨頂だ

剛将豪武が元側近

〝灼熱の愛閃〟の

底力

見せてやろう

隊長

蒙恬は一応

無事のようです

ああ

でも今度は

あの副長が

餌食に

オイ

隣を気にしてる

場合じゃねェぞ

ぐおっ

がはっ

ルア

!!

よし

敵の真ん中を

完全に

押さえ込んだ

フフ

李牧様の包囲から

脱出など不可能なのだ

ここからは

殲滅に向かうぞ

ん!?

何だあの...

飛信隊の方の...

...

中間辺りが...

やっぱりダメだ

隣の楽華も

副長隊が入って来たが

心敵はビクともしてない

くそっ

この敵を抜くことは

やっぱり

中央から無理だったんだ

こうなると

最後の望みは..

!?

あっ

あんな所まで

飛信隊の兵が

ドドドル

いつの間にっ

あれは...

もちろん

羌漉隊だっ!

オオ

こっ

何をしている

止めろォ

こいつ

ウオオ

ドラァ

がは

オオ

ぐあっ

大丈夫か

礼!?

大丈夫

じゃない

馬上で剣で

槍の相手すんの

疲れんだよ

くそっ

どうなって

るんだ

何で鬼姉は

あんなに呼吸が全然

長く持つんだ...。追いつかん

副長

お待ちを

先頭は

我らが

ひょっとして

爽姉限界を

超えて...

一人で

行かれては...

がはっ

副長っ

規姉っ

ギッ

ん?

河了貂

あれっ

羌瑰副長が

ぬっ...

抜いたァ!!!

DL-Raw.Net

泥規副長が

第72話・前後のお

抜いたァ

副長に

続けェっ

琥姉っ

とっ

止めろっ

ぐおっ

オオ

フォオ

オオ

.....

オラァ

ぶおっ

ヌオオ

よしっ

よォし

あっ

飛信隊の

方が...

青歌軍を

抜いたっ!?

バ...

バカな...

り...

李牧様の

包囲を...

抜いただと!?

いえ

まだです

うろたえるな

たかが一点...

本体ではない部隊に

突破されただけだ

あの程度では

戦況に

関わらん

飛信隊信も

楽華豪恬も...

未だここにいる

家恬様しっかり

つまりは

飛信隊も楽華も

まだここにいると

いうことだ

...

琥姉っ...

抜けたのは

いいが

私らだけだ

透がすな

ここから

どうするんだ!?

あと

大丈夫か

無茶しおって!

あっくそっ

奴ら

迫ってくるぞ

......

ヌオオ

信から

敵将を

引き離せ

倒近二人もだ

よォし

飛信隊は

へばって

きたぞ

合わせる

必要がある

私に

ついて来い

隊長信を

一気に

つぶせェ

殺せッ

前が詰まってるせいで

歩兵団が

追いついちまったぞ

オオ

隊長達

大丈夫スか

岳雷を

やったな

こちらも

歩兵団を

呼び込め

覚悟しろよ

ハ!

お前ら

フッ

総力戦だ

いや

こいつら

強いぞ

かっ河了貂

崇原の歩兵団が入って子っ

入って行っても

敵はピクともしょっ

しない...

くそっ

どうなっている

この敵...

ここからは

この中央が

突破するしかない

...

豪恬が負傷した深華は

総崩れにならないのが

やっとだ

しかし

どうやって..

右を抜けた

光拠隊は追われて

そのまま姿を消した

頼みの隊長は

敵将達に封じ

込まれている

飛信隊が

何とかする

しかない...

ほっ...

本当なの

兄ちゃん...

とにかく

こっちだと...

何かの

間違い...

う...

岳雷さん...

うううっ

隊長から

離れろ

と、ぐあ

くそっ

せめて信を自由にして

先頭に立たせたいが

こいつらを

引きはがせねェ

我呂

ゴホ

死ねっ

信っ

幕だ

ん!?

雲慶っ

...

雲慶様

弓使いが

いるぞ

仁と淡か

よくやった

つっ次は

あの大男だ

奴が岳雷さんを

やった敵将だ...

そこから見えるか!!

岳雷さん

見えます

いけっ仁・淡

岳雷さんの

仇を...

何かあったら

いつでも

相談に来い

この命は

お前達の父

蒼源様に

救われた命

よく来てくれた

お前達と

この隊で共に

戦えることを

本当に嬉しく

思うぞ

入隊したばかりの

お前達を特別

ひいきにすることは

出来ぬが...

わっ私達もです

です

岳雷さん

!!

えっ

矢を

見られたっ

弓矢兄弟の

矢を

見切られた

バカな

いや

いや

信には

十分だっ

ルアア

上和龍様

オラァ

おのれ..

貴様...

雲玄

ぐあ

あっ

あの敵将

まだ動くぞっ

いい信

敵将は歩兵に

任せろ

上和開様を守れ

ヌオオ

飛信隊を連れて行けるのはお前しかいねェ

飛信隊を

連れて行けるのは

お前しかいねェ

ギリギリで

仕留め損ねた

お前は

先頭に行って

突破をはかれ

行けェっ

行けェっ

分かった

先を斬り拓く!

飛信隊

ついて来い

オオ

行けっ

全力で

信に続けェっ

待っ

行けっ

行けェっ

河了貂

隊長がっ!

うん

今だ

今しかない

オレ達も

行くよ

楽彰様

飛信隊の方が

中央突破を

...

大丈夫だ

中央にいる

上和龍の主力は

楽彰軍のそれよりも

強力だ

いかに飛信隊とて

抜ける前に

力が尽きる

必ず

隊長の

足が...

止まった...

惜しかったな

飛信隊信とやら

フフ

上和龍軍副将

豪座公

いや...

惜しいところまでも

進めてはいないな

なかなか

足掻いたと

ほめてやるか

信っ...

隊長

バラバラに

してやれ

十分だろ

ここまで

来りゃ...

ぶ厚い壁を

抜くには

掘り進めば

いい

後ろ?

前後から

呼吸を

合わせてな

なっ...

DL-Raw.Net

第723話、飛信隊の道

なっ...

貴様っ...

羌瑰副長

あっ

なっ...

副将っ

豪座公様

規姉の時吸が

完全に尽きたっ

えっ

......

ドグン

あっ

先魂さん

抵姉

くっ

羌廆

大丈夫かっ

ピヒィ

大丈夫

それより

ああ

見ろ

丁度

よかったろ

バッチリだ

コホ

羌漉隊が

来てくれた

おかげで

外へ出る道が

つながったぞ

宗原達を

前に急がせて

出来た道を

歩兵団で

しっかり

保たせるんだ

もうひと

踏ん張りだ!

騎馬隊が

作った道を

閉ざすなよ

オオ

騎馬は

歩兵の援護を

余力があったら

道幅を広げて

オオ

騎馬は

騎馬で

蹴散らせ

オオ

のんびり

してんだよ

うるさい回復中だ

そーそー

ですけど

ケガ人を

運び出せ

一人でも

多く外へ

道が閉じる

前に

一人でも

渕さん

俺は大丈夫だ他の奴に肩を...

よく負傷兵を

まとめて連れて

来てくれた

大丈夫

敵はここを

必死につぶしに

来る

しろ夏宇

楚水なら

そのスキに

右から抜けれる

はずだ

それよりも..

問題は...

しかし右端にいる

楚水隊がここまで

来れそうにない

やったな

このまま

うまく脱出

出来そうだぞ

まだだ

いや

陸仙っ...

飛信隊が...

脱出路を

作って

外へ出て行って

いるぞっ

!?

愛閔

何っ

楽華軍

右の飛信隊の

作った道を

目指せ

封じられる前に

全力で右へっ!

オオ

右だァ

戦いながら

右へ進めェ

歩兵団にも

伝達しろ

右の

飛信隊の道を

目指して...

行かせる

わけ

ないよねェ

くっ

ん!?

ん!?

ルアア

あっ

楽影様

かわしよった

...

しかも

斬りよったぞ

このワシを

あっ

飛信隊がっ...

オラァ

バカな

ぐわっ

お前達は脱出

できていたのに

なぜ

わざわざ

ここに..

なぜじゃ

ねェだろ

こいつら

俺達はまだ

共闘してんだ

楽華も一緒に

脱出しねェと

意味がねェ

だろうが

だってよ

飛信隊信

うっ

河了貂

話が違うぞ

楽華を通す

までなんて

そんなの

無理だっ

頑張れ

信速が

助けに

行ってる

無理だっ

この道は

持たないよ

急いで信そんなに長くは

ウチら飛信隊も出れなくなるぞォ

死ねェ

上和龍達と

戦り合った後で

よく

戦える

ぐあっ

まだまだァ

なるほど

私は妹だ

失礼な

飛信隊にいる...

人外の女とは

お前だな

こ奴

呼吸が切れたに

してもワシの剣に

ついてくるとは...

チッ

ジャマを

するなよ

トサカ頭っ

うるせェ

ここは

来華の

戦場だっ

今だっ

さすが

楽彰さ...

まっ!?

ズアア

ガキッ

194

メキ

メキ

メキ

楽彰様

やったっ...

飛信隊の道を

無駄にするなっ

ついに

あの敵将を

走るぞ楽華軍

オオ

飛信隊

楽華軍

大いに兵を

失いながらも

李牧が半年かけて

準備した包囲戦から

脱出!

李..

牧様...

見事

本当に

”傑物”の類に

なってきて

いますね

見事としか

言いようが

ありません

飛信隊

李信将軍

よもや

李牧様の

包囲を...

しかし

この戦の..

結末には

さほど

影響しません

飛信隊も楽華も

生き逃れは

しましたが

相当な打撃を受け

軍としての力は

半減以下

骨珉伯軍を動かし...

両軍をさらに外へ

追いやり

この戦場には

二度と関与

させません

そ...

それでは

本命は

あくまで

桓騎

この戦場から

敵の両翼が

本当に消えたのなら

丸裸になった

本軍の桓騎を

全力で討つだけです

......ならば

油断せず気を

引き締めねば

なりません

不可能と

見られた

この包囲から

飛信隊達は

外へ...

あの男も

何を仕掛けて

くるか...

何も

出来ませんよ

!?

桓騎には

飛信隊信のような

芸当は出来ない

いやそもそも

桓騎は普通の将が

持ち合わせて

いるものを...

実は持っていない

それが桓騎の

〝弱点〟です

!?

くそっ

飛信隊も楽華も

外へ出て行き

やがった

第724話四つの大量

これで

俺ら本軍を

守るのは

前の壁軍と

右に行った

風范の北東部軍

だけだ...

壁軍はもう

崩壊寸前だそ

便玉さん

何でだ

こんな状況に

なってんのに

何で...

何でお頭は

何もしようと

しないんだ!?

李牧様...

体..

桓騎の弱点とは

一体何ですか...!?

包囲は

完璧だ

.....

よォし

敵両翼は消えたぞ

残るのは

桓騎の本軍のみ

このまま

着実に押し込み

桓騎の首を

取れェい

奴に

逃げ場は

無いぞォ

オオ

桓騎を

殺せェ

風范北東部軍

中央前衛

壁軍

もうダメです

各隊・各所

負けている所しか

ありません

壁軍

我々も

同様に...

ダメだ

このままでは

全滅します

......くっ

もう十分です

飛信隊も楽華も

脱出しました

そんな

それでは

無責任すぎる

ふむ、

〈愚直すぎる〉

いや

我らは栄えある

中央前衛の役目を

全うする!

壁様..

壁様...

ピャッ

そんな

ことはない)

(族長)

...クローマとしていた

壁将軍は死をも顧みず

桓騎が対処に動く時を

稼いでいる

(それが

自分の役目だと

いいけど

〈ああいう男がいないと

大軍はすぐに崩れる

どういうして

不器用な面もあるが

壁将軍は信頼できる

優秀な将で死なせるには

惜しい男だ

うこっ

(しかし

もうこの軍は

崩壊します

どっと

(ああ

だから

壁様

ダメだもう

止められぬ

いやいや!

〈我らで将軍を

守り抜く

ということで、

(そうせねば

メラ族の族長も

うるさいしなァ

奴が将たぞ

終わりだ

お前ら

ああっ

壁軍がついに

崩されたっ

前が...空いた...

来るっ

正面の大軍が

押し寄せて

来るぞ

だっダメだもう...

もう...

お頭っ

いい加減に

何か動きを

このままでは

何もせずに

ただあの大波に

呑まれますっ

お頭

まだいい

右で少し余ってる

北東部軍の予備を

前に回して当てろ

...

敵中央前衛も

崩壊しいよいよ

正面からも

本格的な攻めを

加えられる

...しかし

それでも桓騎の

本軍は何ら動きを

見せないぞ

なぜ何も

反応が

ないのだ!?

ひ...ひょっとして

何か狙いが

あるのか...!?

動きたくても

動けないの

ですよ

いえ

桓騎は

え!?

.....

桓騎が

最初に...

中華に名を

響かせたのは

九年前

大将豪発の副将の

一人として臨んだ

山陽戦です

その戦いで桓騎は

自軍の本陣を

介子坊軍が

急襲したスキに

雑魚が

その翌年の

合従軍との

戦いでは

ははい相手はあの

元三大天・廉頗様と

四天王でした

函谷関を守る

桓騎はあろうことか

地上に降り立ち

韓将成恢を討つ

自ら玄峰本陣に

乗り込み

その首を取った

次に大将を務めた

黒羊丘の戦いでは

慶舎・紀彗の

連合軍と戦い

丘の取り合いの

戦場にも拘わらず

まともな丘攻めの

攻防をほぼせぬままに

丘を取り勝利した

そして先の

扈頼との戦いでは

三倍もの虚頼軍の前に

敗戦の局面から...

再び扈軛本陣への

急襲に成功し

扈軛を討ち取り

逆転勝利をおさめた

この大いなる四戦の

勝ち方には

ある一つの

共通点があります

......

☆奇襲...奇策”による

勝利ですか!?

その通り

そして

それは...

...

まともな

正攻法な戦いの...

勝利が一つも無い

とも言えます

......

そ...

それは劣勢を

覆したために...

特にこなる

扈輯軍との戦いは

大きな戦力差の

ままに開戦を...

たしかに

そうですか

黒羊戦は

実は違いました

私は遠目に

ひそかに

内偵していて

桓騎の戦い方に

疑問を持った

瞬間があった

開戦して三日目

右翼飛信隊が

趙左翼を押し込み

最重要の丘を

正面と右から。挟撃。

できる絶好の機会が

桓騎軍に到来した時

何をどう攻めても

桓騎軍が有利に戦いを

進められたにも

拘わらず

桓騎は...

今のように

何も動かず

逸した

その好機を

し...

しかし

その不動に

業を煮やした

慶舎様が

丘を下った流れで

慶舎様は討たれたと

つまり桓騎は...

それは

あくまで

結果論です

慶舎が下らず

丘を砦化していたら

そのまま趙軍が

勝ってましたよ

どう考えても

そんな危険を

冒すより

丘を挟撃

すべきだった

でも

しなかった

理由は

攻め方が

分からなかった

からです

!?

えっ!?

......

そんな...

バカな

四つの大戦以外を

調べてみても

桓騎が

基本的な戦術を

使って戦い勝った

戦はないのですよ

一つも

野盗上がりの桓騎は

突然豪驚の片腕となり、

基本戦術を学ぶ間もなく

戦場に登場した

そしてそのまま

才能だけで

戦ってきて

しまった

たしかに桓騎は

先読み:心理戦の

“天才”...

化物”です

それを知らずに

戦った慶舎は

敗れた

しかしその派手な

心理戦の強さの下に

うまく隠されて

いるのが

キングダムの

奇策以外の...

手段を知らぬという

極騎の大いなる

〝弱点〟です

だから

この状況でも

桓騎は動かない

包囲され

特異な地形もなく

奇策に走れぬ

この状況下では

何をしていいのか

分からないからです

...

気をつけるべき所は

こちらが大きく

動きすぎない

ことです

扈軛は

ほぼ勝利した局面で

軍を前に

動かしすぎて敗れた

そ...

それで?

李牧様は

まだ...

馬南慈様らの

強軍を使わずに

...

このまま

ただ数の力で

じわじわ兵を

減らしていき

その流れのままに

何も動けない

桓騎を殺します

藤論さん...

風范軍が

もう崩れる

前もだ

右も前からも

大軍が

押し寄せるぞ

分かってる

しかし

お頭がっ...

分かっている

ダメだ

いよいよ

天頼みを...

フッ

摩論

伝令だ

!?

えっ!?

伝令!?

...だ

誰にです!?

桓騎軍で

それぞれ

頭張ってる

全頭達にだ

!?

えっ

桓騎本軍を

守る軍を

ほほならした

本軍がもし何か

やるとしたら

今しかない...

ん!?

永力一家

こっちだ

走れェ

オオ

卵樹一家は

その向こうだ

急げェ

オオ

辛々一家は

そっち

じゃない

もう一つ奥だ

免一家

遅れてるぞ

走れっ

うっせー

走ってるわ

バーカ

!?

何だ!?

桓騎

本軍に

動きが...

...

奴ら

一体何を...

あ!?

学校様

......

じ...

陣組み...!?

奴ら...

く...

組もうと

しているのか..

〝陣形〟を...っ

......

弦多一家も

配置についた

左は出来たぞ

右もあと少しだ

龍門一家が

配置につけば

完成する

こ...

これって

何なんすか

摩論さん

知りませんよ

私も

でも

“布陣”だ...

間違いない

桓騎が

布陣”を...

しかし...

作,原泰久

こんにちは、原、です。

作者あとかき

こんについて、何かしらこの良い方もいい感じですが、ありがとうございます!!

さて、映画「キャクタムス」ご愛になって頂けましたでしょうか。

このように、パンツなんて大人のこのまとかさを書いているのは、まだおまえらっしゃいます。今回やそれで、最初のお客様では

このようなことができていませんが、一人でも多くの方、なんか...なんだ奴で戻れていたと思います。

ただそんリビート鍵実に下さったオタイルらしかります。

ありがとうございます。

今回は、これ以上、フルビザイ・ATAG-40.などでも上映されていました。

席もついがっておばと飲みたいだ。そこでも本人にいるわ。400万円前に終わってしまったので、

□□レギュラースタッフ「毛利・茅夏」佐藤優次・岡平利恵・タガセロ・庄子夏央・

□準レギュラー上村憲~朗北原涼子『ヘルブ』梅本農伍°編集大沢太郎

何かの意思ですか、今回のキャラクターと同時に話してみました。2017年13月19日のオポートカードで使われておりますが、新しいタイプに

私と同時に組み合わせて、地中との戦いなどなど

うわっ

向ォ

大スクリーム映しないから判断センス『何度数も、大興奮でした。

信と支払う対利は本当に豊かだ。(4)ニック状はそれに、ミアに努力を

待て美穂。新郎は本当に望みでいいのかと思うけれど今より多くの数を誇り出すとすり

今ショップが多く出てきたかありませんね。

キックな2.は中国での撮影からやっぱり、世界作ってみたので、

ロクスクジールから消し飛びました。利用者様が多かったので、多くの家と母に対しては、

ように思います。しかし、13月全てを回内検討に切り換え、CGtフレンタル、

中国のチームに撮って頂い九玖郎の映像と合成するかど苦肉の策で進められた

何とか完成し、公開に取りました。

あなあの話だけで明む一本でですがない。支労の連続だったと聞いています。

そして並行して、家畜の方々の努力、他、多くの方をの筋引が重なり乗るで、

キングのムスかは身上かりました。

まー、映画くらそういうものなのでしょうか...本当に自然、お腹が嫌でした。

そして、身体に行かれた方はご有効ではなかったのかわかりませんが、

子宮が流れました。『

つまり...

「キングダム3」

皆様、引き続き、とうぞ宜しくお扱い致しますが、

い...一体

何なのだ

あの形は

あんな陣形

聞いたことも

ないぞっ......

キングダムの〈完〉

かランコロンカラン

らっしゃい

澱治屋へ行く

なかなかの

剣だねー

ところで

お客さん

この辺の人じゃ

ないね

家この場所は

元々映画で

二年前の案の

進攻で現在は

葵の領土内

葵の皮膚の近くの村だよ

ほーそんなに遠くからいや

いやしかし

決して珍しい

ことではない

おまけマンガ信と羌廂

この匠の技”を持つ

私に剣を打って

あー楽をお欲しいとたくさんの人間がわざわざ喜方から...

遠方から...

いや俺達はただ前を通りがかった

通りがかった

だけだ

ふす

この剣は

ほー

先生

あんた

相当人を

斬ってるね

な...何人くらいですか先生

三人..

いや五人!

そんなにっ

あ...そうなんだ

やっぱいいや

他に行く

んー

こいつの方が

斬ってるぞ

何だ?

おォすな

...

店変えた方が

よくないか?

待て待て

私は剣の声が

聞こえるのだ

そうだな

この剣は

この私に行ってや

研いて欲しいと言う...

言っておる

え?むォォ

本当か

すげ

おおもすみすぎておぼいぞ

本当だ

私は中原一の名工

雅鳥食司

ちなみに

弟子は

田雄益

誰よりも

酒を飲み

誰よりも

鶏肉を食す

鍛冶屋と

全く関係ねェな

若き剣士よ

この出会いも

縁”

その剣

この雅鳥に

預けてみろ

そんなら

頼むか

何かすごい

名前だな

先生やりましたね

久々の仕事!

金はあんまり持って

なさそうなガキですが

ギリギリまで

ふっかけましょう

だが声が

少し大きいぞ

田雄基

まずは

この剣の銘の

ようなものは...

頼むのかー

先生

けっこー聞こえてんぞ

絶対に偽物だが

もし万が一本物で

下手に研いで

しくじれば

斬首になるから

返すのだ..

じゃんか

え何を言って...

大分

てんだろ

奏...王..

瀛政ノ剣...

はるな...

ハッハッ!!

どした?

何か

ギャアア聞こえたァァ

そっちのお方

そっちのお方の

剣を研いで

しんせよう

いやけっこう

ふむ

これはまた

古代の...

殺すぞ

カカカおーすげーな

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