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DLRAWANET
DHRAVAは
なぜならば、
...
...
原泰
KINGDONEは、
DLRAXAET
...
原泰久
INGDOW、
DLRAWANET
★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
中国・春秋戦国時代・
李信!!
本作の主人公、下僕の出身ながら、
数々の武功を積み上げ遂に将軍と、お前と『お前も』を
なる。今はじき幼馴染みに天下
の大将軍になることを誓う。
姉皇三年(急元前25年)
王弟・成績による反乱が起こる。私は立派へ陥って細胞とかま
蛇甘平原の扱いで魏軍を破る。
馬陽を巡る趙との戦いいで王騎が亡くなる。」
始皇三年(紀元前24年)
始皇犬年(紀元前21年)
韓魏·趙燕楚からなる合従軍が
素に攻め込む。
婚皇九年(紀元前28年)
成人を迎えた嬴政が、「加冠の儀」を
執り行う。
婚皇十年(紀元前27年)
時は紀元前、中国・春秋岐国時代500年1年月号により、2016年によって、以上にわたり戦乱が続くこの時代に、
中身を指す姿を指導室に入れるようになってしまうとしていたので、
「一人の少年が見た事は、一つの子どもたちの中で誰も知ったい」というの国の運命は、思っていくこ(2)2と残念の人生を巻き込んで、
また誰も知らない社大丈夫です。また来ていないような未来へと続いてゆくわくわかったわけではないでゆっくりというのは、
扇政えいせい
若き姿国の王。王弟の反乱や相国
日本堂との権力争いなど滅多の立雄
を越え、まだ誰も成し遂げたことの
ない中華統一を目指す
黒羊丘にて腹舎率いる超車を破る。
王弱・桓跡・楊端和からなる〈甲〉《...
連合軍が趙国の鄴・擦陽を奪う
始皇十三年(紀元前33年)
齋政が六将制度を復活させる。
素連合軍が
趙の武城平陽を落とす。
始墨キ四年(足元厳姿年)
桓騎率いる秦連合軍が極端
趙北部・宜安を攻める。
ま、結局元前236年
い...一体何なのだあの刑は
ないぞっ..
しーーーくんあんな顔が聞いたこともないぞっ...
超国北部・宣安から王都・地帯
攻略を目指す奏軍は、座軍なる
超軍の抵抗により、王野軍の離
服を始め、当初予定していた紙。
力を大幅に失ってしまう。それ
でも六大将軍・桓騎率いる連合
軍は、超国深部へと突き進み、
赤龍城を奪取。決戦の地・宜安
を捉えた...!!しかし、宜女に
は予想を遥かに上回る数の超
軍が待ち構えていた。十四万対
三十一万。圧倒的な戦力差で包み
明され、開戦を迎えてしまう条
軍。共同戦線を敷いた飛信隊と
突華軍は何とか脱出するも、桓
騎本陣は窮地に陥る。そんな
中、桓騎はなんとまだ見せたこと
このない。布陣を始め...!?
そういうことですから、そういうことですから、そういうことですが、そういうことです。
巻までのあらすじ
ないんだよ
目次
第735話・異様な陣形査の外話・強くなると、
そんなことはなんですからなんだかわかったんだけどなー
そんなことはなんですからこの気持ちはありませんでしょうかもしれないですけど...でもいいんだけどね
728
?
第723話第739話・紅春・
美しい子
第75回高校第731話・命懸けの歩兵団一第723話・砂鬼の術・部分ではまったね。
第73話「奪われた者
第734話き延びる手段
第735話中間の奴ら
2017年7月10日12月12日11月16日18月20日
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などには、ヨンです。やっさい関係ありません。
【始皇十四年紀元前23:3年
ちょ
李牧の策略にハマ
り、圧倒的劣勢の
まま開戦...!!
そうします
インターネットで
趙軍
趙宜安
超国北部からの邯鄲攻略のため、一路宣安を目指す奏連合軍。
しかし、その動きは週国三大天幸牧に読まれていた...!!
趙軍三十一万
その初戦が欲望である
殺処将屈報、この話をけたか!!
宜安決戦へ向けた
拠点作りのため、壁
軍が攻城戦に挑む
斬首十萬。
怒惑
歩兵大隊
オオ
率
桓騎が趙軍の捕虜
十万人を斬首に...
李牧の長城
そういうことですから、そういうことです。そういうことです。そういうことですから、そういうことですから、そういうことです。
2008年の試行だ
はっ
これからのアプリをそうですね。これからは、
急北東武道古道その前二十である
合流地点
想定を下回るも
十四万の大軍で
趙国へ侵入!
えたのは
「五万」だけですっ
闘与
秦北東部でニ十万人
を徴兵するも、奇襲を
受け趙国へ抜けた兵
は僅か五万に
王翦軍が削られ
離脱する事態に
へそうでねばメク旅の部屋もうるさいしなァ
本行出版
学校の
長城”か
南方からの邯鄲進攻を断念。
奏連合軍は北上を開始
二百五十里と
奴が将たぞ
戦わりだお鍋ら
騎本軍を
冗田やや仲革棚
盤逡世枇火
Nook...
DLRAWANET
素北東部軍
風范様
もうタメだ
もちこたえ
られない
諦めるな
黒里
第725話、実績な陣
オオ
ムダ死に
ではない
桓騎将軍が助かれば
我らの犠牲は
大いに意味を持つ
くそっ
俺達がこんななのに。
桓騎将軍の本軍は
授軍一つよこさない
俺達をただムダ死に
させているっ
しっしかし
桓騎軍はずっと
何も動いていない
将軍はもう
諦めて
しまっている
この包囲から
将軍が脱出する
ための盾だ
...
か...
桓騎軍が
動き出した!?
えっ
!!
なっ何だ
急に
桓騎の
本軍が..
でも...
現秦国
六大将軍の
一角ぞ!
!?
じ...
陣形を
フッ
作っている!?
諦めるわけが
なかろう
桓騎様は
栄えある
第735話「異様な陣形
「Bettenにて
.....
な...
...
い...いきなり、
桓騎本軍が動いて
陣を作ったようだが...
何の形だ...?
ほ...細長い斜陣かと
思ったが...
奥にも別方向に
伸びている...!?
何だあれは...
桓騎軍の陣形は
同じ平地にいる
現場の者達からは
認識できない
んん?
敵も..
あれに
気を取られて
います
今のうちに
この乱戦から
脱出を
あああ
無論配置についた
桓騎兵も
同様である
?
この異様な陣の形を
把握しているのは
仕掛けた桓騎と
引いた高所から
見ている
李牧だけである
...
......
...
...
......か
桓騎が
本陣を...
しかもあの
陣形は一体...
か
“鶴翼”とも
違う
何だ
あれは...
り
李牧様
......
私の
知る限り...
あんな
陣形は
ありません
!
り...
李牧様も
知らぬ
陣形を...
えっ
なぜ桓騎が...
誰かに教わった
代物では
ないでしょう
では..
あの異様...
あれは陣形を知らぬ
桓騎が
おそらく独自に
考え出したものです。
と...とにかく
桓騎の本軍が
目の前だ
行くぞ
オオ
いや
待て!
大隊長!?
何か桓騎軍に
不可解な動きが
あった場合
誘いの危険が
あると李牧様に
言われている
変に
大きな反応をすると
逆に奴の術中に
はまると
あの
おかしな陣は
引っかかる
三大天
李牧様から
命が下るまで
待機だ
いつでも
突撃をかける
態勢にしておけ
敵の急襲にも
警戒だァ
ハ
ハハッ
えーっ、んんっ、はぁっ、
分かりました
えっ
あれは
李牧様...
ただの
ハッタリだ!
!?
.....
は...ハッタリ!?
ええ
あの陣形に
深い意味は
ない
あるのは
谷〟の罠と...
足の弱点
!
それだけです
!
は...はい
“谷”と。足”
それはさすがに
私達も...
あの十字の
。谷〟の部分を攻めれば
左右の挟撃に遭い敗れ
つまり...
逆にあの出っ張った
足の先端を
囲い攻めれば
簡単に
食い尽くせると...
その通り
です
それ以外に
あの陣に出来る
ことはない
五百年の
争乱の間に
あらゆる
陣形戦術が
生まれ精練
されてきた
その中であの陣形が
今日まで残り
伝わっていないと
いうことは
そこに...
有効性がない
からです
しかし桓騎が
なぜあの形を...
......
つ狙いが
あるとしたら
こちらがあの異様に
過剰に反応して
包囲の形を乱す
ことです
...やはり
素人のただの
思いつきで...
!
あっ
......?
でしたら
我々は...
前衛の各大隊に
伝令を!
あわてず四本の足の
先端を攻めて
敵軍を減らして
いくようにと
足を食い尽くせば
残るのは
中心にいる
桓騎です
!
ハハァ
殺せエ
ギア
何だこれ
何だこれ
俺ら
挟み込まれ
てるぞ
いいぞ
敵はやはり十字の
足の先端から
食われていっている
当然だ
奇をてらった
愚策の
代償よ
...
っつ前衛はえっと
“戒心を
ほったまま
止めている
桓騎は本当に
何も出来ぬ
どうする
桓騎
このまま
時と兵を浪費
すれば
いよいよ
手は無くなり
難なく
討ち取られるぞ
ダメだ
やっぱり
端から
やられていく
やっぱり
摩論
黒桜を
出せ
聞こえ
ねーのか
ハイ
こっ黒桜さん
ですね
もうやけっ
ばちです
出るぞォ
オオ
ドドド
ん!?
ん!?
!?
何だ
何っ
中央から
大隊が出た!?
中間地に
敵が出て
来たぞ
やられるぞ
ん!?
.....
攻めている
前衛に伝えろ
ハハ
...
止まれェ
停止
小上だっ
止まれっ
.....
く来るぞっ
背を
討たれるぞ
乱戦を解け
一旦離れるぞォ
黒桜さんの隊だ
助かっ
新手に向けて
隊列を組めェ
急げェ
?
...
もういいぞ
摩論
黒桜を
下げろ
へ?
2012/14/17
次
便玉な
へ!?
便玉
......
出るぞ
.....
もういいぞ
便玉を
戻せ
摩論
次は後ろの
朱摩だ
.....
...おちょくってるのか
桓騎はア
何なんだ
一体...
お頭ァ
ちょっと
いい加減に
こんなふざけたこと
続けてたら..
このままじゃ
何だ
摩論
このままじゃ
どうなるんだ
摩論?
あっ
へ?
クラウスタウスカウスを
!
!?
キングシムはWindi
...
まさか..
お前ら
何もしねーって
うるさかったが
〝時間の
無駄使い”を
俺はずーっと
やってた
だろうが
第726話強くなる場所
...
...
これからの
こんな
ふざけたことを
続けていたら...
どうなるんだ
摩論
続けていたら..
日が暮れる...
日没を
待っている
...!?
.....
桓騎は...
摩論
こっちより
数が多い相手に
戦って勝つ方法は
いくつかあるが
一番手っ取り
早いのは何か
分かるか?
.....こっちが
有利な場所で
戦うことです
例えば大事が
戦いづらい
狭地へ誘い込む
など...
しかし
てんな
都合のいい
場所は
ここにはない
ここはあの李牧が
用意した狩り場だ
ねェことは
えっ!?
ねェよな
...はい
今一つだけ
都合がいいのは
趙軍はまともな
普通の軍で
桓騎軍は
そうじゃねェ
ってことだ
その二軍の
性質の違いから
趙軍が...
弱くなって
元野盗の
桓騎軍が
強くなる
場所がある
暗がりだ
オ
Pretyonに
桓騎兵が得意となる
闇夜に誘い込んで
敵との数の差を
埋めてしまうと...
いっ...
だから周りで
何が起ころうと
ふざけてるように
見えながらも
動こうとせず
ただひたすら
時が過ぎるのを
待った...
一体いつ
そんなことを
思いついたの
ですか...
日暮れまで
引き延ばす
なんて...
李牧軍が
出て来た
瞬間だ
なっ...
......
桓騎は
それ故に
一貫して...
日暮れを待ち
日没からの暗闇を
利用して
前や左右を
戦わせ
逃げ切る
つもりです
あの奇妙な
十字の陣も
ただこちらを
警戒させ
時間を稼ぐための
ものです
.....
本軍は一切
動かなかった
しかし...
日没が来ようと
我らの包囲戦は
続きます
いや
その前にそうと分かれば
攻撃の手を強めて
気に......
といえば、
桓騎は
日没までここに
留まる気はない
飛信隊たち同様に
桓騎もこの包囲を
抜いて行く
つもりです
無論抜いたとしても
徹底的な追撃を受け
生きて素へ戻ることは
出来ませんが
えっ
桓騎は闇夜に乗じて
私の手をかいくぐる
ことを狙っています
なっ...
ここまで
何もしなかった分
主力の力は無傷で
残っています
これから
動き出すと!?
いやその前に
この包囲を
抜く自信が
あると!?
一点突破の
力業で勝負を
かけてきます
ど..
どの方向へ
突破を...
や
やはり右であろう
右へ抜ければ
先に外へ出た
飛信隊達がいる..
どちらでもない
左...
桓騎軍は
桓騎から見て
“右〉〈脱出を
はかります
いや
奴らからすると
真後ろへ行きたい
そうすれば
その先には
奴らの城となった
赤麗がある
!?
えっ!?
行くぞまあん
摩論
始めろ
!?
全
桓騎兵に
告ぐ!
右から脱出を
はかる!!
...
全軍
突撃せよォ
突撃せよォ
ヌオオ
...
あっ
桓騎が
動いた
し...
しかも
李牧様が
おっしゃられたように
奴らから見て。右へ!!!
なっ...
奴ら急に...
こちらに
来ます!
来るぞォ
えェい
布陣の失敗からの
あがきよ!
数は十分だ
返り討ちにして
桓騎の首を
取れェい
オオ
り李牧様
どうして桓騎は
右へ動くと
分かったの
ですか
先程のあの十字の
中から四方へ出て
戻った大隊の動きは
来るぞ
構えろォ
時間稼ぎとは別に
もう一つ目的が
探ったの
ですよ
オオ
つまり
!!
どの方向の
趙軍の動きが
一番鈍いか
どこが...
突破しやすい
のかを
そういえば、
!!
ぐはあ
蹴散らせェ
死ねェ
あっ
ふざけるな
殺せェ
一人も
通すなっ
ああ...
ぐあ
うわ
貴様らは
皆殺しだ
摩論さん
黒桜軍が
ぶつかったが
やっぱり
そう簡単には
抜けねェ
殺せっ
そんなことは
分かってますよ
しかし
こちらの力は
十分に溜め込んで
いました
ボロボロだった
飛信隊の信に出来て
私達に出来ない
ことはない
便玉隊で
第二波です!
黒桜のとこの
スキ間に
入って行くぞ
簡単に
死ぬなよ
オオ
......奴ら次々と
こちらの左の壁に
突撃を......
波状攻撃の
ような形に
...
......
李牧様・趙軍は
このままで
宜しいので...
桓騎は自分が
助かるために
全体の乱れを
顧みず
右方突破だけに
出た
包囲している
全軍に号令を
もはや桓騎の
奇策はない
全方位から
総攻撃をかけて
桓騎軍を葬れ
ここから見ても
桓騎の左半分は
混乱している
あそこを討つのは容易いぞ!
あそこを討つのは
容易いぞ!
壁様
趙軍が
動き出した
あっち
あっあっちも
これは...
壁軍
集まれっ
出来るだけ
いよいよ
敵の総攻撃が
始まった
いよいよ敵の総攻撃が始まった
ここにいても
死を待つだけだ
桓騎軍は全体で
右へ向かっている
カ
桓騎将軍を
信じて
我らも
右へ走るぞっ
姐さん
くそっ
兵力が
足りねェ
右への突破口を
開こうとしている
ようだ
ハハァ
ん!?
どげィ
!?
...
ゼノウ
なっ
何だ
こいつは
ァっ
なっ
ブオオオ
セノウ一家が
前に出ましたァ
頼みますよ
ゼノウさん
超面倒な
あなた方を
連れて回って
いるのは
こんな時のためです
よしまた
進み出したぞ
この右の壁を
ぶち抜くんだ
オオ
ゼノウ一家に
続けっ
このまま
押し込んで
あっ何だ...
止まりかけていた
桓騎軍がまた...
猛烈に動き出した
キンクの私も...
李牧様
左の壁の
増援に...
後軍の左にいる
馬南慈軍を
走らせるべきかと
壁が勢いに
押されている
今なら
間に合います
李牧様
...
DLRAWANET
う、うん...
何
やってんだ
馬南慈軍を
動かさないのか
わーっ
おか
李牧様...
桓騎だっ桓騎が
払いるぞっ
ああれ
やばく
ないか?
あっ
殺せエ
ジャマ
行けるっ...
これは..
行けますよォ
キングシムねートに
第727話桓騎の鍼
DLRAWANET
何やってる
つぶせっ
行かせる
なっ
殺せエ
どあっ
行けるっ...
行けるっ...
ちょっとして、
!
いいぞ
先頭の怪物集団に
徹底的に
矢を集中しろ
皆殺しだ
撃てェっ
!
ギッ
...
ゼノウ一家
フッ
...
!?
!?
ギャ
!?
なっ...
え?
ジャランス!!
ひっ
うん...
ギエ
い...勢いが...
全く
落ちない...
なっ
こいつ
らっ...
続けっ
ギァっ
ゼノウ一家に
続けェ
ゼノウ
さん...
そういえば、
桓騎ー
お、お父さんは
李牧の包囲を
突破!
抜けたっ
抜けたぞっ
よっしゃ
抜けたっ...
本当に..
あの包囲から
脱出できたァ
脱出できたァ
お頭っ
やっ
やったっ
ざっ
ざまァ見ろっ
あっ
ああっ
ゼッ
ゼノウ一家が
っ...
ドッ
ドッ
ド
クソッ
お頭・
こいつら
とっくに
もう...
ゼノウ
一家の
皆さんが...
くそっ
死ぬな
ゼノウ一家っ
これからの
死ぬなァっ
...
李牧様...
桓騎に...
...
逃げられた
よう...
です..
舜水樹軍・
虎白軍に
伝令を
すぐ
桓騎を追って
討ち取るべく...
いえ
二軍は
あの中央に
取り残された
桓騎軍の
掃討戦に
参加させ
これを
徹底的に
叩くよう
にと
え...ハ・ハハ
しかし
李牧様
桓騎は...
桓騎には
ゼノウ一家という
“鉞”がいました
一つは
それを最後の最後まで
温存していた桓騎の
作戦勝ちです
その殺傷力は
あの蒙武軍に
匹敵する
でしょう
馬南慈軍を
ぶつければ
止められたやも
知れませんが
まだ
馬南慈をここで
失うわけには
いかないのですよ
馬南慈も
無事では
いられなかった
かも知れない
えっ
!?
確かに
この包囲戦から
桓騎は逃れましたが、
桓騎軍は
ここで
葬り去ります
右へ抜けた
飛信隊と楽華は
多少残っていますが、
左へ抜けた
桓騎達は
もはや残党
これが
何を
意味するか
素国が
趣の完全制覇を
目論み
こちらの
意表を突いたと
錯覚した趙北部攻略
という大戦略が
...
ほぼ無残に
〝失敗〟したと
いうことです!
オ...
オオ
今の包囲を抜けた
桓騎も生きて
秦へ戻ることは
出来ません
軍による追撃は
彼の首が
挙がるまで
続きますし
桓騎の行く手を
阻む包囲線は
何重にも
敷かれています
脅威のゼノウ一家も
今の突破で全滅に
近いでしょう
迎え
桓騎を
守れる力は
もう
ありません
追えェ
闇夜に乗じて
逃げ切れると
踏んでいるの
だろうか
あんただけでも
死なないでくれ
はっきり言って
もはや桓騎は
それは
最低限の戦力が
あってこその
壬日三日
今日死ぬか
明日死ぬかの
違いだけです
確かに
李牧様の
おっしゃる通りです
残された桓騎軍が
死にまくって
おるぞ
.....虎白軍が暴れ回っている...
...
れ回って
...お兄様があれるって何を言ってそれ
もう松明をっておる
ておる
一人も
生かして
おかぬ気だ...
見ろ
フフフラフランスラスを
なれば李牧様
一つ懸念すべきは
先程おっしゃられた
多少残った
飛信隊達では
いえ
多少戦力は残れど
彼らもまた死に体
ここから
出来ることは
ありません
........
これから重傷者も
命を落としていき
戦力はさらに縮小し
どこかの絆に
かかって
終わるでしょう
RAW.NET
こんなに遠くまで来たのに
まだ外側に2日良
包囲線が
あるのかよ
ゴホゴホ
キズロが
見えない
少し火をつける
つけてはダメ
ダメだ
敵に見つかる
一旦
隊の元へ戻ろう
戻ろう
隊長
ゴホゴホ
多分今は
この辺りだ
信達が
敵軍の火を
見たのは
こっち側
だから...
絶対に俺達を
逃がさない
つもりだ
それよりあの後
桓騎軍はどう
なったんだ?
愛閃副長
豪恬様は...
くそ
李牧は一体
どこまで軍を
展開してるんだ
今眠られた
大丈夫だ
明日は少し
動かれそうだ
あんたも
休め
今那貴の
部下達が様子を
探りに行ってるが
まだ戻ってない
そっちじゃ
一番
ボロボロだ
お前達と
大差ない...
.....
我呂
大丈夫か?
お前先に
休んでろ
それで
これから
どうするか
話は
進んだのか?
お?何じゃ
何じゃ色男
琥姉に話が
あるならまず
ワシを通せよ
...別に
昼に助け
られただけだ
変な気
遣うな
どの道
眠れなんて
しねー
.....
進んでねーよ
どこまで行っても
趙軍がいやがる
かといって
ここにじっと
していても
明日には
跡を追われて
龍軍が
押し寄せる
俺達は
どこに向かって
何をすればっ...
バカ声でかいぞ尾平
ザッ
隊長
うわあ
ビックリ
した
尾平さんうるさい
すすみません
ちょっと来て
くれませんか
どうした
ははい
平多達が森の奥で
変な連中に
遭遇したと!
て...敵か!?
変な連中!?
!?
桓騎軍!?
!?
いや
敵じゃないみたい
なんですが
何か怪しくて
自分らは
桓騎軍だと
言ってるんですが
それも怪しくて
そして何か
どでかいものを
運んでいて
とっ
とにかく
来て下さい
はァ!?
何か
騒がしいな
あれか?
すみません
この男がワケの
分からんことを...
ワケの分からん
こととは何だ
ん?
後ろのは...何?
......解体した
......井闕車?
こっち
違う!
違う!
ちょっと
声大きいよ
趙軍に
見つかるぞ
趙軍に見つかるぞ
これは
〝六代紅春〟だ!!
相騎さんは
氾善
声でかいって
ハァ
え何?
そういうわけでは
美しかろー
紅春?
江春
DLRAWANET
あっ
.....
これは...
たっ確かに
これは桓騎軍の
あのおかしな
井閑車だ
おかしな
とは何だ!
本当だ
去年平陽城を
落とした井蘭車だ
氾善...
こんな所で
一体何をしている
紅春だと
言っている
ってことは
本当にこいつら
一応桓騎軍...
一応とは何だ
...
那貴...
那護
那貴だ
裏切り者が
あ?
別働隊
だったのか?
フン
別にそんなに
大そうな話
ではない
紅春は無論
乱戦には不向き故
少し遅れて出発し
桓騎の本軍は
どこかで趙軍と
ぶつかることは
分かっていた
別の道から
同じ目的地を
目指して
行軍していた
だけのこと
決まって
おろう
?
同じ
目的地!?
それって...
宣安城だ
!
...
宜安の城で
桓騎と落ち合う
予定であったが
物見の報告では
本軍は敗れたと
まーあの桓騎が
そう簡単に死ぬ
とは思えんが
どうした
貴様ら
聞いて
おるのか
前方で本軍は
突然趙の大軍に
包囲されよった
とにかくもはや一我らは
城攻めどころ
ではなくなった
どうした
ものかと
この森で..
っていうか
貴様ら
あの本軍にいた
隊であろう
貴様らこそ
どうやって
ここにいる
俺達だけで
うん...
ちょっと
待って...
えっ何だ?
ちょっと
持てよ
まさか
どう思う
テン
......
今これだけ
大がかりに包囲線を
敷いている分...
恐らく..
中心は手薄...
黙ってろ
尾平
うん
残党といっても
今オレ達は
ケガ人を含めれば
全体で一万近くいる
宜安城を
落とせるかも
知れない
それでも、
朝日とともに
井岡車で
奇襲をかければ
よし
いや
貴様達に
紅春は貸さん
テン
その後は
うまく宣安を
取ったとしても
その後のことを
細かく考えないと..
やるぞ
ちょっと
悪いけど豪恬と
話せないかな
こんな大事なこと..
分かった
今すぐ様子を
見てく
いやちょっと待って
取っても
こんな敵地じゃ
すぐに城ごと
包囲されちまう
2018年11月19日
!?
どうした
気づかんのか
ものすごい
死臭だ
他にも
もう一団
いるぞ
えっ!?
えっ
ど...どこに
敵!?
来るぞ
!
ザッ
いつでも、
そんなことは
うわっ
なっ
何だ
こいつら
砂鬼一家!
待てっ
確かに
敵という殺気は
感じぬが
て..
敵かっ!?
敵かっ!?
あっ
あっ
敵じゃない
こ奴らの
おぞましい
気配は普通では
ないぞ
砂鬼一家
尾平さんっ
こいつら
砂鬼一家だ
黒羊の戦いで
俺は桓騎軍に
入ってた
その時
聞かされ
たんだ
村騎軍の中でも
取り分けやばい
二つの組...
怪力狂犬の
ゼノウ一家
と...
拷問し
死体を弄ぶ
砂鬼一家
!?
し
死体を
弄ぶ?
そんな
クソヤロォ共が
こんな所で
何をしてやがる
そうか..
お前らか
しっ
信っ
噂は
聞いてるぞ
黒羊でも
ふざけたもん
作り
やがったな
あー
そうだ
桓騎の
指示でな
お頭の
どういう
ことだ
まーよくは
分からんが
推測するに
なぜ砂鬼が
ここにいる
うちが
攻城戦専門の
部隊で
あるように
砂鬼は本軍に入らず
最初からお前達と
行動を共にして
いたのか?
砂鬼の専門も
普通の戦闘
ではない
紅春で
城を取った後
速やかに城内の人間を
砂鬼が拷問して色々と
情報を聞き出す予定
だったのだろう
!
つまり
いつも
通りに
ファッションの
ふざけ
今すぐ
失せろ
ガラフラ
じゃねェと
この場で全員
叩っ斬る
それと
ここから宣安城へは
一歩も近づくな
近づくだけで
本気で斬る
分かったな
勝手に
決めるな
我々は
宜安城へ
行く
てめェら
待て隊長
那責
少し..
あ!?
俺はずっと
聞きたいことが
あった
こいつらと
話させてくれ
桓騎軍の中で
最も謎に包まれた
この砂鬼一家に
!
!!
謎に
包まれた?
ああ
砂鬼一家は
桓騎軍の仲間内でも
全くと言っていい程
姿を現さない
俺ですら
お一度だけ
ひ鬼の一人と
しただけだ
こいつらに
関しては
お頭以外誰も
何も知らない
俺が唯一知ってるのは
砂鬼一家こそ
桓騎一家の〝最古参〉
ということだ
こんな奴らが
桓騎一家の
最古参
つまりは
お頭と最も
付き合いの
古い連中だ
砂鬼同様に
大いなる謎に
包まれた
人間が
で?
こいつらに
何を聞き
てーんだよ
もう一人いる
桓騎だ
PrestWis
相騎の根に
怒りがあると
言ったのも
砂鬼の一人
恐らくこいつらこそ
桓騎の根源〟を知る
唯一の者達だ
知りたく
ないか?
桓騎が
何者なのか
根源..
どこから
来て
どう一家を
作って
いったのか
そして
一体
何を望んで
いるのか
望み...?
無論
ただで教えろ
とは言わん
ふざけんな那賣
てめェ何を勝手に
悪い条件では
ないはずだ
そうしないと
お前達は本当に
この敵地の中に
置き去りになる
お前達を
宜安へ
連れて行く
なっ
オイ
一家の長
出て来て
顔を見せろ
お前の口から
話が聞きたい
俺は顔を見れば
嘘を言ってるか
どうか
だかるからな
オイ
ザッ
よい
城攻めには
こ奴らの
力が必要だ
我々は
何としても
宜安に入城
せねばならぬ
ザッ
那貴...
だったな
ザッ
一家の誰が
口を滑らせたか
知らぬか
お前の話は
少し間違って
いるぞ
...
何っ!?
ザッ
!?
砂鬼が
...桓騎一家の
最古参ではない
どういう事だ
顔を見せて
話せ長よ
...
桓騎が...
砂鬼一家の
〝最古参〟
なのだ
!
第724話「美しい子
なっ...
おっ女...!?
さっ
砂鬼一家の
長が...
あ...あの
残虐の限りを尽くす
砂鬼一家の長が
こんな...び..
美女って...
......
.....
え!?
って...
ひょっとして
まさか
砂鬼一家って...
全員女
...!?
しかも笑せ
ひィ逢ったァ
んなわけ
ねェだろ
本当に
バカだね
尾平さん
どういう
ことだ
DLRAVAに
お頭が
砂鬼一家の
最古参とは
はッことだ
どういう
一体
言葉通りだ
一家は
元からあった
そこに桓騎が
入ってきた
うん...
一体
いつ頃の話だ
あいつが
十三か
そこらの頃
だろう
そんな昔...
初耳な話
ばかりだ
そういう秘密を
話している
こちらの誠意を
くんで欲しい
ものだな
何が
誠意だ
幹部の誰も
知らない
ことだ
てめェらを
宣安へは
連れてかねー
からな
隊長
桓騎が一家に
現れた時のことは
よく憶えている
どしゃぶりの中
我らの
縄張りにしていた
山間の山道で
子供が
死んでいると
聞いて
見に行った
生きてる
生きてるぞ
偲央
DLRAWANET
.....
!!
美しい子...
姉さんが
桓騎を助けて
そのまま一家に
加えた
姉?
だが
あいつは
ふつうの人間
ではなかった
あいつが入って
一家は変わった
いや桓騎が
変えた
劇的に
今お前達が知る
砂鬼一家の姿は
全て桓騎が
作り上げた
ものだ
えっ
桓騎が
砂鬼一家を
作り変えた!?
今の
形に?
じゃあ
元々砂鬼一家は
残虐行為をする
一家じゃなかった
ってこと!?
なっ何で
桓騎はそんな
ことを...
...
ちょっと
待て
今の話か...
お頭が砂鬼一家に
拾われ
そのまま組に入った
話が本当なら
なぜ今
砂鬼一家と
桓騎一家がある
お頭が砂鬼の
長にはならな
かったのか?
ある出来事があって
桓騎は砂鬼を
出て行った
それからあいつは
自分で一家を作って
膨れ上がらせていったのだ
故に厳密に言うと
砂鬼は桓騎一家に
属している
わけではない
昔のよしみで
横にいるだけだ
何が属してねェだ
しっかり仕事
してんじゃねェかよ
今のはあいつに
作り変えられたって
言い訳がましく
聞こえたが
嫌なら嫌って
言や済む
話だろうが
だがてめェらは
クソみてェなことを
楽しんでやってる
ようにしか
見えねェんだよ
どいつだ
今鼻で
笑った奴
何があった
お頭が
砂鬼の元を離れる
理由になった
出来事とは
何だ
衣央
ああ分かっている
いる
話は
ここまでだ
!
えっ
!?
続きは
ざけんな
てめェら絶対
連れて行かねェ
からな
ちょっと
待って
宜安の...
城内で
話してやる
信
桓騎は
十三くらいで
現れたって
言ってたけど
じゃあ
その前は?
その前のことを
知っている人間は
もういない
次に桓騎に
会った時に直接
聞いてみるのだな
......ケッ
あいつとまた
会うなんて
あるのかよ
オイ
那貴
お前何勝手に
宣安へ連れて
行くな...
すまん
ちょっと待ってよ
まだ宜安に
攻め込むかって
決まってないんだよ
そうだった
死んでんだろ
とにかく
敵恬と話を...
そうだった
報告ー
黄斗の第三陣にて
桓騎軍残党
およそ百人を
発見して
これを討ったと
報告します
無里の陣でも
同様に六十名
曹布の陣でも
八十名
こちら半数は
生きて捕らえたと
聖布の陣!?
李牧本陣
そんな南まで
桓騎兵は
走っていたと...
肝心の桓騎を
捕らえた一報は
未だ入らぬ
捕らえるどころか
それらしい姿を
見たという
報告すらないぞ
この暗闇の中
何という
足の速さだ
あちこちから
桓騎兵捕縛の
報は入るが
奴は向かって左
南東へ脱出したが
赤麗からこの地まで
おびき寄せるため
道中には関のような
ものはない
間には
量を展開して
人の関を作ったが
一番抜けやすいのは
やはりそちら側だ
向きを変え
西へ走れば
“赤麗”の
城がある
直前に
奴らの城と
なった
赤麗城だ
......
最悪桓騎の
赤麗入城は
考えておくべき
やも知れぬ
大丈夫です
赤麗に
入ったとしても
そこからは...
...申し訳
ありません
これ程大軍を
展開しておいて
桓騎の所在を
見失うなどと
仕方
ありません
こちらが
思っていた以上に
暗闇は桓騎に
味方をしたようです
しかし着実に
桓騎軍残党は
減っています焦る必要は
ありません
ネズミが闇を
どう這い回ろうと
李牧様の包囲の
外へ逃れることは
できぬ
しかし念のため
李牧様本陣の警備を
厳重にしておきます
桓騎は
逃げると見せて
中に入り込んで来る
ことがありますので
RAW.NET
くそ
マジかよ
橋がねェ
オイ原論
どうすんだよ
まさか
あっ
馬頼むぞ
おっ
お頭っ
くそっ
行くぞ
お前ら
フッ
久しぶりだな
闇夜の
川渡りは
遅れるな
はー
全く
みじめですね!
敗走とは
六大将軍にまで
登りつめたのに
甲冑ごと川に入って
逃げねば
ならないとは
深い...
昔は
よく渡って
ましたよね
そういや
田古川って
ひでー川が
あったよな
案の軍に
追われながら
昔は川を渡りきれば
逃げきったーって感じ
だったスけど
あっ
あの大蛭が
ウジャウジヤ
いる川
今回はさすがに
ちょっと
厳しそースね
李牧の包囲は
ひどすぎ
ますよ
んー
あったー俺
川あがったら
体中蛭だらけ
だったぜ
私なんて股間にだな
私なんて技術はだな...確かです
きっと声大きいですん
まー
大したことは
ねーだろ
どうせ
最後は
俺が勝つ
あ
やばっ
沈んでる
おい...
黒桜
バシャ
...???そうなのか?
お頭はまだ
あきらめて
ねーってよ
私は今から
川の神様に
オイ
...
いや
フッでは
なくて
お頭本気で
言っているの
ですか
フフッ
ここから勝つ
なんて
フフッ
ではなくてっ
フッ
キングシムのWindi
お夜食です
宣安城
おー
ありがと
夜明けまで
あと少しだー
交代まで
しっかり
見張れよー
見張って
ますよ
ん?
何だ?
あの音
LRAWANET
何か
?
紅春
宜安城を
攻める...!?
うん
このまま日の出まで
ここには居られないし
超軍の包囲は
どこまでも続いてる
......
だったら
敵が大軍を外に
展開しているのを
逆手に取って
中心にある宜安城を
狙っては...
いや
我々だけでは
無理だ
守備兵の数は
確かに多くは
ないだろうが
そもそも城壁を
抜けない
井岡車でも
あれば話は
別だが
それが
井岡車は..
あるんだ...
家恬
っ!?
違う紅春だ
!?
誰だ
その男は
その井関車の
持ち主の
氾善だ
まだ紅春を
貸すとは
言ってないぞ
それでもこの戦力で
宣安城を落とせるかは
賭けたけど
問題は
その後だな
LRAWANET
いや
やっぱり
城を取っても
その後が...
繋がらない
よね...
二つの条件が
重なれば
えっ
その先の道が
開けるかも
知れない
二つの...
条件!?
DLRAWANET
どちらも
他力頼みの
条件だが
望みは
ある...
とにかく
俺達は俺達で
今出来ることを
って
ことは...
ああ
行こう
宜安城へ!
ホ死
第731局
紅春
糸エ春
DLRAWANET
杏牧重本陣
キングシムをWindi
少ーし
空が明るく
なってきたな
結局、桓騎発見の
報もなければ
どこか
突破されたという
報告もないな
日が昇れば
桓騎に味方した
闇夜が終わる
奴が
見つかるのは
時間の問題で
あろう
バリバリ
なーんか
あっけなかったな
六大将軍桓騎
フッ
いかに戦歴が
凄かろーと
敗れる時は
こんなものよ
山陽あたりから
無敗と聞いていたが
特に今回は
奴らは出陣した
時から李牧様に
敗れていたのだ
それにしても
これ程の圧勝劇に
なるとは
これでは
雁門への土産話が
ほとんどない
何もして
おらぬからな
土産話など
これはどうでもいいことらうがまだこの戦いはあっこいつの
だろうが
気を緩めるな
終わってないの
だぞ
...
女の
言う通りだ
...少し言い方が
きついぞカイネ
私は今や雁門の
総司令だぞ
だったら
それらしく
しろ
普珉伯
呼び捨てっ
桓騎の首が
挙がるまでは
油断するな
このような
状況から
扈軛様は桓騎に
討たれて軍は敗れた
それは扈飄軍が
マヌケだったと
突っ込みたいが
こいつ冗談
通じなさそう
だから
やめとこ
別に油断は
していない
ただ今は
日の出を
待つだけだ
......
舜水樹
敵のそれ以外の
残党の動きは
どうなっている
それ以外の
...完!?
俺も含めてそうだが
皆桓騎に
気が集中しすぎて
いる気がする
昨年の
戦いは
そいつらはではくこう
岳白公を討ち
影丘の絶壁を
攻略した
それって...
ある奴らが
現れたことで
戦局が歪み出した
ああ
飛信隊だ
桓騎だけに
気を取られすぎて
いると奴らに
足元をすくわれる
やも知れぬぞ
...
うお
だ大丈夫!?
井関車
すごい揺れて
傾いてるけど
紅春はコケん!
ワハハ
もっと
飛ばせ
大丈夫!?
もう
限界じゃ...
私春をよめる
めるな
それに..
さすがにもう
敵に気づかれた
城壁の上を
固められる前に
紅春を到達
させねばならん
ガンガン
ガンガン
ガンガン
ガンガン
あれは..
敵だっ
なっ何だあれは
ガンガンカジガン
敵襲だ
寝ている
者達を
起こせ
ガンガン
ガンガン
来るぞ
急げェ
敵襲だー
兵が足りん
急いで
壁の上に
寝らせろ
敵戦だと!?
バカな...
なぜ宜安に
敵が...
見間違いじゃ
ないのか?
何だこの音
モー
モー
押せっ
押せェっ
ヌオオ
行けェ
よし
もう少しだぞ
きっ
来たぞォ
紅春!?
いいから
撃てェ
新工春
いいぞ
オオ
牛を
外せっ
あとは
人で動かせっ
ヌオオ
そのまま
ぶつけろォ
いっいいの
紅春
構わん
紅春の
力強さだ
うおっ
来るぞォ
当たるぞ
衝撃に
備えろっ
うおっ
うん...
ベキ
ぐわっ
おっ始めるぞ
おっ始めるぞ
宜安城攻略戦だっ
オオ
ガッ
あっ
ああッ
よっ
よしっ
紅春が
かかった!!
すげェ
ドタドタ
どうだ
紅春の秘部が
開いた瞬間の
敵の顔は
興奮と絶望が
入り交じって
おったであろう
いやここ
あれちゃんとした井岡平だったんだ
くそ
登られたぞ
弓兵下がれ
盾で押し
つぶす!
一人も通すな
オラァ
フオオ
オオ
ヌオオ
隙間に
入って
行くぞ
あっ
千里様
うろたえるな
敵は
そこそこいるが
井岡車は
あの一台だけだ
そして敵の騎馬は
この真下の城門前に
集結している
敵はあの井関車だけを
頼りに城壁に上がり
内側に侵入し
城門を開けて騎馬隊を
雪崩れ込ませる作戦だ
兵を全て
この城壁に
集結させよ
つまり
ただの一点攻撃なら
防ぐのは容易だぞ
ならば
ハハ
あ...
どうした
河了貂
「うーーー...
敵兵が紅春の一点に
集まって来ている
こっちの攻め手が
それしかないと
気づいて
兵力を集中させに
来たんだ
急がないと
どんどんこちらが
不利になる
えっ
隊長
敵襲じゃと!?
見張りの兵が
寝惚けていた
のではないのか誤報なら
許さんぞ
西の城壁が
攻められて
いると
はい
そのようで..
宜安城城主
北遼公
城壁の攻防に
なっておるでは
ないか
バカな
どうしてこの
宜安が襲われる
桓騎軍は敗れた
のではないのか
そのように
報告は受けて
おりましたが
ええィ
早馬を李牧様の
元へ走らせよ
狼煙も上げよ
城の危機を
一刻も早く
知らせるのだ
ハハ
見ろっ狼煙だ
狼煙を
上げられたぞ
くっ
宣安を取られ
でもしたら
大変なことに
なるぞ
思ったより敵の抵抗が強い
急いで!信
隊長達
手こずって
オラァ
ぐオ
城を落とす前に狼煙に気づいて近場の趙軍が来てしまったら
城を落とす前に
狼煙に気づいて
近場の趙軍が
来てしまったら
オレ達は敗北する:
どんどん
兵を呼び
集めろ
ひるむなァ
人で埋め尽くして、
奴らを通すなァ
くっくそっ
こいつら
なかなか崩れねェ
歩兵長も
進めなく
なってきてる
北の地は
貴様らなどに
渡しはせぬぞォ
手練が
いるぞっ
集まれっ
くそっ
呼吸がイマイチ
戻ってない上に
こうも人で間を
埋められると
入っても行けぬ
イチかバチか
正舞いで
行けるところまで
行ってみるか
やめとけ
礼
剣で斬り進める
状況じゃねェ
琥姉も
無理するな
ワシより昨日の
無茶が残ってる
だろ
隊長
羌扎さん
トーン
じゃあ
どうする
あきらめる
のか
バカ言え
まァ
見てろ
!?
集まれ
田有
竜川
中鉄
飛信隊怪力三人衆
!?
今は
斬って進んでも
人の壁だ
ふっ飛ばして
道を作る
敵の反応が
思ったより早い
俺らが内から
開けなきゃならねェ
城門の前まで
もう趙兵で
埋められてるはずだ
だがそこまで
まらず
まらす行くぞ
間違っても...
一人も
ぶっ倒れるん
じゃねェぞ
っス...
行くぞっ
懸けの歩兵団
第731話・命懸
まだ城門は
開かねェのか
無理だ
まだ城壁の
上の攻防が
続いている
狼煙も上がり
続けている
いよいよ空が
明るくなって
きたな
反対の門から
早馬も出たと
報告が
さすがにもう
宜安の異変は
李牧の耳に...
今趙軍が
ここに来ち
まったら
間違いなく
俺らは
終わりだぞ
いや
裏門から出た早馬は
手下に追わせて
全て仕留めた
恐らく
この時点では
まだ李牧本軍には
気づかれていない
はずだ
えっ
ただ
明るくなれば
伝令の行き来も
活発になり
この城の異変も
そこで知られるだろう
えっ
気づかれれば
近隣にいる趙軍から
押し寄せてくる
それまでに
この城を落として
入城し
籠城の形を
取らねば...
大丈夫だ
信は:
だが歩兵達が
裏に回る気配は
一向に無いぞ
あいつら
必ず裏から
門を開ける
......?
なっ
何だ
あの四人は!
ギア
とっ
止めろ
ひるむな
ま前は
たったの
四人だ
かっ
階段に
近づかれて
いるぞっ
後ろ
もっと人で
パめろ
槍を突き
立てろ
四人では
そう長くは
続かんぞ
オオ
ドス
田有っ
中鉄
オイラに
任せて
......
ドス
!!
竜川っ!?
ピキ
ぶっ
!
ギア
ふ
ふざけるな
ばっ
化物か
こいつ
殺せっ
竜川
高段だっ
階段まで
もう少しだぞっ
死守だ
階段まで
行かせるな
うむ...
竜川っ!!
ギャ
ちょ...
うわっ
なっ
!?
カ
階段の兵
が...
リ...
竜川...
テェェェッ
あっ
この..
デカブツが
あっ
殺せっ
抜けて来たのは
こいつらだけだ
こと上の授軍に
いや...
ルアア
ぐあっ
どわっ
竜川
お前って
ヤロォは...
っ......
オラァ
隊長っ
はい
あの二人は
下で殺せっ
それより
奴らの間に入って
「後ろを続かせるな
ギャ
田有
いかん
後続を
断たれるぞ
急げ
やっと...
城壁の裏に
進んだみたい
だね
河了貂
だけど
娘軍師
飛信隊側の
押してる
喚声だけって
わけじゃない
そうなんだ
竜川って呼ぶ声も
聞こえた...
命懸けで歩兵団が
門を開こうと
しているのだ
間もなくだ!
ヱ騎突撃
態勢!!
オオ
盾で階段前を
つぶせっ
押せエ
正念場だ
それ以上
通すなァ
続けェ
あっ
みっ道を
ふさがれたっ
どんどん
オレン
くそっ
信達がっ
羌痴さん
バカおえ
鬼姉に
頼るな
よしっ追うぞ
ワシが
何とかする
オオ
囲めっ
行かせるな
ほ
歩兵長
後ろが
来てない..
いい
俺達だけで
門を開ける
了解ス
ぐっ
大丈夫か
田有
行かせるか
田有休んでろ
十分だ
あとは俺達で
やれる
今だ!
門の開閉部屋の
入口が見えたぞ
あっ
オオ
!
ア
でっ
たっ隊長
うっ
下がってください
蜂の東に
してやれ
田有
千人将っ
こいつらは
弓き受ける
行けお前ら
お前らで
門を開けろっ
隊長っ
行くぞ!
来たぞ
急げェっ
また盾兵...
俺達だけで
行けるか...
任せろ
!?
うかっ
田有千人将
ブホッ
おわっ
田有
お前っ...
ああっ
奴ら
入り口に着いて
しまったぞ
殺せエ
田有...
開閉部屋に
行かせるな
急げっ
急げっ
部屋に
入る前に
殺せっ
来るっ
行け!
入口は俺が
ふさいでおく
お前らは
開閉部屋に
行って
城門を開けろ
なっ...俺も装つます
残ります
俺も
行け崇原!
ここまで来て
しくじるなよ!
すぐに
戻る
それまでここを
任せたぞ
田有
バカが
中にも敵は
いるんだよ
門が開かなきゃ
外の奴らも含めて
全滅だ
千人将...
オオ
行って来い
歩兵長
フフフラフラ
まだかっ
喚声は
もう真裏
なのに...
隊長達..
すぐに
開く!
ぺ緊態勢
私持!
シャマだ
どけエ
なぜ
死なぬ
どけェ
田有
行かせるな
ここだ
行けっ
お前らは
この時の
ために
豚の体にっ
くそ中からカギがっ
カギがっ
惇兄弟
黙ってろ
囲めェ
バカ干斗
あっ
ああ
はっ
入って
来たっ
この音
はっ
まっ
まさか...
城門がっ...
...
開けられた
の
敵が入って
来たぞォ!!!
...
オオ
これからでも
第732話、砂鬼の根
......
・っ
やったァァ
おっ
俺達で...
宣安城を
落としたぞォ
オウ
オオ
東の兵も
残らず投降
したそうです
やりましたね
田永五百将
へっ今回は
歩兵団の
手柄だな
あいつらが
城門を開けた
から...
ん?
田村さん
キングシムはWindi
おっ
おい
田有!?
どうしたっ...
どうしたっ...
オイ
田有さん
目を開けて
下さい
田有さん
うわああ
俺達のせいだ
また俺達のせいだ
俺達がまだ
力不足だから
田有さんに
負担をかけて
ひっ一人で入口を
ふさいで下さって...
もっと早く
戻っていれば
信っ
こっ...
こっちも..
田有さん...
竜川が...
目を覚まさねェ
うっ...
つ...冷たく
なってる気が..
竜川さん
うう
ち...中鉄も
同じで...
ぐったりしてて
全く...
動かねェ...
は...?
さ...
三人も...
古参の
あいつらが
中鉄さん
ふ二人共
動かねェんだよ
そ...
河了貂
!?
どうしたの
三人も
家恬...
ちょっと
後を頼む...
ふざけんなよ
起きろ
田有
起きろォ
あ
やめろ
田永さん
ごめん
...
田有
起きろ
オイ
田有
田有さん
竜川さん
中鉄さん
三人を一気に
失ったら
飛信隊は
これから..
俺のせいだ
琥姉
大丈夫?
俺が三人に無理
させすぎた...
しっかりしろ
ここで
お前が下を
向いたら
俺達はっ...
信っ
違うっスよ
俺のせいですよ
また俺がっ
違う!
それぞれが死力を
尽くした結果だ
田有
竜川
中鉄
誰のせい
でもない!
うっうう
田有さん
ザッ
田有
そんな...
信..
ん?
!
...
あっ
砂鬼一家:
何だ
今は
てめェらに
構ってる気分
じゃねェんだよ
その男
まだ息は
あるのか?
息は...
かろうじて
してるけど...
もう
あ?
どうなのだ
だったら
その男
我らに
渡せ
!
なっ...
何だと!?
お...
お前らでんかう
田有さんに
何をする
つもりだ
ふざけたこと
言ってると
マジで
真っ二つにすんぞ
てめェら
...
ふざけたこと
ではない
宜安に
入城できた礼に
その男を砂鬼一家が
治療してやろうと
言っているのだ
!
なっ..
ち...
治療!?
さ...
砂鬼一家が?
ふざけんな
死体を弄ぶだけの
お前らが
何が治療だ
失せろ
田有さんに
近づくな!
待って
DLRAWANET
!
テン
治せるの?
さァな
河了貂?
すでに手遅れ
かも知れぬが
ただはっきり
言えることは::
長年死体を
切り刻んできた
我々は
骨
臓物
”人の体”に
ついて
そうではない
かも知れぬ
誰よりも
詳しく
その扱いに
精通していると
いうことだ
!!
あっ...
確かに...
.....
信・
助けたいのなら
急げ
我らとて
死人を
生き返らせる
ことは
叶わぬぞ
...信!
別にお前の
許しなど
どうでもいい
死なせ
やがったら
許さねェぞ...
最善は
尽くしてやる
夕亜
ここでは
何もできぬ
頼めるか
清潔な部屋へ
運べ
それと
水と
熱湯を急いで
準備しろ
オ
オオ
水と...
湯
まずは
部屋だっ...
お前の部隊で
戦ってみてェと
思ってる奴はきっ
俺だけじゃねェぜ
ぐっ
行こう隊長
オイラたちで
まず一つ勝ちを
つかみ取ろう
蒙恬様
物見の
騎馬隊を
出しました
今回は..
ほとんど
飛信隊の
手柄でしたね
ああ
そういえば
蒙恬様
宜安を落として
籠城し
さらにその先に
我らが助かる道が
繋がるのは
...
ああ
他力の二つのことが
重なる必要があると
おっしゃられたとか
一つは
何です
二つの
ことって
赤麗城た
開戦前に
奪った赤麗城に
生き残った桓騎軍の
残党が戻り入城し
赤麗で...
復活...
それなりの
戦力として
復活することだ
ああ
!
こういう
事態の
ために
宜安の前に
あの城を奪った
...しかし
昨日のあの李牧の
包囲戦から一体
どれ程の兵が外へ
脱出できたことか...
それに我らの
北部攻略が
読まれていたと
いうことは
我らが赤麗を
出陣した後
すぐに城は襲われ
奪い返されているやも...
ああ
その通りだ
だから
他力頼みを
言っている
正直ここからでは
赤麗がどうなって
いるのか
知る術がない
...
そ...
それでは
二つ目の...
他力とは...
それは
もちろん
桓騎将軍が
生きていると
いうことだ
桓騎将軍が
まだ
生きていて...
赤麗か宜安の
どちらかに
天城する
桓騎将軍が
どちらかの軍に
合流できれば
士気は吹き返す
さらに二城に
素軍があれば
敵は力を割かねば
ならぬ
そうやって
一日でも長く
籠城を続けて
本国から援軍が
来るのを待つ!
我らが
生き延びる道は
それ以外にはない
咸陽が
籠城を知れば
...
総司令昌平君は
必ず軍を
送って来る
確かに
しかし
その線も...
そもそも..
桓騎将軍は
果たしてまだ
生きているのか...
...今は
そう願って
待つしかない
そして、それは
......
本当に
他力ですね
ああ
.....
見ろ
日が上がって
来るぞ
......
隊長..
「LRAVANE
砂鬼一家:
てめェらは
クソだ
田有達は...
......
だが...
今回はお前達の
術に助けられた...
隊長として..
礼を言う
!
三人とも
助かったのか!?
RAW.NET
.....
ああ
三人共だ
そうか
しばらくはもう
動けはしねェ
だろうが
三人命は
取りとめた
悔しいが...
砂鬼一家の
おかげだ
助かったから
ならば
よかったな
我らが死体を
弄んで得た
知識と術に
感謝せねばな
そうであろう
飛信隊信
...
まさか
そういう目的で
やっていたと
でも?
フッ
さァな
だが桓騎は
無意味なことは
しない男だ
桓畸ッ
あいつが
やることには
いくつも
意味がある
.....
あいつが
砂鬼を今の姿に
作り変えたのにも
大きな意味が
あった...
DLRAWANET
第73話「奪われた者
DLRAWANET
ガキ...
ばっか
だな...
ここに
大人は
いない
私たちは
売られて
それに
何か..
売られた先で
傷つけられて
...
あげく山に
捨てられたり
逃げ出した者達の
集まりだ
この穴を
使え
丁度先日
一人分空いた
ところだ
そこの子ね
三日前に体中
ブツブツができて
死んだの
コラ
変なこと
言わなくて
いいの!風
そ
長居すると
長居すると言った覚えはないぞ
そうなの?
私達は
居てくれると
嬉しいがな
俺は別に
嬉しくなんて
ねーぞ
行く所はないとも
言っていただろう
食い扶持
一人増える
しよー
ただでさえ
飢えてんのに
は?何でよ竹平
竹耳
いつも男手が
足りないって
ぼやいてる
じゃん
ここが
嫌になったら
いつでも出て
行けばいい
は?
ぼやいて
ねーし
ぼやいてるし
言ったかも
知んねーか...
こいつみてー
なのじゃねェ
だから
いいんだろ
竹耳
竹耳
ぼやいてるよー
こいつは
明らかに
俺らとは違う
だろーが
どうでも
いいが
一つ
いいか?
こんな痩せた地で
ガキだけのお前達は
どうやって
食っていってる
それは..
獣獲ったり
RAWANET
野菜とか..
琳
この山々は
野盗の類で
ひしめき
合っている
町と町をつなぐ
山道がいくつも
あるからな
お前らも
野盗団って
ことか
そんな中で
私らは
端っこにいる
つまりは...
ガキ
ばっかの
くせに
ああ
そうだ
本当に
こんな山道を
人が通るのかよ
通る
悪路だが
次の町へは
近い道だ
前から
気になってた
けどよ
お前何で
いつも頭巾
かぶってんだ?
名前
何だっけ?
...
召は昔
顔を焼かれ
たんだ
召は親に売られて
ここ一帯の領主の
下僕になった
そしたらその領主が
ど変態ヤロォでよ
自分の趣味で
召の顔を焼いたり
皮をはいだりしたんだ
まー
ここにいるのは
皆似たような
感じだけどな
偲央来たぞ
来たけど..
ん?
何だ
やらねェ
のか?
バカ
あれは
行商でも
なけりゃ
旅人でもねェ
兵隊達に
守られている
私達が
かなう相手
とはない
しかも
あいつは
!
やめっ
あつっ
キャアアア
あっ
召が
それがいいの
...
ああ
ひょっとして
今のが
召
オイ
召をやった
領主だ
DLRAWANET
金目のものを
もらうだけだ
危害は
加えない
お父
大丈夫だ
春世
馬も
もらえよ
高く
売れるだろ
これで
勘弁してくれ
妻の...
この子の母親の
形見で高価なものだ
お母の..
......
馬は勘弁してくれ
これから峠を越えて
病の母の元へ
行かねばならんのだ
あっそ
オープン
でもこっちも
大変なんだよなー
馬だけは
どうか...
いい
これ以上は
取らない
はっ
引き上げるぞ
はァ?
峠越えは
危ない
母の所へは山を迂回して行け
あー
そうだ
...
いつもお前ら
あんな感じ
なのか?
偲央が
決めたんだ
殺しは絶対...
絶対にしない
必要以上は
奪わないって
必要以上
?
お前らみんな
ガリガリじゃ
ねーか
足りてねーだろ
そうかもな
何で女が
頭張ってる
そんで
自分より小さい
奴らを守って
いこうってな
あそこで
走り回ってる風は
今はああだが
偲央が
この集団を
作ったんだ
奪われた者同士で
助け合う仲間に
なろうって
ここに拾われた時は
骨と皮だけで
ずっと寝たきり
だったぜ
よし
上手く研げた
ほらよ桓騎
大変だ
偲央
みんなっ
呂代達がっ
村に買い出しに
行った
3.代達がァ
あ!?
あ
呂代
誰にやられた?
狼甫一家
すまん...
あの親子から
取ったもんを
せっかく干し肉と
穀物に換えて
来たのに
全部
取られた..
あいつらきっと
尾けてたんだ...
!
狼甫...
全部..
呂代
集落が!
DLRAMANET
ギャハハハ
何を
している
お前達っ
エーン
エーン
おー
偲央
そんなとこに
いたのか
お前がいないから
お前がいないから
傷の者達に
色々聞いてた
こころだ
一体何の
真似だ
お前達
狼甫一家への
上納は約束通り
払っているぞ
それなのに
こんな...
いやー昨日
狩り”を
したらよー
その親子
その前にお前らに
狩られたって
言うじゃねーか
あっあの
首飾りは
だからお前ら
こっそり稼ぎまくって
俺らに黙って
溜め込んでんじゃ
ねーのかってなー
調べに
来たわけー
でも馬も取ってねーし
この首飾りも
受け取らなかった
ってよー
そんなこと
あるわけ
ないだろ
んー
そうみたいだな
色々調べたが
無かったわー
......
用が済んだ
のなら
帰ったら
どうだ...
んー...
そうするかな
とりあえず
見つけた干し肉と
毅物は全部
もらっていく
けどなー
ギャハハ
また
来るぞー
あっそれは
次の春に蒔く
種もみ...
それが
無かったら
私達はっ
衣央
そういうわけで、
よし
オイ
やめろ
!
!
ガッ
あいつらを
殺したりすれば
大変なことになる
狼甫一家が
押し寄せて
半刻もせずに
皆殺しに遭うか...
もっと酷い目に...
いいのか
力の無い私達は
こうやって生きて
いくしかないんだ
こうしないと
あの子達を
守っていけない
仲間が何人か
殺されてる
んだぞ
我慢して
ここまで皆で
生きてきたんだ
生き残ってる
方が多い
奴らに剣を
向けないでくれ
桓騎
ん?
んー?
束す
”帰ったら
どうだ”
って時の
偲央のあの目ー
何か
ムカつか
なかったか
お前ら
やっぱ立場ってのを
教えとかねーと
いけねーんじゃ
ねーかな
”体”に
オイ偲央
ちょっと
来い
久々に
おしおきだ
お前
おー
そういえば
今すぐ脱げ
コノヤロォ
!
クク
別に驚くこと
じゃねェだろ
前にも何回か
あったろーが
この姉妹は
よー
売られた先で
散々な目に
遭ってよー
体中
斬り傷だらけで
気持ちわりー
のよ
だから最近
手ェつけて
手ェつけてなかったんだが
まーいーや
山体も成長してる
っぽいしなー
「いーや体も成長してるっぽいしなー
さっさと来い
偲央
いつもの
あの小屋で
やってやるよ
早くしねェと
ここで全員の前で
まわすぞてめェ
それかお前より
若いガキに
相手させんぞ
コラァ
みんな
騒がなくていい
ハハハ
来た来た
お姉ちゃん
...
偲央
偲央
オイ
...
大丈夫
つも通りに
少しの間
我慢するだけだ
ギャハハハ
あれ?
お前本当に
女の体つきに
なったな
胸も
今度はま
妹も入れる
からなー
気をつけろよ
偲央ー
ギャハハハ
おい
あ?
!?
第734話一生き延びる手段
ん?
!?
!!
ドス
待...
ブリュリュりュ
ギャアア
おっ...
アアッ
なっ...
てっ
桓騎
アアァ
てめっ..
!
ドス
死っ
ギャッ
クソ
ガキが
ドッ
斬れ味悪
待...
...
す
すごい
あっと
いう間に
四人も...
のっ
残るは...
あと一人
...!
ふざけんなよ
うっ
うう
ふざけんなよ
ガキコラ
てめェら皆殺しに
してやるからなァ
...
何イキがって
んだよ
オッサン
一人で
こっちは
ガキだが
数はいるぞ
!
あっ
...
山多
喜巴達まで
ガキ共が
お前らが
束になった
ところで俺様に
かなうものかァ
その前に
こいつ殺ろー
大人を
ナメるなよ
いけんじゃ
ねーの?
ふつーにすでに四人
転がってるし
よ...
よせ...
ザッ
オイと
何してる
てめェ
桓騎
ん?
言わな
かったか?
...NET
あいつらも
助けて
くれって
よせ...
英角...
くそってめェら
近づくな
近づいた奴から..
ぶっ...
いいじゃ...
うオオ
あいつらの
仇だァ
クソッ
今まで
やられていた
分もだ
やった..
五人共
倒した
桓騎
死ね
クソヤロォ
お前..
や..
やった..
何てことを
やった..
けど...
偲央...
こいつらを
殺したところで
すぐに狼甫一家が
大勢で私達を
殺しに来る
あいつらは
屈強で...
ものすごい
数なんだ...
私達は決して抗えないっ...
私達は決して
抗えないっ...
守れないっ!
子供達を
ことを
「騎お前は
自分がしたことが
分かってるのか
ヒヒヒ
その通りだ
もうお前らは
おしまいだ
狼串の殺分は
表切りは
絶対に許さねェ
俺達が
ここに来たのは
知ってるからな
それよりさ
ヒヒヒ
お前らただでは
死ねんぞ
苦しみ
抜いて...
ありがとう
は?
助けて
くれて
ありがとう
ゴリ
何を
言ってる
私のこと
なんて
どうだって..
だろ
よかねェよ
お前ら
おかしい
んだよ
!?
当たり前に
なっちまって
んだよ
ANA.NET
奪われる
ことが
おかしい
だろうが
そんなこと
...トにて
だって...
私達は..
無力で...
大丈夫だ
俺に
任せとけ
全部
上手くいく
よく無事に
済んだな
一家の傘下の
下っ端が
上を殺って
どうやって...
つくろった?
つくろって
などいない
どういう
ことだ
殺られる前に
殺ったんだ
!?
何っ!?
狼甫一家は
本当に大きな
野盗団だった
大きい故に
近隣に歯向かう
敵はなく
止み処の
価は
くるかった
私達は
そこに数多くいた
子供の下僕に
紛れて潜入し
頭目狼甫の
寝込みを襲い
殺した
桓騎が酒に何か
混ぜたみたいで
宴に参加した全員が
泥酔して
深く眠ったので
...
お前ら
ガキだけで
一家をつぶした
ってのかよ
楽な
仕事だった
つぶれは
しない
大きな一家
だったと
言ったろ
ただ
弱体化は
した
敵が動き出す
前に殺る
全て桓騎の
計画通りだった
つぶれてないなら
復讐の刃が
押し寄せただろう
一家の
面子に関わる
同時に
幹部も何人か
殺ったからな
その通りだ
お前達を
殺して
おかないと
本当に一家が
だから
私達は
無念だが...
あの場所を
捨てなくては
ならなかった
山中にひっそりと
存在する空き地で
近くに
小川もあり
静かで
いい所だった
さすがに
行きたくないと
ゴネるのも
いたがな
仕方
なかった
居座れば
半刻で皆殺しだ
エー、エーン
それでも
死の追手は
来たはずだ
私達が発見し
自分達の手で作った
聖地”だった
撒けたのか?
撒ける
はずはない
殺し屋達は
次から次に
どこまでも
追ってきた
みんなァ
ちょっと
来い
桓騎がっ
狼甫が二人
罠にかかって
たんだけど
桓騎がっ
!?
土地を捨てる
だけじゃ
足りなかったんだ
だから
桓騎は...
とにかく
早く来いっ
なっ...
...
桓騎!?
一体
何を...
これは...
何て
おぞましい
ことを
桓騎...
腹の臓物って
すげー
長いのな
うっ
行くわけ
ないだろ
オエエッ
きっ
気持ち
悪いっ
お前ら
ちょっと...
この中入って
来てみろよ
お前
頭おかしく
なったのか!?
だよなー
これだけ頭おかしな
とこまでやれば
近づけねーよなー
!?
?
力のねェ奴は
頭使わねェとな
桓騎
まさか
お前..
誰も
やれないことを
やらねーとな
これが...私達が
普通のこと
やって
生き延びられ
ないなら
生き延びる
術だと.....?
ああ
この先この仲間が...
誰...一人...
傷つけられない
ための手段だ
!!
...分かった
やる
やるぞ
私も
俺もやる
俺も
やり方を
教えてくれ
桓騎
そ...
それが...
砂鬼一家の
始まりか
ああ
そうだ
その日から
俺達は
徹底的にやった
罠を仕掛け
捕えた商を
およそ人の所業と
思えぬ残虐さで
弄び晒し
続けた
始めた頃は
こっちも頭が
おかしくなりそう
だったが
仲間を守るため
敵を遠ざけるためと
言い聞かせてなー
まー
意外とすぐ
慣れるん
だけどな
ある日を境に
来なくなった
それで追手は
えっ
俺達は
人じゃないって
噂が流れた程だ
とにかく桓騎の
言った通りに
なったんだ
えーそうだったっけ
ムチャクチャ
やったからな
桓騎
ちなみに
砂鬼って
名前は俺案だ
桓畷に怖いものを
ガキの頃にじーさんが
言ってた人を砂の中に
引きずり込む鬼が
怖えーって話したら
桓騎が
それいーなって
お頭が
砂鬼一家を作った
というのは
そういうこと
だったのか...
ちょっと
待って
今のは
砂鬼一家の
話であって
那貴が
知りたかった話とは
違うんじゃないかな
俺って
言われても
分かんねー...
召...
召...!?
.....
那貴は...
桓騎が
何者なのか
知りたいんだよ
桓騎の
〝根っこ〟に
流れる
!
怒り”が
何なのかを
”怒り”...
だったら僕らは
話さないと
いけない
僕の顔を焼いた
領主を
桓騎が襲った
あの日のことを
桓騎の
“根っこ”に
流れる..
怒り...
第735話「中間の奴ら
話さないと
いけない
僕の顔を
焼いた領主を
桓騎が襲った
あの日のことを
.....
あの日の夜
僕達は
初めて知った
何で桓騎が
その領主を
仇討ち
を...?
桓騎の根底に
流れている怒り。が
何なのかを
そして
それは
恐らく
今も変わらず...
いや
より激しく
燃え盛っている
はずだ
第78話14時間の奴ら
キングタムのWindi
行くぞ
ヒョー
すげェ
うわー
静かにしろ
これは
持ちきれ
ないぞ
おう
上出来だ
初めは
領主の貯め込んだ
財宝が目当てだと
皆思っていた
よし
もう行こう
桓騎
!?
あら?
桓騎は?
あら!?
いいじゃなんじゃ...
助けて...
助けてくれ
あっ
いだいな...
いたっ
!?
なっ
何してる
桓騎
領主様の部屋は
北の棟の...
一番上だ
領主の
部屋..
...助け...
スッフッ!!
ギャアアア
ん?
!?
ふごっ
ふごー
騒ぐなよ
今からお前を
お前がやって
きたことと
同じ目に遭わせて
やるからな
!
んっ
ふごっ!?
!?
偲央
んっ
んんっ
サッ
なっ
何をしている
桓騎
私達は
財宝を奪いに
来たんだ
俺は違う
俺はこいつを
やりに
来たんだ
見てろよ
召
お前以上に
しっかり
焼いてやる
やめろ
桓騎
このクソを
そんなことをして
何の意味がある
んっ
んんん.ん
バチバチ
んん
!
殺るなら
さっさと
殺れ
早くしないと
気づかれるぞ
かっ
桓騎...
うっ臭いが
意味?
意味って
何だ
無抵抗の
ガキだった
召の顔を焼かれ
お前達姉妹は
体中斬られながら
犯され続け
他も皮を
はがされ
そういうことを
する連中相手に
意味なんて
必要なのかよ
腕を切断されて
その腕を
犬が喰うのを
見せられたり
んぐっなんだん
RAWANET
この前
言ったろ
奪われる側は
もう終わりで
これからは...
きっちり取り返しに
行くと
!
...
ど...
どういう
意味だ
ひょっとして
俺達全員の
仇討ちをやるって
言ってるのか!?
この世には
桓騎...
高い所に立って
好き放題やる
バカ共と
そいつらの
犠牲になる
底辺の者達と
その..
中間の者達が
いる
底辺のお前達の“仇”は
高い所にいる
クソヤロォ共と
思っているだろうが
本当は..
そうじゃない
!?
!?
もちろん
クソ共には
きっちり
やり返すが
!?
えっ
そんな
簡単なことじゃ
終わらねェ
底辺が本当に
怒りを向けるべき
相手は
無関係を
決め込んでいる
〝中間の奴ら〟だ
!?
え!?
えっ!?
中間の
奴らって
桓騎お前
何を言って
普通の人達って
こと?...
だが
数で言うと
この世界は
その中間の奴らで
占められている
その人達は
ボク達に何も
していないよ..
ああ
何も
してねェ
そいつらが...
何もしねェから
世の中の〝構造〟が
変わらねェんだよ
無関係じゃねェ
関係
大有りだ
そいつらこそ
全身の生皮
はいでも
足りねェ
クソヤロォ共だ
......
お前が怒り〟を
向けると言っている
相手は
底辺以外..
全ての人間
だぞ
何を
言っている
桓騎...
つまり
お前は
この世界の
ほぼ全てを憎悪すると
否定すると...
...
ちょっと
待...
隊長!
!!
居たっ
うわっ
!?
そっ
外に放っていた
物見から
報告がっ...
!
もう趙軍が
来やがったか
いや...
違う..
きっ
来ましたっ
かっ
桓騎将軍の一団が
宜安城に向かって
来ていると!
!
...
何だとっ!?
!
斥候より
報告!
前方に
宣安城有り
そして
城壁の上には
お頭が
言った通り...
秦の旗が
立っていると
ほっ
本当か!?
マジか
オオ
おっ
お頭っ
信
そこに
いる!?
テン
桓騎将軍が
今こっちに...
やっぱ生きてるがっ...
忍がったか
衣央
約束通りに
来たな
桓騎は
てかあいつ
追われながら
よく来れたな
飛信隊
李信将軍
今聞いた
すぐに
行く!
残念だけど
話は
ここまでだ
つか話しすぎだ
桓騎に
知られたら
殺されるぞ
ああ
待て...
最後に一つだけ
教えろ
さっきから
出てきている
偲央という
女は今...
死んだよ
その後、桓騎は
砂鬼を出て行き
自分の一家を
作り出した
そしてあいつは
>日陰者達の王”に...
それでも、
〝闇の王〟に
なったんだ
...
ふざけるな
あいつの
どこが〝王〟だ
“王〟だよ
桓騎の目線は
昔から
いい加減
その辺に
しておけ
召も
しゃべり
すぎだ
過去の話など
どうでもいい
下からのようで
とても天い
所からだった
みっ
認めねェ
ごめん
今の問題は
敵地の中にある
この状況だ
窮地なのは
変わらぬが
DLRAWANET
反転の兆しとは
成り得るはずだ
桓騎の入城で
また大きく
流れが変わるぞ
......
DLRAWANET
ブタムの(完)
仕事あとがさ
この度は、第47巻ご購読ありがとうございました!!
2023年!!
LRAWANET
こんにちは、原です。
減られない!!
あ...うえー風と
かけ様で、キングダムも連載10年目に突入しました!
普段、本当にありがとうございます。
30年前まで、キングなら、最終はすぐ
又の23年も色々あります。
まひ、モンタジム初の舞台!
明本の監修はこれまでままだ実際、毎台でウビン表現されるのが、
それの領域でありますので、僕も非常に楽しみにしていますが、
昨晩回劇場駅のセ皮切りに大阪・福岡・北海道と
巡演しています。チケット〈命令〉《つぶぐ》ぐうわみの手配を。う
『キングム運命の炎』か夏に公開予定です!
いよいよ、あの人やらあの人やらか登場してきます。
色々と驚きのある才三弾とちょっと思います。ご期待下さい。
キング外展も今年は宮城県「あり果と遠坂口させて頂きます!」
安成会場「ファストオープンしております。
初東北・初北陸です。これからの方は楽しみにしていて下さい
映画!!
ここで
今年もキング外と空にお願い致します!!
ちわっひかりについましたが、が
雷士さん
おまけマンガビフォア桓騎ー家
DLRAWANET
天拝山野盗団」
リーダー
雷士
雷士さん
肩
そう
オウ
酒
山士
リュウ達がなか
那華山近くを
通ったら
やられました
雷士さん
またあいつらか
那華山
野盗団リーダー
摩論
摩論さん
天拝山の
雷土のとこのを
二人程ボコりました
ぶっ殺す
あの岩猿は
攻めて
来ますね
落とし穴でも
掘って
おきなさい
あいつバカ
なのできっと
落ちますね
へイ
おや
おや
摩論さん
黒川山の境を
通ったら
殴われました
むー
あの女狐の
とこですかー
黒川山
野盗団リーダー
黒桜
姐さん
んー?
ロン達がまた
摩論一家のもんを
しめちまった
らしいス
あそー
私日光浴中
なんよー
へ...
その昔
三つの山には
それぞれ
野盗団が
陣取っていて
摩論一家が
仕掛けてきたら
返り討ちに
しなきゃなー
ちょっと
人集めとけ
那華山
大拝!
日々
小競り合いを
繰り返していた
あっ西主さんが穴に落ちたっ
黒川山
そんな中
一帯に
ある噂が
流れてきた
他の山に
新しい野盗団が
現れただと!?
湯布山に?
あそこには
小さいシュウ一家が
いたかと
その
新顔のとこに
吸収された?
本をですか?
他にも
ワンとサクも
吸収された?
何者だ
そいつ
姐さん
大変す!
その新顔の
野盗団の
頭ってのが
DLRAWANET
姐さんに...
会いに来る
って
使いの奴がっ!
なっ
は?
頭自ら
乗り込んで
来る?
バカじゃ
ねェの?
お前ら隠れてて
そいつが
現れたら
ぶっ殺せ
......
来たっ
来やしたっ
死ねっ
止めっ!
止めー!
え
過当さ、えりすぐり!
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背表紙・カバ一折り返し
滋表記はコミック・ス発売当時のものになります。
DLRAWANET
YuC
DIGITAL
UESFA、YOURGJARPCONC
キングダム
67巻
原泰久
©原秦久2023.2018
初版発行
デジタル版発行-2023年
2023年
発行所・集英社
わたしは、おまえのフィールドロッパーマンストール
この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。
本作品の内容あるいはデータを、全部一部にかかわらず、
無断で複製、改竄、公衆送信(イこのターネット上への掲載
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DLRAWANET
DLRAWANET
「B.GIRANE
KINGDOM
本体・表紙
滋表記はコミックス発売当時のものになります。