★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 李信!!本作の主人公、下僕の出身ながら、数々の武功を積み上げ遂に将軍と、お前と『お前も』をなる。今はじき幼馴染みに天下の大将軍になることを誓う。 蛇甘平原の扱いで魏軍を破る。 馬陽を巡る趙との戦いいで王騎が亡くなる。」 扇政えいせい若き姿国の王。王弟の反乱や相国日本堂との権力争いなど滅多の立雄を越え、まだ誰も成し遂げたことのない中華統一を目指す 黒羊丘にて腹舎率いる超車を破る。 連合軍が趙国の鄴・擦陽を奪う 齋政が六将制度を復活させる。素連合軍が趙の武城平陽を落とす。始墨キ四年(足元厳姿年)桓騎率いる秦連合軍が極端趙北部・宜安を攻める。 い...一体何なのだあの刑は しーーーくんあんな顔が聞いたこともないぞっ... 超国北部・宣安から王都・地帯攻略を目指す奏軍は、座軍なる超軍の抵抗により、王野軍の離服を始め、当初予定していた紙。力を大幅に失ってしまう。それでも六大将軍・桓騎率いる連合軍は、超国深部へと突き進み、赤龍城を奪取。決戦の地・宜安を捉えた...!!しかし、宜女には予想を遥かに上回る数の超軍が待ち構えていた。十四万対三十一万。圧倒的な戦力差で包み明され、開戦を迎えてしまう条軍。共同戦線を敷いた飛信隊と突華軍は何とか脱出するも、桓騎本陣は窮地に陥る。そんな中、桓騎はなんとまだ見せたことこのない。布陣を始め...!? そういうことですから、そういうことですから、そういうことですが、そういうことです。 ★この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、ヨンです。やっさい関係ありません。 李牧の策略にハマり、圧倒的劣勢のまま開戦...!! 趙宜安超国北部からの邯鄲攻略のため、一路宣安を目指す奏連合軍。 しかし、その動きは週国三大天幸牧に読まれていた...!! 殺処将屈報、この話をけたか!! 宜安決戦へ向けた拠点作りのため、壁軍が攻城戦に挑む 桓騎が趙軍の捕虜十万人を斬首に... そういうことですから、そういうことです。そういうことです。そういうことですから、そういうことですから、そういうことです。 これからのアプリをそうですね。これからは、 急北東武道古道その前二十である 合流地点想定を下回るも十四万の大軍で趙国へ侵入! えたのは「五万」だけですっ 秦北東部でニ十万人を徴兵するも、奇襲を受け趙国へ抜けた兵は僅か五万に 王翦軍が削られ離脱する事態に へそうでねばメク旅の部屋もうるさいしなァ 南方からの邯鄲進攻を断念。奏連合軍は北上を開始 風范様もうタメだもちこたえられない 桓騎将軍が助かれば我らの犠牲は大いに意味を持つ くそっ俺達がこんななのに。桓騎将軍の本軍は授軍一つよこさない俺達をただムダ死にさせているっ しっしかし桓騎軍はずっと何も動いていない 将軍はもう諦めてしまっている この包囲から将軍が脱出するための盾だ 現秦国六大将軍の一角ぞ! い...いきなり、桓騎本軍が動いて陣を作ったようだが... ほ...細長い斜陣かと思ったが...奥にも別方向に伸びている...!?何だあれは... 桓騎軍の陣形は同じ平地にいる現場の者達からは認識できない 敵も..あれに気を取られています 今のうちにこの乱戦から脱出を 無論配置についた桓騎兵も同様である この異様な陣の形を把握しているのは仕掛けた桓騎と 引いた高所から見ている李牧だけである しかもあの陣形は一体... り...李牧様も知らぬ陣形を... 誰かに教わった代物ではないでしょう あれは陣形を知らぬ桓騎がおそらく独自に考え出したものです。 と...とにかく桓騎の本軍が目の前だ 何か桓騎軍に不可解な動きがあった場合 誘いの危険があると李牧様に言われている 変に大きな反応をすると逆に奴の術中にはまると あのおかしな陣は引っかかる 三大天李牧様から命が下るまで待機だ いつでも突撃をかける態勢にしておけ えーっ、んんっ、はぁっ、 あの陣形に深い意味はない あるのは谷〟の罠と...足の弱点 それはさすがに私達も... あの十字の。谷〟の部分を攻めれば左右の挟撃に遭い敗れ 逆にあの出っ張った足の先端を囲い攻めれば簡単に食い尽くせると... それ以外にあの陣に出来ることはない あらゆる陣形戦術が生まれ精練されてきた その中であの陣形が今日まで残り伝わっていないということは そこに...有効性がないからです しかし桓騎がなぜあの形を... こちらがあの異様に過剰に反応して包囲の形を乱すことです ...やはり素人のただの思いつきで... 前衛の各大隊に伝令を!あわてず四本の足の先端を攻めて敵軍を減らしていくようにと 足を食い尽くせば残るのは中心にいる桓騎です 敵はやはり十字の足の先端から食われていっている 当然だ奇をてらった愚策の代償よ ...っつ前衛はえっと“戒心をほったまま止めている 桓騎は本当に何も出来ぬ どうする桓騎このまま時と兵を浪費すれば いよいよ手は無くなり難なく討ち取られるぞ ダメだやっぱり端からやられていく こっ黒桜さんですねもうやけっばちです 中央から大隊が出た!? 中間地に敵が出て来たぞ 攻めている前衛に伝えろ 乱戦を解け一旦離れるぞォ 新手に向けて隊列を組めェ ...おちょくってるのか こんなふざけたこと続けてたら.. このままじゃどうなるんだ摩論? クラウスタウスカウスを お前ら何もしねーってうるさかったが 俺はずーっとやってただろうが こんなふざけたことを続けていたら... 日没を待っている...!? こっちより数が多い相手に戦って勝つ方法はいくつかあるが 一番手っ取り早いのは何か分かるか? 例えば大事が戦いづらい狭地へ誘い込むなど... てんな都合のいい場所はここにはない ここはあの李牧が用意した狩り場だ 今一つだけ都合がいいのは趙軍はまともな普通の軍で 桓騎軍はそうじゃねェってことだ その二軍の性質の違いから 趙軍が...弱くなって 桓騎兵が得意となる闇夜に誘い込んで敵との数の差を埋めてしまうと... だから周りで何が起ころうとふざけてるように見えながらも動こうとせず ただひたすら時が過ぎるのを待った... 一体いつそんなことを思いついたのですか... 日暮れまで引き延ばすなんて... 李牧軍が出て来た瞬間だ それ故に一貫して... 日暮れを待ち日没からの暗闇を利用して ただこちらを警戒させ時間を稼ぐためのものです 本軍は一切動かなかった 日没が来ようと我らの包囲戦は続きます 桓騎は日没までここに留まる気はない 飛信隊たち同様に桓騎もこの包囲を抜いて行くつもりです 無論抜いたとしても徹底的な追撃を受け生きて素へ戻ることは出来ませんが 桓騎は闇夜に乗じて私の手をかいくぐることを狙っています ここまで何もしなかった分主力の力は無傷で残っています これから動き出すと!? この包囲を抜く自信があると!? 一点突破の力業で勝負をかけてきます どの方向へ突破を... ややはり右であろう右へ抜ければ先に外へ出た飛信隊達がいる.. 桓騎から見て“右〉〈脱出をはかります いや奴らからすると真後ろへ行きたいそうすればその先には奴らの城となった赤麗がある 右から脱出をはかる!! 李牧様がおっしゃられたように奴らから見て。右へ!!! えェい布陣の失敗からのあがきよ!数は十分だ 返り討ちにして桓騎の首を取れェい り李牧様どうして桓騎は右へ動くと分かったのですか 先程のあの十字の中から四方へ出て戻った大隊の動きは 時間稼ぎとは別にもう一つ目的が どの方向の趙軍の動きが一番鈍いか どこが...突破しやすいのかを 摩論さん黒桜軍がぶつかったが やっぱりそう簡単には抜けねェ そんなことは分かってますよ しかしこちらの力は十分に溜め込んでいました ボロボロだった飛信隊の信に出来て私達に出来ないことはない 黒桜のとこのスキ間に入って行くぞ 波状攻撃のような形に... 李牧様・趙軍はこのままで宜しいので... 桓騎は自分が助かるために全体の乱れを顧みず右方突破だけに出た 包囲している全軍に号令を もはや桓騎の奇策はない 全方位から総攻撃をかけて桓騎軍を葬れ ここから見ても桓騎の左半分は混乱している あそこを討つのは容易いぞ! あそこを討つのは容易いぞ! いよいよ敵の総攻撃が始まった いよいよ敵の総攻撃が始まった ここにいても死を待つだけだ 桓騎軍は全体で右へ向かっている カ桓騎将軍を信じて我らも右へ走るぞっ 右への突破口を開こうとしているようだ セノウ一家が前に出ましたァ 超面倒なあなた方を連れて回っているのはこんな時のためです この右の壁をぶち抜くんだ 止まりかけていた桓騎軍がまた...猛烈に動き出した 李牧様左の壁の増援に... 後軍の左にいる馬南慈軍を走らせるべきかと 壁が勢いに押されている 馬南慈軍を動かさないのかわーっ 桓騎だっ桓騎が払いるぞっ いいぞ先頭の怪物集団に徹底的に矢を集中しろ ゼッゼノウ一家がっ... こいつらとっくにもう... ゼノウ一家の皆さんが... 舜水樹軍・虎白軍に伝令を すぐ桓騎を追って討ち取るべく... いえ二軍はあの中央に取り残された桓騎軍の掃討戦に参加させ これを徹底的に叩くようにと 桓騎にはゼノウ一家という“鉞”がいました 一つはそれを最後の最後まで温存していた桓騎の作戦勝ちです その殺傷力はあの蒙武軍に匹敵するでしょう 馬南慈軍をぶつければ止められたやも知れませんが まだ馬南慈をここで失うわけにはいかないのですよ 馬南慈も無事ではいられなかったかも知れない 確かにこの包囲戦から桓騎は逃れましたが、 桓騎軍はここで葬り去ります 右へ抜けた飛信隊と楽華は多少残っていますが、 左へ抜けた桓騎達はもはや残党 素国が趣の完全制覇を目論みこちらの意表を突いたと錯覚した趙北部攻略という大戦略が ほぼ無残に〝失敗〟したということです! 今の包囲を抜けた桓騎も生きて秦へ戻ることは出来ません 軍による追撃は彼の首が挙がるまで続きますし 桓騎の行く手を阻む包囲線は何重にも敷かれています 脅威のゼノウ一家も今の突破で全滅に近いでしょう 闇夜に乗じて逃げ切れると踏んでいるのだろうか あんただけでも死なないでくれ はっきり言ってもはや桓騎は それは最低限の戦力があってこその壬日三日 今日死ぬか明日死ぬかの違いだけです 李牧様のおっしゃる通りです 残された桓騎軍が死にまくっておるぞ ...れ回って...お兄様があれるって何を言ってそれもう松明をっておるておる一人も生かしておかぬ気だ... フフフラフランスラスを 一つ懸念すべきは先程おっしゃられた 多少残った飛信隊達では 多少戦力は残れど彼らもまた死に体 ここから出来ることはありません これから重傷者も命を落としていき戦力はさらに縮小し どこかの絆にかかって終わるでしょう こんなに遠くまで来たのに キズロが見えない少し火をつけるつけてはダメ 一旦隊の元へ戻ろう戻ろう隊長 信達が敵軍の火を見たのはこっち側だから... 絶対に俺達を逃がさないつもりだ それよりあの後桓騎軍はどうなったんだ? 愛閃副長豪恬様は... くそ李牧は一体どこまで軍を展開してるんだ 今眠られた大丈夫だ明日は少し動かれそうだ 今那貴の部下達が様子を探りに行ってるがまだ戻ってない そっちじゃ一番ボロボロだ お前達と大差ない... 我呂大丈夫か?お前先に休んでろ これからどうするか話は進んだのか? お?何じゃ何じゃ色男琥姉に話があるならまずワシを通せよ ...別に昼に助けられただけだ どの道眠れなんてしねー どこまで行っても趙軍がいやがる かといってここにじっとしていても 明日には跡を追われて龍軍が押し寄せる 俺達はどこに向かって何をすればっ... すすみませんちょっと来てくれませんか ははい平多達が森の奥で変な連中に遭遇したと! いや敵じゃないみたいなんですが何か怪しくて 自分らは桓騎軍だと言ってるんですが そして何かどでかいものを運んでいて とっとにかく来て下さい すみませんこの男がワケの分からんことを... ワケの分からんこととは何だ これは〝六代紅春〟だ!! たっ確かにこれは桓騎軍のあのおかしな井閑車だ 本当だ去年平陽城を落とした井蘭車だ 氾善...こんな所で一体何をしている ってことは本当にこいつら一応桓騎軍... 別にそんなに大そうな話ではない 紅春は無論乱戦には不向き故少し遅れて出発し 桓騎の本軍はどこかで趙軍とぶつかることは分かっていた 別の道から同じ目的地を目指して行軍していただけのこと 宜安の城で桓騎と落ち合う予定であったが 物見の報告では本軍は敗れたと まーあの桓騎がそう簡単に死ぬとは思えんが どうした貴様ら聞いておるのか 前方で本軍は突然趙の大軍に包囲されよった とにかくもはや一我らは城攻めどころではなくなった どうしたものかとこの森で.. っていうか貴様らあの本軍にいた隊であろう 貴様らこそどうやってここにいる うん...ちょっと待って... 今これだけ大がかりに包囲線を敷いている分... 恐らく..中心は手薄... 残党といっても今オレ達はケガ人を含めれば全体で一万近くいる 宜安城を落とせるかも知れない 朝日とともに井岡車で奇襲をかければ いや貴様達に紅春は貸さん うまく宣安を取ったとしてもその後のことを細かく考えないと.. ちょっと悪いけど豪恬と話せないかなこんな大事なこと.. 分かった今すぐ様子を見てく 取ってもこんな敵地じゃすぐに城ごと包囲されちまう 確かに敵という殺気は感じぬが こ奴らのおぞましい気配は普通ではないぞ 黒羊の戦いで俺は桓騎軍に入ってたその時聞かされたんだ 村騎軍の中でも取り分けやばい二つの組... 怪力狂犬のゼノウ一家と... 拷問し死体を弄ぶ砂鬼一家 そんなクソヤロォ共がこんな所で何をしてやがる 黒羊でもふざけたもん作りやがったな あーそうだ桓騎の指示でな まーよくは分からんが推測するに うちが攻城戦専門の部隊であるように 砂鬼は本軍に入らず最初からお前達と行動を共にしていたのか? 砂鬼の専門も普通の戦闘ではない 速やかに城内の人間を砂鬼が拷問して色々と情報を聞き出す予定だったのだろう じゃねェとこの場で全員叩っ斬る それとここから宣安城へは一歩も近づくな 近づくだけで本気で斬る 俺はずっと聞きたいことがあった こいつらと話させてくれ 桓騎軍の中で最も謎に包まれたこの砂鬼一家に ああ砂鬼一家は桓騎軍の仲間内でも全くと言っていい程姿を現さない 俺ですらお一度だけひ鬼の一人としただけだ こいつらに関してはお頭以外誰も何も知らない 俺が唯一知ってるのは砂鬼一家こそ桓騎一家の〝最古参〉ということだ お頭と最も付き合いの古い連中だ 大いなる謎に包まれた人間が こいつらに何を聞きてーんだよ 相騎の根に怒りがあると言ったのも砂鬼の一人 恐らくこいつらこそ桓騎の根源〟を知る唯一の者達だ どう一家を作っていったのか 一体何を望んでいるのか 無論ただで教えろとは言わん ふざけんな那賣てめェ何を勝手に 悪い条件ではないはずだ そうしないとお前達は本当にこの敵地の中に置き去りになる お前達を宜安へ連れて行く 一家の長出て来て顔を見せろ お前の口から話が聞きたい 俺は顔を見れば嘘を言ってるかどうかだかるからな よい城攻めにはこ奴らの力が必要だ 我々は何としても宜安に入城せねばならぬ 一家の誰が口を滑らせたか知らぬか お前の話は少し間違っているぞ 砂鬼が...桓騎一家の 桓騎が...砂鬼一家の あ...あの残虐の限りを尽くす砂鬼一家の長がこんな...び.. ひょっとしてまさか砂鬼一家って... 全員女...!?しかも笑せ 本当にバカだね尾平さん お頭が砂鬼一家の最古参とははッことだ 一家は元からあったそこに桓騎が入ってきた 十三かそこらの頃だろう そういう秘密を話している こちらの誠意をくんで欲しいものだな 幹部の誰も知らないことだ てめェらを宣安へは連れてかねーからな 桓騎が一家に現れた時のことはよく憶えている 我らの縄張りにしていた山間の山道で 子供が死んでいると聞いて見に行った 姉さんが桓騎を助けてそのまま一家に加えた ふつうの人間ではなかった あいつが入って一家は変わった 今お前達が知る砂鬼一家の姿は 全て桓騎が作り上げたものだ 桓騎が砂鬼一家を作り変えた!? 元々砂鬼一家は残虐行為をする一家じゃなかったってこと!? なっ何で桓騎はそんなことを... 今の話か...お頭が砂鬼一家に拾われそのまま組に入った話が本当なら なぜ今砂鬼一家と桓騎一家がある お頭が砂鬼の長にはならなかったのか? ある出来事があって桓騎は砂鬼を出て行った それからあいつは自分で一家を作って膨れ上がらせていったのだ 故に厳密に言うと砂鬼は桓騎一家に属しているわけではない 何が属してねェだしっかり仕事してんじゃねェかよ 今のはあいつに作り変えられたって言い訳がましく聞こえたが 嫌なら嫌って言や済む話だろうが だがてめェらはクソみてェなことを楽しんでやってるようにしか見えねェんだよ どいつだ今鼻で笑った奴 お頭が砂鬼の元を離れる理由になった ざけんなてめェら絶対連れて行かねェからな 宜安の...城内で話してやる 桓騎は十三くらいで現れたって言ってたけど その前のことを知っている人間はもういない 次に桓騎に会った時に直接聞いてみるのだな あいつとまた会うなんてあるのかよ お前何勝手に宣安へ連れて行くな... ちょっと待ってよまだ宜安に攻め込むかって決まってないんだよ とにかく敵恬と話を... 黄斗の第三陣にて桓騎軍残党およそ百人を発見してこれを討ったと 報告します無里の陣でも同様に六十名 こちら半数は生きて捕らえたと そんな南まで桓騎兵は走っていたと... 肝心の桓騎を捕らえた一報は未だ入らぬ それらしい姿を見たという報告すらないぞ この暗闇の中何という足の速さだ あちこちから桓騎兵捕縛の報は入るが 奴は向かって左南東へ脱出したが 赤麗からこの地までおびき寄せるため道中には関のようなものはない 間には量を展開して人の関を作ったが一番抜けやすいのはやはりそちら側だ 向きを変え西へ走れば“赤麗”の城がある 直前に奴らの城となった赤麗城だ 最悪桓騎の赤麗入城は考えておくべきやも知れぬ 大丈夫です赤麗に入ったとしてもそこからは... ...申し訳ありません これ程大軍を展開しておいて桓騎の所在を見失うなどと 仕方ありませんこちらが思っていた以上に暗闇は桓騎に味方をしたようです しかし着実に桓騎軍残党は減っています焦る必要は ネズミが闇をどう這い回ろうと 李牧様の包囲の外へ逃れることはできぬ しかし念のため李牧様本陣の警備を厳重にしておきます 桓騎は逃げると見せて中に入り込んで来ることがありますので フッ久しぶりだな闇夜の川渡りは はー全くみじめですね!敗走とは 六大将軍にまで登りつめたのに甲冑ごと川に入って逃げねばならないとは 昔はよく渡ってましたよね そういや田古川ってひでー川があったよな 昔は川を渡りきれば逃げきったーって感じだったスけど あっあの大蛭がウジャウジヤいる川 今回はさすがにちょっと厳しそースね 李牧の包囲はひどすぎますよ あったー俺川あがったら体中蛭だらけだったぜ 私なんて技術はだな...確かです まー大したことはねーだろ あやばっ沈んでるおい...黒桜 ...???そうなのか? お頭はまだあきらめてねーってよ お頭本気で言っているのですか 夜明けまであと少しだー 交代までしっかり見張れよー 宜安城を攻める...!? うんこのまま日の出までここには居られないし超軍の包囲はどこまでも続いてる だったら敵が大軍を外に展開しているのを逆手に取って中心にある宜安城を狙っては... いや我々だけでは無理だ守備兵の数は確かに多くはないだろうがそもそも城壁を抜けない 井岡車でもあれば話は別だが それが井岡車は..あるんだ...家恬 その井関車の持ち主の氾善だ まだ紅春を貸すとは言ってないぞ それでもこの戦力で宣安城を落とせるかは賭けたけど やっぱり城を取ってもその後が... その先の道が開けるかも知れない どちらも他力頼みの条件だが とにかく俺達は俺達で今出来ることを 空が明るくなってきたな 結局、桓騎発見の報もなければ どこか突破されたという報告もないな 日が昇れば桓騎に味方した闇夜が終わる 奴が見つかるのは時間の問題であろう なーんかあっけなかったな六大将軍桓騎 いかに戦歴が凄かろーと敗れる時はこんなものよ 山陽あたりから無敗と聞いていたが 特に今回は奴らは出陣した時から李牧様に敗れていたのだ それにしてもこれ程の圧勝劇になるとは これでは雁門への土産話がほとんどない 土産話などこれはどうでもいいことらうがまだこの戦いはあっこいつのだろうが 気を緩めるな終わってないのだぞ ...少し言い方がきついぞカイネ私は今や雁門の総司令だぞ だったらそれらしくしろ 桓騎の首が挙がるまでは油断するな このような状況から扈軛様は桓騎に討たれて軍は敗れた それは扈飄軍がマヌケだったと突っ込みたいが こいつ冗談通じなさそうだからやめとこ ただ今は日の出を待つだけだ 敵のそれ以外の残党の動きはどうなっている それ以外の...完!? 俺も含めてそうだが皆桓騎に気が集中しすぎている気がする そいつらはではくこう岳白公を討ち影丘の絶壁を攻略した ある奴らが現れたことで戦局が歪み出した 桓騎だけに気を取られすぎていると奴らに足元をすくわれるやも知れぬぞ 井関車すごい揺れて傾いてるけど さすがにもう敵に気づかれた 城壁の上を固められる前に紅春を到達させねばならん 敵襲だ寝ている者達を起こせ 急いで壁の上に寝らせろ バカな...なぜ宜安に敵が... 見間違いじゃないのか? どうだ紅春の秘部が開いた瞬間の敵の顔は 興奮と絶望が入り交じっておったであろう あれちゃんとした井岡平だったんだ くそ登られたぞ弓兵下がれ うろたえるな敵はそこそこいるが井岡車はあの一台だけだ そして敵の騎馬はこの真下の城門前に集結している 敵はあの井関車だけを頼りに城壁に上がり 内側に侵入し城門を開けて騎馬隊を雪崩れ込ませる作戦だ 兵を全てこの城壁に集結させよ ただの一点攻撃なら防ぐのは容易だぞ 敵兵が紅春の一点に集まって来ている こっちの攻め手がそれしかないと気づいて兵力を集中させに来たんだ急がないとどんどんこちらが不利になる 見張りの兵が寝惚けていたのではないのか誤報なら許さんぞ 西の城壁が攻められていると 城壁の攻防になっておるではないか どうしてこの宜安が襲われる桓騎軍は敗れたのではないのか そのように報告は受けておりましたが ええィ早馬を李牧様の元へ走らせよ 狼煙も上げよ城の危機を一刻も早く知らせるのだ 見ろっ狼煙だ狼煙を上げられたぞ 宣安を取られでもしたら大変なことになるぞ 思ったより敵の抵抗が強い 城を落とす前に狼煙に気づいて近場の趙軍が来てしまったら 城を落とす前に狼煙に気づいて近場の趙軍が来てしまったら どんどん兵を呼び集めろ 人で埋め尽くして、奴らを通すなァ こいつらなかなか崩れねェ 歩兵長も進めなくなってきてる 北の地は貴様らなどに渡しはせぬぞォ 呼吸がイマイチ戻ってない上に こうも人で間を埋められると入っても行けぬ 正舞いで行けるところまで行ってみるか 剣で斬り進める状況じゃねェ 琥姉も無理するなワシより昨日の無茶が残ってるだろ 今は斬って進んでも人の壁だ 敵の反応が思ったより早い 俺らが内から開けなきゃならねェ城門の前までもう趙兵で埋められてるはずだ 一人もぶっ倒れるんじゃねェぞ まだ城門は開かねェのか 無理だまだ城壁の上の攻防が続いている 狼煙も上がり続けている いよいよ空が明るくなってきたな 反対の門から早馬も出たと報告が さすがにもう宜安の異変は李牧の耳に... 今趙軍がここに来ちまったら間違いなく俺らは終わりだぞ いや裏門から出た早馬は手下に追わせて全て仕留めた 恐らくこの時点ではまだ李牧本軍には気づかれていないはずだ ただ明るくなれば伝令の行き来も活発になりこの城の異変もそこで知られるだろう 気づかれれば近隣にいる趙軍から押し寄せてくる それまでにこの城を落として入城し 籠城の形を取らねば... だが歩兵達が裏に回る気配は かっ階段に近づかれているぞっ 四人ではそう長くは続かんぞ 高段だっ階段までもう少しだぞっ 抜けて来たのはこいつらだけだ お前ってヤロォは... はいあの二人は下で殺せっそれより奴らの間に入って「後ろを続かせるな やっと...城壁の裏に進んだみたいだね 飛信隊側の押してる喚声だけってわけじゃない 竜川って呼ぶ声も聞こえた... 命懸けで歩兵団が門を開こうとしているのだ 正念場だそれ以上通すなァ あっみっ道をふさがれたっ ほ歩兵長後ろが来てない.. いい俺達だけで門を開ける 門の開閉部屋の入口が見えたぞ 俺達だけで行けるか... 奴ら入り口に着いてしまったぞ 入口は俺がふさいでおく お前らは開閉部屋に行って城門を開けろ なっ...俺も装つます残ります ここまで来てしくじるなよ! それまでここを任せたぞ バカが中にも敵はいるんだよ 門が開かなきゃ外の奴らも含めて全滅だ 喚声はもう真裏なのに... お前らはこの時のために豚の体にっ くそ中からカギがっカギがっ 敵が入って来たぞォ!!! 東の兵も残らず投降したそうです やりましたね田永五百将 へっ今回は歩兵団の手柄だな あいつらが城門を開けたから... 田有さん目を開けて下さい 俺達がまだ力不足だから 田有さんに負担をかけて ひっ一人で入口をふさいで下さって... もっと早く戻っていれば こっ...こっちも.. 竜川が...目を覚まさねェ つ...冷たくなってる気が.. ち...中鉄も同じで... ぐったりしてて全く...動かねェ... ふ二人共動かねェんだよ 家恬...ちょっと後を頼む... ふざけんなよ起きろ田有起きろォ 田有さん竜川さん中鉄さん 俺が三人に無理させすぎた... ここでお前が下を向いたら俺達はっ... 違うっスよ俺のせいですよまた俺がっ 違う!それぞれが死力を尽くした結果だ 何だ今はてめェらに構ってる気分じゃねェんだよ その男まだ息はあるのか? 息は...かろうじてしてるけど... だったらその男我らに渡せ お...お前らでんかう田有さんに何をするつもりだ ふざけたこと言ってるとマジで真っ二つにすんぞてめェら 宜安に入城できた礼にその男を砂鬼一家が治療してやろうと言っているのだ ふざけんな死体を弄ぶだけのお前らが何が治療だ すでに手遅れかも知れぬが ただはっきり言えることは:: 長年死体を切り刻んできた我々は そうではないかも知れぬ 誰よりも詳しくその扱いに精通しているということだ 死人を生き返らせることは叶わぬぞ 別にお前の許しなどどうでもいい 死なせやがったら許さねェぞ... お前の部隊で戦ってみてェと思ってる奴はきっ俺だけじゃねェぜ 行こう隊長オイラたちでまず一つ勝ちをつかみ取ろう 蒙恬様物見の騎馬隊を出しました ほとんど飛信隊の手柄でしたね 宜安を落として籠城しさらにその先に我らが助かる道が繋がるのは 他力の二つのことが重なる必要があるとおっしゃられたとか 開戦前に奪った赤麗城に 生き残った桓騎軍の残党が戻り入城し それなりの戦力として復活することだ 宜安の前にあの城を奪った 昨日のあの李牧の包囲戦から一体どれ程の兵が外へ脱出できたことか... それに我らの北部攻略が読まれていたということは 我らが赤麗を出陣した後すぐに城は襲われ奪い返されているやも... だから他力頼みを言っている 正直ここからでは赤麗がどうなっているのか知る術がない 桓騎将軍が生きているということだ 桓騎将軍がまだ生きていて... 赤麗か宜安のどちらかに天城する 桓騎将軍がどちらかの軍に合流できれば士気は吹き返す さらに二城に素軍があれば敵は力を割かねばならぬ そうやって一日でも長く籠城を続けて 本国から援軍が来るのを待つ! 我らが生き延びる道はそれ以外にはない 総司令昌平君は必ず軍を送って来る 桓騎将軍は果たしてまだ生きているのか... そう願って待つしかない 今回はお前達の術に助けられた... 隊長として..礼を言う しばらくはもう動けはしねェだろうが 悔しいが...砂鬼一家のおかげだ 我らが死体を弄んで得た知識と術に感謝せねばな だが桓騎は無意味なことはしない男だ あいつがやることにはいくつも意味がある あいつが砂鬼を今の姿に作り変えたのにも 大きな意味があった... 売られた先で傷つけられて あげく山に捨てられたり逃げ出した者達の集まりだ この穴を使え丁度先日一人分空いたところだ そこの子ね三日前に体中ブツブツができて死んだの コラ変なこと言わなくていいの!風 長居すると長居すると言った覚えはないぞ 私達は居てくれると嬉しいがな 俺は別に嬉しくなんてねーぞ 行く所はないとも言っていただろう 食い扶持一人増えるしよー ただでさえ飢えてんのに は?何でよ竹平竹耳いつも男手が足りないってぼやいてるじゃん ここが嫌になったらいつでも出て行けばいい 言ったかも知んねーか... こいつみてーなのじゃねェ こんな痩せた地でガキだけのお前達はどうやって食っていってる この山々は野盗の類でひしめき合っている 町と町をつなぐ山道がいくつもあるからな お前らも野盗団ってことか そんな中で私らは端っこにいる 本当にこんな山道を人が通るのかよ 通る悪路だが次の町へは近い道だ 前から気になってたけどよ お前何でいつも頭巾かぶってんだ? 召は昔顔を焼かれたんだ 召は親に売られてここ一帯の領主の下僕になった そしたらその領主がど変態ヤロォでよ自分の趣味で召の顔を焼いたり皮をはいだりしたんだ まーここにいるのは皆似たような感じだけどな 行商でもなけりゃ旅人でもねェ 私達がかなう相手とはない 金目のものをもらうだけだ 妻の...この子の母親の形見で高価なものだ 馬は勘弁してくれこれから峠を越えて病の母の元へ行かねばならんのだ でもこっちも大変なんだよなー いいこれ以上は取らない 峠越えは危ない母の所へは山を迂回して行け いつもお前らあんな感じなのか? 偲央が決めたんだ殺しは絶対...絶対にしない必要以上は奪わないって お前らみんなガリガリじゃねーか足りてねーだろ そんで自分より小さい奴らを守っていこうってな あそこで走り回ってる風は今はああだが 偲央がこの集団を作ったんだ 奪われた者同士で助け合う仲間になろうって ここに拾われた時は骨と皮だけでずっと寝たきりだったぜ よし上手く研げたほらよ桓騎 あの親子から取ったもんをせっかく干し肉と穀物に換えて来たのに あいつらきっと尾けてたんだ... おー偲央そんなとこにいたのか 傷の者達に色々聞いてたこころだ お前達狼甫一家への上納は約束通り払っているぞ それなのにこんな... いやー昨日狩り”をしたらよー その親子その前にお前らに狩られたって言うじゃねーか こっそり稼ぎまくって俺らに黙って溜め込んでんじゃねーのかってなー でも馬も取ってねーしこの首飾りも受け取らなかったってよー そんなことあるわけないだろ 色々調べたが無かったわー とりあえず見つけた干し肉と毅物は全部もらっていくけどなー あっそれは次の春に蒔く種もみ... それが無かったら私達はっ あいつらを殺したりすれば大変なことになる 狼甫一家が押し寄せて半刻もせずに皆殺しに遭うか...もっと酷い目に... 力の無い私達はこうやって生きていくしかないんだ こうしないとあの子達を守っていけない 仲間が何人か殺されてるんだぞ 我慢してここまで皆で生きてきたんだ 奴らに剣を向けないでくれ桓騎 ”帰ったらどうだ”って時の 何かムカつかなかったかお前ら 教えとかねーといけねーんじゃねーかな クク別に驚くことじゃねェだろ 前にも何回かあったろーが 売られた先で散々な目に遭ってよー 体中斬り傷だらけで気持ちわりーのよ だから最近手ェつけて手ェつけてなかったんだがまーいーや山体も成長してるっぽいしなー 「いーや体も成長してるっぽいしなー いつものあの小屋でやってやるよ 早くしねェとここで全員の前でまわすぞてめェ それかお前より若いガキに相手させんぞコラァ 少しの間我慢するだけだ お前本当に女の体つきになったな 今度はま妹も入れるからなー気をつけろよ偲央ー あっという間に四人も... てめェら皆殺しにしてやるからなァ こっちはガキだが数はいるぞ お前らが束になったところで俺様にかなうものかァ ふつーにすでに四人転がってるし クソッ今までやられていた分もだ こいつらを殺したところですぐに狼甫一家が大勢で私達を殺しに来る あいつらは屈強で...ものすごい数なんだ... 私達は決して抗えないっ... 私達は決して抗えないっ... 「騎お前は自分がしたことが分かってるのか もうお前らはおしまいだ 狼串の殺分は表切りは絶対に許さねェ 俺達がここに来たのは知ってるからな ヒヒヒお前らただでは死ねんぞ 私のことなんてどうだって.. 当たり前になっちまってんだよ 私達は..無力で... 一家の傘下の下っ端が上を殺って どうやって...つくろった? 殺られる前に殺ったんだ 狼甫一家は本当に大きな野盗団だった 大きい故に近隣に歯向かう敵はなく 止み処の価はくるかった 私達はそこに数多くいた子供の下僕に紛れて潜入し 頭目狼甫の寝込みを襲い殺した 桓騎が酒に何か混ぜたみたいで宴に参加した全員が泥酔して深く眠ったので ...お前らガキだけで一家をつぶしたってのかよ つぶれはしない大きな一家だったと言ったろただ弱体化はした 敵が動き出す前に殺る全て桓騎の計画通りだった つぶれてないなら復讐の刃が押し寄せただろう 同時に幹部も何人か殺ったからな お前達を殺しておかないと本当に一家が だから私達は無念だが... あの場所を捨てなくてはならなかった 山中にひっそりと存在する空き地で 近くに小川もあり静かでいい所だった さすがに行きたくないとゴネるのもいたがな 居座れば半刻で皆殺しだ それでも死の追手は来たはずだ 私達が発見し自分達の手で作った聖地”だった 殺し屋達は次から次にどこまでも追ってきた 狼甫が二人罠にかかってたんだけど 土地を捨てるだけじゃ足りなかったんだ 腹の臓物ってすげー長いのな お前らちょっと...この中入って来てみろよ お前頭おかしくなったのか!? これだけ頭おかしなとこまでやれば近づけねーよなー 力のねェ奴は頭使わねェとな 誰もやれないことをやらねーとな 普通のことやって生き延びられないなら この先この仲間が...誰...一人...傷つけられないための手段だ やり方を教えてくれ桓騎 その日から俺達は徹底的にやった およそ人の所業と思えぬ残虐さで 始めた頃はこっちも頭がおかしくなりそうだったが 敵を遠ざけるためと言い聞かせてなー まー意外とすぐ慣れるんだけどな ある日を境に来なくなった 俺達は人じゃないって噂が流れた程だ とにかく桓騎の言った通りになったんだ ムチャクチャやったからな ちなみに砂鬼って名前は俺案だ 桓畷に怖いものをガキの頃にじーさんが言ってた人を砂の中に引きずり込む鬼が怖えーって話したら桓騎がそれいーなって お頭が砂鬼一家を作ったというのは そういうことだったのか... ちょっと待って今のは砂鬼一家の話であって 那貴が知りたかった話とは違うんじゃないかな 俺って言われても分かんねー... 桓騎が何者なのか知りたいんだよ 桓騎の〝根っこ〟に流れる だったら僕らは話さないといけない 桓騎が襲ったあの日のことを 桓騎の“根っこ”に流れる.. 桓騎が襲ったあの日のことを あの日の夜僕達は初めて知った 桓騎の根底に流れている怒り。が何なのかを いやより激しく燃え盛っているはずだ 初めは領主の貯め込んだ財宝が目当てだと皆思っていた いいじゃなんじゃ... 今からお前をお前がやってきたことと同じ目に遭わせてやるからな 私達は財宝を奪いに来たんだ 俺はこいつをやりに来たんだ お前以上にしっかり焼いてやる そんなことをして何の意味がある 早くしないと気づかれるぞ 無抵抗のガキだった召の顔を焼かれ お前達姉妹は体中斬られながら犯され続け そういうことをする連中相手に 意味なんて必要なのかよ 腕を切断されてその腕を犬が喰うのを見せられたり 奪われる側はもう終わりで これからは...きっちり取り返しに行くと ど...どういう意味だ ひょっとして俺達全員の仇討ちをやるって言ってるのか!? 高い所に立って好き放題やるバカ共と そいつらの犠牲になる底辺の者達と その..中間の者達がいる 底辺のお前達の“仇”は高い所にいるクソヤロォ共と思っているだろうが 本当は..そうじゃない もちろんクソ共にはきっちりやり返すが そんな簡単なことじゃ終わらねェ 底辺が本当に怒りを向けるべき相手は 無関係を決め込んでいる〝中間の奴ら〟だ 普通の人達ってこと?... 数で言うとこの世界はその中間の奴らで占められている その人達はボク達に何もしていないよ.. そいつらが...何もしねェから 世の中の〝構造〟が変わらねェんだよ 全身の生皮はいでも足りねェクソヤロォ共だ お前が怒り〟を向けると言っている相手は 底辺以外..全ての人間だぞ お前はこの世界のほぼ全てを憎悪すると そっ外に放っていた物見から報告がっ... もう趙軍が来やがったか 桓騎将軍の一団が宜安城に向かって来ていると! お頭が言った通り... 桓騎将軍が今こっちに... やっぱ生きてるがっ...忍がったか 約束通りに来たな桓騎は てかあいつ追われながらよく来れたな 残念だけど話はここまでだ つか話しすぎだ桓騎に知られたら殺されるぞ 待て...最後に一つだけ教えろ さっきから出てきている偲央という女は今... その後、桓騎は砂鬼を出て行き 自分の一家を作り出した そしてあいつは>日陰者達の王”に... 〝闇の王〟になったんだ ふざけるなあいつのどこが〝王〟だ いい加減その辺にしておけ 過去の話などどうでもいい 下からのようでとても天い所からだった 今の問題は敵地の中にあるこの状況だ 反転の兆しとは成り得るはずだ 桓騎の入城でまた大きく流れが変わるぞ 『キングム運命の炎』か夏に公開予定です!いよいよ、あの人やらあの人やらか登場してきます。 色々と驚きのある才三弾とちょっと思います。ご期待下さい。 キング外展も今年は宮城県「あり果と遠坂口させて頂きます!」安成会場「ファストオープンしております。初東北・初北陸です。これからの方は楽しみにしていて下さい 今年もキング外と空にお願い致します!! ちわっひかりについましたが、が おまけマンガビフォア桓騎ー家 天拝山野盗団」リーダー雷士 リュウ達がなか那華山近くを通ったらやられました 那華山野盗団リーダー摩論 摩論さん天拝山の雷土のとこのを二人程ボコりました あの岩猿は攻めて来ますね 落とし穴でも掘っておきなさい あいつバカなのできっと落ちますね 摩論さん黒川山の境を通ったら殴われました むーあの女狐のとこですかー 黒川山野盗団リーダー黒桜 ロン達がまた摩論一家のもんをしめちまったらしいス あそー私日光浴中なんよー その昔三つの山にはそれぞれ野盗団が陣取っていて 摩論一家が仕掛けてきたら返り討ちにしなきゃなーちょっと人集めとけ 日々小競り合いを繰り返していた あっ西主さんが穴に落ちたっ そんな中一帯にある噂が流れてきた 他の山に新しい野盗団が現れただと!? 湯布山に?あそこには小さいシュウ一家がいたかと その新顔のとこに吸収された? 他にもワンとサクも吸収された? その新顔の野盗団の頭ってのが 姐さんに...会いに来るって使いの奴がっ! は?頭自ら乗り込んで来る? そいつが現れたらぶっ殺せ 〈絶〉配信中]ヤングジャンプ運動作品がヤングジャンプ連続作品が発売日にすぐ「詳細位」で読める!アラディリューショッピュールアプリオリジナル運動作・往年の各作など充実のラインナップ! やばいのとなり。ヤングジャンプ もっと似分に。もっくに 集英社の闘う漫画サイト となり。ヤングジャンプ 「となりにいて欲しいキャラ」にきっと出会える! グジャンプ最新号が毎週ラウザで気軽にご読める!マンナ 公式デジタルこれはお前はービス ▼お申し込みはこちら▼あれからノートルは「いいですか」というのは、 背表紙・カバ一折り返し 滋表記はコミック・ス発売当時のものになります。 発行所・集英社わたしは、おまえのフィールドロッパーマンストール この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 本作品の内容あるいはデータを、全部一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(イこのターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられています。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除しで行うことはできません。 滋表記はコミックス発売当時のものになります。